JPH078828U - 眼鏡フレーム - Google Patents
眼鏡フレームInfo
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- JPH078828U JPH078828U JP4110693U JP4110693U JPH078828U JP H078828 U JPH078828 U JP H078828U JP 4110693 U JP4110693 U JP 4110693U JP 4110693 U JP4110693 U JP 4110693U JP H078828 U JPH078828 U JP H078828U
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 弾性、バネ性が良好であるとともに、加工
性、経済性も良好であり、更に表面処理が良好に行な
え、金属アレルギーも引き起こさない眼鏡フレームとす
る。 【構成】 眼鏡フレームの材料として、チタン,バナジ
ウム,クロム,スズ,アルミニウムを主成分とした合金
を採用する。主成分とするとは、これらの金属のみによ
り合成した合金であってもよく、またこれに他の金属を
若干加えた合金であってもよい。これら金属の比率とし
て、チタン76%以下、バナジウム約15%,クロム約
3%,スズ約3%,アルミニウム約3%の重量配分とし
たものが好適である。以下、この合金名をS.T.(ス
ーパーチタン)材と称する。このS.T.材を使用して
形成するのは、テンプルなどのフレームの一部でも、或
いは全体でもよい。
性、経済性も良好であり、更に表面処理が良好に行な
え、金属アレルギーも引き起こさない眼鏡フレームとす
る。 【構成】 眼鏡フレームの材料として、チタン,バナジ
ウム,クロム,スズ,アルミニウムを主成分とした合金
を採用する。主成分とするとは、これらの金属のみによ
り合成した合金であってもよく、またこれに他の金属を
若干加えた合金であってもよい。これら金属の比率とし
て、チタン76%以下、バナジウム約15%,クロム約
3%,スズ約3%,アルミニウム約3%の重量配分とし
たものが好適である。以下、この合金名をS.T.(ス
ーパーチタン)材と称する。このS.T.材を使用して
形成するのは、テンプルなどのフレームの一部でも、或
いは全体でもよい。
Description
【0001】
この考案は眼鏡のフレームに関するものであり、特にステンレス製などの従来 の眼鏡フレームに比較して弾性、加工性、重量の全ての点で優れている合金であ って、しかも金属アレルギーを引き起こさない合金を採用した眼鏡フレームに関 するものであり、以下その合金名をS.T.(スーパーチタン)材と称する。
【0002】
眼鏡フレームとして、ステンレスなどの合金を使用して形成したものがある。 このような従来の眼鏡フレームは著しく弾性が小さく、不測の力が作用した場合 に容易に変形してしまい、元の形状に戻すことが難しかった。また弾性が小さい ということはバネ性も小さく、顔にかけた場合のフィット感に乏しいという欠点 があった。またステンレスなどはその重量が比較的重く、フレーム全体の重量が 重くなってしまっていた。
【0003】 これに対して、形状記憶合金を材料として採用した眼鏡フレームが開発されて いる。形状記憶合金は、主としてブリッジやテンプルのバネ部に使用している。 これにより、フレームを大きく捩るような力が作用しても、形状記憶合金を使用 した部分は容易に元の形状に復帰することが可能であるし、顔へのフィット感も 著しく向上したものとなった。
【0004】
しかしながら、形状記憶合金はろう付けし難い材料であり、接合加工性が著し く良くない。例えば左右のリムを繋ぐブリッジを形状記憶合金によって形成した ものを使用する場合、ろう付けすることが出来ないため、リム側にパイプをろう 付けしておいて、このパイプにブリッジを差し込むという面倒な加工を行なわね ばならない。また形状記憶合金は延展性が良好でなく、スェージング加工やプレ ス加工が難しいという課題がある。更に形状記憶合金は著しく高価で、材料とし て多く使用できないという課題がある。また形状記憶合金はチタンとニッケルを 含む合金であるが、このうちニッケルが人体に金属アレルギーを引き起こすとい う問題もあった。
