JPH0786503B2 - 核酸の電気泳動のための改良されたガラクトマンナン−アガロ−ス二成分ゲル - Google Patents
核酸の電気泳動のための改良されたガラクトマンナン−アガロ−ス二成分ゲルInfo
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- JPH0786503B2 JPH0786503B2 JP4505705A JP50570592A JPH0786503B2 JP H0786503 B2 JPH0786503 B2 JP H0786503B2 JP 4505705 A JP4505705 A JP 4505705A JP 50570592 A JP50570592 A JP 50570592A JP H0786503 B2 JPH0786503 B2 JP H0786503B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はアガロースとガラクトマンナンを含有する電気
泳動ゲルに関する。アガロースは寒天から精製された多
糖類であり、核酸の分画のための水性の緩衝化された電
気泳動ゲルを形成するために一般に使用されている。ポ
リアクリルアミド及びガラクトマンナンを含めた合成又
は天然起源の種々の他のヒドロコロイド重合体が核酸及
び他の巨大分子の電気泳動のためにアガロースと組合さ
れてきた。例えばピーコック(Peacock)等、Biochemis
try,7,No.2,668−674(1968)はRNAの分離及び分析のた
めにアガロースで強化したアクリルアミドゲルを利用し
ている。クック(Cook)等の米国特許4,290,911は蛋白
質分子間の正味電荷の差がゲル中で分子を分離するのに
使用される等電フォーカッシングのための透明化イナゴ
豆ガム(clarified locust bean gum=CLBG)等の透明
化ガラクトマンナンガム(CGM)を含有しているアガロ
ースゲルを利用している。グルスケ(Gurske)の米国特
許4,321,121は酸ポリサッカライド又はガラクトマンナ
ンポリサッカライドをアガロース等のゲル化ポリサッカ
ライドと組合せ、電気泳動ゲルを形成している。グルス
ケのゲル組成物は、電荷がことなる同様な分子量を有し
ている蛋白質イソ酵素(アイソザイム)の分離を改良す
るといわれている。
泳動ゲルに関する。アガロースは寒天から精製された多
糖類であり、核酸の分画のための水性の緩衝化された電
気泳動ゲルを形成するために一般に使用されている。ポ
リアクリルアミド及びガラクトマンナンを含めた合成又
は天然起源の種々の他のヒドロコロイド重合体が核酸及
び他の巨大分子の電気泳動のためにアガロースと組合さ
れてきた。例えばピーコック(Peacock)等、Biochemis
try,7,No.2,668−674(1968)はRNAの分離及び分析のた
めにアガロースで強化したアクリルアミドゲルを利用し
ている。クック(Cook)等の米国特許4,290,911は蛋白
質分子間の正味電荷の差がゲル中で分子を分離するのに
使用される等電フォーカッシングのための透明化イナゴ
豆ガム(clarified locust bean gum=CLBG)等の透明
化ガラクトマンナンガム(CGM)を含有しているアガロ
ースゲルを利用している。グルスケ(Gurske)の米国特
許4,321,121は酸ポリサッカライド又はガラクトマンナ
ンポリサッカライドをアガロース等のゲル化ポリサッカ
ライドと組合せ、電気泳動ゲルを形成している。グルス
ケのゲル組成物は、電荷がことなる同様な分子量を有し
ている蛋白質イソ酵素(アイソザイム)の分離を改良す
るといわれている。
パールマン(Perlman)等はAnalytical Biochemistry,1
63、247−254(1987)に於てイナゴ豆(locust bean)
ガムガラクトマンナンをアガロース及びトリス−ボレー
ト−EDTA(TBE)緩衝液と組合せて使用してDNA断片を分
画することを記載している。
63、247−254(1987)に於てイナゴ豆(locust bean)
ガムガラクトマンナンをアガロース及びトリス−ボレー
ト−EDTA(TBE)緩衝液と組合せて使用してDNA断片を分
画することを記載している。
発明のまとめ 本発明に於て核酸分画のための有用な複合的アガロース
−CGM−含有電気泳動ゲルを形成する方法が発見され
た。特定の緩衝組成物及びガンマー照射CGM又はCLBG
(γCGM又はγCLBG)を使用することによってゲル化方
法が示され、CLBG−アガロース混合溶液の粘性及びゴム
性の性質が減少される。このことは透明で泡のない電気
泳動ゲルへ注型(キャスティング)するために用いられ
る以前に使用されていた慣用のCLBGと比較してより高い
濃度のγCLBGを可能としている。これらのより高い濃度
のγCLBGは大きさが異なるDNA分子の分離及び分割を改
良する。ここに記載したゲルは臭化エチジウム染色の前
及び後の両方とも向上したそして有用な透明度を有する
ことが最近発見された。ゲル化アガロースの光学的な性
質の変更から生じるこの驚くべきゲルの透明化はγCLBG
添加によって誘導され、そして同じアガロース濃度を有
するが、γCLBGを欠いている単純なアガロースゲルの透
明度よりも優れている。
−CGM−含有電気泳動ゲルを形成する方法が発見され
た。特定の緩衝組成物及びガンマー照射CGM又はCLBG
(γCGM又はγCLBG)を使用することによってゲル化方
法が示され、CLBG−アガロース混合溶液の粘性及びゴム
性の性質が減少される。このことは透明で泡のない電気
泳動ゲルへ注型(キャスティング)するために用いられ
る以前に使用されていた慣用のCLBGと比較してより高い
濃度のγCLBGを可能としている。これらのより高い濃度
のγCLBGは大きさが異なるDNA分子の分離及び分割を改
良する。ここに記載したゲルは臭化エチジウム染色の前
及び後の両方とも向上したそして有用な透明度を有する
ことが最近発見された。ゲル化アガロースの光学的な性
質の変更から生じるこの驚くべきゲルの透明化はγCLBG
添加によって誘導され、そして同じアガロース濃度を有
するが、γCLBGを欠いている単純なアガロースゲルの透
明度よりも優れている。
一般に本発明はより優れた透明性と、より大きな核酸負
荷量能力と、分子量の関数としての改良された核酸断片
