JPH0786881A - シュミット回路 - Google Patents

シュミット回路

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JPH0786881A
JPH0786881A JP5226206A JP22620693A JPH0786881A JP H0786881 A JPH0786881 A JP H0786881A JP 5226206 A JP5226206 A JP 5226206A JP 22620693 A JP22620693 A JP 22620693A JP H0786881 A JPH0786881 A JP H0786881A
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JP
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circuit
output
input
control signal
feedback
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JP5226206A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ogata
良男 緒方
Kazuya Sugita
一也 杉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用条件に合ったヒステリシス幅やヒステリ
シス幅の中央値を選択可能なシュミット回路を提供す
る。 【構成】 シュミット回路は、電源電圧VDDの1/2の
しきい値電圧を有する出力用インバータ回路30と、各
回路に供給する制御信号a,b,c,dを格納するヒス
テリシス幅選択レジスタ47と、制御信号a,b,c,
dによって制御される複数の入力用回路48、49、帰
還用回路50、51とを備え、入力用回路48、49、
帰還用回路50、51のトランジスタ能力が回路毎に異
なるように構成し、ヒステリシス幅選択レジスタ47か
ら出力される制御信号a,b,c,dによってトランジ
スタ能力が異なるように構成された回路を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体回路の入力回
路等に用いられるシュミット回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シュミットトリガ回路(以下単にシュミ
ット回路という)は、帰還作用のある回路を利用し特性
にヒステリシスをもたせたものであり、パルスの立ち上
がりあるいは立ち下がりにのるノイズを除去するため半
導体回路の入力回路等に多用される。
【0003】図10,図11は、従来のこの種の高イン
ピーダンス入力をもつシュミット回路を示すものであ
り、図10において、シュミット回路は、電源電圧VDD
の1/2のしきい値電圧を有する出力用インバータ回路
11、入力用Pチャネルトランジスタ(以下Pch.T
rと略記する)12、入力用Nチャネルトランジスタ
(以下Nch.Trと略記する)13、帰還用Pch.
Tr14、帰還用Nch.Tr15から構成される。
【0004】上記入力用Pch.Tr12及び入力用N
ch.Tr13は、入力用回路16を、帰還用Pch.
Tr14及び帰還用Nch.Tr15は帰還用回路17
をそれぞれ構成する。この入力用回路16、帰還用回路
17は上記出力用インバータ回路11と同様な回路構成
をとる。図11は、上記シュミット回路の入出力特性図
であり、同図中、20は入力レベルが“L”から“H”
に変化した入力電圧上昇時の出力特性、21は入力レベ
ルが“H”から“L”に変化した入力電圧下降時の出力
特性、23は出力特性20と出力特性21との差である
ヒステリシス幅、23はヒステリシス幅22の中央値、
24は入力電圧上昇時の出力特性20のスレッショルド
電圧VT(+)、25は入力電圧下降時の出力特性21のス
レッショルド電圧VT(-)、26は中央値23とスレッシ
ョルド電圧VT(+)との差、27は中央値23とスレッシ
ョルド電圧VT(-)との差をそれぞれ表している。
【0005】次に動作について説明する。このシュミッ
ト回路への入力信号が“L”レベルの時、Pch.Tr
12がON、またPch.Tr14がONして出力用イ
ンバータ回路11は“L”レベルを出力している。入力
信号が“L”レベルから電源電圧VDDの1/2レベルに
変化した時、Nch.Tr13がONし、Nch.Tr
13のONにより出力用インバータ回路11の入力レベ
ルを下げようとするが、出力用インバータ回路11の出
力が反転できないためにPch.Tr14がOFFしき
れずPch.Tr14からは“H”レベルが出力され、
出力用インバータ回路11の入力レベルが相殺されてし
きい値電圧に達しない。出力用インバータ回路11の入
力レベルがしきい値電圧に達するには、Pch.Tr1
2、Nch.Tr13への入力レベルを電源電圧VDDの
1/2よりさらに高い入力電圧値であるスレッショルド
電圧VT(+)24を入力する必要がある。入力レベルがス
レッショルド電圧VT(+)24になると出力用インバータ
回路11は反転して出力は“H”レベルとなる。したが
って、Pch.Tr14がOFFし、帰還用Nch.T
r15がOFFする。また、シュミット回路への入力レ
ベルを“H”レベルから引き下げる時も同様に電源電圧
VDDの1/2よりさらに低い入力電圧値であるスレッシ
ョルド電圧VT(-)25を入力する必要がある。
【0006】ここで、スレッショルド電圧VT(+)24又
は、スレッショルド電圧VT(-)25と電源電圧VDDの1
/2との差26、27及びヒステリシス幅22は、入力
用Pch.Tr12及び入力用Nch.Tr13、帰還
用Pch.Tr14及び帰還用Nch.Tr15のトラ
ンジスタTrの能力の比で決定され、帰還用Pch.T
r14及び帰還用Nch.Tr15の割合が大きくなる
程、ヒステリシス幅22が大きくなる。但し、上記のよ
うな従来のシュミット回路ではこのトランジスタTr能
力は固定であって変化させることはできず、あらかじめ
設計された1つのヒステリシス幅でしか使用できなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のシュミット回路
は上記のように構成されているので、あらかじめ設計さ
れた1つのヒステリシス幅22と中央値23が固定であ
ると、入力をより厳しく判定するためにヒステリシス幅
を広げたり、外部より接続される素子(例えば、TTL
(Transistor Transistor Logic)IC)に対応させて
ヒステリシス中央値23を変化させることができなかっ
た。すなわち、半導体回路の入力回路等に用いられノイ
ズ対策に使用されることが多く、使用条件は様々で多種
多様な市場要求があるが、ヒステリシス幅22やヒステ
リシス中央値23が固定であるとこれらの要求に対して
直ちに適用させることができないという問題点があっ
た。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、使用条件に合ったヒステリシス
幅やヒステリシス幅の中央値を選択することができるシ
ュミット回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ュミット回路は、入力信号を反転する複数の入力用回路
と、上記複数の入力用回路からの出力を反転する出力用
回路と、上記出力用回路からの出力信号を上記複数の入
力用回路の出力側に帰還させる複数の帰還用回路と、上
記複数の入力用回路及び上記複数の帰還用回路を制御す
る制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えたもの
である。
【0010】請求項2の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する複数の入力用回路と、上記複数の入
力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出力
用回路からの出力信号を上記複数の入力用回路の出力側
に帰還させる複数の帰還用回路と、上記複数の入力用回
路及び上記複数の帰還用回路を制御する制御信号を出力
する制御信号出力手段とを備え、上記複数の入力用回路
及び上記複数の帰還用回路のトランジスタ能力が回路毎
に異なるように構成し、上記制御信号出力手段から出力
される制御信号によってトランジスタ能力が異なるよう
に構成された入力用回路及び帰還用回路を選択するよう
にしたものである。
【0011】請求項3の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路から
の出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの
出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰還用
回路とを備えたシュミット回路において、上記入力用回
路及び上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信
号を出力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のN
チャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号に
より制御されるNチャネルトランジスタを直列に付加し
たNチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上、並
びに上記帰還用回路のPチャネル側に、上記制御信号出
力手段からの制御信号により制御されるPチャネルトラ
ンジスタを直列に付加したPチャネルトランジスタ組を
少なくとも2組以上備えたものである。
【0012】請求項4の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路から
の出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの
出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰還用
回路とを備えたシュミット回路において、上記入力用回
路及び上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信
号を出力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のP
チャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号に
より制御されるPチャネルトランジスタを直列に付加し
たPチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上、並
びに上記帰還用回路のNチャネル側に、上記制御信号出
力手段からの制御信号により制御されるNチャネルトラ
ンジスタを直列に付加したNチャネルトランジスタ組を
少なくとも2組以上備えたものである。
【0013】請求項5の発明に係るシュミット回路は、
上記制御信号により制御されるNチャネルトランジスタ
のトランジスタ能力が上記Nチャネルトランジスタ組毎
に異なるように構成するとともに、上記制御信号により
制御されるPチャネルトランジスタのトランジスタ能力
が上記Pチャネルトランジスタ組毎に異なるように構成
し、上記制御信号によってトランジスタ能力が異なるよ
うに構成されたNチャネルトランジスタ及びPチャネル
トランジスタを選択するように構成したものである。
【0014】請求項6の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路から
の出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの
出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰還用
回路とを備えたシュミット回路において、上記入力用回
路及び上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信
号を出力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のP
チャネル側とNチャネル側に、上記制御信号出力手段か
らの制御信号により制御されるPチャネルトランジスタ
とNチャネルトランジスタを各々直列に付加したNチャ
ネルトランジスタ組を少なくとも2組以上、並びに上記
帰還用回路のPチャネル側とNチャネル側に、上記制御
信号出力手段からの制御信号により制御されるPチャネ
ルトランジスタとNチャネルトランジスタを各々直列に
付加したNチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以
上備えたものである。
【0015】請求項7の発明に係るシュミット回路は、
上記制御信号により制御されるPチャネルトランジスタ
とNチャネルトランジスタのトランジスタ能力をそれぞ
れ異なるように構成したもので、また、上記制御信号に
よってトランジスタ能力が異なるように構成されたNチ
ャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタを選択
するように構成することも可能である。
【0016】請求項8の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路から
の出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの
出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰還用
回路とを備えたシュミット回路において、トランジスタ
を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段と、入
力信号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号
の論理をとる論理回路と、上記論理回路の出力によりO
N/OFFして高電位側電源又は低電位側電源に導通
し、上記出力用回路の入力側の電位レベルを変えるトラ
ンジスタとを備えたものである。
【0017】請求項9の発明に係るシュミット回路は、
入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路から
の出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの
出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰還用
回路とを備えたシュミット回路において、トランジスタ
を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段と、入
力信号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号
の論理積をとる論理積回路と、入力用回路及び帰還用回
路と低電位側電源との間に設置され、上記論理積回路の
出力をゲート入力とするNチャネルトランジスタとを備
えたものである。
【0018】請求項10の発明に係るシュミット回路
は、入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路
からの出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路か
らの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰
還用回路とを備えたシュミット回路において、トランジ
スタを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段
と、入力信号と上記制御信号出力手段から出力された制
御信号の論理和をとる論理和回路と、入力用回路及び帰
還用回路と高電位側電源との間に設置され、上記論理和
回路の出力をゲート入力とするPチャネルトランジスタ
とを備えたものである。
【0019】請求項11の発明に係るシュミット回路
は、入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路
からの出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路か
らの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰
還用回路とを備えたシュミット回路において、トランジ
スタを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段
と、入力信号と上記制御信号出力手段から出力された制
御信号の論理積をとる論理積回路と、入力信号と上記制
御信号出力手段から出力された制御信号の論理和をとる
論理和回路と、入力用回路及び帰還用回路と低電位側電
源との間に設置され、上記論理積回路の出力をゲート入
力とするNチャネルトランジスタと、入力用回路及び帰
還用回路と高電位側電源との間に設置され、上記論理和
回路の出力をゲート入力とするPチャネルトランジスタ
とを備えたものである。
【0020】請求項12の発明に係るシュミット回路
は、入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路
からの出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路か
らの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰
還用回路とを備えたシュミット回路において、上記入力
用回路及び上記帰還用回路のトランジスタを制御する制
御信号を出力する制御信号出力手段と、上記出力用回路
は、上記入力用回路のPチャネル側に、上記制御信号出
力手段からの制御信号により制御されるPチャネルトラ
ンジスタを直列に付加したPチャネルトランジスタ組を
少なくとも2組以上並列に配置するように構成したもの
である。
【0021】請求項13の発明に係るシュミット回路
は、入力信号を反転する入力用回路と、上記入力用回路
からの出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路か
らの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰還させる帰
還用回路とを備えたシュミット回路において、上記入力
用回路及び上記帰還用回路のトランジスタを制御する制
御信号を出力する制御信号出力手段と、上記出力用回路
は、上記入力用回路のNチャネル側に、上記制御信号出
力手段からの制御信号により制御されるNチャネルトラ
ンジスタを直列に付加したNチャネルトランジスタ組を
少なくとも2組以上並列に配置するように構成したもの
である。
【0022】請求項14の発明に係るシュミット回路
は、上記出力用回路は、上記入力用回路のPチャネル側
に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
れるPチャネルトランジスタを直列に付加したPチャネ
ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
ように構成したものである。
【0023】請求項15の発明に係るシュミット回路
は、上記出力用回路は、上記入力用回路のNチャネル側
に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
れるNチャネルトランジスタを直列に付加したNチャネ
ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
ように構成したものである。
【0024】
【作用】請求項1の発明におけるシュミット回路は、制
御信号出力手段から出力される制御信号により制御され
る入力用回路及び帰還用回路が各々2つ以上設けられ、
制御信号によって複数の入力用回路及び帰還用回路のう
ち所定の回路が選択される。したがって、入力用回路及
び帰還用回路の選択によってヒステリシス幅を選択する
ことができ、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリ
シス幅を得ることができる。
【0025】請求項2の発明におけるシュミット回路
は、複数の制御信号により制御される入力用回路及び帰
還用回路が各々2つ以上設けられ、複数の入力用回路及
び複数の帰還用回路のトランジスタ能力が回路毎に異な
るように構成される。そして、制御信号によってトラン
ジスタ能力が異なるように構成された複数の入力用回路
及び帰還用回路のうち所定の回路が選択される。したが
って、入力用回路及び帰還用回路の選択によってヒステ
リシス幅を選択することができ、例えば選択された帰還
用回路のトランジスタ能力が高い回路の場合には、スレ
ッショルド電圧VT(+)が引き上げられ、ヒステリシス幅
が大きくなる。したがって、制御信号を設定するだけ
で、入力を厳しく判定するためにヒステリシス幅を広げ
たりすることが容易に行なえ、半導体回路の使用条件に
合わせたヒステリシス幅を得ることができる。
【0026】請求項3の発明におけるシュミット回路
は、制御信号出力手段からの制御信号により制御される
Nチャネルトランジスタが入力用回路のNチャネル側に
直列に付加されたNチャネルトランジスタ組が少なくと
も2組以上設けられるとともに、制御信号により制御さ
れるPチャネルトランジスタが帰還用回路のPチャネル
側に直列に付加されたPチャネルトランジスタ組が少な
くとも2組以上設けられる。したがって、制御信号出力
手段から出力される制御信号によってトランジスタ能力
の異なるトランジスタの組み合わせを変えてヒステリシ
ス幅のうちスレッショルド電圧VT(+)を変化させること
ができ、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス
幅を得ることができる。
【0027】請求項4の発明におけるシュミット回路
は、制御信号出力手段からの制御信号により制御される
Pチャネルトランジスタが入力用回路のPチャネル側に
直列に付加されたPチャネルトランジスタ組が少なくと
も2組以上設けられるとともに、制御信号により制御さ
れるNチャネルトランジスタが帰還用回路のNチャネル
側に直列に付加されたNチャネルトランジスタ組が少な
くとも2組以上設けられる。したがって、制御信号出力
手段から出力される制御信号によってトランジスタ能力
の異なるトランジスタの組み合わせを変えてヒステリシ
ス幅のうちスレッショルド電圧VT(-)を変化させること
ができ、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス
幅を得ることができる。
【0028】請求項5の発明におけるシュミット回路
は、制御信号により制御されるNチャネルトランジスタ
のトランジスタ能力及びPチャネルトランジスタのトラ
ンジスタ能力がNチャネルトランジスタ組毎及びPチャ
ネルトランジスタ組毎に異なるように構成され、トラン
ジスタ能力が異なるように構成されたNチャネルトラン
ジスタ及びPチャネルトランジスタが制御信号によって
選択される。したがって、制御信号出力手段から出力さ
れる制御信号によってトランジスタ能力の異なるトラン
ジスタの組み合わせを変えてヒステリシス幅のうちスレ
ッショルド電圧VT(+)またはスレッショルド電圧VT(-)
を変化させることができ、半導体回路の使用条件に合わ
せたヒステリシス幅を得ることができる。
【0029】請求項6の発明におけるシュミット回路
は、制御信号出力手段によって入力用回路及び帰還用回
路のトランジスタに異なる制御信号が出力される。ま
た、入力用回路のPチャネル側とNチャネル側に、制御
信号により制御されるPチャネルトランジスタとNチャ
ネルトランジスタを各々直列に付加したNチャネルトラ
ンジスタ組が少なくとも2組以上設けられ、同様の回路
が帰還用回路にも設けられる。したがって、制御信号出
力手段から出力される制御信号によって入力用回路及び
帰還用回路の各々のトランジスタのトランジスタ能力を
選択することが可能となり、より多くのスレッショルド
電圧VT(-)、スレッショルド電圧VT(+)及びヒステリシ
ス幅を選択することが可能になる。
【0030】請求項7の発明におけるシュミット回路の
ように、上記制御信号により制御されるPチャネルトラ
ンジスタとNチャネルトランジスタのトランジスタ能力
がそれぞれ異なるように構成するようにすれば、さらに
多くのトランジスタの組み合わせによるトランジスタ能
力を選択することが可能となり、より多くのスレッショ
ルド電圧VT(-)、スレッショルド電圧VT(+)及びヒステ
リシス幅を選択することが可能になる。
【0031】請求項8の発明におけるシュミット回路
は、入力信号と制御信号出力手段から出力された制御信
号が論理回路によって所定の論理がとられ、この論理出
力により高電位側電源又は低電位側電源と帰還用回路の
入力側に設けられたトランジスタがON/OFFする。
これにより、出力用回路の入力側の電位レベルが変化す
ることとなって出力用回路に入力される電位が変化し、
このシュミット回路のスレッショルド電圧VT(+)または
スレッショルド電圧VT(-)を変えることができる。
【0032】請求項9の発明におけるシュミット回路
は、入力信号と制御信号出力手段から出力された制御信
号が論理積回路によって論理積がとられ、この論理積回
路の出力によって入力用回路及び帰還用回路と低電位側
電源との間に設置されたNチャネルトランジスタON/
OFFする。これにより、出力用回路の入力側の電位レ
ベルが変化することとなって出力用回路に入力される電
位が変化し、このシュミット回路のスレッショルド電圧
VT(+)を変えることができる。
【0033】請求項10の発明におけるシュミット回路
は、入力信号と制御信号出力手段から出力された制御信
号が論理和回路によって論理和がとられ、この論理和回
路の出力によって入力用回路及び帰還用回路と高電位側
電源との間に設置されたPチャネルトランジスタON/
OFFする。これにより、出力用回路の入力側の電位レ
ベルが変化することとなって出力用回路に入力される電
位が変化し、このシュミット回路のスレッショルド電圧
VT(-)を変えることができる。
【0034】請求項11の発明におけるシュミット回路
は、入力信号と制御信号の論理積をゲート入力とするN
チャネルトランジスタと、入力信号と制御信号の論理和
をゲート入力とするPチャネルトランジスタとが入力用
回路及び帰還用回路と電源との間に設置され、制御信号
によってON/OFF制御される。したがって、出力用
回路の入力側の電位レベルが変化することとなって出力
用回路に入力される電位が変化し、このシュミット回路
のスレッショルド電圧VT(+)及びスレッショルド電圧V
T(-)を変えることができる。
【0035】請求項12の発明におけるシュミット回路
は、入力用回路からの出力を反転する出力用回路とし
て、制御信号出力手段からの制御信号により制御される
Pチャネルトランジスタが入力用回路のPチャネル側に
直列に付加されたPチャネルトランジスタ組が少なくと
も2組以上並列に配置される。したがって、制御信号出
力手段から出力される制御信号によってPチャネルトラ
ンジスタのトランジスタ能力を選択することによってP
チャネルトランジスタのトランジスタ能力を変化させ、
これによってNチャネルトランジスタとの比を変化させ
ることができ、出力用回路のしきい値を変化させること
ができる。その結果、例えばヒステリシス幅の中央値を
下げることができ、TTL入力レベルに合った特性のシ
ュミット回路が実現できる。
【0036】請求項13の発明におけるシュミット回路
は、入力用回路からの出力を反転する出力用回路とし
て、制御信号出力手段からの制御信号により制御される
Nチャネルトランジスタが入力用回路のNチャネル側に
直列に付加されたNチャネルトランジスタ組が少なくと
も2組以上並列に配置される。したがって、制御信号出
力手段から出力される制御信号によってNチャネルトラ
ンジスタのトランジスタ能力を選択することによってN
チャネルトランジスタのトランジスタ能力を変化させ、
これによってNチャネルトランジスタとの比を変化させ
ることができ、出力用回路のしきい値を変化させること
ができる。その結果、例えばヒステリシス幅の中央値を
下げることができ、TTL入力レベルに合った特性のシ
ュミット回路が実現できる。
【0037】請求項14の発明におけるシュミット回路
は、トランジスタ能力が異なるように構成された入力用
回路、帰還用回路のトランジスタを選択ことでヒステリ
シス幅を選択することができるとともに、制御信号によ
り出力用回路のトランジスタを選択することによってP
チャネルトランジスタ能力を変化させ、ヒステリシス幅
の中央値を可変することができる。その結果、半導体回
路の使用条件に合わせたヒステリシス幅を得ることがで
き、TTL入力レベルに合った特性のシュミット回路が
実現できる。
【0038】請求項15の発明におけるシュミット回路
は、トランジスタ能力が異なるように構成された入力用
回路、帰還用回路のトランジスタを選択ことでヒステリ
シス幅を選択することができるとともに、制御信号によ
り出力用回路のトランジスタを選択することによってP
ch.Tr能力を変化させ、ヒステリシス幅22の中央
値23を可変することができる。その結果、半導体回路
の使用条件に合わせたヒステリシス幅を得ることがで
き、TTL入力レベルに合った特性のシュミット回路が
実現できる。
【0039】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は請求項1及び請求項2の発明の
一実施例によるシュミット回路を示す回路図である。図
1において、シュミット回路は、電源電圧VDDの1/2
のしきい値電圧を有する出力用インバータ回路(出力用
回路)30、制御信号aの反転信号で制御されるPc
h.Tr31、入力信号で制御されるPch.Tr3
2、入力信号で制御されるNch.Tr33、制御信号
aで制御されるNch.Tr34、制御信号bの反転信
号で制御されるPch.Tr35、入力信号で制御され
るPch.Tr36、入力信号で制御されるNch.T
r37、制御信号bで制御されるNch.Tr38、制
御信号cの反転信号で制御されるPch.Tr39、出
力信号で制御されるPch.Tr40、出力信号で制御
されるNch.Tr41、制御信号cで制御されるNc
h.Tr42、制御信号dの反転信号で制御されるPc
h.Tr43、出力信号で制御されるPch.Tr4
4、出力信号で制御されるNch.Tr45、制御信号
dで制御されるNch.Tr46、及び各回路に供給す
る制御信号a,b,c,dを格納するヒステリシス幅選
択レジスタ(制御信号出力手段)47から構成される。
【0040】ここで、上記Pch.Tr35とPch.
