JPH0791305A - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
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- JPH0791305A JPH0791305A JP5239972A JP23997293A JPH0791305A JP H0791305 A JPH0791305 A JP H0791305A JP 5239972 A JP5239972 A JP 5239972A JP 23997293 A JP23997293 A JP 23997293A JP H0791305 A JPH0791305 A JP H0791305A
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- vehicle
- state
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドライバーの運転操作意図と車両挙動との不
一致に起因して生じるドライバーの不安定心理状態を解
消する。 【構成】 スロットル弁がアクセル操作に対して基準ス
ロットル特性となるようアクチュエータ9aをスロット
ル制御手段31で制御する。ドライバーの心理状態をド
ライバーの心拍数の高低、好ましくは基準心拍数設定部
32aでの基準心拍数より高いか低いかで判定する第1
判定手段32と、操舵系などの車両の安定状態を判定す
る第2判定手段33とを設ける。第2判定手段で車両が
安定状態で判定されたにも拘らず、第1判定手段でドラ
イバーが不安定心理状態にあると判定されたとき、スロ
ットル特性変更手段34で基準スロットル特性を不安心
理の解消側に変更補正する。低負荷、アクセル踏み速度
小のとき基準スロットル特性を緩慢側に、高負荷、アク
セル踏み速度大のとき敏感側に変更補正する。
一致に起因して生じるドライバーの不安定心理状態を解
消する。 【構成】 スロットル弁がアクセル操作に対して基準ス
ロットル特性となるようアクチュエータ9aをスロット
ル制御手段31で制御する。ドライバーの心理状態をド
ライバーの心拍数の高低、好ましくは基準心拍数設定部
32aでの基準心拍数より高いか低いかで判定する第1
判定手段32と、操舵系などの車両の安定状態を判定す
る第2判定手段33とを設ける。第2判定手段で車両が
安定状態で判定されたにも拘らず、第1判定手段でドラ
イバーが不安定心理状態にあると判定されたとき、スロ
ットル特性変更手段34で基準スロットル特性を不安心
理の解消側に変更補正する。低負荷、アクセル踏み速度
小のとき基準スロットル特性を緩慢側に、高負荷、アク
セル踏み速度大のとき敏感側に変更補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライバーの運転操作
に対して車両が意図する挙動をしないことに起因して生
じるドライバーの不安定心理状態を解消し得る車両の制
御装置に関する。
に対して車両が意図する挙動をしないことに起因して生
じるドライバーの不安定心理状態を解消し得る車両の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の運動特性を車両の走行
環境に応じて変化させることにより、車両の運動特性を
ドライバーの要求に合致したものに変更制御しようとす
るものが提案されている。このような車両の制御装置と
して、道路状況に応じてスロットルゲインを変化させる
ものが提案されている(例えば、特開平2−24193
5号公報参照)。この制御装置は、道路状況を市街地
路、高速道路、登坂道路および渋滞道路に分類して、各
種道路状況に応じて定めたスロットル開度をスロットル
開度特性記憶手段に予め記憶させ、道路状況設定手段に
予め設定した上記道路状況の中から特定の道路状況を選
択指定することにより、その選択指定ごとにスロットル
開度を変更しようとするものである。
環境に応じて変化させることにより、車両の運動特性を
ドライバーの要求に合致したものに変更制御しようとす
るものが提案されている。このような車両の制御装置と
して、道路状況に応じてスロットルゲインを変化させる
ものが提案されている(例えば、特開平2−24193
5号公報参照)。この制御装置は、道路状況を市街地
路、高速道路、登坂道路および渋滞道路に分類して、各
種道路状況に応じて定めたスロットル開度をスロットル
開度特性記憶手段に予め記憶させ、道路状況設定手段に
予め設定した上記道路状況の中から特定の道路状況を選
択指定することにより、その選択指定ごとにスロットル
開度を変更しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動車の走行
環境は、上記の各種道路状況だけで定まるものではな
く、同じ道路状況であってもその時の交通流の状態によ
っても種々変化する。このため、同じ道路状態における
同じ運転操作であっても、その操作意図であるドライバ
ーの要求は交通流の状態によって異なる。例えば、追い
越し加速操作において、走行車両が少なく交通流の状態
が穏やかである場合、アクセルの踏み込み量に対する車
両の加速度合いがアクセル操作意図より敏感であるとド
ライバーは驚き不安定心理状態に陥る一方、走行車両が
比較的多く交通流の状態が激しい場合、アクセルの踏み
込み量に対する車両の加速度合いがアクセル操作意図よ
り緩慢であるとドライバーは焦って不安定心理状態に陥
る。
環境は、上記の各種道路状況だけで定まるものではな
く、同じ道路状況であってもその時の交通流の状態によ
っても種々変化する。このため、同じ道路状態における
同じ運転操作であっても、その操作意図であるドライバ
ーの要求は交通流の状態によって異なる。例えば、追い
越し加速操作において、走行車両が少なく交通流の状態
が穏やかである場合、アクセルの踏み込み量に対する車
両の加速度合いがアクセル操作意図より敏感であるとド
ライバーは驚き不安定心理状態に陥る一方、走行車両が
比較的多く交通流の状態が激しい場合、アクセルの踏み
込み量に対する車両の加速度合いがアクセル操作意図よ
り緩慢であるとドライバーは焦って不安定心理状態に陥
る。
【0004】従って、たとえ走行環境の把握を各種セン
サなどを用いて行ったとしても、それら走行環境からの
みの検出情報によって車両の運動特性を画一的に制御す
るだけでは、個々のドライバーの内面的要求と必ずしも
合致したものとすることができず、ドライバーの運転操
作に対して車両が意図する挙動をしないことに起因して
ドライバーを不安定心理状態に陥らせることになる。
サなどを用いて行ったとしても、それら走行環境からの
みの検出情報によって車両の運動特性を画一的に制御す
るだけでは、個々のドライバーの内面的要求と必ずしも
合致したものとすることができず、ドライバーの運転操
作に対して車両が意図する挙動をしないことに起因して
ドライバーを不安定心理状態に陥らせることになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、ドライバーの
運転操作に対して車両が意図した通りの挙動をしないこ
とに起因して生じるドライバーの不安定心理状態を解消
して、ドライバーの要求に沿うよう車両の運動を制御す
ることにある。
たものであり、その目的とするところは、ドライバーの
運転操作に対して車両が意図した通りの挙動をしないこ
とに起因して生じるドライバーの不安定心理状態を解消
して、ドライバーの要求に沿うよう車両の運動を制御す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、車両の
エンジン4を予め定めたエンジン出力特性に制御する制
御手段31と、ドライバーの心理状態を判定する第1判
定手段32と、操舵系の安定状態を判定する第2判定手
段33と、この第2判定手段33により操舵系が安定状
態にあると判定されたときにおいて上記第1判定手段3
2によりドライバーが不安定心理状態にあると判定され
たとき、上記制御手段31によるエンジン出力特性を上
記ドライバーの不安心理を解消する側に変更補正するエ
ンジン出力特性変更手段34とを備える構成とするもの
である。
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、車両の
エンジン4を予め定めたエンジン出力特性に制御する制
御手段31と、ドライバーの心理状態を判定する第1判
定手段32と、操舵系の安定状態を判定する第2判定手
段33と、この第2判定手段33により操舵系が安定状
態にあると判定されたときにおいて上記第1判定手段3
2によりドライバーが不安定心理状態にあると判定され
たとき、上記制御手段31によるエンジン出力特性を上
記ドライバーの不安心理を解消する側に変更補正するエ
ンジン出力特性変更手段34とを備える構成とするもの
である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、エンジンの運転状態を検出する運転状態検
出手段を備える。そして、エンジン出力特性変更手段3
4を、上記運転状態検出手段により検出された運転状態
に応じてエンジン出力特性の変更補正方向を変化させる
構成とするものである。
明において、エンジンの運転状態を検出する運転状態検
出手段を備える。そして、エンジン出力特性変更手段3
4を、上記運転状態検出手段により検出された運転状態
に応じてエンジン出力特性の変更補正方向を変化させる
構成とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、エンジン出力特性変更手段34を、運転状
態検出手段により検出された運転状態が低負荷状態であ
るときにドライバーのアクセル操作に対するエンジンの
出力特性を緩慢にする側に変更補正する一方、高負荷状
態であるときに上記アクセル操作に対するエンジンの出
力特性を敏感にする側に変更補正する構成とするもので
ある。
明において、エンジン出力特性変更手段34を、運転状
態検出手段により検出された運転状態が低負荷状態であ
るときにドライバーのアクセル操作に対するエンジンの
出力特性を緩慢にする側に変更補正する一方、高負荷状
態であるときに上記アクセル操作に対するエンジンの出
力特性を敏感にする側に変更補正する構成とするもので
ある。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、運転状態検出手段をドライバーによるアク
セルの踏み速度を検出するよう構成する。そして、エン
ジン出力特性変更手段34を、上記運転状態検出手段に
より検出されたアクセルの踏み速度が大値であるときに
アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にする
側に変更補正する一方、上記アクセルの踏み速度が小値
であるときにアクセル操作に対するエンジンの出力特性
を緩慢にする側に変更補正する構成とするものである。
明において、運転状態検出手段をドライバーによるアク
セルの踏み速度を検出するよう構成する。そして、エン
ジン出力特性変更手段34を、上記運転状態検出手段に
より検出されたアクセルの踏み速度が大値であるときに
アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にする
側に変更補正する一方、上記アクセルの踏み速度が小値
であるときにアクセル操作に対するエンジンの出力特性
を緩慢にする側に変更補正する構成とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、エンジン出力特性変更手段34を、スロッ
トル特性を変更補正することによりエンジン出力特性の
変更補正を行う構成とするものである。
明において、エンジン出力特性変更手段34を、スロッ
トル特性を変更補正することによりエンジン出力特性の
変更補正を行う構成とするものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ドライバーのアクセルの踏み速度を検出す
るアクセル踏み速度検出手段を備える。そして、エンジ
ン出力特性変更手段34を、上記アクセル踏み速度検出
手段により検出されたアクセル踏み速度が大値のとき、
アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にする
側に変更補正する構成とするものである。
明において、ドライバーのアクセルの踏み速度を検出す
るアクセル踏み速度検出手段を備える。そして、エンジ
ン出力特性変更手段34を、上記アクセル踏み速度検出
手段により検出されたアクセル踏み速度が大値のとき、
アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にする
側に変更補正する構成とするものである。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、エンジン出力特性変更手段34にエンジン
出力特性の変更補正に対する限界値を設定し、エンジン
出力特性の変更補正を上記設定限界値を超えない範囲で
行う構成とするものである。
明において、エンジン出力特性変更手段34にエンジン
出力特性の変更補正に対する限界値を設定し、エンジン
出力特性の変更補正を上記設定限界値を超えない範囲で
行う構成とするものである。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ドライバーの心拍数を検出する心拍数検出
手段20を備える。そして、第1判定手段32を、上記
心拍数検出手段20により検出されたドライバーの心拍
数の高低に基いてドライバーの心理状態を判定する構成
とするものである。
明において、ドライバーの心拍数を検出する心拍数検出
手段20を備える。そして、第1判定手段32を、上記
心拍数検出手段20により検出されたドライバーの心拍
数の高低に基いてドライバーの心理状態を判定する構成
とするものである。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、第1判定手段32を、心拍数検出手段20
により検出された心拍数に基き心拍標準偏差を演算する
心拍標準偏差演算部と、この心拍標準偏差演算部により
演算された心拍標準偏差に基いてドライバーの心理状態
を判定する判定部とにより構成するものである。
明において、第1判定手段32を、心拍数検出手段20
により検出された心拍数に基き心拍標準偏差を演算する
心拍標準偏差演算部と、この心拍標準偏差演算部により
演算された心拍標準偏差に基いてドライバーの心理状態
を判定する判定部とにより構成するものである。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明において、車両の車速を検出する車速検出手段43
を備える。そして、第1判定手段32を、上記車速検出
手段43により検出された車速値に基き演算された車速
変動率が設定値より小さい場合にドライバーの心理状態
を判定する構成とするものである。
発明において、車両の車速を検出する車速検出手段43
を備える。そして、第1判定手段32を、上記車速検出
手段43により検出された車速値に基き演算された車速
変動率が設定値より小さい場合にドライバーの心理状態
を判定する構成とするものである。
【0016】請求項11記載の発明は、図2に示すよう
に、車両のエンジン4を予め定めたエンジン出力特性に
制御する第1制御手段31と、車両の操舵系50を予め
定めた操舵特性に制御する第2制御手段40と、ドライ
バーの心理状態を判定する第1判定手段32と、車両挙
動の安定状態を判定する第2判定手段33と、この第2
判定手段33により車両挙動が安定状態にあると判定さ
れたときにおいて上記第1判定手段32によりドライバ
ーが不安定心理状態にあると判定されたとき、ドライバ
ーの心理状態を不安定化させる要因が操舵系もしくはエ
ンジン系のいずれにあるかを判定する第3判定手段41
とを備える。そして、この第3判定手段41により上記
不安定化要因がエンジン系にあると判定されたとき、上
記第1制御手段31によるエンジン出力特性を上記ドラ
イバーの不安定心理状態を解消する側に変更補正するエ
ンジン出力特性変更手段34と、上記第3判定手段41
により上記不安定化要因が操舵系にあると判定されたと
き、上記第2制御手段40による操舵特性をドライバー
の不安定心理状態を解消する側に操舵特性を変更補正す
る操舵特性変更手段42とを備える構成とするものであ
る。
に、車両のエンジン4を予め定めたエンジン出力特性に
制御する第1制御手段31と、車両の操舵系50を予め
定めた操舵特性に制御する第2制御手段40と、ドライ
バーの心理状態を判定する第1判定手段32と、車両挙
動の安定状態を判定する第2判定手段33と、この第2
判定手段33により車両挙動が安定状態にあると判定さ
れたときにおいて上記第1判定手段32によりドライバ
ーが不安定心理状態にあると判定されたとき、ドライバ
ーの心理状態を不安定化させる要因が操舵系もしくはエ
ンジン系のいずれにあるかを判定する第3判定手段41
とを備える。そして、この第3判定手段41により上記
不安定化要因がエンジン系にあると判定されたとき、上
記第1制御手段31によるエンジン出力特性を上記ドラ
イバーの不安定心理状態を解消する側に変更補正するエ
ンジン出力特性変更手段34と、上記第3判定手段41
により上記不安定化要因が操舵系にあると判定されたと
き、上記第2制御手段40による操舵特性をドライバー
の不安定心理状態を解消する側に操舵特性を変更補正す
る操舵特性変更手段42とを備える構成とするものであ
る。
【0017】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
例えば直進状態などの操舵系が安定状態にある場合にお
いてドライバーが不安定心理状態に陥った場合、すなわ
ち、ドライバーの運転操作の内、ステアリング操作は安
定操作状態にあるがアクセル操作に対するエンジンの出
力特性がドライバーの意図した通りのものではなく、こ
のため、ドライバーが不安定心理状態に陥った場合、エ
ンジン出力特性変更手段により上記出力特性が変更補正
される。すなわち、上記操舵系の安定状態が第2判定手
段により判定され、上記ドライバーの心理状態が第1判
定手段により判定され、これらの両判定手段による判定
結果に基き、エンジン出力特性変更手段によって制御手
段におけるエンジン出力特性がドライバーの不安定心理
を解消するよう変更補正される。これにより、エンジン
の出力特性がドライバーの要求に沿うものとなり、ドラ
イバーの不安定心理状態が解消される。
例えば直進状態などの操舵系が安定状態にある場合にお
いてドライバーが不安定心理状態に陥った場合、すなわ
ち、ドライバーの運転操作の内、ステアリング操作は安
定操作状態にあるがアクセル操作に対するエンジンの出
力特性がドライバーの意図した通りのものではなく、こ
のため、ドライバーが不安定心理状態に陥った場合、エ
ンジン出力特性変更手段により上記出力特性が変更補正
される。すなわち、上記操舵系の安定状態が第2判定手
段により判定され、上記ドライバーの心理状態が第1判
定手段により判定され、これらの両判定手段による判定
結果に基き、エンジン出力特性変更手段によって制御手
段におけるエンジン出力特性がドライバーの不安定心理
を解消するよう変更補正される。これにより、エンジン
の出力特性がドライバーの要求に沿うものとなり、ドラ
イバーの不安定心理状態が解消される。
【0018】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正の方向がエンジンの運転状態、すなわち、ドライバ
ーのアクセル操作に基くエンジンの運転状態に応じて変
更される。つまり、ドライバーの心理状態を不安定化さ
せた起因となる上記ドライバーのアクセル操作のいかん
に応じてエンジン出力特性の変更補正が行われるため、
エンジン出力特性の変更補正によるドライバーの不安定
心理の解消が的確に行われる。
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正の方向がエンジンの運転状態、すなわち、ドライバ
ーのアクセル操作に基くエンジンの運転状態に応じて変
更される。つまり、ドライバーの心理状態を不安定化さ
せた起因となる上記ドライバーのアクセル操作のいかん
に応じてエンジン出力特性の変更補正が行われるため、
エンジン出力特性の変更補正によるドライバーの不安定
心理の解消が的確に行われる。
【0019】請求項3記載の発明では、上記請求項2記
載の発明による作用に加えて、エンジンが低負荷状態で
のアクセル操作に基きドライバーが不安定心理状態に陥
った場合、エンジン出力特性変更手段によって上記アク
セル操作に対するエンジン出力特性を緩慢にする側の変
更補正が行われる。つまり、交通流の状態が渋滞傾向に
あり、低負荷状態でのアクセル踏み込み操作によりエン
ジンが敏感に反応して意図した以上の加速が生じたため
アクセルの戻し操作を行うなど繁雑な操作を強いられて
心理状態が不安定化した場合、エンジン出力特性が緩慢
に変更補正されることにより操作意図と実際の車両挙動
との不一致が解消され、これにより、ドライバーの不安
定心理状態の解消が図られる。また、高負荷状態でのア
クセル操作に基きドライバーが不安定心理状態に陥った
場合、エンジン出力特性変更手段によって上記アクセル
操作に対するエンジン出力特性を敏感にする側の変更補
正が行われる。つまり、追い越し加速の際、高負荷状態
でのアクセルの踏み込み操作をしてもエンジン出力特性
が緩慢で意図した加速が生じないため焦ってさらに踏み
込み操作を行うなどの操作を強いられて心理状態が不安
定化した場合、エンジン出力特性が敏感となる側に変更
補正されることにより操作意図と実際の車両挙動との不
一致が解消され、これにより、ドライバーの不安定心理
状態の解消が図られる。
載の発明による作用に加えて、エンジンが低負荷状態で
のアクセル操作に基きドライバーが不安定心理状態に陥
った場合、エンジン出力特性変更手段によって上記アク
セル操作に対するエンジン出力特性を緩慢にする側の変
更補正が行われる。つまり、交通流の状態が渋滞傾向に
あり、低負荷状態でのアクセル踏み込み操作によりエン
ジンが敏感に反応して意図した以上の加速が生じたため
アクセルの戻し操作を行うなど繁雑な操作を強いられて
心理状態が不安定化した場合、エンジン出力特性が緩慢
に変更補正されることにより操作意図と実際の車両挙動
との不一致が解消され、これにより、ドライバーの不安
定心理状態の解消が図られる。また、高負荷状態でのア
クセル操作に基きドライバーが不安定心理状態に陥った
場合、エンジン出力特性変更手段によって上記アクセル
操作に対するエンジン出力特性を敏感にする側の変更補
正が行われる。つまり、追い越し加速の際、高負荷状態
でのアクセルの踏み込み操作をしてもエンジン出力特性
が緩慢で意図した加速が生じないため焦ってさらに踏み
込み操作を行うなどの操作を強いられて心理状態が不安
定化した場合、エンジン出力特性が敏感となる側に変更
補正されることにより操作意図と実際の車両挙動との不
一致が解消され、これにより、ドライバーの不安定心理
状態の解消が図られる。
【0020】請求項4記載の発明では、上記請求項2記
載の発明による作用に加えて、ドライバーによるアクセ
ルの踏み速度が大値であるとき、すなわち、ドライバー
が焦ってアクセルの踏み込み・戻し操作を行ったとき、
エンジン出力特性変更手段により制御手段でのエンジン
出力特性が敏感になる側に変更補正される。つまり、ア
クセル操作によるエンジン出力が意図した程発揮されず
に慌ててアクセル操作を行っている場合、エンジン出力
特性が敏感に変更補正されることにより、ドライバーの
意図するエンジン出力が得られるようになり、意図した
エンジン出力が得られないことに起因する不安定心理状
態が解消される。一方、上記のアクセル踏み速度が小値
であるとき、エンジン出力特性を緩慢になる側に変更補
正される。つまり、アクセル操作によるエンジン出力が
意図した以上に発揮されるため慎重にアクセル操作を行
うことにより生じる不安定心理状態が、エンジン出力特
性の緩慢側補正により解消される。従って、ドライバー
のアクセル操作意図と実際の車両の加減速挙動との不一
致を的確に判定して、その不一致に起因するドライバー
の不安定心理状態の解消が確実に図られる。
載の発明による作用に加えて、ドライバーによるアクセ
ルの踏み速度が大値であるとき、すなわち、ドライバー
が焦ってアクセルの踏み込み・戻し操作を行ったとき、
エンジン出力特性変更手段により制御手段でのエンジン
出力特性が敏感になる側に変更補正される。つまり、ア
クセル操作によるエンジン出力が意図した程発揮されず
に慌ててアクセル操作を行っている場合、エンジン出力
特性が敏感に変更補正されることにより、ドライバーの
意図するエンジン出力が得られるようになり、意図した
エンジン出力が得られないことに起因する不安定心理状
態が解消される。一方、上記のアクセル踏み速度が小値
であるとき、エンジン出力特性を緩慢になる側に変更補
正される。つまり、アクセル操作によるエンジン出力が
意図した以上に発揮されるため慎重にアクセル操作を行
うことにより生じる不安定心理状態が、エンジン出力特
性の緩慢側補正により解消される。従って、ドライバー
のアクセル操作意図と実際の車両の加減速挙動との不一
致を的確に判定して、その不一致に起因するドライバー
の不安定心理状態の解消が確実に図られる。
【0021】請求項5記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正がスロットル特性の変更補正により行われるため、
上記エンジン出力特性変更補正が簡易かつ確実に行われ
る。
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正がスロットル特性の変更補正により行われるため、
上記エンジン出力特性変更補正が簡易かつ確実に行われ
る。
【0022】請求項6記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、アクセル踏み速度検出手
段により検出されたアクセルの踏み速度が大値であると
き、すなわち、ドライバーが焦ってアクセルの踏み込み
・戻し操作を行ったとき、エンジン出力特性変更手段に
よりエンジン出力特性が敏感になる側に変更補正され
る。つまり、アクセル操作によるエンジン出力が意図し
た程発揮されずに慌ててアクセル操作を行っている場
合、エンジン出力特性が敏感に変更補正されることによ
り、ドライバーの意図するエンジン出力が得られるよう
になり、意図したエンジン出力が得られないことに起因
する不安定心理状態が解消される。
載の発明による作用に加えて、アクセル踏み速度検出手
段により検出されたアクセルの踏み速度が大値であると
き、すなわち、ドライバーが焦ってアクセルの踏み込み
・戻し操作を行ったとき、エンジン出力特性変更手段に
よりエンジン出力特性が敏感になる側に変更補正され
る。つまり、アクセル操作によるエンジン出力が意図し
た程発揮されずに慌ててアクセル操作を行っている場
合、エンジン出力特性が敏感に変更補正されることによ
り、ドライバーの意図するエンジン出力が得られるよう
になり、意図したエンジン出力が得られないことに起因
する不安定心理状態が解消される。
【0023】請求項7記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正に対する限界値が設定されているため、不安定心理
状態を解消するためのエンジン出力特性の変更補正が過
度に行われて、逆に不安定心理状態の拡大を招くおそれ
が防止される。
載の発明による作用に加えて、エンジン出力特性の変更
補正に対する限界値が設定されているため、不安定心理
状態を解消するためのエンジン出力特性の変更補正が過
度に行われて、逆に不安定心理状態の拡大を招くおそれ
が防止される。
【0024】請求項8記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、第1判定手段におけるド
ライバーの心理状態の判定が、心拍数検出手段により検
出されたドライバーの心拍数により行われるため、ドラ
イバーの心理状態の判定が的確に行われる。
載の発明による作用に加えて、第1判定手段におけるド
ライバーの心理状態の判定が、心拍数検出手段により検
出されたドライバーの心拍数により行われるため、ドラ
イバーの心理状態の判定が的確に行われる。
【0025】請求項9記載の発明では、上記請求項8記
載の発明による作用に加えて、第1判定手段におけるド
ライバーの心理状態の判定が、心拍標準偏差により表さ
れる心拍変動量に基き行われるため、突発的な心拍数の
変動に基くエンジン出力特性の変更補正が防止されて、
ドライバーの心理状態の判定がより客観的に行われる
