JPH0786394A - 信号処理用ic - Google Patents
信号処理用icInfo
- Publication number
- JPH0786394A JPH0786394A JP18897693A JP18897693A JPH0786394A JP H0786394 A JPH0786394 A JP H0786394A JP 18897693 A JP18897693 A JP 18897693A JP 18897693 A JP18897693 A JP 18897693A JP H0786394 A JPH0786394 A JP H0786394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal processing
- chip
- power supply
- unit
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 19
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】信号処理用ICの1チップ化で信頼性、耐ノイ
ズ性を向上させる。 【構成】図1は本発明の一実施例を示すNE(回転)信
号を処理する信号処理回路1のブロック図で、同一チッ
プ内に、信号処理部と、それに必要かつ外部に電源を供
給する電源部2とが形成されている。電源部2で発生さ
せた定電圧はチップ内の配線のみで基準電圧を作る抵抗
4、5に印加されるので、ノイズを受けることがなく安
定したスレッショルド電圧を決定でき、入力信号の正確
な比較判定ができて、精度良い信号処理を行うことが可
能になる。従来構成の場合に比べて、外部素子の電流に
よる変動を受けることもなく、また外部の入力保護素子
が不要となり、検出精度が向上し、耐ノイズ性のあるコ
ンパクトな構成となる。1チップ化することで、耐ノイ
ズ性の向上、従って、製造上の時間的、工程的メリット
などが向上し、装置の大きさもコンパクトに小型化でき
る。
ズ性を向上させる。 【構成】図1は本発明の一実施例を示すNE(回転)信
号を処理する信号処理回路1のブロック図で、同一チッ
プ内に、信号処理部と、それに必要かつ外部に電源を供
給する電源部2とが形成されている。電源部2で発生さ
せた定電圧はチップ内の配線のみで基準電圧を作る抵抗
4、5に印加されるので、ノイズを受けることがなく安
定したスレッショルド電圧を決定でき、入力信号の正確
な比較判定ができて、精度良い信号処理を行うことが可
能になる。従来構成の場合に比べて、外部素子の電流に
よる変動を受けることもなく、また外部の入力保護素子
が不要となり、検出精度が向上し、耐ノイズ性のあるコ
ンパクトな構成となる。1チップ化することで、耐ノイ
ズ性の向上、従って、製造上の時間的、工程的メリット
などが向上し、装置の大きさもコンパクトに小型化でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用の電子装置に含ま
れる集積回路に関し、特に信号処理用ICに関する。
れる集積回路に関し、特に信号処理用ICに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の電子回路は、車両が主として屋
外という悪環境で利用される上に、信号にとって最も問
題となるノイズが車両自身からかなり強く発生されるた
め、装置類のなかでも最も厳しい環境条件の制約を受け
ている。近年ではマイクロコンピュータの発展で車両用
電子装置もマイコン化されているが、車両という性格
上、誤動作は許されないので、数多くのノイズ対策が施
されている。一つひとつの機能集積回路自体は信頼性が
高く、誤動作することはほぼ無いが、入力される信号・
データがすでにノイズで変化してしまっていると誤動作
を引き起こす原因となる。そのため従来は、信号処理用
ICは独立した機能素子のみから構成され、電源部など
の周辺ICとは独立して形成されて、その間にノイズ対
策の周辺部品が付加され、ノイズが入り込まないように
信号ラインを引き回して装置に組みつけられていた。
外という悪環境で利用される上に、信号にとって最も問
題となるノイズが車両自身からかなり強く発生されるた
め、装置類のなかでも最も厳しい環境条件の制約を受け
ている。近年ではマイクロコンピュータの発展で車両用
電子装置もマイコン化されているが、車両という性格
上、誤動作は許されないので、数多くのノイズ対策が施
されている。一つひとつの機能集積回路自体は信頼性が
高く、誤動作することはほぼ無いが、入力される信号・
データがすでにノイズで変化してしまっていると誤動作
を引き起こす原因となる。そのため従来は、信号処理用
