JPH0791613A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JPH0791613A JPH0791613A JP26155793A JP26155793A JPH0791613A JP H0791613 A JPH0791613 A JP H0791613A JP 26155793 A JP26155793 A JP 26155793A JP 26155793 A JP26155793 A JP 26155793A JP H0791613 A JPH0791613 A JP H0791613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat absorption
- heat
- combustion
- nox
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims abstract description 47
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 48
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims abstract description 4
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N Nitric oxide Chemical compound O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 45
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 4
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 4
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 125000004430 oxygen atom Chemical group O* 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000009841 combustion method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003912 environmental pollution Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】NOxの生成を抑制し、生成したCOを減少
し、熱効率の低下を防止しうる燃焼装置を提供すること
を目的とする。 【構成】互いに略平行で所定の間隔を存してバーナ手段
2からの燃焼火炎をと交叉するように設けられる多数の
熱吸収管4、4・・・からなる熱吸収管群を備えるもの
において、前記熱吸収管群中においてNOxの生成を抑
制しCOの酸化を促進する温度領域に前記熱吸収管に代
えて棒状部材10、10を配置したことを特徴とする。
し、熱効率の低下を防止しうる燃焼装置を提供すること
を目的とする。 【構成】互いに略平行で所定の間隔を存してバーナ手段
2からの燃焼火炎をと交叉するように設けられる多数の
熱吸収管4、4・・・からなる熱吸収管群を備えるもの
において、前記熱吸収管群中においてNOxの生成を抑
制しCOの酸化を促進する温度領域に前記熱吸収管に代
えて棒状部材10、10を配置したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貫流ボイラ、自然循
環式水管ボイラ、強制循環式水管ボイラ等の水管ボイラ
に用いて好適であって、NOx(窒素酸化物)及びCO
(一酸化炭素)の排出濃度を減少させる燃焼装置に関す
るものである。
環式水管ボイラ、強制循環式水管ボイラ等の水管ボイラ
に用いて好適であって、NOx(窒素酸化物)及びCO
(一酸化炭素)の排出濃度を減少させる燃焼装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、環境汚染問題等により、ボイ
ラにおいても有害燃焼排気物、特にNOx,CO等の一
層の排出濃度の低減が求められている。このような有害
燃焼排気物の排出濃度の低減化対策は種々提案されてい
る。その低減化対策の一つとして、バーナに出来るだけ
熱吸収管を近づけ、燃焼火炎中に熱吸収管群を位置させ
て、熱交換と同時に火炎の冷却を行うことでサーマルN