Tr36とを直列接続することによりによって合成され
る合成Pch.Trのトランジスタ能力は、上記Pc
h.Tr31とPch.Tr32とを直列接続すること
によって合成される合成Pch.Trのトランジスタ能
力より高く設計し、また、上記Nch.Tr37とNc
h.Tr38とを直列接続することによりによって合成
される合成Nch.Trのトランジスタ能力は、上記N
ch.Tr33とNch.Tr34とを直列接続するこ
とによって合成される合成Nch.Trのトランジスタ
能力より高く設計する。
【0041】また、上記Pch.Tr43とPch.T
r44とを直列接続することによりによって合成される
合成Pch.Trのトランジスタ能力は、上記Pch.
Tr39とPch.Tr40とを直列接続することによ
って合成される合成Pch.Trのトランジスタ能力よ
り高く設計し、また、上記Nch.Tr45とNch.
Tr46とを直列接続することによりによって合成され
る合成Nch.Trのトランジスタ能力は、上記Nc
h.Tr41とNch.Tr42とを直列接続すること
によって合成される合成Nch.Trのトランジスタ能
力より高く設計する。これにより入力用回路49は、入
力用回路48より、また、帰還用回路50より各々トラ
ンジスタ能力の高い回路となっている。
【0042】すなわち、実施例1のシュミット回路は、
Pch.Tr及びNch.Trからなる従来の入力用イ
ンバータ回路及び帰還用インバータ回路に、制御信号に
よって制御されるPch.Tr及びNch.Trをそれ
ぞれ付加するとともに、これらPch.Tr及びNc
h.Trが付加された入力用インバータ回路及び帰還用
インバータ回路をそれぞれ複数並列で配置し、かつ複数
並列で配置された入力用インバータ回路及び帰還用イン
バータ回路のトランジスタ能力が回路毎に異なるように
構成し、ヒステリシス幅選択レジスタ47から出力され
る制御信号によってトランジスタ能力が異なるように構
成された回路を選択するように構成している。
【0043】このようにして、上記Pch.Tr31、
Pch.Tr32、Nch.Tr33及びNch.Tr
34は、入力信号及び制御信号aで制御される入力用回
路48を構成し、上記Pch.Tr35、Pch.Tr
36、Nch.Tr37及びNch.Tr38は、入力
信号及び制御信号bで制御される入力用回路49を構成
する。また、上記Pch.Tr39、Pch.Tr4
0、Nch.Tr41及びNch.Tr42は、出力信
号及び制御信号cで制御される帰還用回路50を構成
し、上記Pch.Tr43、Pch.Tr44、Nc
h.Tr45及びNch.Tr46は、出力信号及び制
御信号dで制御される帰還用回路51を構成する。
【0044】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路によって前記図11に示すバッファの入出力特性
のヒステリシス幅22を変化させる場合を例にとる。ヒ
ステリシス幅22を変化させるために上述したように、
Pch.Tr35とPch.Tr36とを直列接続する
ことによって合成される合成Pch.Trのトランジス
タ能力を、Pch.Tr31とPch.Tr32とを直
列接続することによって合成される合成Pch.Trの
トランジスタ能力より高く、同様に、Nch.Tr33
とNch.Tr34よりNch.Tr37とNch.T
r38の合成Tr能力を、Pch.Tr39とPch.
Tr40よりPch.Tr43とPch.Tr44の合
成Tr能力を、Nch.Tr41とNch.Tr42よ
りNch.Tr45とNch.Tr46の合成Tr能力
をそれぞれ高く設計する。
【0045】このような構成において、ヒステリシス幅
選択レジスタ47に格納する制御信号a,b,c,dを
例えば“1010”とすると、ヒステリシス幅選択レジ
スタ47からは制御信号a,cが出力されることになり
上記シュミット回路を構成する回路のうち、入力用回路
として入力用回路48が、帰還用回路として帰還用回路
50がそれぞれ選択される。選択された入力用回路4
8、帰還用回路50は、並列して接続された入力用回路
49、帰還用回路51に比べ各々トランジスタ能力が低
い回路となっており、これら入力用回路48、帰還用回
路50のトランジスタ能力を前記図10に示した従来例
と同等に設計した場合には従来例と同様な基本動作を行
なうことになる。
【0046】すなわち、上記シュミット回路の入力用回
路48、帰還用回路50が選択され、入力信号が“L”
レベルの時、入力用回路48のPch.Tr31、Pc
h.Tr32がONし、また帰還用回路50のPch.
Tr39、Pch.Tr40がONして出力用インバー
タ回路30は“L”レベルを出力している時に、入力信
号が“L”レベルから電源電圧VDDの1/2レベルに変
化すると、入力用回路48のNch.Tr33、Nc
h.Tr34がONし、Nch.Tr33、Nch.T
r34のONにより出力用インバータ回路30の入力レ
ベルを下げようとするが、帰還用回路50はPch.T
r40がまだOFFしきれてなくPch.Tr40は
“H”レベルを出力しているため、出力用インバータ回
路30の入力レベルが相殺されて、しきい値電圧に達せ
ず、出力用インバータ回路30の出力は反転しない。
【0047】出力用インバータ回路30の出力を反転さ
せるには、入力用回路48への入力レベルを帰還用回路
50のPch.Tr39とPch.Tr40の合成トラ
ンジスタ能力を打ち消すために、前記図11のスレッシ
ョルド電圧VT(+)24まで高くする必要がある。また、
また、上記シュミット回路への入力レベルを“H”レベ
ルから引き下げる時も同様に電源電圧VDDの1/2より
さらに低い入力電圧値であるスレッショルド電圧VT(-)
25を入力する必要がある。
【0048】次にヒステリシス幅選択レジスタ47に格
納する制御信号a,b,c,dを例えば“0110”と
すると、ヒステリシス幅選択レジスタ47からは制御信
号b,cが出力されることになり上記シュミット回路の
入力用回路48が入力用回路49に変更される。選択さ
れた入力用回路49は、入力用回路48に比べ各々トラ
ンジスタ能力が高い回路であるから、前記図11のスレ
ッショルド電圧VT(+)24が引き下げられ、ヒステリシ
ス幅22が小さくなる。
【0049】また、ヒステリシス幅選択レジスタ47に
格納する制御信号a,b,c,dを例えば“1001”
とすると、ヒステリシス幅選択レジスタ47からは制御
信号a,dが出力されることになり上記シュミット回路
の入力用回路48が、帰還用回路50が帰還用回路51
に変更される。選択された帰還用回路51は、帰還用回
路50に比べ各々トランジスタ能力が高い回路であるか
ら、前記図11のスレッショルド電圧VT(+)24が引き
上げられ、ヒステリシス幅22が大きくなる。
【0050】このように、実施例1のシュミット回路
は、電源電圧VDDの1/2のしきい値電圧を有する出力
用インバータ回路30と、各回路に供給する制御信号
a,b,c,dを格納するヒステリシス幅選択レジスタ
47と、制御信号a,b,c,dによって制御される複
数の入力用回路48、49、帰還用回路50、51とを
備え、入力用回路48、49、帰還用回路50、51の
トランジスタ能力が回路毎に異なるように構成し、ヒス
テリシス幅選択レジスタ47から出力される制御信号
a,b,c,dによってトランジスタ能力が異なるよう
に構成された回路を選択するようにしているので、ヒス
テリシス幅22を選択することができ、半導体回路の使
用条件に合わせたヒステリシス幅を得ることができる。
【0051】例えば、ヒステリシス幅22は使用されて
いる入力用回路と帰還用回路のトランジスタ能力の比で
決定され、帰還用回路の割合が大きくなる程、ヒステリ
シス幅22が大きくなる。そのヒステリシス幅22をヒ
ステリシス幅選択レジスタ47に格納されている制御信
号a,bで入力用回路48、49の何れか又は両方を選
択し、同じくヒステリシス幅選択レジスタ47に格納さ
れている制御信号c,dで帰還用回路50、51の何れ
か又は両方を選択するようにすれば、9通りのヒステリ
シス幅22を選択することができる。
【0052】また、上記シュミット回路において制御信
号bの代わりに制御信号aの反転信号を、制御信号dの
代わりに制御信号cの反転信号を用いるようにすれば2
つの制御信号で4通りのヒステリシス幅22を選択する
ことができ、ヒステリシス幅選択レジスタ47を小さく
できる。さらに、入力用回路、帰還用回路、制御信号を
増やすようにすれば、より多くのヒステリシス幅22を
選択することが可能になる。
【0053】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
について説明する。図2は請求項3及び請求項5の発明
の一実施例によるシュミット回路を示す回路図であり、
実施例1による図1に示した回路の相当部分には同一符
号を付しその説明を省略する。図2において、シュミッ
ト回路は、電源電圧VDDの1/2のしきい値電圧を有す
る出力用インバータ回路30、入力信号で制御されるP
ch.Tr61、入力信号で制御されるNch.Tr6
2、Nch.Tr63、制御信号eで制御されるNc
h.Tr64、制御信号fで制御されるNch.Tr6
5、出力信号で制御されるPch.Tr66、Pch.
Tr67、制御信号gで制御されるPch.Tr68、
制御信号hで制御されるPch.Tr69、出力信号で
制御されるNch.Tr70、及び各回路に供給する制
御信号e,f,g,hを格納するヒステリシス幅選択レ
ジスタ(制御信号出力手段)71から構成される。
【0054】ここで、上記Pch.Tr61、Nch.
Tr62、Nch.Tr63、Nch.Tr64、Nc
h.Tr65は、入力信号及び制御信号e,fで制御さ
れるNch可変回路(入力用回路)72を構成し、この
Nch可変回路72のPch側は1つのPch.Tr6
1により、またNch側はトランジスタ能力の異なる2
つのNch.Tr64、Nch.Tr65によりそれぞ
れ構成される。また、上記Pch.Tr66、Pch.
Tr67、Pch.Tr68、Pch.Tr69、Nc
h.Tr70は、出力信号及び制御信号g,hで制御さ
れるPch可変回路(帰還用回路)73を構成し、この
Pch可変回路73のPch側はトランジスタ能力の異
なる2つのPch.Tr68、Pch.Tr69によ
り、またNch側は1つのNch.Tr70によりそれ
ぞれ構成される。
【0055】すなわち、実施例2のシュミット回路は、
Pch.Tr及びNch.Trからなる入力用回路のN
ch側に、直列に接続したNch.Tr組を少なくとも
2組以上設けるとともに、直列に接続したNch.Tr
組のトランジスタ能力が異なるように構成し、ヒステリ
シス幅選択レジスタ71から出力される制御信号e,f
によってトランジスタ能力が異なるように構成されたN
ch.Trを選択するように構成し、さらに、Pch.
Tr及びNch.Trからなる帰還用回路のPch側
に、直列に接続したPch.Tr組を少なくとも2組以
上設けるとともに、直列に接続したPch.Tr組のト
ランジスタ能力が異なるように構成し、ヒステリシス幅
選択レジスタ71から出力される制御信号g,hによっ
てトランジスタ能力が異なるように構成されたPch.
Trを選択するように構成している。
【0056】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路によって前記図11に示す入出力特性のヒステリ
シス幅22のうちスレッショルド電圧VT(+)24を変化
させる場合を例にとる。ヒステリシス幅22のうちスレ
ッショルド電圧VT(+)24を変化させるために上述した
ように、Nch可変回路72のNch側はトランジスタ
能力の異なる2つのNch.Tr64、Nch.Tr6
5で設計し、Pch可変回路73のPch側はトランジ
スタ能力の異なる2つのPch.Tr68、Pch.T
r69で設計する。
【0057】このような構成において、ヒステリシス幅
選択レジスタ71に格納する制御信号e,f,g,hを
例えば“1010”とすると、ヒステリシス幅選択レジ
スタ71からは制御信号e,fが出力されることになり
上記Nch可変回路72のNch.Tr64とPch可
変回路73のPch.Tr68がそれぞれ選択される。
選択されたNch.Tr64とPch.Tr68が並列
して接続されたNch.Tr65とPch.Tr69に
比べ各々トランジスタ能力が低いトランジスタとし、こ
れらNch.Tr64とPch.Tr68のトランジス
タ能力を前記図10に示した従来例と同等に設計した場
合には従来例と同様な基本動作を行なうことになる。ま
た、ヒステリシス幅選択レジスタ71に格納する制御信
号e,f,g,hを変えることによりトランジスタ能力
の異なるトランジスタの組み合わせを変えてヒステリシ
ス幅22のうちスレッショルド電圧VT(+)24を変化さ
せることができる。
【0058】すなわち、ヒステリシス幅選択レジスタ7
1に格納されている制御信号e,f,g,hによってN
ch可変回路72のNch.Tr64、Nch.Tr6
5とPch可変回路73のPch.Tr68、Pch.
Tr69の組み合わせが9通り可能であり、それぞれの
組み合わせによるNch可変回路72のNch.Trと
Pch可変回路73のPch.Trのトランジスタ能力
の比が同じにならないように設計すれば図11に示すス
レッショルド電圧VT(+)24を電源電圧VDDの1/2よ
り高い範囲で9通り変化させることが可能になり、半導
体回路の使用条件に合わせたヒステリシス幅22を得る
ことができる。さらに、Nch可変回路72のNch.
Tr、Pch可変回路73のPch.Tr、及び制御信
号を増やし、全ての組み合わせにおいてNch可変回路
72のNch.TrとPch可変回路73のPch.T
rのトランジスタ能力の比が同じにならないように設計
すれば、より多くのスレッショルド電圧VT(+)24を選
択することが可能になる。
【0059】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
について説明する。図3は請求項4及び請求項5の発明
の一実施例によるシュミット回路を示す回路図であり、
上記実施例2がヒステリシス幅22のうちスレッショル
ド電圧VT(+)24を変化させるようにしたのに対し実施
例3ではスレッショルド電圧VT(-)25を変化させるよ
うにしたものである。実施例3の説明にあたり実施例2
による図2に示した回路の相当部分には同一符号を付し
その説明を省略する。
【0060】図3において、シュミット回路は、電源電
圧VDDの1/2のしきい値電圧を有する出力用インバー
タ回路30、入力信号で制御されるPch.Tr81、
Pch.Tr82、制御信号gで制御されるPch.T
r83、制御信号hで制御されるPch.Tr84、入
力信号で制御されるNch.Tr85、出力信号で制御
されるPch.Tr86、出力信号で制御されるNc
h.Tr87、Nch.Tr88、制御信号eで制御さ
れるNch.Tr89、制御信号fで制御されるNc
h.Tr90、及び各回路に供給する制御信号e,f,
g,hを格納するヒステリシス幅選択レジスタ(制御信
号出力手段)71から構成される。
【0061】ここで、上記Pch.Tr81、Pch.
Tr82、Pch.Tr83、Pch.Tr84、Nc
h.Tr85は、入力信号及び制御信号g,hで制御さ
れるPch可変回路(入力用回路)91を構成し、この
Pch可変回路91のPch側はトランジスタ能力の異
なる2つのPch.Tr83、Pch.Tr84によ
り、またNch側は1つのNch.Tr85によりそれ
ぞれ構成される。また、上記Pch.Tr86、Nc
h.Tr87、Nch.Tr88、Nch.Tr89、
Nch.Tr90は、出力信号及び制御信号e,fで制
御されるNch可変回路(帰還用回路)92を構成し、
このNch可変回路92のPch側は1つのPch.T
r86により、またNch側はトランジスタ能力の異な
る2つのNch.Tr89、Nch.Tr90によりそ
れぞれ構成される。
【0062】すなわち、実施例3のシュミット回路は、
実施例2で帰還用回路に用いたPch可変回路73を入
力用回路としてPch可変回路91に、また入力用回路
に用いたNch可変回路72を帰還用回路としてNch
可変回路92に構成したものである。
【0063】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路によって前記図11に示す入出力特性のヒステリ
シス幅22のうちスレッショルド電圧VT(-)25を変化
させる場合を例にとる。ヒステリシス幅22のうちスレ
ッショルド電圧VT(-)25を変化させるために上述した
ように、Pch可変回路91のPch側はトランジスタ
能力の異なる2つのPch.Tr83、Pch.Tr8
4で設計し、Nch可変回路92のNch側はトランジ
スタ能力の異なる2つのNch.Tr89、Nch.T
r90で設計して、ヒステリシス幅選択レジスタ71に
格納する制御信号e,f,g,hを変えるようにする。
【0064】例えば、ヒステリシス幅選択レジスタ71
に格納されている制御信号e,f,g,hによってPc
h可変回路91のPch.Tr83、Pch.Tr84
とNch可変回路92のNch.Tr89、Nch.T
r90の組み合わせが9通り可能であり、それぞれの組
み合わせによるPch可変回路91のPch.TrとN
ch可変回路92のNch.Trのトランジスタ能力の
比が同じにならないように設計すれば図11に示すスレ
ッショルド電圧VT(-)25を電源電圧VDDの1/2より
低い範囲で9通り変化させることが可能になり、半導体
回路の使用条件に合わせたヒステリシス幅を得ることが
できる。
【0065】さらに、Nch可変回路72のPch可変
回路91のPch.Tr、Nch可変回路92のNc
h.Tr、及び制御信号を増やし、全ての組み合わせに
おいてPch可変回路91のPch.TrとNch可変
回路92のNch.Trのトランジスタ能力の比が同じ
にならないように設計すれば、より多くのスレッショル
ド電圧VT(-)25を選択することが可能になる。
【0066】実施例4.以下この発明の実施例4を図に
ついて説明する。図4は請求項6及び請求項7の発明の
一実施例によるシュミット回路を示す回路図であり、上
記実施例2がヒステリシス幅22のうちスレッショルド
電圧VT(+)24を、実施例3がスレッショルド電圧VT
(-)25を変化させるようにしたものであるのに対し実
施例4ではスレッショルド電圧VT(+)24及びスレッシ
ョルド電圧VT(-)25を変化させるようにしたものであ
る。実施例4の説明にあたり実施例2、実施例3による
図2及び図3に示した回路の相当部分には同一符号を付
しその説明を省略する。
【0067】図4において、シュミット回路は、電源電
圧VDDの1/2のしきい値電圧を有する出力用インバー
タ回路30、入力信号で制御されるPch.Tr81、
Pch.Tr82、制御信号iで制御されるPch.T
r83、制御信号jで制御されるPch.Tr84、入
力信号で制御されるNch.Tr62、Nch.Tr6
3、制御信号kで制御されるNch.Tr64、制御信
号lで制御されるNch.Tr65、出力信号で制御さ
れるPch.Tr66、Pch.Tr67、制御信号m
で制御されるPch.Tr68、制御信号nで制御され
るPch.Tr69、出力信号で制御されるNch.T
r87、Nch.Tr88、制御信号oで制御されるN
ch.Tr89、制御信号pで制御されるNch.Tr
90、及び各回路に供給する制御信号i,j,k,l,
m,n,o,pを格納するヒステリシス幅選択レジスタ
(制御信号出力手段)100から構成される。
【0068】ここで、上記Pch.Tr81、Pch.
Tr82、Pch.Tr83、Pch.Tr84、Nc
h.Tr62、Nch.Tr63、Nch.Tr64、
Nch.Tr65は、入力信号及び制御信号i,j,
k,lで制御される入力用回路101を構成し、この入
力用回路101のPch.Tr83、Pch.Tr8
4、Nch.Tr64、Nch.Tr65はそれぞれ同
じトランジスタ能力のトランジスタにより構成される。
また、上記Pch.Tr66、Pch.Tr67、Pc
h.Tr68、Pch.Tr69、Nch.Tr87、
Nch.Tr88、Nch.Tr89、Nch.Tr9
0は、出力信号及び制御信号m,n,o,pで制御され
る帰還用回路102を構成し、この帰還用回路102の
Pch.Tr68、Pch.Tr69、Nch.Tr8
9、Nch.Tr90はそれぞれ同じトランジスタ能力
のトランジスタにより構成される。
【0069】すなわち、実施例4のシュミット回路は、
ヒステリシス幅選択レジスタ100からの制御信号i,
j,k,lにより制御されるPch.Tr及びNch.
Trを、各々入力用回路のPch側とNch側に直列に
付加し、直列に接続した回路を少なくとも2組以上設け
るとともに、ヒステリシス幅選択レジスタ100からの
制御信号m,n,o,pにより制御されるPch.Tr
及びNch.Trを、各々帰還用回路のPch側とNc
h側に直列に付加し、直列に接続した回路を少なくとも
2組以上設け、この入力用回路及び帰還用回路に供給す
る制御信号をそれぞれ分離独立させるように構成してい
る。
【0070】次に動作について説明する。ヒステリシス
幅選択レジスタ100に格納されている制御信号i,
j,k,l,m,n,o,pにより実施例2、実施例3
と同様に入力用回路101のPch.Tr83、Pc
h.Tr84、Nch.Tr64、Nch.Tr65及
び帰還用回路102のPch.Tr68、Pch.Tr
69、Nch.Tr89、Nch.Tr90のトランジ
スタ能力を選択することが可能となり、実施例1〜3よ
り多くのスレッショルド電圧VT(-)25、スレッショル
ド電圧VT(+)24及びヒステリシス幅22を選択するこ
とが可能になる。また、入力用回路101及び帰還用回
路102の各トランジスタの能力が同じにならないよう
に設計すれば、さらに多くのスレッショルド電圧VT(-)
25、スレッショルド電圧VT(+)24及びヒステリシス
幅22を選択することが可能になる。
【0071】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図5は請求項8及び請求項9の発明
の一実施例によるシュミット回路を示す回路図であり、
実施例1による図1に示した回路の相当部分には同一符
号を付しその説明を省略する。図5において、シュミッ
ト回路は、出力用インバータ回路30、入力用回路11
1、帰還用回路112、入力信号と制御信号rとの論理
積をとる論理積回路(論理回路)113、入力用回路1
11及び帰還用回路112と低電位側電源(実施例5で
は、GND)との間に設置され、論理積回路113の出
力をゲート入力としてON/OFF制御されるNch.
Tr114、及びNch.Tr114に供給する制御信
号rを格納するヒステリシス幅選択レジスタ(制御信号
出力手段)115から構成される。
【0072】すなわち、実施例5のシュミット回路は、
Nch.Tr114に供給する制御信号rを格納するヒ
ステリシス幅選択レジスタ115と、入力信号とヒステ
リシス幅選択レジスタ115から出力された制御信号r
の論理積をとる論理積回路113と、論理積回路113
の出力によりON/OFFしてGNDに導通し、出力用
インバータ回路30の入力側の電位レベルを変えるNc
h.Tr114とを備えたものである。
【0073】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路は、ヒステリシス幅選択レジスタ115に格納さ
れている制御信号rにより論理積回路113を制御して
Nch.Tr114をON/OFFさせる。Nch.T
r114のON/OFFにより出力用インバータ回路3
0に入力される電位を変化させ、このシュミット回路の
スレッショルド電圧VT(+)24を変えることができる。
【0074】すなわち、出力用インバータ回路30の出
力の反転は出力用インバータ回路11の入力レベルがし
きい値電圧に達することでことで行われるが、出力用イ
ンバータ回路30に入力される電位を変化させることで
入力レベルに対するスレッショルド電圧VT(+)24を変
化させることができる。
【0075】また、本実施例のシュミット回路は、出力
用インバータ回路30の入力部を実施例2よりコンパク
トに配置できるというメリットがある。
【0076】さらに、Nch.Tr、論理積回路、論理
積回路制御信号を増やすことにより、より多くのスレッ
ショルド電圧VT(+)24を選択することが可能になる。
【0077】実施例6.以下、この発明の実施例6を図
について説明する。図6は請求項10の発明の一実施例
によるシュミット回路を示す回路図であり、実施例5に
よる図5に示した回路の相当部分には同一符号を付しそ
の説明を省略する。図6において、シュミット回路は、
出力用インバータ回路30、入力用回路111、帰還用
回路112、入力信号と制御信号sとの論理和をとる論
理和回路(論理回路)116、入力用回路111及び帰
還用回路112と高電位側電源(実施例6では、VDD)
との間に設置され、論理和回路116の出力をゲート入
力としてON/OFF制御されるPch.Tr117、
及びPch.Tr117に供給する制御信号sを格納す
るヒステリシス幅選択レジスタ(制御信号出力手段)1
18から構成される。
【0078】すなわち、実施例6のシュミット回路は、
Pch.Tr117に供給する制御信号sを格納するヒ
ステリシス幅選択レジスタ118と、入力信号とヒステ
リシス幅選択レジスタ118から出力された制御信号s
の論理和をとる論理和回路116と、論理和回路116
の出力によりON/OFFして電源電圧VDDに導通し、
出力用インバータ回路30の入力側の電位レベルを変え
るPch.Tr117とを備えたものである。
【0079】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路は、ヒステリシス幅選択レジスタ118に格納さ
れている制御信号sにより論理和回路116を制御して
Pch.Tr117をON/OFFさせる。Pch.T
r117のON/OFFにより出力用インバータ回路3
0に入力される電位を変化させ、このシュミット回路の
スレッショルド電圧VT(-)25を変えることができる。
また、本実施例のシュミット回路は、出力用インバータ
回路30の入力部を実施例3よりコンパクトに配置でき
るというメリットがある。
【0080】さらに、Pch.Tr、論理和回路、論理
和回路制御信号を増やすことにより、より多くのスレッ
ショルド電圧VT(-)25を選択することが可能になる。
【0081】実施例7.以下、この発明の実施例7を図
について説明する。図7は請求項11の発明の一実施例
によるシュミット回路を示す回路図であり、上記実施例
5と実施例6の考えかたを合わせたものである。実施例
7の説明にあたり実施例5、実施例6による図5及び図
6に示した回路の相当部分には同一符号を付しその説明
を省略する。図7において、シュミット回路は、出力用
インバータ回路30、入力用回路111、帰還用回路1
12、入力信号と制御信号rとの論理積をとる論理積回
路113、入力信号と制御信号sとの論理和をとる論理
和回路116、入力用回路111及び帰還用回路112
と低電位側電源(例えば、GND)との間に設置され、
論理積回路113の出力をゲート入力としてON/OF
F制御されるNch.Tr114、入力用回路111及
び帰還用回路112と高電位側電源(例えば、VDD)と
の間に設置され、論理和回路116の出力をゲート入力
としてON/OFF制御されるPch.Tr117、及
びNch.Tr114に供給する制御信号rとPch.
Tr117に供給する制御信号sを格納するヒステリシ
ス幅選択レジスタ(制御信号出力手段)119から構成
される。
【0082】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路は、ヒステリシス幅選択レジスタ119に格納さ
れている制御信号rにより論理積回路113を制御して
Nch.Tr114をON/OFFさせるとともに、ヒ
ステリシス幅選択レジスタ119に格納されている制御
信号sにより論理和回路116を制御してPch.Tr
117をON/OFFさせる。このNch.Tr114
及びPch.Tr117のON/OFFにより出力用イ
ンバータ回路30に入力される電位を変化させ、このシ
ュミット回路のスレッショルド電圧VT(+)24、スレッ
ショルド電圧VT(-)25を変えることができる。さら
に、Nch.Tr、Pch.Tr、論理積回路、論理和
回路、その制御信号を増やすことにより、より多くのス
レッショルド電圧VT(+)24、スレッショルド電圧VT
(-)25を選択することが可能になる。
【0083】実施例8.以下、この発明の実施例8を図
について説明する。図8は請求項12及び請求項13の
発明の一実施例によるシュミット回路を示す回路図であ
り、実施例8の説明にあたり実施例3、実施例5による
図3及び図5に示した回路の相当部分には同一符号を付
しその説明を省略する。図8において、シュミット回路
は、入力用回路111、帰還用回路112、入力用回路
111及び帰還用回路112の出力を入力信号として制
御されるPch.Tr81、Pch.Tr82、制御信
号gで制御されるPch.Tr83、制御信号hで制御
されるPch.Tr84、入力用回路111及び帰還用
回路112の出力を入力信号として制御されるNch.
Tr85、及び各回路に供給する制御信号g,hを格納
するTTL入力レベル選択レジスタ(制御信号出力手
段)120から構成される。
【0084】ここで、上記Pch.Tr81、Pch.
Tr82、Pch.Tr83、Pch.Tr84、Nc
h.Tr85は、入力用回路111及び帰還用回路11
2からの出力信号及び制御信号g,hで制御されるPc
h可変回路(出力用回路)91を構成し、このPch可
変回路91のPch側はトランジスタ能力の異なる2つ
のPch.Tr83、Pch.Tr84により、またN
ch側は1つのNch.Tr85によりそれぞれ構成さ
れる。
【0085】すなわち、入力用回路111及び帰還用回
路112からの出力を入力信号とし、出力を帰還用回路
112の入力とするPch可変回路91を設け、Pch
可変回路91は、TTL入力レベル選択レジスタ120
からの制御信号gにより制御されるPch.Tr83を
Pch可変回路91のPch側に直列に付加したPc
h.Tr組とTTL入力レベル選択レジスタ120から
の制御信号hにより制御されるPch.Tr84をPc
h可変回路91のPch側に直列に付加したPch.T
r組との2組を並列に配置するように構成している。
【0086】次に動作について説明する。上記シュミッ
ト回路は、入力用、帰還用回路にトランジスタ能力が固
定されている入力用回路111及び帰還用回路112を
用いているのでヒステリシス幅22は変わらないが、出
力用回路としてPch可変回路91を用いることによ
り、Pch可変回路91のPch.Tr83、Pch.
Tr84をTTL入力レベル選択レジスタ120に格納
されている制御信号g,hで選択することによってPc
h.Tr能力を変化させ、これによってNch.Trと
の比を変化させることができ、Pch可変回路91のし
きい値を変化させることができる。この場合、Pch可
変回路91のPch.Tr能力をNch.Trより低く
することでヒステリシス幅22の中央値23を下げるこ
とができ、TTL入力レベルに合った特性のシュミット
回路が実現できる。
【0087】シュミット回路は、半導体回路の入力回路
等に用いられることが多く、入力回路では外部のTTL
(Transistor Transistor Logic)ICで駆動されるこ
とが多いが、実施例8によれば中央値23を変えること
によって、論理反転電圧をTTLレベルコンパチブルに
することができる。この実施例8では、Pch可変回路
91によってヒステリシス幅22の中央値23を下げる
ようにしているが、これに代えて図3に示すNch可変
回路92(あるいは図2に示すNch可変回路72)を
用いても同様の効果を得ることができる。
【0088】実施例9.以下、この発明の実施例9を図
について説明する。図9は請求項14及び請求項15の
発明の一実施例によるシュミット回路を示す回路図であ
り、前記実施例1と実施例8の考えかたを合わせたもの
である。実施例9の説明にあたり実施例1、実施例8に
よる図1及び図8に示した回路の相当部分には同一符号
を付しその説明を省略する。
【0089】図9において、シュミット回路は、出力用
インバータ回路として用いられるPch可変回路91、
制御信号aの反転信号で制御されるPch.Tr31、
入力信号で制御されるPch.Tr32、入力信号で制
御されるNch.Tr33、制御信号aで制御されるN
ch.Tr34、制御信号bの反転信号で制御されるP
ch.Tr35、入力信号で制御されるPch.Tr3
6、入力信号で制御されるNch.Tr37、制御信号
bで制御されるNch.Tr38、制御信号cの反転信
号で制御されるPch.Tr39、出力信号で制御され
るPch.Tr40、出力信号で制御されるNch.T
r41、制御信号cで制御されるNch.Tr42、制
御信号dの反転信号で制御されるPch.Tr43、出
力信号で制御されるPch.Tr44、出力信号で制御
されるNch.Tr45、制御信号dで制御されるNc
h.Tr46、及び各回路に供給する制御信号a,b,
c,d,g,hを格納するヒステリシス幅−TTL入力
レベル選択レジスタ(制御信号出力手段)121から構
成される。
【0090】すなわち、実施例9のシュミット回路は、
図1に示す実施例1のシュミット回路の出力用インバー
タ回路30を、図8に示す実施例1のシュミット回路の
Pch可変回路91に置き換えた構成となっている。
【0091】この場合も、実施例1と同様に、上記Pc
h.Tr35とPch.Tr36とを直列接続すること
によりによって合成される合成Pch.Trのトランジ
スタ能力は、上記Pch.Tr31とPch.Tr32
とを直列接続することによって合成される合成Pch.
Trのトランジスタ能力より高く設計し、また、上記N
ch.Tr37とNch.Tr38とを直列接続するこ
とによりによって合成される合成Nch.Trのトラン
ジスタ能力は、上記Nch.Tr33とNch.Tr3
4とを直列接続することによって合成される合成Nc
h.Trのトランジスタ能力より高く設計する。また、
上記Pch.Tr43とPch.Tr44とを直列接続
することによりによって合成される合成Pch.Trの
トランジスタ能力は、上記Pch.Tr39とPch.
Tr40とを直列接続することによって合成される合成
Pch.Trのトランジスタ能力より高く設計し、ま
た、上記Nch.Tr45とNch.Tr46とを直列
接続することによりによって合成される合成Nch.T
rのトランジスタ能力は、上記Nch.Tr41とNc
h.Tr42とを直列接続することによって合成される
合成Nch.Trのトランジスタ能力より高く設計す
る。
【0092】このようにして、上記Pch.Tr31、
Pch.Tr32、Nch.Tr33及びNch.Tr
34は、入力信号及び制御信号aで制御される入力用回
路48を構成し、上記Pch.Tr35、Pch.Tr
36、Nch.Tr37及びNch.Tr38は、入力
信号及び制御信号bで制御される入力用回路49を構成
する。また、上記Pch.Tr39、Pch.Tr4
0、Nch.Tr41及びNch.Tr42は、出力信
号及び制御信号cで制御される帰還用回路50を構成
し、上記Pch.Tr43、Pch.Tr44、Nc
h.Tr45及びNch.Tr46は、出力信号及び制
御信号dで制御される帰還用回路51を構成する。
【0093】これにより入力用回路49は、入力用回路
48より、また、帰還用回路51は帰還用回路50より
各々トランジスタ能力の高い回路となっている。また、
上記Pch.Tr81、Pch.Tr82、Pch.T
r83、Pch.Tr84、Nch.Tr85は、入力
用回路48、49及び帰還用回路50、51からの出力
信号及び制御信号g,hで制御されるPch可変回路9
1を構成し、このPch可変回路91のPch側はトラ
ンジスタ能力の異なる2つのPch.Tr83、Pc
h.Tr84により、またNch側は1つのNch.T
r85によりそれぞれ構成される。
【0094】次に動作について説明する。ヒステリシス
幅−TTL入力レベル選択レジスタ121に格納されて
いる制御信号a,b,c,dによりトランジスタ能力が
異なるように構成された入力用回路48、49、帰還用
回路50、51のトランジスタを選択するようにしてる
ので、前記図11に示すバッファの入出力特性のヒステ
リシス幅22を選択することができるとともに、ヒステ
リシス幅−TTL入力レベル選択レジスタ121に格納
されている制御信号g,hによりPch可変回路91の
Pch.Tr83、Pch.Tr84を選択することに
よってPch.Tr能力を変化させ、ヒステリシス幅2
2の中央値23を可変することができる。その結果、半
導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス幅22を得
ることができ、TTL入力レベルに合った特性のシュミ
ット回路が実現できる。
【0095】この実施例9では、Pch可変回路91に
よってヒステリシス幅22の中央値23を可変するよう
にしているが、これに代えて図3に示すNch可変回路
92(あるいは図2に示すNch可変回路72)を用い
ても同様の効果を得ることができる。
【0096】また、実施例9では、図1に示す実施例1
のシュミット回路の出力用インバータ回路30を、図8
に示す実施例1のシュミット回路のPch可変回路91
に置き換えた例であるが、同様の方法によって実施例2
〜7の出力用インバータ回路30を、上記Pch可変回
路91又はNch可変回路92に置き換えるようにして
もよく、このようにすれば実施例2〜7におけるヒステ
リシス幅22の可変効果に加えて、ヒステリシス幅22
の中央値23を可変することができる。
【0097】なお、上記実施例1〜9では、シュミット
回路をバッファ回路として用いているが、これに限ら
ず、例えば上記実施例1〜9のシュミット回路にゲート
を加えた各種論理回路(例えば、2入力NANDゲート
回路)等に適用してもよいことは言うまでもない。
【0098】また、上記実施例1〜9においてシュミッ
ト回路を構成する回路やマトリクス、ゲート数、その種
類などは前述した実施例に限られないことは言うまでも
ない。
【0099】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
入力信号を反転する複数の入力用回路と、上記複数の入
力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出力
用回路からの出力信号を上記複数の入力用回路の出力側
に帰還させる複数の帰還用回路と、上記複数の入力用回
路及び上記複数の帰還用回路を制御する制御信号を出力
する制御信号出力手段とを備えるように構成したので、
入力用回路及び帰還用回路の選択によってヒステリシス
幅を選択することができ、目的の回路条件に適合したヒ
ステリシス幅を得ることができる効果がある。
【0100】請求項2の発明によれば、入力信号を反転
する複数の入力用回路と、上記複数の入力用回路からの
出力を反転する出力用回路と、上記出力用回路からの出
力信号を上記複数の入力用回路の出力側に帰還させる複
数の帰還用回路と、上記複数の入力用回路及び上記複数
の帰還用回路を制御する制御信号を出力する制御信号出
力手段とを備え、上記複数の入力用回路及び上記複数の
帰還用回路のトランジスタ能力が回路毎に異なるように
構成し、上記制御信号出力手段から出力される制御信号
によってトランジスタ能力が異なるように構成された入
力用回路及び帰還用回路を選択するように構成したの
で、入力用回路及び帰還用回路の選択によってヒステリ
シス幅を選択することができ、例えば選択された帰還用
回路のトランジスタ能力が高い回路の場合には、スレッ
ショルド電圧VT(+)が引き上げられ、ヒステリシス幅を
大きくすることができる。したがって、入力を厳しく判
定するためにヒステリシス幅を広げたりすることがで
き、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス幅を
得ることができる効果がある。
【0101】請求項3の発明によれば、入力用回路及び
上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信号を出
力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のNチャネ
ル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制
御されるNチャネルトランジスタを直列に付加したNチ
ャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上、並びに上
記帰還用回路のPチャネル側に、上記制御信号出力手段
からの制御信号により制御されるPチャネルトランジス
タを直列に付加したPチャネルトランジスタ組を少なく
とも2組以上備えるように構成したので、制御信号出力
手段から出力される制御信号によってトランジスタ能力
の異なるトランジスタの組み合わせを変えてヒステリシ
ス幅のうちスレッショルド電圧VT(+)を変化させること
ができ、入力を厳しく判定するためにヒステリシス幅を
広げたりするといったように半導体回路の使用条件に合
わせたヒステリシス幅を得ることができる効果がある。
【0102】請求項4の発明によれば、入力用回路及び
上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信号を出
力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のPチャネ
ル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制
御されるPチャネルトランジスタを直列に付加したPチ
ャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上、並びに上
記帰還用回路のNチャネル側に、上記制御信号出力手段
からの制御信号により制御されるNチャネルトランジス
タを直列に付加したNチャネルトランジスタ組を少なく
とも2組以上備えるように構成したので、制御信号出力
手段から出力される制御信号によってトランジスタ能力
の異なるトランジスタの組み合わせを変えてヒステリシ
ス幅のうちスレッショルド電圧VT(-)を変化させること
ができ、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス
幅を得ることができる効果がある。
【0103】請求項5の発明によれば、制御信号により
制御されるNチャネルトランジスタのトランジスタ能力
が上記Nチャネルトランジスタ組毎に異なるように構成
するとともに、上記制御信号により制御されるPチャネ
ルトランジスタのトランジスタ能力が上記Pチャネルト
ランジスタ組毎に異なるように構成し、上記制御信号に
よってトランジスタ能力が異なるように構成されたNチ
ャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタを選択
するように構成したので、制御信号出力手段から出力さ
れる制御信号によってトランジスタ能力の異なるトラン
ジスタの組み合わせを変えてヒステリシス幅のうちスレ
ッショルド電圧VT(+)またはスレッショルド電圧VT(-)
を変化させることができ、半導体回路の使用条件に合わ
せたヒステリシス幅を随時得ることができる効果があ
る。
【0104】請求項6の発明によれば、入力用回路及び
上記帰還用回路のトランジスタを制御する制御信号を出
力する制御信号出力手段と、上記入力用回路のPチャネ
ル側とNチャネル側に、上記制御信号出力手段からの制
御信号により制御されるPチャネルトランジスタとNチ
ャネルトランジスタを各々直列に付加したNチャネルト
ランジスタ組を少なくとも2組以上、並びに上記帰還用
回路のPチャネル側とNチャネル側に、上記制御信号出
力手段からの制御信号により制御されるPチャネルトラ
ンジスタとNチャネルトランジスタを各々直列に付加し
たNチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上備え
るように構成したので、制御信号出力手段から出力され
る制御信号によって入力用回路及び帰還用回路の各々の
トランジスタのトランジスタ能力を選択することが可能
となり、より多くのスレッショルド電圧VT(-)、スレッ
ショルド電圧VT(+)及びヒステリシス幅を選択すること
が可能になる効果がある。
【0105】請求項7の発明によれば、制御信号により
制御されるPチャネルトランジスタとNチャネルトラン
ジスタのトランジスタ能力がそれぞれ異なるように構成
し、上記制御信号によってトランジスタ能力が異なるよ
うに構成されたNチャネルトランジスタ及びPチャネル
トランジスタを選択するように構成したので、さらに多
ろくのトランジスタの組み合わせによるトランジスタ能
力を選択することが可能となり、より多くのスレッショ
ルド電圧VT(-)、スレッショルド電圧VT(+)及びヒステ
リシス幅を選択することが可能になる効果がある。
【0106】請求項8の発明によれば、トランジスタを
制御する制御信号を出力する制御号出力手段と、入力信
号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号の論
理をとる論理回路と、上記論理回路の出力によりON/
OFFして高電位側電源又は低電位側電源に導通し、上
記出力用回路の入力側の電位レベルを変えるトランジス
タとを備えるように構成したので、出力用回路の入力側
の電位レベルが変化すさせることにより出力用回路に入
力される電位を変化させることができ、このシュミット
回路のスレッショルド電圧VT(+)またはスレッショルド
電圧VT(-)を変えることができる効果がある。
【0107】請求項9の発明によれば、トランジスタを
制御する制御信号を出力する制御信号出力手段と、入力
信号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号の
論理積をとる論理積回路と、入力用回路及び帰還用回路
と低電位側電源との間に設置され、上記論理積回路の出
力をゲート入力とするNチャネルトランジスタとを備え
るように構成したので、出力用回路の入力側の電位レベ
ルを変化させることにより出力用回路に入力される電位
を変化させることができ、このシュミット回路のスレッ
ショルド電圧VT(+)を変えることができる効果がある。
【0108】請求項10の発明によれば、トランジスタ
を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段と、入
力信号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号
の論理和をとる論理和回路と、入力用回路及び帰還用回
路と高電位側電源との間に設置され、上記論理和回路の
出力をゲート入力とするPチャネルトランジスタとを備
えてるように構成したので、出力用回路の入力側の電位
レベルを変化させることにより出力用回路に入力される
電位を変化させることができ、このシュミット回路のス
レッショルド電圧VT(-)を変えることができる効果があ
る。
【0109】請求項11の発明によれば、トランジスタ
を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段と、入
力信号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号
の論理積をとる論理積回路と、入力信号と上記制御信号
出力手段から出力された制御信号の論理和をとる論理和
回路と、入力用回路及び帰還用回路と低電位側電源との
間に設置され、上記論理積回路の出力をゲート入力とす
るNチャネルトランジスタと、入力用回路及び帰還用回
路と高電位側電源との間に設置され、上記論理和回路の
出力をゲート入力とするPチャネルトランジスタとを備
えるように構成したので、出力用回路の入力側の電位レ
ベルを変化させることにより出力用回路に入力される電
位を変化させることができ、このシュミット回路のスレ
ッショルド電圧VT(+)及びスレッショルド電圧VT(-)を
変えることができる効果がある。
【0110】請求項12の発明によれば、入力用回路及
び帰還用回路のトランジスタを制御する制御信号を出力
する制御信号出力手段と、出力用回路は、上記入力用回
路のPチャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御
信号により制御されるPチャネルトランジスタを直列に
付加したPチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以
上並列に配置するように構成したので、制御信号出力手
段から出力される制御信号によってPチャネルトランジ
スタのトランジスタ能力を選択することによってPチャ
ネルトランジスタのトランジスタ能力を変化させ、これ
によってNチャネルトランジスタとの比を変化させるこ
とができ、出力用回路のしきい値を変化させることがで
きる。その結果、例えばヒステリシス幅の中央値を下げ
ることができ、TTL入力レベルに合った特性のシュミ
ット回路が実現できる効果がある。
【0111】請求項13の発明によれば、入力用回路及
び帰還用回路のトランジスタを制御する制御信号を出力
する制御信号出力手段と、出力用回路は、上記入力用回
路のNチャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御
信号により制御されるNチャネルトランジスタを直列に
付加したNチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以
上並列に配置するように構成したので、制御信号出力手
段から出力される制御信号によってNチャネルトランジ
スタのトランジスタ能力を選択することによってNチャ
ネルトランジスタのトランジスタ能力を変化させ、これ
によってNチャネルトランジスタとの比を変化させるこ
とができ、出力用回路のしきい値を変化させることがで
きる。その結果、例えばヒステリシス幅の中央値を下げ
ることができ、TTL入力レベルに合った特性のシュミ
ット回路が実現できる効果がある。
【0112】請求項14の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項6、請求項8、請求項
9、請求項10、請求項11、請求項12又は請求項13
における出力用回路として、入力用回路のPチャネル側
に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
れるPチャネルトランジスタを直列に付加したPチャネ
ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
ように構成したので、トランジスタ能力が異なるように
構成された入力用回路、帰還用回路のトランジスタを選
択ことでヒステリシス幅を選択することができるととも
に、制御信号により出力用回路のトランジスタを選択す
ることによってPチャネルトランジスタ能力を変化さ
せ、ヒステリシス幅の中央値を可変することができる。
その結果、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシ
ス幅を得ることができ、TTL入力レベルに合った特性
のシュミット回路が実現できる効果がある。
【0113】請求項15の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項6、請求項8、請求項
9、請求項10、請求項11、請求項12又は請求項13
における出力用回路として、入力用回路のNチャネル側
に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
れるNチャネルトランジスタを直列に付加したNチャネ
ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
ように構成したので、トランジスタ能力が異なるように
構成された入力用回路、帰還用回路のトランジスタを選
択ことでヒステリシス幅を選択することができるととも
に、制御信号により出力用回路のトランジスタを選択す
ることによってPch.Tr能力を変化させ、ヒステリ
シス幅22の中央値23を可変することができる。その
結果、半導体回路の使用条件に合わせたヒステリシス幅
を得ることができ、TTL入力レベルに合った特性のシ
ュミット回路が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の一実施例による
シュミット回路を示す回路図である。
【図2】請求項3及び請求項5の発明の一実施例による
シュミット回路を示す回路図である。
【図3】請求項4及び請求項5の発明の一実施例による
シュミット回路を示す回路図である。
【図4】請求項6及び請求項7の発明の一実施例による
シュミット回路を示す回路図である。
【図5】請求項8及び請求項9の発明の一実施例による
シュミット回路を示す回路図である。
【図6】請求項10の発明の一実施例によるシュミット
回路を示す回路図である。
【図7】請求項11の発明の一実施例によるシュミット
回路を示す回路図である。
【図8】請求項12及び請求項13の発明の一実施例に
よるシュミット回路を示す回路図である。
【図9】請求項14及び請求項15の発明の一実施例に
よるシュミット回路を示す回路図である。
【図10】従来のシュミット回路を示す回路図である。
【図11】従来のシュミット回路の入出力特性図であ
る。
【符号の説明】
30 出力用インバータ回路(出力用回路) 31,32,35,36,39,40,43,44,6
1,66,67,68,69,81,82,83,8
4,86,117 Pch.Tr(Pチャネルトラン
ジスタ) 33,34,37,38,41,42,45,46,6
2,63,64,65,70,85,87,88,8
9,90,114 Nch.Tr(Nチャネルトラン
ジスタ) 47,71,100,115,118,119 ヒス
テリシス幅選択レジスタ(制御信号出力手段) 120 TTL入力レベル選択レジスタ(制御信号出力
手段) 121 ヒステリシス幅−TTL入力レベル選択レジス
タ(制御信号出力手段) 48,49,101,111 入力用回路 50,51,102,112 帰還用回路 113 論理積回路(論理回路) 116 論理和回路(論理回路) 72 Nch可変回路(入力用回路) 73 Pch可変回路(帰還用回路) 91 Pch可変回路(入力用回路、出力用回路) 92 Nch可変回路(帰還用回路)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を反転する複数の入力用回路
    と、上記複数の入力用回路からの出力を反転する出力用
    回路と、上記出力用回路からの出力信号を上記複数の入
    力用回路の出力側に帰還させる複数の帰還用回路と、上
    記複数の入力用回路及び上記複数の帰還用回路を制御す
    る制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えたシュ
    ミット回路。
  2. 【請求項2】 入力信号を反転する複数の入力用回路
    と、上記複数の入力用回路からの出力を反転する出力用
    回路と、上記出力用回路からの出力信号を上記複数の入
    力用回路の出力側に帰還させる複数の帰還用回路と、上
    記複数の入力用回路及び上記複数の帰還用回路を制御す
    る制御信号を出力する制御信号出力手段とを備え、上記
    複数の入力用回路及び上記複数の帰還用回路のトランジ
    スタ能力が回路毎に異なるように構成し、上記制御信号
    出力手段から出力される制御信号によってトランジスタ
    能力が異なるように構成された入力用回路及び帰還用回
    路を選択するようにしたシュミット回路。
  3. 【請求項3】 入力信号を反転する入力用回路と、上記
    入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出
    力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰
    還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、上記入力用回路及び上記帰還用回路のトランジスタ
    を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備
    え、上記入力用回路のNチャネル側に、上記制御信号出
    力手段からの制御信号により制御されるNチャネルトラ
    ンジスタを直列に付加したNチャネルトランジスタ組を
    少なくとも2組以上、並びに上記帰還用回路のPチャネ
    ル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制
    御されるPチャネルトランジスタを直列に付加したPチ
    ャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上具備したこ
    とを特徴とするシュミット回路。
  4. 【請求項4】 入力信号を反転する入力用回路と、上記
    入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出
    力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰
    還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、上記入力用回路及び上記帰還用回路のトランジスタ
    を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備
    え、上記入力用回路のPチャネル側に、上記制御信号出
    力手段からの制御信号により制御されるPチャネルトラ
    ンジスタを直列に付加したPチャネルトランジスタ組を
    少なくとも2組以上、並びに上記帰還用回路のNチャネ
    ル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制
    御されるNチャネルトランジスタを直列に付加したNチ
    ャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上具備したこ
    とを特徴とするシュミット回路。
  5. 【請求項5】 上記制御信号により制御されるNチャネ
    ルトランジスタのトランジスタ能力が上記Nチャネルト
    ランジスタ組毎に異なるように構成するとともに、上記
    制御信号により制御されるPチャネルトランジスタのト
    ランジスタ能力が上記Pチャネルトランジスタ組毎に異
    なるように構成し、上記制御信号によってトランジスタ
    能力が異なるように構成されたNチャネルトランジスタ
    及びPチャネルトランジスタを選択するように構成した
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のシュミッ
    ト回路。
  6. 【請求項6】 入力信号を反転する入力用回路と、上記
    入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出
    力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰
    還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、上記入力用回路及び上記帰還用回路のトランジスタ
    を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備
    え、上記入力用回路のPチャネル側とNチャネル側に、
    上記制御信号出力手段からの制御信号により制御される
    PチャネルトランジスタとNチャネルトランジスタを各
    々直列に付加したNチャネルトランジスタ組を少なくと
    も2組以上、並びに上記帰還用回路のPチャネル側とN
    チャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号に
    より制御されるPチャネルトランジスタとNチャネルト
    ランジスタを各々直列に付加したNチャネルトランジス
    タ組を少なくとも2組以上具備したことを特徴とするシ
    ュミット回路。
  7. 【請求項7】 上記制御信号により制御されるPチャネ
    ルトランジスタとNチャネルトランジスタのトランジス
    タ能力がそれぞれ異なるように構成し、上記制御信号に
    よってトランジスタ能力が異なるように構成されたNチ
    ャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタを選択
    するように構成したことを特徴とする請求項6記載のシ
    ュミット回路。
  8. 【請求項8】 入力信号を反転する入力用回路と、上記
    入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出
    力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰
    還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、トランジスタを制御する制御信号を出力する制御信
    号出力手段と、入力信号と上記制御信号出力手段から出
    力された制御信号の論理をとる論理回路と、上記論理回
    路の出力によりON/OFFして高電位側電源又は低電
    位側電源に導通し、上記出力用回路の入力側の電位レベ
    ルを変えるトランジスタとを備えたことを特徴とするシ
    ュミット回路。
  9. 【請求項9】 入力信号を反転する入力用回路と、上記
    入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記出
    力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に帰
    還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、トランジスタを制御する制御信号を出力する制御信
    号出力手段と、入力信号と上記制御信号出力手段から出
    力された制御信号の論理積をとる論理積回路と、入力用
    回路及び帰還用回路と低電位側電源との間に設置され、
    上記論理積回路の出力をゲート入力とするNチャネルト
    ランジスタとを備えたことを特徴とするシュミット回
    路。
  10. 【請求項10】 入力信号を反転する入力用回路と、上
    記入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記
    出力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に
    帰還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、トランジスタを制御する制御信号を出力する制御信
    号出力手段と、入力信号と上記制御信号出力手段から出
    力された制御信号の論理和をとる論理和回路と、入力用
    回路及び帰還用回路と高電位側電源との間に設置され、
    上記論理和回路の出力をゲート入力とするPチャネルト
    ランジスタとことを特徴とするシュミット回路。
  11. 【請求項11】 入力信号を反転する入力用回路と、上
    記入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記
    出力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に
    帰還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、トランジスタを制御する制御信号を出力する制御信
    号出力手段と、入力信号と上記制御信号出力手段から出
    力された制御信号の論理積をとる論理積回路と、入力信
    号と上記制御信号出力手段から出力された制御信号の論
    理和をとる論理和回路と、入力用回路及び帰還用回路と
    低電位側電源との間に設置され、上記論理積回路の出力
    をゲート入力とするNチャネルトランジスタと、入力用
    回路及び帰還用回路と高電位側電源との間に設置され、
    上記論理和回路の出力をゲート入力とするPチャネルト
    ランジスタとを具備したことを特徴とするシュミット回
    路。
  12. 【請求項12】 入力信号を反転する入力用回路と、上
    記入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記
    出力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に
    帰還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、上記入力用回路及び上記帰還用回路のトランジスタ
    を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備
    え、上記出力用回路は、上記入力用回路のPチャネル側
    に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
    れるPチャネルトランジスタを直列に付加したPチャネ
    ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
    ように構成したことを特徴とするシュミット回路。
  13. 【請求項13】 入力信号を反転する入力用回路と、上
    記入力用回路からの出力を反転する出力用回路と、上記
    出力用回路からの出力信号を上記入力用回路の出力側に
    帰還させる帰還用回路とを備えたシュミット回路におい
    て、上記入力用回路及び上記帰還用回路のトランジスタ
    を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備
    え、上記出力用回路は、上記入力用回路のNチャネル側
    に、上記制御信号出力手段からの制御信号により制御さ
    れるNチャネルトランジスタを直列に付加したNチャネ
    ルトランジスタ組を少なくとも2組以上並列に配置する
    ように構成したことを特徴とするシュミット回路。
  14. 【請求項14】 上記出力用回路は、上記入力用回路の
    Pチャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号
    により制御されるPチャネルトランジスタを直列に付加
    したPチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上並
    列に配置するように構成したことを特徴とする請求項1
    〜請求項4、請求項6、請求項8〜請求項13いずれか1
    項記載のシュミット回路。
  15. 【請求項15】 上記出力用回路は、上記入力用回路の
    Nチャネル側に、上記制御信号出力手段からの制御信号
    により制御されるNチャネルトランジスタを直列に付加
    したNチャネルトランジスタ組を少なくとも2組以上並
    列に配置するように構成したことを特徴とする請求項1
    〜請求項4、請求項6、請求項8〜請求項13いずれか1
    項記載のシュミット回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429553B1 (ko) * 2002-03-28 2004-05-03 주식회사 하이닉스반도체 와이드 전압에서 일정한 히스테리시스를 갖는 슈미트트리거 회로
KR100548530B1 (ko) * 1999-12-15 2006-02-02 매그나칩 반도체 유한회사 쉬미트 트리거
JP2019186933A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 アナログ ディヴァイスィズ インク 動的ヒステリシス回路
CN112468121A (zh) * 2020-12-01 2021-03-09 深圳市紫光同创电子有限公司 施密特触发器

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