JPH0787871B2 - 安全スキ−締具 - Google Patents
安全スキ−締具Info
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- JPH0787871B2 JPH0787871B2 JP60217752A JP21775285A JPH0787871B2 JP H0787871 B2 JPH0787871 B2 JP H0787871B2 JP 60217752 A JP60217752 A JP 60217752A JP 21775285 A JP21775285 A JP 21775285A JP H0787871 B2 JPH0787871 B2 JP H0787871B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/08—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
- A63C9/085—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
- A63C9/08535—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw
- A63C9/08542—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw pivoting about a transversal axis
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- A63C9/0855—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw pivoting about a vertical axis
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- A63C9/08564—Details of the release mechanism using cam or slide surface
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、スキー靴の爪先端部を所定位置にロックし
て爪先当接具を構成するか或いはスキー靴の踵端部をロ
ックして踵保持具を形成するように適合される安全スキ
ー締具に関するものである。
て爪先当接具を構成するか或いはスキー靴の踵端部をロ
ックして踵保持具を形成するように適合される安全スキ
ー締具に関するものである。
より正確な用語を用いれば、この発明はいわゆる多方向
傾動式スキー締具に関するものである。
傾動式スキー締具に関するものである。
(従来の技術) 満足できる程度の安全を達成するために、ある型式の爪
先締具又は当接具は、スキー靴に加えられそして前方へ
の転倒初期によってもたらされる前方へのスラスト力
は、例えば対応する爪先当接具の回転変位に対抗して作
用する弾性抵抗の減少をもたらすように設計されてい
る。実際のところ、この前方へのスラスト力はスキー靴
によって生じさせられる摩擦力を増大させその結果スキ
ー靴の解放の剛さを増大させている。それゆえ、保持力
の大きさを実質的に同じに維持するのを確実にするため
に靴保持機構の弾性抵抗を減少する必要がある。
先締具又は当接具は、スキー靴に加えられそして前方へ
の転倒初期によってもたらされる前方へのスラスト力
は、例えば対応する爪先当接具の回転変位に対抗して作
用する弾性抵抗の減少をもたらすように設計されてい
る。実際のところ、この前方へのスラスト力はスキー靴
によって生じさせられる摩擦力を増大させその結果スキ
ー靴の解放の剛さを増大させている。それゆえ、保持力
の大きさを実質的に同じに維持するのを確実にするため
に靴保持機構の弾性抵抗を減少する必要がある。
このため、仏国特許第2,395,046号明細書には、靴保持
用ジヨーユニットが、該ジヨーユニット上に前方向にス
ラスト力が加えられる場合に捩り弾性抵抗を減じるよう
な仕方でジヨーユニットの回転本体上で軸線方向に辷り
運動をするように装着された爪先当接具が記載されてい
る。この当接具に設けられた弾性機構は、回転本体内に
収容されてそしてピボット上に形成された平担面に対し
てばねによって押当てられるピストンからなっている。
前記ピストンは、ピボットの各側に位置する二つの横側
伸長部を担持するように適合されている。靴保持用ジヨ
ーユニットが前方に変位する場合には、このユニットは
上記の横側伸長部の端部にスラスト力を加え、それによ
ってピストンを(通常はピストンのための支承面として
作用する)平担面から遠くへ離れるように移動し、その
結果当接体の自由な回転変位を許容している。
用ジヨーユニットが、該ジヨーユニット上に前方向にス
ラスト力が加えられる場合に捩り弾性抵抗を減じるよう
な仕方でジヨーユニットの回転本体上で軸線方向に辷り
運動をするように装着された爪先当接具が記載されてい
る。この当接具に設けられた弾性機構は、回転本体内に
収容されてそしてピボット上に形成された平担面に対し
てばねによって押当てられるピストンからなっている。
前記ピストンは、ピボットの各側に位置する二つの横側
伸長部を担持するように適合されている。靴保持用ジヨ
ーユニットが前方に変位する場合には、このユニットは
上記の横側伸長部の端部にスラスト力を加え、それによ
ってピストンを(通常はピストンのための支承面として
作用する)平担面から遠くへ離れるように移動し、その
結果当接体の自由な回転変位を許容している。
前方に転倒する場合には、スキー靴はそれゆえに完全に
解放される。しかしながら、このように突然に解放され
ることには潜在的な危険が生じる。その上、引用した特
許文献に記載された爪先当接具はどうあっても後方へ転
倒する場合にはスキー靴の解放を許容することがない。
ましてや、それゆえ、後方転倒の場合に回転変位に対す
る弾性抵抗を減少するのに何らの構造もなされていな
い。
解放される。しかしながら、このように突然に解放され
ることには潜在的な危険が生じる。その上、引用した特
許文献に記載された爪先当接具はどうあっても後方へ転
倒する場合にはスキー靴の解放を許容することがない。
ましてや、それゆえ、後方転倒の場合に回転変位に対す
る弾性抵抗を減少するのに何らの構造もなされていな
い。
仏国特許第2,439,601号明細書には、踵保持具と爪先当
接具との両方を構成することができるスキー締具が記載
されている。このスキー締具は、前に述べた爪先当接具
の場合にはないスキー靴の上方への解放ができるように
設計されている。この二番目の特許に記載されたスキー
締具は、本体によって担持されて上側への回動変位をす
ることができる端部片を有しており、前記本体はと言う
とスキーに直交するピボット上で回転可能に装着されて
いる。このピボットは、互いに反対方向を向いている二
つの平担面を有しており、そしてこれらの平担面に対し
て回転本体の端壁に形成された支承面と回転本体内に装
着されたピストンとがそれぞれ押当てられていて、単一
のばねが前記ピストンに対して押当てられている。対応
するジヨーユニットが、スキーの頂面に平行な横断軸線
のまわりにおいてスキー締具の回転本体上に直接回動可
能に接着されている。しかしながら、このジヨーユニッ
トは回転本体の端壁とピボットの対応する平担面との間
に介装されたクロスピンによってその通常位置に維持さ
れていて、前記クロスピンの両端は前記ジヨーユニット
上に設けられた案内ランプ部と協働するように適合され
ている。
接具との両方を構成することができるスキー締具が記載
されている。このスキー締具は、前に述べた爪先当接具
の場合にはないスキー靴の上方への解放ができるように
設計されている。この二番目の特許に記載されたスキー
締具は、本体によって担持されて上側への回動変位をす
ることができる端部片を有しており、前記本体はと言う
とスキーに直交するピボット上で回転可能に装着されて
いる。このピボットは、互いに反対方向を向いている二
つの平担面を有しており、そしてこれらの平担面に対し
て回転本体の端壁に形成された支承面と回転本体内に装
着されたピストンとがそれぞれ押当てられていて、単一
のばねが前記ピストンに対して押当てられている。対応
するジヨーユニットが、スキーの頂面に平行な横断軸線
のまわりにおいてスキー締具の回転本体上に直接回動可
能に接着されている。しかしながら、このジヨーユニッ
トは回転本体の端壁とピボットの対応する平担面との間
に介装されたクロスピンによってその通常位置に維持さ
れていて、前記クロスピンの両端は前記ジヨーユニット
上に設けられた案内ランプ部と協働するように適合され
ている。
