JPH0787567A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0787567A
JPH0787567A JP5228979A JP22897993A JPH0787567A JP H0787567 A JPH0787567 A JP H0787567A JP 5228979 A JP5228979 A JP 5228979A JP 22897993 A JP22897993 A JP 22897993A JP H0787567 A JPH0787567 A JP H0787567A
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JP
Japan
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call
circuit
band
control circuit
unit
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Application number
JP5228979A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kashiwagi
賢一 柏木
Hidekazu Kuroda
英一 黒田
Koukei Kamiuma
弘敬 上馬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話品質がよく、また各種のサービス機能を
持つコードレス電話機を得ることを目的とする。 【構成】 各種の制御コードを入出力とする第1の制御
回路と、例えば通話料金を算出して制御コードに乗せる
通話料金算出手段と、制御コードデータを低域帯域とし
音声帯域を別の高域帯域として両帯域を変調及び復調す
る第1の変復調回路とで構成される親機と、対応する制
御データを入出力とする第2の制御回路と、例えば制御
データに対応する出力手段と、第2の制御回路の入出力
データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
れる子機を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話中に低速データ帯
を利用したコードレス電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23から図26は、例えば特開昭61
−9039号公報に従来例として示された、従来のマル
チチャネルアクセス無線方式(以下MCAと略す)を示
す図である。図23は通信方式を示す概要図、図24は
集は周波数帯域を示すスペクトラム図、図25及び図2
6はコードレス電話に適用した場合のブロック図であ
る。同図において、A1,B1,C1は送信局、A2,
B2,C2は受信局である。VBは音声帯域、HDBは
高速伝送レートの周波数帯域、LDBは低速伝送レート
の周波数帯域、Sは音声情報、210はコードレス電話
親機、220はコードレス電話子機を示す。
【0003】次に動作について説明する。図23におい
て、A1とA2、B1とB2、C1とC2は複数のチャ
ネルを共有して交信する一対の交信局で、互いに異なっ
たIDコードが割り当てられている。例えば交信局とし
て、DaのIDコードを有する送信局A1に相当する図
25に示すコードレス電話の親機と、受信局A2に相当
する図26に示す子機とが通信する場合について説明す
る。
【0004】まず、親機210に回線から呼び出し信号
が入ると、親機210は複数のチャネルの中から空チャ
ネルを探し、該空チャネルの音声帯域のうち高速伝送レ
ートの周波数帯域HDBを利用してMSK変調したい伝
送レートで子機220にIDコードDaを送信する。
【0005】一方、子機120は電波をサーチしている
待機モードになっているので、自局のIDコードDaが
検出されたときは、この周波数で待機状態になるととも
に、他のチャネルを使用してIDコードDaを同様に2
10に送信する。
【0006】親機210ではこの信号が受信されたとき
は、子機220が受信状態になったものと判定し回線を
接続し、図24(b)に示すように、音声帯域のうち低
速伝送レートの周波数帯域LDBを除く周波数帯域を利
用して音声情報と同時に音声情報Sを通信し、音声通話
を開始する。
【0007】この後、親機210は、IDコードDaを
低い伝送レートに切り替え、低速伝送レートの周波数帯
域LDBを利用して、音声情報と同時に子機220に送
信する。
【0008】子機220は、IDコードDaを低い伝送
レートに切り替え、低速伝送レートの周波数帯域LDB
を利用して、音声情報と同時に親機210に送信する。
【0009】この結果、親機210と子機220は、通
話状態においてもIDコードDaをやりとりするため、
その交信状態を確認することができる。
【0010】従って、他のコードレステレホンシステム
から何らかの原因で混信電波が混入した場合は異なるI
Dコードが検出されるので、混信状態を回避する手段を
とることができる。また、通話中に送出されるIDコー
ドの周波数帯域を利用して、通話中着信情報やフックオ
フ情報の通信が実施されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチチャネル
アクセス無線通信方式は以上のように構成されており、
通話中のデータ伝送は主に交信局のIDコードを通信す
るものである。従って、コードレス電話がユーザーに様
々なサービスを提供するという機能がないという課題が
あった。
【0012】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、通話品質がよく、また各種のサービス
機構を備えたコードレス電話機を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコードレ
ス電話機は、課金テーブルとタイマを含む通話料金算出
手段と、この通話料金情報を制御データに取り入れまた
ダイヤル番号を検出して通話料金算出手段に伝える第1
の制御回路と、この第1の制御回路の入出力データを低
域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変
調及び復調する第1の変復調回路とで構成される親機相
当と、通話開始を検出して制御データとして上記親機相
当に伝達しまた上記親機相当からの通話料金情報を検出
する第2の制御回路と、この検出された通話料金情報を
出力する通話料金出力手段と、第2の制御回路の入出力
データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
れる子機相当を備えた。また請求項2の発明に係るコー
ドレス電話機は、子機相当との間で使用する互いに異な
る偏波指向性を持つ複数のアンテナと、これら複数のア
ンテナを切替使用するためのアンテナ切替信号を制御デ
ータとして出力する第1の制御回路と、このアンテナ切
替信号で上記複数のアンテナを切り替えて使用するアン
テナ切替回路と、第1の制御回路の入出力データを低域
帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調
及び復調する第1の変復調回路とで構成される親機相当
と、通話音声に関する受信信号レベルまたはノイズレベ
ルを設定値と比較するレベル比較検出手段と、この受信
信号レベルまたはノイズレベルが設定値以下または以上
になったことを検出して制御データとして上記親機相当
に伝達する第2の制御回路と、第2の制御回路の入出力
データを低域帯域とし、音声帯域を別の高域帯域として
該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成
される子機相当とを備えた。
【0014】請求項3の発明に係るコードレス電話機
は、子機相当への通話の送信レベルを調整する送信レベ
ル調整回路と、この送信出力制御信号を制御データとし
て出力する第1の制御回路と、第1の制御回路の入出力
データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
両帯域を変調及び復調する第1の変復調回路とで構成さ
れる親機相当と、通話音声に関する受信信号レベルまた
はノイズレベルを設定値と比較するレベル比較検出手段
と、この受信信号レベルまたはノイズレベルが設定値以
下または以上になったことを検出して制御データとして
上記親機相当に伝達する第2の制御回路と、第2の制御
回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域
帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回
路とで構成される子機相当を備えた。請求項4の発明に
係るコードレス電話機は、子機相当への通話チャネルを
保持制御する通話回路と、上記通話回路への保持制御信
号を制御データとして出力する第1の制御回路と、第1
の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別
の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変
復調回路とで構成される親機相当と、通話音声に関する
受信信号レベルまたはノイズレベルを設定値と比較する
レベル比較検出手段と、この受信信号レベルまたはノイ
ズレベルが設定値以下または以上になったことを検出し
て制御データとして上記親機相当に伝達する第2の制御
回路と、第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし
音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調
する第2の変復調回路とで構成される子機相当とを備え
た。
【0015】請求項5の発明に係るコードレス電話機
