JPH0789872A - 腸原生動物のワクチン類 - Google Patents
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Abstract
防もしくは治療するためのワクチンおよび方法を提供す
る。特に、ジアルジア鞭毛虫症を予防もしくは治療する
ためのワクチンおよび方法を提供する。 【構成】 胆汁入り増殖培地で腸原生動物を培養して得
たワクチン株、ならびにそれらのサブユニット、トキシ
ンおよび抗体、それらを含む組成物ならびにそれらの製
造方法。
Description
に対するワクチンに関する。詳細には、ジアルジア属
(Giardia)に対するワクチンを開示する。
文字として本出願の中で引用する。
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Am. J. Vet. Res.、 45:2182-2188 (1984)。
は、個々の出版物または特許明細書各々の文脈が具体的
かつ独立して本明細書に包含されている場合には、同じ
内容でそれらの全体が引用することによって本明細書の
内容となる。
の病気の原因となるものである。これらが家畜動物に感
染すると、重大な経済的な損失がもたらされ得る。重要
な腸原生動物には、クリプトスポリジウム(cryptospor
idium)、トリコモナズ(trichomonads)、ヒストモナ
ス(histomonas)、スピロヌクレウス(spironucleu
s)、アメーバ属(entamoeba)、球虫類(coccidia)、
トキソプラスマ(toxoplasma)および住肉胞子虫類(sa
rcocystis)が含まれる。最も問題となる腸原生動物門
の1つはジアルジア属(Giardia)である。
洋諸国で最も通常に見いだされる病原性寄生性生物であ
り、北アメリカの多くで風土病である1。ジアルジア属
は、便−経口ルートで伝染する鞭毛のある原生動物であ
る2。ジアルジア属における病原メカニズムはほとんど
理解されていないが、これは、他の数多くの胃腸管病に
類似した症状をもたらす。最も通常の症状は下痢、食欲
不振、倦怠感、腹拡張および胃腸内にガスが溜まること
である。感染の急性段階は通常数日間継続するのみであ
るが、時として特に子供では、慢性段階が数カ月に渡っ
て継続し得る3。
一度入ると、これらは、宿主の腸絨毛の上皮に取り付
き、胞のうに包まれた後、宿主の便の中に排出される。
感染した宿主の数人は、この感染の短い急性段階が過ぎ
た後、症状を示さないでのう子を移す人になる4。
混入している。このことから、「バックパッカー下痢
(backpackers diarrhea)」の名前を得ている、と言う
のは、キャンプをしている時の多くの人が汚染された水
に暴露されたことが原因となって感染したからであ
る4。ジアルジア鞭毛虫症の発生もまたデイケアセンタ
ー(day care center)でしばしば問題になっている。
デイケアセンターで繰り返されるジアルジア属感染は通
常のことであり、子供達の多くが全く症状を示さないに
も拘らず、その感染のキャリアであることが見いだされ
ている。このことによって、デイケアセンターにおける
ジアルジア属の検出および有効な治療が困難になってい
る5。
要な領域は、ジアルジア属の人感染株のための貯蔵者と
して動物宿主が作用し得ることである。ジアルジア属の
種間伝染が生じる可能性もありそして生じていると言っ
た証拠が存在している。人におけるジアルジア属の株
は、アレチネズミ、マウス、モルモット、ラクーンおよ
びビーバー6-8に感染性を示すことが示されている。カ
ナダでジアルジア属感染に与えられている一般名の「ビ
ーバーフィーバー(beaver fever)」は、3匹のビーバ
ーから成る集団による水源の汚染が原因となる感染が流
行したことで生まれた9。ジアルジア属感染は犬および
猫においては通常のことである。犬の10−68%およ
び猫の25%がジアルジア属に感染していると見積もら
れている。家畜の反すう動物でジアルジア属感染が流行
していることに関する研究により、羊の17.7%およ
び牛の10.4%が感染していることが確認されてお
り、子羊(35.6%)および子牛(27.7%)の罹
病率の方が高い10。
虫症は、無症状の寄生性生物キャリアから下痢、腹痙
攣、頭痛、ガス、膨満および不快によって特徴づけられ
る病気の範囲であり得る1’11。体重減少および成長の
遅れもまた、人および動物におけるジアルジア鞭毛虫症
に関連した通常の問題である11。
変化には絨毛萎縮が含まれる2。動物モデルとしてモン
ゴルアレチネズミ(Mongolian gerbils)を用いた極最
近の研究により、主に十二指腸内で微絨毛の拡散が低下
すると共に刷子縁の酵素活性が低下することが示され
た。この酵素欠乏症は、上皮の微絨毛が短くなることに
よって引き起こされ得る12。他の研究は、体重増加の低
下、食物吸収の低下、腸ジサッカリダーゼ活性の低下お
よび絨毛萎縮と、ジアルジア属感染とを相互に関係付け
ている13。この微絨毛の拡散低下は、ジアルジア属が産
生するトキシンの結果であり得る12。
流行しそして無症状担体キャリアが原因となって感染し
た全ての人を治療することが困難であることから、ジア
ルジア属に対するワクチンを開発することが非常に望ま
れている。宿主はジアルジア属に対して免疫応答を上昇
し、そしてこれらは、一次感染の後長く継続する免疫を
維持し得ることが示された14'15。宿主を繰り返してジ
アルジア属に暴露すると、感染の危険性が低下する16。
従って、宿主が免疫を取得する可能性がある。この宿主
が示す免疫応答は、ジアルジア属に対して示す宿主応答
の幅広い多様性を説明するものであり得る。この免疫シ
ステムがその原生動物に対して適当な防御を生じること
ができない場合、病気になる14。ジアルジア属の免疫分
野における先の研究は、病原メカニズムに関する理解が
不足していたことで妨げられていた。
ジアルジア・ムリス感染で、その宿主は細胞および体液
免疫を生じることが示された1’3’14’17’18。自然的
および実験的感染における免疫の進展は、この寄生性生
物がいなくなることに関連している16’18。しかしなが
ら、ジアルジア属に対して上昇した免疫応答を示す人お
よび動物でも、その宿主における不適当な免疫が原因と
なり得る臨床的または準臨床的ジアルジア鞭毛虫症を示
し得る14’20’21。ジアルジア属寄生性生物に二次暴露
された後、症状のひどさ、感染過程および感染率が低下
することが、人および動物モデルで示され
た14’16’19。
栄養型およびのう子に対する数多くのモノクローナルお
よびポリクローナル抗体が実験室動物の中で産生され
た。このような抗体を作り出す目的は、診断目的である
か或は実験室研究のための試薬を得るためである。これ
らの抗体は、標準的ハイブリドーマ技術およびBALB
/cマウスを用いて作り出されている。抗原およびフロ
インドのアジュバンドで複数免疫化を行うことによっ
て、ラビットおよび小型げっ歯類動物の中でポリクロー
ナル抗体が作り出された。
行われた。Butscher他22は、G.ムリス栄養型の表面糖
蛋白質に対するモノクローナル抗体を腹こう内投与する
ことでマウスにおける寄生性生物数が減少することを示
した。免疫の受動的転移が母乳で示された23。ジアルジ
ア・ムリスに予め感染させた母マウスはそれらの乳飲み
子に保護を与えるが、ナイーブな(naive)母親の母乳
は保護を与えない。
ワクチンを用いた動物の実際的免疫化に関する研究は極
めて限定されている。Roberts-Thomson他は、実験室マ
ウスの2つの株に予防接種した後、対抗研究を行っ
た24。損傷を受けていないジアルジア・ムリス栄養型
(106)をフロインドのアジュバンドと一緒にした後
(1:1の比率)、腹こう内注射および足裏内注射を行
った。4週間後、アジュバントなしの同じ服用を動物の
同じ場所に投与した。対照マウスにはアジュバントのみ
を与えるか或は処理を行わなかった。1週間後、マウス
にジアルジア・ムリスののう子を投与した。予防接種し
たBALB/cマウスは、より短い期間の間にのう子の
排出を低くする一方、対照マウスと予防接種したC3H
/Heマウスの間では、のう子排出に関する差は全くな
かった。従って、この研究では、変動を示すと共に有効
性を示さない結果が得られた。
kDaの蛋白質を単離した。マウスを皮下で免疫化し
(0日)、そして多重ラメラホスファチジルコリンリポ
ソーム(MPL)に捕捉されている56kDaの表面関
連抗原を100μg用いて経口免疫化した(7日)。免
疫化していない動物と、MPL−に捕捉されているPB
S(燐酸塩緩衝食塩水)で同様に免疫化した動物を対照