の分割(解像力)と、先行技術の同様なアガロース電気
泳動ゲルよりもより大きな裂けと破裂に対する抵抗性と
を示すゲルを得る為の、γCGMを使用してアガロース電
気泳動ゲルをつくる方法を特徴としている。複合ゲルは
アガロース及びγCGM植物ガム、例えばその構造を放射
線的に変更し、γCGMの生じる水性緩衝化溶液の粘度を
予定水準に減少させる為にガンマー線照射されている市
販のCLBGから形成される。透明にされたグアー、タラ
(tara)又はカシアガム(実験室で瀘過透明化されたも
の)もこれにかわるガラクトマンナン源として利用でき
る。これらのガムの各々は室温で透明溶液として安定な
ままである(20〜25℃)。
荷量能力と、分子量の関数としての改良された核酸断片
の分割(解像力)と、先行技術の同様なアガロース電気
泳動ゲルよりもより大きな裂けと破裂に対する抵抗性と
を示すゲルを得る為の、γCGMを使用してアガロース電
気泳動ゲルをつくる方法を特徴としている。複合ゲルは
アガロース及びγCGM植物ガム、例えばその構造を放射
線的に変更し、γCGMの生じる水性緩衝化溶液の粘度を
予定水準に減少させる為にガンマー線照射されている市
販のCLBGから形成される。透明にされたグアー、タラ
(tara)又はカシアガム(実験室で瀘過透明化されたも
の)もこれにかわるガラクトマンナン源として利用でき
る。これらのガムの各々は室温で透明溶液として安定な
ままである(20〜25℃)。
CGMのガンマー照射処理は、CGMの構造を化学的に変更
し、そして所望の有用範囲に粘度を減少させるイオン化
照射にCGMを暴露することを含んでいる。
し、そして所望の有用範囲に粘度を減少させるイオン化
照射にCGMを暴露することを含んでいる。
本発明に於てγCLBGは初めて製造されて核酸の電気泳動
に利用された。本発明者はまたホスフェート及びアセテ
ート緩衝化トリス−EDTA溶液を含んでいるある種の電気
泳動緩衝組成物は、γCLBG及びアガロースと組合せたと
きに非ガム性のゲルを生じることを発見した(上記のパ
ールマン等のガム様のゲルと比較した場合)。この非ガ
ム用の稠度はこれらのアガロースゾル組成物が空気の泡
をとらえる傾向を減少させる。泡は、泡のないものでな
ければならない均質な電気泳動ゲルの形成をやっかいな
ものとする。本発明に於てCGMのガンマー照射は適当な
電気泳動緩衝液の使用と組合せると、ほどほどの粘度を
有するゾルを生じるために広範囲のγCGM濃度をアガロ
ースと組合せることを可能とし、それによって容易にゲ
ルを形成するために注型することができる。アガロース
ゲル中の空気の泡をとらえることなしに5%(w/v)ま
でのγCGM濃度を使用することが可能なことは、小さな
核酸断片(10〜2,000塩基対)の断片の中から分子量の
差に基づいてこれらの核酸の断片の改良分画ができるよ
うにすることがさらに発見された。
に利用された。本発明者はまたホスフェート及びアセテ
ート緩衝化トリス−EDTA溶液を含んでいるある種の電気
泳動緩衝組成物は、γCLBG及びアガロースと組合せたと
きに非ガム性のゲルを生じることを発見した(上記のパ
ールマン等のガム様のゲルと比較した場合)。この非ガ
ム用の稠度はこれらのアガロースゾル組成物が空気の泡
をとらえる傾向を減少させる。泡は、泡のないものでな
ければならない均質な電気泳動ゲルの形成をやっかいな
ものとする。本発明に於てCGMのガンマー照射は適当な
電気泳動緩衝液の使用と組合せると、ほどほどの粘度を
有するゾルを生じるために広範囲のγCGM濃度をアガロ
ースと組合せることを可能とし、それによって容易にゲ
ルを形成するために注型することができる。アガロース
ゲル中の空気の泡をとらえることなしに5%(w/v)ま
でのγCGM濃度を使用することが可能なことは、小さな
核酸断片(10〜2,000塩基対)の断片の中から分子量の
差に基づいてこれらの核酸の断片の改良分画ができるよ
うにすることがさらに発見された。
驚くべきことにγCGMをアガロースゲルに添加すること
はゲル化したアガロースの透明化を誘導することが発見
され、そして実際アガロースゲルの分光光度計的に測定
した光学的濁度(光学密度)を減少することが発見され
た。γCGM添加物がなぜ複合電気泳動ゲル中の曇りの量
を減少させるかという理由については知られていない
が、曇りの減少はゲル化したアガロース構造における変
化によって生じたものであり得る。この特徴はUV−螢光
発生性の臭化エチジウム等の染料での染色後、写真のた
めに特にゲル透明性が重要であるので有益である。
はゲル化したアガロースの透明化を誘導することが発見
され、そして実際アガロースゲルの分光光度計的に測定
した光学的濁度(光学密度)を減少することが発見され
た。γCGM添加物がなぜ複合電気泳動ゲル中の曇りの量
を減少させるかという理由については知られていない
が、曇りの減少はゲル化したアガロース構造における変
化によって生じたものであり得る。この特徴はUV−螢光
発生性の臭化エチジウム等の染料での染色後、写真のた
めに特にゲル透明性が重要であるので有益である。
第一の面に於て、本発明は分子量の違う核酸、即ちオリ
ゴヌクレオチドの電気泳動による分画及び分割を改良さ
せながら、ゲル化したアガロースの固有の曇りを減少す
ることによってゲルを光学的に透明化する目的のために
γCGMを添加することによってアガロースゲルを修飾す
る方法を特徴としている。修飾されたゲルは同じアガロ
ースの濃度を含有しているが、上記のガンマー照射ガラ
クトマンナンを欠いているアガロースゲルと比較して、
曇りが減少している。アガロースゲル修飾の方法はいく
つかの段階を含んでおり、それらにはまず乾燥固体形の
CGMを0.1と4.0メガラッドの間のイオン化ガンマー照射
にかけてγCGMを生じることを含んでいる。この照射処
理は25℃の蒸留水中のγCGMの溶液の単位容量(w/v)当
り1重量%につき10から1,000センチポイズ(cp)の間
の絶対粘度を有しているγCGM植物ガムを生じる。第二
におよそ0.1%〜5.0%(w/v)のこのγCGMを水性電気泳
動緩衝液中でおよそ0.2〜2.0%(w/v)のアガロース
(電気泳動等級)と一緒にする。典型的には燐酸塩又は
酢酸塩陰イオンを含有しているこの緩衝液は、電気泳動
の間一定のpHと核酸の化学的安定性を維持する。γCG
M、アガロース及び電気泳動緩衝液の混合物を次におよ
そ100℃に加熱し透明なゾルを形成し、最後に注型して
