JPH0791912A - 位置座標測定方法及び位置座標測定装置 - Google Patents

位置座標測定方法及び位置座標測定装置

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JPH0791912A
JPH0791912A JP6103831A JP10383194A JPH0791912A JP H0791912 A JPH0791912 A JP H0791912A JP 6103831 A JP6103831 A JP 6103831A JP 10383194 A JP10383194 A JP 10383194A JP H0791912 A JPH0791912 A JP H0791912A
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直人 弓木
Hironori Honjo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の組立後の位置座標を測定する。 【構成】 Z軸方向に移動可能な投光側光学系15と受
光側光学系21の間に測定対象物70を設置する。測定
対象物70に対し、異なる2方向より帯状のレーザ光1
4を照射することにより、異なる2つの投影位置座標を
求める。そして異なる2つの投影位置座標、回転角(γ)
及びZ軸方向移動量(h)より測定対象物の3次元位置座
標を求める。 【効果】 組立後の部品の3次元位置座標を、非接触、
高精度、高速に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品、例えばVide
o Tape Recorder(以下、VTRと称す)のドラムやポ
スト等のメカニズムの組立後の位置精度を2または3次
元的に非接触で測定する方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRにおいては、高密度記録を
行うためメカニズムの精度向上が図られている。また、
システムの互換を達成するためには、デッキ間のばらつ
きをなくすため、組立後の部品間の位置を高精度に測定
する技術が重要となっている。
【0003】従来の組立後の部品の位置精度測定方法に
ついて、図23〜図25を参照しつつ説明する。図23
は従来の接触式位置座標測定装置の要部拡大図、図24
は測定原理を示す説明図、図25はポストの相対位置関
係を示す説明図である。
【0004】まず図23を用いて、測定対象物であるV
TRのメカニズムについて説明する。回転ドラム1は、
カセットより供給される記録再生用の磁気テープ13
(測定時には走行させない)を斜めに巻き付けた状態
で、下端に搭載された磁気ヘッド2により記録再生を行
う。固定ドラム3は磁気テープ13の下端を規制するリ
ード4を有している。また、回転ドラム1と固定ドラム
3によりドラムユニット5を構成している。テープの入
り側(以下、入り側と略する)のローラーポスト6は垂
直に立ち、走行中の磁気テープ13の上端を規制し、傾
斜ポスト7は磁気テープ13の走行方向を変える。テー
プの出側(以下、出側と略する)の傾斜ポスト8は磁気
テープ13の走行方向を元に戻し、ローラーポスト9
は、垂直に立ち、磁気テープ13の上端を規制する。ロ
ーラーポスト6、傾斜ポスト7は入り側ベース10に保
持されている。また、傾斜ポスト8、ローラーポスト9
は出側ベース11に保持されている。12はシャーシで
ある。60は一定のテンションを付与するテンション付
与装置であり、磁気テープ13と接触するテンションポ
スト61、テンションポスト61を保持するベース6
2、バネ63により構成される。65は磁気テープ13
を駆動する駆動装置であり、ポスト66とピンチローラ
ー67により構成されている。このように本例での測定
対象物70は、VTRのメカニズムの主要部分である1
〜9と61とにより構成されている。
【0005】次に従来の接触式の位置座標測定装置につ
いて説明する。41は測定台であり、測定対象物70を
基準面39上に設置する。接触式の位置座標測定装置に
取り付けられたプローブ42は、X,Y,Z方向の3軸
に移動可能である。またX,Y,Zの座標は、位置座標
検出装置43によりそれぞれの座標が検出される。演算
装置44は、位置座標検出装置43により検出したX,
Y,Z方向の位置座標を計算して、測定対象物70の傾
き角度(φ),傾き方向(θ)及びポスト間の中心間距離
(L)を計算する。
【0006】以上のように構成された従来の接触式位置
座標測定装置について、以下その測定方法について説明
する。
【0007】図24を用いて、まず入り側の傾斜ポスト
7を測定する方法を例にして説明する。基準方向X,Y
を定め、例えば走行する磁気テープ13の中心をメカニ
ズムの基準高さとする。次に任意の高さZ1で、傾斜ポ
スト7の外周の少なくとも3点(7a1〜7c1)以上にプ
ローブ42を接触させ、X,Y座標を求め、その値より
