JPH0790681A - 電気メッキ用通電ロール - Google Patents
電気メッキ用通電ロールInfo
- Publication number
- JPH0790681A JPH0790681A JP26424793A JP26424793A JPH0790681A JP H0790681 A JPH0790681 A JP H0790681A JP 26424793 A JP26424793 A JP 26424793A JP 26424793 A JP26424793 A JP 26424793A JP H0790681 A JPH0790681 A JP H0790681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- electroplating
- resistance
- energizing roll
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐食性,耐摩耗性に優れ、表面電気抵抗の小さ
い新規な通電ロールを提供する。 【構成】電気メッキ用通電ロールを、重量基準でAl:
5〜20%を含み且つMo,Nb,Vの1種若しくは2
種以上を、Mo:1〜20%,Nb:1〜30%,V:
1〜10%の量で含有し残部が実質的にTiから成る組
成の材料にて構成する。
い新規な通電ロールを提供する。 【構成】電気メッキ用通電ロールを、重量基準でAl:
5〜20%を含み且つMo,Nb,Vの1種若しくは2
種以上を、Mo:1〜20%,Nb:1〜30%,V:
1〜10%の量で含有し残部が実質的にTiから成る組
成の材料にて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気メッキ用通電ロー
ルに関する。
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、亜鉛メッキ鋼板等におけるメッキ
処理は、図1に示しているようにロール100及び通電
ロール102を用いて被メッキ材104をメッキ液10
6中に浸漬し、そして通電ロール102を陰極、メッキ
源108を陽極としてそれらの間に電圧を印加し、メッ
キ液106中の被メッキ材104にZn等のメッキ成分
を析出させることにより行っている。
処理は、図1に示しているようにロール100及び通電
ロール102を用いて被メッキ材104をメッキ液10
6中に浸漬し、そして通電ロール102を陰極、メッキ
源108を陽極としてそれらの間に電圧を印加し、メッ
キ液106中の被メッキ材104にZn等のメッキ成分
を析出させることにより行っている。
【0003】上記通電ロールは、酸を含むような腐食性
の高いメッキ液中に浸漬され、また被メッキ材と絶えず
接触しまたこれに通電を行う関係上、高耐食性,高耐摩
耗性且つ表面電気抵抗が小さいことが要求される。この
ため、従来かかる通電ロールとしてCr,Mo等を多く
含むNi基合金材料が多く用いられている。
の高いメッキ液中に浸漬され、また被メッキ材と絶えず
接触しまたこれに通電を行う関係上、高耐食性,高耐摩
耗性且つ表面電気抵抗が小さいことが要求される。この
ため、従来かかる通電ロールとしてCr,Mo等を多く
含むNi基合金材料が多く用いられている。
【0004】しかしながら、近年メッキ材質の高級化,
複雑化に伴い、メッキ液組成,メッキ条件が過酷化し、
従来のNi基合金では耐食性,耐摩耗性等の点で不十分
である場合が生じている。
複雑化に伴い、メッキ液組成,メッキ条件が過酷化し、
従来のNi基合金では耐食性,耐摩耗性等の点で不十分
である場合が生じている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は高耐
食,高強度のTi系合金に着眼し、通電ロールへの適用
の可能性を検討し、種々研究を行う中で本発明を完成さ
せた。而してかかる本発明の要旨とするところは、重量
基準でAl:5〜20%を含み且つMo,Nb,Vの1
種若しくは2種以上をMo:1〜20%,Nb:1〜3
0%,V:1〜10%の量で含有し残部が実質的にTi
から成る組成の材料にて通電ロールを構成することにあ
る。
食,高強度のTi系合金に着眼し、通電ロールへの適用
の可能性を検討し、種々研究を行う中で本発明を完成さ
せた。而してかかる本発明の要旨とするところは、重量
基準でAl:5〜20%を含み且つMo,Nb,Vの1
種若しくは2種以上をMo:1〜20%,Nb:1〜3
0%,V:1〜10%の量で含有し残部が実質的にTi
から成る組成の材料にて通電ロールを構成することにあ
る。
【0006】本発明の通電ロールは、機械的性質の優れ
たα相(Ti3Al)の常温における脆さを克服するた
めにβ相を析出させるもので、硬さ,強度を向上させる
ためのα相安定化元素であるAl及びβ相安定化元素で
あるNb,Mo,Vを含有させることを特徴とする。特
にβ相安定化元素のNbの添加は耐食性向上に対して効
果が高い。
たα相(Ti3Al)の常温における脆さを克服するた
めにβ相を析出させるもので、硬さ,強度を向上させる
ためのα相安定化元素であるAl及びβ相安定化元素で
