JPH0790580A - イオン注入時における一過的ウエハ温度を低下させる走査技術 - Google Patents

イオン注入時における一過的ウエハ温度を低下させる走査技術

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JPH0790580A
JPH0790580A JP6219551A JP21955194A JPH0790580A JP H0790580 A JPH0790580 A JP H0790580A JP 6219551 A JP6219551 A JP 6219551A JP 21955194 A JP21955194 A JP 21955194A JP H0790580 A JPH0790580 A JP H0790580A
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JP
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substrate
faraday cup
assembly
ion beam
ion
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JP6219551A
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English (en)
Inventor
John P O'connor
ピー,オコーナー ジョン
John W Smith
ダブリュ,スミス ジョン
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Genus Inc
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation

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  • Analytical Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン注入時における一過的ウエハ温度を低
下させる走査技術を提供する。 【構成】 イオン注入の間、注入中のウエハの自己−焼
き鈍しを無くし、またマスキング材料、主としてウエハ
の表面に取り付けられたフォトレジストに与える損傷を
無くすために基板のビーム加熱を減少させなければなら
ない。ここでは、単一ウエハ用イオン注入システムとバ
ッチ式イオン注入システムの両方に適用できる、注入中
の一過的なウエハ温度を低下させるための技術が述べら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体材料へのイオン注
入に関し、特に注入時における半導体材料内での一過的
(transient)な温度による影響を低減させる技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】イオン注入においては、約1keVから
最高で3MeVの範囲のエネルギーを有しビーム電流が
1マイクロアンペア以下から最大で100ミリアンペア
のイオンビームを半導体基板、典型的にはシリコンウエ
ハ上に照射する。その結果、照射ビームの電力は、最大
で数kWになる。さらに、注入を効率的に行うために、
半導体基板内においてイオンを均一に分布させなければ
ならない。有害な熱の影響を確実に減少させると同時
に、均一なイオン分布を確実に得るためには、上記の2
つ要素を注入システムの設計時に考慮しなければならな
い。半導体上に照射される電力密度(W/cm2)を減
少させるため(例えば、ロバートソン(Robertson)に
許可された米国特許第3,778,626号参照)、ま
た、ウエハと取付け組立体との間の伝導冷却を増強する
ため(ジェイ・エフ・ジーグラー(J.F. Ziegler)編、
イオン注入技術ハンドブック(Handbook ofIon Implant
ation Technology)(北オランダ、アムステルダム、1
992年)におけるエム・イー・マック(M.E. Mack)
の論説、及びそこで引用されている文献を参照)に数々
の冷却技術が開発された。幾つかのシステムでは、ビー
ムが数kHzの周波数でウエハを横切って静電的に走査
される。このアプローチにより、ほぼ均一な分布を得る
ことができ、ウエハ全体にわたって一過的な温度が均一
になる。しかしながら、このアプローチでは、イオン注
入時に必要となる高い電力密度を使用できない。幾つか
のシステムでは、注入ビームの量が、二重機械的走査シ
ステムによって制御される。このようなシステムの例
が、前記の米国特許第3,778,626号においてロ
バートソン(Robertson)によって、また、米国特許第
4,234,797号においてリディング(Ryding)に
よって述べられている。これらのシステムでは、例えば
毎分500〜1500回転の高速度で回転する金属円板
の周囲にウエハが取り付けられる。円板の回転により、
ウエハは高速で移動されビームをある方向に通過する。
この方向と直交する方向のウエハとイオンビームとの間
の相対移動は、ウエハを横切るイオンビームの低速走査
運動によって付与されるか、回転円板の低速走査運動に
よって付与される。米国特許第4,234,797号に
おいてリディング(Ryding)が述べている技術では、回
転円板の背部に位置決めされたファラデーカップ(Fara
day cup)によってビーム電流をサンプリングしてい
る。1つまたは複数の半径線にそって1つまたは複数の
スロットが円板に形成されている。円板1回転毎に、ビ
ームの一部がスロットを通過し、ファラデーカップに衝
突する。サンプリングによって得られた電流は積分さ
れ、蓄積された電荷は、走査システムを回転方向と交差
する方向に変位させる。走査の終わりには、低速走査の
方向が逆転され、ビームがウエハ全体を再度通過する。
このようにして、必要な量のイオンがウエハ内に均一に
蓄積され、ビーム電力は広い走査範囲にわたって平均化
され、電力密度を減少させる。しかしながら、このアプ
ローチでは、一過的なウエハの加熱による影響を十分検
討していない。機械的走査によるイオン注入における、
一過的な影響を含めたウエハの加熱による影響について
は、Nucl. Instr. and Meth. のB21(1987年)
366におけるブイ・ベンベニステ(V. Benveniste)
の研究の中に記載されている。彼のコンピュータ・シミ
ュレーションは、この種の機械的走査システムにおいて
は、ウエハの内側と外側の縁が、ウエハの中心に比べて
非常に大きな一過的温度変化にさらされることを示して
いる(ベンベニステによる上記論文の図2参照)。従来
の機械的走査イオン注入装置は、注入装置のスループッ
トが最大になるように設計されており、このため、回転
運動による高速走査に加えて前後方向の低速走査を行
う。如何なる推測を行ったとしても、その技術文献に
は、走査戻し(flyback )技術を使用することを開示し
ていないし、またそれから得られるであろう利点につい
ても示唆していない。多分、走査戻し期間中においてイ
オンの注入を停止することは、経済的に非常に不利であ
ると考えられていた。
【0003】
【発明の概要】我々は、機械的走査を利用したシステム
において、一過的温度をシリコンウエハ全体に渡って低
下させ、照射量の均一性を保証できるアプローチを発見
した。我々の発明によれば、一つの方向への低速で活性
な機械的走査と、逆方向への高速で不活性な機械的走査
とが交互に行われる。
【0004】
【実施例】図8に示すように、工作物10は、ロバート
ソンの米国特許に記載された手段により、角速度ωで回
転され、速度Vで横送りされるターゲット11に一時的
に取付けられる。工作物10をターゲット11上に均一
に分布させ、ターゲットをバランスさせて1200RP
M程度の高速で回転できるようにすることが好ましい。
典型的なターゲットは、直径が20インチで60個の工
作物を保持する円板である。一般的には、各工作物は、
厚さが0.010インチで、直径が2インチの半導体材
料からなる円板である。
【0005】イオン源14からのイオンビーム13は、
解析、加速、及び焦点合わせ装置(図示略)を介して、
軸12から半径距離Rだけ離間した工作物10の領域1
5の上に照射される。ロバートソンの米国特許に記載さ
れた手段(図示略)によりターゲット11が回転され横
方向に移動されるのに伴い、イオンビーム13からのイ
オンは、螺旋経路(path)16に沿って工作物10内に
注入される。工作物10とターゲット11は、高圧電源
17によりイオン源14に対して高電位に維持され、イ
オンビーム13内のイオンに必要な注入エネルギーを付
与する。イオンビーム13内のイオンの動きは、高圧電
源17に接続された結線内を流れる電流Iとして測定さ
れる。
【0006】一般的には、イオン注入装置のイオン源側
の端は、接地結線18で示されているように接地電位に
保たれている。また、想像線で示した接地結線19によ
ってイオン注入装置のターゲット側の端を接地電位に維
持することもできる。ターゲット11がイオンビーム1
3を一回横切る間に、照射量Dのイオンが工作物10内
に注入される。イオンの照射量Dは、イオンビーム電流
Iまたは横送り速度Vを制御することによって調整され
る。イオンビーム電流を制御することは困難である。従
って、イオンの照射量Dは、横送り速度Vを制御したほ
うがより簡単に調節できる。もし回転速度が十分に速く
イオンビーム電流Iの変動が全ての工作物10にわたっ
て平均化されれば、イオンの照射量Dは回転速度ωとは
無関係である。
【0007】イオンビーム13内のイオン密度は均一で
なく、一般にガウス分布に従う。従って、イオンビーム
13の各軌跡は、工作物10内にイオンを不均一に注入
する。しかしながら、螺旋経路16のピッチを小さく、
好ましくは、領域15の半径の2%以下となるように、
回転速度ωに対して横送り速度Vが決定される。この小
さいピッチにより、隣接する軌跡の重複を大きくするこ
とができる。典型的な1回の注入運転には、何回かの連
続する横送りが含まれる。横送り速度Vは回転速度ωと
正確に同期していないため、一連の螺旋から得られる軌
跡は不規則に重複する傾向がある。各螺旋内での隣接す
る軌跡間での重複、および一連の螺旋間での重複のた
め、重複する軌跡内での不均一性は平均化され、工作物
10全体としてイオンの照射量は本質的には均一にな
る。
【0008】図1に示す本発明の1実施例では、上記の
米国特許第3,778,626号と第4,234,79
7号においてロバートソン(Robertson)とリディング
(Ryding)によってそれぞれ述べられているような二重
機械的走査システムを用いて注入が行われる。このアプ
ローチでは、イオン注入装置からのビーム1内のビーム
電流が、回転円板3の上流側に設けられたセットアップ
・ファラデーカップ2内で最適化される。注入が開始さ