上、制御の安定化が図られる。
載の発明による作用に加えて、第1判定手段におけるド
ライバーの心理状態の判定が、心拍標準偏差により表さ
れる心拍変動量に基き行われるため、突発的な心拍数の
変動に基くエンジン出力特性の変更補正が防止されて、
ドライバーの心理状態の判定がより客観的に行われる
上、制御の安定化が図られる。
【0026】請求項10記載の発明では、上記請求項1
記載の発明による作用に加えて、第1判定手段における
ドライバーの心理状態の判定が、車速検出手段により検
出された車速の車速変動率が設定値より小さい場合に行
われる。このため、操舵系が安定状態でアクセル操作の
変動も少ない車両の安定状態でドライバーの心理状態も
安定化していると一般には考えられる状態においても、
ドライバーのアクセル操作意図と車両の実際の挙動との
不一致に起因して生じるドライバーの不安定心理状態の
判定が可能となり、このような状態において発生するド
ライバーの不安定心理状態の解消が図られる。
記載の発明による作用に加えて、第1判定手段における
ドライバーの心理状態の判定が、車速検出手段により検
出された車速の車速変動率が設定値より小さい場合に行
われる。このため、操舵系が安定状態でアクセル操作の
変動も少ない車両の安定状態でドライバーの心理状態も
安定化していると一般には考えられる状態においても、
ドライバーのアクセル操作意図と車両の実際の挙動との
不一致に起因して生じるドライバーの不安定心理状態の
判定が可能となり、このような状態において発生するド
ライバーの不安定心理状態の解消が図られる。
【0027】請求項11記載の発明では、第2判定手段
によって車両挙動が安定状態にあると判定されたにも拘
らず、第1判定手段によってドライバーの心理状態が不
安定と判定された場合、第3判定手段によってドライバ
ーの心理状態を不安定化させる要因がドライバーのアク
セル操作に基くエンジン系にあるか、ステアリング操作
に基く操舵系にあるかが判定される。そして、不安定化
要因がエンジン系にあると判定されたときにはエンジン
出力特性変更手段によって第1制御手段のエンジン出力
特性が変更補正され、操舵系にあると判定されたときに
は操舵特性変更手段によって第2制御手段の操舵特性が
変更補正されて、ドライバーの不安定心理状態の解消が
図られる。このように、不安定化要因のある系の特性を
変更するようにしているため、ドライバーの心理状態を
不安定化させた要因がドライバーのアクセル操作もしく
はステアリング操作のいずれにあっても、そのドライバ
ーの運転操作意図と、実際の車両の挙動との不適合に起
因して生じたドライバーの不安定心理状態が確実に解消
され、ドライバーの心理状態が安定化される。
によって車両挙動が安定状態にあると判定されたにも拘
らず、第1判定手段によってドライバーの心理状態が不
安定と判定された場合、第3判定手段によってドライバ
ーの心理状態を不安定化させる要因がドライバーのアク
セル操作に基くエンジン系にあるか、ステアリング操作
に基く操舵系にあるかが判定される。そして、不安定化
要因がエンジン系にあると判定されたときにはエンジン
出力特性変更手段によって第1制御手段のエンジン出力
特性が変更補正され、操舵系にあると判定されたときに
は操舵特性変更手段によって第2制御手段の操舵特性が
変更補正されて、ドライバーの不安定心理状態の解消が
図られる。このように、不安定化要因のある系の特性を
変更するようにしているため、ドライバーの心理状態を
不安定化させた要因がドライバーのアクセル操作もしく
はステアリング操作のいずれにあっても、そのドライバ
ーの運転操作意図と、実際の車両の挙動との不適合に起
因して生じたドライバーの不安定心理状態が確実に解消
され、ドライバーの心理状態が安定化される。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0029】<第1実施例>図3は、エンジン出力特性
の制御例としてスロットル特性の制御に本発明を適用し
た第1実施例に係る車両の模式図である。この第1実施
例は、エンジンが低負荷状態においてドライバーが不安
定心理状態に陥った場合の制御例である。
の制御例としてスロットル特性の制御に本発明を適用し
た第1実施例に係る車両の模式図である。この第1実施
例は、エンジンが低負荷状態においてドライバーが不安
定心理状態に陥った場合の制御例である。
【0030】−車両の全体構成− 同図において、1はステアリングホイール、2,2は左
右の前輪、3,3は左右の後輪、10は上記ステアリン
グホイール1の操作により左右の前輪2,2を操舵する
操舵系としての前輪操舵装置、20は上記ステアリング
ホイール1を利用してドライバーの心拍数を検出する心
拍数検出手段である。
右の前輪、3,3は左右の後輪、10は上記ステアリン
グホイール1の操作により左右の前輪2,2を操舵する
操舵系としての前輪操舵装置、20は上記ステアリング
ホイール1を利用してドライバーの心拍数を検出する心
拍数検出手段である。
【0031】上記操舵装置10は、車幅方向に配置され
たリレーロッド11を有し、このロッド11の両端部は
各々タイロッド12,12およびナックルアーム13,
13を介して左右の前輪2,2に連結されている。上記
リレーロッド11には、このリレーロッド11をステア
リングホイール1の操作に連動して左右に移動させるラ
ック・アンド・ピニオン機構14が付設されており、上
記ステアリングホイール1の操作時にその操作量に応じ
た角度だけ上記左右の前輪2,2を操舵するようになっ
ている。
たリレーロッド11を有し、このロッド11の両端部は
各々タイロッド12,12およびナックルアーム13,
13を介して左右の前輪2,2に連結されている。上記
リレーロッド11には、このリレーロッド11をステア
リングホイール1の操作に連動して左右に移動させるラ
ック・アンド・ピニオン機構14が付設されており、上
記ステアリングホイール1の操作時にその操作量に応じ
た角度だけ上記左右の前輪2,2を操舵するようになっ
ている。
【0032】また、4はエンジンであって、このエンジ
ン4はオートマチックトランスミッション(A/T)5
aを備えたパワートレイン5を介して駆動輪である後輪
3,3と接続され、エンジン4の駆動力が上記パワート
レイン5を介して上記後輪3,3に伝達されるようにな
っている。
ン4はオートマチックトランスミッション(A/T)5
aを備えたパワートレイン5を介して駆動輪である後輪
3,3と接続され、エンジン4の駆動力が上記パワート
レイン5を介して上記後輪3,3に伝達されるようにな
っている。
【0033】さらに、6は上記エンジン4に接続された
吸気通路であって、この吸気通路6には上流側からエア
クリーナ7、エアフローメータ8およびスロットル弁9
が設けられている。このスロットル弁9はアクチュエー
タ9aと接続されており、このアクチュエータ9aの作
動により上記スロットル弁9の開度調節が行われるよう
になっている。このアクチュエータ9aはコントロール
ユニット30aから出力される制御信号により作動され
るようになっている。加えて、上記エンジン4には図示
しない燃料供給系が接続され、上記スロットル弁9のス
ロットル開度に応じて所定の空燃比で燃料の供給が行わ
れるようになっている。
吸気通路であって、この吸気通路6には上流側からエア
クリーナ7、エアフローメータ8およびスロットル弁9
が設けられている。このスロットル弁9はアクチュエー
タ9aと接続されており、このアクチュエータ9aの作
動により上記スロットル弁9の開度調節が行われるよう
になっている。このアクチュエータ9aはコントロール
ユニット30aから出力される制御信号により作動され
るようになっている。加えて、上記エンジン4には図示
しない燃料供給系が接続され、上記スロットル弁9のス
ロットル開度に応じて所定の空燃比で燃料の供給が行わ
れるようになっている。
【0034】上記コントロールユニット30aには、図
4に示すように、上記アクチュエータ9aの作動を制御
することによりスロットル弁9の開度をアクセルペダル
の操作量に応じた所定のスロットル特性に基いて制御す
るスロットル制御手段31と、上記心拍数検出手段20
からの検出値に基いてドライバーの心理状態が安定であ
るか不安定であるかを判定する第1判定手段32と、上
記操舵系などの状態に基いて車両の運動状態が安定であ
るか不安定であるかを判定する第2判定手段33と、こ
の第2判定手段33により車両が安定状態にあると判定
されたにも拘らず上記第1判定手段32によりドライバ
ーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき上記スロ
ットル制御手段31におけるスロットル特性を変更補正
するスロットル特性変更手段34とを備えている。上記
スロットル制御手段31によってエンジン4の出力を所
定のエンジン出力特性に制御する制御手段が構成され、
上記スロットル特性変更手段34aによって上記エンジ
ン出力特性の変更補正を行うエンジン出力特性変更手段
が構成されている。
4に示すように、上記アクチュエータ9aの作動を制御
することによりスロットル弁9の開度をアクセルペダル
の操作量に応じた所定のスロットル特性に基いて制御す
るスロットル制御手段31と、上記心拍数検出手段20
からの検出値に基いてドライバーの心理状態が安定であ
るか不安定であるかを判定する第1判定手段32と、上
記操舵系などの状態に基いて車両の運動状態が安定であ
るか不安定であるかを判定する第2判定手段33と、こ
の第2判定手段33により車両が安定状態にあると判定
されたにも拘らず上記第1判定手段32によりドライバ
ーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき上記スロ
ットル制御手段31におけるスロットル特性を変更補正
するスロットル特性変更手段34とを備えている。上記
スロットル制御手段31によってエンジン4の出力を所
定のエンジン出力特性に制御する制御手段が構成され、
上記スロットル特性変更手段34aによって上記エンジ
ン出力特性の変更補正を行うエンジン出力特性変更手段
が構成されている。
【0035】図4において、35はアクセルペダルの操
作量(アクセル開度)を検出するアクセルセンサ、36
は前輪2,2の操舵角を検出する舵角センサ、37は車
両の左右方向(車幅方向)に作用する加速度を検出する
横Gセンサ、38は車両の前後方向に作用する加速度を
検出する前後Gセンサである。そして、これら各センサ
35〜38の各検出信号が上記コントロールユニット3
0に入力されるようになっている。
作量(アクセル開度)を検出するアクセルセンサ、36
は前輪2,2の操舵角を検出する舵角センサ、37は車
両の左右方向(車幅方向)に作用する加速度を検出する
横Gセンサ、38は車両の前後方向に作用する加速度を
検出する前後Gセンサである。そして、これら各センサ
35〜38の各検出信号が上記コントロールユニット3
0に入力されるようになっている。
【0036】−スロットル制御手段31の構成− 上記スロットル制御手段31は、アクセル開度などとの
関係において所定のスロットル特性となるよう予め定め
られたマップを有しており、アクセルセンサ35により
検出された現在のアクセル開度に対応する基本スロット
ル開度を上記マップから求め、スロットル弁9の開度が
基本スロットル開度となるようにアクチュエータ9aの
作動量を例えばフィードバック制御するようになってい
る。
関係において所定のスロットル特性となるよう予め定め
られたマップを有しており、アクセルセンサ35により
検出された現在のアクセル開度に対応する基本スロット
ル開度を上記マップから求め、スロットル弁9の開度が
基本スロットル開度となるようにアクチュエータ9aの
作動量を例えばフィードバック制御するようになってい
る。
【0037】−第1判定手段32の構成− 上記第1判定手段32は、心拍数検出手段20からの検
出値に基いて、車両が所定の安定状態のときのドライバ
ーの心拍数を基準心拍数として設定する基準心拍数設定
部32aと、この基準心拍数設定部32aにより設定さ
れた基準心拍数と現在のドライバーの心拍数との比較に
より現在の心拍数が基準心拍数以下であるときドライバ
ーが安定状態と判定する一方、上記現在の心拍数が上記
基準心拍数を超えているとき不安定状態と判定する判定
部32bとを備えている。つまり、この実施例における
第1判定手段32は、ドライバーから生体信号として心
拍信号を取り出し、その心拍数が基準心拍数より大か小
かによりドライバーの内面的緊張度合いを判定してドラ
イバーが安定状態にあるか不安定状態にあるかを判定ス
ロットル特性変更手段34aに出力するようになってい
る。
出値に基いて、車両が所定の安定状態のときのドライバ
ーの心拍数を基準心拍数として設定する基準心拍数設定
部32aと、この基準心拍数設定部32aにより設定さ
れた基準心拍数と現在のドライバーの心拍数との比較に
より現在の心拍数が基準心拍数以下であるときドライバ
ーが安定状態と判定する一方、上記現在の心拍数が上記
基準心拍数を超えているとき不安定状態と判定する判定
部32bとを備えている。つまり、この実施例における
第1判定手段32は、ドライバーから生体信号として心
拍信号を取り出し、その心拍数が基準心拍数より大か小
かによりドライバーの内面的緊張度合いを判定してドラ
イバーが安定状態にあるか不安定状態にあるかを判定ス
ロットル特性変更手段34aに出力するようになってい
る。
【0038】−心拍数検出手段20の構成− ここで、上記心拍数検出手段20について図5に基いて
説明すると、心拍数検出手段20は、ステアリングホイ
ール1の所定の各部位に配設されてドライバーの左右両
手間の電位差を検出するための電極21と、この電極2
1に接続されて上記電位差を増幅する増幅器22と、こ
の増幅器22により増幅された電位差から心電位以外の
所定の周波数信号成分を除去するバンドパスフィルタ
(BPF)23と、このバンドパスフィルタ23を通過
した心電位から心拍信号であるR波の出現した時間間隔
に基き心拍数を計測する計測部24とを備えている。
説明すると、心拍数検出手段20は、ステアリングホイ
ール1の所定の各部位に配設されてドライバーの左右両
手間の電位差を検出するための電極21と、この電極2
1に接続されて上記電位差を増幅する増幅器22と、こ
の増幅器22により増幅された電位差から心電位以外の
所定の周波数信号成分を除去するバンドパスフィルタ
(BPF)23と、このバンドパスフィルタ23を通過
した心電位から心拍信号であるR波の出現した時間間隔
に基き心拍数を計測する計測部24とを備えている。
【0039】上記電極21は、各一対の+極21a,2
1aおよび−極21b,21bからなる。この電極21
は、ステアリングホイール1の上下左右の各位置に所定
幅の4つの絶縁部1a,1a,…を形成することにより
上記ステアリングホイール1のホイール部を左上、左
下、右下および右上の4つの領域(同図にメッシュ模様
で示す領域)1b,1c,1d,1eに分割し、この各
領域1b,1c,…に+極21aおよび−極21bを交
互に配設する構成となっている。つまり、ドライバーが
相対向した状態でステアリングホイール1の左右両側の
領域1b,1eまたは1c,1d、すなわち、ドライバ
ーの左右の各手により握られる左右の領域の一方1b,
1dが+極21a、他方1c,1eが−極21bとなる
ように配設されており、これにより、上記ステアリング
ホイール1を握るドライバーの左右両手間の電位差を検
出するようになっている。このような電極21はステア
リングホイール1の各領域1b,1c,…の表面に導電
性ゴムもしくは導電性プラスチックなどを用いて皮膜を
形成することによって配設される一方、上記各絶縁部1
aが未処理部とされることによりステアリングホイール
1自体の材質により絶縁体部分が形成されている。
1aおよび−極21b,21bからなる。この電極21
は、ステアリングホイール1の上下左右の各位置に所定
幅の4つの絶縁部1a,1a,…を形成することにより
上記ステアリングホイール1のホイール部を左上、左
下、右下および右上の4つの領域(同図にメッシュ模様
で示す領域)1b,1c,1d,1eに分割し、この各
領域1b,1c,…に+極21aおよび−極21bを交
互に配設する構成となっている。つまり、ドライバーが
相対向した状態でステアリングホイール1の左右両側の
領域1b,1eまたは1c,1d、すなわち、ドライバ
ーの左右の各手により握られる左右の領域の一方1b,
1dが+極21a、他方1c,1eが−極21bとなる
ように配設されており、これにより、上記ステアリング
ホイール1を握るドライバーの左右両手間の電位差を検
出するようになっている。このような電極21はステア
リングホイール1の各領域1b,1c,…の表面に導電
性ゴムもしくは導電性プラスチックなどを用いて皮膜を
形成することによって配設される一方、上記各絶縁部1
aが未処理部とされることによりステアリングホイール
1自体の材質により絶縁体部分が形成されている。
【0040】上記各電極21a,21bはステアリング
シャフトとステアリングコラムとの間に介在させたスリ
ップリング25(図3参照)を介してインピーダンス変
換用増幅器22に接続されており、この増幅器22は生
体であるドライバーからのインピーダンスの極めて高い
心拍信号を増幅し、この増幅した心拍信号を上記BPF
23を介して上記計測部24に送るようになっている。
シャフトとステアリングコラムとの間に介在させたスリ
ップリング25(図3参照)を介してインピーダンス変
換用増幅器22に接続されており、この増幅器22は生
体であるドライバーからのインピーダンスの極めて高い
心拍信号を増幅し、この増幅した心拍信号を上記BPF
23を介して上記計測部24に送るようになっている。
【0041】上記BPF23は、そのカットオフ周波数
として高周波側および低周波側にそれぞれ所定値が設定
されており、これら両設定値の間の周波数帯域のものを
通過させるようになっている。すなわち、上記高周波側
のカットオフ周波数はドライバーが手でステアリングホ
イール1の電極21を握る際の手の筋肉活動に伴い心電
位に混入する高周波信号成分である筋電位をカットし得
る値に設定され、一方、上記低周波側のカットオフ周波
数は上記ドライバーの手と上記電極21との接触不良に
伴い上記心拍信号に混入する低周波信号成分をカットし
得る値に設定されている。
として高周波側および低周波側にそれぞれ所定値が設定
されており、これら両設定値の間の周波数帯域のものを
通過させるようになっている。すなわち、上記高周波側
のカットオフ周波数はドライバーが手でステアリングホ
イール1の電極21を握る際の手の筋肉活動に伴い心電
位に混入する高周波信号成分である筋電位をカットし得
る値に設定され、一方、上記低周波側のカットオフ周波
数は上記ドライバーの手と上記電極21との接触不良に
伴い上記心拍信号に混入する低周波信号成分をカットし
得る値に設定されている。
【0042】上記計測部24での心拍数計測の原理は、
心電位の時間的変化の波形である心電図(図6参照)に
おいて順に表れるP,Q,R,S,TおよびUの各波の
内のR波がベース電位より所定量高く設定されたトリガ
ーレベルを超える1分間当りの回数を計測し、この回数
をドライバーの実際心拍数とするものである。
心電位の時間的変化の波形である心電図(図6参照)に
おいて順に表れるP,Q,R,S,TおよびUの各波の
内のR波がベース電位より所定量高く設定されたトリガ
ーレベルを超える1分間当りの回数を計測し、この回数
をドライバーの実際心拍数とするものである。
【0043】以下、上記計測部24での基本的な処理を
図7に示すフローチャートに基いて説明する。
図7に示すフローチャートに基いて説明する。
【0044】まず、ステップSH1で上記トリガーレベ
ルを超えるR波を検出したか否かを検出するまで繰り返
し、検出したらステップSH2でその時のタイマ値を読
取りこれを今回値t(n) に記憶させる。そして、ステッ
プSH3で今回値t(n) から前回値t(n-1)を減算して時
間間隔dtを求め、この時間間隔dtの逆数に60を乗
じて1分間当りの心拍数hr の今回値hr(n)を求める。
ルを超えるR波を検出したか否かを検出するまで繰り返
し、検出したらステップSH2でその時のタイマ値を読
取りこれを今回値t(n) に記憶させる。そして、ステッ
プSH3で今回値t(n) から前回値t(n-1)を減算して時
間間隔dtを求め、この時間間隔dtの逆数に60を乗
じて1分間当りの心拍数hr の今回値hr(n)を求める。
【0045】次に、ステップSH4で心拍数hr の今回
値hr(n)から前回値hr(n-1)を減算したもの(心拍数の
変動幅)が設定変動幅Clmの範囲内か否かを判別し、範
囲内であればステップSH5で今回値hr(n)を今回の有
効心拍数Hr とし、範囲外であればステップSH6で今
回値hr(n)をキャンセルして前回値hr(n-1)を今回の有
効心拍数Hr とする。そして、ステップSH7で上記今
回の有効心拍数Hr を計測心拍数hrとして第1判定手
段32に出力し、ステップSH8でタイマ読取り値t
(n) および心拍数検出値hr(N)の更新を行いリターン
する。
値hr(n)から前回値hr(n-1)を減算したもの(心拍数の
変動幅)が設定変動幅Clmの範囲内か否かを判別し、範
囲内であればステップSH5で今回値hr(n)を今回の有
効心拍数Hr とし、範囲外であればステップSH6で今
回値hr(n)をキャンセルして前回値hr(n-1)を今回の有
効心拍数Hr とする。そして、ステップSH7で上記今
回の有効心拍数Hr を計測心拍数hrとして第1判定手
段32に出力し、ステップSH8でタイマ読取り値t
(n) および心拍数検出値hr(N)の更新を行いリターン
する。
【0046】上記基準心拍数設定部32aにおける基準
心拍数は、個々のドライバーでその値に相違があるた
め、その基準心拍数Shrはドライバーごとにその都度
計測するようになっている。以下、この基準心拍数Sh
rの計測を図8のフローチャートに基いて説明する。
心拍数は、個々のドライバーでその値に相違があるた
め、その基準心拍数Shrはドライバーごとにその都度
計測するようになっている。以下、この基準心拍数Sh
rの計測を図8のフローチャートに基いて説明する。
【0047】まず、ステップSH11で所定の計測・制
御タイミングであるか否かを判別して、計測・制御タイ
ミングであればステップSH12で舵角センサ36から
前輪操舵角、アクセルセンサ35からアクセル開度など
の前回入力値との比較によりそれぞれ変動量もしくは変
動率を計測するとともに、横Gセンサ37から横G、前
後Gセンサ38から前後Gをそれぞれ計測する。すなわ
ち、操舵角よりステアリングホイール1の操舵速度の変
動量を、アクセル開度よりアクセル変動率をそれぞれ計
測する。
御タイミングであるか否かを判別して、計測・制御タイ
ミングであればステップSH12で舵角センサ36から
前輪操舵角、アクセルセンサ35からアクセル開度など
の前回入力値との比較によりそれぞれ変動量もしくは変
動率を計測するとともに、横Gセンサ37から横G、前
後Gセンサ38から前後Gをそれぞれ計測する。すなわ
ち、操舵角よりステアリングホイール1の操舵速度の変
動量を、アクセル開度よりアクセル変動率をそれぞれ計
測する。
【0048】次に、ルーチンR1により今回の計測心拍
数hrである有効心拍数Hr を計測(図7参照)した
後、ステップSH13で車両の運動状態が安定化したか
否かを判別する。この判別は後述の車両運動の安定判別
ルーチンR2により判別し、安定化していないと判別さ
れた場合はステップSH14でタイマカウントTを0と
してリターンする。上記車両運動が安定化と判別された
場合、ステップSH15でタイマカウントTに1単位時
間を加え、上記タイマカウントTに1制御周期Δtを加
えるごとにステップSH15で安定心拍計測数b(初期
値0)に1ずつ積算する。そして、ステップSH17で
上記有効心拍数Hr を有効心拍データHm(i)に蓄積す
る。
数hrである有効心拍数Hr を計測(図7参照)した
後、ステップSH13で車両の運動状態が安定化したか
否かを判別する。この判別は後述の車両運動の安定判別
ルーチンR2により判別し、安定化していないと判別さ
れた場合はステップSH14でタイマカウントTを0と
してリターンする。上記車両運動が安定化と判別された
場合、ステップSH15でタイマカウントTに1単位時
間を加え、上記タイマカウントTに1制御周期Δtを加
えるごとにステップSH15で安定心拍計測数b(初期
値0)に1ずつ積算する。そして、ステップSH17で
上記有効心拍数Hr を有効心拍データHm(i)に蓄積す
る。
【0049】次に、ステップSH18で上記タイマカウ
ントTの値に基いて予め設定された所定の設定時間(安
定化判定時間)TL が経過したか否かを判別する。未経
過であればリターンする。上記安定化判定時間TL が経
過した場合、ステップSH19で安定心拍数AHr の演
算を行う。この演算は、上記有効心拍データHm(i)と安
定心拍計測数bとに基いて、 によって行う。そして、ステップSH20で上記安定心
拍数AHr とそれまでに設定されていた基準心拍数BH
rminとの大小比較を行う。既設定の基準心拍数BHrmin
の方が大きい場合、ステップSH21で今回求めた安定
心拍数AHr を基準心拍数BHrminとして設定して基準
心拍数の更新を行い、逆に、既設定の基準心拍数BHrm
inの方が小さい場合、上記ステップSH21での更新を
行わず既設定の基準心拍数BHrminを用いる。そして、
ステップSH22でこの基準心拍数BHrminを基準心拍
数Shrとして出力する。
ントTの値に基いて予め設定された所定の設定時間(安
定化判定時間)TL が経過したか否かを判別する。未経
過であればリターンする。上記安定化判定時間TL が経
過した場合、ステップSH19で安定心拍数AHr の演
算を行う。この演算は、上記有効心拍データHm(i)と安
定心拍計測数bとに基いて、 によって行う。そして、ステップSH20で上記安定心
拍数AHr とそれまでに設定されていた基準心拍数BH
rminとの大小比較を行う。既設定の基準心拍数BHrmin
の方が大きい場合、ステップSH21で今回求めた安定
心拍数AHr を基準心拍数BHrminとして設定して基準
心拍数の更新を行い、逆に、既設定の基準心拍数BHrm
inの方が小さい場合、上記ステップSH21での更新を
行わず既設定の基準心拍数BHrminを用いる。そして、
ステップSH22でこの基準心拍数BHrminを基準心拍
数Shrとして出力する。
【0050】最後に、ステップSH23で上記安定心拍
データHm(i)および安定心拍計測数bの初期化を行った
後、リターンする。
データHm(i)および安定心拍計測数bの初期化を行った
後、リターンする。
【0051】なお、上記ステップSH20における基準
心拍数BHrminは、始動時のみ、始動後最初に計測され
た有効心拍Hr が初期設定値として設定されるようにな
っている。また、上記安定化判定時間TL として、その
時間TL 走行している間にその時の走行環境における交
通流が安定化すると同時に、それに伴いドライバーの実
際心拍数も安定化すると考え得る程度の時間(例えば2
分間程度)が予め設定されている。
心拍数BHrminは、始動時のみ、始動後最初に計測され
た有効心拍Hr が初期設定値として設定されるようにな
っている。また、上記安定化判定時間TL として、その
時間TL 走行している間にその時の走行環境における交
通流が安定化すると同時に、それに伴いドライバーの実
際心拍数も安定化すると考え得る程度の時間(例えば2
分間程度)が予め設定されている。
【0052】−第2判定手段33の構成− 上記第2判定手段33は、アクセルセンサ35からのア
クセル開度の変動率であるアクセル変動率と、舵角セン
サ36からの前輪操舵角に基き演算されたステアリング
ホイール1の操舵速度と、横Gセンサ37からの横G
と、前後Gセンサ38からの前後Gとのいずれもが極め
て小さい値のものとして設定された所定の設定値より小
さい場合に車両運動が安定状態にあると判定する一方、
上記各値のいずれか1つでも上記設定値以上であれば車
両運動が不安定状態にあると判定するようになってい
る。つまり、ドライバーによるアクセル操作が安定して
おり、車両が直進状態もしくは大アールの緩やかな旋回
状態などのほぼ直進状態にあり、その時の車両に作用し
ている横G、前後Gも極めて小さいとき、車両挙動は安
定状態にあるとするものである。
クセル開度の変動率であるアクセル変動率と、舵角セン
サ36からの前輪操舵角に基き演算されたステアリング
ホイール1の操舵速度と、横Gセンサ37からの横G
と、前後Gセンサ38からの前後Gとのいずれもが極め
て小さい値のものとして設定された所定の設定値より小
