JPH0791308A - 内燃機関の電子制御装置 - Google Patents
内燃機関の電子制御装置Info
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- JPH0791308A JPH0791308A JP23982393A JP23982393A JPH0791308A JP H0791308 A JPH0791308 A JP H0791308A JP 23982393 A JP23982393 A JP 23982393A JP 23982393 A JP23982393 A JP 23982393A JP H0791308 A JPH0791308 A JP H0791308A
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- Japan
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- internal combustion
- combustion engine
- load
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われている
状態であるか否かという判定を適切に行なうことがで
き、誤診断を防止することのできる内燃機関の電子制御
装置を提供すること。 【構成】 内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段70
3と、前記負荷の変化量を検出する負荷変化量検出手段
704と、前記負荷変化量の積算値を求める積算手段7
05と、排気ガス関連装置と、該排気ガス関連装置を診
断する診断手段708と、前記負荷変化量の積算値を使
って内燃機関の絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われて
いる状態であるか否かを判定する判定手段を有し、少な
くとも前記判定手段による判定結果を前記触媒診断の条
件及び/又は補正量としてなる。
状態であるか否かという判定を適切に行なうことがで
き、誤診断を防止することのできる内燃機関の電子制御
装置を提供すること。 【構成】 内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段70
3と、前記負荷の変化量を検出する負荷変化量検出手段
704と、前記負荷変化量の積算値を求める積算手段7
05と、排気ガス関連装置と、該排気ガス関連装置を診
断する診断手段708と、前記負荷変化量の積算値を使
って内燃機関の絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われて
いる状態であるか否かを判定する判定手段を有し、少な
くとも前記判定手段による判定結果を前記触媒診断の条
件及び/又は補正量としてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の電子制御装
置に関し、特に、絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われ
た場合に好適な内燃機関の電子制御装置に関する。
置に関し、特に、絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われ
た場合に好適な内燃機関の電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、内燃機関の負荷変動を検出す
る手段としては、絞り弁開度の変化量や、吸入空気量と
機関回転数から求めた制御パラメータの変化量から判定
を行う方法などがある。また、絞り弁の開・閉(負荷変
動)が繰り返し行われているか否かを判定する方法とし
ては、所定時間内での絞り弁の開・閉操作の頻度を検知
して行う方法などが知られている(例えば、特公昭60
−14186号公報参照)。
る手段としては、絞り弁開度の変化量や、吸入空気量と
機関回転数から求めた制御パラメータの変化量から判定
を行う方法などがある。また、絞り弁の開・閉(負荷変
動)が繰り返し行われているか否かを判定する方法とし
ては、所定時間内での絞り弁の開・閉操作の頻度を検知
して行う方法などが知られている(例えば、特公昭60
−14186号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来の内燃
機関の電子制御装置にあっては、所定時間内に絞り弁が
開・閉動作を行う回数を検出することにより、絞り弁の
開・閉操作が繰り返して行われる状態を判定するように
なっていたので、絞り弁の開き・閉じ速度や、開・閉動
作せしめられる絞り弁の開度の大きさが異なる場合でも
判定結果は同じであった。そのため、運転条件に応じた
適切な内燃機関の電子制御、例えば適切な空燃比制御が
できないという問題点があった。
機関の電子制御装置にあっては、所定時間内に絞り弁が
開・閉動作を行う回数を検出することにより、絞り弁の
開・閉操作が繰り返して行われる状態を判定するように
なっていたので、絞り弁の開き・閉じ速度や、開・閉動
作せしめられる絞り弁の開度の大きさが異なる場合でも
判定結果は同じであった。そのため、運転条件に応じた
適切な内燃機関の電子制御、例えば適切な空燃比制御が
できないという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなさた
もので、その目的は、絞り弁の開・閉操作が繰り返し行
われている状態であるか否かという判定を適切に行なう
ことができ、誤診断を防止することのできる、内燃機関
の電子制御装置を提供することである。
もので、その目的は、絞り弁の開・閉操作が繰り返し行
われている状態であるか否かという判定を適切に行なう
ことができ、誤診断を防止することのできる、内燃機関
の電子制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係わる内燃機関の電子制御装置は、内燃機
関の負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷の変化量
を検出する負荷変化量検出手段と、前記負荷変化量の積
算値を求める積算手段と、を有する内燃機関の電子制御
装置において、少なくとも前記積算手段により求めた負
荷変化量の積算値を用いて内燃機関の制御を行なうこと
を特徴としている。
く、本発明に係わる内燃機関の電子制御装置は、内燃機
関の負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷の変化量
を検出する負荷変化量検出手段と、前記負荷変化量の積
算値を求める積算手段と、を有する内燃機関の電子制御
装置において、少なくとも前記積算手段により求めた負
荷変化量の積算値を用いて内燃機関の制御を行なうこと
を特徴としている。
【0006】そして、本発明のより好適な具体例とし
て、前記負荷変化量の積算値は、所定の時間範囲あるい
は機関回転角度範囲における負荷変化量から求めるとと
もに、前記内燃機関の負荷は、少なくとも吸入空気量及
び機関回転数から求められた制御パラメータや、絞り弁
の開度から求めたものであるものが挙げられる。さら
に、排気ガス関連装置と、該排気ガス関連装置を診断す
る診断手段と、該診断手段により求められた値と前記負
荷変化量の積算値とを比較することにより、内燃機関の
絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われている状態である
か否かを判定する判定手段と、を備えるとともに、少な
くとも前記判定手段による判定結果を前記排気ガス関連
装置の、触媒、O2 センサ、エバポパージ・システム、
EGRシステム、2次空気システム、または燃料システ
ムのうち少なくとも1つ以上の項目を診断対象とする診
断装置の条件及び/又は補正量とすることを特徴として
いる。そして、少なくとも前記判定手段による判定結果
に基づき前記内燃機関へ供給する燃料量を補償するため
の燃料量調整手段を備えたものも本発明の好適な例とし
て挙げられる。
て、前記負荷変化量の積算値は、所定の時間範囲あるい
は機関回転角度範囲における負荷変化量から求めるとと
もに、前記内燃機関の負荷は、少なくとも吸入空気量及
び機関回転数から求められた制御パラメータや、絞り弁
の開度から求めたものであるものが挙げられる。さら
に、排気ガス関連装置と、該排気ガス関連装置を診断す
る診断手段と、該診断手段により求められた値と前記負
荷変化量の積算値とを比較することにより、内燃機関の
絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われている状態である
か否かを判定する判定手段と、を備えるとともに、少な
くとも前記判定手段による判定結果を前記排気ガス関連
装置の、触媒、O2 センサ、エバポパージ・システム、
EGRシステム、2次空気システム、または燃料システ
ムのうち少なくとも1つ以上の項目を診断対象とする診
断装置の条件及び/又は補正量とすることを特徴として
いる。そして、少なくとも前記判定手段による判定結果
に基づき前記内燃機関へ供給する燃料量を補償するため
の燃料量調整手段を備えたものも本発明の好適な例とし
て挙げられる。
【0007】
【作用】前述の如く構成された本発明に係わる内燃機関
の電子制御装置においては、負荷変化量の所定期間にお
ける積算値を用いて、絞り弁の開・閉操作が繰返し行わ
れている状態であるか否かを判定する。すなわち、繰り
返し頻度が大きい程、また絞り弁の操作が速い程、さら
には動作させる絞り弁の開度が大きい程、当該所定期間
における負荷変化量の積算値は大きくなる。そのため、
運転状態に応じた検出が可能となり適切な制御が行え
る。
の電子制御装置においては、負荷変化量の所定期間にお
ける積算値を用いて、絞り弁の開・閉操作が繰返し行わ
れている状態であるか否かを判定する。すなわち、繰り
返し頻度が大きい程、また絞り弁の操作が速い程、さら
には動作させる絞り弁の開度が大きい程、当該所定期間
における負荷変化量の積算値は大きくなる。そのため、
運転状態に応じた検出が可能となり適切な制御が行え
る。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1はエンジン制御システムの構成の一例である。
図1に示す4サイクルエンジンは、全体として周知の構
成である。すなわち、エンジンへ吸入される空気(以
下、吸入空気量という)は、エアクリーナ18を通り、
絞り弁16にて吸入空気量を制限され、インジェクタ8
から噴射・供給される燃料と混合し、ピストン20が下
降する吸気行程時に下がった吸気バルブ19とシリンダ
ヘッドとの隙間を通ってシリンダ内へ吸入されるように
なっている。吸入された空気/燃料は、圧縮行程におい
てピストン20の上昇により圧縮され、点火プラグ15
により点火され爆発(燃焼)し、ピストン20を押し下
げる(膨張行程)。そして、燃焼後のシリンダ内の排気
ガスは、排気行程時に下がった排気バルブ21とシリン
ダヘッドとの隙間を通り、排気管へ導かれ、触媒22に
よって排気ガス中の有害成分が除去されたのち大気へ排
出されるようになっている。
る。図1はエンジン制御システムの構成の一例である。
図1に示す4サイクルエンジンは、全体として周知の構
成である。すなわち、エンジンへ吸入される空気(以
下、吸入空気量という)は、エアクリーナ18を通り、
絞り弁16にて吸入空気量を制限され、インジェクタ8
から噴射・供給される燃料と混合し、ピストン20が下
降する吸気行程時に下がった吸気バルブ19とシリンダ
ヘッドとの隙間を通ってシリンダ内へ吸入されるように
なっている。吸入された空気/燃料は、圧縮行程におい
てピストン20の上昇により圧縮され、点火プラグ15
により点火され爆発(燃焼)し、ピストン20を押し下
げる(膨張行程)。そして、燃焼後のシリンダ内の排気
ガスは、排気行程時に下がった排気バルブ21とシリン
ダヘッドとの隙間を通り、排気管へ導かれ、触媒22に
よって排気ガス中の有害成分が除去されたのち大気へ排
出されるようになっている。
【0009】エアクリーナ18のエンジンへの吸気側に
は、吸入空気量を計量するエアフローメータ2が設けら
れている。図示例のエアフローメータ2は、吸入空気が
大きな通路(メイン通路)と小さな通路(バイパス通
路)に分かれて流れるバイパスエア方式と呼ばれるもの
で、バイパス通路側を流れる空気量に応じた信号がエア
フローメータ2からコントロールユニット1へ送られ、
この信号を基に吸入空気量全体を求めることができる。
は、吸入空気量を計量するエアフローメータ2が設けら
れている。図示例のエアフローメータ2は、吸入空気が
大きな通路(メイン通路)と小さな通路(バイパス通
路)に分かれて流れるバイパスエア方式と呼ばれるもの
で、バイパス通路側を流れる空気量に応じた信号がエア
フローメータ2からコントロールユニット1へ送られ、
この信号を基に吸入空気量全体を求めることができる。
【0010】絞り弁開度センサ5は、吸入空気量を調整
する絞り弁16の開度に応じた信号を出力するものであ
る。この信号からアイドル(絞り弁16が全閉)状態で
あるかを判定したり、所定時間内の信号の変化量を求め
て加速または減速状態であるかを判定したりする。水温
センサ3は、エンジンの冷却水温に応じた信号を出力す
るもので、この信号からエンジンが暖気〜暖気後〜高水
温のどの状態にあるかを判定し、これを基に供給する燃
料量や点火時期などを適切に補正する。
する絞り弁16の開度に応じた信号を出力するものであ
る。この信号からアイドル(絞り弁16が全閉)状態で
あるかを判定したり、所定時間内の信号の変化量を求め
て加速または減速状態であるかを判定したりする。水温
センサ3は、エンジンの冷却水温に応じた信号を出力す
るもので、この信号からエンジンが暖気〜暖気後〜高水
温のどの状態にあるかを判定し、これを基に供給する燃
料量や点火時期などを適切に補正する。
【0011】クランク角センサ4及び29は、エンジン
のクランク角が所定の位置を示した時に信号を出力す
る。コントロールユニット1では、この信号を基準に点
火コイル13への通電をON/OFFして点火タイミン
グを制御したり、エンジン回転数を求めたりする。O2
センサ6は、排気ガス中の酸素濃度が高い(多い)場合
は低い電圧(LOW信号)を、低い(少ない)場合は高
い電圧(HI信号)を出力する。LOW信号の時は空燃
比A/Fが薄い状態であるため供給する燃料量を増加
し、HI信号の時は空燃比A/Fが濃い状態なので、燃
料量を減らすよう調整することで空燃比A/Fを常に理
論空燃比の近傍に制御し、排気ガス中の有害成分を抑え
る。
のクランク角が所定の位置を示した時に信号を出力す
る。コントロールユニット1では、この信号を基準に点
火コイル13への通電をON/OFFして点火タイミン
グを制御したり、エンジン回転数を求めたりする。O2
センサ6は、排気ガス中の酸素濃度が高い(多い)場合
は低い電圧(LOW信号)を、低い(少ない)場合は高
い電圧(HI信号)を出力する。LOW信号の時は空燃
比A/Fが薄い状態であるため供給する燃料量を増加
し、HI信号の時は空燃比A/Fが濃い状態なので、燃
料量を減らすよう調整することで空燃比A/Fを常に理
論空燃比の近傍に制御し、排気ガス中の有害成分を抑え
る。
【0012】この他にもスタータSW23、エアコンS
W24、N/L SW(ギヤのニュートラル/非ニュー
トラルの検出やクラッチのON/OFF状態を検出)2
5、パワステSW26、電気負荷SW(ヘッドライトや
ラジエータファンのON/OFF)27、車速センサ2
8、バッテリ7などがコントロールユニット1に接続さ
れている。
W24、N/L SW(ギヤのニュートラル/非ニュー
トラルの検出やクラッチのON/OFF状態を検出)2
5、パワステSW26、電気負荷SW(ヘッドライトや
ラジエータファンのON/OFF)27、車速センサ2
8、バッテリ7などがコントロールユニット1に接続さ
れている。
【0013】コントロールユニット1では、前述したセ
ンサ、SW等から出力される信号を基に演算し、インジ
ェクタ8からの燃料噴射(供給)量や点火コイル13へ
の通電タイミング ON/OFF(点火時期、通電時
間)、アイドルスピードコントロールバルブ(以下、I
SCバルブという)12を使って絞り弁16をバイパス
する通路の面積を調整して吸入空気量を制御したりする
ことでエンジンを適切にコントロールしている。
ンサ、SW等から出力される信号を基に演算し、インジ
ェクタ8からの燃料噴射(供給)量や点火コイル13へ
の通電タイミング ON/OFF(点火時期、通電時
間)、アイドルスピードコントロールバルブ(以下、I
SCバルブという)12を使って絞り弁16をバイパス
する通路の面積を調整して吸入空気量を制御したりする
ことでエンジンを適切にコントロールしている。
【0014】一方、タンク11にはその噴射用供給燃料
をインジェクタ8に吐出するためのポンプ10が設置さ
れており、タンク11からの燃料はポンプ10によって
加圧され、インジェクタ8及びプレッシャーレギュレー
タ9に送られるようになっている。プレッシャーレギュ
レータ9は、タンク11へ戻る燃料量を調整し、燃料に
加わっている圧力(以下、燃圧という)が所定値となる
よう調整(調圧)するものであり、これによりインジェ
クタ8はいつも一定の燃圧状態となっている。
をインジェクタ8に吐出するためのポンプ10が設置さ
れており、タンク11からの燃料はポンプ10によって
加圧され、インジェクタ8及びプレッシャーレギュレー
タ9に送られるようになっている。プレッシャーレギュ
レータ9は、タンク11へ戻る燃料量を調整し、燃料に
加わっている圧力(以下、燃圧という)が所定値となる
よう調整(調圧)するものであり、これによりインジェ
クタ8はいつも一定の燃圧状態となっている。
【0015】また、インジェクタ8はコントロールユニ
ット1からの(駆動)信号によって開弁(ON)/閉弁
(OFF)するが、インジェクタ8から噴射・供給され
る燃料量は前記のように燃圧が一定であるため開弁時間
に比例する。このため、コントロールユニット1では供
給される燃料量が最適になる様にインジェクタ8の開弁
時間を制御している。
ット1からの(駆動)信号によって開弁(ON)/閉弁
(OFF)するが、インジェクタ8から噴射・供給され
る燃料量は前記のように燃圧が一定であるため開弁時間
に比例する。このため、コントロールユニット1では供
給される燃料量が最適になる様にインジェクタ8の開弁
時間を制御している。
【0016】点火コイル13は、1次側コイルと2次側
コイルの2つのコイルと1次側コイルへの通電をON/
OFFするためのパワースイッチ(図示せず)を内蔵す
る構成となっている。1次側コイルはパワースイッチを
介してコントロールユニット1に連結されるとともに、
2次側コイルはディストリビュータ14を経由してエン
ジンの点火プラグ15に接続されている。また、2次側
コイルは1次側コイルよりコイルも巻数が多い構造とな
っているため、パワースイッチによって1次側コイルへ
の通電がON→OFFすると2次側コイルに高電圧が発
生し、接続されている点火プラグ15に火花が飛ぶこと
により、シリンダ内の空気/燃料が着火(燃焼)する。
コイルの2つのコイルと1次側コイルへの通電をON/
OFFするためのパワースイッチ(図示せず)を内蔵す
る構成となっている。1次側コイルはパワースイッチを
介してコントロールユニット1に連結されるとともに、
2次側コイルはディストリビュータ14を経由してエン
ジンの点火プラグ15に接続されている。また、2次側
コイルは1次側コイルよりコイルも巻数が多い構造とな
っているため、パワースイッチによって1次側コイルへ
の通電がON→OFFすると2次側コイルに高電圧が発
生し、接続されている点火プラグ15に火花が飛ぶこと
により、シリンダ内の空気/燃料が着火(燃焼)する。
【0017】コントロールユニット1は、各センサから
の信号を基に点火時期のための最適な値(クランク角度
位置)を演算・決定する。すなわち、コントロールユニ
ット1では、クランク角センサ4及び29からの信号を
基にクランク角度位置を求め、前記最適なクランク角度
位置で点火コイル13への通電をON/OFFし、点火
時期/通電時間を制御する。
の信号を基に点火時期のための最適な値(クランク角度
位置)を演算・決定する。すなわち、コントロールユニ
ット1では、クランク角センサ4及び29からの信号を
基にクランク角度位置を求め、前記最適なクランク角度
位置で点火コイル13への通電をON/OFFし、点火
時期/通電時間を制御する。
【0018】ISCバルブ12は、吸入空気量を制限す
る絞り弁16をバイパスする通路の開口面積をコントロ
ールユニット1の信号に応じて変化させることで吸入空
気量を制御している。例えば、アイドル(絞り弁16全
閉)時、回転上昇時は吸入空気量を減じ、回転下降時は
増加するようにISCバルブ12を制御することでアイ
ドル回転変動を抑えたり、急減速時に吸入空気量が増加
するようISCバルブ12を制御することで吸入空気量
が急に変化(減少)することによって起こる減速ショッ
クを抑える働きをする。
る絞り弁16をバイパスする通路の開口面積をコントロ
ールユニット1の信号に応じて変化させることで吸入空
気量を制御している。例えば、アイドル(絞り弁16全
閉)時、回転上昇時は吸入空気量を減じ、回転下降時は
増加するようにISCバルブ12を制御することでアイ
ドル回転変動を抑えたり、急減速時に吸入空気量が増加
するようISCバルブ12を制御することで吸入空気量
が急に変化(減少)することによって起こる減速ショッ
クを抑える働きをする。
【0019】図2はコントロールユニットの構成の一例
を示すものである。エンジン制御に使用されているセン
サの出力信号はアナログ信号とデジタル信号の2種類が
ある。各センサからの出力信号はまず入力回路に入る。
入力回路ではセンサ信号に乗ってきたノイズを除去した
り、デジタル信号の波形整形を行っている。これにより
センサ信号に乗ったノイズなどがマイコンに影響を与え
ないようにする。
を示すものである。エンジン制御に使用されているセン
サの出力信号はアナログ信号とデジタル信号の2種類が
ある。各センサからの出力信号はまず入力回路に入る。
入力回路ではセンサ信号に乗ってきたノイズを除去した
り、デジタル信号の波形整形を行っている。これにより
センサ信号に乗ったノイズなどがマイコンに影響を与え
ないようにする。
【0020】マイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)では、ROMに納められている演算手順(以下、
プログラムという)に従い、CPUがセンサ出力に応じ
た各アクチュエータの制御量を計算し、前記制御量を出
力回路へ送っている。入力回路を経由したセンサ信号
は、デジタル信号であれば直接、アナログ信号であれば
アナログをデジタルへ変換する回路(以下、A/Dとい
う)を経由してI/Oと呼ばれる回路(以下、I/Oと
いう)へ送られる。以後、マイコン内ではデジタル信号
を使って計算を行う。また、I/Oはマイコンと外部回
路との信号のやり取り(入力・出力)を受け持つ。
いう)では、ROMに納められている演算手順(以下、
プログラムという)に従い、CPUがセンサ出力に応じ
た各アクチュエータの制御量を計算し、前記制御量を出
力回路へ送っている。入力回路を経由したセンサ信号
は、デジタル信号であれば直接、アナログ信号であれば
アナログをデジタルへ変換する回路(以下、A/Dとい
う)を経由してI/Oと呼ばれる回路(以下、I/Oと
いう)へ送られる。以後、マイコン内ではデジタル信号
を使って計算を行う。また、I/Oはマイコンと外部回
路との信号のやり取り(入力・出力)を受け持つ。
【0021】この他に、CPUで計算した結果を一時的
に記憶しておくRAMと呼ばれる回路や、出力回路では
マイコンからの信号をアクチュエータを駆動できる信号
(駆動信号)へ変換を行い、各アクチュエータへ信号を
送る。コントローユニット1には、マイコンの正常に動
作していることをチェックする機能と、マイコンが故障
した際マイコンによる制御を中止するとともにハードウ
エアによってアクチュエータを制御する機能(バックア
ップ)を有している。
に記憶しておくRAMと呼ばれる回路や、出力回路では
マイコンからの信号をアクチュエータを駆動できる信号
(駆動信号)へ変換を行い、各アクチュエータへ信号を
送る。コントローユニット1には、マイコンの正常に動
作していることをチェックする機能と、マイコンが故障
した際マイコンによる制御を中止するとともにハードウ
エアによってアクチュエータを制御する機能(バックア
ップ)を有している。
【0022】次に、マイコンのチェック機能およびバッ
クアップ機能について説明する。マイコンは、一定周期
ごとにパルス信号を診断回路へ出力する。診断回路では
このパルス信号が決められた周期ごとにマイコンから送
られているかをチェックし、パルス信号が不規則な周期
で送られてくるとマイコン故障と判定する。マイコン故
障と判定した場合、診断回路は出力回路へ送られるアク
チュエータへの制御信号をマイコンの出力からバックア
ップ回路の出力へ切り替える。バックアップ回路では入
力回路を経由したセンサ信号に応じてアクチュエータへ
の制御信号を決定する。これによりマイコン故障の際考
えられる車両暴走の危険や走行不能状態に陥ることなく
走行を続けることができる。
クアップ機能について説明する。マイコンは、一定周期
ごとにパルス信号を診断回路へ出力する。診断回路では
このパルス信号が決められた周期ごとにマイコンから送
られているかをチェックし、パルス信号が不規則な周期
で送られてくるとマイコン故障と判定する。マイコン故
障と判定した場合、診断回路は出力回路へ送られるアク
チュエータへの制御信号をマイコンの出力からバックア
ップ回路の出力へ切り替える。バックアップ回路では入
力回路を経由したセンサ信号に応じてアクチュエータへ
の制御信号を決定する。これによりマイコン故障の際考
えられる車両暴走の危険や走行不能状態に陥ることなく
走行を続けることができる。
【0023】図3はコントロールユニット(図2参照)
内のROMに納められている演算手順の一例を示したも
のである。コントロールユニット1内のマイコンでは通
常、以下の処理を行っている。イグニッション(IG
N)SWがONすると各センサ出力信号の読み込みを始
める。センサ出力信号は必要に応じて加工されたのち計
算に使われる。例えば、図4はエアフローセンサ出力と
吸入空気量の関係を示したもので、図4に示すデータは
前記ROMの中に納められていてエアフローセンサ出力
を読み込んだ際、センサ出力は図4に示す関係で吸入空
気量に相当する値に変換されたのち、各計算に使われ
る。
内のROMに納められている演算手順の一例を示したも
のである。コントロールユニット1内のマイコンでは通
常、以下の処理を行っている。イグニッション(IG
N)SWがONすると各センサ出力信号の読み込みを始
める。センサ出力信号は必要に応じて加工されたのち計
算に使われる。例えば、図4はエアフローセンサ出力と
吸入空気量の関係を示したもので、図4に示すデータは
前記ROMの中に納められていてエアフローセンサ出力
を読み込んだ際、センサ出力は図4に示す関係で吸入空
気量に相当する値に変換されたのち、各計算に使われ
る。
【0024】インジェクタを開弁させる時間、EGIパ
ルス幅は前記の吸入空気量と後で述べるエンジン回転数
から求めた基本パルス幅に補正係数を乗じて決定する。
補正係数は図5に示すように水温やエンジン回転数など
のパラメータに対して最適な値(補正係数)が前記のR
OMに納められていてエンジン状態に応じて使われる。
ルス幅は前記の吸入空気量と後で述べるエンジン回転数
から求めた基本パルス幅に補正係数を乗じて決定する。
補正係数は図5に示すように水温やエンジン回転数など
のパラメータに対して最適な値(補正係数)が前記のR
OMに納められていてエンジン状態に応じて使われる。
【0025】点火時期は、図6に示すようなエンジン回
転数とエンジンの負荷状態を示す前記の基本パルス幅と
最適な点火時期の関係を示すデータ郡(マップ)が前記
のROMに納められていてエンジン状態に応じた値が読
み出される。以上のようにして得られた点火時期、通電
時間に前記EGIパルス同様、補正係数を乗じて最終値
を決定する。
転数とエンジンの負荷状態を示す前記の基本パルス幅と
最適な点火時期の関係を示すデータ郡(マップ)が前記
のROMに納められていてエンジン状態に応じた値が読
み出される。以上のようにして得られた点火時期、通電
時間に前記EGIパルス同様、補正係数を乗じて最終値
を決定する。
【0026】ISCバルブ12も同様にROMに制御量
を示すデータが納められており、例えば、前記の絞り弁
16が全閉の時は、エンジン回転数の変化量に応じて、
それ以外では絞り弁開度や吸入空気量に応じてもとまる
値に補正係数を乗じて最終値を決定する。ISCバルブ
12は一定時間ごとに制御量(駆動信号)を更新する。
を示すデータが納められており、例えば、前記の絞り弁
16が全閉の時は、エンジン回転数の変化量に応じて、
それ以外では絞り弁開度や吸入空気量に応じてもとまる
値に補正係数を乗じて最終値を決定する。ISCバルブ
12は一定時間ごとに制御量(駆動信号)を更新する。
【0027】以上述べた処理(演算)は一定の周期ごと
に繰り返し行われるが、この他にクランク角センサのH
i信号(REF信号)が入力されるたびに演算される割
込み処理がある。割込み処理では、インジェクタへ開弁
信号(EGIパルス)を出力したり、点火コイルへのO
N(通電開始)タイミングやOFF(点火時期)タイミ
ングを出力回路へ指示したりする。また、クランク角度
信号を計測してエンジン回転数を求めたりする。
に繰り返し行われるが、この他にクランク角センサのH
i信号(REF信号)が入力されるたびに演算される割
込み処理がある。割込み処理では、インジェクタへ開弁
信号(EGIパルス)を出力したり、点火コイルへのO
N(通電開始)タイミングやOFF(点火時期)タイミ
ングを出力回路へ指示したりする。また、クランク角度
信号を計測してエンジン回転数を求めたりする。
【0028】次に本発明の一実施例の詳細を説明する。
図7は本発明の概略を示すブロック図の一例である。図
7において、機関回転数(701)を吸入空気量(70
2)から機関の負荷を検出する(703)。ここで負荷
は、機関回転数と吸入空気量から計算される制御パラメ
ータで、例えば、 Tp=K×Qa÷Ne Tp:基本燃料噴射パルス幅 Qa:吸入空気量 Ne:機関回転数 K :変換係数 で求まるTpなどである。
図7は本発明の概略を示すブロック図の一例である。図
7において、機関回転数(701)を吸入空気量(70
2)から機関の負荷を検出する(703)。ここで負荷
は、機関回転数と吸入空気量から計算される制御パラメ
ータで、例えば、 Tp=K×Qa÷Ne Tp:基本燃料噴射パルス幅 Qa:吸入空気量 Ne:機関回転数 K :変換係数 で求まるTpなどである。
【0029】前記負荷の変化量を求め(704)、求め
た負荷変化量を所定の期間、積算する(705)。ここ
で所定の期間とは、例えば所定の時間や機関のクランク
所定角度範囲であってもよい。前記負荷変化量を積算し
た値を使って機関制御手段(706)の、例えばインジ
ェクタ(706a)から機関へ供給する燃料量を補正す
る。一方、前記負荷変化量の積算値は、診断の条件や補
正に使用される(708)とともに、診断結果は診断結
果報知手段(709)、例えば警報ランプ等により運転
者に知らされる。なお、機関制御に使用する例、及び診
断の条件や補正に使用する例については後述する。
た負荷変化量を所定の期間、積算する(705)。ここ
で所定の期間とは、例えば所定の時間や機関のクランク
所定角度範囲であってもよい。前記負荷変化量を積算し
た値を使って機関制御手段(706)の、例えばインジ
ェクタ(706a)から機関へ供給する燃料量を補正す
る。一方、前記負荷変化量の積算値は、診断の条件や補
正に使用される(708)とともに、診断結果は診断結
果報知手段(709)、例えば警報ランプ等により運転
者に知らされる。なお、機関制御に使用する例、及び診
断の条件や補正に使用する例については後述する。
【0030】図8は、図7に示された本発明一実施例に
係わるタイミングチャートの一例である。絞り弁開度
(801)を繰り返して開・閉操作(繰り返し加速)す
るに伴い、負荷(802)及び負荷変化量(803)は
図示の如く変化する。ここで、負荷は、吸入空気量と機
関回転数から求めた制御パラメータとする。負荷変化量
(803)は、前記負荷(802)の所定時間の変化量
を表すもので、アクセルを踏み込む(加速する)と正方
向へ、戻す(減速する)と負方向に動くものである。こ
のように、負荷変化量(803)は正・負の値を取るの
で、ここでは絶対値を求め全て正の値に変換する(80
4)。さらに、負荷変化量の絶対値(804)の信号を
所定の期間aの間、積算したのが積算値(805)であ
る。ここで所定の期間とは所定の時間であってよいし、
クランクの所定角度範囲であってもよい。
係わるタイミングチャートの一例である。絞り弁開度
(801)を繰り返して開・閉操作(繰り返し加速)す
るに伴い、負荷(802)及び負荷変化量(803)は
図示の如く変化する。ここで、負荷は、吸入空気量と機
関回転数から求めた制御パラメータとする。負荷変化量
(803)は、前記負荷(802)の所定時間の変化量
を表すもので、アクセルを踏み込む(加速する)と正方
向へ、戻す(減速する)と負方向に動くものである。こ
のように、負荷変化量(803)は正・負の値を取るの
で、ここでは絶対値を求め全て正の値に変換する(80
4)。さらに、負荷変化量の絶対値(804)の信号を
所定の期間aの間、積算したのが積算値(805)であ
る。ここで所定の期間とは所定の時間であってよいし、
クランクの所定角度範囲であってもよい。
【0031】また、図8からわかるように、絞り弁開度
(801)はCの範囲のみ動作開度(アクセルの踏み込
み量)が大きいため、当該Cの範囲に対応した積算値
(805)の値も、それ以外の領域の値よりも大きくな
っている。本図示例によれば、積算値(805)が所定
値を超えたb地点において、絞り弁の開・閉操作を繰り
返し行っている運転状態にあることが判定される。この
ようにして、繰り返し加速の大きさが定量的に計測する
ことができる。
(801)はCの範囲のみ動作開度(アクセルの踏み込
み量)が大きいため、当該Cの範囲に対応した積算値
(805)の値も、それ以外の領域の値よりも大きくな
っている。本図示例によれば、積算値(805)が所定
値を超えたb地点において、絞り弁の開・閉操作を繰り
返し行っている運転状態にあることが判定される。この
ようにして、繰り返し加速の大きさが定量的に計測する
ことができる。
【0032】次に、本発明を診断手段に適用した実施例
について、図9〜12により説明する。図9は図1の触
媒(22)近傍を示したものであり、触媒(901)の
機関側に前部O2 センサ(902)と大気側に後部O2
センサ(903)を設けることにより、触媒(901)
の劣化度合を診断するシステムを構成している。また、
図10(a)、(b)は、それぞれ前部O2 センサ(9
02)と後部O2 センサ(903)の出力を示したもの
である。
について、図9〜12により説明する。図9は図1の触
媒(22)近傍を示したものであり、触媒(901)の
機関側に前部O2 センサ(902)と大気側に後部O2
センサ(903)を設けることにより、触媒(901)
の劣化度合を診断するシステムを構成している。また、
図10(a)、(b)は、それぞれ前部O2 センサ(9
02)と後部O2 センサ(903)の出力を示したもの
である。
【0033】図10(a)に示すように、触媒(90
1)が新品の場合には、排気ガスが触媒(901)によ
り浄化されるため後部O2 センサ(903)の出力は振
れない。一方、図10(b)に示すように、触媒(90
1)が劣化すると、排気ガスが全て浄化できなくなるた
め一部未浄化のまま触媒(901)後方へ流出すること
になる。このため、前記未浄化の排気ガスに反応し、後
部O2 センサ(903)の出力が振れる。図9、10に
示したように、前部O2 センサ(902)と後部O2 セ
ンサ(903)の出力を比較することにより、触媒(9
01)が新品であるか、あるいは劣化したものであるか
の劣化度合を判定する方法は既に知られている。
1)が新品の場合には、排気ガスが触媒(901)によ
り浄化されるため後部O2 センサ(903)の出力は振
れない。一方、図10(b)に示すように、触媒(90
1)が劣化すると、排気ガスが全て浄化できなくなるた
め一部未浄化のまま触媒(901)後方へ流出すること
になる。このため、前記未浄化の排気ガスに反応し、後
部O2 センサ(903)の出力が振れる。図9、10に
示したように、前部O2 センサ(902)と後部O2 セ
ンサ(903)の出力を比較することにより、触媒(9
01)が新品であるか、あるいは劣化したものであるか
の劣化度合を判定する方法は既に知られている。
【0034】ここで、絞り弁の開・閉操作(加速・減
速)を繰り返し行うと排気ガスの成分が悪化するため、
新品の触媒(901)であるにもかかわらず、排気ガス
を全て浄化することができず、排気ガスは一部未浄化の
まま触媒(901)後方へ流出することがある。そのた
め、劣化した触媒と同様に、後部O2 センサ(903)
の出力が振れてしまい、したがって、新品触媒を劣化触
媒と誤って診断してしまうという問題がある。
速)を繰り返し行うと排気ガスの成分が悪化するため、
新品の触媒(901)であるにもかかわらず、排気ガス
を全て浄化することができず、排気ガスは一部未浄化の
まま触媒(901)後方へ流出することがある。そのた
め、劣化した触媒と同様に、後部O2 センサ(903)
の出力が振れてしまい、したがって、新品触媒を劣化触
媒と誤って診断してしまうという問題がある。
【0035】図11、12は、前記問題に対して本発明
を適用した一例を示すブロック図である。図11は本発
明に係わる負荷変化量の積算値を使って診断を禁止する
場合のブロック図の一例である。図11において、前部
O2 センサ(1101)出力信号及び後部O2 センサ
(1102)出力信号は、それぞれ特徴波形抽出手段
(1103、1104)でフィルタ処理を行った後、診
断手段、例えば排気ガスを浄化する触媒の診断手段(1
105、1106)へ入力される。診断手段では、図1
0でも説明したように前部O2 センサと後部O2 センサ
の出力から前記触媒の劣化度合を判定し、判定の結果を
判定結果報知手段(1107)を使って運転者へ知らせ
る。ここで、機関回転数(1108)と吸入空気量(1
109)は診断許可手段(1110)へ入力される。診
断許可手段(1110)では、図7で説明した手順で求
めた負荷変化量の積算値から機関が繰り返し加速・減速
状態であるか否かを判定し、繰り返し加速・減速状態で
あるならば前部O2 センサ(1101)出力信号及び後
部O2 センサ(1102)出力信号の入力を遮断し、触
媒の診断を禁止することで誤った診断が行われるのを防
止する。
を適用した一例を示すブロック図である。図11は本発
明に係わる負荷変化量の積算値を使って診断を禁止する
場合のブロック図の一例である。図11において、前部
O2 センサ(1101)出力信号及び後部O2 センサ
(1102)出力信号は、それぞれ特徴波形抽出手段
(1103、1104)でフィルタ処理を行った後、診
断手段、例えば排気ガスを浄化する触媒の診断手段(1
105、1106)へ入力される。診断手段では、図1
0でも説明したように前部O2 センサと後部O2 センサ
の出力から前記触媒の劣化度合を判定し、判定の結果を
判定結果報知手段(1107)を使って運転者へ知らせ
る。ここで、機関回転数(1108)と吸入空気量(1
109)は診断許可手段(1110)へ入力される。診
断許可手段(1110)では、図7で説明した手順で求
めた負荷変化量の積算値から機関が繰り返し加速・減速
状態であるか否かを判定し、繰り返し加速・減速状態で
あるならば前部O2 センサ(1101)出力信号及び後
部O2 センサ(1102)出力信号の入力を遮断し、触
媒の診断を禁止することで誤った診断が行われるのを防
止する。
【0036】また、図12は本発明に係わる負荷変化量
の積算値を使って診断の補正を行う場合のブロック図の
一例である。図12の1201〜1209は、図11の
1101〜1109に相当する。機関回転数(120
8)と吸入空気量(1209)は、補正量計算手段(1
210)に入力される。補正量計算手段(1210)で
は、図7で説明した手段で求めた負荷変化量の積算値に
応じて求めた補正量を使って診断手段(1205、12
06)の診断判定値を補正する。前記負荷変化量の積算
値は、繰り返し加速・減速の頻度・絞り弁が動く角度の
大きさに応じて変化するので診断判定値を適切に変える
ことができ、誤った診断が行われることを防止すること
ができる。
の積算値を使って診断の補正を行う場合のブロック図の
一例である。図12の1201〜1209は、図11の
1101〜1109に相当する。機関回転数(120
8)と吸入空気量(1209)は、補正量計算手段(1
210)に入力される。補正量計算手段(1210)で
は、図7で説明した手段で求めた負荷変化量の積算値に
応じて求めた補正量を使って診断手段(1205、12
06)の診断判定値を補正する。前記負荷変化量の積算
値は、繰り返し加速・減速の頻度・絞り弁が動く角度の
大きさに応じて変化するので診断判定値を適切に変える
ことができ、誤った診断が行われることを防止すること
ができる。
【0037】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記各実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことができる。たとえば、図9〜12の
図示例では触媒の診断について説明したが、他の排気ガ
ス関連装置、例えばO2 センサ、エバポ・パージシステ
ム、EGRシステム、2次空気システムや燃料システム
の診断手段等に使っても同様の効果がある。
明は、前記各実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことができる。たとえば、図9〜12の
図示例では触媒の診断について説明したが、他の排気ガ
ス関連装置、例えばO2 センサ、エバポ・パージシステ
ム、EGRシステム、2次空気システムや燃料システム
の診断手段等に使っても同様の効果がある。
【0038】一般に、絞り弁の開・閉操作を繰り返し行
うような運転状態では、加速/減速時の燃料補償が繰り
返し行われ、過補正となって運転性が悪化するという問
題がある。この問題に対処する好適な例としては、前記
負荷変化量の積算値を機関制御に使用することが挙げら
れ、負荷変化量から求めた積算値を用いて絞り弁の開・
閉操作を繰り返し行うような運転状態を判定することに
より、運転状態に応じた適切な検出を行うことが可能と
なり燃料を適切に補正できる。なお、この場合、前記負
荷変化量の積算値の大きさに応じて燃料の補正量を変え
てもよい。また、図8の図示例において、微分の周期を
さらに長く設定することも可能であり、それにより、積
算処理を省略することができプログラム容量を低減する
ことができる。
うような運転状態では、加速/減速時の燃料補償が繰り
返し行われ、過補正となって運転性が悪化するという問
題がある。この問題に対処する好適な例としては、前記
負荷変化量の積算値を機関制御に使用することが挙げら
れ、負荷変化量から求めた積算値を用いて絞り弁の開・
閉操作を繰り返し行うような運転状態を判定することに
より、運転状態に応じた適切な検出を行うことが可能と
なり燃料を適切に補正できる。なお、この場合、前記負
荷変化量の積算値の大きさに応じて燃料の補正量を変え
てもよい。また、図8の図示例において、微分の周期を
さらに長く設定することも可能であり、それにより、積
算処理を省略することができプログラム容量を低減する
ことができる。
【0039】さらに、実際の負荷データはノイズ等によ
り振れが大きく、S/N比(signal-to-noise ratio )
が低くなるという問題点がある。この問題点を解消する
ために、例えば、負荷データを算出するときにサンプリ
ングレートを変える等の見かけ上のフィルタリング操作
を行い、積分区間を区切らずに一回の判定でスロットル
変化を判定するようにしてもよい。このようにすれば、
S/N比を上昇させることが可能となり、精度が向上す
る。なお、図示例においては、機関の負荷として機関回
転数及び吸入空気量から求まる制御パラメータを使った
が、これに代えて絞り弁開度を使ってもよいことは勿論
である。
り振れが大きく、S/N比(signal-to-noise ratio )
が低くなるという問題点がある。この問題点を解消する
ために、例えば、負荷データを算出するときにサンプリ
ングレートを変える等の見かけ上のフィルタリング操作
を行い、積分区間を区切らずに一回の判定でスロットル
変化を判定するようにしてもよい。このようにすれば、
S/N比を上昇させることが可能となり、精度が向上す
る。なお、図示例においては、機関の負荷として機関回
転数及び吸入空気量から求まる制御パラメータを使った
が、これに代えて絞り弁開度を使ってもよいことは勿論
である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、負荷変化量の所定期間における積算値を内燃
機関の制御に用いることにより、絞り弁の開・閉操作が
繰返し行われている状態であるか否かという判定を適切
に行なうことができる。
によれば、負荷変化量の所定期間における積算値を内燃
機関の制御に用いることにより、絞り弁の開・閉操作が
繰返し行われている状態であるか否かという判定を適切
に行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる内燃機関の電子制御
装置のエンジンシステムの一構成図。
装置のエンジンシステムの一構成図。
【図2】図2のエンジンシステム構成部品であるコント
ロールユニットの内部構成図。
ロールユニットの内部構成図。
【図3】図2のコントロールユニット内部で行われる制
御内容を示すフローチャートの一例。
御内容を示すフローチャートの一例。
【図4】図3の制御内容のなかで使用される入力・出力
パラメータの関係を示すグラフ。
パラメータの関係を示すグラフ。
【図5】図3の制御内容のなかで使用される入力・出力
パラメータの関係を示すグラフ。
パラメータの関係を示すグラフ。
【図6】図3の制御内容のなかで使用される入力・出力
パラメータの関係を示すグラフ。
パラメータの関係を示すグラフ。
【図7】本発明の概略を示すブロック図の一例。
【図8】本発明によるタイミングチャートの一例。
【図9】本発明を診断装置に適用した場合の図1で示し
た触媒近傍の拡大図。
た触媒近傍の拡大図。
【図10】図9の前部O2 センサ及び後部O2 センサの
出力を示すグラフ。
出力を示すグラフ。
【図11】本発明の負荷変化量を使って診断を禁止した
一例。
一例。
【図12】本発明の負荷変化量を使って診断の補正を行
った一例。
った一例。
1:コントロールユニット 6:O2 センサ 8:インジェクタ 16:絞り弁 22:触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 俊夫 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 福地 栄作 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (8)
- 【請求項1】 内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段
と、前記負荷の変化量を検出する負荷変化量検出手段
と、前記負荷変化量の積算値を求める積算手段と、を有
する内燃機関の電子制御装置において、 少なくとも前記積算手段により求めた負荷変化量の積算
値を用いて内燃機関の制御を行なうことを特徴とする内
燃機関の電子制御装置。 - 【請求項2】 前記負荷変化量の積算値は、所定の時間
範囲における負荷変化量から求めることを特徴とする請
求項1記載の内燃機関の電子制御装置。 - 【請求項3】 内燃機関の機関回転角度を検出する機関
回転角度検出手段を備えるとともに、 該機関回転角度検出手段により検出された所定の機関回
転角度範囲における負荷変化量から前記負荷変化量の積
算値を求めることを特徴とする請求項1記載の内燃機関
の電子制御装置。 - 【請求項4】 内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空
気量検出手段と、内燃機関の機関回転数を検出する機関
回転数検出手段とを備えるとともに、 前記内燃機関の負荷は、少なくとも前記吸入空気量検出
手段及び前記機関回転数検出手段により検出された吸入
空気量及び機関回転数から求められた制御パラメータで
あることを特徴とする請求項1、2、3の何れか一項に
記載の内燃機関の電子制御装置。 - 【請求項5】 内燃機関の吸入空気量を調整する絞り弁
の開度を検出する絞り弁開度検出手段を備えるととも
に、 少なくとも前記絞り弁開度検出手段により検出された絞
り弁の開度から前記内燃機関の負荷を求めることを特徴
とする請求項1、2、3の何れか一項に記載の内燃機関
の電子制御装置。 - 【請求項6】 排気ガス関連装置と、該排気ガス関連装
置を診断する診断手段と、該診断手段により求められた
値と前記負荷変化量の積算値とを比較することにより、
内燃機関の絞り弁の開・閉操作が繰り返し行われている
状態であるか否かを判定する判定手段と、を備えるとと
もに、 少なくとも前記判定手段による判定結果を前記排気ガス
関連装置の診断装置の条件及び/又は補正量とすること
を特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の内燃機
関の電子制御装置。 - 【請求項7】 前記排気ガス関連装置の診断装置は、触
媒、O2 センサ、エバポパージ・システム、EGRシス
テム、2次空気システム、または燃料システムのうち少
なくとも1つ以上の項目を診断対象とすることを特徴と
する請求項6記載の内燃機関の電子制御装置。 - 【請求項8】 内燃機関の絞り弁の開・閉操作が繰り返
し行われている状態であるか否かを判定する前記判定手
段と、内燃機関へ供給する燃料量を調整する燃料量調整
手段とを備えるとともに、 少なくとも前記判定手段による判定結果に基づき前記内
燃機関へ供給する燃料量を補償することを特徴とする請
求項1〜5の何れか一項に記載の内燃機関の電子制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23982393A JPH0791308A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 内燃機関の電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23982393A JPH0791308A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 内燃機関の電子制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791308A true JPH0791308A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17050386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23982393A Pending JPH0791308A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 内燃機関の電子制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013068216A (ja) * | 2011-09-10 | 2013-04-18 | Denso Corp | 車載速度低下装置 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP23982393A patent/JPH0791308A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013068216A (ja) * | 2011-09-10 | 2013-04-18 | Denso Corp | 車載速度低下装置 |
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