JPH078800B2 - マクロライド系抗生物質の水懸濁組成物 - Google Patents
マクロライド系抗生物質の水懸濁組成物Info
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- JPH078800B2 JPH078800B2 JP63159256A JP15925688A JPH078800B2 JP H078800 B2 JPH078800 B2 JP H078800B2 JP 63159256 A JP63159256 A JP 63159256A JP 15925688 A JP15925688 A JP 15925688A JP H078800 B2 JPH078800 B2 JP H078800B2
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- amorphous solid
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬品用組成物に係り、殊にマクロライド系抗
生物質の水懸濁組成物に係る。
生物質の水懸濁組成物に係る。
(従来の技術及び課題) マクロライド系抗生物質は中範囲の抗菌スペクトルを有
しており、経口投与により吸収され、毒性が低いために
有用な抗生物質として汎用され、殊に小児用に多く使用
されている。
しており、経口投与により吸収され、毒性が低いために
有用な抗生物質として汎用され、殊に小児用に多く使用
されている。
小児用として用いられる場合に、この種の抗生物質は通
例ドライシロップ剤又はシロップ剤として製剤化される
が、シロップ剤の方が嗜好性において優れている。マク
ロライド系抗生物質の非晶質固体粉末を用いて慣用の方
法によりシロップ剤として製剤化する場合に、即ち甘味
料としての白糖を含有する水溶液に非晶質固体原末を添
加し、分散させることにより水懸濁物になした場合に、
この懸濁物は調製当初においては流動性を有しているが
経時的にゲル状態に変化して流動性が失われる点に課題
を有していた。このゲル化は、保存温度が高い程早期に
生じる。
例ドライシロップ剤又はシロップ剤として製剤化される
が、シロップ剤の方が嗜好性において優れている。マク
ロライド系抗生物質の非晶質固体粉末を用いて慣用の方
法によりシロップ剤として製剤化する場合に、即ち甘味
料としての白糖を含有する水溶液に非晶質固体原末を添
加し、分散させることにより水懸濁物になした場合に、
この懸濁物は調製当初においては流動性を有しているが
経時的にゲル状態に変化して流動性が失われる点に課題
を有していた。このゲル化は、保存温度が高い程早期に
生じる。
(課題を解決する手段及び作用) 本発明者等は、上記の課題を解決するために鋭意検討を
重ねた結果、意外にも、マクロライド系抗生物質の非晶
質固体原末に、水溶性セルロース系ポリマーと蔗糖とが
組み合わされて配合され、かつ蔗糖が、マクロライド系
抗生物質の非晶質固体原末2重量%に対して、20〜40重
量%の割合で配合されているマクロライド系抗生物質の
水懸濁組成物は長期間保存しても安定であり、ゲル化し
ないことを見い出して本発明を完成するに至った。
重ねた結果、意外にも、マクロライド系抗生物質の非晶
質固体原末に、水溶性セルロース系ポリマーと蔗糖とが
組み合わされて配合され、かつ蔗糖が、マクロライド系
抗生物質の非晶質固体原末2重量%に対して、20〜40重
量%の割合で配合されているマクロライド系抗生物質の
水懸濁組成物は長期間保存しても安定であり、ゲル化し
ないことを見い出して本発明を完成するに至った。
本発明による水懸濁組成物を調製する場合に用いられる
水溶性セルロース系ポリマーとしては、ハイドロオキシ
プロピルメチルセルロース、ハイドロオキシプロピルセ
ルロース等を例示することができる。本発明による水懸
濁組成物におけるマクロライド系抗生物質と、水溶性セ
ルロース系ポリマーと、蔗糖との量割合は選択された抗
生物質やポリマーの種類等に依存して異なるが、一般的
にはマクロライド系抗生物質の非晶質固体原末2重量%
に対して、水溶性セルロース系ポリマーが0.7-1.5重量
%、蔗糖が20-40重量%程度であるのが好ましい。
水溶性セルロース系ポリマーとしては、ハイドロオキシ
プロピルメチルセルロース、ハイドロオキシプロピルセ
ルロース等を例示することができる。本発明による水懸
濁組成物におけるマクロライド系抗生物質と、水溶性セ
ルロース系ポリマーと、蔗糖との量割合は選択された抗
生物質やポリマーの種類等に依存して異なるが、一般的
にはマクロライド系抗生物質の非晶質固体原末2重量%
に対して、水溶性セルロース系ポリマーが0.7-1.5重量
%、蔗糖が20-40重量%程度であるのが好ましい。
尚、本発明による水懸濁組成物を製剤化してシロップ剤
になす場合には芳香剤、着色剤、保存剤、安定剤、懸濁
化剤、粘稠化剤等の通例の添加物を配合することができ
る。
になす場合には芳香剤、着色剤、保存剤、安定剤、懸濁
化剤、粘稠化剤等の通例の添加物を配合することができ
る。
(製造例等) 次に、製造例及び比較例により本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
製造例1及び比較例1 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン(商品
名:ミオカマイシン)10gを、エチルセルロース1g含有
ジオキサン溶液100mlに溶解させた。この溶液を‐40℃
で凍結させた後に、100mmHg以下の減圧下で溶媒を昇華
除去して10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン
の完全な非晶質固体を得た。
名:ミオカマイシン)10gを、エチルセルロース1g含有
ジオキサン溶液100mlに溶解させた。この溶液を‐40℃
で凍結させた後に、100mmHg以下の減圧下で溶媒を昇華
除去して10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン
の完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース0.5g及び蔗糖30gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース0.5g及び蔗糖30gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース及び蔗
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例2及び比較例2 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gをジオ
キサン溶液100mlに溶解させた。この溶液を‐40℃で凍
結させた後に、100mmHg以下の減圧下で溶媒を昇華除去
して10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完
全な非晶質固体を得た。
キサン溶液100mlに溶解させた。この溶液を‐40℃で凍
結させた後に、100mmHg以下の減圧下で溶媒を昇華除去
して10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完
全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース0.5g、蔗糖15g及びアクリル酸重合体0.0
5gを含有する水溶液100ml中に添加し混合して充分に分
散させることにより水懸濁組成物を得た。
チルセルロース0.5g、蔗糖15g及びアクリル酸重合体0.0
5gを含有する水溶液100ml中に添加し混合して充分に分
散させることにより水懸濁組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース、蔗糖
及びアクリル酸重合体を含有しない単なる水に上記の非
晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照
組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件
下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
及びアクリル酸重合体を含有しない単なる水に上記の非
晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照
組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件
下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例3及び比較例3 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.0g及び蔗糖40gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース1.0g及び蔗糖40gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース及び蔗
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例4及び比較例4 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.0g及び蔗糖35gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース1.0g及び蔗糖35gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース及び蔗
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。この対照組成物を25℃の温度条件下に保存した処、
24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例5及び比較例5 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
この非晶質固体1gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース0.7g、蔗糖10g及びアラビアゴム0.5gを
含有する水溶液50ml中に添加し混合して充分に分散させ
ることにより水懸濁組成物を得た。
チルセルロース0.7g、蔗糖10g及びアラビアゴム0.5gを
含有する水溶液50ml中に添加し混合して充分に分散させ
ることにより水懸濁組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、アラビアゴムを含有し、ハイドロオキシプロピル
メチルセルロース及び蔗糖を含有しない水溶液に上記の
非晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対
照組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条
件下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈してい
た。
メチルセルロース及び蔗糖を含有しない水溶液に上記の
非晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対
照組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条
件下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈してい
た。
製造例6及び比較例6 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
チルセルロース1g含有ジクロロメタン溶液100mlに溶解
させた。この溶液を常法により噴霧乾燥させて10-アセ
チル‐3″‐アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固
体を得た。
この非晶質固体1gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.5g、蔗糖30g及び安息香酸0.5gを含有
する水溶液50ml中に添加し混合して充分に分散させるこ
とにより水懸濁組成物を得た。
チルセルロース1.5g、蔗糖30g及び安息香酸0.5gを含有
する水溶液50ml中に添加し混合して充分に分散させるこ
とにより水懸濁組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、安息香酸を含有し、ハイドロオキシプロピルメチ
ルセルロース及び蔗糖を含有しない水溶液に上記の非晶
質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組
成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件下
に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
ルセルロース及び蔗糖を含有しない水溶液に上記の非晶
質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組
成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件下
に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例7及び比較例7 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gをジク
ロロメタン溶液100mlに溶解させた。この溶液を常法に
より噴霧乾燥させて10-アセチル‐3″‐アセチルミデ
カマイシンの完全な非晶質固体を得た。
ロロメタン溶液100mlに溶解させた。この溶液を常法に
より噴霧乾燥させて10-アセチル‐3″‐アセチルミデ
カマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.0g、蔗糖30g及びアクリル酸重合体0.0
5gを含有する水溶液100ml中に添加し混合して充分に分
散させることにより水懸濁組成物を得た。
チルセルロース1.0g、蔗糖30g及びアクリル酸重合体0.0
5gを含有する水溶液100ml中に添加し混合して充分に分
散させることにより水懸濁組成物を得た。
この水懸濁組成物を25℃及び40℃の温度条件下でそれぞ
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
れ1年間保存した後に調べた処、依然として安定な水懸