あるNb,Mo,Vを含有させることを特徴とする。特
にβ相安定化元素のNbの添加は耐食性向上に対して効
果が高い。
【0007】かかる本発明の通電ロールは優れた耐食
性,耐摩耗性,低表面電気抵抗を有し、従来のNi基合
金から成る電極材料では不十分な過酷なメッキ条件の下
においても使用可能である。
性,耐摩耗性,低表面電気抵抗を有し、従来のNi基合
金から成る電極材料では不十分な過酷なメッキ条件の下
においても使用可能である。
【0008】次に以下に各成分の具体的限定理由を詳述
する。 [限定理由] Al:機械的強度を確保するために5%以上の添加が必
要であるが、多量に添加すると靱性が低下するため20
%以下とする。 Mo,Nb,V:所定の耐脆性を確保するためにMo,
Nb,Vの何れか1種又は2種以上を添加する必要があ
る。但し必要以上に添加しても効果は少ないので、Mo
については1〜20%,Nbについては1〜30%,V
については1〜10%の範囲とする。
する。 [限定理由] Al:機械的強度を確保するために5%以上の添加が必
要であるが、多量に添加すると靱性が低下するため20
%以下とする。 Mo,Nb,V:所定の耐脆性を確保するためにMo,
Nb,Vの何れか1種又は2種以上を添加する必要があ
る。但し必要以上に添加しても効果は少ないので、Mo
については1〜20%,Nbについては1〜30%,V
については1〜10%の範囲とする。
【0009】
【実施例】次に本発明の特徴を更に明確にすべく、以下
にその実施例を詳述する。表1に示す成分組成のTi基
合金を溶解及び鍛造して所定形状に加工し、通電ロール
として必要な種々の特性評価試験を行った。また併せて
比較のために従来から用いられているNi基合金につい
ても同様の試験を行った。結果を表1に示した。
にその実施例を詳述する。表1に示す成分組成のTi基
合金を溶解及び鍛造して所定形状に加工し、通電ロール
として必要な種々の特性評価試験を行った。また併せて
比較のために従来から用いられているNi基合金につい
ても同様の試験を行った。結果を表1に示した。
【0010】
【表1】
【0011】但し表1中の通電耐食性の値は、硫酸−硫
酸鉄メッキ模擬液中で上記通電ロールに8時間パルス通
電を行い、その通電による腐食に基づく重量減少量の測
定値である。この値は小さいほど耐食性が高いことを意
味する。
酸鉄メッキ模擬液中で上記通電ロールに8時間パルス通
電を行い、その通電による腐食に基づく重量減少量の測
定値である。この値は小さいほど耐食性が高いことを意
味する。
【0012】尚、表中の比較例1はHIP処理によって
所定形状に加工形成したものであり、また比較例2は鍛
造加工にて所定形状に加工形成したものである。
所定形状に加工形成したものであり、また比較例2は鍛
造加工にて所定形状に加工形成したものである。
【0013】表1の結果から、実施例の通電ロールは密
度が低く軽量であり、従来から用いられているNi基合
金から成る電極材料に比べて強度が高く、耐摩耗性に優
れ且つ通電耐食性及び表面電気抵抗値も極めて低い値を
示していることが分る。
度が低く軽量であり、従来から用いられているNi基合
金から成る電極材料に比べて強度が高く、耐摩耗性に優
れ且つ通電耐食性及び表面電気抵抗値も極めて低い値を
示していることが分る。
【0014】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は粉末のHIP処理,鋳
造,鍛造,圧延等種々の加工方法でロール状の電極を製
造するに際して適用可能であるなど、その主旨を逸脱し
ない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を
加えた態様で実施可能である。
くまで一例示であり、本発明は粉末のHIP処理,鋳
造,鍛造,圧延等種々の加工方法でロール状の電極を製
造するに際して適用可能であるなど、その主旨を逸脱し
ない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を
加えた態様で実施可能である。
【図1】通電ロールを用いて被メッキ材にメッキを施す
方法の説明図である。
方法の説明図である。
100 ロール 102 通電ロール 104 被メッキ材 106 メッキ液 108 メッキ源
Claims (1)
- 【請求項1】 重量基準でAl:5〜20%を含み且つ
Mo,Nb,Vの1種若しくは2種以上を Mo:1〜20% Nb:1〜30% V:1〜10% の量で含有し残部が実質的にTiから成る合金から成形