冷却して透明な電気泳動ゲルを形成する。
ゴヌクレオチドの電気泳動による分画及び分割を改良さ
せながら、ゲル化したアガロースの固有の曇りを減少す
ることによってゲルを光学的に透明化する目的のために
γCGMを添加することによってアガロースゲルを修飾す
る方法を特徴としている。修飾されたゲルは同じアガロ
ースの濃度を含有しているが、上記のガンマー照射ガラ
クトマンナンを欠いているアガロースゲルと比較して、
曇りが減少している。アガロースゲル修飾の方法はいく
つかの段階を含んでおり、それらにはまず乾燥固体形の
CGMを0.1と4.0メガラッドの間のイオン化ガンマー照射
にかけてγCGMを生じることを含んでいる。この照射処
理は25℃の蒸留水中のγCGMの溶液の単位容量(w/v)当
り1重量%につき10から1,000センチポイズ(cp)の間
の絶対粘度を有しているγCGM植物ガムを生じる。第二
におよそ0.1%〜5.0%(w/v)のこのγCGMを水性電気泳
動緩衝液中でおよそ0.2〜2.0%(w/v)のアガロース
(電気泳動等級)と一緒にする。典型的には燐酸塩又は
酢酸塩陰イオンを含有しているこの緩衝液は、電気泳動
の間一定のpHと核酸の化学的安定性を維持する。γCG
M、アガロース及び電気泳動緩衝液の混合物を次におよ
そ100℃に加熱し透明なゾルを形成し、最後に注型して
冷却して透明な電気泳動ゲルを形成する。
好ましい具体例中で、本発明はガラクトマンナンを欠い
ている同様のゲルと比較して増加した機械的強度のゲル
を生じるために、アガロースが化学的にガラクトマンナ
ンと相互作用をすることができる0.10よりも大きな、又
はおよそ0.10に等しい電気浸透(エレクトロエンドオス
モシス)値(−Mr)を有するアガロースを使用すること
を特徴としている。別の好ましい具体例中で、本発明は
2,000ヌクレオチド未満を含有するオリゴヌクレオチド
を分割するのに使用され、そして各々が200ヌクレオチ
ドを越えない、そしてそれらの差が互に10ヌクレオチド
を越えないものである2つのオリゴヌクレオチドを分画
し分割するのに使用できる。
ている同様のゲルと比較して増加した機械的強度のゲル
を生じるために、アガロースが化学的にガラクトマンナ
ンと相互作用をすることができる0.10よりも大きな、又
はおよそ0.10に等しい電気浸透(エレクトロエンドオス
モシス)値(−Mr)を有するアガロースを使用すること
を特徴としている。別の好ましい具体例中で、本発明は
2,000ヌクレオチド未満を含有するオリゴヌクレオチド
を分割するのに使用され、そして各々が200ヌクレオチ
ドを越えない、そしてそれらの差が互に10ヌクレオチド
を越えないものである2つのオリゴヌクレオチドを分画
し分割するのに使用できる。
他の好ましい具体例中で、およそ0.5%(w/v)のγCGM
の濃度は、650nmの波長で光学密度によって測定された
時に、2%(w/v)アガロース含有ゲル中の光学的な曇
りを少なくとも25%だけ減少させる。従ってγCGMをア
ガロース電気泳動ゲルに導入することによって、本発明
の方法はゲルの改良された写真文書化(フォトドキュメ
ンテーション)、例えば臭化エチジウム染色された核酸
含有ゲルを可能とする。
の濃度は、650nmの波長で光学密度によって測定された
時に、2%(w/v)アガロース含有ゲル中の光学的な曇
りを少なくとも25%だけ減少させる。従ってγCGMをア
ガロース電気泳動ゲルに導入することによって、本発明
の方法はゲルの改良された写真文書化(フォトドキュメ
ンテーション)、例えば臭化エチジウム染色された核酸
含有ゲルを可能とする。
さらに別の好ましい具体例中で、本発明の方法で使用さ
れるゲル組成物は、好ましくは0.4%〜1.0%(w/v)ア
ガロース及び0.2%〜4%(w/v)のγCGMを含有してい
る混合物を用いる。そしてそのγCGMは乾燥粉末形の市
販のCGMを0.1と4.0メガラッドの間のイオン化ガンマー
照射にかけて25℃の蒸留水中の1%(w/v)溶液につ
き、20〜500cpの間の粘度を有する放射線分解的に変更
されたCGMを生じることによって造られたものである。
れるゲル組成物は、好ましくは0.4%〜1.0%(w/v)ア
ガロース及び0.2%〜4%(w/v)のγCGMを含有してい
る混合物を用いる。そしてそのγCGMは乾燥粉末形の市
販のCGMを0.1と4.0メガラッドの間のイオン化ガンマー
照射にかけて25℃の蒸留水中の1%(w/v)溶液につ
き、20〜500cpの間の粘度を有する放射線分解的に変更
されたCGMを生じることによって造られたものである。
特に好ましい具体例中では、本発明はおよそpH8.0の燐
酸塩、酢酸塩及びトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン緩衝液からなる群から選ばれる電気泳動緩衝液、例
えば燐酸塩及び酢酸塩緩衝化トリスEDTA溶液を使用し
て、ゲル化速度、レオロジ−及びゲル形成混合物の粘度
を制御することを特徴としている。
酸塩、酢酸塩及びトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン緩衝液からなる群から選ばれる電気泳動緩衝液、例
えば燐酸塩及び酢酸塩緩衝化トリスEDTA溶液を使用し
て、ゲル化速度、レオロジ−及びゲル形成混合物の粘度
を制御することを特徴としている。
燐酸塩緩衝液は蒸留水中に次の最終濃度に溶解すること
によって造られる。0.04Mトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン(トリス塩基)、0.004Mエチレンジアミン
四酢酸ジナトリウム(EDTA)、及びそして十分な燐酸を
加えて最終溶液のpHを8.0にすることによって造られ
る。酢酸緩衝液は蒸留水中に次の最終濃度、即ち0.04M
トリス塩基、0.002M EDTAを溶解し、そして十分な氷酢
酸を加えて最終溶液のpHを8.0にすることによって造ら
れる。本発明中でγCGMを造るための出発物質として使
用されるCGMの好ましい給源はCLBGである。
によって造られる。0.04Mトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン(トリス塩基)、0.004Mエチレンジアミン
四酢酸ジナトリウム(EDTA)、及びそして十分な燐酸を
加えて最終溶液のpHを8.0にすることによって造られ
