JPH078932A - 重合装置における循環ラインの洗浄方法 - Google Patents

重合装置における循環ラインの洗浄方法

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JPH078932A
JPH078932A JP5177319A JP17731993A JPH078932A JP H078932 A JPH078932 A JP H078932A JP 5177319 A JP5177319 A JP 5177319A JP 17731993 A JP17731993 A JP 17731993A JP H078932 A JPH078932 A JP H078932A
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JP
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circulation line
polymerization
water
vinyl chloride
polymerization vessel
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JP5177319A
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Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Tadashi Amano
正 天野
Yoichi Tanifuji
陽一 谷藤
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】循環ライン3が接続された重合器1を備え、該
重合器1から循環ライン3を通して再び該重合器まで重
合体スラリーを循環する重合装置において、前記循環ラ
イン3に水を充填し、この状態で、循環ライン3の最下
部からエアーを供給し、次いで充填された水の排出を行
なうことにより、循環ライン3の洗浄を行なう。 【効果】この方法は、特に塩化ビニルの重合装置に適用
され、循環ライン中のあらゆる部分に残る重合体粒子や
スケール防止剤その他の異物を容易に洗浄除去すること
ができる。この結果、フィシュアイ、異物、スケール等
のない高品質の塩化ビニル系重合体が製造できる。外部
熱換器を備えた重合装置を用いての塩化ビニル系重合体
の製造方法の実用性を著しく高めた点で、極めて有意義
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重合装置における循環
ラインの洗浄方法に関し、より詳細には、懸濁重合によ
り塩化ビニル系重合体を製造する重合装置における循環
ラインを洗浄する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化ビニル系単量体の懸濁重合は
ジャケットおよび還流コンデンサーを備えた重合器中
に、水、塩化ビニル系単量体、重合開始剤、分散剤およ
び必要に応じてその他の各種添加物を仕込み、ジャケッ
トおよび還流コンデンサーに冷却水を通して重合熱を除
去し、反応系を一定の温度に制御する方法によって実施
されてきた。
【0003】ところが近年の重合器の大型化に伴い重合
反応物に対する伝熱面積の割合が減少したため、従来の
重合器の除熱能力では十分に除熱を行なうことができ
ず、このため、還流コンデンサーを大型にして除熱能力
をアップする、重合器のジャケットに通ずる冷却水を冷
凍機に通して一層強力に冷却する等の対策が採られてき
た。
【0004】しかし前者の大型の還流コンデンサーを使
用するという対策では、重合反応物の泡立ちに伴うキャ
リーオーバーにより器内にスケールが付着し、総括伝熱
係数の低下による除熱能力の低下や製品中のフィシュア
イが増加する等の不利が生ずる。また重合率が低い時期
に還流コンデンサーを使用すると粒度が粗くなるため、
これを重合開始より除熱手段として使えない制約を受け
る。
【0005】さらに後者のジャケットの冷却水を冷凍機
に通すという対策は、コストがかかり過ぎて経済性に欠
けるだけでなく、重合度の高い塩化ビニル系単量体を製
造する場合には、重合温度と冷却水温度との温度差が大
