JPH0787930A - マグネシウム補給用組成物及びその製造法 - Google Patents
マグネシウム補給用組成物及びその製造法Info
- Publication number
- JPH0787930A JPH0787930A JP5241074A JP24107493A JPH0787930A JP H0787930 A JPH0787930 A JP H0787930A JP 5241074 A JP5241074 A JP 5241074A JP 24107493 A JP24107493 A JP 24107493A JP H0787930 A JPH0787930 A JP H0787930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesium
- acid
- composition
- intake
- cereal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、穀類果皮に由来し、マグネシウムと
カルシウムとの重量比がMg/Ca=5/1以上であり
且つマグネシウムが固形分当り2.5重量%以上である
マグネシウム補給用組成物及び穀類果皮に酸を加えてp
H4.5以下の条件で抽出する上記マグネシウム補給用
組成物の製造法を提供する。 【効果】本発明マグネシウム補給用組成物は、現代人の
陥るMg不足、Ca摂取とのアンバランス是正等に対し
て有効で、呈味性、安全性に優れた天然物由来のマグネ
シウム補給剤として有用で、またMg不足に起因する各
種疾患の予防及び治療にも有効である。
カルシウムとの重量比がMg/Ca=5/1以上であり
且つマグネシウムが固形分当り2.5重量%以上である
マグネシウム補給用組成物及び穀類果皮に酸を加えてp
H4.5以下の条件で抽出する上記マグネシウム補給用
組成物の製造法を提供する。 【効果】本発明マグネシウム補給用組成物は、現代人の
陥るMg不足、Ca摂取とのアンバランス是正等に対し
て有効で、呈味性、安全性に優れた天然物由来のマグネ
シウム補給剤として有用で、またMg不足に起因する各
種疾患の予防及び治療にも有効である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食品、医薬品として
有用なマグネシウム補給用組成物及びその製造法に関す
る。
有用なマグネシウム補給用組成物及びその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マグネシウム(Mg)は、生体において
その50%以上は骨に、残りは柔組織、特に細胞内液に
それぞれ分布し、生命維持に必要不可欠な生理作用を担
っている。このMgが不足すると、生体は種々の病理状
態に陥ることが知られている。例えばMgが欠乏状態に
なると、抑うつ症に罹患し、不安感、感情の鈍化、更に
は興奮、精神錯乱等の精神障害が惹起される。また該M
gの摂取不足が続くと疲労感が著しくなり、心身が不調
となることが知られており、更に発言や文字を書くこと
が不自由になったりする事例も報告されている。
その50%以上は骨に、残りは柔組織、特に細胞内液に
それぞれ分布し、生命維持に必要不可欠な生理作用を担
っている。このMgが不足すると、生体は種々の病理状
態に陥ることが知られている。例えばMgが欠乏状態に
なると、抑うつ症に罹患し、不安感、感情の鈍化、更に
は興奮、精神錯乱等の精神障害が惹起される。また該M
gの摂取不足が続くと疲労感が著しくなり、心身が不調
となることが知られており、更に発言や文字を書くこと
が不自由になったりする事例も報告されている。
【0003】上記Mgは、またカルシウム(Ca)と拮
抗的な機能を分担しており、従ってMg不足になるとC
aの代謝も乱れ、該Caが血管や内臓組織に沈着し、動
脈硬化、腎臓結石等を引き起こすおそれがあるに加え、
該Mg不足はナトリウム(Na)やカリウム(K)を含
む多量ミネラル全般の正しい代謝をも妨げ、循環器系疾
患の発病の引き金となり、突然死の一因となるとも報告
されている。
抗的な機能を分担しており、従ってMg不足になるとC
aの代謝も乱れ、該Caが血管や内臓組織に沈着し、動
脈硬化、腎臓結石等を引き起こすおそれがあるに加え、
該Mg不足はナトリウム(Na)やカリウム(K)を含