として用いた。最後の免疫化服用を行った後7日で、全
ての動物へチャレンジを行った。MPL−に捕捉されて
いる56kDaの表面関連抗原を用いた免疫化により、
対照群と比較して、腸の栄養型コロニー形成および感染
期間の低下がもたらされた。この56kDaの表面抗原
はそのジアルジア属感染を免疫調節することが示され
た。
造に影響を与える細胞毒を分泌すると考えられているが
25’26、細胞毒を同定するための古典的方法を用いて同
定される毒性原理はまだ1つ以上存在しているべきであ
る25’26。ジアルジア属の培養物濾液を用いて排泄/分
泌産物を処理することにより培養培地を生じさせること
が示された25。培養物の濾液は、培養中の線維芽細胞に
損傷を与えると共に、ラットの潅流ループ(perfused l
oops)からの塩および水吸収を低下させることが示され
ているが、ジアルジア鞭毛虫症の病原性でこれらの物質
が果す役割は未知である27。
を含む原生動物感染を予防および治療する目的で用いら
れ得る有効なワクチンに対する必要性が存在している。
腸原生動物感染を予防または治療するためのワクチンお
よび方法、並びに上記ワクチンで用いられ得る新規なト
キシン類を提供するものである。特にジアルジア鞭毛虫
症を予防または治療するためのワクチン類および方法も
提供する。本発明はまた、これらの方法で得られるか或
は用いられる新規なトキシン類、抗体、ワクチン株およ
び組成物の製造および使用方法も包含している。
腸原生動物のワクチン株を提供するものである。これら
のワクチン株の製造方法も提供する。
ン株を含んでいるワクチン組成物である。腸原生動物の
サブユニットまたはトキシンを含んでいる、細胞が入っ
ていないワクチン組成物もまた、これらのワクチン組成
物を製造する方法と同様提供する。
門のワクチン株の有効量を動物に投与することを含む、
動物における腸原生動物門による感染を予防または治療
する方法である。腸原生動物のサブユニットまたはトキ
シンを含んでいる、細胞が入っていない組成物を投与す
ることを含む、腸原生動物による感染を予防または治療
する方法も提供する。
トキシンである。このトキシンの製造方法もまた、この
トキシンに対する抗体およびこの抗体を用いた受動免疫
化方法と同様提供する。
いられる賦形剤。アジュバント類の使用は当該技術分野
でよく知られている。アジュバント類には、抗原を吸着
し得る鉱物、例えばみょうばん、水酸化または燐酸アル
ミニウムなどの懸濁液;鉱油の中に抗原溶液が乳化させ
てある油中水エマルジョン、例えばフロインドの不完全
アジュバンドなどが含まれると共に、更に抗原性を増強
するための追加的因子、例えばフロイントの完全アジュ
バント内の死滅ミコバクテリアなどが含まれ得る。
的に結合する分子、特に蛋白質。
腸に排泄される物質であり、ここでこれは脂肪の乳化を
助け、ぜん動を上昇させ、そして腐敗作用を遅らせる助
けをする。この言葉胆汁はまた、粉末にしたか或は乾燥
した胆汁を表す目的でも用いる。胆汁はまた、胆汁の如
何なる成分、例えば個々の胆汁塩も意味している。
物の腸に付着すること。
例えばジアルジア属の感染性形態。のう子には通常、非
常に濃縮された細胞質と抵抗力を示す細胞壁が備わって
いる。これらはしばしば便の中に落とされ(shed)、そ
してこれが、1つの動物から別の動物に病気が広がる経
路である。のう子は生存能力を示し得る、即ち新しい宿
主の中で栄養型を生じ得るか、或は生存能力を示さない
可能性がある。
護するに必要とされるか或は感染または病気の特別な症
状を和らげるに必要とされる用量。
とされる飼料の重量として表す、動物が体重を増やす能
力の尺度。原生動物門によって引き起こされる病気を含
む腸の病気は、動物が飼料を体重に変換する効率が低い
ことによってこのパラメーターが低くする。
虫の属である。この出願で用いるこの言葉は、この属の
全ての種を含んでいる。ジアルジア属を表す目的で前に
用いたランブル(Lamblia)属もまた本出願で用いるこ
の言葉の中に包含される。
感染。この感染の症状、例えば下痢、腹痙攣、頭痛、ガ
ス、膨満、体重損失、体重上昇の不足、脱水、不快、吸
収不良、寄生性生物による腸のコロニー形成、のう子の
排出などもまた、この言葉ジアルジア鞭毛虫症の中に含
まれる。
る組成物またはワクチンに対する細胞および/または抗
体仲介免疫応答の進展。上記応答は下記の1種以上を含
んでいる可能性がある、即ち興味の持たれている組成物
またはワクチンの中に含まれている抗原または抗原類に
特異的に向かう抗体、B細胞、ヘルパーT細胞、サプレ
ッサーT細胞および/または細胞毒性T細胞の産生。
棲息する原生動物門のいずれも。
染。この感染の症状、例えば下痢、腹痙攣、頭痛、ガ
ス、膨満、体重損失、体重上昇の不足、脱水、不快、吸
収不良、寄生性生物による腸のコロニー形成、のう子の
排出などもまた含まれる。
げることができる。
き起こされる影響いずれかの防止(予防)を含む。
主動物の動物内ではなく培養物内で産生。インビトロ産
生には組換え体産生が含まれる。
て動物を保護するか、或は感染または病気の特別な症状
を和らげることができる。
たは動物を含む何らかの他のシステムにおける遺伝子発
現を用いて作り出される、および/または配列が公知の
場合本技術分野で知られている方法を用いて化学的に合
成される。
に暴露することによって細胞を崩壊させること。
生動物門の一部いずれか。抗原性を示すサブユニットを
ワクチン組成物の中で用いて免疫応答を生じさせること
ができる。サブユニットには、鞭毛、腹の粘着性を示す
円板(ventral adhesive disk)、膜、細胞骨格膜蛋白
質、シトゾル膜蛋白質、トキシン類、並びに抗原性を示
し得るものであり免疫応答を誘発する有機体の他のいず
れかの部分が含まれ得る。これには組換え的に作り出さ
れたサブユニットが含まれる。
たは毒性を示す物質。これは細胞外産物(エキソトキシ
ン)であってもよい。腸の細胞が影響を受ける場合、ト
キシンをエンテロトキシンと分類する。これには組換え
的に作り出されたトキシン類も含まれる。
ルジア属の増殖型(begetative)形態。
疫原性を示す腸原生動物門の株。これには遺伝的に弱毒
化された株も含まれる。
からのトキシン類を提供するものである。予想外に、胆
汁が入っている培地の中で腸原生動物を培養すると、そ
れらを用いて動物に予防接種したとき保護免疫原性を示
すようになることが見いだされた。更に、胆汁含有培地
内の上記培養により、インビトロにおけるトキシンの産
生がもたらされる。このトキシンは、腸原生動物による
感染に対する免疫化を行うか或はトキシンを中和する抗
体を上昇させる目的で用いられ得る。
ている腸原生動物が本発明で用いるに好適である。最も
好適な具体例において、本発明は、ジアルジア属のワク
チン株、トキシン類およびトキシン類に対する抗体を提
供する。上記株、トキシン類および抗体は、ジアルジア
鞭毛虫症およびそれの症状を防止および治療するに有効
である。
ある。インビトロで充分に増殖し、標的動物種に感染し
得るものであり、そしてインビトロで増殖させた時トキ
シンを産生する株が好適である。特に、ジアルジア属株
WB(人からの単離物)、S2(我々が羊から単離した
株)、D3(我々が犬から単離した株)、およびN(我
々が飲料水から単離した株)が用いられ得る。株Nおよ
びS2が最も好適である。
−S−33培地の中で増殖させることによって培養し
た。脱水した牛の胆汁を一般に用いたが、しかしなが
ら、個々の胆汁塩を含む胆汁の画分もまた本発明で有効
であると予測される。ジアルジア属の栄養型は、細かく
分割した固体状支持体も含んでいる容器の中で増殖し得
る。これは、その栄養型が付着する表面積を上昇させ
る。デキストランビードが特に好適な固体状支持体であ
る29。他の支持体系、例えばガラスビードまたは繊維も
また適切であり得る。培地製造、ジアルジア属栄養型の
副次培養および収穫の詳細を以下の実施例の中に示す。
免疫原性を示す他の腸原生動物のワクチン株を含んでい
るワクチン組成物も提供する。上記ワクチン組成物では
ジアルジア属の種々の株が有効であり得る。特に、イン
ビトロで培養したときトキシンを産生する株が好適であ
る。最も好適な株の例はジアルジア属株S2およびNで
ある。
示す如く培養した後、ワクチン組成物で用いる目的で収
穫する。ワクチン組成物の中で用いるに先立って原生動
物を崩壊させ得る。種々の崩壊方法を好適に用いること
ができ、これらには音波処理、浸透、圧力差の利用また
は凍結が含まれる。音波処理が最も好適である。
のワクチン株および/またはジアルジア属または他の腸
原生動物の1種以上のサブユニットおよび/またはトキ
シン類を含んでいてもよい。上記サブユニットおよび/
またはトキシン類は、全原生動物門または音波処理した
原生動物に追加して用いられ得るか、或は細胞が入って
いないワクチン組成物の中で用いられ得る。
の腸原生動物、トキシン類またはサブユニットを不活性
化することが有効であり得る。穏やかな熱処理またはホ
ルマリンによる不活性化などの通常の技術が用いられ得
る。
ントを含む適切な製薬上許容される担体が含まれ得る。
アジュバント、例えばみょうばんを基とするアジュバン
トの使用が好適である。本発明では数多くの市販アジュ
バント類が有効である。これらの試験では、水酸化アル
ミニウムおよびQuill A(Super Fos、 Copenhagen、 Denm
ark)が入っているみょうばんを基とするアジュバント
を用いた。上記ワクチン組成物に関する正確な組成は、
特別なワクチン株、免疫化すべき種および免疫化ルート
に依存している。上記ワクチン組成物の組成は当該技術
分野の技術者によく知られている。
な如何なる動物、例えば牛、羊、山羊、兎、馬、豚、
犬、猫および鳥種などの免疫化で有効である。家畜およ
び野生型両方の動物を免疫化することが可能であると共
に、食物製造用動物の免疫化も意図している。これらの
ワクチン組成物を用いて人を免疫化することもできる。
本発明は、予防または治療を必要としている動物にジア
ルジア属または他の腸原生動物のワクチン株の有効量を
投与することによる、ジアルジア鞭毛虫症または他の腸
原生動物感染の予防もしくは治療方法を提供するもので
ある。上記ワクチン株は上に考察した如きワクチン組成
物の中で用いられ得る。この方法は犬、猫、羊、人、家
畜動物(特に食物製造用動物)、鳥種および野生動物で
有効である。野生動物における使用は、人または家畜動
物が用いる水源の汚染を防止し得る。
あってもよく、腸原生動物、処理すべき動物および他の
要因に応じて変化し得る。非経口投与、例えば皮下、筋
肉内または静脈投与が好適である。犬および猫種では皮
下投与が最も好適である。腸用のコートされている経口
服用形態を含む経口投与もまた用いられ得る。
よび処理すべき動物に応じて変化し得る。動物に単一投
与を受けさせるか、或は補助服用か数回の服用を受けさ
せ得る。連続した保護を行う目的で年1回の補助服用が
用いられ得る。特に、一次過程として、21日離した2
回投与が好適である。
およびスケジュールに影響を与える。母親の抗体がもは
や存在しなくなりそしてその動物が免疫学的に受容能力
を有するようになる年令における投与が好適である。こ
れは、犬または猫種の年令で約6から7週である。追加
的に、母親を免疫化して母親のミルク内抗体の受動転移
を通して子の感染を防止するのが好適である。
するに有効である、即ち腸粘膜に原生動物が付着するの
を防止するに有効である。これはまた、ジアルジア鞭毛
虫症の症状を防止するに有効である。これには、トキシ
ンの中和、並びにこれらの有機体が腸内腔の中に存在し
ているが付着していない場合に生じる生理学的トキシン
効果のいずれかを防止することが含まれる。更に、本発
明の方法は、のう子、特に生存能力のあるのう子が便に
排出されるのを低くするものである。これによって、感
染が更に広がるのを防止する。
む、症状を示すか或は無症状の動物に対して治療を行う
ことが可能であると共に、その治療を用いて、下痢の如
き感染症状を和らげることによって成長速度を上昇させ
ることができる。このように、これを食物製造用動物に
投与すると、飼料変換率が上昇し得る。
動物のトキシン類およびこれらのトキシン類の製造方法
を提供する。予想外に、胆汁が入っている培地の中で有
機体を培養すると、それらがインビトロでトキシンを産
生するようになることを見い出した。このトキシンを用
いることで、腸原生動物感染に対して動物を免疫化する
ことができる。これらの有機体が増殖する培地を濃縮す
ると、感染を予防および/または治療するに有効なトキ
シンが得られた。このジアルジア属におけるこのトキシ
ンはエキソトキシンであり、非常に高い細胞毒性を示
す。これは効力のあるエンテロトキシンであると見られ
る。
ンを単離する試みは不成功であった。しかしながら、濃
縮した溶液を用いると共により高い感度を示す分析シス
テムを用いることにより、ジアルジア属が産生する細胞
毒性因子を検出することが可能になった。このトキシン
を、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞を用い
て検出した。このCHOバイオアッセイは、皮膚透過性
アッセイ、脂肪細胞脂肪分解アッセイおよび回腸ループ
アッセイよりも100−10,000倍高い感度を有す
ることが確かめられた。このトキシンを用いた試験によ
り、これがCHO細胞の伸長を生じさせることが示され
た。伸長度合(即ち長くなった細胞のパーセント)は、
一般にトキシン濃度と共に上昇することが見いだされ
た。ジアルジア属トキシンを用いたとき観察される結果
は、細菌のエンテロトキシン類を用いて行う他の研究と
非常に類似している。大腸菌のトキシン類、コレラトキ
シンおよび百日咳トキシンを用いた時と同様な効果がC
HO細胞に関して見いだされた。
した。このジアルジア属トキシンは細胞内で産生される
蛋白質であり、これは、37℃または室温か或は冷蔵ま
たは冷凍したとき安定性を示すことが確立された。トキ
シン含有培地は、分子量が約22、32、38および3
9kDaのクマシー染色蛋白質と共に97kDa以上の
分子量を有するいくつかの蛋白質を含んでいることがS
DS−PAGEを用いて確認され、これらの蛋白質は対
照培地の中には存在していない。トキシン含有培地を硫
酸アンモニウムで分別することにより、分子量が約16
−20、25−28、36−42および50−65kD
aの蛋白質(これらは対照培地の中には存在していな
い)と共に細胞毒性を示す画分が得られた。
を含むジアルジア鞭毛虫症の症状が低くなると共に、便
へののう子排出が低下した。
原生動物のトキシン類に対する抗体も提供する。ポリク
ローナル抗体がジアルジア属トキシンに対して上昇し
た。通常技術を用いることで、モノクローナル抗体もま
た上昇し得る。これらの抗体は、このトキシンの毒性効
果を中和する抗血清として有効性を示す。従って、これ
らは、ジアルジア鞭毛虫症および他の腸原生動物感染の
症状を解放すると期待され得る。腸用のコートされてい
る服用調合物を用いた上記抗体の経口投与が好適である
と期待される。
防および治療するためのワクチン株、ワクチン組成物、
トキシン類、および抗トキシン類の製造で有効である。
本発明で有効な他の腸原生動物としては、クリプトスポ
リジウム、トリコモナド類、ヒストモナス、スピロヌク
レウス、アメーバ属、球虫類、トキソプラスマおよび肉
胞子虫属が含まれる。特に、クリプトスポリジウム、ト
リコモナド類、ヒストモナス、スピロヌクレウスおよび
アメーバ属が挙げられる。
スポリジウム・パルブム(Cryptosporidium parvum)と
も呼ばれている)は、哺乳動物および家禽類の小腸およ
び大腸の中で見いだされる原生動物寄生性生物であり、
そしてクリプトスポリジウム・メレグリジス(Cryptosp
oridium melegridis)は、家禽類の呼吸および胃腸管の
刷子縁の中で見いだされる。この寄生性生物は、人およ
び他の哺乳動物および鳥において軽いからひどい下痢を
引き起こすと共に、鳥の呼吸病の原因となっている。ク
リプトスポリジウムは、刷子縁表面積を狭くし、電解質
の輸送を悪化し、そしてジアルジア鞭毛虫症と同様な吸
収不良下痢の原因となっている。クリプトスポリジウム
種のための全細胞もしくはサブユニットワクチンを開発
することに関して多大な可能性が存在している。このワ
クチンは、この寄生性生物を崩壊させることによって製
造され、これらの蛋白質とアジュバントを組み合わせた
後、経口もしくは非経口ルートで動物または人を免疫化
することができる。1種以上のトキシン類が重要な毒性
を示す因子である可能性があり、そしてこれらのトキシ
ン類(またはトキソイド類)もまた経口もしくは非経口
ルートによる予防接種で用いられ得る。このワクチンを
用いることでこの病気を予防するか或はこの病気の症状
に対する保護を行うことができる。クリプトスポリジウ
ム症(cryptosporijiosis)の症状を治療する目的で抗
トキシン抗体も用いられ得る。
腸管、生殖および呼吸管の中に見いだされる鞭毛を有す
る原生動物寄生性生物の大きな集団である。大部分のト
リコモナド類は非病原性の共生動物であると信じられて
いる。しかしながら、我々は、これらの原生動物寄生性
生物のいくつかはジアルジア属と同様、動物における体
重上昇および飼料変換率に影響を与える可能性があると
