JPH0787395A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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- JPH0787395A JPH0787395A JP5225331A JP22533193A JPH0787395A JP H0787395 A JPH0787395 A JP H0787395A JP 5225331 A JP5225331 A JP 5225331A JP 22533193 A JP22533193 A JP 22533193A JP H0787395 A JPH0787395 A JP H0787395A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TVカメラへ入力する光学像の光量調整を短
時間で行うことができ、構造の簡単な光学系を有するX
線診断装置を提供すること。 【構成】 本発明のX線診断装置は、前記光学系30が
濃度調整の可能な複数の素子からなり前記各素子の濃度
を独立に制御することによって前記イメージ・インテン
シファイアから出力された光学像の光量を調整する光量
調整手段を有しており、前記光量調整手段は液晶表示板
35からなり、この液晶表示板35の光の透過部の面
積、形状及び濃度の少なくとも1つを制御して光量調整
を行うようにした。
時間で行うことができ、構造の簡単な光学系を有するX
線診断装置を提供すること。 【構成】 本発明のX線診断装置は、前記光学系30が
濃度調整の可能な複数の素子からなり前記各素子の濃度
を独立に制御することによって前記イメージ・インテン
シファイアから出力された光学像の光量を調整する光量
調整手段を有しており、前記光量調整手段は液晶表示板
35からなり、この液晶表示板35の光の透過部の面
積、形状及び濃度の少なくとも1つを制御して光量調整
を行うようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線診断装置、特にX
線診断装置におけるTVカメラに入射する光学像の光量
調整に関する。
線診断装置におけるTVカメラに入射する光学像の光量
調整に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置において、イメージ・イン
テンシファイア(以下、「I.I.」と称する)からT
Vカメラに入射する光学像の光量調整は、アイリスとN
Dフィルタとの組合せによって行われている。その様子
を図5に示す。図5は、従来の光学系の概略構成を示す
図である。
テンシファイア(以下、「I.I.」と称する)からT
Vカメラに入射する光学像の光量調整は、アイリスとN
Dフィルタとの組合せによって行われている。その様子
を図5に示す。図5は、従来の光学系の概略構成を示す
図である。
【0003】図5において、I.I.20からの光学像
は光学系30を介してTVカメラ40に入力する。TV
カメラ40に入力した光学像はビデオ信号に変換され
て、図示しないA/D変換器に出力されるか、或いは、
図示しないモニタ上に表示される。光学系30は、第1
レンズ31、アイリス32、NDフィルタ33及び第2
レンズ34からなり、この光学系30からTVカメラ4
0に入力する光学像の光量を調整するために、アイリス
32及びNDフィルタ33が使用される。NDフィルタ
33は、X線透視或いはX線撮影に応じて図中矢印で示
すように移動させて光路L上から取り除かれたり光路L
上に置かれたりされる。具体的には、この従来の光量調
整において、X線透視時には、I.I.20から出力さ
れる光学像の光量が少なくなるので、アイリス32の口
径は大きくなり、NDフィルタ33は、光路L上から除
かれる。そして、X線撮影時には、I.I.20から出
力される光学像の光量が多くなるので、アイリス32の
口径は小さくなるように制御され、NDフィルタ33が
図5に示すように光路L上に配置される。
は光学系30を介してTVカメラ40に入力する。TV
カメラ40に入力した光学像はビデオ信号に変換され
て、図示しないA/D変換器に出力されるか、或いは、
図示しないモニタ上に表示される。光学系30は、第1
レンズ31、アイリス32、NDフィルタ33及び第2
レンズ34からなり、この光学系30からTVカメラ4
0に入力する光学像の光量を調整するために、アイリス
32及びNDフィルタ33が使用される。NDフィルタ
33は、X線透視或いはX線撮影に応じて図中矢印で示
すように移動させて光路L上から取り除かれたり光路L
上に置かれたりされる。具体的には、この従来の光量調
整において、X線透視時には、I.I.20から出力さ
れる光学像の光量が少なくなるので、アイリス32の口
径は大きくなり、NDフィルタ33は、光路L上から除
かれる。そして、X線撮影時には、I.I.20から出
力される光学像の光量が多くなるので、アイリス32の
口径は小さくなるように制御され、NDフィルタ33が
図5に示すように光路L上に配置される。
【0004】しかし、上記のようなアイリス32及びN
Dフィルタ33を用いた光学像の光量調整は機械的な機
構を用いて行われるので、 (1)光学像の光量の変化に対する応答速度が遅い(約
0.5秒)。 (2)機構が複雑になるので、光量調整に係る部分の容
積が大きくなる。 等の問題はあるが、従来は、TVカメラ40はX線透視
画像を出力するのみであり、X線撮影はフィルムで行わ
れているので、遅い応答は特に問題視されなかった。
Dフィルタ33を用いた光学像の光量調整は機械的な機
構を用いて行われるので、 (1)光学像の光量の変化に対する応答速度が遅い(約
0.5秒)。 (2)機構が複雑になるので、光量調整に係る部分の容
積が大きくなる。 等の問題はあるが、従来は、TVカメラ40はX線透視
画像を出力するのみであり、X線撮影はフィルムで行わ
れているので、遅い応答は特に問題視されなかった。
【0005】しかし、今後、X線撮影を直接フィルムで
行わずにモニタ60等で撮影画像を観察するようなシス
テム、すなわちTVカメラ40によって得られたX線撮
影像を記憶装置等に記憶することにより、フィルムに変
えてX線撮影を行うようなシステム(以下、「I.I.
−DR」と称する)が主流になることが予期される。こ
のようなシステムでは、例えば、X線透視を行っている
最中に、撮影タイミングを逸しないために、X線透視モ
ードからX線撮影モードに瞬時に切り換える必要が生じ
るような場合が想定される。この場合に、X線透視とX
線撮影とでは被検体に照射されるX線の強度が異なるの
で、TVカメラ40へ入射する光学像の光量を一定に保
つために迅速な光量調整が要求される。従来のフィルム
を使用するX線撮影では、フィルムの搬送時間等の問題
があり、それほどの迅速な光量調整は要求されていなか
ったが、フィルムを使用しない上記のようなI.I.−
DRでは、迅速な光量調整を行うことができる機能の実
現が望まれる。
行わずにモニタ60等で撮影画像を観察するようなシス
テム、すなわちTVカメラ40によって得られたX線撮
影像を記憶装置等に記憶することにより、フィルムに変
えてX線撮影を行うようなシステム(以下、「I.I.
−DR」と称する)が主流になることが予期される。こ
のようなシステムでは、例えば、X線透視を行っている
最中に、撮影タイミングを逸しないために、X線透視モ
ードからX線撮影モードに瞬時に切り換える必要が生じ
るような場合が想定される。この場合に、X線透視とX
線撮影とでは被検体に照射されるX線の強度が異なるの
で、TVカメラ40へ入射する光学像の光量を一定に保
つために迅速な光量調整が要求される。従来のフィルム
を使用するX線撮影では、フィルムの搬送時間等の問題
があり、それほどの迅速な光量調整は要求されていなか
ったが、フィルムを使用しない上記のようなI.I.−
DRでは、迅速な光量調整を行うことができる機能の実
現が望まれる。
【0006】上記のように、X線撮影とX線透視とでは
X線強度が異なるので、TVカメラへの入射光量を一定
に保つために光学像の光量調整が必要になる。しかし、
従来のアイリス及びNDフィルタによる光学像の光量調
整では上記のように機械的な制御が伴うので、迅速な光
量調整が不可能である。加えて、アイリス及びNDフィ
ルタを用いた光学像の光量調整は機械的な機構を用いて
光量を調整するので、光学系の構造が複雑になるという
問題がある。
X線強度が異なるので、TVカメラへの入射光量を一定
に保つために光学像の光量調整が必要になる。しかし、
従来のアイリス及びNDフィルタによる光学像の光量調
整では上記のように機械的な制御が伴うので、迅速な光
量調整が不可能である。加えて、アイリス及びNDフィ
ルタを用いた光学像の光量調整は機械的な機構を用いて
光量を調整するので、光学系の構造が複雑になるという
問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
光量調整は、応答が遅い、構造が複雑になる等の問題が
あった。本発明は、上記の事情に基づいてなされたもの
で、TVカメラへ入力する光学像の光量調整を短時間で
行うことができ、構造の簡単な光学系を有するX線診断