る。酢酸緩衝液は蒸留水中に次の最終濃度、即ち0.04M
トリス塩基、0.002M EDTAを溶解し、そして十分な氷酢
酸を加えて最終溶液のpHを8.0にすることによって造ら
れる。本発明中でγCGMを造るための出発物質として使
用されるCGMの好ましい給源はCLBGである。
本発明の他の特徴及び利点は次の好ましい具体例の記載
及び特許請求の範囲から明らかとなる。
及び特許請求の範囲から明らかとなる。
好ましい具体例の記載 透明化ガラクトマンナン 「透明化ガラクトマンナン」は以前にクック等の米国特
許4,290,911により特許文献中に定義されている。本発
明の文脈中ではCGMとは外皮断片がなくてゲル化なしに
水中にそれ自体で100℃を含めた100℃までの温度で可溶
であって、実質的に透明な溶液を形成する精製されたガ
ラクトマンナン植物ガムを意味する。例えば本発明に有
用な最終物質を造るのに出発物質として有用な一つの市
販されている透明化CGMは、イナゴ豆ガムから精製さ
れ、FMCコーポレイション(ゲロイド(Gelloid)LB23
0)から得られるCLBGである。これは熱水中に溶解し、
1%(w/v)溶液は25℃で約2,500cpsの粘度を有してい
る。この物質は好ましくは乾燥固体形であり、本発明で
使用されるためにはガンマー照射によって処理されてγ
CLBGを造らなければならない。本発明の出発物質として
有用な植物ガムガラクトマンナン類は、幾つかのD−マ
ンノピラノシル残基の0〜6位置で単一のα−D−ガラ
クトピラノシル基が結合している、(1→4)−β−D
−マンナン主鎖ポリマーを含む多糖類である。最も容易
に入手される市販の透明化CGMは、セラトニア(Ceraton
ia)シリクア(siliqua)の高木さや(tree pod)のイ
ナゴ豆穀粒内胚葉から抽出されたイナゴ豆ガムから精製
される。カシア(桂皮)ガム及びイナゴ豆ガム(一般に
繊維及び製紙製造業で使用されている)等の市販のガラ
クトマンナンは透明ではなく、そのままでは外皮断片及
び/又は他の不純物を含有しているので本発明の用途に
は適していない。これらの不純物は単独で又は溶解され
たアガロースと一緒に曇った溶液を生じるので、遠心分
離及び/又は溶液の瀘過又は他の手段で注意深く除去し
て、本発明で有用な透明生成物を生じなければならな
い。
許4,290,911により特許文献中に定義されている。本発
明の文脈中ではCGMとは外皮断片がなくてゲル化なしに
水中にそれ自体で100℃を含めた100℃までの温度で可溶
であって、実質的に透明な溶液を形成する精製されたガ
ラクトマンナン植物ガムを意味する。例えば本発明に有
用な最終物質を造るのに出発物質として有用な一つの市
販されている透明化CGMは、イナゴ豆ガムから精製さ
れ、FMCコーポレイション(ゲロイド(Gelloid)LB23
0)から得られるCLBGである。これは熱水中に溶解し、
1%(w/v)溶液は25℃で約2,500cpsの粘度を有してい
る。この物質は好ましくは乾燥固体形であり、本発明で
使用されるためにはガンマー照射によって処理されてγ
CLBGを造らなければならない。本発明の出発物質として
有用な植物ガムガラクトマンナン類は、幾つかのD−マ
ンノピラノシル残基の0〜6位置で単一のα−D−ガラ
クトピラノシル基が結合している、(1→4)−β−D
−マンナン主鎖ポリマーを含む多糖類である。最も容易
に入手される市販の透明化CGMは、セラトニア(Ceraton
ia)シリクア(siliqua)の高木さや(tree pod)のイ
ナゴ豆穀粒内胚葉から抽出されたイナゴ豆ガムから精製
される。カシア(桂皮)ガム及びイナゴ豆ガム(一般に
繊維及び製紙製造業で使用されている)等の市販のガラ
クトマンナンは透明ではなく、そのままでは外皮断片及
び/又は他の不純物を含有しているので本発明の用途に
は適していない。これらの不純物は単独で又は溶解され
たアガロースと一緒に曇った溶液を生じるので、遠心分
離及び/又は溶液の瀘過又は他の手段で注意深く除去し
て、本発明で有用な透明生成物を生じなければならな
い。
上の点における好ましい具体例に於て、CGM出発物質はC
LBG、タラガム、グアーガム及びカシア(桂皮)ガムか
らなる群から選ばれ、最も好ましくはCGMはCLBGであ
る。上に記載されたゲロイドLB230のような市販のCLBG
の粘度は、25℃で蒸留水中で1%(w/v)溶液について
およそ2,500CPである。イオン化ガンマー照射によるCLB
Gの放射線による修飾の間、粘度は10cpと1,000cpの間に
減少し、好ましくは25℃で蒸留水中1%(w/v)溶液に
つき20cpと500cpの間である。放射線による修飾は好ま
しくは、市販の乾燥固体CGM、例えばCLBG粉末の室温に
おける0.1と4.0メガラッドの間の照射を用いるコバルト
60又はCs137ガンマー線照射(又はその均等物)によっ
て達成される。一般に0.25〜2.0メガラッドのガンマー
照射はCGMの望まれる修飾の程度を生じるのに、そして2
5℃に於ける蒸留水中の1%(w/v)溶液につき250と25c
pの間の範囲の粘度に減少するのに有効である。Co(コ
バルト)60照射はCGMを1.17mevと1.33mevの間のエネル
ギーを有するガンマー線に暴露させる一方、Cs137照射
は0.66mevのガンマー線に暴露することを提供する。い
ずれかの同位元素からの照射への暴露は、本発明の目的
に有効である。およそ1.0メガラッド又はそれより大き
い水準で照射処理が用いられた時は、乾燥固体CGM、例
えばCLBGを本質的に滅菌にする追加の利点を有してい
る。滅菌したCGM粉末によって滅菌された電気泳動ゲル
組成物は、滅菌緩衝液にCGMを溶解することによって都
合よく処方できる。この水性ゲル組成物は次にカビや細
菌の成育の為に劣化することなしに長期間貯蔵すること
ができる。
LBG、タラガム、グアーガム及びカシア(桂皮)ガムか
らなる群から選ばれ、最も好ましくはCGMはCLBGであ
る。上に記載されたゲロイドLB230のような市販のCLBG
の粘度は、25℃で蒸留水中で1%(w/v)溶液について
およそ2,500CPである。イオン化ガンマー照射によるCLB
Gの放射線による修飾の間、粘度は10cpと1,000cpの間に
減少し、好ましくは25℃で蒸留水中1%(w/v)溶液に
つき20cpと500cpの間である。放射線による修飾は好ま
しくは、市販の乾燥固体CGM、例えばCLBG粉末の室温に