は、通話内容を録音・再生する録音再生手段と、上記録
音・再生の開始または終了指示を制御データとして上記
録音再生手段に伝える第1の制御回路と、この第1の制
御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高
域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変復調
回路とで構成される親機相当と、上記録音の開始と終了
または再生の開始と終了を指示する指示操作手段と、こ
の指示操作手段出力を制御データとして上記親機相当に
伝達する第2の制御回路と、この第2の制御回路の入出
力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として
該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成
される子機相当とを備えた。請求項6の発明に係るコー
ドレス電話機は、子機相当からの終話または保留要求を
受け取ると音声処理部を制御して子機との回線を直ちに
切断または保留する第1の制御回路と、この第1の制御
回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域
帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変復調回
路とで構成される親機相当と、上記親機相当に対し終話
または保留要求を通知する終話または保留要求設定操作
手段と、終話または保留要求設定操作手段出力を制御デ
ータとして上記親機相当に伝える第2の制御回路と、こ
の第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯
域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第
2の変復調回路とで構成される子機相当とを備えた。
【0016】請求項7の発明に係るコードレス電話機
は、通話内容をスクランブルさせる第1の通話データ記
憶・スクランブル手段と、このスクランブルの順序を制
御データとして上記第1の通話データ記憶・スクランブ
ル手段に伝える第1の制御回路と、この第1の制御回路
の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域
として該両帯域を変調及び復調する第1の変復調回路と
で構成される親機相当と、通話内容を上記第1の通話デ
ータ記憶・スクランブル手段と同期してスクランブルさ
せる第2の通話データ記憶・スクランブル手段と、上記
スクランブルの順序を制御データとして第2の通話デー
タ記憶・スクランブル手段に伝達する第2の制御回路
と、この第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし
音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調
する第2の変復調回路とで構成される子機相当とを備え
た。請求項8の発明に係るコードレス電話機は、子機相
当からのレベル検出後信号により通話チャネルを切替制
御する第1の制御回路と、この第1の制御回路の入出力
データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
両帯域を変調及び復調する第1の変復調回路とで構成さ
れる親機相当と、通話音声に関する受信信号レベルまた
はノイズレベルを設定値と比較するレベル比較検出手段
と、上記受信信号レベルまたはノイズレベルが設定値以
下または以上になったことを検出して制御データとして
上記親機相当に伝達しまた親機相当からの通話チャネル
信号により通話チャネルを切り替える第2の制御回路
と、この第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし
音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調
する第2の変復調回路とで構成される子機相当とを備え
た。
【0017】請求項9の発明に係るコードレス電話機
は、現に通話中の子機相当以外の他子機相当からのアク
セス要求を制御データとして出力手段または通話中の子
機相当に伝える第1の制御回路と、この第1の制御回路
の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域
として該両帯域を変調及び復調する第1の変復調回路と
で構成される親機相当と、現に通話状態にある親機相当
と子機相当に対し新たにアクセス要求を通知するアクセ
ス要求設定操作手段と、他子機相当からのアクセス要求
があることを示す出力手段と、アクセス要求設定操作手
段出力を制御データとして上記親機相当に伝えまた上記
他子機相当からのアクセス要求を上記出力手段に伝達す
る第2の制御回路と、この第2の制御回路の入出力デー
タを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯
域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成される
子機相当とを備えた。請求項10の発明に係るコードレ
ス電話機は、現に通話中の子機相当以外の他子機相当か
らの3者通話要求を制御データとして通話中の子機相当
に伝えまた通話回路に伝達する第1の制御回路と、3者
通話要求を認める場合は上記第1の制御回路の指示に従
って他チャネルの高周波モジュールを起動する通話回路
と、第1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声
帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する
第1の変復調回路とで構成される親機相当と、現に通話
状態にある親機相当と子機相当に対し新たに3者通話要
求を通知する3者通話要求設定操作手段と、他子機相当
からの3者通話要求を認める3者通話許可設定操作手段
と、上記3者通話要求設定操作手段出力及び3者通話許
可設定操作手段出力を制御データとして上記親機相当に
伝える第2の制御回路と、この第2の制御回路の入出力
データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
れる子機相当とを備えた。
【0018】請求項11の発明に係るコードレス電話機
は、レベル変更の指示に従い音声通話レベルを増減する
レベル調整回路と、レベル変更要求を検出して制御デー
タとして上記レベル変更回路に伝える第1の制御回路
と、この第1の制御回路の入出力データを低域帯域とし
音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調
する第1の変復調回路とで構成される親機相当と、音声
通話レベルを増減するためのレベル変更設定操作手段
と、このレベル変更設定操作手段出力を制御データとし
て上記親機相当に伝える第2の制御回路と、この第2の
制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の
高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変復
調回路とで構成される子機相当とを備えた。請求項12
の発明に係るコードレス電話機は、現に通話中の子機相
当以外の他子機相当からの内線通話要求を制御データと
して通話中の子機相当に伝えまた通話回路に伝達する第
1の制御回路と、通話が終わっていれば上記第1の制御
回路の指示に従って高周波モジュールを起動する通話回
路と、第1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音
声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調す
る第1の変復調回路とで構成される親機相当と、現に通
話状態にある親機相当と子機相当に対し新たに内線通話
要求を通知する内線通話要求設定操作手段と、この内線
通話要求設定操作手段出力を制御データとして上記親機
相当に伝えまた他子機相当からの内線通話要求を出力回
路に通知する第2の制御回路と、他子機相当からの内線
通話要求を出力する出力回路と、第2の制御回路の入出
力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として
該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成
される子機相当とを備えた。
【0019】
【作用】この発明によるコードレス電話機は、通話開始
をトリガにそのダイヤル番号から料金表が参照され、タ
イマ時間毎に料金が低域帯域の変調を経由して子機に転
送、表示される。請求項2によるコードレス電話機は、
子機から低域帯域の変調による受信信号が低レベルまた
はノイズレベルが高いとの信号で、親機は偏波指向性が
異なるアンテナに切り換わり交信する。請求項3による
コードレス電話機は、子機から低域帯域の変調による受
信信号が低レベルまたはノイズレベルが高いとの信号
で、親機は送信出力のレベルを調整する。請求項4によ
るコードレス電話機は、子機から低域帯域の変調による
受信信号が低レベルまたはノイズレベルが高いとの信号
で、親機の通話回路は子機との通話チャネルを保持状態
にする。
【0020】請求項5によるコードレス電話機は、子機
から低域帯域の変調による録音開始または終了指示信号
により、親機は録音開始または終了の状態にする。請求
項6によるコードレス電話機は、子機から低域帯域の変
調による終話または保留指示信号により、親機は直ちに
終話または保留の状態にする。請求項7によるコードレ
ス電話機は、低域帯域の変調信号を経由したスクランブ
ル順序データにより送信または受信される。請求項8に
よるコードレス電話機は、子機から低域帯域の変調によ
る受信信号が低レベルまたはノイズレベルが高いとの信
