JPH078807Y2 - 脱硝・消音・汚染防止装置 - Google Patents
脱硝・消音・汚染防止装置Info
- Publication number
- JPH078807Y2 JPH078807Y2 JP916092U JP916092U JPH078807Y2 JP H078807 Y2 JPH078807 Y2 JP H078807Y2 JP 916092 U JP916092 U JP 916092U JP 916092 U JP916092 U JP 916092U JP H078807 Y2 JPH078807 Y2 JP H078807Y2
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- fiber material
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば熱機関等から排出
される排気ガスの窒素酸化物や騒音や粉じん等を脱硝・
消音・浄化する装置に関する。
される排気ガスの窒素酸化物や騒音や粉じん等を脱硝・
消音・浄化する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば熱機関としてのディーゼル
機関から排出される排気ガスには、有害な窒素酸化物が
含有されているが、この窒素酸化物はPt,Rh,Pd
などの特殊金属触媒を用いて低減させたり、あるいは触
媒を用いたアンモニア還元法によっていた。また、排気
ガスの中には亜鉛やヒュームガス等の有害な粉じん(す
す状の微粒子)が含まれている。一方、排気ガスの騒音
はマフラによって消音しており、すなわち排気ガスの騒
音エネルギーをマフラ内の膨張室と仕切板とによる流体
の圧力損失を利用して低減させている。
機関から排出される排気ガスには、有害な窒素酸化物が
含有されているが、この窒素酸化物はPt,Rh,Pd
などの特殊金属触媒を用いて低減させたり、あるいは触
媒を用いたアンモニア還元法によっていた。また、排気
ガスの中には亜鉛やヒュームガス等の有害な粉じん(す
す状の微粒子)が含まれている。一方、排気ガスの騒音
はマフラによって消音しており、すなわち排気ガスの騒
音エネルギーをマフラ内の膨張室と仕切板とによる流体
の圧力損失を利用して低減させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特殊金属触媒の使用や、触媒を用いたアンモニア還
元法によって脱硝すると、装置が大型化し、また、費用
が嵩むという問題点があった。また、黒鉛やヒュームガ
ス等の有害な粉じん(すす状の微粒子)がそのまま排出
されると、大気が汚染されるという問題点もあった。さ
らに、従来のマフラによって消音すると、これより上流
側の排気ガスの圧力を上昇させなければならず、このた
めディーゼル機関等の背圧を増加させて内燃機関の燃焼
効率を低下させてしまうという問題点もあった。
うな特殊金属触媒の使用や、触媒を用いたアンモニア還
元法によって脱硝すると、装置が大型化し、また、費用
が嵩むという問題点があった。また、黒鉛やヒュームガ
ス等の有害な粉じん(すす状の微粒子)がそのまま排出
されると、大気が汚染されるという問題点もあった。さ
らに、従来のマフラによって消音すると、これより上流
側の排気ガスの圧力を上昇させなければならず、このた
めディーゼル機関等の背圧を増加させて内燃機関の燃焼
効率を低下させてしまうという問題点もあった。
【0004】本考案は、脱硝する装置が小型化できると
ともに費用が安価となり、また大気の汚染を防止し、さ
らに内燃機関等の燃焼効率を向上させる脱硝・消音・汚
染防止装置を提供することを目的とする。
ともに費用が安価となり、また大気の汚染を防止し、さ
らに内燃機関等の燃焼効率を向上させる脱硝・消音・汚
染防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本考案にあっては、略筒状であって前後両端側
に閉止板が設けられた筐体と、前記前端側閉止板に取り
付けられ、排気ガスを前記筐体内に導入するための入口
管と、前記筐体内に配設された炭素繊維材と、この炭素
繊維材を覆うようにして配設された網状部材と、前記後
端側閉止板に取り付けられ、前記筐体内の排気ガスを外
部に排気するための出口管とを備え、前記炭素繊維材に
直流電源の正極側を接続するとともに前記入口管に前記