したことを特徴とする電気メッキ用通電ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26424793A JPH0790681A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 電気メッキ用通電ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26424793A JPH0790681A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 電気メッキ用通電ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790681A true JPH0790681A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17400531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26424793A Withdrawn JPH0790681A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 電気メッキ用通電ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790681A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102936672A (zh) * | 2012-11-07 | 2013-02-20 | 深圳市新星轻合金材料股份有限公司 | 一种用于轧机的轧辊材料及其制备方法 |
| GB2550802B (en) * | 2015-02-17 | 2021-07-21 | Karsten Mfg Corp | Method of forming golf club head assembly |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26424793A patent/JPH0790681A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102936672A (zh) * | 2012-11-07 | 2013-02-20 | 深圳市新星轻合金材料股份有限公司 | 一种用于轧机的轧辊材料及其制备方法 |
| GB2550802B (en) * | 2015-02-17 | 2021-07-21 | Karsten Mfg Corp | Method of forming golf club head assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Donten et al. | Pulse electroplating of rich-in-tungsten thin layers of amorphous Co-W alloys | |
| EP0140564A2 (en) | Electroplated product and method | |
| DE1222348B (de) | Galvanisches Gold- oder Goldlegierungsbad | |
| JPH0790681A (ja) | 電気メッキ用通電ロール | |
| JP2002302726A (ja) | 高硬度高耐食性Ni基合金 | |
| US2888387A (en) | Electroplating | |
| US2322205A (en) | Method of treating magnesium and its alloys | |
| JP3148310B2 (ja) | ステンレス鋼の耐食性および耐摩耗性改善方法 | |
| US29144A (en) | Mode of coating type-metal with brass | |
| JPH04365828A (ja) | アノード用チタン合金 | |
| US3374156A (en) | Electro-depositing stainless steel coatings on metal surfaces | |
| JP2887528B2 (ja) | 鉄合金の耐食性向上方法 | |
| JP2639950B2 (ja) | 不溶性アノード用材料 | |
| JPS5928598A (ja) | 電気メツキ用Pb合金製不溶性陽極 | |
| JP2512764B2 (ja) | 電気めっき用通電ロ―ル材 | |
| JP4286427B2 (ja) | 高強度合金及びその高強度合金によって被覆された金属 | |
| JPH06346300A (ja) | チタン材のめっきのための前処理方法およびチタン材の めっき方法 | |
| JPS6196096A (ja) | ニツケル−タングステン一燐三元合金のメツキ法 | |
| JPH06128669A (ja) | チタン合金製アノード電極部材 | |
| JP3403260B2 (ja) | 白金ストライクめっき浴及び方法ならびにめっき品 | |
| JPH01152294A (ja) | 不溶性アノード用材料の製造方法 | |
| JPS6223950A (ja) | 電気めつき用通電ロ−ル合金 | |
| JP2766923B2 (ja) | アルミニウム合金の電食を防止する方法 | |
| JPH06248493A (ja) | 電気メッキ用通電ロール及びその製造方法 | |
| JPH07188974A (ja) | 金合金メッキ液 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |