JPH0789218A - インクジェット記録用シート - Google Patents
インクジェット記録用シートInfo
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- JPH0789218A JPH0789218A JP5260457A JP26045793A JPH0789218A JP H0789218 A JPH0789218 A JP H0789218A JP 5260457 A JP5260457 A JP 5260457A JP 26045793 A JP26045793 A JP 26045793A JP H0789218 A JPH0789218 A JP H0789218A
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- JP
- Japan
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- ink
- opacity
- sheet
- coating layer
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発色、インク吸収性に優れ、透過光によって
鮮明な画像が得られるインクジェット記録用シートを提
供する。 【構成】 無機顔料を含むポリオレフィン樹脂を主成分
とする、2軸延伸したフィルムから成る不透明度が20
〜50%の多層構造シートを支持体とし、この支持体の
少なくとも一面上に形成され、かつ非晶質微粉シリカと
バインダー樹脂を主成分として含むインク受容性被覆層
とを有し、このシートの不透明度が30〜65%の範囲
であることを特徴とする。
鮮明な画像が得られるインクジェット記録用シートを提
供する。 【構成】 無機顔料を含むポリオレフィン樹脂を主成分
とする、2軸延伸したフィルムから成る不透明度が20
〜50%の多層構造シートを支持体とし、この支持体の
少なくとも一面上に形成され、かつ非晶質微粉シリカと
バインダー樹脂を主成分として含むインク受容性被覆層
とを有し、このシートの不透明度が30〜65%の範囲
であることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被記録材に関し、詳しく
は、基材が耐水性に優れ、一般の上質紙、塗工紙と同様
に加工、筆記が可能でありながら色彩の発色、ドット形
状等の画像記録特性に優れ、かつ印字された画像が透明
性に優れる水性インクジェット記録用シートに関するも
のである。
は、基材が耐水性に優れ、一般の上質紙、塗工紙と同様
に加工、筆記が可能でありながら色彩の発色、ドット形
状等の画像記録特性に優れ、かつ印字された画像が透明
性に優れる水性インクジェット記録用シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】水性インクを用いるインクジェット方式
のプリンターの性能、特にプリント速度、解像度、彩度
などの向上によって、被記録材に対しても高速吸収性、
高吸収容量、規則的なインクにじみ等、より高度な特性
が要求されるようになり、インク受容性被覆層を表面に
設けたいわゆる塗工紙が開発されている。
のプリンターの性能、特にプリント速度、解像度、彩度
などの向上によって、被記録材に対しても高速吸収性、
高吸収容量、規則的なインクにじみ等、より高度な特性
が要求されるようになり、インク受容性被覆層を表面に
設けたいわゆる塗工紙が開発されている。
【0003】例えば、特開昭62−158084号公報
には、微粒子合成シリカを用い、高い水性インク吸収
性、色再現性及び色濃度を持つインクジェット記録媒体
の製造方法が開示されている。即ち、前記した要求特性
に応じるために、微粒子合成シリカのような吸液性の優
れた白色顔料を主成分とする被覆層をセルロースパルプ
を主成分とする基紙の表面に設けることが通常実施され
ている。
には、微粒子合成シリカを用い、高い水性インク吸収
性、色再現性及び色濃度を持つインクジェット記録媒体
の製造方法が開示されている。即ち、前記した要求特性
に応じるために、微粒子合成シリカのような吸液性の優
れた白色顔料を主成分とする被覆層をセルロースパルプ
を主成分とする基紙の表面に設けることが通常実施され
ている。
【0004】一方、近年、インクジェットプリンターの
用途拡大に伴ない、従来の書類等のオフィス文書からカ
ラーを主に用いた広告物、特に購買時点広告(以下PO
P広告と略す)にまで用途が広まっている。インクジェ
ット記録は印刷と違い、製版する必要がないため、少量
でも印刷が可能であり、コストも安くなるというメリッ
トがある。
用途拡大に伴ない、従来の書類等のオフィス文書からカ
ラーを主に用いた広告物、特に購買時点広告(以下PO
P広告と略す)にまで用途が広まっている。インクジェ
ット記録は印刷と違い、製版する必要がないため、少量
でも印刷が可能であり、コストも安くなるというメリッ
トがある。
【0005】しかしながら、従来から使用されているイ
ンクジェット記録用紙は、基材が天然紙であるため水濡
れに弱く、耐水化しても伸び、しわ、カール等の問題が
生じ、実用上に問題があった。特開昭64−36478
号公報にはポリオレフィン樹脂を主成分としたフィルム