む多量ミネラル全般の正しい代謝をも妨げ、循環器系疾
患の発病の引き金となり、突然死の一因となるとも報告
されている。
【0004】上記Mgは、玄米や大豆、小豆等の豆類に
多く含まれているが、今世紀、特に戦後、精製加工食
品、インスタント食品等の普及が加速されるに従い、該
Mgの摂取不足が深刻な問題となってきている。特に成
人におけるMgの目標摂取量は一日300mgと設定さ
れているが、現在の成人一人の一日摂取量はおよそ20
0mg程度といわれ、明らかに摂取不足が認められる。
この摂取不足と共に、Mgは現代社会における各種の精
神ストレスや飲酒等によって損失することが知られてい
る。
多く含まれているが、今世紀、特に戦後、精製加工食
品、インスタント食品等の普及が加速されるに従い、該
Mgの摂取不足が深刻な問題となってきている。特に成
人におけるMgの目標摂取量は一日300mgと設定さ
れているが、現在の成人一人の一日摂取量はおよそ20
0mg程度といわれ、明らかに摂取不足が認められる。
この摂取不足と共に、Mgは現代社会における各種の精
神ストレスや飲酒等によって損失することが知られてい
る。
【0005】また、上記の通りMgとCaとの拮抗的機
能分担より、之等には適正な摂取バランスがあり、それ
は一般にMg/Ca=1/2であるといわれている。し
かるに、近年、日本人のCa摂取不足が深刻となり、そ
の摂取量増加に大きな注意が払われるに至り、該Caの
補給を目的とする各種医薬品や健康食品等が種々研究、
開発され、カレーやふりかけその他の加工食品にまでC
a添加が普及してきたが、このようなCa補給剤はその
Mg含量については全く考慮がなされておらず、その摂
取によれば、むしろ上記Mg/Ca摂取比率が1/4〜
1/5となり、その摂取バランスの著しい低下を招く。
このアンバランスは、循環器疾患、特に虚血性心疾患を
惹起させる要因となる。このように、Ca摂取量の増加
はそれ自体重要ではあるが、同時にMg摂取量とのバラ
ンスを考慮したものでなければならない。
能分担より、之等には適正な摂取バランスがあり、それ
は一般にMg/Ca=1/2であるといわれている。し
かるに、近年、日本人のCa摂取不足が深刻となり、そ
の摂取量増加に大きな注意が払われるに至り、該Caの
補給を目的とする各種医薬品や健康食品等が種々研究、
開発され、カレーやふりかけその他の加工食品にまでC
a添加が普及してきたが、このようなCa補給剤はその
Mg含量については全く考慮がなされておらず、その摂
取によれば、むしろ上記Mg/Ca摂取比率が1/4〜
1/5となり、その摂取バランスの著しい低下を招く。
このアンバランスは、循環器疾患、特に虚血性心疾患を
惹起させる要因となる。このように、Ca摂取量の増加
はそれ自体重要ではあるが、同時にMg摂取量とのバラ
ンスを考慮したものでなければならない。
【0006】以上のように、現代人は、摂取量不足、ス
トレス等による損失、Ca補給によるMg/Ca摂取バ
ランスの不均衡化等により、深刻なMg不足に陥ってお
り、前記各種疾患に罹患する危機にさらされている。
トレス等による損失、Ca補給によるMg/Ca摂取バ
ランスの不均衡化等により、深刻なMg不足に陥ってお
り、前記各種疾患に罹患する危機にさらされている。
【0007】一方、従来より、Mgを含む食品添加物と
しては、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、炭酸マ
グネシウム及びリン酸マグネシウムが知られているが、
この内、酸化マグネシウムは、食品衛生法上、食品の加
工上必要不可欠であって且つ吸着目的の場合以外は用い
てはならず、炭酸マグネシウムも膨脹剤として食品加工
上必要不可欠の場合を除いては利用してはならず、しか
もこれはその食品中への残存量が0.5重量%以下でな
ければならないという規制がある。また塩化マグネシウ
ム及びリン酸マグネシウムは、苦汁の主成分として知ら
れるものであり、いずれも強い苦みを呈する不利があ
り、Mg補給剤としての使用は到底できない現状にあ
る。
しては、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、炭酸マ
グネシウム及びリン酸マグネシウムが知られているが、
この内、酸化マグネシウムは、食品衛生法上、食品の加
工上必要不可欠であって且つ吸着目的の場合以外は用い