さい場合に車両運動が安定状態にあると判定する一方、
上記各値のいずれか1つでも上記設定値以上であれば車
両運動が不安定状態にあると判定するようになってい
る。つまり、ドライバーによるアクセル操作が安定して
おり、車両が直進状態もしくは大アールの緩やかな旋回
状態などのほぼ直進状態にあり、その時の車両に作用し
ている横G、前後Gも極めて小さいとき、車両挙動は安
定状態にあるとするものである。
【0053】以下、上記第2判定手段33における判定
処理を図9に基いて説明する。
処理を図9に基いて説明する。
【0054】まず、ステップSR1でアクセル変動率h
acpの演算を、後述の平均アクセル開度Acpaおよ
びアクセル標準偏差σAcp(図10のステップSA3
およびSA4参照)に基いて、 hacp=(σAcp/Acpa)×100 により行う。
acpの演算を、後述の平均アクセル開度Acpaおよ
びアクセル標準偏差σAcp(図10のステップSA3
およびSA4参照)に基いて、 hacp=(σAcp/Acpa)×100 により行う。
【0055】次に、ステップSR2で上記アクセル変動
率hacpが設定アクセル変動率hacplより小さい
か否かを、ステップSR3で現在の前輪操舵角Fstg
(t)から単位時間前の前回値Fstg(t−1)を減
じて得た操舵速度の絶対値が設定操舵速度flより小さ
いか否かを、ステップSR4で横G値ygの絶対値が設
定横G値yglより小さいか否かを、ステップSR5で
前後G値fgの絶対値が設定前後G値fglより小さい
か否かをそれぞれ判別する。そして、いずれの値もが設
定値より小さい場合、ステップSR6で車両運動は安定
状態にあると判定する一方、上記の各ステップSR3〜
SR5のいずれか1つの値でも設定値より大きい場合、
ステップSR7で車両運動は不安定状態にあると判定
し、それぞれ判定結果を上述の基準心拍数設定部32a
(図8のステップSH13参照)およびスロットル特性
変更手段34に出力する。
率hacpが設定アクセル変動率hacplより小さい
か否かを、ステップSR3で現在の前輪操舵角Fstg
(t)から単位時間前の前回値Fstg(t−1)を減
じて得た操舵速度の絶対値が設定操舵速度flより小さ
いか否かを、ステップSR4で横G値ygの絶対値が設
定横G値yglより小さいか否かを、ステップSR5で
前後G値fgの絶対値が設定前後G値fglより小さい
か否かをそれぞれ判別する。そして、いずれの値もが設
定値より小さい場合、ステップSR6で車両運動は安定
状態にあると判定する一方、上記の各ステップSR3〜
SR5のいずれか1つの値でも設定値より大きい場合、
ステップSR7で車両運動は不安定状態にあると判定
し、それぞれ判定結果を上述の基準心拍数設定部32a
(図8のステップSH13参照)およびスロットル特性
変更手段34に出力する。
【0056】−スロットル特性変更手段34aの構成− 上記スロットル特性変更手段34aは、平均アクセル開
度が所定の設定値より小さくてエンジン4が低負荷運転
状態にある場合に、車両が安定状態にあるにも拘らずド
ライバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき上
記スロットル制御手段31におけるスロットル特性をア
クセル操作に対するスロットル開度の変動量がより小さ
くなるよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、戻
し操作に対するエンジン4の出力特性が緩慢となる側に
変更補正するようになっている。つまり、交通流が例え
ば渋滞状態にあるとき、車両の運動自体は安定状態にあ
るものの、車間が開いたため詰めようとしてわずかなア
クセルの踏み込み操作を行ったところ、アクセル操作に
対するスロットルゲインがハイゲインにあるため、車両
がドライバーのアクセル操作意図以上に加速し驚いて上
記アクセルの戻し操作を行うことによりドライバーの心
理状態が不安定化するような場合、上記スロットルゲイ
ンを低減補正してドライバーの心理状態を安定化させる
ようになっている。
度が所定の設定値より小さくてエンジン4が低負荷運転
状態にある場合に、車両が安定状態にあるにも拘らずド
ライバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき上
記スロットル制御手段31におけるスロットル特性をア
クセル操作に対するスロットル開度の変動量がより小さ
くなるよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、戻
し操作に対するエンジン4の出力特性が緩慢となる側に
変更補正するようになっている。つまり、交通流が例え
ば渋滞状態にあるとき、車両の運動自体は安定状態にあ
るものの、車間が開いたため詰めようとしてわずかなア
クセルの踏み込み操作を行ったところ、アクセル操作に
対するスロットルゲインがハイゲインにあるため、車両
がドライバーのアクセル操作意図以上に加速し驚いて上
記アクセルの戻し操作を行うことによりドライバーの心
理状態が不安定化するような場合、上記スロットルゲイ
ンを低減補正してドライバーの心理状態を安定化させる
ようになっている。
【0057】−コントロールユニット30aの制御− 上記コントロールユニット30aでの具体的な制御を図
10のフローチャートに基いて説明する。
10のフローチャートに基いて説明する。
【0058】まず、ステップSA1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSA2でアクセル開度Acp、前
輪操舵角Fstg、横G値yg、前後G値fgなどの車
両の運動状態量を計測した後、ステップSA3で平均ア
クセル開度Acpaの演算、および、ステップSA4で
アクセル標準偏差σAcpの演算をそれぞれ行う。上記
平均アクセル開度Acpaの演算は、今回までの所定時
間の間に蓄積した所定数nのアクセル開度Acp(n)
をnで除することにより行い、また、上記アクセル標準
偏差σAcpの演算は、各アクセル開度Acp(n)と
上記平均アクセル開度Acpaとに基いて行う。
なるごとに、ステップSA2でアクセル開度Acp、前
輪操舵角Fstg、横G値yg、前後G値fgなどの車
両の運動状態量を計測した後、ステップSA3で平均ア
クセル開度Acpaの演算、および、ステップSA4で
アクセル標準偏差σAcpの演算をそれぞれ行う。上記
平均アクセル開度Acpaの演算は、今回までの所定時
間の間に蓄積した所定数nのアクセル開度Acp(n)
をnで除することにより行い、また、上記アクセル標準
偏差σAcpの演算は、各アクセル開度Acp(n)と
上記平均アクセル開度Acpaとに基いて行う。
【0059】次に、ステップSA5で現在のドライバー
の心拍数hrを心拍数検出手段20により計測し(図7
参照)、ステップSA6で基準心拍数Shrの設定を行
う(図8参照)。
の心拍数hrを心拍数検出手段20により計測し(図7
参照)、ステップSA6で基準心拍数Shrの設定を行
う(図8参照)。
【0060】そして、ステップSA7で現在の車両運動
が安定状態にあるか否かを第2判定手段33からの判定
結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR2参照)に
基いて判別し、不安定状態にあれば以下のステップSA
8〜SA14を飛ばしてステップSA15に進み前回の
補正係数kを用いて今回のスロットル開度θthを演算
する。一方、上記ステップSA7で現在の車両運動が安
定状態にあれば、ステップSA8に進み、上記平均アク
セル開度Acpaが比較的小さい値として設定された所
定の設定値Acplより小さい低負荷状態であるか否か
を判別し、ドライバーが微妙なアクセル操作を要求して
いるか否かの判別を行う。このステップSA8でエンジ
ン4が低負荷状態以外の状態にある場合、以下のステッ
プSA9〜SA14を飛ばしてステップSA15に進み
前回の補正係数kを用いてスロットル開度θthの演算
を行う。一方、上記ステップSA8でエンジン4が低負
荷状態にある場合、ステップSA9に進み、心拍制御タ
イミングにあるか否かを判別する。
が安定状態にあるか否かを第2判定手段33からの判定
結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR2参照)に
基いて判別し、不安定状態にあれば以下のステップSA
8〜SA14を飛ばしてステップSA15に進み前回の
補正係数kを用いて今回のスロットル開度θthを演算
する。一方、上記ステップSA7で現在の車両運動が安
定状態にあれば、ステップSA8に進み、上記平均アク
セル開度Acpaが比較的小さい値として設定された所
定の設定値Acplより小さい低負荷状態であるか否か
を判別し、ドライバーが微妙なアクセル操作を要求して
いるか否かの判別を行う。このステップSA8でエンジ
ン4が低負荷状態以外の状態にある場合、以下のステッ
プSA9〜SA14を飛ばしてステップSA15に進み
前回の補正係数kを用いてスロットル開度θthの演算
を行う。一方、上記ステップSA8でエンジン4が低負
荷状態にある場合、ステップSA9に進み、心拍制御タ
イミングにあるか否かを判別する。
【0061】この心拍制御タイミングにあるか否かは心
拍制御タイミング判別ルーチンR3(図11参照)によ
り行う。すなわち、ステップSR8でステップSA1の
制御タイミングの積算数nに1ずつ加えるとともに、こ
の積算数nが50を超えたか否かの判別を行う。50を
超えていない場合、ステップSR9で心拍制御タイミン
グではないものと判別する一方、50を超えている場
合、ステップSR10で上記積算数nを0としてステッ
プSR11で心拍制御タイミングと判別する。上記ステ
ップSA1の制御タイミングは0.02secごとに繰
り返されるため、その積算数nが50を超えるというこ
とは、1secの経過ごとに心拍制御タイミングとなる
ようにされている。そして、心拍制御タイミングでない
場合、ステップSA10〜SA14を飛ばしてステップ
SA15に進み、前回の補正係数kを用いてスロットル
開度θthの演算を行う。
拍制御タイミング判別ルーチンR3(図11参照)によ
り行う。すなわち、ステップSR8でステップSA1の
制御タイミングの積算数nに1ずつ加えるとともに、こ
の積算数nが50を超えたか否かの判別を行う。50を
超えていない場合、ステップSR9で心拍制御タイミン
グではないものと判別する一方、50を超えている場
合、ステップSR10で上記積算数nを0としてステッ
プSR11で心拍制御タイミングと判別する。上記ステ
ップSA1の制御タイミングは0.02secごとに繰
り返されるため、その積算数nが50を超えるというこ
とは、1secの経過ごとに心拍制御タイミングとなる
ようにされている。そして、心拍制御タイミングでない
場合、ステップSA10〜SA14を飛ばしてステップ
SA15に進み、前回の補正係数kを用いてスロットル
開度θthの演算を行う。
【0062】一方、ステップSA9で心拍制御タイミン
グであれば、ステップSA10に進み、現在のドライバ
ーの心拍数hrが基準心拍数Shrより高いか否かの判
別を行い、上記心拍数hrが上記基準心拍数Shr以下
である場合、ドライバーは安定心理状態にあり変更補正
の必要なしとして、ステップSA11でこれまでの補正
係数kを1としてステップSA15に進む。
グであれば、ステップSA10に進み、現在のドライバ
ーの心拍数hrが基準心拍数Shrより高いか否かの判
別を行い、上記心拍数hrが上記基準心拍数Shr以下
である場合、ドライバーは安定心理状態にあり変更補正
の必要なしとして、ステップSA11でこれまでの補正
係数kを1としてステップSA15に進む。
【0063】上記ステップSA10で現在のドライバー
の心拍数hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ス
テップSA12でこれまでの補正係数kに0.9を乗じ
たものを今回の補正係数kとする。そして、ステップS
A13で今回の補正係数kが予め設定された限界最小値
(例えば0.6)より小さくなっているか否かを見て、
0.6より小さければステップSA14で上記補正係数
kを0.6としてステップSA15に進む一方、0.6
より小さくなっていなければ上記ステップSA14を飛
ばしてステップSA15に進む。つまり、補正係数kが
過度に小さくならないように制限し、アクセル操作に対
するスロットル開度の変動がドライバーの不安定心理状
態の解消を図る以上に過度に緩慢となる側に補正されな
いようにしている。
の心拍数hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ス
テップSA12でこれまでの補正係数kに0.9を乗じ
たものを今回の補正係数kとする。そして、ステップS
A13で今回の補正係数kが予め設定された限界最小値
(例えば0.6)より小さくなっているか否かを見て、
0.6より小さければステップSA14で上記補正係数
kを0.6としてステップSA15に進む一方、0.6
より小さくなっていなければ上記ステップSA14を飛
ばしてステップSA15に進む。つまり、補正係数kが
過度に小さくならないように制限し、アクセル操作に対
するスロットル開度の変動がドライバーの不安定心理状
態の解消を図る以上に過度に緩慢となる側に補正されな
いようにしている。
【0064】そして、ステップSA15でアクセル開度
Acpの関数により与えられる基本スロットル特性のマ
ップから求まる基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
A16でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
Acpの関数により与えられる基本スロットル特性のマ
ップから求まる基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
A16でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
【0065】上記フローチャートの内、ステップSA5
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSA6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSA7が第2判定手段33を、ステップSA9およ
びSA10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSA8およびSA12〜SA15がスロットル特性
変更手段34aを、ステップSA16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSA6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSA7が第2判定手段33を、ステップSA9およ
びSA10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSA8およびSA12〜SA15がスロットル特性
変更手段34aを、ステップSA16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
【0066】−第1実施例の作用・効果− 上記構成の第1実施例では、平均アクセル開度Acpa
が一定値以下の比較的低開度の範囲のものでエンジン4
が低負荷状態にあるときであって、ステアリングホイー
ル1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gな
ども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34aによりスロ
ットル特性の変更補正が行われる。上記の場合におい
て、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因としては、
交通流が例えば渋滞状態などにあり、車間が開いたため
詰めようとしてわずかなアクセルの踏み込み操作を行っ
たところ、アクセル操作に対するスロットルゲインがハ
イゲインにあるため、エンジン4が敏感に反応して車両
がドライバーのアクセル操作意図以上に加速し驚いて上
記アクセルの戻し操作を行うという繁雑なアクセル操作
を強いられたためと考えられる。つまり、操舵系が安定
した状態でエンジン系に心理状態の不安定化要因があ
り、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加減速挙動
との不一致に起因してドライバーが緊張し心理状態が不
安定化したものと考えられる。
が一定値以下の比較的低開度の範囲のものでエンジン4
が低負荷状態にあるときであって、ステアリングホイー
ル1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gな
ども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34aによりスロ
ットル特性の変更補正が行われる。上記の場合におい
て、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因としては、
交通流が例えば渋滞状態などにあり、車間が開いたため
詰めようとしてわずかなアクセルの踏み込み操作を行っ
たところ、アクセル操作に対するスロットルゲインがハ
イゲインにあるため、エンジン4が敏感に反応して車両
がドライバーのアクセル操作意図以上に加速し驚いて上
記アクセルの戻し操作を行うという繁雑なアクセル操作
を強いられたためと考えられる。つまり、操舵系が安定
した状態でエンジン系に心理状態の不安定化要因があ
り、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加減速挙動
との不一致に起因してドライバーが緊張し心理状態が不
安定化したものと考えられる。
【0067】このため、上記第1実施例では、上記スロ
ットル特性変更手段34aによって、スロットル制御手
段31におけるスロットル特性が緩慢となる側に、すな
わち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操作に対するエ
ンジン4の出力特性が緩慢となる側に変更補正されるよ
うにしており、これにより、ドライバーのアクセル操作
意図と実際の車両挙動との不一致が解消され、ドライバ
ーの不安定心理状態の解消を図ることができる。
ットル特性変更手段34aによって、スロットル制御手
段31におけるスロットル特性が緩慢となる側に、すな
わち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操作に対するエ
ンジン4の出力特性が緩慢となる側に変更補正されるよ
うにしており、これにより、ドライバーのアクセル操作
意図と実際の車両挙動との不一致が解消され、ドライバ
ーの不安定心理状態の解消を図ることができる。
【0068】このようにエンジン4の低負荷領域で車両
がほぼ直進状態にある安定した状態で、通常、ドライバ
ーはリラックスして運転操作をしていると考えられる状
態においても、ドライバーのアクセル操作意図とスロッ
トル系との不適合に起因して生じたドライバーの不安定
心理状態の発生を検出して、その解消を図ることがで
き、ドライバーの心理状態の安定化を図ることができ
る。
がほぼ直進状態にある安定した状態で、通常、ドライバ
ーはリラックスして運転操作をしていると考えられる状
態においても、ドライバーのアクセル操作意図とスロッ
トル系との不適合に起因して生じたドライバーの不安定
心理状態の発生を検出して、その解消を図ることがで
き、ドライバーの心理状態の安定化を図ることができ
る。
【0069】また、第1判定手段32におけるドライバ
ーの心理状態の判定をドライバーの心拍数の大小に基い
て行っているため、その心拍数の変動として表れるドラ
イバーの内面的緊張度合いの変動によって上記ドライバ
ーの心理状態の変動を的確に判定することができる。し
かも、この第1実施例においては、アクセル変動率ha
cp、操舵速度、横G、および、前後Gがそれぞれ設定
値より小さい状態が一定時間以上継続した場合、すなわ
ち、加減速がほぼなく、車両がほぼ直進状態にあって前
後左右方向の揺れがない状態が一定時間継続した場合の
心拍数を、そのドライバーがリラックスした安定心理状
態を表す基準心拍数とし、この基準心拍数より現在の心
拍数が高いか低いかによって現在のドライバーの心理状
態の判定を行うようにしているため、そのドライバーの
心理状態の判定を簡易かつ確実に行うことができる。
ーの心理状態の判定をドライバーの心拍数の大小に基い
て行っているため、その心拍数の変動として表れるドラ
イバーの内面的緊張度合いの変動によって上記ドライバ
ーの心理状態の変動を的確に判定することができる。し
かも、この第1実施例においては、アクセル変動率ha
cp、操舵速度、横G、および、前後Gがそれぞれ設定
値より小さい状態が一定時間以上継続した場合、すなわ
ち、加減速がほぼなく、車両がほぼ直進状態にあって前
後左右方向の揺れがない状態が一定時間継続した場合の
心拍数を、そのドライバーがリラックスした安定心理状
態を表す基準心拍数とし、この基準心拍数より現在の心
拍数が高いか低いかによって現在のドライバーの心理状
態の判定を行うようにしているため、そのドライバーの
心理状態の判定を簡易かつ確実に行うことができる。
【0070】<第2実施例>図12はエンジン4が高負
荷状態にある場合に生じたドライバーの不安定心理状態
の解消を図る第2実施例のコントロールユニット30b
の制御内容を示すフローチャートである。この第2実施
例のコントロールユニット30bはスロットル特性変更
手段34bの構成のみ第1実施例のコントロールユニッ
ト30aと異なり、他の構成はすべて第1実施例と同じ
であるため(図3および図4参照)、同一部材には同一
符号を付して、その説明は省略する。
荷状態にある場合に生じたドライバーの不安定心理状態
の解消を図る第2実施例のコントロールユニット30b
の制御内容を示すフローチャートである。この第2実施
例のコントロールユニット30bはスロットル特性変更
手段34bの構成のみ第1実施例のコントロールユニッ
ト30aと異なり、他の構成はすべて第1実施例と同じ
であるため(図3および図4参照)、同一部材には同一
符号を付して、その説明は省略する。
【0071】−スロットル特性変更手段34bの構成− 上記スロットル特性変更手段34bは、平均アクセル開
度が所定の設定値より大きくてエンジン4が高負荷運転
状態である場合に、車両が安定状態にあるにも拘らずド
ライバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたときス
ロットル制御手段31におけるスロットル特性をアクセ
ル操作に対するスロットル開度の変動量がより大きくな
るよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操
作に対するエンジン4の出力が敏感となる側に変更補正
するようになっている。
度が所定の設定値より大きくてエンジン4が高負荷運転
状態である場合に、車両が安定状態にあるにも拘らずド
ライバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたときス
ロットル制御手段31におけるスロットル特性をアクセ
ル操作に対するスロットル開度の変動量がより大きくな
るよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操
作に対するエンジン4の出力が敏感となる側に変更補正
するようになっている。
【0072】−コントロールユニット30bの制御− 上記コントロールユニット30bでの具体的な制御を図
12のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30bでの制御は、ステップSB8
およびステップSB10〜SB14の内容が第1実施例
のコントロールユニット30aの制御と異なるほか、他
のステップの内容は上記第1実施例と同じである。
12のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30bでの制御は、ステップSB8
およびステップSB10〜SB14の内容が第1実施例
のコントロールユニット30aの制御と異なるほか、他
のステップの内容は上記第1実施例と同じである。
【0073】まず、ステップSB1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSB2で車両の運動状態量の計
測、ステップSB3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSB4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4(図10参照)と同様に行う。加えて、ステップSB
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSB6で基準心拍数Shrの設定を第1実施例の
ステップSA5およびSA6と同様に行う。
なるごとに、ステップSB2で車両の運動状態量の計
測、ステップSB3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSB4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4(図10参照)と同様に行う。加えて、ステップSB
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSB6で基準心拍数Shrの設定を第1実施例の
ステップSA5およびSA6と同様に行う。
【0074】次に、ステップSB7で第2判定手段33
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSB8で上記平均アクセル開度A
cpaが所定の設定値Acplより大きいか否かの判別
によりエンジン4が高負荷状態にあるか否かの判別を、
および、ステップSB9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSB8で上記平均アクセル開度A
cpaが所定の設定値Acplより大きいか否かの判別
によりエンジン4が高負荷状態にあるか否かの判別を、
および、ステップSB9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
【0075】そして、車両状態が安定状態ではない、エ
ンジン4が高負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないと判別された場合、補正係数kの更新
を行わず、前回の補正係数kを用いてステップSB15
のスロットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動
が安定状態にあり、エンジン4が高負荷状態にあり、か
つ、1sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合
に限りステップSB10に進み、現在のドライバーの心
拍数hrが基準心拍数Shrより高いか否かの判別を行
う。
ンジン4が高負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないと判別された場合、補正係数kの更新
を行わず、前回の補正係数kを用いてステップSB15
のスロットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動
が安定状態にあり、エンジン4が高負荷状態にあり、か
つ、1sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合
に限りステップSB10に進み、現在のドライバーの心
拍数hrが基準心拍数Shrより高いか否かの判別を行
う。
【0076】上記ステップSB10で上記心拍数hrが
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSB11でこれまで
の補正係数kを1としてステップSB15に進む。一
方、上記ステップSB10で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ステップS
B12でこれまでの補正係数kに1.1を乗じたものを
今回の補正係数kとする。そして、ステップSB13で
今回の補正係数kが予め設定された限界最大値(例えば
1.5)より小さくなっているか否かを見て、1.5よ
り大きければステップSB14で上記補正係数kを1.