装置を提供することを目的とする。
光量調整は、応答が遅い、構造が複雑になる等の問題が
あった。本発明は、上記の事情に基づいてなされたもの
で、TVカメラへ入力する光学像の光量調整を短時間で
行うことができ、構造の簡単な光学系を有するX線診断
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を講じた。被検体にX線
を照射するX線発生器と、前記被検体を透過したX線を
検出して光学像に変換するイメージ・インテンシファイ
アと、前記光学像の光量を所定の光量に調整して出力す
る光学系と、この光学系から出力された光学像をビデオ
信号に変換するTVカメラと、このTVカメラから出力
されたビデオ信号に基づいて前記被検体のX線像を表示
する表示手段とを備えたX線診断装置において、前記光
学系が、濃度調整の可能な複数の素子からなり前記各素
子の濃度を独立に制御することによって前記イメージ・
インテンシファイアから出力された光学像の光量を調整
する光量調整手段を備えた。望ましい態様として、前記
光量調整手段は液晶表示板とし、この液晶表示板の光の
透過部の面積、形状及び濃度の少なくとも1つを制御し
て光量調整を行うようにした。
解決するために次のような手段を講じた。被検体にX線
を照射するX線発生器と、前記被検体を透過したX線を
検出して光学像に変換するイメージ・インテンシファイ
アと、前記光学像の光量を所定の光量に調整して出力す
る光学系と、この光学系から出力された光学像をビデオ
信号に変換するTVカメラと、このTVカメラから出力
されたビデオ信号に基づいて前記被検体のX線像を表示
する表示手段とを備えたX線診断装置において、前記光
学系が、濃度調整の可能な複数の素子からなり前記各素
子の濃度を独立に制御することによって前記イメージ・
インテンシファイアから出力された光学像の光量を調整
する光量調整手段を備えた。望ましい態様として、前記
光量調整手段は液晶表示板とし、この液晶表示板の光の
透過部の面積、形状及び濃度の少なくとも1つを制御し
て光量調整を行うようにした。
【0009】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。光量調整を行うための光学フィルタとして複数の素
子で構成されこれらの各素子が独立して濃度調整が可能
な、例えば液晶表示板(Liquid Cristal Display;
以下、「LCD」と称する)を光量調整手段として用い
たので、光量調整に機械的な手段を用いる必要がなく、
迅速に光量調整することが可能になることから、X線透
視からX線撮影への瞬時の移行にも対応できる。加え
て、LCDは光の透過部分の制御を電気的に行うことが
できるので、従来の機械的な機構制御部がなくなり、コ
ンパクトな光学系を実現できる。
る。光量調整を行うための光学フィルタとして複数の素
子で構成されこれらの各素子が独立して濃度調整が可能
な、例えば液晶表示板(Liquid Cristal Display;
以下、「LCD」と称する)を光量調整手段として用い
たので、光量調整に機械的な手段を用いる必要がなく、
迅速に光量調整することが可能になることから、X線透
視からX線撮影への瞬時の移行にも対応できる。加え
て、LCDは光の透過部分の制御を電気的に行うことが
できるので、従来の機械的な機構制御部がなくなり、コ
ンパクトな光学系を実現できる。
【0010】更に、LCDは、光の透過部分と光を遮断
する部分の領域を素子毎に自由に設定することができる
ので、自動輝度制御用フォトピックアップの像がテレビ
カメラに入射しないようにできる。同様に、光の透過部
分の形状を所望の形状に制御することができるので、光
学的な空間フィルターをかけることもできる。
する部分の領域を素子毎に自由に設定することができる
ので、自動輝度制御用フォトピックアップの像がテレビ
カメラに入射しないようにできる。同様に、光の透過部
分の形状を所望の形状に制御することができるので、光
学的な空間フィルターをかけることもできる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係るX線診断装置の概
略構成を示す図である。X線発生器10はX線制御器1
2の制御信号に基づいて、被検体15にX線を照射す
る。被検体15を透過したX線はI.I.20に入力
し、I.I.20で光学像に変換される。この光学像
は、光学系30を介してTVカメラ40に入力する。T
Vカメラ40は、入力した光学像をビデオ信号に変換す
る。TVカメラ40から出力されたビデオ信号はA/D