れると、セットアップ・ファラデーカップはビームから
後退される。ビーム電流は、ウエハ5上にビームが照射
されない半径位置4(半径A)に衝突する。米国特許第
4,234,797号のリディング(Ryding)のアプロ
ーチにおいて検討したように、ビーム電流は、回転円板
の背部に設けられた第2のファラデーカップ6によって
サンプリングされる。ビーム電流は積分され、回転方向
と交差する方向に円板を移動させるようにサーボ機械シ
ステムを駆動するために使用される。サーボ機械システ
ムの適切な制御により、イオンの均一な分布が半導体ウ
エハ中に得られる。ウエハを横切る走査の終わりには、
ウエハ上にイオンビームがもはや衝突しない半径位置7
(半径B)にイオンビームが位置し、回転円板の上流側
に位置決めされたセットアップ・ファラデーカップによ
って遮断される。制御システムは、その後、半径Bから
半径Aにサーボ機械システムを高速(毎秒数インチ)で
駆動する。この運動をシステムの走査戻しと呼ぶ。この
時点で、セットアップ・ファラデーカップは、ビームか
ら再び後退され、そしてサイクルが繰り返される。即
ち、円板の背部に位置決めされたファラデーカップによ
ってビーム電流がサンプリングされ、積分され、そし
て、サーボ機械システムを半径Aから半径Bに向けて移
動させるのに使用される。
【0009】このアプローチの結果、半導体ウエハにお
いて観察される一過的な温度変化がウエハ全体にわたっ
て最小にされる。このアプローチと従来のシステムとの
比較が図2に示されている。図2Aと図2Bとを比較す
ることにより、本発明を利用したシステムでは、従来の
システムと比較し、ウエハ過渡温度の最高値が大幅に減
少している。特に、同一の入力電力条件〔1cm2 のイ
オンビームで1000ワット〕で、同一の横方向走査速
度〔毎秒0.33インチ〕の注入においては、この走査
戻しのアプローチを利用したシステムで観察された最高
温度は、従来のシステムに比べ12°C低い。
【0010】図2A、図2Bのグラフでは、実線が回転
軸に最も近い8インチウエハの縁における温度を表し、
破線がウエハの中心における温度を表し、点線が回転軸
から最も離れたウエハの縁における温度を表す。図3に
示す第2実施例では、注入機は、米国特許第3,77
8,626号においてロバートソン(Robertson)が述
べているような二重機械式走査を採用している。しかし
ながら、米国特許第4,234,797号においてリデ
ィング(Ryding)が述べているような、回転円板の背部
のファラデーカップを使用してイオンビーム電流をサン
プリングする代わりに、円板組立体全体をファラデーカ
ップとして使用し、イオンビームが円板上に照射された
時のビーム電流を測定する。動作時は、注入機からのビ
ーム21のビーム電流は、回転円板組立体23の上流側
に位置決めされたセットアップ・ファラデーカップ22
において最適化される。注入が開始されると、セットア
ップ・ファラデーカップがビームから後退される。ビー
ム電流が、ウエハ25の上にビームが照射されない半径
位置24(半径A)において円板に衝突する。円板組立
体の全体がビーム電流の総量を測定する。この電流はそ
の後積分され、回転方向と交差する方向に円板を移動さ
せるようにサーボ機械システムを駆動するために使用さ
れる。サーボ機械システムの適切な制御により、イオン
の均一な分布が半導体ウエハ中に得られる。ウエハを横
切る走査の終わりには、ウエハ上にイオンビームがもは
や衝突しない半径位置27(半径B)にイオンビームが
位置し、回転円板の上流側に位置決めされたセットアッ
プ・ファラデーカップによって遮断される。制御システ
ムは、その後、半径Bから半径Aにサーボ機械システム
を高速(毎秒数インチ)で駆動する。この運動をシステ
ムの走査戻しと呼ぶ。この時、セットアップ・ファラデ
ーカップは、ビームから再び後退され、そしてサイクル
が繰り返される。即ち、ファラデーカップとして機能す
る円板組立体全体によってビーム電流が測定される。こ
の電流は積分され、そして、サーボ機械システムを半径
Aから半径Bに向けて移動させるのに使用される。本発
明のこの実施例では、半導体ウエハの全ての半径位置に
おいて一過的な温度変化を減少できる。図2Aに示され
た結果が、本実施例において得られる典型的な結果であ
る。
【0011】本発明の第3実施例においては、図4Aと
4Bに概略的に示された組立体33に単一の半導体基板
35が取り付けられている。本実施例では、ウエハ取付
け組立体33の上流側に配置された挿入可能なセットア
ップ・ファラデーカップ32において、イオンビーム3
1が最適化される。この時点でのビームは、(図4Aの
図の平面と直角で図4Bの図の平面と平行な)細長のリ
ボン形で、リボンの断面の長さは、半導体ウエハ35の
直径よりも少なくとも2センチ大きい。注入が開始され
ると、セットアップ・ファラデーカップ32がビームか
ら後退され、ウエハ取付け組立体の背部に配設されたフ
ァラデーカップ36にイオンビームが衝突する。この
時、イオンは半導体ウエハに衝突しない。ビーム電流は
積分されてサーボ機械システムを駆動するために使用さ
れ、(図4Aの図の平面内でかつ図4Bの図の平面と直
交する方向で)ビームの長手方向と交差する方向の運動
をウエハに付与する。サーボ機械システムの適切な制御
により、イオンビームが点Aから点Bに移動するように
ウエハが移動し、ウエハ内にイオンが均一に分布する。
点Bにおいて、イオンビームを遮るためにセットアップ
・ファラデーカップが再び挿入される。ウエハの組立体
