JPH0789375A - 産業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置 - Google Patents
産業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置Info
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- JPH0789375A JPH0789375A JP26173293A JP26173293A JPH0789375A JP H0789375 A JPH0789375 A JP H0789375A JP 26173293 A JP26173293 A JP 26173293A JP 26173293 A JP26173293 A JP 26173293A JP H0789375 A JPH0789375 A JP H0789375A
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- inching
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業車両、建設機械のインチング操作時の車
速を短時間で設定車速にする。 【構成】 変速機30が有する前進クラッチ35または
後進クラッチ34のいずれかを、係合、解放して車両の
前後進を選択し、インチング操作時には、インチングペ
ダルの踏み込み量をインチングセンサ52で検出し、コ
ントローラ60に入力して、設定車速(Va)を定め、
出力軸39の回転速度を軸回転センサ51で検出して実
車速(V)を求め、実車速(V)が設定車速(Va)よ
り速い時は係合している前進クラッチ35のクラッチ油
圧を低くし、解放している後進クラッチ34のクラッチ
油圧を高くしてブレーキとして作動させ短時間で実車速
(V)を設定車速(Va)に近づける。
速を短時間で設定車速にする。 【構成】 変速機30が有する前進クラッチ35または
後進クラッチ34のいずれかを、係合、解放して車両の
前後進を選択し、インチング操作時には、インチングペ
ダルの踏み込み量をインチングセンサ52で検出し、コ
ントローラ60に入力して、設定車速(Va)を定め、
出力軸39の回転速度を軸回転センサ51で検出して実
車速(V)を求め、実車速(V)が設定車速(Va)よ
り速い時は係合している前進クラッチ35のクラッチ油
圧を低くし、解放している後進クラッチ34のクラッチ
油圧を高くしてブレーキとして作動させ短時間で実車速
(V)を設定車速(Va)に近づける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フォークリフト等の産
業車両、建設機械におけるインチング制御方法およびそ
のための制御装置に関する。
業車両、建設機械におけるインチング制御方法およびそ
のための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトを運転する場合、フォー
クを上昇させながらゆっくり走行しなければならないと
きがある。このような場合、車両に搭載してあるエンジ
ン制御装置は、フオークの上昇操作を検出してエンジン
を高速回転させ、フオークを昇降させる荷役用の油圧ポ
ンプの回転数を上げる。一方、オペレータは、車両をゆ
っくり進めるためにインチングペダルなどを操作し、変
速機のクラッチをすべらせていわゆる半クラッチの状態
にし、変速機の出力軸の出力トルクを小さくして車両の
走行速度を制御している。
クを上昇させながらゆっくり走行しなければならないと
きがある。このような場合、車両に搭載してあるエンジ
ン制御装置は、フオークの上昇操作を検出してエンジン
を高速回転させ、フオークを昇降させる荷役用の油圧ポ
ンプの回転数を上げる。一方、オペレータは、車両をゆ
っくり進めるためにインチングペダルなどを操作し、変
速機のクラッチをすべらせていわゆる半クラッチの状態
にし、変速機の出力軸の出力トルクを小さくして車両の
走行速度を制御している。
【0003】そして、従来の技術としては例えば、図5
に示すように、インチング操作時はアクセルペダル10
1の踏み込み量をアクセルペダル踏み込み量検出器10
2で検出してコントローラ103に出力し、出力軸10
4の回転速度を軸回転速度センサ105で検出してコン
トローラ103に出力し、アクセルペダル踏み込み量Θ
Aの現在値に応じた車速Vaとすべく、コントローラ1
03から電気制御弁106へ制御信号が出力されて、エ
ンジン107と変速機108間に設置されたメーンクラ
ッチ109の制御装置110を制御するようになってい
る。
に示すように、インチング操作時はアクセルペダル10