直流電源の負極側を接続した構成とするものである。
るために本考案にあっては、略筒状であって前後両端側
に閉止板が設けられた筐体と、前記前端側閉止板に取り
付けられ、排気ガスを前記筐体内に導入するための入口
管と、前記筐体内に配設された炭素繊維材と、この炭素
繊維材を覆うようにして配設された網状部材と、前記後
端側閉止板に取り付けられ、前記筐体内の排気ガスを外
部に排気するための出口管とを備え、前記炭素繊維材に
直流電源の正極側を接続するとともに前記入口管に前記
直流電源の負極側を接続した構成とするものである。
【0006】
【作用】排気ガスに含有されるNOXは炭素繊維材と接
触すると、その触媒作用による化学吸着と解離により、
N2,CO2およびCOガスに変換される。また、同時に
この装置内に噴出された排気ガスの流れは乱流であるの
で、これが炭素繊維材に衝突するときに渦が発生し、こ
の発生した渦は、流れるように移動するときに網状部材
と軟質多孔質材の炭素繊維フェルトまたはマットによっ
て整流され、渦は途中で消えて層流となり、騒音エネル
ギーは減少して騒音の音圧レベルは低下する。また、同
時に排気ガスに含まれる有害な粉じん(微粒子)が入口
管に入ると網状部材に接触して負電荷粒子となる。この
負電荷粒子は正電荷をもった炭素繊維材と金網によって
電気的に吸着され、NOX,すす濃度及び騒音レベルの
低い排気ガスは出口管から大気へ放出される。
触すると、その触媒作用による化学吸着と解離により、
N2,CO2およびCOガスに変換される。また、同時に
この装置内に噴出された排気ガスの流れは乱流であるの
で、これが炭素繊維材に衝突するときに渦が発生し、こ
の発生した渦は、流れるように移動するときに網状部材
と軟質多孔質材の炭素繊維フェルトまたはマットによっ
て整流され、渦は途中で消えて層流となり、騒音エネル
ギーは減少して騒音の音圧レベルは低下する。また、同
時に排気ガスに含まれる有害な粉じん(微粒子)が入口
管に入ると網状部材に接触して負電荷粒子となる。この
負電荷粒子は正電荷をもった炭素繊維材と金網によって
電気的に吸着され、NOX,すす濃度及び騒音レベルの
低い排気ガスは出口管から大気へ放出される。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4は本考案に係る脱硝・消音・汚染防止装置
の一実施例を示す図である。
1ないし図4は本考案に係る脱硝・消音・汚染防止装置
の一実施例を示す図である。
【0008】図1において、符号1は略円筒状の筐体で
あり、この筐体1の前後両端側にはそれぞれ前端側閉止
板2と後端側閉止板3が設けられている。前端側閉止板
2にはディーゼル機関等から排出される排気ガスを筐体
1内に導入するための入口管4が取り付けられている。
筐体1内に位置する入口管4には騒音の共鳴を消音する
ための小孔5が形成されている。入口管4に入った排気
ガスの大部分はこの先端の開口部から噴射される。
あり、この筐体1の前後両端側にはそれぞれ前端側閉止
板2と後端側閉止板3が設けられている。前端側閉止板
2にはディーゼル機関等から排出される排気ガスを筐体
1内に導入するための入口管4が取り付けられている。
筐体1内に位置する入口管4には騒音の共鳴を消音する
ための小孔5が形成されている。入口管4に入った排気
ガスの大部分はこの先端の開口部から噴射される。
【0009】筐体1内には略円筒形の炭素繊維フェルト
6が配設され、この炭素繊維フェルト6の両側には10
〜100μmの極細線からなるステンレス製の金網7
a,7bが覆うようにして配設されている。炭素繊維フ
ェルト6の外側にはスペーサ8を介して略円筒形であっ
て前記の径より少し大きい炭素繊維フェルト9が位置
し、また前記同様に金網10a,10bに覆われてい
る。筐体1と金網10bとの間には電気的絶縁材11が
介装されており、また炭素繊維フェルト9には導電性材
料12が入れられている。
6が配設され、この炭素繊維フェルト6の両側には10
〜100μmの極細線からなるステンレス製の金網7
a,7bが覆うようにして配設されている。炭素繊維フ
ェルト6の外側にはスペーサ8を介して略円筒形であっ
て前記の径より少し大きい炭素繊維フェルト9が位置
し、また前記同様に金網10a,10bに覆われてい
る。筐体1と金網10bとの間には電気的絶縁材11が
介装されており、また炭素繊維フェルト9には導電性材
料12が入れられている。
【0010】入口管4の入口側であって内壁面には、図
2に示すように電気的絶縁材13が取り付けられ、この
中に金属線14が入れられ、この金属線14には金属網
(炭素繊維網でもよい)15が取り付けられている。ま
た、金属網15には電池16の負極側からの電線17a
が接続され、電池16の正極側からの電線17bは導電
性材料12に接続されている。
2に示すように電気的絶縁材13が取り付けられ、この
中に金属線14が入れられ、この金属線14には金属網
(炭素繊維網でもよい)15が取り付けられている。ま
た、金属網15には電池16の負極側からの電線17a
が接続され、電池16の正極側からの電線17bは導電
性材料12に接続されている。
【0011】金網7a,7bの間に位置する炭素繊維フ
ェルト6は、この金網7a,7bの前後両端側には充填
されていず、この両端側は排気ガスが炭素繊維フェルト
6,9間に流入するための通路18,19となってい
る。後端側閉止板3の内側には略円板状の炭素繊維フェ
ルト20が位置し、この炭素繊維フェルト20も前記同
様に金網21a,21bに覆われている。また後端側閉
止板3には筐体1内の排気ガスを大気に放出するための
出口管22が取り付けられている。なお、金網7bにつ
いては、代りにパンチ板を用い、これにスペーサ8を取
り付けてもよい。
ェルト6は、この金網7a,7bの前後両端側には充填
されていず、この両端側は排気ガスが炭素繊維フェルト
6,9間に流入するための通路18,19となってい
る。後端側閉止板3の内側には略円板状の炭素繊維フェ
ルト20が位置し、この炭素繊維フェルト20も前記同
様に金網21a,21bに覆われている。また後端側閉
止板3には筐体1内の排気ガスを大気に放出するための
出口管22が取り付けられている。なお、金網7bにつ
いては、代りにパンチ板を用い、これにスペーサ8を取
り付けてもよい。
【0012】ディゼール機関またはガソリン機関から排
出される排気ガスは入口管4を通って筐体1内に噴出さ
れると、この中の空間23で拡大・膨張する。この噴出
された排気ガスの一部は炭素繊維フェルト20に当たっ
て反転し、通路18,19を通って炭素繊維フェルト
6,9間に流入し、さらに通路19を通って入口管4か
ら噴出された排気ガスと合流する。空間23内の排気ガ
スは出口管22に入って大気へと放出される。
出される排気ガスは入口管4を通って筐体1内に噴出さ
れると、この中の空間23で拡大・膨張する。この噴出
された排気ガスの一部は炭素繊維フェルト20に当たっ
て反転し、通路18,19を通って炭素繊維フェルト
6,9間に流入し、さらに通路19を通って入口管4か
ら噴出された排気ガスと合流する。空間23内の排気ガ
スは出口管22に入って大気へと放出される。
【0013】ここで、筐体1内の入口管4の長さ
(L1)は、閉止板2から炭素繊維フェルト20までの
距離(L2)の約1/3としている。このため、入口管
4から噴射される排気ガスが炭素繊維フェルト20を飛
散させるようなことはなく、また排気ガスを適当な流速
で反転させながら通路18を通って炭素繊維フェルト
6,9間に流入させている。
(L1)は、閉止板2から炭素繊維フェルト20までの
距離(L2)の約1/3としている。このため、入口管
4から噴射される排気ガスが炭素繊維フェルト20を飛
散させるようなことはなく、また排気ガスを適当な流速
で反転させながら通路18を通って炭素繊維フェルト
6,9間に流入させている。
【0014】排気ガスに含有されるNOXは炭素繊維フ
ェルト6,9と接触すると、その触媒作用による化学吸
着と解離により、N2,CO2およびCOガスに変換され
る。すなわち、炭素繊維の触媒作用をともなった還元作
用で、高温状態の窒素酸化物を窒素,炭酸ガスおよび一
酸化炭素に分解する。
ェルト6,9と接触すると、その触媒作用による化学吸
着と解離により、N2,CO2およびCOガスに変換され
る。すなわち、炭素繊維の触媒作用をともなった還元作
用で、高温状態の窒素酸化物を窒素,炭酸ガスおよび一
酸化炭素に分解する。
【0015】2NO+C→N2+CO2,2NO+2C→
N2+2CO また、炭素繊維フェルト6,9は、比較的容易に生産で
きるピッチ系炭素繊維を用いることができるので、従来
の高価な触媒に比べ安価である。さらに、炭素繊維フェ
ルト6,9は、見かけの密度が約0.05g/cm3で