Oxの生成を出来るだけ抑制し、かつ高負荷燃焼を実現
する技術が米国特許第5,020,47号にて知られている。
尚、本明細書で用いる「燃焼火炎」とは現在燃焼反応を
起こしている最中の高温ガスを言い、この高温ガス中に
は燃焼を完了していない可燃性予混合ガスと燃焼によっ
て生成された燃焼済みガスとを含む。又、燃焼火炎は燃
焼ガスと言い換えてもよい。しかしながら、この従来の
対策によればNOxの排出濃度は低減できるもののCO
排出濃度が僅かに高めになるという問題がある。その原
因の一つは、COについてはNOxを低減するためにな
される燃焼火炎の冷却が急冷効果をもたらし、これによ
り反応が凍結され一部は高温での平衡濃度のまま未反応
物質、つまりCO等として系外へ排出してしまうことに
よるのではないかと考えられている。この問題を解決す
べく、高負荷燃焼により生成した火炎の近傍またはこれ
に接して置いた冷物体で火炎の温度を1000℃以上、
1500℃以下に制御した後、冷物体の後流側に設けた
断熱空間で火炎中の残留COを酸化反応させてCO
2(二酸化炭素)に変成させる技術が特開昭60−78
247号公報にて提案されている。
ラにおいても有害燃焼排気物、特にNOx,CO等の一
層の排出濃度の低減が求められている。このような有害
燃焼排気物の排出濃度の低減化対策は種々提案されてい
る。その低減化対策の一つとして、バーナに出来るだけ
熱吸収管を近づけ、燃焼火炎中に熱吸収管群を位置させ
て、熱交換と同時に火炎の冷却を行うことでサーマルN
Oxの生成を出来るだけ抑制し、かつ高負荷燃焼を実現
する技術が米国特許第5,020,47号にて知られている。
尚、本明細書で用いる「燃焼火炎」とは現在燃焼反応を
起こしている最中の高温ガスを言い、この高温ガス中に
は燃焼を完了していない可燃性予混合ガスと燃焼によっ
て生成された燃焼済みガスとを含む。又、燃焼火炎は燃
焼ガスと言い換えてもよい。しかしながら、この従来の
対策によればNOxの排出濃度は低減できるもののCO
排出濃度が僅かに高めになるという問題がある。その原
因の一つは、COについてはNOxを低減するためにな
される燃焼火炎の冷却が急冷効果をもたらし、これによ
り反応が凍結され一部は高温での平衡濃度のまま未反応
物質、つまりCO等として系外へ排出してしまうことに
よるのではないかと考えられている。この問題を解決す
べく、高負荷燃焼により生成した火炎の近傍またはこれ
に接して置いた冷物体で火炎の温度を1000℃以上、
1500℃以下に制御した後、冷物体の後流側に設けた
断熱空間で火炎中の残留COを酸化反応させてCO
2(二酸化炭素)に変成させる技術が特開昭60−78
247号公報にて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術はCOの排出の低減を目的としてなされたもので、N
Oxの生成の抑制を目的とはしていない。この為、断熱
空間を設ける位置によってはNOxの断熱空間温度が高
くなり、NOxが生成されてしまう。又、断熱空間の形
成条件によっては断熱空間を画成する缶体壁の温度上昇
が大きくなるという問題がある。この温度上昇を防止す
るには、缶体壁の断熱空間側内面に断熱材を施工する必
要があり、装置のコストアップを招く。又、断熱材を施
工すると長期使用によって断熱材が落下する恐れがあり
耐久性に問題がある。更に、燃焼火炎の流速が大きい場
合、断熱空間を燃焼火炎流れ方向長さを長く確保するこ
とで、必要とするCOからCO2 への変成を得ることが
できるが、そうすると熱効率の低下を招き、缶体の小型
化を実現できないという問題がある。
術はCOの排出の低減を目的としてなされたもので、N
Oxの生成の抑制を目的とはしていない。この為、断熱
空間を設ける位置によってはNOxの断熱空間温度が高
くなり、NOxが生成されてしまう。又、断熱空間の形
成条件によっては断熱空間を画成する缶体壁の温度上昇
が大きくなるという問題がある。この温度上昇を防止す
るには、缶体壁の断熱空間側内面に断熱材を施工する必
要があり、装置のコストアップを招く。又、断熱材を施
工すると長期使用によって断熱材が落下する恐れがあり
耐久性に問題がある。更に、燃焼火炎の流速が大きい場
合、断熱空間を燃焼火炎流れ方向長さを長く確保するこ
とで、必要とするCOからCO2 への変成を得ることが
できるが、そうすると熱効率の低下を招き、缶体の小型
化を実現できないという問題がある。
【0004】本発明の目的はNOxの生成を抑制し、生
成したCOを減少し、熱効率の低下を防止しうる燃焼装
置を提供することを目的とする。
成したCOを減少し、熱効率の低下を防止しうる燃焼装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するためになされたものであって、互いに略平行
で所定の間隔を存して、且つバーナ手段からの燃焼火炎
をと交叉するように設けられる多数の熱吸収管からなる
熱吸収管群を備えるものにおいて、前記熱吸収管群中に
おいてNOxの生成を抑制しCOの酸化を促進する温度
領域に前記熱吸収管に代えて棒状部材を配置したことを
特徴とする。
を解決するためになされたものであって、互いに略平行
で所定の間隔を存して、且つバーナ手段からの燃焼火炎
をと交叉するように設けられる多数の熱吸収管からなる
熱吸収管群を備えるものにおいて、前記熱吸収管群中に
おいてNOxの生成を抑制しCOの酸化を促進する温度
領域に前記熱吸収管に代えて棒状部材を配置したことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記手段によれば、熱吸収管群中に位置する棒
状部材においては吸熱は行われず、棒状部材の近傍は比
較的高い温度に燃焼火炎が維持され、未反応COと反応
活性基(ラジカル)及び/又は酸素原子(O)等の酸素
との接触が積極的に行われて残留COは酸化反応してC
O2 に変成してCOが低減され、かつNOxの生成が抑
制される。
状部材においては吸熱は行われず、棒状部材の近傍は比
較的高い温度に燃焼火炎が維持され、未反応COと反応
活性基(ラジカル)及び/又は酸素原子(O)等の酸素
との接触が積極的に行われて残留COは酸化反応してC
O2 に変成してCOが低減され、かつNOxの生成が抑
制される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明に係る燃焼方法及び装置を
水管式ボイラの一種である多管式貫流ボイラに適用した
実施例の缶体の横断面を示す概略構成図である。図1を
参照して、多管式貫流ボイラの角型缶体1は、後記バー
ナ手段2から噴出される燃焼火炎の流通方向(缶体の長
手方向)に沿って配置した垂直の熱吸収管壁(以下、単
に管壁と称する)3、3と、互いに略平行であって所定
間隔を存して上記管壁3、3間に燃焼火炎と交叉するよ
うに配列される多数の略垂直熱吸収管4、4・・・(熱
吸収管群を構成する)と、上記管壁3、3間の一側開口
部に配設した予混合式の比較的フラットな火炎を形成す
るバーナ手段2と、上記管壁3、3間の他側開口部に形
成した燃焼排ガス出口5等から構成される。管壁3、3
は燃焼・熱交換区域Nを画成する。この燃焼排ガス出口
5は燃焼・熱交換区域Nの反バーナ側端部に設ければ良
く、例えば管壁3の一部を削除開口して形成することが
出来る。
水管式ボイラの一種である多管式貫流ボイラに適用した
実施例の缶体の横断面を示す概略構成図である。図1を
参照して、多管式貫流ボイラの角型缶体1は、後記バー
ナ手段2から噴出される燃焼火炎の流通方向(缶体の長
手方向)に沿って配置した垂直の熱吸収管壁(以下、単
に管壁と称する)3、3と、互いに略平行であって所定
間隔を存して上記管壁3、3間に燃焼火炎と交叉するよ
うに配列される多数の略垂直熱吸収管4、4・・・(熱
吸収管群を構成する)と、上記管壁3、3間の一側開口
部に配設した予混合式の比較的フラットな火炎を形成す
るバーナ手段2と、上記管壁3、3間の他側開口部に形
成した燃焼排ガス出口5等から構成される。管壁3、3
は燃焼・熱交換区域Nを画成する。この燃焼排ガス出口
5は燃焼・熱交換区域Nの反バーナ側端部に設ければ良
く、例えば管壁3の一部を削除開口して形成することが
出来る。
【0008】上記管壁3、3は、この実施例では、それ
ぞれ複数本の熱吸収管6を適宜の間隔をおいて燃焼火炎
の流通方向に並んで配置され、各熱吸収管6、6・・・
の隙間を、これら熱吸収管6、6・・・の軸線方向に沿
って延びる平板状のフィン状部材7、7・・・で閉鎖し
た構成のものである。これら管壁3、3は、実質上互い
に平行をなすように適宜の間隔をおいて配置され、各管
壁3、3の外側にはカバー体8、8を取り付け、管壁
3、3との間に断熱空間9、9を形成している。
ぞれ複数本の熱吸収管6を適宜の間隔をおいて燃焼火炎
の流通方向に並んで配置され、各熱吸収管6、6・・・
の隙間を、これら熱吸収管6、6・・・の軸線方向に沿
って延びる平板状のフィン状部材7、7・・・で閉鎖し
た構成のものである。これら管壁3、3は、実質上互い