共に、ある場合には下痢の原因となり得ると考えてい
る。このメカニズムにはトキシンが介在している可能性
がある。崩壊させたトリコモナス属(trichomonas)寄
生性生物とアジュバントを用いた予防接種は、感染から
の保護を与えるか、或はこの感染の症状を軽減し得る。
同様に、トキシンまたはトキソイドも保護を与え得る。
このワクチンは、腸のコロニー形成およびこの腸の損傷
を防止する。異なるトリコモナド種の交差保護もあり得
る。
as meleagridis)は、家禽類における鞭毛のある原生動
物寄生性生物である。この寄生性生物は、盲腸から放出
された後、血液流を通って肝臓に至る。この肝臓および
盲腸の壊死および組織変性が生じる。この感染から回復
した鳥はこの病気に対して免疫性を示す。我々は、この
病気の病原性にトキシンが関与している可能性があると
考えている。崩壊させた細胞またはトキシンのワクチン
を用いた予防接種は、家禽類におけるヒストモナス症を
制御する2有効な方法を提供し得る。このワクチンは、
腸のコロニー形成または盲腸の貫入を防止する。このワ
クチンはまた肝臓および盲腸の壊死を防止し得る。
onucleus meleagridis)は、下痢および死亡をもたらす
若鳥の病気である。死後この腸内は水状の液体で満たさ
れていることが確認されている。この寄生性生物は家庭
用および野生鳥類に感染する。我々は、スピロヌクレウ
ス・メレアグリジスは、トキシンが介在した過程を通し
て症状を誘発すると考えている。崩壊させた全寄生性生
物またはトキシンもしくはトキソイドのワクチンは、こ
の感染からの保護を与え得る。このワクチンは、このト
キシンの中和を行いそして/またはこの寄生性生物のコ
ロニー形成を防止する。
は、人および動物におけるアメーバ赤痢の原因となる病
原性を示すアメーバ状原生動物である。この有機体は、
盲腸および結腸にコロニー形成して下痢および赤痢の原
因となる。この寄生性生物は腸壁に侵入して粘膜下組織
の中で増殖することで潰瘍化の原因となり得る。この寄
生性生物はまたリンパ管または腸間膜静脈の中に入る結
果として体全体の膿瘍を生じ得る。我々は、1種以上の
トキシン類が重要な毒性因子であり得ると考えている。
崩壊させた栄養型および/またはトキシンを用いた予防
接種は、この寄生性生物のコロニー形成および/または
侵入に対する保護を与える作用を示し得る。予防接種も
また、この病気で見られる下痢および赤痢に対する保護
となり得る、と言うのは、これはこのトキシンを中和し
そして/またはこの寄生性生物の侵入を防止するからで
ある。
a spp.)またはイソスポラ種(Isospora spp.)によっ
て引き起こされる複雑な腸の病気であり、これは、家畜
動物で主要な経済的重要さを有している。これらの原生
動物類は、複雑な生活環を有しておりそして宿主に特異
的である。ワクチンを製造する試みが行われた。家禽類
のワクチンが製造された(CocciVac、 CocciVac T、 Sher
win Laboratories)。これらのワクチン類は、鶏および
七面鳥に対して病原性を示す種の全てを含んでいる。サ
ブユニットワクチン類の開発は大きく不成功であった。
球虫類のトキシンはまだ同定されておらず、トキシンワ
クチン類もまだ製造されていない。人および動物の球虫
類に関するトキシンまたはトキソイドを基とするサブユ
ニットまたは強化ワクチンの製造には可能性がある。こ
れらには、イソスポラ種、アイメリア種、ウェニオネラ
種(Wenyonell spp.)およびチゼリア種(Tyzzeria sp
p.)が含まれる。
る。いくつかの研究グループは、アジュバントの有り無
しによる、熱死滅および熱−もしくはホルマリンで死滅
させた相同タキゾイトを用いた実験的免疫化ではマウ
ス、ハムスターおよびラビットを保護することができな
かった。実験的挑戦に対して特定の画分が保護を与え
た。トキソプラスマの細胞毒はまだ同定されていない
が、しかしながら、トキシンまたはトキソイドを用いた
動物および人における免疫化はこの病気からの保護を与
え得る。
を有しており、それらの接合子のうは、この捕食動物の
腸細胞内に存在していると共にその無性段階の間は捕食
される動物の組織内に存在している。これらは数多くの
家畜および野生動物に共通している。現在の時点では、
これらの原生動物寄生性生物のためのワクチンは存在し
ておらず、そして細胞毒も示されていない。本発明を用
いることでこの寄生性生物のためのワクチンを開発する
ことが可能である。
明の範囲を限定することを意図するものではない。
例では下記の材料と方法を用いた。
材料を用いて調製した。
ses(BDH)から入手したものであった。
になるまで暗所中4℃で貯蔵した。National Collectio
n of Type Cultures、 Colindale、 England(NCTC)
のビタミンミックス(Gibco Cat. #440-1100 EB)を、
包装の指示に従って調製し、滅菌濾過(0.22μ)し
た後、30mLの一定分量として−20℃で貯蔵した。
容積測定用フラスコを用い50mLの蒸留水(dH
2O)の中に2.28g懸濁させることによって、クエ
ン酸第二鉄アンモニウム溶液を調製した。この溶液は光
に不安定なことから、暗所中4℃で貯蔵した。CLEX
(牛胎児血清(FCS)代用品)を解凍した後、無菌の
100mL一定分量として−20℃で貯蔵した(Dextra
n Products CLEX C-500)。
ている1リットルのフラスコの中に870mLのdH2
Oの半分を注ぎ込み、乾燥材料を加えた後、残りの水を
用いてこの容器とフラスコの縁を濯いだ。次に、そのク
エン酸第二鉄アンモニウム溶液の500mLを加えた。
この培地が透明になるまで(通常2−3時間)この溶液
を撹拌した後、5MのNaOHを用いてpHを6.8に
調整した。この培地を無菌条件下で滅菌濾過(0.22
μおよびプレフィルター)し、30mLのビタミンミッ
クスと100mLのCLEXを加えた後、混合した。調
製した培地を一定分量に分けた後、必要になるまで−2
0℃で貯蔵した。
ジアルジア属を増殖させて後期対数期に入らせた(72
時間)。この管の側面上に存在している健康な栄養型を
保持するように培地を注ぎ出した。新鮮な培地を注ぎ入
れ、そしてこれらの管に氷上で10−15分間冷衝撃を
与えた後、500xgで10分間4℃で遠心分離した。
無菌条件下、14mLの培地をピペットで取り出し、約
2mLを残すことにより、これらの栄養型を再懸濁し
た。この栄養型懸濁液の約0.9mLを、CLEX中2
0%のDMSOが0.9mL入っているクリオチューブ
に加えた。これらのクリオチューブを、液体N2に貯蔵
するためのガラス管の中に入れ、そしてこれらを絶縁容
器の中に入れた。この絶縁容器を最小で12時間そして
最大で72時間−70℃の冷凍庫の中に入れた後、液体
N2冷凍庫の中に入れた。
ることで栄養型を急速解凍し、新鮮な培地の中に入れた
後、最初の日は水平に培養し、24時間後継代培養し、
そして通常に培養した。
CC 30957)、S2(我々の実験室において羊から単離し
た株)、D3(我々の実験室において犬から単離した
株)、およびN(我々の実験室においてBotwood、 Newfo
undlandの飲料水から単離した株)であった。
代培養する目的で下記の操作を用いた。ジアルジア属を
増殖させて後期対数期に入らせた(72時間)後、培養
管を氷の中に10から15分間入れることで冷衝撃を与
えた。層流れフード下、新鮮な培養管各々に約7−8m
gのピペラシリン(Piperacillin)(Pipracil、 Lederl
e)を入れた後、新しい管各々に新鮮なTYI−S−3
3培地を15mL加えた。冷衝撃を与えた後、後期対数
期のジアルジア属が入っている管を数回逆さにすること
で、沈降および粘着している集団を混合した。1mLの
無菌ピペットを用い、1mLの栄養型を取り出した後、
その新しい培養管に加え、このピペットを1から2回フ
ラッシュ洗浄した。新しい管をパラフィルム(Parafil
m)でシールした後、直立させて37℃の培養器の中に
入れた。継代培養を再び3から4日間行った。
ーボトル(Bellco Cat. #7730-38910)の中でジアルジ
ア属栄養型を培養した。72時間の培養後、1mLの培
養培地当たり106個の栄養型から成る濃度が容易に得
られる。各々のローラーボトルは約650mLの培地を
必要とした。如何なる大きな気泡も追い出してこのボト
ルを充分に満たす目的で、この培地を使用に先立って3
7℃に温めた。このボトルの上部で高濃度のピペラシリ
ンに栄養型が暴露されるのを回避する目的で、この抗生