は、点Bから点Aへ走査戻しモードで高速に移動され
る。この時点で、セットアップ・ファラデーカップは再
び後退され、そしてサイクルが繰り返される。即ち、ウ
エハ取付け組立体の背部に配置されたファラデーカップ
内で電流が積分され、そして、サーボ機械システムを点
Aから点Bに移動させるのに使用される。
【0012】本発明のこの実施例では、図2Aに概略的
に示されたものと同様に、半導体ウエハの全ての位置に
おいて一過的ウエハ温度を減少できる。
【0013】第4実施例では、図5に概略的に示す組立
体43に単一の半導体基板45が取り付けられている。
本実施例では、ウエハ取付け組立体43の上流側に位置
決めされたセットアップ・ファラデーカップ42内でイ
オンビームが最適化される。この時点でのビームは、
(図5の図の平面と直角な)細長のリボン形で、リボン
の断面の長さは、半導体ウエハ45の直径よりも少なく
とも2センチ大きい。注入が開始されると、セットアッ
プ・ファラデーカップ42がビームから後退され、ファ
ラデーカップとして機能するウエハ取付け組立体にイオ
ンビームが衝突する。この時、イオンは半導体ウエハに
衝突しない。ビーム電流は積分され、(図5の図の平面
内で)ビームの長手方向と交差する方向の運動をウエハ
に付与するようにサーボ機械システムを駆動するために
使用される。サーボ機械システムの適切な制御により、
イオンビームが点Aから点Bに移動するようにウエハが
移動し、ウエハ内にイオンが均一に分布する。点Bにお
いては、イオンビームを遮るためにセットアップ・ファ
ラデーカップが再び挿入される。ウエハの組立体は、点
Bから点Aへ走査戻しモードで高速に移動される。この
時点で、セットアップ・ファラデーカップは再び後退さ
れ、そしてサイクルが繰り返される。即ち、ウエハ取付
け組立体内で電流が積分され、そして、サーボ機械シス
テムを点Aから点Bに移動させるのに使用される。本発
明のこの実施例では、図2Aに概略的に示されたものと
同様に、半導体ウエハの全ての位置において一過的ウエ
ハ温度を減少できる。
【0014】第5実施例では、図6に概略的に示す組立
体53に単一の半導体基板55が取り付けられている。
本実施例では、ウエハ取付け組立体53の上流側に位置
決めされたセットアップ・ファラデーカップ52内でイ
オンビーム51が最適化される。この時点でのビーム
は、(図6の図の平面と直角な)細長のリボン形で、リ
ボンの断面の長さは、半導体ウエハ55の直径よりも少
なくとも2センチ大きい。注入が開始されると、セット
アップ・ファラデーカップ52が後退され、ウエハ取付
け組立体の背部に位置決めされたファラデーカップ56
にイオンビームが衝突する。この時、イオンは半導体ウ
エハに衝突しない。ビーム電流は積分され、(図6の図
の平面内で)ビームの長手方向と交差する方向の運動を
イオンビーム発生組立体58に付与するようにサーボ機
械システムを駆動するために使用される。サーボ機械シ
ステムの適切な制御により、イオンビームが点Aから点
Bに移動し、ウエハ内にイオンが均一に分布する。点B
においては、イオンビームを遮断するためにセットアッ
プ・ファラデーカップが再び挿入される。イオンビーム
発生組立体は、点Bから点Aへ走査戻しモードで高速に
移動される。この時点で、セットアップ・ファラデーカ
ップは再び後退され、そしてサイクルが繰り返される。
即ち、ウエハ取付け組立体の背部に位置決めされたファ
ラデーカップによって電流が積分され、そして、サーボ
機械システムを点Aから点Bに向けて移動させるのに使
用される。本発明のこの実施例では、図2Aに概略的に
示されたものと同様に、半導体ウエハの全ての位置にお
いて一過的ウエハ温度を減少できる。
【0015】第6実施例では、図7に概略的に示す組立
体63に単一の半導体基板65が取り付けられている。
本実施例では、ウエハ取付け組立体の上流側に位置決め
されたセットアップ・ファラデーカップ62内でイオン
ビーム61が最適化される。この時点でのビームは、
(図7の図の平面と直角な)細長のリボン形で、リボン
の断面の長さは、半導体ウエハ65の直径よりも少なく
とも2センチ大きい。注入が開始されると、セットアッ
プ・ファラデーカップ62が後退され、ファラデーカッ
プとして機能するウエハ取付け組立体にイオンビームが
衝突する。この時、イオンは半導体ウエハに衝突しな
い。ビーム電流は積分され、(図7の図の平面内での)
ビームの長手方向と交差する方向の運動をイオンビーム
発生組立体68に付与するようにサーボ機械システムを
駆動するために使用される。サーボ機械システムの適切
な制御により、イオンビームが点Aから点Bに移動し、
ウエハ内にイオンが均一に分布する。点Bにおいては、
イオンビームを遮るためにセットアップ・ファラデーカ
ップが再び挿入される。イオンビーム発生組立体は、点
Bから点Aへ走査戻しモードで高速に移動される。この
時、セットアップ・ファラデーカップは再び後退され、
そしてサイクルが繰り返される。即ち、ファラデーカッ
プとして機能するウエハ取付け組立体によって電流が積
分され、そして、サーボ機械システムを点Aから点Bに
移動させるのに使用される。本発明のこの実施例では、
図2Aに概略的に示されたものと同様に、半導体ウエハ
の全ての位置において一過的ウエハ温度を減少できる。
【0016】本発明の原理を実施例と共に説明したが、
ここで用いられた特定の用語は、総称的また説明的な意
味で使用されているのであり、限定を目的とするもので
はなく、本発明の範囲は以下の請求の範囲に述べられて