号で、親機は子機との通話チャネルを変更する。
【0021】請求項9によるコードレス電話機は、現に
通話中の子機以外の子機からの低域帯域の変調によるア
クセス要求信号により、通話中の子機または親機はこの
アクセス要求信号を出力する。請求項10によるコード
レス電話機は、現に通話中の子機以外の子機からの低域
帯域の変調による3者通話要求信号に対し、3者通話許
可が設定されると、親機はこれを検出して高周波モジュ
ールを同時に起動し3者通話が構成される。請求項11
によるコードレス電話機は、子機から低域帯域の変調に
よる音声通話レベル変更要求指示信号により、親機は音
声通話レベルを増減する。請求項12によるコードレス
電話機は、現に通話中の子機以外の子機からの低域帯域
の変調による内線通話要求信号に対し、現に通話中であ
ると、現に通話中の子機には他子機からの内線通話要求
があることを出力する。
【0022】
【実施例】実施例1.図1は、この発明の実施例である
コードレス電話の親機のブロック図である。1は公衆回
線に接続され2線4線変換、着信、発呼を行う通話回路
部、2はコードレス電話機全体の制御を行う第1の制御
回路部、3は音声の通話路の設定、レベル調整、スクラ
ンブル化、レベルの圧縮伸張、保留等を行う音声処理回
路部、4は送信キャリア信号、受信第一局発周波数を発
生するPLL回路で、子機との間に異なる幾つかの局発
周波数を設定できる。5は入力信号によりPLL回路の
出力をFM変調する第1の変調回路、6は受信信号から
変調信号を抽出する第1の復調回路、7はFM変調され
た信号を増幅する送信高周波回路である。9は電波の送
受信を行うアンテナ、8はFM変調された信号をアン
プ、ミキシングダウンする受信高周波回路、10は通話
相手の声を音響変換する受話器、11は使用者の音声を
電気信号に変換する送話器である。12は電話番号入力
等を行うキー操作部、13は留守番電話機能の一部とし
て動作する音声録音再生部、16は発呼ダイヤル番号と
予め登録されている発呼者自身のダイヤル番号から、必
要に応じて課金テーブルとして記憶しておき、単位料金
あたりの通話可能時間を算出する通話料金算出部であ
る。14は通話料金情報を使用者に知らしめる表示部で
あり、15は上記4、5、6、7、8を1つにまとめた
RFモジュール、17は通話相手の声や報知信号を音響
変換するスピーカである。
【0023】図2は、コードレス電話の子機のブロック
図である。102〜112と114と117は親機の2
〜12と14と17に対応する回路である。特に102
は子機に収容された第2の制御回路、105は同じく第
2の変調回路、106は第2の復調回路である。
【0024】まず、子機による外線通話の際の動作につ
いて説明する。子機が外線通話を行う目的でオフフック
すると、子機の第2の制御回路部102より回線接続要
求データが音声処理回路部103を通り、第2の変調回
路105でPLL回路104で作られた送信キャリアを
変調し、その送信変調信号は送信高周波回路107、ア
ンテナ109を介して親機に送られる。親機アンテナ9
で受信した上記信号は、受信高周波回路8をへて、復調
回路6でベースバンド信号に復調され、音声処理回路部
3を通して、制御回路部2へ入力される。親機からも同
様の経路で子機へ回線接続のための情報が送られ、同じ
ように子機制御回路部102にデータが入力され、親
機、子機間で無線回線接続処理の手続きを行い通話チャ
ネルを形成し通話を行うものである。
【0025】親機において電話回線を伝わってくる通話
相手の音声は、通話回路部1により2線4線変換され音
声処理回路部3に送られる。音声処理回路部3は、通話
相手の音声に帯域制限(〜3000HzのLPF)をか
け出力し、その信号は変調回路5、送信高周波回路7を
介してアンテナ9より子機に向かって送信される。この
とき制御回路部2は、他のコードレス電話システムと混
信しないような送信周波数をPLL回路4に設定する。
子機においては、上記送信信号をアンテナ109で検出
し、その信号は、受信高周波回路108でPLL回路1
04の出力を第一局発としてミキシングされ周波数を下
げ、復調回路106に入力される。復調された親機より
の信号は、音声処理回路部103に送られ、受話器11
0またはスピーカ117から音響信号として出力され
る。子機使用者の音声も同様に、音声処理回路部10
3、変調回路105、送信高周波回路107、アンテナ
109を介して親機へ送信される。親機アンテナ9で受
信した信号は、受信高周波回路8、復調回路6、音声処
理回路部3の経路で通話回路部1に送られ、通話回路部
1で2線4線変換され電話回線に送出される。
【0026】次に、変調波の低域帯域を用いた制御デー
タ伝送の動作について説明する。図3は、図1及び図2
におけるRFモジュール15を詳しく説明したものであ
る。図3では親機対応の番号がふられているが、子機で
は図2と同様、100番台の同番号であるとして説明す
る。子機が外線通話中に第2の制御回路出力の制御デー
タを低域帯域を用いて伝送する場合を説明する。制御回
路部102は、データに応じた直流から300Hzまで
の範囲内の低域帯域の信号を生成する。そのデータは制
御データとして、変調側低域帯域フィルタ121、加算
器125、変調帯域制限フィルタ126を通して通話音
声と加算、帯域制限され、更に変調回路105でPLL
回路104の出力をFM変調し、送信アンプ127で増
幅され、アンテナ109より出力される。
【0027】一方親機では、上記変調信号はアンテナ9
より、受信アンプ29、第一ミキサ30、第二ミキサ3
1、IF処理部32を介して、復調回路6で復調され、
復調側低域伝送フィルタ23により通話信号と分離され
て、制御回路部2に入力される。このとき子機の送話音
声は、親機復調回路6の出力部から、復調側音声帯域フ
ィルタ24を通り音声処理回路3をへて電話回線に出力
され、電話回線よりくる相手音声は、通話回路部1、音
声処理回路部3、変調側音声帯域フィルタ22、加算器
25、変調帯域制限フィルタ26、変調回路5、送信ア
ンプ27、アンテナ9を介して子機に出力されている。
子機受信信号は、受信アンプ129、第一ミキサ13
0、第二ミキサ131、IF処理部132、復調回路1
お6を通って、復調側音声帯域フィルタ124より音声
処理回路103をへて受話器110またはスピーカ11
7より音響出力される。
【0028】親機から制御データを伝送する場合も同様
に、制御回路部2より出力された制御データは、変調側
低域帯域フィルタ21、加算器25、変調側帯域制限フ
ィルタ26により通話音声と加算、帯域制限され、変調
回路5でPLL回路4の出力をFM変調し、送信アンプ
27で増幅され、アンテナ9より出力される。一方子機
では、上記変調信号はアンテナ109より、受信アンプ
129、第一ミキサ130、第二ミキサ131、IF処
理部132を介して復調回路106で復調され、復調側
低域帯域フィルタ123により通話信号と分離され、制
御回路部102に入力される。このとき親機の送話音声
は、子機復調回路106の出力部から、復調側音声帯域
フィルタ124を通り音声処理回路103をへて受話器
110またはスピーカ117より音響出力される。この
制御データの親機と子機間の経路と動作は以後の実施例
でも同様である。
【0029】ここで請求項1のものの構成の動作を図
1、2、3、4及び5を用いて説明する。なお、図4は
親機と子機の動作フロー図であり、図5は各フィルタの
特性図である。子機が外線通話を行う目的でオフフック
すると、制御回路部102により回線接続要求データが
音声処理回路部103等を経て変調回路105へ入力さ
れ、PLL回路104で作られた送信キャリアを変調
し、その信号は、アンテナ109を介して親機に送られ
る。親機アンテナ9で受信した上記信号は、受信アンプ
29、第一ミキサ30、第二ミキサ31、IF処理部3
2をへて復調回路6でベースバンド信号に復調され、復
調側音声帯域フィルタ24、音声処理回路部3を通し
て、制御回路部2へ入力される。親機からも同様の経路
で信号が子機へ送られ、同じように子機制御回路部10
2にデータが入力され、親機、子機間で無線回線接続処
理の手続きが行われ通話チャネルが形成される。
【0030】子機のキー操作部12で押されたダイヤル
番号情報は、その通話チャネルを通って親機に送られ、
親機より所定のダイヤル信号が電話回線に送出される。
親機制御回路部2は子機から送られてくるダイヤル情報
の個数を計測し、ダイヤル終了を判定し、通話料金算出
部16でその相手先電話番号と自己の電話番号とを比較
し、予め設定されている課金テーブルより単位料金あた
りの通話可能時間を算出し、内部タイマにその時間を設
定する。設定時間が経過する毎に親機制御回路部は変調
回路5、送信高周波回路7、アンテナ9を介して通話料
金更新情報を子機に対して送信する。その通話料金更新
情報信号をアンテナ109、復調回路106、第2の制
御回路102をへて受信した子機は、そのときまでの通
話料金に単位料金を加算し、表示部114で子機使用者
へ知らしめるようにしたものである。通話料金の更新報
知はスピーカ117によって行うことも可能である。
【0031】ここで変調側音声帯域フィルタ22及び復
調側音声帯域フィルタ24は通話音声周波数の帯域制限
をするもので図5(a)に示すように3000Hzまで
の周波数を通過させるローパスフィルタまたは、300
〜3000Hzの音声周波数帯域を通過させるバンドパ
スフィルタであり、変調側帯域制限フィルタ26は変調
信号に帯域制限をかけるフィルタで、図5(b)に示す
ように、3000Hzまでの周波数を通過させるローパ
スフィルタ、または相当するバンドパスフィルタであ
る。変調側低域帯域フィルタ21及び復調側低域帯域フ
ィルタ23は通話中データに帯域制限をかけるフィルタ
で、図5(c)に示すように通話音声に妨害を与えない
ような300Hzまでの周波数を通すローパスフィルタ
または、300以下で、ある周波数帯域を通過させるこ
とのできるバンドパスフィルタである。