1の踏み込み量をアクセルペダル踏み込み量検出器10
2で検出してコントローラ103に出力し、出力軸10
4の回転速度を軸回転速度センサ105で検出してコン
トローラ103に出力し、アクセルペダル踏み込み量Θ
Aの現在値に応じた車速Vaとすべく、コントローラ1
03から電気制御弁106へ制御信号が出力されて、エ
ンジン107と変速機108間に設置されたメーンクラ
ッチ109の制御装置110を制御するようになってい
る。
【0004】上記装置の制御方法は図6に示すフローチ
ャートのように、ステップ101でアクセルペダル踏み
込み量ΘAに応じた設定車速Vaが設定され、ステップ
102において実車速Vが計測され、ステップ103に
おいて設定車速Vaに対して、実車速Vが大きいか否か
判断され、yesならステップ104において、コント
ローラからの指令によりクラッチ油圧を下げ、ステップ
101上部に戻る。また、ステップ103においてno
であるとコントローラからの指令によりクラッチ油圧を
上げ、ステップ101の上部に戻る(特開平3−243
427号)。
ャートのように、ステップ101でアクセルペダル踏み
込み量ΘAに応じた設定車速Vaが設定され、ステップ
102において実車速Vが計測され、ステップ103に
おいて設定車速Vaに対して、実車速Vが大きいか否か
判断され、yesならステップ104において、コント
ローラからの指令によりクラッチ油圧を下げ、ステップ
101上部に戻る。また、ステップ103においてno
であるとコントローラからの指令によりクラッチ油圧を
上げ、ステップ101の上部に戻る(特開平3−243
427号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
制御方法では、実車速V>設定車速Vaときクラッチ油
圧を低下させるか0にして、メーンクラッチを滑らせる
かまたは係合しない状態として速度を低下させ、実車速
V<設定車速Vaときはクラッチ油圧を上げてメーンク
ラッチの滑り率を小さくして車速を上げている。
制御方法では、実車速V>設定車速Vaときクラッチ油
圧を低下させるか0にして、メーンクラッチを滑らせる
かまたは係合しない状態として速度を低下させ、実車速
V<設定車速Vaときはクラッチ油圧を上げてメーンク
ラッチの滑り率を小さくして車速を上げている。
【0006】そのため、実車速V>設定車速Vaのとき
は速度の低下は路面の状態により異なり、走行抵抗の大
きい路面では短時間で設定速度となるが、走行抵抗の小
さい路面では短時間で設定速度にならない問題がある。
は速度の低下は路面の状態により異なり、走行抵抗の大
きい路面では短時間で設定速度となるが、走行抵抗の小
さい路面では短時間で設定速度にならない問題がある。
【0007】上記問題を解決する手段として、ブレーキ
を自動制御して車速を短時間で設定車速とする方法があ
るが、ブレーキコントロール用のアクチュエータを追加
する必要があり、コストアップとなり更に、従来と部品
の共通化ができない不利益がある。
を自動制御して車速を短時間で設定車速とする方法があ
るが、ブレーキコントロール用のアクチュエータを追加
する必要があり、コストアップとなり更に、従来と部品
の共通化ができない不利益がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来技術
の課題を解決するためになされたもので、本発明に係る
インチング制御方法は、変速機が有する前進クラッチと
後進クラッチを係合、解放して前後進の選択を行い、イ
ンチング操作時、前記係合しているクラッチのクラッチ
油圧を制御してすべり係合させるインチング制御方法に
おいて、操作ペダルの踏み込み量により設定車速を設定
し、実車速が設定車速より速いとき前記係合しているク
ラッチのクラッチ圧を低くするとともに、前記解放して
いるクラッチのクラッチ油圧を高くして滑り係合させる
ことを特徴としている。
の課題を解決するためになされたもので、本発明に係る
インチング制御方法は、変速機が有する前進クラッチと
後進クラッチを係合、解放して前後進の選択を行い、イ
ンチング操作時、前記係合しているクラッチのクラッチ
油圧を制御してすべり係合させるインチング制御方法に
おいて、操作ペダルの踏み込み量により設定車速を設定
し、実車速が設定車速より速いとき前記係合しているク
ラッチのクラッチ圧を低くするとともに、前記解放して
いるクラッチのクラッチ油圧を高くして滑り係合させる
ことを特徴としている。
【0009】上記インチング制御方法を実施するインチ
ング制御装置は、車両に搭載され、前進クラッチと後進
クラッチを設けた変速機と、操作ペダルの操作量を検出
する操作ペダルセンサと、前記車両の車速を検出する車