きくとれないため重合時間の短縮には役立たないという
問題があった。
【0006】これらに代わる方法として、水性懸濁重合
混合物を重合器の外部に設置された熱交換器を通して循
環する方法が提案されている(特開昭54-24991号公報、
同56-47410号公報、同58-32606号公報、特公昭64-11642
号公報、特開平4-13702 号公報) 。これらの方法は、水
性懸濁混合物と接触する伝熱面積を大きくできるという
点では極めて効率的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の方
法では、重合器に設けられた循環ラインの洗浄という問
題があり、外部の熱交換を用いての重合を実用化するに
は解決すべき問題が残っている。即ち、重合終了後の循
環ライン中に残った重合体粒子等を完全に洗浄除去する
必要があり、この洗浄が不十分であると、循環ライン中
に付着したスケール等により最終製品の品質を低下させ
るという問題を生じる。
【0008】循環ラインの洗浄方法としては、一般に循
環ライン内に水を張り、循環ラインの最下部よりこの水
を一気に抜き出す方法、循環ラインの最上部より高圧水
を入れ最下部より残存している重合体粒子等を流し出す
方法などが考えられるが、何れの方法も、重合体粒子等
を完全に洗い流すためには何回もくり返して水洗を行な
わなければならず、過度の時間と煩雑な操作が必要とな
る。また循環ライン中には水平に位置している配管が存
在しているため、該配管部分の洗浄を有効に行なうこと
が困難であり、その部分に重合体粒子等が溜まる傾向を
避けられない。また循環ライン中の配管同士の接続部の
フランジとガスケットにより、配管内に凸凹部が形成さ
れるため、この部分の洗浄も有効に行なうことが困難で
あり、やはり、この部分にも重合体粒子等が溜ってしま
う傾向がある。
【0009】また循環ライン中のスケール付着を防止す
る方法としては、スケール防止効果を有する化合物を重
合反応系に添加したり、外部熱交換器の内壁面や循環内
面等にスケール防止剤を塗布したりする方法があるが、
スケール防止剤塗布前の循環ライン中の水洗が完全でな
いため、スケール防止剤が循環ラインに残ることとな
り、次バッチで得られる製品の品質低下(フィシュア
イ、異物の増加)の原因となっている。
【0010】従って本発明の課題は、熱交換器を備えた
循環ラインが接続されている重合器を用いて懸濁重合を
行なう重合装置において、該循環ラインの洗浄を有効且
つ確実に行なう方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、循環ラ
インが接続された重合器を備え、該重合器から循環ライ
ンを通して再び該重合器まで重合体スラリーを循環する
重合装置において、前記循環ラインに水を充填し、この
状態で、循環ラインの最下部からエアーを供給し、次い
で充填された水の排出を行なうことを特徴とする重合装
置における循環ラインの洗浄方法が提供される。
【0012】
【作用】本発明においては、水を張った状態で循環ライ
ン内にエアーが供給されるため、所謂バブリング状態が
引き起こされ、循環ライン中の水、ひいては該ライン内
に残存している重合体粒子等に振動が与えられる。従っ
て、循環ライン中の水平配管内部や、配管の接続部に形
成されている凹凸部分に溜まっている重合体粒子等も有
効に除去することが可能となるものである。さらに、こ
の洗浄効果は、エアーの供給量や充填されている水の排
出を一気に行なうこと等により、さらに高めることがで
きる。この洗浄方法は、特に塩化ビニル系重合体を製造
するための重合装置に適用され、循環ライン中に残存す
る重合体粒子等を有効に除去することができるため、外
部熱交換器を用いて高品質の塩化ビニル系重合体の製造
が可能となる。
【0013】
【発明の好適態様】本発明を、以下、添付図面に示す具
体例に基づいて詳細に説明する。
【0014】重合装置 図1は、本発明の洗浄方法を適用する重合装置の全体を
略示するものであり、1は重合器、2は重合反応液の加
熱または冷却を行うための熱交換器、3は循環ラインで
あり、重合器1の底部より熱交換器2を経て重合器1の
上部まで延びている。また4は循環ポンプであり、重合
器1と熱交換器2との間の循環ライン3に設けられてい