に疎水性インク吸収定着層を設けた、耐水性に優れたイ
ンクジェット記録用紙が開示されている。このような記
録用紙は耐水性にも優れ、POP広告用としても使用で
きる。
ンクジェット記録用紙は、基材が天然紙であるため水濡
れに弱く、耐水化しても伸び、しわ、カール等の問題が
生じ、実用上に問題があった。特開昭64−36478
号公報にはポリオレフィン樹脂を主成分としたフィルム
に疎水性インク吸収定着層を設けた、耐水性に優れたイ
ンクジェット記録用紙が開示されている。このような記
録用紙は耐水性にも優れ、POP広告用としても使用で
きる。
【0006】また、POP広告としての用途が拡張する
につれ、従来の紙面に形成された画像を画像側から入射
する光線によって映し出す、所謂反射方式以外に、画像
の裏側から入射する光線によって画像を映し出す所謂透
過方式に使用できるインクジェット記録用紙が必要とな
り、従来の白物塗工紙仕様の記録用紙から各種不透明度
の異なるインクジェット記録用紙が求められている。
につれ、従来の紙面に形成された画像を画像側から入射
する光線によって映し出す、所謂反射方式以外に、画像
の裏側から入射する光線によって画像を映し出す所謂透
過方式に使用できるインクジェット記録用紙が必要とな
り、従来の白物塗工紙仕様の記録用紙から各種不透明度
の異なるインクジェット記録用紙が求められている。
【0007】特開昭55−5830号公報には、支持体
とインク吸収層から成る記録シートの不透明度が55.
0〜97.5%であるインクジェット記録用紙が開示さ
れている。しかしながら、この記録用紙は、支持体とし
て紙を用いた場合には耐水性に劣り、熱可塑性透明フィ
ルムを用いた場合には、耐水性には問題がないが、不透
明度を規定範囲内にするため不透明度の高い白色顔料を
使用する必要があり、その結果印字画像の発色性が悪く
なるといった問題があった。
とインク吸収層から成る記録シートの不透明度が55.
0〜97.5%であるインクジェット記録用紙が開示さ
れている。しかしながら、この記録用紙は、支持体とし
て紙を用いた場合には耐水性に劣り、熱可塑性透明フィ
ルムを用いた場合には、耐水性には問題がないが、不透
明度を規定範囲内にするため不透明度の高い白色顔料を
使用する必要があり、その結果印字画像の発色性が悪く
なるといった問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水性インク
によるインクジェット方式のプリンターを用いて高品位
の画像を高速でプリントすることができ、しかも印字さ
れた画像が透明性に優れる水性インクジェット記録用シ
ートを提供しようとするものである。
によるインクジェット方式のプリンターを用いて高品位
の画像を高速でプリントすることができ、しかも印字さ
れた画像が透明性に優れる水性インクジェット記録用シ
ートを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる現
状に鑑み耐水性があり、透明性がある記録用紙に関して
鋭意研究した結果、支持体の材質が大きい影響を与える
ことを見出し、支持体として無機顔料を含むポリオレフ
ィン樹脂を主成分とする2軸延伸したフィルムから成る
多層構造シートを用い、この基紙の片面に非晶質微粉シ
リカとバインダー樹脂とを主成分とするインク受容性被
覆層を設けることによって、インクジェット方式でプリ
ントすると高品位で高発色な画像が得られ、さらに印字
物に透明性があることを見いだし、本発明を完成させる
に至った。
状に鑑み耐水性があり、透明性がある記録用紙に関して
鋭意研究した結果、支持体の材質が大きい影響を与える
ことを見出し、支持体として無機顔料を含むポリオレフ
ィン樹脂を主成分とする2軸延伸したフィルムから成る
多層構造シートを用い、この基紙の片面に非晶質微粉シ
リカとバインダー樹脂とを主成分とするインク受容性被
覆層を設けることによって、インクジェット方式でプリ
ントすると高品位で高発色な画像が得られ、さらに印字
物に透明性があることを見いだし、本発明を完成させる
に至った。
【0010】即ち、本発明のインクジェット記録用シー
トは無機顔料を含むポリオレフィン樹脂を主成分とし、
2軸延伸したフィルムから成る不透明度が20〜50%
の多層構造シートを支持体とし、この支持体の少なくと
も一面上に形成され、かつ非晶質微粉シリカと水性高分
子接着剤を主成分として含むインク受容性被覆層とを有
し、このシートの不透明度が30〜65%の範囲である
ことを特徴とするものである。
トは無機顔料を含むポリオレフィン樹脂を主成分とし、
2軸延伸したフィルムから成る不透明度が20〜50%
の多層構造シートを支持体とし、この支持体の少なくと
も一面上に形成され、かつ非晶質微粉シリカと水性高分
子接着剤を主成分として含むインク受容性被覆層とを有
し、このシートの不透明度が30〜65%の範囲である
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明に用いられる支持体フィルムは、熱
可塑性樹脂としてポリオレフィン樹脂、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体から成るもの、または
これらを主成分とするものを使用する。他の熱可塑性樹
脂としてポリスチレン、アクリル酸エステル共重合体等