ICは独立した機能素子のみから構成され、電源部など
の周辺ICとは独立して形成されて、その間にノイズ対
策の周辺部品が付加され、ノイズが入り込まないように
信号ラインを引き回して装置に組みつけられていた。
【0003】例えば図7の回路は、車両用の信号処理I
Cの一部で、NE(回転)信号を比較器で波形整形する
ことが目的の装置であるが、この信号処理ICに対し
て、電源ICからの定電圧供給(例えば5V)は、配線
の抵抗分(r)のために、この信号処理装置に至るまで
に他の装置の電流変動の影響を受け、電圧降下を生じて
比較器のスレショルド電圧を変動させ、NE信号立上が
りタイミングに誤差を与えてしまう。そのため、これを
防ぐために配線幅を太くして抵抗分を下げるとか、コン
デンサを挿入するとかの工夫が必要であった。また、N
E信号入力端子部分には負電圧が印加されることがある
ので、入力端子の外部に抵抗や吸収ダイオード等を付加
してIC内部の寄生ダイオードや寄生トランジスタが働
いてしまうのを防いでいた。そのため装置基板はある程
度のスペースを必要としていた。
Cの一部で、NE(回転)信号を比較器で波形整形する
ことが目的の装置であるが、この信号処理ICに対し
て、電源ICからの定電圧供給(例えば5V)は、配線
の抵抗分(r)のために、この信号処理装置に至るまで
に他の装置の電流変動の影響を受け、電圧降下を生じて
比較器のスレショルド電圧を変動させ、NE信号立上が
りタイミングに誤差を与えてしまう。そのため、これを
防ぐために配線幅を太くして抵抗分を下げるとか、コン
デンサを挿入するとかの工夫が必要であった。また、N
E信号入力端子部分には負電圧が印加されることがある
ので、入力端子の外部に抵抗や吸収ダイオード等を付加
してIC内部の寄生ダイオードや寄生トランジスタが働
いてしまうのを防いでいた。そのため装置基板はある程
度のスペースを必要としていた。
【0004】また他の例として図8は、従来の二つの機
能ICをpn接合分離技術で一つにまとめた構造のもの
で、各素子はp基板71上にpn接合の島74、75で
分離されているが、基板71の電位が通常ゼロ、即ちア
ースにとってあることが多いので、入力端子80に負の
ノイズが印加されると分離機能をはたしているpn接合
は順方向となって導通状態となり、図8に示すような寄
生トランジスタ79が働いてしまう。そこで、図8(b)
のように入出力部にノイズを減少するためのCR回路7
2、73を設けて、ノイズが入力端子に生じたとして
も、内部に形成される寄生トランジスタ79が実質働か
ないようにしている。この様な構成とすることで、信号
処理の目的を達成できるが、IC外部に少なくともノイ
ズ対策として外付けのCR回路72、73を必要とす
る。
能ICをpn接合分離技術で一つにまとめた構造のもの
で、各素子はp基板71上にpn接合の島74、75で
分離されているが、基板71の電位が通常ゼロ、即ちア
ースにとってあることが多いので、入力端子80に負の
ノイズが印加されると分離機能をはたしているpn接合
は順方向となって導通状態となり、図8に示すような寄
生トランジスタ79が働いてしまう。そこで、図8(b)
のように入出力部にノイズを減少するためのCR回路7
2、73を設けて、ノイズが入力端子に生じたとして
も、内部に形成される寄生トランジスタ79が実質働か
ないようにしている。この様な構成とすることで、信号
処理の目的を達成できるが、IC外部に少なくともノイ
ズ対策として外付けのCR回路72、73を必要とす
る。
【0005】その他にも例えば各ECU(電子制御ユニ
ット)はスチール製のケースで基板に対して電磁シール
ドを施すだけでなく、信号線の接続端子部分にフェライ
トコアを通してノイズを吸収させるなどの処置を施し、
装置内にノイズ成分を侵入させないための工夫がいろい
ろ考案されている。
ット)はスチール製のケースで基板に対して電磁シール
ドを施すだけでなく、信号線の接続端子部分にフェライ
トコアを通してノイズを吸収させるなどの処置を施し、
装置内にノイズ成分を侵入させないための工夫がいろい
ろ考案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ノイズ対策として、様
々な周辺部品を付加していくことは、装置の大型化を招
き、また製造工程も増えて、車載用製品として負担がか
かり過ぎることになる。そのため、少しでも効果的にノ
イズ対策が施され、コンパクトに形成できる装置が求め
られている。しかしながら、単に二つの集積回路を一つ
にするような場合、信号の干渉とかノイズの問題、寄生
素子の問題が発生し、目的の信号処理に悪影響を及ぼす
という問題があり、また設計上の自由さがあったことか
らも、単純に同一チップにすることは行われていなかっ
た。また例えば、ノイズ対策でよく利用されるCR回路
は比較的大きい定数のコンデンサを用いることが多い
が、1チップ上でこのように大きい定数のコンデンサを
形成することは実現出来ていなかった。このため本発明
の目的は、車載用の電子回路において、各機能の集積回
路を、ノイズが入り込みにくいコンパクトな一つの集積
回路にまとめて、効率的、効果的な信号処理用ICを提
供することにある。
々な周辺部品を付加していくことは、装置の大型化を招
き、また製造工程も増えて、車載用製品として負担がか
かり過ぎることになる。そのため、少しでも効果的にノ
イズ対策が施され、コンパクトに形成できる装置が求め
られている。しかしながら、単に二つの集積回路を一つ
にするような場合、信号の干渉とかノイズの問題、寄生
素子の問題が発生し、目的の信号処理に悪影響を及ぼす
という問題があり、また設計上の自由さがあったことか
らも、単純に同一チップにすることは行われていなかっ
た。また例えば、ノイズ対策でよく利用されるCR回路
は比較的大きい定数のコンデンサを用いることが多い
が、1チップ上でこのように大きい定数のコンデンサを
形成することは実現出来ていなかった。このため本発明
の目的は、車載用の電子回路において、各機能の集積回
路を、ノイズが入り込みにくいコンパクトな一つの集積
回路にまとめて、効率的、効果的な信号処理用ICを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の構成は、車両用の電子回路装置に含まれる信
号処理用ICにおいて、信号処理機能部と、該信号処理
機能部と信号をやりとりする、もしくは電力を供給する
他機能部、もしくはそれら他機能部の合同部から構成さ
れる周辺部とが1チップで形成され、前記信号処理機能
部と前記周辺部との間、もしくは該チップの周辺部の入
出力部のみ他の部分から分離する電気的分離手段を備え
ることを特徴とする。
め本発明の構成は、車両用の電子回路装置に含まれる信
号処理用ICにおいて、信号処理機能部と、該信号処理
機能部と信号をやりとりする、もしくは電力を供給する
他機能部、もしくはそれら他機能部の合同部から構成さ
れる周辺部とが1チップで形成され、前記信号処理機能
部と前記周辺部との間、もしくは該チップの周辺部の入
出力部のみ他の部分から分離する電気的分離手段を備え
ることを特徴とする。
【0008】第一関連発明の構成は、前記電気的分離手
段が誘電体分離による絶縁層であることを特徴とする。
また第二関連発明の構成は、前記電気的分離手段が、通
常の半導体基板の素子分離法の接合分離に加えて、該チ
ップの入出力端子に接続される、該チップ上のノイズ減
少回路からなることを特徴とする。さらに第三関連発明
の構成は、前記ノイズ減少回路が、該チップ上の強誘電
体層からなるコンデンサと、該チップ上の抵抗体層から
成るCR回路であることを特徴とする。そして第四関連
発明の構成は、同一チップ上の前記電源部からの安定し
た電圧が線路インピーダンスを無視できる配線長さで供
給されている信号処理機能部であることを特徴とする。
第五関連発明の構成は、該信号処理機能部へ安定した電
圧を供給する電源部、あるいは該機能部とデータをやり
とりする入出力部、あるいは信号を増幅する増幅部、あ
るいは外部機器類を駆動するためのドライバ部の少なく
ともいずれか一つを含むことを特徴とする。
段が誘電体分離による絶縁層であることを特徴とする。
また第二関連発明の構成は、前記電気的分離手段が、通
常の半導体基板の素子分離法の接合分離に加えて、該チ
ップの入出力端子に接続される、該チップ上のノイズ減
少回路からなることを特徴とする。さらに第三関連発明
の構成は、前記ノイズ減少回路が、該チップ上の強誘電
体層からなるコンデンサと、該チップ上の抵抗体層から
成るCR回路であることを特徴とする。そして第四関連
発明の構成は、同一チップ上の前記電源部からの安定し
た電圧が線路インピーダンスを無視できる配線長さで供
給されている信号処理機能部であることを特徴とする。
第五関連発明の構成は、該信号処理機能部へ安定した電
圧を供給する電源部、あるいは該機能部とデータをやり
とりする入出力部、あるいは信号を増幅する増幅部、あ
るいは外部機器類を駆動するためのドライバ部の少なく
ともいずれか一つを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】電気的分離手段により寄生トランジスタの働き
が抑制される。特に、誘電体絶縁層の場合は、この層に
より個々のICと同様、各機能の働きを独立させる。電
源部は短い電源供給路のために線路インピーダンスをほ