てはならず、炭酸マグネシウムも膨脹剤として食品加工
上必要不可欠の場合を除いては利用してはならず、しか
もこれはその食品中への残存量が0.5重量%以下でな
ければならないという規制がある。また塩化マグネシウ
ム及びリン酸マグネシウムは、苦汁の主成分として知ら
れるものであり、いずれも強い苦みを呈する不利があ
り、Mg補給剤としての使用は到底できない現状にあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、現代人の陥っているMgの不足、Ca摂取とのアン
バランス是正等に対して有効な、新しいMg補給組成
物、殊にCa含量に比してMg含量が多く、呈味性に優
れ、また安全性の面でも優れた天然物由来のMg補給組
成物を提供する点にある。
は、現代人の陥っているMgの不足、Ca摂取とのアン
バランス是正等に対して有効な、新しいMg補給組成
物、殊にCa含量に比してMg含量が多く、呈味性に優
れ、また安全性の面でも優れた天然物由来のMg補給組
成物を提供する点にある。
【0009】本発明者らは上記目的より鋭意検討を重ね
た結果、大量且つ安価に入手可能な米糠を始めとする各
種穀類果皮がMgを豊富に含むと共に、これを特定条件
下で抽出する時には、上記目的に合致する所望のMg補
給組成物が得られることを見出し、ここに本発明を完成
するに至った。
た結果、大量且つ安価に入手可能な米糠を始めとする各
種穀類果皮がMgを豊富に含むと共に、これを特定条件
下で抽出する時には、上記目的に合致する所望のMg補
給組成物が得られることを見出し、ここに本発明を完成
するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち本発明によれば、穀
類果皮に由来し、MgとCaとの重量比がMg/Ca=
5/1以上であり且つMgが固形分当り2.5重量%以
上であることを特徴とするMg補給用組成物、特にpH
6で可溶性である上記組成物、及び穀類果皮に酸を加え
てpH4.5以下の条件で抽出することを特徴とする上
記Mg補給用組成物の製造法、特に酸が水溶性キレート
形成能を有するものである上記方法が提供される。
類果皮に由来し、MgとCaとの重量比がMg/Ca=
5/1以上であり且つMgが固形分当り2.5重量%以
上であることを特徴とするMg補給用組成物、特にpH
6で可溶性である上記組成物、及び穀類果皮に酸を加え
てpH4.5以下の条件で抽出することを特徴とする上
記Mg補給用組成物の製造法、特に酸が水溶性キレート
形成能を有するものである上記方法が提供される。
【0011】本発明方法によれば、斯界の要望に合致す
る新しい天然物起源のMg補給用組成物が得られ、該組
成物は、特にMg不足やMg/Ca摂取比率がアンバラ
ンスな現代人に、安全且つ有効にMgを補給でき、また
Mg不足に起因する各種疾患の予防及び治療にも有効で
ある。
る新しい天然物起源のMg補給用組成物が得られ、該組
成物は、特にMg不足やMg/Ca摂取比率がアンバラ
ンスな現代人に、安全且つ有効にMgを補給でき、また
Mg不足に起因する各種疾患の予防及び治療にも有効で
ある。
【0012】以下、本発明方法につき詳述すれば、本発
明において原料とする穀類果皮とは、代表的には米糠を
例示できるが、これに限定されず、例えばあわ、きび、
そば等の穀類を精白乃至製粉した時に得られる外胚乳や
果皮部分、いわゆる糠、ふすまと呼ばれるものを全て包
含する広義の意味において用いられるものとする。また
上記米糠としては、米の品種を問わず、一般にいわれて
いる赤糠、とら糠等のいずれであってもよく、更にヘキ
サン等を用いて油脂成分を除去した脱脂米糠であっても
よい。
明において原料とする穀類果皮とは、代表的には米糠を
例示できるが、これに限定されず、例えばあわ、きび、
そば等の穀類を精白乃至製粉した時に得られる外胚乳や
果皮部分、いわゆる糠、ふすまと呼ばれるものを全て包
含する広義の意味において用いられるものとする。また
上記米糠としては、米の品種を問わず、一般にいわれて
いる赤糠、とら糠等のいずれであってもよく、更にヘキ
サン等を用いて油脂成分を除去した脱脂米糠であっても
よい。
【0013】本発明方法では、上記原料穀類果皮に酸を
加えてpH4.5以下の条件で抽出する。上記抽出操作
は、所定量の水及び酸を原料穀類果皮に加えて攪拌後、
固液分離を行なうことにより実施される。穀類果皮に対
する水量は特に限定はないが、これが少なすぎると所望
Mgの回収率が低くなり、また逆に多すぎると得られる
抽出液のMg濃度が低くなる傾向にあるため、一般には
穀類果皮重量に対して約3〜10倍重量程度の範囲から
選ばれるのが適当である。
加えてpH4.5以下の条件で抽出する。上記抽出操作
は、所定量の水及び酸を原料穀類果皮に加えて攪拌後、
固液分離を行なうことにより実施される。穀類果皮に対
する水量は特に限定はないが、これが少なすぎると所望
Mgの回収率が低くなり、また逆に多すぎると得られる
抽出液のMg濃度が低くなる傾向にあるため、一般には
穀類果皮重量に対して約3〜10倍重量程度の範囲から
選ばれるのが適当である。
【0014】またpHを4.5以下とするために用いら
れる酸としては、任意のものでよいが、通常は塩酸、縮
合リン酸等の鉱酸類や酢酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、コハク酸、酒石酸等の有機酸類が好ましい。
れる酸としては、任意のものでよいが、通常は塩酸、縮
合リン酸等の鉱酸類や酢酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、コハク酸、酒石酸等の有機酸類が好ましい。
【0015】特に上記酸として例えばクエン酸に代表さ
れる水溶性キレート能を有する酸を用いれば、得られる
抽出液は、引続きそのpHを6前後に中和する場合も、
何等沈殿や濁り等を生じることなく透明清浄な水溶液形
態を維持する特徴がある。従ってかかる抽出液は、特に
弱酸性乃至中性付近の液状食品への利用に好適であり、
また水分含量の比較的多い固型食品、例えば麺類やめし
類への適用によっても、之等にざらつき感等の食感を与
えるおそれがなく、好ましいものである。之等水溶性キ
レート能を有する酸は、pHを4.5以下とする限り特
にその添加濃度には限定はないが、あまりに低濃度での
使用は、所望Mg抽出率が低下し、また充分なキレート
効果を発揮できなくなるおそれがあり、逆に高濃度では
中和に多量のアルカリを要する不利があるため、通常
0.05〜0.5モル濃度程度の範囲とするのが好まし
い。
れる水溶性キレート能を有する酸を用いれば、得られる
抽出液は、引続きそのpHを6前後に中和する場合も、
何等沈殿や濁り等を生じることなく透明清浄な水溶液形
態を維持する特徴がある。従ってかかる抽出液は、特に
弱酸性乃至中性付近の液状食品への利用に好適であり、
また水分含量の比較的多い固型食品、例えば麺類やめし
類への適用によっても、之等にざらつき感等の食感を与
えるおそれがなく、好ましいものである。之等水溶性キ
レート能を有する酸は、pHを4.5以下とする限り特
にその添加濃度には限定はないが、あまりに低濃度での
使用は、所望Mg抽出率が低下し、また充分なキレート
効果を発揮できなくなるおそれがあり、逆に高濃度では
中和に多量のアルカリを要する不利があるため、通常
0.05〜0.5モル濃度程度の範囲とするのが好まし
い。
【0016】上記抽出操作の条件は、任意に決定でき、
特に通常の水溶性成分の抽出操作の条件と異なる所はな
い。より詳しくは抽出温度としては、通常室温〜50℃
程度が採用される。しかるにこの温度条件が例えば約6
5℃以上に高くなると、穀類果皮中の澱粉が膨潤、可溶
化し、抽出液の粘度増加や固形分当りのMg濃度の低下
を招く不利がある。また、充分な抽出を行なうための抽
出時間は、通常約15分〜2時間程度の範囲から選ばれ
るのが適当であり、それ以上の長い抽出時間は不必要で
ある。
特に通常の水溶性成分の抽出操作の条件と異なる所はな
い。より詳しくは抽出温度としては、通常室温〜50℃
程度が採用される。しかるにこの温度条件が例えば約6
5℃以上に高くなると、穀類果皮中の澱粉が膨潤、可溶
化し、抽出液の粘度増加や固形分当りのMg濃度の低下
を招く不利がある。また、充分な抽出を行なうための抽
出時間は、通常約15分〜2時間程度の範囲から選ばれ
るのが適当であり、それ以上の長い抽出時間は不必要で
ある。
【0017】上記抽出後の固液分離は、常法に従って行
なうことができる。その例としては、例えば遠心分離、
圧搾、濾過、デカンテーション等及び之等各操作の組合
わせ等を例示できる。上記遠心分離は、代表的には例え
ば約1500×g、15分間程度の条件下に実施でき
る。また、濾過操作は、例えば遠心濾過機(国産遠心
機)、ケージプレス(株式会社精研社)等を用いて実施
することができ、更に適当な濾過助剤、例えばセライト
やセルロース等を用いて実施することもできる。
なうことができる。その例としては、例えば遠心分離、
圧搾、濾過、デカンテーション等及び之等各操作の組合
わせ等を例示できる。上記遠心分離は、代表的には例え
ば約1500×g、15分間程度の条件下に実施でき
る。また、濾過操作は、例えば遠心濾過機(国産遠心
機)、ケージプレス(株式会社精研社)等を用いて実施
することができ、更に適当な濾過助剤、例えばセライト
やセルロース等を用いて実施することもできる。
【0018】上記操作の後、必要に応じて中和、、pH
調整、活性炭による脱色、減圧濃縮、膜濃縮、スプレー
ドライ、凍結乾燥等の操作を適宜行なうことができ、之
等によって所望の液状形態や粉末状形態を有する本発明
所期のMg補給組成物を収得できる。
調整、活性炭による脱色、減圧濃縮、膜濃縮、スプレー
ドライ、凍結乾燥等の操作を適宜行なうことができ、之
等によって所望の液状形態や粉末状形態を有する本発明
所期のMg補給組成物を収得できる。
【0019】かくして得られる本発明Mg補給組成物
は、固形分当り概ね2.5重量%以上のMg分を含み、
且つMg/Ca重量比が5/1以上、より好ましくは1
0/1以上であり、従来のMg製剤のような苦みを有さ
ず、良好な風味を有しており、そのままで又は適当な賦
形剤等を用いて食品添加物や医薬品の形態に賦形して実
用できる。
は、固形分当り概ね2.5重量%以上のMg分を含み、
且つMg/Ca重量比が5/1以上、より好ましくは1
0/1以上であり、従来のMg製剤のような苦みを有さ
ず、良好な風味を有しており、そのままで又は適当な賦
形剤等を用いて食品添加物や医薬品の形態に賦形して実
用できる。
【0020】上記実用的形態としては、例えば粉末形
態、錠剤、散剤、液剤、乳剤、カプセル剤、ペースト、
クリーム、ゲル形態等を例示できる。之等各形態への賦
形に用いられる賦形剤は、慣用される各種のもののいず
れでもよく、例えば乳糖、ブドウ糖、デンプン等を代表
例として例示できる。また各形態への賦形に当っては例
えばセラック、水、エタノール、ブドウ糖液、ゼラチン
溶液等の結合剤、乳糖、炭酸水素ナトリウム、アルギ酸
ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド等の崩壊剤、
白糖、水素添加油、カカオバター等の崩壊抑制剤、グリ
セリン、デンプン等の保湿剤、白色ワセリン、パラフィ
ン、グリセリン、シリコン等の希釈剤(ペースト、クリ
ーム、ゲル等の形態に成形する場合)、その他必要に応
じて慣用される各種の添加剤、例えば着色剤、香料、保
存料、その他の医薬品や食品添加物等を適宜用いること
もできる。
態、錠剤、散剤、液剤、乳剤、カプセル剤、ペースト、
クリーム、ゲル形態等を例示できる。之等各形態への賦
形に用いられる賦形剤は、慣用される各種のもののいず
れでもよく、例えば乳糖、ブドウ糖、デンプン等を代表
例として例示できる。また各形態への賦形に当っては例
えばセラック、水、エタノール、ブドウ糖液、ゼラチン
溶液等の結合剤、乳糖、炭酸水素ナトリウム、アルギ酸
ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド等の崩壊剤、
白糖、水素添加油、カカオバター等の崩壊抑制剤、グリ
セリン、デンプン等の保湿剤、白色ワセリン、パラフィ
ン、グリセリン、シリコン等の希釈剤(ペースト、クリ
ーム、ゲル等の形態に成形する場合)、その他必要に応
じて慣用される各種の添加剤、例えば着色剤、香料、保
存料、その他の医薬品や食品添加物等を適宜用いること
もできる。
【0021】上記各種形態の製剤中に含有させるべきM
gの量は特に限定されず広範囲より適宜選択できるが、
一般には約0.5〜5重量%程度の範囲とするのが適当
である。
gの量は特に限定されず広範囲より適宜選択できるが、
一般には約0.5〜5重量%程度の範囲とするのが適当
である。
【0022】また上記製剤は、食品添加物として各種の
加工食品等に添加配合することができる。かかる加工食
品等は、液状品でも固形品でもよく、その代表例として
は、例えば各種の液体飲料製品、菓子類、調味料、スー
プ、カレー、漬物類、畜肉製品、、乳製品、シリアル等
を例示できる。之等各食品に対する本発明組成物の添加
配合量は特に限定されるものではないが、通常約5〜9
0重量%程度の範囲から選択されるのがよい。
加工食品等に添加配合することができる。かかる加工食
品等は、液状品でも固形品でもよく、その代表例として
は、例えば各種の液体飲料製品、菓子類、調味料、スー
プ、カレー、漬物類、畜肉製品、、乳製品、シリアル等
を例示できる。之等各食品に対する本発明組成物の添加
配合量は特に限定されるものではないが、通常約5〜9
0重量%程度の範囲から選択されるのがよい。
【0023】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため実施
例を挙げる。
例を挙げる。
【0024】
【実施例1】脱脂米糠100gに水1000gを加え、
更に90%乳酸8gを添加して液pHを4.1に調整
し、室温で15分間、時々攪拌しながら抽出を行なっ
た。
更に90%乳酸8gを添加して液pHを4.1に調整
し、室温で15分間、時々攪拌しながら抽出を行なっ
た。
【0025】上記液をさらしで濾過し、更に手で圧搾し
て、濾液840gを得た。
て、濾液840gを得た。
【0026】この抽出液のMg濃度(電子吸光法によ
る、以下同じ)は114mg/100g(絶乾重量当り
3.3%)であり、Mg/Ca(重量比)は25/1で
あった。
る、以下同じ)は114mg/100g(絶乾重量当り
3.3%)であり、Mg/Ca(重量比)は25/1で
あった。
【0027】
【実施例2】脱脂米糠1000gに水を加え、2N塩酸
にて液pHを2.2に調整し、更に水を加えて総重量を
6000gとした。これを室温で30分間放置した後、
さらしを用いて粗濾過し、更に1500×g、15分間
の遠心分離を行なって、淡黄色透明な抽出液4100g
を得た。
にて液pHを2.2に調整し、更に水を加えて総重量を
6000gとした。これを室温で30分間放置した後、
さらしを用いて粗濾過し、更に1500×g、15分間
の遠心分離を行なって、淡黄色透明な抽出液4100g
を得た。
【0028】この抽出液に2N水酸化ナトリウム溶液を
加えてpHを5.0に調整し、該液を凍結乾燥して、粉
末265gを得た。
加えてpHを5.0に調整し、該液を凍結乾燥して、粉
末265gを得た。
【0029】この粉末の分析値は下記表1の通りであ
る。また、この粉末は苦みを呈することなく、美味しい
ものであった。
る。また、この粉末は苦みを呈することなく、美味しい
ものであった。
【0030】
【表1】
【0031】
【実施例3】実施例1と同様にして得られた抽出液50
0gに、活性炭(カルボラW−50、武田薬品工業社
製)2.5gを加えて15分間攪拌後、珪藻土(スタン
ダードスーパーセル、東京興業貿易商会販売)をプレコ
ートしたヌッチェで吸引濾過して、淡黄色透明な液を
得、これを凍結乾燥して粉末15gを得た。
0gに、活性炭(カルボラW−50、武田薬品工業社
製)2.5gを加えて15分間攪拌後、珪藻土(スタン
ダードスーパーセル、東京興業貿易商会販売)をプレコ
ートしたヌッチェで吸引濾過して、淡黄色透明な液を
得、これを凍結乾燥して粉末15gを得た。
【0032】この粉末15gに発酵乳(プレーン)1k
g及び砂糖1kgを混合し、湯煎で75℃、10分間殺
菌を行なった。これにクエン酸10g及びオレンジエッ
センス1.25gを混合して、乳酸菌飲料を得た。
g及び砂糖1kgを混合し、湯煎で75℃、10分間殺
菌を行なった。これにクエン酸10g及びオレンジエッ
センス1.25gを混合して、乳酸菌飲料を得た。
【0033】この乳酸菌飲料は、約5倍に希釈して飲用
すると美味であり、牛乳由来のカルシウムとマグネシウ
ムとの重量比が概ね2:1(Mg=24mg/100
g、Ca=49mg/100g)となり、最も適正とさ
れる摂取バランスに設定された健康的な食品となった。
すると美味であり、牛乳由来のカルシウムとマグネシウ
ムとの重量比が概ね2:1(Mg=24mg/100
g、Ca=49mg/100g)となり、最も適正とさ
れる摂取バランスに設定された健康的な食品となった。
【0034】
【実施例4】脱脂米糠2kgに水10kg、クエン酸1
47gを加え(クエン酸使用濃度0.058モル/k
g、pH=4.1)、充分に攪拌した後、遠心分離によ
り抽出液8.2kgを得た。この抽出液に活性炭(カル
ボラW−50、武田薬品工業社製)82gを加えて脱色
した。その後、濾過操作により活性炭を除去し、次いで
2N水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.0に調整
し、該液を凍結乾燥して、粉末540gを得た。
47gを加え(クエン酸使用濃度0.058モル/k
g、pH=4.1)、充分に攪拌した後、遠心分離によ
り抽出液8.2kgを得た。この抽出液に活性炭(カル
ボラW−50、武田薬品工業社製)82gを加えて脱色
した。その後、濾過操作により活性炭を除去し、次いで
2N水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.0に調整
し、該液を凍結乾燥して、粉末540gを得た。
【0035】この粉末はMgを3.2重量%、Caを
0.13重量%含む白色粉末であり、その5gを水10
0gに入れて攪拌すれば、水に容易に溶解し、pH6の
透明な溶液となった。
0.13重量%含む白色粉末であり、その5gを水10
0gに入れて攪拌すれば、水に容易に溶解し、pH6の
透明な溶液となった。
【0036】
【実施例5】実施例4で得られた白色粉末形態の本発明
Mg補給剤粉末を、米一合(150g)に対して4gと
なる量で、生米に添加し、これを炊飯して炊飯米を得
た。
Mg補給剤粉末を、米一合(150g)に対して4gと
なる量で、生米に添加し、これを炊飯して炊飯米を得
た。
【0037】その結果、得られた炊飯米はその味、風
味、外観とも上記粉末無添加の炊飯米と差は認められな
かったが、その栄養成分含量は、下記表2に示す通りで
あり、玄米飯(四訂食品成分表、科学技術庁資源調査会
編による)とほぼ同様となり、Mg、亜鉛、銅、ビタミ
ン類(ビタミンB1、ナイアシン)が強化され、栄養学
的に炊飯米を遥かに凌ぐものとなった。
味、外観とも上記粉末無添加の炊飯米と差は認められな
かったが、その栄養成分含量は、下記表2に示す通りで
あり、玄米飯(四訂食品成分表、科学技術庁資源調査会
編による)とほぼ同様となり、Mg、亜鉛、銅、ビタミ
ン類(ビタミンB1、ナイアシン)が強化され、栄養学
的に炊飯米を遥かに凌ぐものとなった。
【0038】
【表2】
Claims (4)
- 【請求項1】穀類果皮に由来し、マグネシウムとカルシ
ウムとの重量比がMg/Ca=5/1以上であり且つマ
グネシウムが固形分当り2.5重量%以上であることを
特徴とするマグネシウム補給用組成物。 - 【請求項2】pH6で可溶性である請求項1に記載の組
成物。 - 【請求項3】穀類果皮に酸を加えてpH4.5以下の条
件で抽出することを特徴とする請求項1に記載のマグネ
シウム補給用組成物の製造法。 - 【請求項4】酸が水溶性キレート形成能を有するもので
ある請求項3に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241074A JPH0787930A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | マグネシウム補給用組成物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241074A JPH0787930A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | マグネシウム補給用組成物及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787930A true JPH0787930A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17068914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5241074A Pending JPH0787930A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | マグネシウム補給用組成物及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787930A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005027946A1 (de) * | 2003-08-20 | 2005-03-31 | Randolph Riemschneider | Pflanzliche plazenta-extrakte, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241074A patent/JPH0787930A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005027946A1 (de) * | 2003-08-20 | 2005-03-31 | Randolph Riemschneider | Pflanzliche plazenta-extrakte, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| JP2007515376A (ja) * | 2003-08-20 | 2007-06-14 | 山川貿易株式会社 | 植物胎座抽出物、その生産方法及びその使用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3859988B2 (ja) | 高血圧症予防・改善・治療剤 | |
| JPH07213251A (ja) | 抗酸化物質を含有する健康飲食品および抗酸化物質の製造法 | |
| CN110876258B (zh) | 提高肠内吸收率的甜菜根汁、其制备方法及其用途 | |
| KR101896024B1 (ko) | 가르시니아 캄보지아 추출물을 활용한 기능성 식품 조성물 및 이의 제조방법 | |
| CN103891963A (zh) | 一种降血压降血脂降血糖的保健茶及其制备方法 | |
| CN106722607A (zh) | 一种桑葚果酱的制备方法 | |
| CN102894272A (zh) | 茉莉茶香面条 | |
| JP4812222B2 (ja) | ミネラル吸収促進剤 | |
| KR20210008191A (ko) | 수용성 규소 함유 추출물을 포함하는 기능성 식품 조성물 및 기능성 조성물 | |
| JP2003081824A (ja) | 高血圧症予防・改善・治療剤 | |
| WO2016067138A1 (en) | A health-promoting chewable food product free of areca nuts and tobacco and the process and composition thereof | |
| JP2002186453A (ja) | オリーブ抽出物を含有してなる飲食物 | |
| KR102465346B1 (ko) | 구절초 및 꾸지뽕 복합 추출물을 유효성분으로 포함하는 항염증 조성물 | |
| KR100237168B1 (ko) | 동과, 팥, 다엽 및 상지의 추출물을 함유하는 비만조절용 건강식품 | |
| RU2548469C1 (ru) | Состав для получения шоколада | |
| JPH0787930A (ja) | マグネシウム補給用組成物及びその製造法 | |
| JP2900070B2 (ja) | 食品用カリウム補給組成物及びその製造方法 | |
| JP2005304355A (ja) | そば芽抽出エキスを含有する食品 | |
| CN102813742B (zh) | 一种具有改善营养性贫血的天然药食同源原料及制备方法 | |
| JPH0356424A (ja) | カリウム補給用剤、その製法及びこれを含む飲食・医薬品 | |
| KR100194375B1 (ko) | 호박 추출물을 유효성분으로 하는 생약함유 건강보조식품의 제조방법 | |
| CN103931793A (zh) | 一种美容养颜花生油及其制备方法 | |
| JP2002255832A (ja) | ミネラル吸収促進剤ならびに貧血改善剤 | |
| JP2003277273A (ja) | ミネラル吸収促進剤 | |
| KR20190051680A (ko) | 항산화능이 증진된 옥수수차의 제조방법 |