を混合して使用することが出来る。
可塑性樹脂としてポリオレフィン樹脂、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体から成るもの、または
これらを主成分とするものを使用する。他の熱可塑性樹
脂としてポリスチレン、アクリル酸エステル共重合体等
を混合して使用することが出来る。
【0012】これらの熱可塑性樹脂中に無機質微細粉末
を混合してフィルムに成形し、これを2軸延伸処理す
る。本発明においては、このようなフィルムを複数層積
層して得られた多層フィルムを支持体とするのが好まし
い。例えば、基材層と両面または片面紙状層とから成る
2〜3層フィルム、または更にその少なくとも片面の紙
状層上に表面層を形成した3〜5層フィルム等の使用が
効果的である。
を混合してフィルムに成形し、これを2軸延伸処理す
る。本発明においては、このようなフィルムを複数層積
層して得られた多層フィルムを支持体とするのが好まし
い。例えば、基材層と両面または片面紙状層とから成る
2〜3層フィルム、または更にその少なくとも片面の紙
状層上に表面層を形成した3〜5層フィルム等の使用が
効果的である。
【0013】本発明に用いられる熱可塑性樹脂に配合す
る無機質微細粉末としては、基材層、紙状層には平均粒
径が20μm以下の炭酸カルシウム、焼成クレー、ケイ
藻土、タルク、シリカ等が、また表面層用には、炭酸カ
ルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム等が好ましい。こ
れらの無機質微細粉末の配合量は8〜65重量%とする
のが望ましい。8重量%未満では十分な紙状層が形成さ
れず、吸収性も不足し、一方、65重量%以上では強度
が不足して好ましくない。
る無機質微細粉末としては、基材層、紙状層には平均粒
径が20μm以下の炭酸カルシウム、焼成クレー、ケイ
藻土、タルク、シリカ等が、また表面層用には、炭酸カ
ルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム等が好ましい。こ
れらの無機質微細粉末の配合量は8〜65重量%とする
のが望ましい。8重量%未満では十分な紙状層が形成さ
れず、吸収性も不足し、一方、65重量%以上では強度
が不足して好ましくない。
【0014】かかる2軸延伸フィルムとしては、いわゆ
る合成紙として知られている熱可塑性フィルムを使用す
ることが出来る。このようなフィルムは、厚さが15〜
200μm程度のものが一般には好ましい。また坪量は
10〜150g/m2 が好ましい。
る合成紙として知られている熱可塑性フィルムを使用す
ることが出来る。このようなフィルムは、厚さが15〜
200μm程度のものが一般には好ましい。また坪量は
10〜150g/m2 が好ましい。
【0015】本発明に用いられるインク受容性被覆層に
用いられる顔料は多孔性でインクの吸収性が高く、且つ
鮮明な発色を可能とする、高吸油量で、かつ高比表面積
を有し、2次粒子径が1〜10μmの非晶質微粉を主成
分とすることが好ましい。この微粉シリカの使用比率
は、全被覆層固形分の50〜90重量%である。50重
量%未満ではインク吸収性が不十分となり、90重量%
を越えるとインク受容性被覆層の強度の低下が懸念され
るので不適である。また、シートの使用目的、プリンタ
ーの要求性能に応じて他の白色顔料も併用することが可
能である。これらの白色顔料としては、ゼオライト、炭
酸カルシウム、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム、
焼成クレー、カオリンクレー、タルク、ホワイトカーボ
ン、有機顔料(プラスチックピグメント)等、一般に紙
塗工に用いられている顔料が挙げられる。
用いられる顔料は多孔性でインクの吸収性が高く、且つ
鮮明な発色を可能とする、高吸油量で、かつ高比表面積
を有し、2次粒子径が1〜10μmの非晶質微粉を主成
分とすることが好ましい。この微粉シリカの使用比率
は、全被覆層固形分の50〜90重量%である。50重
量%未満ではインク吸収性が不十分となり、90重量%
を越えるとインク受容性被覆層の強度の低下が懸念され
るので不適である。また、シートの使用目的、プリンタ
ーの要求性能に応じて他の白色顔料も併用することが可
能である。これらの白色顔料としては、ゼオライト、炭
酸カルシウム、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム、
焼成クレー、カオリンクレー、タルク、ホワイトカーボ
ン、有機顔料(プラスチックピグメント)等、一般に紙
塗工に用いられている顔料が挙げられる。
【0016】本発明のバインダー樹脂としては、ポリビ
ニルアルコールおよびその誘導体、カゼイン等の蛋白
質、澱粉、およびその澱粉誘導体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合
体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステルの重合体または共重合
体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、あるいは
これらの各種重合体のカルボキシル基、カチオン性基等