とんどなくす事が出来て、他の部位からのノイズ、変動
が生じず、非常に安定した電圧を機能素子に供給する。
信号処理等に用いられるクロック信号線は他の信号線に
対してノイズ源となるが、CPU周辺の機能ICである
本発明の信号処理用ICが1チップに集積できたことに
より、CPUからのクロック信号線が従来より短くな
り、ノイズを発生する部位が減少する。
が抑制される。特に、誘電体絶縁層の場合は、この層に
より個々のICと同様、各機能の働きを独立させる。電
源部は短い電源供給路のために線路インピーダンスをほ
とんどなくす事が出来て、他の部位からのノイズ、変動
が生じず、非常に安定した電圧を機能素子に供給する。
信号処理等に用いられるクロック信号線は他の信号線に
対してノイズ源となるが、CPU周辺の機能ICである
本発明の信号処理用ICが1チップに集積できたことに
より、CPUからのクロック信号線が従来より短くな
り、ノイズを発生する部位が減少する。
【0010】
【発明の効果】今まで基板上で複数の集積回路で構成さ
れたICが、ひとまとめになって装置がコンパクトな構
成となり装置が小型化するばかりでなく、安定した電圧
供給が実現し、高精度な信号処理が可能となって、ノイ
ズに強い構成となる。またノイズを発生する部位も減少
するのでノイズ対策も楽になる。また、部品数が減少す
る上、工程が共通化できるので製造時間の短縮、製造工
程も簡略化され、大幅なコストダウンが実現する。
れたICが、ひとまとめになって装置がコンパクトな構
成となり装置が小型化するばかりでなく、安定した電圧
供給が実現し、高精度な信号処理が可能となって、ノイ
ズに強い構成となる。またノイズを発生する部位も減少
するのでノイズ対策も楽になる。また、部品数が減少す
る上、工程が共通化できるので製造時間の短縮、製造工
程も簡略化され、大幅なコストダウンが実現する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例の車両用回路
に基づいて説明する。 (第一実施例)図1は本発明の一実施例を示すNE(回
転)信号を処理する信号処理回路1のブロック図で、周
辺部としてのICは電源回路ICである。電源ICはこ
の場合、バッテリー電圧(12V) をレギュレートして定電
圧出力(5V)を出すタイプのものである。同一チップ内
に、目的の信号処理部と、それに必要かつ外部に電源を
供給する電源部2とが形成されている。電源部2で発生
させた定電圧はチップ内の配線だけで基準電圧を作る抵
抗4、5に印加されるので、ノイズを受けることがなく
安定したスレッショルド電圧を決定でき、入力信号の正
確な比較判定ができて、精度良い信号処理を行うことが
可能になる。図7の従来構成の場合に比べて、外部素子
の電流による変動を受けることもなく、また外部の入力
保護素子が不要となり、検出精度が向上し、耐ノイズ性
のあるコンパクトな構成となる。
に基づいて説明する。 (第一実施例)図1は本発明の一実施例を示すNE(回
転)信号を処理する信号処理回路1のブロック図で、周
辺部としてのICは電源回路ICである。電源ICはこ
の場合、バッテリー電圧(12V) をレギュレートして定電
圧出力(5V)を出すタイプのものである。同一チップ内
に、目的の信号処理部と、それに必要かつ外部に電源を
供給する電源部2とが形成されている。電源部2で発生
させた定電圧はチップ内の配線だけで基準電圧を作る抵
抗4、5に印加されるので、ノイズを受けることがなく
安定したスレッショルド電圧を決定でき、入力信号の正
確な比較判定ができて、精度良い信号処理を行うことが
可能になる。図7の従来構成の場合に比べて、外部素子
の電流による変動を受けることもなく、また外部の入力
保護素子が不要となり、検出精度が向上し、耐ノイズ性
のあるコンパクトな構成となる。
【0012】(第二実施例)また図2の場合は集積回路
の電気的分離手段である素子分離を、従来のようなpn
接合分離ではなく絶縁体分離によっている場合で、半導
体基板20の内部に絶縁分離層21が形成され、素子と
素子との間にも分離層21が形成される構造である。入
力端子22の部分に負電圧が生じても、アース部23は
絶縁体21で囲まれた構造なので、従来の図8のような
寄生トランジスタ79が生じることはない。この第二実
施例の場合は、どのような機能の素子を集積して形成し
ても寄生素子は全く形成されないので、入出力端子に内
部を保護するノイズ減少回路のCR回路等は不要とな
り、部品点数の削減となる。また絶縁層による分離であ
るためチップ上の素子の配置は最短ラインとなる形で結
合できるなど、最適に設計できる利点がある。
の電気的分離手段である素子分離を、従来のようなpn