おける0.1と4.0メガラッドの間の照射を用いるコバルト
60又はCs137ガンマー線照射(又はその均等物)によっ
て達成される。一般に0.25〜2.0メガラッドのガンマー
照射はCGMの望まれる修飾の程度を生じるのに、そして2
5℃に於ける蒸留水中の1%(w/v)溶液につき250と25c
pの間の範囲の粘度に減少するのに有効である。Co(コ
バルト)60照射はCGMを1.17mevと1.33mevの間のエネル
ギーを有するガンマー線に暴露させる一方、Cs137照射
は0.66mevのガンマー線に暴露することを提供する。い
ずれかの同位元素からの照射への暴露は、本発明の目的
に有効である。およそ1.0メガラッド又はそれより大き
い水準で照射処理が用いられた時は、乾燥固体CGM、例
えばCLBGを本質的に滅菌にする追加の利点を有してい
る。滅菌したCGM粉末によって滅菌された電気泳動ゲル
組成物は、滅菌緩衝液にCGMを溶解することによって都
合よく処方できる。この水性ゲル組成物は次にカビや細
菌の成育の為に劣化することなしに長期間貯蔵すること
ができる。
本発明は多くの望ましい性質を有するアガロースゲルを
提供するが、そのようなゲルに通常存在する曇のほとん
どがない電気泳動ゲルを提供する(実施例1参照)。こ
の曇りはそのようなゲルの肉眼での分析及び写真文書化
を邪魔する。例えば本発明でアガロースの曇りを減少さ
せることは、およそ1ナノグラム又はそれ以下のDNAを
含有しているDNAバンドを検出すること、及びエチジウ
ムブロマイド染色された核酸含有ゲルの写真を撮ること
を可能にする。さらに2,000ヌクレオチド未満を含有し
ているオリゴヌクレオチドの分割又は分離及び分画化
は、pBR322DNAのMsp I制限酵素開裂及びファージラムダ
DNAのBstE II開裂から得られるDNA断片を分画すること
によって証明されるように、アガロースのみを含有して
いるゲルと比較してγCGM含有ゲルに於て有意義に改良
されている。この述べられた改良の証拠は2%(w/v)
アガロース(シーケム(Seakem)LE電気泳動等級アガロ
ースゲル、FMCコーポレイション)、4%NuSieveアガロ
ース(これもFMCコーポレイション)又は0.5%アガロー
ス(SeaKem LEアガロース)に2%(w/v)γCLBG(1.0
メガラットガンマー照射ゲロイドLB230であって、蒸留
水中の1%(w/v)溶液に対し25℃でおよそ40cpの粘度
を有しているもの)を補充したもののいずれかを含有し
ているサイドバイサイド電気泳動ゲルを注型することに
よって得ることができる。全てのゲルをトリス−ホスフ
ェートEDTA緩衝液を使用して注型した(0.04Mトリス塩
基、0.004MEDTA、燐酸でpH8.0に調節)。ゲルに上記のD
NA断片を装填し、そして水平にcm当り7ボルトで電気泳
動させた。ゲルはDNAの分画を評価するために臭化エチ
ジウム(0.5μg/ml)で染色した。2,000ヌクレオチド未
満を含有するDNA断片の分離改良の他に、γCLBG含有ゲ
ルはそれぞれ200ヌクレオチドを越えないヌクレオチド
を含有しており、10ヌクレオチドを越えない寸法の違い
のDNA断片の対の分離を有意義に改良することを示し
た。そのような断片はMsp I消化pBR322DNAの電気泳動分
離で溶離に検出された。
提供するが、そのようなゲルに通常存在する曇のほとん
どがない電気泳動ゲルを提供する(実施例1参照)。こ
の曇りはそのようなゲルの肉眼での分析及び写真文書化
を邪魔する。例えば本発明でアガロースの曇りを減少さ
せることは、およそ1ナノグラム又はそれ以下のDNAを
含有しているDNAバンドを検出すること、及びエチジウ
ムブロマイド染色された核酸含有ゲルの写真を撮ること
を可能にする。さらに2,000ヌクレオチド未満を含有し
ているオリゴヌクレオチドの分割又は分離及び分画化
は、pBR322DNAのMsp I制限酵素開裂及びファージラムダ
DNAのBstE II開裂から得られるDNA断片を分画すること
によって証明されるように、アガロースのみを含有して
いるゲルと比較してγCGM含有ゲルに於て有意義に改良
されている。この述べられた改良の証拠は2%(w/v)
アガロース(シーケム(Seakem)LE電気泳動等級アガロ
ースゲル、FMCコーポレイション)、4%NuSieveアガロ
ース(これもFMCコーポレイション)又は0.5%アガロー
ス(SeaKem LEアガロース)に2%(w/v)γCLBG(1.0
メガラットガンマー照射ゲロイドLB230であって、蒸留
水中の1%(w/v)溶液に対し25℃でおよそ40cpの粘度
を有しているもの)を補充したもののいずれかを含有し
ているサイドバイサイド電気泳動ゲルを注型することに
よって得ることができる。全てのゲルをトリス−ホスフ
ェートEDTA緩衝液を使用して注型した(0.04Mトリス塩
基、0.004MEDTA、燐酸でpH8.0に調節)。ゲルに上記のD
NA断片を装填し、そして水平にcm当り7ボルトで電気泳
動させた。ゲルはDNAの分画を評価するために臭化エチ
ジウム(0.5μg/ml)で染色した。2,000ヌクレオチド未
満を含有するDNA断片の分離改良の他に、γCLBG含有ゲ
ルはそれぞれ200ヌクレオチドを越えないヌクレオチド
を含有しており、10ヌクレオチドを越えない寸法の違い
のDNA断片の対の分離を有意義に改良することを示し
た。そのような断片はMsp I消化pBR322DNAの電気泳動分
離で溶離に検出された。
通常のアガロース含有ゲルと比較して2%(w/v)γCLB
G含有アガロースゲルの光学適透明性の改良は可視光線
及び紫外線の両方のもとで明らかである。実施例1に示
されるように、アガロースの一定濃度に対し加えられた
γCLBGの濃度が増加すると、光学密度(曇り)は減少す
る。この透明化効果の技術的な説明はいまだ確立されて
いないが本発明の貴重な要素である。γCLBG含有ゲルの
透明性はpBR322DNAの電気泳動したMsp I消化物中の臭化
エチジウム染色26及び34塩基対DNA断片のナノグラム及
びナノグラム以下の量を、容易に検出し分割し写真にと
らせる能力に於て特に明らかである。2.0%(w/v)アガ
ロースゲルに対し0.10%(w/v)の少ないγCLBGを添加
することは、650nm波長で測定する2成分形ゲルに於け
る曇りをおよそ13%だけ減少させる一方、このガムの0.
