JPH078858Y2 - 自動変速機用オイルポンプのロータ心出構造 - Google Patents

自動変速機用オイルポンプのロータ心出構造

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JPH078858Y2
JPH078858Y2 JP1985139393U JP13939385U JPH078858Y2 JP H078858 Y2 JPH078858 Y2 JP H078858Y2 JP 1985139393 U JP1985139393 U JP 1985139393U JP 13939385 U JP13939385 U JP 13939385U JP H078858 Y2 JPH078858 Y2 JP H078858Y2
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JP
Japan
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rotor
pump
centering
shaft
automatic transmission
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JP1985139393U
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JPS6247789U (ja
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進祐 江口
一喜 岩永
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機用オイルポンプのロータをポンプ駆
動軸との駆動結合作業が行い易くなるように心出しする
ための心出構造に関するものである。
(従来の技術) 自動変速機は変速作動を油圧に頼るためオイルポンプが
必要である。オイルポンプはギヤポンプ、ロータリベー
ンポンプ等種々のものが使用されるが、いずれにしても
ポンプハウジング及びポンプカバー間に画成された空間
内に中心回転体(ギヤポンプの場合インナギヤ、ロータ
リベーンポンプの場合ベーンロータであるが、以下これ
らをロータと総称する)を含むポンプ要素を収納して構
成する。そしてオイルポンプは、ポンプハウジング側よ
り貫入したポンプ駆動軸をロータに駆動結合し、この軸
を介してロータを回転駆動されることによりポンプ作用
を行う。
ところで、ポンプ駆動軸はトルクコンバータ、詳しくは
エンジン駆動されるそのポンプインペラに一体であり、
オイルポンプの組立後トルクコンバータの組付時にポン
プ駆動軸をポンプハウジング側より前記の空間内に貫入
してロータの中心部に駆動結合する組立手順を採用する
のが普通である。
しかしてこの駆動結合時、ロータが上記空間内で径方向
に動き得る状態にあるため、ロータ中心部にポンプ駆動
軸を挿入する作業が困難を極める。
これがため従来は、米国ゼネラルモータース社製THM700
-R4型自動変速機に見られる如く、オイルポンプ組立時
ポンプハウジングにロータ心出サポートを組付け、これ
をロータ内径部に嵌め合わせてロータをポンプハウジン
グに対し心出しして組込むことが行われてきた。
(考案が解決しようとする課題) しかしこの構成では、ロータ心出サポートの追加で部品
点数が増え、部品管理が煩雑になると共に、コスト高に
なるし、何よりもロータ心出サポートの組込みによりオ
イルポンプの組立作業性が悪くなるといった重大な問題
を生ずる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記ロータ心出サポートがなくてもロータの予
備心出しが可能となるよう、これと同様の役目を果たす
べくポンプカバーの内面中心に心出突部を一体成形し、
ポンプ駆動軸挿入前の状態で該心出突部に遊嵌してロー
タを予備心出しておく心出係合部をロータに一体成形し
たものである。
(作用) オイルポンプの組立時ロータの心出係合部を心出突部に
遊嵌する。これによりロータが心出しされた状態に保た
れ、その後トルクコンバータの組付時そのポンプインペ
ラに一体のポンプ駆動軸をポンプハウジング側より貫入
してロータ中心部に挿入する作業を容易に行うことがで
きる。
しかして、そのための心出突部はポンプカバーに一体で
あり、又心出係合部はローターに一体であるため、部品
点数の増大により部品管理を煩雑にしたり、コスト高を
招くことがないと共に、新たな組付作業を何等要せず、
オイルポンプの組立作業性を悪化させることがない。
又、心出係合部と心出突部とが遊嵌し合う寸法関係のた
め、ポンプ駆動軸の貫入後は、心出係合部と心出突部と
の間に隙間が生じ、両者が一切接触せず、通常の使用状
態でポンプの駆動負荷が大きくなることもない。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案一実施の態様で、図中1はポ
ンプハウジング、2はポンプカバーを夫々示し、これら
の合体により両者間に画成された空間内にカムリング3
と、これに内接する複数個のベーン4を径方向へ進退可
能に有するロータ5とを相互に偏心して具え、ロータ5
をポンプ駆動軸6により第2図中矢印α方向に回転す
る。ロータ5にはその両側面に環状窪み5aを形成し、こ
れらにベーンリング7を夫々収納して各ベーン4をカム
リング3の内周面に接触させた状態に保ち、相隣れるベ
ーン4間にポンプ室8を画成する。
カムリング3は更にその外周の一部をピン9でハウジン
グ1及びカバー2に枢支してその周りに矢印β又はγ方
向へ回動可能とし、この回動によりロータ5に対するカ
ムリング3の偏心量εを変更し得るようにする。なお、
カムリング3の回動位置は図示せざるコントロールシリ
ンダからプッシュロッド10に加わる第2図中下向きの力
とリターンスプリング11との釣合いによって決定し、こ
れにより偏心量ε、従ってポンプ容量を制御する。
軸6によるロータ5の回転中各ポンプ室8はカバー2に
設けた吸入ポート12を通過する容積増大中これらから流
体を吸い込み、カバー2に設けた吐出ポート13を通過す
る容積減少中これらから吸入流体を吐出して所定のポン
プ作用を行う。この間ポンプ室8の容積変化量(ポンプ
容量)は偏心量εで決まり、偏心量最大となるカムリン
グ3の回動位置でポンプ容量が最大となる。この時ポン
プ容量が大き過ぎれば、プッシュロッド10がリターンス
プリング11に抗しカムリング3を矢印γ方向に回動して
偏心量εを小さくし、ポンプ容量を適正値に制御するこ
とができる。
ところで、本考案においては、ロータ5に対するポンプ
駆動軸6の挿入結合を以下の構成により行う。即ち、ポ
ンプ駆動軸6はトルクコンバータのポンプインペラ14に
溶接15により一体化されており、オイルポンプの組立後
トルクコンバータの組付けに当たり、ポンプ駆動軸6を
ポンプハウジング1の側より第1図の如くに挿入してロ
ータ5の中心孔5bに嵌め込むことでロータ5に対する軸
6の駆動結合を行う。この目的のため、ロータ中心孔5b
は第2図の如く一部非円形とし、これに対応させて軸6
の先端にその外周面を切除してなる平坦面6aを形成す
る。
そして、かかる軸6の挿入前に、ロータ5をポンプハウ
ジング1及びポンプカバー2に対し心出ししておくため
の心出突部2aをポンプカバー2の内面に一体成形し、そ
の外周を一部切欠いて第3図の如く平坦面2bを形成す
る。又この心出し時突部2aを嵌合すべき心出係合部とし
てのフランジ5cをロータ5に一体に設ける。
かかる構成時、ロータ5に対する軸6の駆動結合手順は
次の通りである。つまり、軸6を挿入する前、ロータ5
は第4図(a)に示すようにフランジ5cが心出部2aに嵌
まり合って予備心出状態にある。ここで軸6を図中右方
へ挿入すると、その先端テーパ面6aにガイドされること
もあって軸6は難なくロータ中心孔5bに挿入される。軸
6が完全に挿入されたところでロータ5は第4図(b)
の如く、軸6により最終的な心出状態にされ、この時ロ
ータのフランジ5cは心出突部2aから全周に亘り一定の隙
間をもって離れ、これと一切接触せず、ポンプ駆動負荷
の増大を併うこともない。
なお、コンバータカバー2にはトルクコンバータ作動油
供給通路16に通ずる油路が必要であるが、図示例ではこ
の目的のために第1図及び第3図の如く、心出突部2aの
外周にこれを一部切除して前記の平坦切欠面2bを形成
し、これに連なるようポンプカバー2の内面に鋳抜部2c
を設けて、上記の油路を形成する。この場合、ロータ5
に対する軸6の駆動結合を平坦面6aによって行うことが
でき、従って軸6の先端を連続管状のままに保つことが
でき、当該油路の形成上軸6の先端に割溝を形成せざる
おえなかった従来の構成に比し、軸6の先端を強度低下
させることがない。
(考案の効果) かくして本考案ロータ心出構造は上述の如く、ポンプカ
バー2に心出突部2aを一体に設け、これにロータ5に一
体の心出係合部(フランジ)5cを遊嵌して予備心出しす
る構成としたから、径方向の位置が定まらないと雖もロ
ータに対するポンプ駆動軸6の駆動結合を難なく行うこ
とができ、しかもそのために部品点数が増えることもな
いから、部品管理が煩雑になったり、コスト高を招くこ
とがないと共に、組付作業工数の追加が一切なくてオイ
ルポンプの組立作業性が悪化する問題も生じない。
又、上記の遊嵌は、ポンプ駆動軸の駆動結合後において
心出係合部及び心出突部間に隙間を生じさせ、両者間の
摩擦接触をなくしてポンプ駆動負荷が増えるのを回避し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案構造を具えたロータリベーンポンプの縦
断側面図、 第2図は同じくそのカバーを除去して内部を示す正面
図、 第3図はカバーの要部正面図、 第4図は(a),(b)は夫々本考案構造を具える場合
のポンプ駆動軸挿入過程説明図である。 1……ポンプハウジング 2……ポンプカバー、2a……心出突部 2b……平坦切欠き面、2c……鋳抜部 3……カムリング、4……ベーン 5……ロータ、5a……ロータ中心孔 5c……フランジ(心出係合部) 6……ポンプ駆動軸、7……ベーンリング 9……枢支ピン、10……プッシュロッド 11……リターンスプリング 12……吸入ポート、13……吐出ポート 14……トルクコンバータのポンプインペラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプハウジング及びポンプカバー間に画
    成された空間内にロータを具え、これらの組立状態で径
    方向の位置が定まらない前記ロータの中心孔に前記ポン
    プハウジング側より貫入したポンプ駆動軸を挿入して駆
    動結合し、この軸によりロータを駆動されてポンプ作用
    を行う自動変速機のオイルポンプにおいて、 前記空間を画成する前記ポンプカバーの内面の中心に心
    出突部を一体成形し、ポンプ駆動軸を挿入する前の前記
    組立状態で前記心出突部に遊嵌してロータを予備心出し
    ておく心出係合部をロータに一体成形し、該予備心出し
    状態でロータに対するポンプ駆動軸の前記挿入を行うよ
    う構成してなる自動変速機用オイルポンプのロータ心出
    構造。
JP1985139393U 1985-09-13 1985-09-13 自動変速機用オイルポンプのロータ心出構造 Expired - Lifetime JPH078858Y2 (ja)

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JP1985139393U JPH078858Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13 自動変速機用オイルポンプのロータ心出構造

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Publication Number Publication Date
JPS6247789U JPS6247789U (ja) 1987-03-24
JPH078858Y2 true JPH078858Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=31045257

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JP1985139393U Expired - Lifetime JPH078858Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13 自動変速機用オイルポンプのロータ心出構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135385A (ja) * 1982-02-05 1983-08-11 Toyooki Kogyo Co Ltd 流体ポンプ装置

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JPS6247789U (ja) 1987-03-24

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