JPH0788384B2 - 2−フェナンスリドニル カルバペネム類 - Google Patents
2−フェナンスリドニル カルバペネム類Info
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- JPH0788384B2 JPH0788384B2 JP4140901A JP14090192A JPH0788384B2 JP H0788384 B2 JPH0788384 B2 JP H0788384B2 JP 4140901 A JP4140901 A JP 4140901A JP 14090192 A JP14090192 A JP 14090192A JP H0788384 B2 JPH0788384 B2 JP H0788384B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D477/00—Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbapenicillins, thienamycins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulphur-containing hetero ring
- C07D477/10—Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbapenicillins, thienamycins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulphur-containing hetero ring with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 4, and with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
- C07D477/12—Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbapenicillins, thienamycins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulphur-containing hetero ring with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 4, and with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2 with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 6
- C07D477/14—Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbapenicillins, thienamycins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulphur-containing hetero ring with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 4, and with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2 with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 6 with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 3
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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- A61P31/04—Antibacterial agents
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
【0001】本発明はカルバペネム類の抗菌剤に関す
る。これは以下により詳細に説明するように、側鎖2位
がナフタレン部分で特徴づけられており、多様な中性置
換基で置換される。
る。これは以下により詳細に説明するように、側鎖2位
がナフタレン部分で特徴づけられており、多様な中性置
換基で置換される。
【0002】チエナマイシンは、早くから広い範囲の抗
菌スペクトルを有するカルバペネムの抗菌剤であり、以
下の構造式を有する:
菌スペクトルを有するカルバペネムの抗菌剤であり、以
下の構造式を有する:
【化19】 その後、構造式:
【化20】 のN−ホルムイミドイルチエナマイシンが発見された。
【0003】本発明の2−ナフチル−カルバペネムは、
チエナマイシンあるいはN−ホルムイミドイルチエナマ
イシンのような広い適用範囲を持つという特徴はない。
むしろ本発明の物質の作用範囲は、もっぱら、グラム陽
性微生物、とくにメチシリン耐性ブドウ球菌MRSA
(Staphylococcus aureus)、メチシリン耐性ブドウ球菌
MRSE(Staphylococcus epidermidis) 及びメチシリ
ン耐性コアグラーゼネガティブブドウ球菌MRCNS
(Staphylococci)に限定される。したがって、本発明の
抗菌化合物は、これらの抑制の困難な病原体の治療に重
要な貢献をなす。さらに、このような病原体(MRSA
/MRCNS)に対して有効であって、同時に安全な、
つまり、望ましくない毒性副作用のない薬剤に対する需
要が高まっている。これらの要求を満たすβ−ラクタム
抗菌剤はまだ発見されていない。そして、現在よく用い
られるグリコペプチド抗菌剤であるバンコマイシンに対
しては、MRSA/MRCNS病原体の耐性がどんどん
高くなってきている。
チエナマイシンあるいはN−ホルムイミドイルチエナマ
イシンのような広い適用範囲を持つという特徴はない。
むしろ本発明の物質の作用範囲は、もっぱら、グラム陽
性微生物、とくにメチシリン耐性ブドウ球菌MRSA
(Staphylococcus aureus)、メチシリン耐性ブドウ球菌
MRSE(Staphylococcus epidermidis) 及びメチシリ
ン耐性コアグラーゼネガティブブドウ球菌MRCNS
(Staphylococci)に限定される。したがって、本発明の
抗菌化合物は、これらの抑制の困難な病原体の治療に重
要な貢献をなす。さらに、このような病原体(MRSA
/MRCNS)に対して有効であって、同時に安全な、
つまり、望ましくない毒性副作用のない薬剤に対する需
要が高まっている。これらの要求を満たすβ−ラクタム
抗菌剤はまだ発見されていない。そして、現在よく用い
られるグリコペプチド抗菌剤であるバンコマイシンに対
しては、MRSA/MRCNS病原体の耐性がどんどん
高くなってきている。
【0004】ごく最近、アミノメチル及び置換したアミ
ノメチル等で任意に置換したアリール部分を2位の置換
基として持つカルバペネム抗菌剤が開示された。これら
の薬剤は、米国特許第4,543,257号及び第4,
260,627号に記述されており、構造式
ノメチル等で任意に置換したアリール部分を2位の置換
基として持つカルバペネム抗菌剤が開示された。これら
の薬剤は、米国特許第4,543,257号及び第4,
260,627号に記述されており、構造式
【化21】 を有する。
【0005】しかしながら、本発明の化合物を特徴づけ
る置換したナフチルである2位の置換基についての記述
や示唆はなく、又、本発明の化合物の非常に優秀な抗M
RSA/MRCNS作用に関する示唆もない。
る置換したナフチルである2位の置換基についての記述
や示唆はなく、又、本発明の化合物の非常に優秀な抗M
RSA/MRCNS作用に関する示唆もない。
【0006】米国特許第4,978,659号は、構造
式:
式:
【化22】 を有する特徴的な一群の化合物について説明している。
しかしこの限定された開示は、本発明の全く異なってい
る化合物にも、それらの非常に優秀な抗MRSA/MR
CNS作用にも全く触れていない。
しかしこの限定された開示は、本発明の全く異なってい
る化合物にも、それらの非常に優秀な抗MRSA/MR
CNS作用にも全く触れていない。
【0007】本発明を要約すると、構造式:
【化2】 を有する新規なカルバペネム化合物に関する。 式中: RはH又は CH3; R1 とR2 はそれぞれH、CH3-、CH3CH2-、(CH3)2CH-
、 HOCH2- 、 CH3CH(OH)- 、 (CH3)2C(OH)- 、 FCH2CH
(OH)-、 F2CHCH(OH)-、 F3CCH(OH)- 、 CH3CH(F)- 、
CH3CF2- 、又は (CH3)2C(F)-; Xh はO又はS; Ra は水素及び下記に掲げるラジカルから成る基より、
またRb は下記に定義したものよりそれぞれ選択する
が、但し、合計6個のRa 及びRb のうち0乃至4個は
水素以外である;
、 HOCH2- 、 CH3CH(OH)- 、 (CH3)2C(OH)- 、 FCH2CH
(OH)-、 F2CHCH(OH)-、 F3CCH(OH)- 、 CH3CH(F)- 、
CH3CF2- 、又は (CH3)2C(F)-; Xh はO又はS; Ra は水素及び下記に掲げるラジカルから成る基より、
またRb は下記に定義したものよりそれぞれ選択する
が、但し、合計6個のRa 及びRb のうち0乃至4個は
水素以外である;
【0008】a) トリフルオロメチル基: -CF3 ; b) ハロゲン原子: -Br、 -Cl、−F、又は−I; c) C1 −C4 アルコキシラジカル: -OC1-4 アルキ
ル、ここでアルキルはRq により任意に1価置換してよ
いが、Rq は -OH、-OCH3 、 -CN、 -C(O)NH2 、 -OC
(O)NH2、 CHO、 -OC(O)N(CH3)2、 -SO2NH2、 -SO2N(C
H3)2、 -SOCH3 、 -SO2CH3、 -F 、 -CF3 、 -COOM
a (Ma は水素、アルカリ金属、メチル又はフェニ
ル)、テトラゾリル(ただし結合部位はテトラゾール環
の炭素原子であり、窒素原子の1個は前記に定義したM
a で1価置換される)及び -SO3Mb (Mb は水素又はア
ルカリ金属)から成る一群から選択した基である; d) 水素基: -OH; e) カルボニルオキシラジカル: -O(C=O)Rs 、式
中、Rs はC1-4 アルキル又はフェニルであり、いずれ
も前記に定義のRq で任意に1置換である; f) カルバモイルオキシ基: -O(C=O)N(R y )Rz 、式
中、Ry とRz はそれぞれH、C1-4 アルキル(前記に
定義のRq で任意に1置換してよい)であるか、一緒に
なって3ないし5員アルキレンラジカルとして環(前記
に定義のRq で任意に置換される)を形成するかあるい
は一緒になって−O−、−S−、−S(O)−又は−S(O)2
−により断続されて、2ないし4員アルキレンラジカル
として環(これは前記に定義のRq で任意に1置換して
よい)を形成する; g) 硫黄ラジカル; -S(O)n -Rs 、式中n=0〜2でありRs は前記に定義
の通りである; h) スルファモイル基: -SO2N(Ry )Rz 、式中Ry とRz は前記に定義してもの
である。 i) アジド:N3 ; j) ホルムアミド基: -N(R t )(C=O)H式中、Rt は
H又はC1-4 アルキルであり、このアルキルは前記に定
義のRq で任意に1置換される; k) (C1 −C4 アルキル)カルボニルアミノ・ラジ
カル: -N(R t )(C=O)C1-4アルキル、式中Rt は前記に定義し
たものであり、やはりアルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; l) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニルアミノ・ラ
ジカル: -N(R t )(C=O)・OC1-4 アルキル、式中Rt は前記に定
義したものであり、又アルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; m) ウレイド基: -N(R t )(C=O)N(R y )Rz 、式中Rt 、Ry 及びRz は
前記に定義したものである; n) スルホンアミド基: -N(R t )SO2R s 、式中Rs
とRt は前記に定義したものである; o) シアノ基:−CN; p) ホルミル又はアセタール化したホルミル・ラジカ
ル: -(C=O)H又は -CH(OCH3)2 ; q) カルボニルをアセタール化した(C1 −C4 アル
キル)カルボニル・ラジカル: -C(OCH3)2C1-4アルキ
ル、式中アルキルは前記に定義のRq で任意に1置換し
てよい; r) カルボニル・ラジカル: -(C=O)Rs 、式中Rs は
前記に定義。 s) 酸素又は炭素原子をC1 −C4 アルキル基で任意
に置換してもよいヒドロキシイミノメチル・ラジカル:
-(C=NORz )Ry 、式中Ry とRz はともに結合して環を
形成しないことをのぞけば前記に定義の通りである; t) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニル・ラジカ
ル: -(C=O)OC1-4アルキル、式中アルキルは前記に定義のR
q で任意に1置換される; u) カルバモイル・ラジカル: -(C=O)N(Ry )Rz 、式
中Ry とRz は前記に定義したものである; v) 窒素原子をさらにC1 −C4 アルキル基で置換し
てもよいN−ヒドロキシカルバモイル又はN(C1 −C
4 アルコキシ)カルバモイル・ラジカル: -(C=O)-N(OR
y )Rz 、式中Ry とRz は、ともに結合して環を形成し
ないことをのぞけば前記に定義の通りである; w) チオカルバモイル基: -(C=S)N(Ry )Rz 、式中R
y とRz は前記に定義したものである; x) カルボキシル: -COOMb 、式中Mb は前記に定義
したものである; y) チオシアン酸基: -SCN ; z) トリフルオロメチルチオ: -SCF3;
ル、ここでアルキルはRq により任意に1価置換してよ
いが、Rq は -OH、-OCH3 、 -CN、 -C(O)NH2 、 -OC
(O)NH2、 CHO、 -OC(O)N(CH3)2、 -SO2NH2、 -SO2N(C
H3)2、 -SOCH3 、 -SO2CH3、 -F 、 -CF3 、 -COOM
a (Ma は水素、アルカリ金属、メチル又はフェニ
ル)、テトラゾリル(ただし結合部位はテトラゾール環
の炭素原子であり、窒素原子の1個は前記に定義したM
a で1価置換される)及び -SO3Mb (Mb は水素又はア
ルカリ金属)から成る一群から選択した基である; d) 水素基: -OH; e) カルボニルオキシラジカル: -O(C=O)Rs 、式
中、Rs はC1-4 アルキル又はフェニルであり、いずれ
も前記に定義のRq で任意に1置換である; f) カルバモイルオキシ基: -O(C=O)N(R y )Rz 、式
中、Ry とRz はそれぞれH、C1-4 アルキル(前記に
定義のRq で任意に1置換してよい)であるか、一緒に
なって3ないし5員アルキレンラジカルとして環(前記
に定義のRq で任意に置換される)を形成するかあるい
は一緒になって−O−、−S−、−S(O)−又は−S(O)2
−により断続されて、2ないし4員アルキレンラジカル
として環(これは前記に定義のRq で任意に1置換して
よい)を形成する; g) 硫黄ラジカル; -S(O)n -Rs 、式中n=0〜2でありRs は前記に定義
の通りである; h) スルファモイル基: -SO2N(Ry )Rz 、式中Ry とRz は前記に定義してもの
である。 i) アジド:N3 ; j) ホルムアミド基: -N(R t )(C=O)H式中、Rt は
H又はC1-4 アルキルであり、このアルキルは前記に定
義のRq で任意に1置換される; k) (C1 −C4 アルキル)カルボニルアミノ・ラジ
カル: -N(R t )(C=O)C1-4アルキル、式中Rt は前記に定義し
たものであり、やはりアルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; l) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニルアミノ・ラ
ジカル: -N(R t )(C=O)・OC1-4 アルキル、式中Rt は前記に定
義したものであり、又アルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; m) ウレイド基: -N(R t )(C=O)N(R y )Rz 、式中Rt 、Ry 及びRz は
前記に定義したものである; n) スルホンアミド基: -N(R t )SO2R s 、式中Rs
とRt は前記に定義したものである; o) シアノ基:−CN; p) ホルミル又はアセタール化したホルミル・ラジカ
ル: -(C=O)H又は -CH(OCH3)2 ; q) カルボニルをアセタール化した(C1 −C4 アル
キル)カルボニル・ラジカル: -C(OCH3)2C1-4アルキ
ル、式中アルキルは前記に定義のRq で任意に1置換し
てよい; r) カルボニル・ラジカル: -(C=O)Rs 、式中Rs は
前記に定義。 s) 酸素又は炭素原子をC1 −C4 アルキル基で任意
に置換してもよいヒドロキシイミノメチル・ラジカル:
-(C=NORz )Ry 、式中Ry とRz はともに結合して環を
形成しないことをのぞけば前記に定義の通りである; t) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニル・ラジカ
ル: -(C=O)OC1-4アルキル、式中アルキルは前記に定義のR
q で任意に1置換される; u) カルバモイル・ラジカル: -(C=O)N(Ry )Rz 、式
中Ry とRz は前記に定義したものである; v) 窒素原子をさらにC1 −C4 アルキル基で置換し
てもよいN−ヒドロキシカルバモイル又はN(C1 −C
4 アルコキシ)カルバモイル・ラジカル: -(C=O)-N(OR
y )Rz 、式中Ry とRz は、ともに結合して環を形成し
ないことをのぞけば前記に定義の通りである; w) チオカルバモイル基: -(C=S)N(Ry )Rz 、式中R
y とRz は前記に定義したものである; x) カルボキシル: -COOMb 、式中Mb は前記に定義
したものである; y) チオシアン酸基: -SCN ; z) トリフルオロメチルチオ: -SCF3;
【0009】aa) 結合部位がテトラゾール環の炭素
原子であり、窒素原子1個が水素、アルカリ金属又は、
前記に定義のRq で任意に1置換したC1 −C4 アルキ
ルのいずれかによって1置換されたテトラゾリル; ab) 以下の一群から選択した陰イオン基、すなわち ホスホノ〔P=O(OMb )2〕;アルキルホスホノ{P=O(O
Mb )-〔O(C1-C4 アルキル)〕};アルキルホスフィニ
ル〔P=O(OMb )-(C1-C4アルキル)〕;ホスホルアミド
〔P=O(OMb )N(Ry )Rz 及び P=O(OM b )NHRx 〕;スルフ
ィノ(SO2Mb ) ;スルホ(SO3Mb ) ;式 CONM b SO
2Rx 、 CONM b SO2N(Ry )Rz 、 SO2NM bCON(R y )Rz よ
り選択したアシルスルホンアミド;及び SO2NMb CN、た
だし式中 Rx はフェニル又はヘテロアリールであり、ヘテロアリ
ールは5又は6個の環原子を有する単環芳香族炭化水素
基である。炭素原子が結合部位であり、炭素原子1個は
窒素に置き換えられている。さらにもう1個の炭素原子
は、O又はSから選択したヘテロ原子に任意に置き換え
てよい。さらに1ないし2個の炭素原子を窒素ヘテロ原
子に任意に置き換えてもよく、フェニル及びヘテロアリ
ールを前記に定義のRq で任意に1置換できる。Mb は
前記に定義したものであり、RyとRz も前記に定義し
たものである、 ac) 以下のようなC5 −C7 シクロアルキル基。す
なわち、環の炭素1個はO、S、NH又はN(C1 −C
4 アルキル)より選択したヘテロ原子に置き換えられて
いる。さらに炭素原子1個をNH又はN(C1 −C4 ア
ルキル)に置き換えてもよい。各窒素ヘテロ原子に隣接
する炭素原子の少なくとも1個は、結合している水素の
いずれもが1個の酸素で置換されていて、それによって
カルボニル部分を形成している。環には1又は2個のカ
ルボニル部分が存在する; ad) 前記の置換基a)ないしac)及び、前記に定
義のRq で任意に置換されてもよいフェニルのうちの1
つにより任意に1置換できるC2 −C4 アルケニル・ラ
ジカル; ae) 前記の置換基a)ないしac)で任意に1置換
できるC2 −C4 アルキニル・ラジカル; af) C1 −C4 アルキル・ラジカル; ag) 前記置換基a)ないしac)の1つで1置換し
たC1 −C4 アルキル; ah) 以下のような2−オキサゾリジノニル部分。す
なわち結合部位はオキサゾリジノン環の窒素原子であ
り、環酸素原子は、S及びNRt (Rt は前記に定義し
たもの)、から選択したヘテロ原子に任意に置き換えら
れる。そしてオキサゾリジノン環の飽和炭素原子の1個
は、前記置換基a)ないしag)のうちの1つにより任
意に1置換してもよい; Rb は−H、−OH、 -CF3 、 -(C=O)Rs 、 -S(O)n R s
(nは0−2)、 -SO2NR y R z 、 -(C=O)OC1-4アルキ
ル、 -(C=O)N(Ry )Rz 、 -(C=O)N(OR y )Rz 、-(C=S)N
(Ry )Rz 、 -NH2 、Rq で任意に1置換したC1-4 アル
コキシ、前記で定義したRx 、前記Ra で定義した置換
基(a)−(ae)の1種によってα炭素上もしくはそ
れより高位の炭素上で任意に1置換されたC1-4 アルキ
ルであり、 Mはi) 水素; ii) 薬剤用のエステル化基又は除去できるカルボキシ
ル保護基; iii) アルカリ金属又は他の薬剤用カチオン;又は から選択する。
原子であり、窒素原子1個が水素、アルカリ金属又は、
前記に定義のRq で任意に1置換したC1 −C4 アルキ
ルのいずれかによって1置換されたテトラゾリル; ab) 以下の一群から選択した陰イオン基、すなわち ホスホノ〔P=O(OMb )2〕;アルキルホスホノ{P=O(O
Mb )-〔O(C1-C4 アルキル)〕};アルキルホスフィニ
ル〔P=O(OMb )-(C1-C4アルキル)〕;ホスホルアミド
〔P=O(OMb )N(Ry )Rz 及び P=O(OM b )NHRx 〕;スルフ
ィノ(SO2Mb ) ;スルホ(SO3Mb ) ;式 CONM b SO
2Rx 、 CONM b SO2N(Ry )Rz 、 SO2NM bCON(R y )Rz よ
り選択したアシルスルホンアミド;及び SO2NMb CN、た
だし式中 Rx はフェニル又はヘテロアリールであり、ヘテロアリ
ールは5又は6個の環原子を有する単環芳香族炭化水素
基である。炭素原子が結合部位であり、炭素原子1個は
窒素に置き換えられている。さらにもう1個の炭素原子
は、O又はSから選択したヘテロ原子に任意に置き換え
てよい。さらに1ないし2個の炭素原子を窒素ヘテロ原
子に任意に置き換えてもよく、フェニル及びヘテロアリ
ールを前記に定義のRq で任意に1置換できる。Mb は
前記に定義したものであり、RyとRz も前記に定義し
たものである、 ac) 以下のようなC5 −C7 シクロアルキル基。す
なわち、環の炭素1個はO、S、NH又はN(C1 −C
4 アルキル)より選択したヘテロ原子に置き換えられて
いる。さらに炭素原子1個をNH又はN(C1 −C4 ア
ルキル)に置き換えてもよい。各窒素ヘテロ原子に隣接
する炭素原子の少なくとも1個は、結合している水素の
いずれもが1個の酸素で置換されていて、それによって
カルボニル部分を形成している。環には1又は2個のカ
ルボニル部分が存在する; ad) 前記の置換基a)ないしac)及び、前記に定
義のRq で任意に置換されてもよいフェニルのうちの1
つにより任意に1置換できるC2 −C4 アルケニル・ラ
ジカル; ae) 前記の置換基a)ないしac)で任意に1置換
できるC2 −C4 アルキニル・ラジカル; af) C1 −C4 アルキル・ラジカル; ag) 前記置換基a)ないしac)の1つで1置換し
たC1 −C4 アルキル; ah) 以下のような2−オキサゾリジノニル部分。す
なわち結合部位はオキサゾリジノン環の窒素原子であ
り、環酸素原子は、S及びNRt (Rt は前記に定義し
たもの)、から選択したヘテロ原子に任意に置き換えら
れる。そしてオキサゾリジノン環の飽和炭素原子の1個
は、前記置換基a)ないしag)のうちの1つにより任
意に1置換してもよい; Rb は−H、−OH、 -CF3 、 -(C=O)Rs 、 -S(O)n R s
(nは0−2)、 -SO2NR y R z 、 -(C=O)OC1-4アルキ
ル、 -(C=O)N(Ry )Rz 、 -(C=O)N(OR y )Rz 、-(C=S)N
(Ry )Rz 、 -NH2 、Rq で任意に1置換したC1-4 アル
コキシ、前記で定義したRx 、前記Ra で定義した置換
基(a)−(ae)の1種によってα炭素上もしくはそ
れより高位の炭素上で任意に1置換されたC1-4 アルキ
ルであり、 Mはi) 水素; ii) 薬剤用のエステル化基又は除去できるカルボキシ
ル保護基; iii) アルカリ金属又は他の薬剤用カチオン;又は から選択する。
【0010】また、本発明は下記の式の新規なカルバペ
ネム中間体を提供する。
ネム中間体を提供する。
【化24】 式中、 RはHまたはCH3 ; Xh はOまたはS; Ra およびRb は前記に定義したものであるが、ただし
Rq はさらに OP ′を含み(ここにおけるP′は以下に
定義する)、Rq のMa およびMb は共にMを含み、タ
イプd)のヒドロキシル置換基およびRb はさらに保護
された水酸基 OP ′であることが出来る; P′は除去可能な水酸基のための保護基;そしてMは除
去可能なカルボキシルのための保護基である。
Rq はさらに OP ′を含み(ここにおけるP′は以下に
定義する)、Rq のMa およびMb は共にMを含み、タ
イプd)のヒドロキシル置換基およびRb はさらに保護
された水酸基 OP ′であることが出来る; P′は除去可能な水酸基のための保護基;そしてMは除
去可能なカルボキシルのための保護基である。
【0011】好適な中間体は下記の式を有する。
【化25】 式中、 Rは−Hまたは−CH3 ; P′は除去可能な水酸基の保護基; Mは除去可能なカルボキシルの保護基; Ra はH,OP′, Cl, Br, I, SCH3, CN, CHO, SOCH3, S
O2CH3, CO2M, CH2OP′, および CONH2からなる群から
選ばれ; Rb はH,OP′, CH2SCH3, CH2CN, CH2CHO, CH2SOCH3,
CH2SO2CH3, CH2CO2M,CH2OP′, CH2CH2OP′,CH2CONH2よ
りなる群から選ばれ; ただし、 -CH2OH 置換基は、フェナンスリドンの3−ま
たは4−位にある。
O2CH3, CO2M, CH2OP′, および CONH2からなる群から
選ばれ; Rb はH,OP′, CH2SCH3, CH2CN, CH2CHO, CH2SOCH3,
CH2SO2CH3, CH2CO2M,CH2OP′, CH2CH2OP′,CH2CONH2よ
りなる群から選ばれ; ただし、 -CH2OH 置換基は、フェナンスリドンの3−ま
たは4−位にある。
【0012】以下本発明を詳細に説明する。式Iの化合
物の製造は3段階の合成工程とそれに続く保護基の除去
を行なう最終工程によって行なうことができる。第一合
成段階の目的は式Iのカルバペネムの2位の置換基に変
換されるベースフェナンスリドン化合物の生成である。
第2合成段階の目的はこのフェナンスリドンをカルバペ
ネムに結合する事である。最後に、第3段階の目的はフ
ェナンスリドンを所望のRa 及びRb で置換する事であ
る。この第3合成段階は多様なRa 及びRb の性質に応
じて、第1合成段階の後、あるいは第2合成段階の途中
又は後に行なうことができる。フローシートA1及びA
2はここに提案した第1段階の合成を示す。フローシー
トB及びCは2通りの第2段階の合成を示す。第3合成
は選択したRa およびRb に応じて変化する。
物の製造は3段階の合成工程とそれに続く保護基の除去
を行なう最終工程によって行なうことができる。第一合
成段階の目的は式Iのカルバペネムの2位の置換基に変
換されるベースフェナンスリドン化合物の生成である。
第2合成段階の目的はこのフェナンスリドンをカルバペ
ネムに結合する事である。最後に、第3段階の目的はフ
ェナンスリドンを所望のRa 及びRb で置換する事であ
る。この第3合成段階は多様なRa 及びRb の性質に応
じて、第1合成段階の後、あるいは第2合成段階の途中
又は後に行なうことができる。フローシートA1及びA
2はここに提案した第1段階の合成を示す。フローシー
トB及びCは2通りの第2段階の合成を示す。第3合成
は選択したRa およびRb に応じて変化する。
【0013】ここに提案した第一合成法、フローシート
A1及びA2、は Suzuki クロス−カップリング反応に
必要な原料を製造するためのオルト指向メタル化反応
(a directed ortho metalation reaction)及び所期の
フェナンスリドンプラットフォームを生成する最終的閉
環反応として一般的に記載されている。この提案された
第一合成法は、 Snieckus, V., Chem. Rev. 1990,
90,879−933;Fu, J. M. 及び Snieckus,
V., Tet. Lett. 1990,31,p.1665;Siddi
qui, M. A. ら,Tetrahedron Letters, Vol. 29,N
o.43,5463−5466(1988); Milles,
R. J. ら,J. Org. Chem.,1989,54,4372
−4385; Milles, R. J.,J. Org. Chem.,198
9,54,4386−4390; Fu, J. M. ら,Tetr
ahedron Letters, Vol. 31,No.12,p.1665
−1668(1990)及び Suzuki, A. ら.Synthesi