接合分離ではなく絶縁体分離によっている場合で、半導
体基板20の内部に絶縁分離層21が形成され、素子と
素子との間にも分離層21が形成される構造である。入
力端子22の部分に負電圧が生じても、アース部23は
絶縁体21で囲まれた構造なので、従来の図8のような
寄生トランジスタ79が生じることはない。この第二実
施例の場合は、どのような機能の素子を集積して形成し
ても寄生素子は全く形成されないので、入出力端子に内
部を保護するノイズ減少回路のCR回路等は不要とな
り、部品点数の削減となる。また絶縁層による分離であ
るためチップ上の素子の配置は最短ラインとなる形で結
合できるなど、最適に設計できる利点がある。
【0013】(第三実施例)接合分離で1チップ化した
図3のような場合に、入力部30に負のノイズがあって
も、寄生トランジスタがオンしないように同じチップ上
の入力端子部分に、例えばCR回路31を形成すること
で効果を有する。入力部に生じているpn接合分離33
によるダイオード32がオンしないようにCR回路31
の定数を設定しておく。ノイズ減少回路は強誘電体等を
用いたオンチップのCR回路でかまわないし、その他の
オンチップのフィルタ回路やノイズリダクション回路で
もよい。これは従来、チップ外部に形成していたノイズ
減少回路をチップ上に組み込んでしまうことで、部品点
数を減らし、効率良く装置を形成できる。あるいは図3
(b) のように、寄生動作を引き起こす原因となる入出力
部分にのみ絶縁体分離34を施すことで、この部分でノ
イズを吸収してしまい、他の機能部分が従来のようなp
n接合分離であっても寄生動作を防ぐことができる。
図3のような場合に、入力部30に負のノイズがあって
も、寄生トランジスタがオンしないように同じチップ上
の入力端子部分に、例えばCR回路31を形成すること
で効果を有する。入力部に生じているpn接合分離33
によるダイオード32がオンしないようにCR回路31
の定数を設定しておく。ノイズ減少回路は強誘電体等を
用いたオンチップのCR回路でかまわないし、その他の
オンチップのフィルタ回路やノイズリダクション回路で
もよい。これは従来、チップ外部に形成していたノイズ
減少回路をチップ上に組み込んでしまうことで、部品点
数を減らし、効率良く装置を形成できる。あるいは図3
(b) のように、寄生動作を引き起こす原因となる入出力
部分にのみ絶縁体分離34を施すことで、この部分でノ
イズを吸収してしまい、他の機能部分が従来のようなp
n接合分離であっても寄生動作を防ぐことができる。
【0014】(第四実施例)図4では、電源部42と、
機能部としてセンサー回路41とを、図2に示す絶縁分
離を組み込んで同一チップ40に形成した場合で、電源
部42およびセンサー回路部41は、共に高精度な抵抗
43、44、45を有し、このような抵抗はチップ表面
の絶縁層の上部に形成された薄膜抵抗で、オンチップト
リミングして形成されることが多いが、従来はこの抵抗
の形成は別々のICであったために、トリミングも別々
の工程となり、倍の時間と労力がかかっていた。しか
し、同一のチップに形成することで、同一工程で調整を
とりながら高精度抵抗を形成でき、製造時間を短縮で
き、製造コストも下げることができる。また機能部に必
要な基準電圧も第一実施例と同様安定した電位を確保す
ることができ、センサー信号検出の精度をあげ、信頼性
を向上させる。
機能部としてセンサー回路41とを、図2に示す絶縁分
離を組み込んで同一チップ40に形成した場合で、電源
部42およびセンサー回路部41は、共に高精度な抵抗
43、44、45を有し、このような抵抗はチップ表面
の絶縁層の上部に形成された薄膜抵抗で、オンチップト
リミングして形成されることが多いが、従来はこの抵抗
の形成は別々のICであったために、トリミングも別々
の工程となり、倍の時間と労力がかかっていた。しか
し、同一のチップに形成することで、同一工程で調整を
とりながら高精度抵抗を形成でき、製造時間を短縮で
き、製造コストも下げることができる。また機能部に必
要な基準電圧も第一実施例と同様安定した電位を確保す
ることができ、センサー信号検出の精度をあげ、信頼性
を向上させる。
【0015】そして、図4の本例では特に、エンジン制
御の一つである公知のノックコントロールシステムに応
用したものを示している。これは、図示しない車載エン
ジン本体に取りつけられてエンジンのノッキングを検出
するノックセンサからの信号をフィルタリングした後、
センサー回路部にて増幅し、A/Dコンバータに入力す
る。ノックセンサ入力はICの電源電圧の範囲を越える
こともあり、従来技術ではその保護対策も必要で1チッ
プ化の障害となっていたが、この実施例の構成によれ
ば、保護対策を容易に行うことができ、ノックセンサー
入力処理部と電源部を一体化でき小型化できる。
御の一つである公知のノックコントロールシステムに応
用したものを示している。これは、図示しない車載エン
ジン本体に取りつけられてエンジンのノッキングを検出
するノックセンサからの信号をフィルタリングした後、
センサー回路部にて増幅し、A/Dコンバータに入力す
る。ノックセンサ入力はICの電源電圧の範囲を越える
こともあり、従来技術ではその保護対策も必要で1チッ
プ化の障害となっていたが、この実施例の構成によれ
ば、保護対策を容易に行うことができ、ノックセンサー
入力処理部と電源部を一体化でき小型化できる。
【0016】(第五実施例)また、図5のように、入出
力処理部を1チップとして入出力IC50にする場合
は、CPU(マイコン)52から入出力IC50に送ら
れるクロック信号のライン53が一本で済むようにな
る。従来は、図5(b) のように個々のICに対してクロ
ックラインを引き回しており、このラインは元々他の信
号ラインにとってはノイズとなり得る。そのため、この
ラインが短くなるだけでノイズ源をなくす効果がある。
つまり、他の信号ラインにとってノイズ源が少なくなる
ため、ノイズ対策が容易になる。
力処理部を1チップとして入出力IC50にする場合
は、CPU(マイコン)52から入出力IC50に送ら
れるクロック信号のライン53が一本で済むようにな
る。従来は、図5(b) のように個々のICに対してクロ
ックラインを引き回しており、このラインは元々他の信
号ラインにとってはノイズとなり得る。そのため、この
ラインが短くなるだけでノイズ源をなくす効果がある。
つまり、他の信号ラインにとってノイズ源が少なくなる
ため、ノイズ対策が容易になる。
【0017】(第六実施例)更に図6(a) では、電源部
61と、車載センサー62の信号と、A/D変換するA
/Dコンバータ63とを、図2に示す絶縁分離を組み込
んで同一チップ60上に形成した場合である。通常、セ
ンサーからの入力電圧は、それ自体がA/Dコンバータ
の電源電圧範囲を越えることもあり、またノイズ等がセ
ンサーからの配線に重畳することにより同様に電源電圧
範囲を越えてしまうことがあり、そのため、A/Dコン
バータ内に寄生トランジスタが生じ、誤動作、他のA/
Dチャネルへのクロストークが生じる恐れがあって、従
来では図6(b) の如く、ダイオード65、66により入
力信号を電源電圧範囲内にクランプせざるを得ず、電源
部とA/Dコンバータとの一体化を阻害していた。しか
し本例によれば、上述の説明でも判るように、電源部6
1とA/Dコンバータ63とを同一チップ60上に構成
できたので、両者61、63とを極めて近い距離に配置
できて、上述の他の例と同じく、他ICへの電流変動の
影響を受けないで済み、安定したA/D変換値が得ら
れ、また装置も小型化できる。
61と、車載センサー62の信号と、A/D変換するA
/Dコンバータ63とを、図2に示す絶縁分離を組み込
んで同一チップ60上に形成した場合である。通常、セ
ンサーからの入力電圧は、それ自体がA/Dコンバータ
の電源電圧範囲を越えることもあり、またノイズ等がセ
ンサーからの配線に重畳することにより同様に電源電圧
範囲を越えてしまうことがあり、そのため、A/Dコン
バータ内に寄生トランジスタが生じ、誤動作、他のA/
Dチャネルへのクロストークが生じる恐れがあって、従
来では図6(b) の如く、ダイオード65、66により入
力信号を電源電圧範囲内にクランプせざるを得ず、電源
部とA/Dコンバータとの一体化を阻害していた。しか
し本例によれば、上述の説明でも判るように、電源部6
1とA/Dコンバータ63とを同一チップ60上に構成
できたので、両者61、63とを極めて近い距離に配置
できて、上述の他の例と同じく、他ICへの電流変動の
影響を受けないで済み、安定したA/D変換値が得ら
れ、また装置も小型化できる。
【0018】以上のように、従来個々に形成された各種
信号処理用ICを電源部を含めて1チップ化すること
で、耐ノイズ性の向上、従って信号処理の信頼性向上、
製造上の時間的、工程的メリットなどが向上し、装置の
大きさもコンパクトに小型化できる。
信号処理用ICを電源部を含めて1チップ化すること
で、耐ノイズ性の向上、従って信号処理の信頼性向上、
製造上の時間的、工程的メリットなどが向上し、装置の
大きさもコンパクトに小型化できる。
【図1】一実施例を示す回転信号のための信号処理用I
Cのブロック図。
Cのブロック図。
【図2】複数の機能素子を誘電体分離で一つに形成した
チップの模式断面図。
チップの模式断面図。
【図3】入出力端子部のみを分離した場合の1チップ模
式図。
式図。
【図4】センサー回路部と電源部とを1チップ化して、
高精度抵抗を共にオンチップトリミングする場合の構成
図。
高精度抵抗を共にオンチップトリミングする場合の構成
図。
【図5】入出力処理ICを1チップ化した場合と従来の
クロック信号ラインの配線ブロック図。
クロック信号ラインの配線ブロック図。
【図6】電源部とA/Dコンバータとを1チップ化した
場合と、従来の電源部とA/Dコンバータとを別々のチ
ップとした場合のブロック図。
場合と、従来の電源部とA/Dコンバータとを別々のチ
ップとした場合のブロック図。
【図7】図1の従来の構成図。
【図8】図2の従来の接合分離による1チップの模式断
面図。
面図。
1 信号処理用IC 2 IC内電源部 3 回転信号比較器 4,5 基準電圧用の分圧抵抗 20 半導体基板 21 絶縁体分離層(誘電体分離層) 22 入力端子 23 アース部 30 入力端子 31 CR回路部 32 寄生ダイオード 33 pn接合分離 34 絶縁体分離層 40 信号処理用IC 43、44、45 高精度抵抗(トリミング抵抗) 50 信号処理用IC 52 CPU 53 シリアルクロックライン 65、66 ダイオード 71 接合分離による信号処理用IC 72 CR回路のR(抵抗体) 73 CR回路のC(コンデンサ) 74、75 分離されたn型の島 80 入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴 博行 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 小林 昭雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】車両用の電子回路装置に含まれる信号処理
用ICにおいて、 信号処理機能部と、 該信号処理機能部と信号をやりとりする、もしくは電力
を供給する他機能部、もしくはそれら他機能部の合同部
から構成される周辺部とが1チップで形成され、 前記信号処理機能部と前記周辺部との間、もしくは該チ
ップの周辺部の入出力部のみ他の部分から分離する電気
的分離手段を備えることを特徴とする信号処理用IC。 - 【請求項2】前記電気的分離手段は、誘電体分離による
絶縁層であることを特徴とする請求項1に記載の信号処
理用IC。 - 【請求項3】前記電気的分離手段は、通常の半導体基板
の素子分離法の接合分離に加えて、該チップの入出力端
子に接続される、該チップ上のノイズ減少回路からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理用IC。 - 【請求項4】前記ノイズ減少回路は、該チップ上の強誘
電体層からなるコンデンサと、該チップ上の抵抗体層か
ら成るCR回路であることを特徴とする請求項3に記載
の信号処理用IC。 - 【請求項5】前記信号処理機能部は、同一チップ上の前
記電源部からの安定した電圧が、線路インピーダンスを
無視できる配線長さで供給されていることを特徴とする
請求項1に記載の信号処理用IC。 - 【請求項6】前記他機能部は、 該信号処理機能部へ安定した電圧を供給する電源部、あ
るいは該機能部とデータをやりとりする入出力部、ある
いは信号を増幅する増幅部、あるいは外部機器類を駆動
するためのドライバ部の少なくともいずれか一つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理用IC。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18897693A JPH0786394A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 信号処理用ic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18897693A JPH0786394A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 信号処理用ic |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0786394A true JPH0786394A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16233223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18897693A Pending JPH0786394A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 信号処理用ic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786394A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008182109A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Denso Corp | 点火コイル |