物質を最初にいくらかの培地(最終濃度1mL当たり約
0.5mgまで)の中に溶解させ、この溶液をそのボト
ルの中に注ぎ込み、このボトルにその培地を更に加えて
その上部近くまで満たし、ジアルジア属を加え(上に示
した如く冷衝撃を与えた最小で106個の栄養型)、こ
のボトルの上部まで満たし、ピペットを用いて如何なる
気泡も除去した後、このボトルをパラフィルムでしっか
りと密封する。このローラーボトル装置(Wheaton Mode
l III)をモーター出力の6−8%に設定(1分当たり
2回の回転)して、ボトルを3−4日間培養した。 4.ジアルジア属栄養型の収穫 ジアルジア属の栄養型を下記の如く収穫した。ジアルジ
ア属を増殖させて後期対数期に入らせた(72時間)
後、管またはボトルを氷の上に置くことで(10mLの
管および30mLの管では15−20分間、ローラーボ
トルでは45分間)冷衝撃を与えた。次に、管またはボ
トルを数回逆さにした後、この内容物を無菌遠心分離管
またはボトルの中に注ぎ込む。これらを500xgで1
0分間4℃で高速回転させることにより、これらの栄養
型をペレットにする。培地を取り出し、そしてこのペレ
ットを無菌PBS(pH7.2)の中に再懸濁させるこ
とでこの培地の元の体積にした。この懸濁液を500x
gで10分間4℃で高速回転させた。上澄み液を取り出
し、そしてその栄養型を新鮮なPBSの中に再懸濁させ
た。PBS洗浄を全体で4回行った。最終的な高速回転
を行った後、その栄養型を再懸濁させて、PBS中所望
濃度とした。
速で遠心分離し、このようにして生じたペレットは非常
に柔らかであり、そしてこれらの有機体は自動性を示
す。このペレットそれ自身が再懸濁する前にその上澄み
液を除去するような迅速な行動を取ることが重要であ
る。
の音波処理を行った。20秒間の破壊を3回行うことで
一般に充分である。血球計数器を用いて無傷の栄養型が
存在していることを検査した。完全な崩壊が必要な場
合、追加的破壊を用いた。常に栄養型を氷の上に保持
し、そして破壊と破壊の間は、70%のエタノールを用
いてその音波処理装置の先端を冷却した。音波処理物を
一定分量に分けて−20℃で保存した。
した。その音波処理物の蛋白質濃度を測定(BIORAD蛋白
質アッセイ)した後、無菌PBS中0.75mg/mL
になるように調整した。この溶液を、前に記述したみょ
うばんを基とするアジュバントと4:1で混合すること
で、次の試験における動物の免疫化で用いた。
地および非常に希釈されているサンプルを濃縮すること
で、有効なトキシン濃度を達成した。この装置では、指
定MWカットオフが備わっている膜を通して水および低
分子量(MW)粒子を追い出すようにN2圧力が用いら
れている。これらの試験で用いる膜YM−10は、1
0,000のMWカットオフを有している。この装置に
はまた、この膜に蛋白質が詰まらないようにして水をよ
り容易に通すことを可能にする撹拌棒が備わっている。
上用いた。使用後、これらの膜をdH2Oの中で濯いだ
後、10%のエタノールの中で冷蔵した。新しい膜をd
H2Oの中に1時間浸し、水を3回交換することで、こ
の膜の防腐剤を除去した。
ることの可能性に対する調査を、我々の初期研究として
行った。ジアルジア属が存在していない状態であること
を確かめる目的で、条件付けを行っている期間の間、こ
れらの子猫の便に対して便浮選を数回行った。子猫(n
=6)に麻酔をかけ、側腹切開を行って、これらの子猫
に、1.0mLのPBS中1.0x106個のランブル
鞭毛虫栄養型を十二指腸内接種した。2匹の子猫の各々
に下記のランブル鞭毛虫株を受けさせた。1)WB株
(充分に特徴付けされている人からの単離物、ATCC 309
57);2)S2株(我々の実験室が羊から単離した
株);または3)D3株(我々の実験室が犬から単離し
た株)。
間、のう子に関する便検査を4回行った(表1)。音波
処理した個々のジアルジア属株(即ちそれぞれWB、S
2、D3)に対するIgMタイターおよびIgGタイタ
ー(表2)を測定する目的で、実験的感染を行ったその
日と7日後(と殺した日)に血清サンプルを採取した。
各々の子猫から得た長さが1.0cmの十二指腸に関し
て栄養型の数測定を行い、そして組織サンプルを採取し
て光顕微鏡および電子顕微鏡で検査した。胆汁と粘膜切
屑を集め、そして後の局所的免疫学応答試験および酵素
アッセイを行う目的で冷凍(−70℃)保存した。
腸、空腸および回腸(より低い度合)の中に、ランブル
鞭毛虫に典型的な形態を有する原生動物寄生性生物が見
られた。これらの顕微鏡技術のいずれを用いても、D3
に感染させた子猫の中には栄養型の証拠は全く見られな
かった。このような試験的調査を基にして、更に一層の
試験で子猫感染モデルを用いることを決定した、と言う
のは、このモデルでは、ジアルジア属株が感染して臨床
的兆候を生じるからである。
A) 2mMのEDTA中、1体積当たり10重量%で組織を
均一化することによって、猫および犬の腸粘膜均一サン
プルを調製した後、−80℃で貯蔵した。サンプルを解
凍し、PEPBS(2mMのEDTA、1mMのPMS
F)で1:2(猫)または1:1(犬)に希釈し、この
混合物を18Gの針に5回通すことで分散させた後、1
7,000xgで20分間高速回転させた。可溶蛋白質
画分を含んでいる上澄み液を用いてこのELISAを行
った。血清および胆汁サンプルを−80℃で保存し、解
凍し、PEPBSで2倍希釈し、遠心分離にかけた後、
このELISAの実施で用いる目的で上澄み液を取り出
した。全てのサンプルに関して重複分析を行った。
ていないFCSを用い、37℃で1時間、3回洗浄を行
うことにより、イヌIgG血清アッセイ以外の全てのア
ッセイに関するブロッキングを行った。イヌIgG血清
アッセイでは、PBS中10%のスキンミルク粉末を用
いたブロッキングを37℃で1時間行った。
て、音波処理したジアルジア属(S2)を用いた。音波
処理したS2(PBS中0.2mg/mL)を各々のウ
エル(ウエル1個当たり100μL)に加えた後、4℃
で一晩培養した。次に、これらのウエルをPBS−Twee
nで洗浄(3回)した。上に記述した如く調製した血
清、胆汁または腸粘膜上澄み液を、その一次抗体として
用いた(37℃、1時間、3回の洗浄)。その二次抗体
として、ヤギ抗ネコIgG−HRP(KPL cat. #04200
2)をPBS中に1:1000で希釈したものを用いた
(37℃、1時間、4回の洗浄)。
て、音波処理したジアルジア属S2株を用いた。上に記
述した如く調製した血清、胆汁または腸粘膜上澄み液
を、その一次抗体として用いた。その二次抗体として、
ヤギ抗ネコIgA(Bethyl Lab.cat. #A20-101)をPB
S中に1:250で希釈したものを用いた(37℃、1
時間、4回の洗浄)。その三次抗体として、ラビット抗
ヤギIgA−HRP(Sigma cat. #A-4174)をPBS中
に1:500で希釈したものを用いた(37℃、1時
間、4回の洗浄)。
述した如く、音波処理したジアルジア属S2株を用いて
そのウエルをコートした。上に記述した如く調製した血
清、胆汁または腸粘膜上澄み液を、その一次抗体として
用いた。その二次抗体として、ヤギ抗イヌIgG−HR
P(KPL cat. #041902)またはヤギ抗イヌIgA−HR
P(Bethyl Lab. cat. #A40-104P)をPBS中に1:1
000で希釈したものを用いた。
地が入っている管中インビトロで、種々のランブル鞭毛
虫株を増殖させた。一次および二次ストックを−70℃
で凍結させて保存した。これらの3種のランブル鞭毛虫
株(WB、S2、D3)の増殖曲線を測定(図1)し、
そしてこれらを、チャイニーズハムスター卵巣(CH
O)細胞のトキシン応答(細胞伸長)に対して比較した
(図2−4)。D3は最も印象的な増殖特性を示した
が、これらの3種全ての株は、インビトロで適当な増殖
能力を示し、標的動物種に感染する能力を有すると共
に、CHO細胞に毒性効果を示すことから、明らかに有
望であった。
プA−上に記述したアジュバントの0.2mLと0.8
mLのPBSを皮下投与することで7匹の子猫の模擬免
疫化を行った後、28日後に、1.0mLのPBS中1
x106個の生存能力のある栄養型を十二指腸内接種す
ることによって、ランブル鞭毛虫株S2に感染させたグ
ループ;グループB−0.2mLのアジュバントとS2
の濃縮(10x)培養物の上澄み液の0.8mL(75
0μgの蛋白質/mL、そしてCHO細胞毒性活性を示
すことが示されたもの)を皮下投与することで3匹の子
猫に予防接種し、21日後に同じ調合物をブースター投
与した後、28日後にS2で十二指腸内感染させたグル
