JPH078686B2 - 耐熱コンベヤベルト - Google Patents
耐熱コンベヤベルトInfo
- Publication number
- JPH078686B2 JPH078686B2 JP2042807A JP4280790A JPH078686B2 JP H078686 B2 JPH078686 B2 JP H078686B2 JP 2042807 A JP2042807 A JP 2042807A JP 4280790 A JP4280790 A JP 4280790A JP H078686 B2 JPH078686 B2 JP H078686B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- heat
- resistant
- fiber
- conveyor belt
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、窯業等で製作される成型品の搬送に用いられ
る耐熱コンベヤベルトの改良に関するものである。
る耐熱コンベヤベルトの改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、高温に加熱成形された成形品を搬送する窯業用耐
熱コンベヤベルトとして、アスベスト、ガラス繊維、ア
ラミド繊維等の単体または混紡した糸で織成したベル
ト、あるいはその織布に耐熱性ゴムを塗布して構成した
ベルトが多用されている。
熱コンベヤベルトとして、アスベスト、ガラス繊維、ア
ラミド繊維等の単体または混紡した糸で織成したベル
ト、あるいはその織布に耐熱性ゴムを塗布して構成した
ベルトが多用されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記耐熱コンベヤベルトを織成する基材のうち、アスベ
スト基材は耐熱性は良いが、人体に対する悪影響が指摘
されたことから、その使用が規制されている。一方、ガ
ラス繊維基材は、粉塵の発生があり、搬送品がガラス成
型品の場合は成型品にベルトの粉塵が付着したり、糸の
ホズレがある。また、粉塵は人体皮膚へのカユミ発生原
因ともなっている。アラミド繊維もガラス繊維と同様
に、成型品に付着したり、糸のホズレがある。
スト基材は耐熱性は良いが、人体に対する悪影響が指摘
されたことから、その使用が規制されている。一方、ガ
ラス繊維基材は、粉塵の発生があり、搬送品がガラス成
型品の場合は成型品にベルトの粉塵が付着したり、糸の
ホズレがある。また、粉塵は人体皮膚へのカユミ発生原
因ともなっている。アラミド繊維もガラス繊維と同様
に、成型品に付着したり、糸のホズレがある。
前記基材の織布にゴムを塗布したものは、粉塵の発生や
糸のホズレはないが、ゴムの柔軟性を保持し得る耐熱温
度が約150〜200℃であるところから、搬送品の温度が高
くなると、ベルトは硬くなり、使用不能になるか、ゴム
材が溶けてしまう。
糸のホズレはないが、ゴムの柔軟性を保持し得る耐熱温
度が約150〜200℃であるところから、搬送品の温度が高
くなると、ベルトは硬くなり、使用不能になるか、ゴム
材が溶けてしまう。
[発明の目的] 本発明は、前述した従来の構成の耐熱コンベヤベルトの
欠点をすべて解消するためになされたものであって、ベ
ルトから発生する粉塵等の搬送品への付着がなく、ベル
トを織成している糸のホズレも防止でき、しかも耐熱性
を格段と向上させることのできる耐熱コンベヤベルトを
提供することを主たる目的としているものである。
欠点をすべて解消するためになされたものであって、ベ
ルトから発生する粉塵等の搬送品への付着がなく、ベル
トを織成している糸のホズレも防止でき、しかも耐熱性
を格段と向上させることのできる耐熱コンベヤベルトを
提供することを主たる目的としているものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、繊維基材に芳香族
ポリアミド繊維と耐炎化繊維とを混紡・撚糸した糸でベ
ルト本体を織成し、これにアスファルト、ギルソナイト
等の瀝青物質の桐油、アマニ油等の溶剤を加えて調製し
た含浸剤を含浸させて構成することにより、上述し問題
点の解決を図ったものである。
ポリアミド繊維と耐炎化繊維とを混紡・撚糸した糸でベ
ルト本体を織成し、これにアスファルト、ギルソナイト
等の瀝青物質の桐油、アマニ油等の溶剤を加えて調製し
た含浸剤を含浸させて構成することにより、上述し問題
点の解決を図ったものである。
[作用] 上記構成の耐熱コンベヤベルトにあっては、ベルト本体
は芳香族ポリアミド繊維と耐炎化繊維を混紡した糸で織
成されているので、両繊維の特性により、すぐれた引張
り強度と耐熱性とを兼ねそなえている。また、含浸され
ている瀝青物質により、ベルト本体の毛羽立ちや成型品
への付着はなくなる。さらにまた、含浸された瀝青物質
は高温度の成型品との接触により、溶融して接着剤の働
きをするため、糸のホズレも防止される同時に成型品と
の接触表面がカーボン化され、耐熱性が向上する。
は芳香族ポリアミド繊維と耐炎化繊維を混紡した糸で織
成されているので、両繊維の特性により、すぐれた引張
り強度と耐熱性とを兼ねそなえている。また、含浸され
ている瀝青物質により、ベルト本体の毛羽立ちや成型品
への付着はなくなる。さらにまた、含浸された瀝青物質
は高温度の成型品との接触により、溶融して接着剤の働
きをするため、糸のホズレも防止される同時に成型品と
の接触表面がカーボン化され、耐熱性が向上する。
[実施例] 本発明において、ベルト本体の織布に使用される芳香族
ポリアミド繊維(商品名「ケブラー」)は、高温に対す
る耐熱性の点では劣るが、すぐれた引張り強さをそなえ
ている。
ポリアミド繊維(商品名「ケブラー」)は、高温に対す
る耐熱性の点では劣るが、すぐれた引張り強さをそなえ
ている。
一方、耐炎化繊維は、アクリル繊維を熱処理(500〜600
℃)して、50〜60%炭化させた繊維(例えば商品名「パ
イロメックス」)の使用が好ましい。この耐炎化繊維
は、引張り強さでは前記芳香族ポリアミド繊維に劣るも
のの、すぐれた耐熱性(約300℃)をそなえている。
℃)して、50〜60%炭化させた繊維(例えば商品名「パ
イロメックス」)の使用が好ましい。この耐炎化繊維
は、引張り強さでは前記芳香族ポリアミド繊維に劣るも
のの、すぐれた耐熱性(約300℃)をそなえている。
したがって、前記芳香族ポリアミド繊維と耐炎化繊維を
混紡・撚糸した糸で織成することにより、すぐれた引張
り強さと、高温に対してすぐれた耐熱性とを兼ねそなえ
たベルト本体が得られる。ベルトの織り方としては、成
型品をのせて搬送するものであるから、強度不足になら
ないように、5mm以上の圧織にするのがよい。
混紡・撚糸した糸で織成することにより、すぐれた引張
り強さと、高温に対してすぐれた耐熱性とを兼ねそなえ
たベルト本体が得られる。ベルトの織り方としては、成
型品をのせて搬送するものであるから、強度不足になら
ないように、5mm以上の圧織にするのがよい。
前記芳香族ポリアミド繊維と耐炎化繊維の配合比率は、
芳香族ポリアミド繊維80重量%、耐炎化繊維20重量%の
比率が好ましい。芳香族ポリアミド繊維が80重量%以上
になると、毛羽立ちが多くなり、成型品への付着するお
それがあり、それ以下であると引張り強さが低下し、ベ
ルトの伸びが大きくなる。
芳香族ポリアミド繊維80重量%、耐炎化繊維20重量%の
比率が好ましい。芳香族ポリアミド繊維が80重量%以上
になると、毛羽立ちが多くなり、成型品への付着するお
それがあり、それ以下であると引張り強さが低下し、ベ
ルトの伸びが大きくなる。
前記ベルト本体を織成する場合に、金属線を併用する
と、強度をさらに向上させることができる。金属線は、
ベルトの両面に入れるのがよいが、成型品への傷付けを
考慮して、裏面だけに入れるのが好ましい。
と、強度をさらに向上させることができる。金属線は、
ベルトの両面に入れるのがよいが、成型品への傷付けを
考慮して、裏面だけに入れるのが好ましい。
前記混紡糸で織成したベルト本体に含浸させる瀝青物質
としては、アスファルト、ギルソナイト等が用いられ、
これに桐油、アマニ油、トルエン等の溶剤を加えて調製
したものが含浸剤として使用される。ベルト本体への瀝
青物質の含浸率は8〜12%の範囲が好ましい。8%以下
は前記ベルトの毛羽立ちと、成型品への付着のおそれが
あり、12%以上は高温度の成型品に接触した際の発煙が
多くなる。前記含浸剤の好ましい配合例を下記に示す。
としては、アスファルト、ギルソナイト等が用いられ、
これに桐油、アマニ油、トルエン等の溶剤を加えて調製
したものが含浸剤として使用される。ベルト本体への瀝
青物質の含浸率は8〜12%の範囲が好ましい。8%以下
は前記ベルトの毛羽立ちと、成型品への付着のおそれが
あり、12%以上は高温度の成型品に接触した際の発煙が
多くなる。前記含浸剤の好ましい配合例を下記に示す。
ブロンアスファルト 4.6% ギルソナイト 9.3% 桐油 2.8% トルエン 83.3% 上記混紡糸で織成されたベルト本体に前記歴青物質の含
浸剤を含浸し、加熱(450℃〜170℃)・加圧することに
より、耐熱コンベヤベルト製品が得られる。
浸剤を含浸し、加熱(450℃〜170℃)・加圧することに
より、耐熱コンベヤベルト製品が得られる。
上記構成の耐熱コンベヤベルトでは、ベルト本体が芳香
族ポリアミド繊維と耐炎化繊維の混紡糸で織成されてい
るので、すぐれた引張強さと、高温度(400〜800℃)に
対する耐熱性とを兼ねそなえており、またベルト本体に
は瀝青物質の含浸剤が含浸されているので、繊維の毛羽
立ちや、成型品への付着を皆無とすることができる。
族ポリアミド繊維と耐炎化繊維の混紡糸で織成されてい
るので、すぐれた引張強さと、高温度(400〜800℃)に
対する耐熱性とを兼ねそなえており、またベルト本体に
は瀝青物質の含浸剤が含浸されているので、繊維の毛羽
立ちや、成型品への付着を皆無とすることができる。
しかも、ベルト本体に含浸されている瀝青物質の含浸剤
は高温度の成型品との接触により、溶融して接着剤の働
きをするため、糸のホズレも防止される同時に成型品と
の接触表面がカーボン化されることから、耐熱性がさら
に向上する。
は高温度の成型品との接触により、溶融して接着剤の働
きをするため、糸のホズレも防止される同時に成型品と
の接触表面がカーボン化されることから、耐熱性がさら
に向上する。
[発明の効果] 以上に述べたように、本発明によれば、引張り強さと耐
熱性との双方にすぐれ、かつ織成糸のホズレや搬送品へ
の付着がなく、しかも高温度の搬送品との接触で表面が
カーボン化して耐熱性がさらに高められる機能を有する
耐熱ベルトコンベヤを得ることができる。
熱性との双方にすぐれ、かつ織成糸のホズレや搬送品へ
の付着がなく、しかも高温度の搬送品との接触で表面が
カーボン化して耐熱性がさらに高められる機能を有する
耐熱ベルトコンベヤを得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】芳香族ポリアミド繊維と耐炎化繊維との混
紡糸を織成して得たベルト本体に、瀝青物質の含浸剤が
含浸されていることを特徴とする耐熱コンベヤベルト。 - 【請求項2】芳香族ポリアミド繊維80重量%、耐炎化繊
維20重量%の混紡糸が用いられ、瀝青物質の含浸剤はア
スファルト、ギルソナイト等の瀝青物質に桐油、アマニ
油等の溶剤を加えて調製したものが使用され、ベルト本
体に8〜12%含浸されている第1請求項記載の耐熱コン
ベヤベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042807A JPH078686B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 耐熱コンベヤベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042807A JPH078686B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 耐熱コンベヤベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03249010A JPH03249010A (ja) | 1991-11-07 |
| JPH078686B2 true JPH078686B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12646231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2042807A Expired - Lifetime JPH078686B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 耐熱コンベヤベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078686B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102303770A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-01-04 | 上海永利带业股份有限公司 | 阻燃热塑性聚氨酯弹性体轻型输送带及其制造方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5077984U (ja) * | 1973-11-19 | 1975-07-07 | ||
| JPS5336292U (ja) * | 1976-09-03 | 1978-03-30 | ||
| JPS58131211U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-05 | 中興化成工業株式会社 | 耐熱用ベルト |
| JPS6020311U (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-12 | 株式会社 フジコ− | アルミニウム系押出形材の搬送機用クツシヨン材 |
| JPS6036211A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-25 | Isamu Sakane | 耐熱性エンドレスベルト |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2042807A patent/JPH078686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102303770A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-01-04 | 上海永利带业股份有限公司 | 阻燃热塑性聚氨酯弹性体轻型输送带及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03249010A (ja) | 1991-11-07 |
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