に平行をなすように適宜の間隔をおいて配置され、各管
壁3、3の外側にはカバー体8、8を取り付け、管壁
3、3との間に断熱空間9、9を形成している。
【0009】熱吸収管4、4・・・は燃焼火炎の流れ方
向に配列される3つの熱吸収管列X,Y,Z が含まれてい
る。以下の説明ではこの各列名X,Y,Z に、バーナ手段2
から離れる方向に順次1 、2 、3 ・・・の数字を付して
管番号X1,X2 ・・・,Y1,Y2・・・,Z1,Z2・・・とし、管
壁3、3を構成する熱吸収管6、6・・・には各列毎に
管番号A1,A2 ・・・,B1,B2・・・をそれぞれ付して説明
する。上記管壁3、3を構成する熱吸収管6、6・・・
及び管壁3、3間に配置する熱吸収管4、4・・・の上
端並びに下端は、それぞれ、上部ヘッダ及び下部ヘッダ
(いずれも図示しない)に連通接続される。そして、こ
の両ヘッダは管壁3、3の上下端部と機密に接合され、
管壁3、3と共同して燃焼・熱交換区域Nの上下、左右
の4方を機密に区画して燃焼火炎及び燃焼済みガスが缶
体外部に漏れないように構成する。そして、残りの2方
の開口のうち、1方はバーナ手段2を取り付け、残り1
方の開口には排気筒(図示しない)を接続する。蒸気ボ
イラーにおいては、通常運転時下部ヘッダの全体と熱吸
収管6、6・・・及び熱吸収管4、4・・・の途中まで
は常時水で満たされ、熱吸収管6、6・・・及び熱吸収
管4、4・・・の上部と上部ヘッダは蒸気で満たされて
いる。
向に配列される3つの熱吸収管列X,Y,Z が含まれてい
る。以下の説明ではこの各列名X,Y,Z に、バーナ手段2
から離れる方向に順次1 、2 、3 ・・・の数字を付して
管番号X1,X2 ・・・,Y1,Y2・・・,Z1,Z2・・・とし、管
壁3、3を構成する熱吸収管6、6・・・には各列毎に
管番号A1,A2 ・・・,B1,B2・・・をそれぞれ付して説明
する。上記管壁3、3を構成する熱吸収管6、6・・・
及び管壁3、3間に配置する熱吸収管4、4・・・の上
端並びに下端は、それぞれ、上部ヘッダ及び下部ヘッダ
(いずれも図示しない)に連通接続される。そして、こ
の両ヘッダは管壁3、3の上下端部と機密に接合され、
管壁3、3と共同して燃焼・熱交換区域Nの上下、左右
の4方を機密に区画して燃焼火炎及び燃焼済みガスが缶
体外部に漏れないように構成する。そして、残りの2方
の開口のうち、1方はバーナ手段2を取り付け、残り1
方の開口には排気筒(図示しない)を接続する。蒸気ボ
イラーにおいては、通常運転時下部ヘッダの全体と熱吸
収管6、6・・・及び熱吸収管4、4・・・の途中まで
は常時水で満たされ、熱吸収管6、6・・・及び熱吸収
管4、4・・・の上部と上部ヘッダは蒸気で満たされて
いる。
【0010】上記管壁3、3間に配置される複数の熱吸
収管4、4・・・は、上述のように、3列X,Y,Z が燃焼
火炎の流通方向に並列に配置されており、管壁3、3の
熱吸収管6、6・・・を含めて隣合う列の熱吸収管同士
は千鳥状配置パターンとなっている。また、燃焼火炎の
流通路となる各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・相
互の間隙は、各熱吸収管6の外径と略等しいか、それ以
下に設定するのが好ましく、これらの各間隙は、全て同
一であっても、互いに異なっていても、前述の条件内に
あればよい。
収管4、4・・・は、上述のように、3列X,Y,Z が燃焼
火炎の流通方向に並列に配置されており、管壁3、3の
熱吸収管6、6・・・を含めて隣合う列の熱吸収管同士
は千鳥状配置パターンとなっている。また、燃焼火炎の
流通路となる各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・相
互の間隙は、各熱吸収管6の外径と略等しいか、それ以
下に設定するのが好ましく、これらの各間隙は、全て同
一であっても、互いに異なっていても、前述の条件内に
あればよい。
【0011】上記の熱吸収管4、4・・・のうち、NO
xの生成を抑制しつつ生成したCOを酸化させて低減さ
せるに適した温度範囲の特定温度域を予め実験により求
めて、特定温度域に該当する熱吸収管X3、Z3を間引き
(抜管する)し、その代わりにこの部分に耐熱性の非吸
熱管部材(内部に水などの吸熱用熱媒体が流通しない部
材)、例えばセラミック製の棒状部材10、10を装着
している。
xの生成を抑制しつつ生成したCOを酸化させて低減さ
せるに適した温度範囲の特定温度域を予め実験により求
めて、特定温度域に該当する熱吸収管X3、Z3を間引き
(抜管する)し、その代わりにこの部分に耐熱性の非吸
熱管部材(内部に水などの吸熱用熱媒体が流通しない部
材)、例えばセラミック製の棒状部材10、10を装着
している。
【0012】上記バーナ手段2は、周知のコルゲートタ
イプの予混合式平面燃焼バーナを用いるが、予混合気を
噴出する多数の小孔を有するセラミックプレートバーナ
を用いても良いし、気化燃焼油バーナの他種々のバーナ
を用いることも可能である。このバーナ手段2の直前に
位置する熱吸収管X1,X2 との間隙は、所定距離、例え
ば、熱吸収管4の外径の略3倍に等しいか、それ以下に
設定してあり、また、管壁3、3の熱吸収管6、6・・
・のうち、バーナ手段2に最も近接する熱吸収管も上述
の如き距離を基準として設定してある。
イプの予混合式平面燃焼バーナを用いるが、予混合気を
噴出する多数の小孔を有するセラミックプレートバーナ
を用いても良いし、気化燃焼油バーナの他種々のバーナ
を用いることも可能である。このバーナ手段2の直前に
位置する熱吸収管X1,X2 との間隙は、所定距離、例え
ば、熱吸収管4の外径の略3倍に等しいか、それ以下に
設定してあり、また、管壁3、3の熱吸収管6、6・・
・のうち、バーナ手段2に最も近接する熱吸収管も上述
の如き距離を基準として設定してある。
【0013】以上の構成において、バーナ手段2からの
燃焼火炎は、各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・間
の隙間空間において燃焼を継続しながら、排ガス出口5
方向へ向けて流通し、その間に、各熱吸収管6、6・・
・,4、4・・・への伝熱(熱交換)を行うが、その
際、バーナ手段2と直前の熱吸収管4、4との間隙及び
各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・の間隙を上述の
如く狭く設定してあるため、燃焼火炎は高い流速を維持
した状態で燃焼排ガス出口5に向けて流通し、極めて高
い接触伝熱率でもって冷却される。
燃焼火炎は、各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・間
の隙間空間において燃焼を継続しながら、排ガス出口5
方向へ向けて流通し、その間に、各熱吸収管6、6・・
・,4、4・・・への伝熱(熱交換)を行うが、その
際、バーナ手段2と直前の熱吸収管4、4との間隙及び
各熱吸収管6、6・・・,4、4・・・の間隙を上述の
如く狭く設定してあるため、燃焼火炎は高い流速を維持
した状態で燃焼排ガス出口5に向けて流通し、極めて高
い接触伝熱率でもって冷却される。
【0014】棒状部材10、10においては吸熱が行わ
れないので、棒状部材10、10近傍の燃焼火炎の温度
は約1000℃〜1200℃に維持され、上流の高温燃
焼火炎領域で生成したCOが反応活性基(ラジカル)及
び/又は酸素原子等の酸素と反応し酸化してCOが減少
すると共に、NOxの生成は抑制される。この作用にお
いて、棒状部材10、10を設けず単なる空間としたも
のと比較して、棒状部材10、10近傍の温度が高めに
維持される結果、短い距離でCOの酸化反応が行われる
と共に、燃焼火炎(燃焼ガス)流路の急激な拡大→縮小
による圧力損失が無くなり、その結果冗長な圧力損失を
伴わない缶体となる。
れないので、棒状部材10、10近傍の燃焼火炎の温度
は約1000℃〜1200℃に維持され、上流の高温燃
焼火炎領域で生成したCOが反応活性基(ラジカル)及
び/又は酸素原子等の酸素と反応し酸化してCOが減少
すると共に、NOxの生成は抑制される。この作用にお
いて、棒状部材10、10を設けず単なる空間としたも
のと比較して、棒状部材10、10近傍の温度が高めに
維持される結果、短い距離でCOの酸化反応が行われる
と共に、燃焼火炎(燃焼ガス)流路の急激な拡大→縮小
による圧力損失が無くなり、その結果冗長な圧力損失を
伴わない缶体となる。
【0015】次に、本発明の他の実施例を図2に従い説
明する。図2において、図1の実施例と異なるのは、図
1の実施例においては、各熱吸収管X3,Z3 の代わりに、
横断面形状を円形とした1本の棒状部材10を装着した
が、図2の実施例においては、各熱吸収管X3,Z3 の代わ
りにそれぞれ熱吸収管4よりも径の小さい2本の棒状部
材11、11装着し、燃焼火炎の流れを制御するように
構成した点にある。又、図2の実施例においては後流側
の吸熱管群をヒレ付熱吸収管12、エロフィン付熱吸収
管13として、上流側から下流側までの伝熱面密度を均
一化している。その他の構成は図1の実施例と同様であ
るので説明を省略する。この実施例においては、上流で
生成したCO等の未燃物が棒状部材11、11・・・に
よる燃焼火炎の流れのコントロール、攪乱作用により後
流の吸熱管4、6により凍結される可能性が減少され、
CO等の未燃物の酸化が促進される。
明する。図2において、図1の実施例と異なるのは、図
1の実施例においては、各熱吸収管X3,Z3 の代わりに、
横断面形状を円形とした1本の棒状部材10を装着した
が、図2の実施例においては、各熱吸収管X3,Z3 の代わ
りにそれぞれ熱吸収管4よりも径の小さい2本の棒状部
材11、11装着し、燃焼火炎の流れを制御するように
構成した点にある。又、図2の実施例においては後流側
の吸熱管群をヒレ付熱吸収管12、エロフィン付熱吸収
管13として、上流側から下流側までの伝熱面密度を均
一化している。その他の構成は図1の実施例と同様であ
るので説明を省略する。この実施例においては、上流で
生成したCO等の未燃物が棒状部材11、11・・・に
よる燃焼火炎の流れのコントロール、攪乱作用により後
流の吸熱管4、6により凍結される可能性が減少され、
CO等の未燃物の酸化が促進される。
【0016】尚、本発明は上記の実施例に限定されるも
のではない。例えば、棒状部材10、11の横断面形状
は菱形等の円形以外の形状であってもよい。又、以上の
各実施例では、上記各管壁3を、それぞれ複数本の熱吸
収管6、6・・・を適宜の間隔をおいて縦列配置し、各
熱吸収管6、6・・・の隙間を平板状のフィン状部材
7、7・・・で閉鎖した構成のものとしたが、管壁の構
造は各熱吸収管6の隙間を適宜の耐火物で構成したもの
であっても、各熱吸収管6を密接状態で配列したもので
あってもよい。
のではない。例えば、棒状部材10、11の横断面形状
は菱形等の円形以外の形状であってもよい。又、以上の
各実施例では、上記各管壁3を、それぞれ複数本の熱吸
収管6、6・・・を適宜の間隔をおいて縦列配置し、各
熱吸収管6、6・・・の隙間を平板状のフィン状部材
7、7・・・で閉鎖した構成のものとしたが、管壁の構
造は各熱吸収管6の隙間を適宜の耐火物で構成したもの
であっても、各熱吸収管6を密接状態で配列したもので
あってもよい。
【0017】又、管壁間に配列する熱吸収管の列数は、
上記の実施例に限定されないものである。更に、バーナ
及び熱吸収管は垂直方向でなく、水平方向に配設した装
置にも本発明は適用可能である。又、本発明は貫流式以
外の水管ボイラに適用可能であり、蒸気を発生させる水
管ボイラだけでなく、温水を生成する水管ボイラにも適
用可能である。又、熱吸収管4、4・・・を流通する熱
媒体を水としているが、水以外の油等の媒体としてもよ
い。
上記の実施例に限定されないものである。更に、バーナ
及び熱吸収管は垂直方向でなく、水平方向に配設した装
置にも本発明は適用可能である。又、本発明は貫流式以
外の水管ボイラに適用可能であり、蒸気を発生させる水
管ボイラだけでなく、温水を生成する水管ボイラにも適
用可能である。又、熱吸収管4、4・・・を流通する熱
媒体を水としているが、水以外の油等の媒体としてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、熱吸
収管群中に位置する棒状部材においては吸熱は行われ
ず、棒状部材の近傍では比較的高い温度に燃焼火炎が維
持され、未反応COと反応活性基(ラジカル)及び/又
は酸素原子(O)等の酸素との接触が積極的に行われて
残留COは酸化反応してCO2 に変成してCOが低減さ
れ、かつNOxの生成が抑制されNOx 及びCOの排
出量の少ない低NOx 、低CO燃焼装置を提供でき
る。
収管群中に位置する棒状部材においては吸熱は行われ
ず、棒状部材の近傍では比較的高い温度に燃焼火炎が維
持され、未反応COと反応活性基(ラジカル)及び/又
は酸素原子(O)等の酸素との接触が積極的に行われて
残留COは酸化反応してCO2 に変成してCOが低減さ
れ、かつNOxの生成が抑制されNOx 及びCOの排
出量の少ない低NOx 、低CO燃焼装置を提供でき
る。
【0019】又、この発明によれば、棒状部材の存在に
よって従来の様な広い断熱空間を設けること無く、略一
定の長い高温領域をもうけることができるので、従来例
と比較して、缶体壁の温度上昇を小さくでき、温度上昇
を防止するための缶体壁内面の断熱材施工が不要とな
り、低コストで、耐久性に優れた装置を提供できる。
よって従来の様な広い断熱空間を設けること無く、略一
定の長い高温領域をもうけることができるので、従来例
と比較して、缶体壁の温度上昇を小さくでき、温度上昇
を防止するための缶体壁内面の断熱材施工が不要とな
り、低コストで、耐久性に優れた装置を提供できる。
【0020】更に、この発明によれば従来の様な広い断
熱空間を設ける必要が無いので省スペース性、熱効率性
に優れた缶体を提供できる。
熱空間を設ける必要が無いので省スペース性、熱効率性
に優れた缶体を提供できる。
【図1】この発明における一実施例の缶体の概略構造を
例示する横断面図である。
例示する横断面図である。
【図2】この発明における他の実施例の缶体の概略構造
を例示する横断面図である。
を例示する横断面図である。
2 バーナ手段 4、6 吸熱管 10、11 棒状部材
Claims (1)
- 【請求項1】互いに略平行で所定の間隔を存して、且つ
バーナ手段からの燃焼火炎をと交叉するように設けられ
る多数の熱吸収管からなる熱吸収管群を備えるものにお
いて、前記熱吸収管群中においてNOxの生成を抑制し
COの酸化を促進する温度領域に前記熱吸収管に代えて
棒状部材を配置したことを特徴とする燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26155793A JPH0791613A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26155793A JPH0791613A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791613A true JPH0791613A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17363557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26155793A Pending JPH0791613A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791613A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26155793A patent/JPH0791613A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3221582B2 (ja) | 低NOx、及び低CO燃焼装置 | |
| US6792895B2 (en) | Combustion method and apparatus for NOx reduction | |
| US6318305B1 (en) | Water-tube boiler | |
| JPH064171Y2 (ja) | ラジアントチユ−ブ | |
| US6253715B1 (en) | Water-tube boiler | |
| JP2003232502A (ja) | 蒸気過熱器 | |
| JP3662599B2 (ja) | 水管ボイラ | |
| JP2507407Y2 (ja) | 角型多管式貫流ボイラ― | |
| JPS5918302A (ja) | 熱回収用触媒型熱交換器を備える燃焼装置 | |
| JP2948519B2 (ja) | 低NOx及び低CO燃焼装置 | |
| JP2006349255A (ja) | ボイラ | |
| JPH0711309Y2 (ja) | 触媒燃焼装置 | |
| JPH08303703A (ja) | 水管ボイラ | |
| JP2005156131A (ja) | 水管ボイラ | |
| JP3568300B2 (ja) | 水管ボイラ | |
| JPH0791601A (ja) | 水管ボイラ | |
| JPH08110002A (ja) | 水管ボイラ | |
| JPH07119928A (ja) | 燃焼装置 | |
| JP3581928B2 (ja) | 小型貫流ボイラ | |
| JP2004060984A (ja) | 低NOx燃焼装置 | |
| JP3180938B2 (ja) | 水管ボイラー及びその燃焼方法 | |
| JP2000065306A (ja) | 低NOx及び低CO燃焼装置 | |
| JPH07229608A (ja) | 多管式貫流ボイラ | |
| JP2824619B2 (ja) | 角型多管式貫流ボイラー | |
| JP2005274023A (ja) | 水管ボイラ |