【0032】制御データ伝送は、使用している周波数帯
域がこのように300以下と狭いので、変調側低域伝送
フィルタ21及び復調側低域伝送フィルタ23は上記に
示したように狭い通過帯域とすることができる。従って
無線通信でよく見られる他の無線機または機械等の発生
する電波に妨害されて発生するノイズによる影響が極め
て低くなる。このため、通常コードレス電話親機、子機
間で行うデータ伝送にくらべ、通話中データ伝送は、ノ
イズに強いという特徴が得られる。即ち、通常のデータ
伝送が不可能なようなノイズの多い場所、および互いに
遠く離れているような場所でもデータのやり取りが可能
となるという特徴を持っている。また制御データ伝送は
使用する周波数帯域が狭いために、IF処理部32内に
ある第二中間周波数用のバンドパスフィルタの通過帯域
を狭く設定することができる。即ち通話中データ伝送を
行う場合、第二中間周波数の帯域の狭いものに切り替え
るか、または帯域を狭くすることにより、更にノイズに
強く、よりデータ伝送可能距離を伸ばすようにすること
ができ、このことを利用して制御データを確実に伝送で
きる。
【0033】実施例2.請求項2の構成のものの動作を
図6及び図7及び図8を用いて説明する。本構成は子機
に入力信号レベル検出回路及び設定値との比較回路を備
え、親機にはそれぞれ異なった偏波指向性を持つ複数の
アンテナとその切り替え回路を備えた。通話中に受信入
力信号のレベルをリアルタイムで測定し、その結果受信
入力レベルが低いと判断されたとき、親機が使用してい
るアンテナ9を切替、電波環境を改善するようにしたも
のが本実施例である。図6は、子機において受信高周波
信号を2度のミキシングダウンを行い得られた第2中間
周波数のレベルを直流電圧に変換する入力信号レベル検
出回路141である。この入力信号レベル検出回路14
1から出力される入力信号レベル検出電圧は、第2中間
周波数信号レベルに応じて一様に増減するもので、その
値をA/D変換143でデジタル値に変換し読み取るこ
とにより、受信信号レベルの大きさを制御回路部102
は把握することができる。
【0034】コードレス電話においては通話中に受信信
号レベルが瞬間的、または比較的短い時間弱くなること
がある。これは子機使用者が向きを変えたり、親機、子
機間の電波伝搬経路上に障害物が入るのが原因であるこ
とが多く、アンテナの偏波面を変えることによりノイズ
混入の程度を改善できる場合が多い。例えば子機の受信
信号レベルが劣化、即ち小さくなった場合の動作で説明
する。子機受信信号の入力レベルが小さくなると、第2
中間周波数レベルも小さくなり、入力信号レベル検出回
路141より出力される直流電圧も下がる。この電圧を
A/D変換143したデジタル化レベルデータを制御回
路部102が読み取り、予め設定した所定の値以下にな
った場合、制御回路部102はその旨を制御データ信号
として、変調側低域帯域フィルタ121、変調回路10
5等を経由してアンテナ109を介して親機へ送信す
る。図8はこの動作フロー図である。
【0035】図7は親機のアンテナ切り替え回路の構成
図である。親機は受信復調信号から復調側低域帯域フィ
ルタ23で通話音声と分離した制御データ信号を制御回
路部2で読みとり、アンテナ切り替え信号をアンテナ切
替回路51に出力し、使用するアンテナを水平偏波型ア
ンテナ52と垂直偏波型アンテナ53との間で切り替え
ることにより、電波環境の改善を図ることができる。ス
ペース的に余裕があれば、更に中間の角度等、アンテナ
の種類を増してよい。親機受信信号が劣化した場合は、
親機自身で使用アンテナを切り替えることにより同様の
効果が得られるが、低域帯域による伝送を利用したこと
にはならない。
【0036】図9は他の実施例の関係部分を示す構成図
である。上記実施例では、電波障害の有無を受信入力信
号レベルを判断することにより行っているが、図9のよ
うに復調信号の信号対雑音比を知ることによっても同様
の機能を保持することができる。図8で、ノイズ検出フ
ィルタ144を使用通話音声帯域外通過型フィルタ(約
3000〜20KHz程度のバンドパスフィルタ)とす
ると、復調側音声帯域フィルタ24の出力は復調信号、
ノイズ検出フィルタ144の出力はノイズを出力してい
ることになるので、これを測定すれば電波環境を推定す
ることが可能であるので、このレベルを制御回路部が読
み込み、所定のレベルと比較することによっても上記実
施例と同等の動作を行うことが可能である。
【0037】実施例3.請求項3の構成のものの動作を
図6及び図10を用いて説明する。図6は実施例2と同
様な入力信号レベル検出回路で、図10は請求項3に係
る送信レベル調整回路である。この例では親機の送信ア
ンプ出力側に設けている。子機で測った受信入力信号レ
ベルの強弱によって、相手の親機の送信出力レベルを制
御し、消費電流を低減し、他の機器への妨害を低減し、
また秘話性が向上するようにしたものが本実施例であ
る。
【0038】子機外線通話の場合で説明する。子機が外
線通話をしているとき、子機受信入力信号レベルが十分
強力なとき、即ち入力信号レベル検出出力141の直流
電圧をA/D変換したそのデジタル値が制御回路部10
2に入力され、ある所定のしきい値以上であると判別さ
れた場合、子機制御回路102から親機送信出力制御情
報(−)が出力され、変調側低域帯域フィルタ121、
変調回路105等の経路を通り、アンテナ109から親
機に向かって親機送信出力電力を下げる方向に変更しよ
うとすることを目的として出力される。
【0039】親機で受信した信号は、アンテナ9、受信
アンプ29、復調回路6等を通り、最後に音声信号から
制御データが分離され、制御回路部2に入力される。制
御回路部2は、読み取った制御データの指示により、送
信出力レベルを所定のレベルだけ減少させるような送信
出力電力制御信号を分離し、親機の出力レベルを制御す
る。上記親機の出力レベル制御が行われた結果、子機受
信入力信号レベル検出結果が依然十分高いレベルである
と判断された場合は上記動作を繰り返す。
【0040】逆に子機受信入力信号レベルが小さく、即
ち入力信号レベル検出回路141出力の直流電圧をA/
D変換したそのデジタル値が制御回路部102に入力さ
れ、ある所定のしきい値以下であると判別された場合、
子機制御回路2から逆の親機送信出力制御情報(+)が
出力される。これが変調回路5等を通り、アンテナ9か
ら親機に向かって、親機送信出力電力を上げる方向に変
更しようとすことを目的として出力される。親機制御回
路部2は、読み取った制御データの指示により、送信出
力レベルを所定のレベルだけ増加させるような送信出力
電力制御信号を発生し、親機の出力レベルを制御する。
ただし、すでに定められた許容送信出力の上限を出力す
る設定になっている場合は上記制御信号は制御回路部か
ら出力されない。上記親機の出力レベル制御が行われた
結果、子機受信入力信号レベル検出結果が依然低いレベ
ルであると判断された場合は定められた許容送信出力の
上限を出力する設定になるまで上記動作を繰り返す。
【0041】なお、親機への送信出力制御信号情報は、
後述の実施例でのアクセスコードと同様に、例えばレベ
ル別にコードを決めておいて、これを制御回路2で分離
して用いるようにしてもよい。また、子機受信レベル検
出を、図8の通話帯域外ノイズで検出し、逆にノイズレ
ベルから算定するようにしてもよい。親機で受信入力信
号レベルを検出した結果についても同様の手順で、子機
送信出力レベルの制御を行うこともできる。
【0042】実施例4.請求項4の構成のものの動作を
図1、図6、図11を用いて説明する。本実施例の親機
構成は図1のものと、子機の受信レベル検出は図6のも
のと同じである。図11は請求項4に係る制御回路部の
動作フロー図である。実施例2で記述したような電波障
害に対し、電波環境が改善されるまで親機回路網で一時
的に回線を保留するようにして子機使用者、通話相手の
不快感を減らすようにしたものが本実施例である。
【0043】例えば子機の受信信号レベルが小さくなっ
た場合の動作で説明する。図2の回路で子機受信信号の
入力レベルが小さくなると、前述のように入力信号レベ
ル検出回路141より出力される直流電圧も下がる。こ
の電圧をA/D変換した値を制御回路部102が読み取
り、予め設定した所定の値以下であった場合、子機の制
御回路部102はその旨を制御データ信号として、変調
回路105、アンテナ109を介して親機へ送信する。
この子機の通話中伝送送信動作は、電波環境が改善され
るまで連続的、または予め定められた一定期間ごとに行
われる。
【0044】親機は受信した復調信号から、復調側低域
帯域フィルタ23で通話音声と分離した通話中データを
制御回路部2で読みとり、その状態が一定時間以上継続
した場合、通話回路部1に制御信号を出し、自動的に回
線を保留状態とする。通話回路部1は、例えば保留中で
あることを示す、別に記憶しているメロディを音声処理
回路に流す。保留状態の解除は、子機での受信入力信号
レベル検出141結果が、一定時間以上予め設定された
値以上であると判断された場合に行うことにより通話品
質の改善を図ることができる。
【0045】更に、実施例2で記述したように使用する
親機アンテナ9を切り替えても通話品質が改善されなか
った場合、子機の電波環境が改善されるまで親機が回線
を自動的に保留しておく、併用方式も取ることができる
のは言うまでもない。
【0046】実施例5.請求項5の構成のものの動作を
図12と図13を用いて説明する。本実施例の構成は図
12に示す通りであり、また図13は請求項5に係る制
御回路部の動作フロー図である。本実施例は、子機が通
話中であっても、低域帯域を用いて親機の録音の開始、
終了を指示できるようにしたものである。通話中、子機
はキー操作部112の操作キーを常時監視している。操
作キー中の録音開始キーが押され録音開始が指示される
と、制御回路部102は予め持っている通話中データの
コード表から録音開始に対応するコードを抽出し、この
コードを変調側低域帯域フィルタ21に送り、親機に制