いる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
械的走査を利用したシステムにおいて、一過的温度をシ
リコンウエハ全体に渡って低下させ、照射量の均一性を
保証できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、回転ターゲットと挿入可能なセ
ットアップ・ファラデーカップとの組合せを示す略図。
【図2A】本発明に従って作動されたときの図1のター
ゲット上の種々の位置における温度の変動を時間の経過
の関数として示すグラフ。
【図2B】従来技術に従って作動されたときの図1のタ
ーゲット上の種々の位置における温度の変動を時間の経
過の関数として示すグラフ。
【図3】本発明による、回転ターゲットと挿入可能なセ
ットアップ・ファラデーカップとの第2の組合せを示す
略図。
【図4A】本発明による、往復移動ターゲットと挿入可
能なセットアップ・ファラデーカップとの組合せを示す
幾分図式化した平面図。
【図4B】図4Aに示す装置の幾分図式化した側面図。
【図5】本発明による、往復移動ターゲットと挿入可能
なセットアップ・ファラデーカップとの第2の組合せを
示す略図。
【図6】本発明による、往復動イオンビーム発生組立
体、ターゲット、及び挿入可能なセットアップ・ファラ
デーカップの組合せを示す略図。
【図7】本発明による、往復動イオンビーム発生組立
体、ターゲット、及び挿入可能なセットアップ・ファラ
デーカップの第2の組合せを示す略図。
【図8】上記の米国特許第3,778,626にロバー
トソンによって開示された従来技術に従ってイオン注入
される工作物を保持するためのターゲットを示す、部分
的に簡略化し、部分的に図式化した図である。
【符号の説明】
1:ビーム、2:セットアップ・ファラデーカップ、
3:回転円板、4:半径位置、5:ウエハ、6:ファラ
デーカップ、7:半径位置、10:工作物、11:ター
ゲット、12:軸、13:イオンビーム、14:イオン
源、15:領域、16:螺旋経路、17:高圧電源、1
8:接地結線、19:接地結線、21:ビーム、22:
セットアップ・ファラデーカップ、23:回転円板組立
体、24:半径位置、25:ウエハ、27:半径位置、
31:イオンビーム、32:セットアップ・ファラデー
カップ、33:組立体、35:半導体ウエハ、36:フ
ァラデーカップ、41:イオンビーム、42:セットア
ップ・ファラデーカップ、43:組立体、45:半導体
ウエハ、51:イオンビーム、52:セットアップ・フ
ァラデーカップ、53:組立体、55:半導体ウエハ、
56:ファラデーカップ、58:イオンビーム発生組立
体、61:イオンビーム、62:セットアップ・ファラ
デーカップ、63:組立体、65:半導体ウエハ、6
8:イオンビーム発生組立体。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンビームをターゲットに向けるとと
    もに、前記ビームと前記ターゲットとの間の走査運動を
    機械的に与えるイオン注入方法において、 一方向への低速で活性な機械的走査と逆方向への高速で
    不活性な機械的走査とを交互に行うようにした方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、前記不活
    性な走査は、前記ターゲットに衝突する前に前記イオン
    ビームを遮ることによって不活性にされるものである方
    法。
  3. 【請求項3】 ターゲットと、イオンビームをターゲッ
    トに向ける手段と、前記ビームと前記ターゲットとの間
    の走査運動を機械的に与える手段とを含むイオン注入装
    置において、 一方向への低速で活性な機械的走査と逆方向への高速で
    不活性な機械的走査とを交互に行うようにした装置。
  4. 【請求項4】 放射ビームを用いて工作物を処理しなが
    ら一過的な温度の影響を減少させるための請求項1記載
    の方法であって、ビームの経路内に位置するターゲット
    の主面に工作物が取付けられ、前記方法は、 本質的にビームと平行な軸を中心としてターゲットを回
    転する工程と、ビームと実質的に直交する経路に沿って
    ターゲットを横断するようにビーム移動を繰り返し実行
    し、ターゲット上で工作物の半径方向外側から始まり、
    工作物の半径方向内側で終わる螺旋経路を描く工程と、 軸とビームとの間の距離の関数として横断速度を変化さ
    せ、各横断の後イオンビームを遮断し、次の横断の前
    に、ビームと実質的に直交する経路に沿ってターゲット
    を高速で横移動させ、ターゲット上で工作物の半径方向
    内側から始まり、工作物の半径方向外側で終わる走査戻
    し螺旋経路を描く工程とを含む方法。
  5. 【請求項5】 放射ビームを工作物に照射することによ
    って工作物を処理しながら一過的な温度の影響を減少さ
    せるための請求項3記載の装置であって、この装置は、
    工作物を走査方向へ移送する移動支持要素と、前記走査
    方向と全体として直交する制御方向における前記支持要
    素の表面と前記ビームとの間の相対移動を行う手段と、
    前記ビームの強度を測定する測定手段と、前記制御方向
    への移動速度変化させる制御手段とを備え、 前記支持平面は、全体として前記制御方向に延びたスロ
    ットを有し、 前記ビーム測定手段は、前記スロットを通過して進行す
