JPH078997Y2 - 流下式集熱シート - Google Patents
流下式集熱シートInfo
- Publication number
- JPH078997Y2 JPH078997Y2 JP1989016038U JP1603889U JPH078997Y2 JP H078997 Y2 JPH078997 Y2 JP H078997Y2 JP 1989016038 U JP1989016038 U JP 1989016038U JP 1603889 U JP1603889 U JP 1603889U JP H078997 Y2 JPH078997 Y2 JP H078997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin sheet
- sheet material
- heat
- spacer layer
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ハウス栽培や温水プール等の施設に用いられ
る流下式集熱シートに係る。
る流下式集熱シートに係る。
[従来の技術] 樹脂シートの表面に沿って水を流下させて集熱する技術
は周知である。こうした技術は、樹脂シート材料の裏側
表面に水を付着させて流す方式のもの、または受熱シー
トの表側表面に水を流す方式に大別される。
は周知である。こうした技術は、樹脂シート材料の裏側
表面に水を付着させて流す方式のもの、または受熱シー
トの表側表面に水を流す方式に大別される。
[考案が解決しようとする課題] こうした従来方式の樹脂シートの流下水に別のシートを
密着した状態に被せた場合、シートが互いに付着して水
の流下を妨げ、シート面に沿って水が均一に流下しなく
なる。また、シートの間に常に水が残留しこの水が夜間
に凍結し、翌日の集熱に際し凍結氷が解氷するまでは通
水できない欠点がある。さらには、樹脂シート間に残留
する水または凍結氷の重量により樹脂シートが延びたり
破損することが本件出願人のした実験により判明してい
る。
密着した状態に被せた場合、シートが互いに付着して水
の流下を妨げ、シート面に沿って水が均一に流下しなく
なる。また、シートの間に常に水が残留しこの水が夜間
に凍結し、翌日の集熱に際し凍結氷が解氷するまでは通
水できない欠点がある。さらには、樹脂シート間に残留
する水または凍結氷の重量により樹脂シートが延びたり
破損することが本件出願人のした実験により判明してい
る。
こうしたシート構造を施設栽培のビニールハウス等に利
用した場合、曲率の大きな屋根の湾曲面に適当量の水
(例えば、集熱面1m2当たり数リットル/分)を均一に
流すことが難しい。全体に水をゆき渡らせようとすると
どうしても水量が多くなる。このため水の重量によって
ビニールシートがたわんでしまい、これを支えるフレー
ムにもかなりの荷重が加わり、また集熱量に比べて搬送
動力が大幅に嵩むことが判明した。大型のビニールハウ
スにとって特に問題となり易い。充分な剛性のある必要
な構造強度を持つフレームを組み込むことは設備単価の
面で不経済である。また水量が多いため、給水系および
回収系の設備が大型化し、その他保守管理等に要する手
間を考慮すると省経費効果が滅殺されてしまう恐れがあ
る。
用した場合、曲率の大きな屋根の湾曲面に適当量の水
(例えば、集熱面1m2当たり数リットル/分)を均一に
流すことが難しい。全体に水をゆき渡らせようとすると
どうしても水量が多くなる。このため水の重量によって
ビニールシートがたわんでしまい、これを支えるフレー
ムにもかなりの荷重が加わり、また集熱量に比べて搬送
動力が大幅に嵩むことが判明した。大型のビニールハウ
スにとって特に問題となり易い。充分な剛性のある必要
な構造強度を持つフレームを組み込むことは設備単価の
面で不経済である。また水量が多いため、給水系および
回収系の設備が大型化し、その他保守管理等に要する手
間を考慮すると省経費効果が滅殺されてしまう恐れがあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る集熱シートは、透明または半透明の2枚の
樹脂シート材料の間に実質的に太陽光を遮る受熱用のス
ペーサ層を挾み、このスペーサ層で2枚の樹脂シートの
間に熱媒体の流下経路を形成する一方で、流下する熱媒
体液の流下方向を規制する構造が取り入れられている。
樹脂シート材料の間に実質的に太陽光を遮る受熱用のス
ペーサ層を挾み、このスペーサ層で2枚の樹脂シートの
間に熱媒体の流下経路を形成する一方で、流下する熱媒
体液の流下方向を規制する構造が取り入れられている。
前記スペーサ層はカバー樹脂シート材料または底樹脂シ
ート材料に一体化若しくは接着され、他方の樹脂シート
材料に対して移動することができる。
ート材料に一体化若しくは接着され、他方の樹脂シート
材料に対して移動することができる。
同時に、前記スペーサ層は、実質的に太陽光の一部を遮
って集熱の行なえる色調の受熱面を形成している。