の官能基含有変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿
素樹脂等の熱硬化樹脂等の合成樹脂系の水性接着剤、無
水マレイン酸共重合樹脂系、ポリアクリルアミド系、ポ
リメチルメタクリレート系、ポリウレタン樹脂系、不飽
和ポリエステル樹脂系、ポリビニルブチラール系、アル
キッド樹脂系等の合成樹脂系接着剤などの高分子が、顔
料との接着性が良く、かつ水性インクとの親和性が良い
ため、吸液性を向上させるので、好ましく用いられる。
ニルアルコールおよびその誘導体、カゼイン等の蛋白
質、澱粉、およびその澱粉誘導体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合
体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステルの重合体または共重合
体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、あるいは
これらの各種重合体のカルボキシル基、カチオン性基等
の官能基含有変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿
素樹脂等の熱硬化樹脂等の合成樹脂系の水性接着剤、無
水マレイン酸共重合樹脂系、ポリアクリルアミド系、ポ
リメチルメタクリレート系、ポリウレタン樹脂系、不飽
和ポリエステル樹脂系、ポリビニルブチラール系、アル
キッド樹脂系等の合成樹脂系接着剤などの高分子が、顔
料との接着性が良く、かつ水性インクとの親和性が良い
ため、吸液性を向上させるので、好ましく用いられる。
【0017】インク受容性被覆層における水性高分子接
着剤の使用比率は、全被覆層固形分の10〜50重量
%、好ましくは10〜40重量%である。10重量%未
満では接着力が不十分となり、被覆層の強度の低下が懸
念される。一方、50重量%を越えると接着性は大きく
なるものの、顔料の使用比率が低下し、前記したように
インクの吸収性に問題が生じるので不適である。
着剤の使用比率は、全被覆層固形分の10〜50重量
%、好ましくは10〜40重量%である。10重量%未
満では接着力が不十分となり、被覆層の強度の低下が懸
念される。一方、50重量%を越えると接着性は大きく
なるものの、顔料の使用比率が低下し、前記したように
インクの吸収性に問題が生じるので不適である。
【0018】本発明で用いられる支持体の不透明度は2
0〜50%が望ましい。不透明度が20%未満では、裏
面から光線を当てて使用する際に、その光源が透けてし
まい、インク受容性被覆層を設けて、画像を照らしだし
たときに見栄えの悪いものとなり不適である。一方、不
透明度が50%を越えると、インク受容性被覆層を設け
て印字し、裏面から光線を当てて印字画像を照らして
も、その効果は少なく、本発明の効果は期待できない。
0〜50%が望ましい。不透明度が20%未満では、裏
面から光線を当てて使用する際に、その光源が透けてし
まい、インク受容性被覆層を設けて、画像を照らしだし
たときに見栄えの悪いものとなり不適である。一方、不
透明度が50%を越えると、インク受容性被覆層を設け
て印字し、裏面から光線を当てて印字画像を照らして
も、その効果は少なく、本発明の効果は期待できない。
【0019】本発明のインク受容性被覆層を設けた支持
体の不透明度は30〜65%が望ましい。不透明度が3
0%未満では、上記したように裏面の光源が透けるほ
か、裏面から光線を当てなくても透けてしまい、展示用
ポスター等にした場合に見栄えが悪くなる。一方、65
%を越えると、裏面から光線を当てて印字画像を照らし
ても、その効果は少なく、反射光でしか見栄えのしない
画像になるため不適である。
体の不透明度は30〜65%が望ましい。不透明度が3
0%未満では、上記したように裏面の光源が透けるほ
か、裏面から光線を当てなくても透けてしまい、展示用
ポスター等にした場合に見栄えが悪くなる。一方、65
%を越えると、裏面から光線を当てて印字画像を照らし
ても、その効果は少なく、反射光でしか見栄えのしない
画像になるため不適である。
【0020】本発明のインク受容性被覆層を設けるため
の塗工はバーコーター、ブレードコーター、エアナイフ
コーター等の公知の塗工設備が応用される。支持体上に
インク受容性被覆層を設けたシートは、そのまま本発明
の記録用シートとして使用することが可能であるが、例
えばスーパーカレンダー、グロスカレンダー等で処理
し、表面の平滑性を与えることも可能である。
の塗工はバーコーター、ブレードコーター、エアナイフ
コーター等の公知の塗工設備が応用される。支持体上に
インク受容性被覆層を設けたシートは、そのまま本発明
の記録用シートとして使用することが可能であるが、例
えばスーパーカレンダー、グロスカレンダー等で処理
し、表面の平滑性を与えることも可能である。
【0021】本発明で得られるインク吸収性被覆層の塗
工量は、最終用途によって決定され、インク吸収性、記
録特性、保存性、不透明度等を満足させるかぎり不必要
に多くする必要はなく、3〜20g/m2 の範囲から適
宜選択して用いられる。インク受容性被覆層が3g/m
2 未満では多くの場合インク吸収容量が不足し、画像が
流れ出したり、色にじみ込みが生じ、画像がぼけてしま
ったり、乾燥が遅くロールにインクが付着し、汚れてし
まう。しかしながら、20g/m2 を越えるインク受容
性被覆層を設けると、塗工層が厚いため支持体との接着
性が弱くなり、ヘッドノズルの目づまりのような問題を
生じることが多く、さらにコスト的にも高価なものとな
る。
工量は、最終用途によって決定され、インク吸収性、記
録特性、保存性、不透明度等を満足させるかぎり不必要
に多くする必要はなく、3〜20g/m2 の範囲から適
宜選択して用いられる。インク受容性被覆層が3g/m
2 未満では多くの場合インク吸収容量が不足し、画像が
流れ出したり、色にじみ込みが生じ、画像がぼけてしま
ったり、乾燥が遅くロールにインクが付着し、汚れてし
まう。しかしながら、20g/m2 を越えるインク受容
性被覆層を設けると、塗工層が厚いため支持体との接着
性が弱くなり、ヘッドノズルの目づまりのような問題を
生じることが多く、さらにコスト的にも高価なものとな
る。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はこれによって限定されるもの
ではない。尚、以下において部とあるのは、すべて固形
分重量部を示す。
説明するが、勿論本発明はこれによって限定されるもの
ではない。尚、以下において部とあるのは、すべて固形
分重量部を示す。
【0023】実施例1 無機顔料を含む多層構造の合成紙ユポTPG−60(不
透明度30%、厚さ60μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
1を7g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用シートを製造した。得られた
シートの不透明度は42%であった。塗料−1 成 分 重量 微粒子珪酸 100部 (ファインシール:徳山曹達製) ポリビニルアルコール 25部 (PVA117:クラレ製)
透明度30%、厚さ60μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
1を7g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用シートを製造した。得られた
シートの不透明度は42%であった。塗料−1 成 分 重量 微粒子珪酸 100部 (ファインシール:徳山曹達製) ポリビニルアルコール 25部 (PVA117:クラレ製)
【0024】実施例2 無機顔料を含む多層構造の合成紙ユポTPG−90(不
透明度44%、厚さ90μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
2を15g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は59%であった。塗料−2 成 分 重量 微粒子珪酸 100部 (ファインシール:徳山曹達(株)製) ポリビニルアルコール 20部 (GL−03:日本合成ゴム(株)製) シラノール化ポリビニルアルコール 15部 (R−1130:クラレ(株)製)
透明度44%、厚さ90μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
2を15g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は59%であった。塗料−2 成 分 重量 微粒子珪酸 100部 (ファインシール:徳山曹達(株)製) ポリビニルアルコール 20部 (GL−03:日本合成ゴム(株)製) シラノール化ポリビニルアルコール 15部 (R−1130:クラレ(株)製)
【0025】比較例1 80μmのポリエステルフィルム(不透明度2%)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
1を10g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は23%であった。
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
1を10g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は23%であった。
【0026】比較例2 無機顔料を含む多層構造の合成紙ユポKPK−80(不
透明度70%、厚さ80μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
2を11g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は82%であった。
透明度70%、厚さ80μm、王子油化合成紙製)の片
面に実験室においてテストバーコーターを用いて塗料−
2を11g/m2 の割合で塗工、乾燥して被覆層を形成
し、インクジェット記録用紙を製造した。得られたシー
トの不透明度は82%であった。
【0027】これらの各塗工紙の評価結果を表1に示
す。インクジェット記録特性の評価は次の方法によっ
た。インクジェットプリンター(Desk Write
r−C:HP製)を用い、インク吸収性、発色の鮮やか
さ、反射光、入射光による画像のあざやかさについて行
なった。インク吸収性の評価は、プリントしたインクが
乾燥するまでの秒数を測定した。5秒以下を○、6〜1