ープ;グループC−0.2mLのアジュバントと音波処
理した全S2栄養型の0.8mL(750μgの蛋白質
/mL)を皮下投与することで8匹の子猫に予防接種
し、21日後に同じ調合物をブースター投与した後、2
8日後にS2で十二指腸内感染させたグループ。
間、定量的に便のう子数を毎日数えた。これらの子猫の
体重を毎日測定し、予防接種していないグループ(グル
ープA)とS2音波処理物ワクチンのグループ(グルー
プC)に関する成長曲線を生じさせた。血清サンプルを
毎週および死後入手して、IgGのELISAタイター
を測定した。安楽死させた後、腸サンプル(十二指腸、
空腸、回腸)を取り出して、栄養型数、光顕微鏡および
電子顕微鏡測定を行った。粘膜切屑、血清サンプルおよ
び胆汁を採取し、凍結(−70℃)貯蔵することで、免
疫学的分析および酵素的調査を行った。
下痢または軟便が不規則に見られた。予防接種していな
い動物と予防接種した動物の間には、ひどさに関する差
は観察されなかった。予防接種していないグループA、
および音波処理したS2で予防接種したグループBに関
する、ランブル鞭毛虫感染させた後の体重上昇データを
図5に示す。予防接種した子猫は、予防接種していない
対照に比べて、この試験期間中有意に体重が上昇した。
血清IgGのELISAで測定した、上記3種の実験グ
ループの子猫に関する免疫学的応答を図6に示す。グル
ープB(トキシンで免疫化した)およびグループC(音
波処理したS2で免疫化した)の両方共、免疫化および
ブースター投与に典型的な応答である、血清IgGの有
意な上昇を示した。これらの免疫化した動物をジアルジ
ア属に後感染させた時見られるタイター上昇は、最小限
のみであった。それとは対照的に、グループA、即ち免
疫化しないで感染させた子猫は、感染させた後でのみ応
答を示したが、これの血清タイターの上昇は最小限であ
った。図6にはまた、免疫化せずそして感染させていな
い子猫1匹(n=1)に関するIgGタイターも含め
る。全ての子猫の十二指腸、空腸および回腸から得られ
る1.0cmの腸セグメントに対して、腸栄養型数を数
えた。その結果を図7に示す。音波処理したS2栄養型
を用いた免疫化(グループC)では、予防接種していな
い子猫(グループA)と比較して、十二指腸および空腸
の腸内腔内に存在している栄養型の数が減少していた。
トキシンで免疫化した(グループB)の動物で得られる
データは、説得力の低いものである、と言うのは、恐ら
くは、このグループの「n値」が比較的小さい(n=
3)ことによるものであろう。二者択一的に、トキシン
単独を用いた免疫化は、感染を生じさせることなく症状
を防止するか、或はより多い服用量のトキシンはより高
い効果を示し得る。興味の持たれることに、家庭用猫の
ジアルジア鞭毛虫症に関して典型的に記述されているよ
うには30、回腸の中に栄養型を見付け出すのは容易でな
かった。上に記述した腸栄養型データに関する変化もま
た図8に示し、ここでは、栄養型が見られる腸サンプル
のパーセントを実験グループの中で比較する。ジアルジ
ア属栄養型の存在に関して、音波処理したS2で免疫化
した(グループC)子猫では、免疫化していない(グル
ープA)およびトキシンで免疫化した(グループB)子
猫に比較して、腸サンプルの比較的低いパーセントが陽
性を示した。
より、子猫ののう子排泄のひどさが低下した。
り、免疫化していない子猫の中には栄養型が存在してい
たが、音波処理したS2で免疫化した子猫に関しては全
くか或はほとんど存在が観察されなかった。
る免疫学的試験結果を表4に示す。予防接種せずそして
チャレンジしていない動物では全くIgA応答が記録さ
れなかった。S2音波処理物で予防接種した後、チャレ
ンジした動物では、強いIgA応答が記録された。それ
とは対照的に、予防接種しないでチャレンジした動物が
示すIgA応答は弱かった。トキシンで予防接種した
後、チャレンジした動物では、中程度のIgA応答があ
った。このように、予防接種は、自然感染よりも強力な
IgA免疫応答を引き出した。予防接種をせずそしてチ
ャレンジしていない動物を含む、全ての胆汁サンプルに
おいて、非特異的免疫応答が記録された。
の効果に関する試験を下記の如く行った。8から10週
令の子犬4匹から成る2つのグループを用いた。1つの
グループの動物(番号1から4)には、上に記述した如
く調製した音波処理ジアルジア属株S2が入っているワ
クチンを皮下注射した(1日)。上に記述したアジュバ
ントの0.2mLと0.8mLのPBSの中に600μ
gの蛋白質が含まれているワクチンを、各々の動物に受
けさせた。もう1つのグループ(番号5から8)には予
防接種を行わなかった。
と同じジアルジア属ワクチンの補助予防接種を受けさせ
た。動物5から8には予防接種を行わなかった。28日
目、全ての子犬に、4x106個のランブル鞭毛虫株N
栄養型のチャレンジを行った。株Nは犬に高い感染性を
示すことからこれを用いた。この挑戦用有機体を、1.
0mLのPBSの中に入れて十二指腸内投与した。結果
は、ジアルジア属株S2を用いた免疫化は、ジアルジア
属株Nの感染に対して交差保護性を示すことを示してい
る。
毎に採取し、そして全ての動物を56日目にと殺するま
で、堅さおよびのう子排出に関して便を毎日検査した。
り、予防接種した動物が示す下痢は平均で2.2±1.
5日である一方、予防接種していない動物が示す下痢は
平均で8.2±5.6日であった。
が排出するのう子数は予防接種していない動物よりも少
ないことを示していた。結果を図9に示す。
に懸濁させ、そして37℃で1時間振とうした。血球計
数器を用いて栄養型の数を数えた。結果を表5に示す。
予防接種により、免疫化した動物の腸の全ての領域でジ
アルジア属栄養型がなくなっていた。
よび粘膜免疫応答を誘発した。予防接種後3週間で始ま
る、このワクチンに対する強力な血清IgG応答が存在
していた。それとは対照的に、予防接種していない犬
は、感染4週間後に弱い応答を示したのみであった。
干から中程度の血清IgA応答が存在していたが、予防
接種していない動物では全く血清IgA応答がなかっ
た。両方のグループ共、死後、胆汁中に検出可能なIg
Aを有していた。予防接種した動物および予防接種して
いない動物の十二指腸および回腸の中でIgAが検出さ
れた。
ミンミックス(3%)、CLEX(10%)、胆汁
(0.8g/L)およびピペラシリンを補ったTYI−
S−33培地中37℃で10日間培養した。3日の間隔
で移しながら、培養物を対数期に維持した。10日後、
この培地(「条件付けした培地」)を3,000xgで
15分間遠心分離し、無菌濾過(0.22μのフィルタ
ー−NalgeneCo.)した後、YM−10膜フィルターが備
わっているAmicon装置を用いて濃縮した。
−K1(ATCC No. CCL61)を、相対湿度が90%の37
℃で、5%のCO2中、アミノ酸類と共に10%の牛胎
児血清(FCS)および0.5%のペニシリンとストレ
プトマイシンを補ったイーグルのアルファ最少必須培地
(MEM)の中で増殖させた。
備わっている組織培養プレート(Linbro Corp.)の各々
のウエルに、200μLの培地中5x103個のCHO
細胞から成る懸濁液を入れた後、5%のCO2中37℃
で48時間培養した。各々のウエルの中の培地をピペッ
トで集めて、150μLの新鮮な培地で置換した。試験
すべき基質の50μLを、第一列のウエルに加え、そし
てこの列の最後に至るまで、連続的な4倍希釈を行った
(12個のウエル)。このプレートを再び48時間培養
した。次に、各々のウエルをギムザ染色で染色し、そし
て長く伸びた細胞のパーセントを測定した。このグラフ
上の形態学データ各々は、数を数えた500個の細胞か
ら長く伸びた細胞の平均パーセントを表している(図1
0)。ランブル鞭毛虫の濃縮培地に関する分析結果を、
ジアルジア属が入っていない濃縮培地の対照と比較し
た。コレラトキシン(Sigma Corp.)および百日咳トキ
シンを正の対照として用いた。コレラトキシンは、特徴
的な伸長反応を引き出し、そして百日咳トキシンは、特
徴的な凝集反応を引き出す。
の希釈度を変化させることによる効果を、図10に示
す。濃縮したジアルジア属10日培地(GM)に暴露し
た後の細胞の伸長率は顕著である。同じ希釈度の濃縮対
照無菌培地(CM)に暴露した時、CHO細胞はまた伸
長を示したが同じ度合ではなかった。このCMは、より
高い濃度のときある程度の形態学的応答を示し、元の濃
度の0.25倍の濃度のとき最大の応答が得られたが、
それでもCHO細胞の31.6%のみの伸長であった。
このGMは、より高い濃度の時ずっと大きな効果をCH
O細胞形態にもたらし(元の濃度の0.25倍の時75
%)、そしてまた、非常に低い濃度でも伸長を生じさせ
た。元の濃縮したジアルジア属培地の1.5x10-5以
上の濃度の時、CHO細胞の伸長が生じた。第一希釈の
後GMを上昇させることによってその伸長が生じた後、
希釈するにつれて減少し始めた(図10)。
mLの新鮮なTYI−S−33培地の中に、0日の時、
500,000個の栄養型を接種した。1つの管をラン
ダムに選択して栄養型の数を毎日数えた。この培地のサ
ンプル2.0mLを取り出した後、0.22μのフィル
ター(Costar Corp.)を用いて無菌濾過した。この滅菌
した培養培地の1mLを4℃で冷蔵し、そして他方の
1.0mLを−70℃で冷凍した。この操作を8日間繰
り返した。集めた培養培地の画分各々を、上に記述した
如きCHO細胞バイオアッセイで分析した。
0mMのトリス緩衝液(pH6.0)で2回洗浄し、
5,000xgで15分間遠心分離した後、1.0mL
の緩衝液の中に再懸濁させた。次に、15秒の破壊1回
で、これらの栄養型を音波処理し、そしてこの音波処理
物を、生存している栄養型に関して光顕微鏡で試験し
た。シトゾル内容物を集める目的で、その音波処理物を
0.22μのフィルター(Costar Corp.)で濾過した。
このフィルターを1.0mLの緩衝液で逆洗浄すること
により、それらの膜とシトゾル画分を集めた。この緩衝
液、シトゾル画分および膜画分を、CHO細胞バイオア
ッセイにより、毒性活性に関して分析した。増殖培地
(GM)タイターとジアルジア属増殖の曲線関係を、図
11に示す。これらのジアルジア属栄養型は分割して、
対数様式で数が上昇した。1日目では、遅滞期の証拠が
存在しており、2日目には促進期に入り、そして3日目
には減速期に入る。その後、この栄養型の数は一定して
少なくなる。これらの栄養型の数は3日で最大値に到達
し4x107個であった。この培地のタイターは1日後
上昇し始め、そしてこれらの栄養型の増殖段階の間上昇
した。3日後、この栄養型数は少なくなり始めた時、こ
のタイターは上昇し続けた。
ミドゲルの電気泳動法(SDS−PAGE)を用いて、
トキシン培地内の蛋白質を分離した。このゲルを、クー
マシーブリリアントブルーで染色した。この対照培地
を、ジアルジア属音波処理物(シトゾル内容物)、その
中で3、4、5、6、7、10および25日間増殖させ
たランブル鞭毛虫が入っているトキシン培地、並びにF
CSと比較した。トキシンが入っている培地は、分子量
が約22、32、38、39の蛋白質と、97kDa以
上の分子量を有する蛋白質を含んでいるが、これらは、
対照培地の中には存在していない。
た栄養型から得られる膜および細胞骨格画分は、毒性活
性に関して陰性であった。そのシトゾル画分は、その最
大濃度で細胞の死滅を生じさせ、そしてより低い濃度で
は細胞を生存させそして伸長させた。このような発見
は、GMを用いたとき得られる結果と類似している。
に示す。胆汁が入っている培地の中で増殖させたジアル
ジア属は、CHO細胞伸長で測定して、トキシンを産生
した。胆汁無しの培地で増殖させたジアルジア属は産生
しなかった。
る成長した猫の免疫学的応答を調査する目的で追加的試
験を行った。12匹の成体猫を、音波処理したランブル
鞭毛虫株WB(373μgの蛋白質/mL)(n=
4)、S2(864μgの蛋白質/mL)(n=4)お
よびD3(120μgの蛋白質/mL)(n=4)で免
疫化した。前に記述したアジュバントの0.2mLと
0.8mLの音波処理物から成るワクチンの1.0mL
を皮下注射で受けさせることにより、猫の予防接種を行
った。21日後、これらの猫にブースター投与し、そし
て更に21日後2回目の補助投与を行った。免疫化前の
血液サンプルを採取し、そして全ての猫に関して、各々
の促進免疫化後7日で、IgGのELISAのためのサ
ンプリングを行った。以下に示す表(表6)は、この試
験で得られる免疫学的データの要約である。成熟した猫
は、上の実験(即ち表2)で記述した若い子猫よりも高
い、ジアルジア属に対する初期IgGタイターを示し、
そしてこれらの成熟した猫は、IgGタイターが有意に
上昇すると共に予防接種に対する応答を示した。
griculture Canada、 Lethbridge、 Alberta、 Canadaの羊
(Romanof交雑種)集団から選択した。最初の予防接種
を行うその日に、免疫化前の血液サンプルを採取した。
次に、これらの子羊に、1mLのワクチンを筋肉内注射
(IM)で接種した。このワクチンは、前に記述した如
く調製した音波処理ランブル鞭毛虫栄養型(S2株)の
0.8mLを用い、その前日に再懸濁して、1mLのP
BS(燐酸塩緩衝食塩水)当たり0.75mgの蛋白質
を得るように調製したものであった。次に、この音波処
理した溶液を、みょうばんを基としたアジュバントの
0.2mLに加えることにより、最終蛋白濃度である
0.6mg/mLを得た。
後、これらの子羊に、最初の注射と同じ2番目の注射
(補助服用)をまたIMで受けさせた。その最初の接種
後55週および70週で、血液サンプルを採取した。こ
の注射した部位を定期的に監視したが、異常な反応は全
く観察されなかった。
け、そして分析するまで血清を凍結した。ランブル鞭毛
虫に特異的な抗体タイターの検出をELISA(酵素結
合イムノソルベント検定法)試験を用いて行った。重複
してサンプルを実験した。ラビット抗−ヒツジIgG
HRP接合試薬(ICN Cat. #674531)を二次抗体として
用いる以外は前に記述したネコIgGアッセイと同じ様
式で、このELISAを行った。負の対照として0週を
用いた。タイターの結果を表7に示す。
した後でさえ、ランブル鞭毛虫に対して有意に抗体タイ
ターを上昇した。3週目に行ったブースター接種によ
り、この初期の免疫応答が上昇した。
ンモニウム分別 ランブル鞭毛虫のS2単離物を実施例5に記述したのと
同様にして培養した。10倍濃度のTYI−S−33で
条件付けした培地と対照培地を、前に記述した如きCH
O伸長アッセイにおけるトキシン活性に関して、0−4
0%、40−60%、60−80%の硫酸アンモニウム
ペレット、80−100%の上澄み液および100%の
硫酸アンモニウムペレットに対して比較した。結果を表
8に示す。CHO細胞の50%伸長を生じさせる10X
培地の最大希釈度として活性を定義した。
(6400/55.2)の精製度が得られた。回収は1
0%であった。
上を流した。対照培地にも条件付けした培地にも検出さ
れないユニークな帯が、硫酸アンモニウム画分の中に見
られた。これらの帯は、65−50kDa、42−36
kDa、28−25kDaおよび20−16kDaの範
囲の分子量を有している。他の蛋白質も存在し得るが検
出不可能である。
予防接種グループ(20匹の子犬と20匹の子猫)、対
照の予防接種無しグループ(10匹の子犬と10匹の子
猫)および対照の処置無しグループ(3匹の子犬と3匹
の子猫)を生じさせた。0日および21日目に、胆汁が
入っている培地の中で増殖させたジアルジア属S2栄養
型を含んでいるジアルジア属ワクチンの1.0mLを、
20匹の子犬と20匹の子猫に皮下予防接種した。予防
接種無しの対照グループには食塩水のみを受けさせた。
5L)の中に入っている胆汁を含む培地の中で栄養型を
培養し、34から37℃で48から96時間培養するこ
とによって、ワクチンの調製を行った。ボトルを24時
間以内に2から7℃に冷却することで、栄養型が脱離し
て増殖表面を生じるのを可能にした。栄養型を収穫した
後、連続流のローター遠心分離で濃縮した。次に、この
濃縮した栄養型を遠心分離にかけ、冷標準食塩水で2回
洗浄した後、元の培養体積の5から10%になるように
再懸濁した。この懸濁液を高圧ホモジェナイザーにより
2回均一化することにより、栄養型の全体的崩壊を達成
した。この均一化させた懸濁液が含んでいる全蛋白質は
1mL当たり200μg以上であった(Biorad蛋白質ア
ッセイ)。ワクチンの各々1.0mLは、0.9mLの
標準食塩水と0.1mLのみょうばんを基とするアジュ
バントの中に蛋白質を150μg含んでいた。
照の予防接種無しグループに、100万個のランブル鞭
毛虫栄養型を用いた十二指腸内接種の挑戦を行った。ジ
アルジア属S2株を用いた挑戦を子猫に行い、そしてN
株を用いた挑戦を子犬に行った。この病気に関する35
日から56日の臨床的症状(下痢、食欲不振、活動)を
毎日記録し、そして動物の体重を毎週測定した。便のサ
ンプルを毎週採取し、便ののう子の数を数えた。第一予
防接種の前およびこの試験全体を通して週毎に採血し
て、血清抗体レベルを測定した。56日目、動物を安楽
死させた後、十二指腸、空腸および回腸のセグメントを
取り出して、栄養型の数を数えた。
3日であり、そして下痢は0.2±0.1日であった
が、予防接種しなかった子犬の軟便は15.1±1.3
日であり、そして下痢は0.6±0.2日であった。予
防接種した子猫の軟便は2.85±0.60日であった
が、予防接種しなかった子猫の軟便は4.4±0.9日
であった。従って、予防接種した動物に下痢または軟便
が生じる回数は減少していた。
間には差が見られなかった。
犬との間には、上昇率の差は存在していなかった。予防
接種しなかった子猫は、予防接種した動物に比較して、
感染後期間の間成長の遅れを示した(図13)。
数えた。予防接種した動物は便にのう子を排泄しない
か、或はのう子排泄を示した期間は短かった。予防接種
しなかった動物は、より長い期間に渡ってより多くの数
ののう子を排泄した。
でジアルジア属ののう子を排出した。子犬でのう子を排
出したのは、予防接種した動物では0−5%であるのに
比較して、予防接種しなかった動物では20−80%で
あった。子猫でのう子を排出したのは、予防接種した動
物では0−35%であるのに比較して、予防接種しなか
った動物では40−80%であった。
猫に関して、のう子の生存能力を評価した。これらのの
う子をメチレンブルーで染色した後これらののう子が染
料を吸収するのを観察することによって上記を達成し
た。生存能力損失の指示である空胞化および異常構造に
関しても、のう子を検査した。のう子が排泄された時の
のう子の生存能力は、予防接種した動物では38.8%
±5.0%であり、そして予防接種しなかった子猫では
99.9%±0.1%であった。
いて、十二指腸、空腸および回腸内の栄養型の数を数え
た。これらの数および対数変換した数を表9から12に
示す。予防接種した動物の栄養型出現率および栄養型数
は、予防接種しなかった動物よりも低かった。
でその寄生性生物に感染したのは、これらの動物の5−
10%であったが、予防接種した子猫の中で感染したの
は、これらの動物の0−5%であった。予防接種しなか
った動物の中でその寄生性生物に感染したのは、これら
の子犬の80−90%であり、そしてこれらの子猫の3
0−60%であった。
定を行った。予防接種した動物では体液免疫が明確な一
方、予防接種しなかった動物が示すジアルジア属寄生性
生物に対する応答は劣っていた。子猫における感染前お
よび感染後期間中の血清IgG応答を図14に示す。
後の本分野の技術者に、本発明の種々の具体例を実施す
る上記様式の修飾形が明らかになるであろう。上に記述
した実施例は制限するものではなく単に本発明を例示す
るものであり、請求の範囲で本発明の範囲を定義する。
ある。
ている培地の中で培養した腸原生動物のワクチン株。
ンビトロで腸原生動物の株を培養する結果として、保護
免疫原性を示すワクチン株を生じさせ、そして b)その得られるワクチン株を単離する、ことを含む、
腸原生動物のワクチン株を製造する方法。
胆汁が入っている培地の中で培養した腸原生動物のワク
チン株、上記腸原生動物の上記ワクチン株のサブユニッ
ト、上記腸原生動物のトキシン、およびそれらの組み合
わせから成る群から選択される免疫原を保護免疫原性量
で含んでいる、インビボ投与されたとき腸原生動物に対
する保護免疫を与えるワクチン組成物。
られる動物、人、犬、猫または鳥種で用いるに適合して
いる第3項の組成物。
腸原生動物門に対して交差保護免疫を与える第3項の組
成物。
し、そして b)上記ワクチン株と薬学的許容担体とを一緒にする、
ことを含む、ワクチン組成物の製造方法。
胆汁が入っている培地の中で培養した、感染の原因とな
る腸原生動物のワクチン株、上記腸原生動物の上記ワク
チン株のサブユニット、上記腸原生動物のトキシン、お
よびそれらの組み合わせから成る群から選択される免疫
原を有効量で含んでいる少なくとも1つの服用量を動物
に投与することを含む、動物における腸原生動物の感染
を予防または治療する方法。
動物のう子が動物内で落ちるのを防止するに充分な量で
ある第7項の方法。
示さない動物に対して行い、そして上記有効量が、上記
動物の成長速度を上昇させるに充分である第7項の方
法。
が慢性の腸原生動物感染を示している第7項の方法。
動物に対して行い、そして上記有効量が、上記動物にお
ける飼料変換率を上昇させるに充分である第7項の方
法。
たときインビトロでトキシンを産生し得る腸原生動物の
株から単離される、腸原生動物のトキシン。
効量の上記トキシンが投与される時、上記トキシンによ
る免疫化で腸原生動物感染の症状を防止する、第12項
のトキシン。
を生じる第12項のトキシン。
んでいる第12項のトキシン。
含んでいる第12項のトキシン。
トロで腸原生動物を増殖させることによって培養物を調
製し、そして b)上記培養物からトキシンを単離する、ことを含む、
腸原生動物のトキシンを製造する方法。
動物を培養するとき上記腸原生動物が産生する腸原生動
物トキシンに対する抗体。
抗体。
投与されたとき上記症状を和らげる第18項の抗体。
物を培養するとき上記腸原生動物が産生する腸原生動物
トキシンに対する抗体の有効量を動物に投与することを
含む、腸原生動物の感染に敏感な動物またはそれに苦し
んでいる動物の中に受動免疫を与える方法。
クリプトスポリジウム、トリコモナド類、ヒストモナ
ス、スピロヌクレウス、アメーバ属、球虫類、トキソプ
ラスマまたは肉胞子虫属を含む第1、2、3、6、7、
12、17、18または21項いずれか記載の発明。
シンを産生する第1、2、3、6または7項いずれか記
載の発明。
である。
キシンタイターを説明するものである。
キシンタイターを説明するものである。
キシンタイターを説明するものである。
体重上昇に対する予防接種の効果を説明するものであ
る。
効果を説明するものである。
栄養型数に対する予防接種の効果を説明するものであ
る。
る子猫腸サンプルのパーセントに対する予防接種の効果
を説明するものである。
における、便ののう子排泄を説明するものである。
の効果を説明するものである。
トキシン産生に対する胆汁の効果を説明するものであ
る。
する前と後の体重上昇に対する予防接種の効果を説明す
るものである。
る予防接種の効果を説明するものである。
Claims (9)
- 【請求項1】 保護免疫原性を示すように胆汁が入って
いる培地の中で培養した腸原生動物のワクチン株。 - 【請求項2】 a)胆汁が入っている増殖用培地中イン
ビトロ(in vitro)で腸原生動物の株を培養し、保護免疫
原性を示すワクチン株を生じさせる工程、および b)その得られるワクチン株を単離する工程、を含んで
なる、腸原生動物のワクチン株の製造方法。 - 【請求項3】 保護免疫原性を示すように胆汁が入って
いる培地の中で培養した腸原生動物のワクチン株、上記
腸原生動物の上記ワクチン株のサブユニット、上記腸原
生動物のトキシン、およびそれらの組み合わせから成る
群から選択される免疫原を保護免疫原性量で含んでな
る、インビボ(in vivo)投与されたとき腸原生動物に
対する保護免疫を与えるワクチン組成物。 - 【請求項4】 a)腸原生動物のワクチン株を調製する
工程、および b)上記ワクチン株と製薬上許容される担体とを一緒に
する工程、を含んでなる、ワクチン組成物の製造方法。 - 【請求項5】 保護免疫原性を示すように胆汁が入って
いる培地の中で培養した、感染の原因となる腸原生動物
のワクチン株、上記腸内原生動物の上記ワクチン株のサ
ブユニット、上記腸原生動物のトキシン、およびそれら
の組み合わせから成る群から選択される免疫原を有効量
で含んでいる少なくとも1つの服用量を動物に投与する
ことを含んでなる、動物における腸原生動物の感染を予
防または治療する方法。 - 【請求項6】 胆汁が入っている培地の中で培養したと
きインビトロ(in vitro)でトキシンを産生し得る腸原
生動物の株から単離された、腸原生動物のトキシン。 - 【請求項7】 a)胆汁が入っている培地中インビトロ
(in vitro)で腸原生動物を増殖させることによって培
養物を調製する工程、および b)上記培養物からトキシンを単離する工程、ことを含
んでなる、腸原生動物のトキシンの製造方法。 - 【請求項8】 胆汁が入っている培地の中で腸原生動物
を培養するとき上記腸原生動物が産生する腸原生動物ト
キシンに対する抗体。 - 【請求項9】 胆汁が入っている培地の中で腸原生動物
を培養するとき上記腸原生動物が産生する腸原生動物ト
キシンに対する抗体の有効量を動物に投与することを含
んでなる、腸原生動物の感染に感受性の動物またはそれ
に苦しんでいる動物に受動免疫を与える方法。
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