JPH0791465B2 - 人体モデル用シリコーンゴム組成物 - Google Patents
人体モデル用シリコーンゴム組成物Info
- Publication number
- JPH0791465B2 JPH0791465B2 JP63286717A JP28671788A JPH0791465B2 JP H0791465 B2 JPH0791465 B2 JP H0791465B2 JP 63286717 A JP63286717 A JP 63286717A JP 28671788 A JP28671788 A JP 28671788A JP H0791465 B2 JPH0791465 B2 JP H0791465B2
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- Japan
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- silicone rubber
- human body
- body model
- rubber composition
- elastomer
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、大なる引き裂き強度を有するシリコーンゴム
組成物に関し、特に医療訓練用人体モデルに適した大な
る引き裂き強度を有するシリコーンゴム組成物に関す
る。
組成物に関し、特に医療訓練用人体モデルに適した大な
る引き裂き強度を有するシリコーンゴム組成物に関す
る。
(従来の技術及び解決すべき課題) 従来より医療訓練用人体モデルは、軟質シリコーンゴム
で構成されており、軟質シリコーンゴムは伸び率、弾性
強度等の点において、他のエラストマー、例えば超軟質
ポリ塩化ビニルやIPN(Intcrpenetrat−ing Polymer Ne
tworks)構造の熱可塑性エラストマーであるスチレンブ
ロックコーポリマー等に較べて人体モデル用材料として
遥かに優れている。
で構成されており、軟質シリコーンゴムは伸び率、弾性
強度等の点において、他のエラストマー、例えば超軟質
ポリ塩化ビニルやIPN(Intcrpenetrat−ing Polymer Ne
tworks)構造の熱可塑性エラストマーであるスチレンブ
ロックコーポリマー等に較べて人体モデル用材料として
遥かに優れている。
しかしながら、軟質シリコーンゴムは大なる引き裂き強
度については、上述の各エラストマーより劣るという欠
点がある。その為シリコーンゴムで構成されている医療
訓練用の人体モデルは、口唇の端部や分娩介助の訓練用
モデルの局所等で破損が発しやすいというのが現状であ
る。
度については、上述の各エラストマーより劣るという欠
点がある。その為シリコーンゴムで構成されている医療
訓練用の人体モデルは、口唇の端部や分娩介助の訓練用
モデルの局所等で破損が発しやすいというのが現状であ
る。
そして、この点を改善するために、従来は口唇端部等を
特に厚くしたり、或はシリコーンゴムの内部にプラスチ
ックの網や、ガーゼを入れて補強を行っているが、この
ような方法は、煩雑な操作を必要とするばかりでなく、
伸びが極めて少なくなるため、人体モデルとしてリアル
感が失われる欠点があった。
特に厚くしたり、或はシリコーンゴムの内部にプラスチ
ックの網や、ガーゼを入れて補強を行っているが、この
ような方法は、煩雑な操作を必要とするばかりでなく、
伸びが極めて少なくなるため、人体モデルとしてリアル
感が失われる欠点があった。
本発明者は上記の欠点を改良すべく種々検討した結果、
エラストマー繊維を配合することにより改善されること
を見出し、本発明を完成するに至ったもので、本発明の
目的は、大なる引き裂き強度を有する医療訓練に適した
人体モデル用シリコーンゴム組成物を提供するにある。
エラストマー繊維を配合することにより改善されること
を見出し、本発明を完成するに至ったもので、本発明の
目的は、大なる引き裂き強度を有する医療訓練に適した
人体モデル用シリコーンゴム組成物を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、シリコーンゴム中に伸度500%以上、弾性回
復率90〜99%のエラストマー繊維を、シリコーンゴム10
0重量部当り1〜20重量部配合してなる引裂強度を改善
した医療訓練に適した人体モデル用シリコーンゴム組成
物である。
復率90〜99%のエラストマー繊維を、シリコーンゴム10
0重量部当り1〜20重量部配合してなる引裂強度を改善
した医療訓練に適した人体モデル用シリコーンゴム組成
物である。
即ち、本発明はシリコーンゴム中に上記特定の弾性を有
するエラストマー繊維を特定量配合することによって、
従来のシリコーンゴムからなる医療訓練用人体モデルの
リアル感を損なうことなく大なる引き裂き強度を賦与し
た人体モデル用シリコーンゴム組成物である。
するエラストマー繊維を特定量配合することによって、
従来のシリコーンゴムからなる医療訓練用人体モデルの
リアル感を損なうことなく大なる引き裂き強度を賦与し
た人体モデル用シリコーンゴム組成物である。