って集熱の行なえる色調の受熱面を形成している。
[作用] 前述した構造によれば、太陽熱をスペーサ層で集熱しな
がら一部の太陽光は樹脂シート材料を通過してビニール
ハウス等の施設内に進入することができる。流下中の熱
媒体液の表面張力とシート材料内外の圧力差が上側と下
側の樹脂シート材料に加わってこれら樹脂シート材料が
熱媒体液を押える働きをし、同時にスペーサ層の持つ流
下方向の規制効果が作用する。その結果、比較的少量の
熱媒体液であってもスペーサ層により流下経路が確保さ
れ、熱媒体液はこの流下経路により案内され、受熱面に
沿って比較的均一に流れるようになる。
がら一部の太陽光は樹脂シート材料を通過してビニール
ハウス等の施設内に進入することができる。流下中の熱
媒体液の表面張力とシート材料内外の圧力差が上側と下
側の樹脂シート材料に加わってこれら樹脂シート材料が
熱媒体液を押える働きをし、同時にスペーサ層の持つ流
下方向の規制効果が作用する。その結果、比較的少量の
熱媒体液であってもスペーサ層により流下経路が確保さ
れ、熱媒体液はこの流下経路により案内され、受熱面に
沿って比較的均一に流れるようになる。
同時に、流下中の受熱媒体液は、太陽光を遮って温度の
上昇したスペーサ層またはスペーサ層と樹脂シート材料
の熱を受けて温度が上昇していく。
上昇したスペーサ層またはスペーサ層と樹脂シート材料
の熱を受けて温度が上昇していく。
[実施例] 第1図は、本考案に係る流下式集熱シートの構造の一例
を示す斜視図である。第2図は、第1図のII-II線に沿
った一部拡大断面図である。
を示す斜視図である。第2図は、第1図のII-II線に沿
った一部拡大断面図である。
流下式集熱シートは、透明または半透明なカバー樹脂シ
ート材料1と、このカバー樹脂シート材料1の下側に配
置される透明または半透明な底樹脂シート材料2と、こ
れらカバー樹脂シート材料1と底樹脂シート材料2の間
に介在し且つこれら樹脂シート材料の一方に一体化され
ているかまたは接着されているスペーサ層3とを備えて
いる。
ート材料1と、このカバー樹脂シート材料1の下側に配
置される透明または半透明な底樹脂シート材料2と、こ
れらカバー樹脂シート材料1と底樹脂シート材料2の間
に介在し且つこれら樹脂シート材料の一方に一体化され
ているかまたは接着されているスペーサ層3とを備えて
いる。
図示の例では、前記スペーサ層3はカバー樹脂シート材
料1に接着されている。
料1に接着されている。
スペーサ層3は耐候性に優れたエラストマまたはプラス
トマ合成材料を使用することができる。こうした材料を
使用する場合、塗装、スクリーン印刷、貼付けあるいは
加熱転圧等の技術により樹脂シート材料の表面に接着さ
れ、種々のパターン模様を描いて設けられる。あるい
は、樹脂シート材料そのものをプレス成型する等して、
一体化された凹凸面をスペーサ層として利用することも
できる。
トマ合成材料を使用することができる。こうした材料を
使用する場合、塗装、スクリーン印刷、貼付けあるいは
加熱転圧等の技術により樹脂シート材料の表面に接着さ
れ、種々のパターン模様を描いて設けられる。あるい
は、樹脂シート材料そのものをプレス成型する等して、
一体化された凹凸面をスペーサ層として利用することも
できる。
一方の樹脂シート材料1または2に設けられたスペーサ
層3は、他方の樹脂シート材料に対して固定されておら
ず相対的に移動することができる。従って、流下する熱
媒体液の流量によってはカバー樹脂シート材料1と底樹
脂シート材料2の間の間隔は相対的に拡がるようにな
る。カバー樹脂シート材料1、底樹脂シート材料2およ
びスペーサ層3を部分的に溶着等により連結しておけ
ば、カバー樹脂シート材料1の膨らみを適当に抑制する
ことができる。
層3は、他方の樹脂シート材料に対して固定されておら
ず相対的に移動することができる。従って、流下する熱
媒体液の流量によってはカバー樹脂シート材料1と底樹
脂シート材料2の間の間隔は相対的に拡がるようにな
る。カバー樹脂シート材料1、底樹脂シート材料2およ
びスペーサ層3を部分的に溶着等により連結しておけ
ば、カバー樹脂シート材料1の膨らみを適当に抑制する
ことができる。
樹脂シート材料の上方位置には、例えば、カバー樹脂シ
ート材料1と底樹脂シート材料2に挾まれて熱媒体液の
供給手段(図示せず)が設置される。この供給手段から
散液された熱媒体液はスペーサ層3により規制されなが
ら流下し、流下経路の下方位置に設けた流出口(図示せ
ず)を経て回収される。
ート材料1と底樹脂シート材料2に挾まれて熱媒体液の
供給手段(図示せず)が設置される。この供給手段から
散液された熱媒体液はスペーサ層3により規制されなが
ら流下し、流下経路の下方位置に設けた流出口(図示せ
ず)を経て回収される。
第3図は、前述した流下式集熱シートのビニールハウス
への適用例を示す断面図である。
への適用例を示す断面図である。
図示の例では集熱シートは透明な表層ビニール4の下側
に配置され、カバー樹脂シート材料1をハウスの天井梁