このスキー締具が爪先当接具として用いられる時は、後
方転倒の作用の下で靴の爪先端部が上側に係合離脱する
のと同様に、非常に高い捩り応力の作用の下ではスキー
靴は横方向に係合離脱することもできる。しかしなが
ら、このスキー締具は、ジヨーユニットがかなりの走行
範囲にわたってスキー靴の対応する端部との係合を維持
するように設計されている。
方転倒の作用の下で靴の爪先端部が上側に係合離脱する
のと同様に、非常に高い捩り応力の作用の下ではスキー
靴は横方向に係合離脱することもできる。しかしなが
ら、このスキー締具は、ジヨーユニットがかなりの走行
範囲にわたってスキー靴の対応する端部との係合を維持
するように設計されている。
この目的のために、回転本体は前記ピボットに関して後
方に向かって辷ることができ、そして靴保持用ジヨーユ
ニットが今度は前記回転本体上で軸線方向に辷ることが
でき、ジヨーユニットの回動変位の軸線は前記回転本体
によって担持されると共に前記ジヨーユニット内に形成
されたスロット内に係合するトラニオンによって具体化
されている。このため、スキー締具の回転本体が回動変
位すると、締具及びジヨーユニットには後方への変位が
生じることになる。
方に向かって辷ることができ、そして靴保持用ジヨーユ
ニットが今度は前記回転本体上で軸線方向に辷ることが
でき、ジヨーユニットの回動変位の軸線は前記回転本体
によって担持されると共に前記ジヨーユニット内に形成
されたスロット内に係合するトラニオンによって具体化
されている。このため、スキー締具の回転本体が回動変
位すると、締具及びジヨーユニットには後方への変位が
生じることになる。
(発明が解決しようとする問題点) ジヨーユニットが上側へ変位する場合も、手順は同じで
ある。しかしながら、この運動には、支承面がピボット
の対応する平担面に関して回転本体から遠ざかるような
運動も伴い、従ってスキー締具の回転本体の回転変位に
対する弾性変位に減少がもたらされる。
ある。しかしながら、この運動には、支承面がピボット
の対応する平担面に関して回転本体から遠ざかるような
運動も伴い、従ってスキー締具の回転本体の回転変位に
対する弾性変位に減少がもたらされる。
しかしながら、このスキー締具が爪先当接具として用い
られる時は、回転に対する弾性抵抗の上記の減少は、後
方への転倒の場合にのみ生じ、前方への転倒の場合には
かかる減少が生じない。しかしながら、実際の施行に当
ってはスキーヤーの経験する転倒には前方への転倒と捩
りの複合運動に相当するものが数多くある。このような
運動が生じた時には、回転変位に対抗して作用する抵抗
の減少を提供するのが緊要である。引用した明細書で考
慮されるスキー締具はこのような成果を得ることができ
ない。
られる時は、回転に対する弾性抵抗の上記の減少は、後
方への転倒の場合にのみ生じ、前方への転倒の場合には
かかる減少が生じない。しかしながら、実際の施行に当
ってはスキーヤーの経験する転倒には前方への転倒と捩
りの複合運動に相当するものが数多くある。このような
運動が生じた時には、回転変位に対抗して作用する抵抗
の減少を提供するのが緊要である。引用した明細書で考
慮されるスキー締具はこのような成果を得ることができ
ない。
それゆえこの発明の目的は、スキー靴によってスキー締
具にスラスト力が加えられる時も靴が上側への係合離脱
をする場合も同じく回転変位に対する弾性抵抗の減少を
得ることができるように設計された多方向傾動式のスキ
ー締具を提供することである。
具にスラスト力が加えられる時も靴が上側への係合離脱
をする場合も同じく回転変位に対する弾性抵抗の減少を
得ることができるように設計された多方向傾動式のスキ
ー締具を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるスキー締具は、スキー靴の爪先端部又は踵
端部のいずれかを固定するための靴保持用ジヨーユニッ
トからなっており、該ジヨーユニットは垂直方向に回動
変位できるように本体上に装着されていて、該本体は今
度はスキーに直交するピボットに回転可能に装着されて
いる。この回転本体は、ピボットに反対方向に形成され
た二つの平担面からなる弾性機構によって通常位置に維
持されている。回転本体に形成された支承面と前記回転
本体内に収容されたピストンとは単一のばねによって前
述の二つの平担面に対してそれぞれ押当てられている。
靴保持用ジヨーユニットは、両端が前記ジヨーユニット
によって担持された案内ランプ部と接触するクロスピン
によってその通常位置に維持されている。
端部のいずれかを固定するための靴保持用ジヨーユニッ
トからなっており、該ジヨーユニットは垂直方向に回動
変位できるように本体上に装着されていて、該本体は今
度はスキーに直交するピボットに回転可能に装着されて
いる。この回転本体は、ピボットに反対方向に形成され
た二つの平担面からなる弾性機構によって通常位置に維
持されている。回転本体に形成された支承面と前記回転
本体内に収容されたピストンとは単一のばねによって前
述の二つの平担面に対してそれぞれ押当てられている。
靴保持用ジヨーユニットは、両端が前記ジヨーユニット
によって担持された案内ランプ部と接触するクロスピン
によってその通常位置に維持されている。
本発明によるスキー締具は次の特徴点によって特徴づけ
られる: 回転本体が押当てられる相手の平担面は、ピストンが押
上てられる相手の平担面よりも幅が狭くそしてスキー靴
の場所とは反対の方向を向いていること; 靴保持用ジヨーユニットのピボットピンがピストンによ
って担持されていること; 前記ジヨーユニットに関連するクロスピンは、前記ピス
トンと回転本体のピボットとの間に介装されているこ
と; そしてクロスピンと協働するために靴保持用ジヨーユニ
ットに設けられる案内ランプ部は、前記クロスピンがピ
ボットによりかかっているという事実のために、前記ジ
ヨーユニットが上方に回動変位する場合には前記ジヨー
ユニットに前方への運動をもたらすことができること。
られる: 回転本体が押当てられる相手の平担面は、ピストンが押
上てられる相手の平担面よりも幅が狭くそしてスキー靴
の場所とは反対の方向を向いていること; 靴保持用ジヨーユニットのピボットピンがピストンによ
って担持されていること; 前記ジヨーユニットに関連するクロスピンは、前記ピス
トンと回転本体のピボットとの間に介装されているこ
と; そしてクロスピンと協働するために靴保持用ジヨーユニ
ットに設けられる案内ランプ部は、前記クロスピンがピ
ボットによりかかっているという事実のために、前記ジ
ヨーユニットが上方に回動変位する場合には前記ジヨー
ユニットに前方への運動をもたらすことができること。
(作用) このため、前記スキー締具が爪先当接具として用いられ
る時は、前方に転倒すると靴保持用ジヨーユニットに前
方変位をもたらす。ジヨーユニットに前方変位がもたら
されると内部ピストンはピボットの対応する平担面から
遠ざかるように移動しそしてその結果、機構の弾性圧力
がこの段階において幅の狭い平担なピボット面上にのみ
加わるという事実のために、回転変位に対する弾性抵抗
に減少が生じることになる。
る時は、前方に転倒すると靴保持用ジヨーユニットに前
方変位をもたらす。ジヨーユニットに前方変位がもたら
されると内部ピストンはピボットの対応する平担面から
遠ざかるように移動しそしてその結果、機構の弾性圧力
がこの段階において幅の狭い平担なピボット面上にのみ
加わるという事実のために、回転変位に対する弾性抵抗
に減少が生じることになる。
後方への転倒の場合には、ジヨーユニットが上方に回動
変位するので同様に内部ピストンは対応する平担面から
遠ざかる運動を生じ、この運動はジヨーユニットに設け
られた案内ランプ部の作用の下で行なわれ、前記ランプ
部は、ピボットに押当てられるクロスピンと協働するよ
うに適合される。
変位するので同様に内部ピストンは対応する平担面から
遠ざかる運動を生じ、この運動はジヨーユニットに設け
られた案内ランプ部の作用の下で行なわれ、前記ランプ
部は、ピボットに押当てられるクロスピンと協働するよ
うに適合される。
この発明の他の特徴は、以下の記述及び添付図面を考慮
した時に当分野に精通した者には明らかであろう。
した時に当分野に精通した者には明らかであろう。
(実 施 例) 先に既に言及したように、添付図面に示されたスキー締
具は、スキー靴1の前方即ち爪先端部を固定するための
爪先当接具として用いられる。しかしながら、スキー締
具は、後方即ち踵端部においても、靴保持用ジヨーユニ
ットを適当に変更することによってそして手動操作によ
る靴係合離脱具を付け足すことによって踵保持具として
も用いることができることが明らかである。
具は、スキー靴1の前方即ち爪先端部を固定するための
爪先当接具として用いられる。しかしながら、スキー締
具は、後方即ち踵端部においても、靴保持用ジヨーユニ
ットを適当に変更することによってそして手動操作によ
る靴係合離脱具を付け足すことによって踵保持具として
も用いることができることが明らかである。
本発明によるスキー締具は、靴保持用ジヨーユニット2
からなり、該ジヨーユニット2の後方端部は二つのアー
ム3を担持しており、該アームは所定場所にロックされ
るべきスキー靴1の爪先端部の各側に位置するようにさ
れている。前記ジヨーユニットの前方端部は、箱フレー
ム状に設計された回転本体5の各側に位置するように二
つの側部頬部4を有するヨークの形状を呈している。
からなり、該ジヨーユニット2の後方端部は二つのアー
ム3を担持しており、該アームは所定場所にロックされ
るべきスキー靴1の爪先端部の各側に位置するようにさ
れている。前記ジヨーユニットの前方端部は、箱フレー
ム状に設計された回転本体5の各側に位置するように二
つの側部頬部4を有するヨークの形状を呈している。
前記ジヨーユニットの回転本体は、エッジ上に装着され
ておりそして二つの側壁6と前記回転本体の端壁を形成
するクロス片7とからなるU字形部材によって構成され
ており、前記回転本体の反対側の端部はスペーサ部材8
が嵌められている。
ておりそして二つの側壁6と前記回転本体の端壁を形成
するクロス片7とからなるU字形部材によって構成され
ており、前記回転本体の反対側の端部はスペーサ部材8
が嵌められている。
回転本体5内には、スラストばね10を取り込んだ中空ピ
ストン9が収容されている。前記ばねは、その初期張力
を調節するための部材に当接されている。図面に示され
た例では、前記部材は、頭部がスペーサ部材8内に回転
可能に装着されそして外部からアクセス可能となってい
る調節ねじ12上に係合したナット11からなっている。ナ
ット11の回転変位は、ピストン9の内側に設けたハウジ
ング25の断面形に対応する多角形形状をこのナットに与
えることによって防止される。
ストン9が収容されている。前記ばねは、その初期張力
を調節するための部材に当接されている。図面に示され
た例では、前記部材は、頭部がスペーサ部材8内に回転
可能に装着されそして外部からアクセス可能となってい
る調節ねじ12上に係合したナット11からなっている。ナ
ット11の回転変位は、ピストン9の内側に設けたハウジ
ング25の断面形に対応する多角形形状をこのナットに与
えることによって防止される。
ベース板14が対応するスキー15上に固定されており、こ
のベース板14によって担持されたピボット13上に回転本
体5が回転可能に装着されている。前記ピボットはこの
ため前記スキーの頂面に直交している。
のベース板14によって担持されたピボット13上に回転本
体5が回転可能に装着されている。前記ピボットはこの
ため前記スキーの頂面に直交している。
第2図及び第3図に明瞭に示されているように、上記ピ
ボット13はピストン9と回転本体5の端壁7との間に位
置している。さらに第3図からは、ピボットはスキーに
対して直交する二つの横断面に沿ってそれぞれ伸びる二
つの平担面16及び17を有しており、一方の平担面はスキ
ーの前端に向う方にあり他方の平担面は後端に向う方に
あることが明らかである。ばね10は、内部ピストン9を
第一の即ち前方を向う方にある平担面16に押し当てるの
とそして回転本体の端壁7を第二の即ち後方に向う方に
ある平担面17に押し当てるという二重の機能を有してい
る。これらの状況の下では、本発明によるスキー締具の
回転本体5は第3図に示されたスキーの軸線に通常維持
されている。
ボット13はピストン9と回転本体5の端壁7との間に位
置している。さらに第3図からは、ピボットはスキーに
対して直交する二つの横断面に沿ってそれぞれ伸びる二
つの平担面16及び17を有しており、一方の平担面はスキ
ーの前端に向う方にあり他方の平担面は後端に向う方に
あることが明らかである。ばね10は、内部ピストン9を
第一の即ち前方を向う方にある平担面16に押し当てるの
とそして回転本体の端壁7を第二の即ち後方に向う方に
ある平担面17に押し当てるという二重の機能を有してい
る。これらの状況の下では、本発明によるスキー締具の
回転本体5は第3図に示されたスキーの軸線に通常維持
されている。
しかしながら、本発明の重要な特有の特徴によれば、回
転体5が押当てられる平担面17は平担面16よりも幅が狭
くなっている。
転体5が押当てられる平担面17は平担面16よりも幅が狭
くなっている。
靴保持用ジヨーユニット2は、回転本体上ではなく内部
ピストン9上の軸線X−Yのまわりに回動変位すること
ができるように装着されている。軸線X−Yはスキーの
頂面に平行であると共に回転本体5の軸線に対して横断
的に伸びている。前記軸線は、ピストン9の各側に設け
られていると共にジヨーユニット2の側部頬部4の対応
する端部部分に形成されたスロット19内に係合した二つ
のトラニオン18によって具体化されている。しかしなが
ら、前記トラニオンは、回転本体5の対応する側部に形
成された細長い開口20内にも係合しており、この細長い
開口内において前記トラニオンは軸線方向に滑動するこ
とができる。
ピストン9上の軸線X−Yのまわりに回動変位すること
ができるように装着されている。軸線X−Yはスキーの
頂面に平行であると共に回転本体5の軸線に対して横断
的に伸びている。前記軸線は、ピストン9の各側に設け
られていると共にジヨーユニット2の側部頬部4の対応
する端部部分に形成されたスロット19内に係合した二つ
のトラニオン18によって具体化されている。しかしなが
ら、前記トラニオンは、回転本体5の対応する側部に形
成された細長い開口20内にも係合しており、この細長い
開口内において前記トラニオンは軸線方向に滑動するこ
とができる。
靴保持用ジヨーユニット2は、スキーの頂面に平行であ
りそして内部ピストン9とピボット13との間に介装され
たクロスピン21によって、通常は第1図乃至第3図に示
された下降位置に維持されている。前記クロスピンのレ
ベルにおいて、ピボット13は、該ピボットを完全に取囲
むと共に内部でクロスピン21が部分的に係合する溝22を
有している。クロスピン21に予め定められた間隙空間を
与えそしてピストンの平担面がピボットの平担面16に対
して完全に押当てられるのを確実にするために、ピスト
ン9の対応する面内には別の溝26が形成されている。
りそして内部ピストン9とピボット13との間に介装され
たクロスピン21によって、通常は第1図乃至第3図に示
された下降位置に維持されている。前記クロスピンのレ
ベルにおいて、ピボット13は、該ピボットを完全に取囲
むと共に内部でクロスピン21が部分的に係合する溝22を
有している。クロスピン21に予め定められた間隙空間を
与えそしてピストンの平担面がピボットの平担面16に対
して完全に押当てられるのを確実にするために、ピスト
ン9の対応する面内には別の溝26が形成されている。
クロスピン21の端部は、回転本体5の側壁6に形成され
た細長いスロット27内に辷り可能に装着されている。し
かしながら、前記クロスピン端部の末端部分はジヨーユ
ニット2の側部頬部4に形成された別個のスロット23内
に係合している。前記スロット23は概略直角三角形の形
状を有しており、この三角形の基部は頂部に位置しそし
て三角形の前縁24は案内ランプ部を構成するように傾斜
しており、前記案内ランプ部はクロスピン21の末端と協
働するようになされている。
た細長いスロット27内に辷り可能に装着されている。し
かしながら、前記クロスピン端部の末端部分はジヨーユ
ニット2の側部頬部4に形成された別個のスロット23内
に係合している。前記スロット23は概略直角三角形の形
状を有しており、この三角形の基部は頂部に位置しそし
て三角形の前縁24は案内ランプ部を構成するように傾斜
しており、前記案内ランプ部はクロスピン21の末端と協
働するようになされている。
こうした構成によって、内部ピストン9を経てクロスピ
ン21に加えられるばね10の圧力は、ジヨーユニット2を
第1図及び第2図に示されたその通常の下降位置に維持
する作用を有している。
ン21に加えられるばね10の圧力は、ジヨーユニット2を
第1図及び第2図に示されたその通常の下降位置に維持
する作用を有している。
本発明による多方向傾動式スキー締具の作用は次の通り
である: 1) 過大な捩り応力が加わった場合(第4図): かかる場合には、ジヨーユニット2は、回転本体のピボ
ット13の垂直軸線のまわりに該回転本体5と共にそして
復帰ばね10によって加えられる圧力に抗して回転するこ
とによって一側へ変位することができる。その時、内部
ピストン9と回転本体5の端壁7に形成された支承面と
は二つの対応する平担面16及び17に関して傾斜した位置
を占める。これによって、スキーヤーの靴に捩り応力が
もはや加わらなくなるとすぐにスキー締具組立体全体を
その通常位置へ戻そうとする復帰トルクが生じる。
である: 1) 過大な捩り応力が加わった場合(第4図): かかる場合には、ジヨーユニット2は、回転本体のピボ
ット13の垂直軸線のまわりに該回転本体5と共にそして
復帰ばね10によって加えられる圧力に抗して回転するこ
とによって一側へ変位することができる。その時、内部
ピストン9と回転本体5の端壁7に形成された支承面と
は二つの対応する平担面16及び17に関して傾斜した位置
を占める。これによって、スキーヤーの靴に捩り応力が
もはや加わらなくなるとすぐにスキー締具組立体全体を
その通常位置へ戻そうとする復帰トルクが生じる。
このような場合には、内部ピストン9によって加えられ
る圧力と、二つの対応する平担面に対抗して回転本体5
の端壁7によって加えられる圧力との両方によって、全
体としてのスキー締具組立体の回転変位に抗するように
作用する弾性抵抗が生ぜしめられることは、注記に値す
る。
る圧力と、二つの対応する平担面に対抗して回転本体5
の端壁7によって加えられる圧力との両方によって、全
体としてのスキー締具組立体の回転変位に抗するように
作用する弾性抵抗が生ぜしめられることは、注記に値す
る。
2) 前方スラスト力の場合(第5図): 前方スラスト力は、例えば、スキーヤーの前方転倒運動
又はスキーの屈曲変位によって生じることがあり、これ
によってジヨーユニット2には回転本体5上での軸線方
向の辷り運動によって矢印下1の方向の変位がもたらさ
れる。この前方への運動中に、内部ピストン9によって
担持されそしてスロット19の底部に位置するトラニオン
18にスラスト力を加えることによって前記ジヨーユニッ
トは内部ピストン9に前方変位を生じさせる。その結
果、前記ピストンはピボット13上に形成された対応する
平担面から離れるように移動される。
又はスキーの屈曲変位によって生じることがあり、これ
によってジヨーユニット2には回転本体5上での軸線方
向の辷り運動によって矢印下1の方向の変位がもたらさ
れる。この前方への運動中に、内部ピストン9によって
担持されそしてスロット19の底部に位置するトラニオン
18にスラスト力を加えることによって前記ジヨーユニッ
トは内部ピストン9に前方変位を生じさせる。その結
果、前記ピストンはピボット13上に形成された対応する
平担面から離れるように移動される。
これらの状況の下では、回転本体5のみがピボット13の
対応する平担面17に圧力を加え続ける。この平担面は幅
が平担面16より小さいので、ばね10が僅かに圧縮されて
いるという事実にも拘らず、スキー締具の回転変位に対
する弾性抵抗は減少することになる。その結果、スキー
ヤーが前方へ転倒する場合に必要な回転変位に対する抵
抗が確実に有効に減少することになる。
対応する平担面17に圧力を加え続ける。この平担面は幅
が平担面16より小さいので、ばね10が僅かに圧縮されて
いるという事実にも拘らず、スキー締具の回転変位に対
する弾性抵抗は減少することになる。その結果、スキー
ヤーが前方へ転倒する場合に必要な回転変位に対する抵
抗が確実に有効に減少することになる。
3) 後方への転倒の場合(第6図及び第7図): この場合には、スキー靴の前端部即ち爪先端部は、ジヨ
ーユニット2を、トラニオン18によって具体化された軸
線X−Yのまわりに矢印下2の方向に上方に回動変位さ
せようとする。この回動運動が生じると、クロスピン21
の両端はジヨーユニット2の横側頬部4に形成された傾
斜案内ランプ部24に対して辷らされる。しかしながら、
前記クロスピンはピボット13の溝22の底部に対して押当
てられる位置にあるので、案内ランプ部24の傾斜角度は
このランプ部24の下端が上端よりも後方に位置するよう
な角度であるために、反作用によってジヨーユニット2
は前方変位させられる。
ーユニット2を、トラニオン18によって具体化された軸
線X−Yのまわりに矢印下2の方向に上方に回動変位さ
せようとする。この回動運動が生じると、クロスピン21
の両端はジヨーユニット2の横側頬部4に形成された傾
斜案内ランプ部24に対して辷らされる。しかしながら、
前記クロスピンはピボット13の溝22の底部に対して押当
てられる位置にあるので、案内ランプ部24の傾斜角度は
このランプ部24の下端が上端よりも後方に位置するよう
な角度であるために、反作用によってジヨーユニット2
は前方変位させられる。
前の場合と同様に、ジヨーユニット2はその前方変位の
運動中に内部ピストン9に対して前方スラスト力を加え
る。
運動中に内部ピストン9に対して前方スラスト力を加え
る。
こうなるとやはり、前記ピストンをピボット13の対応す
る平担面16から遠ざかるように移動させそしてその結果
スキー締具全体の前記ピボットのまわりでの回転変位に
対する弾性抵抗を減少するという効果がある。
る平担面16から遠ざかるように移動させそしてその結果
スキー締具全体の前記ピボットのまわりでの回転変位に
対する弾性抵抗を減少するという効果がある。
それゆえこの場合も同様に、弾性抵抗の有効な減少が得
られそして必要とされる安全基準を完全に満たすことが
できる。
られそして必要とされる安全基準を完全に満たすことが
できる。
さらに、ジヨーユニット2は前方への変位をも起こす
が、このことはスキー靴の係合離脱に役立ち、その分だ
け、ジヨーユニットの回動変位の軸線X−Yも前進され
てその結果捩りと後方転倒との間の強靭比を両立させる
ことになる。
が、このことはスキー靴の係合離脱に役立ち、その分だ
け、ジヨーユニットの回動変位の軸線X−Yも前進され
てその結果捩りと後方転倒との間の強靭比を両立させる
ことになる。
4) 複合運動の場合: このような場合、前の二つの場合に述べた理由によって
回転変位に対する抵抗がやはり減少することが完全に明
らかである。
回転変位に対する抵抗がやはり減少することが完全に明
らかである。
これらの状況の下でも、本発明による多方向傾動式スキ
ー締具は最適の安全性を示す。現在する他の多くの型の
スキー締具と対比して、実際、最小限の数の部品からな
る非常に簡単な手段を利用することによりこの結果が得
られる。それゆえ、このことはこのスキー締具の製造コ
ストに関してそしてまた信頼性の観点からしても極めて
有利である。
ー締具は最適の安全性を示す。現在する他の多くの型の
スキー締具と対比して、実際、最小限の数の部品からな
る非常に簡単な手段を利用することによりこの結果が得
られる。それゆえ、このことはこのスキー締具の製造コ
ストに関してそしてまた信頼性の観点からしても極めて
有利である。
既に述べたように、考慮中のこのスキー締具は、先に記
載した例にあるような爪先当接具ばかりでなくスキー靴
の踵を保持するための踵保持具を構成することもでき
る。
載した例にあるような爪先当接具ばかりでなくスキー靴
の踵を保持するための踵保持具を構成することもでき
る。
第8図乃至第11図に図示された例では、低コストでもあ
ると同様に粗野性が強められた構成上と作動上の信頼性
を得るものでありながら、スキー締具の機械的設計を簡
単化するという一般的な目的を有する別の実施例がここ
では考慮されている。このため、靴保持用ジヨーユニッ
ト2は、各々の横側頬部がこの頬部の前に向いた部分に
位置しそしてジヨーユニットの回動軸線上に中心を置い
た円形の支承面で終端しているような二つの横側頬部を
有するように設計されている。この支承面は、前記軸線
上にやはり中心を持ちそして内部ピストンの対応する側
部に形成された円形サポート上で回転することができ
る。
ると同様に粗野性が強められた構成上と作動上の信頼性
を得るものでありながら、スキー締具の機械的設計を簡
単化するという一般的な目的を有する別の実施例がここ
では考慮されている。このため、靴保持用ジヨーユニッ
ト2は、各々の横側頬部がこの頬部の前に向いた部分に
位置しそしてジヨーユニットの回動軸線上に中心を置い
た円形の支承面で終端しているような二つの横側頬部を
有するように設計されている。この支承面は、前記軸線
上にやはり中心を持ちそして内部ピストンの対応する側
部に形成された円形サポート上で回転することができ
る。
より詳細には、そしてこれらの図に示されているよう
に、スキー15上の所定場所にロックされるべきスキー靴
の爪先を取囲むアーム3からは遠い方の端部におけるジ
ヨーユニット2の前方部分は、二つの横側頬部を有する
ヨークの形を呈していて、これら横側頬部が今度は回転
本体5を取囲んでいる。この回転本体は、スキー15上に
固定されたベース板14によって担持された静止のピボッ
ト13のまわりに回転することができる。該ピボットには
二つの平担面16及び17が設けられており、これら平担面
はそれぞれ(第9図に示されているように)スキーに直
交する二つの横断面内で伸びていて、前記平担面の一方
は前方に向う方にありそして他方の平担面は後方に向う
方にある。平担面16は、他の実施例に関連して既に説明
した理由によって平担面17よりも実質的に大きい面積を
有するように設計されている。ピボット13は二つの凹部
55及び56を有しており、これら凹部は、その機能につい
ては後に定めるクロス部材41に対向していてそして爪先
当接ユニットによって誘起されるカム作用の下での該爪
先当接ユニットが回転変位を生じる時に前記クロス部材
が前方に推出されるのを防止している。
に、スキー15上の所定場所にロックされるべきスキー靴
の爪先を取囲むアーム3からは遠い方の端部におけるジ
ヨーユニット2の前方部分は、二つの横側頬部を有する
ヨークの形を呈していて、これら横側頬部が今度は回転
本体5を取囲んでいる。この回転本体は、スキー15上に
固定されたベース板14によって担持された静止のピボッ
ト13のまわりに回転することができる。該ピボットには
二つの平担面16及び17が設けられており、これら平担面
はそれぞれ(第9図に示されているように)スキーに直
交する二つの横断面内で伸びていて、前記平担面の一方
は前方に向う方にありそして他方の平担面は後方に向う
方にある。平担面16は、他の実施例に関連して既に説明
した理由によって平担面17よりも実質的に大きい面積を
有するように設計されている。ピボット13は二つの凹部
55及び56を有しており、これら凹部は、その機能につい
ては後に定めるクロス部材41に対向していてそして爪先
当接ユニットによって誘起されるカム作用の下での該爪
先当接ユニットが回転変位を生じる時に前記クロス部材
が前方に推出されるのを防止している。
第8図乃至第11図に図示された例においては、回転本体
5は弾性スキー締具組立体のピストン9を直接に構成し
ている。該ピストン9には、ばね29を収容する内部円筒
ボア28が設けられている。前記ばねの一端、即ちスキー
の前方尖端に近い方に位置する端部は、ピストンの端壁
9aに対して前記ばねを圧縮して押当てるために、前記ボ
ア28内にある程度の深さにまで係合することができる中
空ナット31の頭部30に対して押当てられている。この目
的のために、中空ナット31には、前記ピボット内に軸線
方向に形成された通路35を経て垂直ピボット13を貫通す
るスタッド34のねじ付き端部33と協働することのできる
内側ねじ付き部分32が設けられている。前記通路35に
は、機械加工作業を容易にする目的で逃げ部分が設けら
れているが、この逃げ部分は、回転変位時に回転本体5
とスタッド34とが静止のピボット13の通路35内で角度変
位が自由にできるようにするため、長円形の溝の形が或
いは頂部で結合された二つの対向する円錐台の形をして
いる。
5は弾性スキー締具組立体のピストン9を直接に構成し
ている。該ピストン9には、ばね29を収容する内部円筒
ボア28が設けられている。前記ばねの一端、即ちスキー
の前方尖端に近い方に位置する端部は、ピストンの端壁
9aに対して前記ばねを圧縮して押当てるために、前記ボ
ア28内にある程度の深さにまで係合することができる中
空ナット31の頭部30に対して押当てられている。この目
的のために、中空ナット31には、前記ピボット内に軸線
方向に形成された通路35を経て垂直ピボット13を貫通す
るスタッド34のねじ付き端部33と協働することのできる
内側ねじ付き部分32が設けられている。前記通路35に
は、機械加工作業を容易にする目的で逃げ部分が設けら
れているが、この逃げ部分は、回転変位時に回転本体5
とスタッド34とが静止のピボット13の通路35内で角度変
位が自由にできるようにするため、長円形の溝の形が或
いは頂部で結合された二つの対向する円錐台の形をして
いる。
スタッド34のナット31からは遠い方の端部には、同様
に、ピストン9の横方向案内のためのあぶみ片38の端壁
37に対して押当てられる支承頭部36が設けられている。
前記スタッド34は、四角形ボス39を端壁37に形成された
対応する形状のボア内に収容することによって前記あぶ
み片に関して回転しないように固定されている。
に、ピストン9の横方向案内のためのあぶみ片38の端壁
37に対して押当てられる支承頭部36が設けられている。
前記スタッド34は、四角形ボス39を端壁37に形成された
対応する形状のボア内に収容することによって前記あぶ
み片に関して回転しないように固定されている。
あぶみ片38の側部アームには、横断クロスピン41の両端
が貫通係合する縦方向溝40が設けられており、これら両
端はローラーを形成するスリーブ42によって覆うのが有
利である。これらのスリーブは特に、前の実施例で言及
したようにスキーヤーが後方転倒する時にジヨーユニッ
トが上方へ回動変位することができるように、前記ジヨ
ーユニット2の各側部頬部4に形成された弧状のスロッ
ト43内で移動することができる。有利な特徴として、ジ
ヨーユニット2内に形成された弧状のスロット43は、前
記ジヨーユニットの頬部の外部に固定された小ブレート
44によって通常閉じられている。
が貫通係合する縦方向溝40が設けられており、これら両
端はローラーを形成するスリーブ42によって覆うのが有
利である。これらのスリーブは特に、前の実施例で言及
したようにスキーヤーが後方転倒する時にジヨーユニッ
トが上方へ回動変位することができるように、前記ジヨ
ーユニット2の各側部頬部4に形成された弧状のスロッ
ト43内で移動することができる。有利な特徴として、ジ
ヨーユニット2内に形成された弧状のスロット43は、前
記ジヨーユニットの頬部の外部に固定された小ブレート
44によって通常閉じられている。
スキー締具の通常の位置では、回転本体5内部に嵌合さ
れたピストン9は、当衝部材46に対して押当てられるば
ね29の作用を受けており、前記当衝部材は今度はピボッ
ト13の面16に対して押付けられている。前記当衝部材46
は回転変依時の摩擦によって生じる摩耗に対して抵抗を
与えようとするものである。ピストン9は軽金属又はプ
ラスチック材料で作られており、クロスピン41は、僅か
の間隙46aをもって部材46内に収容されている。
れたピストン9は、当衝部材46に対して押当てられるば
ね29の作用を受けており、前記当衝部材は今度はピボッ
ト13の面16に対して押付けられている。前記当衝部材46
は回転変依時の摩擦によって生じる摩耗に対して抵抗を
与えようとするものである。ピストン9は軽金属又はプ
ラスチック材料で作られており、クロスピン41は、僅か
の間隙46aをもって部材46内に収容されている。
考慮する別の実施例においては、ジヨーユニット2の各
側部頬部の、前方を直接向いた部分は円形の輪郭47を有
しておりそしてこの輪郭の部分は支承面48との相対的な
辷り運動によって協働することができるが、この支承面
もまた円形であって同じ中心を持ち、そして回転本体5
の対向して面する端壁内に形成されている。このよう
に、円形の輪郭47と各側部頬部4に対応するその支承面
48との共通の中心はそれぞれ、スキーヤーが後方に転倒
する場合に、ジヨーユニット2の各側において前記ジヨ
ーユニットの回動変位の軸線X−Yの境界を定めるが、
これについては後により詳細に説明することにする。
側部頬部の、前方を直接向いた部分は円形の輪郭47を有
しておりそしてこの輪郭の部分は支承面48との相対的な
辷り運動によって協働することができるが、この支承面
もまた円形であって同じ中心を持ち、そして回転本体5
の対向して面する端壁内に形成されている。このよう
に、円形の輪郭47と各側部頬部4に対応するその支承面
48との共通の中心はそれぞれ、スキーヤーが後方に転倒
する場合に、ジヨーユニット2の各側において前記ジヨ
ーユニットの回動変位の軸線X−Yの境界を定めるが、
これについては後により詳細に説明することにする。
第8図及び第9図において、ピストン9はジヨーユニッ
ト2に対向する内面に形成された溝50内へ貫入する前方
ラグ49を有していることも見てとれるであろう。最後
に、前記ジヨーユニットには調節ねじ51を設けることが
有利であり、該調節ねじ51の頭部52はジヨーユニット2
に形成された適当なフライス加工の凹部に装着される。
スキー締具が通常位置にある時は、前記調節ねじ51はピ
ボット13の頭部54の頂面53に対して当接するように押当
てられる。フライス加工された凹部内での相対位置に応
じて、前記ねじ51はこのため、靴保持用ジヨーユニット
2の横側アーム3を、スキー締具に係合されるスキー靴
の踵の厚さに対して確実に正確な適合をさせるために、
靴保持用ジヨーユニット2そして特別にはその横側アー
ム3の高さを調節する働きをする。
ト2に対向する内面に形成された溝50内へ貫入する前方
ラグ49を有していることも見てとれるであろう。最後
に、前記ジヨーユニットには調節ねじ51を設けることが
有利であり、該調節ねじ51の頭部52はジヨーユニット2
に形成された適当なフライス加工の凹部に装着される。
スキー締具が通常位置にある時は、前記調節ねじ51はピ
ボット13の頭部54の頂面53に対して当接するように押当
てられる。フライス加工された凹部内での相対位置に応
じて、前記ねじ51はこのため、靴保持用ジヨーユニット
2の横側アーム3を、スキー締具に係合されるスキー靴
の踵の厚さに対して確実に正確な適合をさせるために、
靴保持用ジヨーユニット2そして特別にはその横側アー
ム3の高さを調節する働きをする。
第8図乃至第11図を参照して以上のように記述された多
方向傾動式スキー締具の別の実施例の作用は、その前に
記載された例の作用と正確に同じである。このため、特
にスキーヤーが前方転倒するような場合には、ジヨーユ
ニット2に前方向の力が加わる。頬部4に形成された円
形の輪郭47が回転本体5の支承面48と協働する結果とし
て、前記の前方に向かう力は、端壁9aとナット31の頭部
30との間に装着されたばね29の相対的な圧縮を伴ってピ
ストン9に前方変位をもたらす。このため、この変位運
動中に、当衝部材46は静止のピボット13上に形成された
前方に向ってある平担面16から引っ込み、そして回転本
体と該回転本体に取付けられた靴保持用ジヨーユニット
2とからなる組立体全体は、僅かに小さな努力でも前記
軸線のまわりに回転することができる。もちろん、中空
ナット31をスタッド34の前端に形成されたねじ付き部分
33上でねじ回すことによって回転変位に対する組立体の
弾性抵抗を調節でき、前記ナットはある程度までねじ込
まれているので要求に応じてスキー締具の堅さが増減で
きることは容易に理解されるであろう。また、捩り応力
の下でスキー締具が回転変位する時には、ピボット13内
に形成された通路35によって、スタッド34は、スキー靴
が完全に係合離脱するのに必要とされる回転走行の範囲
の終端にまで変依可能であることも注意すべきことであ
る。
方向傾動式スキー締具の別の実施例の作用は、その前に
記載された例の作用と正確に同じである。このため、特
にスキーヤーが前方転倒するような場合には、ジヨーユ
ニット2に前方向の力が加わる。頬部4に形成された円
形の輪郭47が回転本体5の支承面48と協働する結果とし
て、前記の前方に向かう力は、端壁9aとナット31の頭部
30との間に装着されたばね29の相対的な圧縮を伴ってピ
ストン9に前方変位をもたらす。このため、この変位運
動中に、当衝部材46は静止のピボット13上に形成された
前方に向ってある平担面16から引っ込み、そして回転本
体と該回転本体に取付けられた靴保持用ジヨーユニット
2とからなる組立体全体は、僅かに小さな努力でも前記
軸線のまわりに回転することができる。もちろん、中空
ナット31をスタッド34の前端に形成されたねじ付き部分
33上でねじ回すことによって回転変位に対する組立体の
弾性抵抗を調節でき、前記ナットはある程度までねじ込
まれているので要求に応じてスキー締具の堅さが増減で
きることは容易に理解されるであろう。また、捩り応力
の下でスキー締具が回転変位する時には、ピボット13内
に形成された通路35によって、スタッド34は、スキー靴
が完全に係合離脱するのに必要とされる回転走行の範囲
の終端にまで変依可能であることも注意すべきことであ
る。
同様に、スキーヤーが後方転倒しそしてその結果、靴保
持用ジヨーユニット2上にさらに特別には靴の各側部上
に置かれたアーム3上に、第11図に図示されたように上
方に向かう力が加わるような場合には、回転本体5は前
方に揺動運動をする、弧状のスロット43は、クロス部材
41上にその端部ローラー42によって押当てられ、クロス
部材41はピボット13に対して押圧される。溝43の輪郭の
ために、この押圧によってピストン9には前方へ変位さ
せる力が生じ、その結果ばね29に有限の圧縮が生じる。
このため、前方への転倒の状態と同じように、平担面16
は当衝部材46から引っ込みそしてスキー締具のそのピボ
ットまわりでの回転変位に対する抵抗に制限を設けるこ
とができる。
持用ジヨーユニット2上にさらに特別には靴の各側部上
に置かれたアーム3上に、第11図に図示されたように上
方に向かう力が加わるような場合には、回転本体5は前
方に揺動運動をする、弧状のスロット43は、クロス部材
41上にその端部ローラー42によって押当てられ、クロス
部材41はピボット13に対して押圧される。溝43の輪郭の
ために、この押圧によってピストン9には前方へ変位さ
せる力が生じ、その結果ばね29に有限の圧縮が生じる。
このため、前方への転倒の状態と同じように、平担面16
は当衝部材46から引っ込みそしてスキー締具のそのピボ
ットまわりでの回転変位に対する抵抗に制限を設けるこ
とができる。
以上の記載の構成によれば、この場合ジヨーユニット2
の回動変位は支承面48上での円形の輪郭47の協働によっ
て軸線X−Yのまわりに生じ、これによって互いに対し
て二つの部品の回転中心を有効的に結合する具体的な軸
線を必要がないことに気付くであろう。
の回動変位は支承面48上での円形の輪郭47の協働によっ
て軸線X−Yのまわりに生じ、これによって互いに対し
て二つの部品の回転中心を有効的に結合する具体的な軸
線を必要がないことに気付くであろう。
従って、このことは考慮中の多方向傾動式スキー締具の
製造において認識できる簡単化をもたらすという効果が
あり、そして複雑性と同様に必要な部品数を減少するこ
とによって、スキー締具のコストにも認識できる低減が
可能になる。
製造において認識できる簡単化をもたらすという効果が
あり、そして複雑性と同様に必要な部品数を減少するこ
とによって、スキー締具のコストにも認識できる低減が
可能になる。
先行する図に示される別の実施例においては、ピボット
13の頭部54と協通しそしてそれによってスキー靴の爪先
端部を取囲むジヨーユニット2のアーム3の位置設定を
調節可能にするねじ52をねじ回すことにより、靴保持用
ジヨーユニット2の高さを調節することができる。しか
しながら、ジヨーユニット2と回転本体5とに相対的な
変位運動をさせることにより、後方への転倒し始めにお
いて生じる手順と殆んど同じようにして上記の調節は、
既に支承面48上で円形の支承面47に僅かの回転をもたら
していることに気付くであろう。これによって得られる
結果は、この別の実施例においては、ねじ51によるジヨ
ーユニットの高さ調節の可能性は必然的に制限されると
いうことである。
13の頭部54と協通しそしてそれによってスキー靴の爪先
端部を取囲むジヨーユニット2のアーム3の位置設定を
調節可能にするねじ52をねじ回すことにより、靴保持用
ジヨーユニット2の高さを調節することができる。しか
しながら、ジヨーユニット2と回転本体5とに相対的な
変位運動をさせることにより、後方への転倒し始めにお
いて生じる手順と殆んど同じようにして上記の調節は、
既に支承面48上で円形の支承面47に僅かの回転をもたら
していることに気付くであろう。これによって得られる
結果は、この別の実施例においては、ねじ51によるジヨ
ーユニットの高さ調節の可能性は必然的に制限されると
いうことである。
(発明の効果) 以上のようにこの発明は、スキー靴によってスラスト力
が加えられる場合および靴が上側に係合離脱する場合に
回転変位に対する弾性抵抗に減少をもたらすための多方
向傾動式スキー締具が形成でき、スキー締具が、垂直ピ
ボットに回転可能に装着された本体上で垂直変位するよ
うに回動可能に装着された靴保持用ジヨーユニットを備
え、回転本体が、ピボットの両側に形成された二つの平
担面からなる弾性機構によって通常の位置に維持され、
回転本体に形成された支承面と本体内に収容されたピス
トンとが単一のばねによってそれぞれ二つの平担面に対
して押当てられており、ジヨーユニットには案内ランプ
部が設けられていると共に、クロスピンによって通常の
位置に維持されており、クロスピンの両側がランプ部と
接触しているので、前記スキー締具が爪先当接具として
用いられる時は、前方に転倒すると靴保持用ジヨーユニ
ットに前方変位をもたらし、ジヨーユニットに前方変位
がもたらされると内部ピストンはピボットの対応する平
担面から遠ざかるように移動して、機構の弾性圧力がこ
の段階において幅の狭い平担なピボット面上にのみ加わ
るために、回転変位に対する弾性抵抗に減少が生じるこ
とになり、また、後方への転倒の場合には、ジヨーユニ
ットが上方に回動変位するので同様に内部ピストンは対
応する平担面から遠ざかる運動を生じ、スキーヤーの靴
に捩り応力が加わる場合には、スキー靴が横方向に係合
離脱できるようにするために、ジヨーユニットはスキー