濁状態を維持していた。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース、蔗糖
及びアクリル酸重合体を含有しない単なる水に上記の非
晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照
組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件
下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
及びアクリル酸重合体を含有しない単なる水に上記の非
晶質固体を上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照
組成物)を調製した。この対照組成物を25℃の温度条件
下に保存した処、24時間後にはゲル状態を呈していた。
製造例8及び比較例8 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して、10-アセチル‐3″‐
アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して、10-アセチル‐3″‐
アセチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース0.5g及び蔗糖25gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース0.5g及び蔗糖25gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロースを含有
し、蔗糖を含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記
と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製
した。
し、蔗糖を含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記
と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製
した。
これらの水懸濁組成物を50℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は3日間でゲル状態
に呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は3日間でゲル状態
に呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
製造例9及び比較例9 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルセ
ルロース0.5g及び蔗糖35gを含有する水溶液100ml中に添
加し混合して充分に分散させることにより水懸濁組成物
を得た。
ルロース0.5g及び蔗糖35gを含有する水溶液100ml中に添
加し混合して充分に分散させることにより水懸濁組成物
を得た。
一方、ハイドロオキシプロピルセルロースを含有し、蔗
糖を含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記と同様
に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製した。
糖を含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記と同様
に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製した。
これらの水懸濁組成物を50℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は3日間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は3日間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
製造例10及び比較例10 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルセ
ルロース1.5g及び蔗糖40gを含有する水溶液100ml中に添
加し混合して充分に分散させることにより水懸濁組成物
を得た。
ルロース1.5g及び蔗糖40gを含有する水溶液100ml中に添
加し混合して充分に分散させることにより水懸濁組成物
を得た。
一方、蔗糖を含有し、ハイドロオキシプロピルセルロー
スを含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記と同様
に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製した。
スを含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記と同様
に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製した。
これらの水懸濁組成物を50℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
製造例11及び比較例11 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.0g及び蔗糖20gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース1.0g及び蔗糖20gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
一方、蔗糖を含有し、ハイドロオキシプロピルメチルセ
ルロースを含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記
と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製
した。
ルロースを含有しない水溶液に上記の非晶質固体を上記
と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製
した。
これらの水懸濁組成物を50℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
製造例12及び比較例12 10-アセチル‐3″‐アセチルミデカマイシン10gを、エ
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
チルセルロース1g含有ジオキサン溶液100mlに溶解させ
た。この溶液を‐40℃で凍結させた後に、100mmHg以下
の減圧下で溶媒を昇華除去して10-アセチル‐3″‐ア
セチルミデカマイシンの完全な非晶質固体を得た。
この非晶質固体2gを採取し、ハイドロオキシプロピルセ
ルロース0.5g、蔗糖20g、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム0.5g、安息香酸ナトリウム0.5g、クエン酸緩
衝液30g及び食用黄色5号0.01gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