5としてステップSB15に進む一方、1.5以下であ
れば上記ステップSB14を飛ばしてステップSB15
に進む。つまり、補正係数kが過度に大きくならないよ
うに制限し、アクセル操作に対するスロットル開度の変
動がドライバーの不安定心理状態の解消を図る以上に過
度に敏感となる側に補正されないようにしている。
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSB11でこれまで
の補正係数kを1としてステップSB15に進む。一
方、上記ステップSB10で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ステップS
B12でこれまでの補正係数kに1.1を乗じたものを
今回の補正係数kとする。そして、ステップSB13で
今回の補正係数kが予め設定された限界最大値(例えば
1.5)より小さくなっているか否かを見て、1.5よ
り大きければステップSB14で上記補正係数kを1.
5としてステップSB15に進む一方、1.5以下であ
れば上記ステップSB14を飛ばしてステップSB15
に進む。つまり、補正係数kが過度に大きくならないよ
うに制限し、アクセル操作に対するスロットル開度の変
動がドライバーの不安定心理状態の解消を図る以上に過
度に敏感となる側に補正されないようにしている。
【0077】そして、ステップSB15で、スロットル
制御手段31の基本スロットル特性のマップから求まる
基本スロットル開度に上記補正係数kを乗じて今回のス
ロットル開度θthを求め、ステップSB16でこのス
ロットル開度θthとなるようにアクチュエータ9aの
作動制御信号を出力する。そして、リターンする。
制御手段31の基本スロットル特性のマップから求まる
基本スロットル開度に上記補正係数kを乗じて今回のス
ロットル開度θthを求め、ステップSB16でこのス
ロットル開度θthとなるようにアクチュエータ9aの
作動制御信号を出力する。そして、リターンする。
【0078】上記フローチャートの内、ステップSB5
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSB6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSB7が第2判定手段33を、ステップSB9およ
びSB10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSB8およびSB12〜SB15がスロットル特性
変更手段34bを、ステップSB16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSB6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSB7が第2判定手段33を、ステップSB9およ
びSB10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSB8およびSB12〜SB15がスロットル特性
変更手段34bを、ステップSB16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
【0079】−第2実施例の作用・効果− 上記構成の第2実施例では、平均アクセル開度Acpa
が一定値より大きい比較的高開度の範囲のものでエンジ
ン4が高負荷状態にあるときであって、ステアリングホ
イール1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後
Gなども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある
場合において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと
判定されたとき、スロットル特性変更手段34bにより
スロットル特性の変更補正が行われる。上記の場合にお
いて、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因として
は、車両が例えば高速走行中の追越し加速状態にあり、
高負荷状態でのアクセルの踏み込み操作をしてもエンジ
ン出力特性が緩慢で意図した加速が生じないため焦って
さらに踏み込み操作を行うなどの操作を強いられたため
と考えられる。つまり、高負荷状態か低負荷状態かで第
1実施例と相違するものの、第1実施例と同様に、操舵
系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定化要
因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加減
速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心理状
態が不安定化したものと考えられる。
が一定値より大きい比較的高開度の範囲のものでエンジ
ン4が高負荷状態にあるときであって、ステアリングホ
イール1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後
Gなども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある
場合において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと
判定されたとき、スロットル特性変更手段34bにより
スロットル特性の変更補正が行われる。上記の場合にお
いて、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因として
は、車両が例えば高速走行中の追越し加速状態にあり、
高負荷状態でのアクセルの踏み込み操作をしてもエンジ
ン出力特性が緩慢で意図した加速が生じないため焦って
さらに踏み込み操作を行うなどの操作を強いられたため
と考えられる。つまり、高負荷状態か低負荷状態かで第
1実施例と相違するものの、第1実施例と同様に、操舵
系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定化要
因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加減
速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心理状
態が不安定化したものと考えられる。
【0080】このため、上記第2実施例では、上記スロ
ットル特性変更手段34bによって、スロットル制御手
段31におけるスロットル特性が敏感となる側に、すな
わち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操作に対するエ
ンジン4の出力特性が敏感となる側に変更補正されるよ
うにしており、これにより、ドライバーのアクセル操作
意図と実際の車両挙動との不一致が解消され、ドライバ
ーの不安定心理状態の解消を図ることができる。
ットル特性変更手段34bによって、スロットル制御手
段31におけるスロットル特性が敏感となる側に、すな
わち、アクセルペダルの踏み込み、戻し操作に対するエ
ンジン4の出力特性が敏感となる側に変更補正されるよ
うにしており、これにより、ドライバーのアクセル操作
意図と実際の車両挙動との不一致が解消され、ドライバ
ーの不安定心理状態の解消を図ることができる。
【0081】このように、例えば高速道路などでの走行
のようにエンジン4の高負荷領域で車両がほぼ直進状態
にある安定した状態で、通常、ドライバーはリラックス
して運転操作をしていると考えられる状態においても、
ドライバーのアクセル操作意図とスロットル系との不適
合に起因して生じたドライバーの不安定心理状態の解消
を図ることができ、ドライバーの心理状態の安定化を図
ることができる。
のようにエンジン4の高負荷領域で車両がほぼ直進状態
にある安定した状態で、通常、ドライバーはリラックス
して運転操作をしていると考えられる状態においても、
ドライバーのアクセル操作意図とスロットル系との不適
合に起因して生じたドライバーの不安定心理状態の解消
を図ることができ、ドライバーの心理状態の安定化を図
ることができる。
【0082】<第3実施例>図13はドライバーの不安
定心理状態の度合いに応じてその解消を図る第3実施例
のコントロールユニット30cの制御内容を示すフロー
チャートである。この第3実施例は、補正係数kの変更
を、第2実施例のごとく1.1を乗じて段階的に行うの
ではなく、ドライバーの現在の心拍数と基準心拍数との
心拍差の大小に応じて一気に行うものである。
定心理状態の度合いに応じてその解消を図る第3実施例
のコントロールユニット30cの制御内容を示すフロー
チャートである。この第3実施例は、補正係数kの変更
を、第2実施例のごとく1.1を乗じて段階的に行うの
ではなく、ドライバーの現在の心拍数と基準心拍数との
心拍差の大小に応じて一気に行うものである。
【0083】なお、この第3実施例のコントロールユニ
ット30cはスロットル特性変更手段34cの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
ット30cはスロットル特性変更手段34cの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
【0084】−スロットル特性変更手段34cの構成− 上記スロットル特性変更手段34cは、ドライバーの心
拍数と基準心拍数との心拍差(hr−Shr)に対する
補正係数kのマップを有しており、車両が安定状態にあ
り、かつ、平均アクセル開度が所定の設定値より大きく
てエンジン4が高負荷運転状態である場合に、その時の
ドライバーの心拍差に基いて上記マップから補正係数k
を求め、この補正係数kを用いてスロットル制御手段3
1におけるスロットル特性を変更補正するようになって
いる。
拍数と基準心拍数との心拍差(hr−Shr)に対する
補正係数kのマップを有しており、車両が安定状態にあ
り、かつ、平均アクセル開度が所定の設定値より大きく
てエンジン4が高負荷運転状態である場合に、その時の
ドライバーの心拍差に基いて上記マップから補正係数k
を求め、この補正係数kを用いてスロットル制御手段3
1におけるスロットル特性を変更補正するようになって
いる。
【0085】上記マップは、図13のステップSC10
における図に示すように、ドライバーの現在の心拍数h
rから基準心拍数Shrを減じた心拍差が0の時、補正
係数kが1.0の値となり、上記心拍差が正側に大きく
なるに従って補正係数kも1.0から徐々に大きくなる
一方、上記心拍差が負側に大きくなるに従って上記補正
係数kも1.0から徐々に小さくなるようになってお
り、上記心拍差が正側の所定値以上の範囲では限界最大
値(1.5)の一定値となり、負側の所定値以下の範囲
では限界最小値(0.6)の一定値となるようになって
いる。つまり、上記限界最大値と最小値との間の範囲内
で、上記心拍差の大小に応じて補正係数kの値が出力さ
れるようになっている。
における図に示すように、ドライバーの現在の心拍数h
rから基準心拍数Shrを減じた心拍差が0の時、補正
係数kが1.0の値となり、上記心拍差が正側に大きく
なるに従って補正係数kも1.0から徐々に大きくなる
一方、上記心拍差が負側に大きくなるに従って上記補正
係数kも1.0から徐々に小さくなるようになってお
り、上記心拍差が正側の所定値以上の範囲では限界最大
値(1.5)の一定値となり、負側の所定値以下の範囲
では限界最小値(0.6)の一定値となるようになって
いる。つまり、上記限界最大値と最小値との間の範囲内
で、上記心拍差の大小に応じて補正係数kの値が出力さ
れるようになっている。
【0086】なお、本第3実施例における第1判定手段
32の判定部32bは上記心拍差(hr−Shr)を演
算し、この心拍差の値を判定結果として心拍制御タイミ
ングごとにスロットル特性変更手段34cに出力するよ
うになっている。
32の判定部32bは上記心拍差(hr−Shr)を演
算し、この心拍差の値を判定結果として心拍制御タイミ
ングごとにスロットル特性変更手段34cに出力するよ
うになっている。
【0087】−コントロールユニット30cの制御− 上記コントロールユニット30cでの具体的な制御を図
13のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30cでの制御は、ステップSC1
0の内容が第2実施例のコントロールユニット30bの
制御におけるステップSB10〜SB14と置換された
ものであり、他のステップの内容は上記第2実施例と同
じである。
13のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30cでの制御は、ステップSC1
0の内容が第2実施例のコントロールユニット30bの
制御におけるステップSB10〜SB14と置換された
ものであり、他のステップの内容は上記第2実施例と同
じである。
【0088】まず、ステップSC1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSC2で車両の運動状態量の計
測、ステップSC3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSC4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第2実施例のステップSB1〜SB
4(図12参照)と同様に行う。加えて、ステップSC
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSC6で基準心拍数Shrの設定を第2実施例の
ステップSB5およびSB6と同様に行う。
なるごとに、ステップSC2で車両の運動状態量の計
測、ステップSC3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSC4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第2実施例のステップSB1〜SB
4(図12参照)と同様に行う。加えて、ステップSC
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSC6で基準心拍数Shrの設定を第2実施例の
ステップSB5およびSB6と同様に行う。
【0089】次に、ステップSC7で第2判定手段33
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSC8で上記平均アクセル開度A
cpaが所定の設定値Acplより大きいか否かの判別
によりエンジン4が高負荷状態にあるか否かの判別を、
および、ステップSC9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSC8で上記平均アクセル開度A
cpaが所定の設定値Acplより大きいか否かの判別
によりエンジン4が高負荷状態にあるか否かの判別を、
および、ステップSC9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
【0090】そして、車両状態が安定状態ではない、エ
ンジン4が高負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないのいずれかと判別された場合、補正係
数kの更新を行わず、前回の補正係数kを用いてステッ
プSC11のスロットル開度θthの演算を行う。一
方、車両運動が安定状態にあり、エンジン4が高負荷状
態にあり、かつ、1sec経過ごとの心拍制御タイミン
グである場合に限りステップSC10に進み、現在のド
ライバーの心拍数hrから基準心拍数Shrを減じた心
拍差の値から今回の補正係数kの決定を上記マップによ
り行う。
ンジン4が高負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないのいずれかと判別された場合、補正係
数kの更新を行わず、前回の補正係数kを用いてステッ
プSC11のスロットル開度θthの演算を行う。一
方、車両運動が安定状態にあり、エンジン4が高負荷状
態にあり、かつ、1sec経過ごとの心拍制御タイミン
グである場合に限りステップSC10に進み、現在のド
ライバーの心拍数hrから基準心拍数Shrを減じた心
拍差の値から今回の補正係数kの決定を上記マップによ
り行う。
【0091】そして、ステップSC11で、スロットル
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
C12でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
C12でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
【0092】上記フローチャートの内、ステップSC5
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSC6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSC7が第2判定手段33を、ステップSC9が第
1判定手段32の判定部32bを、ステップSC10お
よびSC11がスロットル特性変更手段34cを、ステ
ップSC12がスロットル制御手段31をそれぞれ構成
している。
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSC6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSC7が第2判定手段33を、ステップSC9が第
1判定手段32の判定部32bを、ステップSC10お
よびSC11がスロットル特性変更手段34cを、ステ
ップSC12がスロットル制御手段31をそれぞれ構成
している。
【0093】−第3実施例の作用・効果− 上記構成の第3実施例では、平均アクセル開度Acpa
が一定値より大きい比較的高開度の範囲のものでエンジ
ン4が高負荷状態にあるときであって、ステアリングホ
イール1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後
Gなども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある
場合において、スロットル特性変更手段34cによって
現在のドライバーの心拍数と基準心拍数との心拍差の大
小に対応した量の補正係数kの変更が行われる。すなわ
ち、上記心拍差が正側に大きい程大きく上記補正係数k
が1.0から増大側に変更される一方、上記心拍差が負
側に大きい程大きく上記補正係数kが1.0から低減側
に変更される。つまり、ドライバーの緊張度合いが大き
く不安定心理状態の度合いが大きい程大きく敏感となる
側にスロットル特性が変更補正され、一方、上記ドライ
バーのリラックス度合いが大きく安定心理状態の度合い
が大きい程大きく緩慢となる側にスロットル特性が変更
補正される。
が一定値より大きい比較的高開度の範囲のものでエンジ
ン4が高負荷状態にあるときであって、ステアリングホ
イール1の操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後
Gなども小さい状態で車両の運動自体は安定状態にある
場合において、スロットル特性変更手段34cによって
現在のドライバーの心拍数と基準心拍数との心拍差の大
小に対応した量の補正係数kの変更が行われる。すなわ
ち、上記心拍差が正側に大きい程大きく上記補正係数k
が1.0から増大側に変更される一方、上記心拍差が負
側に大きい程大きく上記補正係数kが1.0から低減側
に変更される。つまり、ドライバーの緊張度合いが大き
く不安定心理状態の度合いが大きい程大きく敏感となる
側にスロットル特性が変更補正され、一方、上記ドライ
バーのリラックス度合いが大きく安定心理状態の度合い
が大きい程大きく緩慢となる側にスロットル特性が変更
補正される。
【0094】このため、ドライバーが緊張して不安定心
理状態に陥った場合、その度合いに応じてスロットル特
性が敏感なものに変更補正されて車両が素早い加減速挙
動をするようになり、ドライバーのアクセル操作に対す
る車両の加減速挙動が意図したものより緩慢であること
に起因する緊張状態の発生を迅速に解消してドライバー
の心理状態を安定化させることができる。また、ドライ
バーがリラックスして安定心理状態にある場合、その度
合いに応じてスロットル特性が緩慢なものに変更補正さ
れて車両がより緩やかな加減速挙動をするようになり、
ドライバーのアクセル操作に対する車両の加減速挙動が
意図したものより敏感であることに起因する緊張状態の
発生を迅速に解消してドライバーの安定心理状態をより
安定化させてその状態を継続させることができる。
理状態に陥った場合、その度合いに応じてスロットル特
性が敏感なものに変更補正されて車両が素早い加減速挙
動をするようになり、ドライバーのアクセル操作に対す
る車両の加減速挙動が意図したものより緩慢であること
に起因する緊張状態の発生を迅速に解消してドライバー
の心理状態を安定化させることができる。また、ドライ
バーがリラックスして安定心理状態にある場合、その度
合いに応じてスロットル特性が緩慢なものに変更補正さ
れて車両がより緩やかな加減速挙動をするようになり、
ドライバーのアクセル操作に対する車両の加減速挙動が
意図したものより敏感であることに起因する緊張状態の
発生を迅速に解消してドライバーの安定心理状態をより
安定化させてその状態を継続させることができる。
【0095】このように変更補正がドライバーの心拍
差、すなわち、不安定心理状態などの度合いが大きい程
大きく一気に行われるため、ドライバーの陥った不安定
心理状態の度合いが大きくても、その解消を迅速に図る
ことができ、第1もしくは第2実施例よりも速応性の向
上を図ることができる。
差、すなわち、不安定心理状態などの度合いが大きい程
大きく一気に行われるため、ドライバーの陥った不安定
心理状態の度合いが大きくても、その解消を迅速に図る
ことができ、第1もしくは第2実施例よりも速応性の向
上を図ることができる。
【0096】さらに、この場合においても、スロットル
特性の敏感側、緩慢側のいずれの側の変更補正に対して
も限界値が設定されており、ドライバーの不安定心理状
態の解消以上に過度のスロットル特性の変更補正が禁止
されているため、過度の変更補正に伴う心理状態の新た
な不安定化を防止することができる。
特性の敏感側、緩慢側のいずれの側の変更補正に対して
も限界値が設定されており、ドライバーの不安定心理状
態の解消以上に過度のスロットル特性の変更補正が禁止
されているため、過度の変更補正に伴う心理状態の新た
な不安定化を防止することができる。
【0097】<第4実施例>図14はドライバーのアク
セルの踏み込み操作(正側)における踏み速度が所定の
大値である場合に生じたドライバーの不安定心理状態の
解消を図る第4実施例のコントロールユニット30dの
制御内容を示すフローチャートである。 なお、この第
4実施例のコントロールユニット30dはスロットル特
性変更手段34dの構成のみ第1実施例のコントロール
ユニット30aと異なり、他の構成はすべて第1実施例
と同じであるため(図3および図4参照)、同一部材に
は同一符号を付して、その説明は省略する。
セルの踏み込み操作(正側)における踏み速度が所定の
大値である場合に生じたドライバーの不安定心理状態の
解消を図る第4実施例のコントロールユニット30dの
制御内容を示すフローチャートである。 なお、この第
4実施例のコントロールユニット30dはスロットル特
性変更手段34dの構成のみ第1実施例のコントロール
ユニット30aと異なり、他の構成はすべて第1実施例
と同じであるため(図3および図4参照)、同一部材に
は同一符号を付して、その説明は省略する。
【0098】−スロットル特性変更手段34dの構成− 上記スロットル特性変更手段34dは、ドライバーによ
るアクセル操作において正側へのアクセル踏み速度が一
定値以上の急激な踏み込み操作状態である場合に、車両
が安定状態にあるにも拘らずドライバーが不安定心理状
態に陥ったと判定されたときスロットル制御手段31に
おけるスロットル特性をアクセル操作に対するスロット
ル開度の変動量がより大きくなるよう、すなわち、アク
セルペダルの踏み込み・戻し操作に対するエンジン4の
出力が敏感となる側に変更補正するようになっている。
るアクセル操作において正側へのアクセル踏み速度が一
定値以上の急激な踏み込み操作状態である場合に、車両
が安定状態にあるにも拘らずドライバーが不安定心理状
態に陥ったと判定されたときスロットル制御手段31に
おけるスロットル特性をアクセル操作に対するスロット
ル開度の変動量がより大きくなるよう、すなわち、アク
セルペダルの踏み込み・戻し操作に対するエンジン4の
出力が敏感となる側に変更補正するようになっている。
【0099】−コントロールユニット30dの制御− 上記コントロールユニット30dでの具体的な制御を図
14のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30dでの制御は、ステップSD8
の内容が第2実施例のコントロールユニット30bの制
御と異なるほか、他のステップの内容は上記第2実施例
と同じである。
14のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30dでの制御は、ステップSD8
の内容が第2実施例のコントロールユニット30bの制
御と異なるほか、他のステップの内容は上記第2実施例
と同じである。
【0100】まず、ステップSD1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSD2で車両の運動状態量の計
測、ステップSD3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSD4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第2実施例のステップSB1〜SB
4(図12参照)と同様に行う。加えて、ステップSD
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSD6で基準心拍数Shrの設定を第2実施例の
ステップSB5およびSB6と同様に行う。
なるごとに、ステップSD2で車両の運動状態量の計
測、ステップSD3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSD4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第2実施例のステップSB1〜SB
4(図12参照)と同様に行う。加えて、ステップSD
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSD6で基準心拍数Shrの設定を第2実施例の
ステップSB5およびSB6と同様に行う。
【0101】次に、ステップSD7で第2判定手段33
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSD8でステップSD2で計測し
たアクセル開度の今回値から所定単位時間前の前回値を
減じることにより求まるアクセル踏み速度(正側)が予
め設定された正側の設定値以上であるか否かの判別を、
および、ステップSD9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSD8でステップSD2で計測し
たアクセル開度の今回値から所定単位時間前の前回値を
減じることにより求まるアクセル踏み速度(正側)が予
め設定された正側の設定値以上であるか否かの判別を、
および、ステップSD9で心拍制御タイミング判別ルー
チンR3(図11参照)により心拍制御タイミングにあ
るか否かの判別をそれぞれ行う。
【0102】そして、車両状態が安定状態ではない、ア
クセル踏み速度(正側)が所定値以上ではない、もしく
は、心拍制御タイミングではないと判別された場合、補
正係数kの更新を行わず、前回の補正係数kを用いてス
テップSD15のスロットル開度θthの演算を行う。
一方、車両運動が安定状態にあり、アクセル踏み速度
(正側)が所定値以上であり、かつ、1sec経過ごと
の心拍制御タイミングである場合に限りステップSD1
0に進み、現在のドライバーの心拍数hrが基準心拍数
Shrより高いか否かの判別を行う。
クセル踏み速度(正側)が所定値以上ではない、もしく
は、心拍制御タイミングではないと判別された場合、補
正係数kの更新を行わず、前回の補正係数kを用いてス
テップSD15のスロットル開度θthの演算を行う。
一方、車両運動が安定状態にあり、アクセル踏み速度
(正側)が所定値以上であり、かつ、1sec経過ごと
の心拍制御タイミングである場合に限りステップSD1
0に進み、現在のドライバーの心拍数hrが基準心拍数
Shrより高いか否かの判別を行う。
【0103】上記ステップSD10で上記心拍数hrが
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSD11でこれまで
の補正係数kを1としてステップSD15に進む。一
方、上記ステップSD10で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ドライバー
は不安定心理状態にあるとしてステップSD12でこれ
までの補正係数kに1.1を乗じたものを今回の補正係
数kとする。そして、ステップSD13およびSD14
で今回の補正係数kが予め設定された限界最大値である
1.5を超えないように制限をかける。
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSD11でこれまで
の補正係数kを1としてステップSD15に進む。一
方、上記ステップSD10で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ドライバー
は不安定心理状態にあるとしてステップSD12でこれ
までの補正係数kに1.1を乗じたものを今回の補正係
数kとする。そして、ステップSD13およびSD14
で今回の補正係数kが予め設定された限界最大値である
1.5を超えないように制限をかける。
【0104】そして、ステップSD15で、スロットル
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
D16でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
D16でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
【0105】上記フローチャートの内、ステップSD5
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSD6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSD7が第2判定手段33を、ステップSD9およ
びSD10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSD7〜SD15がスロットル特性変更手段34d
を、ステップSD16がスロットル制御手段31をそれ
ぞれ構成している。
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSD6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSD7が第2判定手段33を、ステップSD9およ
びSD10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSD7〜SD15がスロットル特性変更手段34d
を、ステップSD16がスロットル制御手段31をそれ
ぞれ構成している。
【0106】−第4実施例の作用・効果− 上記構成の第4実施例では、ステアリングホイール1の
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において正側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な踏み込み操作状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34dによりスロ
ットル特性の変更補正が行われる。上記の場合におい
て、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因としては、
車両が例えば追越し加速状態にあり、アクセルの踏み込
み操作をしてもエンジン出力特性が緩慢で意図した加速
が生じないため焦って急激に踏み込み操作を行うなどの
操作を強いられたためであり、第2実施例と同様に、操
舵系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定化
要因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加
減速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心理
状態が不安定化したものと考えられる。
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において正側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な踏み込み操作状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34dによりスロ
ットル特性の変更補正が行われる。上記の場合におい
て、ドライバーが不安定心理状態に陥る原因としては、
車両が例えば追越し加速状態にあり、アクセルの踏み込
み操作をしてもエンジン出力特性が緩慢で意図した加速
が生じないため焦って急激に踏み込み操作を行うなどの
操作を強いられたためであり、第2実施例と同様に、操
舵系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定化
要因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の加
減速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心理
状態が不安定化したものと考えられる。
【0107】従って、上記スロットル特性変更手段34
dによって、スロットル制御手段31におけるスロット
ル特性を敏感となる側に変更補正することにより、ドラ
イバーのアクセル操作意図と実際の車両挙動との不一致
を解消することができ、ドライバーの不安定心理状態の
解消を図ることができる。
dによって、スロットル制御手段31におけるスロット
ル特性を敏感となる側に変更補正することにより、ドラ
イバーのアクセル操作意図と実際の車両挙動との不一致
を解消することができ、ドライバーの不安定心理状態の
解消を図ることができる。
【0108】このように、第2実施例のごとく車両が高
負荷状態である場合のみならず、アクセルの踏み込み操
作における踏み速度が急激である場合においても、ドラ
イバーの心理状態の不安定化要因がスロットル系に起因
するものと把握することができ、このスロットル系をド
ライバーのアクセル操作意図に適合させる変更補正を行
うことによりドライバーの不安定心理状態の解消を図る
ことができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ること
ができる。
負荷状態である場合のみならず、アクセルの踏み込み操
作における踏み速度が急激である場合においても、ドラ
イバーの心理状態の不安定化要因がスロットル系に起因
するものと把握することができ、このスロットル系をド
ライバーのアクセル操作意図に適合させる変更補正を行
うことによりドライバーの不安定心理状態の解消を図る
ことができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ること
ができる。
【0109】<第5実施例>図15および図16はドラ
イバーのアクセルの戻し操作(負側)における踏み速度
が一定値以上の大値である場合に生じたドライバーの不
安定心理状態の解消を図る第5実施例のコントロールユ
ニット30eの制御内容を示すフローチャートである。
イバーのアクセルの戻し操作(負側)における踏み速度
が一定値以上の大値である場合に生じたドライバーの不
安定心理状態の解消を図る第5実施例のコントロールユ
ニット30eの制御内容を示すフローチャートである。
【0110】なお、この第5実施例のコントロールユニ
ット30eはスロットル特性変更手段34eの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
ット30eはスロットル特性変更手段34eの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
【0111】−スロットル特性変更手段34eの構成− 上記スロットル特性変更手段34eは、ドライバーによ
るアクセル操作において負側へのアクセル踏み速度が一
定値以上の急激な戻し操作状態であり、かつ、アクセル
開度の全閉頻度が設定値以上のアクセルの完全戻し状態
にする頻度が高い場合に、車両が安定状態にあるにも拘
らずドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定された
ときスロットル制御手段31におけるスロットル特性を
アクセル操作に対するスロットル開度の変動量がより小
さくなるよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、
戻し操作に対するエンジン4の出力が緩慢となる側に変
更補正するようになっている。
るアクセル操作において負側へのアクセル踏み速度が一
定値以上の急激な戻し操作状態であり、かつ、アクセル
開度の全閉頻度が設定値以上のアクセルの完全戻し状態
にする頻度が高い場合に、車両が安定状態にあるにも拘
らずドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定された
ときスロットル制御手段31におけるスロットル特性を
アクセル操作に対するスロットル開度の変動量がより小
さくなるよう、すなわち、アクセルペダルの踏み込み、
戻し操作に対するエンジン4の出力が緩慢となる側に変
更補正するようになっている。
【0112】−コントロールユニット30eの制御− 上記コントロールユニット30eでの具体的な制御を図
15および図16のフローチャートに基いて説明する。
なお、このコントロールユニット30eでの制御は、ス
テップSE8,SE13〜SE15の内容が第4実施例
のコントロールユニット30dの制御と異なるほか、ス
テップSE9の判別が加わったものである。
15および図16のフローチャートに基いて説明する。
なお、このコントロールユニット30eでの制御は、ス
テップSE8,SE13〜SE15の内容が第4実施例
のコントロールユニット30dの制御と異なるほか、ス
テップSE9の判別が加わったものである。
【0113】まず、ステップSE1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSE2で車両の運動状態量の計
測、ステップSE3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSE4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第4実施例のステップSD1〜SD
4(図14参照)と同様に行う。加えて、ステップSE
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSE6で基準心拍数Shrの設定を第4実施例の
ステップSD5およびSD6と同様に行う。
なるごとに、ステップSE2で車両の運動状態量の計
測、ステップSE3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSE4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第4実施例のステップSD1〜SD
4(図14参照)と同様に行う。加えて、ステップSE
5で現在のドライバーの心拍数hrの計測、および、ス
テップSE6で基準心拍数Shrの設定を第4実施例の
ステップSD5およびSD6と同様に行う。
【0114】次に、ステップSE7で第2判定手段33
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSE8でステップSE2で計測し
たアクセル開度の今回値から所定単位時間前の前回値を
減じることにより求まるアクセル踏み速度(負側)が予
め設定された負側の設定値以上であるか否かの判別を、
ステップSE9で全閉頻度ルーチンR4に基いてアクセ
ル開度の全閉頻度が設定値以上であるか否かの判別を、
および、ステップSE10で心拍制御タイミング判別ル
ーチンR3(図11参照)により心拍制御タイミングに
あるか否かの判別をそれぞれ行う。
からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチンR
2参照)に基いて現在の車両運動が安定状態にあるか否
かの判別を、ステップSE8でステップSE2で計測し
たアクセル開度の今回値から所定単位時間前の前回値を
減じることにより求まるアクセル踏み速度(負側)が予
め設定された負側の設定値以上であるか否かの判別を、
ステップSE9で全閉頻度ルーチンR4に基いてアクセ
ル開度の全閉頻度が設定値以上であるか否かの判別を、
および、ステップSE10で心拍制御タイミング判別ル
ーチンR3(図11参照)により心拍制御タイミングに
あるか否かの判別をそれぞれ行う。
【0115】そして、車両状態が安定状態ではない、ア
クセル踏み速度(負側)が所定値以上ではない、全閉頻
度が設定値以上ではない、もしくは、心拍制御タイミン
グではないと判別された場合、補正係数kの更新を行わ
ず、前回の補正係数kを用いてステップSE16のスロ
ットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動が安定
状態にあり、アクセル踏み速度(負側)が所定値以上に
あり、アクセル全閉頻度が設定値以上にあり、かつ、1
sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合に限り
ステップSE11に進み、現在のドライバーの心拍数h
rが基準心拍数Shrより高いか否かの判別を行う。
クセル踏み速度(負側)が所定値以上ではない、全閉頻
度が設定値以上ではない、もしくは、心拍制御タイミン
グではないと判別された場合、補正係数kの更新を行わ
ず、前回の補正係数kを用いてステップSE16のスロ
ットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動が安定
状態にあり、アクセル踏み速度(負側)が所定値以上に
あり、アクセル全閉頻度が設定値以上にあり、かつ、1
sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合に限り
ステップSE11に進み、現在のドライバーの心拍数h
rが基準心拍数Shrより高いか否かの判別を行う。
【0116】上記ステップSE11で上記心拍数hrが
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態であるとして、ステップSE12でこれまで
の補正係数kを1としてステップSE16に進む。一
方、上記ステップSE11で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ドライバー
は不安定心理状態にあるとしてステップSE13でこれ
までの補正係数kに0.9を乗じたものを今回の補正係
数kとする。そして、ステップSE14およびSE15
で今回の補正係数kが予め設定された限界最小値である
0.6を超えないように制限をかける。
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態であるとして、ステップSE12でこれまで
の補正係数kを1としてステップSE16に進む。一
方、上記ステップSE11で現在のドライバーの心拍数
hrが上記基準心拍数Shrより高い場合、ドライバー
は不安定心理状態にあるとしてステップSE13でこれ
までの補正係数kに0.9を乗じたものを今回の補正係
数kとする。そして、ステップSE14およびSE15
で今回の補正係数kが予め設定された限界最小値である
0.6を超えないように制限をかける。
【0117】そして、ステップSE16で、スロットル
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
E17でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステップS
E17でこのスロットル開度θthとなるようにアクチ
ュエータ9aの作動制御信号を出力する。そして、リタ
ーンする。
【0118】ここで、上記の全閉頻度判定ルーチンR4
では、図17に示すように、まず、ステップSR12で
今回のアクセル開度検出値Acpが所定の全閉判定値A
cpo以下であるか否かの判別を行い、検出値Acpが
全閉判定値Acpo以下であればステップSR13で全
閉カウント値noに1を加算してステップSR14に進
み、逆に全閉判定値Acpoより大きければ上記全閉カ
ウント値の加算を行わずにステップSR14に進む。
では、図17に示すように、まず、ステップSR12で
今回のアクセル開度検出値Acpが所定の全閉判定値A
cpo以下であるか否かの判別を行い、検出値Acpが
全閉判定値Acpo以下であればステップSR13で全
閉カウント値noに1を加算してステップSR14に進
み、逆に全閉判定値Acpoより大きければ上記全閉カ
ウント値の加算を行わずにステップSR14に進む。
【0119】次に、ステップSR14で検出カウント値
ntに1を加算しこの検出カウント値ntが全閉判定の
ために設定された判定回数Toを超えたか否かの判別を
行う。この判定回数Toは所定の判定時間(例えば60
〜120sec)をステップSE1の制御タイミング
(例えば20msec)で除したものである。これは、
交通流の状態を全閉頻度の面より判断するため、制御タ
イミングごとでは余りに頻繁になりすぎるため、変更制
御の安定化を考慮したものである。
ntに1を加算しこの検出カウント値ntが全閉判定の
ために設定された判定回数Toを超えたか否かの判別を
行う。この判定回数Toは所定の判定時間(例えば60
〜120sec)をステップSE1の制御タイミング
(例えば20msec)で除したものである。これは、
交通流の状態を全閉頻度の面より判断するため、制御タ
イミングごとでは余りに頻繁になりすぎるため、変更制
御の安定化を考慮したものである。
【0120】従って、検出カウント値ntが上記判定回
数Toに達していなければ、ステップSR15,SR1
6を飛ばしてステップSR17に進み、上記検出カウン
ト値ntが上記判定回数Toを超えたらステップSR1
5で全閉頻度hoの演算を行う。この全閉頻度hoは上
記全閉カウント値noを判定回数Toで除したものを百
分率により表す。加えて、ステップSR16で上記全閉
カウント値noおよび検出カウント値ntをそれぞれ0
として初期化する。
数Toに達していなければ、ステップSR15,SR1
6を飛ばしてステップSR17に進み、上記検出カウン
ト値ntが上記判定回数Toを超えたらステップSR1
5で全閉頻度hoの演算を行う。この全閉頻度hoは上
記全閉カウント値noを判定回数Toで除したものを百
分率により表す。加えて、ステップSR16で上記全閉
カウント値noおよび検出カウント値ntをそれぞれ0
として初期化する。
【0121】そして、ステップSR17で今回求められ
た全閉頻度hoが頻度判定値hol(設定値)以上であ
るか否かを判別し、設定値以上であればステップSR1
8で全閉頻度大をステップSE9に出力し、逆に上記設
定値より小さければステップSR19で全閉頻度小をス
テップSE9に出力する。
た全閉頻度hoが頻度判定値hol(設定値)以上であ
るか否かを判別し、設定値以上であればステップSR1
8で全閉頻度大をステップSE9に出力し、逆に上記設
定値より小さければステップSR19で全閉頻度小をス
テップSE9に出力する。
【0122】上記の図15および図16のフローチャー
トの内、ステップSE5が心拍数検出手段20の計測部
24を、ステップSE6が第1判定手段32の基準心拍
数設定部32aを、ステップSE7が第2判定手段33
を、ステップSE9およびSE10が第1判定手段32
の判定部32bを、ステップSE7〜SE16がスロッ
トル特性変更手段34eを、ステップSE17がスロッ
トル制御手段31をそれぞれ構成している。
トの内、ステップSE5が心拍数検出手段20の計測部
24を、ステップSE6が第1判定手段32の基準心拍
数設定部32aを、ステップSE7が第2判定手段33
を、ステップSE9およびSE10が第1判定手段32
の判定部32bを、ステップSE7〜SE16がスロッ
トル特性変更手段34eを、ステップSE17がスロッ
トル制御手段31をそれぞれ構成している。
【0123】−第5実施例の作用・効果− 上記構成の第5実施例では、ステアリングホイール1の
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において負側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な戻し操作状態にありその一定
期間のアクセル全閉頻度が大である場合において、ドラ
イバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき、ス
ロットル特性変更手段34eによりスロットル特性の変
更補正が行われる。上記の場合において、ドライバーが
不安定心理状態に陥る原因としては、交通流が例えば渋
滞傾向にあり、前車との車間を詰めるためにアクセルを
踏み込んだところ意図した以上の加速が生じたため慌て
て全閉側間で一気に戻し操作を行うなどの操作を強いら
れたためと考えられる。つまり、第1実施例と同様に、
操舵系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定
化要因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の
加減速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心
理状態が不安定化したものと考えられる。
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において負側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な戻し操作状態にありその一定
期間のアクセル全閉頻度が大である場合において、ドラ
イバーが不安定心理状態に陥ったと判定されたとき、ス
ロットル特性変更手段34eによりスロットル特性の変
更補正が行われる。上記の場合において、ドライバーが
不安定心理状態に陥る原因としては、交通流が例えば渋
滞傾向にあり、前車との車間を詰めるためにアクセルを
踏み込んだところ意図した以上の加速が生じたため慌て
て全閉側間で一気に戻し操作を行うなどの操作を強いら
れたためと考えられる。つまり、第1実施例と同様に、
操舵系が安定した状態でエンジン系に心理状態の不安定
化要因があり、ドライバーのアクセル操作意図と車両の
加減速挙動との不一致に起因してドライバーが緊張し心
理状態が不安定化したものと考えられる。
【0124】従って、上記スロットル特性変更手段34
eによって、スロットル制御手段31におけるスロット
ル特性を緩慢となる側に変更補正することにより、ドラ
イバーのアクセル操作意図と実際の車両挙動との不一致
を解消することができ、ドライバーの不安定心理状態の
解消を図ることができる。
eによって、スロットル制御手段31におけるスロット
ル特性を緩慢となる側に変更補正することにより、ドラ
イバーのアクセル操作意図と実際の車両挙動との不一致
を解消することができ、ドライバーの不安定心理状態の
解消を図ることができる。
【0125】このように、第1実施例のごとく車両が低
負荷状態である場合のみならず、アクセルの戻し操作に
おける踏み速度が急激である場合においても、ドライバ
ーの心理状態の不安定化要因がスロットル系に起因する
ものと把握することができ、このスロットル系をドライ
バーのアクセル操作意図に適合させる変更補正を行うこ
とによりドライバーの不安定心理状態の解消を図ること
ができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ることがで
きる。
負荷状態である場合のみならず、アクセルの戻し操作に
おける踏み速度が急激である場合においても、ドライバ
ーの心理状態の不安定化要因がスロットル系に起因する
ものと把握することができ、このスロットル系をドライ
バーのアクセル操作意図に適合させる変更補正を行うこ
とによりドライバーの不安定心理状態の解消を図ること
ができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ることがで
きる。
【0126】<第6実施例>図18はドライバーのアク
セルの踏み込み操作(正側)における踏み速度が所定の
大値である場合に生じたドライバーの不安定心理状態の
解消を図る第6実施例のコントロールユニット30fの
制御内容を示すフローチャートである。この第6実施例
は、補正係数kの変更を、第4実施例のごとく1.1を
乗じて段階的に行うのではなく、ドライバーによるアク
セル操作における上記踏み速度の値の大小に応じて一気
に行うものである。
セルの踏み込み操作(正側)における踏み速度が所定の
大値である場合に生じたドライバーの不安定心理状態の
解消を図る第6実施例のコントロールユニット30fの
制御内容を示すフローチャートである。この第6実施例
は、補正係数kの変更を、第4実施例のごとく1.1を
乗じて段階的に行うのではなく、ドライバーによるアク
セル操作における上記踏み速度の値の大小に応じて一気
に行うものである。
【0127】なお、この第6実施例のコントロールユニ
ット30fはスロットル特性変更手段34fの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
ット30fはスロットル特性変更手段34fの構成のみ