速センサと、前記車両がインチング操作されたことを検
出するインチングセンサと、前記前進クラッチを係合、
解放する前進クラッチ操作部と、前記後進クラッチを係
合、解放する後進クラッチ操作部と、前記インチングセ
ンサの検出信号とにより目標車速を求め、車速センサの
検出信号と比較して前記前進クラッチ操作部と後進クラ
ッチ操作部のいずれか、または両方に出力するコントロ
ーラと、を有することを特徴とする。
ング制御装置は、車両に搭載され、前進クラッチと後進
クラッチを設けた変速機と、操作ペダルの操作量を検出
する操作ペダルセンサと、前記車両の車速を検出する車
速センサと、前記車両がインチング操作されたことを検
出するインチングセンサと、前記前進クラッチを係合、
解放する前進クラッチ操作部と、前記後進クラッチを係
合、解放する後進クラッチ操作部と、前記インチングセ
ンサの検出信号とにより目標車速を求め、車速センサの
検出信号と比較して前記前進クラッチ操作部と後進クラ
ッチ操作部のいずれか、または両方に出力するコントロ
ーラと、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の如く構成した本発明のインチング制御装
置は、操作ペダルの踏み込み量により設定車速を設定
し、実車速が設定車速より速いとき前記係合しているク
ラッチのクラッチ圧を低くするとともに、前記解放して
いるクラッチのクラッチ油圧を高くして滑り係合させ変
速機内部でブレーキ作用させるようにしているため、短
い時間で車両を設定車速とすることができる。
置は、操作ペダルの踏み込み量により設定車速を設定
し、実車速が設定車速より速いとき前記係合しているク
ラッチのクラッチ圧を低くするとともに、前記解放して
いるクラッチのクラッチ油圧を高くして滑り係合させ変
速機内部でブレーキ作用させるようにしているため、短
い時間で車両を設定車速とすることができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る産業車両、建設機械のインチン
グ制御方法およびその装置の好ましい実施例を、添付図
面に従って説明する。図3は、本発明の実施例に係る産
業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置
の説明図である。
グ制御方法およびその装置の好ましい実施例を、添付図
面に従って説明する。図3は、本発明の実施例に係る産
業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置
の説明図である。
【0012】図3において、駆動源であるエンジン(E
/G)10には、トルクコンバータ(T/C)20を介
して変速機30の入力軸31が接続してある。この入力
軸31の周囲には、車両を後進させるための後進用ギヤ
32と車両を前進させる前進ギヤ用33が入力軸31に
対して回転自在に配設してある。また、入力軸31に
は、油圧式の後進クラッチ(Rクラッチ)34と前進ク
ラッチ(Fクラッチ)35とが設けてあり、これらのク
ラッチ34、35を係合することにより、後進用ギヤ3
2と前進用ギヤ33とを入力軸31に固定できるように
なっていて、エンジン10の駆動力がトルクコンバータ
20、入力軸31、Rクラッチ34またはFクラッチ3
5を介して、後進用ギヤ32または前進用ギヤ33に伝
達される。
/G)10には、トルクコンバータ(T/C)20を介
して変速機30の入力軸31が接続してある。この入力
軸31の周囲には、車両を後進させるための後進用ギヤ
32と車両を前進させる前進ギヤ用33が入力軸31に
対して回転自在に配設してある。また、入力軸31に
は、油圧式の後進クラッチ(Rクラッチ)34と前進ク
ラッチ(Fクラッチ)35とが設けてあり、これらのク
ラッチ34、35を係合することにより、後進用ギヤ3
2と前進用ギヤ33とを入力軸31に固定できるように
なっていて、エンジン10の駆動力がトルクコンバータ
20、入力軸31、Rクラッチ34またはFクラッチ3
5を介して、後進用ギヤ32または前進用ギヤ33に伝
達される。
【0013】前進用ギヤ33は、カウンタシャフト36
に固定してあるギヤ37と噛み合っており、カウンタシ
ャフト36の他端にギヤ38が固定してあり、このギャ
38は出力軸39に固定したギヤ40と噛み合ってい
る。一方、後進用ギヤ32は、出力軸39に固定したギ
ヤ41と噛み合っている。出力軸39には、左右の車軸
42L、42Rを駆動する差動装置(D/F)43が接
続してある。左右の車軸42L、42Rにはそれぞれ車
輪44L、44Rが取付けてある。
に固定してあるギヤ37と噛み合っており、カウンタシ
ャフト36の他端にギヤ38が固定してあり、このギャ
