JPH0786789A - 磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム - Google Patents

磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム

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Publication number
JPH0786789A
JPH0786789A JP23038693A JP23038693A JPH0786789A JP H0786789 A JPH0786789 A JP H0786789A JP 23038693 A JP23038693 A JP 23038693A JP 23038693 A JP23038693 A JP 23038693A JP H0786789 A JPH0786789 A JP H0786789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic shield
metal plate
panel
heat insulating
covered
Prior art date
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Pending
Application number
JP23038693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ito
元 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP23038693A priority Critical patent/JPH0786789A/ja
Publication of JPH0786789A publication Critical patent/JPH0786789A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱容器自身に耐荷重性を付与し、パネル状
に形成することができる磁気シールドパネル及びスペー
スファクターに優れ、軽量で高性能の磁気シールドルー
ムを提供する。 【構成】 高温超電導体からなる板状の磁気シールド材
1及び該磁気シールド材1を冷却するための液体窒素流
路2の外周を、圧縮強度を有し、連続気孔体であるアル
カリ土類ケイ酸塩成形体からなる断熱材3で覆うととも
に、さらに、該断熱材3の外周をアルミニウム,銅等の
金属板4で被覆し、該金属板4内を真空状態に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気シールドパネル及
び磁気シールドルームに関し、詳しくは、生体磁場計測
に使用される磁気シールドルームを構成するための磁気
シールドパネル及びルームに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】磁気シ
ールドルームは、地磁気等の外磁場の影響を排除して地
磁気の10万分の1という微小な大きさの生体磁場計測
が可能な空間を提供するものである。このような磁気シ
ールドルームにおいて、現在、外磁場を排除する手段と
しては、パーマロイ等の高透磁率の金属材料とアルミニ
ウム積層材を磁気シールド材として使用しているが、磁
気シールドルームの重量が重くなり、また、多重壁構造
となるため、高価になるという不都合が生じている。こ
の問題の解決法として、液体窒素温度以上で超伝導化す
る高温超伝導体の使用が研究されているが、そのために
は、液体窒素温度に保持する断熱容器が必要になる。
【0003】上記断熱容器を得るための簡便な断熱方式
としては、液体窒素貯槽の断熱に用いられている粉末パ
ーライト真空断熱方式があるが、粉末パーライトは、圧
縮強度をほとんど有していないので、強度を確保するた
めには断熱容器の形状を円筒状にする必要があり、生体
磁場計測用の空間を確保しようとすると、断熱容器が大
きくなるという問題を生じる。
【0004】一方、断熱材にプラスチックフォームやグ
ラスウールを使用した場合は、断熱効果を上げるために
断熱材の厚さを増加したり、シールドルーム内に設置す
る機器の荷重に耐えさせるための補強が必要で、大きく
重いシールドルームとなってしまう。
【0005】また、プラスチックフォームやグラスウー
ルを支持材とした真空パネルも考えられるが、プラスチ
ックフォームやグラスウールは、圧縮強度が小さく、真
空荷重に耐えさせるためには、面材の板厚を厚くしなけ
ればならず、このため、断熱パネルの重量が重くなり、
価格も高くなるなどの不都合を生じてしまう。
【0006】そこで本発明は、特定の断熱材を使用する
ことにより、断熱容器自身に耐荷重性を付与し、パネル
状に形成することができる磁気シールドパネル及びスペ
ースファクターに優れ、軽量で高性能の磁気シールドル
ームを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の磁気シールドパネルは、高温超電導体か
らなる板状の磁気シールド材及び該磁気シールド材を冷
却するための液体窒素流路の外周を、圧縮強度を有し、
連続気孔体であるアルカリ土類ケイ酸塩成形体で覆うと
ともに、さらに、該アルカリ土類ケイ酸塩成形体の外周
を金属板で被覆し、該金属板内を真空状態に保持したこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明の磁気シールドルームは、上
記構造の磁気シールドパネル、あるいは上記構造と同様
の構成を有する磁気シールド材を構成材料としたことを
特徴としている。
【0009】
【作 用】上記構成の磁気シールドパネルによれば、断
熱材であるアルカリ土類ケイ酸塩成形体が十分な圧縮強
度を有しているため、これを支持材とすることにより、
特別な補強材を用いずに角型のパネル状に形成して内部
を真空に保持することが可能となる。
【0010】また、上記磁気シールドパネルを構成材料
とすることにより、スペースファクターに優れ、軽量で
高性能の磁気シールドルームを容易に製作することがで
きる。さらに、上記磁気シールドパネルと同様の構成を
有し、パネル状以外の形状、例えば角筒状,コ字状,L
字状等の任意の形状に形成した磁気シールド材を組み合
わせることによっても、容易に磁気シールドルームを製
作することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の磁気シー
ルドパネルの断面図であって、この磁気シールドパネル
は、板状の磁気シールド材1と、該磁気シールド材1を
液体窒素温度に冷却するための複数の液体窒素流路2
と、磁気シールド材1及び液体窒素流路2の外周に配置
された板状あるいは棒状の断熱材3と、該断熱材3の外
周を気密に覆う金属板4とにより構成されている。
【0012】上記磁気シールド材1は、銀やニッケル合
金等の金属板上、あるいは酸化マグネシウムやチタン酸
ストロンチウム等のセラミック基板上に、液化窒素温度
以上で超伝導化する高温超伝導体を形成したものを使用
できる。この磁気シールド材1の作製方法としては、溶