【0005】 このために、形状記憶合金に近い弾性、バネ性を有する眼鏡フレームとして、 チタンとニオブを含む合金を使用して形成したものを開発した。しかしながら、 このチタンとニオブを主成分とする合金は、研磨してもフレーム表面が美しくな り難く、美観上の問題を備えている。
【0006】 この考案は以上のような課題を解決するためになされたもので、形状記憶合金 に近い弾性、バネ性を有するとともに、形状記憶合金の課題を全て解決し、さら に美観上、金属アレルギーなどの問題も解決した眼鏡フレームを提供することを 目的とする。
【0007】
この考案にかかる眼鏡フレームは、チタン,バナジウム,クロム,スズ,アル ミニウムを主成分とするS.T.材によって形成するものである。これらの金属 を主成分とするとは、これら金属のみにより合成した合金であってもよく、若干 他の金属を加えて合成した合金でもよい。これら金属の比率は、比較的自由に選 択できるが、チタンが76%以下,バナジウムが15%,クロム約3%,スズ約 3%,アルミニウム約3%の重量配分とした場合が最も弾性、加工性などの点で 優れた特性が得られる。
【0008】 以上のようなS.T.材で眼鏡フレームを形成する場合、フレーム全体を上記 のS.T.材で形成することも可能であるが、例えばテンプルだけのように、そ の一部を上記S.T.材により形成してもよい。しかしながら、少なくとも、ブ リッジ、テンプルのバネ部、及びパッドのパッド足を上記S.T.材で形成する ことにより、フレーム全体の弾性、バネ性を著しく向上させることができる。
【0009】
チタン,バナジウム,クロム、スズ,アルミニウムを主成分としたS.T.材 は、ステンレス鋼などと比較して弾性が著しく高く、また純チタンと比べても約 2倍のバネ性を有している。これを使用して形成したテンプルのバネ部、ブリッ ジ或いはパッド足、その他を採用した眼鏡フレームは、装着した時のフィット感 が著しく向上し、形状記憶合金を採用したフレームを装着した時のフィット感に 近いものが得られる。また研磨した場合、従来のステンレス鋼並みの美しい光沢 を得ることができる。またニッケルを使用していないため、人体に金属アレルギ ーを引き起こさない。
【0010】 従来の材料や純チタンと同様にろう付けすることが可能で、フレーム各部の接 合に余計な部材を必要としない。 ハイニッケル合金などと比較して、約30% も軽量化でき、眼鏡をかけているという感覚をより軽減できる。材料として延展 性が極めて良好で、スェージング加工やプレス加工が容易である。
【0011】
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細に説明する。実施例では、チ タンを76%以下、バナジウム約15%,クロム約3%,スズ約3%,アルミニ ウム約3%の重量比にしたS.T.材をフレームの材料として採用した。実施例 では、ねじ以外の各部を全てこのS.T.材によって形成したもので、眼鏡フレ ーム全体において、弾性、加工性などにおける向上が図られている。図において 1は逆さU字状に形成したブリッジであり、左右の環状のリム2・2の間に掛け 渡されている。ブリッジ1とリム2・2は従来の材料と同じようにろう付けによ り接合されており、その連結にパイプなどの余計な部材を必要としていない。
【0012】 左右のリム2・2のブリッジ1との接合部の直下には、ほぼ逆さU字状のパッ ド足3が同じくろう付けにより各々接合されている。パッド足3の先端には合成 樹脂製のパッド4が各々取り付けられている。眼鏡をかけた場合、このパッド4 ・4が鼻に当たるが、パッド足3・3が弾性の高いS.T.材により形成されて いるため、パッド4・4のフィット感が著しく向上している。
【0013】 リム2のパッド足3とは反対側には鎧5が取り付けられている。この鎧5に丁 番(図示せず)によってテンプル6が取り付けられている。テンプル6はテンプ ルバネ部7とモダン8より成っており、このテンプルバネ部7がS.T.材によ って形成されている。テンプルバネ部7は、S.T.材の線材の径をテンプル6 の部分に応じて変える、いわゆるスェージング加工をした後、これをプレス加工 して成形するのであるが、S.T.材は材料としての伸び、すなわち延展性が極 めて良好である。従って加工が極めてやり易く、焼鈍回数の削減が可能である。 また従来のステンレス鋼などと比較して、テンプルバネ部7として弾性、つまり はバネ性が飛躍的に向上している。これにより左右のテンプル6・6を耳にかけ た場合、テンプルバネ部7・7がこめかみをバネ力によって押えるため、眼鏡の フィット感が著しく向上する。モダン8はテンプルバネ部7の先端を覆うように 取り付けられた合成樹脂製の部材である。