締具本体と共にピボットのまわりに回転することにより
横方向に変位することができ、また、踵保持具の場合に
おいて前方へ転倒する時、或いは爪先当接具の場合にお
いて後方へ転倒する時にも、このジヨーユニットは上方
への回動変位をすることでき、スキー靴を上方へ係合離
脱できるようになる。
が加えられる場合および靴が上側に係合離脱する場合に
回転変位に対する弾性抵抗に減少をもたらすための多方
向傾動式スキー締具が形成でき、スキー締具が、垂直ピ
ボットに回転可能に装着された本体上で垂直変位するよ
うに回動可能に装着された靴保持用ジヨーユニットを備
え、回転本体が、ピボットの両側に形成された二つの平
担面からなる弾性機構によって通常の位置に維持され、
回転本体に形成された支承面と本体内に収容されたピス
トンとが単一のばねによってそれぞれ二つの平担面に対
して押当てられており、ジヨーユニットには案内ランプ
部が設けられていると共に、クロスピンによって通常の
位置に維持されており、クロスピンの両側がランプ部と
接触しているので、前記スキー締具が爪先当接具として
用いられる時は、前方に転倒すると靴保持用ジヨーユニ
ットに前方変位をもたらし、ジヨーユニットに前方変位
がもたらされると内部ピストンはピボットの対応する平
担面から遠ざかるように移動して、機構の弾性圧力がこ
の段階において幅の狭い平担なピボット面上にのみ加わ
るために、回転変位に対する弾性抵抗に減少が生じるこ
とになり、また、後方への転倒の場合には、ジヨーユニ
ットが上方に回動変位するので同様に内部ピストンは対
応する平担面から遠ざかる運動を生じ、スキーヤーの靴
に捩り応力が加わる場合には、スキー靴が横方向に係合
離脱できるようにするために、ジヨーユニットはスキー
締具本体と共にピボットのまわりに回転することにより
横方向に変位することができ、また、踵保持具の場合に
おいて前方へ転倒する時、或いは爪先当接具の場合にお
いて後方へ転倒する時にも、このジヨーユニットは上方
への回動変位をすることでき、スキー靴を上方へ係合離
脱できるようになる。
第1図は、本発明によるスキー締具をその通常位置にお
いて示す立面図; 第2治は、本発明によるスキー締具を縦方向軸線に沿っ
て見た垂直断面図; 第3図は、第2図の線III−IIIについての断面図; 第4図は、過大な捩り応力の作用を受けた際にジヨーユ
ニットと回転本体とが回転変位した時を考慮したスキー
締具を示す第3図と類似の断面図; 第5図は、前方転倒の作用の下でスキー靴によって加え
られる前方スラスト力が生じた時を考慮したスキー締具
を示す第3図と類似の断面図; 第6図は、後方転倒の場合を考慮したスキー締具を示す
側面図; 第7図は、後方転倒が生じた時を考慮したスキー締具を
示す第2図と類似の縦方向断面図; 第8図は、本発明によるスキー締具の別の実施例を部分
的に断面を取って示す概略側面図; 第9図及び第10図は、第8図によるスキー締具を、それ
ぞれ垂直面と水平面に沿って断面を取った軸線方向側面
図; 第11図は、スキーヤーが滑り始めに後方転倒して靴保持
用ジヨーユニットがスキー平面に関して垂直上昇運動を
するのに応じて、スキー締具がスキー靴係合離脱位置に
あるところを示す第8図と類似の部分断面図である。 1……スキー靴、2……靴保持用ジヨーユニット 3……アーム、4……側部頬部 5……回転本体、6……側壁 7……端壁、8……スペーサ部材 9……中空ピストン、10……スラストばね 11……ナット、12……調節ねじ 13……ピボット、14……ベース板 15……スキー、16,17……平担面 18……トラニオン、19……スロット 20……細長い開口、21……クロスピン 22,26……溝、27……細長いスロット 23……スロット、24……三角形の前縁 28……内部円筒ボア、29……ばね 30……頭部、31……中空ナット 32……内側ねじ付き部分、33……ねじ付き端部 34……スタッド、35……通路 36……支承頭部、37……端壁 38……あぶみ片、40……縦方向溝 41……クロスピン、42……スリーブ 43……弧状のスロット、44……小プレート 46……当衝部材、47……円形の輪郭 48……支承面、49……前方ラグ 50……溝、51……調節ねじ
いて示す立面図; 第2治は、本発明によるスキー締具を縦方向軸線に沿っ
て見た垂直断面図; 第3図は、第2図の線III−IIIについての断面図; 第4図は、過大な捩り応力の作用を受けた際にジヨーユ
ニットと回転本体とが回転変位した時を考慮したスキー
締具を示す第3図と類似の断面図; 第5図は、前方転倒の作用の下でスキー靴によって加え
られる前方スラスト力が生じた時を考慮したスキー締具
を示す第3図と類似の断面図; 第6図は、後方転倒の場合を考慮したスキー締具を示す
側面図; 第7図は、後方転倒が生じた時を考慮したスキー締具を
示す第2図と類似の縦方向断面図; 第8図は、本発明によるスキー締具の別の実施例を部分
的に断面を取って示す概略側面図; 第9図及び第10図は、第8図によるスキー締具を、それ
ぞれ垂直面と水平面に沿って断面を取った軸線方向側面
図; 第11図は、スキーヤーが滑り始めに後方転倒して靴保持
用ジヨーユニットがスキー平面に関して垂直上昇運動を
するのに応じて、スキー締具がスキー靴係合離脱位置に
あるところを示す第8図と類似の部分断面図である。 1……スキー靴、2……靴保持用ジヨーユニット 3……アーム、4……側部頬部 5……回転本体、6……側壁 7……端壁、8……スペーサ部材 9……中空ピストン、10……スラストばね 11……ナット、12……調節ねじ 13……ピボット、14……ベース板 15……スキー、16,17……平担面 18……トラニオン、19……スロット 20……細長い開口、21……クロスピン 22,26……溝、27……細長いスロット 23……スロット、24……三角形の前縁 28……内部円筒ボア、29……ばね 30……頭部、31……中空ナット 32……内側ねじ付き部分、33……ねじ付き端部 34……スタッド、35……通路 36……支承頭部、37……端壁 38……あぶみ片、40……縦方向溝 41……クロスピン、42……スリーブ 43……弧状のスロット、44……小プレート 46……当衝部材、47……円形の輪郭 48……支承面、49……前方ラグ 50……溝、51……調節ねじ
Claims (7)
- 【請求項1】スキー靴の爪先端部又は踵端部の少なくと
もいずれか一方を固定するための靴保持用ジョーユニッ
トがスキー面に対して垂直方向に回動変移可能に回転本
体に装着され、該回転本体は、スキーに直交するように
設けられたピボットにスキー面に対して水平方向に回転
可能に取付けられると共に、内部にピストンを摺動可能
に収容し、ピボットに側面に互いに平行な平坦面が形成
され、単一のばねによって、ピボットのスキー靴の位置
とは反対の方向に形成された平坦面にピストンが押し当
てられると共に、該平坦面とは反対側の平坦面に回転本
体の支承面が押し当てられて、靴保持用ジョーユニット
がスキー靴を保持し得るように回転本体のスキー面に対
する水平方向の位置を維持する弾性機構を構成し、靴保
持用ジョーユニットに形成されたガイド部にクロスピン
の両端が当接されて協働してスキー靴を保持し得るよう
に靴保持用ジョーユニットのスキー面に対する垂直方向
の位置を維持する安全スキー締具において、 回転本体が押し当てられる平坦面はピストンが押し当て
られる平坦面よりも幅が狭く形成され、 靴保持用ジョーユニットのスキー面に対して垂直方向に
回動する回動軸はピストンに設けられ、 前記クロスピンはピストンとピボットとの間に配置さ
れ、 ガイド部は、前記靴保持用ジョーユニットがスキーに対
して垂直上方に回動変移する場合に、前記クロスピンを
ピボットに押し当て、その反力によりジョーユニットが
回動軸を介してピストンを前方に移動させる方向に傾斜
して形成されたことを特徴とする安全スキー締具。 - 【請求項2】靴保持用ジョーユニットの回動軸は、回転
本体内のピストンのピボットから遠くに離れた端部の側
部に二つのトラニオンを形成し、該トラニオンは回転本
体の側壁に対応してスキーの長手方向に形成された長孔
に摺動可能に係合され、該トラニオンの端部に靴保持用
ジョーユニットの側部を係合してなることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の安全スキー締具。 - 【請求項3】靴保持用ジョーユニットに先端が係合され
たクロスピンは、回転本体の側壁に対応して形成された
スロットに、スキー長手方向に摺動可能に取付けられた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の安全ス
キー締具。 - 【請求項4】靴保持用ジョーユニットの側部にスロット
が形成され、クロスピンの端部を協働するように係合さ
れるガイド部が、該スロットのスキー靴から離れる方向
の傾斜している一辺に形成されたことを特徴とする特許
請求の範囲第3項に記載の安全スキー締具。 - 【請求項5】靴保持用ジョーユニットが二つの側部を有
し、該側部の前方に靴保持用ジョーユニットの回動軸を
中心とする円形の支承面を設け、支承面が内部ピストン
の端部に同軸上に対応して形成された円形の支承面に回
動可能に係合されたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の安全スキー締具。 - 【請求項6】ピボットを部分的に取囲むU形のあぶみ片
によって構成された回転本体がスタッドによってピスト
ンに装着され、該スタッドは本体がピストン内に配置さ
れてピボットを貫通し、ナットに適合するねじ付き端部
が形成され、前記ナットの頭部と前記ピストンの端壁を
構成する当接部材との間に収容された弾性機構のばねに
抗して、ピストンが摺動可能に装着されたことを特徴と
する特許請求の範囲第5項に記載の安全スキー締具。 - 【請求項7】スタッドは、回転本体がピボットに対して
回転運動するときにスタッドの角度変移を許容する長円
形、又は、頂部で結合された二つの対向する円錐台形の
輪郭を有する通路を介してピボットを横断している特許
請求の範囲第6項に記載の安全スキー締具。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8415229A FR2571267B1 (fr) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | Fixation de securite pour ski |
| FR8415229 | 1984-10-04 | ||
| FR8511302 | 1985-07-24 | ||
| FR8511302A FR2585262B2 (fr) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | Fixation de securite pour ski |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61179178A JPS61179178A (ja) | 1986-08-11 |
| JPH0787871B2 true JPH0787871B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=26224188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60217752A Expired - Lifetime JPH0787871B2 (ja) | 1984-10-04 | 1985-09-30 | 安全スキ−締具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4682786A (ja) |
| EP (1) | EP0179692B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0787871B2 (ja) |
| DE (1) | DE3562706D1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3605313C2 (de) * | 1986-02-19 | 1994-12-08 | Geze Sport | Seitenauslösbare Sicherheitsskibindung |
| FR2596664B1 (fr) * | 1986-04-08 | 1988-12-23 | Look Sa | Fixation de securite pour ski |
| FR2652272B2 (fr) * | 1986-04-08 | 1992-12-31 | Look Sa | Fixation de securite pour ski. |
| FR2629354B1 (fr) * | 1988-03-29 | 1991-03-29 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
| FR2633191B1 (fr) * | 1988-06-24 | 1992-10-02 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
| ATE97588T1 (de) * | 1988-07-28 | 1993-12-15 | Geze Sport | Seitenausloesbarer vorderbacken einer sicherheitsskibindung. |
| DE3939883A1 (de) * | 1989-12-01 | 1991-06-06 | Look Sa | Sicherheitsvorderbacken einer skibindung |
| DE102006039989B4 (de) * | 2006-08-25 | 2015-10-08 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteraggregat einer Skibindung |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2395046A1 (fr) * | 1977-06-22 | 1979-01-19 | Bonfils Juy Patrick | Dispositif de butee avant de securite pour ski |
| FR2418656A2 (fr) * | 1978-01-10 | 1979-09-28 | Beyl Jean Joseph Alfred | Fixation de securite pour ski |
| FR2413915A1 (fr) * | 1978-01-10 | 1979-08-03 | Beyl Jean Joseph Alfred | Fixation de securite pour ski |
| FR2439601A1 (fr) * | 1978-10-27 | 1980-05-23 | Look Sa | Fixation de securite pour ski |
| US4358132A (en) * | 1978-03-03 | 1982-11-09 | Look S.A. | Multidirectional release safety ski binding |
| JPS54126140A (en) * | 1978-03-03 | 1979-10-01 | Beyl Jean Joseph Alfred | Safety binding for ski |
| FR2424037B1 (ja) * | 1978-04-28 | 1982-12-17 | Salomon & Fils F | |
| FR2464727A1 (fr) * | 1979-09-14 | 1981-03-20 | Look Sa | Butee avant de fixation de ski |
| FR2531342A1 (fr) * | 1982-08-03 | 1984-02-10 | Look Sa | Butee avant de securite pour ski |
-
1985
- 1985-09-20 US US06/778,244 patent/US4682786A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-09-24 DE DE8585401852T patent/DE3562706D1/de not_active Expired
- 1985-09-24 EP EP85401852A patent/EP0179692B1/fr not_active Expired
- 1985-09-30 JP JP60217752A patent/JPH0787871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0179692A1 (fr) | 1986-04-30 |
| JPS61179178A (ja) | 1986-08-11 |
| EP0179692B1 (fr) | 1988-05-18 |
| US4682786A (en) | 1987-07-28 |
| DE3562706D1 (de) | 1988-06-23 |
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