| JP2014232879A (ja) * | 2014-06-25 | 2014-12-11 | セイコーエプソン株式会社 | 集積回路装置及び電子機器 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18897693A patent/JPH0786394A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008182109A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Denso Corp | 点火コイル |
| JP2014232879A (ja) * | 2014-06-25 | 2014-12-11 | セイコーエプソン株式会社 | 集積回路装置及び電子機器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8462473B2 (en) | Adaptive electrostatic discharge (ESD) protection circuit | |
| JP3513063B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| TWI455433B (zh) | 具有適應性靜電放電(esd)保護及雜訊信號消除之積體電路裝置 | |
| US6538866B1 (en) | Circuit for protecting a load from an overvoltage | |
| JP5063572B2 (ja) | 車載電子制御装置 | |
| CN102478794B (zh) | 控制装置 | |
| EP2604477B1 (en) | Control device | |
| CN109937366A (zh) | 用于保护电子计算机免于短路的装置 | |
| JPH0786394A (ja) | 信号処理用ic | |
| JP4005794B2 (ja) | 自動車用電子制御装置 | |
| JP7344382B2 (ja) | 制御装置用の給電線エラー検知のための監視装置 | |
| EP3796760A1 (en) | Electronic device and electric power steering device equipped with electronic device | |
| US20090153143A1 (en) | Sensor array for detecting the state of a battery | |
| EP3017276A1 (en) | Pickoff transducer wire bond bit detection | |
| US6684371B2 (en) | Layout of semiconductor integrated circuit | |
| US7130175B2 (en) | Monolithic integratable circuit arrangement for protection against a transient voltage | |
| JPH1168626A (ja) | 電力線利用の電流通信回路 | |
| JP2007292678A (ja) | 接地付センサ軸受及び回路基板の接地パターンと筐体との接続方法 | |
| JP3568546B2 (ja) | 半導体装置 | |
| US7209361B2 (en) | Electronic device | |
| JP2758816B2 (ja) | 多層プリント基板のemi対策法 | |
| US20040206172A1 (en) | In-vehicle electronic device, thermal flowmeter and electronic circuit board | |
| JPH03196586A (ja) | 半導体装置およびそれを用いた磁気検出装置 | |
| JPH0669264B2 (ja) | A/d変換器用サージ保護回路 | |
| WO2007138710A1 (ja) | 半導体装置 |