変換器45でデジタル信号に変換されて画像処理装置5
0に入力し、画像処理装置50によって所望の画像処理
が行われる。なお、画像処理装置50は図示しない画像
メモリを含み、この画像メモリは画像処理を行う前或い
は後の被検体15の画像を一時的に記憶する。画像処理
装置50によって所望の処理を施された被検体15の画
像はD/A変換器55でアナログ信号に変換されてモニ
タ60に表示される。また、画像処理装置50によって
所望の処理を施された被検体15の画像は図示しないV
TR等へ出力される場合もある。光学系30は、第1レ
ンズ31と、LCD35と、第2レンズ34とからな
る。LCD制御器70はLCD35の光の透過部の面
積、形状及び濃度の少なくとも1つを所望の形態にする
ように制御する。LCD35を通過する光学像の光量が
前記LCD制御器70によって上記のように調整されて
所望の光量を有する光学像がTVカメラ40に出力され
る。
る。図1は、本発明の一実施例に係るX線診断装置の概
略構成を示す図である。X線発生器10はX線制御器1
2の制御信号に基づいて、被検体15にX線を照射す
る。被検体15を透過したX線はI.I.20に入力
し、I.I.20で光学像に変換される。この光学像
は、光学系30を介してTVカメラ40に入力する。T
Vカメラ40は、入力した光学像をビデオ信号に変換す
る。TVカメラ40から出力されたビデオ信号はA/D
変換器45でデジタル信号に変換されて画像処理装置5
0に入力し、画像処理装置50によって所望の画像処理
が行われる。なお、画像処理装置50は図示しない画像
メモリを含み、この画像メモリは画像処理を行う前或い
は後の被検体15の画像を一時的に記憶する。画像処理
装置50によって所望の処理を施された被検体15の画
像はD/A変換器55でアナログ信号に変換されてモニ
タ60に表示される。また、画像処理装置50によって
所望の処理を施された被検体15の画像は図示しないV
TR等へ出力される場合もある。光学系30は、第1レ
ンズ31と、LCD35と、第2レンズ34とからな
る。LCD制御器70はLCD35の光の透過部の面
積、形状及び濃度の少なくとも1つを所望の形態にする
ように制御する。LCD35を通過する光学像の光量が
前記LCD制御器70によって上記のように調整されて
所望の光量を有する光学像がTVカメラ40に出力され
る。
【0012】システム制御器80は、図示しない操作卓
等を含み、装置の全体の動作、並びに、前記X線制御器
12と、前記LCD制御器70と、前記画像処理装置5
0とを制御する。
等を含み、装置の全体の動作、並びに、前記X線制御器
12と、前記LCD制御器70と、前記画像処理装置5
0とを制御する。
【0013】上記のように、本発明装置は、I.I.2
0からTVカメラ40に入射する光学像の光量調整を、
従来ではアイリスとNDフィルタとで行っていたのに代
えて、LCD35によって行うようにし、このLCD3
5によりTVカメラ40に入射する光量を適正に保つよ
うにしている。図2に、X線透視の場合とX線撮影の場
合とにおけるLCD35のパターンの例を示す。図2
(a)がX線透視の場合を示し、図2(b)がX線撮影
の場合を示す。図2において、斜線部は光が全く透過し
ない部分を示し、それ以外の部分は透明又は半透明であ
って、光が透過する部分を示す(以下、同じ)。また、
この光が透過する部分を以下「開口部」と称する。
0からTVカメラ40に入射する光学像の光量調整を、
従来ではアイリスとNDフィルタとで行っていたのに代
えて、LCD35によって行うようにし、このLCD3
5によりTVカメラ40に入射する光量を適正に保つよ
うにしている。図2に、X線透視の場合とX線撮影の場
合とにおけるLCD35のパターンの例を示す。図2
(a)がX線透視の場合を示し、図2(b)がX線撮影
の場合を示す。図2において、斜線部は光が全く透過し
ない部分を示し、それ以外の部分は透明又は半透明であ
って、光が透過する部分を示す(以下、同じ)。また、
この光が透過する部分を以下「開口部」と称する。
【0014】なお、本実施例の説明においては、光量の
制御をLCDで行う場合を説明するが、LCDに限ら
ず、LCDと同様に充分に細密な複数の素子を有し、各
素子毎に濃度調整が独立に可能であるようなものであれ
ば良い。
制御をLCDで行う場合を説明するが、LCDに限ら
ず、LCDと同様に充分に細密な複数の素子を有し、各
素子毎に濃度調整が独立に可能であるようなものであれ
ば良い。
【0015】図2(a)に示すように、X線透視を行う
場合には、I.I.20の出力が弱いことから、I.