5に掛け渡し、この天井梁5を熱媒体液の供給手段とし
て利用し天井梁を通じてカバー樹脂シート材料1と底樹
脂シート材料2との間に熱媒体液が供給される。
に配置され、カバー樹脂シート材料1をハウスの天井梁
5に掛け渡し、この天井梁5を熱媒体液の供給手段とし
て利用し天井梁を通じてカバー樹脂シート材料1と底樹
脂シート材料2との間に熱媒体液が供給される。
尚、前述した流下構造を持つ集熱器はハンモック状に懸
架したり、屋根面に敷設したり、あるいは垂直方向に吊
り下げて使用することができる。
架したり、屋根面に敷設したり、あるいは垂直方向に吊
り下げて使用することができる。
[考案の効果] 前述の如く構成することにより、加工が容易でしかも非
常に単純な構造を持つ安価な可撓性のある集熱シートが
得られる。
常に単純な構造を持つ安価な可撓性のある集熱シートが
得られる。
太陽光を受光するスペーサ層は用途に応じてその幅を自
由に選択でき、またスペーサ層の間隙の横の間隔を適当
に設定することにより、透過光線の量と集熱量を最も好
ましい条件となるように選択することができる。
由に選択でき、またスペーサ層の間隙の横の間隔を適当
に設定することにより、透過光線の量と集熱量を最も好
ましい条件となるように選択することができる。
さらに、カバー樹脂シート材料と底樹脂シート材料とで
流下している熱媒体液を押え且つスペーサ層で流下方向
を規制することにより、熱媒体液を比較的均一に広げて
流下させることができる。
流下している熱媒体液を押え且つスペーサ層で流下方向
を規制することにより、熱媒体液を比較的均一に広げて
流下させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る流下式集熱シートを示す一部斜
視図である。 第2図は、第1図のII-II線に沿った一部拡大断面図で
ある。 第3図は、ビニールハウスへの使用例を示す一部断面図
である。 1……カバー樹脂シート材料 2……底樹脂シート材料 3……スペーサ層 5……天井梁
視図である。 第2図は、第1図のII-II線に沿った一部拡大断面図で
ある。 第3図は、ビニールハウスへの使用例を示す一部断面図
である。 1……カバー樹脂シート材料 2……底樹脂シート材料 3……スペーサ層 5……天井梁
Claims (1)
- 【請求項1】透明または半透明なカバー樹脂シート材料
と、このカバー樹脂シート材料の下側に配置される透明
または半透明な底樹脂シート材料と、これらカバー樹脂
シート材料と底樹脂シート材料の間に介在し且つ両方の
シート材料の一方に一体化されているかまたは接着され
ていて、他方のシート材料に対しては移動可能なスペー
サ層とを有し、当該スペーサ層は実質的に太陽光の一部
を遮って集熱の行なえる色調の受熱面を形成しており、
カバー樹脂シート材料と底樹脂シート材料の間の隙間を
通じて熱媒体液を流下させる一方で、このスペーサ層に
より流下する熱媒体液の流下方向を規制することを特徴
とする流下式集熱シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989016038U JPH078997Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 流下式集熱シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989016038U JPH078997Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 流下式集熱シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02106551U JPH02106551U (ja) | 1990-08-24 |
| JPH078997Y2 true JPH078997Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31228620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989016038U Expired - Lifetime JPH078997Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 流下式集熱シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078997Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1989016038U patent/JPH078997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02106551U (ja) | 1990-08-24 |
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