    る前記ビームの強度を測定するために前記支持要素の背
    部に位置決めされた手段を含み、 前記制御手段は、前記スロットを通過して進行する前記
    ビームの測定強度に応答し前記制御方向の移動速度を変
    化させる手段を含むものにおいて、 前記移動は、前記工作物の一方の縁の外側の第1端位置
    から、前記工作物の前記一方の縁とは反対側の縁の外側
    の第2端位置まで行われ、前記制御手段は、前記第2端
    位置から前記第1端位置へ高速で走査戻し移動を行うた
    めの手段を含み、前記装置は、この高速走査戻し移動の
    間、前記ビームを遮る手段を含むことを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 イオンビームを用いて工作物を処理しな
    がら一過的な温度の影響を減少させるための請求項1記
    載の方法であって、前記方法は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生する工程
    と、 第1のファラデーカップを前記ビームの経路中に支持す
    る工程と、 単一の半導体基板を組立体に取り付ける工程と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップの中で前記イオンビームを最適
    化し、それが基板上に衝突した時、基板の直径よりも少
    なくとも2センチ長い細長のリボン形状を持つようにす
    る工程と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームを前記第1のファラデーカップに衝突させる工程
    と、 ビーム電流を積分し、前記ビームと実質的に直交しビー
    ムのリボン形状を横切る方向の運動を前記組立体に付与
    するサーボ機械システムを駆動するために積分されたビ
    ーム電流を利用し、これにより前記基板の一方の側から
    少なくともある程度離れた開始位置から前記基板の反対
    側から少なくともある程度離れた終了位置まで、組立体
    とこれに装着された基板を越えてビームのリボンを移動
    させる工程と、 サーボ機械システムを制御して基板内に均一なイオン分
    布を得る工程と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る工程と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させる工程とを含
    む方法。
  7. 【請求項7】 イオンビームを用いて工作物を処理しな
    がら一過的な温度の影響を減少させるための請求項3記
    載の装置であって、前記装置は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生する手段
    と、 前記ビームの経路中に支持された第1のファラデーカッ
    プと、 単一の半導体基板を取り付ける取付け組立体と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップと、 前記ビームを遮るとともに、前記ビームが基板上に衝突
    した時、基板の直径よりも少なくとも2センチ長い細長
    のリボン形状を持つように前記ビームを最適化するため
    に、セットアップ・ファラデーカップを挿入する手段
    と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームを前記第1のファラデーカップに衝突させる手段
    と、 前記ビームと実質的に直交しビームのリボン形状を横切
    る方向の運動を前記組立体に付与し、これにより前記基
    板の一方の側から少なくともある程度離れた開始位置か
    ら前記基板の反対側から少なくともある程度離れた終了
    位置まで、組立体とこれに装着された基板を越えてビー
    ムのリボンを移動させるサーボ機械システムと、 前記第1のファラデーカップによって集められたビーム
    電流を積分し、この積分した電流を用いてサーボ機械シ
    ステムを駆動し、基板内に均一なイオン分布を得るよう
    に制御する手段と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る手段と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させて前記イオン
    ビームを前記終了位置から開始位置に高速で移動させる
    手段とを含む装置。
  8. 【請求項8】 イオンビームを用いて工作物を処理しな
    がら一過的な温度の影響を減少させるための請求項1記
    載の方法であって、前記方法は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生する工程
    と、 ファラデーカップとして動作する組立体に単一の半導体
    基板を取り付ける工程と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップの中で前記イオンビームを最適
    化し、それが基板上に衝突した時、基板の直径よりも少
    なくとも2センチ長い細長のリボン形状を持つようにす
    る工程と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームをファラデーカップとして動作する前記組立体に
    衝突させる工程と、 ビーム電流を積分し、前記ビームと実質的に直交しビー
    ムのリボン形状を横切る方向の運動を前記組立体に付与
    するサーボ機械システムを駆動するために積分されたビ
    ーム電流を利用し、これにより前記基板の一方の側から
    少なくともある程度離れた開始位置から前記基板の反対
    側から少なくともある程度離れた終了位置まで、組立体
    とこれに装着された基板を越えてビームのリボンを移動
    させる工程と、 サーボ機械システムを制御して基板内に均一なイオン分
    布を得る工程と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る工程と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させる工程とを含
    む方法。
  9. 【請求項9】 イオンビームを用いて工作物を処理しな
    がら一過的な温度の影響を減少させるための請求項3記
    載の装置であって、前記装置は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生する手段
    と、 単一の半導体基板を取り付ける取付け組立体であって、
    ファラデーカップとして作動する取付け組立体と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされた前記セッ
    トアップ・ファラデーカップと、 前記ビームを遮るとともに、前記ビームが基板上に衝突
    した時、基板の直径よりも少なくとも2センチ長い細長
    のリボン形状を持つように前記ビームを最適化するため
    に、前記セットアップ・ファラデーカップを挿入する手
    段と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームをファラデーカップとして動作する前記組立体に
    衝突させる手段と、 前記ビームと実質的に直交しビームのリボン形状を横切
    る方向の運動を前記組立体に付与し、これにより前記基
    板の一方の側から少なくともある程度離れた開始位置か
    ら前記基板の反対側から少なくともある程度離れた終了
    位置まで、組立体とこれに装着された基板を越えてビー
    ムのリボンを移動させるサーボ機械システムと、 ファラデーカップとして動作する前記組立体によって集
    められたビーム電流を積分し、この積分したビーム電流
    を用いてサーボ機械システムを駆動し、基板内に均一な
    イオン分布を得るように制御する手段と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る手段と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させて前記イオン
    ビームを前記終了位置から開始位置に高速で移動させる
    手段とを含む装置。
  10. 【請求項10】 イオンビームを用いて工作物を処理し
    ながら一過的な温度の影響を減少させるための請求項1
    記載の方法であって、前記方法は、 細長のリボン形状を有するイオンビームをイオンビーム
    発生組立体の中で発生する工程と、 第1のファラデーカップを前記ビームの経路中に支持す
    る工程と、 単一の半導体基板を組立体に取り付ける工程と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップの中で前記イオンビームを最適
    化し、それが基板上に衝突した時、基板の直径よりも少
    なくとも2センチ長い細長のリボン形状を持つようにす
    る工程と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームを前記第1のファラデーカップに衝突させる工程
    と、 ビーム電流を積分し、前記ビームと実質的に直交しビー
    ムのリボン形状を横切る方向の運動を前記イオンビーム
    発生組立体に付与するサーボ機械システムを駆動するた
    めに積分されたビーム電流を利用し、これにより前記基
    板の一方の側から少なくともある程度離れた開始位置か
    ら前記基板の反対側から少なくともある程度離れた終了
    位置まで、組立体とこれに装着された基板を越えてビー
    ムのリボンを移動させる工程と、 サーボ機械システムを制御して基板内に均一なイオン分
    布を得る工程と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る工程と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させる工程とを含
    む方法。
  11. 【請求項11】 イオンビームを用いて工作物を処理し
    ながら一過的な温度の影響を減少させるための請求項3
    記載の装置であって、前記装置は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生するイオ
    ンビーム発生組立体と、 前記ビームの経路中に支持された第1のファラデーカッ
    プと、 単一の半導体基板を取り付ける取付け組立体と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップと、 前記ビームを遮るととに、前記ビームが基板上に衝突し
