JPH0791813B2 - 合成床版橋の構築方法 - Google Patents

合成床版橋の構築方法

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JPH0791813B2
JPH0791813B2 JP63222840A JP22284088A JPH0791813B2 JP H0791813 B2 JPH0791813 B2 JP H0791813B2 JP 63222840 A JP63222840 A JP 63222840A JP 22284088 A JP22284088 A JP 22284088A JP H0791813 B2 JPH0791813 B2 JP H0791813B2
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政勝 佐藤
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川崎製鉄株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、合成床版橋の構築方法に関するものである。
「従来の技術」 本出願人は、第5図、第6図に示す如く、フランジ22の
表面に突起22aを有するCT形鋼21を所要等間隔に並列配
置し、この各突起付きCT形鋼21のウェブ23の下端面間に
わたって底鋼板24を溶接し、各突起付きCT形鋼21のフラ
ンジ22よりも若干上部位置に、各突起付きCT形鋼21と直
交して上配力鉄筋25を配設し、前記底鋼板24の上面から
上配力鉄筋25の若干上方位置までのいわゆる並列開断面
鋼箱桁内にコンクリート26を打設して、例えば道路橋等
の合成床版橋を構築することを既に出願した(特開昭58
-33611号公報参照)。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前記突起付きCT形鋼は、上下のフランジ表面
に突起を有する圧延H形鋼を、そのウェブの長手方向中
心線において半截したものであるが、この突起付きCT形
鋼の寸法は、一般的なH形鋼のJIS規格に準拠して定め
られており、その最大寸法は、高さが459mm,フランジ幅
が303mm,ウェブ厚が19mm,フランジ厚が37mm,断面二次モ
ーメントが36800cm4であるため、現行の合成床版橋の適
用支間長は24m以下に制約されている。
本発明は、かくの如き従来の突起付きCT形鋼を用いた合
成床版橋の不都合を解決すべくなした合成床版橋の構築
方法を開発したものである。
「課題を解決するための手段」 本発明に係る合成床版橋の構築方法の要旨とするところ
は、上下のフランジ表面に突起を有するH形鋼のウェブ
を、その長手方向に波形線に沿って二等分切断してなる
フランジ表面に突起を有するCT形鋼における波形ウェブ
の波底部下端面長手方向全長にわたり、所要板幅のウェ
ブ高さ補足用帯鋼板の一側端面を溶接し、このウェブ高
さ補足用帯鋼板を有する突起付きCT形鋼を所要等間隔に
並列配置し、上記各突起付きCT形鋼におけるウェブ高さ
補足用帯鋼板の下端面間にわたり底鋼板を溶接して、並
列開断面鋼箱桁を形成し、この並列開断面鋼箱桁内に膨
張コンクリートを打設することにある。
「作用」 前記の如く、上下のフランジ表面に突起を有するH形鋼
のウェブを、その長手方向に波形線に沿って二等分切断
してなるフランジ表面に突起を有するCT形鋼の高さは、
従来の最大寸法の突起付きCT形鋼の高さ459mmよりも350
mm増加して809mmとなり、さらに前記突起付きCT形鋼に
おける波形ウェブの波底部下端面長手方向全長にわた
り、所要板幅のウェブ高さ補足用帯鋼板の一側端面を溶
接して、ウェブ高さを一層増加させ、このウェブ高さ補
足用帯鋼板を有する突起付きCT形鋼を所要等間隔に並列
配置し、上記各突起付きCT形鋼におけるウェブ高さ補足
用帯鋼板の下端面間にわたり底鋼板を溶接して、並列開
断面鋼箱桁を形成し、この並列開断面鋼箱桁内に膨張コ
ンクリートを打設して、合成床版橋を構築することによ
り、合成床版橋の最大適用支間長を38m以上に拡大する
ことが可能となる。
しかも並列開断面鋼箱桁内に打設した膨張コンクリート
が、各突起付きCT形鋼における波形ウェブの切欠き部を
経て、並列開断面鋼箱桁の全体に均一に廻込み、打設膨
張コンクリートの分散性が良好になる。
「実施例」 次に本発明に係る合成床版橋の構築方法の実施例を図面
に基づき以下に説明する。
先ず第1図に示す如く、上下のフランジ2の表面に突起
2aを有するH形鋼1のウェブ3を、その長手方向に例え
ば台形波形線イに沿って二等分切断し、一本の突起付き
H形鋼1から、第2図に示す如く、フランジ12の表面に
突起12aを有すると共に、台形波形ウェブ13を有する2
本のCT形鋼11を製作し、同要領にて所要数の突起付きCT
形鋼11を製作しておく。
そして各突起付きCT形鋼11のウェブ高さをさらに高くす
べく、第3図、第4図に示す如く、各突起付きCT形鋼11
における台形波形ウェブ13の波底部下端面長手方向全長
にわたり、所要板幅のウェブ高さ補足用帯鋼板17の一側
端面を溶接し、このウェブ高さ補足用帯鋼板17を有する
突起付きCT形鋼11を所要等間隔に並列配置し、この各突
起付きCT形鋼11におけるウェブ高さ補足用帯鋼板17の下
端面間にわたって底鋼板14を溶接し、各突起付きCT形鋼
11のフランジ12よりも若干上部位置に、各突起付きCT形