液法(ゾル・ゲル法,塗布法),溶融法,大気プラズマ
溶射法等の溶射法、レーザー蒸着法,電子ビーム蒸着
法,スパッタ法等を採用することが可能である。また、
高温超伝導体としては、ビスマス系2212相や223
2相、あるいはイットリウム系123相等を利用するこ
とができる。
【0013】このとき、液体窒素流路2は、上記磁気シ
ールド材1が金属板に高温超電導体の膜を形成したもの
である場合には、該金属板に管体を溶接又はろう付けに
より固定したり、金属板自身に流路を一体成形したりし
て形成されるもので、外板となる金属板4を貫通する図
示しない液体窒素供給管及び排出管に接続されている。
また、上記磁気シールド材1がセラミック基板上に高温
超電導体の膜を形成したものであるときのように、液体
窒素流路2を構成する管と磁気シールド材1との溶接等
が困難な場合には、磁気シールド材1を十分に冷却でき
るように、磁気シールド材1と液体窒素流路2とを密着
した状態で配置することが好ましい。
【0014】前記断熱材3は、連続気孔体であるアルカ
リ土類ケイ酸塩、特に、ゾノライト型ケイ酸カルシウム
を所定の形状に成形したものであって、例えば、特開昭
53−124365号公報に記載されるように、ケイソ
ウ土等の無定型ケイ酸塩と消石灰等のカルシウム化合物
と水とを加熱加圧し、ゾノライト結晶を成長させて所定
の形状に成形することにより得られるもので、嵩比重
0.1g/cm3 程度の軽量さと、1000℃の耐熱性
と、6kg/cm2 以上の耐圧縮性とを有しており、ま
た、連続開気孔構造であることから、その内部まで真空
状態にすることができる。
【0015】前記金属板4は、アルミニウムや銅及びこ
れらの合金等を用いることができ、金属板4の厚さは、
空気を遮断することと磁気シールド効果を考慮した厚さ
であればよい。また、内部を真空状態に保持する必要か
ら、金属板4同士の接合部は、溶接等の接合方法で完全
に密封する必要がある。
【0016】このように、圧縮強度に優れたアルカリ土
類ケイ酸塩成形体と伸びに強い金属とを組み合わせるこ
とにより、軽量であるにも拘らず、非常に大きな強度を
得ることができる。また、金属板4で囲まれた内部を真
空状態にすることにより、優れた断熱性能が得られ、磁
気シールド材1を所定の温度に維持することができる。
【0017】上記のように構成した磁気シールドパネル
を組み合わせて磁気シールドルームを製作することによ
り、直方体状の磁気シールドルームを容易に形成するこ
とができる。また、図2に示すように、最初から直方体
状になるように、前記磁気シールド材1や配管,断熱材
3等を加工し、金属板4a,4bでその内周と外周を覆
い、内外の金属板4a,4b間を真空排気することによ
り、上記パネルと同様の構造の磁気シールドパネルで周
囲を囲った磁気シールドルームを一体的に製作すること
も可能である。
【0018】このようにして得られた磁気シールドルー
ムは、耐荷重性能に優れるため、磁気シールドルーム内
に各種の測定機器を設置することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気シー
ルドパネルによれば、他の断熱方式のように強度を持た
せるために補強材を必要としたり、容器形状を円筒に成
形する必要が無いため、スペースファクターに優れ、軽
量で高性能の磁気シールドルームを製作することが可能
になる。また、同様の磁気シールド構成を有する各種形
状の部材により磁気シールドルームを一体的に製作した
場合も、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の磁気シールドパネルの一実施例を示
す断面図である。
【図2】 他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…磁気シールド材、2…液体窒素流路、3…断熱材、
4…金属板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温超電導体からなる板状の磁気シール
    ド材及び該磁気シールド材を冷却するための液体窒素流
    路の外周を、圧縮強度を有し、連続気孔体であるアルカ
    リ土類ケイ酸塩成形体で覆うとともに、さらに、該アル
    カリ土類ケイ酸塩成形体の外周を金属板で被覆し、該金
    属板内を真空状態に保持したことを特徴とする磁気シー
    ルドパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気シールドパネルを構
    成材料としたことを特徴とする磁気シールドルーム。
  3. 【請求項3】 高温超電導体からなる板状の磁気シール
    ド材及び該磁気シールド材を冷却するための液体窒素流
    路の外周を、圧縮強度を有し、連続気孔体であるアルカ
    リ土類ケイ酸塩成形体で覆うとともに、さらに、該アル
    カリ土類ケイ酸塩成形体の外周を金属板で被覆し、該金
    属板内を真空状態に保持した磁気シールド材を構成材料
    としたことを特徴とする磁気シールドルーム。
JP23038693A 1993-09-16 1993-09-16 磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム Pending JPH0786789A (ja)

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JP23038693A JPH0786789A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム

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JP23038693A JPH0786789A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム

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JP23038693A Pending JPH0786789A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 磁気シールドパネル及び磁気シールドルーム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118462624A (zh) * 2024-07-10 2024-08-09 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 一种用于饱和潜水居住舱的磁力耦合风机及环境控制系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118462624A (zh) * 2024-07-10 2024-08-09 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 一种用于饱和潜水居住舱的磁力耦合风机及环境控制系统

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