第1実施例のコントロールユニット30aと異なり、他
の構成はすべて第1実施例と同じであるため(図3およ
び図4参照)、同一部材には同一符号を付して、その説
明は省略する。
【0128】−スロットル特性変更手段34fの構成− 上記スロットル特性変更手段34fは、上記の正側の踏
み速度ΔAcpに対する補正係数kのマップを有してお
り、車両が安定状態にあり、かつ、上記踏み速度(正
側)が設定値以上であるときに、ドライバーの心理状態
が不安定化した場合に、この踏み速度の値に応じた補正
係数k(k≧1.0)を上記マップから求め、この補正
係数kを用いてスロットル制御手段31におけるスロッ
トル特性を敏感となる側に変更補正するようになってい
る。
み速度ΔAcpに対する補正係数kのマップを有してお
り、車両が安定状態にあり、かつ、上記踏み速度(正
側)が設定値以上であるときに、ドライバーの心理状態
が不安定化した場合に、この踏み速度の値に応じた補正
係数k(k≧1.0)を上記マップから求め、この補正
係数kを用いてスロットル制御手段31におけるスロッ
トル特性を敏感となる側に変更補正するようになってい
る。
【0129】上記マップは、図18のステップSF12
における図に示すように、上記踏み速度ΔAcpの値が
上記設定値以上の範囲の内、所定の低値側にある時、補
正係数kが1.0の一定値となり、この低値側範囲より
上記踏み速度が正側に大きくなるに従って補正係数kも
1.0から徐々に大きくなり、上記踏み速度が正側の所
定値以上の範囲では限界最大値(1.5)の一定値とな
るようになっている。つまり、踏み速度ΔAcpの値が
大きい程大きい値の補正係数kを与えるようになってい
る。
における図に示すように、上記踏み速度ΔAcpの値が
上記設定値以上の範囲の内、所定の低値側にある時、補
正係数kが1.0の一定値となり、この低値側範囲より
上記踏み速度が正側に大きくなるに従って補正係数kも
1.0から徐々に大きくなり、上記踏み速度が正側の所
定値以上の範囲では限界最大値(1.5)の一定値とな
るようになっている。つまり、踏み速度ΔAcpの値が
大きい程大きい値の補正係数kを与えるようになってい
る。
【0130】−コントロールユニット30fの制御− 上記コントロールユニット30fでの具体的な制御を図
18のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30fでの制御は、第4実施例のコ
ントロールユニット30dの制御(図14参照)におけ
るステップSD12〜SD14の内容をステップSF1
2により置換したものであり、他のステップの内容は上
記第4実施例と同じであるため、上記ステップSF12
以外のステップの内容は第4実施例との対応関係を示す
にとどめ、上記ステップSF12を中心に以下説明す
る。
18のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30fでの制御は、第4実施例のコ
ントロールユニット30dの制御(図14参照)におけ
るステップSD12〜SD14の内容をステップSF1
2により置換したものであり、他のステップの内容は上
記第4実施例と同じであるため、上記ステップSF12
以外のステップの内容は第4実施例との対応関係を示す
にとどめ、上記ステップSF12を中心に以下説明す
る。
【0131】まず、ステップSF1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSF2で車両の運動状態量の計
測、ステップSF3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSF4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第4実施例のステップSD1〜SD
4と同様に行う。加えて、ステップSF5で現在のドラ
イバーの心拍数hrの計測、および、ステップSF6で
基準心拍数Shrの設定を第4実施例のステップSD5
およびSD6と同様に行う。
なるごとに、ステップSF2で車両の運動状態量の計
測、ステップSF3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSF4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第4実施例のステップSD1〜SD
4と同様に行う。加えて、ステップSF5で現在のドラ
イバーの心拍数hrの計測、および、ステップSF6で
基準心拍数Shrの設定を第4実施例のステップSD5
およびSD6と同様に行う。
【0132】次に、ステップSF7で第2判定手段33
からの判定結果に基く現在の車両運動が安定状態にある
か否かの判別を、ステップSF8でアクセルの踏み速度
(正側)が設定値以上であるか否かの判別を、ステップ
SF9で心拍制御タイミングにあるか否かの判別を、お
よび、ステップSF10で現在の心拍数hrが基準心拍
数Shrより高いか否かの判別を第4実施例のステップ
SD7〜SD10と同様に行う。
からの判定結果に基く現在の車両運動が安定状態にある
か否かの判別を、ステップSF8でアクセルの踏み速度
(正側)が設定値以上であるか否かの判別を、ステップ
SF9で心拍制御タイミングにあるか否かの判別を、お
よび、ステップSF10で現在の心拍数hrが基準心拍
数Shrより高いか否かの判別を第4実施例のステップ
SD7〜SD10と同様に行う。
【0133】そして、上記ステップSF10でドライバ
ーの心拍数hrが上記基準心拍数Shr以下である場
合、ドライバーは安定状態であるとして、ステップSF
11でこれまでの補正係数kを1としてステップSF1
3に進む。一方、上記ステップSF10で現在のドライ
バーの心拍数hrが上記基準心拍数Shrより高い場
合、心理状態が不安定化したと判断してステップSF1
2で今回の踏み速度ΔAcpの値に応じた補正係数kを
マップから求める。
ーの心拍数hrが上記基準心拍数Shr以下である場
合、ドライバーは安定状態であるとして、ステップSF
11でこれまでの補正係数kを1としてステップSF1
3に進む。一方、上記ステップSF10で現在のドライ
バーの心拍数hrが上記基準心拍数Shrより高い場
合、心理状態が不安定化したと判断してステップSF1
2で今回の踏み速度ΔAcpの値に応じた補正係数kを
マップから求める。
【0134】そして、ステップSF13で、上記補正係
数kに基いて今回のスロットル開度θthを求め、ステ
ップSF14でこのスロットル開度θthとなるように
アクチュエータ9aの作動制御信号を出力する。そし
て、リターンする。
数kに基いて今回のスロットル開度θthを求め、ステ
ップSF14でこのスロットル開度θthとなるように
アクチュエータ9aの作動制御信号を出力する。そし
て、リターンする。
【0135】上記フローチャートの内、ステップSF5
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSF6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSF7が第2判定手段33を、ステップSF9およ
びSF10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSF7〜SF13がスロットル特性変更手段34f
を、ステップSF16がスロットル制御手段31をそれ
ぞれ構成している。
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSF6
が第1判定手段32の基準心拍数設定部32aを、ステ
ップSF7が第2判定手段33を、ステップSF9およ
びSF10が第1判定手段32の判定部32bを、ステ
ップSF7〜SF13がスロットル特性変更手段34f
を、ステップSF16がスロットル制御手段31をそれ
ぞれ構成している。
【0136】−第6実施例の作用・効果− 上記構成の第6実施例では、ステアリングホイール1の
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において正側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な踏み込み操作状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34fによりスロ
ットル特性が敏感となる側へ上記踏み速度の大小に応じ
た量の変更補正が行われる。
操舵状態がほぼ直進状態にあり、横Gや前後Gなども小
さい状態で車両の運動自体は安定状態であって、ドライ
バーによるアクセル操作において正側へのアクセル踏み
速度が所定値以上の急激な踏み込み操作状態にある場合
において、ドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定
されたとき、スロットル特性変更手段34fによりスロ
ットル特性が敏感となる側へ上記踏み速度の大小に応じ
た量の変更補正が行われる。
【0137】このため、ドライバーが緊張して不安定心
理状態に陥った場合、その度合いに応じてスロットル特
性が敏感なものに変更補正されて車両が素早い加減速挙
動をするようになり、ドライバーのアクセル操作に対す
る車両の加減速挙動が意図したものより緩慢であること
に起因する緊張状態の発生を迅速に解消してドライバー
の心理状態を、第4実施例と同様に、安定化させること
ができる。
理状態に陥った場合、その度合いに応じてスロットル特
性が敏感なものに変更補正されて車両が素早い加減速挙
動をするようになり、ドライバーのアクセル操作に対す
る車両の加減速挙動が意図したものより緩慢であること
に起因する緊張状態の発生を迅速に解消してドライバー
の心理状態を、第4実施例と同様に、安定化させること
ができる。
【0138】しかも、ドライバーによる踏み速度が早い
程ドライバーの緊張度合いが大きく不安定心理状態の度
合いも大きいと考えられ、本実施例では上記スロットル
特性の変更補正も上記踏み速度が早い程大きく一気に行
われる。このため、ドライバーの陥った不安定心理状態
の度合いが大きくても、その解消を迅速に図ることがで
き、第4実施例よりも速応性の向上を図ることができ
る。
程ドライバーの緊張度合いが大きく不安定心理状態の度
合いも大きいと考えられ、本実施例では上記スロットル
特性の変更補正も上記踏み速度が早い程大きく一気に行
われる。このため、ドライバーの陥った不安定心理状態
の度合いが大きくても、その解消を迅速に図ることがで
き、第4実施例よりも速応性の向上を図ることができ
る。
【0139】<第7実施例>図19は、第7実施例のコ
ントロールユニット30gを示し、このコントロールユ
ニット30gはドライバーの心理状態の不安定化の判定
をドライバーの心拍数の標準偏差に基いて行うようにし
た第1判定手段39を有している。
ントロールユニット30gを示し、このコントロールユ
ニット30gはドライバーの心理状態の不安定化の判定
をドライバーの心拍数の標準偏差に基いて行うようにし
た第1判定手段39を有している。
【0140】なお、この第7実施例は上記第1判定手段
39を第1実施例と同様の低負荷状態でドライバーが不
安定心理状態に陥った場合の制御に適用したものであ
り、上記コントロールユニット30gの構成の内の第1
判定手段39のみ第1実施例と異なり、他の構成はすべ
て第1実施例と同じであるため(図3参照)、同一部材
には同一符号を付して、その説明は省略する。
39を第1実施例と同様の低負荷状態でドライバーが不
安定心理状態に陥った場合の制御に適用したものであ
り、上記コントロールユニット30gの構成の内の第1
判定手段39のみ第1実施例と異なり、他の構成はすべ
て第1実施例と同じであるため(図3参照)、同一部材
には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0141】−スロットル特性変更手段34fの構成− 上記第1判定手段39は、ドライバーの心拍標準偏差を
所定の時間範囲内に心拍数検出手段20から検出される
心拍数から演算する心拍標準偏差演算部39aと、この
心拍標準偏差演算部39aにより演算された心拍標準偏
差と基準値との比較により現在のドライバーの心理状態
が安定状態にあるか不安定状態にあるかを判定しその判
定結果をスロットル特性変更手段34aに出力する判定
部39bとを備えている。この判定部39bは、上記心
拍標準偏差が上記基準値より大値であるときドライバー
はリラックスして安定心理状態にあると判定する一方、
上記心拍標準偏差が上記基準値より小値であるときドラ
イバーは緊張状態にあって不安定心理状態にあると判定
するようになっている。すなわち、上記心拍標準偏差
は、一定時間範囲でのドライバーの心拍数の変動状態量
を表すものであり、上記心拍標準偏差は、ドライバーが
緊張状態にある時、副交感神経の働きが減弱して比較的
小さい値となる一方、リラックス状態にある時、副交感
神経の機能が亢進して比較的大きい値となるという生理
特性を有する。このため、上記心拍標準偏差の変化によ
りドライバーの心理状態の安定状態〜不安定状態への変
化がより客観的に把握可能となる。
所定の時間範囲内に心拍数検出手段20から検出される
心拍数から演算する心拍標準偏差演算部39aと、この
心拍標準偏差演算部39aにより演算された心拍標準偏
差と基準値との比較により現在のドライバーの心理状態
が安定状態にあるか不安定状態にあるかを判定しその判
定結果をスロットル特性変更手段34aに出力する判定
部39bとを備えている。この判定部39bは、上記心
拍標準偏差が上記基準値より大値であるときドライバー
はリラックスして安定心理状態にあると判定する一方、
上記心拍標準偏差が上記基準値より小値であるときドラ
イバーは緊張状態にあって不安定心理状態にあると判定
するようになっている。すなわち、上記心拍標準偏差
は、一定時間範囲でのドライバーの心拍数の変動状態量
を表すものであり、上記心拍標準偏差は、ドライバーが
緊張状態にある時、副交感神経の働きが減弱して比較的
小さい値となる一方、リラックス状態にある時、副交感
神経の機能が亢進して比較的大きい値となるという生理
特性を有する。このため、上記心拍標準偏差の変化によ
りドライバーの心理状態の安定状態〜不安定状態への変
化がより客観的に把握可能となる。
【0142】次に、上記心拍標準偏差演算部39aでの
心拍標準偏差を得るための基本的な処理を図20のフロ
ーチャートに基いて説明する。
心拍標準偏差を得るための基本的な処理を図20のフロ
ーチャートに基いて説明する。
【0143】まず、ステップSH31で計測部24から
有効心拍数Hr の入力(図7のステップSH7参照)が
あったか否かを判別し、あった場合、ステップSH32
でその有効心拍計測数a(初期値0)に1を加えて積算
する。加えて、ステップSH33で上記有効心拍数Hr
を有効心拍データHm(i)( i=1〜a)に蓄積する。次
に、ステップSH34で所定の平均化処理時間Tが経過
したか否かの判別をおこない、経過するまでステップS
H31〜SH34を繰り返す。平均化処理時間T(例え
ば10sec)の経過によりステップSH35で上記時
間Tのタイマカウントを0にしてステップSH36で平
均心拍数Fr(j)の演算を行う。この演算は、上記有効心
拍データHm(i)と有効心拍計測数aとに基いて、 によって行う。そして、ステップSH37で標準偏差S
r(j)の演算を上記有効心拍データHm(i)と有効心拍計測
数aと上記平均心拍数Fr(j)とに基いて、
有効心拍数Hr の入力(図7のステップSH7参照)が
あったか否かを判別し、あった場合、ステップSH32
でその有効心拍計測数a(初期値0)に1を加えて積算
する。加えて、ステップSH33で上記有効心拍数Hr
を有効心拍データHm(i)( i=1〜a)に蓄積する。次
に、ステップSH34で所定の平均化処理時間Tが経過
したか否かの判別をおこない、経過するまでステップS
H31〜SH34を繰り返す。平均化処理時間T(例え
ば10sec)の経過によりステップSH35で上記時
間Tのタイマカウントを0にしてステップSH36で平
均心拍数Fr(j)の演算を行う。この演算は、上記有効心
拍データHm(i)と有効心拍計測数aとに基いて、 によって行う。そして、ステップSH37で標準偏差S
r(j)の演算を上記有効心拍データHm(i)と有効心拍計測
数aと上記平均心拍数Fr(j)とに基いて、
【数1】 によって行う。
【0144】そして、ステップSH38で変動率、すな
わち、上記標準偏差Sr(j)を平均心拍数Fr(j)で除した
値が10%以内か否かの判別を行う。変動率が10%以
内であれば上記平均心拍数Fr(j)は有効として、ステッ
プSH39でこのFr(j)に基く標準偏差Sr(j)を今回の
心拍標準偏差σhr(j) とし、変動率が10%以内でな
ければステップSH40で上記平均心拍数Fr(j)は無効
でありこのFr(j)に基く標準偏差Sr(j)をキャンセルし
て前回の標準偏差Sr(j-1)を今回の心拍標準偏差σhr
とする。
わち、上記標準偏差Sr(j)を平均心拍数Fr(j)で除した
値が10%以内か否かの判別を行う。変動率が10%以
内であれば上記平均心拍数Fr(j)は有効として、ステッ
プSH39でこのFr(j)に基く標準偏差Sr(j)を今回の
心拍標準偏差σhr(j) とし、変動率が10%以内でな
ければステップSH40で上記平均心拍数Fr(j)は無効
でありこのFr(j)に基く標準偏差Sr(j)をキャンセルし
て前回の標準偏差Sr(j-1)を今回の心拍標準偏差σhr
とする。
【0145】−コントロールユニット30gの制御− 上記コントロールユニット30gでの具体的な制御を図
21のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30gでの制御は、第1実施例のコ
ントロールユニット30aの制御(図10参照)におい
て、ステップSA6の内容をステップSG6により、ス
テップSA10の内容をステップSG10により置換し
たものであり、他のステップの内容は上記第1実施例と
同じである。
21のフローチャートに基いて説明する。なお、このコ
ントロールユニット30gでの制御は、第1実施例のコ
ントロールユニット30aの制御(図10参照)におい
て、ステップSA6の内容をステップSG6により、ス
テップSA10の内容をステップSG10により置換し
たものであり、他のステップの内容は上記第1実施例と
同じである。
【0146】まず、ステップSG1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSG2で車両の運動状態量の計
測、ステップSG3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSG4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4と同様に行う。加えて、ステップSG5で現在のドラ
イバーの心拍数hrの計測を第1実施例のステップSA
5と同様に行う。そして、ステップSG6で心拍標準偏
差σhrを上述の図20のフローチャートに基き求め
る。
なるごとに、ステップSG2で車両の運動状態量の計
測、ステップSG3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSG4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4と同様に行う。加えて、ステップSG5で現在のドラ
イバーの心拍数hrの計測を第1実施例のステップSA
5と同様に行う。そして、ステップSG6で心拍標準偏
差σhrを上述の図20のフローチャートに基き求め
る。
【0147】次に、ステップSG7で第2判定手段33
からの判定結果に基いて現在の車両運動が安定状態にあ
るか否かの判別を、ステップSG8で平均アクセル開度
Acpaが設定アクセル開度Acplより小さいエンジ
ン4の低負荷状態であるか否かの判別を、ステップSG
9で心拍制御タイミング判別ルーチンR3(図11参
照)により心拍制御タイミングにあるか否かの判別を、
第1実施例のステップSA7〜SA9と同様に行う。
からの判定結果に基いて現在の車両運動が安定状態にあ
るか否かの判別を、ステップSG8で平均アクセル開度
Acpaが設定アクセル開度Acplより小さいエンジ
ン4の低負荷状態であるか否かの判別を、ステップSG
9で心拍制御タイミング判別ルーチンR3(図11参
照)により心拍制御タイミングにあるか否かの判別を、
第1実施例のステップSA7〜SA9と同様に行う。
【0148】そして、車両状態が安定状態ではない、エ
ンジン4が低負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないと判別された場合、補正係数kの更新
を行わず、前回の補正係数kを用いてステップSG14
のスロットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動
が安定状態にあり、エンジン4が低負荷状態にあり、か
つ、1sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合
に限りステップSG10に進み、今回の心拍標準偏差σ
hrが基準値σhrlより小さいか否かの判別を行う。
ンジン4が低負荷状態ではない、もしくは、心拍制御タ
イミングではないと判別された場合、補正係数kの更新
を行わず、前回の補正係数kを用いてステップSG14
のスロットル開度θthの演算を行う。一方、車両運動
が安定状態にあり、エンジン4が低負荷状態にあり、か
つ、1sec経過ごとの心拍制御タイミングである場合
に限りステップSG10に進み、今回の心拍標準偏差σ
hrが基準値σhrlより小さいか否かの判別を行う。
【0149】上記ステップSG10で上記心拍標準偏差
σhrが上記基準値σhrlより大きい場合、ドライバ
ーは安定心理状態にあるとして、ステップSG11でこ
れまでの補正係数kを1としてステップSG14に進
む。一方、上記ステップSG10で今回の心拍標準偏差
σhrが上記基準値σhrl以下の場合、ドライバーは
不安定心理状態にあるとしてステップSG11でこれま
での補正係数kに0.9を乗じたものを今回の補正係数
kとする。そして、ステップSG12およびSG13で
今回の補正係数kが予め設定された限界最小値である
0.6を超えないように制限をかける。
σhrが上記基準値σhrlより大きい場合、ドライバ
ーは安定心理状態にあるとして、ステップSG11でこ
れまでの補正係数kを1としてステップSG14に進
む。一方、上記ステップSG10で今回の心拍標準偏差
σhrが上記基準値σhrl以下の場合、ドライバーは
不安定心理状態にあるとしてステップSG11でこれま
での補正係数kに0.9を乗じたものを今回の補正係数
kとする。そして、ステップSG12およびSG13で
今回の補正係数kが予め設定された限界最小値である
0.6を超えないように制限をかける。
【0150】そして、ステップSG14で、スロットル
制御手段31における基本スロットル開度に上記補正係
数kを乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステ
ップSG15でこのスロットル開度θthとなるように
アクチュエータ9aの作動制御信号を出力する。そし
て、リターンする。
制御手段31における基本スロットル開度に上記補正係
数kを乗じて今回のスロットル開度θthを求め、ステ
ップSG15でこのスロットル開度θthとなるように
アクチュエータ9aの作動制御信号を出力する。そし
て、リターンする。
【0151】ここで、上記のフローチャートの内、ステ
ップSG5が心拍数検出手段20の計測部24を、ステ
ップSG6が第1判定手段39の心拍標準偏差演算部3
9aを、ステップSG7が第2判定手段33を、ステッ
プSG9およびSG10が第1判定手段39の判定部3
9bを、ステップSG11〜SG15がスロットル特性
変更手段34aを、ステップSG16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
ップSG5が心拍数検出手段20の計測部24を、ステ
ップSG6が第1判定手段39の心拍標準偏差演算部3
9aを、ステップSG7が第2判定手段33を、ステッ
プSG9およびSG10が第1判定手段39の判定部3
9bを、ステップSG11〜SG15がスロットル特性
変更手段34aを、ステップSG16がスロットル制御
手段31をそれぞれ構成している。
【0152】−第7実施例の作用・効果− 上記第7実施例では、上記第1実施例と同様に、エンジ
ン4が低負荷状態で車両の運動状態が安定状態にあるに
も拘らず、ドライバーの心理状態が不安定化した場合、
スロットル特性変更手段34aによって、スロットル制
御手段31におけるスロットル特性が緩慢となる側に変
更補正される。これにより、エンジン4の低負荷領域で
車両がほぼ直進状態にある安定した状態で、通常、ドラ
イバーはリラックスして運転操作をしていると考えられ
る状態であるにも拘らず、その時の交通流に対してスロ
ットルゲインが相対的にハイゲインにあるため、車両が
ドライバーのアクセル操作意図以上に反応することに起
因して生じるドライバーの不安定心理状態を解消するこ
とができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ることが
できる。
ン4が低負荷状態で車両の運動状態が安定状態にあるに
も拘らず、ドライバーの心理状態が不安定化した場合、
スロットル特性変更手段34aによって、スロットル制
御手段31におけるスロットル特性が緩慢となる側に変
更補正される。これにより、エンジン4の低負荷領域で
車両がほぼ直進状態にある安定した状態で、通常、ドラ
イバーはリラックスして運転操作をしていると考えられ
る状態であるにも拘らず、その時の交通流に対してスロ
ットルゲインが相対的にハイゲインにあるため、車両が
ドライバーのアクセル操作意図以上に反応することに起
因して生じるドライバーの不安定心理状態を解消するこ
とができ、ドライバーの心理状態の安定化を図ることが
できる。
【0153】しかも、このような制御に際し、本第7実
施例では、第1判定手段39でのドライバーの心理状態
の判定を、ドライバーの心拍数の変動状態量を表す心拍
標準偏差に基いて行っているため、ドライバーの心理状
態が不安定化したか否かを客観的に判定することがで
き、運転技量の違いにより不安定心理状態の出現状況に
違いのある個々のドライバーに応じて的確に把握するこ
とができる。これにより、個々のドライバーの運転技量
に応じて最適な時期に、そのドライバーの不安定心理状
態を解消する補正を行うことができる。加えて、突発的
な心拍数変動に基くスロットル特性の変更補正を防止す
ることができ、制御の安定化を図ることができる。
施例では、第1判定手段39でのドライバーの心理状態
の判定を、ドライバーの心拍数の変動状態量を表す心拍
標準偏差に基いて行っているため、ドライバーの心理状
態が不安定化したか否かを客観的に判定することがで
き、運転技量の違いにより不安定心理状態の出現状況に
違いのある個々のドライバーに応じて的確に把握するこ
とができる。これにより、個々のドライバーの運転技量
に応じて最適な時期に、そのドライバーの不安定心理状
態を解消する補正を行うことができる。加えて、突発的
な心拍数変動に基くスロットル特性の変更補正を防止す
ることができ、制御の安定化を図ることができる。
