JPH078929Y2 - 一体型オイルシール - Google Patents
一体型オイルシールInfo
- Publication number
- JPH078929Y2 JPH078929Y2 JP1990069839U JP6983990U JPH078929Y2 JP H078929 Y2 JPH078929 Y2 JP H078929Y2 JP 1990069839 U JP1990069839 U JP 1990069839U JP 6983990 U JP6983990 U JP 6983990U JP H078929 Y2 JPH078929 Y2 JP H078929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- lip
- oil seal
- seal
- auxiliary sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は相互に回転可能な部材間を密封するシール材に
関し、具体的には一対の組となって密封力を生じる組合
せタイプの一体型オイルシールに関するものである。
関し、具体的には一対の組となって密封力を生じる組合
せタイプの一体型オイルシールに関するものである。
[従来の技術] 従来、組み合わされて密封作用をなす一体型オイルシー
ルの多くは、単体型シールでは満足することのできない
苛酷な箇所に用いるために開発されたものであり、その
ために様々な形状のものが試みられ実施されている。
ルの多くは、単体型シールでは満足することのできない
苛酷な箇所に用いるために開発されたものであり、その
ために様々な形状のものが試みられ実施されている。
例えば、エンジン等のクランクシャフト用オイルシール
等に用いられるものとしては、図面によって説明すると
第2図に示すように、サイドリップ(7)を持つシール
体(8)と側板(9)からなり、該サイドリップ(7)
を側板の周面に接触せしめて密封をなさしめるものが知
られている。
等に用いられるものとしては、図面によって説明すると
第2図に示すように、サイドリップ(7)を持つシール
体(8)と側板(9)からなり、該サイドリップ(7)
を側板の周面に接触せしめて密封をなさしめるものが知
られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このサイドリップ(7)と側板(9)を
組合せた一体型オイルシールは、軸の回転に伴う側板
(9)の振り切り効果によって機関内部のオイルを殆ど
振り切り排除してしまい、そのサイドリップ(7)が必
要とする摺動部の潤滑さえ不足せしめるから発熱とか異
常摩耗を発生させ著しくシール寿命を短くしてしまう大
きな欠点がある。また組み付けにおいては、相互の形状
的関連部分が少ないから取付精度が得難く組立が面倒で
作業工数の多いものであった。
組合せた一体型オイルシールは、軸の回転に伴う側板
(9)の振り切り効果によって機関内部のオイルを殆ど
振り切り排除してしまい、そのサイドリップ(7)が必
要とする摺動部の潤滑さえ不足せしめるから発熱とか異
常摩耗を発生させ著しくシール寿命を短くしてしまう大
きな欠点がある。また組み付けにおいては、相互の形状
的関連部分が少ないから取付精度が得難く組立が面倒で
作業工数の多いものであった。
本考案はこのような多くの欠点に鑑み、リップ潤滑が良
好で取付精度の高い長寿命な一体型オイルシールを提供
することを目的としている。
好で取付精度の高い長寿命な一体型オイルシールを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は第1図に示すように、エンジンのクランク軸と
ハウジングブロックの如き相互に回転するハウジング
(1)と軸(2)とにそれぞれ装着され、オイルリップ
(3)を持つ密封要素(4)と補助密封環(5)からな
る一体型オイルシールであって、前記補助密封環(5)
を断面略コ字形に形成してその外側軸方向端部へ内周に
向く延出フランジ部(6)を形成せしめ、他方の密封要
素(4)を断面略L字形に形成してその外周面をハウジ
ング(1)に嵌合せしめると共にその径方向部へ軸方向
に斜め突出するオイルリップ(3)を配設し、該オイル
リップ(3)を前記補助密封板(5)の径方向内周面に
接触せしめその先端接触部を前記延出フランジ部(6)
の先端径より大径とならしめたことを特徴としている。
ハウジングブロックの如き相互に回転するハウジング
(1)と軸(2)とにそれぞれ装着され、オイルリップ
(3)を持つ密封要素(4)と補助密封環(5)からな
る一体型オイルシールであって、前記補助密封環(5)
を断面略コ字形に形成してその外側軸方向端部へ内周に
向く延出フランジ部(6)を形成せしめ、他方の密封要
素(4)を断面略L字形に形成してその外周面をハウジ
ング(1)に嵌合せしめると共にその径方向部へ軸方向
に斜め突出するオイルリップ(3)を配設し、該オイル
リップ(3)を前記補助密封板(5)の径方向内周面に
接触せしめその先端接触部を前記延出フランジ部(6)
の先端径より大径とならしめたことを特徴としている。
[作用] 本考案はこのような構造によって次に示す優れた作用を
もたらせる。
もたらせる。
すなわち、一体型オイルシールを構成する断面略コ字形
の補助密封環(5)はその外側軸方向端部に周方向を向
く延出フランジ部(6)を備えており、この延出フラン
ジ部(6)が前記略コ字形と一緒に作用してその下円部
に受け皿状の溜り部(a)を形成し、機関運転時、第1
図に示すように内部で飛び散るオイルを該溜り部(a)
が溜めておく作用をなす。このとき、前記補助密封環
(5)の径方向部に摺接するオイルリップ(3)はその
摺接点が前記延出フランジ部(6)の先端径より大径に
配置されているから該溜り部(a)に溜ったオイルレベ
ルより下位となる部分が発生し、その一部分がオイルに
浸って該オイルリップ(3)の摺動部は常時該溜ったオ
イルによって潤滑されるものとなる。
の補助密封環(5)はその外側軸方向端部に周方向を向
く延出フランジ部(6)を備えており、この延出フラン
ジ部(6)が前記略コ字形と一緒に作用してその下円部
に受け皿状の溜り部(a)を形成し、機関運転時、第1
図に示すように内部で飛び散るオイルを該溜り部(a)
が溜めておく作用をなす。このとき、前記補助密封環
(5)の径方向部に摺接するオイルリップ(3)はその
摺接点が前記延出フランジ部(6)の先端径より大径に
配置されているから該溜り部(a)に溜ったオイルレベ
ルより下位となる部分が発生し、その一部分がオイルに
浸って該オイルリップ(3)の摺動部は常時該溜ったオ
イルによって潤滑されるものとなる。
もちろん、外部に対する密封作用は前記摺動するオイル
リップ(3)が本来の働きをなし強い密封力を見せる。
リップ(3)が本来の働きをなし強い密封力を見せる。
[実施例] 本考案の一体型オイルシールを実施するに、密封要素
(4)の径方向部には斜め突出するオイルリップ(3)
のほかにラジアルリップ(10)を追設しても良く、この
場合補助密封板(5)の内周側軸方向部の端部に前記ラ
ジアルリップ(10)より大径のダストリップ(11)を組
み合わせれば外部からのダスト侵入防止及び強い分離防
止作用を望めるのでシール機能上とシール組み付け作業
上好ましい構造となり得る。
(4)の径方向部には斜め突出するオイルリップ(3)
のほかにラジアルリップ(10)を追設しても良く、この
場合補助密封板(5)の内周側軸方向部の端部に前記ラ
ジアルリップ(10)より大径のダストリップ(11)を組
み合わせれば外部からのダスト侵入防止及び強い分離防
止作用を望めるのでシール機能上とシール組み付け作業
上好ましい構造となり得る。
[考案の効果] 本考案のような構造によって、摺動するオイルリップ
(3)が必要とする適量の潤滑オイルを常時供給しリッ
プ摩耗を防いでシールの長寿命化が計れるものとなっ
た。また、機関内部に面した補助密封板(5)の外側面
は飛散付着するオイルを振り切る作用を見せ良好なシー
ル性を示すと共に、この飛散によって該径方向部の冷却
が見込めその裏面のリップ摺動部の高温化が防げる。
(3)が必要とする適量の潤滑オイルを常時供給しリッ
プ摩耗を防いでシールの長寿命化が計れるものとなっ
た。また、機関内部に面した補助密封板(5)の外側面
は飛散付着するオイルを振り切る作用を見せ良好なシー
ル性を示すと共に、この飛散によって該径方向部の冷却
が見込めその裏面のリップ摺動部の高温化が防げる。
また、一体型である故組み付けが容易となり各々の寸法
精度も高いものが得られる。
精度も高いものが得られる。
第1図は本考案の一体型オイルシールの一実施例を示し
た断面図である。第2図は従来のオイルシールの断面図
である。 a…溜り部、1…ハウジング、2…軸、3…オイルリッ
プ、4…密封要素、5…補助密封板、6…延出フランジ
部、10…ラジアルリップ、11…ダストリップ。
た断面図である。第2図は従来のオイルシールの断面図
である。 a…溜り部、1…ハウジング、2…軸、3…オイルリッ
プ、4…密封要素、5…補助密封板、6…延出フランジ
部、10…ラジアルリップ、11…ダストリップ。
Claims (1)
- 【請求項1】相互に回転するハウジング(1)と軸
(2)とにそれぞれ装着され、オイルリップ(3)を持
つ密封要素(4)と補助密封環(5)からなる一体型オ
イルシールであって;前記補助密封環(5)を断面略コ
字形に形成してその外側軸方向端部へ内周に向く延出フ
ランジ部(6)を形成せしめ、他方の密封要素(4)を
断面略L字形に造形して該密封要素(4)の径方向部へ
軸方向に斜め突出するオイルリップ(3)を配設し、前
記オイルリップ(3)を補助密封板(5)の径方向内周
面に接触せしめる時その先端接触部が前記延出フランジ
部(6)の先端径より大径となる配置としたことを特徴
とした一体型オイルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990069839U JPH078929Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 一体型オイルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990069839U JPH078929Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 一体型オイルシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428274U JPH0428274U (ja) | 1992-03-06 |
| JPH078929Y2 true JPH078929Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31605489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990069839U Expired - Lifetime JPH078929Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 一体型オイルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078929Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990069839U patent/JPH078929Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428274U (ja) | 1992-03-06 |
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