鋼11と直交して上配力鉄筋15を配設し、前記底鋼板14の
上面から上配力鉄筋15の若干上方位置までの並列開断面
鋼箱桁内に膨張コンクリート16を打設して、合成床版橋
を構築するのである。
また第3図、第4図に示す如く、前記上配力鉄筋15の外
に、必要に応じて、各突起付きCT形鋼11の間で、かつ前
記上配力鉄筋15上に直交して鉄筋18を配設すること、お
よびまたは各突起付きCT形鋼11における台形波形ウェブ
13とウェブ高さ補足用帯鋼板17との合計高さのほぼ1/2
部位の長手方向所要間隔位置に下配力鉄筋19を貫通配設
することは任意である。
さらに、第3図、第4図に示す実施例では、並列開断面
鋼箱桁内の全体に膨張コンクリート16を打設している
が、前記膨張コンクリート16を、各突起付きCT形鋼11に
おける台形波形ウェブ13とウェブ高さ補足用帯鋼板17と
の合計高さのほぼ1/2部位の若干下方位置から前記上配
力鉄筋15の若干上方位置までの、並列開断面鋼箱桁内の
圧縮領域側のみに打設して、並列開断面鋼箱桁内の引張
領域側は中空になるように合成床版橋を構築してもよ
く、あるいは引張領域側の中空部内に発泡樹脂材を充填
して、合成床版橋を構築してもよい。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明によれば、上下のフランジ表面
に突起を有するH形鋼のウェブを、その長手方向に波形
線に沿って二等分切断してなるフランジ表面に突起を有
するCT形鋼の高さは、従来の最大寸法の突起付きCT形鋼
の高さ459mmよりも350mm増加して809mmとなり、さらに
前記突起付きCT形鋼における波形ウェブの波底部下端面
長手方向全長にわたり、所要板幅のウェブ高さ補足用帯
鋼板の一側端面を溶接して、ウェブ高さを一層増加さ
せ、このウェブ高さ補足用帯鋼板を有する突起付きCT形
鋼を所要等間隔に並列配置し、上記各突起付きCT形鋼に
おけるウェブ高さ補足用帯鋼板の下端面間にわたり底鋼
板を溶接して、並列開断面鋼箱桁を形成し、この並列開
断面鋼箱桁内に膨張コンクリートを打設して、合成床版
橋を構築することにより、合成床版橋の最大適用支間長
を38m以上に拡大することが可能となる。
しかも並列開断面鋼箱桁内に打設した膨張コンクリート
が、各突起付きCT形鋼における波形ウェブの切欠き部を
経て、並列開断面鋼箱桁の全体に均一に廻込み、打設膨
張コンクリートの分散性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合成床版橋の構築方法において用
いる突起付きCT形鋼を製作するための突起付きH形鋼の
斜視図、第2図は1本の突起付きH形鋼から2本の突起
付きCT形鋼を製作した実施例を示す分解斜視図、第3図
は本発明方法の実施例を示す合成床版橋の横断面図、第
4図は、第3図A-A線における断面図、第5図は従来の
合成床版橋の横断面図、第6図は、第5図A-A線におけ
る断面図である。 符号の説明 11……突起付きCT形鋼、12……フランジ 12a……突起、13……台形波形ウェブ 14……底鋼板、15……上配力鉄筋 16……膨張コンクリート、17……ウェブ高さ補足用帯鋼
板 18……鉄筋、19……下配力鉄筋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のフランジ表面に突起を有するH形鋼
    のウェブを、その長手方向に波形線に沿って二等分切断
    してなるフランジ表面に突起を有すCT形鋼における波形
    ウェブの波底部下端面長手方向全長にわたり、所要板幅
    のウェブ高さ補足用帯鋼板の一側端面を溶接し、このウ
    ェブ高さ補足用帯鋼板を有する突起付きCT形鋼を所要等
    間隔に並列配置し、上記各突起付きCT形鋼におけるウェ
    ブ高さ補足用帯鋼板の下端面間にわたり底鋼板を溶接し
    て、並列開断面鋼箱桁を形成し、この並列開断面鋼箱桁
    内に膨張コンクリートを打設することを特徴とする合成
    床版橋の構築方法。
  2. 【請求項2】前記膨張コンクリートを、前記並列開断面
    鋼箱桁内の圧縮領域側のみに打設することを特徴とする
    請求項1に記載の合成床版橋の構築方法。
JP63222840A 1988-09-06 1988-09-06 合成床版橋の構築方法 Expired - Lifetime JPH0791813B2 (ja)

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JP2564429B2 (ja) * 1991-02-27 1996-12-18 株式会社宮地鐵工所 合成床版橋の構築方法
JP5458959B2 (ja) * 2010-03-02 2014-04-02 Jfeエンジニアリング株式会社 鋼箱桁、鋼箱桁とコンクリート床版の接合部構造、コンクリート床版、桁橋および橋梁

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JPS5833611A (ja) * 1981-08-25 1983-02-26 川崎製鉄株式会社 鉄骨コンクリ−ト桁の構築方法
JPS60195206A (ja) * 1984-03-14 1985-10-03 川崎製鉄株式会社 合成床版橋の構築方法

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