【0014】 以上のような眼鏡フレームは、図2に鎖線によって示すように、その弾性によ り、従来のステンレス鋼などのフレームに比して著しく柔軟に変形・復帰する。 したがって眼鏡としてのフィット感が飛躍的に向上する。また不測の力が作用し ても元の状態に復帰するため、かけ心地が変わるようなことがない。
【0015】 以上の実施例では、眼鏡フレームのほぼ全体にS.T.材を使用したが、フレ ームの一部、例えばテンプル6の材料にのみ、S.T.材を使用してもよい。ま た眼鏡フレームの種類として、その他コンビネーション枠やふちなし枠などにお いても、その所望部材を適宜S.T.材により製造でき、その材質による効果を 発揮することができる。その効果として、研磨した場合に表面が極めて美しくな るとともに、人体に金属アレルギーを引き起こすなどの問題を生じない。
【0016】
この考案にかかる眼鏡フレームは、以上のようにS.T.材を使用して形成す るため、以下のような効果を得ることが可能である。 このS.T.材を使用した部材は著しく弾性、バネ性が向上するため、これを 装着した時のフィット感が向上し、形状記憶合金を採用したフレームを装着した 時のフィット感に近いものとなる。また不測の力が作用しても、元の状態に容易 に復帰して、かけ心地が変わるようなことがない。 従来の材料と同様にろう付けにより接合することが可能であり、パイプなどの 余計な部材など必要としない。 材料として延展性が極めて良好で、スェージング加工やプレス加工が容易とな る。したがって焼鈍回数の削減も可能である。 ステンレス鋼などと比較しても軽量で、全体の重量を軽量化でき、かけた時の 装着感を低減できる。 形状記憶合金と比較して安価であり、形状記憶合金を使用した眼鏡フレームと ほぼ同様なフィット感を得ると同時に、遥かに安価に製造できる。 チタン,バナジウム,クロム,スズ,アルミニウム,を主成分とする合金を使 用することにより、研磨した場合、美しい光沢を得ることができる。 ニッケルを使用していないため、金属アレルギーを人体に引き起こすことがな い。
【図1】この考案にかかる眼鏡フレームの一実施例の斜
視図である。
視図である。
【図2】眼鏡フレームの弾性を示す状態の平面図であ
る。
る。
1 ブリッジ 2 リム 3 パッド足 4 パッド 5 鎧 6 テンプル 7 テンプルバネ部 8 モダン
Claims (2)
- 【請求項1】 一部若しくは全体を、チタン,バナジウ
ム,クロム,スズ,アルミニウムを主成分とする合金を
使用して形成してなる眼鏡フレーム。 - 【請求項2】 チタンを76%以下、バナジウム約15
%,クロム約3%,スズ約3%,アルミニウム約3%の
重量配分の合金を使用したことを特徴とする請求項1記
載の眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4110693U JPH078828U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4110693U JPH078828U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 眼鏡フレーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078828U true JPH078828U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12599229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4110693U Pending JPH078828U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 眼鏡フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078828U (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4110693U patent/JPH078828U/ja active Pending
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