50%(w/v)の添加は曇りを約30%減少させる。
G含有アガロースゲルの光学適透明性の改良は可視光線
及び紫外線の両方のもとで明らかである。実施例1に示
されるように、アガロースの一定濃度に対し加えられた
γCLBGの濃度が増加すると、光学密度(曇り)は減少す
る。この透明化効果の技術的な説明はいまだ確立されて
いないが本発明の貴重な要素である。γCLBG含有ゲルの
透明性はpBR322DNAの電気泳動したMsp I消化物中の臭化
エチジウム染色26及び34塩基対DNA断片のナノグラム及
びナノグラム以下の量を、容易に検出し分割し写真にと
らせる能力に於て特に明らかである。2.0%(w/v)アガ
ロースゲルに対し0.10%(w/v)の少ないγCLBGを添加
することは、650nm波長で測定する2成分形ゲルに於け
る曇りをおよそ13%だけ減少させる一方、このガムの0.
50%(w/v)の添加は曇りを約30%減少させる。
アガロース電気泳動ゲルを透明化することのほか、本発
明に従うγCGMの添加はアガロースゲルの強度及び弾性
率の増加を提供する。ゲル強度はゲルの破壊を生じるの
に必要とするピストン上の単位面積当りの力を測定する
ことによって決められる。1.0%(w/v)アガロースゲル
に対しわずか0.1〜0.3%(w/v)γCLBGを添加すること
は有意義により強いゲルを提供する(ガラクトマンナン
を欠いている2.0%(w/v)アガロースゲルと匹敵する強
度を有している)。例えばこれらのγCGM濃度範囲の添
加によって達成されるゲル強度の増加はおよそ250から5
00g/cm2である。
明に従うγCGMの添加はアガロースゲルの強度及び弾性
率の増加を提供する。ゲル強度はゲルの破壊を生じるの
に必要とするピストン上の単位面積当りの力を測定する
ことによって決められる。1.0%(w/v)アガロースゲル
に対しわずか0.1〜0.3%(w/v)γCLBGを添加すること
は有意義により強いゲルを提供する(ガラクトマンナン
を欠いている2.0%(w/v)アガロースゲルと匹敵する強
度を有している)。例えばこれらのγCGM濃度範囲の添
加によって達成されるゲル強度の増加はおよそ250から5
00g/cm2である。
γCGM成分(例えばγCLBG)を造る為のコストが現在電
気泳動等級アガロースの価格の10%未満だとして、2成
分ゲル中に於てアガロースの代りにγCGMを補充するこ
と及び部分的にγCGMで置き換えることによって実質的
なコスト削減も達成される。
気泳動等級アガロースの価格の10%未満だとして、2成
分ゲル中に於てアガロースの代りにγCGMを補充するこ
と及び部分的にγCGMで置き換えることによって実質的
なコスト削減も達成される。
本発明で使用されるアガロースはおよそ0.10又はそれ以
上の−Mr値を有するべきである。そのようなアガロース
は−Mr値<0.1を有するアガロースを使用して形成され
るアガロースゲルと比較して増加した機械的強度を有す
るゲルを提供する。
上の−Mr値を有するべきである。そのようなアガロース
は−Mr値<0.1を有するアガロースを使用して形成され
るアガロースゲルと比較して増加した機械的強度を有す
るゲルを提供する。
核酸分画のための単純なアガロースゲルよりも利点を提
供する本発明のγCLBGアガロース2成分ゲルの追加的な
特徴は、以下のようにまとめられうる。
供する本発明のγCLBGアガロース2成分ゲルの追加的な
特徴は、以下のようにまとめられうる。
(i) γCLBGアガロース2成分ゲルはそれらの大きさ
に基づく核酸の分離に対しより効率的な構造的網の目を
提供する。例えば、1%(w/v)γCLBGしか含有してい
ない0.5%(w/v)アガロースゲルでも2.5%(w/v)アガ
ロースを含有しているゲルよりも大きな程度50塩基対の
DNA断片の電気泳動の移動を遅らせる。同時にビヒクル
としてγCLBG含有ゲルは、DNAバンドが尾を引いたり汚
れたりすることなしにアガロースゲルよりもより大きな
量のDNAを運ぶことができる。電気泳動的にMsp I開裂pB
R322DNAを運ぶ能力を比較すると2%(w/v)γCLBG含有
ゲルは、オーバーローディングなしで4%(w/v)NuSie
veアガロース含有ゲルのおよそ2倍のDNAを保持でき
る。驚くべきことにγCLBGゲルは小さなDNA断片(〜200
ヌクレオチド又はそれ以下)を分画するのに4%(w/
v)NuSieveアガロースゲルとちょうど同じくらい効果的
である。
に基づく核酸の分離に対しより効率的な構造的網の目を
提供する。例えば、1%(w/v)γCLBGしか含有してい
ない0.5%(w/v)アガロースゲルでも2.5%(w/v)アガ
ロースを含有しているゲルよりも大きな程度50塩基対の
DNA断片の電気泳動の移動を遅らせる。同時にビヒクル
としてγCLBG含有ゲルは、DNAバンドが尾を引いたり汚
れたりすることなしにアガロースゲルよりもより大きな
量のDNAを運ぶことができる。電気泳動的にMsp I開裂pB
R322DNAを運ぶ能力を比較すると2%(w/v)γCLBG含有
ゲルは、オーバーローディングなしで4%(w/v)NuSie
veアガロース含有ゲルのおよそ2倍のDNAを保持でき
る。驚くべきことにγCLBGゲルは小さなDNA断片(〜200
ヌクレオチド又はそれ以下)を分画するのに4%(w/
v)NuSieveアガロースゲルとちょうど同じくらい効果的
である。
(ii) γCLBGアガロース2成分ゲルは、匹敵するアガ
ロースゲルよりも、小さなオリゴヌクレオチドのよりタ
イトな、即ちより狭い電気泳動バンドを示す(特に25〜
2,000塩基対を含有している小さなDNA断片について)。
本発明者はゲル化したアガロースに水素結合する(そし
てゲル中の水相の粘度に対し有意義に寄与する)γCLBG
がゲル水相中のDNAのランダムな拡散の速度を減少させ
ると信じている。そのような拡散は恐らくはアガロース
ゲル中のオリゴヌクレオチドの電気泳動の過程の間にバ
ンドが広くなってしまうことの原因である。
ロースゲルよりも、小さなオリゴヌクレオチドのよりタ
イトな、即ちより狭い電気泳動バンドを示す(特に25〜
2,000塩基対を含有している小さなDNA断片について)。
本発明者はゲル化したアガロースに水素結合する(そし
てゲル中の水相の粘度に対し有意義に寄与する)γCLBG
がゲル水相中のDNAのランダムな拡散の速度を減少させ
ると信じている。そのような拡散は恐らくはアガロース
ゲル中のオリゴヌクレオチドの電気泳動の過程の間にバ
ンドが広くなってしまうことの原因である。
上記のγCLBG含有アガロースゲルの利点は、改良された
透明性、機械的な強度及び材料の減少コストを含めた前
に記載の事項に加わる利点である。
透明性、機械的な強度及び材料の減少コストを含めた前
に記載の事項に加わる利点である。
実施例1 γCLBGをアガロースに添加することによって改良された
電気泳動ゲル透明度が達成される。一連のアガロース電
気泳動ゲルを造ったが、これらは増加する濃度の1.0メ
ガラッドガンマー照射CLBGを含有するように造った(オ
リジナルの出発材料CLBGはFMCコーポレイションゲロイ
ドLB230から得られた)。これらのゲルの光学密度(O
D)をゲル濁度を測定するために650nmの及び475nmでモ
ニターした。そのような測定は形成されたゲル中の曇り
の量を反映している。アガロース粉末の試料(0.100シ
ーケム(SeaKem)LEアガロース、FMCコーポレイショ
ン)を増加する種々の量のγCLBG粉末と一緒にし、そし
て5.0ml容量のトリスホスフェートEDTA電気泳動緩衝液
(マニアティス(Maniatis)等、モレキュラークローニ
ング−Aラボラトリーマニュアル(Molecular Cloning
−A−Laboratory Manual))中に121℃で15分間オート
クレイブにかけることによって溶解した。γCGMを含有
している生じる2%(w/v)アガロース溶液は、分光光
度計による測定のために使い捨てのポリスチレン光学用
キベット中に固化させた。
電気泳動ゲル透明度が達成される。一連のアガロース電
気泳動ゲルを造ったが、これらは増加する濃度の1.0メ
ガラッドガンマー照射CLBGを含有するように造った(オ
リジナルの出発材料CLBGはFMCコーポレイションゲロイ
ドLB230から得られた)。これらのゲルの光学密度(O
D)をゲル濁度を測定するために650nmの及び475nmでモ
ニターした。そのような測定は形成されたゲル中の曇り
の量を反映している。アガロース粉末の試料(0.100シ
ーケム(SeaKem)LEアガロース、FMCコーポレイショ
ン)を増加する種々の量のγCLBG粉末と一緒にし、そし
て5.0ml容量のトリスホスフェートEDTA電気泳動緩衝液
(マニアティス(Maniatis)等、モレキュラークローニ
ング−Aラボラトリーマニュアル(Molecular Cloning
−A−Laboratory Manual))中に121℃で15分間オート
クレイブにかけることによって溶解した。γCGMを含有
している生じる2%(w/v)アガロース溶液は、分光光
度計による測定のために使い捨てのポリスチレン光学用
キベット中に固化させた。
ゲル組成及び光学密度を表1に示す。ODの減少%をγCG
Mを欠いているアガロースゲルのODに対し計算した。こ
れらのデータはγCGM添加がアガロースゲル透明度を向
上させることを示してしる。
Mを欠いているアガロースゲルのODに対し計算した。こ
れらのデータはγCGM添加がアガロースゲル透明度を向
上させることを示してしる。
実施例2 本発明に従うγCGMアガロース電気泳動ゲルの処方及び
注型を以下に記載する。アガロースとγCGMポリサッカ
ライドは互に一緒にさせられそして電気泳動緩衝液と一
緒にさせられるが、これはこのポリサッカライドを溶解
した前又は後のいずれかにできる。例えばアガロースと
γCGM粉末を秤量し、次に適当容量の電気泳動緩衝液を
添加した時にその分散(固まりにならないように)を確
かなものとするためにエタノールで湿らせることが都合
がよい。高度に粘性のゴム状のアガロース・ガラクトマ
ンナン溶液を生じ、ゲル注型の工程をやっかいなものと
させる一般的に用いられているボレート含有電気泳動緩
衝液よりも、アセテート又はホスフェート含有トリス−
EDTA緩衝液が好ましい。適当な電気泳動緩衝液の例は、
氷酢酸(トリスアセテート緩衝液を形成するため)又は
燐酸(トリス燐酸塩緩衝液を形成するため)でそれぞれ
滴定された0.04Mトリス塩基及び0.002M EDTAを含有する
アセテート及びホスフェート緩衝液が含まれる。
注型を以下に記載する。アガロースとγCGMポリサッカ
ライドは互に一緒にさせられそして電気泳動緩衝液と一
緒にさせられるが、これはこのポリサッカライドを溶解
した前又は後のいずれかにできる。例えばアガロースと
γCGM粉末を秤量し、次に適当容量の電気泳動緩衝液を
添加した時にその分散(固まりにならないように)を確
かなものとするためにエタノールで湿らせることが都合
がよい。高度に粘性のゴム状のアガロース・ガラクトマ
ンナン溶液を生じ、ゲル注型の工程をやっかいなものと
させる一般的に用いられているボレート含有電気泳動緩
衝液よりも、アセテート又はホスフェート含有トリス−
EDTA緩衝液が好ましい。適当な電気泳動緩衝液の例は、
氷酢酸(トリスアセテート緩衝液を形成するため)又は
燐酸(トリス燐酸塩緩衝液を形成するため)でそれぞれ
滴定された0.04Mトリス塩基及び0.002M EDTAを含有する
アセテート及びホスフェート緩衝液が含まれる。
100mlゲル容量に対するアガロース及びγCLBGを含有し
ている典型的な2成分電気泳動ゲルを形成するのに使用
する段階は次の通りである。
ている典型的な2成分電気泳動ゲルを形成するのに使用
する段階は次の通りである。
(i) 0.5gのアガロース粉末(FMCコーポレイション
からのSeaKem LEアガロース)を秤量し、そして乾燥フ
ラスコ中に入れる。
からのSeaKem LEアガロース)を秤量し、そして乾燥フ
ラスコ中に入れる。
(ii) CLBGの構造を放射線照射的に変え粘度を25℃で
およそ20〜40cpに減少させる為に、Co60照射で予めガン
マー照射された乾燥固体(粉末)形のおよそ1.0〜2.0g
のγCLBG(FMCからのゲロイドLB230CLBGが出発物質)を
秤量し、上記アガロース粉末に加える。
およそ20〜40cpに減少させる為に、Co60照射で予めガン
マー照射された乾燥固体(粉末)形のおよそ1.0〜2.0g
のγCLBG(FMCからのゲロイドLB230CLBGが出発物質)を
秤量し、上記アガロース粉末に加える。
(iii) 十分な容量のエタノールを加えて粉末混合物
を湿らせる。
を湿らせる。
(iv) およそ98〜99mlのトリスホスフェート緩衝液
(上記のもの)を混合物に加え、生じる懸濁液を沸騰ま
で加熱し(沸騰してふきこぼれを防止するために渦巻き
撹拌又は撹拌をしながら)、そして全ての粒状物質が溶
解するまで90℃以上に維持する。
(上記のもの)を混合物に加え、生じる懸濁液を沸騰ま
で加熱し(沸騰してふきこぼれを防止するために渦巻き
撹拌又は撹拌をしながら)、そして全ての粒状物質が溶
解するまで90℃以上に維持する。
(v) 透明なゾルをおよそ60℃に冷却し、注型してゲ
ルを形成する。ゲル形成前に試料装填ウェルを形成する
ために、櫛をゾル中に挿入する。
ルを形成する。ゲル形成前に試料装填ウェルを形成する
ために、櫛をゾル中に挿入する。
(vi) ゲル形成後、櫛を除去し、ゲルを電気泳動室内
の同じ緩衝液(ゲルを形成したのに使用したもの)中に
浸漬させる。核酸試料を次に試料ウェルに添加し電気泳
動を開始する。適当なγGLBGとアガロースを含有してい
るこれらのゲルに対する適当な電位差勾配はcm当り5〜
10ボルトである。上記の2成分ゲル中の核酸装填緩衝液
中に入れたブロモフェノールブルー追跡(トラッキン
グ)染料はおよそ40〜60ヌクレオチドを含有している二
本鎖DNA断片と共に一緒に移動する。
の同じ緩衝液(ゲルを形成したのに使用したもの)中に
浸漬させる。核酸試料を次に試料ウェルに添加し電気泳
動を開始する。適当なγGLBGとアガロースを含有してい
るこれらのゲルに対する適当な電位差勾配はcm当り5〜
10ボルトである。上記の2成分ゲル中の核酸装填緩衝液
中に入れたブロモフェノールブルー追跡(トラッキン
グ)染料はおよそ40〜60ヌクレオチドを含有している二
本鎖DNA断片と共に一緒に移動する。
実施例3 市販のCGMの制御された化学的変更、及びその粘度の減
少をガンマー照射で行なう。CLBG乾燥粉末(FMCコーポ
レイションから得られたゲロイドLB230)を25℃で増加
する種々の期間の間、Co60に暴露することによってガン
マー照射し、0.1から4.0メガラッドの範囲の暴露照射線
量を生じた。その後、エチレングリコールで粘度補正さ
れていたサイズ400キャノン−フェンケビスコメーター
(ASTM D2515及びD445粘度方法)を使用して、照射CLBG
試料の1%(w/v)溶液の運動学的な粘度を試験した。
絶対粘度をガンマー照射線量の幾つかについて表2に以
下の通り与える。
少をガンマー照射で行なう。CLBG乾燥粉末(FMCコーポ
レイションから得られたゲロイドLB230)を25℃で増加
する種々の期間の間、Co60に暴露することによってガン
マー照射し、0.1から4.0メガラッドの範囲の暴露照射線
量を生じた。その後、エチレングリコールで粘度補正さ
れていたサイズ400キャノン−フェンケビスコメーター
(ASTM D2515及びD445粘度方法)を使用して、照射CLBG
試料の1%(w/v)溶液の運動学的な粘度を試験した。
絶対粘度をガンマー照射線量の幾つかについて表2に以
下の通り与える。
表 2照射染料(メガラッド) 粘度(cp)25℃ 0 2500 0.25 244 0.50 90 1.0 30 2.0 14 他の具体例は次の特許請求の範囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 3:00
Claims (4)
- 【請求項1】乾燥固体形の透明化ガラクトマンナン(CG
M)を0.1メガラッドと4.0メガラッドの間のイオン化ガ
ンマー線照射にかけてγCGMをつくり、 水性電気泳動緩衝液中で0.2%〜2%(緩衝液容量当り
の重量、即ちw/v)のアガロース及び0.1%〜5.0%(w/
v)の該γCGMを一緒にし、 アガロース、γCGM及び緩衝液の該混合物を加熱して透
明なゾルを形成させ、そして 該ゾルを注型して冷却し、透明化電気泳動ゲルを形成さ
せる段階からなる、アガロース電気泳動ゲルを形成する
方法。 - 【請求項2】該電気泳動緩衝液が燐酸塩、酢酸塩及びト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝化溶液から
なる群から選択される請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】0.2%〜2%(緩衝液の容量当り重量、w/
v)のアガロース、0.1%〜5.0%(w/v)のガンマー線照
射CGM、及び水性電気泳動緩衝液を含むアガロース電気
泳動ゲル組成物。 - 【請求項4】該緩衝液が燐酸塩、酢酸塩及びトリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタンからなる群から選ばれる
請求項3に記載の組成物。
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