JPH0786645B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0786645B2
JPH0786645B2 JP17672887A JP17672887A JPH0786645B2 JP H0786645 B2 JPH0786645 B2 JP H0786645B2 JP 17672887 A JP17672887 A JP 17672887A JP 17672887 A JP17672887 A JP 17672887A JP H0786645 B2 JPH0786645 B2 JP H0786645B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 本発明はパルスモータを駆動源とし、光学系を走行させ
て原稿画像を読み取る画像読取装置に関し、パルスモー
タと動力伝達装置とで構成されるモータユニツトの装置
への固定手段に関するものである。
「従来の技術」 従来、画像読取装置に於ける走行光学系を駆動するモー
タユニツトの構成及び装置への取付けは第2図の如く構
成されている。即ち、パルスモータ1はモータ取付板2
に固定され、モータ取付板2は弾性体締結部材3(商品
名クワイタイト)によりモータ支持板(1)4に支持さ
れる。モータ支持板(1)4は更に弾性体締結部材3に
より、モータ支持板(2)5、モータ支持板(3)6に
結合される。モータ支持板(2)5にはギヤ軸7,8,9が
加締られており、各々にギヤ10,11、二段ギヤ12が回転
自在に噛み合い状態で保持されている。パルスモータ1
のモータ軸1aにはタイミングプーリ13が固定され、これ
とギヤ10と一体に設けたタイミングプーリ10aとの間に
タイミングベルト14が架けられている。以上の構成によ
るモータユニツトMは装置に回転自在に固定された光学
駆動軸15及びギヤ軸9に嵌合するギヤ間隔保障部材16
と、機枠40(第3図参照)のモータユニツト取付面に形
成されたボス17,18,19とモータ支持板(2)5、モータ
支持板(3)6とに設けられた穴との嵌合とによつて位
置決めされモータ支持板(2)5、モータ支持板(3)
6がモータユニツト取付面に直接ネジ20締めされること
によつて取付けられる。
「発明が解決しようとする問題点」 画像処理システムの画像入力端末である画像読取装置の
駆動源としてパルスモータを使用する理由は、ホスト・
コンピユータの記憶容量が原稿一枚の画像情報を一時に
収容できる程大きくなく、原稿の途中で読取りを一時停
止し、メモリに貯えられた画像情報が処理された後、再
度停止位置から読取りを開始する機能が必要であり、こ
れを実現するために立上り、立下り特性の優れた駆動源
が必要となるからである。
以下に、上記従来の、モータユニツトの装置への固定法
を適用した画像読取装置の問題点を画像読取装置の構成
を説明しながら述べる。
第3図は、画像読取装置の平面図で、第3図(a)は第
3図の光路のみを示す側面図である。原稿は照明部材21
により照明され、その反射光像は第1ミラー22、第2ミ
ラー23、第3ミラー24で偏向され、結像レンズ25に導か
れ光電変換素子26上に結像される。照明部材21と第1ミ
ラー22は一体化されて第1の走行体27を形成し、第2ミ
ラー23、第3ミラー24は一体化されて第2の走行体28を
形成している。
光学駆動軸15に固定された駆動プーリ29に巻かれた駆動
ワイヤ30は第3図(b)に示すように第1の走行体27に
係止され第2の走行体28に固着された軸の回りに回転可
能なプーリ32の同じ側の周方向にくり出されるように巻
かれ、端部は装置に固定されている。上記構成に於いて
パルスモータ1が回転すると駆動プーリ29に固定された
駆動ギヤ31に回転が伝達され、駆動軸15及び駆動プーリ
29が回転し、駆動ワイヤ30を巻き上げ、第1の走行体27
及び第2の走行体28を1:1/2の速度比で走行させる。
この様にして、原稿の全画面を走査して画像情報を得る
ものであるが、従来のモータユニツトの取付方法では、
パルスモータの急速な立上りによつて次の様な問題を誘
起することがある。
走査開始時のパルスモータの急速な立上りは駆動ワイヤ
30を係止した第1の走行体27に衝撃を与え、第1の走行
体27をその走行方向に振動させる。この振動は通常早期
に減衰するが場合によつて第1の走行体27を共振させて
長期的に維持されることがある。この振動の一周期の時
間が光電変換素子26の蓄積時間の4倍程度である場合を
例にとつて読取画像の画質劣化現象を第4図〜第6図で
説明する。第4図は第1の走行体27の時間−走行距離の
関係を表わす図で、実線が等速走行をしている場合、点
線が振動を伴なつて不等速走行をしている場合である。
横軸は時間で一目盛は光電変換素子の蓄積時間に相当す
る。縦軸は走行体27の走行距離である。第1の走行体27
が振動を伴なつている場合各蓄積時間単位の移動量はa
1,a2,a3,a4と変化するが、第5図で示す波形のxy座標で
表わしたチヤートのy座標値を上記移動量で細分し、細
分された各部の濃度情報を1(白)、0(黒)として取
り出し、この情報を基に第5図と同座標で画像を再現さ
せると第6図の如く均一な幅の線が不均一となり滑らか
さを欠く画像に変化する。
本発明は画像読取装置においてモータユニツトを装置に
柔軟に保持することによりパルスモータ起動時の急速な
立上りに対して衝動効果を作用させて第1の走行体に与
える衝撃をやわらげ、その共振を抑えることにより前述
した読取画像の画質劣化を解決しようとするものであ
る。
〔発明の構成〕
「問題点を解決するための手段」 本発明はパルスモータにより、ワイヤが巻かれている駆
動軸に回転を与え、ワイヤを係止した光学系を走行させ
て画像を読み取る画像読取装置において、前記パルスモ
ータと駆動軸間に配設された動力伝達装置とで構成され
るモータユニツトをシート状弾性体を介してモータユニ
ツト取付面に載置したことを特徴とする画像取装置であ
る。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
画像読取装置の概略構成及びモータユニツトの取付部を
除く構成は前述と同様なので説明を省略する。第1図は
本発明のモータユニツト取付方法の第1の実施例を示す
平面図、第7図、第8図は第1図の一部断面図である。
第1図、第7,8図上に於いて、41は機枠40上に載置され
たゴム等のシート状弾性体である。モータユニツト取付
面に形成されているボス42,43,44(ボス43に関しての詳
細は図示されないがボス42,44と同様である)に対応し
てそれを嵌合的に内包する筒状部45,46,47が形成されて
おり、これらの嵌合により位置決めされている。モータ
ユニツトMは弾性体締結部材3でもつてモータ支持板
(1)4の他方を支持すると共に前述した従来例のモー
タ支持板(2)5と同様にギヤ軸7,8,9が固定されギヤ1
0,11,12を支持しているモータ支持板(2)48、弾性体
締結部材3でもつてモータ支持板(1)4の一方を支持
しているモータ支持板(3)49に設けられた上記筒状部
45,46,47と嵌合する長穴50,51,52と、光学駆動軸15と嵌
合するギヤ間隔保障部材16とによつてシート状弾性体41
と光学駆動軸15との関係を保障しつつ、シート状弾性体
41上に載置される。54はモータ支持板(2)48を第7図
の如く機枠40のモータユニツト取付面に押圧するモータ
押え(1)で機枠40上に一端が固定され、他端がモータ
支持板(2)48の基部を介して機枠40を押圧する板バネ
55と、板バネ55の根本を機枠40に対して押え、板バネ55
の先端側近くまでを蔽う板金製部材56とから構成されて
いる。57はモータ支持板(3)49を第8図の如く機枠40
のモータユニツト取付面に押圧するモータ押え(2)
で、モータ押え(1)54と同様、板バネ58と板金部材59
とから構成されている。
次に上記構成に於いて本実施例の作用を説明する。
パルスモータ1に駆動パルスを入力するとモータ軸1aは
瞬時に規定角度回転する。
同時にタイミングプーリ13は回転し、その回転運動はタ
イミングベルト14、タイミングプーリ10a、ギヤ10,11,1
2によつて駆動ギヤ31に伝達される。駆動ギヤ31は駆動
プーリ29、駆動ワイヤ30を介して第1、第2の走行体2
7,28に連結されているためこれらを走行開始させる為の
回転負荷を有している。モータユニツトMの駆動伝達最
終段であるギヤ12が駆動ギヤ31を回転しようとする時、
駆動ギヤ31の回転負荷により、ギヤ12はその表面に反力
を受ける。ギヤ12の歯面にかかる反力によつてシート状
弾性体41と板バネ55,58で柔軟に保持されているモータ
ユニツトMは微小変位する。一旦、走行体27,28が走査
を開始するとモータユニツトMは新たな衝撃を受けるこ
とはなく、起動時の微小変位を回復しつつ走行体を駆動
していく。
以上、述べた様に、パルスモータ1が起動してモータユ
ニツトMの最終段のギヤ12が、回転負荷を有する駆動ギ
ヤ31を起動する際に、その反力によりモータユニツトM
が微小変位することにより、ギヤ12によつて回転力を受
ける駆動ギヤ31の回転立上りはおだやかなものとなる。
従つて、駆動ワイヤ30が第1の走行体27を走行開始させ
る際に、第1の走行体27に与える衝動は小さくなり、第
1の走行体27の共振を抑えることができる。第9図、第
10図は第1の走行体27が走行を開始した時の走行方向の
振動を示すグラフで、横軸は時間、縦軸は振動の加速度
の大きさを示すもので、第9図は実施例の如くに、モー
タユニツトを保持した際の第1の走行体の振動、第10図
は従来のモータユニツトの保持方法による際の第1の走
行体の振動を表わすものである。
これによると、従来のモータユニツトMの保持方法で
は、第1の走行体27が走行開始時ワイヤ30によつて受け
る衝撃によつて第1の走行体27が共振を起こしているが