更に、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するシリコーンゴムは、従来この種の医療
訓練用の人体モデルを製造するのに使用しているシリコ
ーンゴムであって、例えば、商品名:信越シリコーンRT
Vゴムコンパウンド(KE−42)(信越化学(株)製)等
である。
訓練用の人体モデルを製造するのに使用しているシリコ
ーンゴムであって、例えば、商品名:信越シリコーンRT
Vゴムコンパウンド(KE−42)(信越化学(株)製)等
である。
これに配合されるエラストマー繊維は伸度500%以上、
弾性回復率90〜99%を有する。伸度500%以下のエラス
トマー繊維では、所望の大なる引き裂き強度が得られ
ず、又弾性回復率90%以上、又、エラストマー配合シリ
コーン組成物を加熱架橋して製品とするため、150℃の
温度に1時間以上耐えるものが望ましい。使用できるエ
ラストマー繊維を例示すると、ポリウレタン繊維、ニト
リルゴム系繊維、ポリブタジエン−スチレン系繊維、ポ
リアミド系弾性繊維、ポリエステル系弾性繊維であり、
特に、ポリウレタンエラストマー繊維が好ましい。繊維
の太さは10〜1000デニール程度の範囲のものが好まし
く、10デニール以下のものを使用した場合はシリコーン
ゴム溶液中への分散が難しく、また1000デニール以上で
は製品である人体モデル表面上に凹凸を示し好ましくな
い。通常約50デニール前後のものを使用する。繊維の長
さとしては、3〜8mm程度のものが好ましい。
弾性回復率90〜99%を有する。伸度500%以下のエラス
トマー繊維では、所望の大なる引き裂き強度が得られ
ず、又弾性回復率90%以上、又、エラストマー配合シリ
コーン組成物を加熱架橋して製品とするため、150℃の
温度に1時間以上耐えるものが望ましい。使用できるエ
ラストマー繊維を例示すると、ポリウレタン繊維、ニト
リルゴム系繊維、ポリブタジエン−スチレン系繊維、ポ
リアミド系弾性繊維、ポリエステル系弾性繊維であり、
特に、ポリウレタンエラストマー繊維が好ましい。繊維
の太さは10〜1000デニール程度の範囲のものが好まし
く、10デニール以下のものを使用した場合はシリコーン
ゴム溶液中への分散が難しく、また1000デニール以上で
は製品である人体モデル表面上に凹凸を示し好ましくな
い。通常約50デニール前後のものを使用する。繊維の長
さとしては、3〜8mm程度のものが好ましい。
エラストマー繊維の配合量としては、シートの表面の平
滑状態の外観上からシリコーンゴム100重量部当り約1
〜20重量部、特に約8重量部前後が好ましい。1重量部
未満では所期の目的を達せられず、また20重量部を越え
る量を配合してもさほど改善されない。
滑状態の外観上からシリコーンゴム100重量部当り約1
〜20重量部、特に約8重量部前後が好ましい。1重量部
未満では所期の目的を達せられず、また20重量部を越え
る量を配合してもさほど改善されない。
エラストマー繊維を配合したシリコーンゴム組成物は、
常法により人体モデルに成形する。成形方法としては、
キャスティング方法によって行われる。すなわち、エラ
ストマー繊維をシリコーンゴム溶液中に配合し、均一に
分散、混合したのち、所定の金型に流し込み、常温又は
加熱架橋して製造される。
常法により人体モデルに成形する。成形方法としては、
キャスティング方法によって行われる。すなわち、エラ
ストマー繊維をシリコーンゴム溶液中に配合し、均一に
分散、混合したのち、所定の金型に流し込み、常温又は
加熱架橋して製造される。
なお、得られた人体モデルの表面に前記エラストマー繊
維を混合しないシリコーンゴム溶液による薄い表面層を
設けてもよい。
維を混合しないシリコーンゴム溶液による薄い表面層を
設けてもよい。
エラストマー繊維を配合したシリコーンゴム組成物より
得られた製品は、従来のものに比して約3倍程度の大な
る引き裂き強度を有する。
得られた製品は、従来のものに比して約3倍程度の大な
る引き裂き強度を有する。
以下、実施例をもって本発明を更に具体的に説明する。
(実施例) シリコーンゴム[信越化学(株)製のシリコーンRTVゴ
ムコンパウンド(KE−42)]30%トルエン溶液に5mmの
長さのポリウレタン繊維[東洋紡(株)製のエスパ20
(20デニール)]を第1表に示す割合で添加し、溶液の
固形分に対する混合割合として、0、2、5、8、10、
15%の6種類の溶液を作った。この溶液を型の中に流廷
し、溶剤トルエンを揮発させた後、150℃、常温で硬化
させ、型より取り出して試験片とした。この試験片の引
き裂き強度を測定したところ、第2表の結果を得た。
ムコンパウンド(KE−42)]30%トルエン溶液に5mmの
長さのポリウレタン繊維[東洋紡(株)製のエスパ20
(20デニール)]を第1表に示す割合で添加し、溶液の
固形分に対する混合割合として、0、2、5、8、10、
15%の6種類の溶液を作った。この溶液を型の中に流廷
し、溶剤トルエンを揮発させた後、150℃、常温で硬化
させ、型より取り出して試験片とした。この試験片の引
き裂き強度を測定したところ、第2表の結果を得た。
この実施例では、シリコーンゴム、ウレタン繊維混合ト
ルエン溶液を特別に揃うような条件を与えて型へ流した
わけではなく、極めて自然に流したものであり、特に一
方向への大なる引き裂き強度が必要な場合には、整流し
て繊維を揃えて流すことにより方向性を持った大なる引
き裂き強度の更に強いものができる。
ルエン溶液を特別に揃うような条件を与えて型へ流した
わけではなく、極めて自然に流したものであり、特に一
方向への大なる引き裂き強度が必要な場合には、整流し
て繊維を揃えて流すことにより方向性を持った大なる引
き裂き強度の更に強いものができる。
(効 果) 以上、述べたように、本発明はシリコーンゴムに特定の
弾性を有するエラストマー繊維を配合することにより、
配合しないものに比して約3倍程度の引き裂き強度の大
なる製品が得られる等の効果を奏する。
弾性を有するエラストマー繊維を配合することにより、
配合しないものに比して約3倍程度の引き裂き強度の大
なる製品が得られる等の効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】シリコーンゴム中に伸度500%以上、弾性
回復率90〜99%のエラストマー繊維を、シリコーンゴム
100重量部当り1〜20重量部配合してなる引裂強度を改
善した医療訓練に適した人体モデル用シリコーンゴム組
成物。 - 【請求項2】エラストマー繊維が10〜1000デニールであ
る請求項第1項記載の人体モデル用シリコーンゴム組成
物。 - 【請求項3】エラストマー繊維が1mm〜20mmの長さを有
する短繊維である請求項第1項記載の人体モデル用シリ
コーンゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286717A JPH0791465B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 人体モデル用シリコーンゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286717A JPH0791465B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 人体モデル用シリコーンゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02133466A JPH02133466A (ja) | 1990-05-22 |
| JPH0791465B2 true JPH0791465B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17708092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63286717A Expired - Fee Related JPH0791465B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 人体モデル用シリコーンゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791465B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5682948B2 (ja) * | 2010-06-22 | 2015-03-11 | 株式会社モリタ製作所 | スキン部材 |
| JP5759055B1 (ja) * | 2014-05-26 | 2015-08-05 | サンアロー株式会社 | 臓器モデル |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52129751A (en) * | 1976-04-26 | 1977-10-31 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Rubber composition containing finely divided organic short fibers |
| JPS5480353A (en) * | 1977-12-08 | 1979-06-27 | Bridgestone Corp | Heat-resistant rubber composition |
| JPS61261356A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ゴム組成物 |
| JPS62174116A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 真空注型成形用ゴム型組成物 |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP63286717A patent/JPH0791465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02133466A (ja) | 1990-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |