JPH0787316A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0787316A JPH0787316A JP5229063A JP22906393A JPH0787316A JP H0787316 A JPH0787316 A JP H0787316A JP 5229063 A JP5229063 A JP 5229063A JP 22906393 A JP22906393 A JP 22906393A JP H0787316 A JPH0787316 A JP H0787316A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】記録方式に応じた最適な中間調処理方法で中間
調画像を生成し、これにより記録された画像を常に良好
な中間調画像とすることを可能とする。 【構成】集中型ディザ法に準じて多値画像データの2値
化処理を行う集中型ディザ処理部90と、誤差拡散法に
準じて多値画像データの2値化処理を行う誤差拡散処理
部91とを設ける。集中型ディザ処理部90および誤差
拡散処理部91は、セレクタ92で一方の出力を選択す
ることにより、どちらか一方を有効とする。そして読取
制御部1hが、集中型ディザ処理部90または誤差拡散
処理部91で生成した画像データに対応する画像を記録
する際の記録方式に応じてセレクタ92を制御し、記録
方式に最適な擬似中間調処理方法を使用する。
調画像を生成し、これにより記録された画像を常に良好
な中間調画像とすることを可能とする。 【構成】集中型ディザ法に準じて多値画像データの2値
化処理を行う集中型ディザ処理部90と、誤差拡散法に
準じて多値画像データの2値化処理を行う誤差拡散処理
部91とを設ける。集中型ディザ処理部90および誤差
拡散処理部91は、セレクタ92で一方の出力を選択す
ることにより、どちらか一方を有効とする。そして読取
制御部1hが、集中型ディザ処理部90または誤差拡散
処理部91で生成した画像データに対応する画像を記録
する際の記録方式に応じてセレクタ92を制御し、記録
方式に最適な擬似中間調処理方法を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擬似中間調画像を扱う
機能を有したファクシミリ装置に関する。
機能を有したファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、2値の画
像データを伝送することが基本であるため、写真のよう
な中間調画像を伝送する場合には、画素単位では2値で
ありながら、画像全体としては中間調として見えるよう
な擬似中間調を用いる。このような擬似中間調の処理方
法は、例えばディザ法や誤差拡散法などの多くの方法が
あるが、従来のファクシミリ装置においては、これらの
擬似中間調処理方法のいずれか1つのみを搭載し、その
方法によってのみ擬似中間調画像を生成するものとなっ
ている。
像データを伝送することが基本であるため、写真のよう
な中間調画像を伝送する場合には、画素単位では2値で
ありながら、画像全体としては中間調として見えるよう
な擬似中間調を用いる。このような擬似中間調の処理方
法は、例えばディザ法や誤差拡散法などの多くの方法が
あるが、従来のファクシミリ装置においては、これらの
擬似中間調処理方法のいずれか1つのみを搭載し、その
方法によってのみ擬似中間調画像を生成するものとなっ
ている。
【0003】ところでファクシミリ装置における記録方
式には、例えば感熱方式、熱転写方式および電子写真方
式などといった種々の方法があり、生成された中間調画
像は様々な記録方式によって記録される。
式には、例えば感熱方式、熱転写方式および電子写真方
式などといった種々の方法があり、生成された中間調画
像は様々な記録方式によって記録される。
【0004】さて、擬似中間調処理方法のうちの誤差拡
散法を例に取ると、この誤差拡散法により生成された擬
似中間調画像は、画点が比較的分散して生じるという性
質がある。このため、誤差拡散法により生成された擬似
中間調画像を良好に記録するためには、細かな画点を精
度良く形成する必要がある。
散法を例に取ると、この誤差拡散法により生成された擬
似中間調画像は、画点が比較的分散して生じるという性
質がある。このため、誤差拡散法により生成された擬似
中間調画像を良好に記録するためには、細かな画点を精
度良く形成する必要がある。
【0005】しかし熱転写方式では、インクフィルムの
特性上、細かい画点の再現性が悪いという性質を有して
おり、従って擬似中間調画像を良好に記録することがで
きないという不具合がある。
特性上、細かい画点の再現性が悪いという性質を有して
おり、従って擬似中間調画像を良好に記録することがで
きないという不具合がある。
【0006】そこで、例えば集中型のディザ法を用いれ
ば、画点が比較的集中して生じるため、熱転写方式によ
って良好に記録することができる。しかし集中型のディ
ザ法を用いると、画点が細かくなってしまう感熱方式で
記録された場合には画点どうしの間に隙間が生じやす
く、正確な濃度を再現することが困難となる。
ば、画点が比較的集中して生じるため、熱転写方式によ
って良好に記録することができる。しかし集中型のディ
ザ法を用いると、画点が細かくなってしまう感熱方式で
記録された場合には画点どうしの間に隙間が生じやす
く、正確な濃度を再現することが困難となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のフ
ァクシミリ装置は、ある1つの中間調処理方法のみを搭
載しているため、生成した中間調画像が記録方式によっ
ては良好に記録することができず、画質が劣化してしま
うという不具合があった。
ァクシミリ装置は、ある1つの中間調処理方法のみを搭
載しているため、生成した中間調画像が記録方式によっ
ては良好に記録することができず、画質が劣化してしま
うという不具合があった。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、記録方式に応
じた最適な中間調処理方法で中間調画像を生成し、これ
により記録された画像を常に良好な中間調画像とするこ
とができるファクシミリ装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、記録方式に応
じた最適な中間調処理方法で中間調画像を生成し、これ
により記録された画像を常に良好な中間調画像とするこ
とができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、おのおの異なる中間調処理方法(例えば
誤差拡散法および集中型ディザ法)に準じて多値画像デ
ータを2値画像データに2値化する少なくとも2つの中
間調処理手段(例えば誤差拡散処理部および集中型ディ
ザ処理部)と、この中間調処理手段により生成された2
値画像データに対応する画像を記録する際に用いられる
記録方式(例えば感熱方式および熱転写方式)を判定す
る、例えばインクフィルムセンサおよび記録制御部から
なる判定手段とを備え、例えば読取制御部などの選択手
段は、前記判定手段の判定結果に基づき、前記少なくと
も2つの中間調処理手段のうちのいずれかを有効とする
ようにした。
めに本発明は、おのおの異なる中間調処理方法(例えば
誤差拡散法および集中型ディザ法)に準じて多値画像デ
ータを2値画像データに2値化する少なくとも2つの中
間調処理手段(例えば誤差拡散処理部および集中型ディ
ザ処理部)と、この中間調処理手段により生成された2
値画像データに対応する画像を記録する際に用いられる
記録方式(例えば感熱方式および熱転写方式)を判定す
る、例えばインクフィルムセンサおよび記録制御部から
なる判定手段とを備え、例えば読取制御部などの選択手
段は、前記判定手段の判定結果に基づき、前記少なくと
も2つの中間調処理手段のうちのいずれかを有効とする
ようにした。
【0010】
【作用】このような手段を講じたことにより、記録の際
に用いられる記録方式が判定手段によって判定され、こ
の判定された記録方式に最適な中間調処理方法で処理す
る中間調処理手段が複数の中間調処理手段から選択さ
れ、多値画像データの2値化がなされる。従って、記録
方式によらずに、良好な中間調画像を記録させることが
できる。
に用いられる記録方式が判定手段によって判定され、こ
の判定された記録方式に最適な中間調処理方法で処理す
る中間調処理手段が複数の中間調処理手段から選択さ
れ、多値画像データの2値化がなされる。従って、記録
方式によらずに、良好な中間調画像を記録させることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本発明のファクシミリ装置の構成を
示す機能ブロック図である。このファクシミリ装置は、
読取部1、主制御部2、コピー処理部3、画像メモリ
4、通信処理部5、記録部6および操作パネル7を有し
て構成されている。
き説明する。図1は本発明のファクシミリ装置の構成を
示す機能ブロック図である。このファクシミリ装置は、
読取部1、主制御部2、コピー処理部3、画像メモリ
4、通信処理部5、記録部6および操作パネル7を有し
て構成されている。
【0012】読取部1は、読取原稿に形成された画像を
読み取り、対応する画像データを生成する。この読取部
1は、生成した画像データをコピー処理部3、画像メモ
リ4および通信制御部5にそれぞれ与える。
読み取り、対応する画像データを生成する。この読取部
1は、生成した画像データをコピー処理部3、画像メモ
リ4および通信制御部5にそれぞれ与える。
【0013】コピー処理部3は、読取部1から与えられ
る画像情報を、主制御部2の制御のもとに必要に応じて
(例えばコピーモード時等)記録部6に転送する。画像
メモリ4は、読取部1または通信処理部5から与えられ
る画像データを、主制御部2の制御のもとに必要に応じ
て記憶する。また画像メモリ4は、記憶している画像デ
ータを、主制御部2の制御のもとに必要に応じて通信処
理部5または記録部6へと与える。
る画像情報を、主制御部2の制御のもとに必要に応じて
(例えばコピーモード時等)記録部6に転送する。画像
メモリ4は、読取部1または通信処理部5から与えられ
る画像データを、主制御部2の制御のもとに必要に応じ
て記憶する。また画像メモリ4は、記憶している画像デ
ータを、主制御部2の制御のもとに必要に応じて通信処
理部5または記録部6へと与える。
【0014】通信処理部5は、読取部1または画像メモ
リ4から与えられる画像データを、主制御部2の制御の
もとに必要に応じて通信回線8へと送出する。また通信
処理部5は、通信回線8を介して到来した画像データを
受信し、画像メモリ4または記録部6に与える。
リ4から与えられる画像データを、主制御部2の制御の
もとに必要に応じて通信回線8へと送出する。また通信
処理部5は、通信回線8を介して到来した画像データを
受信し、画像メモリ4または記録部6に与える。
【0015】記録部6は、コピー処理部3、画像メモリ
4または通信制御部5から与えられる画像データに対応
する画像を所定の記録紙に対して記録する。操作パネル
7は、多数のキースイッチ等の入力部やLCD等の表示
部を有し、オペレータによる指示の受付けやオペレータ
に対する各種情報の表示などを行うためのものである。
4または通信制御部5から与えられる画像データに対応
する画像を所定の記録紙に対して記録する。操作パネル
7は、多数のキースイッチ等の入力部やLCD等の表示
部を有し、オペレータによる指示の受付けやオペレータ
に対する各種情報の表示などを行うためのものである。
【0016】なお主制御部2は、本ファクシミリ装置の
各部を総括的に制御するものである。さて読取部1は、
光電変換部1a、量子化部1b、エッジ強調処理部(A
CC処理部)1c、2値化処理部1d、8-16変換部1
e、擬似中間調処理部1f、ノイズ除去部1g、読取制
御部1hおよび読取条件情報記憶部1iからなる。
各部を総括的に制御するものである。さて読取部1は、
光電変換部1a、量子化部1b、エッジ強調処理部(A
CC処理部)1c、2値化処理部1d、8-16変換部1
e、擬似中間調処理部1f、ノイズ除去部1g、読取制
御部1hおよび読取条件情報記憶部1iからなる。
【0017】光電変換部1aはさらに、図2に示すよう
に原稿台20、光源21、光学系22およびCCDライ
ンセンサ23を有してなる。原稿台20は透明なガラス
板よりなり、その上に原稿24が載置される。この原稿
24は、図示しない搬送系により必要に応じて原稿台2
0の上を搬送される。光源21はLEDなどからなり、
原稿台20の下側から原稿24に光を照射する。この際
の原稿24からの反射光は、例えばロッドレンズアレイ
などからなる光学系22によってCCDラインセンサ2
3に結像され、このCCDラインセンサ23により電気
信号に変換される。
に原稿台20、光源21、光学系22およびCCDライ
ンセンサ23を有してなる。原稿台20は透明なガラス
板よりなり、その上に原稿24が載置される。この原稿
24は、図示しない搬送系により必要に応じて原稿台2
0の上を搬送される。光源21はLEDなどからなり、
原稿台20の下側から原稿24に光を照射する。この際
の原稿24からの反射光は、例えばロッドレンズアレイ
などからなる光学系22によってCCDラインセンサ2
3に結像され、このCCDラインセンサ23により電気
信号に変換される。
【0018】CCDラインセンサ23は、図3に示すよ
うに、基板23a上に、多数の光電変換素子23bを所
定の密度で等間隔に一列に配置してなり、各光電変換素
子23bの出力をシリアルに連ねた電気信号を出力す
る。光電変換素子23bの配置密度は、本実施例では8
個/mm となっている。
うに、基板23a上に、多数の光電変換素子23bを所
定の密度で等間隔に一列に配置してなり、各光電変換素
子23bの出力をシリアルに連ねた電気信号を出力す
る。光電変換素子23bの配置密度は、本実施例では8
個/mm となっている。
【0019】CCDラインセンサ23が出力する電気信
号は、光電変換部1aの出力信号として量子化部1bに
与えられる。量子化部1bは、例えばA/Dコンバー
タ、シェーディング補正回路およびAGC回路などを含
んで構成された周知のものであり、光電変換部1aから
与えられる電気信号を例えば8ビットの多値画像データ
に変換するとともに、光源などの主走査方向についての
光量のばらつきを補償するためのシェーディング補正
や、光源の光量の時間変化を補償するためのAGC処理
を行ったのち、ACC処理部1cに与える。
号は、光電変換部1aの出力信号として量子化部1bに
与えられる。量子化部1bは、例えばA/Dコンバー
タ、シェーディング補正回路およびAGC回路などを含
んで構成された周知のものであり、光電変換部1aから
与えられる電気信号を例えば8ビットの多値画像データ
に変換するとともに、光源などの主走査方向についての
光量のばらつきを補償するためのシェーディング補正
や、光源の光量の時間変化を補償するためのAGC処理
を行ったのち、ACC処理部1cに与える。
【0020】ACC処理部1cは、量子化部1bから与
えられる多値画像データに対して、画像の白黒変化点を
強調するためのエッジ強調処理を施す。このエッジ強調
処理は、処理対象の画素(変換画素)に対応するレベル
とその周囲に位置する所定の参照画素に対応するレベル
とによる2次微分量に適当な係数を乗じた数値を、変換
画素から減じる処理である。ACC処理部1cは、エッ
ジ強調処理を行ったのちの多値画像データを、2値化処
理部1d、8-16変換部1eおよび擬似中間調処理部1f
にそれぞれ与える。
えられる多値画像データに対して、画像の白黒変化点を
強調するためのエッジ強調処理を施す。このエッジ強調
処理は、処理対象の画素(変換画素)に対応するレベル
とその周囲に位置する所定の参照画素に対応するレベル
とによる2次微分量に適当な係数を乗じた数値を、変換
画素から減じる処理である。ACC処理部1cは、エッ
ジ強調処理を行ったのちの多値画像データを、2値化処
理部1d、8-16変換部1eおよび擬似中間調処理部1f
にそれぞれ与える。
【0021】2値化処理部1dは、ACC処理部1cか
ら与えられる多値画像データを、その値が所定のスライ
スレベルより小さいなら黒、そうでないなら白として単
純に2値化する。2値化処理部1dは、2値化を行って
得られた2値信号(以下、単純2値信号と称する)をノ
イズ除去部1gに与える。
ら与えられる多値画像データを、その値が所定のスライ
スレベルより小さいなら黒、そうでないなら白として単
純に2値化する。2値化処理部1dは、2値化を行って
得られた2値信号(以下、単純2値信号と称する)をノ
イズ除去部1gに与える。
【0022】8-16変換部1eは、ACC処理部1cから
与えられる8dots/mm 相当の多値画像データを、後に詳
述する処理を行って16dots/mm 相当の2値信号(以
下、擬似高精細信号と称する)に変換し、ノイズ除去部
1gに与える。
与えられる8dots/mm 相当の多値画像データを、後に詳
述する処理を行って16dots/mm 相当の2値信号(以
下、擬似高精細信号と称する)に変換し、ノイズ除去部
1gに与える。
【0023】擬似中間調処理部1fは、ACC処理部1
cから与えられる多値画像データに基づき、所定の擬似
中間調方式に準じた擬似中間調信号を生成し、ノイズ除
去部1gに与える。
cから与えられる多値画像データに基づき、所定の擬似
中間調方式に準じた擬似中間調信号を生成し、ノイズ除
去部1gに与える。
【0024】なお、2値化処理部1d、8-16変換部1e
および擬似中間調処理部1fは、読取制御部1hの制御
のもとに択一的に動作する。ノイズ除去部1gは、2値
化処理部1d、8-16変換部1eまたは擬似中間調処理部
1fから与えられる各種の2値信号中にノイズ除去部1
gよりも前段における信号処理によって生じたノイズを
除去する。具体的には、ACC処理は信号のわずかなレ
ベルフラツキを強調してしまい、汚い画像を生成するこ
とがあるので、ACC処理前の信号を参照して、明らか
な白を白に、また明らかな黒を黒に強制的にする。ノイ
ズ除去部1gは、処理後の信号を画像データとして出力
する。
および擬似中間調処理部1fは、読取制御部1hの制御
のもとに択一的に動作する。ノイズ除去部1gは、2値
化処理部1d、8-16変換部1eまたは擬似中間調処理部
1fから与えられる各種の2値信号中にノイズ除去部1
gよりも前段における信号処理によって生じたノイズを
除去する。具体的には、ACC処理は信号のわずかなレ
ベルフラツキを強調してしまい、汚い画像を生成するこ
とがあるので、ACC処理前の信号を参照して、明らか
な白を白に、また明らかな黒を黒に強制的にする。ノイ
ズ除去部1gは、処理後の信号を画像データとして出力
する。
【0025】読取制御部1hは、主制御部2の制御のも
とに動作し、読取部1の各部を総括制御する。読取条件
情報記憶部1iは、読取制御部1hが各部を制御して読
取動作を実現する上で必要な各種の情報を格納しておく
ためのものである。
とに動作し、読取部1の各部を総括制御する。読取条件
情報記憶部1iは、読取制御部1hが各部を制御して読
取動作を実現する上で必要な各種の情報を格納しておく
ためのものである。
【0026】一方記録部6は、サーマルプリントヘッド
6a、通常記録処理部6b、擬似高精細記録処理部6
c、記録制御部6d、記録条件情報記憶部6eおよびイ
ンクフィルムセンサ6fからなる。
6a、通常記録処理部6b、擬似高精細記録処理部6
c、記録制御部6d、記録条件情報記憶部6eおよびイ
ンクフィルムセンサ6fからなる。
【0027】サーマルプリントヘッド6aは、図4に示
すように、ヘッド部40および駆動回路41から構成さ
れている。ヘッド部40は、例えばセラミックスまたは
アルミナからなる絶縁基板40a上に、ほぼ平行四辺形
状をなす多数(n個)の発熱抵抗体40bを、8個/mm
の密度で等間隔かつ平行に一次元配列してある。さらに
絶縁基板40a上には、各発熱抵抗体40bのそれぞれ
の一端に接続した状態で、1つの共通リード電極40c
が設けられている。また各発熱抵抗体40bのそれぞれ
の他端に接続した状態で、n個の個別リード電極40d
がそれぞれ設けられている。
すように、ヘッド部40および駆動回路41から構成さ
れている。ヘッド部40は、例えばセラミックスまたは
アルミナからなる絶縁基板40a上に、ほぼ平行四辺形
状をなす多数(n個)の発熱抵抗体40bを、8個/mm
の密度で等間隔かつ平行に一次元配列してある。さらに
絶縁基板40a上には、各発熱抵抗体40bのそれぞれ
の一端に接続した状態で、1つの共通リード電極40c
が設けられている。また各発熱抵抗体40bのそれぞれ
の他端に接続した状態で、n個の個別リード電極40d
がそれぞれ設けられている。
【0028】駆動回路41は、通常記録処理部6aまた
は擬似高精細記録処理部6bから与えられる制御信号に
応じて各発熱抵抗体40bの通電を行うものである。な
お駆動回路41は、ヘッド部40と一体的に集積形成さ
れている。
は擬似高精細記録処理部6bから与えられる制御信号に
応じて各発熱抵抗体40bの通電を行うものである。な
お駆動回路41は、ヘッド部40と一体的に集積形成さ
れている。
【0029】以上の構成のサーマルプリントヘッド6a
は、図5に示すように配置されている。すなわちサーマ
ルプリントヘッド6aは、発熱抵抗体40bがプラテン
ローラ50に対向する状態、かつ発熱抵抗体40bの配
列方向がプラテンローラ50の長手方向に沿う状態で配
置され、ばね51によってプラテンローラ50に押圧さ
れている。そしてサーマルプリントヘッド6aとプラテ
ンローラ50との間には、インクフィルム52と記録紙
53とが互いに重なった状態で挿通されている。インク
フィルム52は、スプロケット54にロール状に巻かれ
ている。さらにインクフィルム52はその先端がスプロ
ケット55に固定されており、このスプロケット55に
巻き取られるものとなっている。記録紙53は、プラテ
ンローラ50が回転することによって図中の矢印方向に
搬送される。56,57はガイドシャフトであり、イン
クフィルム52のサーマルプリントヘッド6aに対する
状態を所定状態(図示の状態)に保つ。
は、図5に示すように配置されている。すなわちサーマ
ルプリントヘッド6aは、発熱抵抗体40bがプラテン
ローラ50に対向する状態、かつ発熱抵抗体40bの配
列方向がプラテンローラ50の長手方向に沿う状態で配
置され、ばね51によってプラテンローラ50に押圧さ
れている。そしてサーマルプリントヘッド6aとプラテ
ンローラ50との間には、インクフィルム52と記録紙
53とが互いに重なった状態で挿通されている。インク
フィルム52は、スプロケット54にロール状に巻かれ
ている。さらにインクフィルム52はその先端がスプロ
ケット55に固定されており、このスプロケット55に
巻き取られるものとなっている。記録紙53は、プラテ
ンローラ50が回転することによって図中の矢印方向に
搬送される。56,57はガイドシャフトであり、イン
クフィルム52のサーマルプリントヘッド6aに対する
状態を所定状態(図示の状態)に保つ。
【0030】さて、コピー処理部3、画像メモリ4また
は通信処理部5から与えられる画像データは、通常記録
処理部6aおよび擬似高精細記録処理部6bにそれぞれ
入力される。
は通信処理部5から与えられる画像データは、通常記録
処理部6aおよび擬似高精細記録処理部6bにそれぞれ
入力される。
【0031】通常記録処理部6bは、与えられる画像デ
ータに基づき、主走査方向密度が8dots/mm である画像
をサーマルプリントヘッド6aにより記録させるための
制御信号を生成し、サーマルプリントヘッド6aに与え
る。
ータに基づき、主走査方向密度が8dots/mm である画像
をサーマルプリントヘッド6aにより記録させるための
制御信号を生成し、サーマルプリントヘッド6aに与え
る。
【0032】擬似高精細記録処理部6cは、与えられる
画像データに基づき、主走査方向密度が16dots/mm 相
当である画像をサーマルプリントヘッド6aに記録させ
るための制御信号を生成し、サーマルプリントヘッド6
aに与える。
画像データに基づき、主走査方向密度が16dots/mm 相
当である画像をサーマルプリントヘッド6aに記録させ
るための制御信号を生成し、サーマルプリントヘッド6
aに与える。
【0033】なお、通常記録処理部6aおよび擬似高精
細記録処理部6bは、記録制御部6dの制御のもとに択
一的に動作する。記録制御部6dは、主制御部2の制御
のもとに動作し、記録部6の各部を総括制御する。
細記録処理部6bは、記録制御部6dの制御のもとに択
一的に動作する。記録制御部6dは、主制御部2の制御
のもとに動作し、記録部6の各部を総括制御する。
【0034】記録条件情報記憶部6eは、記録制御部6
dが各部を制御して記録動作を実現する上で必要な各種
の情報を格納しておくためのものである。インクフィル
ムセンサ6fは、図5に示すようにインクフィルム52
の搬送経路に面して配置されている。インクフィルムセ
ンサ6fは、例えば光センサなどであり、インクフィル
ム52を検出するものである。なお記録制御部6dは、
インクフィルムセンサ6fの状態からインクフィルム5
2が装着されているか否かを判断し、その判断結果を読
取制御部1hに通知する機能およびその判断結果に基づ
いてサーマルプリントヘッド6aの駆動エネルギー量を
感熱時用の所定量または熱転写時用の所定量に切換え設
定する機能を有する。
dが各部を制御して記録動作を実現する上で必要な各種
の情報を格納しておくためのものである。インクフィル
ムセンサ6fは、図5に示すようにインクフィルム52
の搬送経路に面して配置されている。インクフィルムセ
ンサ6fは、例えば光センサなどであり、インクフィル
ム52を検出するものである。なお記録制御部6dは、
インクフィルムセンサ6fの状態からインクフィルム5
2が装着されているか否かを判断し、その判断結果を読
取制御部1hに通知する機能およびその判断結果に基づ
いてサーマルプリントヘッド6aの駆動エネルギー量を
感熱時用の所定量または熱転写時用の所定量に切換え設
定する機能を有する。
【0035】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作を説明する。 (1) 読取動作 まず、操作パネル7においてファクシミリ送信やコピー
の実行が指示された場合、主制御部2はこの指示を受け
て、読取制御部1hに原稿の読み取りを指示する。これ
に応じて読取制御部1hは、読取部1の各部を動作させ
る。ただし、2値化処理部1d、8-16変換部1eおよび
擬似中間調処理部1fは、ファクシミリ送信時には操作
パネル7での指定に準じて相手端末との間で設定したモ
ードに応じて、またコピー時には操作パネル7で指定さ
れたモードに応じていずれか1つを動作させる。具体的
には、本ファクシミリ装置は「標準モード」「精細モー
ド」「高精細モード」「超高精細モード」「標準中間調
モード」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」
および「超高精細中間調モード」の8つの読取モードを
有しており、「標準モード」「精細モード」および「高
精細モード」のいずれかが選択されているときには2値
化処理部1dを、「超高精細モード」が選択されている
ときには8-16変換部1eを、そして「標準中間調モー
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」が選択されているときには
擬似中間調処理部1fをそれぞれ動作させる。
装置の動作を説明する。 (1) 読取動作 まず、操作パネル7においてファクシミリ送信やコピー
の実行が指示された場合、主制御部2はこの指示を受け
て、読取制御部1hに原稿の読み取りを指示する。これ
に応じて読取制御部1hは、読取部1の各部を動作させ
る。ただし、2値化処理部1d、8-16変換部1eおよび
擬似中間調処理部1fは、ファクシミリ送信時には操作
パネル7での指定に準じて相手端末との間で設定したモ
ードに応じて、またコピー時には操作パネル7で指定さ
れたモードに応じていずれか1つを動作させる。具体的
には、本ファクシミリ装置は「標準モード」「精細モー
ド」「高精細モード」「超高精細モード」「標準中間調
モード」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」
および「超高精細中間調モード」の8つの読取モードを
有しており、「標準モード」「精細モード」および「高
精細モード」のいずれかが選択されているときには2値
化処理部1dを、「超高精細モード」が選択されている
ときには8-16変換部1eを、そして「標準中間調モー
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」が選択されているときには
擬似中間調処理部1fをそれぞれ動作させる。
【0036】なお、上記各読取モードは、以下の条件で
ある。 「標準モード」:8dots/mm ×3.85lines/mm、白黒
2値。 「精細モード」:8dots/mm ×7.7lines/mm、白黒2
値。
ある。 「標準モード」:8dots/mm ×3.85lines/mm、白黒
2値。 「精細モード」:8dots/mm ×7.7lines/mm、白黒2
値。
【0037】「高精細モード」:8dots/mm ×15.4
lines/mm、白黒2値。 「超高精細モード」:16dots/mm 相当×15.4line
s/mm、白黒2値。 「標準中間調モード」:8dots/mm ×3.85lines/m
m、擬似中間調。
lines/mm、白黒2値。 「超高精細モード」:16dots/mm 相当×15.4line
s/mm、白黒2値。 「標準中間調モード」:8dots/mm ×3.85lines/m
m、擬似中間調。
【0038】「精細中間調モード」:8dots/mm ×7.
7lines/mm、擬似中間調。 「高精細中間調モード」:8dots/mm ×15.4lines/
mm、擬似中間調。 「超高精細中間調モード」:16dots/mm 相当×15.
4lines/mm、擬似中間調。
7lines/mm、擬似中間調。 「高精細中間調モード」:8dots/mm ×15.4lines/
mm、擬似中間調。 「超高精細中間調モード」:16dots/mm 相当×15.
4lines/mm、擬似中間調。
【0039】さて光電変換部1aは、光源21を点灯さ
せて原稿24を照明するとともに、図示しない搬送系に
よって原稿24を所定の送りピッチで搬送する。この送
りピッチは、前記読取モードに応じ、副走査方向密度に
対応するピッチとされる。そして原稿24の送りに同期
した所定のタイミングでCCDラインセンサ23による
読み取りを繰り返し行う。このようにしてCCDライン
センサ23により生成される電気信号は、量子化部1b
にて例えば8ビットの多値画像データに変換されるとと
もに、ACC処理回路1cにてエッジ強調処理を受けた
のち、2値化処理部1d、8-16変換部1eおよび擬似中
間調処理部1fに入力される。
せて原稿24を照明するとともに、図示しない搬送系に
よって原稿24を所定の送りピッチで搬送する。この送
りピッチは、前記読取モードに応じ、副走査方向密度に
対応するピッチとされる。そして原稿24の送りに同期
した所定のタイミングでCCDラインセンサ23による
読み取りを繰り返し行う。このようにしてCCDライン
センサ23により生成される電気信号は、量子化部1b
にて例えば8ビットの多値画像データに変換されるとと
もに、ACC処理回路1cにてエッジ強調処理を受けた
のち、2値化処理部1d、8-16変換部1eおよび擬似中
間調処理部1fに入力される。
【0040】(1-1) 2値化処理部1dが動作している
場合 この場合、2値化処理部1dでは多値画像データに基づ
いて、各画素が白および黒のいずれであるかを単純に示
す単純2値化信号が生成される。具体的には、CCDラ
インセンサ23と読み取ろうとしている黒画像との位置
関係が図6(a)に示す状態である場合を考える。なお
図6(a)において、ハッチングして示す図形が読み取
ろうとしている黒画像の位置を示す。
場合 この場合、2値化処理部1dでは多値画像データに基づ
いて、各画素が白および黒のいずれであるかを単純に示
す単純2値化信号が生成される。具体的には、CCDラ
インセンサ23と読み取ろうとしている黒画像との位置
関係が図6(a)に示す状態である場合を考える。なお
図6(a)において、ハッチングして示す図形が読み取
ろうとしている黒画像の位置を示す。
【0041】この状態では、ACC処理部1cから出力
される多値画像データは図6(b)に示す信号に対応す
る。なお図6(b)は、便宜上アナログ状態で示してい
るが、ACC処理部1cの出力は実際には図6(b)に
“×”で示す位置のレベルを8ビットで表したものとな
っている。
される多値画像データは図6(b)に示す信号に対応す
る。なお図6(b)は、便宜上アナログ状態で示してい
るが、ACC処理部1cの出力は実際には図6(b)に
“×”で示す位置のレベルを8ビットで表したものとな
っている。
【0042】そして2値化処理部1dにおいて、図6
(b)に示す所定の閾値で2値化することによって図6
(c)に示すような単純2値化信号が得られる。ここで
図6(a)にAで示す部分に着目すると、該当する光電
変換素子23bのおよそ半分に黒画像がかかっているた
め、その出力レベルは、黒レベルと白レベルとの中間的
なレベルになっている。しかし、このレベルは閾値より
も高いので、2値化後には黒レベルとされる。
(b)に示す所定の閾値で2値化することによって図6
(c)に示すような単純2値化信号が得られる。ここで
図6(a)にAで示す部分に着目すると、該当する光電
変換素子23bのおよそ半分に黒画像がかかっているた
め、その出力レベルは、黒レベルと白レベルとの中間的
なレベルになっている。しかし、このレベルは閾値より
も高いので、2値化後には黒レベルとされる。
【0043】このようにして2値化処理部1dで生成さ
れる単純2値化信号は、1ラインに付き発熱抵抗体40
bの数と同数(n個)の画素データを含んでおり、8do
ts/mm に対応している。
れる単純2値化信号は、1ラインに付き発熱抵抗体40
bの数と同数(n個)の画素データを含んでおり、8do
ts/mm に対応している。
【0044】(1-2) 8-16変換部1eが動作している場
合 この場合、8-16変換部1eでは8dots/mm 相当の多値画
像データは、1画素分の情報から2画素分の情報を生成
することによって16dots/mm 相当の擬似高精細信号に
変換される。この変換処理は、以下のようにして行われ
る。
合 この場合、8-16変換部1eでは8dots/mm 相当の多値画
像データは、1画素分の情報から2画素分の情報を生成
することによって16dots/mm 相当の擬似高精細信号に
変換される。この変換処理は、以下のようにして行われ
る。
【0045】CCDラインセンサ23と読み取ろうとし
ている黒画像との位置関係が図7(a)に示す状態であ
るとする。なお図7(a)において、ハッチングして示
す図形が読み取ろうとしている黒画像を示す。
ている黒画像との位置関係が図7(a)に示す状態であ
るとする。なお図7(a)において、ハッチングして示
す図形が読み取ろうとしている黒画像を示す。
【0046】この状態では、ACC処理部1cから出力
される多値画像データは図7(b)に示す信号に対応す
る。なお図7(b)は、便宜上アナログ状態で示してい
るが、ACC処理部1cの出力は実際には、図7(b)
に“×”で示す位置のレベルを8ビットで表したものと
なっている。
される多値画像データは図7(b)に示す信号に対応す
る。なお図7(b)は、便宜上アナログ状態で示してい
るが、ACC処理部1cの出力は実際には、図7(b)
に“×”で示す位置のレベルを8ビットで表したものと
なっている。
【0047】まず8-16変換部1eでは、互いに異なる所
定の第1閾値および第2閾値(第1閾値>第2閾値)に
基づき、各光電変換素子23bに対応する信号レベルを
「高輝度」「中輝度」および「低輝度」のいずれかに分
類する。ここで「高輝度」は、第1閾値以上の範囲であ
る。また「中輝度」は、第2閾値以上で、かつ第1閾値
よりも低い範囲である。そして「低輝度」は、第2閾値
よりも低い範囲である。
定の第1閾値および第2閾値(第1閾値>第2閾値)に
基づき、各光電変換素子23bに対応する信号レベルを
「高輝度」「中輝度」および「低輝度」のいずれかに分
類する。ここで「高輝度」は、第1閾値以上の範囲であ
る。また「中輝度」は、第2閾値以上で、かつ第1閾値
よりも低い範囲である。そして「低輝度」は、第2閾値
よりも低い範囲である。
【0048】さて、図7(b)にBで示す部分では、信
号レベルは第1閾値以上であるので、「高輝度」である
と判断する。図7(b)にCで示す部分では、信号レベ
ルは第2閾値よりも低いので、「低輝度」であると判断
する。図2(b)にDで示す部分およびEで示す部分で
は、信号レベルは第2閾値以上で、かつ第1閾値よりも
低いので、「中輝度」であると判断する。
号レベルは第1閾値以上であるので、「高輝度」である
と判断する。図7(b)にCで示す部分では、信号レベ
ルは第2閾値よりも低いので、「低輝度」であると判断
する。図2(b)にDで示す部分およびEで示す部分で
は、信号レベルは第2閾値以上で、かつ第1閾値よりも
低いので、「中輝度」であると判断する。
【0049】そして、この「高輝度」「中輝度」および
「低輝度」の別に基づき、既に生成された隣接する2画
素(参照画素)を参照して、図8に示すパターンで2画
素を生成する。すなわち、「高輝度」に関しては、参照
画素の状態に拘らずに、2つの画素はともに白画素に決
定される。また「低輝度」に関しては、参照画素の状態
に拘らずに、2つの画素はともに黒画素に決定される。
「中輝度」に関しては、参照画素が「白,白」、「白,
黒」および「黒,白」のいずれかであるときには、2つ
の画素は、順に「白」「黒」に、また参照画素が「黒,
黒」であるときには、2つの画素は、順に「黒」「白」
に決定される。
「低輝度」の別に基づき、既に生成された隣接する2画
素(参照画素)を参照して、図8に示すパターンで2画
素を生成する。すなわち、「高輝度」に関しては、参照
画素の状態に拘らずに、2つの画素はともに白画素に決
定される。また「低輝度」に関しては、参照画素の状態
に拘らずに、2つの画素はともに黒画素に決定される。
「中輝度」に関しては、参照画素が「白,白」、「白,
黒」および「黒,白」のいずれかであるときには、2つ
の画素は、順に「白」「黒」に、また参照画素が「黒,
黒」であるときには、2つの画素は、順に「黒」「白」
に決定される。
【0050】かくして、図7(b)にBで示す部分の画
素は、それぞれ2つの白画素に変換される。図7(b)
にCで示す部分の画素は、それぞれ2つの黒画素に変換
される。図7(b)にDで示す部分においては、参照画
素がともに「黒」であるので、Dで示す部分の画素は
「黒」「白」の順の2つの画素に変換される。そして、
図7(b)にEで示す部分においては、参照画素は
「白,白」または「白,黒」であるので、Eで示す部分
の画素は「白」「黒」の順の2つの画素に変換される。
この結果、図7(c)に示すような画素の配列に対応す
る擬似高精細信号が生成される。
素は、それぞれ2つの白画素に変換される。図7(b)
にCで示す部分の画素は、それぞれ2つの黒画素に変換
される。図7(b)にDで示す部分においては、参照画
素がともに「黒」であるので、Dで示す部分の画素は
「黒」「白」の順の2つの画素に変換される。そして、
図7(b)にEで示す部分においては、参照画素は
「白,白」または「白,黒」であるので、Eで示す部分
の画素は「白」「黒」の順の2つの画素に変換される。
この結果、図7(c)に示すような画素の配列に対応す
る擬似高精細信号が生成される。
【0051】(1-3) 擬似中間調処理部1fが動作して
いる場合 この場合、擬似中間調処理部1fでは多値画像データに
基づいて、各画素は「白」または「黒」のいずれかであ
るが、画像全体として見た場合に中間調画像として見え
るような画像に対応する擬似中間調信号を周知の擬似中
間調方式に準じて生成する。
いる場合 この場合、擬似中間調処理部1fでは多値画像データに
基づいて、各画素は「白」または「黒」のいずれかであ
るが、画像全体として見た場合に中間調画像として見え
るような画像に対応する擬似中間調信号を周知の擬似中
間調方式に準じて生成する。
【0052】なお擬似中間調処理部1fは、読取モード
が「超高精細中間調モード」であるときには、各画素の
データを2回繰り返すことによって1つの画素を2つの
画素に変換し、これにより16dots/mm に相当する信号
を得る。そしてこの信号に基づいて、周知の擬似中間調
方式に準じて擬似中間調信号を生成する。
が「超高精細中間調モード」であるときには、各画素の
データを2回繰り返すことによって1つの画素を2つの
画素に変換し、これにより16dots/mm に相当する信号
を得る。そしてこの信号に基づいて、周知の擬似中間調
方式に準じて擬似中間調信号を生成する。
【0053】さて、以上のようにして2値化処理部1
d、8−16変換部1eまたは擬似中間調処理部1fで
生成された各信号は、ノイズ除去部1gによって、AC
C処理前の信号を参照して明らかな白を白に、また明ら
かな黒を黒に強制的にすることにより、ノイズ除去部1
gよりも前段における信号処理によって生じたノイズが
除去されたのち、画像データとして出力される。
d、8−16変換部1eまたは擬似中間調処理部1fで
生成された各信号は、ノイズ除去部1gによって、AC
C処理前の信号を参照して明らかな白を白に、また明ら
かな黒を黒に強制的にすることにより、ノイズ除去部1
gよりも前段における信号処理によって生じたノイズが
除去されたのち、画像データとして出力される。
【0054】(2) ファクシミリ送信動作 操作パネル7においてオペレータによりファクシミリ送
信の実行が指示されると、通信処理部5は主制御部2の
制御のもとに指定された相手を発呼し、回線が確立され
たのちに相手端末と所定の制御情報を授受してのモード
設定や通信トレーニング等の準備処理を行う。そして準
備処理が終了すると、読取部1で前述の如くして生成さ
れた画像データを、読取部1から直接、または画像メモ
リ4を介して受け、冗長度抑圧符号化や変調などを施し
たのち通信回線8へと送出する。
信の実行が指示されると、通信処理部5は主制御部2の
制御のもとに指定された相手を発呼し、回線が確立され
たのちに相手端末と所定の制御情報を授受してのモード
設定や通信トレーニング等の準備処理を行う。そして準
備処理が終了すると、読取部1で前述の如くして生成さ
れた画像データを、読取部1から直接、または画像メモ
リ4を介して受け、冗長度抑圧符号化や変調などを施し
たのち通信回線8へと送出する。
【0055】全ての画像情報の送出が終了したら、通信
制御部5は相手端末と確認処理を行ったのち、通信回線
8を解放する。 (3) ファクシミリ受信動作 一方、通信回線8を介して呼出しがなされた場合、通信
処理部5がこれに応じて回線を捕捉したのち、相手端末
と所定の制御情報を授受してのモード設定や通信トレー
ニング等の準備処理を行う。そして準備処理が終了した
のち、通信回線8を介して到来する画像データを受信
し、復調や冗長度抑圧符号の復号などを施す。そして通
信処理部5は、受信した画像データを、通常受信モード
であれば記録部6に与え、またメモリ受信モードであれ
ば画像メモリ4に与える。
制御部5は相手端末と確認処理を行ったのち、通信回線
8を解放する。 (3) ファクシミリ受信動作 一方、通信回線8を介して呼出しがなされた場合、通信
処理部5がこれに応じて回線を捕捉したのち、相手端末
と所定の制御情報を授受してのモード設定や通信トレー
ニング等の準備処理を行う。そして準備処理が終了した
のち、通信回線8を介して到来する画像データを受信
し、復調や冗長度抑圧符号の復号などを施す。そして通
信処理部5は、受信した画像データを、通常受信モード
であれば記録部6に与え、またメモリ受信モードであれ
ば画像メモリ4に与える。
【0056】全ての画像情報の受信が終了したら、通信
制御部5は相手端末と確認処理を行ったのち、通信回線
8を解放する。 (4) コピー動作 操作パネル7においてオペレータによりコピー処理の実
行が指示されると、主制御部2はコピー処理部3を動作
させたのち、読取部1に原稿の読み取りを行わせる。コ
ピー処理部3は、読取部1で前述の如くして生成された
画像データを受けると、これを記録部6へと転送し、対
応する画像を記録部6により記録させる。
制御部5は相手端末と確認処理を行ったのち、通信回線
8を解放する。 (4) コピー動作 操作パネル7においてオペレータによりコピー処理の実
行が指示されると、主制御部2はコピー処理部3を動作
させたのち、読取部1に原稿の読み取りを行わせる。コ
ピー処理部3は、読取部1で前述の如くして生成された
画像データを受けると、これを記録部6へと転送し、対
応する画像を記録部6により記録させる。
【0057】(5) 記録動作 コピー動作時、ファクシミリ受信時または画像メモリ4
に記憶された画像データに対応する画像の記録が操作パ
ネル7においてオペレータにより指定されたときには、
主制御部2は記録制御部6dに記録動作の開始を指示す
る。これに応じて記録制御部6dは、通常記録処理部6
bおよび擬似高精細記録制御部6cのいずれか一方を、
ファクシミリ受信にともなう記録動作時には相手端末と
の間で設定したモードに応じて、またコピー時には操作
パネル7で指定されたモードに応じて動作させる。具体
的には、本ファクシミリ装置は「通常記録モード」と
「擬似高精細記録モード」とを有しており、「通常記録
モード」であるときは通常記録処理部6bを、また「擬
似高精細記録モード」であるときは擬似高精細記録処理
部6cをそれぞれ動作させる。
に記憶された画像データに対応する画像の記録が操作パ
ネル7においてオペレータにより指定されたときには、
主制御部2は記録制御部6dに記録動作の開始を指示す
る。これに応じて記録制御部6dは、通常記録処理部6
bおよび擬似高精細記録制御部6cのいずれか一方を、
ファクシミリ受信にともなう記録動作時には相手端末と
の間で設定したモードに応じて、またコピー時には操作
パネル7で指定されたモードに応じて動作させる。具体
的には、本ファクシミリ装置は「通常記録モード」と
「擬似高精細記録モード」とを有しており、「通常記録
モード」であるときは通常記録処理部6bを、また「擬
似高精細記録モード」であるときは擬似高精細記録処理
部6cをそれぞれ動作させる。
【0058】なお、「通常記録モード」は、主走査方向
密度が8dots/mm である画像データに基づき、発熱抵抗
体40bの配列密度が8個/mm であるサーマルプリント
ヘッド6aに、主走査方向の画素密度が8dots/mm であ
る画像を記録させるモードである。この「通常記録モー
ド」における副走査方向密度は、3.85lines/mm,
7.7lines/mm,15.4lines/mmのいずれかであり、
これは画像データによって定まっている。また「擬似高
精細記録モード」は、主走査方向密度が16dots/mm で
ある画像データに基づき、発熱抵抗体40bの配列密度
が8個/mm であるサーマルプリントヘッド6aに、主走
査方向の画素密度が16dots/mm 相当である画像を記録
させるモードである。この「擬似高精細記録モード」に
おける副走査方向密度は15.4lines/mmである。
密度が8dots/mm である画像データに基づき、発熱抵抗
体40bの配列密度が8個/mm であるサーマルプリント
ヘッド6aに、主走査方向の画素密度が8dots/mm であ
る画像を記録させるモードである。この「通常記録モー
ド」における副走査方向密度は、3.85lines/mm,
7.7lines/mm,15.4lines/mmのいずれかであり、
これは画像データによって定まっている。また「擬似高
精細記録モード」は、主走査方向密度が16dots/mm で
ある画像データに基づき、発熱抵抗体40bの配列密度
が8個/mm であるサーマルプリントヘッド6aに、主走
査方向の画素密度が16dots/mm 相当である画像を記録
させるモードである。この「擬似高精細記録モード」に
おける副走査方向密度は15.4lines/mmである。
【0059】(5-1) 通常記録処理部6bが動作してい
る場合 この場合、通常記録処理部6bには、コピー処理部3、
画像メモリ4および通信処理部5のいずれかから、主走
査方向密度が8dots/mm である画像データが与えられ
る。通常記録処理部6bは、この画像データに基づき、
「黒」である画素に対応する発熱抵抗体40bに通電さ
せ、また「白」である画素に対応する発熱抵抗体40b
に通電させるようサーマルプリントヘッド6aの駆動回
路41を制御するための記録データおよび制御信号を生
成する。
る場合 この場合、通常記録処理部6bには、コピー処理部3、
画像メモリ4および通信処理部5のいずれかから、主走
査方向密度が8dots/mm である画像データが与えられ
る。通常記録処理部6bは、この画像データに基づき、
「黒」である画素に対応する発熱抵抗体40bに通電さ
せ、また「白」である画素に対応する発熱抵抗体40b
に通電させるようサーマルプリントヘッド6aの駆動回
路41を制御するための記録データおよび制御信号を生
成する。
【0060】サーマルプリントヘッド6aの駆動回路4
1は、通常記録処理部6bから与えられる記録データお
よび制御信号に応じ、「黒」である画素に対応する発熱
抵抗体40bにのみ通電し、当該発熱抵抗体40bに所
定量のエネルギーを印加する。なおこのときに発熱抵抗
体40bに印加するエネルギー量は、発熱抵抗体40a
の全面を「黒」の画素を形成するのに必要な温度以上で
発熱させることができるエネルギー量である。
1は、通常記録処理部6bから与えられる記録データお
よび制御信号に応じ、「黒」である画素に対応する発熱
抵抗体40bにのみ通電し、当該発熱抵抗体40bに所
定量のエネルギーを印加する。なおこのときに発熱抵抗
体40bに印加するエネルギー量は、発熱抵抗体40a
の全面を「黒」の画素を形成するのに必要な温度以上で
発熱させることができるエネルギー量である。
【0061】このとき記録紙53は、画像データが対応
する副走査方向密度(3.85lines/mm,7.7lines/
mm,15.4lines/mmのいずれか)に応じたピッチで搬
送される。
する副走査方向密度(3.85lines/mm,7.7lines/
mm,15.4lines/mmのいずれか)に応じたピッチで搬
送される。
【0062】(5-2) 擬似高精細記録処理部6cが動作
している場合 この場合、擬似高精細記録処理部6cには、コピー処理
部3、画像メモリ4および通信処理部5のいずれかか
ら、主走査方向密度が16dots/mm である画像データが
与えられる。擬似高精細記録処理部6cは、各ラインの
第1番目と第2番目、第3番目と第4番目…、第[n−
1]番目と第n番目をそれぞれ一対とし、この一対の画
素(原画素)の状態に基づいて、後述する取り決めに従
って記録画素1つの濃度を、レベル0〜レベル2の3レ
ベルのいずれかに決定する。なお各レベルは、レベル0
<レベル1<レベル2なる関係にある。
している場合 この場合、擬似高精細記録処理部6cには、コピー処理
部3、画像メモリ4および通信処理部5のいずれかか
ら、主走査方向密度が16dots/mm である画像データが
与えられる。擬似高精細記録処理部6cは、各ラインの
第1番目と第2番目、第3番目と第4番目…、第[n−
1]番目と第n番目をそれぞれ一対とし、この一対の画
素(原画素)の状態に基づいて、後述する取り決めに従
って記録画素1つの濃度を、レベル0〜レベル2の3レ
ベルのいずれかに決定する。なお各レベルは、レベル0
<レベル1<レベル2なる関係にある。
【0063】図9は記録濃度の決定に係る取り決めを模
式的に表す図である。なお、図9において、原画素のう
ちの白抜きで示される部分は「白」の画素を、また黒塗
りで示される部分は「黒」の画素をそれぞれ示す。
式的に表す図である。なお、図9において、原画素のう
ちの白抜きで示される部分は「白」の画素を、また黒塗
りで示される部分は「黒」の画素をそれぞれ示す。
【0064】この図に示すように、 ・2つの原画素がともに「白」であるとき(黒率0/
2)には、レベル0。 ・2つの原画素のうちの1つのみが「黒」であるとき
(黒率1/2)には、レベル1。
2)には、レベル0。 ・2つの原画素のうちの1つのみが「黒」であるとき
(黒率1/2)には、レベル1。
【0065】・2つの原画素がともに「黒」であるとき
(黒率2/2)には、レベル2。 の如く取り決められている。このようにして、2つの原
画素を1つの記録画素に変換することにより、画素数は
元の1/2となり、8dots/mm 相当の画素数となる。そ
して擬似高精細記録処理部6cは、このようにして決定
した記録画素の配列よりなる記録データに基づき、各記
録画素に対応する発熱抵抗体40bを各記録画素のレベ
ルに対応する所定のエネルギー量で通電するようにサー
マルプリントヘッド6aの駆動回路41を制御するため
の記録データおよび制御信号を生成する。
(黒率2/2)には、レベル2。 の如く取り決められている。このようにして、2つの原
画素を1つの記録画素に変換することにより、画素数は
元の1/2となり、8dots/mm 相当の画素数となる。そ
して擬似高精細記録処理部6cは、このようにして決定
した記録画素の配列よりなる記録データに基づき、各記
録画素に対応する発熱抵抗体40bを各記録画素のレベ
ルに対応する所定のエネルギー量で通電するようにサー
マルプリントヘッド6aの駆動回路41を制御するため
の記録データおよび制御信号を生成する。
【0066】サーマルプリントヘッド6aの駆動回路4
1は、擬似高精細記録処理部6cから与えられる記録デ
ータおよび制御信号に応じ、レベル0である画素に対応
する発熱抵抗体40bには通電しない。またレベル1で
ある画素に対応する発熱抵抗体40bには、所定のエネ
ルギー量ES を印加する。またレベル2である画素に対
応する発熱抵抗体40bには、ES よりも大きく設定さ
れた所定のエネルギー量EL を印加する。
1は、擬似高精細記録処理部6cから与えられる記録デ
ータおよび制御信号に応じ、レベル0である画素に対応
する発熱抵抗体40bには通電しない。またレベル1で
ある画素に対応する発熱抵抗体40bには、所定のエネ
ルギー量ES を印加する。またレベル2である画素に対
応する発熱抵抗体40bには、ES よりも大きく設定さ
れた所定のエネルギー量EL を印加する。
【0067】このときインクフィルム52および記録紙
53は、画像データが対応する15.4lines/mmに応じ
たピッチで搬送される。さて、発熱抵抗体40bは平行
四辺形状をなすので、電圧が印加された際の電流分布に
は図10に示すように偏りが生じる。図10は、発熱抵
抗体40b中の電流分布を、境界要素法を用いた数値解
析により求めた結果を示すものであり、黒点は測定点、
線の向きはその測定点における電流の向き、線の長さは
その測定点での電流の大きさをそれぞれ示している。
53は、画像データが対応する15.4lines/mmに応じ
たピッチで搬送される。さて、発熱抵抗体40bは平行
四辺形状をなすので、電圧が印加された際の電流分布に
は図10に示すように偏りが生じる。図10は、発熱抵
抗体40b中の電流分布を、境界要素法を用いた数値解
析により求めた結果を示すものであり、黒点は測定点、
線の向きはその測定点における電流の向き、線の長さは
その測定点での電流の大きさをそれぞれ示している。
【0068】この図から分かるように、電流は発熱抵抗
体40bの中央部分に向かうに従って大きくなってい
る。ここで発熱抵抗体40b内のある点での発熱量は、
当該位置での電流量の2乗に比例する。従って、発熱抵
抗体40bの中心部分において発熱量が大きい。
体40bの中央部分に向かうに従って大きくなってい
る。ここで発熱抵抗体40b内のある点での発熱量は、
当該位置での電流量の2乗に比例する。従って、発熱抵
抗体40bの中心部分において発熱量が大きい。
【0069】さて、記録紙上に「黒」の画素を形成する
ためには一定以上の熱量が必要である。従って、発熱抵
抗体40bへの印加電圧が小さい場合には、図10に6
1aで示す範囲(以下、有効発熱範囲と称する)の発熱
によって「黒」の画素が形成される。また印加電圧を増
加するにしたがい、同図に61b,61cで示す如く、
有効発熱範囲が拡大して行く。従って、発熱抵抗体40
bに印加するエネルギー量を変化させることにより、
「黒」の画素の大きさを変化させることができる。
ためには一定以上の熱量が必要である。従って、発熱抵
抗体40bへの印加電圧が小さい場合には、図10に6
1aで示す範囲(以下、有効発熱範囲と称する)の発熱
によって「黒」の画素が形成される。また印加電圧を増
加するにしたがい、同図に61b,61cで示す如く、
有効発熱範囲が拡大して行く。従って、発熱抵抗体40
bに印加するエネルギー量を変化させることにより、
「黒」の画素の大きさを変化させることができる。
【0070】さて擬似高精細記録処理部6cにおいて
は、エネルギー量ES ,EL が以下のように設定されて
いる。ES は、図11に示すように発熱抵抗体40bの
一部に、16dots/mm における1画素の大きさに匹敵す
る大きさの有効発熱範囲71を形成するのに必要な値に
設定される。またEL は、図12に示すように発熱抵抗
体40bの全領域に有効発熱範囲72を形成するのに必
要な値に設定される。なお発熱抵抗体40bに供給する
エネルギー量は、発熱抵抗体40bへの印加電圧や通電
時間により変化させることができる。
は、エネルギー量ES ,EL が以下のように設定されて
いる。ES は、図11に示すように発熱抵抗体40bの
一部に、16dots/mm における1画素の大きさに匹敵す
る大きさの有効発熱範囲71を形成するのに必要な値に
設定される。またEL は、図12に示すように発熱抵抗
体40bの全領域に有効発熱範囲72を形成するのに必
要な値に設定される。なお発熱抵抗体40bに供給する
エネルギー量は、発熱抵抗体40bへの印加電圧や通電
時間により変化させることができる。
【0071】かくして、記録部1へと与えられる画像デ
ータが表す画像(原画像)が図13(a)に示すように
離散的に「黒」の画素81a,81bが位置したもので
あった場合、対応する2つの原画素のうちの1つのみが
「黒」の画素である発熱抵抗体40b(図13では中央
と右)の一部に、図13(b)に示すように原画像の1
画素の大きさに匹敵する大きさの有効発熱範囲82a,
82bが形成される。従って、記録された「黒」の画素
は原画像と同様に離散的に形成される。
ータが表す画像(原画像)が図13(a)に示すように
離散的に「黒」の画素81a,81bが位置したもので
あった場合、対応する2つの原画素のうちの1つのみが
「黒」の画素である発熱抵抗体40b(図13では中央
と右)の一部に、図13(b)に示すように原画像の1
画素の大きさに匹敵する大きさの有効発熱範囲82a,
82bが形成される。従って、記録された「黒」の画素
は原画像と同様に離散的に形成される。
【0072】一方、原画像が図14(a)に示すように
固まった状態で「黒」の画素83a,83b,83c,
83dが位置したものであった場合、対応する2つの原
画素データがともに「黒」の画素である発熱抵抗体40
b(図14では中央)の全領域に、図14(b)に示す
ように有効発熱範囲84aが形成される。また画像の両
端部において、対応する2つの原画素データのうちの1
つのみが「黒」の画素である発熱抵抗体40b(図14
では左と右)には図13の場合と同等な電圧が印加され
るので、その印加電圧により生じる有効発熱領域は図1
3の場合と同様な84b,84cで示す領域となる。と
ころが、隣接する発熱抵抗体40bの有効発熱領域84
aが中央の発熱抵抗体40bの全領域に及んでいるた
め、その熱の影響を受けて、隣接する発熱抵抗体40b
(図14では左と右)に有効発熱領域84d,84eが
生じる。かくして、各発熱抵抗体40bのそれぞれの有
効発熱領域が結合し、連続した大きな黒画像が記録され
る。かつ画像の両端部に対応する発熱抵抗体40bの画
像外側に対応する部分は、隣接する発熱抵抗体(図示せ
ず)の有効発熱領域が全領域には及んでいないために、
図14(b)に示すように有効発熱領域にはならない。
従って、図14(a)に示す原画像に忠実な画像が記録
される。
固まった状態で「黒」の画素83a,83b,83c,
83dが位置したものであった場合、対応する2つの原
画素データがともに「黒」の画素である発熱抵抗体40
b(図14では中央)の全領域に、図14(b)に示す
ように有効発熱範囲84aが形成される。また画像の両
端部において、対応する2つの原画素データのうちの1
つのみが「黒」の画素である発熱抵抗体40b(図14
では左と右)には図13の場合と同等な電圧が印加され
るので、その印加電圧により生じる有効発熱領域は図1
3の場合と同様な84b,84cで示す領域となる。と
ころが、隣接する発熱抵抗体40bの有効発熱領域84
aが中央の発熱抵抗体40bの全領域に及んでいるた
め、その熱の影響を受けて、隣接する発熱抵抗体40b
(図14では左と右)に有効発熱領域84d,84eが
生じる。かくして、各発熱抵抗体40bのそれぞれの有
効発熱領域が結合し、連続した大きな黒画像が記録され
る。かつ画像の両端部に対応する発熱抵抗体40bの画
像外側に対応する部分は、隣接する発熱抵抗体(図示せ
ず)の有効発熱領域が全領域には及んでいないために、
図14(b)に示すように有効発熱領域にはならない。
従って、図14(a)に示す原画像に忠実な画像が記録
される。
【0073】以上が本実施例のファクシミリ装置の構成
および動作の概略である。続いて、本発明の主要部分に
ついてより詳細に説明する。図15は擬似中間調処理部
1fの具体的な構成を示すブロック図である。
および動作の概略である。続いて、本発明の主要部分に
ついてより詳細に説明する。図15は擬似中間調処理部
1fの具体的な構成を示すブロック図である。
【0074】この図に示すように擬似中間調処理部1f
は、集中型ディザ処理部90、誤差拡散処理部91およ
びセレクタ92より構成されている。ACC処理部1c
から与えられている多値画像データは、集中型ディザ処
理部90および誤差拡散処理部91にそれぞれ入力され
ている。
は、集中型ディザ処理部90、誤差拡散処理部91およ
びセレクタ92より構成されている。ACC処理部1c
から与えられている多値画像データは、集中型ディザ処
理部90および誤差拡散処理部91にそれぞれ入力され
ている。
【0075】集中型ディザ処理部90は、ACC処理部
1cから与えられている多値画像データを、集中型のデ
ィザ法により2値化し、集中型のディザ法に準じた擬似
中間調画像に対応する2値画像データを生成する。
1cから与えられている多値画像データを、集中型のデ
ィザ法により2値化し、集中型のディザ法に準じた擬似
中間調画像に対応する2値画像データを生成する。
【0076】誤差拡散処理部91は、ACC処理部1c
から与えられている多値画像データを、誤差拡散法によ
り2値化し、誤差拡散法に準じた擬似中間調画像に対応
する2値画像データを生成する。
から与えられている多値画像データを、誤差拡散法によ
り2値化し、誤差拡散法に準じた擬似中間調画像に対応
する2値画像データを生成する。
【0077】セレクタ92は、集中型ディザ処理部90
が出力する2値画像データおよび誤差拡散処理部91が
出力する2値画像データのいずれかを、読取制御部1h
の制御のもとに選択し、擬似中間調信号としてノイズ除
去部1gへと出力する。
が出力する2値画像データおよび誤差拡散処理部91が
出力する2値画像データのいずれかを、読取制御部1h
の制御のもとに選択し、擬似中間調信号としてノイズ除
去部1gへと出力する。
【0078】さて、読取制御部1hは、主制御部2から
通知される各種のモードおよび読取制御部6dから通知
されるインクフィルム52の有無に応じて、セレクタ9
2を切り換える機能を有している。
通知される各種のモードおよび読取制御部6dから通知
されるインクフィルム52の有無に応じて、セレクタ9
2を切り換える機能を有している。
【0079】以下、集中型ディザ処理部90および誤差
拡散処理部91の切換えに係る処理を中心として動作を
説明する。まず主制御部2は図16に示すように、待機
状態においてコピー、ファクシミリ送信およびファクシ
ミリ受信を開始する必要が生じるのを待ち受けている
(ステップ16a,ステップ16b,ステップ16
c)。
拡散処理部91の切換えに係る処理を中心として動作を
説明する。まず主制御部2は図16に示すように、待機
状態においてコピー、ファクシミリ送信およびファクシ
ミリ受信を開始する必要が生じるのを待ち受けている
(ステップ16a,ステップ16b,ステップ16
c)。
【0080】この状態で、操作パネル7においてオペレ
ータによりコピー処理の実行が指示されると、主制御部
2は処理をステップ16aからステップ16dに移行
し、モード設定(読取モードなど)の受付けを行う。そ
して主制御部2は、ここで受付けたモードを読取制御部
1hに通知(ステップ16e)したのち、前述したコピ
ー動作を実現すべく各部の制御を行う(ステップ16
f)。
ータによりコピー処理の実行が指示されると、主制御部
2は処理をステップ16aからステップ16dに移行
し、モード設定(読取モードなど)の受付けを行う。そ
して主制御部2は、ここで受付けたモードを読取制御部
1hに通知(ステップ16e)したのち、前述したコピ
ー動作を実現すべく各部の制御を行う(ステップ16
f)。
【0081】一方、待機状態において、オペレータによ
りファクシミリ送信の実行が指示されると、主制御部2
は処理をステップ16bからステップ16gに移行し、
相手端末との間の回線の確立、モード設定および通信ト
レーニング等の準備処理を行う。そして、この準備処理
において設定したモードを読取制御部1hに通知(ステ
ップ16h)したのち、画像データの生成や送信などの
送信処理を行う(ステップ16i)。
りファクシミリ送信の実行が指示されると、主制御部2
は処理をステップ16bからステップ16gに移行し、
相手端末との間の回線の確立、モード設定および通信ト
レーニング等の準備処理を行う。そして、この準備処理
において設定したモードを読取制御部1hに通知(ステ
ップ16h)したのち、画像データの生成や送信などの
送信処理を行う(ステップ16i)。
【0082】ところで主制御部2は、準備処理中におい
て相手端末が搭載している記録部の記録方式の認識を行
っている。具体的には図17に示すように、相手端末に
対して送出したCNG(Calling tone)に対し、相手端
末から、ファクシミリ装置であることを示すCED(Ca
lled station identification )、標準機能を示すDI
S(Digital identification signal )、加入者情報を
示すCSI(Called subscriber identification)およ
び特殊機能を示すNSF(Non standard facilities )
が返送されてくる。CSIおよびNSFはオプション信
号であり、任意の情報を設定することができる。そこ
で、NSFに記録部が感熱方式であるか否かを示す記録
方式ビットが設定してあり、このNSFにおいて相手端
末の記録方式が通知されるものとなっている。主制御部
2はこのNSFに設定された記録方式ビットに基づいて
相手端末の記録方式を認識する。こののち主制御部2
は、DISに対する応答であるDCS(Digital comman
d signal)、加入者情報を示すTSI(Transmitting s
ubscriber identification)およびNSFに対する応答
であるNSS(Non-standard setup)を通信処理部5に
送出させる。なおNSS中において、記録方式を認識で
きた旨を通知する。こののち、トレーニング信号を送出
してトレーニングを行ったのち、相手端末からメッセー
ジ送信の許可を示すCFR(Confirmation to receive
)が返送されたことに応じ、画像データの送信を開始
する。
て相手端末が搭載している記録部の記録方式の認識を行
っている。具体的には図17に示すように、相手端末に
対して送出したCNG(Calling tone)に対し、相手端
末から、ファクシミリ装置であることを示すCED(Ca
lled station identification )、標準機能を示すDI
S(Digital identification signal )、加入者情報を
示すCSI(Called subscriber identification)およ
び特殊機能を示すNSF(Non standard facilities )
が返送されてくる。CSIおよびNSFはオプション信
号であり、任意の情報を設定することができる。そこ
で、NSFに記録部が感熱方式であるか否かを示す記録
方式ビットが設定してあり、このNSFにおいて相手端
末の記録方式が通知されるものとなっている。主制御部
2はこのNSFに設定された記録方式ビットに基づいて
相手端末の記録方式を認識する。こののち主制御部2
は、DISに対する応答であるDCS(Digital comman
d signal)、加入者情報を示すTSI(Transmitting s
ubscriber identification)およびNSFに対する応答
であるNSS(Non-standard setup)を通信処理部5に
送出させる。なおNSS中において、記録方式を認識で
きた旨を通知する。こののち、トレーニング信号を送出
してトレーニングを行ったのち、相手端末からメッセー
ジ送信の許可を示すCFR(Confirmation to receive
)が返送されたことに応じ、画像データの送信を開始
する。
【0083】また、待機状態において、通信回線8を介
して呼出しがなされると、主制御部2は処理をステップ
16cからステップ16jに移行し、相手端末との間の
回線の確立、モード設定および通信トレーニング等の準
備処理を行ったのち、画像データの受信や記録などの受
信処理を行う(ステップ16k)。
して呼出しがなされると、主制御部2は処理をステップ
16cからステップ16jに移行し、相手端末との間の
回線の確立、モード設定および通信トレーニング等の準
備処理を行ったのち、画像データの受信や記録などの受
信処理を行う(ステップ16k)。
【0084】さて、コピー動作時およびファクシミリ送
信動作時において、読取制御部1hは読取動作を開始す
る前に次のような処理を行っている。すなわち、主制御
部2からモードの通知を受けると、その通知に基づき、
読取モードが中間調に関するモードであるか否かの判断
を行う(図18のステップ18a)。ここで読取モード
が「標準中間調モード」「精細中間調モード」「高精細
中間調モード」および「超高精細中間調モード」のいず
れかであれば、中間調に関するモードが設定されている
と判断して処理をステップ18bに移行し、擬似中間調
処理部1fを起動する。
信動作時において、読取制御部1hは読取動作を開始す
る前に次のような処理を行っている。すなわち、主制御
部2からモードの通知を受けると、その通知に基づき、
読取モードが中間調に関するモードであるか否かの判断
を行う(図18のステップ18a)。ここで読取モード
が「標準中間調モード」「精細中間調モード」「高精細
中間調モード」および「超高精細中間調モード」のいず
れかであれば、中間調に関するモードが設定されている
と判断して処理をステップ18bに移行し、擬似中間調
処理部1fを起動する。
【0085】続いて読取制御部1hは、生成した中間調
画像が感熱方式により記録されるか否かの判断を行う
(ステップ18c)。すなわち、コピー動作時であれ
ば、記録制御部6dから通知される、インクフィルム5
2の有無の情報に基づき、インクフィルム52が装着さ
れていなければ記録部6が感熱記録状態であると判断
し、感熱方式によって記録されると判断する。またイン
クフィルム52が装着されていれば記録部6が熱転写記
録状態であると判断し、感熱方式以外によって記録され
ると判断する。一方ファクシミリ送信動作時であれば、
主制御部2からの通知に基づき、相手端末が感熱方式の
記録部を搭載していれば感熱方式によって記録されると
判断する。また相手端末が感熱方式以外の記録部を搭載
していれば感熱方式以外によって記録されると判断す
る。
画像が感熱方式により記録されるか否かの判断を行う
(ステップ18c)。すなわち、コピー動作時であれ
ば、記録制御部6dから通知される、インクフィルム5
2の有無の情報に基づき、インクフィルム52が装着さ
れていなければ記録部6が感熱記録状態であると判断
し、感熱方式によって記録されると判断する。またイン
クフィルム52が装着されていれば記録部6が熱転写記
録状態であると判断し、感熱方式以外によって記録され
ると判断する。一方ファクシミリ送信動作時であれば、
主制御部2からの通知に基づき、相手端末が感熱方式の
記録部を搭載していれば感熱方式によって記録されると
判断する。また相手端末が感熱方式以外の記録部を搭載
していれば感熱方式以外によって記録されると判断す
る。
【0086】そして読取制御部1hは、中間調画像が感
熱方式以外の方式により記録されると判断した場合に
は、集中型ディザ処理部90を選択するようセレクタ9
2を切換える(ステップ18d)。また中間調画像が感
熱方式により記録されると判断した場合には、誤差拡散
処理部91を選択するようセレクタ92を切換える(ス
テップ18e)。
熱方式以外の方式により記録されると判断した場合に
は、集中型ディザ処理部90を選択するようセレクタ9
2を切換える(ステップ18d)。また中間調画像が感
熱方式により記録されると判断した場合には、誤差拡散
処理部91を選択するようセレクタ92を切換える(ス
テップ18e)。
【0087】なお、読取モードが「標準中間調モード」
「精細中間調モード」「高精細中間調モード」および
「超高精細中間調モード」のいずれでもない場合、読取
制御部1hは処理をステップ18aからステップ18f
に移行し、2値化処理部1dおよび8-16変換部1eの読
取モードに対応するものを起動する(ステップ18
f)。
「精細中間調モード」「高精細中間調モード」および
「超高精細中間調モード」のいずれでもない場合、読取
制御部1hは処理をステップ18aからステップ18f
に移行し、2値化処理部1dおよび8-16変換部1eの読
取モードに対応するものを起動する(ステップ18
f)。
【0088】読取部1では、以上の処理が終了した後、
コピー原稿または送信原稿の読み取りを開始し、画像デ
ータを生成する。ここで読取モードとして「標準中間調
モード」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」
および「超高精細中間調モード」のいずれかが設定され
た場合におけるコピー時において、記録部6にインクフ
ィルム52が装着されており、記録部6が熱転写記録状
態であると、ACC処理部1cから出力された多値画像
データは擬似中間調処理部1fの集中型ディザ処理部9
0によって2値化され、ノイズ除去部1gへと与えられ
る。かくして読取部1から出力され、コピー処理部3を
介して記録部6へと与えられる画像データは集中型のデ
ィザ法に準じたデータとなっている。従って、画点が比
較的集中する画像が、隣接する画点どうしを結合させて
記録することが可能な熱転写方式によって良好に記録さ
れる。
コピー原稿または送信原稿の読み取りを開始し、画像デ
ータを生成する。ここで読取モードとして「標準中間調
モード」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」
および「超高精細中間調モード」のいずれかが設定され
た場合におけるコピー時において、記録部6にインクフ
ィルム52が装着されており、記録部6が熱転写記録状
態であると、ACC処理部1cから出力された多値画像
データは擬似中間調処理部1fの集中型ディザ処理部9
0によって2値化され、ノイズ除去部1gへと与えられ
る。かくして読取部1から出力され、コピー処理部3を
介して記録部6へと与えられる画像データは集中型のデ
ィザ法に準じたデータとなっている。従って、画点が比
較的集中する画像が、隣接する画点どうしを結合させて
記録することが可能な熱転写方式によって良好に記録さ
れる。
【0089】また、読取モードとして「標準中間調モー
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合におけるコピー時において、記録部6にインクフィル
ム52が装着されておらず、記録部6が感熱記録状態で
あると、ACC処理部1cから出力された多値画像デー
タは擬似中間調処理部1fの誤差拡散処理部91によっ
て2値化され、ノイズ除去部1gへと与えられる。かく
して読取部1から出力され、コピー処理部3を介して記
録部6へと与えられる画像データは誤差拡散法に準じた
データとなっている。従って、画点が比較的分散する画
像が、細かな画点を精度良く記録することが可能な感熱
方式によって良好に記録される。
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合におけるコピー時において、記録部6にインクフィル
ム52が装着されておらず、記録部6が感熱記録状態で
あると、ACC処理部1cから出力された多値画像デー
タは擬似中間調処理部1fの誤差拡散処理部91によっ
て2値化され、ノイズ除去部1gへと与えられる。かく
して読取部1から出力され、コピー処理部3を介して記
録部6へと与えられる画像データは誤差拡散法に準じた
データとなっている。従って、画点が比較的分散する画
像が、細かな画点を精度良く記録することが可能な感熱
方式によって良好に記録される。
【0090】一方、読取モードとして「標準中間調モー
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合における、例えばレーザプリンタのような電子写真方
式の記録部を搭載した相手端末に対するファクシミリ送
信時においては、ACC処理部1cから出力された多値
画像データは擬似中間調処理部1fの集中型ディザ処理
部90によって2値化され、ノイズ除去部1gへと与え
られる。かくして相手端末へと伝送される画像データ
は、集中型のディザ法に準じたデータとなっている。従
って、相手端末では、画点が比較的集中する画像が、隣
接する画点どうしを結合させて記録することが可能な電
子写真方式によって良好に記録される。
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合における、例えばレーザプリンタのような電子写真方
式の記録部を搭載した相手端末に対するファクシミリ送
信時においては、ACC処理部1cから出力された多値
画像データは擬似中間調処理部1fの集中型ディザ処理
部90によって2値化され、ノイズ除去部1gへと与え
られる。かくして相手端末へと伝送される画像データ
は、集中型のディザ法に準じたデータとなっている。従
って、相手端末では、画点が比較的集中する画像が、隣
接する画点どうしを結合させて記録することが可能な電
子写真方式によって良好に記録される。
【0091】また、読取モードとして「標準中間調モー
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合における、感熱方式の記録部を搭載した相手端末に対
するファクシミリ送信時においては、ACC処理部1c
から出力された多値画像データは擬似中間調処理部1f
の誤差拡散処理部91によって2値化され、ノイズ除去
部1gへと与えられる。かくして相手端末へと伝送され
る画像データは、誤差拡散法に準じたデータとなってい
る。従って、相手端末では、画点が比較的分散する画像
が、細かな画点を精度良く記録することが可能な感熱方
式によって良好に記録される。
ド」「精細中間調モード」「高精細中間調モード」およ
び「超高精細中間調モード」のいずれかが設定された場
合における、感熱方式の記録部を搭載した相手端末に対
するファクシミリ送信時においては、ACC処理部1c
から出力された多値画像データは擬似中間調処理部1f
の誤差拡散処理部91によって2値化され、ノイズ除去
部1gへと与えられる。かくして相手端末へと伝送され
る画像データは、誤差拡散法に準じたデータとなってい
る。従って、相手端末では、画点が比較的分散する画像
が、細かな画点を精度良く記録することが可能な感熱方
式によって良好に記録される。
【0092】なお本発明は上記各実施例に限定されるも
のではない。例えば上記実施例では、記録部6が感熱記
録状態であるか熱転写記録状態であるかをインクフィル
ム52が装着されているか否かに基づいて判断している
が、例えばオペレータによる設定に基づいて判断した
り、あるいは記録紙に識別用のマークを形成しておいて
このマークを検出して判断するなどの他の方法によって
も良い。
のではない。例えば上記実施例では、記録部6が感熱記
録状態であるか熱転写記録状態であるかをインクフィル
ム52が装着されているか否かに基づいて判断している
が、例えばオペレータによる設定に基づいて判断した
り、あるいは記録紙に識別用のマークを形成しておいて
このマークを検出して判断するなどの他の方法によって
も良い。
【0093】また上記実施例では、記録方式が感熱方式
であるか否かに応じて中間調処理方法を決定するものと
しているが、種々の記録方式のそれぞれに対しておのお
の中間調処理方法を割当て設定しておいても良いし、ま
た種々の記録方式をグループ分けし、各グループに対し
て中間調処理方法を割当て設定しておいても良い。
であるか否かに応じて中間調処理方法を決定するものと
しているが、種々の記録方式のそれぞれに対しておのお
の中間調処理方法を割当て設定しておいても良いし、ま
た種々の記録方式をグループ分けし、各グループに対し
て中間調処理方法を割当て設定しておいても良い。
【0094】また上記実施例では、記録方式として感熱
方式、熱転写方式および電子写真方式を、また中間調処
理方法として集中型のディザ法および誤差拡散法をそれ
ぞれ例示しているが、他の記録方式および他の中間調処
理方法を適用することもできる。このほか、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
方式、熱転写方式および電子写真方式を、また中間調処
理方法として集中型のディザ法および誤差拡散法をそれ
ぞれ例示しているが、他の記録方式および他の中間調処
理方法を適用することもできる。このほか、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0095】
【発明の効果】本発明は、おのおの異なる中間調処理方
法(例えば誤差拡散法および集中型ディザ法)に準じて
多値画像データを2値画像データに2値化する少なくと
も2つの中間調処理手段(例えば誤差拡散処理部および
集中型ディザ処理部)と、この中間調処理手段により生
成された2値画像データに対応する画像を記録する際に
用いられる記録方式(例えば感熱方式および熱転写方
式)を判定する、例えばインクフィルムセンサおよび記
録制御部からなる判定手段とを備え、例えば読取制御部
などの選択手段は、前記判定手段の判定結果に基づき、
前記少なくとも2つの中間調処理手段のうちのいずれか
を有効とするようにしたので、記録方式に応じた最適な
中間調処理方法で中間調画像を生成し、これにより記録
された画像を常に良好な中間調画像とすることができる
ファクシミリ装置となる。
法(例えば誤差拡散法および集中型ディザ法)に準じて
多値画像データを2値画像データに2値化する少なくと
も2つの中間調処理手段(例えば誤差拡散処理部および
集中型ディザ処理部)と、この中間調処理手段により生
成された2値画像データに対応する画像を記録する際に
用いられる記録方式(例えば感熱方式および熱転写方
式)を判定する、例えばインクフィルムセンサおよび記
録制御部からなる判定手段とを備え、例えば読取制御部
などの選択手段は、前記判定手段の判定結果に基づき、
前記少なくとも2つの中間調処理手段のうちのいずれか
を有効とするようにしたので、記録方式に応じた最適な
中間調処理方法で中間調画像を生成し、これにより記録
された画像を常に良好な中間調画像とすることができる
ファクシミリ装置となる。
【図1】本発明のファクシミリ装置の構成を示す機能ブ
ロック図。
ロック図。
【図2】光電変換部1aの具体的な構成を示す側面図。
【図3】CCDラインセンサ23の具体的な構成を示す
平面図。
平面図。
【図4】サーマルプリントヘッド6aの具体的な構成を
示す図。
示す図。
【図5】サーマルプリントヘッド6aの配置状態を示す
図。
図。
【図6】CCDラインセンサ23と読み取ろうとしてい
る黒画像との位置関係、ACC処理部1cの出力信号お
よび生成される画信号の「標準モード」「精細モード」
または「高精細モード」における対応関係を示す図。
る黒画像との位置関係、ACC処理部1cの出力信号お
よび生成される画信号の「標準モード」「精細モード」
または「高精細モード」における対応関係を示す図。
【図7】CCDラインセンサ23と読み取ろうとしてい
る黒画像との位置関係、ACC処理部1cの出力信号お
よび生成される画信号の「超高精細モード」における対
応関係を示す図。
る黒画像との位置関係、ACC処理部1cの出力信号お
よび生成される画信号の「超高精細モード」における対
応関係を示す図。
【図8】8-16変換部における画素の決定のためのパター
ンを模式的に示す図。
ンを模式的に示す図。
【図9】擬似高精細記録処理部6bにおける記録濃度の
決定に係る取り決めを模式的に示す図。
決定に係る取り決めを模式的に示す図。
【図10】発熱抵抗体40bに通電した際の発熱抵抗体
40b中での電流分布を示す図。
40b中での電流分布を示す図。
【図11】レベル1の画素に対応する有効発熱領域を示
す図。
す図。
【図12】レベル2の画素に対応する有効発熱領域を示
す図。
す図。
【図13】ドットが離散的に位置している原画像を記録
する場合の発熱抵抗体40bの有効発熱領域の形成状態
を示す図。
する場合の発熱抵抗体40bの有効発熱領域の形成状態
を示す図。
【図14】ドットが固まった状態で位置している原画像
を記録する場合の発熱抵抗体40bの有効発熱領域の形
成状態を示す図。
を記録する場合の発熱抵抗体40bの有効発熱領域の形
成状態を示す図。
【図15】中間調処理部1fの具体的な構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図16】主制御部2の処理手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図17】ファクシミリ通信時のプロトコルを示す図。
【図18】読取制御部1hの処理手順を示すフローチャ
ート。
ート。
1…読取部 1f…擬似中間調処理部 1h…読取制御部 2…主制御部 3…コピー処理部 4…画像メモリ 5…通信処理部 6…記録部 6d…記録制御部 6f…インクフィルムセンサ 90…集中型ディザ処理部 91…誤差拡散処理部 92…セレクタ
Claims (4)
- 【請求項1】 おのおの異なる中間調処理方法に準じて
多値画像データを2値画像データに2値化する少なくと
も2つの中間調処理手段と、 この中間調処理手段により生成された2値画像データに
対応する画像を記録する際に用いられる記録方式を判定
する判定手段と、 この判定手段の判定結果に基づき、前記少なくとも2つ
の中間調処理手段のうちのいずれかを有効とする選択手
段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 中間調処理手段は、誤差拡散法に準じて
多値画像データを2値画像データに2値化する第1処理
手段と、集中型ディザ法に準じて多値画像データを2値
画像データに2値化する第2処理手段とを含み、 また選択手段は、判定手段の判定結果が感熱方式である
ときには前記第1処理手段を、また判定手段の判定結果
が熱転写方式であるときには前記第2処理手段をそれぞ
れ有効とすることを特徴とする請求項1に記載のファク
シミリ装置。 - 【請求項3】 感熱方式と熱転写方式とのどちらでも記
録を行うことができる熱記録装置を有し、判定手段はこ
の熱記録装置にインクフィルムが装着されているか否か
を検出することにより、前記熱記録装置が感熱方式およ
び熱転写方式のどちらとして動作し得るかを判断するこ
とを特徴とする請求項1および請求項2に記載のファク
シミリ装置。 - 【請求項4】 判定手段は、通信相手端末からの所定の
通知情報に基づいて、当該通信相手端末が使用する記録
装置の記録方式を判定することを特徴とする請求項1お
よび請求項2に記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229063A JPH0787316A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229063A JPH0787316A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787316A true JPH0787316A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16886162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229063A Pending JPH0787316A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787316A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1160757A3 (en) * | 2000-05-30 | 2002-05-29 | Nec Corporation | Display device |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5229063A patent/JPH0787316A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1160757A3 (en) * | 2000-05-30 | 2002-05-29 | Nec Corporation | Display device |
| US7071954B2 (en) | 2000-05-30 | 2006-07-04 | Pioneer Plasma Display Corporation | Display device |
| US7456817B2 (en) | 2000-05-30 | 2008-11-25 | Pioneer Corporation | Display device |
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