    た時、リボンが基板の直径よりも少なくとも2センチ長
    い細長のリボン形状を持つように前記ビームを最適化す
    るために、前記セットアップ・ファラデーカップを挿入
    する手段と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームを前記第1のファラデーカップに衝突させる手段
    と、 前記ビームと実質的に直交しビームのリボン形状を横切
    る方向の運動を前記ビーム発生組立体に付与し、これに
    より前記基板の一方の側から少なくともある程度離れた
    開始位置から前記基板の反対側から少なくともある程度
    離れた終了位置まで、組立体とこれに装着された基板を
    越えてビームのリボンを移動させるサーボ機械システム
    と、 前記第1のファラデーカップによって集められたビーム
    電流を積分し、この積分したビーム電流を用いてサーボ
    機械システムを駆動し、基板内に均一なイオン分布を得
    るように制御する手段と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る手段と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させて前記イオン
    ビームを前記終了位置から開始位置に高速で移動させる
    手段とを含む装置。
  12. 【請求項12】 イオンビームを用いて工作物を処理し
    ながら一過的な温度の影響を減少させるための請求項1
    記載の方法であって、前記方法は、 細長のリボン形状を有するイオンビームをイオンビーム
    発生組立体の中で発生する工程と、 ファラデーカップとして動作する組立体に単一の半導体
    基板を取り付ける工程と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップの中で前記イオンビームを最適
    化し、それが基板上に衝突した時、基板の直径よりも少
    なくとも2センチ長い細長のリボン形状を持つようにす
    る工程と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームをファラデーカップとして動作する前記組立体に
    衝突させる工程と、 ビーム電流を積分し、前記ビームと実質的に直交しビー
    ムのリボン形状を横切る方向の運動を前記イオンビーム
    発生組立体に付与するサーボ機械システムを駆動するた
    めに積分されたビーム電流を利用し、これにより前記基
    板の一方の側から少なくともある程度離れた開始位置か
    ら前記基板の反対側から少なくともある程度離れた終了
    位置まで、組立体とこれに装着された基板を越えてビー
    ムのリボンを移動させる工程と、 サーボ機械システムを制御して基板内に均一なイオン分
    布を得る工程と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る工程と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させる工程とを含
    む方法。
  13. 【請求項13】 イオンビームを用いて工作物を処理し
    ながら一過的な温度の影響を減少させるための請求項3
    記載の装置であって、前記装置は、 細長のリボン形状を有するイオンビームを発生するイオ
    ンビーム発生組立体と、 単一の半導体基板を取り付ける取付け組立体であって、
    ファラデーカップとして作動する取付け組立体と、 ウエハ取付け組立体の上流側に位置決めされたセットア
    ップ・ファラデーカップと、 前記ビームを遮るとともに、前記ビームが基板上に衝突
    した時、基板の直径よりも少なくとも2センチ長い細長
    のリボン形状を持つように前記ビームを最適化するため
    に、前記セットアップ・ファラデーカップを挿入する手
    段と、 前記セットアップ・ファラデーカップを後退させて前記
    ビームをファラデーカップとして動作する前記組立体に
    衝突させる手段と、 前記ビームと実質的に直交しビームのリボン形状を横切
    る方向の運動を前記イオンビーム発生組立体に付与し、
    これにより前記基板の一方の側から少なくともある程度
    離れた開始位置から前記基板の反対側から少なくともあ
    る程度離れた終了位置まで、組立体とこれに装着された
    基板を越えてビームのリボンを移動させるサーボ機械シ
    ステムと、 ファラデーカップとして動作する前記組立体によって集
    められたビーム電流を積分し、この積分したビーム電流
    を用いてサーボ機械システムを駆動し、基板内に均一な
    イオン分布を得るように制御する手段と、 セットアップ・ファラデーカップを再度挿入して終点に
    達した後でイオンビームを遮る手段と、 組立体を走査戻しモードで高速で移動させて前記イオン
    ビームを前記終了位置から開始位置に高速で移動させる
    手段とを含む装置。
JP6219551A 1993-09-21 1994-08-23 イオン注入時における一過的ウエハ温度を低下させる走査技術 Pending JPH0790580A (ja)

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