I.20から出力される光学像の光量が少なくなるの
で、なるべく多くの光量がTVカメラ40に達するよう
にするために、できる限り大きな開口部36の面積が得
られるようにLCD35を制御する。この場合におい
て、開口部36は透明であることが望ましいが、完全な
透明度が得られない場合には、LCD35で実現できる
最高の透明度になるようにする。
場合には、I.I.20の出力が弱いことから、I.
I.20から出力される光学像の光量が少なくなるの
で、なるべく多くの光量がTVカメラ40に達するよう
にするために、できる限り大きな開口部36の面積が得
られるようにLCD35を制御する。この場合におい
て、開口部36は透明であることが望ましいが、完全な
透明度が得られない場合には、LCD35で実現できる
最高の透明度になるようにする。
【0016】図2(b)に示すように、X線撮影を行う
場合には、X線透視の場合と比較して、X線の出力が高
いことから、I.I.20から出力される光学像の光量
が多くなるので、TVカメラ40に必要以上の光量が到
達しないように開口部36の面積を小さくすると共に開
口部36を半透明(又は、開口部36の濃度を濃くす
る)とするように制御する。但し、撮影部位等により
I.I.20から出力される光学像の光量も変化するの
で、開口部36の透明度は光学像の光量に従って変化さ
せる。
場合には、X線透視の場合と比較して、X線の出力が高
いことから、I.I.20から出力される光学像の光量
が多くなるので、TVカメラ40に必要以上の光量が到
達しないように開口部36の面積を小さくすると共に開
口部36を半透明(又は、開口部36の濃度を濃くす
る)とするように制御する。但し、撮影部位等により
I.I.20から出力される光学像の光量も変化するの
で、開口部36の透明度は光学像の光量に従って変化さ
せる。
【0017】上記のX線撮影の場合において、LCD3
5の透明度だけで、光量調整することも可能であるが、
一般にレンズ系は小口径の方が解像度が良いことから、
まず可能な限り開口部36の口径を小さくするようにL
CD35を制御する。しかし、あまり開口部36の口径
を小さくすると、自動輝度制御用フォトピックアップ
(図示しない)の像が出力画像に出てしまう。そこで、
自動輝度制御用フォトピックアップの像が出力画像に現
れないような開口部36の最小口径が決定される。従っ
て開口部36の口径をできるだけ小さくし、開口部36
の口径(すなわち面積)の大きさだけで光量調整できな
い分を開口部36の透明度の変化で補う方式が最適であ
る。
5の透明度だけで、光量調整することも可能であるが、
一般にレンズ系は小口径の方が解像度が良いことから、
まず可能な限り開口部36の口径を小さくするようにL
CD35を制御する。しかし、あまり開口部36の口径
を小さくすると、自動輝度制御用フォトピックアップ
(図示しない)の像が出力画像に出てしまう。そこで、
自動輝度制御用フォトピックアップの像が出力画像に現
れないような開口部36の最小口径が決定される。従っ
て開口部36の口径をできるだけ小さくし、開口部36
の口径(すなわち面積)の大きさだけで光量調整できな
い分を開口部36の透明度の変化で補う方式が最適であ
る。
【0018】上記のように、本発明によれば、LCD3
5を電気的に制御して、開口部36の面積と開口部36
の透明度(濃度)の両方を制御することによって、光量
調整を行う。従って、X線透視からX線撮影、或いは、
その逆の瞬時の切り換えにも対応できる。
5を電気的に制御して、開口部36の面積と開口部36
の透明度(濃度)の両方を制御することによって、光量
調整を行う。従って、X線透視からX線撮影、或いは、
その逆の瞬時の切り換えにも対応できる。
【0019】図3は、X線撮影時におけるLCD35の
制御方法の変形例を示す。上記のように、開口部36の
口径(面積)を小さくしてゆくと、自動輝度制御用フォ
トピックアップの像が出力画像に現れてしまうという問
題が生じる。この問題を解決するために、図3に示すよ
うに、自動輝度制御用フォトピックアップの大きさに相
当するLCD35の中心部の一部分を光が透過しないよ
うにすることにより、自動輝度制御用フォトピックアッ
プの像が出力画像に現れることがなくなるので、光量調
整が更に容易になる。このような制御は従来のようなア
イリスとNDフィルタを用いた機械的な制御では困難で
あるが、本発明のようにLCDを用いた場合には、電気
的な制御により自由な濃淡(または黒白)のパターンを
作成することが出来るので、容易に図示のようなパター
ンを作成することが出来る。
制御方法の変形例を示す。上記のように、開口部36の
口径(面積)を小さくしてゆくと、自動輝度制御用フォ
トピックアップの像が出力画像に現れてしまうという問
題が生じる。この問題を解決するために、図3に示すよ
うに、自動輝度制御用フォトピックアップの大きさに相
当するLCD35の中心部の一部分を光が透過しないよ
うにすることにより、自動輝度制御用フォトピックアッ
プの像が出力画像に現れることがなくなるので、光量調
整が更に容易になる。このような制御は従来のようなア
イリスとNDフィルタを用いた機械的な制御では困難で
あるが、本発明のようにLCDを用いた場合には、電気
的な制御により自由な濃淡(または黒白)のパターンを
作成することが出来るので、容易に図示のようなパター
ンを作成することが出来る。
【0020】タンデム光学系では、光量調整用の開口部
36の形状を変えることによって出力画像の空間周波数
特性を制御できることが知られている。図4は、タンデ
ム光学系において、出力画像の空間周波数特性を制御す
る場合の開口部36の形状例を示す。図4において、
(a)は低周波数強調画像、(b)は高周波数強調画像
を出力する場合のフィルタの形状を示す。
36の形状を変えることによって出力画像の空間周波数
特性を制御できることが知られている。図4は、タンデ
ム光学系において、出力画像の空間周波数特性を制御す
る場合の開口部36の形状例を示す。図4において、
(a)は低周波数強調画像、(b)は高周波数強調画像
を出力する場合のフィルタの形状を示す。
【0021】タンデム光学系では、中央付近は低周波数
成分が多く、周辺に行くに従って、高周波数成分が多く
なることが知られている。従って、図4のように、フィ
ルタの形状を周波数に応じて調整することによって、所
望の周波数特性が強調された画像が得られる。すなわ
ち、図4(a)のように、開口部36の口径を小さくし
た場合には、低周波数成分が多く含まれた画像が得られ
るので、低周波数成分が強調された画像となり、図4
(b)のように、開口部36の中心を光が透過しないよ
うな制御をした場合には、高周波数成分が多く含まれた
画像が得られるので、高周波数成分が強調された画像が
得られることになる。本発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形して実施できるのは勿論である。
成分が多く、周辺に行くに従って、高周波数成分が多く
なることが知られている。従って、図4のように、フィ
ルタの形状を周波数に応じて調整することによって、所
望の周波数特性が強調された画像が得られる。すなわ
ち、図4(a)のように、開口部36の口径を小さくし
た場合には、低周波数成分が多く含まれた画像が得られ
るので、低周波数成分が強調された画像となり、図4
(b)のように、開口部36の中心を光が透過しないよ
うな制御をした場合には、高周波数成分が多く含まれた
画像が得られるので、高周波数成分が強調された画像が
得られることになる。本発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形して実施できるのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。光量調整を行うための光学フィルタとして複数の素
子で構成されこれらの各素子が独立して濃度調整が可能
な、例えばLCDを光量調整手段として用いたので、光
量調整に機械的な手段を用いる必要がなく、迅速に光量
調整することが可能になることから、X線透視からX線
撮影への瞬時の移行にも対応できる。加えて、LCDは
光の透過部分の制御を電気的に行うことができるので、
従来の機械的な機構制御部がなくなり、コンパクトな光
学系を実現できる。
る。光量調整を行うための光学フィルタとして複数の素
子で構成されこれらの各素子が独立して濃度調整が可能
な、例えばLCDを光量調整手段として用いたので、光
量調整に機械的な手段を用いる必要がなく、迅速に光量
調整することが可能になることから、X線透視からX線
撮影への瞬時の移行にも対応できる。加えて、LCDは
光の透過部分の制御を電気的に行うことができるので、
従来の機械的な機構制御部がなくなり、コンパクトな光
学系を実現できる。
【0023】更に、LCDは、光の透過部分と光を遮断
する部分の領域を素子毎に自由に設定することができる
ので、自動輝度制御用フォトピックアップの像がテレビ
カメラに入射しないようにできる。同様に、光の透過部
分の形状を所望の形状に制御することができるので、光
学的な空間フィルターをかけることもできる。
する部分の領域を素子毎に自由に設定することができる
ので、自動輝度制御用フォトピックアップの像がテレビ
カメラに入射しないようにできる。同様に、光の透過部
分の形状を所望の形状に制御することができるので、光
学的な空間フィルターをかけることもできる。
【図1】本発明の一実施例に係るX線診断装置の概略構
成を示す図。
成を示す図。
【図2】X線透視の場合とX線撮影の場合とにおけるL
CDのパターンの例。
CDのパターンの例。
【図3】X線撮影時におけるLCDの制御方法の変形
例。
例。
【図4】出力画像の空間周波数特性を制御する場合の開
口部の形状例。
口部の形状例。
【図5】従来の光学系の概略構成を示す図。
10…X線発生器、12…X線制御器、15…被検体、
20…イメージ・インテンシファイア(I.I.)、3
0…光学系、31…第1レンズ、32…アイリス、33
…NDフィルタ、34…第2レンズ、35…液晶表示板
(LCD)、36…開口部、40…TVカメラ、45…
A/D変換器、50…画像処理装置、55…D/A変換
器、60…モニタ、70…LCD制御器、80…システ
ム制御器。
20…イメージ・インテンシファイア(I.I.)、3
0…光学系、31…第1レンズ、32…アイリス、33
…NDフィルタ、34…第2レンズ、35…液晶表示板
(LCD)、36…開口部、40…TVカメラ、45…
A/D変換器、50…画像処理装置、55…D/A変換
器、60…モニタ、70…LCD制御器、80…システ
ム制御器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 幹人 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内 (72)発明者 塚本 明 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 被検体にX線を照射するX線発生器と、
前記被検体を透過したX線を検出して光学像に変換する
イメージ・インテンシファイアと、前記光学像の光量を
所定の光量に調整して出力する光学系と、この光学系か
ら出力された光学像をビデオ信号に変換するTVカメラ
と、このTVカメラから出力されたビデオ信号に基づい
て前記被検体のX線像を表示する表示手段とを備えたX
線診断装置において、 前記光学系が、濃度調整の可能な複数の素子からなり前
記各素子の濃度を独立に制御することによって前記イメ
ージ・インテンシファイアから出力された光学像の光量
を調整する光量調整手段を有すること特徴とするX線診
断装置。 - 【請求項2】 前記光量調整手段は液晶表示板からな
り、この液晶表示板の光の透過部の面積、形状又は濃度
の少なくとも1つを制御して光量調整を行うことを特徴
とする請求項1記載のX線診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225331A JPH0787395A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225331A JPH0787395A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | X線診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787395A true JPH0787395A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16827683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5225331A Pending JPH0787395A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | X線診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787395A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990016709A (ko) * | 1997-08-19 | 1999-03-15 | 윤종용 | 적응형 영상입력장치 |
| KR19990042225A (ko) * | 1997-11-26 | 1999-06-15 | 구자홍 | 단 초점 렌즈 카메라의 노출 조정장치 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5225331A patent/JPH0787395A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990016709A (ko) * | 1997-08-19 | 1999-03-15 | 윤종용 | 적응형 영상입력장치 |
| KR19990042225A (ko) * | 1997-11-26 | 1999-06-15 | 구자홍 | 단 초점 렌즈 카메라의 노출 조정장치 |
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