本実施例に示すモータユニツトMの保持方法に於いては
共振を起こしていないことが判る。
シート状弾性体41に設けられた筒状部45,46,47はその内
面が機枠40のモータユニツト取付部と、外面がモータユ
ニツトMと各々嵌合状態になつており、モータユニツト
Mをシート状弾性体41と板バネ55,58でもつて柔軟に保
持することにより危惧されるモータユニツトMの取付面
に沿うズレを防止している。
特に、輸送時に於ける強い振動・衝撃が加わつてもモー
タユニツトMの位置ズレを発生させないものである。モ
ータ押え(1)54、モータ押え(2)57の板金部材56,5
9はモータユニツトMが輸送時に於ける強い振動・衝撃
によつてモータユニツトMが浮き上つた時、板バネ55,5
8の変形を弾性変形内に収めるため、また、モータユニ
ツトMがシート状弾性体41の筒状部45,46,47からはずれ
ないためのストツパ機能を有している。更に、シート状
弾性体4は、モータユニツトMの位置決め部分に於いて
も、その筒状部45,46,47によりモータユニツトMとモー
タユニツト取付面とを完全に隔離するため、モータユニ
ツトMが発生する振動が機枠40へ伝達されるのを大幅に
減衰させ、装置の騒音を低く抑える効果が有る。
第11図はモータ押え54の他の実施例を示すもので、板バ
ネ55の代りにゴム61を用いたものである。ゴム61はバネ
定数が高いため変形量のバラツキにより押圧力が大きく
変わるので変形量の管理を必要とするが同等の効果を得
ることができる。
第12図もモータ押え57の他の実施例を示すもので、板バ
ネ58の代りにシート状弾性体62を折り曲げたものであ
る。
本実施例に於いては、光学系を1:1/2走行系として説明
したが、これに限定されることはなく、照明部と光電変
換素子とが一体となつて走査する光学系に於いても本発
明は有効である。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、パルスモータからワイヤを介し
て光学系を走行させて原稿を走査する画像読取装置に於
いて、パルスモータと動力伝達装置を含むモータユニツ
トを弾性体をはさんで機枠に定置する構成にして装置に
柔軟に保持することにより、光学系の走行開始時に、パ
ルスモータの急速な立上りによつて走行体に与えられる
衝撃を和らげ、走行体の共振を抑える効果がある。これ
により走行体の等速走行性が確保され、読取画像品質を
向上させることができる。
また、モータユニツトを機枠に対して完全に弾性体によ
つて隔絶する構成のため、その防振作用によりモータユ
ニツトの発生する振動が機枠に伝達される迄に、大幅に
減衰され、装置の騒音を低く抑える効果も有る。
また、シート状弾性体にモータユニツトの位置ズレを規
制する手段を設けたから、柔軟な保持にも拘らず、モー
タユニツトを装置の定位置に保持することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したモータユニツト取付方法の平
面図、第2図はモータユニツトの詳細、及び従来の取付
方法を示す平面図、第3図は画像読取装置の概略を示す
平面図、第3図(a)は第3図の光学系を示す側面図、
第3図(b)は第3図の走行体駆動ワイヤを示す側面
図、第4図、第5図、第6図は走行体の等速走行の乱れ
によつて生じる画像劣化を説明する線図、第7図は第1
図のA−A断面図、第8図は第1図のB−B断面図、第
9図、第10図は走行体の振動を表わす線図、第11図、第
12図はモータ押え方法の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……パルスモータ、41……シート状弾性体、42,43,44
……ボス、45,46,47……筒状部、50,51,52……長穴、5
4,57……モータ押え、55,58……板バネ、M……モータ
ユニツト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルスモータにより、ワイヤが巻かれてい
    る駆動軸に回転を与え、ワイヤを係止した光学系を走行
    させて画像を読み取る画像読取装置において、前記パル
    スモータと駆動軸間に配設された動力伝達装置とで構成
    されるモータユニツトをシート状弾性体を介してモータ
    ユニツト取付面に載置したことを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】モータユニツト取付面に少くとも2ケ所の
    ボス部を設け、シート状弾性体に前記ボス部を嵌合的に
    内包する筒状部を設け、モータユニツトに前記筒状部と
    嵌合する穴を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像読取装置。
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