御データ伝送する。その後、録音終了キーが押され録音
終了が指示されると、制御回路部102は予め持ってい
る制御データのコード表から録音終了に対応するコード
を抽出し、このコードを低域帯域により伝送する。
【0047】一方、親機は制御データを常時待ち受けて
いる。復調側低域帯域フィルタ23から制御データを受
け取ると、制御回路部2は予め持っている通話中データ
のコード表と照合する。照合の結果録音開始を指示する
コードであった場合、録再部13のカセットテープやI
Cメモリ等の媒体に、現在行っている通話の録音を開始
する。その後、復調側低域伝送フィルタ23から制御デ
ータを受け取ると、制御回路部2は予め持っている制御
データのコード表と照合する。照合の結果録音終了を指
示するコードであった場合、録再部13のカセットテー
プやICメモリ等の媒体に、現在行っている通話の録音
を終了する。
【0048】実施例6.請求項6の構成のものの動作を
図12と図14を用いて説明する。本実施例は低域帯域
周波数を有効に用いて通話の終話と保留時に、直ちに動
作してノイズを低減するものである。本構成は図12と
同じである。また図14は請求項6に係る制御回路部の
動作フロー図である。本実施例において通話動作及び制
御データ伝送動作は実施例1と同じである。通話中、子
機はキー操作部112の操作キーを常時監視している。
終話及び保留のキーが押され制御が指示されると、制御
回路部102は予め持っている通話中データのコード表
から制御信号送出開始に対応するコードを抽出し、この
コードを親機に制御データ伝送する。その後、上記制御
に対応する制御用モデム信号を変調側音声帯域フィルタ
122に送り、音声信号と同様に親機に送信する。
【0049】一方、親機は通話中データを常時待ち受け
ている。復調側低域帯域フィルタ23から通話中データ
を受け取ると、制御回路部2は予め持っている通話中デ
ータのコード表と照合する。照合の結果制御信号送出開
始を指示するコードであった場合、音声処理回路部3で
回線との通話路を切断し、直後に送られてくる耳障りな
制御用モデム信号が通話相手に伝わるのを防ぐ。その
後、復調側音声帯域フィルタ24を通ってくる制御用モ
デム信号の内容により、終話及び保留の制御を行う。
【0050】実施例7.請求項7の構成のものの動作を
図12、図15及び図16を用いて説明する。本実施例
は音声を例えば時分割し、その順序を入れ替えて子機間
と通話し、秘話性を高めようとするものである。本実施
例の構成は図12と同様であるが、加えて図15の音声
処理回路部3の中のスクランブル・デスクランブル回路
が付加されていて、メモリ82及びメモリ85への書き
込みと読み出しの順番を変えるものである。また図16
(a)は請求項7に係る制御回路部の動作フロー図、図
16(b)は請求項7に係るスクランブルパターンと対
応コードの例で、例えば音声信号を単位時間で分割して
その順番を入れ替えることにより秘話をかけている。
【0051】通話中、子機はキー操作部112の操作キ
ーを常時監視している。キー操作により、盗聴防止のた
めのスクランブルパターンを現在使用中のパターンから
別のパターンへの変更指示があると、制御回路部102
は予め持っている通話中データのコード表から指定され
たスクランブルパターンのコードを抽出し、このコード
を変調側低域帯域フィルタ121に送り、親機に通話中
データ伝送する。その後、操作キーで変更指示されたス
クタンブルパターンに添って、音声処理回路部103内
のスクランブル・デスクランブル回路の書き込み及び読
み出しアドレスの順番を変えて音声の入れ替えを行い通
話を継続する。
【0052】一方、親機は通話中データを常時待ち受け
ている。復調側低域帯域フィルタ23から通話中データ
を受け取ると、制御回路部2は予め持っている通話中デ
ータのコード表と照合する。照合の結果あるスクランブ
ルパターンに対応したコードであった場合、このコード
に対応するスクタンブルパターンに添って、音声処理回
路部3内スクランブル・デスクランブル回路の書き込み
及び読み出しアドレスの順番を変えて音声の入れ替えを
行い通話を継続する。この結果、通話を切断することな
く新たな秘話がかけられる。
【0053】また、変更後のスクランブルパターンを使
用者のキー操作によって決めるのではなく、回線制御部
がランダムに選択し自動的に決定することも可能であ
る。また、スクランブルパターン変更指示を使用者のキ
ー操作によって行うのではなく、例えば近くで同一のス
クランブルパターンが使われているとき、これを自動的
に検知して変更を行うことも可能である。更に、スクラ
ンブルは時分割の順序を変えることで行ったが、音声レ
ベルを変更し、その増幅度を変えるようにしてもよい。
【0054】実施例8.請求項8の構成のものの動作を
図2、図3及び図17を用いて説明する。既に説明した
ように、親機は子機との間に幾つかの異なる局発周波数
を持っている。これを切り替えてノイズ環境の悪さを切
り抜けようとするものである。即ち、上記実施例4にお
いて、子機での電波環境が短時間で改善されないと判断
した場合、つまり回線保留状態が一定時間以上継続した
場合、使用していた通話チャネルを放棄し、他の空きチ
ャネルを検索しその通話チャネルで通話を行うようにし
たものが本実施例である。本実施例の構成は図2、図3
に示すものと同様である。
【0055】前記実施例2、4で詳細を記述したよう
に、子機の電波環境の劣化により親機で回線を保留して
いるとき、図17のタイマーフロー図によりその状態が
一定時間以上継続したと親機が判断した場合、親機は子
機を保留待機状態、即ち子機使用者にはメロディ音を出
したり、可視表示等の保留表示を行いながら、子機を定
められた音声制御チャネルをモニタしている状態に設定
し、送信信号の出力を中断する。その後親機は、PLL
制御信号を制御回路部2からPLL回路4に送り、PL
L回路4が発生するローカル発振周波数を次々に変え、
IF処理部32の入力信号レベル検出出力の強弱により
空きチャネル検索を行う。
【0056】上記のように子機を保留待機状態にするた
めに行うデータの送受は、通常のデータの送受がノイズ
などにより不可能な場合に、制御データ伝送で行うこと
もできる。親機で空きチャネルが検出されると制御チャ
ネルを使用した通常の通話チャネル接続処理を子機との
間で行い、上記空きチャネルを使用した通常の外線通話
の状態にもどることにより、電波環境の劣化によるノイ
ズ発生という通話時の不快感を減らすことを可能とした
ものである。
【0057】実施例9.請求項9の構成のものの動作を
図12及び図18を用いて説明する。本実施例は既に通
話中の子機、親機に対し、新たに他の子機から異なる通
話先に通話したい等のアクセス要求を通知するものであ
る。図12は請求項9に係るRF部を2回路持つ親機の
ブロック図であり、図18は請求項9に係る制御回路部
の動作フロー図である。
【0058】親機において、RF部A61を用いて親機
子機間で通話中、親機はもう1つのRF部B62を用い
て他子機からのアクセス要求を常時モニタしている。こ
こで他子機からのアクセス要求を検出すると、制御回路
部2は予め持っている通話中データのコード表から他子
機アクセス要求に対応するコードを抽出し、このコード
を変調側低域伝送フィルタ21に送り、既に通話中の子
機にアクセスコードを制御データ伝送する。一方、子機
は通話中データを常時待ち受けている。復調側低域伝送
フィルタ123から制御データを受け取ると、制御回路
部102は予め持っている通話中データのコード表と照
合する。照合の結果他子機アクセス要求コードであった
場合、音声処理回路部103に命令を出し、他子機アク
セスがあったことを報知する音を受話器110またはス
ピーカ117から出す。また、子機に設けたランプや表
示部114を用いて、音の代わりに光によって報知する
ことも可能である。
【0059】実施例10.請求項10の構成のものの動
作を図12及び図19を用いて説明する。本実施例は既
に通話中の子機、親機に割り込んで、他の子機から通話
に加わることができるようにするものである。本実施例
の親機の構成は、図12に示すようにRF部を2回路持
つことが特徴である。また図19は請求項10に係る制
御回路部の動作フロー図である。
【0060】親機子機A間で通話中、子機Aはキー操作
部12の操作キーを常時監視している。子機A使用者が
子機Bを交えた3者通話を行いたい希望をした場合、操
作キーによりこれを要求する。制御回路部2は3者通話
要求を検出すると、予め持っている通話中データのコー
ド表から3者通話要求に対応するコードを抽出し、この
コードを変調側低域伝送フィルタ121を経由して、親
機に制御データ伝送する。一方、親機は通話中データを
常時待ち受けている。復調側低域帯域フィルタ23から
通話中データを受け取ると、制御回路部2は予め持って
いる通話中データのコード表と照合する。照合の結果3
者通話要求コードであった場合は、子機Aとの通信に用
いているRF部A61とは別のRF部B62を起動し子
機2を呼び出す。呼び出しに対する子機2の応答があっ
た場合、通話回路部1においてRF部A61からの通話
路にRF部B62からの通話路を接続し、3者通話を可
能にする。子機Bは、親機からの呼び出しを常時監視し
ている。自分の呼び出しを検出した場合、親機に対し応
答を返したのち通話を開始し、3者通話が成立する。
【0061】実施例11.請求項11の構成のものの動
作を図20及び図21を用いて説明する。本実施例は例
えば変調度を加減して通話音声の明瞭度を保ったり、逆
に秘話性を高めたりするものである。本実施例の構成は
図1、図2で示される。また図21は請求項11に係る
制御回路部の動作フロー図である。これに付加される回
路として図21の変調度変更手段がある。即ち、変調回
路部の入力段に抵抗分割によるレベル調整回路を入れ、
スイッチで抵抗値を変えることにより変調度を変える。
【0062】通話中、子機はキー操作部112の操作キ
ーを常時監視している。子機使用者が受話音量が小さい
と感じたとき、キー操作により、例えば予め用意されて
いる複数の変調度のうち現在選択しているものより高い
変調度への変更を要求する。この変調度変更指示がある
と、制御回路部102は予め持っている通話中データの
コード表から対応する変調度設定のコードを抽出し、こ
のコードを変調側低域伝送フィルタ121に送り、親機
に通話中データ伝送する。一方、親機は通話中データを
常時待ち受けている。復調側低域伝送フィルタ23から
通話中データを受け取ると、制御回路部2は予め持って
いる通話中データのコード表と照合する。照合の結果あ
る変調度に対応したコードであった場合、レベル調整回
路91のスイッチ92をこの変調度に応じてオン、オフ
し、変調度を高める。この結果、無線回線でのノイズを
増幅することなく子機受話音量を上げることができる。
【0063】また、変調度を上げるために、キー操作に
よりある変調度設定値を直接指定するのではなく、キー
操作により変調度を1段ずつ上げるようにすることも可
能である。
【0064】実施例12.請求項12の構成のものの動
作を図12及び図22を用いて説明する。本実施例は既
に通話中の子機、親機に対し、新たに他の子機が内線通
話を要求していることを通知するもので、アクセス要求
の他の形態ともいえる。図12は請求項12に係るRF
部を2回路持つ親機のブロック図である。また、図22
は請求項12に係る制御回路部の動作フロー図である。
【0065】子機Bが子機Aと内線通話を行う場合、子
機Bにおいてまず親機を呼び出し、親機が応答したら内
線通話を要求する。このとき子機Aが通話中の場合、子
機Bの制御回路部102は復調側音声帯域フィルタ12
4を通って親機から送られてくる子機A通話中を示すモ
デム信号を検出して、音声処理回路部103に命令を出
し、子機Aが通話中であることを報知する音を受話器1
10またはスピーカ117から出す。また、子機に設け
たランプや表示部114を用いて、音の代わりに光によ
って報知することも可能である。
【0066】親機は、RF部A61を用いて、親機子機
A間で通話中に、もう1つのRF部B62を用いて他子
機からの呼び出しを常時監視している。ここで子機Bか
らの子機Aとの内線通話要求を検出したとき、子機Aが
通話中の場合は、子機Bと通信しているRF部B62の
変調側音声帯域フィルタ22を経由して、子機A通話中
を示すモデム信号を子機Bに送信する。更に制御回路部
2は、予め持っている通話中データのコード表から被内
線呼び出しに対応するコードを抽出し、このコードを子
機Aと通信しているRF部A61の変調側低域伝送フィ
ルタ21に送り、子機Aに制御データ伝送する。また子
機Aが通話中でない場合は、子機Aと子機Bの内線通話
を設定する。
【0067】一方、子機Aは制御データを常時待ち受け
ている。復調側低域帯域フィルタ23から制御データを
受け取ると、制御回路部2は予め持っている制御データ
のコード表と照合する。照合の結果被内線呼び出しコー
ドであった場合、音声処理回路部3に命令を出し、他子
機アクセスがあったことを報知する音を受話器110ま
たはスピーカ117から出す。また、子機に設けたラン
プや表示部114を用いて、音の代わりに光によって報
知することも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、親機と
子機内の音声帯域を含む変復調回路による低域帯域伝送
装置と、通話料金算定手段とその入出力を制御データと
する制御回路を設けたので、現に通話中であっても子機
に通話料金を伝えられる効果がある。請求項2の発明で
は、低域帯域伝送装置と、複数のアンテナとその切り替
え回路と、その入出力を制御データとする制御回路を設
けたので、S/N比の優れた通話路を選べる効果があ
る。請求項3の発明では、低域帯域伝送装置と、受信ま
たはノイズレベル検出手段と、送信出力レベル制御装置
と、その入出力を制御データとする制御回路を設けたの
で、S/N比が優れており、秘話性がよいコードレス電
話機が得られる効果がある。請求項4の発明では、低域
帯域伝送装置と、受信またはノイズレベル検出手段と、
通話を保持する通話回路と、その入出力を制御データと
する制御回路を設けたので、通話者の不快感を減らす効
果がある。
【0069】請求項5の発明では、低域帯域伝送装置
と、録音再生手段と、その開始・終了を指示コードを制
御データとする制御回路を設けたので、現に通話中の子
機から自由に録音再生の開始終了の指示ができる効果が
ある。請求項6の発明では、低域帯域伝送装置と、通話
の終話、保留をする通話回路と、その入出力を制御デー
タとする制御回路を設けたので、終話、保留時の通話者
の不快感を減らす効果がある。請求項7の発明では、低
域帯域伝送装置と、音声通話データ記憶・スクランブル
手段と、そのスクランブル順序を制御データとする制御
回路を設けたので、秘話性がよいコードレス電話機が得
られる効果がある。請求項8の発明では、低域帯域伝送
装置と、受信またはノイズレベル検出手段と、通話チャ
ネルの切り替え制御する制御回路を設けたので、S/N
比が優れたコードレス電話機が得られる効果がある。
【0070】請求項9、請求項10、請求項12の発明
では、低域帯域伝送装置と、通話中の子機に各種のアク
セス要求を出力する手段と、各種アクセス要求コードを
制御データとする制御回路を設けたので、通話中の子機
対して各種アクセス要求が出力できる効果がある。請求
項11の発明では、低域帯域伝送装置と、レベル調整回
路と、そのレベル変更要求を制御データとする制御回路
を設けたので、音声の明瞭度がよく、また秘話性がよい
コードレス電話機が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるコードレス電話親機の
構成図である。
【図2】この発明の実施例であるコードレス電話子機の
構成図である。
【図3】この発明の実施例であるコードレス電話機のR
F部の構成図である。
【図4】この発明の実施例1の動作フローチャート図で
ある。
【図5】この発明の実施例で使用する音声帯域フィル
タ、帯域制限フィルタ、低域制限フィルタの周波数特性
図である。
【図6】この発明の実施例の一部であるレベル検出部の
構成図である。
【図7】この発明の実施例2のアンテナ切替部の構成図
である。
【図8】実施例2の動作フローチャート図である。
【図9】この発明の実施例の一部であるノイズ検出部の
構成図である。
【図10】この発明の実施例の一部である送信出力レベ
ル調整回路の構成図である。
【図11】実施例4の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図12】この発明の他の実施例であるコードレス電話
機の構成図である。
【図13】この発明の実施例5の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図14】この発明の実施例6の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図15】実施例7のスクランブル・デスクランブル回
路例の構成図である。
【図16】この発明の実施例7の動作を示すフローチャ
ート図とスクランブルパターンの例を示す図である。
【図17】この発明の実施例8の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図18】この発明の実施例9の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図19】この発明の実施例10の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図20】この発明の実施例11の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図21】この発明の実施例11でのレベル調整回路の
構成図である。
【図22】この発明の実施例12の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図23】従来例のMCA通信方式を示す概念図であ
る。
【図24】従来例の周波数帯域を示すスペクトラム図で
ある。
【図25】従来例のコードレス電話親機ブロック図であ
る。
【図26】従来例のコードレス電話子機ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 親機通話回路部 2 親機制御回路部 3 親機音声処理回路部 4 親機PLL回路 5 親機変調回路 6 親機復調回路 7 親機送信高周波回路 8 親機受信高周波回路 9 親機アンテナ 10 親機受話器 11 親機送話器 12 親機キー操作部 13 親機録再部 14 親機表示部 15 親機RFモジュール 16 親機通話料金算出部 17 親機スピーカ 21 親機変調側低域帯域フィルタ 22 親機変調側音声帯域フィルタ 23 親機復調側低域帯域フィルタ 24 親機復調側音声帯域フィルタ 25 親機加算器 26 親機変調側帯域制限フィルタ 27 親機送信アンプ 28 親機第二局発 29 親機受信アンプ 30 親機第一ミキサ 31 親機第二ミキサ 32 親機IF処理部 51 アンテナ切り替え回路 52 水平偏波型アンテナ 53 垂直偏波型アンテナ 61 RF部A 62 RF部B 71 レベル調整回路 72 スイッチ 81 スクランブル書込アドレス発生器 82 スクランブル・メモリ 83 スクランブル読出アドレス発生器 84 デスクランブル書込アドレス発生器 85 デスクランブル・メモリ 86 デスクランブル読出アドレス発生器 91 変調レベル調整回路 92 変調レベルスイッチ 102 子機制御回路部 103 子機子機音声処理回路部 104 子機PLL回路 105 子機変調回路 106 子機復調回路 107 子機送信高周波回路 108 子機受信高周波回路 109 子機アンテナ 110 子機受話器 111 子機送話器 112 子機キー操作部 114 子機表示部 115 子機RFモジュール 117 子機スピーカ 123 子機復調側低域帯域フィルタ 124 子機復調側音声帯域フィルタ 130 子機第一ミキサ 141 レベル検出回路 142 子機IF部 143 A/D変換 144 ノイズ検出フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】親機から制御データを伝送する場合も同様
に、制御回路部2より出力された制御データは、変調側
低域帯域フィルタ21、加算器25、変調帯域制限フィ
ルタ26により通話音声と加算、帯域制限され、変調回
路5でPLL回路4の出力をFM変調し、送信アンプ2
7で増幅され、アンテナ9より出力される。一方子機で
は、上記変調信号はアンテナ109より、受信アンプ1
29、第一ミキサ130、第二ミキサ131、IF処理
部132を介して復調回路106で復調され、復調側低
域帯域フィルタ123により通話信号と分離され、制御
回路部102に入力される。このとき親機の送話音声
は、子機復調回路106の出力部から、復調側音声帯域
フィルタ124を通り音声処理回路103をへて受話器
110またはスピーカ117より音響出力される。この
制御データの親機と子機間の経路と動作は以後の実施例
でも同様である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】ここで変調側音声帯域フィルタ22及び復
調側音声帯域フィルタ24は通話音声周波数の帯域制限
をするもので図5(a)に示すように300〜3000
Hzの音声周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタ
であり、変調帯域制限フィルタ26は変調信号に帯域制
限をかけるフィルタで、図5(b)に示すように、30
00Hzまでの周波数を通過させるローパスフィルタで
ある。変調側低域帯域フィルタ21及び復調側低域帯域
フィルタ23は通話中データに帯域制限をかけるフィル
タで、図5(c)に示すように通話音声に妨害を与えな
いような300Hzまでの周波数を通すローパスフィル
タである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】この発明の実施例で使用する音声帯域フィル
タ、変調帯域制限フィルタ、低域帯域フィルタの周波数
特性図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 親機通話回路部 2 親機制御回路部 3 親機音声処理回路部 4 親機PLL回路 5 親機変調回路 6 親機復調回路 7 親機送信高周波回路 8 親機受信高周波回路 9 親機アンテナ 10 親機受話器 11 親機送話器 12 親機キー操作部 13 親機録再部 14 親機表示部 15 親機RFモジュール 16 親機通話料金算出部 17 親機スピーカ 21 親機変調側低域帯域フィルタ 22 親機変調側音声帯域フィルタ 23 親機復調側低域帯域フィルタ 24 親機復調側音声帯域フィルタ 25 親機加算器 26 親機変調帯域制限フィルタ 27 親機送信アンプ 28 親機第二局発 29 親機受信アンプ 30 親機第一ミキサ 31 親機第二ミキサ 32 親機IF処理部 51 アンテナ切り替え回路 52 水平偏波型アンテナ 53 垂直偏波型アンテナ 61 RF部A 62 RF部B 71 レベル調整回路 72 スイッチ 81 スクランブル書込アドレス発生器 82 スクランブル・メモリ 83 スクランブル読出アドレス発生器 84 デスクランブル書込アドレス発生器 85 デスクランブル・メモリ 86 デスクランブル読出アドレス発生器 91 変調レベル調整回路 92 変調レベルスイッチ 102 子機制御回路部 103 子機子機音声処理回路部 104 子機PLL回路 105 子機変調回路 106 子機復調回路 107 子機送信高周波回路 108 子機受信高周波回路 109 子機アンテナ 110 子機受話器 111 子機送話器 112 子機キー操作部 114 子機表示部 115 子機RFモジュール 117 子機スピーカ 123 子機復調側低域帯域フィルタ 124 子機復調側音声帯域フィルタ 130 子機第一ミキサ 141 レベル検出回路 142 子機IF部 143 A/D変換 144 ノイズ検出フィルタ
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 15/28 B 7304−5K H04B 7/26 109 D

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 課金テーブルとタイマを含む通話料金算
    出手段と、上記通話料金情報を制御データに取り入れま
    たダイヤル番号を検出して上記通話料金算出手段に伝え
    る第1の制御回路と、上記第1の制御回路の入出力デー
    タを低域帯域とし、音声帯域を別の高域帯域として該両
    帯域を変調及び復調する第1の変復調回路とで構成され
    る親機相当と、 通話開始を検出して制御データとして上記親機相当に伝
    達しまた上記親機相当からの通話料金情報を検出する第
    2の制御回路と、上記検出された通話料金情報を出力す
    る通話料金出力手段と、上記第2の制御回路の入出力デ
    ータを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両
    帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成され
    る子機相当とからなるコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 後述の子機相当との間で使用する互いに
    異なる偏波指向性を持つ複数のアンテナと、上記複数の
    アンテナを切替使用するためのアンテナ切替信号を制御
    データとして出力する第1の制御回路と、上記アンテナ
    切替信号で上記複数のアンテナを切り替えて使用するア
    ンテナ切替回路と、上記第1の制御回路の入出力データ
    を低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域
    を変調及び復調する第1の変復調回路とで構成される親
    機相当と、 通話音声に関する受信信号レベルまたはノイズレベルを
    設定値と比較するレベル比較検出手段と、上記受信信号
    レベルまたはノイズレベルが設定値以下または以上にな
    ったことを検出して制御データとして上記親機相当に伝
    達する第2の制御回路と、上記第2の制御回路の入出力
    データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
    両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
    れる子機相当とからなるコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 後述の子機相当への通話の送信出力を制
    御する送信レベル調整回路と、上記送信レベル調整信号
    を制御データとして出力する第1の制御回路と、上記第
    1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を
    別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の
    変復調回路とで構成される親機相当と、 通話音声に関する受信信号レベルまたはノイズレベルを
    設定値と比較するレベル比較検出手段と、上記受信信号
    レベルまたはノイズレベルが設定値以下または以上にな
    ったことを検出して制御データとして上記親機相当に伝
    達する第2の制御回路と、上記第2の制御回路の入出力
    データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
    両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
    れる子機相当とからなるコードレス電話機。
  4. 【請求項4】 後述の子機相当への通話チャネルを保持
    制御する通話回路と、通話回路への上記保持制御信号を
    制御データとして出力する第1の制御回路と、上記第1
    の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別
    の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変
    復調回路とで構成される親機相当と、 通話音声に関する受信信号レベルまたはノイズレベルを
    設定値と比較するレベル比較検出手段と、上記受信信号
    レベルまたはノイズレベルが設定値以下または以上にな
    ったことを検出して制御データとして上記親機相当に伝
    達する第2の制御回路と、上記第2の制御回路の入出力
    データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
    両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
    れる子機相当とからなるコードレス電話機。
  5. 【請求項5】 通話内容を録音・再生する録音再生手段
    と、上記録音・再生の開始または終了指示を制御データ
    として上記録音再生手段に伝える第1の制御回路と、上
    記第1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯
    域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第
    1の変復調回路とで構成される親機相当と、 上記録音の開始と終了または再生の開始と終了を指示す