ルロース0.5g、蔗糖20g、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム0.5g、安息香酸ナトリウム0.5g、クエン酸緩
衝液30g及び食用黄色5号0.01gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
一方、ハイドロオキシプロピルセルロースを含有せず、
他の上記諸成分を含有する水溶液に上記の非晶質固体を
上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を
調製した。
他の上記諸成分を含有する水溶液に上記の非晶質固体を
上記と同様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を
調製した。
これらの水懸濁組成物を50℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は24時間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は2週間
経過後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
製造例13及び比較例13 ミデカマイシン(商品名:メデマイシン)5gをジクロロ
メタン溶液100mlに溶解させた。この溶液を常法により
噴霧乾燥させてミデカマイシンの完全な非晶質固体を得
た。
メタン溶液100mlに溶解させた。この溶液を常法により
噴霧乾燥させてミデカマイシンの完全な非晶質固体を得
た。
この非晶質固体1gを採取し、ハイドロオキシプロピルメ
チルセルロース1.0g及び蔗糖30gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
チルセルロース1.0g及び蔗糖30gを含有する水溶液100ml
中に添加し混合して充分に分散させることにより水懸濁
組成物を得た。
一方、ハイドロオキシプロピルメチルセルロース及び蔗
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。
糖を含有しない単なる水に上記の非晶質固体を上記と同
様に分散させて水懸濁組成物(対照組成物)を調製し
た。
これらの水懸濁組成物を40℃の温度条件下でそれぞれ保
存し経時的に調べた処、対照組成物は1週間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は1年間
保存後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
存し経時的に調べた処、対照組成物は1週間でゲル状態
を呈したのに対して本発明による水懸濁組成物は1年間
保存後にも安定な水懸濁状態を維持していた。
(発明の効果) マクロライド系抗生物質をシロップ剤として製剤化する
場合に、常法に従い、その非晶質固体原末を蔗糖含有水
溶液に分散させて得られる水懸濁組成物は経時的にゲル
化して流動性を失うが、本発明方法により水溶性セルロ
ース系ポリマーを共存させることによりゲル化を阻止乃
至著しく遅延させることができる。
場合に、常法に従い、その非晶質固体原末を蔗糖含有水
溶液に分散させて得られる水懸濁組成物は経時的にゲル
化して流動性を失うが、本発明方法により水溶性セルロ
ース系ポリマーを共存させることによりゲル化を阻止乃
至著しく遅延させることができる。
従って、本発明は安定なマクロライド系抗生物質含有シ
ロップ剤の製造を可能にするものであり、その保存管理
を容易ならしめる。
ロップ剤の製造を可能にするものであり、その保存管理
を容易ならしめる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 信二郎 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明治 製菓株式会社薬品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−5412(JP,A) 特開 昭53−145906(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】マクロライド系抗生物質の非晶質固体原末
に、水溶性セルロース系ポリマーと蔗糖とが組み合わさ
れて配合され、かつ蔗糖が、マクロライド系抗生物質の
非晶質固体原末2重量%に対して、20〜40重量%の割合
で配合されているマクロライド系抗生物質の水懸濁組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63159256A JPH078800B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | マクロライド系抗生物質の水懸濁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63159256A JPH078800B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | マクロライド系抗生物質の水懸濁組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH029821A JPH029821A (ja) | 1990-01-12 |
| JPH078800B2 true JPH078800B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15689782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63159256A Expired - Lifetime JPH078800B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | マクロライド系抗生物質の水懸濁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4211021C2 (de) * | 1992-04-02 | 1996-02-29 | Kaltenbach & Voigt | Zahnärztlicher Artikulator |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53145906A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-19 | Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd | Stable aqueous dispersion of 10-propionyl gosamycin |
| JPS565412A (en) * | 1979-05-19 | 1981-01-20 | Meiji Seika Kaisha Ltd | Pharmaceutical composition |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63159256A patent/JPH078800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH029821A (ja) | 1990-01-12 |
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