る。5は重合器の上部に設けられた原料仕込み用配管、
6は重合器ジャケット、7はジャケット6に加熱または
冷却用の媒体を供給するための配管、8は熱交換器2に
加熱または冷却用の媒体を供給するための配管である。
さらに9〜16はシーケンスバルブであり、適宜、開閉が
行われる。
【0015】上記の重合器1は、従来周知の形式のもの
であり、例えば攪拌機(図示せず)を備えている。この
撹拌機としては、例えばパドル、ファウドラー、ブルマ
ージン、プロペラ、タービン等の形式の撹拌翼のもの
が、必要に応じて平板、円筒、ヘアピンコイル等のバッ
フルとの組み合わせで用いられる。
【0016】熱交換器2としては、多管式、コイル式、
スパイラル式、あるいはトロンボンクーラー等一般に使
用されているものが適用可能であり、その加熱、冷却用
の媒体には蒸気、冷却水、ブラインなどが用いられる。
また循環ライン3自体を二重管にして、その外側の間隙
に冷却水やブラインを通して除熱の効率を上げるように
してもよい。
【0017】熱交換器2、循環配管3、循環ポンプ4、
その他バルブ等反応混合物が接触する箇所は、伝熱およ
び耐食性の点から(18-8オーステナイト系、13クロムフ
ェライト系、マルテンサイト系、18クロムフェライト
系、高クロムフェライト系、二相系オーステナイト・フ
ェライト系などの)ステンレス鋼とするのが好ましい。
これらの場所にはまた、従来公知のスケール防止剤を塗
布したり、これを水性懸濁混合物中に添加したりしても
よい。
【0018】循環ポンプとしては、渦巻ポンプ、ギアポ
ンプ、ロータリーポンプ等、一般のポンプが使用可能で
あるが、好ましくは低せん断タイプの円錐ハブに螺施状
の一枚羽根からなる羽根車を装着した構造のポンプが良
い。
【0019】重合プロセス 上記の重合装置による懸濁重合は、通常、以下の操作に
よって行なわれる。先ず、重合器1内に、塩化ビニル系
単量体、水性媒体、重合開始剤及び分散剤等の配合剤が
供給され、水性懸濁液が調製される。次いで、ジャケッ
ト6により、一定の重合温度にまで水性懸濁液が加熱さ
れ、塩化ビニル系単量体の重合が開始される(この時、
図中の全てのバルブは閉じられている)。
【0020】一定の重合率に到達した時点で、生成した
重合体スラリーの外部熱換器2への循環が開始される。
即ち、バルブ10、14が開き、循環ポンプ4が作動して循
環が始まる(図中の10、14以外のバルブは閉である)。
そして重合が終了、つまり排ガスが終了すると同時に、
バルブ10、14が閉となり循環ポンプ4が停止し、バルブ
9が開となり重合体スラリーのスラリータンクへの移送
が行なわれ、1バッチの重合プロセスが終了する。
【0021】循環ラインの洗浄 上記のスラリーの移送が終了した後、重合器1内の水洗
とともに、本発明にしたがって循環ライン3の水洗が開
始される。即ち、下方に設けられているバルブ13を開
け、水(好ましくは脱イオン水)を循環ライン3中に充
填する。この際、上方に設けられているバルブ16は、ガ
ス抜きのために開放されるが、その他のバルブは当然閉
じられている。
【0022】本発明によれば、循環ライン3内に水が充
填された後バルブ13を閉じ、最下方位置に設けられてい
るバルブ12を開けて、エアーを循環ライン3中に送入す
る。このエアーの送入によりバブリング状態となり、充
填された水を介して循環ライン3中に残存している重合
体粒子等に振動が伝わり、これらは循環ライン3の壁面
から浮いた状態となるため、その除去が容易となるので
ある。例えば、エアーの供給後、下方のバルブ11を開と
して、充填されている水を一気に排水することによっ
て、循環ライン3中の重合体粒子等は容易に除去され
る。このような重合体粒子等の除去は、循環ライン3中
の配管接続部の凹凸部分や水平配管部分においても、例
外なく行なうことができる。
【0023】本発明において、上記のエアーの送入は、
エアー送入用バルブ12における送入速度を、1.0m/s
以上、特に3〜5m/sの範囲に設定することが好まし
い。この送入速度が小さすぎると、気泡径が大きくな
り、気泡と循環ライン3の内壁面との接触面積が低下す
ることによりバブリングによる振動効果が低下する傾向
がある。
【0024】また循環ライン3の配管径Aとエアー送入
口径(バルブ12の口径)Bとの比(A/B)は、5以上
に設定することが望ましい。即ち、エアーの送入口を小
さくすればそれだけ気泡径が小さくなるのでバブリング
効果が増大するからである。
【0025】さらにエアーの送入は、一定量のエアーを
連続的に送入してもよいし、また間欠的に行なってもよ
い。ただし間欠的にエアーを送り込む場合には、1パル
ス間どうしの間隔を10秒以内とするのが好ましい。間隔
をあまり長くすると、バブリングによる振動効果が希薄
となるからである。このエアー送入操作回数は多い程、
あるいは送入時間が長いほど好ましいが、これらは、生
産効率や洗浄効率とのバランスを考えて、装置毎に適宜
設定すればよい。
【0026】また本発明においては、上述した洗浄操作
の後、或いはその前において、高圧水による洗浄を行な
ってもよく、これによって、洗浄効果をさらに高めるこ
とができる。この高圧水による洗浄は、例えば上方の供
給バルブ15と下方の排水バルブ11とを開放し、高圧水の
供給と排水とを一気に行なうものであり、循環ライン3
の上部から順次洗浄が行なわれる。この循環ライン3内
における高圧水の流速は、一般的には0.5m/s以上に
設定しておくことが好適である。流速が0.5m/sより
も低いと、洗浄効果が低くなる。
【0027】
【実施例】実施例1 内容積2.1m3 のステンレス鋼製のジャケット付き重合
器と、伝熱面積が5.0m2 のシェルアンドチューブ型多
管式熱交換器と、循環ポンプとして24m3 /Hr×7.5mの
ヒドロスタルポンプ(インバーターによる流量可変装置
付き)とを、図1に示すように、配管、バルブ等を介し
て接続した。上記重合器に、脱イオン水 840kgと、部分
ケン化ポリビニルアルコール240gと、セルロースエーテ
ル160gとを、水溶液にして投入した。重合器内を50mmHg
になるまで脱気した後、塩化ビニル単量体 670kgを仕込
み、撹拌しながら、さらにジ−2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート2010gをポンプで圧入した。その
後、外部への循環を開始すると同時に、重合器のジャケ
ットおよび熱交換器に熱水を通して昇温した。反応開始
後、熱交換器に30℃の冷却水を10m3 /時の割合で供
給し、重合器の内温を55℃に保って重合を続けた。重合
器の内圧が6.5kg/cm3 Gに低下した時点で未反応単量
体を回収し、重合体スラリーをスラリータンクに移送し
た。
【0028】重合体スラリーの移送が終了後、バルブ1
5、11を開とし、循環ラインを上部より1分間水洗し
た。その後バルブ15、11を閉とし、バルブ13、16を開と
し循環ライン中に水を充填した。そしてバルブ12を調節
して直径1cmのエアー送入口より3m/sの速度で循環
ライン3中へエアーを送入した。エアーの送入は連続的
に5分間行った。その後バルブ11を開にし、一気に循環
ライン3中の水を抜き出した。なおエアーの送入は、バ
ルブ11を開にすると同時に止めた。このエアー送入操作
を合計2回行った後に、循環ライン3の上部より再度、
1分間水洗を行い循環ライン水洗操作を終了した。水洗
操作終了後、上記と同様の操作により、次バッチの重合
を行い、得られた塩化ビニル重合体について、嵩比重、
粒度分布、可塑剤吸収量およびフィシュアイを下記の方
法で測定した。結果を表1に示す。
【0029】嵩比重:JIS K-6721にしたがって測定し
た。 粒度分布:JIS Z-8801に準じた#60、#80、#100 、#
150 、#200 の各篩を用いて篩分けし、通過量(重量
%)を計量した。 可塑剤吸収量:内径25mm、深さ85mmのアルミニウム合金
製容器の底にグラスファイバーを詰め、試料樹脂10gを
採取して投入する。これにジオクチルフタレート(DO
P)16ccを加え、30分放置してDOPを樹脂に充分浸透
させる。その後1500Gの加速度下に過剰のDOPを遠心
分離し、樹脂に吸収されたDOPの量を樹脂 100重量部
当りの値で求めた。 フィッシュアイ:塩化ビニル重合体 100重量部、フタル
酸ジオクチル50重量部、三塩基性硫酸鉛 0.5重量部、ス
テアリン酸鉛 1.5重量部、酸化チタン0.1重量部および
カーボンブラック0.05重量部の処方から調製した混合物
25gを、混練用6インチロールによって 140℃で5分間
混練し、幅10mm、厚さ 0.2mmのシートを作成した。得ら
れたシートについて 100cm2 当りの透明粒子数を計数
し、これをフィッシュアイの数とした。
【0030】実施例2 エアーの送入を、5秒供給5秒停止の間欠的送入(計5
分間)を2回行った以外は、実施例1と同様の操作を行
なった。次バッチの重合で得られた塩化ビニル重合体の
物性を実施例1と同様に測定し、その結果を表1に示し
た。
【0031】実施例3 エアー送入口におけるエアーの送入速度を1.0m/sに
設定した以外は、実施例1と同様の操作を行なった。次
バッチの重合で得られた塩化ビニル重合体の物性を実施
例1と同様に測定し、その結果を表1に示した。
【0032】実施例4 エアー送入操作を1回しか行なわなかった以外は、実施
例1と同様の操作を行なった。次バッチの重合で得られ
た塩化ビニル重合体の物性を実施例1と同様に測定し、
その結果を表1に示した。
【0033】比較例1 実施例1と同様の重合操作を行なった後、バルブ15、11
を開として循環ラインを上部より5分間水洗し、その後
バルブ15、11を閉とし、バルブ13、16を開にして循環ラ
インに水を充填した。そして水充填が終了した後、バル
ブ13を閉じ、バルブ11を開として一気に充填した水を排
水した。すべての水が抜けきった後、再度循環ライン上
部より5分間水洗し、循環ライン水洗操作を終了した。
水洗操作終了後、上記と同様の操作により、次バッチの
重合を行い、得られた塩化ビニル重合体について、実施
例1と同様に測定し、その結果を表1に示した。
【0034】比較例2 実施例1と同様の重合操作を行なった後、循環ラインの
上部よりの水洗を行わず、直ちにバルブ13、16を開とし
て循環ラインに水を充填し、充填が終了したと同時にバ
ルブ11を開とし、循環ライン中の水を一気に抜き出し
た。そしてその操作を3回行った。この水洗操作終了
後、上記と同様の操作により、次バッチの重合を行い、
得られた塩化ビニル重合体について、実施例1と同様に
測定し、その結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、外部熱換器を経て重合
器に戻る循環配管を備えた重合装置において、重合終了
後の循環ラインを完全に水洗することが可能となり、循
環ライン中のあらゆる部分に残存する重合体粒子を有効
且つ確実に除去することが可能となった。この結果、フ
ィシュアイ、異物、スケール等のない高品質の塩化ビニ
ル系重合体が製造できる。本発明は、外部熱換器を備え
た重合装置を用いての塩化ビニル系重合体の製造方法の
実用性を著しく高めた点で、極めて有意義である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法を適用する重合装置の全体の
構造を簡単に示す図。
【符号の説明】
1:重合器 2:熱交換器 3:循環ライン 4:循環ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ラインが接続された重合器を備え、
    該重合器から循環ラインを通して再び該重合器まで重合
    体スラリーを循環する重合装置において、 前記循環ラインに水を充填し、この状態で、循環ライン
    の最下部からエアーを供給し、次いで充填された水の排
    出を行なうことを特徴とする重合装置における循環ライ
    ンの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 循環ラインに充填された水の排出を、一
    気に行なう請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 循環ラインに水を充填するに先立って、
    或いは充填された水の排出後の何れかの段階で、循環ラ
    インの上部から高圧水を供給し且つ下部からその排出を
    行なう請求項1に記載の洗浄方法。
JP5177319A 1993-06-24 1993-06-24 重合装置における循環ラインの洗浄方法 Pending JPH078932A (ja)

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