    る指示操作手段と、上記指示操作手段出力を制御データ
    として上記親機相当に伝達する第2の制御回路と、上記
    第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域
    を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第2
    の変復調回路とで構成される子機相当とからなるコード
    レス電話機。
  6. 【請求項6】 後述の子機相当からの終話または保留要
    求を受け取ると音声処理部を制御して子機との回線を直
    ちに切断または保留する第1の制御回路と、上記第1の
    制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の
    高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変復
    調回路とで構成される親機相当と、 上記親機相当に対し終話または保留要求を通知する終話
    または保留要求設定操作手段と、上記終話または保留要
    求設定操作手段出力を制御データとして上記親機相当に
    伝える第2の制御回路と、上記第2の制御回路の入出力
    データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該
    両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路とで構成さ
    れる子機相当とからなるコードレス電話機。
  7. 【請求項7】 通話内容をスクランブルさせる第1の通
    話データ記憶・スクランブル手段と、上記スクランブル
    の順序を制御データとして上記第1の通話データ記憶・
    スクランブル手段に伝える第1の制御回路と、上記第1
    の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別
    の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の変
    復調回路とで構成される親機相当と、 通話内容を上記第1の通話データ記憶・スクランブル手
    段と同期してスクランブルさせる第2の通話データ記憶
    ・スクランブル手段と、上記スクランブルの順序を制御
    データとして上記第2の通話データ記憶・スクランブル
    手段に伝達する第2の制御回路と、上記第2の制御回路
    の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域
    として該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回路と
    で構成される子機相当とからなるコードレス電話機。
  8. 【請求項8】 後述の子機相当からのレベル検出後信号
    により該子機相当への通話チャネルを切替制御する第1
    の制御回路と、上記第1の制御回路の入出力データを低
    域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を変
    調及び復調する第1の変復調回路とで構成される親機相
    当と、 通話音声に関する受信信号レベルまたはノイズレベルを
    設定値と比較するレベル比較検出手段と、上記受信信号
    レベルまたはノイズレベルが設定値以下または以上にな
    ったことを検出して制御データとして上記親機相当に伝
    達しまた親機相当からの通話チャネル信号により通話チ
    ャネルを切り替える第2の制御回路と、上記第2の制御
    回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域
    帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回
    路とで構成される子機相当とからなるコードレス電話
    機。
  9. 【請求項9】 現に通話中の子機相当以外の他子機相当
    からのアクセス要求を制御データとして出力手段または
    上記通話中の子機相当に伝える第1の制御回路と、上記
    第1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域
    を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1
    の変復調回路とで構成される親機相当と、 現に通話状態にある親機相当と子機相当に対し新たにア
    クセス要求を通知するアクセス要求設定操作手段と、他
    子機相当からのアクセス要求があることを示す出力手段
    と、上記アクセス要求設定操作手段出力を制御データと
    して上記親機相当に伝えまた上記他子機相当からのアク
    セス要求を上記出力手段に伝達する第2の制御回路と、
    上記第2の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声
    帯域を別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する
    第2の変復調回路とで構成される子機相当とからなるコ
    ードレス電話機。
  10. 【請求項10】 現に通話中の子機相当以外の他子機相
    当からの3者通話要求を制御データとして上記通話中の
    子機相当に伝えまた通話回路に伝達する第1の制御回路
    と、上記3者通話要求を認める場合は上記第1の制御回
    路の指示に従って他チャネルの高周波モジュールを起動
    する通話回路と、上記第1の制御回路の入出力データを
    低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域を
    変調及び復調する第1の変復調回路とで構成される親機
    相当と、 現に通話状態にある親機相当と子機相当に対し新たに3
    者通話要求を通知する3者通話要求設定操作手段と、上
    記他子機相当からの3者通話要求を認める3者通話許可
    設定操作手段と、上記3者通話要求設定操作手段出力及
    び3者通話許可設定操作手段出力を制御データとして上
    記親機相当に伝える第2の制御回路と、上記第2の制御
    回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域
    帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回
    路とで構成される子機相当とからなるコードレス電話
    機。
  11. 【請求項11】 レベル変更の指示に従い音声通話レベ
    ルを増減するレベル調整回路と、上記レベル変更要求を
    検出して制御データとして上記レベル変更回路に伝える
    第1の制御回路と、上記第1の制御回路の入出力データ
    を低域帯域とし音声帯域を別の高域帯域として該両帯域
    を変調及び復調する第1の変復調回路とで構成される親
    機相当と、 音声通話レベルを増減するためのレベル変更設定操作手
    段と、上記レベル変更設定操作手段出力を制御データと
    して上記親機相当に伝える第2の制御回路と、上記第2
    の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別
    の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変
    復調回路とで構成される子機相当とからなるコードレス
    電話機。
  12. 【請求項12】 現に通話中の子機相当以外の他子機相
    当からの内線通話要求を制御データとして上記通話中の
    子機相当に伝えまた通話回路に伝達する第1の制御回路
    と、通話が終わっていれば上記第1の制御回路の指示に
    従って高周波モジュールを起動する通話回路と、上記第
    1の制御回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を
    別の高域帯域として該両帯域を変調及び復調する第1の
    変復調回路とで構成される親機相当と、 現に通話状態にある親機相当と子機相当に対し新たに内
    線通話要求を通知する内線通話要求設定操作手段と、上
    記内線通話要求設定操作手段出力を制御データとして上
    記親機相当に伝えまた他子機相当からの内線通話要求を
    出力回路に通知する第2の制御回路と、他子機相当から
    の内線通話要求を出力する出力回路と、上記第2の制御
    回路の入出力データを低域帯域とし音声帯域を別の高域
    帯域として該両帯域を変調及び復調する第2の変復調回
    路とで構成される子機相当とからなるコードレス電話
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998048528A1 (fr) * 1997-04-24 1998-10-29 Ntt Mobile Communications Network Inc. Procede et systeme de communication mobile

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WO1998048528A1 (fr) * 1997-04-24 1998-10-29 Ntt Mobile Communications Network Inc. Procede et systeme de communication mobile
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