38は出力軸39に固定したギヤ40と噛み合ってい
る。一方、後進用ギヤ32は、出力軸39に固定したギ
ヤ41と噛み合っている。出力軸39には、左右の車軸
42L、42Rを駆動する差動装置(D/F)43が接
続してある。左右の車軸42L、42Rにはそれぞれ車
輪44L、44Rが取付けてある。
【0014】出力軸39の近傍には、軸回転センサ51
が設けてあり、この軸回転センサ51は単位時間当たり
の回転数を計測し出力軸39の回転速度、すなわち車両
の速度(V)を検出し、制御装置であるコントローラ6
0に入力する。このコントローラ60は、クラッチ操作
部70を構成している電子制御式モデュレーションバル
ブ(ECMV)72、73を介して入力軸31に設けら
れたRクラッチ34とFクラッチ35の係合、解除を制
御する。すなわち、これらのクラッチ34、35は、そ
れぞれ管路を介してECMV72、73に接続してあ
り、これらのECMVがコントローラ60からの信号を
受け、各クラッチに供給する油圧量を調整して各クラッ
チを係合、またその解除を行う。
が設けてあり、この軸回転センサ51は単位時間当たり
の回転数を計測し出力軸39の回転速度、すなわち車両
の速度(V)を検出し、制御装置であるコントローラ6
0に入力する。このコントローラ60は、クラッチ操作
部70を構成している電子制御式モデュレーションバル
ブ(ECMV)72、73を介して入力軸31に設けら
れたRクラッチ34とFクラッチ35の係合、解除を制
御する。すなわち、これらのクラッチ34、35は、そ
れぞれ管路を介してECMV72、73に接続してあ
り、これらのECMVがコントローラ60からの信号を
受け、各クラッチに供給する油圧量を調整して各クラッ
チを係合、またその解除を行う。
【0015】なお、コントローラ60には、図示しない
運転室に設けたインチングペダルが操作されたことを検
知するインチングセンサ52の出力信号と、エンジン1
0の回転数(回転速度)を検出するエンジン回転センサ
53の検出信号とが入力するようになっている。
運転室に設けたインチングペダルが操作されたことを検
知するインチングセンサ52の出力信号と、エンジン1
0の回転数(回転速度)を検出するエンジン回転センサ
53の検出信号とが入力するようになっている。
【0016】コントローラ60は、図4に示したよう
に、インチングセンサ52の出力信号が入力し、インチ
ングペダルの踏み込み量に応じた車速を求めるインチン
グ速度演算部61と弁操作量記憶部62と弁操作量出力
部63を有している。この弁操作量記憶部62には、エ
ンジン回転センサ53の検出信号(ω)とインチング速
度演算部61の出力信号(Va)とクラッチ操作部70
としてのECMV72、73の操作量(L)の関係を予
め求めて格納されている。すなわち、エンジン10の回
転速度(ω)とECMVの操作量(L)を変数とした関
数としてインチング車速(Va)が定めるものであり、
次式でしめされる。
に、インチングセンサ52の出力信号が入力し、インチ
ングペダルの踏み込み量に応じた車速を求めるインチン
グ速度演算部61と弁操作量記憶部62と弁操作量出力
部63を有している。この弁操作量記憶部62には、エ
ンジン回転センサ53の検出信号(ω)とインチング速
度演算部61の出力信号(Va)とクラッチ操作部70
としてのECMV72、73の操作量(L)の関係を予
め求めて格納されている。すなわち、エンジン10の回
転速度(ω)とECMVの操作量(L)を変数とした関
数としてインチング車速(Va)が定めるものであり、
次式でしめされる。
【数1】V=F(ω,L) 弁操作量出力部63はエンジン回転センサ53の検出信
号とインチング速度演算部61の出力信号および軸回転
センサ51の検出信号が入力するとともに、弁操作量記
憶部62に記憶してある弁操作量を読み出して、クラッ
チ操作部70の弁駆動回路71に出力信号を与えるとと
もに、インチング速度演算部61の出力信号(Va)す
なわちインチングペダルの踏み込み量により決められる
設定車速と軸回転センサ51が計測する車速(V)、す
なわち実車速と比較して出力信号を補正するようになっ
ている。
号とインチング速度演算部61の出力信号および軸回転
センサ51の検出信号が入力するとともに、弁操作量記
憶部62に記憶してある弁操作量を読み出して、クラッ
チ操作部70の弁駆動回路71に出力信号を与えるとと
もに、インチング速度演算部61の出力信号(Va)す
なわちインチングペダルの踏み込み量により決められる
設定車速と軸回転センサ51が計測する車速(V)、す
なわち実車速と比較して出力信号を補正するようになっ
ている。
【0017】上記の如く構成した実施例の作用は、次の
とおりである。図示していない、前後進切換レバーによ
り、例えば前進が選択されるとクラッチ操作部70の弁
駆動回路71は、ECMV72、73を作動してFクラ
ッチ35を係合させ、Rクラッチ34を解除する。そし
て、図示していないインチングペダルを踏み込むと、イ
ンチング制御方法のプログラムが起動する(図1ステッ
プ001)。インチングセンサ52はインチングペダル
の踏み込み量を検出して、検出信号をインチング速度演
算部61に出力する。インチング速度演算部61はイン
チングペダルの踏み込み量に対応する車速信号を演算し
て弁操作量出力部63に送出する。弁操作量出力部63
には車速信号が入力されとともに、エンジン10の回転
速度を計測するエンジン回転センサ53の検出信号も入
力される。弁操作量出力部63は車速信号とエンジン回
転センサ53の検出信号に基いて弁操作量記憶部62に
記憶してある弁操作量を読み出して、クラッチ操作部7
0の弁駆動回路71に出力信号を与え、ECMV73を
作動させ、Fクラッチ35を係合させ車両を走行させる
(ステップ002)。
とおりである。図示していない、前後進切換レバーによ
り、例えば前進が選択されるとクラッチ操作部70の弁
駆動回路71は、ECMV72、73を作動してFクラ
ッチ35を係合させ、Rクラッチ34を解除する。そし
て、図示していないインチングペダルを踏み込むと、イ
ンチング制御方法のプログラムが起動する(図1ステッ
プ001)。インチングセンサ52はインチングペダル
の踏み込み量を検出して、検出信号をインチング速度演
算部61に出力する。インチング速度演算部61はイン
チングペダルの踏み込み量に対応する車速信号を演算し
て弁操作量出力部63に送出する。弁操作量出力部63
には車速信号が入力されとともに、エンジン10の回転
速度を計測するエンジン回転センサ53の検出信号も入
力される。弁操作量出力部63は車速信号とエンジン回
転センサ53の検出信号に基いて弁操作量記憶部62に
記憶してある弁操作量を読み出して、クラッチ操作部7
0の弁駆動回路71に出力信号を与え、ECMV73を
作動させ、Fクラッチ35を係合させ車両を走行させる
(ステップ002)。
【0018】軸回転センサ51は、出力軸39の回転速
度すなわち実車速(V)を計測し、弁操作量出力部63
に出力する(ステップ003)。弁操作量出力部63で
は、実車速(V)>設定車速(Va)か否か判断し(ス
テップ004)、noであると実車速(V)が設定車速
(Va)より遅いのでステップ011に進み、Fクラッ
チ油圧(PF )をFクラッチ油圧制御量(ΔPF )だけ
高くする。yesならステップ005に進み、Fクラッ
チ油圧(PF )をFクラッチ油圧制御量(ΔPF )だけ
低くし、ステップ006に進む、ステップ006ではF
クラッチ油圧(PF )(PF −ΔPF )がFクラッチ油
圧下限値(PFf)(クラッチの戻しばねの押し力と釣り
合う圧力)より低い値であるか否か判断し、noである
とステップ012に進み、Rクラッチ油圧(PR )をR
クラッチ油圧下限値(PRf)とし、yesであると、ス
テップ007に進みFクラッチ油圧をFクラッチ油圧下
限値(PFf)としクラツチピストンに油がフィルした状
態とし、ステップ008に進む。ステップ008では車
速(V)を時間(t)で微分して、車速変化率(α)を
求め、ステップ009に進む。ステップ009では、車
速変化率(α)が基準値である車速変化率設定値
(αC )より大であるか否か判断し、noであると、車
速変化率(α)は基準値より小であるので、実車速
(V)は短時間で設定車速(Va)となるため、ステッ
プ002の上部に進み、yesであると実車速(V)は
短時間で設定車速(Va)とならないので、ステップ0
10に進み、Rクラッチ油圧下限値であるRクラッチ油
圧(PR )をRクラッチ制御量(ΔPR )だけ高くす
と、Rクラッチ34はブレーキとして作動して、実車速
(V)を短時間で設定車速(Va)に近づける。
度すなわち実車速(V)を計測し、弁操作量出力部63
に出力する(ステップ003)。弁操作量出力部63で
は、実車速(V)>設定車速(Va)か否か判断し(ス
テップ004)、noであると実車速(V)が設定車速
(Va)より遅いのでステップ011に進み、Fクラッ
チ油圧(PF )をFクラッチ油圧制御量(ΔPF )だけ
高くする。yesならステップ005に進み、Fクラッ
チ油圧(PF )をFクラッチ油圧制御量(ΔPF )だけ
低くし、ステップ006に進む、ステップ006ではF
クラッチ油圧(PF )(PF −ΔPF )がFクラッチ油
圧下限値(PFf)(クラッチの戻しばねの押し力と釣り
合う圧力)より低い値であるか否か判断し、noである
とステップ012に進み、Rクラッチ油圧(PR )をR
クラッチ油圧下限値(PRf)とし、yesであると、ス
テップ007に進みFクラッチ油圧をFクラッチ油圧下
限値(PFf)としクラツチピストンに油がフィルした状
態とし、ステップ008に進む。ステップ008では車
速(V)を時間(t)で微分して、車速変化率(α)を
求め、ステップ009に進む。ステップ009では、車
速変化率(α)が基準値である車速変化率設定値
(αC )より大であるか否か判断し、noであると、車
速変化率(α)は基準値より小であるので、実車速
(V)は短時間で設定車速(Va)となるため、ステッ
プ002の上部に進み、yesであると実車速(V)は
短時間で設定車速(Va)とならないので、ステップ0
10に進み、Rクラッチ油圧下限値であるRクラッチ油
圧(PR )をRクラッチ制御量(ΔPR )だけ高くす
と、Rクラッチ34はブレーキとして作動して、実車速
(V)を短時間で設定車速(Va)に近づける。
【0019】以上の説明した、実車速(V)と設定車速
(Va)およびFクラッチ油圧(PF )、Rクラッチ油
圧(PR )の関係を図2に示すタイムチャートに基いて
説明する。実車速(V)が速くなり、時間(t1 )で設
定車速(Va)と同じくなった時点でFクラッチ油圧
(PF )を低くして、時間(t2 )でFクラッチ油圧下
限値(PFf)にし、Rクラッチ油圧をRクラッチ油圧下
限値(PRf)より上昇させる。この間、タイムラグのた
め実車速は速くなるが、すぐ遅くなり、時間(t3 )で
Rクラッチの油圧(PR )をRクラッチ制御量(Δ
PR )だけ高くする。時間t4 で実車速(V)が設定車
速(Va)となって時点でFクラッチの油圧をFクラッ
チ油圧下限値(PFf)より上昇させ、Rクラッチの油圧
(PR )をRクラッチ油圧下限値(PRf)とする。な
お、時間(t3 )までに実車速(V)の車速変化率
(α)が車速変化率設定値(αC )より小さい時は、R
クラッチの油圧(PR )をRクラッチ油圧下限値
(PRf)のままとする。
(Va)およびFクラッチ油圧(PF )、Rクラッチ油
圧(PR )の関係を図2に示すタイムチャートに基いて
説明する。実車速(V)が速くなり、時間(t1 )で設
定車速(Va)と同じくなった時点でFクラッチ油圧
(PF )を低くして、時間(t2 )でFクラッチ油圧下
限値(PFf)にし、Rクラッチ油圧をRクラッチ油圧下
限値(PRf)より上昇させる。この間、タイムラグのた
め実車速は速くなるが、すぐ遅くなり、時間(t3 )で
Rクラッチの油圧(PR )をRクラッチ制御量(Δ
PR )だけ高くする。時間t4 で実車速(V)が設定車
速(Va)となって時点でFクラッチの油圧をFクラッ
チ油圧下限値(PFf)より上昇させ、Rクラッチの油圧
(PR )をRクラッチ油圧下限値(PRf)とする。な
お、時間(t3 )までに実車速(V)の車速変化率
(α)が車速変化率設定値(αC )より小さい時は、R
クラッチの油圧(PR )をRクラッチ油圧下限値
(PRf)のままとする。
【0020】以上の説明では、車両が前進している場合
について説明してが、車両が後進している場合はFクラ
ッチとRクラッチの作動が反対になるだけであるので、
説明を省略する。
について説明してが、車両が後進している場合はFクラ
ッチとRクラッチの作動が反対になるだけであるので、
説明を省略する。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、前進でインチング操作時に、実車速が設定車速より
速くなった時、後進クラッチをすべらせるようにしたた
め、短時間で設定車速になるとともに、新たにブレーキ
を設ける必要が無く、従来の部品のままでよいのでコス
トアップとならない。
ば、前進でインチング操作時に、実車速が設定車速より
速くなった時、後進クラッチをすべらせるようにしたた
め、短時間で設定車速になるとともに、新たにブレーキ
を設ける必要が無く、従来の部品のままでよいのでコス
トアップとならない。
【図1】本発明の実施例に係る産業車両、建設機械のイ
ンチング制御方法のフローチャートである。
ンチング制御方法のフローチャートである。
【図2】本発明の実施例に係る産業車両、建設機械のイ
ンチング制御方法の実車速とFクラッチ油圧とRクラッ
チ油圧のタイムチャートである。
ンチング制御方法の実車速とFクラッチ油圧とRクラッ
チ油圧のタイムチャートである。
【図3】本発明の実施例に係る産業車両、建設機械のイ
ンチング制御装置の説明図である。
ンチング制御装置の説明図である。
【図4】本発明の実施例に係る産業車両、建設機械のイ
ンチング制御装置のブロック図である。
ンチング制御装置のブロック図である。
【図5】従来のインチング制御装置の説明図である。
【図6】従来のインチング制御方法のフローチャートで
ある。
ある。
10 エンジン 52 インチングセ
ンサ 30 変速機 60 コントローラ 34 後進クラッチ 72、73 電子制
御式モデュレーション 36 前進クラッチ 39 出力軸 51 軸回転センサ
ンサ 30 変速機 60 コントローラ 34 後進クラッチ 72、73 電子制
御式モデュレーション 36 前進クラッチ 39 出力軸 51 軸回転センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 変速機が有する前進クラッチと後進クラ
ッチを係合、解放して前後進の選択を行い、インチング
操作時、前記係合しているクラッチのクラッチ油圧を制
御してすべり係合させるインチング制御方法において、
操作ペダルの踏み込み量により設定車速を設定し、実車
速が設定車速より速いとき前記係合しているクラッチの
クラッチ圧を低くするとともに、前記解放しているクラ
ッチのクラッチ油圧を高くして滑り係合させることを特
徴とする産業車両、建設機械のインチング制御方法。 - 【請求項2】 車両に搭載され、前進クラッチと後進ク
ラッチを設けた変速機と、 操作ペダルの操作量を検出する操作ペダルセンサと、 前記車両の車速を検出する車速センサと、 前記車両がインチング操作されたことを検出するインチ
ングセンサと、 前記前進クラッチを係合、解放する前進クラッチ操作部
と、 前記後進クラッチを係合、解放する後進クラッチ操作部
と、 前記インチングセンサの検出信号とにより目標車速を求
め、車速センサの検出信号と比較して前記前進クラッチ
操作部と後進クラッチ操作部のいずれか、または両方に
出力するコントローラと、 を有することを特徴とする産業車両、建設機械のインチ
ング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26173293A JPH0789375A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 産業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26173293A JPH0789375A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 産業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789375A true JPH0789375A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17365947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26173293A Pending JPH0789375A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 産業車両、建設機械のインチング制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789375A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114379529A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种工业车辆微动控制系统及控制方法 |
| CN115163821A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-10-11 | 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 | 一种港口机械变速箱微动控制方法及系统 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26173293A patent/JPH0789375A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114379529A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种工业车辆微动控制系统及控制方法 |
| CN115163821A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-10-11 | 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 | 一种港口机械变速箱微动控制方法及系统 |
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