JPH0789214A - ゴルフボール用転写箔及びそれを用いたゴルフボールの製造方法並びにゴルフボール - Google Patents
ゴルフボール用転写箔及びそれを用いたゴルフボールの製造方法並びにゴルフボールInfo
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- JPH0789214A JPH0789214A JP6169547A JP16954794A JPH0789214A JP H0789214 A JPH0789214 A JP H0789214A JP 6169547 A JP6169547 A JP 6169547A JP 16954794 A JP16954794 A JP 16954794A JP H0789214 A JPH0789214 A JP H0789214A
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Abstract
程のウレタン塗装時に、ウレタン塗液中のイソシアネー
トと反応し、耐性のあるマーキングができ、全てのゴル
フボールにマーキングを可能にした転写箔、及びそれを
用いた製造方法並びに耐性のあるマーキングが施された
ゴルフボールを提供する。 【構成】ゴルフボールのマーキングに使用する転写箔に
おいて、ベースフィルムよりインキ層の一層構成で、該
インキ層にヒドロキシル価が0.2以上15以下のウレ
タン樹脂を用いて、転写後の2液ウレタン樹脂のスプレ
ー塗装時に塗液中のイソシアネートと反応するゴルフボ
ール用転写箔である。また、前記転写箔を用いたゴルフ
ボールの製造方法並びにゴルフボールである。
Description
ングに使用する転写箔、およびそれを用いたゴルフボー
ルの製造方法並びにゴルフボールに関するものである。
ド印刷法等による直接印刷法、全ベタの転写箔で、刻印
で押す転写法や、特開昭53−63137号公報に開示
されているように、任意のフィルム上に任意の模様の転
写インキ層を形成した転写箔を用いて印刷する熱転写印
刷法が知られている。また、特開昭57−69087号
公報には、硝化綿・アルキッド樹脂を主樹脂とし、着色
剤として顔料又は染料を、添加剤としてポリエチレン粉
末、可塑剤及び界面活性剤を有機溶剤に溶解又は分散さ
せて成るインキにより、ポリプロピレンフィルム上に所
望のインキ層を形成して成るゴルフボール用転写箔が開
示されている。
には、ポリアミド樹脂、ハードレジン、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、及びウレタン樹脂より選ばれた樹脂
と硝化綿とを主樹脂とし、又はビニル樹脂あるいはアク
リル樹脂を主樹脂とし、着色剤として顔料又は染料を、
添加剤としてポリエチレン粉末、体質顔料、可塑剤及び
界面活性剤を有機溶剤に溶解又は分散させて成るインキ
により、ポリプロピレンフィルム上に所望のインキ層を
形成して成るゴルフボール用転写箔が開示されている。
合、1色ごとに乾燥が必要で能率が悪く、溶剤を使用す
るため作業環境に悪影響をあたえ、曲面に印刷のため画
像がゆがみ、安定しない。ベタ箔を使用した刻印転写に
おいては、転写時の箔切れがわるく、バリがでやすく、
画像も歪み易い。また、箔のごく一部しか使用しないた
め経済的でない。多色の場合は位置合わせが難しい欠点
をもっている。
は、転写箔として、任意のマーキング柄の上下に剥離層
と接着層を持っているため、膜が厚く、バリの発生がお
きやすく、転写条件も高圧、高温が必要となるため、被
転写基材であるゴルフボールを痛め易い。特開昭57−
69087号公報の転写法においては前記した欠点は解
消されているものの、転写温度180℃を必要として、
転写箔のベースフィルムに熱ジワが入り易く画像が歪み
易い。
においては、特開昭57−69087号公報のものより
低温で転写できるものの、160℃と高温であり、やは
りベースフィルムに二軸延伸ポリプロピレン(opp)
を用いているために熱ジワがまだ発生しやすい。熱ジワ
のはいりにくい低温で転写した場合文字欠けが発生す
る。また、転写時に使用するゴムパッドは曲率40mm
の円筒状のものの内面を使用しているが、このような形
態のパッドを使用した場合転写機に特殊な治具を必要と
し、パッド自体の管理も難しく生産性に劣る。また、イ
ンキ層に使用している樹脂は次工程のウレタン塗装液と
反応しないため画像部の強度が弱い。
ポリプロピレンフィルムに軟化点が90℃乃至120℃
のポリアミド樹脂または軟化点が90℃乃至100℃の
ウレタン樹脂を主たるバインダーとした顔料インキによ
り印刷を施してなることを特徴とするゴルフボール用転
写紙が開示されている。しかし、これはゴルフボールの
形状に合わせたシリコンゴム等で加熱、加圧するもので
あり、転写後の処理もなく、画像部の強度が弱い。
の状態としては、3種類ある。アイオノマー樹脂表面を
サンドブラスト・プラズマ処理したもの、アイオノマー
樹脂表面をプラズマ処理しただけのもの(以上2種は2
ピース)、白色のウレタン樹脂塗装表面をもつもの(糸
巻きボール)である。従来技術の転写箔では、この3種
に転写できて、その後のウレタン塗装で満足できる物性
を得ることができるものはない。
な事情に鑑みなされたもので、平ゴムパッドで、しかも
低温で転写でき、次工程のウレタン塗装時に、ウレタン
塗液中のイソシアネートと反応し、耐性のあるマーキン
グができ、全てのゴルフボールにマーキングを可能にし
た転写箔、それを用いたゴルフボールの製造方法並びに
その方法を用いて得られる耐性のあるマーキングが施さ
れたゴルフボールを提供することを課題とする。
のマーキングに使用する転写箔において、ベースフィル
ムよりインキ層の一層構成で、該インキ層にヒドロキシ
ル価が0.2以上15以下のウレタン樹脂を用いて、転
写後の2液ウレタン樹脂のスプレー塗装時に塗液中のイ
ソシアネートと反応することを特徴とするゴルフボール
用転写箔である。 また、実施態様としては、前記イン
キ層に、前記ウレタン樹脂100重量部に対して、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体を1〜100重量部添加し
たもの、又は、前記インキ層に、前記ウレタン樹脂10
0重量部に対してシリカを1〜30重量部添加した前記
の転写箔が挙げられる。
ロキシル価0.2以上15以下のウレタン樹脂を主成分
とするインキによるマーキングが施されていると共に、
このマーキングを覆って2液ウレタン樹脂塗膜が形成さ
れ、この2液ウレタン樹脂中のイソシアネート基が前記
インキ中のウレタン樹脂と反応してなるゴルフボールで
ある。実施態様としては、前記インキが、前記ウレタン
樹脂100重量部に対して、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体を1〜100重量部含有したもの、又は、前記イ
ンキが、前記ウレタン樹脂100重量部に対して、シリ
カを1〜30重量部含有した上記のゴルフボールが挙げ
られる。
箔を用いて、該転写箔をゴルフボールに重ね、前記マー
キングをゴルフボール表面に転写した後、該マーキング
層を覆ってゴルフボール表面に2液ウレタン樹脂塗料を
塗装し、次いで乾燥硬化させるゴルフボールの製造方法
である。
ースフィルム1上に、インキ層2を形成し転写箔3とす
る。通常転写箔に使用するベースフィルム1は、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート、
ポリエチレンテレフタレート等があるが、ゴルフボール
のディンプルへの入りのよさ、インキ層との適度の密着
性、印刷時の強度より、厚さ12〜50μmの二軸延伸
ポリプロピレン(OPP)を使用するのが好ましい。
ロキシル価が0.2以上〜15以下のウレタン樹脂、色
剤として顔料及び染料を使用する。ウレタン樹脂は柔軟
性に富み、ディンプルへの入りがよく、OPPへの印刷
時に問題ない密着性を保持し、被転写基材であるゴルフ
ボール表面への接着性はOPPとインキ層との剥離力よ
り大きい。ヒドロキシル価が15を越える場合、印刷時
にブロッキングを生じ生産できない。0.2より小さい
場合、後工程でのスプレー塗装でウレタン塗装液と反応
がすくなく強度が落ちる。
共重合体やシリカを添加することにより、ブロッキング
性を向上させたり、ベースフィルムよりの剥離力を調整
することができる。
その転写箔を使用して、ゴルフボール表面にマーキング
を転写して設けた後、このマーキングを覆ってゴルフボ
ール表面に2液ウレタン樹脂塗料を塗装し、次いで乾燥
硬化させるゴルフボールの製造方法であり、また、この
製造方法を用いて耐性のあるマーキングを設けたゴルフ
ボールである。ゴルフボールは、ワンピース、ツーピー
ス、スリーピース等の多層ソリッドゴルフボールでもよ
く、糸巻きゴルフボールでもよい。本発明の転写箔を用
いてゴルフボール表面にマーキングするには、アップダ
ウン転写機を使用することが好ましい。また、前記ウレ
タン樹脂塗料の塗装は特に限定するものでないが、スプ
レー塗装が好ましい。なお、2液ウレタン樹脂塗料とし
ては公知のものを使用することができる。
ゴムパッドで低温でゴルフボール表面にマーキングがで
きるようになった。また、マーキング部は次工程でのス
プレー等の塗装時に塗液とのぬれも良好で、塗液中のイ
ソシアネートとインキ層のウレタン樹脂のヒドロキシル
基とが反応し、従来より高強度のマーキングができるよ
うになった。本発明のゴルフボールの製造方法は、上記
のゴルフボール用転写箔を用いて、低温で常法によりゴ
ルフボール表面にマーキングを転写し、このマーキング
を覆って前記ゴルフボールの表面に2液ウレタン樹脂塗
料を塗装して乾燥硬化させるので、容易に耐性のあるマ
ーキングを全てのゴルフボールに可能とした。
ンフィルムに(表1)の組成のインキを柄で厚さ1ミク
ロンで印刷し、転写箔を作成した。
ポリプロピレンフィルムに(表2)の組成のインキを柄
で厚さ1ミクロンで印刷し、転写箔を作成した。
ポリプロピレンフィルムに(表3)の組成のインキを柄
で厚さ1ミクロンで印刷し、転写箔を作成した。
リプロピレンフィルムに(表4)の組成のインキを柄で
厚さ1ミクロンで印刷し、転写箔を作成した。これは、
特開昭58−183285号公報のものである。
れたアイオノマー樹脂の表面のゴルフボール(ボール
1)とプラズマ処理・サンドブラスト処理されたアイオ
ノマー樹脂の表面をもつゴルフボール(ボール2)と二
液反応ウレタン樹脂表面をもつボール(ボール3)に1
30℃に熱した厚さ2mmのシリコンゴムで1秒間圧着
転写した。次に透明ウレタン塗料(二液反応ウレタン塗
装液)をスプレーで塗装し、乾燥硬化させたゴルフボー
ルを得た。この際、スプレー静電塗装時の塗液のマーキ
ング部への塗れ状態を観察した。
て次の試験を行った。まず転写箔の転写性を確認するた
めに、印刷されたマーキング即ち、インキ層が完全にゴ
ルフボールに転写されたかどうかを、目視により判定し
た。また、ゴルフボールに転写されたマーキングが歪み
なく転写されたかどうか目視で判定した。
るために、衝撃試験と摩耗試験を行った。衝撃試験は、
ゴルフボールを45m/secで鉄板に衝突させること
を200回繰り返し行い、マーキングの損傷度合いを目
視で判定した。耐摩耗試験は、砂摩耗試験と砂水摩
耗試験の2種を行った。砂摩耗試験は、ボールミル(磁
性ポット)に砂とボールを入れ2時間回転させた後、マ
ーキング部分の剥離等を目視評価した。砂水摩耗試験
は、ボールミル(磁性ポット)に砂、水を同量入れ、ボ
ールを入れ、4時間回転させ、マーキング部の剥離等を
目視評価した。
〜実施例3の転写箔は、転写性において、3種のボール
に良好であり、かつ転写されたマーキングも歪みなく良
好で、次工程の静電塗装のはじきもなく、塗装されたボ
ールは耐衝撃性、耐摩耗性ともに良好であった。
ゴルフボールに低温でまた平ゴムパッドで効率良くマー
クを転写でき、次工程のスプレー塗装時に塗液のはじき
もなく、マーキング層が塗液と反応し、高強度のマーキ
ングを得ることが出来た。また、本発明のゴルフボール
はマーキング耐性に優れ、前記転写箔を用いた製造方法
により、容易に耐性のあるマーキングをゴルフボール表
面に施すことが可能になった。また、転写されるボール
の3種類の表面にも、良好に転写できた。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】ゴルフボールのマーキングに使用する転写
箔において、ベースフィルムよりインキ層の一層構成
で、該インキ層にヒドロキシル価が0.2以上15以下
のウレタン樹脂を用いて、転写後の2液ウレタン樹脂の
スプレー塗装時に塗液中のイソシアネートと反応するこ
とを特徴とするゴルフボール用転写箔。 - 【請求項2】前記インキ層が、前記ウレタン樹脂100
重量部に対して、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を1
〜100重量部含有したことを特徴とする請求項1記載
の転写箔。 - 【請求項3】前記インキ層が、前記ウレタン樹脂100
重量部に対してシリカを1〜30重量部含有したことを
特徴とする請求項1または請求項2記載の転写箔。 - 【請求項4】ゴルフボール表面にヒドロキシル価0.2
以上15以下のウレタン樹脂を主成分とするインキによ
るマーキングが施されていると共に、このマーキングを
覆って2液ウレタン樹脂塗膜が形成され、この2液ウレ
タン樹脂中のイソシアネート基が前記インキ中のウレタ
ン樹脂と反応してなることを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項5】前記インキが、前記ウレタン樹脂100重
量部に対して、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を1〜
100重量部含有したことを特徴とする請求項4記載の
ゴルフボール。 - 【請求項6】前記インキが、前記ウレタン樹脂100重
量部に対して、シリカを1〜30重量部含有したことを
特徴とする請求項4または請求項5記載のゴルフボー
ル。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項3のいずれかの転写箔
を用いて、該転写箔をゴルフボールに重ね、前記マーキ
ングをゴルフボール表面に転写した後、該マーキング層
を覆ってゴルフボール表面に2液ウレタン樹脂塗料を塗
装し、次いで乾燥硬化させることを特徴とする請求項4
乃至請求項6のいずれかに記載のゴルフボールの製造方
法。
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|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169547A patent/JP3042969B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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