【0154】<第8実施例>図22は、エンジン出力特
性の制御例としてスロットル特性と操舵特性との双方の
制御例として4輪操舵車の後輪転舵角特性の制御に本発
明を適用した第8実施例に係る車両の模式図である。
性の制御例としてスロットル特性と操舵特性との双方の
制御例として4輪操舵車の後輪転舵角特性の制御に本発
明を適用した第8実施例に係る車両の模式図である。
【0155】同図において、50はステアリングホイー
ル1の操作とは別途に左右の後輪3,3を操舵する後輪
操舵装置である。この後輪操舵装置50は、前輪操舵装
置10の場合と同様に、車幅方向に配置されたリレーロ
ッド51を有し、このロッド51の両端部は各々タイロ
ッド52,52及びナックルアーム53,53を介して
左右の後輪3,3に連結されている。上記リレーロッド
51には、このロッド51を中立位置に付勢するセンタ
リングバネ54が配置されているととともに、ラック・
アンド・ピニオン機構55が配置されている。この機構
55にはクラッチ56、減速機構57、及びモータ58
が連携されており、クラッチ56の締結時にモータ58
の回転駆動によりラック・アンド・ピニオン機構55を
介してリレーロッド51を車幅方向に移動させて、上記
後輪3,3をモータ58の回転量に応じた角度だけ操舵
するようになっている。そして、上記モータ58はコン
トロールユニット30jからの制御信号により所定の回
転量だけ駆動されるようになっている。
ル1の操作とは別途に左右の後輪3,3を操舵する後輪
操舵装置である。この後輪操舵装置50は、前輪操舵装
置10の場合と同様に、車幅方向に配置されたリレーロ
ッド51を有し、このロッド51の両端部は各々タイロ
ッド52,52及びナックルアーム53,53を介して
左右の後輪3,3に連結されている。上記リレーロッド
51には、このロッド51を中立位置に付勢するセンタ
リングバネ54が配置されているととともに、ラック・
アンド・ピニオン機構55が配置されている。この機構
55にはクラッチ56、減速機構57、及びモータ58
が連携されており、クラッチ56の締結時にモータ58
の回転駆動によりラック・アンド・ピニオン機構55を
介してリレーロッド51を車幅方向に移動させて、上記
後輪3,3をモータ58の回転量に応じた角度だけ操舵
するようになっている。そして、上記モータ58はコン
トロールユニット30jからの制御信号により所定の回
転量だけ駆動されるようになっている。
【0156】上記コントロールユニット30jは、図2
3に示すように、アクチュエータ9aの作動を制御する
ことによりスロットル弁9の開度をアクセルペダルの操
作量に応じた所定のスロットル特性に基いて制御する第
1制御手段としてのスロットル制御手段31と、上記モ
ータ58の駆動を制御することにより車両の4輪操舵特
性を後述の基準転舵比特性に基いて制御する第2制御手
段としての後輪操舵制御手段40と、心拍数検出手段2
0からの検出値に基いてドライバーの心理状態が安定で
あるか不安定であるかを判定する第1判定手段32と、
ステアリングホイール1の操舵状態などに基いて車両挙
動が安定であるか不安定であるかを判定する第2判定手
段33と、この第2判定手段33により車両挙動が安定
状態にあると判定されたにも拘らず上記第1判定手段3
2によりドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定さ
れたときそのドライバーの心理状態を不安定化させる要
因が操舵系およびスロットル系のいずれにあるかを判定
する第3判定手段41と、この第3判定手段41により
不安定化要因がスロットル系にあると判定されたとき上
記スロットル制御手段31におけるスロットル特性を変
更補正するエンジン出力特性変更手段としてのスロット
ル特性変更手段34と、上記第3判定手段41により不
安定化要因が操舵系にあると判定されたとき上記後輪操
舵制御手段40における後輪3,3の基準転舵比特性を
変更補正する操舵特性変更手段42とを備えている。
3に示すように、アクチュエータ9aの作動を制御する
ことによりスロットル弁9の開度をアクセルペダルの操
作量に応じた所定のスロットル特性に基いて制御する第
1制御手段としてのスロットル制御手段31と、上記モ
ータ58の駆動を制御することにより車両の4輪操舵特
性を後述の基準転舵比特性に基いて制御する第2制御手
段としての後輪操舵制御手段40と、心拍数検出手段2
0からの検出値に基いてドライバーの心理状態が安定で
あるか不安定であるかを判定する第1判定手段32と、
ステアリングホイール1の操舵状態などに基いて車両挙
動が安定であるか不安定であるかを判定する第2判定手
段33と、この第2判定手段33により車両挙動が安定
状態にあると判定されたにも拘らず上記第1判定手段3
2によりドライバーが不安定心理状態に陥ったと判定さ
れたときそのドライバーの心理状態を不安定化させる要
因が操舵系およびスロットル系のいずれにあるかを判定
する第3判定手段41と、この第3判定手段41により
不安定化要因がスロットル系にあると判定されたとき上
記スロットル制御手段31におけるスロットル特性を変
更補正するエンジン出力特性変更手段としてのスロット
ル特性変更手段34と、上記第3判定手段41により不
安定化要因が操舵系にあると判定されたとき上記後輪操
舵制御手段40における後輪3,3の基準転舵比特性を
変更補正する操舵特性変更手段42とを備えている。
【0157】また、上記コントロールユニット30jに
は、アクセル開度を検出するアクセルセンサ35と、前
輪2,2の操舵角を検出する舵角センサ36と、車両の
左右方向(車幅方向)に作用する加速度を検出する横G
センサ37と、車両の前後方向に作用する加速度を検出
する前後Gセンサ38と、車両の車速を検出する車速セ
ンサ43と、車両に作用する実際ヨーレイトを検出する
ヨーレイトセンサ44とからの各検出信号が入力される
ようになっている。
は、アクセル開度を検出するアクセルセンサ35と、前
輪2,2の操舵角を検出する舵角センサ36と、車両の
左右方向(車幅方向)に作用する加速度を検出する横G
センサ37と、車両の前後方向に作用する加速度を検出
する前後Gセンサ38と、車両の車速を検出する車速セ
ンサ43と、車両に作用する実際ヨーレイトを検出する
ヨーレイトセンサ44とからの各検出信号が入力される
ようになっている。
【0158】−後輪操舵制御手段40の構成− 上記後輪操舵制御手段40は、内部に、前輪操舵角(F
stg)に対する後輪転舵角(Rstg)の比である転
舵比rkを予め車速Vspとの関係で定めた基準転舵比
特性マップ(図24のステップSJ5で示す図参照)が
予め入力記憶されており、車速センサ43からの車速検
出値に基いて所定の転舵比rkに対応する上記リレーロ
ッド51の移動量を演算し、この移動量に相当する駆動
制御信号を上記モータ58に出力するようになってい
る。具体的には、上記車速検出値に対応する基準転舵比
rkが選択され、このrkに基いて Rstg=Fstg・rk・rk1 (但し、rk1 は補正係数、通常はrk1 =1.0) によって、後輪転舵角Rstg が演算されるようになって
いる。
stg)に対する後輪転舵角(Rstg)の比である転
舵比rkを予め車速Vspとの関係で定めた基準転舵比
特性マップ(図24のステップSJ5で示す図参照)が
予め入力記憶されており、車速センサ43からの車速検
出値に基いて所定の転舵比rkに対応する上記リレーロ
ッド51の移動量を演算し、この移動量に相当する駆動
制御信号を上記モータ58に出力するようになってい
る。具体的には、上記車速検出値に対応する基準転舵比
rkが選択され、このrkに基いて Rstg=Fstg・rk・rk1 (但し、rk1 は補正係数、通常はrk1 =1.0) によって、後輪転舵角Rstg が演算されるようになって
いる。
【0159】上記基準転舵比特性マップは、車速が所定
の設定速度(例えば40〜50Km/H)以下の低車速
域でrkが負の値となって後輪3,3が前輪2,2とは
逆位相となり、車速が上記設定速度より高い中・高速域
でrkが正の値となって同位相となるよう設定されてい
る。つまり、低車速域では車両の回転半径を小さくして
小回りなどを容易に行い得るようにする一方、高車速域
では後輪の前輪に対するコーナリングフォースの位相遅
れを短縮してレーンチェンジ(車線変更)や緩やかな旋
回を安定して行い得るようになっている。
の設定速度(例えば40〜50Km/H)以下の低車速
域でrkが負の値となって後輪3,3が前輪2,2とは
逆位相となり、車速が上記設定速度より高い中・高速域
でrkが正の値となって同位相となるよう設定されてい
る。つまり、低車速域では車両の回転半径を小さくして
小回りなどを容易に行い得るようにする一方、高車速域
では後輪の前輪に対するコーナリングフォースの位相遅
れを短縮してレーンチェンジ(車線変更)や緩やかな旋
回を安定して行い得るようになっている。
【0160】−第3判定手段41の構成− 上記第3判定手段41は、ドライバーの心理状態を不安
定化させた要因がスロットル系にあると判定したとき、
その判定結果をスロットル特性変更手段34aに出力
し、上記不安定化要因が操舵系にあると判定したとき、
その判定結果を操舵特性変更手段42に出力するように
なっている。この第3判定手段41における判定は、第
2判定手段33による車両挙動が安定状態で、かつ、第
1判定手段32によるドライバーの心理状態が不安定状
態であることを前提として行われ、その時の平均アクセ
ル開度が所定の設定値より小さい場合、不安定化要因が
スロットル系にあると判定する一方、上記平均アクセル
開度が上記設定値以上でヨーゲイン(実際ヨーレイト/
前輪操舵角)が所定の設定値以上である場合、不安定化
要因が操舵系にあると判定するようになっている。
定化させた要因がスロットル系にあると判定したとき、
その判定結果をスロットル特性変更手段34aに出力
し、上記不安定化要因が操舵系にあると判定したとき、
その判定結果を操舵特性変更手段42に出力するように
なっている。この第3判定手段41における判定は、第
2判定手段33による車両挙動が安定状態で、かつ、第
1判定手段32によるドライバーの心理状態が不安定状
態であることを前提として行われ、その時の平均アクセ
ル開度が所定の設定値より小さい場合、不安定化要因が
スロットル系にあると判定する一方、上記平均アクセル
開度が上記設定値以上でヨーゲイン(実際ヨーレイト/
前輪操舵角)が所定の設定値以上である場合、不安定化
要因が操舵系にあると判定するようになっている。
【0161】−操舵特性変更手段42の構成− 上記操舵特性変更手段42は、上記第3判定手段41に
よってドライバーの心理状態を不安定化させる要因が操
舵系にあると判定されたとき、後輪3,3の転舵角をよ
り安定側となるよう補正するようになっている。つま
り、その時点の後輪3,3が逆位相(k<0)にあれば
上記補正係数rk1 を0として上記後輪3,3を復元さ
せる一方、上記後輪3,3が同位相(k>0)にあれば
上記制御ゲインk1 を所定量だけ増大して上記後輪3,
3をより同位相側に補正するようになっている。
よってドライバーの心理状態を不安定化させる要因が操
舵系にあると判定されたとき、後輪3,3の転舵角をよ
り安定側となるよう補正するようになっている。つま
り、その時点の後輪3,3が逆位相(k<0)にあれば
上記補正係数rk1 を0として上記後輪3,3を復元さ
せる一方、上記後輪3,3が同位相(k>0)にあれば
上記制御ゲインk1 を所定量だけ増大して上記後輪3,
3をより同位相側に補正するようになっている。
【0162】以下、上記コントロールユニット30jに
よるアクチュエータ9aおよびモータ58の具体的な制
御を、図24および図25のフローチャートに基いて説
明する。
よるアクチュエータ9aおよびモータ58の具体的な制
御を、図24および図25のフローチャートに基いて説
明する。
【0163】まず、ステップSJ1で制御タイミングに
なるごとに、ステップSJ2で車両の運動状態量の計
測、ステップSJ3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSJ4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4(図10参照)と同様に行う。
なるごとに、ステップSJ2で車両の運動状態量の計
測、ステップSJ3で平均アクセル開度Acpaの演
算、および、ステップSJ4でアクセル標準偏差σAc
pの演算をそれぞれ第1実施例のステップSA1〜SA
4(図10参照)と同様に行う。
【0164】次に、ステップSJ5で車速値Vspに基
いて後輪操舵制御手段40における基準転舵比マップよ
り後輪転舵比rkを決定する。
いて後輪操舵制御手段40における基準転舵比マップよ
り後輪転舵比rkを決定する。
【0165】加えて、ステップSJ6で現在のドライバ
ーの心拍数hrの計測、および、ステップSJ7で基準
心拍数Shrの設定を第1実施例のステップSA5およ
びSA6と同様に行う。
ーの心拍数hrの計測、および、ステップSJ7で基準
心拍数Shrの設定を第1実施例のステップSA5およ
びSA6と同様に行う。
【0166】そして、ステップSJ8で第2判定手段3
3からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチン
R2参照)に基いて現在の車両挙動が安定状態にあるか
否かの判別を、ステップSJ9で心拍制御タイミング判
別ルーチンR3(図11参照)により心拍制御タイミン
グにあるか否かの判別をそれぞれ行う。
3からの判定結果(図9の車両運動の安定判別ルーチン
R2参照)に基いて現在の車両挙動が安定状態にあるか
否かの判別を、ステップSJ9で心拍制御タイミング判
別ルーチンR3(図11参照)により心拍制御タイミン
グにあるか否かの判別をそれぞれ行う。
【0167】そして、車両挙動が安定状態ではない、も
しくは、心拍制御タイミングではないと判別された場
合、補正係数kおよびrk1の更新を行わず、前回の補
正係数k,rk1を用いてステップSJ15のスロット
ル開度θthおよび後輪転舵角Rstgの演算を行う。
一方、車両運動が安定状態にあり、かつ、1sec経過
ごとの心拍制御タイミングである場合に限りステップS
J10に進み、現在のドライバーの心拍数hrが基準心
拍数Shrより高いか否かの判別を行う。
しくは、心拍制御タイミングではないと判別された場
合、補正係数kおよびrk1の更新を行わず、前回の補
正係数k,rk1を用いてステップSJ15のスロット
ル開度θthおよび後輪転舵角Rstgの演算を行う。
一方、車両運動が安定状態にあり、かつ、1sec経過
ごとの心拍制御タイミングである場合に限りステップS
J10に進み、現在のドライバーの心拍数hrが基準心
拍数Shrより高いか否かの判別を行う。
【0168】上記ステップSJ10で上記心拍数hrが
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSJ11で補正係数
kを1に、ステップSJ12で補正係数rk1を1にそ
れぞれ設定してステップSJ15に進む。一方、上記ス
テップSJ10で現在のドライバーの心拍数hrが上記
基準心拍数Shrより高い場合、ドライバーは不安定心
理状態にあるとして、ステップSJ13で不安定化要因
がスロットル系にあるか否かの判別を行う。
上記基準心拍数Shr以下である場合、ドライバーは安
定心理状態にあるとして、ステップSJ11で補正係数
kを1に、ステップSJ12で補正係数rk1を1にそ
れぞれ設定してステップSJ15に進む。一方、上記ス
テップSJ10で現在のドライバーの心拍数hrが上記
基準心拍数Shrより高い場合、ドライバーは不安定心
理状態にあるとして、ステップSJ13で不安定化要因
がスロットル系にあるか否かの判別を行う。
【0169】このステップSJ13では平均アクセル開
度Acpaが設定アクセル開度Acplより小さいか否
かの判別を行い、小さければ不安定化要因はスロットル
系にあるとしてステップSJ14でこれまでの補正係数
kに0.9を乗じたものを今回の補正係数kとして上記
ステップSJ15に進む。なお、このステップSJ15
に進む際、図示を省略しているが、上記補正係数kが限
界最小値(0.6)より小さくならぬように制限され
る。
度Acpaが設定アクセル開度Acplより小さいか否
かの判別を行い、小さければ不安定化要因はスロットル
系にあるとしてステップSJ14でこれまでの補正係数
kに0.9を乗じたものを今回の補正係数kとして上記
ステップSJ15に進む。なお、このステップSJ15
に進む際、図示を省略しているが、上記補正係数kが限
界最小値(0.6)より小さくならぬように制限され
る。
【0170】一方、上記ステップSJ13でステップS
J3の平均アクセル開度Acpaが設定アクセル開度A
cplより大きければ、ステップSJ16でヨーゲイン
が所定の設定値より大きいか否かの判別を行い、大きけ
れば不安定化要因は操舵系にあるとしてステップSJ1
7以降の処理を行い、大きくなければステップSJ12
で補正係数rkに1を設定してステップSJ15に進
む。
J3の平均アクセル開度Acpaが設定アクセル開度A
cplより大きければ、ステップSJ16でヨーゲイン
が所定の設定値より大きいか否かの判別を行い、大きけ
れば不安定化要因は操舵系にあるとしてステップSJ1
7以降の処理を行い、大きくなければステップSJ12
で補正係数rkに1を設定してステップSJ15に進
む。
【0171】ステップSJ17ではステップSJ5の基
準転舵比rkが正である否かの判別を行い、負であれば
ステップSJ18で上記補正係数rk1を0としてステ
ップSJ15に進ませて後輪3,3を中立位置に復元さ
せる。上記基準転舵比rkが正であればステップSJ1
9で補正係数rk1に1.1を乗じたものを今回の補正
係数rk1とし、ステップSJ20およびステップSJ
21でその補正係数rk1が限界最大値1.5を超えな
いように制限をかけた後、ステップSJ15に進ませて
後輪3,3をより大きく同位相側に変更補正する。
準転舵比rkが正である否かの判別を行い、負であれば
ステップSJ18で上記補正係数rk1を0としてステ
ップSJ15に進ませて後輪3,3を中立位置に復元さ
せる。上記基準転舵比rkが正であればステップSJ1
9で補正係数rk1に1.1を乗じたものを今回の補正
係数rk1とし、ステップSJ20およびステップSJ
21でその補正係数rk1が限界最大値1.5を超えな
いように制限をかけた後、ステップSJ15に進ませて
後輪3,3をより大きく同位相側に変更補正する。
【0172】そして、ステップSJ15で、スロットル
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求めるとともに、
前輪操舵角Fstgに基準転舵比rkおよび補正係数r
k1を乗じて今回の後輪転舵角Rstgを求める。そし
て、ステップSJ22で上記今回のスロットル開度θt
hとなるようにアクチュエータ9aの作動制御信号を出
力し、ステップSJ23で上記今回の後輪転舵角Rst
gとなるようにモータ58の作動制御信号を出力した
後、リターンする。
制御手段31の基本スロットル開度に上記補正係数kを
乗じて今回のスロットル開度θthを求めるとともに、
前輪操舵角Fstgに基準転舵比rkおよび補正係数r
k1を乗じて今回の後輪転舵角Rstgを求める。そし
て、ステップSJ22で上記今回のスロットル開度θt
hとなるようにアクチュエータ9aの作動制御信号を出
力し、ステップSJ23で上記今回の後輪転舵角Rst
gとなるようにモータ58の作動制御信号を出力した
後、リターンする。
【0173】上記フローチャートの内、ステップSJ5
およびSJ24が後輪操舵制御手段を、ステップSJ6
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSJ7
が第1判定手段32の基準心拍数設定部を、ステップS
J8が第2判定手段33を、ステップSJ9およびSJ
10が第1判定手段32の判定部を、ステップSJ13
およびSJ16が第3判定手段41を、ステップSJ1
4およびSJ15がスロットル特性変更手段34aを、
ステップSJ17〜SJ21およびSJ15が操舵特性
変更手段42を、ステップSJ22がスロットル制御手
段31を、ステップSJ23が後輪操舵制御手段40を
それぞれ構成している。
およびSJ24が後輪操舵制御手段を、ステップSJ6
が心拍数検出手段20の計測部24を、ステップSJ7
が第1判定手段32の基準心拍数設定部を、ステップS
J8が第2判定手段33を、ステップSJ9およびSJ
10が第1判定手段32の判定部を、ステップSJ13
およびSJ16が第3判定手段41を、ステップSJ1
4およびSJ15がスロットル特性変更手段34aを、
ステップSJ17〜SJ21およびSJ15が操舵特性
変更手段42を、ステップSJ22がスロットル制御手
段31を、ステップSJ23が後輪操舵制御手段40を
それぞれ構成している。
【0174】−第8実施例の作用・効果− 上記構成の第8実施例では、アクセル変動率が比較的小
さく、ステアリングホイール1の操舵状態がほぼ直進状
態にあり、かつ、横Gや前後Gなどが小さい車両挙動の
安定状態にあっても、ドライバーの心理状態が不安定化
した場合、その不安定化の要因がスロットル系にあるか
操舵系にあるかが第3判定手段41によって判定され
る。そして、その不安定化要因がスロットル系にあると
判定されたとき、すなわち、平均アクセル開度が設定値
より小さいエンジン4の低負荷状態にあって、スロット
ルゲインが交通流に対して相対的にハイゲインとなりす
ぎて車両がドライバーのアクセル操作意図以上の加速挙
動を示すことにより緊張状態に陥ったとき、スロットル
特性変更手段34aによりスロットル特性が緩慢となる
側に変更補正される。一方、上記不安定化要因が操舵系
にあると判定されたとき、すなわち、ヨーゲインが設定
値より大きくて前後輪のニュートラル近傍での安定性不
良が生じてドライバーが緊張状態に陥っているとき、操
舵特性変更手段42により操舵特性がより安定側に変更
補正される。
さく、ステアリングホイール1の操舵状態がほぼ直進状
態にあり、かつ、横Gや前後Gなどが小さい車両挙動の
安定状態にあっても、ドライバーの心理状態が不安定化
した場合、その不安定化の要因がスロットル系にあるか
操舵系にあるかが第3判定手段41によって判定され
る。そして、その不安定化要因がスロットル系にあると
判定されたとき、すなわち、平均アクセル開度が設定値
より小さいエンジン4の低負荷状態にあって、スロット
ルゲインが交通流に対して相対的にハイゲインとなりす
ぎて車両がドライバーのアクセル操作意図以上の加速挙
動を示すことにより緊張状態に陥ったとき、スロットル
特性変更手段34aによりスロットル特性が緩慢となる
側に変更補正される。一方、上記不安定化要因が操舵系
にあると判定されたとき、すなわち、ヨーゲインが設定
値より大きくて前後輪のニュートラル近傍での安定性不
良が生じてドライバーが緊張状態に陥っているとき、操
舵特性変更手段42により操舵特性がより安定側に変更
補正される。
【0175】これにより、車両挙動が安定している状態
であるにも拘らず、ドライバーのアクセル操作もしくは
ステアリング操作における操作意図と、実際の車両の加
減速挙動もしくは大アールの曲線路における緩やかな旋
回挙動との不適合に起因して生じたドライバーの不安定
心理状態を解消することができ、ドライバーの心理状態
を安定化させることができる。
であるにも拘らず、ドライバーのアクセル操作もしくは
ステアリング操作における操作意図と、実際の車両の加
減速挙動もしくは大アールの曲線路における緩やかな旋
回挙動との不適合に起因して生じたドライバーの不安定
心理状態を解消することができ、ドライバーの心理状態
を安定化させることができる。
【0176】また、上記第3判定手段41において、不
安定化要因が操舵系にあるか否かの判定をヨーゲインに
基いて行っているため、第2判定手段32における操舵
速度や横Gなどに基く車両挙動の安定判定においてその
いずれの値もが小さくて車両挙動が安定状態であると判
定された場合であっても、操舵系に基きドライバーの内
面的緊張を招き易いニュートラル近傍のふらつきなどの
車両の不安定状態を的確に把握することができ、上記判
定を正確に行うことができる。すなわち、ヨーレイトセ
ンサ44からの実際ヨーレイトの大小により判定した場
合、上記ニュートラル近傍の操舵角が比較的小さいとき
には上記実際ヨーレイトも小さいものとなり、車両の不
安定状態の判定が困難なものとなるのに対して、ヨーゲ
インの大小により判定した場合、ほぼ直進状態で横Gも
ほとんど発生していないニュートラル近傍の操舵状態で
あるため前輪操舵角が非常に小さく、従って、実際ヨー
レイトも小さいものであっても、ヨーゲインは上記実際
ヨーレイトを前輪操舵角で除した値であるため、車両の
旋回挙動が不安定な時は大きな値として表れるため、こ
れを的確に把握することができる。
安定化要因が操舵系にあるか否かの判定をヨーゲインに
基いて行っているため、第2判定手段32における操舵
速度や横Gなどに基く車両挙動の安定判定においてその
いずれの値もが小さくて車両挙動が安定状態であると判
定された場合であっても、操舵系に基きドライバーの内
面的緊張を招き易いニュートラル近傍のふらつきなどの
車両の不安定状態を的確に把握することができ、上記判
定を正確に行うことができる。すなわち、ヨーレイトセ
ンサ44からの実際ヨーレイトの大小により判定した場
合、上記ニュートラル近傍の操舵角が比較的小さいとき
には上記実際ヨーレイトも小さいものとなり、車両の不
安定状態の判定が困難なものとなるのに対して、ヨーゲ
インの大小により判定した場合、ほぼ直進状態で横Gも
ほとんど発生していないニュートラル近傍の操舵状態で
あるため前輪操舵角が非常に小さく、従って、実際ヨー
レイトも小さいものであっても、ヨーゲインは上記実際
ヨーレイトを前輪操舵角で除した値であるため、車両の
旋回挙動が不安定な時は大きな値として表れるため、こ
れを的確に把握することができる。
【0177】なお、本発明は上記第1〜第8実施例に限
定されるものではなく、その他種々の変形例を包含する
ものである。すなわち、上記第1実施例では低負荷状態
でスロットル特性を緩慢に変更補正する場合を、第2実
施例では高負荷状態でスロットル特性を敏感に変更補正
する場合をそれぞれ独立して示したが、両者を一体化し
て制御を行ってもよい。すなわち、ドライバーの心理状
態が不安定状態である場合、アクセル開度(エンジン出
力)を見て、低開度の時(低負荷)にはスロットル特性
の緩慢側変更補正を行う一方、高開度(高負荷)の時に
はスロットル特性の敏感側変更補正を行い、エンジン出
力の高低に応じて変更補正の方向を変化するようにして
もよい。
定されるものではなく、その他種々の変形例を包含する
ものである。すなわち、上記第1実施例では低負荷状態
でスロットル特性を緩慢に変更補正する場合を、第2実
施例では高負荷状態でスロットル特性を敏感に変更補正
する場合をそれぞれ独立して示したが、両者を一体化し
て制御を行ってもよい。すなわち、ドライバーの心理状
態が不安定状態である場合、アクセル開度(エンジン出
力)を見て、低開度の時(低負荷)にはスロットル特性
の緩慢側変更補正を行う一方、高開度(高負荷)の時に
はスロットル特性の敏感側変更補正を行い、エンジン出
力の高低に応じて変更補正の方向を変化するようにして
もよい。
【0178】上記第4実施例では正側踏み速度が大のと
きスロットル特性を敏感に変更補正する場合を、第5実
施例では負側踏み速度が大のときスロットル特性を緩慢
に変更補正する場合をそれぞれ独立して示したが、両者
を一体化して制御を行ってもよい。すなわち、ドライバ
ーの心理状態が不安定状態である場合、アクセル操作の
踏み速度を見て、その踏み速度が負側の時にはスロット
ル特性の緩慢側変更補正を行う一方、正側の時にはスロ
ットル特性の敏感側変更補正を行い、エンジン出力の高
から低、低から高への変化方向に応じて変更補正の方向
を変化するようにしてもよい。
きスロットル特性を敏感に変更補正する場合を、第5実
施例では負側踏み速度が大のときスロットル特性を緩慢
に変更補正する場合をそれぞれ独立して示したが、両者
を一体化して制御を行ってもよい。すなわち、ドライバ
ーの心理状態が不安定状態である場合、アクセル操作の
踏み速度を見て、その踏み速度が負側の時にはスロット
ル特性の緩慢側変更補正を行う一方、正側の時にはスロ
ットル特性の敏感側変更補正を行い、エンジン出力の高
から低、低から高への変化方向に応じて変更補正の方向
を変化するようにしてもよい。
【0179】また、第7実施例では第1判定手段39を
第1実施例のケースに適用したものを示しているが、上
記第1判定手段39を他の第2〜第6実施例もしくは第
8実施例に適用してもよい。
第1実施例のケースに適用したものを示しているが、上
記第1判定手段39を他の第2〜第6実施例もしくは第
8実施例に適用してもよい。
【0180】さらに、上記第1〜第8実施例の第2判定
手段33ではアクセル変動率による車両挙動の安定判定
を行っているが、これに限らず、上記車両挙動の安定判
定を車速センサ43からの車速値に基き演算した車速変
動率により行ってもよい。
手段33ではアクセル変動率による車両挙動の安定判定
を行っているが、これに限らず、上記車両挙動の安定判
定を車速センサ43からの車速値に基き演算した車速変
動率により行ってもよい。
【0181】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における車両の制御装置によれば、第2判定手段によ
り操舵系が安定状態にあると判定されているにも拘ら
ず、ドライバーの心理状態が第2判定手段により不安定
化した判定されたとき、その不安定化の要因がエンジン
系にあると判断してエンジン出力特性変更手段によって
エンジンの制御手段におけるエンジン力特性を上記の不
安定心理状態を解消する側に変更補正するようにしてい
るため、車両が例えばほぼ直進状態において、アクセル
操作に対するエンジンの出力特性がドライバーの意図し
た通りのものではなく、このため、ドライバーが不安定
心理状態に陥った場合、上記の変更補正により、エンジ
ンの出力特性をドライバーの要求に沿うものとすること
ができ、ドライバーの不安定心理状態の解消を図ること
ができる。
明における車両の制御装置によれば、第2判定手段によ
り操舵系が安定状態にあると判定されているにも拘ら
ず、ドライバーの心理状態が第2判定手段により不安定
化した判定されたとき、その不安定化の要因がエンジン
系にあると判断してエンジン出力特性変更手段によって
エンジンの制御手段におけるエンジン力特性を上記の不
安定心理状態を解消する側に変更補正するようにしてい
るため、車両が例えばほぼ直進状態において、アクセル
操作に対するエンジンの出力特性がドライバーの意図し
た通りのものではなく、このため、ドライバーが不安定
心理状態に陥った場合、上記の変更補正により、エンジ
ンの出力特性をドライバーの要求に沿うものとすること
ができ、ドライバーの不安定心理状態の解消を図ること
ができる。
【0182】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性変
更手段によるエンジン出力特性の変更補正の方向が、運
転状態検出手段によるエンジンの運転状態、すなわち、
ドライバーのアクセル操作に基くエンジンの運転状態に
応じて変化させるようにしているため、ドライバーの心
理状態を不安定化させた起因となる上記ドライバーのア
クセル操作のいかんに応じてエンジン出力特性の変更補
正を行うことができ、エンジン出力特性の変更補正によ
るドライバーの不安定心理の解消を的確に行うことがで
きる。
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性変
更手段によるエンジン出力特性の変更補正の方向が、運
転状態検出手段によるエンジンの運転状態、すなわち、
ドライバーのアクセル操作に基くエンジンの運転状態に
応じて変化させるようにしているため、ドライバーの心
理状態を不安定化させた起因となる上記ドライバーのア
クセル操作のいかんに応じてエンジン出力特性の変更補
正を行うことができ、エンジン出力特性の変更補正によ
るドライバーの不安定心理の解消を的確に行うことがで
きる。
【0183】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明による効果に加えて、エンジンが低負荷状
態でのアクセル操作に基きドライバーが不安定心理状態
に陥った場合、エンジン出力特性変更手段によって上記
アクセル操作に対するエンジン出力特性を緩慢にする側
の変更補正を行う一方、高負荷状態でのアクセル操作に
基きドライバーが不安定心理状態に陥った場合、エンジ
ン出力特性変更手段によって上記アクセル操作に対する
エンジン出力特性を敏感にする側の変更補正を行うよう
にしているため、ドライバーのアクセル操作意図と実際
の車両の加減速挙動との不一致を的確に判定して、その
不一致に起因するドライバーの不安定心理状態の解消を
確実に図ることができる。すなわち、交通流の状態が渋
滞傾向にあり、低負荷状態でのアクセル踏み込み操作に
よりエンジンが敏感に反応して意図した以上の加速が生
じたためアクセルの戻し操作を行うなど繁雑な操作を強
いられて心理状態が不安定化した場合のドライバーの不
安定心理状態を、エンジン出力特性の緩慢側補正により
解消することができ、また、高速走行状態での追い越し
加速の際、アクセルの踏み込み操作をしてもエンジン出
力特性が緩慢で意図した加速が生じないため焦ってさら
に踏み込み操作を行うなどの操作を強いられて心理状態
が不安定化した場合のドライバーの不安定心理状態を、
エンジン出力特性の敏感側補正により解消することがで
きる。
2記載の発明による効果に加えて、エンジンが低負荷状
態でのアクセル操作に基きドライバーが不安定心理状態
に陥った場合、エンジン出力特性変更手段によって上記
アクセル操作に対するエンジン出力特性を緩慢にする側
の変更補正を行う一方、高負荷状態でのアクセル操作に
基きドライバーが不安定心理状態に陥った場合、エンジ
ン出力特性変更手段によって上記アクセル操作に対する
エンジン出力特性を敏感にする側の変更補正を行うよう
にしているため、ドライバーのアクセル操作意図と実際
の車両の加減速挙動との不一致を的確に判定して、その
不一致に起因するドライバーの不安定心理状態の解消を
確実に図ることができる。すなわち、交通流の状態が渋
滞傾向にあり、低負荷状態でのアクセル踏み込み操作に
よりエンジンが敏感に反応して意図した以上の加速が生
じたためアクセルの戻し操作を行うなど繁雑な操作を強
いられて心理状態が不安定化した場合のドライバーの不
安定心理状態を、エンジン出力特性の緩慢側補正により
解消することができ、また、高速走行状態での追い越し
加速の際、アクセルの踏み込み操作をしてもエンジン出
力特性が緩慢で意図した加速が生じないため焦ってさら
に踏み込み操作を行うなどの操作を強いられて心理状態
が不安定化した場合のドライバーの不安定心理状態を、
エンジン出力特性の敏感側補正により解消することがで
きる。
【0184】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明による効果に加えて、ドライバーの心理状
態が不安定化したときのアクセルの踏み速度が大値であ
る場合、エンジン出力特性変更手段によりエンジン出力
特性を敏感になる側に変更補正する一方、上記アクセル
の踏み速度が小値である場合、エンジン出力特性を緩慢
になる側に変更補正するようにしているため、ドライバ
ーのアクセル操作意図と実際の車両の加減速挙動との不
一致を的確に判定して、その不一致に起因するドライバ
ーの不安定心理状態の解消を確実に図ることができる。
すなわち、アクセル操作によるエンジン出力が意図した
程発揮されずに慌ててアクセル操作を行うことにより生
じる不安定心理状態を、エンジン出力特性の敏感側補正
により解消することができ、また、アクセル操作による
エンジン出力が意図した以上に発揮されるため慎重にア
クセル操作を行うことにより生じる不安定心理状態を、
エンジン出力特性の緩慢側補正により解消することがで
きる。
2記載の発明による効果に加えて、ドライバーの心理状
態が不安定化したときのアクセルの踏み速度が大値であ
る場合、エンジン出力特性変更手段によりエンジン出力
特性を敏感になる側に変更補正する一方、上記アクセル
の踏み速度が小値である場合、エンジン出力特性を緩慢
になる側に変更補正するようにしているため、ドライバ
ーのアクセル操作意図と実際の車両の加減速挙動との不
一致を的確に判定して、その不一致に起因するドライバ
ーの不安定心理状態の解消を確実に図ることができる。
すなわち、アクセル操作によるエンジン出力が意図した
程発揮されずに慌ててアクセル操作を行うことにより生
じる不安定心理状態を、エンジン出力特性の敏感側補正
により解消することができ、また、アクセル操作による
エンジン出力が意図した以上に発揮されるため慎重にア
クセル操作を行うことにより生じる不安定心理状態を、
エンジン出力特性の緩慢側補正により解消することがで
きる。
【0185】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性の
変更補正をスロットル特性の変更補正により行うように
しているため、エンジン出力特性の変更補正を簡易かつ
確実に行うことができる。
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性の
変更補正をスロットル特性の変更補正により行うように
しているため、エンジン出力特性の変更補正を簡易かつ
確実に行うことができる。
【0186】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、ドライバーの心理状
態が不安定化したときにアクセル踏み速度検出手段によ
り検出されたアクセルの踏み速度が大値である場合、エ
ンジン出力特性変更手段により制御手段でのエンジン出
力特性を敏感になる側に変更補正するようにしているた
め、アクセル操作によるエンジン出力がドライバーの意
図した程発揮されずに慌ててアクセル操作を行うことに
より生じた不安定心理状態を、エンジン出力特性の敏感
側補正でエンジン出力をドライバーの操作意図に適合す
るようにすることにより解消することができる。
1記載の発明による効果に加えて、ドライバーの心理状
態が不安定化したときにアクセル踏み速度検出手段によ
り検出されたアクセルの踏み速度が大値である場合、エ
ンジン出力特性変更手段により制御手段でのエンジン出
力特性を敏感になる側に変更補正するようにしているた
め、アクセル操作によるエンジン出力がドライバーの意
図した程発揮されずに慌ててアクセル操作を行うことに
より生じた不安定心理状態を、エンジン出力特性の敏感
側補正でエンジン出力をドライバーの操作意図に適合す
るようにすることにより解消することができる。
【0187】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性変
更手段にエンジン出力特性の変更補正に対する限界値を
設定しているため、不安定心理状態を解消するためのエ
ンジン出力特性の変更補正が過度に行われて、逆に不安
定心理状態の拡大を招くおそれを防止することができ
る。
1記載の発明による効果に加えて、エンジン出力特性変
更手段にエンジン出力特性の変更補正に対する限界値を
設定しているため、不安定心理状態を解消するためのエ
ンジン出力特性の変更補正が過度に行われて、逆に不安
定心理状態の拡大を招くおそれを防止することができ
る。
【0188】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、第1判定手段におけ
るドライバーの心理状態の判定を、心拍数検出手段によ
り検出されたドライバーの心拍数により行うようにして
いるため、ドライバーの心理状態の判定をそのドライバ
ーの生体信号である心拍数の高低に基いて的確に行うこ
とができる。
1記載の発明による効果に加えて、第1判定手段におけ
るドライバーの心理状態の判定を、心拍数検出手段によ
り検出されたドライバーの心拍数により行うようにして
いるため、ドライバーの心理状態の判定をそのドライバ
ーの生体信号である心拍数の高低に基いて的確に行うこ
とができる。
【0189】請求項9記載の発明によれば、上記請求項
8記載の発明による効果に加えて、第1判定手段におけ
るドライバーの心理状態の判定を、心拍標準偏差演算部
での心拍標準偏差により表された心拍変動量に基き行わ
れるため、ドライバーの心理状態の判定を客観的に行う
ことができる上、突発的な心拍数の変動に基くエンジン
出力特性の変更補正を防止してドライバーの心理状態の
不安定化に基くエンジン出力の変更補正制御の安定化を
図ることができる。
8記載の発明による効果に加えて、第1判定手段におけ
るドライバーの心理状態の判定を、心拍標準偏差演算部
での心拍標準偏差により表された心拍変動量に基き行わ
れるため、ドライバーの心理状態の判定を客観的に行う
ことができる上、突発的な心拍数の変動に基くエンジン
出力特性の変更補正を防止してドライバーの心理状態の
不安定化に基くエンジン出力の変更補正制御の安定化を
図ることができる。
【0190】請求項10記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明による効果に加えて、第1判定手段にお
けるドライバーの心理状態の判定を、車速検出手段によ
り検出された車速の車速変動率が設定値より小さい場合
に行うようにしているため、操舵系で安定状態でアクセ
ル操作の変動も少ない車両の安定状態でドライバーの心
理状態も安定化していると一般には考えられる状態にお
いても、ドライバーのアクセル操作意図と車両の実際の
挙動との不一致に起因して生じるドライバーの不安定心
理状態の判定が可能となり、このような状態において発
生するドライバーの不安定心理状態の解消を図ることが
できる。
項1記載の発明による効果に加えて、第1判定手段にお
けるドライバーの心理状態の判定を、車速検出手段によ
り検出された車速の車速変動率が設定値より小さい場合
に行うようにしているため、操舵系で安定状態でアクセ
ル操作の変動も少ない車両の安定状態でドライバーの心
理状態も安定化していると一般には考えられる状態にお
いても、ドライバーのアクセル操作意図と車両の実際の
挙動との不一致に起因して生じるドライバーの不安定心
理状態の判定が可能となり、このような状態において発
生するドライバーの不安定心理状態の解消を図ることが
できる。
【0191】請求項11記載の発明によれば、第2判定
手段によって車両挙動が安定状態にあると判定されたに
も拘らず、第1判定手段によってドライバーの心理状態
が不安定と判定された場合、第3判定手段によってドラ
イバーの心理状態を不安定化させる要因がドライバーの
アクセル操作に基くエンジン系にあるか、ステアリング
操作に基く操舵系にあるかを判定して不安定化要因のあ
る方の特性を変更するようにしているため、ドライバー
の心理状態の不安定化させた要因がドライバーのアクセ
ル操作もしくはステアリング操作のいずれにあっても、
そのドライバーの運転操作意図と、実際の車両の挙動と
の不適合に起因して生じたドライバーの不安定心理状態
を確実に解消することができ、ドライバーの心理状態を
安定化させることができる。
手段によって車両挙動が安定状態にあると判定されたに
も拘らず、第1判定手段によってドライバーの心理状態
が不安定と判定された場合、第3判定手段によってドラ
イバーの心理状態を不安定化させる要因がドライバーの
アクセル操作に基くエンジン系にあるか、ステアリング
操作に基く操舵系にあるかを判定して不安定化要因のあ
る方の特性を変更するようにしているため、ドライバー
の心理状態の不安定化させた要因がドライバーのアクセ
ル操作もしくはステアリング操作のいずれにあっても、
そのドライバーの運転操作意図と、実際の車両の挙動と
の不適合に起因して生じたドライバーの不安定心理状態
を確実に解消することができ、ドライバーの心理状態を
安定化させることができる。
【図1】請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発明
のブロック構成図である
のブロック構成図である
【図2】請求項11に記載の発明のブロック構成図であ
る。
る。
【図3】第1〜第7実施例が適用される車両の全体構成
図である。
図である。
【図4】第1〜第6実施例のコントロールユニットのブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図5】心理状態検出手段の構成図である。
【図6】ドライバーの心電位と時間との関係図である。
【図7】ドライバーの心拍数を計測するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】ドライバーの基準心拍数を決定するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】第2判定手段による車両運動の安定判定ルーチ
ンのフローチャートである。
ンのフローチャートである。
【図10】第1実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】心拍制御タイミングの判別ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】第2実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】第3実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図14】第4実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】第5実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートの前半部である。
チャートの前半部である。
【図16】第5実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートの後半部である。
チャートの後半部である。
【図17】スロットル開度の全閉頻度の判定ルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図18】第6実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図19】第7実施例のコントロールユニットのブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図20】ドライバーの心拍標準偏差を求めるためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図21】第7実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図22】第8実施例が適用される車両の全体構成図で
ある。
ある。
【図23】第8実施例のコントロールユニットのブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図24】第8実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートの前半部である。
チャートの前半部である。
【図25】第8実施例におけるスロットル制御のフロー
チャートの後半部である。
チャートの後半部である。
4 エンジン 9 スロットル弁 10 前輪操舵装置(操舵系) 20 心拍数検出手段 30a〜30g,30j コントロールユニット 31 スロットル制御手段(制御
手段,第1制御手段) 32,39 第1判定手段 32a 基準心拍数設定部 32b 判定部 33 第2判定手段 34a〜34g スロットル特性変更手段 35 アクセルセンサ(アクセル
踏み速度検出手段) 35〜38,43,44 運転状態検出手段 39a 心拍標準偏差演算部 39b 判定部 40 後輪操舵制御手段(第2制
御手段) 41 第3判定手段 42 操舵特性変更手段 43 車速センサ(車速検出手
段)
手段,第1制御手段) 32,39 第1判定手段 32a 基準心拍数設定部 32b 判定部 33 第2判定手段 34a〜34g スロットル特性変更手段 35 アクセルセンサ(アクセル
踏み速度検出手段) 35〜38,43,44 運転状態検出手段 39a 心拍標準偏差演算部 39b 判定部 40 後輪操舵制御手段(第2制
御手段) 41 第3判定手段 42 操舵特性変更手段 43 車速センサ(車速検出手
段)
Claims (11)
- 【請求項1】 車両のエンジンを予め定めたエンジン出
力特性に制御する制御手段と、 ドライバーの心理状態を判定する第1判定手段と、 操舵系の安定状態を判定する第2判定手段と、 この第2判定手段により操舵系が安定状態にあると判定
されたときにおいて上記第1判定手段によりドライバー
が不安定心理状態にあると判定されたとき、上記制御手
段によるエンジン出力特性を上記ドライバーの不安心理
を解消する側に変更補正するエンジン出力特性変更手段
とを備えていることを特徴とする車両の制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段を備え
ており、 エンジン出力特性変更手段は、上記運転状態検出手段に
より検出された運転状態に応じてエンジン出力特性の変
更補正方向を変化させるよう構成されている車両の制御
装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 エンジン出力特性変更手段は、運転状態検出手段により
検出された運転状態が低負荷状態であるときにドライバ
ーのアクセル操作に対するエンジンの出力特性を緩慢に
する側に変更補正する一方、高負荷状態であるときに上
記アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にす
る側に変更補正するよう構成されている車両の制御装
置。 - 【請求項4】 請求項2において、 運転状態検出手段がドライバーによるアクセルの踏み速
度を検出するよう構成されており、 エンジン出力特性変更手段が、上記運転状態検出手段に
より検出されたアクセルの踏み速度が大値であるときに
アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感にする
側に変更補正する一方、上記アクセルの踏み速度が小値
であるときにアクセル操作に対するエンジンの出力特性
を緩慢にする側に変更補正するよう構成されている車両
の制御装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 エンジン出力特性変更手段は、スロットル特性を変更補
正することによりエンジン出力特性の変更補正を行うよ
う構成されている車両の制御装置。 - 【請求項6】 請求項1において、 ドライバーのアクセルの踏み速度を検出するアクセル踏
み速度検出手段を備えており、 エンジン出力特性変更手段は、上記アクセル踏み速度検
出手段により検出されたアクセル踏み速度が大値のと
き、アクセル操作に対するエンジンの出力特性を敏感に
する側に変更補正するよう構成されている車両の制御装
置。 - 【請求項7】 請求項1において、 エンジン出力特性変更手段には、エンジン出力特性の変
更補正に対する限界値が設定されており、エンジン出力
特性の変更補正を上記設定限界値を超えない範囲で行う
よう構成されている車両の制御装置。 - 【請求項8】 請求項1において、 ドライバーの心拍数を検出する心拍数検出手段を備えて
おり、 第1判定手段は、上記心拍数検出手段により検出された
ドライバーの心拍数の高低に基いてドライバーの心理状
態を判定するよう構成されている車両の制御装置。 - 【請求項9】 請求項8において、 第1判定手段は、心拍数検出手段により検出された心拍
数に基き心拍標準偏差を演算する心拍標準偏差演算部
と、この心拍標準偏差演算部により演算された心拍標準
偏差に基いてドライバーの心理状態を判定する判定部と
を備えている車両の制御装置。 - 【請求項10】 請求項1において、 車両の車速を検出する車速検出手段を備えており、 第1判定手段は、上記車速検出手段により検出された車
速値に基き演算された車速変動率が設定値より小さい場
合にドライバーの心理状態を判定するよう構成されてい
る車両制御装置。 - 【請求項11】 車両のエンジンを予め定めたエンジン
出力特性に制御する第1制御手段と、 車両の操舵系を予め定めた操舵特性に制御する第2制御
手段と、 ドライバーの心理状態を判定する第1判定手段と、 車両挙動の安定状態を判定する第2判定手段と、 この第2判定手段により車両挙動が安定状態にあると判
定されたときにおいて上記第1判定手段によりドライバ
ーが不安定心理状態にあると判定されたとき、ドライバ
ーの心理状態を不安定化させる要因が操舵系もしくはエ
ンジン系のいずれにあるかを判定する第3判定手段と、 この第3判定手段により上記不安定化要因がエンジン系
にあると判定されたとき、上記第1制御手段によるエン
ジン出力特性を上記ドライバーの不安定心理状態を解消
する側に変更補正するエンジン出力特性変更手段と、 上記第3判定手段により上記不安定化要因が操舵系にあ
ると判定されたとき、上記第2制御手段による操舵特性
をドライバーの不安定心理状態を解消する側に操舵特性
を変更補正する操舵特性変更手段とを備えていることを
特徴とする車両の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239972A JPH0791305A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239972A JPH0791305A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791305A true JPH0791305A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17052578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5239972A Pending JPH0791305A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791305A (ja) |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5239972A patent/JPH0791305A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020625 |