0秒を△、11秒以上を×で示した。発色の鮮やかさ
は、イエロー、マゼンタ、シアンのカラーインクの発色
を目視で評価した。発色の良いものを○、不十分なもの
を△、更に不良なものを×で示した。反射光、入射光に
よる画像のあざやかさは印字画像を目視で評価し、良い
ものを○、不十分なものを△、更に不良なものを×で示
した。また、不透明度の測定方法はJIS−P−813
8に記載されている方法によった。
す。インクジェット記録特性の評価は次の方法によっ
た。インクジェットプリンター(Desk Write
r−C:HP製)を用い、インク吸収性、発色の鮮やか
さ、反射光、入射光による画像のあざやかさについて行
なった。インク吸収性の評価は、プリントしたインクが
乾燥するまでの秒数を測定した。5秒以下を○、6〜1
0秒を△、11秒以上を×で示した。発色の鮮やかさ
は、イエロー、マゼンタ、シアンのカラーインクの発色
を目視で評価した。発色の良いものを○、不十分なもの
を△、更に不良なものを×で示した。反射光、入射光に
よる画像のあざやかさは印字画像を目視で評価し、良い
ものを○、不十分なものを△、更に不良なものを×で示
した。また、不透明度の測定方法はJIS−P−813
8に記載されている方法によった。
【0028】
【表1】
【0029】表1からわかるように、実施例により得ら
れたインクジェット記録用シートは、インク吸収性、発
色の鮮やかさに関しては比較例のものと差はないが、印
字後、印字された面から観察する画像と共に、裏面から
光線を当てた画像にもあざやかさを与えるものである。
れたインクジェット記録用シートは、インク吸収性、発
色の鮮やかさに関しては比較例のものと差はないが、印
字後、印字された面から観察する画像と共に、裏面から
光線を当てた画像にもあざやかさを与えるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリンター記録
用紙は、インクの吸収性、発色性に優れているだけでな
く、裏面からの光線によっても鮮やかな画像を映し出す
ため、特殊用途(例えば広告等)のインクジェットプリ
ンティングが可能となり、産業界に寄与するところが大
である。
用紙は、インクの吸収性、発色性に優れているだけでな
く、裏面からの光線によっても鮮やかな画像を映し出す
ため、特殊用途(例えば広告等)のインクジェットプリ
ンティングが可能となり、産業界に寄与するところが大
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 無機顔料を含むポリオレフィン樹脂を主
成分とする、2軸延伸したフィルムから成る不透明度が
20〜50%の多層構造シートを支持体とし、この支持
体の少なくとも一面上に形成され、かつ非晶質微粉シリ
カとバインダー樹脂を主成分として含むインク受容性被
覆層とを有し、このシートの不透明度が30〜65%の
範囲であることを特徴とするインクジェット記録用シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260457A JPH0789218A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | インクジェット記録用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260457A JPH0789218A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | インクジェット記録用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789218A true JPH0789218A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17348216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5260457A Pending JPH0789218A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | インクジェット記録用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789218A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003091319A1 (fr) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Feuille a imprimer |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5260457A patent/JPH0789218A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003091319A1 (fr) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Feuille a imprimer |
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