あり、2000ccクラスのエンジンでも約100〜1
50g程の装着でよく、この点からも安価であり、加え
て軽量で取扱いが容易となっている。
N2+2CO また、炭素繊維フェルト6,9は、比較的容易に生産で
きるピッチ系炭素繊維を用いることができるので、従来
の高価な触媒に比べ安価である。さらに、炭素繊維フェ
ルト6,9は、見かけの密度が約0.05g/cm3で
あり、2000ccクラスのエンジンでも約100〜1
50g程の装着でよく、この点からも安価であり、加え
て軽量で取扱いが容易となっている。
【0016】ところで、炭素繊維フェルト6,9の脱硝
量は、図3に示すように酸素繊維材の燃焼温度によって
異なっている。800℃で焼成した炭素繊維材は100
0℃,2000℃で焼成したものより順次脱硝率が高い
が、1000℃,2000℃で焼成したものに比べ順次
耐久性は低くなっている。このため、この装置の耐久性
という点も考慮すると、前記の焼成温度が異なる炭素繊
維材を混合させた方がよい。ここで、脱硝率とは(入口
NOX濃度−出口NOX濃度)÷入口NOX濃度である。
また、ガソリンエンジン,ディーゼルエンジン,ガスエ
ンジンの脱硝率を図4に示すが、この図4に示すように
ガスエンジンの方が脱硝率が高く、順にディーゼルエン
ジン,ガスエンジンと低くなっている。
量は、図3に示すように酸素繊維材の燃焼温度によって
異なっている。800℃で焼成した炭素繊維材は100
0℃,2000℃で焼成したものより順次脱硝率が高い
が、1000℃,2000℃で焼成したものに比べ順次
耐久性は低くなっている。このため、この装置の耐久性
という点も考慮すると、前記の焼成温度が異なる炭素繊
維材を混合させた方がよい。ここで、脱硝率とは(入口
NOX濃度−出口NOX濃度)÷入口NOX濃度である。
また、ガソリンエンジン,ディーゼルエンジン,ガスエ
ンジンの脱硝率を図4に示すが、この図4に示すように
ガスエンジンの方が脱硝率が高く、順にディーゼルエン
ジン,ガスエンジンと低くなっている。
【0017】一方、空間23に噴出された排気ガスの流
れは乱流であるので、これが炭素繊維フェルト6,9に
衝突するときに渦が発生して、この渦による騒音を発生
することになる。騒音エネルギーは前記衝突速度の約4
〜6乗に比例して発生し、放散される。しかし、前記の
発生した渦は、流れるように移動するときに金網7aと
軟体多孔質の炭素繊維(フェルト状,マット状)9によ
って整流され、渦は途中で消えて層流となり、騒音エネ
ルギーは減少して騒音の音圧レベルは低下する。また、
騒音エネルギーを持った排気ガスは金網7a,7b,1
0aを通る際に吸音されて音圧レベルは低下する。
れは乱流であるので、これが炭素繊維フェルト6,9に
衝突するときに渦が発生して、この渦による騒音を発生
することになる。騒音エネルギーは前記衝突速度の約4
〜6乗に比例して発生し、放散される。しかし、前記の
発生した渦は、流れるように移動するときに金網7aと
軟体多孔質の炭素繊維(フェルト状,マット状)9によ
って整流され、渦は途中で消えて層流となり、騒音エネ
ルギーは減少して騒音の音圧レベルは低下する。また、
騒音エネルギーを持った排気ガスは金網7a,7b,1
0aを通る際に吸音されて音圧レベルは低下する。
【0018】ここで、炭素繊維フェルトとグラスウール
における垂直入射法による吸音率と周波数についての計
測結果を図5に示す。この図5からわかるように、周波
数が高い程、吸音率が高くなる。なお、従来のマフラに
用いられている鋼板は吸音率0で反射率は1.0であ
る。また、騒音試験を行ったところ、鋼板製仕切マフラ
(134φ×430mm,仕切り2段)が80dB、圧
力損失100mmHgであるが、80gの炭素繊維フェ
ルトが入った本装置では73dBまで下げることがで
き、圧力損失は93mmHgであった。
における垂直入射法による吸音率と周波数についての計
測結果を図5に示す。この図5からわかるように、周波
数が高い程、吸音率が高くなる。なお、従来のマフラに
用いられている鋼板は吸音率0で反射率は1.0であ
る。また、騒音試験を行ったところ、鋼板製仕切マフラ
(134φ×430mm,仕切り2段)が80dB、圧
力損失100mmHgであるが、80gの炭素繊維フェ
ルトが入った本装置では73dBまで下げることがで
き、圧力損失は93mmHgであった。
【0019】排気ガスの持つ騒音エネルギーや圧力損失
等を発生させる仕切板を筐体1内に配設する必要がない
ので、この装置の構造が簡単となり、排気ガスの圧力損
失が防止される。このため、この装置より上流側の排気
ガスの圧力を上昇させる必要はなくなる。したがって、
ディーゼル機関等の内燃機関は排気弁開時期を遅くし
て、シリンダ内でガスを膨張させてピストンでクランク
をまわし動力として有効に利用して燃焼効率を向上させ
ることができる。なお、ボイラや他の燃焼室では、押込
空気ファンの圧力を低下することができ、所内動力を低
下することができる。
等を発生させる仕切板を筐体1内に配設する必要がない
ので、この装置の構造が簡単となり、排気ガスの圧力損
失が防止される。このため、この装置より上流側の排気
ガスの圧力を上昇させる必要はなくなる。したがって、
ディーゼル機関等の内燃機関は排気弁開時期を遅くし
て、シリンダ内でガスを膨張させてピストンでクランク
をまわし動力として有効に利用して燃焼効率を向上させ
ることができる。なお、ボイラや他の燃焼室では、押込
空気ファンの圧力を低下することができ、所内動力を低
下することができる。
【0020】ディーゼル機関から排出される排気ガスに
は黒鉛やヒュームガス等の有害な粉じん(すす状態の微
粒子)が含まれているが、このすす状の微粒子が入口管
4に入ると金網15に接触して負電荷粒子となる。この
負電荷粒子は正電荷をもった炭素繊維フェルト9によっ
て電気的に吸着され、排気ガスは出口管20から大気へ
放出される。このため、排気ガスの汚染度を低下させる
ことができる。
は黒鉛やヒュームガス等の有害な粉じん(すす状態の微
粒子)が含まれているが、このすす状の微粒子が入口管
4に入ると金網15に接触して負電荷粒子となる。この
負電荷粒子は正電荷をもった炭素繊維フェルト9によっ
て電気的に吸着され、排気ガスは出口管20から大気へ
放出される。このため、排気ガスの汚染度を低下させる
ことができる。
【0021】ここで、ディーゼル機関の場合はこの装置
の入口汚染度96%(1.1g/cm3)のものが出口
において、12Vで72%(0.49g/cm3)、2
4Vで68%(0.45g/cm3)、50Vで65%
(0.42g/cm3)に低減される。また、電池の電
圧は12Vで効果を表わし、100V程度まで安全に使
用することができる。低電圧でも使用できるので、トラ
ックバス、乗用車などのバッテリでも使用することがで
き、火災などに対して安全である。なお、金属網15は
5,6枚とし、正極の炭素繊維フェルト9の表面積を大
きくすると前記吸着効率はよくなる。また、前記正極を
圧力損失を考慮して、排気ガスの流れに垂直に配設して
もよい。
の入口汚染度96%(1.1g/cm3)のものが出口
において、12Vで72%(0.49g/cm3)、2
4Vで68%(0.45g/cm3)、50Vで65%
(0.42g/cm3)に低減される。また、電池の電
圧は12Vで効果を表わし、100V程度まで安全に使
用することができる。低電圧でも使用できるので、トラ
ックバス、乗用車などのバッテリでも使用することがで
き、火災などに対して安全である。なお、金属網15は
5,6枚とし、正極の炭素繊維フェルト9の表面積を大
きくすると前記吸着効率はよくなる。また、前記正極を
圧力損失を考慮して、排気ガスの流れに垂直に配設して
もよい。
【0022】ところで、この装置は内燃機関に用いた例
を述べたが、ガスタービンやボイラ等の熱機関にも用い
ることができ、また化石燃料用燃焼炉、湯わかし器、屋
外設置用暖房器、ジェットエンジン、高炉等にも用いる
ことができる。
を述べたが、ガスタービンやボイラ等の熱機関にも用い
ることができ、また化石燃料用燃焼炉、湯わかし器、屋
外設置用暖房器、ジェットエンジン、高炉等にも用いる
ことができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、排
気ガスに含まれる窒素酸化物を脱硝するのに炭素繊維材
を用いたので、この装置を小型化、軽量化でき、かつ費
用も安くすることができる。また、同時に炭素繊維材に
直流電源の正極側を接続するとともに入口管に直流電源
の負極側を接続したので、排気ガスに含まれる有害な微
粒子を多く除去することができ、放出される排気ガスの
大気汚染度を低下させることができる。また、同時に排
気ガスの圧力損失が防止されるので、この装置より上流
側の排気ガスの圧力を上昇させる必要はなくなる。した
がって、内燃機関等の燃焼効率を向上させることができ
る。
気ガスに含まれる窒素酸化物を脱硝するのに炭素繊維材
を用いたので、この装置を小型化、軽量化でき、かつ費
用も安くすることができる。また、同時に炭素繊維材に
直流電源の正極側を接続するとともに入口管に直流電源
の負極側を接続したので、排気ガスに含まれる有害な微
粒子を多く除去することができ、放出される排気ガスの
大気汚染度を低下させることができる。また、同時に排
気ガスの圧力損失が防止されるので、この装置より上流
側の排気ガスの圧力を上昇させる必要はなくなる。した
がって、内燃機関等の燃焼効率を向上させることができ
る。
【図1】本考案に係る脱硝・消音・汚染防止装置の一実
施例を示す断面図。
施例を示す断面図。
【図2】図1におけるA部分拡大断面図。
【図3】焼成温度が異なる炭素繊維材の脱硝率を示すグ
ラフ。
ラフ。
【図4】各エンジンの脱硝率を示すグラフ。
【図5】炭素繊維フェルトとグラスウールの吸音率を示
すグラフ。
すグラフ。
1…筐体、2,3…閉止板、4…入口管、6,9…炭素
繊維材、7a,7b,10a,10b…金網、16…電
池、22…出口管。
繊維材、7a,7b,10a,10b…金網、16…電
池、22…出口管。
Claims (1)
- 【請求項1】 略筒状であって前後両端側に閉止板が設
けられた筐体と、前記前端側閉止板に取り付けられ、排
気ガスを前記筐体内に導入するための入口管と、前記筐
体内に配設された炭素繊維材と、この炭素繊維材を覆う
ようにして配設された網状部材と、前記後端側閉止板に
取り付けられ、前記筐体内の排気ガスを外部に排気する
ための出口管とを備え、前記炭素繊維材に直流電源の正
極側を接続するとともに前記入口管に前記直流電源の負
極側を接続したことを特徴とする脱硝・消音・汚染防止
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP916092U JPH078807Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 脱硝・消音・汚染防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP916092U JPH078807Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 脱硝・消音・汚染防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569314U JPH0569314U (ja) | 1993-09-21 |
| JPH078807Y2 true JPH078807Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=11712869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP916092U Expired - Lifetime JPH078807Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 脱硝・消音・汚染防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078807Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9546596B1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-01-17 | General Electric Company | Silencer panel and system for having plastic perforated side wall and electrostatic particle removal |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP916092U patent/JPH078807Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569314U (ja) | 1993-09-21 |
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