c Communications, 11(7),513−519(19
81)によって類似のフェナンスリドン化合物を製造す
るのに利用されている。
A1及びA2、は Suzuki クロス−カップリング反応に
必要な原料を製造するためのオルト指向メタル化反応
(a directed ortho metalation reaction)及び所期の
フェナンスリドンプラットフォームを生成する最終的閉
環反応として一般的に記載されている。この提案された
第一合成法は、 Snieckus, V., Chem. Rev. 1990,
90,879−933;Fu, J. M. 及び Snieckus,
V., Tet. Lett. 1990,31,p.1665;Siddi
qui, M. A. ら,Tetrahedron Letters, Vol. 29,N
o.43,5463−5466(1988); Milles,
R. J. ら,J. Org. Chem.,1989,54,4372
−4385; Milles, R. J.,J. Org. Chem.,198
9,54,4386−4390; Fu, J. M. ら,Tetr
ahedron Letters, Vol. 31,No.12,p.1665
−1668(1990)及び Suzuki, A. ら.Synthesi
c Communications, 11(7),513−519(19
81)によって類似のフェナンスリドン化合物を製造す
るのに利用されている。
【0014】フローシートA1を参照すると、化合物A
1−1は上記 Snieckus らの方法によって指向メタル化
基(a directed metalation group ;DMG)で置換さ
れている。指向メタル化基(DMG)の機能は芳香族環
の飾り立てを配置することである。DMGが目的のフェ
ナンスリドンのアミド結合を形成するのに必要なカルボ
キシ機能又はアミノ機能のための前駆置換基を準備する
ことはDMGに多く望まれることである。カルボキシ前
駆体として使用される適当なDMGは2級又は3級アミ
ド類又はオキサゾリノ基である。特に、これらの前駆体
は、例えば、 -CONEt2、 -CONHMe、4,4−ジメチル−
2−オキサゾリニル、等であり得る。化合物A1−1の
場合、DMGはカルボキシル前駆体型である。アミノ前
駆体として使用される適当なDMGは保護された1級又
は2級アミン類である。特に、これらの前駆体は、例え
ば、 -NH-t-Boc、-NH-ピバロイル、フェニルスルホンア
ミド、などであり得る。下記の化合物A2−1は例え
ば、アミノ前駆体型のものである。
1−1は上記 Snieckus らの方法によって指向メタル化
基(a directed metalation group ;DMG)で置換さ
れている。指向メタル化基(DMG)の機能は芳香族環
の飾り立てを配置することである。DMGが目的のフェ
ナンスリドンのアミド結合を形成するのに必要なカルボ
キシ機能又はアミノ機能のための前駆置換基を準備する
ことはDMGに多く望まれることである。カルボキシ前
駆体として使用される適当なDMGは2級又は3級アミ
ド類又はオキサゾリノ基である。特に、これらの前駆体
は、例えば、 -CONEt2、 -CONHMe、4,4−ジメチル−
2−オキサゾリニル、等であり得る。化合物A1−1の
場合、DMGはカルボキシル前駆体型である。アミノ前
駆体として使用される適当なDMGは保護された1級又
は2級アミン類である。特に、これらの前駆体は、例え
ば、 -NH-t-Boc、-NH-ピバロイル、フェニルスルホンア
ミド、などであり得る。下記の化合物A2−1は例え
ば、アミノ前駆体型のものである。
【0015】フローシートA1の第一の工程として、化
合物A1−1のブロミンは約−100乃至−50℃の間
で、TMSクロライドの存在下ハロゲン金属交換を経て
シリル化によって保護されアリールシラン化合物A1−
2が得られる。オルソ置換基Ra 又はその適当な前駆体
の化入は化合物A1−2に上記 Snieckus ら記載の標準
的指向メタル化手法に従って行なわれる。生成した置換
アリールシランA1−3は繰り返しオルトメタル化(オ
ルト金属化)されそして適当なボロン含有親電子試薬で
処理されて必要なアリールボロン酸(an aryl boronic
acid) A1−4が得られる。適当なボロン含有親電子試
薬は硼酸トリメチル及び硼酸トリ−i−プロピルの様な
硼酸低級アルキルを含む。また、フローシートには示さ
れていないが、オルト金属化された化合物はトリアルキ
ル錫ハライドの様な親電子試薬で処理されて対応するア
リール水素化錫を生成し、このものは順に Stille ら,
J. Am. Chem. Soc., 1987,Vol. 109,p.5
478−5486によって報告されている様にビフェニ
ル類の製造に於て有用な中間体である。ビフェニル中間
体A1−6の製造は Suzuki クロス−カップリング手法
及び適当に修飾されたアリール化合物A1−4及びA1
−5を使用するフローシートで完成される。Suzuki カ
ップリングは一般にトルエン/エタノール溶媒中で炭酸
ナトリウム水溶液の存在下でテトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(O)触媒を使用するアリール
ボロン酸とアリールハライドまたはハライド当価物との
反応として記載される。生成したビフェニル化合物は標
準的方法で分離される。化合物A1−5はそれ自身標準
的方法で製造され、X、アミノ部分 -NR′2 及び所期の
置換基Ra を有するハロゲン置換化合物又はその前駆体
を得ることができる。好ましいハロゲンは臭素、沃素ま
たはハロゲン当価のトリフルオロメタンスルホニルオキ
シである。好ましいアミノ部分、 -NR′2 、は -NO2 、
-N3、保護されたアミン、又はRb 又はその前駆体で置
換されたアミンのいずれでも良い。ビフェニル化合物A
1−6は続いて塩化メチレンまたはその他の適当な溶媒
中でヨードモノクロライドを使用してトリメチルシリル
部分の ipso 置換を経由してハロゲン化ビフェニルA1
−7に変換される。どんなハロゲン化試薬も適当であ
り、例えば IBr、NBS 、I2、Br2 等であり、これらは既
に存在する官能性基と相溶性でなければならない。最終
的に、目的化合物、B1−1、はアミノ部分とDMG中
に潜在しているカルボキシ前駆体とのトランスアミド化
を経て得られる。
合物A1−1のブロミンは約−100乃至−50℃の間
で、TMSクロライドの存在下ハロゲン金属交換を経て
シリル化によって保護されアリールシラン化合物A1−
2が得られる。オルソ置換基Ra 又はその適当な前駆体
の化入は化合物A1−2に上記 Snieckus ら記載の標準
的指向メタル化手法に従って行なわれる。生成した置換
アリールシランA1−3は繰り返しオルトメタル化(オ
ルト金属化)されそして適当なボロン含有親電子試薬で
処理されて必要なアリールボロン酸(an aryl boronic
acid) A1−4が得られる。適当なボロン含有親電子試
薬は硼酸トリメチル及び硼酸トリ−i−プロピルの様な
硼酸低級アルキルを含む。また、フローシートには示さ
れていないが、オルト金属化された化合物はトリアルキ
ル錫ハライドの様な親電子試薬で処理されて対応するア
リール水素化錫を生成し、このものは順に Stille ら,
J. Am. Chem. Soc., 1987,Vol. 109,p.5
478−5486によって報告されている様にビフェニ
ル類の製造に於て有用な中間体である。ビフェニル中間
体A1−6の製造は Suzuki クロス−カップリング手法
及び適当に修飾されたアリール化合物A1−4及びA1
−5を使用するフローシートで完成される。Suzuki カ
ップリングは一般にトルエン/エタノール溶媒中で炭酸
ナトリウム水溶液の存在下でテトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(O)触媒を使用するアリール
ボロン酸とアリールハライドまたはハライド当価物との
反応として記載される。生成したビフェニル化合物は標
準的方法で分離される。化合物A1−5はそれ自身標準
的方法で製造され、X、アミノ部分 -NR′2 及び所期の
置換基Ra を有するハロゲン置換化合物又はその前駆体
を得ることができる。好ましいハロゲンは臭素、沃素ま
たはハロゲン当価のトリフルオロメタンスルホニルオキ
シである。好ましいアミノ部分、 -NR′2 、は -NO2 、
-N3、保護されたアミン、又はRb 又はその前駆体で置
換されたアミンのいずれでも良い。ビフェニル化合物A
1−6は続いて塩化メチレンまたはその他の適当な溶媒
中でヨードモノクロライドを使用してトリメチルシリル
部分の ipso 置換を経由してハロゲン化ビフェニルA1
−7に変換される。どんなハロゲン化試薬も適当であ
り、例えば IBr、NBS 、I2、Br2 等であり、これらは既
に存在する官能性基と相溶性でなければならない。最終
的に、目的化合物、B1−1、はアミノ部分とDMG中
に潜在しているカルボキシ前駆体とのトランスアミド化
を経て得られる。
【0016】フローシートA2を参照すると、レジオ異
性(regioisomeric)フェナンスリドンB1−2はフェナ
ンスリドンB1−1のそれと同様な方法で製造できる。
化合物A2−1は化合物A2−1のDMGがアミノ前駆
体型である点において化合物A1−4と相互に似ていな
い。化合物A2−1は適宜に修飾された化合物A2−2
と反応して Suzuki クロス−カップリング手法を利用し
てビフェニル中間体A2−3とすることができる。上記
の様にビフェニル化合物A2−3はハロゲン化ビフェニ
ル ipso 置換体A2−4に変換されてそして最終的にト
ランスアミド化によって目的のフェナンスリドンB1−
2に変換される。
性(regioisomeric)フェナンスリドンB1−2はフェナ
ンスリドンB1−1のそれと同様な方法で製造できる。
化合物A2−1は化合物A2−1のDMGがアミノ前駆
体型である点において化合物A1−4と相互に似ていな
い。化合物A2−1は適宜に修飾された化合物A2−2
と反応して Suzuki クロス−カップリング手法を利用し
てビフェニル中間体A2−3とすることができる。上記
の様にビフェニル化合物A2−3はハロゲン化ビフェニ
ル ipso 置換体A2−4に変換されてそして最終的にト
ランスアミド化によって目的のフェナンスリドンB1−
2に変換される。
【0017】フローシートA1及びA2で示される如
く、当業者は可能な限り有利ないくつかの変形を認識す
るであろう。一つの変形法に於ては、シリコンのハロゲ
ンへのipso 置換は環化の後で行なわれて目的のフェナ
ンスリドンを生成する。他の変形法に於ては、化合物A
1−5及びA2−2はそれぞれ -NR′2 及び -CO2Me に
代えて、DMG置換基を使用して修飾される。上記の様
に、DMG置換基は製造時に於るRa 又はその前駆体の
修飾を指向している。上記の様に、DMGは適宜にはカ
ルボキシ前駆体型又はアミノ前駆体型のものである。更
に別の変形法では、中間体B1−1又はB1−2のオキ
ソカルボニルは Lawesson 型試薬を使用して又は適当な
溶媒中で5硫化燐で処理してチオカルボニルに変換され
てSとしてXh を生成する。SとしてXh を生成する別
の変形法は炭素ベースのDMGを使用する事であり、こ
こではオキソカルボニル部分はチオカルボニルで置換さ
れる。チオカルボニルを含む適当な炭素ベースのDMG
は -(C=S)NH-フェニルである。Xh がSである化合物が
適当であるが、Xh がOである化合物も好ましい。
く、当業者は可能な限り有利ないくつかの変形を認識す
るであろう。一つの変形法に於ては、シリコンのハロゲ
ンへのipso 置換は環化の後で行なわれて目的のフェナ
ンスリドンを生成する。他の変形法に於ては、化合物A
1−5及びA2−2はそれぞれ -NR′2 及び -CO2Me に
代えて、DMG置換基を使用して修飾される。上記の様
に、DMG置換基は製造時に於るRa 又はその前駆体の
修飾を指向している。上記の様に、DMGは適宜にはカ
ルボキシ前駆体型又はアミノ前駆体型のものである。更
に別の変形法では、中間体B1−1又はB1−2のオキ
ソカルボニルは Lawesson 型試薬を使用して又は適当な
溶媒中で5硫化燐で処理してチオカルボニルに変換され
てSとしてXh を生成する。SとしてXh を生成する別
の変形法は炭素ベースのDMGを使用する事であり、こ
こではオキソカルボニル部分はチオカルボニルで置換さ
れる。チオカルボニルを含む適当な炭素ベースのDMG
は -(C=S)NH-フェニルである。Xh がSである化合物が
適当であるが、Xh がOである化合物も好ましい。
【0018】フェナンスリドンB1−1又はB1−2を
製造する前記方法はここでは好ましいが、もちろんほか
に適当な方法がある。一つの方法としては、既知の手法
で製造されたフェナンスリドンは Mosby, W. L., J. Ch
em. Soc., vol.76,p.936(1954)によって
示されている様に2−位置にブロム化される。2−ブロ
モ−フェナンスリドンは Walls, L. P., J. Chem. So
c., p.1406(1935)の手法によって得る事が
できる。N−置換−2−ブロモ−フェナンスリドン類は
Cookson, R. F.,らの J. Hetrocycl. Chem., (197
9)9,475によって示される如く製造できる。置換
フェナンスリドン類は Pan, H. L., 及びFletcher, T.
L., J. Med. Chem., vol. 12,p.822(196
9)の方法によって置換9−オキソフルオレンオキシム
類をベックマン転位で製造できる。置換フェナンスリド
ン類は Pan, H. L., 及び Fletcher, T. L., J. Heter
ocycl. Chem., vol.7,p.313(1970)の方法
によって置換9−オキソフルオレンオキシム類をシュミ
ット転位で製造できる。置換フェナンスリドン類は Kee
ne.B. R. T., 及び Tissington. P., Adv. Heterocycl
ic Chem., vol. 13,p.315(1971)によっ
て総括的に議論されている。
製造する前記方法はここでは好ましいが、もちろんほか
に適当な方法がある。一つの方法としては、既知の手法
で製造されたフェナンスリドンは Mosby, W. L., J. Ch
em. Soc., vol.76,p.936(1954)によって
示されている様に2−位置にブロム化される。2−ブロ
モ−フェナンスリドンは Walls, L. P., J. Chem. So
c., p.1406(1935)の手法によって得る事が
できる。N−置換−2−ブロモ−フェナンスリドン類は
Cookson, R. F.,らの J. Hetrocycl. Chem., (197
9)9,475によって示される如く製造できる。置換
フェナンスリドン類は Pan, H. L., 及びFletcher, T.
L., J. Med. Chem., vol. 12,p.822(196
9)の方法によって置換9−オキソフルオレンオキシム
類をベックマン転位で製造できる。置換フェナンスリド
ン類は Pan, H. L., 及び Fletcher, T. L., J. Heter
ocycl. Chem., vol.7,p.313(1970)の方法
によって置換9−オキソフルオレンオキシム類をシュミ
ット転位で製造できる。置換フェナンスリドン類は Kee
ne.B. R. T., 及び Tissington. P., Adv. Heterocycl
ic Chem., vol. 13,p.315(1971)によっ
て総括的に議論されている。
【0019】
【化26】
【化27】 フロシートA1およびA2の目的化合物、フェナントリ
ドンB1−1およびB1−2は、ここで教示するカルバ
ペネム化合物の2位置置換の核を形成する。この様に、
Ra およびRb が置換されるように示されている。しか
しながら、もし化合物A1−1、A1−5、A2−1ま
たはA2−2上の置換が残っていないか、または化合物
B1−1またはB1−2の合成を許容しないのであれ
ば、Ra およびRb が上記で示されることは、当業者
に、ただちに明らかなことである。それ故、Ra または
Rb が化合物B1−1またはB1−2上に望まれ、そし
てRaおよびRb が、B1−1またはB1−2を生成す
る合成工程と両立しない場合には、両立し得る前駆置換
基を合成工程中に用いることができる。使用される前駆
体置換基の本質は、B1−1またはB1−2への合成を
妨げず、その後により好ましい置換基へ転換されうる限
りにおいて、決定的ではない。好ましい前駆体置換基R
a は、メチル、ヒドロキシメチルおよび保護されたヒド
ロキシメチルである。好ましい前駆体置換基Rb は2−
ヒドロキシエチルまたは保護された2−ヒドロキシエチ
ルである。
ドンB1−1およびB1−2は、ここで教示するカルバ
ペネム化合物の2位置置換の核を形成する。この様に、
Ra およびRb が置換されるように示されている。しか
しながら、もし化合物A1−1、A1−5、A2−1ま
たはA2−2上の置換が残っていないか、または化合物
B1−1またはB1−2の合成を許容しないのであれ
ば、Ra およびRb が上記で示されることは、当業者
に、ただちに明らかなことである。それ故、Ra または
Rb が化合物B1−1またはB1−2上に望まれ、そし
てRaおよびRb が、B1−1またはB1−2を生成す
る合成工程と両立しない場合には、両立し得る前駆置換
基を合成工程中に用いることができる。使用される前駆
体置換基の本質は、B1−1またはB1−2への合成を
妨げず、その後により好ましい置換基へ転換されうる限
りにおいて、決定的ではない。好ましい前駆体置換基R
a は、メチル、ヒドロキシメチルおよび保護されたヒド
ロキシメチルである。好ましい前駆体置換基Rb は2−
ヒドロキシエチルまたは保護された2−ヒドロキシエチ
ルである。
【0020】それ故、化合物B1−1またはB1−2上
の置換基Ra に関しては、化合物B1−1またはB1−
2を製造する条件に対して安定であり、且つそれに続く
カルバペネムへのB1−1またはB1−2の付加の条件
に安定である保護基を有するRa であるか、または有さ
ないRa であることができる。あるいまたは、B1−1
またはB1−2をつくる条件に対して安定であり、所望
の場合には、B1−1またはB1−2のカルバペネムへ
の付加の条件に対して安定でありそして所望のRa へ転
換できるか、または他の前駆体置換基へ転換できる安定
な前駆体置換基であることができる。
の置換基Ra に関しては、化合物B1−1またはB1−
2を製造する条件に対して安定であり、且つそれに続く
カルバペネムへのB1−1またはB1−2の付加の条件
に安定である保護基を有するRa であるか、または有さ
ないRa であることができる。あるいまたは、B1−1
またはB1−2をつくる条件に対して安定であり、所望
の場合には、B1−1またはB1−2のカルバペネムへ
の付加の条件に対して安定でありそして所望のRa へ転
換できるか、または他の前駆体置換基へ転換できる安定
な前駆体置換基であることができる。
【0021】上述の如く、第2段階の合成は基本フェナ
ンスリドンB1−1またはB1−2のカルバペネムの2
−位置への付加である。安定なRa およびRb または適
当な前駆体置換基の場合、フェナンスリドンB1−1ま
たはB1−2は、フロー・シートBに示す如く、グリニ
ヤール反応において、アゼチジン−2−オンB2に付加
されうる。グリニヤール反応は、たとえばB1−1が、
20℃乃至60℃のTHF中においてマグネシウムおよ
び1,2−ジブロモエタンと反応してグリニヤール試薬
に変換され、続いて−70℃から約20℃のTHF中に
おいて、グリニヤール試薬としてのB1−1またはB2
と接触して、アゼチジン−2−オンB3を生成する。あ
るいはまた、B1−1は、−78℃乃至−50℃のTH
F中においてt−ブチル、リチウム、n−ブチルリチウ
ムなどと反応し、次に臭化マグネシウムを加えて、同じ
グリニヤール試薬を生成する。B3のR′は、実際には
ピリド−2−イルであるが、芳香族またはヘテロ芳香族
置換基を含む種々の置換であることができる。さらに、
Ri は、たとえばフェニル、2−ピリミジニルまたは2
−チアゾリルであることもできる。アゼチジン−2−オ
ンB3は、カルバペネムへ閉環できる中間体である。こ
の中間体上において、Ra 、Rb または前駆体置換基
は、その修飾がカルバペネム核と両立できない場合に
は、修飾されうる。
ンスリドンB1−1またはB1−2のカルバペネムの2
−位置への付加である。安定なRa およびRb または適
当な前駆体置換基の場合、フェナンスリドンB1−1ま
たはB1−2は、フロー・シートBに示す如く、グリニ
ヤール反応において、アゼチジン−2−オンB2に付加
されうる。グリニヤール反応は、たとえばB1−1が、
20℃乃至60℃のTHF中においてマグネシウムおよ
び1,2−ジブロモエタンと反応してグリニヤール試薬
に変換され、続いて−70℃から約20℃のTHF中に
おいて、グリニヤール試薬としてのB1−1またはB2
と接触して、アゼチジン−2−オンB3を生成する。あ
るいはまた、B1−1は、−78℃乃至−50℃のTH
F中においてt−ブチル、リチウム、n−ブチルリチウ
ムなどと反応し、次に臭化マグネシウムを加えて、同じ
グリニヤール試薬を生成する。B3のR′は、実際には
ピリド−2−イルであるが、芳香族またはヘテロ芳香族
置換基を含む種々の置換であることができる。さらに、
Ri は、たとえばフェニル、2−ピリミジニルまたは2
−チアゾリルであることもできる。アゼチジン−2−オ
ンB3は、カルバペネムへ閉環できる中間体である。こ
の中間体上において、Ra 、Rb または前駆体置換基
は、その修飾がカルバペネム核と両立できない場合に
は、修飾されうる。
【0022】化合物B3をキシレン中痕跡のp−ヒドロ
キノンと共に約1〜2時間不活性雰囲気中で還流するこ
とにより、カルバペネムB4に閉環できる。この中間物
上で、前駆体置換基からRa 、たとえばヒドロキシルメ
チルの最後の仕上げを遂行できる。カルボキシルまたは
ヒドロキシル保護基の除去は、最終化合物の一般式
(I)を与える。このような最後の仕上げと脱保護をさ
らに詳細に次に記載する。
キノンと共に約1〜2時間不活性雰囲気中で還流するこ
とにより、カルバペネムB4に閉環できる。この中間物
上で、前駆体置換基からRa 、たとえばヒドロキシルメ
チルの最後の仕上げを遂行できる。カルボキシルまたは
ヒドロキシル保護基の除去は、最終化合物の一般式
(I)を与える。このような最後の仕上げと脱保護をさ
らに詳細に次に記載する。
【化28】
【0023】フロー・シートCは、別の好ましい第2段
階構成、すなわちB1−1のような基本のフェナントリ
ドンを、カルバペネムの2位に結合させる合成を示す。
この合成は、カルバペネムトリフラートと適当に置換し
たアリールスタンナンの、パラジウムを触媒としたクロ
スカップリング反応を含むが、この工程は本出願に引用
されその一部をなす1990年2月16日提出の米国特
許出願第485,096号に説明されている。この合成
を適用するためには、まずフェナントリドンB1−1を
トリメチルスタンニルナフタレンC3に修飾する必要が
ある。これは、THF中で−78℃から−50℃で、B
1−1をt−ブチルリチウムと反応させた後、塩化トリ
メチルスズを加えることにより行なう。あるいは、フェ
ナントリドンB1−1を、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウムのようなパラジウム(O)触媒の
存在下に、トルエンのような不活性溶媒中で25℃から
110℃で0.25ないし24時間ヘキサメチル2すず
と反応させて、同じスタンナンC3を得ることができ
る。
階構成、すなわちB1−1のような基本のフェナントリ
ドンを、カルバペネムの2位に結合させる合成を示す。
この合成は、カルバペネムトリフラートと適当に置換し
たアリールスタンナンの、パラジウムを触媒としたクロ
スカップリング反応を含むが、この工程は本出願に引用
されその一部をなす1990年2月16日提出の米国特
許出願第485,096号に説明されている。この合成
を適用するためには、まずフェナントリドンB1−1を
トリメチルスタンニルナフタレンC3に修飾する必要が
ある。これは、THF中で−78℃から−50℃で、B
1−1をt−ブチルリチウムと反応させた後、塩化トリ
メチルスズを加えることにより行なう。あるいは、フェ
ナントリドンB1−1を、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウムのようなパラジウム(O)触媒の
存在下に、トルエンのような不活性溶媒中で25℃から
110℃で0.25ないし24時間ヘキサメチル2すず
と反応させて、同じスタンナンC3を得ることができ
る。
【0024】フロー・シートCを参照しつつ、2−オキ
ソカルバペネムC1を、トリフルオロメタンスルホン酸
無水物、塩化トリフルオロメタンスルホン酸等の適当な
トリフルオロメタンスルホニル供給源と、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルアミン等の有機窒素塩基の存在下
に、テトラヒドロフラン又は塩化メチレンのような極性
非プロトン性溶媒中で反応させる。所望の場合その後、
トリエチルアミン等の有機窒素塩基を反応溶液に加え
て、その後ただちにトリメチルシリルトリフルオロメタ
ンスルホン酸塩なとのシリル化剤を加えて、中間体C2
を作る。DMF、1−メチル−2−ピロリジノン等の非
プロトン性極性配位溶媒を加える。ひきつづきトリス
(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムクロロホル
ム、酢酸パラジウム、等のパラジウム化合物所望の場
合、トリス(4−メトキシフェニル)−ホスフィン、ト
リス(2,4,6−トリメトキシフェニルホスフィン等
の適当な置換フェニルホスフィン及びスタンナンC3を
加える。塩化リチウム、塩化亜鉛、塩化アンモニウム等
のハロゲン化合物源を加えて、反応溶液を0℃ないし5
0℃の適当な温度にあたためて、数分間ないし48時間
適当な時間かくはんする。カルバペネムC4は、この分
野で既知の従来の単離/精製方法で得られる。
ソカルバペネムC1を、トリフルオロメタンスルホン酸
無水物、塩化トリフルオロメタンスルホン酸等の適当な
トリフルオロメタンスルホニル供給源と、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルアミン等の有機窒素塩基の存在下
に、テトラヒドロフラン又は塩化メチレンのような極性
非プロトン性溶媒中で反応させる。所望の場合その後、
トリエチルアミン等の有機窒素塩基を反応溶液に加え
て、その後ただちにトリメチルシリルトリフルオロメタ
ンスルホン酸塩なとのシリル化剤を加えて、中間体C2
を作る。DMF、1−メチル−2−ピロリジノン等の非
プロトン性極性配位溶媒を加える。ひきつづきトリス
(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムクロロホル
ム、酢酸パラジウム、等のパラジウム化合物所望の場
合、トリス(4−メトキシフェニル)−ホスフィン、ト
リス(2,4,6−トリメトキシフェニルホスフィン等
の適当な置換フェニルホスフィン及びスタンナンC3を
加える。塩化リチウム、塩化亜鉛、塩化アンモニウム等
のハロゲン化合物源を加えて、反応溶液を0℃ないし5
0℃の適当な温度にあたためて、数分間ないし48時間
適当な時間かくはんする。カルバペネムC4は、この分
野で既知の従来の単離/精製方法で得られる。
【0025】一般的に言って、フロー・チャートCに示
したより穏やかな合成条件の方が、フロー・チャートB
に説明した合成よりも、もっと広範囲の官能基Ra 又は
Rbの存在を許容する。しかし、場合によっては、スタ
ンナンC3のRa 又はRb 置換基が保護された形又は先
駆体の形で導入されるのが有利である。たとえばヒドロ
キシメチルなどの前駆体置換基をRa 又はRb に最終的
に仕上げるのは、カルバペネム中間体C4上で行なう。
その後、ヒドロキシル又はカルボキシル保護基をとりの
ぞくと、構造式Iの最終化合物が得られる。このような
最終的な仕上げと保護基の除去については、後にさらに
詳しく説明する。
したより穏やかな合成条件の方が、フロー・チャートB
に説明した合成よりも、もっと広範囲の官能基Ra 又は
Rbの存在を許容する。しかし、場合によっては、スタ
ンナンC3のRa 又はRb 置換基が保護された形又は先
駆体の形で導入されるのが有利である。たとえばヒドロ
キシメチルなどの前駆体置換基をRa 又はRb に最終的
に仕上げるのは、カルバペネム中間体C4上で行なう。
その後、ヒドロキシル又はカルボキシル保護基をとりの
ぞくと、構造式Iの最終化合物が得られる。このような
最終的な仕上げと保護基の除去については、後にさらに
詳しく説明する。
【化29】
【0026】ピリジル−チオエステルであるアゼチジン
−2−オンB2は、カルバペネムの製造においてよく知
られた化合物である。熟練技術者ならば、B2を作るの
に役立つ様々な合成計画を思いつくだろう。特に本発明
に役立つのは以下のフロー・シートDの合成計画である
が、ここにRとは前に定義したものである。中間体B2
の製造段階は、たとえばここに参考として組み入れた米
国特許第4,260,627号、第4,543,257
号; L. D. Cama ら Tetrahedron, 39、2531(1
983); R. N. Guthikodaら、J. Med. Chem. 30、
871(1987)に記述の方法と類似のものである。
−2−オンB2は、カルバペネムの製造においてよく知
られた化合物である。熟練技術者ならば、B2を作るの
に役立つ様々な合成計画を思いつくだろう。特に本発明
に役立つのは以下のフロー・シートDの合成計画である
が、ここにRとは前に定義したものである。中間体B2
の製造段階は、たとえばここに参考として組み入れた米
国特許第4,260,627号、第4,543,257
号; L. D. Cama ら Tetrahedron, 39、2531(1
983); R. N. Guthikodaら、J. Med. Chem. 30、
871(1987)に記述の方法と類似のものである。
【化30】
【化31】
【0027】2−オキソカルバペナム中間体C1の製造
段階は、この分野でよく知られており、その詳細は、D.
G. Melillo ら、 Tetrahedron Letters, 21、278
3(1980)、 T. Salzmann ら、 J. Am.Chem. So
c.102、6161(1980)、及び L. M. Fueute
s, I. Shinkai と T. N. Salzmann, J. Am. Chem. So
c.108、4675(1986)に豊富に説明されてい
る。また、この合成は、すべて Merck and Company, In
c. の有する米国特許第4,269,772号、第4,
350,631号、第4,383,946号及び第4,
414,155号にも説明されている。これらを参考と
してここに組み入れる。
段階は、この分野でよく知られており、その詳細は、D.
G. Melillo ら、 Tetrahedron Letters, 21、278
3(1980)、 T. Salzmann ら、 J. Am.Chem. So
c.102、6161(1980)、及び L. M. Fueute
s, I. Shinkai と T. N. Salzmann, J. Am. Chem. So
c.108、4675(1986)に豊富に説明されてい
る。また、この合成は、すべて Merck and Company, In
c. の有する米国特許第4,269,772号、第4,
350,631号、第4,383,946号及び第4,
414,155号にも説明されている。これらを参考と
してここに組み入れる。
【0028】前出フロー・チャートで示された一般的な
合成の説明は、カルバペネムの6位上の保護された1−
ヒドロキシエチルの置換を示している。最後の保護基の
除去の後に、1−ヒドロキシエチル置換基が得られる
が、これはほとんどの場合において好ましい。しかしな
がら、ある種の二位の側鎖を選択した場合には、分子全
体の好ましい性質の究極的なバランスが、6−(1−フ
ルオロエチル)部分をかわりに選択することで高められ
る、ということが知られている。本発明の範囲にある6
−フルオロアルキル化合物の製造は、カルバペネム抗菌
化合物の製造の分野で周知の技術を用いてそのまま行な
う。たとえば J. G. deVriesら、 Heterocycles, 23
(8)、1915(1985);BE900 718A
(Sandoz)及び日本特許公告第6−0163−882−
A号(サンラク・オーシャン)を参照。
合成の説明は、カルバペネムの6位上の保護された1−
ヒドロキシエチルの置換を示している。最後の保護基の
除去の後に、1−ヒドロキシエチル置換基が得られる
が、これはほとんどの場合において好ましい。しかしな
がら、ある種の二位の側鎖を選択した場合には、分子全
体の好ましい性質の究極的なバランスが、6−(1−フ
ルオロエチル)部分をかわりに選択することで高められ
る、ということが知られている。本発明の範囲にある6
−フルオロアルキル化合物の製造は、カルバペネム抗菌
化合物の製造の分野で周知の技術を用いてそのまま行な
う。たとえば J. G. deVriesら、 Heterocycles, 23
(8)、1915(1985);BE900 718A
(Sandoz)及び日本特許公告第6−0163−882−
A号(サンラク・オーシャン)を参照。
【0029】好ましい構造式Iの化合物において、R1
は水素である。より好ましくは、R1 が水素でR2 が
(R)-CH3CH(OH)- 又は (R)-CH3CH(F)-である。もっとも
好ましいものは、R1 が水素でR2 が (R)-CH3CH(OH)-
である。たいていはRがHであることが好ましいが、R
がCH3 であるとよりよい化学的安定性、水への溶解性又
は薬動力学的ふるまいを与える場合がある。CH3 である
置換基Rは、αとβのどちらの立体異性体であってもよ
い。さらに、好ましい化合物では、フェナントリドンの
3位か7位の少なくとも1個のRa は水素以外のもので
ある。最も好ましい化合物においては2つのRa 及びR
b 置換基は水素以外である。好ましいRa 及びRb は式
Iに関して上記に述べた通りである。好ましいRaは、
ヒドロキシで一置換されたC1-4 アルキル、例えば、ヒ
ドロキシメチル;ホルミル;アルコキシカルボニル、例
えば -COOCH3:カルバモイル、例えば -CONH2 ;ヒドロ
キシイミノメチル、例えば -CH=NOH 又はシアノであ
る。好ましいRb はヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ
ル、 -CH2CHO、 -CH2COOCH3 、 -CH2CONH2、 -CH2CH=NO
H 及び -CH2CN である。
は水素である。より好ましくは、R1 が水素でR2 が
(R)-CH3CH(OH)- 又は (R)-CH3CH(F)-である。もっとも
好ましいものは、R1 が水素でR2 が (R)-CH3CH(OH)-
である。たいていはRがHであることが好ましいが、R
がCH3 であるとよりよい化学的安定性、水への溶解性又
は薬動力学的ふるまいを与える場合がある。CH3 である
置換基Rは、αとβのどちらの立体異性体であってもよ
い。さらに、好ましい化合物では、フェナントリドンの
3位か7位の少なくとも1個のRa は水素以外のもので
ある。最も好ましい化合物においては2つのRa 及びR
b 置換基は水素以外である。好ましいRa 及びRb は式
Iに関して上記に述べた通りである。好ましいRaは、
ヒドロキシで一置換されたC1-4 アルキル、例えば、ヒ
ドロキシメチル;ホルミル;アルコキシカルボニル、例
えば -COOCH3:カルバモイル、例えば -CONH2 ;ヒドロ
キシイミノメチル、例えば -CH=NOH 又はシアノであ
る。好ましいRb はヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ
ル、 -CH2CHO、 -CH2COOCH3 、 -CH2CONH2、 -CH2CH=NO
H 及び -CH2CN である。
【0030】この好ましい置換に開連して、フローシー
トA1及びA2に示されるフェナントリドンのRb につ
いてヒドロキシエチル基を得ることができる。フローシ
ートA1において、例えば化合物A1−5は -NH(CH2CH
2OH)又はその適切に保護された均等物によって置換する
ことができ、この場合、好ましい保護基は、例えばt−
ブチルジフェニルシリルである。さもなければ、例えば
フローシートA2において、DMG基は -NH( t BOC)で
あることができ、これは酸性条件下で化合物A2−4か
ら除去され、この化合物は続いて閉環して化合物B1−
2となり、この場合Rb は水素である。化合物B1−2
の窒素部分は適当な溶媒中において、水素化ナトリウム
を用いて2−ブロモ−t−ブチルジフェニルシリルエタ
ノールでアルキル化してRb を保護されたヒドロキシエ
チルとして得ることができる。Ra については、7,
1,2,3又は4位のいずれの位置においてもヒドロキ
シメチルを以下のようにして得ることができる。一つの
方法として、ヒドロキシメチルは、環A1−4及びA1
−5又はA2−1及びA2−2のいずれの環上において
も、標準的操作により置換されることができ、適切に保
護される。あるいは、前駆体置換基としてのメチルは、
出発物質A1−4及びA1−5又はA2−1及びA2−
2上において、周知の手段により適切な位置で置換さ
れ、出発物質はフローシートAに従って反応して対応す
るメチル置換B1−1又はB1−2となる。続いて、メ
チル置換B1−1又はB1−2のメチル置換基はN−ブ
ロモスクシンイミドを用いてブロモメチルへ酸化される
ことができる。前駆体置換基メチルのこの酸化は、好適
には、アゼチジン−2−オン上でのフェナントリドンの
置換に先立って行なわれる。その理由は、酸化性条件は
アゼチジン−2−オン又は続くカルバペネムのいずれか
に適合しないことのためである。ブロモメチル置換基の
場合、ヒドロキシメチル置換B1−1又はB1−2への
変換は三段階シーケンスによって達成することができ
る。80℃におけるDMF中での酢酸カリウムとのブロ
モメチル化合物の反応は、対応するアセトキシメチル化
合物を与える。メタノール性水酸化ナトリウムでの加水
分解又はTHF中水素化ジイソブチルアルミニウムでの
還元等によるアセテート基の除去により、ヒドロキシメ
チル置換化合物B1−1又はB1−2が得られる。フロ
ーシートBに従いヒドロキシメチル置換B1−1又はB
1−2をさらに処理して対応するB3及びB4が得られ
る。
トA1及びA2に示されるフェナントリドンのRb につ
いてヒドロキシエチル基を得ることができる。フローシ
ートA1において、例えば化合物A1−5は -NH(CH2CH
2OH)又はその適切に保護された均等物によって置換する
ことができ、この場合、好ましい保護基は、例えばt−
ブチルジフェニルシリルである。さもなければ、例えば
フローシートA2において、DMG基は -NH( t BOC)で
あることができ、これは酸性条件下で化合物A2−4か
ら除去され、この化合物は続いて閉環して化合物B1−
2となり、この場合Rb は水素である。化合物B1−2
の窒素部分は適当な溶媒中において、水素化ナトリウム
を用いて2−ブロモ−t−ブチルジフェニルシリルエタ
ノールでアルキル化してRb を保護されたヒドロキシエ
チルとして得ることができる。Ra については、7,
1,2,3又は4位のいずれの位置においてもヒドロキ
シメチルを以下のようにして得ることができる。一つの
方法として、ヒドロキシメチルは、環A1−4及びA1
−5又はA2−1及びA2−2のいずれの環上において
も、標準的操作により置換されることができ、適切に保
護される。あるいは、前駆体置換基としてのメチルは、
出発物質A1−4及びA1−5又はA2−1及びA2−
2上において、周知の手段により適切な位置で置換さ
れ、出発物質はフローシートAに従って反応して対応す
るメチル置換B1−1又はB1−2となる。続いて、メ
チル置換B1−1又はB1−2のメチル置換基はN−ブ
ロモスクシンイミドを用いてブロモメチルへ酸化される
ことができる。前駆体置換基メチルのこの酸化は、好適
には、アゼチジン−2−オン上でのフェナントリドンの
置換に先立って行なわれる。その理由は、酸化性条件は
アゼチジン−2−オン又は続くカルバペネムのいずれか
に適合しないことのためである。ブロモメチル置換基の
場合、ヒドロキシメチル置換B1−1又はB1−2への
変換は三段階シーケンスによって達成することができ
る。80℃におけるDMF中での酢酸カリウムとのブロ
モメチル化合物の反応は、対応するアセトキシメチル化
合物を与える。メタノール性水酸化ナトリウムでの加水
分解又はTHF中水素化ジイソブチルアルミニウムでの
還元等によるアセテート基の除去により、ヒドロキシメ
チル置換化合物B1−1又はB1−2が得られる。フロ
ーシートBに従いヒドロキシメチル置換B1−1又はB
1−2をさらに処理して対応するB3及びB4が得られ
る。
【0031】フェナントリドン上の好ましいホルミルへ
の置換は、スウェン酸化により、Ra の場合にはヒドロ
キシメチルの置換で、またRb の場合にはヒドロキシエ
チルの置換でB4上で得られる。たとえば、B4を、塩
化メチレン中で、−70℃から室温で、塩化オキザリル
−ジメチルスルホキシド、さらにトリエチルアミンを活
性化剤に用いて酸化する。明らかに、得られたホルミル
置換基の位置は、B4のヒドロキシメチル置換又はヒド
ロキシエチル置換の位置によって決まる。
の置換は、スウェン酸化により、Ra の場合にはヒドロ
キシメチルの置換で、またRb の場合にはヒドロキシエ
チルの置換でB4上で得られる。たとえば、B4を、塩
化メチレン中で、−70℃から室温で、塩化オキザリル
−ジメチルスルホキシド、さらにトリエチルアミンを活
性化剤に用いて酸化する。明らかに、得られたホルミル
置換基の位置は、B4のヒドロキシメチル置換又はヒド
ロキシエチル置換の位置によって決まる。
【0032】フェナントリドン上での好ましい -CH=NOH
への置換は今述べたホルミルへの置換により簡単に行な
える。これはただ、ホルミルへ置換した化合物を、室温
で適当な溶媒中のヒドロキシアミンに浸して行なう。
への置換は今述べたホルミルへの置換により簡単に行な
える。これはただ、ホルミルへ置換した化合物を、室温
で適当な溶媒中のヒドロキシアミンに浸して行なう。
【0033】フェナントリドン上のシアノへの置換は、
今述べた -CH=NOHの置換により行なえる。 -CH=NOHに置
換した化合物を、−70℃の溶媒中で、無水トリフラー
ト酸及びトリエチルアミンで脱水する。
今述べた -CH=NOHの置換により行なえる。 -CH=NOHに置
換した化合物を、−70℃の溶媒中で、無水トリフラー
ト酸及びトリエチルアミンで脱水する。
【0034】フェナントリドン上の好ましい -COOCH3へ
の置換は、今述べたヒドロキシメチル又はヒドロキシエ
チルで置換したB3から得られる。たとえば、化合物B
3をジョーンズ試薬で酸化して、ヒドロキシメチル置換
基をカルボン酸基に変換する。ジョーンズ試薬を用いる
酸化は、カルバペネムには適切でないかもしれず、その
ため、最適には環を閉じる前に行なう。環を閉じる前
に、カルボン酸基を、室温において、有機溶媒中で、1
−エチル−3−13−ジメチル−アミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル、及びメタノールに連続して接触させることによりエ
ステル化する。置換エステルは、勿論メタノールを対応
する置換アルコールに代えることにより得ることができ
る。また、上述したメチル置換B1−1又はB1−2
は、三酸化クロム又は nBu4NM n O4で酸化してカルボキ
シを形成することができる。
の置換は、今述べたヒドロキシメチル又はヒドロキシエ
チルで置換したB3から得られる。たとえば、化合物B
3をジョーンズ試薬で酸化して、ヒドロキシメチル置換
基をカルボン酸基に変換する。ジョーンズ試薬を用いる
酸化は、カルバペネムには適切でないかもしれず、その
ため、最適には環を閉じる前に行なう。環を閉じる前
に、カルボン酸基を、室温において、有機溶媒中で、1
−エチル−3−13−ジメチル−アミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル、及びメタノールに連続して接触させることによりエ
ステル化する。置換エステルは、勿論メタノールを対応
する置換アルコールに代えることにより得ることができ
る。また、上述したメチル置換B1−1又はB1−2
は、三酸化クロム又は nBu4NM n O4で酸化してカルボキ
シを形成することができる。
【0035】フェナントリドン上の好ましいカルバモイ
ルへの置換は、前記のようなジョーンズ試薬を用いて、
ヒドロキシメチル置又はヒドロキシエチル基を対応する
カルボン酸基へと酸化することにより、B3より得られ
る。このカルボン酸置換基をさらに順番に塩酸1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及びアンモニア
と、室温で有機溶媒中で接触させることにより、カルボ
キサミド基 -CONH2 に変える。アンモニアのかわりに対
応する置換したアミンによって、置換したアミドを得ら
れるものはもちろんである。
ルへの置換は、前記のようなジョーンズ試薬を用いて、
ヒドロキシメチル置又はヒドロキシエチル基を対応する
カルボン酸基へと酸化することにより、B3より得られ
る。このカルボン酸置換基をさらに順番に塩酸1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及びアンモニア
と、室温で有機溶媒中で接触させることにより、カルボ
キサミド基 -CONH2 に変える。アンモニアのかわりに対
応する置換したアミンによって、置換したアミドを得ら
れるものはもちろんである。
【0036】又、今述べた好ましいRa 及びRb で置換
した化合物を、フロー・シートCに示した合成を用いて
得ることができる。この場合、今述べた合成変換は、フ
ェナントリドン側鎖がカルバペネムに結合する以前に中
間体C3上で行なうか、あるいはその結合の後にC4上
で行なう。
した化合物を、フロー・シートCに示した合成を用いて
得ることができる。この場合、今述べた合成変換は、フ
ェナントリドン側鎖がカルバペネムに結合する以前に中
間体C3上で行なうか、あるいはその結合の後にC4上
で行なう。
【0037】前記の製造方法において、カルバペネムの
3位のカルボキシル基と8位の水酸基は、最終生成物の
直前生成物が製造されるまで、保護基でブロックされた
ままである。適当な水酸基の保護基P′は以下のもので
ある。すなわち、トリアルキルシリル、アリール(アル
キル)アルコキシシリル、アルキルオキシジアリールシ
リル及びジアリールアルキルシリル等のシリル基、そし
て、アルキルオキシカルボニル、置換したアルキルオキ
シカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、置換したベ
ンジルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル及び
置換したアリルオキシカルボニル等の炭酸塩基である。
合成計画で示したものに加えて、又はそれらを含めた好
ましい保護基は、t−ブチルメトキシフェニルシリル、
t−ブトキシフェニルシリル、トリメチルシリル、トリ
エチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、o−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチル−
オキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチルオキ
シカルボニル及びアリルオキシカルボニルである。合成
計画で示したものに加えて、又はそれらを含めた適当な
カルボキシル保護基Mは、後述する。
3位のカルボキシル基と8位の水酸基は、最終生成物の
直前生成物が製造されるまで、保護基でブロックされた
ままである。適当な水酸基の保護基P′は以下のもので
ある。すなわち、トリアルキルシリル、アリール(アル
キル)アルコキシシリル、アルキルオキシジアリールシ
リル及びジアリールアルキルシリル等のシリル基、そし
て、アルキルオキシカルボニル、置換したアルキルオキ
シカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、置換したベ
ンジルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル及び
置換したアリルオキシカルボニル等の炭酸塩基である。
合成計画で示したものに加えて、又はそれらを含めた好
ましい保護基は、t−ブチルメトキシフェニルシリル、
t−ブトキシフェニルシリル、トリメチルシリル、トリ
エチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、o−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチル−
オキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチルオキ
シカルボニル及びアリルオキシカルボニルである。合成
計画で示したものに加えて、又はそれらを含めた適当な
カルボキシル保護基Mは、後述する。
【0038】脱ブロックは従来のやり方で行なえる。フ
ロー・シートBに従がって製造した化合物に関しては、
脱保護は、2−エチルヘキサン酸カリウム及び2−エチ
ルヘキサン酸、あるいはまた、ピロリジン等の他の適当
な求核試薬を含んだ溶液中で、パラジウムを触媒とした
反応で行なう。別の方法としては、フロー・シートCに
よって製造した化合物に関しては、脱保護は、次の手順
で行なう。すなわち、化合物C4を、まずテトラヒドロ
フラン等の有機溶媒中で、0℃でないし室温で、数分か
ら数時間、酢酸又は希釈 HCl等の水性酸性条件にさら
す。この結果得られた脱シリル化したカルバペネムを、
従来の技術で単離することもできるが、より簡単には、
そのまま最終的な脱保護工程に入る。すなわち、 NaHCO
3 又は KHCO3等の無機塩基と10%のPd/C を加えた後
に、水素添加すると、p−ニトロベンジル保護基が除去
されて、構造式Iの最終的化合物が生成する。
ロー・シートBに従がって製造した化合物に関しては、
脱保護は、2−エチルヘキサン酸カリウム及び2−エチ
ルヘキサン酸、あるいはまた、ピロリジン等の他の適当
な求核試薬を含んだ溶液中で、パラジウムを触媒とした
反応で行なう。別の方法としては、フロー・シートCに
よって製造した化合物に関しては、脱保護は、次の手順
で行なう。すなわち、化合物C4を、まずテトラヒドロ
フラン等の有機溶媒中で、0℃でないし室温で、数分か
ら数時間、酢酸又は希釈 HCl等の水性酸性条件にさら
す。この結果得られた脱シリル化したカルバペネムを、
従来の技術で単離することもできるが、より簡単には、
そのまま最終的な脱保護工程に入る。すなわち、 NaHCO
3 又は KHCO3等の無機塩基と10%のPd/C を加えた後
に、水素添加すると、p−ニトロベンジル保護基が除去
されて、構造式Iの最終的化合物が生成する。
【0039】前記の定義に関して、「アルキル」は、直
鎖又は分岐状脂肪族炭化水素ラジカルである。「ヘテロ
原子」は独立した基準で選択したN、S、又はOを意味
する。
鎖又は分岐状脂肪族炭化水素ラジカルである。「ヘテロ
原子」は独立した基準で選択したN、S、又はOを意味
する。
【0040】本出願書で定義した「ヘテロアリール」
は、Rx 基に関して、特定の限定された意味を持ち、単
環だけを意味する。単環ヘテロアリールは、少なくとも
1個の窒素原子を持つ必要があり、任意に最大1個のさ
らなる酸素又は硫黄のヘテロ原子が存在してもよい。こ
のタイプのヘテロアリールは、ピロール及びピリジン
(N1個)、オキサゾール、チアゾール又はオキサジン
(N個と、OかS1個)である。第1の窒素及び、酸素
又は硫黄に加えてさらに窒素原子が存在して、たとえば
チアジアゾール(N2個とS1個)を成してもよいが、
好ましいヘテロアリールは、ヘテロ原子が2個以上のと
き1個だけ窒素ヘテロ原子が存在するものである。これ
らの代表的なものは、ピラゾール、イミダゾール、ピリ
ミジン及びピラジン(N2個)、及びトリアジン(N3
個)である。
は、Rx 基に関して、特定の限定された意味を持ち、単
環だけを意味する。単環ヘテロアリールは、少なくとも
1個の窒素原子を持つ必要があり、任意に最大1個のさ
らなる酸素又は硫黄のヘテロ原子が存在してもよい。こ
のタイプのヘテロアリールは、ピロール及びピリジン
(N1個)、オキサゾール、チアゾール又はオキサジン
(N個と、OかS1個)である。第1の窒素及び、酸素
又は硫黄に加えてさらに窒素原子が存在して、たとえば
チアジアゾール(N2個とS1個)を成してもよいが、
好ましいヘテロアリールは、ヘテロ原子が2個以上のと
き1個だけ窒素ヘテロ原子が存在するものである。これ
らの代表的なものは、ピラゾール、イミダゾール、ピリ
ミジン及びピラジン(N2個)、及びトリアジン(N3
個)である。
【0041】Rx のヘテロアリール基は、つねに前記に
定義したRa によって任意に1価置換される。置換は炭
素原子のひとつに、又はヘテロ原子の1つにも行なうこ
とができるが、後者の場合、ある種の置換基を選択する
のが適当でないことがある。
定義したRa によって任意に1価置換される。置換は炭
素原子のひとつに、又はヘテロ原子の1つにも行なうこ
とができるが、後者の場合、ある種の置換基を選択する
のが適当でないことがある。
【0042】本発明の具体的な化合物を表I及びIIに列
挙する。
挙する。
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【化38】
【0043】本発明のカルバペネム化合物は、それ自体
で、そして薬剤用の塩やエステルの形態で、動物及びヒ
トの患者における微生物感染の治療に有用である。「薬
剤用のエステル又は塩」とは、医化学者には明らかであ
ろうが、無毒性で、前記化合物の薬物動態学的特性すな
わち、服用しやすく、吸収性、分布、代謝及び排泄に好
ましい効果のある、本発明の化合物の塩及びエステルの
形態を意味する。性格上より実際的で、また同様に選択
するのに重要な他の要素は、原料物質の費用、結晶化の
容易で、収率、安定性、吸湿性及び作った原薬剤の流動
性である。簡単には、薬剤混合物は、薬剤用担体と組み
合わせた活性成物から製造する。したがって、又、本発
明は、本発明の新規なカルバペネム化合物を活性成分と
して用いる薬剤用混合物及び微生物感染の治療方法にも
関れる。
で、そして薬剤用の塩やエステルの形態で、動物及びヒ
トの患者における微生物感染の治療に有用である。「薬
剤用のエステル又は塩」とは、医化学者には明らかであ
ろうが、無毒性で、前記化合物の薬物動態学的特性すな
わち、服用しやすく、吸収性、分布、代謝及び排泄に好
ましい効果のある、本発明の化合物の塩及びエステルの
形態を意味する。性格上より実際的で、また同様に選択
するのに重要な他の要素は、原料物質の費用、結晶化の
容易で、収率、安定性、吸湿性及び作った原薬剤の流動
性である。簡単には、薬剤混合物は、薬剤用担体と組み
合わせた活性成物から製造する。したがって、又、本発
明は、本発明の新規なカルバペネム化合物を活性成分と
して用いる薬剤用混合物及び微生物感染の治療方法にも
関れる。
【0044】前記の薬剤用の塩は-COOM の形態をとって
もよい。このMは、ナトリウム又はカリウム等のアルカ
リ金属カチオンでよい。Mに用いる他の薬剤用カチオン
は、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アンモニウム、
あるいはテトラメチルアンモニウム、テトラブチルアン
モニウム、コリン、トリエチルヒドロアンモニウム、メ
グルミン、トリエタノールヒドロアンモニウム等のアル
キルアンモニウムカチオンでもよい。
もよい。このMは、ナトリウム又はカリウム等のアルカ
リ金属カチオンでよい。Mに用いる他の薬剤用カチオン
は、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アンモニウム、
あるいはテトラメチルアンモニウム、テトラブチルアン
モニウム、コリン、トリエチルヒドロアンモニウム、メ
グルミン、トリエタノールヒドロアンモニウム等のアル
キルアンモニウムカチオンでもよい。
【0045】本発明の新規なカルバペネム化合物の薬剤
用エステルは医化学者には容易に明らかであるが、たと
えば、本出願書に引用されとり込まれている米国特許第
4,309,438号、第9段落、61行目から第12
段落51行目にくわしく述べられているようなものを含
み、ここにこれを引用することによりその内容を本明細
書に組み入れたものとする。このような薬剤用エステル
に含まれるのは、ピバロイルオキシメチル、アセトキシ
メチル、フタリジル、インダニル及びメトキシメチル等
の生体条件下に加水分解するもの、そして本出願書に引
用されとり込まれている米国特許第4,479,947
号にくわしく述べられているものである。
用エステルは医化学者には容易に明らかであるが、たと
えば、本出願書に引用されとり込まれている米国特許第
4,309,438号、第9段落、61行目から第12
段落51行目にくわしく述べられているようなものを含
み、ここにこれを引用することによりその内容を本明細
書に組み入れたものとする。このような薬剤用エステル
に含まれるのは、ピバロイルオキシメチル、アセトキシ
メチル、フタリジル、インダニル及びメトキシメチル等
の生体条件下に加水分解するもの、そして本出願書に引
用されとり込まれている米国特許第4,479,947
号にくわしく述べられているものである。
【0046】本発明の新規なカルバペネム化合物は、 C
OOM の形をとり得るが、ここにMは、容易にとり除くこ
とのできるカルボキシル保護基である。このような従来
の保護基は、前記合成過程中にカルボキシル基を保護し
てブロックするのに用いる既知のエステル基から成る。
これらの従来の保護基は容易にとりのぞける。つまり、
それらは、必要な場合には、分子の他の部分の切断やそ
の他の破壊を生じない工程によってとりのぞくことがで
きる。そのような工程に含まれるのは、化学的及び酵素
的加水分解、穏やかな条件下での化学的還元剤又は酸化
剤処理、遷移金属触媒及び求核剤との処理、そして触媒
的水素添加である。大まかにいって、そのようなエステ
ル保護基には、アルキル、置換したアルキル、ベンジ
ル、置換したベンジル、アリール、置換したアリール、
アリル、置換したアリル及びトリオルガノシリルが含ま
れる。それらのエステル保護基の具体例には、ベンズヒ
ドリル、p−ニトロベンジル、2−ナフチルメチル、ア
リル、2−クロロアリル、ベンジル、2,2,2−トリ
クロロエチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチル
シリル、t−ブチルジフェニルシリル、2−(トリメチ
ルシリル)エチル、フェナシル、p−メトキシベンジ
ル、アセトニル、o−ニトロベンジル、p−メトキシフ
ェニル、4−ピリジルメチル及びt−ブチルが含まれ
る。
OOM の形をとり得るが、ここにMは、容易にとり除くこ
とのできるカルボキシル保護基である。このような従来
の保護基は、前記合成過程中にカルボキシル基を保護し
てブロックするのに用いる既知のエステル基から成る。
これらの従来の保護基は容易にとりのぞける。つまり、
それらは、必要な場合には、分子の他の部分の切断やそ
の他の破壊を生じない工程によってとりのぞくことがで
きる。そのような工程に含まれるのは、化学的及び酵素
的加水分解、穏やかな条件下での化学的還元剤又は酸化
剤処理、遷移金属触媒及び求核剤との処理、そして触媒
的水素添加である。大まかにいって、そのようなエステ
ル保護基には、アルキル、置換したアルキル、ベンジ
ル、置換したベンジル、アリール、置換したアリール、
アリル、置換したアリル及びトリオルガノシリルが含ま
れる。それらのエステル保護基の具体例には、ベンズヒ
ドリル、p−ニトロベンジル、2−ナフチルメチル、ア
リル、2−クロロアリル、ベンジル、2,2,2−トリ
クロロエチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチル
シリル、t−ブチルジフェニルシリル、2−(トリメチ
ルシリル)エチル、フェナシル、p−メトキシベンジ
ル、アセトニル、o−ニトロベンジル、p−メトキシフ
ェニル、4−ピリジルメチル及びt−ブチルが含まれ
る。
【0047】本発明の化合物は多種のグラム陽性菌と、
それよりはせまい範囲のグラム陰性菌に対して作用する
有用な抗菌剤であり、したがって、ヒト及び家畜の薬剤
として有用性がある。本発明の抗菌剤は、医薬としての
有用性に限定されず、あらゆる産業に用いることができ
る。たとえば、飼料の添加物として、食料の保存に、殺
菌剤として、そして微生物の成長抑制が必要な他の産業
システムにおいて用いることができる。たとえば、これ
らを水性混合物中に0.1ないし100ppm の濃度で用
いて、医科及び歯科器具に有害な微生物が成長するのを
滅菌したり抑制することができ、そして殺菌剤として工
業的に適用して、たとえば、水性ペンキや製紙工場の白
水に用いて、有害な微生物の成長を抑制することができ
る。
それよりはせまい範囲のグラム陰性菌に対して作用する
有用な抗菌剤であり、したがって、ヒト及び家畜の薬剤
として有用性がある。本発明の抗菌剤は、医薬としての
有用性に限定されず、あらゆる産業に用いることができ
る。たとえば、飼料の添加物として、食料の保存に、殺
菌剤として、そして微生物の成長抑制が必要な他の産業
システムにおいて用いることができる。たとえば、これ
らを水性混合物中に0.1ないし100ppm の濃度で用
いて、医科及び歯科器具に有害な微生物が成長するのを
滅菌したり抑制することができ、そして殺菌剤として工
業的に適用して、たとえば、水性ペンキや製紙工場の白
水に用いて、有害な微生物の成長を抑制することができ
る。
【0048】本発明の化合物は、あらゆる種類の薬剤処
法で用いることができる。それらは、カプセル剤、粉末
の形態、溶液中、又は懸濁液中で用いることができる。
それらは種々の方法で投与できる。とりわけ重要な方法
には、(静脈内又は筋肉内)注射による局所又は非経口
投与が含まれる。
法で用いることができる。それらは、カプセル剤、粉末
の形態、溶液中、又は懸濁液中で用いることができる。
それらは種々の方法で投与できる。とりわけ重要な方法
には、(静脈内又は筋肉内)注射による局所又は非経口
投与が含まれる。
【0049】好ましい投薬経路である注射用の化合物
は、アンプル中の単位服用量の形態で、又はバイアルび
ん中に製造する。化合物は、懸濁剤、溶液、あるいは油
性又は水性賦形剤中のエマルジョン剤等の形態をとるこ
とができ、また処方用剤を含んでよい。別の方法として
は、活性成分を、投薬時に滅菌水等の適当な賦形剤で再
構成するための粉末の形態にしてもよい。局所への適用
は、軟膏、クリーム剤、外用水剤、塗布剤又は粉剤など
の疎水性又は親水性の基剤中に処法してよい。
は、アンプル中の単位服用量の形態で、又はバイアルび
ん中に製造する。化合物は、懸濁剤、溶液、あるいは油
性又は水性賦形剤中のエマルジョン剤等の形態をとるこ
とができ、また処方用剤を含んでよい。別の方法として
は、活性成分を、投薬時に滅菌水等の適当な賦形剤で再
構成するための粉末の形態にしてもよい。局所への適用
は、軟膏、クリーム剤、外用水剤、塗布剤又は粉剤など
の疎水性又は親水性の基剤中に処法してよい。
【0050】投与する服用量は、大部分は治療を受ける
対象の状態や大きさ、また同様に投与経路、投与頻度、
全身の感染に対して好ましい注射による非経口投与経路
に左右される。しかし、このような問題は、抗微生物の
分野で周知の治療原則にしたがって治療者のルーチンの
判断にまかせられる。感染の性質や治療を受ける個体の
特殊な性質の他に、的確な服用法に関わってくるのは、
選択した本発明の化合物のモル重量である。
対象の状態や大きさ、また同様に投与経路、投与頻度、
全身の感染に対して好ましい注射による非経口投与経路
に左右される。しかし、このような問題は、抗微生物の
分野で周知の治療原則にしたがって治療者のルーチンの
判断にまかせられる。感染の性質や治療を受ける個体の
特殊な性質の他に、的確な服用法に関わってくるのは、
選択した本発明の化合物のモル重量である。
【0051】ヒトへ単位服用量の投薬をするための化合
物は、液体の場合にも固体の場合にも、0.1%ないし
99%の活性物質を含むが、好ましくは、約10〜60
%の範囲である。通常、化合物は約15mgから約150
0mgの活性成分を含むが、一般に、約250mgないし1
000mgの範囲の服用量を用いるのが好ましい。非経口
投与の際には、単位服用形態は通常、純粋な化合物Iの
滅菌水溶液又は、溶液とするための溶解性の粉末の形態
である。
物は、液体の場合にも固体の場合にも、0.1%ないし
99%の活性物質を含むが、好ましくは、約10〜60
%の範囲である。通常、化合物は約15mgから約150
0mgの活性成分を含むが、一般に、約250mgないし1
000mgの範囲の服用量を用いるのが好ましい。非経口
投与の際には、単位服用形態は通常、純粋な化合物Iの
滅菌水溶液又は、溶液とするための溶解性の粉末の形態
である。
【0052】構造式Iの抗菌剤化合物の好ましい投与方
法は、静脈内点滴静脈内ボーラス投与、又は筋肉内注射
による非経口投与である。
法は、静脈内点滴静脈内ボーラス投与、又は筋肉内注射
による非経口投与である。
【0053】大人には、体重1kgあたり5〜50mgの構
造式Iの抗菌剤化合物を、一日に2、3又は4回与える
のが好ましい。好ましい服用は、250mgないし100
0mgの構造式Iの抗菌剤を、一日あたり2回で(b.i.
d.) 、3回で(t.i.d.)又は4回で(q.i.d.)与えるこ
とである。さらに具体的には、軽度の感染に対してはt.
i.d.又はq.i.d.で250mgの服用量が好ましい。非常に
感受性のあるグラム陽性生物に対する中程度の感染に関
しては、t.i.d.又はq.i.d.で500mgの服用量が好まし
い。生物に対する重度で生命をおびやかす感染に関して
は、抗生物質に対する感受性の上限で、t.i.d.又はq.i.
d.で1000mgの服用量が好ましい。
造式Iの抗菌剤化合物を、一日に2、3又は4回与える
のが好ましい。好ましい服用は、250mgないし100
0mgの構造式Iの抗菌剤を、一日あたり2回で(b.i.
d.) 、3回で(t.i.d.)又は4回で(q.i.d.)与えるこ
とである。さらに具体的には、軽度の感染に対してはt.
i.d.又はq.i.d.で250mgの服用量が好ましい。非常に
感受性のあるグラム陽性生物に対する中程度の感染に関
しては、t.i.d.又はq.i.d.で500mgの服用量が好まし
い。生物に対する重度で生命をおびやかす感染に関して
は、抗生物質に対する感受性の上限で、t.i.d.又はq.i.
d.で1000mgの服用量が好ましい。
【0054】子供には、体重1kgあたり5〜25mgの服
用量を一日あたり2、3又は4回与えるのが好ましい
が、通常、t.i.d.又はq.i.d.で10mg/kgの服用が望ま
しい。
用量を一日あたり2、3又は4回与えるのが好ましい
が、通常、t.i.d.又はq.i.d.で10mg/kgの服用が望ま
しい。
【0055】構造式Iの抗菌剤化合物は、カルバペネム
又は1−カルバデチアペネムとして知られる広範囲の類
に属する。天然のカルバペネムは、デヒドロペプチダー
ゼ(DHP)として知られる腎の酵素の攻撃に弱い。こ
の攻撃、又は分解が、カルバペネム抗菌剤の効果を減ず
ることもあるだろう。それに対して、本発明の化合物
は、このような攻撃に非常にさらされることが少なく、
したがって、DHP抑制物質の使用を必要としない。し
かし、抑制物質の使用は任意であるから、これは本発明
の一部と考えられる。DHP抑制物質及びそれらのカル
バペネム抗菌剤との使用については、従来より説明され
ている(ヨーロッパ特許出願第79102616.4、
1979年7月24日出願(特許第0.007614
号);及び第82107174.3、1982年8月9
日出願(公告第0072014号)を参照)。
又は1−カルバデチアペネムとして知られる広範囲の類
に属する。天然のカルバペネムは、デヒドロペプチダー
ゼ(DHP)として知られる腎の酵素の攻撃に弱い。こ
の攻撃、又は分解が、カルバペネム抗菌剤の効果を減ず
ることもあるだろう。それに対して、本発明の化合物
は、このような攻撃に非常にさらされることが少なく、
したがって、DHP抑制物質の使用を必要としない。し
かし、抑制物質の使用は任意であるから、これは本発明
の一部と考えられる。DHP抑制物質及びそれらのカル
バペネム抗菌剤との使用については、従来より説明され
ている(ヨーロッパ特許出願第79102616.4、
1979年7月24日出願(特許第0.007614
号);及び第82107174.3、1982年8月9
日出願(公告第0072014号)を参照)。
【0056】本発明の化合物は、DHP抑制物質が望ま
しいか必要な場合には、前記の特許及び公開出願書が説
明する適当なDHP抑制物質と組み合わせるか、又は併
用してよい。したがって、引用したヨーロッパ特許出願
が、1)本発明のカルバペネムのDHP感受性の決定方
法を定義し、そして2)適切な抑制物質、組み合わせた
混合物及び治療方法を説明する、このかぎりにおいて、
それらを引用することによりその内容を本明細書に組み
入れたものとする。組み合わせた混合物中の、構造式I
の化合物とDHP抑制物質の質量比の好ましい一例は、
約1:1である。好ましいDHP抑制物質は、7−(L
−2−アミノ−2−カルボキシエチルチオ)−2−
(2,2,−ジメチルシクロプロパンカルボキサミド)
−2−ヘプテン酸又はその有用な塩である。式Iの第2
のフェナンスリドン環は、本明細書及び特許請求の範囲
において慣例に従った番号付けがなされていない。実施
例においては、この環の慣例に従った番号付けが式
しいか必要な場合には、前記の特許及び公開出願書が説
明する適当なDHP抑制物質と組み合わせるか、又は併
用してよい。したがって、引用したヨーロッパ特許出願
が、1)本発明のカルバペネムのDHP感受性の決定方
法を定義し、そして2)適切な抑制物質、組み合わせた
混合物及び治療方法を説明する、このかぎりにおいて、
それらを引用することによりその内容を本明細書に組み
入れたものとする。組み合わせた混合物中の、構造式I
の化合物とDHP抑制物質の質量比の好ましい一例は、
約1:1である。好ましいDHP抑制物質は、7−(L
−2−アミノ−2−カルボキシエチルチオ)−2−
(2,2,−ジメチルシクロプロパンカルボキサミド)
−2−ヘプテン酸又はその有用な塩である。式Iの第2
のフェナンスリドン環は、本明細書及び特許請求の範囲
において慣例に従った番号付けがなされていない。実施
例においては、この環の慣例に従った番号付けが式
【化39】 について採用される。
【0057】実施例1
【化40】 脱水したTHF(103mL)中に、1(7.0g,2
7.3mmol)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下−
78℃で、クロロトリメチルシラン(10.4mL,8
1.9mmol,3.0等量)を加えた。t−ブチルリチウ
ム(23.1mL,30mmol,1.1等量)を−78℃で
45分かけて滴下添加した。この反応混合物を、氷浴を
用いて0℃まで加温し、次いで飽和塩化アンモニウム溶
液(25mL)でクエンチした。減圧でTHFを除去した
後、この反応混合物を、エーテル(400mL)中に注
ぎ、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液(2×50mL)、
水、及び塩水で洗浄した。エーテル層を脱水(MgSO4)、
濾過し、減圧で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフ
ィー(20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、白色の
固体状の5.7g(87%)の、アリールシラン2を得
た。1H-NMR for 2〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ
0.24 (s, 9H), 1.08 (broads, 3H), 1.21 (broad s, 3
H), 3.23 (broad s, 2H), 3.51 (broad s, 2H), 7.30
(s, J=8.1 Hz, 2H), 7.50 (d, J=8.1 Hz, 2H).IR (CHCl
3): 3010, 1615 cm-1.
7.3mmol)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下−
78℃で、クロロトリメチルシラン(10.4mL,8
1.9mmol,3.0等量)を加えた。t−ブチルリチウ
ム(23.1mL,30mmol,1.1等量)を−78℃で
45分かけて滴下添加した。この反応混合物を、氷浴を
用いて0℃まで加温し、次いで飽和塩化アンモニウム溶
液(25mL)でクエンチした。減圧でTHFを除去した
後、この反応混合物を、エーテル(400mL)中に注
ぎ、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液(2×50mL)、
水、及び塩水で洗浄した。エーテル層を脱水(MgSO4)、
濾過し、減圧で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフ
ィー(20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、白色の
固体状の5.7g(87%)の、アリールシラン2を得
た。1H-NMR for 2〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ
0.24 (s, 9H), 1.08 (broads, 3H), 1.21 (broad s, 3
H), 3.23 (broad s, 2H), 3.51 (broad s, 2H), 7.30
(s, J=8.1 Hz, 2H), 7.50 (d, J=8.1 Hz, 2H).IR (CHCl
3): 3010, 1615 cm-1.
【0058】実施例2
【化41】 無水THF(100mL)に、N,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミン(2.7mL,17.6mmol,
1.1等量)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下、
−78℃で、sec −ブチルリチウム(13.0mL,1
6.8mmol,1.05等量)を滴下添加した。15分
後、黄色の混合物を、脱水したTHF(40mL)中に2
(4.0g,16.0mmol)を含む溶液で処理し、得ら
れた赤色の混合物を−78℃で1時間攪拌した。トリメ
チルボレート(2.0mL,17.6mmol,1.1等量)
を滴下添加した。この反応フラスコを氷浴で0℃まで加
温し、次いで5分間攪拌した。緑色の反応混合物を8%
のHCl 溶液(60mL)でクエンチし、10分間攪拌し、
有機溶剤を減圧下で濃縮した。この混合物をエーテル中
に注ぎ、このエーテル層を水(2×)、塩水で洗浄、脱
水(MgSO4)、濾過後、減圧で蒸発させた。フラッシュク
ロマトグラフィー(5:3:1,酢酸エチル/アセトン
/水)で精製し、白色泡状のボロン酸3の3.77g
(80%)を得た。1 H-NMR for 3〔200 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.2
7 (s, 9H), 0.88 to 1.16 (m, 6H), 3.27 to 3.36 (m,
4H), 7.28 (d, J=6.4 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.6Hz, 1
H), 8.15 (s, 1H). IR (CHCl3): 2960, 1615, 1601 cm-1.
ラメチルエチレンジアミン(2.7mL,17.6mmol,
1.1等量)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下、
−78℃で、sec −ブチルリチウム(13.0mL,1
6.8mmol,1.05等量)を滴下添加した。15分
後、黄色の混合物を、脱水したTHF(40mL)中に2
(4.0g,16.0mmol)を含む溶液で処理し、得ら
れた赤色の混合物を−78℃で1時間攪拌した。トリメ
チルボレート(2.0mL,17.6mmol,1.1等量)
を滴下添加した。この反応フラスコを氷浴で0℃まで加
温し、次いで5分間攪拌した。緑色の反応混合物を8%
のHCl 溶液(60mL)でクエンチし、10分間攪拌し、
有機溶剤を減圧下で濃縮した。この混合物をエーテル中
に注ぎ、このエーテル層を水(2×)、塩水で洗浄、脱
水(MgSO4)、濾過後、減圧で蒸発させた。フラッシュク
ロマトグラフィー(5:3:1,酢酸エチル/アセトン
/水)で精製し、白色泡状のボロン酸3の3.77g
(80%)を得た。1 H-NMR for 3〔200 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.2
7 (s, 9H), 0.88 to 1.16 (m, 6H), 3.27 to 3.36 (m,
4H), 7.28 (d, J=6.4 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.6Hz, 1
H), 8.15 (s, 1H). IR (CHCl3): 2960, 1615, 1601 cm-1.
【0059】実施例3
【化42】 脱水したTHF(40.6mL)中に、既知のブロモ−ニ
トロ安息香酸(5.0g,20.3mmol)を含む溶液を
攪拌しながら、窒素環境下、室温でボラン−テトラヒド
ロフランコンプレックス(40.6mL,40.6mmol,
2.0等量)を滴下添加した。1時間還流下で攪拌した
後、この反応混合物を、メタノール(50mL)にトリエ
チルアミン(1mL)を溶解したものを、0℃で滴下添加
してクエンチした。次いで、溶剤を減圧で溜去し、粗生
成物としての4を得た。フラッシュクロマトグラフィー
(30%酢酸エチル/エキサン)で精製し、類白色固体
の4の4.5g(96%)を得た。1 H-NMR for 4〔400 MHz, CDCl3〕:δ 1.86 (t, J=5.
8 Hz, 1H), 4.74 (d, J=5.8 Hz, 2H), 7.41 (dd, J=8.
3, 2.1 Hz, 1H), 7.70 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.85(s, 1
H). IR (CHCl3): 3605, 3500 to 3200, 3010, 2880, 1605,
1535, 1355 cm-1.
トロ安息香酸(5.0g,20.3mmol)を含む溶液を
攪拌しながら、窒素環境下、室温でボラン−テトラヒド
ロフランコンプレックス(40.6mL,40.6mmol,
2.0等量)を滴下添加した。1時間還流下で攪拌した
後、この反応混合物を、メタノール(50mL)にトリエ
チルアミン(1mL)を溶解したものを、0℃で滴下添加
してクエンチした。次いで、溶剤を減圧で溜去し、粗生
成物としての4を得た。フラッシュクロマトグラフィー
(30%酢酸エチル/エキサン)で精製し、類白色固体
の4の4.5g(96%)を得た。1 H-NMR for 4〔400 MHz, CDCl3〕:δ 1.86 (t, J=5.
8 Hz, 1H), 4.74 (d, J=5.8 Hz, 2H), 7.41 (dd, J=8.
3, 2.1 Hz, 1H), 7.70 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.85(s, 1
H). IR (CHCl3): 3605, 3500 to 3200, 3010, 2880, 1605,
1535, 1355 cm-1.
【0060】実施例4
【化43】 トルエン(33.5mL)に、テトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(O)(502.8mg,5.0
mol %)と、3(2.0g,8.7mmol)を含む溶液を
攪拌しながら、炭酸ナトリウム水溶液(8.7mL,1
7.4mmol,2.0等量)を添加した。得られた2相の
混合物を10分間、窒素環境下、室温で攪拌した。無水
アルコール(9.6mL)に、4(2.8g,9.6mmo
l,1.1等量)を溶解した溶液を加え、この均質化し
た混合物を、窒素環境下で3時間還流攪拌した。この反
応混合物を冷却、エーテル(175mL)に注ぎ、水(1
×)、飽和炭酸ナトリウム溶液(2×25mL)、水(1
×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)、濾過
後減圧で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィー
(60%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、黄色泡状の
ビフェニル化合物5の2.9g(83%)を得た。1 H-NMR for 5〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.2
4 (s, 9H), 0.87 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.94 (t, J=7.1
Hz, 3H), 2.40 (broad s, 1H), 2.72 to 3.65 (broad,
4H), 4.76 (s, 2H), 7.30 to 7.32 (m, 2H), 7.51 to
7.56 (m, 3H), 7.93 (s, 1H). IR (CHCl3): 3360, 3520 to 3300, 2990, 1620, 1605,
1530 cm-1.
ホスフィン)パラジウム(O)(502.8mg,5.0
mol %)と、3(2.0g,8.7mmol)を含む溶液を
攪拌しながら、炭酸ナトリウム水溶液(8.7mL,1
7.4mmol,2.0等量)を添加した。得られた2相の
混合物を10分間、窒素環境下、室温で攪拌した。無水
アルコール(9.6mL)に、4(2.8g,9.6mmo
l,1.1等量)を溶解した溶液を加え、この均質化し
た混合物を、窒素環境下で3時間還流攪拌した。この反
応混合物を冷却、エーテル(175mL)に注ぎ、水(1
×)、飽和炭酸ナトリウム溶液(2×25mL)、水(1
×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)、濾過
後減圧で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィー
(60%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、黄色泡状の
ビフェニル化合物5の2.9g(83%)を得た。1 H-NMR for 5〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.2
4 (s, 9H), 0.87 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.94 (t, J=7.1
Hz, 3H), 2.40 (broad s, 1H), 2.72 to 3.65 (broad,
4H), 4.76 (s, 2H), 7.30 to 7.32 (m, 2H), 7.51 to
7.56 (m, 3H), 7.93 (s, 1H). IR (CHCl3): 3360, 3520 to 3300, 2990, 1620, 1605,
1530 cm-1.
【0061】実施例5
【化44】 脱水したピリジン(36mL)中に、5(2.9g,7.
24mmol)を含む溶液を攪拌しながら、無水酢酸(6.
8mL,72.4mmol,10.0等量)を添加した。この
反応混合物を、窒素環境下、25分間室温で攪拌した。
溶剤を減圧で除き、残渣の油状物をトルエンから共沸さ
せた。粗生成物としのアセテートを、脱水したジクロロ
メタン(20mL)に再溶解し、ジクロロメタン(33m
L,33.3mmol,4.6等量)による1.0Mのヨー
ドモノクロライドの溶液を、1時間かけて添加用漏斗を
用い、滴下添加した。次いで、この反応混合物をエーテ
ル(250mL)中に注ぎ、有機層を飽和チオ硫酸ナトリ
ウム溶液(3×30mL)、水(1×)、飽和重炭酸ナト
リウム溶液(1×30mL)、水(1×)及び塩水で洗浄
した。有機層を脱水(MgSO4)、濾過し、減圧で蒸発さ
せ、3.6g(定量的収率)の6を得た。1 H-NMR for 6〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.8
1 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.98 (t, J=7.1 Hz, 3H), 2.14
(s, 3H), 2.78 to 3.65 (broad, 4H), 5.17 (s,2H), 7.
08 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.49 to 7.61 (m, 3H), 7.76
(d, J=8.0 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H). IR (CHCl3): 3010, 1745, 1610, 1530 cm-1.
24mmol)を含む溶液を攪拌しながら、無水酢酸(6.
8mL,72.4mmol,10.0等量)を添加した。この
反応混合物を、窒素環境下、25分間室温で攪拌した。
溶剤を減圧で除き、残渣の油状物をトルエンから共沸さ
せた。粗生成物としのアセテートを、脱水したジクロロ
メタン(20mL)に再溶解し、ジクロロメタン(33m
L,33.3mmol,4.6等量)による1.0Mのヨー
ドモノクロライドの溶液を、1時間かけて添加用漏斗を
用い、滴下添加した。次いで、この反応混合物をエーテ
ル(250mL)中に注ぎ、有機層を飽和チオ硫酸ナトリ
ウム溶液(3×30mL)、水(1×)、飽和重炭酸ナト
リウム溶液(1×30mL)、水(1×)及び塩水で洗浄
した。有機層を脱水(MgSO4)、濾過し、減圧で蒸発さ
せ、3.6g(定量的収率)の6を得た。1 H-NMR for 6〔400 MHz, CDCl3, rotamers〕:δ 0.8
1 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.98 (t, J=7.1 Hz, 3H), 2.14
(s, 3H), 2.78 to 3.65 (broad, 4H), 5.17 (s,2H), 7.
08 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.49 to 7.61 (m, 3H), 7.76
(d, J=8.0 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H). IR (CHCl3): 3010, 1745, 1610, 1530 cm-1.
【0062】実施例6
【化45】 メタノールによる25%のナトリウムメチラートの溶液
(0.53mL,2.4mmol,1.1等量)を、脱水メタ
ノール中に6(1.1g,2.2mmol)を含む溶液を攪
拌している中に添加した。この反応混合物を、10分間
窒素環境下で攪拌した。次いで、酢酸(6.0mL)と脱
水したテトラヒドロフラン(11.0mL)を添加した。
次に鉄粉(371.9mg,6.7mmol,3.0等量)を
添加し、この反応混合物を白色の固体が分離される(約
15分)まで還流攪拌した。この反応混合物を冷却し、
氷浴(250mL)中に注ぎ、固体を濾過した。この粗製
の環化された生成物を、熱エタノール(250mL)に再
び溶解させ、熱半融したガラス漏斗で濾過し、溶剤を減
圧で除いた。エタノールによる再結晶で白色の綿毛状固
体の環化アミド7の501mg(64%)を得た。1 H-NMR for 7〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 4.57 (s, 2
H), 5.36 (t, J=5.7 Hz,1H), 7.16 (d, J=8.2 Hz, 1H),
7.33 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.00(d, J=
8.4 Hz, 1H), 8.35 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H),
11.74 (s, 1H). IR (KBr): 1670, 1601 cm-1.
(0.53mL,2.4mmol,1.1等量)を、脱水メタ
ノール中に6(1.1g,2.2mmol)を含む溶液を攪
拌している中に添加した。この反応混合物を、10分間
窒素環境下で攪拌した。次いで、酢酸(6.0mL)と脱
水したテトラヒドロフラン(11.0mL)を添加した。
次に鉄粉(371.9mg,6.7mmol,3.0等量)を
添加し、この反応混合物を白色の固体が分離される(約
15分)まで還流攪拌した。この反応混合物を冷却し、
氷浴(250mL)中に注ぎ、固体を濾過した。この粗製
の環化された生成物を、熱エタノール(250mL)に再
び溶解させ、熱半融したガラス漏斗で濾過し、溶剤を減
圧で除いた。エタノールによる再結晶で白色の綿毛状固
体の環化アミド7の501mg(64%)を得た。1 H-NMR for 7〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 4.57 (s, 2
H), 5.36 (t, J=5.7 Hz,1H), 7.16 (d, J=8.2 Hz, 1H),
7.33 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.00(d, J=
8.4 Hz, 1H), 8.35 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H),
11.74 (s, 1H). IR (KBr): 1670, 1601 cm-1.
【0063】実施例7
【化46】 トルエン(45mL)中に、7(457mg,1.3mmol)
を含む懸濁液に、窒素環境下で、ヘキサメチルジチン
(0.28mL,1.43mmol,1.1等量)、テトラキ
ス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(O)(7
5mg,5.0mol%)及びトリフェニルホスフィン(1
0.2mg,3.0mol %)を添加した。15分間、この
反応混合物中に窒素を通気した後、この反応物を窒素環
境下で1時間還流加熱した。この反応混合物を冷却し、
酢酸エチル(157mL)中に注ぎ、飽和重炭酸ナトリウ
ム溶剤(2×25mL)、水(2×)及び塩水で洗浄し
た。この有機層を脱水(MgSO4)、濾過した後、減圧で蒸
発させた。アセトン/ヘキサンによる再結晶で、白色粉
末状のアルキル錫8の469mg(93%)を得た。1 H-NMR for 8〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 0.37 (s, 9
H), 4.56 (s, 2H), 5.34(t, J=5.7 Hz, 1H), 7.18 (d,
J=8.3 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.72 (d, J=7.7Hz, 1
H), 8.21 (d, J=7.7 Hz, 1H), 8.39 (d, J=8.4 Hz, 1
H), 8.55 (s, 1H), 11.63 (s, 1H). IR (KBr): 1650, 1601, 1540 cm-1.
を含む懸濁液に、窒素環境下で、ヘキサメチルジチン
(0.28mL,1.43mmol,1.1等量)、テトラキ
ス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(O)(7
5mg,5.0mol%)及びトリフェニルホスフィン(1
0.2mg,3.0mol %)を添加した。15分間、この
反応混合物中に窒素を通気した後、この反応物を窒素環
境下で1時間還流加熱した。この反応混合物を冷却し、
酢酸エチル(157mL)中に注ぎ、飽和重炭酸ナトリウ
ム溶剤(2×25mL)、水(2×)及び塩水で洗浄し
た。この有機層を脱水(MgSO4)、濾過した後、減圧で蒸
発させた。アセトン/ヘキサンによる再結晶で、白色粉
末状のアルキル錫8の469mg(93%)を得た。1 H-NMR for 8〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 0.37 (s, 9
H), 4.56 (s, 2H), 5.34(t, J=5.7 Hz, 1H), 7.18 (d,
J=8.3 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.72 (d, J=7.7Hz, 1
H), 8.21 (d, J=7.7 Hz, 1H), 8.39 (d, J=8.4 Hz, 1
H), 8.55 (s, 1H), 11.63 (s, 1H). IR (KBr): 1650, 1601, 1540 cm-1.
【0064】実施例8
【化47】 脱水したTHF(4.1mL)中に、ビサイクリックβ−
ケトエステル9(288.1mg,0.83mmol)を含む
溶液を攪拌しながら、窒素環境下、−78℃で、ジイソ
プロピルアミン(129.0μL ,0.91mmol,1.
1等量)を加えた。得られた黄色混合物を、トリフルオ
ロメタンスルホン酸無水物(153.0μL ,0.91
mmol,1.1等量)を添加する前に、10分攪拌した。
15分後、トリエチルアミン(127.0μL ,0.9
1mmol,1.1等量)、次いでトリメチルシリルトリフ
ルオロメタンメタンスルホネート(176.0μL ,
0.91mmol,1.1等量)を加え、この反応混合物を
20分間攪拌した。次いで、この反応混合物を、順次無
水N−メチル−2−ピロリドン(4.1mL)、 Pd2(db
a)3・CHCl3 触媒(17.2mg,1.6×10-2 mmol
,2.0mol%)、トリス(2,4,6−トリメトキシ
フェニル)ホスフィン(35.2mg,1.6×10-2 m
mol ,8.0mol %)、アリール、錫塩8(214.0
mg,0.55mmol,0.66等量)及び塩化亜鉛(0.
55mL,0.55mmol,0.66等量)で処理した。次
いで低温浴を除き、反応容器を温浴中に置き、速やかに
常温にさせた。得られたワイン様赤色の溶液を常温で4
0分間攪拌した。次に反応物をエーテル(250mL)中
に注ぎ、水(3×)と塩水で洗浄した。有機層を脱水
(MgSO4)後、簡単にノライト(Norite) で脱色、濾過
し、減圧下で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィ
ー(100%酢酸エチル)で精製し、黄色泡状の結合生
成物10の246mg(71%)を得た。1 H-NMR for 10〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.30 (d, J=6.0 Hz, 3H), 2.73 (broad t, J=5.7 Hz,
1H), 3.26 to 3.34 (complex m, 2H), 3.42 (1/2ABX, J
AB=18.3 Hz, J AX=8.7 Hz, 1H), 4.24 to 4.30 (m, 1
H), 4.35 (dt, J=9.5, 2.7 Hz, 1H), 4.75 (d, J=5.8 H
z, 2H), 5.21 (ABq, J=13.3 Hz, ΔυAB=73.8 Hz, 2H),
7.04 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.31 (d, J=
8.4 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.
4 Hz, 1H), 7.91 (d, J=8.4 Hz, 2H), 8.04 (s, 1H),
8.43 (d, J=8.1 Hz, 1H), 10.85 (s, 1H). IR (CHCl3): 3400, 3010, 2980, 1780, 1725, 1665, 1
610, 1520 cm-1.U.V. (CH3CN):λ=315 nm,ε=18,000.
ケトエステル9(288.1mg,0.83mmol)を含む
溶液を攪拌しながら、窒素環境下、−78℃で、ジイソ
プロピルアミン(129.0μL ,0.91mmol,1.
1等量)を加えた。得られた黄色混合物を、トリフルオ
ロメタンスルホン酸無水物(153.0μL ,0.91
mmol,1.1等量)を添加する前に、10分攪拌した。
15分後、トリエチルアミン(127.0μL ,0.9
1mmol,1.1等量)、次いでトリメチルシリルトリフ
ルオロメタンメタンスルホネート(176.0μL ,
0.91mmol,1.1等量)を加え、この反応混合物を
20分間攪拌した。次いで、この反応混合物を、順次無
水N−メチル−2−ピロリドン(4.1mL)、 Pd2(db
a)3・CHCl3 触媒(17.2mg,1.6×10-2 mmol
,2.0mol%)、トリス(2,4,6−トリメトキシ
フェニル)ホスフィン(35.2mg,1.6×10-2 m
mol ,8.0mol %)、アリール、錫塩8(214.0
mg,0.55mmol,0.66等量)及び塩化亜鉛(0.
55mL,0.55mmol,0.66等量)で処理した。次
いで低温浴を除き、反応容器を温浴中に置き、速やかに
常温にさせた。得られたワイン様赤色の溶液を常温で4
0分間攪拌した。次に反応物をエーテル(250mL)中
に注ぎ、水(3×)と塩水で洗浄した。有機層を脱水
(MgSO4)後、簡単にノライト(Norite) で脱色、濾過
し、減圧下で蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィ
ー(100%酢酸エチル)で精製し、黄色泡状の結合生
成物10の246mg(71%)を得た。1 H-NMR for 10〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.30 (d, J=6.0 Hz, 3H), 2.73 (broad t, J=5.7 Hz,
1H), 3.26 to 3.34 (complex m, 2H), 3.42 (1/2ABX, J
AB=18.3 Hz, J AX=8.7 Hz, 1H), 4.24 to 4.30 (m, 1
H), 4.35 (dt, J=9.5, 2.7 Hz, 1H), 4.75 (d, J=5.8 H
z, 2H), 5.21 (ABq, J=13.3 Hz, ΔυAB=73.8 Hz, 2H),
7.04 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.31 (d, J=
8.4 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.
4 Hz, 1H), 7.91 (d, J=8.4 Hz, 2H), 8.04 (s, 1H),
8.43 (d, J=8.1 Hz, 1H), 10.85 (s, 1H). IR (CHCl3): 3400, 3010, 2980, 1780, 1725, 1665, 1
610, 1520 cm-1.U.V. (CH3CN):λ=315 nm,ε=18,000.
【0065】実施例9
【化48】 1.3:1.3:1.0のTHF/ EtOH /水の中に、
11(68.8mg,0.11mmol)を含む溶液を攪拌し
ながら酢酸(6.3μL ,0.11mmol,1.0等量)
を添加し、この反応混合物を、40℃で1.75時間攪
拌した。次いで、炭酸水素カリウム(23.1mg,0.
23mmol,2.1等量)を加えた。10%Pd/C 触媒
(6.9mg,10重量%)を次に加え、この反応混合物
を水素バルーン下、常温で1時間水素化した。次いでこ
の混合物を、セライトのパッドを通し、溶離剤として水
を用いて濾過し、濾液からTHFと、 EtOH を減圧下で
溜去した。次いで残った水を凍結させ、0℃で凍結乾燥
した。粗生成物の12を少量の H2O/CH3CN に再び溶解
し、アナルテク(Analtech) 逆相調整−プレート(6:
1 H2O/CH3CN )を用いて精製し、淡黄色固体のカルバ
ペネム12の16.6mg(36%)を得た。1 H-NMR for 12〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.6
9 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.56 (1/2 ABX, J AB=16.6 Hz,
J AX=10.2 Hz, 1H), 3.87 to 3.95 (complex m,2H), 4.
59 to 4.64 (m, 1H), 4.73 (dt, J=9.3, 2.6 Hz, 1H),
5.07 (s, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.68 (d, J=8.7 Hz, 1
H), 8.01 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.52 to 8.59 (m, 3H). IR (KBr): 1755, 1660, 1615 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo1=309 nm,εo1=16,000 ;λo2
=326 nm,εo2=15,900 ;λext1=309 nm,εext1=10,600
;λext2=337 nm,εext2=9,600;λext3=349 nm,ε
ext3=8,300.
11(68.8mg,0.11mmol)を含む溶液を攪拌し
ながら酢酸(6.3μL ,0.11mmol,1.0等量)
を添加し、この反応混合物を、40℃で1.75時間攪
拌した。次いで、炭酸水素カリウム(23.1mg,0.
23mmol,2.1等量)を加えた。10%Pd/C 触媒
(6.9mg,10重量%)を次に加え、この反応混合物
を水素バルーン下、常温で1時間水素化した。次いでこ
の混合物を、セライトのパッドを通し、溶離剤として水
を用いて濾過し、濾液からTHFと、 EtOH を減圧下で
溜去した。次いで残った水を凍結させ、0℃で凍結乾燥
した。粗生成物の12を少量の H2O/CH3CN に再び溶解
し、アナルテク(Analtech) 逆相調整−プレート(6:
1 H2O/CH3CN )を用いて精製し、淡黄色固体のカルバ
ペネム12の16.6mg(36%)を得た。1 H-NMR for 12〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.6
9 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.56 (1/2 ABX, J AB=16.6 Hz,
J AX=10.2 Hz, 1H), 3.87 to 3.95 (complex m,2H), 4.
59 to 4.64 (m, 1H), 4.73 (dt, J=9.3, 2.6 Hz, 1H),
5.07 (s, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.68 (d, J=8.7 Hz, 1
H), 8.01 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.52 to 8.59 (m, 3H). IR (KBr): 1755, 1660, 1615 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo1=309 nm,εo1=16,000 ;λo2
=326 nm,εo2=15,900 ;λext1=309 nm,εext1=10,600
;λext2=337 nm,εext2=9,600;λext3=349 nm,ε
ext3=8,300.
【0066】実施例10
【化49】 脱水したジクロロメタン(1.9mL)中に、10(12
1mg,0.19mmol)、N−メチルモルホリン−N−オ
キサイド(33.8mg,0.29mmol,1.5等量)及
び粉末とした4Åのモレキュラシーブ(96mg,500
mg/mmol)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下、室
温でテトラプロピルアンモニウムペルテネート(3.4
mg,5.0mol %)を添加した。この反応混合物を10
分間攪拌し、得られた黒色混合物を溶離剤として75%
EtOAc/ヘキサンを用い、シリカゲルの短いカラムを通
して濾過した。濾液を減圧で蒸発させ、黄色油状物のア
ルデヒド15の67mg(56%)を得た。1 H-NMR for 15〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.2 Hz, 3H), 3.31 to 3.38 (complex m,
2H), 3.45 (1/2 ABX, J AB=18.5 Hz, J AX=8.9 Hz, 1
H), 4.27 to 4.31 (m, 1H), 4.39 (dt, J=9.5, 2.8 Hz,
1H), 5.25 (ABq, J=13.5 Hz, ΔυAB=68.7 Hz, 2H),
7.39 (d, J=8.7 Hz, 2H), 7.57 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.
69 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 8.00 (d, J=8.7
Hz, 2H), 8.11 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.
52 (d, J=8.2 Hz, 1H), 10.05 (s, 1H), 11.53 (s, 1
H). IR (CHCl3): 3020, 2960, 1780, 1730, 1705, 1670, 1
610, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=301 nm,ε=28,230.
1mg,0.19mmol)、N−メチルモルホリン−N−オ
キサイド(33.8mg,0.29mmol,1.5等量)及
び粉末とした4Åのモレキュラシーブ(96mg,500
mg/mmol)を含む溶液を攪拌しながら、窒素環境下、室
温でテトラプロピルアンモニウムペルテネート(3.4
mg,5.0mol %)を添加した。この反応混合物を10
分間攪拌し、得られた黒色混合物を溶離剤として75%
EtOAc/ヘキサンを用い、シリカゲルの短いカラムを通
して濾過した。濾液を減圧で蒸発させ、黄色油状物のア
ルデヒド15の67mg(56%)を得た。1 H-NMR for 15〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.2 Hz, 3H), 3.31 to 3.38 (complex m,
2H), 3.45 (1/2 ABX, J AB=18.5 Hz, J AX=8.9 Hz, 1
H), 4.27 to 4.31 (m, 1H), 4.39 (dt, J=9.5, 2.8 Hz,
1H), 5.25 (ABq, J=13.5 Hz, ΔυAB=68.7 Hz, 2H),
7.39 (d, J=8.7 Hz, 2H), 7.57 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.
69 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 8.00 (d, J=8.7
Hz, 2H), 8.11 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.
52 (d, J=8.2 Hz, 1H), 10.05 (s, 1H), 11.53 (s, 1
H). IR (CHCl3): 3020, 2960, 1780, 1730, 1705, 1670, 1
610, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=301 nm,ε=28,230.
【0067】実施例11
【化50】 2:1のTHF/H2O 中に15(58.7mg,9.4×
10-2mmol)を含む溶液を攪拌しながら、0℃でエーテ
ルによる無水の1MHCl (47.0μL ,4.7×10
-2mmol,0.50等量)を加え、この反応混合物を10
分間、0℃で攪拌した。次いで炭酸水素ナトリウム水溶
液(0.15mL,0.15mmol,1.6等量)を加え、
氷浴を除いた。10%Pd/C (5.8mg,10%重量)
を添加した後、反応混合物を水素バルーン下、常温で1
時間水素化させた。次いで、この混合物を水を溶離剤と
してセライトのパッドを通して濾過した。この濾液のT
HFを減圧で除き、残余の水を凍結し、0℃で凍結乾燥
した。粗生成物の15を少量の H2O/CH3CN に再び溶解
し、アナルテク(Analtech) 逆相調整−プレートを用
い、7:1の H2O/CH3CN で溶離精製した。収率37%
(15.3mg)で黄色の固体のカルバペネム16を単離
した。1 H-NMR for 16〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.7
1 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.59 (1/2 ABX, J AB=16.5 Hz,
J AX=9.9 Hz, 1H), 3.90 to 3.96 (complex m, 2H), 4.
62 to 4.66 (m, 1H), 4.75 (dt, J=9.7, 2.7 Hz, 1H),
8.13 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.21 (d, J=
8.3 Hz, 1H), 8.64 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H),
8.78 (d, J=8.3 Hz, 1H), 10.39 (s, 1H).IR (KBr):
3420, 1755, 1690, 1660, 1615 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =305 nm,εo =19,600 ;λ
ext1=314 nm,εext1=10,900 ;λext2=367 nm,εext2=
4,970.
10-2mmol)を含む溶液を攪拌しながら、0℃でエーテ
ルによる無水の1MHCl (47.0μL ,4.7×10
-2mmol,0.50等量)を加え、この反応混合物を10
分間、0℃で攪拌した。次いで炭酸水素ナトリウム水溶
液(0.15mL,0.15mmol,1.6等量)を加え、
氷浴を除いた。10%Pd/C (5.8mg,10%重量)
を添加した後、反応混合物を水素バルーン下、常温で1
時間水素化させた。次いで、この混合物を水を溶離剤と
してセライトのパッドを通して濾過した。この濾液のT
HFを減圧で除き、残余の水を凍結し、0℃で凍結乾燥
した。粗生成物の15を少量の H2O/CH3CN に再び溶解
し、アナルテク(Analtech) 逆相調整−プレートを用
い、7:1の H2O/CH3CN で溶離精製した。収率37%
(15.3mg)で黄色の固体のカルバペネム16を単離
した。1 H-NMR for 16〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.7
1 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.59 (1/2 ABX, J AB=16.5 Hz,
J AX=9.9 Hz, 1H), 3.90 to 3.96 (complex m, 2H), 4.
62 to 4.66 (m, 1H), 4.75 (dt, J=9.7, 2.7 Hz, 1H),
8.13 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.21 (d, J=
8.3 Hz, 1H), 8.64 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H),
8.78 (d, J=8.3 Hz, 1H), 10.39 (s, 1H).IR (KBr):
3420, 1755, 1690, 1660, 1615 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =305 nm,εo =19,600 ;λ
ext1=314 nm,εext1=10,900 ;λext2=367 nm,εext2=
4,970.
【0068】実施例12
【化51】 17(0.5g,1.82mmol)から、化合物8につい
て記載した一般的なスタニル化反応により、白色固体の
スズ酸塩18の498mg(76%)を得た。1 H-NMR for 18〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H),
7.41 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.57 to 7.64 (m, 2H), 7.8
0 (t, J=7.4 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H) 8.33 (d,J=8.2 H
z, 1H), 8.59 (d, J=7.1 Hz, 1H), 11.23 (s, 1H). IR (CHCl3): 3400, 3010, 1665, 1610 cm-1.
て記載した一般的なスタニル化反応により、白色固体の
スズ酸塩18の498mg(76%)を得た。1 H-NMR for 18〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H),
7.41 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.57 to 7.64 (m, 2H), 7.8
0 (t, J=7.4 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H) 8.33 (d,J=8.2 H
z, 1H), 8.59 (d, J=7.1 Hz, 1H), 11.23 (s, 1H). IR (CHCl3): 3400, 3010, 1665, 1610 cm-1.
【0069】実施例13
【化52】 化合物10の合成について記載した一般的なカップリン
グ反応により、ビサイクリックβ−ケトエステル9(1
60.5mg,0.46mmol)を、アリールスズ酸塩(1
50mg,0.42mmol,0.91等量)にカップルさ
せ、黄色固体の19の169mg(67%)を得た。1 H-NMR for 19〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.27 to 3.38 (complex m,
3H), 4.25 to 4.34 (complex m, 2H), 5.28 (ABq, J=1
3.7 Hz,ΔυAB=53.3 Hz, 2H), 7.31 (d, J=8.4 Hz, 1
H), 7.49 (m, 3H), 7.62 (t, J=7.1 Hz, 1H), 7.76 (t,
J=7.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J=8.7 Hz, 2H), 8.15 (d, J
=8.2 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.54 (d, J=7.6 Hz, 1
H), 11.40 (s, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2960, 1780, 1725, 1665, 1610, 1
520 cm-1. UV (CH3CN):λ=328 nm,ε=14,800.
グ反応により、ビサイクリックβ−ケトエステル9(1
60.5mg,0.46mmol)を、アリールスズ酸塩(1
50mg,0.42mmol,0.91等量)にカップルさ
せ、黄色固体の19の169mg(67%)を得た。1 H-NMR for 19〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.27 to 3.38 (complex m,
3H), 4.25 to 4.34 (complex m, 2H), 5.28 (ABq, J=1
3.7 Hz,ΔυAB=53.3 Hz, 2H), 7.31 (d, J=8.4 Hz, 1
H), 7.49 (m, 3H), 7.62 (t, J=7.1 Hz, 1H), 7.76 (t,
J=7.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J=8.7 Hz, 2H), 8.15 (d, J
=8.2 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.54 (d, J=7.6 Hz, 1
H), 11.40 (s, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2960, 1780, 1725, 1665, 1610, 1
520 cm-1. UV (CH3CN):λ=328 nm,ε=14,800.
【0070】実施例14
【化53】 化合物12について記載した一般的な脱保護反応によ
り、1:1:1のTHF/ CH3CN/H2O 中に含まれる1
9(169mg,0.28mmol)から、黄色固体の20の
83mg(68%)を得た。1 H-NMR for 20〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.6
8 (d, J=6.4 Hz, 3H), 3.54 (1/2 ABX, J AB=16.9 Hz,
J AX=9.8 Hz, 1H), 3.82 to 3.87 (complex m, 2H), 4.
58 to 4.69 (complex m, 2H), 7.71 (d, J=8.5 Hz, 1
H), 7.98 (d, J=8.5Hz, 1H), 8.07 (t, J=7.2 Hz, 1H),
8.29 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H),8.73 (d, J=
8.1 Hz, 1H), 8.78 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (KBr): 1755, 1670, 1630, 1605, 1550 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =323 nm,εo =17,000 ;λ
ext1=316 nm,εext1=9,400;λext2=331 nm,εext2=7,9
00, λext3=350 nm,εext3=8,600.
り、1:1:1のTHF/ CH3CN/H2O 中に含まれる1
9(169mg,0.28mmol)から、黄色固体の20の
83mg(68%)を得た。1 H-NMR for 20〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.6
8 (d, J=6.4 Hz, 3H), 3.54 (1/2 ABX, J AB=16.9 Hz,
J AX=9.8 Hz, 1H), 3.82 to 3.87 (complex m, 2H), 4.
58 to 4.69 (complex m, 2H), 7.71 (d, J=8.5 Hz, 1
H), 7.98 (d, J=8.5Hz, 1H), 8.07 (t, J=7.2 Hz, 1H),
8.29 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H),8.73 (d, J=
8.1 Hz, 1H), 8.78 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (KBr): 1755, 1670, 1630, 1605, 1550 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =323 nm,εo =17,000 ;λ
ext1=316 nm,εext1=9,400;λext2=331 nm,εext2=7,9
00, λext3=350 nm,εext3=8,600.
【0071】実施例15
【化54】 無水DMF(4.2mL)及び脱水ベンゼン(0.42m
L)中に水素化ナトリウム(鉱物油中に60%含有,1
6.7mg,0.42mmol,1.0等量)を含む懸濁液
に、18(150mg,0.42mmol)を0℃で加えた。
水素ガスの発生が静まってから、得られた黄色の混合物
を100℃で30分間攪拌した。次いで、この反応混合
物を0℃に冷却し、無水DMF(2.1mL)中にヨード
メタン(39.2μL ,0.63mmol,1.5等量)を
含むものを添加した。100℃で3.5時間攪拌した
後、得られた褐色の混合物に、0℃で飽和塩化アンモニ
ウム溶液(2mL)を滴下添加してクエンチさせた。この
反応混合物を、次いで酢酸エチル(75mL)中に注ぎ、
水(1×)、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(1×25m
L)、水(2×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(M
gSO4)し、濾過後、減圧で蒸発させた。フラッシュクロ
マトグラフィー(20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製
し、52.0mg(33%)の白色固体のアルキル錫21
を得た。1 H-NMR for 21〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.37 (s, 9H),
3.79 (s, 3H), 7.37 (d, J=8.1 Hz), 7.56 (t, J=7.1
Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.75 (t, J=7.2 H
z, 1H), 8.32 (d, J=7.9 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.54
(d, J=7.7 Hz, 1H) IR (CHCl3): 3010, 2920, 1645, 1600, 1575 cm-1.
L)中に水素化ナトリウム(鉱物油中に60%含有,1
6.7mg,0.42mmol,1.0等量)を含む懸濁液
に、18(150mg,0.42mmol)を0℃で加えた。
水素ガスの発生が静まってから、得られた黄色の混合物
を100℃で30分間攪拌した。次いで、この反応混合
物を0℃に冷却し、無水DMF(2.1mL)中にヨード
メタン(39.2μL ,0.63mmol,1.5等量)を
含むものを添加した。100℃で3.5時間攪拌した
後、得られた褐色の混合物に、0℃で飽和塩化アンモニ
ウム溶液(2mL)を滴下添加してクエンチさせた。この
反応混合物を、次いで酢酸エチル(75mL)中に注ぎ、
水(1×)、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(1×25m
L)、水(2×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(M
gSO4)し、濾過後、減圧で蒸発させた。フラッシュクロ
マトグラフィー(20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製
し、52.0mg(33%)の白色固体のアルキル錫21
を得た。1 H-NMR for 21〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.37 (s, 9H),
3.79 (s, 3H), 7.37 (d, J=8.1 Hz), 7.56 (t, J=7.1
Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.75 (t, J=7.2 H
z, 1H), 8.32 (d, J=7.9 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.54
(d, J=7.7 Hz, 1H) IR (CHCl3): 3010, 2920, 1645, 1600, 1575 cm-1.
【0072】実施例16
【化55】 化合物10について記載した一般的なカップリング反応
に従って、ビサイクリックβ−ケトエステル9(58.
4mg,0.167mmol)を、アリールアルキル錫21
(52.0mg,0.14mmol,0.84等量)に、カッ
プルさせ、黄色油状の22の56mg(65%)を得た。1 H-NMR for 22〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.27 to 3.30 (m, 1H), 3.3
4 to 3.39 (complex m, 2H), 3.79 (s, 3H), 4.23 to
4.35 (complex m, 2H), 5.30 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=
55.8 Hz, 2H), 7.36 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.52 to 7.60
(m, 4H), 7.72 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.10(d, J=8.7 H
z, 2H), 8.14 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.52
(d, J=7.9Hz, 1H). IR (CHCl3): 3020, 2970, 1775, 1725, 1650, 1610, 1
520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=333 nm,ε=11,700.
に従って、ビサイクリックβ−ケトエステル9(58.
4mg,0.167mmol)を、アリールアルキル錫21
(52.0mg,0.14mmol,0.84等量)に、カッ
プルさせ、黄色油状の22の56mg(65%)を得た。1 H-NMR for 22〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.27 to 3.30 (m, 1H), 3.3
4 to 3.39 (complex m, 2H), 3.79 (s, 3H), 4.23 to
4.35 (complex m, 2H), 5.30 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=
55.8 Hz, 2H), 7.36 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.52 to 7.60
(m, 4H), 7.72 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.10(d, J=8.7 H
z, 2H), 8.14 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.52
(d, J=7.9Hz, 1H). IR (CHCl3): 3020, 2970, 1775, 1725, 1650, 1610, 1
520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=333 nm,ε=11,700.
【0073】実施例17
【化56】 化合物12について記載した一般的な脱保護反応によ
り、22(56mg,0.092mmol)から、白色固体の
カルバペネム23の12.9mg(32%)を得た。1 H-NMR for 23〔300 MHz, D2O〕:δ 1.47 (d, J=6.6
Hz, 3H), 3.18 to 3.26(m, 1H), 3.46 to 3.64 (comple
x m, 2H), 3.53 (s, 3H), 4.39 to 4.49 (complex m, 2
H), 7.27 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.8 Hz, 1
H), 7.59 (t, J=7.9 Hz, 1H), 7.74 (t, J=7.4 Hz, 1
H), 7.88 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.2 Hz, 1H),8.12 (d,
J=8.1 Hz, 1H). IR (KBr): 2980, 1740, 1640, 1605, 1575 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =320 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=317 nm,εext1=6,700;λext2=352 nm,εext2=5,1
00.
り、22(56mg,0.092mmol)から、白色固体の
カルバペネム23の12.9mg(32%)を得た。1 H-NMR for 23〔300 MHz, D2O〕:δ 1.47 (d, J=6.6
Hz, 3H), 3.18 to 3.26(m, 1H), 3.46 to 3.64 (comple
x m, 2H), 3.53 (s, 3H), 4.39 to 4.49 (complex m, 2
H), 7.27 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.52 (d, J=7.8 Hz, 1
H), 7.59 (t, J=7.9 Hz, 1H), 7.74 (t, J=7.4 Hz, 1
H), 7.88 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.2 Hz, 1H),8.12 (d,
J=8.1 Hz, 1H). IR (KBr): 2980, 1740, 1640, 1605, 1575 cm-1. U.V. (MOPS Buffer):λo =320 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=317 nm,εext1=6,700;λext2=352 nm,εext2=5,1
00.
【0074】実施例18
【化57】 無水DMF(18.2mL)中に、水素化ナトリウム(鉱
物油中に60%含有、73mg,1.82mmol,1.0等
量)を含む懸濁液に、0℃で、17(500mg,1.8
2mmol)を添加した。水素ガスの発生が静まってから、
得られた黄色の混合物を100℃で30分間攪拌した。
次いで、この反応混合物を0℃に冷却し、脱水したDM
F(9.1mL)中にブロモアセトニトリル(0.14m
L,2.0mmol,1.1等量)を含むものを添加した。
100℃で1時間攪拌した後、得られた黒色の混合物に
0℃で飽和塩化アンモニウム溶液(5mL)を、0℃で滴
下添加してクエンチさせた。次いで、この反応混合物を
酢酸エチル(175mL)中に注ぎ、水(1×)、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液(1×50mL)、水(2×)及び
塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)し、濾過後、減
圧で蒸発させた。酢酸エチルから再結晶し、白色の針状
結晶のN−シアノメチル化合物24の352mg(62
%)を得た。1 H-NMR for 24〔300 MHz, D6 DMSO〕:δ 5.53 (s, 2
H), 7.68 (d, J=9.2 Hz,1H), 7.75 (t, J=7.7 Hz, 1H),
7.88 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.93 (t, J=8.1 Hz,1H), 8.
38 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.66 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.77
(s, 1H). IR (KBr): 3000, 2960, 2250, 1660, 1605 cm-1.
物油中に60%含有、73mg,1.82mmol,1.0等
量)を含む懸濁液に、0℃で、17(500mg,1.8
2mmol)を添加した。水素ガスの発生が静まってから、
得られた黄色の混合物を100℃で30分間攪拌した。
次いで、この反応混合物を0℃に冷却し、脱水したDM
F(9.1mL)中にブロモアセトニトリル(0.14m
L,2.0mmol,1.1等量)を含むものを添加した。
100℃で1時間攪拌した後、得られた黒色の混合物に
0℃で飽和塩化アンモニウム溶液(5mL)を、0℃で滴
下添加してクエンチさせた。次いで、この反応混合物を
酢酸エチル(175mL)中に注ぎ、水(1×)、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液(1×50mL)、水(2×)及び
塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)し、濾過後、減
圧で蒸発させた。酢酸エチルから再結晶し、白色の針状
結晶のN−シアノメチル化合物24の352mg(62
%)を得た。1 H-NMR for 24〔300 MHz, D6 DMSO〕:δ 5.53 (s, 2
H), 7.68 (d, J=9.2 Hz,1H), 7.75 (t, J=7.7 Hz, 1H),
7.88 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.93 (t, J=8.1 Hz,1H), 8.
38 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.66 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.77
(s, 1H). IR (KBr): 3000, 2960, 2250, 1660, 1605 cm-1.
【0075】実施例19
【化58】 化合物8について記載した一般的なスタニル化反応によ
り、24(382mg,0.48mmol)から、白色固体の
アルキル錫25の379mg(78%)を得た。1 H-NMR for 25〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.38 (s, 9H),
5.33 (s, 2H), 7.35 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.57 (t, J=
8.2 Hz, 1H), 7.70 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.80 (t, J=8.
4 Hz, 1H), 8.31 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H),
8.49 (d, J=6.9 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2990, 2980, 2920, 2260, 1660, 1
615, 1601, 1580 cm-1.
り、24(382mg,0.48mmol)から、白色固体の
アルキル錫25の379mg(78%)を得た。1 H-NMR for 25〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.38 (s, 9H),
5.33 (s, 2H), 7.35 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.57 (t, J=
8.2 Hz, 1H), 7.70 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.80 (t, J=8.
4 Hz, 1H), 8.31 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H),
8.49 (d, J=6.9 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2990, 2980, 2920, 2260, 1660, 1
615, 1601, 1580 cm-1.
【0076】実施例20
【化59】 脱水THF(5.4mL)中に、ビサイクリックβ−ケト
エステル9(376.0mg,1.08mmol)を含む溶液
を攪拌しながら、窒素環境下、−78℃で、ジイソプロ
ピルアミン(0.17mL,1.19mmol,1.1等量)
を添加した。得られた黄色の混合物を10分間攪拌し、
トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.20mL,
1.19mmol,1.1等量)を加えた。15分後、この
反応混合物を順次、無水N−メチル−2−ピロリジノン
(5.4mL), Pd2(dba)3 ・CHCl3 触媒(22.4mg,
2.2×10-2 mmol ,2.0mol %)、トリス(2,
4,6−トリメトキシフェニル)ホスフィン(46.0
mg,8.6×10-2 mmol ,8.0mol %)、アリール
アルキル錫25(357.2mg,0.90mmol,0.8
3等量)及び塩化亜鉛(0.6mL,0.90mmol,0.
83等量)で処理した。次いで低温浴を除き、反応容器
を温水浴中に置き、速やかに常温にさせた。得られたワ
イン様赤色の溶液を常温で40分間攪拌した。次いで、
この反応物をエーテル(250mL)中に注ぎ、水(3
×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)し、簡
単にノライト(Norite)で脱色し、濾過後減圧で蒸発させ
た。フラッシュクロマトグラフィー(80%酢酸エチル
/ヘキサン)で精製し、黄色固体の結合生成物26の2
01.9mg(71%)を得た。1 H-NMR for 26〔300 MHz, CDCl3〕:δ 1.40 (d, J=6.
3 Hz, 3H), 3.29 to 3.46 (complex m, 3H), 4.28 to
4.42 (complex m, 2H), 5.29 (ABq, J=13.4 Hz,ΔυAB=
59.3 Hz, 2H), 5.33 (s, 2H), 7.34 (d, J=8.7 Hz, 1
H), 7.49 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.57 to 7.63 (m, 2H),
7.76 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.07 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.
12 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.45 (d, J=8.0
Hz, 1H).IR (CHCl3): 3600, 3200, 2980, 1780, 173
0, 1665, 1605, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=325 nm,ε=10,000.
エステル9(376.0mg,1.08mmol)を含む溶液
を攪拌しながら、窒素環境下、−78℃で、ジイソプロ
ピルアミン(0.17mL,1.19mmol,1.1等量)
を添加した。得られた黄色の混合物を10分間攪拌し、
トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.20mL,
1.19mmol,1.1等量)を加えた。15分後、この
反応混合物を順次、無水N−メチル−2−ピロリジノン
(5.4mL), Pd2(dba)3 ・CHCl3 触媒(22.4mg,
2.2×10-2 mmol ,2.0mol %)、トリス(2,
4,6−トリメトキシフェニル)ホスフィン(46.0
mg,8.6×10-2 mmol ,8.0mol %)、アリール
アルキル錫25(357.2mg,0.90mmol,0.8
3等量)及び塩化亜鉛(0.6mL,0.90mmol,0.
83等量)で処理した。次いで低温浴を除き、反応容器
を温水浴中に置き、速やかに常温にさせた。得られたワ
イン様赤色の溶液を常温で40分間攪拌した。次いで、
この反応物をエーテル(250mL)中に注ぎ、水(3
×)及び塩水で洗浄した。有機層を脱水(MgSO4)し、簡
単にノライト(Norite)で脱色し、濾過後減圧で蒸発させ
た。フラッシュクロマトグラフィー(80%酢酸エチル
/ヘキサン)で精製し、黄色固体の結合生成物26の2
01.9mg(71%)を得た。1 H-NMR for 26〔300 MHz, CDCl3〕:δ 1.40 (d, J=6.
3 Hz, 3H), 3.29 to 3.46 (complex m, 3H), 4.28 to
4.42 (complex m, 2H), 5.29 (ABq, J=13.4 Hz,ΔυAB=
59.3 Hz, 2H), 5.33 (s, 2H), 7.34 (d, J=8.7 Hz, 1
H), 7.49 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.57 to 7.63 (m, 2H),
7.76 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.07 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.
12 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.45 (d, J=8.0
Hz, 1H).IR (CHCl3): 3600, 3200, 2980, 1780, 173
0, 1665, 1605, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=325 nm,ε=10,000.
【0077】実施例21
【化60】 2:1のアセトン/水の中に炭酸水素カリウム(39.
2mg,0.392mmol,1.1等量)と、26(201
mg,0.356mmol)を含む溶液を攪拌しながら、10
%Pd/C 触媒(20.1mg,10%容量)を加え、この
反応混合物を、水素バルーン下、常温で1.6時間水素
化させた。次いで、この混合物を、溶離液として水を用
いてセライトのパッドを通して濾過し、この濾液から溶
剤のアセトンを減圧で溜去させた。次いで残余の水を凍
結させ、0℃で凍結乾燥した。粗生成品の27を少量の
H2O/CH3CN に再び溶解させ、アナルテク(Analtech)
の逆相調整−プレート(3:1 H2O/CH3CN )を用いて
精製し、白色固体の27の43.6mg(26%)を得
た。1 H-NMR for 27〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.5
1 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.36 (1/2 ABX, J AB=15.6 Hz,
J AX=8.9 Hz, 1H), 3.63 to 3.71 (complex m, 2H), 4.
43 to 4.57 (complex m, 2H), 5.54 (s, 2H), 7.66 (d,
J=9.3 Hz, 1H),7.67 to 7.83 (m, 2H), 8.01 (t, J=8.
8 Hz, 1H), 8.17 to 8.44 (m, 3H). IR (KBr): 2980, 1755, 1650, 1601, 1570 cm-1. UV (MOPS Buffer):λo =316 nm,εo =13,600 ;λext1
=312 nm,εext1=8,100;λext2=349 nm,εext2=5,800.
2mg,0.392mmol,1.1等量)と、26(201
mg,0.356mmol)を含む溶液を攪拌しながら、10
%Pd/C 触媒(20.1mg,10%容量)を加え、この
反応混合物を、水素バルーン下、常温で1.6時間水素
化させた。次いで、この混合物を、溶離液として水を用
いてセライトのパッドを通して濾過し、この濾液から溶
剤のアセトンを減圧で溜去させた。次いで残余の水を凍
結させ、0℃で凍結乾燥した。粗生成品の27を少量の
H2O/CH3CN に再び溶解させ、アナルテク(Analtech)
の逆相調整−プレート(3:1 H2O/CH3CN )を用いて
精製し、白色固体の27の43.6mg(26%)を得
た。1 H-NMR for 27〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.5
1 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.36 (1/2 ABX, J AB=15.6 Hz,
J AX=8.9 Hz, 1H), 3.63 to 3.71 (complex m, 2H), 4.
43 to 4.57 (complex m, 2H), 5.54 (s, 2H), 7.66 (d,
J=9.3 Hz, 1H),7.67 to 7.83 (m, 2H), 8.01 (t, J=8.
8 Hz, 1H), 8.17 to 8.44 (m, 3H). IR (KBr): 2980, 1755, 1650, 1601, 1570 cm-1. UV (MOPS Buffer):λo =316 nm,εo =13,600 ;λext1
=312 nm,εext1=8,100;λext2=349 nm,εext2=5,800.
【0078】実施例22
【化61】 化合物24について記載した一般的な方法を用いて、1
7(350mg,1.28mmol)と、アルキル化剤として
のヨードアセトアミド(362mg,1.92mmol,1.
5等量)から、357mg(84%)の白色固体のN−ア
セトアミド28を得た。1 H-NMR for 28〔300 MHz, D6 DMSO〕:δ 4.97 (s, 2
H), 7.26 (d, J=9.2 Hz,1H), 7.31 (s, 1H), 7.68 to
7.75 (m, 3H), 7.88 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.36 (d, J=
7.8 Hz, 1H), 8.62 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H). IR (KBr): 3200, 1685, 1650, 1610 cm-1.
7(350mg,1.28mmol)と、アルキル化剤として
のヨードアセトアミド(362mg,1.92mmol,1.
5等量)から、357mg(84%)の白色固体のN−ア
セトアミド28を得た。1 H-NMR for 28〔300 MHz, D6 DMSO〕:δ 4.97 (s, 2
H), 7.26 (d, J=9.2 Hz,1H), 7.31 (s, 1H), 7.68 to
7.75 (m, 3H), 7.88 (t, J=7.2 Hz, 1H), 8.36 (d, J=
7.8 Hz, 1H), 8.62 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H). IR (KBr): 3200, 1685, 1650, 1610 cm-1.
【0079】実施例23
【化62】 化合物8について記載した一般的なスタニル化反応を用
い、無水DMF(8.5mL)中の28(280.7mg,
0.85mmol)から、黄色固体のアルキル錫29の69
mg(19%)を得た。1 H-NMR for 29〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H),
5.02 (s, 2H), 5.39 (broad s, 1H), 6.31 (broad s,
1H), 7.52 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.60 (t, J=7.6Hz, 1
H), 7.65 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.80 (t, J=8.0 Hz, 1
H), 8.35 (d, J=8.2Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.52 (d,
J=8.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3490, 3410, 3010, 2915, 1690, 1640, 1
605, 1570 cm-1.
い、無水DMF(8.5mL)中の28(280.7mg,
0.85mmol)から、黄色固体のアルキル錫29の69
mg(19%)を得た。1 H-NMR for 29〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H),
5.02 (s, 2H), 5.39 (broad s, 1H), 6.31 (broad s,
1H), 7.52 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.60 (t, J=7.6Hz, 1
H), 7.65 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.80 (t, J=8.0 Hz, 1
H), 8.35 (d, J=8.2Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.52 (d,
J=8.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3490, 3410, 3010, 2915, 1690, 1640, 1
605, 1570 cm-1.
【0080】実施例24
【化63】 化合物10について記載した一般的なカップリング反応
に従い、ビサイクリックβ−ケトエステル9(54.0
mg,0.15mmol)を、アリールアルキル錫29(4
5.5mg,0.13mmol,0.83等量)とカップルさ
せ、黄色固体の結合生成物30の11.7mg(14%)
を得た。1 H-NMR for 30〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.0 Hz, 3H), 3.25 to 3.36 (complex m,
3H), 4.22 to 4.34 (complex m, 2H), 4.99 (s,2H), 5.
28 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=53.3 Hz, 2H), 5.48 (broa
d s, 1H), 6.42(broad s, 1H), 7.46 (d, J=8.7 Hz, 2
H), 7.53 (s, 2H), 7.60 (t, J=7.5 Hz,1H), 7.76 (t,
J=7.4 Hz, 1H), 8.05 (d, J=8.2 Hz, 2H), 8.14 (d, J=
8.5 Hz,1H), 8.39 (s, 1H), 8.49 (d, J=7.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3490, 3410, 3200, 2860, 1775, 1720, 1
695, 1650, 1610, 1575,1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ1=258 nm, ε1=25,400;λ2=324,ε2=
14,200.
に従い、ビサイクリックβ−ケトエステル9(54.0
mg,0.15mmol)を、アリールアルキル錫29(4
5.5mg,0.13mmol,0.83等量)とカップルさ
せ、黄色固体の結合生成物30の11.7mg(14%)
を得た。1 H-NMR for 30〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H),
1.31 (d, J=6.0 Hz, 3H), 3.25 to 3.36 (complex m,
3H), 4.22 to 4.34 (complex m, 2H), 4.99 (s,2H), 5.
28 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=53.3 Hz, 2H), 5.48 (broa
d s, 1H), 6.42(broad s, 1H), 7.46 (d, J=8.7 Hz, 2
H), 7.53 (s, 2H), 7.60 (t, J=7.5 Hz,1H), 7.76 (t,
J=7.4 Hz, 1H), 8.05 (d, J=8.2 Hz, 2H), 8.14 (d, J=
8.5 Hz,1H), 8.39 (s, 1H), 8.49 (d, J=7.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3490, 3410, 3200, 2860, 1775, 1720, 1
695, 1650, 1610, 1575,1520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ1=258 nm, ε1=25,400;λ2=324,ε2=
14,200.
【0081】実施例25
【化64】 化合物12に記載の一般的な脱保護手順を使用して、3
0(11.1mg,0.017ミリモル)から、4.0mg
(49%)のカルバペネム31、白色固体を得た。31 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 4:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.50 (d, J=6.3 H
z, 3H), 3.34 (1/2 ABX,J AB=16.2 Hz, J AX=8.4 Hz, 1
H), 3.68 to 3.71 (複合 m, 2H), 4.42 to 4.56(複合
m, 2H), 5.20 (s, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.7
3 (d, J=8.4 Hz,1H), 7.81 (t, J=8.4 Hz, 1H), 8.02
(t, J=8.4 Hz, 1H), 8.42 to 8.45 (m, 3H). IR (KBr): 2980, 1750, 1680, 1640, 1610, 1575 c
m-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =318 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=280 nm,εext1=6,900;λext2=315 nm,εext2=7,5
00;λext3=350 nm,εext3=5,700.
0(11.1mg,0.017ミリモル)から、4.0mg
(49%)のカルバペネム31、白色固体を得た。31 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 4:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.50 (d, J=6.3 H
z, 3H), 3.34 (1/2 ABX,J AB=16.2 Hz, J AX=8.4 Hz, 1
H), 3.68 to 3.71 (複合 m, 2H), 4.42 to 4.56(複合
m, 2H), 5.20 (s, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.7
3 (d, J=8.4 Hz,1H), 7.81 (t, J=8.4 Hz, 1H), 8.02
(t, J=8.4 Hz, 1H), 8.42 to 8.45 (m, 3H). IR (KBr): 2980, 1750, 1680, 1640, 1610, 1575 c
m-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =318 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=280 nm,εext1=6,900;λext2=315 nm,εext2=7,5
00;λext3=350 nm,εext3=5,700.
【0082】実施例26
【化65】 化合物24に記載の一般的なアルキル化手順を使用し
て、17(2.0g,7.3ミリモル)および2−ブロ
モ(t−ブチルジメチルシリル)エタノール(1.57
ml,8.7ミリモル,1.2当量)から、2.1g(6
9%)の臭化物32、白色結晶性固体を得た。32 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.10 (s, 9H), 0.80 (s, 6H),
4.00 (t, J=6.0 Hz, 2H), 4.47 (t, J=6.0 Hz, 2H),
7.55 to 7.61 (m, 3H), 7.75 (t, J=8.4 Hz, 1H),8.17
(d, J=7.7 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.51 (d, J=7.9 H
z, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2980, 2930, 2860, 1645, 1605, 1
580 cm-1.
て、17(2.0g,7.3ミリモル)および2−ブロ
モ(t−ブチルジメチルシリル)エタノール(1.57
ml,8.7ミリモル,1.2当量)から、2.1g(6
9%)の臭化物32、白色結晶性固体を得た。32 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.10 (s, 9H), 0.80 (s, 6H),
4.00 (t, J=6.0 Hz, 2H), 4.47 (t, J=6.0 Hz, 2H),
7.55 to 7.61 (m, 3H), 7.75 (t, J=8.4 Hz, 1H),8.17
(d, J=7.7 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.51 (d, J=7.9 H
z, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2980, 2930, 2860, 1645, 1605, 1
580 cm-1.
【0083】実施例27
【化66】 化合物8に記載の一般的なスタンニル化手順に従って臭
化物32(2.14g,5.1ミリモル)をスタンニル
化した。粗製TBS−保護スタンナンを次いで乾燥TH
F(51ml)に再溶解し、フッ化テトラブチルアンモニ
ウム(7.6ml,7.6ミリモル,1.5当量)を0℃
にて添加した。反応混合物を次いで室温で1時間攪拌
し、酢酸エチル中へ注ぎ入れ、水(1回)、塩化アンモ
ニウム飽和水溶液(1回)、水(2回)、および食塩水
で洗浄した。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空に
て蒸発した。フラッシュクロマトグラフィ(40%EtOA
c /ヘキサン)を使用して精製して1.34g(65
%)のスタンナン33、白色の固体を得た。33 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H), 2.86 (t, J=5.
2 Hz, 1H), 4.07 to 4.12 (m, 2H), 4.62 (t, J=5.5 H
z, 2H), 7.43 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.56 to 7.64(m, 2
H), 7.78 (t, J=7.4 Hz, 1H), 8.34 (d, J=8.2 Hz, 1
H), 8.40 (s, 1H), 8.51 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3540 to 3320, 3020, 1630, 1607, 1570
cm-1.
化物32(2.14g,5.1ミリモル)をスタンニル
化した。粗製TBS−保護スタンナンを次いで乾燥TH
F(51ml)に再溶解し、フッ化テトラブチルアンモニ
ウム(7.6ml,7.6ミリモル,1.5当量)を0℃
にて添加した。反応混合物を次いで室温で1時間攪拌
し、酢酸エチル中へ注ぎ入れ、水(1回)、塩化アンモ
ニウム飽和水溶液(1回)、水(2回)、および食塩水
で洗浄した。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空に
て蒸発した。フラッシュクロマトグラフィ(40%EtOA
c /ヘキサン)を使用して精製して1.34g(65
%)のスタンナン33、白色の固体を得た。33 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.36 (s, 9H), 2.86 (t, J=5.
2 Hz, 1H), 4.07 to 4.12 (m, 2H), 4.62 (t, J=5.5 H
z, 2H), 7.43 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.56 to 7.64(m, 2
H), 7.78 (t, J=7.4 Hz, 1H), 8.34 (d, J=8.2 Hz, 1
H), 8.40 (s, 1H), 8.51 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3540 to 3320, 3020, 1630, 1607, 1570
cm-1.
【0084】実施例28
【化67】 化合物10に記載の一般的なカップリング手順に従っ
て、二環式β−ケトエステル9(506mg,1.45ミ
リモル)をアリールスタンナン33(509mg,1.2
1ミリモル,0.83当量)とカップリングして621
mg(80%)の34、黄色の泡を得た。34 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H), 1.30 (d, J=6.
0 Hz, 3H), 2.86 (broadt, J=4.8 Hz, 1H), 3.27 to 3.
37 ( 複合 m, 3H), 4.06 (d, J=4.9 Hz, 2H),4.23 to
4.34 (複合 m, 2H), 4.58 (t, J=5.2 Hz, 2H), 5.29
(ABq, J=13.7 Hz, ΔυAB=53.7 Hz, 2H), 7.42 to 7.59
(m, 5H), 7.70 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.08 (d, J=8.4 H
z, 2H), 8.12 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.46
(d, J=7.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3600 to 3240, 3010, 2960, 1775, 1720,
1640, 1610, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN ):λ =330 nm, ε =11,300.
て、二環式β−ケトエステル9(506mg,1.45ミ
リモル)をアリールスタンナン33(509mg,1.2
1ミリモル,0.83当量)とカップリングして621
mg(80%)の34、黄色の泡を得た。34 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.15 (s, 9H), 1.30 (d, J=6.
0 Hz, 3H), 2.86 (broadt, J=4.8 Hz, 1H), 3.27 to 3.
37 ( 複合 m, 3H), 4.06 (d, J=4.9 Hz, 2H),4.23 to
4.34 (複合 m, 2H), 4.58 (t, J=5.2 Hz, 2H), 5.29
(ABq, J=13.7 Hz, ΔυAB=53.7 Hz, 2H), 7.42 to 7.59
(m, 5H), 7.70 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.08 (d, J=8.4 H
z, 2H), 8.12 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.46
(d, J=7.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3600 to 3240, 3010, 2960, 1775, 1720,
1640, 1610, 1520 cm-1. U.V. (CH3CN ):λ =330 nm, ε =11,300.
【0085】実施例29
【化68】 化合物12に記載の一般的な脱保護手順を使用して、3
4(18.9mg,2.9×10-2ミリモル)から5.4
mg(39%)のカルバペネム35、黄色の固体を得た。35 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D2O〕:δ 1.47 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.34
(1/2 ABX, J AB=16.3 Hz, J AX=9.3 Hz, 1H), 3.64 to
3.97 (複合 m, 2H), 4.41 (broad t, J=5.7 Hz,2H),
4.39 to 4.56 (複合 m, 4H), 7.48 (d, J=8.8 Hz, 1
H), 7.58 (d, J=8.2Hz, 1H), 7.67 (t, J=7.4 Hz, 1H),
7.86 (t, J=7.3 Hz, 1H), 8.11 to 8.16 (m, 2H), 8.2
6 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (KBr): 2980, 2920, 1750, 1640, 1610, 1580 c
m-1. UV (MOPS 緩衝液):λo =324 nm,εo =8,680;λext1
=318 nm,εext1=5,110;λext2=351 nm,εext2=4,090.
4(18.9mg,2.9×10-2ミリモル)から5.4
mg(39%)のカルバペネム35、黄色の固体を得た。35 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D2O〕:δ 1.47 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.34
(1/2 ABX, J AB=16.3 Hz, J AX=9.3 Hz, 1H), 3.64 to
3.97 (複合 m, 2H), 4.41 (broad t, J=5.7 Hz,2H),
4.39 to 4.56 (複合 m, 4H), 7.48 (d, J=8.8 Hz, 1
H), 7.58 (d, J=8.2Hz, 1H), 7.67 (t, J=7.4 Hz, 1H),
7.86 (t, J=7.3 Hz, 1H), 8.11 to 8.16 (m, 2H), 8.2
6 (d, J=8.2 Hz, 1H). IR (KBr): 2980, 2920, 1750, 1640, 1610, 1580 c
m-1. UV (MOPS 緩衝液):λo =324 nm,εo =8,680;λext1
=318 nm,εext1=5,110;λext2=351 nm,εext2=4,090.
【0086】化合物24について記載した一般的なアル
キル化の手順を使用して、17(500mg,1.82ミ
リモル)および2−ブロモ−1,1,1−トリフルオロ
エタン(1.9ml,20.9ミリモル,11.5当量)
から、189mg(29%)の臭化物38、白色固体を得
た。38 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 5.05 ( 幅広 d, J=7.4 Hz, 2
H), 7.26 (d, J=8.3 Hz,1H), 7.59 to 7.64 (m, 2H),
7.73 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.16 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.
34 (s, 1H), 8.50 (d, J=7.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3200, 1670, 1610, 1580, 1560 cm-1.
キル化の手順を使用して、17(500mg,1.82ミ
リモル)および2−ブロモ−1,1,1−トリフルオロ
エタン(1.9ml,20.9ミリモル,11.5当量)
から、189mg(29%)の臭化物38、白色固体を得
た。38 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 5.05 ( 幅広 d, J=7.4 Hz, 2
H), 7.26 (d, J=8.3 Hz,1H), 7.59 to 7.64 (m, 2H),
7.73 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.16 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.
34 (s, 1H), 8.50 (d, J=7.2 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3200, 1670, 1610, 1580, 1560 cm-1.
【0087】実施例31
【化69】 化合物8について記載した一般的なスタンニル化の手順
を使用して、38(189mg,0.53ミリモル)か
ら、171mg(73%)のスタンナン39、白色の結晶
性固体を得た。39 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.28 (s, 9H), 5.09 ( 幅広
d, J=7.8 Hz, 2H), 7.38(d, J=8.2 Hz, 1H), 7.57 (d,
J=7.1 Hz, 1H), 7.62 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.79(t, J=
7.0 Hz, 1H), 8.32 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H),
8.53 (d, J=6.8Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2980, 2910, 1660, 1605, 1590, 1
575 cm-1.
を使用して、38(189mg,0.53ミリモル)か
ら、171mg(73%)のスタンナン39、白色の結晶
性固体を得た。39 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.28 (s, 9H), 5.09 ( 幅広
d, J=7.8 Hz, 2H), 7.38(d, J=8.2 Hz, 1H), 7.57 (d,
J=7.1 Hz, 1H), 7.62 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.79(t, J=
7.0 Hz, 1H), 8.32 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H),
8.53 (d, J=6.8Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2980, 2910, 1660, 1605, 1590, 1
575 cm-1.
【0088】実施例32
【化70】 化合物26に記載のカップリング手順に従って、二環式
β−ケトエステル9(80mg,0.23ミリモル)をア
リールスタンナン39(91.9mg,0.21ミリモ
ル,0.91当量)とカップリングして86.7mg(6
8%)のカルバペネム40、黄色の固体を得た。40 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 1.39 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.3
2 to 3.43 ( 複合 m, 3H), 4.28 to 4.41 (複合 m, 2
H), 5.07 (幅広 d, J=7.7 Hz, 2H), 5.29 (ABq,J=13.5
Hz, ΔυAB=59.5 Hz, 2H), 7.35 (d, J=8.8 Hz, 1H),
7.47 to 7.52 (m, 3H), 7.58 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.73
(t, J=7.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J=8.8 Hz, 2H), 8.11
(d, J=8.2 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.49 (d, J=6.7 H
z, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2970, 1775, 1720, 1670, 1610, 1
520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=324 nm,ε=14,600.
β−ケトエステル9(80mg,0.23ミリモル)をア
リールスタンナン39(91.9mg,0.21ミリモ
ル,0.91当量)とカップリングして86.7mg(6
8%)のカルバペネム40、黄色の固体を得た。40 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 1.39 (d, J=6.3 Hz, 3H), 3.3
2 to 3.43 ( 複合 m, 3H), 4.28 to 4.41 (複合 m, 2
H), 5.07 (幅広 d, J=7.7 Hz, 2H), 5.29 (ABq,J=13.5
Hz, ΔυAB=59.5 Hz, 2H), 7.35 (d, J=8.8 Hz, 1H),
7.47 to 7.52 (m, 3H), 7.58 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.73
(t, J=7.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J=8.8 Hz, 2H), 8.11
(d, J=8.2 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.49 (d, J=6.7 H
z, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2970, 1775, 1720, 1670, 1610, 1
520 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=324 nm,ε=14,600.
【0089】実施例33
【化71】 化合物27に記載の脱保護手順を使用して、40(5
4.7mg,0.09ミリモル)から、30.4mg(66
%)のカルバペネム41、白色の固体を得た。41 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.73 (d, J=6.0 H
z, 3H), 3.62 (1/2 ABX,J AB=16.2 Hz, J AX=10.0 Hz,
1H), 3.87 to 3.93 ( 複合 m, 2H), 4.64 to 4.75 (複
合 m, 2H), 5.69( 幅広 d, J=8.7 Hz, 2H), 8.05 to
8.19 (m, 3H), 8.39 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.85 to 8.95
(m, 3H). IR (KBr): 2980, 1750, 1660, 1650, 1605, 1580 c
m-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =322 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=315 nm,εext1=6,300;λext2=348 nm,εext2=4,5
00.
4.7mg,0.09ミリモル)から、30.4mg(66
%)のカルバペネム41、白色の固体を得た。41 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.73 (d, J=6.0 H
z, 3H), 3.62 (1/2 ABX,J AB=16.2 Hz, J AX=10.0 Hz,
1H), 3.87 to 3.93 ( 複合 m, 2H), 4.64 to 4.75 (複
合 m, 2H), 5.69( 幅広 d, J=8.7 Hz, 2H), 8.05 to
8.19 (m, 3H), 8.39 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.85 to 8.95
(m, 3H). IR (KBr): 2980, 1750, 1660, 1650, 1605, 1580 c
m-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =322 nm,εo =12,000 ;λ
ext1=315 nm,εext1=6,300;λext2=348 nm,εext2=4,5
00.
【0090】実施例34
【化72】 化合物8に記載の一般的なスタンニル化手順を使用し
て、42(54.7mg,0.17ミリモル)から34.
5mg(50%)のスタンナン43、白色の泡を得た。43 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.37 (s, 9H), 2.88 (t, J=7.
4 Hz, 2H), 4.68 (t, J=7.4 Hz, 2H), 7.38 (d, J=8.2
Hz, 1H), 7.58 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.67 (d, J=8.2 H
z, 1H), 7.78 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J=8.2 Hz,
1H), 8.40 (s, 1H), 8.50 (d, J=8.1 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2920, 2260, 1640, 1610, 1580 cm
-1.
て、42(54.7mg,0.17ミリモル)から34.
5mg(50%)のスタンナン43、白色の泡を得た。43 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3〕:δ 0.37 (s, 9H), 2.88 (t, J=7.
4 Hz, 2H), 4.68 (t, J=7.4 Hz, 2H), 7.38 (d, J=8.2
Hz, 1H), 7.58 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.67 (d, J=8.2 H
z, 1H), 7.78 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J=8.2 Hz,
1H), 8.40 (s, 1H), 8.50 (d, J=8.1 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3010, 2920, 2260, 1640, 1610, 1580 cm
-1.
【0091】実施例35
【化73】 化合物26に記載のカップリング手順に従って、二環式
β−ケトエステル9(50.1mg,0.14ミリモル)
をアリールスタンナン43(53.8mg,0.13ミリ
モル,0.91当量)とカップルして25.3mg(33
%)の44、白色の固体を得た。44 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D6 DMSO, 低解像度〕:δ 1.19 (d, J=6.3
Hz, 3H), 2.98 to 3.07( 幅広 s, 2H), 3.45 to 3.49
(幅広 m, 2H), 3.62 to 3.74 (m, 1H), 3.98 to 4.07
(m, 1H), 4.25 to 4.36 (m, 1H), 4.60 to 4.70 (幅広
s, 2H), 5.15 to 5.38 (m, 2H), 7.43 to 7.46 (m, 2
H), 7.62 to 7.73 (m, 3H), 7.80 to 7.83(幅広 s, 1
H), 7.96 to 8.02 (m, 2H), 8.31 to 8.35 (m, 1H), 8.
42 to 8.46(m, 1H), 8.53 (s, 1H). IR (KBr): 3110, 3060, 2960, 2250, 1780, 1715, 163
0, 1605, 1575, 1515 cm-1.
β−ケトエステル9(50.1mg,0.14ミリモル)
をアリールスタンナン43(53.8mg,0.13ミリ
モル,0.91当量)とカップルして25.3mg(33
%)の44、白色の固体を得た。44 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D6 DMSO, 低解像度〕:δ 1.19 (d, J=6.3
Hz, 3H), 2.98 to 3.07( 幅広 s, 2H), 3.45 to 3.49
(幅広 m, 2H), 3.62 to 3.74 (m, 1H), 3.98 to 4.07
(m, 1H), 4.25 to 4.36 (m, 1H), 4.60 to 4.70 (幅広
s, 2H), 5.15 to 5.38 (m, 2H), 7.43 to 7.46 (m, 2
H), 7.62 to 7.73 (m, 3H), 7.80 to 7.83(幅広 s, 1
H), 7.96 to 8.02 (m, 2H), 8.31 to 8.35 (m, 1H), 8.
42 to 8.46(m, 1H), 8.53 (s, 1H). IR (KBr): 3110, 3060, 2960, 2250, 1780, 1715, 163
0, 1605, 1575, 1515 cm-1.
【0092】実施例36
【化74】 化合物27に記載の脱保護手順を使用して、44(1
7.8mg,3.1×10-2ミリモル)から8.5mg(5
7%)のカルバペネム45、白色の固体を得た。45 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.74 (d, J=6.4 H
z, 3H), 3.47 (t, J=6.3Hz, 2H), 3.63 (1/2 ABX, J AB
=16.7 Hz, J AX=9.8 Hz, 1H), 3.87 to 4.00 (複合 m,
2H), 4.64 to 4.78 (複合 m, 2H), 5.16(t, J=6.8 H
z, 2H), 8.04(d, J=8.9 Hz, 1H), 8.12 to 8.17 (m, 2
H), 8.37 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.84 to 8.92(m, 3H). IR (KBr): 2970, 2920, 2250, 1750, 1640, 1610, 158
5 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =319 nm,εo =15,400 ;λ
ext1=316 nm,εext1=9,200;λext2=350 nm,εext2=6,6
00.
7.8mg,3.1×10-2ミリモル)から8.5mg(5
7%)のカルバペネム45、白色の固体を得た。45 に対する 1H-NMR 〔300 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.74 (d, J=6.4 H
z, 3H), 3.47 (t, J=6.3Hz, 2H), 3.63 (1/2 ABX, J AB
=16.7 Hz, J AX=9.8 Hz, 1H), 3.87 to 4.00 (複合 m,
2H), 4.64 to 4.78 (複合 m, 2H), 5.16(t, J=6.8 H
z, 2H), 8.04(d, J=8.9 Hz, 1H), 8.12 to 8.17 (m, 2
H), 8.37 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.84 to 8.92(m, 3H). IR (KBr): 2970, 2920, 2250, 1750, 1640, 1610, 158
5 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =319 nm,εo =15,400 ;λ
ext1=316 nm,εext1=9,200;λext2=350 nm,εext2=6,6
00.
【0093】実施例37 方法A:
【化75】 0℃で濃硫酸(12.9ml)中の46(200mg,0.
77ミリモル)の攪拌されている溶液に水(1ml)中の
アジ化ナトリウム(75.3mg,1.16ミリモル,
1.5当量)の溶液を添加した。室温で24時間結果と
して生じる黒色混合物を攪拌後、氷水(10ml)を添加
した。反応混合物を次いで15分間攪拌し、酢酸エチル
(200ml)中に注ぎ入れ、重炭酸ナトリウム飽和溶液
(25mlで2回)、水(2回)、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
て1:1の分離できないブロモ−フェナントリドン異性
体(48および17)の混合物を収率74%(156m
g)を得た。
77ミリモル)の攪拌されている溶液に水(1ml)中の
アジ化ナトリウム(75.3mg,1.16ミリモル,
1.5当量)の溶液を添加した。室温で24時間結果と
して生じる黒色混合物を攪拌後、氷水(10ml)を添加
した。反応混合物を次いで15分間攪拌し、酢酸エチル
(200ml)中に注ぎ入れ、重炭酸ナトリウム飽和溶液
(25mlで2回)、水(2回)、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
て1:1の分離できないブロモ−フェナントリドン異性
体(48および17)の混合物を収率74%(156m
g)を得た。
【0094】実施例38 方法B:
【化76】 無水ピリジン(7.7ml)中の46(200mg,0.7
7ミリモル)とヒドロキシルアミン塩酸塩(161mg,
2.32ミリモル,3.0当量)の懸濁液を音波処理し
て溶解した。均質な混合物を次いで室温で3.5時間攪
拌し、エーテル(100ml)中に注ぎ入れた。エーテル
を含んだ層を水(1回)、1N塩酸溶液(15mlで4
回)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(15mlで2回)、水
(2回)、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥(Mg
SO4)し、濾過し、真空にて蒸発して200mg(95%)
のヒドロキシルアミン異性体47、白色の固体を得た
〔ヒドロキシルアミン異性体47は特性を描写せずに次
の工程に利用した〕。
7ミリモル)とヒドロキシルアミン塩酸塩(161mg,
2.32ミリモル,3.0当量)の懸濁液を音波処理し
て溶解した。均質な混合物を次いで室温で3.5時間攪
拌し、エーテル(100ml)中に注ぎ入れた。エーテル
を含んだ層を水(1回)、1N塩酸溶液(15mlで4
回)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(15mlで2回)、水
(2回)、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥(Mg
SO4)し、濾過し、真空にて蒸発して200mg(95%)
のヒドロキシルアミン異性体47、白色の固体を得た
〔ヒドロキシルアミン異性体47は特性を描写せずに次
の工程に利用した〕。
【0095】過剰量のポリリン酸(9g)中の47の混
合物(104mg,0.38ミリモル)を200℃まで加
熱した。30分後生じた黒色のペーストを氷水(50m
l)に溶解し、酢酸エチル(50mlで3回)で抽出し
た。合わせた有機層を次いで重炭酸ナトリウム飽和溶液
(25mlで3回)、水(2回)、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
た。フェナントリドン異性体(48と17)の分離でき
ない1:1混合物を、ベージュ色の固体として収率96
%(100mg)で単離した。48 /17に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D6 DMSO, 混合物〕:δ 7.24 to 7.38 (m,
3H), 7.52 (t, J=6.9 Hz, 1H), 7.64 to 7.71 (m, 2H),
7.79 to 7.89 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.3
2 (d, J=7.4 Hz, 1H), 8.45 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.56
to 8.60 (m, 2H),8.75 (s, 1H). IR (KBr): 3020, 2880, 1685, 1610 cm-1. FAB-MS:m/e 274, 276 (C13H8BrNO に対する計算値 2
74、276 (NH+))
合物(104mg,0.38ミリモル)を200℃まで加
熱した。30分後生じた黒色のペーストを氷水(50m
l)に溶解し、酢酸エチル(50mlで3回)で抽出し
た。合わせた有機層を次いで重炭酸ナトリウム飽和溶液
(25mlで3回)、水(2回)、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
た。フェナントリドン異性体(48と17)の分離でき
ない1:1混合物を、ベージュ色の固体として収率96
%(100mg)で単離した。48 /17に対する 1H-NMR 〔300 MHz, D6 DMSO, 混合物〕:δ 7.24 to 7.38 (m,
3H), 7.52 (t, J=6.9 Hz, 1H), 7.64 to 7.71 (m, 2H),
7.79 to 7.89 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.3
2 (d, J=7.4 Hz, 1H), 8.45 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.56
to 8.60 (m, 2H),8.75 (s, 1H). IR (KBr): 3020, 2880, 1685, 1610 cm-1. FAB-MS:m/e 274, 276 (C13H8BrNO に対する計算値 2
74、276 (NH+))
【0096】実施例39
【化77】 化合物8に記載の一般的なスタンニル化手順を使用し
て、化合物48と17の分離できない混合物(125m
g,0.46ミリモル)から136mg(83%)のスタ
ンナン49と18の分離できない1:1混合物、白色の
泡を得た。49 /18に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 混合物〕:δ 0.36 (s, 9H), 0.40
(s, 9H), 7.29 to 7.32(m, 3H), 7.47 (t, J=7.7 Hz, 1
H), 7.56 to 7.62 (m, 2H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H),
7.80 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.
31 (s, 1H), 8.35 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.42 (s, 1H),
8.48 (d, J=7.7 Hz, 1H), 8.55 (d, J=8.2 Hz, 1H), 1
0.12 (幅広 s, 1H), 10.23 ( 幅広 s, 1H). IR (CHCl3, 混合物) : 3270, 3010, 2915, 1660, 160
1, 1555 cm-1.
て、化合物48と17の分離できない混合物(125m
g,0.46ミリモル)から136mg(83%)のスタ
ンナン49と18の分離できない1:1混合物、白色の
泡を得た。49 /18に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 混合物〕:δ 0.36 (s, 9H), 0.40
(s, 9H), 7.29 to 7.32(m, 3H), 7.47 (t, J=7.7 Hz, 1
H), 7.56 to 7.62 (m, 2H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H),
7.80 (t, J=7.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.
31 (s, 1H), 8.35 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.42 (s, 1H),
8.48 (d, J=7.7 Hz, 1H), 8.55 (d, J=8.2 Hz, 1H), 1
0.12 (幅広 s, 1H), 10.23 ( 幅広 s, 1H). IR (CHCl3, 混合物) : 3270, 3010, 2915, 1660, 160
1, 1555 cm-1.
【0097】実施例40
【化78】 化合物10の合成に記載の一般的なカップリング手順に
従って、二環式β−ケトエステル9(162.4mg,
0.47ミリモル,1.1当量)をアリールスタンナン
49と18の混合物(152mg,0.42ミリモル,
1.1当量)にカップルして172mg(68%)の化合
物50と19の1.2:1.0の分離できない混合物
を、それぞれ黄色の泡として得た。 50/19に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3, 混合物〕:δ 0.15 (s, 18H), 1.31
(d, J=6.3 Hz, 6H), 3.27 to 3.48 (複合 m, 6H), 4.2
5 to 4.38 ( 複合 m, 4H), 5.22 (ABq, J=13.6 Hz,Δυ
AB=50.5 Hz, 2H), 5.28 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=53.4
Hz, 2H), 7.23 (t, 7.6 Hz, 1H), 7.32 to 7.39 (m, 4
H), 7.45 to 7.54 (m, 5H), 7.62 (t, J=7.5). Hz, 1
H), 7.76 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.95 to 8.05 (m, 3H),
8.06 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.14 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.
20 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 8.50 (d,J=8.3 Hz, 1H),
8.56 (d, J=7.7 Hz, 1H), 11.12 (s, 1H), 11.54 (s, 1
H). IR (CHCl3): 3400, 3040, 3010, 2960, 1775, 1725, 1
665, 1610, 1520 cm-1.
従って、二環式β−ケトエステル9(162.4mg,
0.47ミリモル,1.1当量)をアリールスタンナン
49と18の混合物(152mg,0.42ミリモル,
1.1当量)にカップルして172mg(68%)の化合
物50と19の1.2:1.0の分離できない混合物
を、それぞれ黄色の泡として得た。 50/19に対する 1H-NMR 〔300 MHz, CDCl3, 混合物〕:δ 0.15 (s, 18H), 1.31
(d, J=6.3 Hz, 6H), 3.27 to 3.48 (複合 m, 6H), 4.2
5 to 4.38 ( 複合 m, 4H), 5.22 (ABq, J=13.6 Hz,Δυ
AB=50.5 Hz, 2H), 5.28 (ABq, J=13.7 Hz,ΔυAB=53.4
Hz, 2H), 7.23 (t, 7.6 Hz, 1H), 7.32 to 7.39 (m, 4
H), 7.45 to 7.54 (m, 5H), 7.62 (t, J=7.5). Hz, 1
H), 7.76 (t, J=7.7 Hz, 1H), 7.95 to 8.05 (m, 3H),
8.06 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.14 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.
20 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 8.50 (d,J=8.3 Hz, 1H),
8.56 (d, J=7.7 Hz, 1H), 11.12 (s, 1H), 11.54 (s, 1
H). IR (CHCl3): 3400, 3040, 3010, 2960, 1775, 1725, 1
665, 1610, 1520 cm-1.
【0098】実施例41
【化79】 化合物12に記載の一般的な脱保護手順を使用して、化
合物50と19の分離できない混合物(80mg,0.1
3ミリモル)から、逆相分離板クロマトグラフィ(6:
1水/CH3CN )によって単離された、7.4mg(13
%)のカルバペネム51、黄色の固体を得た。カルバペ
ネム20もまた収率32%(18.3mg)で単離した。51 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.68 (d, J=6.3 H
z, 3H), 3.56 (1/2 ABX,J AB=16.7 Hz, J AX=9.7 Hz, 1
H), 3.86 to 3.95 (複合 m, 2H), 4.59 to 4.63(m, 1
H), 4.69 to 4.74 (m, 1H), 7.75 to 7.78 (m, 2H), 7.
93 (t, J=7.9 Hz,1H), 8.05 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.62
to 8.68 (m, 3H). IR (KBr): 2970, 1750, 1660, 1650, 1610 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =322 nm,εo =13,300 ;λ
ext1=307 nm,εext1=8,840;λext2=330 nm,εext2=7,9
70, λext3=347 nm,εext3=7,100.
合物50と19の分離できない混合物(80mg,0.1
3ミリモル)から、逆相分離板クロマトグラフィ(6:
1水/CH3CN )によって単離された、7.4mg(13
%)のカルバペネム51、黄色の固体を得た。カルバペ
ネム20もまた収率32%(18.3mg)で単離した。51 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.68 (d, J=6.3 H
z, 3H), 3.56 (1/2 ABX,J AB=16.7 Hz, J AX=9.7 Hz, 1
H), 3.86 to 3.95 (複合 m, 2H), 4.59 to 4.63(m, 1
H), 4.69 to 4.74 (m, 1H), 7.75 to 7.78 (m, 2H), 7.
93 (t, J=7.9 Hz,1H), 8.05 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.62
to 8.68 (m, 3H). IR (KBr): 2970, 1750, 1660, 1650, 1610 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =322 nm,εo =13,300 ;λ
ext1=307 nm,εext1=8,840;λext2=330 nm,εext2=7,9
70, λext3=347 nm,εext3=7,100.
【0099】実施例42
【化80】 化合物5に記載の Suzuki カップリング手順に従って、
ボロン酸3(779.3mg,2.7ミリモル)を臭化ア
リール52(590.5mg,2.9ミリモル,1.1当
量)とカップルして812.5mg(82.5%)のビフ
ェニル53、黄色の泡を得た。53 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 回転異性体〕:δ 0.24 (s, 9H),
0.80 (t, J=7.1 Hz, 3H),0.91 (t, J=7.1 Hz, 3H), 2.8
0 to 3.67 (broad, 4H), 7.30 to 7.33 (m, 2H),7.46
(t, J=8.1 Hz, 1H), 7.52 to 7.58 (m, 3H), 7.90 (d,
J=8.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2980, 1610, 1580, 1525 cm-1.
ボロン酸3(779.3mg,2.7ミリモル)を臭化ア
リール52(590.5mg,2.9ミリモル,1.1当
量)とカップルして812.5mg(82.5%)のビフ
ェニル53、黄色の泡を得た。53 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 回転異性体〕:δ 0.24 (s, 9H),
0.80 (t, J=7.1 Hz, 3H),0.91 (t, J=7.1 Hz, 3H), 2.8
0 to 3.67 (broad, 4H), 7.30 to 7.33 (m, 2H),7.46
(t, J=8.1 Hz, 1H), 7.52 to 7.58 (m, 3H), 7.90 (d,
J=8.8 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2980, 1610, 1580, 1525 cm-1.
【0100】実施例43
【化81】 ジクロロメタン中の一塩化ヨー素(10.9ml,10.
9ミリモル,5.0当量)を乾燥ジクロロメタン(1
0.9ml)中の53(812.5mg,2.19ミリモ
ル)の攪拌されている溶液に0.5時間にわたって滴下
様式で添加した。反応混合物を次いでエーテル(200
ml)中に注ぎ入れ、チオ硫酸ナトリウム飽和溶液(25
mlで2回)、水、重炭酸塩飽和溶液(25mlで2回)、
水および食塩水で洗浄した。エーテルを含んだ層を次い
で乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空して蒸発した。フラッ
シュカラムクロマトグラフィ(30% EtOAc/ヘキサ
ン)を用いて887.7mg(95.4%)の54、黄色
の泡を得た。54 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 回転異性体〕:δ 0.75 (t, J=7.0
Hz, 3H), 0.93 (t, J=7.0 Hz, 3H), 2.82 to 3.60 ( 幅
広, 4H), 7.07 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.46 to 7.51 (m,
2H), 7.56 to 7.60 (m, 2H), 7.73 (d, J=8.1 Hz, 1
H), 7.97 (d, J=8.1Hz, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2980, 1620, 1580, 1525 cm-1.
9ミリモル,5.0当量)を乾燥ジクロロメタン(1
0.9ml)中の53(812.5mg,2.19ミリモ
ル)の攪拌されている溶液に0.5時間にわたって滴下
様式で添加した。反応混合物を次いでエーテル(200
ml)中に注ぎ入れ、チオ硫酸ナトリウム飽和溶液(25
mlで2回)、水、重炭酸塩飽和溶液(25mlで2回)、
水および食塩水で洗浄した。エーテルを含んだ層を次い
で乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空して蒸発した。フラッ
シュカラムクロマトグラフィ(30% EtOAc/ヘキサ
ン)を用いて887.7mg(95.4%)の54、黄色
の泡を得た。54 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3, 回転異性体〕:δ 0.75 (t, J=7.0
Hz, 3H), 0.93 (t, J=7.0 Hz, 3H), 2.82 to 3.60 ( 幅
広, 4H), 7.07 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.46 to 7.51 (m,
2H), 7.56 to 7.60 (m, 2H), 7.73 (d, J=8.1 Hz, 1
H), 7.97 (d, J=8.1Hz, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2980, 1620, 1580, 1525 cm-1.
【0101】実施例44
【化82】 3:2:2の酢酸/エタノール/THF(7.0ml)中
の54(158.0mg,0.37ミリモル)の攪拌され
ている溶液に鉄粉(103.8mg,1.86ミリモル,
5.0当量)を添加し、反応混合物を白色固体を分離す
るまで(30分)還流にて攪拌した。反応混合物を酢酸
エチル(200ml)中に注ぎ入れ、重炭酸ナトリウム飽
和溶液(25mlで1回)、水、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
た。クロロホルム(〜10ml)を添加し、生成物を濾過
して119.0mg(99.5%)の55、白色の固体を
得た。55 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 7.24 (t, J=7.7 Hz, 1H),
7.34 (d, J=8.1 Hz, 1H),7.50 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.4
2 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.89 (s, 1H). IR (KBr): 3010, 2990, 2870, 1665, 1600, 1585 c
m-1.
の54(158.0mg,0.37ミリモル)の攪拌され
ている溶液に鉄粉(103.8mg,1.86ミリモル,
5.0当量)を添加し、反応混合物を白色固体を分離す
るまで(30分)還流にて攪拌した。反応混合物を酢酸
エチル(200ml)中に注ぎ入れ、重炭酸ナトリウム飽
和溶液(25mlで1回)、水、および食塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発し
た。クロロホルム(〜10ml)を添加し、生成物を濾過
して119.0mg(99.5%)の55、白色の固体を
得た。55 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 7.24 (t, J=7.7 Hz, 1H),
7.34 (d, J=8.1 Hz, 1H),7.50 (t, J=7.6 Hz, 1H), 8.4
2 (d, J=8.1 Hz, 1H), 8.89 (s, 1H). IR (KBr): 3010, 2990, 2870, 1665, 1600, 1585 c
m-1.
【0102】実施例45
【化83】 化合物24に記載の一般的なアルキル化手順を使用し
て、55(143.0mg,0.44ミリモル)とブロモ
アセトニトリル(34.1μl,0.49ミリモル,
1.1当量)から124.1mg(77.4%)のN−シ
アノメチル化合物56、ベージュ色の固体を得た。56 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 5.50 (s, 2H), 7.42 (t, J=
7.1 Hz, 1H), 7.66 to 7.72 (m, 2H), 8.01 (d, J=8.5
Hz, 1H), 8.06 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.59 (d, J=8.1 H
z, 1H), 8.94 (s, 1H). IR (KBr): 3060, 2990, 2950, 1660, 1595 cm-1.
て、55(143.0mg,0.44ミリモル)とブロモ
アセトニトリル(34.1μl,0.49ミリモル,
1.1当量)から124.1mg(77.4%)のN−シ
アノメチル化合物56、ベージュ色の固体を得た。56 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 5.50 (s, 2H), 7.42 (t, J=
7.1 Hz, 1H), 7.66 to 7.72 (m, 2H), 8.01 (d, J=8.5
Hz, 1H), 8.06 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.59 (d, J=8.1 H
z, 1H), 8.94 (s, 1H). IR (KBr): 3060, 2990, 2950, 1660, 1595 cm-1.
【0103】実施例46
【化84】 化合物8に記載の一般のスタンニル化手順を使用して、
56(120.0mg,0.33ミリモル)から94.5
mg(70%)のスタンナン57、白色の固体を得た。56 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.39 (s, 9H), 5.34 (s, 2H),
7.36 to 7.41 (m, 2H),7.59 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.72
(d, J=7.7 Hz, 1H), 8.34 to 8.41 (m, 3H). IR (CHCl3): 3030, 3010, 2980, 1660, 1610, 1595, 1
580 cm-1.
56(120.0mg,0.33ミリモル)から94.5
mg(70%)のスタンナン57、白色の固体を得た。56 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.39 (s, 9H), 5.34 (s, 2H),
7.36 to 7.41 (m, 2H),7.59 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.72
(d, J=7.7 Hz, 1H), 8.34 to 8.41 (m, 3H). IR (CHCl3): 3030, 3010, 2980, 1660, 1610, 1595, 1
580 cm-1.
【0104】実施例47
【化85】 N2 下に−78℃で乾燥THF(1.06ml)中の二環
式β−ケトエステル9(73.8mg,0.21ミリモ
ル)の攪拌されている溶液にジイソプロピルアミン(3
2.7μl,0.23ミリモル,1.1当量)を添加し
た。その結果生じた黄色の混合物を無水スルホン酸トリ
フルオロメタン(39.2μl,0.23ミリモル,
1.1当量)を添加する前に10分間攪拌した。20分
後反応混合物を無水N−メチルピロリドン(1.06m
l)、 Pd2(dba)3・CHCl3 触媒(4.4mg,4.2×1
0-3ミリモル、2.0モル%)、アリールスタンナン5
7(56.1mg,0.14ミリモル,0.66当量)、
および塩化亜鉛(0.14ml,0.14ミリモル,0.
66当量)で連続的に処理した。低温浴を次いで除去
し、反応容器を温水浴中に入れて迅速に周囲温度を達成
した。その結果生じる茶色の溶液を周囲温度で50分間
攪拌した。
式β−ケトエステル9(73.8mg,0.21ミリモ
ル)の攪拌されている溶液にジイソプロピルアミン(3
2.7μl,0.23ミリモル,1.1当量)を添加し
た。その結果生じた黄色の混合物を無水スルホン酸トリ
フルオロメタン(39.2μl,0.23ミリモル,
1.1当量)を添加する前に10分間攪拌した。20分
後反応混合物を無水N−メチルピロリドン(1.06m
l)、 Pd2(dba)3・CHCl3 触媒(4.4mg,4.2×1
0-3ミリモル、2.0モル%)、アリールスタンナン5
7(56.1mg,0.14ミリモル,0.66当量)、
および塩化亜鉛(0.14ml,0.14ミリモル,0.
66当量)で連続的に処理した。低温浴を次いで除去
し、反応容器を温水浴中に入れて迅速に周囲温度を達成
した。その結果生じる茶色の溶液を周囲温度で50分間
攪拌した。
【0105】反応系を次いでエーテル(100ml)中に
注ぎ入れ、水(3回)および食塩水で洗浄した。有機層
を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッ
シュクロマトグラフィ(70% EtOAc/ヘキサン)を使
用して精製して49.4mg(61.9%)のカップルさ
れた生成物58、白色の固体を得た。1 H-NMR〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 1.18 (d, J=6.2 Hz,
3H), 3.24 to 3.31 (m,1H), 3.47 to 3.49 (m, 1H), 3.
70 (1/2 ABX, J AB=18.4 Hz, J AX=8.4 Hz, 1H), 4.00
to 4.05 (m, 1H), 4.31 (t, J=8.3 Hz, 1H), 5.24 (AB
q, J=14.5 Hz, ΔυAB=44.7 Hz, 2H), 5.50 (s, 2H),
7.39 (d, J=8.4 Hz, 3H), 7.61 (d, J=8.1Hz, 1H), 7.6
7 (d, J=3.9 Hz, 2H), 7.93 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.23
(d, J=8.4Hz, 1H), 8.45 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.51 (s,
1H). IR (KBr): 2920, 2855, 1775, 1720, 1660, 1605, 151
8 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=309 nm,ε=6,317.
注ぎ入れ、水(3回)および食塩水で洗浄した。有機層
を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッ
シュクロマトグラフィ(70% EtOAc/ヘキサン)を使
用して精製して49.4mg(61.9%)のカップルさ
れた生成物58、白色の固体を得た。1 H-NMR〔400 MHz, D6 DMSO〕:δ 1.18 (d, J=6.2 Hz,
3H), 3.24 to 3.31 (m,1H), 3.47 to 3.49 (m, 1H), 3.
70 (1/2 ABX, J AB=18.4 Hz, J AX=8.4 Hz, 1H), 4.00
to 4.05 (m, 1H), 4.31 (t, J=8.3 Hz, 1H), 5.24 (AB
q, J=14.5 Hz, ΔυAB=44.7 Hz, 2H), 5.50 (s, 2H),
7.39 (d, J=8.4 Hz, 3H), 7.61 (d, J=8.1Hz, 1H), 7.6
7 (d, J=3.9 Hz, 2H), 7.93 (d, J=8.6 Hz, 2H), 8.23
(d, J=8.4Hz, 1H), 8.45 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.51 (s,
1H). IR (KBr): 2920, 2855, 1775, 1720, 1660, 1605, 151
8 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=309 nm,ε=6,317.
【0106】実施例48
【化86】 化合物27に記載の脱保護手順を使用して、58(5
5.4mg,9.8×10-2ミリモル)と重炭酸ナトリウ
ム1.0M水溶液(0.11ml,0.11ミリモル、
1.2当量)から17.5mg(39.5%)のカルバペ
ネム59、白色の固体を得た。1 H-NMR〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.62 (d, J=
6.5 Hz, 3H), 3.50 (1/2ABX, J AB=16.5 Hz, J AX=9.8
Hz, 1H), 3.81 to 3.89 (複合 m, 2H), 4.53 to 4.57
(m, 1H), 4.65 (t, J=9.1 Hz, 1H), 5.74 (s, 2H), 7.8
1 (t, J=7.6 Hz,1H), 7.90 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.98
(d, J=8.4 Hz, 1H), 8.03 (t, J=7.5 Hz,1H), 8.59 (d,
J=8.4 Hz, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.71 (d, J=8.1 Hz, 1
H). IR (KBr): 2970, 1750, 1645, 1610, 1585 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =328 nm,εo =16,500 ;λ
ext1=331 nm,εext1=10,000 ;λext2=345 nm,εext2=
9,590.
5.4mg,9.8×10-2ミリモル)と重炭酸ナトリウ
ム1.0M水溶液(0.11ml,0.11ミリモル、
1.2当量)から17.5mg(39.5%)のカルバペ
ネム59、白色の固体を得た。1 H-NMR〔400 MHz, 2:1 D2O/CD3CN 〕:δ 1.62 (d, J=
6.5 Hz, 3H), 3.50 (1/2ABX, J AB=16.5 Hz, J AX=9.8
Hz, 1H), 3.81 to 3.89 (複合 m, 2H), 4.53 to 4.57
(m, 1H), 4.65 (t, J=9.1 Hz, 1H), 5.74 (s, 2H), 7.8
1 (t, J=7.6 Hz,1H), 7.90 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.98
(d, J=8.4 Hz, 1H), 8.03 (t, J=7.5 Hz,1H), 8.59 (d,
J=8.4 Hz, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.71 (d, J=8.1 Hz, 1
H). IR (KBr): 2970, 1750, 1645, 1610, 1585 cm-1. U.V. (MOPS 緩衝液):λo =328 nm,εo =16,500 ;λ
ext1=331 nm,εext1=10,000 ;λext2=345 nm,εext2=
9,590.
【0107】実施例49
【化87】 化合物24に記載の一般的なアルキル化手順を使用して
55(200mg,0.62ミリモル)と2−ブロモ(t
−ブチルジメチルシリル)エタノール(0.23ml,
1.24ミリモル,2.0当量)から121.6mg(4
0.7%)の60、白色の固体を得た。60 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ-0.08 (s, 6H), 0.79 (s, 9H),
3.99 (t, J=6.2 Hz, 2H), 4.49 (t, J=6.2 Hz, 2H),
7.27 (t, J=7.6 Hz, 1H), 7.50 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.
64 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.14
(d, J=8.1 Hz, 1H), 8.19 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.59
(s, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2950, 2930, 2860, 2360, 1640, 1
605, 1590, 1575.
55(200mg,0.62ミリモル)と2−ブロモ(t
−ブチルジメチルシリル)エタノール(0.23ml,
1.24ミリモル,2.0当量)から121.6mg(4
0.7%)の60、白色の固体を得た。60 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ-0.08 (s, 6H), 0.79 (s, 9H),
3.99 (t, J=6.2 Hz, 2H), 4.49 (t, J=6.2 Hz, 2H),
7.27 (t, J=7.6 Hz, 1H), 7.50 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.
64 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.14
(d, J=8.1 Hz, 1H), 8.19 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.59
(s, 1H). IR (CHCl3): 3000, 2950, 2930, 2860, 2360, 1640, 1
605, 1590, 1575.
【0108】実施例50
【化88】 化合物8に記載の一般的なスタンニル化手順に従って、
ヨウ化物60(112.2mg,0.234ミリモル)を
スタンニル化した。粗製TBS−保護スタンナンを次い
で乾燥THF(4.7ml)に再溶解し、0℃でフッ化テ
トラブチルアンモニウム(0.26ml,0.26ミリモ
ル、1.1当量)を添加した。反応混合物を次いで0℃
で15分間攪拌し、酢酸エチル中へ注ぎ入れ、水(1
回)、塩化アンモニウム飽和溶液(1回)、2(2
回)、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥(MgSO4)
し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッシュクロマトグ
ラフィ(45% EtOAc/ヘキサン)を使用して精製して
76.8mg(85%)のスタンナン61、白色の固体を
得た。61 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.39 (s, 9H), 2.98 (t, J=4.
9 Hz, 1H), 4.10 (t, J=5.3 Hz, 2H), 4.63 (t, J=5.5
Hz, 2H), 7.33 (t, J=6.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J=7.6 H
z, 1H), 7.51 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.71 (d, J=7.7 Hz,
1H), 8.36 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.42
(d, J=7.9 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3560 to 3200, 3000, 2920, 1630, 1605,
1580 cm-1.
ヨウ化物60(112.2mg,0.234ミリモル)を
スタンニル化した。粗製TBS−保護スタンナンを次い
で乾燥THF(4.7ml)に再溶解し、0℃でフッ化テ
トラブチルアンモニウム(0.26ml,0.26ミリモ
ル、1.1当量)を添加した。反応混合物を次いで0℃
で15分間攪拌し、酢酸エチル中へ注ぎ入れ、水(1
回)、塩化アンモニウム飽和溶液(1回)、2(2
回)、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥(MgSO4)
し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッシュクロマトグ
ラフィ(45% EtOAc/ヘキサン)を使用して精製して
76.8mg(85%)のスタンナン61、白色の固体を
得た。61 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.39 (s, 9H), 2.98 (t, J=4.
9 Hz, 1H), 4.10 (t, J=5.3 Hz, 2H), 4.63 (t, J=5.5
Hz, 2H), 7.33 (t, J=6.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J=7.6 H
z, 1H), 7.51 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.71 (d, J=7.7 Hz,
1H), 8.36 (d, J=8.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.42
(d, J=7.9 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3560 to 3200, 3000, 2920, 1630, 1605,
1580 cm-1.
【0109】実施例51
【化89】 N2 下に−78℃で乾燥THF(2.3ml)中の二環式
β−ケトエステル9(158.3mg,0.45ミリモ
ル)の攪拌されている溶液にジイソプロピルアミン(7
0.0μl,0.50ミリモル,1.1当量)を添加し
た。その結果生じた黄色の混合物を無水スルホン酸トリ
フルオロメタン(84.1μl,0.50ミリモル,
1.1当量)を添加する前に10分間攪拌した。15分
後トリエチルアミン(69.7μl,0.50ミリモ
ル,1.1当量)続いてトリメチルシリルスルホン酸ト
リフルオロメタン(96.6μl,0.50ミリモル,
1.1当量)を添加し、反応混合物を20分間攪拌し
た。
β−ケトエステル9(158.3mg,0.45ミリモ
ル)の攪拌されている溶液にジイソプロピルアミン(7
0.0μl,0.50ミリモル,1.1当量)を添加し
た。その結果生じた黄色の混合物を無水スルホン酸トリ
フルオロメタン(84.1μl,0.50ミリモル,
1.1当量)を添加する前に10分間攪拌した。15分
後トリエチルアミン(69.7μl,0.50ミリモ
ル,1.1当量)続いてトリメチルシリルスルホン酸ト
リフルオロメタン(96.6μl,0.50ミリモル,
1.1当量)を添加し、反応混合物を20分間攪拌し
た。
【0110】反応混合物を次いで無水N−メチルピロリ
ドン(2.3ml)、 Pd2(dba)3・ CHCl3触媒(9.4m
g,9.1×10-3ミリモル、2.0モル%)、アリー
ルスタンナン61(117.0mg,0.30ミリモル,
0.66当量)および塩化亜鉛(0.30ml、0.30
ミリモル,0.66当量)で連続的に処理した。低温浴
を次いで除去し、反応容器を温水浴に入れて迅速に周囲
温度を達成した。溶液を周囲温度で30分間攪拌した。
ドン(2.3ml)、 Pd2(dba)3・ CHCl3触媒(9.4m
g,9.1×10-3ミリモル、2.0モル%)、アリー
ルスタンナン61(117.0mg,0.30ミリモル,
0.66当量)および塩化亜鉛(0.30ml、0.30
ミリモル,0.66当量)で連続的に処理した。低温浴
を次いで除去し、反応容器を温水浴に入れて迅速に周囲
温度を達成した。溶液を周囲温度で30分間攪拌した。
【0111】反応系を次いでエーテル(150ml)中に
注ぎ入れ、水(3回)および食塩水で洗浄した。有機層
を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッ
シュクロマトグラフィ(60% EtOAc/ヘキサン)を使
用して精製して88.6mg(45.5%)のカップルさ
れた生成物62、黄色の油を得た。62 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.14 (s, 9H), 1.30 (d, J=6.
2 Hz, 3H), 2.86 (t, J=4.8 Hz, 1H), 3.28 to 3.33 (
複合 m, 2H), 3.41 (1/2 ABX, J AB =18.5 Hz,J AX=8.
8 Hz, 1H), 4.08 (複合 m, 2H), 4.24 to 4.28 (m, 1
H), 4.34 (t, J=9.4 Hz, 1H), 4.61 (t, J=5.1 Hz, 2
H), 5.20 (ABq, JAB=13.5 Hz, ΔυAB=66.7Hz, 2H), 7.
22 to 7.28 (m, 3H), 7.43 to 7.47 (m, 2H), 7.50 (d,
J=7.1 Hz,1H), 7.89 (d, J=8.8 Hz, 2H), 8.03 (d, J=
7.5 Hz, 1H), 8.16 (s, 1H), 7.44(d, J=8.3 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3680 to 3200, 3010, 2960, 1780, 1730,
1640, 1610, 1585, 1525 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=314 nm,ε=16,210.
注ぎ入れ、水(3回)および食塩水で洗浄した。有機層
を乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空にて蒸発した。フラッ
シュクロマトグラフィ(60% EtOAc/ヘキサン)を使
用して精製して88.6mg(45.5%)のカップルさ
れた生成物62、黄色の油を得た。62 に対する 1H-NMR 〔400 MHz, CDCl3〕:δ 0.14 (s, 9H), 1.30 (d, J=6.
2 Hz, 3H), 2.86 (t, J=4.8 Hz, 1H), 3.28 to 3.33 (
複合 m, 2H), 3.41 (1/2 ABX, J AB =18.5 Hz,J AX=8.
8 Hz, 1H), 4.08 (複合 m, 2H), 4.24 to 4.28 (m, 1
H), 4.34 (t, J=9.4 Hz, 1H), 4.61 (t, J=5.1 Hz, 2
H), 5.20 (ABq, JAB=13.5 Hz, ΔυAB=66.7Hz, 2H), 7.
22 to 7.28 (m, 3H), 7.43 to 7.47 (m, 2H), 7.50 (d,
J=7.1 Hz,1H), 7.89 (d, J=8.8 Hz, 2H), 8.03 (d, J=
7.5 Hz, 1H), 8.16 (s, 1H), 7.44(d, J=8.3 Hz, 1H). IR (CHCl3): 3680 to 3200, 3010, 2960, 1780, 1730,
1640, 1610, 1585, 1525 cm-1. U.V. (CH3CN):λ=314 nm,ε=16,210.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク エル.グリーンリー アメリカ合衆国,07065 ニュージャーシ ィ,ローウェイ,キャンベル ストリート 1470,ナンバーピービー−1 (72)発明者 トマス エー.ラノ アメリカ合衆国,08876 ニュージャーシ ィ,ソマーヴィル,カスケード テラス 34
Claims (10)
- 【請求項1】 構造式: 【化1】 の化合物 式中: RはH又は CH3; R1 とR2 はそれぞれH、CH3-、CH3CH2-、(CH3)2CH-
、 HOCH2- 、 CH3CH(OH)- 、 (CH3)2C(OH)- 、 FCH2CH
(OH)-、 F2CHCH(OH)-、 F3CCH(OH)- 、 CH3CH(F)- 、
CH3CF2- 、又は (CH3)2C(F)-; Xh はO又はS; Ra は水素及び下記に掲げるラジカルから成る基より、
またRb は下記に定義したものよりそれぞれ選択する
が、但し、合計6個のRa 及びRb のうち0乃至4個は
水素以外である; a) トリフルオロメチル基: -CF3 ; b) ハロゲン原子: -Br、 -Cl、−F、又は−I; c) C1 −C4 アルコキシラジカル: -OC1-4 アルキ
ル、ここでアルキルはRq により任意に1置換してよい
が、 Rq は -OH、-OCH3 、 -CN、 -C(O)NH2 、 -OC(O)NH2、
CHO、 -OC(O)N(CH3)2、 -SO2NH2、 -SO2N(CH3)2、 -SO
CH3 、 -SO2CH3、 -F 、 -CF3 、 -COOMa (Ma は水
素、アルカリ金属、メチル又はフェニル)、テトラゾリ
ル(ただし結合部位はテトラゾール環の炭素原子であ
り、窒素原子の1個は前記に定義したMa で1置換され
る)及び -SO3Mb (Mb は水素又はアルカリ金属)から
成る一群から選択した基である; d) 水素基: -OH; e) カルボニルオキシラジカル: -O(C=O)Rs 、式
中、 Rs はC1-4 アルキル又はフェニルであり、いずれも前
記に定義のRq で任意に1置換である; f) カルバモイルオキシ基: -O(C=O)N(R y )Rz 、式
中、 Ry とRz はそれぞれH、C1-4 アルキル(前記に定義
のRq で任意に1置換してよい)であるか、一緒になっ
て3ないし5員アルキレンラジカルとして環(前記に定
義のRq で任意に置換される)を形成するかあるいは一
緒になって−O−、−S−、−S(O)−又は−S(O)2 −に
より継続されて、2ないし4員アルキレンラジカルとし
て環(これは前記に定義のRq で任意に1置換してよ
い)を形成する; g) 硫黄ラジカル; -S(O)n -Rs 、式中n=0〜2でありRs は前記に定義
の通りである; h) スルファモイル基: -SO2N(Ry )Rz 、式中Ry とRz は前記に定義してもの
である。 i) アジド:N3 ; j) ホルムアミド基: -N(R t )(C=O)H 式中、 Rt はH又はC1-4 アルキルであり、このアルキルは前
記に定義のRq で任意に1置換される; k) (C1 −C4 アルキル)カルボニルアミノ・ラジ
カル: -N(R t )(C=O)C1-4アルキル、式中Rt は前記に定義し
たものであり、やはりアルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; l) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニルアミノ・ラ
ジカル: -N(R t )(C=O)・OC1-4 アルキル、式中Rt は前記に定
義したものであり、又アルキル基は前記に定義のRq で
任意に1置換される; m) ウレイド基: -N(R t )(C=O)N(R y )Rz 、式中Rt 、Ry 及びRz は
前記に定義したものである; n) スルホンアミド基: -N(R t )SO2R s 、式中Rs
とRt は前記に定義したものである; o) シアノ基:−CN; p) ホルミル又はアセタール化したホルミル・ラジカ
ル: -(C=O)H又は -CH(OCH3)2 ; q) カルボニルをアセタール化した(C1 −C4 アル
キル)カルボニル・ラジカル: -C(OCH3)2C1-4アルキ
ル、式中アルキルは前記に定義のRq で任意に1置換し
てよい; r) カルボニル・ラジカル: -(C=O)Rs 、式中Rs は
前記に定義。 s) 酸素又は炭素原子をC1 −C4 アルキル基で任意
に置換してもよいヒドロキシイミノメチル・ラジカル:
-(C=NORz )Ry 、式中Ry とRz はともに結合して環を
形成しないことをのぞけば前記に定義の通りである; t) (C1 −C4 アルコキシ)カルボニル・ラジカ
ル: -(C=O)OC1-4アルキル、式中アルキルは前記に定義のR
q で任意に1置換される; u) カルバモイル・ラジカル: -(C=O)N(Ry )Rz 、式
中Ry とRz は前記に定義したものである; v) 窒素原子をさらにC1 −C4 アルキル基で置換し
てもよいN−ヒドロキシカルバモイル又はN(C1 −C
4 アルコキシ)カルバモイル・ラジカル: -(C=O)-N(OR
y )Rz 、式中Ry とRz は、ともに結合して環を形成し
ないことをのぞけば前記に定義の通りである; w) チオカルバモイル基: -(C=S)N(Ry )Rz 、式中R
y とRz は前記に定義したものである; x) カルボキシル: -COOMb 、式中Mb は前記に定義
したものである; y) チオシアン酸基: -SCN ; z) トリフルオロメチルチオ: -SCF3; aa) 結合部位がテトラゾール環の炭素原子であり、
窒素原子1個が水素、アルカリ金属又は、前記に定義の
Rq で任意に1置換したC1 −C4 アルキルのいずれか
によって1置換されたテトラゾリル; ab) 以下の一群から選択した陰イオン基、すなわち ホスホノ〔P=O(OMb )2〕;アルキルホスホノ{P=O(O
Mb )-〔O(C1-C4 アルキル)〕};アルキルホスフィニ
ル〔P=O(OMb )-(C1-C4アルキル)〕;ホスホルアミド
〔P=O(OMb )N(Ry )Rz 及び P=O(OM b )NHRx 〕;スルフ
ィノ(SO2Mb ) ;スルホ(SO3Mb ) ;式 CONM b SO
2Rx 、 CONM b SO2N(Ry )Rz 、 SO2NM bCON(R y )Rz よ
り選択したアシルスルホンアミド;及び SO2NMb CN、た
だし式中 Rx はフェニル又はヘテロアリールであり、ヘテロアリ
ールは5又は6個の環原子を有する単環芳香族炭化水素
基である。炭素原子が結合部位であり、炭素原子1個は
窒素に置き換えられている。さらにもう1個の炭素原子
は、O又はSから選択したヘテロ原子に任意に置き換え
てよい。さらに1ないし2個の炭素原子を窒素ヘテロ原
子に任意に置き換えてもよく、フェニル及びヘテロアリ
ールを前記に定義のRq で任意に1置換できる。Mb は
前記に定義したものであり、RyとRz も前記に定義し
たものである、 ac) 以下のようなC5 −C7 シクロアルキル基。す
なわち、環の炭素1個はO、S、NH又はN(C1 −C
4 アルキル)より選択したヘテロ原子に置き換えられて
いる。さらに炭素原子1個をNH又はN(C1 −C4 ア
ルキル)に置き換えてもよい。各窒素ヘテロ原子に隣接
する炭素原子の少なくとも1個は、結合している水素の
いずれもが1個の酸素で置換されていて、それによって
カルボニル部分を形成している。環には1又は2個のカ
ルボニル部分が存在する; ad) 前記の置換基a)ないしac)及び、前記に定
義のRq で任意に置換されてもよいフェニルのうちの1
つにより任意に1置換できるC2 −C4 アルケニル・ラ
ジカル; ae) 前記の置換基a)ないしac)で任意に1置換
できるC2 −C4 アルキニル・ラジカル; af) C1 −C4 アルキル・ラジカル; ag) 前記置換基a)ないしac)の1つで1置換し
たC1 −C4 アルキル; ah) 以下のような2−オキサゾリジノニル部分。す
なわち結合部位はオキサゾリジノン環の窒素原子であ
り、環酸素原子は、S及びNRt (Rt は前記に定義し
たもの)、から選択したヘテロ原子に任意に置き換えら
れる。そしてオキサゾリジノン環の飽和炭素原子の1個
は、前記置換基a)ないしag)のうちの1つにより任
意に1置換してもよい; Rb は−H、−OH、 -CF3 、 -(C=O)Rs 、 -S(O)n R s
(nは0−2)、 -SO2NR y R z 、 -(C=O)OC1-4アルキ
ル、 -(C=O)N(Ry )Rz 、 -(C=O)N(OR y )Rz 、-(C=S)N
(Ry )Rz 、 -NH2 、Rq で任意に1置換したC1-4 アル
コキシ、前記で定義したRx 、前記Ra で定義した置換
基(a)−(ae)の1種によってα炭素上もしくはそ
れより高位の炭素上で任意に1置換されたC1-4 アルキ
ルであり、 Mはi) 水素; ii) 薬剤用のエステル化基又は除去できるカルボキシ
ル保護基; iii) アルカリ金属又は他の薬剤用カチオン;又は から選択する。 - 【請求項2】 R1 が水素であり、R2 が (R)-CH3CH(O
H)- 又は (R)-CH3CH(F)-である請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 水素以外のRa が以下から成る群から選
択される請求項2記載の化合物 【化2】 - 【請求項4】 水素以外のRb が以下から成る群から選
択される請求項2記載の化合物 【化3】 - 【請求項5】 以下の式の化合物 【化4】 式中、R′はF又はOHであり、 RはH又はMeであり、 Aは以下である; 【化5】 式中、Ra 及びRb は以下から成る群から選択される 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】
- 【請求項6】 以下の式の化合物 【化12】 式中、R′はF又はOHであり、 RはH又はMeであり、 Aは以下である; 【化13】 式中、Ra 及びRb は以下から成る群から選択される 【化14】
- 【請求項7】 以下から成る群から選択される化合物 【化15】 【化16】
- 【請求項8】 以下の式の化合物 【化17】 式中、Aは 【化18】 であり、ここでRはH又はCH3 であり; P′は除去可能なヒドロキシ基に対する保護基であり; Mは除去可能なカルボキシ基に対する保護基であり; Ra はH,OP′, Cl, Br, I, SCH3, CN, CHO, SOCH3, S
O2CH3, CO2M, CH2OP′, 又は CONH2から成る群から選
択される基であり; Rb はH,OP′, CH2SCH3, CH2CN, CH2CHO, CH2SOCH3,
CH2SO2CH3, CH2CO2M,CH2OP′, CH2CH2OP′又は CH2CON
H2であり; 但し、 -CH2-OH 置換基はフェナンスリドンの3位又は
4位にある。 - 【請求項9】 Mがベンズヒドリル、p−ニトロベンジ
ル、2−ナフチルメチル、アリル、2−クロロアリル、
ベンジル、2,2,2−トリクロロエチル、トリメチル
シリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェ
ニルシリル、2−(トリメチルシリル)エチル、フェナ
シル、p−メトキシベンジル、アセトニル、o−ニトロ
ベンジル4−ピリジルメチル及びt−ブチルから成る群
から選択される請求項8記載の化合物。 - 【請求項10】 P′がt−ブチルメトキシフェニルシ
リル、t−ブトキシジフェニルシリル、トリメチルシリ
ル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、o
−ニトロベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、t−
ブチルオキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチ
ルオキシカルボニル及びアリルオキシカルボニルから成
る群から選択される請求項8記載の化合物。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US686211 | 1991-04-16 | ||
| US07/686,725 US5208328A (en) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 2-phenanthridonyl carbapenem intermediates |
| US07/686,211 US5153185A (en) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 2-phenanthridonyl carbapenems |
| US686725 | 1991-04-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310741A JPH05310741A (ja) | 1993-11-22 |
| JPH0788384B2 true JPH0788384B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=27103766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4140901A Expired - Lifetime JPH0788384B2 (ja) | 1991-04-16 | 1992-04-16 | 2−フェナンスリドニル カルバペネム類 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0509780A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0788384B2 (ja) |
| CA (1) | CA2066132A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023181834A1 (ja) | 2022-03-24 | 2023-09-28 | 株式会社キャタラー | スラリーの製造方法及び排ガス浄化用触媒の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6894061B2 (en) | 2002-12-04 | 2005-05-17 | Wyeth | Substituted dihydrophenanthridinesulfonamides |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4260627A (en) * | 1978-10-24 | 1981-04-07 | Merck & Co., Inc. | 1-, 6- And 2-substituted-1-carba-2-penem-3-carboxylic acids |
| US5004739A (en) * | 1990-06-26 | 1991-04-02 | Merck & Co., Inc. | 2-phenanthrenyl carbapenem antibacterial agents |
| US5025007A (en) * | 1990-08-01 | 1991-06-18 | Merck & Co., Inc. | 2-(9-fluorenonyl)-carbapenem antibacterial agents |
-
1992
- 1992-04-15 EP EP92303376A patent/EP0509780A1/en not_active Ceased
- 1992-04-15 CA CA002066132A patent/CA2066132A1/en not_active Abandoned
- 1992-04-16 JP JP4140901A patent/JPH0788384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023181834A1 (ja) | 2022-03-24 | 2023-09-28 | 株式会社キャタラー | スラリーの製造方法及び排ガス浄化用触媒の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05310741A (ja) | 1993-11-22 |
| CA2066132A1 (en) | 1992-10-17 |
| EP0509780A1 (en) | 1992-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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