円の中心Oz1を求める。同様に、Z2にて3点(7a2〜
7c2)、Z3にて3点(7a3〜7c3)より、それぞれ円
の中心Oz2,Oz3を求める。つまり少なくとも2箇所以
上の任意の高さZで測定することにより、傾斜ポスト7
の中心の座標を結んだ中心線R7が求まる。同様に入り
側のローラーポスト6の中心線R6も求めることができ
る。これより、図25に示すようにポストの傾き角度
(φ)、傾き方向(θ)及び任意の高さでのx,y座標、及
び基準高さZ=0でのポスト間の中心間距離(L)も計算
処理装置44により計算で求めることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような構成では以下の問題が生じる。 (1)回転ドラムは回転体であるため、プローブを接触
させることが困難であり、回転中には測定できない。し
たがって一番重要であるドラムユニットと他のポストと
の相対位置を測定することができない。 (2)傾斜ポストは傾いているため、ポストの中心を求
める際、プローブを限られた部分にしか接触させること
ができない。例えば図24中のAの方向からはプローブ
を接触させることはできない。したがって、円の中心を
求める際に誤差が生じ易い。しかも傾き角度が大きくな
ればなるほどこの傾向は大きくなる。また、傾斜ポスト
とローラーポストの間隔が非常に狭く、今後ますますメ
カニズムの小型化により狭くなると考えられるため、測
定部分がさらに限定される。 (3)直径が小さくて、剛性の弱いポストは、プローブ
を接触させるとその荷重により変形してしまい、正確に
測定できない。 (4)接触式であるため、磁気テープが巻き付いている
と測定できない。しかしながら実際に記録再生する場合
には、一定のテンションが付与された磁気テープが測定
対象物に巻き付いているため、測定対象物にも力が加わ
る。したがって、磁気テープの有無によりメカニズムの
組立精度に微妙な差が生じる。 (5)装置が大型である。
【0009】したがって従来の方法は、組立後のメカニ
ズムの部品の位置を正確に測定することができる方法で
はなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
異なる複数の方向より所定のビーム径でかつ一平面と平
行に走査するレーザ光を測定対象物に照射する複数の測
定ステップと、複数の測定ステップにて測定対象物をレ
ーザ光で切断した時に生じる断面より測定対象物の異な
る複数の投影位置座標を求める演算ステップと、演算ス
テップで求められた異なる複数の投影位置座標と異なる
複数の方向の角度差とにより測定対象物の2次元位置座
標を求める計算処理ステップとを有することを特徴とす
るものである。
【0011】請求項2記載の発明は、所定のビーム径で
かつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投光側
光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受光側
光学系と、測定対象物へのレーザ光の照射角度を変化さ
せるために測定対象物、もしくは投光側光学系及び受光
側光学系のいずれかを相対的に回転させる回転駆動手段
と、回転駆動手段の回転角を検出する回転角検出手段
と、異なる複数の方向からのレーザ光照射による測定対
象物の異なる複数の投影位置座標を受光素子の出力より
求める演算手段と、異なる複数の投影位置座標と回転角
とにより測定対象物の2次元位置座標を求める計算処理
手段とを有することを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、レーザ光を透過し、かつ測定対象物に接触
するテープにテンションを付加するテンション付与手段
をさらに設け、計算処理手段はテンションが付加された
テープが接触した測定対象物の2次元位置座標を求める
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、測定対象物に対してテープを相対移動させ
るテープ駆動手段をさらに設け、計算処理手段はテープ
走行中の測定対象物の2次元位置座標を求めることを特
徴とするものである。
【0014】請求項5記載の発明は、所定のビーム径で
かつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投光側
光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受光側
光学系と、投光側光学系と受光側光学系とからなる一対
のレーザ光学系を測定対象物を中心にそれぞれ一定角度
離れた位置に複数台設置し、異なる複数の方向からのレ
ーザ光照射による測定対象物の異なる複数の投影位置座
標を複数の受光素子の出力より求める演算手段と、異な
る複数の投影位置座標と複数のレーザ光学系の設置角度
差とにより測定対象物の2次元位置座標を求める計算処
理手段とを有することを特徴とするものである。
【0015】請求項6記載の発明は、異なる複数の方向
より所定のビーム径でかつ一平面と平行に走査するレー
ザ光を高さ方向に移動させながら測定対象物に照射する
複数の測定ステップと、異なる複数の測定ステップにて
測定対象物をレーザ光で切断した時に生じる断面より異
なる複数の投影位置座標を求める演算ステップと、演算
ステップで求められた異なる複数の投影位置座標と異な
る複数の方向の角度差と複数の測定ステップにおける高
さ移動量とにより測定対象物の3次元位置座標を求める
計算処理ステップとを有することを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項7記載の発明は、所定のビーム径で
かつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投光側
光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受光側
光学系と、レーザ光を測定対象物の複数の高さで照射で
きるように測定対象物、もしくは投光側光学系及び受光
側光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動手段
と、上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検出手
段と、測定対象物へのレーザ光の照射角度を変化させる
ために測定対象物、もしくは投光側光学系及び受光側光
学系のいずれかを相対的に回転させる回転駆動手段と、
回転駆動手段の回転角を検出する回転角検出手段と、異
なる複数の方向からのレーザ光照射による測定対象物の
異なる投影位置座標を受光素子の出力より求める演算手
段と、異なる複数の投影位置座標と回転角と上下移動量
とにより測定対象物の3次元位置座標を求める計算処理
手段とを有することを特徴とするものである。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、レーザ光を透過し、かつ測定対象物に接触
するテープに、テンションを付加するテンション付与手
段を設け、計算処理手段はテンションが付加されたテー
プが接触した測定対象物の3次元位置座標を求めること
を特徴とするものである。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、測定対象物に対してテープを相対移動させ
るテープ駆動手段をさらに設け、計算処理手段はテープ
走行中の測定対象物の3次元位置座標を求めることを特
徴とするものである。
【0019】請求項10記載の発明は、所定のビーム径
でかつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投光
側光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受光
側光学系と、レーザ光を測定対象物の複数の高さで照射
できるように測定対象物、もしくは投光側光学系及び受
光側光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動手
段と、上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検出
手段と、投光側光学系と受光側光学系とからなる一対の
レーザ光学系を測定対象物を中心にそれぞれ一定角度離
れた位置に複数台設置し、異なる複数の方向からのレー
ザ光照射による測定対象物の異なる複数の投影位置座標
を複数の受光素子の出力より求める演算手段と、異なる
複数の投影位置座標と複数のレーザ光学系の設置角度差
と上下移動量とにより測定対象物の3次元位置座標を求
める計算処理手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0020】
【作用】このような特徴を有する請求項1,請求項2記
載の発明では、姿勢,大きさ及び回転の有無などに関わ
らず組立後の部品の2次元位置座標を非接触,高精度,
高速に測定することができる。
【0021】また請求項3記載の発明の構成により、部
品にテープテンションが付与された状態で2次元位置座
標を測定することができる。
【0022】また請求項4記載の発明では、テープ走行
中、つまり実際の記録再生モードに限りなく近い状態
で、組立後の部品の2次元位置座標を測定することがで
きる。
【0023】また請求項5記載の発明では、請求項2記
載の発明の回転駆動手段と回転角検出手段を設けなくと
も、姿勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後
の部品の2次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定
することができる。
【0024】また請求項6,請求項7記載の発明では、
姿勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後の部
品の3次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定する
ことができる。
【0025】また本願の請求項8の発明の構成により、
部品にテープテンションが付与された状態で3次元位置
座標を測定することができる。
【0026】また本願の請求項9の発明では、テープ走
行中、つまり実際の記録再生モードに限りなく近い状態
で、組立後の部品の3次元位置座標を測定することがで
き、しかも同時にテープ幅方向変動などの走行状態も確
認可能となるので、テープを安定に走行させるためのメ
カニズム検討に大きな役割を果たすことができる。
【0027】請求項10記載の発明では、請求項7記載
の発明の回転駆動手段と回転角検出手段を設けなくと
も、姿勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後
の部品の3次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定
することができる。
【0028】
【実施例】まず第1,第2の発明の一実施例について、
図1〜図5,図25を参照しつつ説明する。図1は第
1,第2の発明の一実施例における位置座標測定装置の
概略を示す図、図2は第1,第2の発明の一実施例にお
けるシステムの構成を示す図、図3は第1,第2の発明
の一実施例における測定時の要部拡大図、図4は第1,
第2の発明の一実施例における測定原理を示す説明図、
図5は図4よりレーザを照射する角度を変えた時の説明
図である。なお、既に説明したものには同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0029】図1において、測定対象物70は、設置面
39を有し回転ステージ33を内蔵した測定台38に設
置されている。投光側光学系15は、レーザ14を走査
させる、例えばポリゴンミラーなどの走査ミラー17
と、走査ミラー17で走査されたレーザ光14を所定の
ビーム径に集光させ、設置面39に平行に走査させるf
θレンズ18と、カバー19とで構成される。受光側光
学系21は、投光側光学系15より照射されたレーザ光
14のうち、測定対象物70により遮られずに届いたレ
ーザ光14を集光する集光レンズ22と、集光レンズの
22の焦点位置に置かれ、光の明暗に応じてHighとLow
の信号を交互に出力する受光素子23と、カバー24と
により構成されている。回転ステージ33は、測定対象
物70をZ軸を中心に回転させ、回転角検出装置34、
例えば光電式ロータリーエンコーダにより回転角(γ)を
検知する。
【0030】図2において、演算装置49では、受光素
子23がHighとLowの信号を交互に繰り返す時間t(t1,t
2,t3,・・・)とポリゴンミラー等の走査ミラー17の回転
に同期して発生するパルス信号とを比較して、X投影位
置座標(x1,x2,x3,・・・)に変換する。計算処理装置50で
は、回転角度(γ)及びX投影位置座標(x1,x2,x3,・・・)に
基づいて図25に示す測定対象物70の中心間距離(L)
を計算する。
【0031】次に、測定対象物70について図3を用い
て説明する。回転ドラム1は、カセット(図示せず)よ
り供給される記録再生用の磁気テープ13(実際の測定
時には走行させない)を斜めに巻き付けた状態で、下端
に搭載された磁気ヘッド2により記録再生を行う。固定
ドラム3は磁気テープ13の下端を規制するリード4を
有している。さらに、回転ドラム1と固定ドラム3によ
りドラムユニット5を構成している。テープの入り側
(以下、入り側と略する)に設けられた、垂直に立つロ
ーラーポスト6は走行中の磁気テープ13の上端を規制
し、傾斜ポスト7は磁気テープ13の走行方向を変える
役割を果たす。テープの出側(以下、出側と略する)に
設けられた、傾斜ポスト8は磁気テープ13の走行方向
を元に戻し、垂直に立つローラーポスト9は磁気テープ
13の上端を規制する役割を果たす。このように本実施
例での測定対象物70は、VTRのメカニズムの主要部
分である1〜9で構成されている。ローラーポスト6,
傾斜ポスト7は入り側ベース10に保持され、ローラー
ポスト8,傾斜ポスト9は出側ベース11に保持され、
ドラムユニット5と共にシャーシ12上に搭載されてい
る。
【0032】以上のように構成された2次元位置座標測
定装置について、入り側ローラーポスト6,傾斜ポスト
7及びドラムユニット5の測定方法を例にして説明す
る。
【0033】図3において、回転ステージ33により入
り側ローラーポスト6,傾斜ポスト7及びドラムユニッ
ト5が測定できるように測定台38を回転させる。その
とき、受光側では測定対象物70によりレーザ光14が
遮られた部分では暗、遮られなかった部分では明となる
ので、X軸方向に光の境界(1)〜(8)が生じ、ローラーポ
スト6,傾斜ポスト7の境界はそれぞれ(2),(3)及び
(4),(5)となる。具体的には図4に示す基準高さ(Z=
0)にて入り側ローラーポスト6及び傾斜ポスト7にレ
ーザ光14を照射する。傾斜ポスト7については、レー
ザ光14で切断した時に生じる断面円D0の両接点P0,
Q0より、先ほど説明したX軸方向の光の境界(4),(5)で
ある第1のX投影位置座標(S0,T0)を演算装置49で
求める。次に、図4の状態から回転ステージ33により
測定台38を(γ)度だけ回転させた図5において、傾斜
ポスト7,ローラーポスト6に対しレーザ光14を(γ)
度異なる方向から照射する。そして傾斜ポスト7をレー
ザ光14で切断した時に生じる断面円DD0の両接点P
P0,QQ0より、第2のX投影位置座標(SS0,TT0)
を演算装置49で求める。そして第1のX投影位置座標
(S0,T0)及び第2のX投影位置座標(SS0,TT0)よ
り、それぞれ一方向から見た傾斜ポスト7の中心のX投
影位置座標(U0,UU0)が計算処理装置50により近似
して求められる。同様にローラーポスト6のそれぞれ一
方向から見た中心のX投影位置座標(W0,WW0)も求め
ることができる。したがって図25において、入り側傾
斜ポスト7とローラーポスト6の基準高さ(Z=0)での
中心間距離(L)は、X方向の距離(Lx),Y方向の距離
(Ly),回転角度差(γ)より、次の(数1)により求め
ることができる。
【0034】
【数1】
【0035】同様にローラーポスト6とドラムユニット
5、あるいは傾斜ポスト7とドラムユニット5との中心
間距離(L)も求めることができる。またドラムユニット
5,出側の傾斜ポスト8及びローラーポスト9も、受光
側光学系で輪郭線が検出できるまで回転させれば測定で
きる。
【0036】以上のように本実施例によれば、入り側の
ローラーポスト6,傾斜ポスト7,ドラムユニット5,
出側の傾斜ポスト8及びローラーポスト9の任意の高さ
での全ての中心間距離(L)を非接触で測定することが可
能となる。
【0037】なお本実施例では、測定対象物を回転させ
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より2次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、逆に
投光側光学系と受光側光学系とを測定対象物に対して相
対的に回転させて測定しても同様に測定できる。さらに
本実施例では、異なる2方向よりレーザを照射した場合
について説明したがが、少なくとも2種類の異なるX投
影位置座標が得られれば2次元位置座標を求めることが
できるため、3方向以上からの測定でも良く、その場合
は測定精度がさらに向上する。
【0038】次に、第3の発明の第1の実施例について
図1〜図2,図6〜図8,図25を参照しつつ説明す
る。図1は第3の発明の第1の実施例における位置座標
測定装置の概略を示す図、図2は第3の発明の第1の実
施例におけるシステムの構成を示す図、図6は第3の発
明の第1の実施例における測定時の要部拡大図、図7は
第3の発明の第1の実施例における測定原理を示す説明
図、図8は図7よりレーザを照射する角度を変えた時の
説明図である。なお、既に説明したものには同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0039】図6において、テンション付与装置60
は、テープ73に一定のテンションを付与するものであ
り、テープ73と接触するテンションポスト61,テン
ションポスト61を保持するベース62及びバネ63に
より構成される。このように本実施例での測定対象物7
0は、VTRのメカニズムの主要部分である1〜9と6
0とで構成されている。また、測定対象物70にそれぞ
れ一定角度巻き付けられたテープ73は、例えば磁性体
が塗布されていないベースフィルムなどのレーザ光14
を透過する透明テープであり、本来の信号を記録する磁
気テープ13と比べ、厚み,剛性などの点でほぼ同等の
性質を持つものである。
【0040】以上のように構成された2次元位置座標測
定装置について、入り側ローラーポスト6,傾斜ポスト
7及びドラムユニット5の測定方法を例にして説明す
る。
【0041】テープ73を測定対象物70のそれぞれに
巻き付け、テンション付与装置60によりテープ73に
一定のテンションを付与する。次に、回転ステージ33
により入り側ローラーポスト6,傾斜ポスト7及びドラ
ムユニット5が測定できるように測定台38を回転させ
る。そのとき、受光側では測定対象物70によりレーザ
光14が遮られた部分では暗、遮られなかった部分では
明となるので、X軸方向に光の境界(1)〜(12)が生じ、
ローラーポスト6,傾斜ポスト7の境界はそれぞれ(6),
(7)及び(8),(9)となる。テープ73はレーザ光14を透
過するため、受光側に明暗の境界は現れない。具体的に
は図7に示す基準高さ(Z=0)にて入り側ローラーポス
ト6及び傾斜ポスト7にレーザ光14を照射する。傾斜
ポスト6については、レーザ光14で切断した時に生じ
る断面円D0の両接点P0,Q0より、先ほど説明したX
軸方向の光の境界(8),(9)である第1のX投影位置座標
(S0, T0)を演算装置49で求める。
【0042】次に、図7の状態から回転ステージ33に
より測定台38を(γ)度だけ回転させた図8において、
傾斜ポスト7,ローラーポスト6に対しレーザ光14を
照射する。そして、傾斜ポスト7をレーザ光14で切断
した時に生じる断面円DD0の両接点PP0,QQ0よ
り、第2のX投影位置座標(SS0,TT0)を演算装置4
9で求める。そして、第1のX投影位置座標(S0,T0)
及び第2のX投影位置座標(SS0,TT0)より、それぞ
れ一方向から見た傾斜ポスト7の中心のX投影位置座標
(U0,UU0)が計算処理装置50により近似して求めら
れる。同様に、ローラーポスト6のそれぞれ一方向から
見た中心のX投影位置座標(W0,WW0)も求めることが
できる。したがって図25において、入り側傾斜ポスト
7とローラーポスト6の基準高さ(Z=0)での中心間距
離(L)は、X方向の距離(Lx),Y方向の距離(Ly),回
転角度差(γ)より、(数1)により求めることができ
る。
【0043】同様に、ローラーポスト6とドラムユニッ
ト5、あるいはテンションポスト61とドラムユニット
5などの中心間距離(L)も求めることができる。また、
ドラムユニット5,出側の傾斜ポスト8及びローラーポ
スト9も、受光側光学系で輪郭線が検出できるまで回転
させれば測定できる。
【0044】以上のように本実施例によれば、テープの
入り側のローラーポスト6,傾斜ポスト7,ドラムユニ
ット5,テープの出側の傾斜ポスト8,ローラーポスト
9及びテンションポスト61、の任意の高さでの全ての
中心間距離(L)を、非接触でかつ一定のテンションが付
与されたテープ73による力が加わっている状態で測定
することが可能となる。
【0045】なお本実施例では、測定対象物を回転させ
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より2次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、逆に
投光側光学系と受光側光学系とを測定対象物に対して相
対的に回転させて測定しても同様に測定できる。さらに
本実施例では、異なる2方向よりレーザを照射した場合
について説明したがが、少なくとも2種類の異なるX投
影位置座標が得られれば2次元位置座標を求めることが
できるため、3方向以上からの測定でも良く、その場合
は測定精度がさらに向上する。
【0046】次に、第3の発明の第2の実施例について
図1〜図2,図7〜図9,図25を参照しつつ説明す
る。図1は第3の発明の第2の実施例における位置座標
測定装置の概略を示す図、図2は第3の発明の第2の実
施例におけるシステムの構成を示す図、図7は第3の発
明の第2の実施例における測定原理を示す説明図、図8
は図7よりレーザを照射する角度を変えた時の説明図、
図9は第3の発明の第2の実施例における測定時の要部
拡大図である。なお、既に説明したものには同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0047】図9において、テープ駆動装置65は、テ
ープ73を矢印Bの方向に駆動するものであり、ポスト
66とピンチローラー67により構成されている。テー
プ73は矢印Bの方向に、測定対象物70と接触して走
行することにより、進行方向の下流側になるにつれてテ
ープテンションが高くなり、測定対象物70に加わる力
も大きくなる。このように本実施例での測定対象物70
は、VTRのメカニズムの主要部分である1〜9,60
及び65とで構成されている。
【0048】以上のように構成された第3の発明の第2
の実施例における2次元位置座標測定装置について、そ
の測定方法を説明する。
【0049】テープ73を測定対象物70に巻き付け、
テンション付与装置60によりテープ73に一定のテン
ションを付与する。また、駆動装置65によりテープ7
3を矢印Bの方向に走行させる。走行中のテープ73は
レーザ光14を透過するため、受光側に明暗の境界は現
れない。測定方法については、第3の発明の第1の実施
例で説明したものと同じであり、以下その説明は省略す
る。
【0050】以上のように本実施例によれば、入り側の
ローラーポスト6,傾斜ポスト7,ドラムユニット5,
出側の傾斜ポスト8,ローラーポスト9及びテンション
ポスト61の任意の高さでの全ての中心間距離(L)を非
接触で測定することが可能となる。さらに測定対象物7
0との接触で走行中のテープ73のテンション増加分も
加味した力が加わった状態、つまり実際の記録再生のモ
ードに限りなく近い状態で測定することができる。
【0051】次に、第4の発明の一実施例について図1
0を参照しつつ説明する。図10は第4の発明の一実施
例における位置座標測定装置の概略を示す図である。な
お、既に説明したものには同一の符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0052】図10において、第1の光学系である投光
側光学系151と受光側光学系211との間に測定対象
物70が設置されている。さらに第1の光学系に対し、
(γ)度回転させた位置に第2の光学系である投光側光学
系152と受光側光学系212とが設置されており、投
光側光学系151と152は交互にレーザを照射する。
また図2における計算処理装置50では、回転角検出装
置34により検出される回転角度(γ)の代わりに、すで
に設置された第1,第2の光学系の設置角度の差(γ)と
第1,第2の光学系でそれぞれ求められたX投影位置座
標(x1,x2,x3,・・・)に基づいて図25に示す測定対象物7
0の中心間距離(L)を計算する。
【0053】以上のように構成された2次元位置座標測
定装置について、その測定方法を説明する。
【0054】測定対象物70に対して、第1の光学系の
投光側光学系151よりレーザを照射して第1のX投影
位置座標を求める。次に第2の光学系の投光側光学系1
52よりレーザを照射して、第2のX投影位置座標を求
める。以下、2次元位置座標を求める方法については、
第1,第2の発明の一実施例で説明したものと同じであ
るため省略する。
【0055】以上のように本実施例によれば、任意の高
さでの全てのポストの中心間距離(L)を非接触で測定す
ることが可能となる。
【0056】なお本実施例では、2台の光学系を設置し
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より2次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、少な
くとも2種類の異なるX投影位置座標が得られれば2次
元位置座標を求めることができるため、3台以上設置し
て測定しても良く、その場合は測定精度がさらに向上す
る。
【0057】次に、第5,第6の発明の一実施例につい
て図11〜図17を参照しつつ説明する。図11は第
5,第6の発明の一実施例における位置座標測定装置の
概略を示す図、図12は第5,第6の発明の一実施例に
おけるシステムの構成を示す図、図13は第5,第6の
発明の一実施例における測定時の要部拡大図、図14は
第5,第6の発明の一実施例における測定原理を示す説
明図、図15は図14よりレーザを照射する角度を変え
た時の説明図、図16はポストの相対位置関係を示す説
明図、図17は基準高さの設定に用いる基準ポストを説
明する図である。なお、既に説明したものには同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0058】図11において、Z軸ステージ30,31
は、それぞれ投光側光学系15および受光側光学系21
を設置面39に垂直なZ軸方向に常に同じ量だけ往復移
動させ、Z軸スケール32により移動量(h)を検知す
る。図12に示す計算処理装置50では、移動量(h),
回転角度(γ)及びX投影位置座標(x1,x2,x3,・・・)に基づ
いて図16に示す測定対象物70の傾き角度(φ),傾き
方向(θ)及び任意の高さでの中心間距離(L')を計算す
る。図17に示す基準ポスト68、69はメカニズムの
基準高さ(Z=0)に投光側光学系15及び受光側光学系
21を設定するためのものであり、基準高さ(Z=0)で
の中心間距離(E)が既知であるものである。ここで、基
準ポスト68は設置面39に対して垂直に、基準ポスト
69はやや斜めに設置されおり、直径は傾斜ポスト7,
8やローラーポスト6,9に比べて大きく、間隔を大き
く設置してあるので従来の接触式の位置座標測定装置で
も十分に測定することができるものである。また本実施
例での測定対象物70は、VTRのメカニズムの主要部
分である1〜9と基準ポスト68,69とで構成されて
いる。
【0059】以上のように構成された3次元位置座標測
定装置について、テープの入り側のローラーポスト6,
傾斜ポスト7及びドラムユニット5の測定方法を例にし
て説明する。
【0060】図13において、回転ステージ33により
入り側ローラーポスト6,傾斜ポスト7及びドラムユニ
ット5が測定できるように測定台38を回転させる。そ
のとき、受光側では測定対象物70によりレーザ光14
が遮られた部分では暗、遮られなかった部分では明とな
るので、X軸方向に光の境界(1)〜(12)が生じ、ローラ
ーポスト6,傾斜ポスト7の境界はそれぞれ(2),(3)及
び(4),(5)となる。具体的には図14に示す入り側ロー
ラーポスト6及び傾斜ポスト7に(Z1)の高さでレーザ
光14を照射する。傾斜ポスト7については、レーザ光
14で切断した時に生じる断面円D1の両接点P1,Q1
より、先ほど説明したX軸方向の光の境界(4),(5)であ
る第1のX投影位置座標(S1,T1)を求める。さらにZ
軸ステージ30,31を同時にZ方向に(Z1)〜(Z3)ま
で順次移動させて、第1の輪郭線のX投影位置座標(S1
〜S3,T1〜T3)を演算装置49で求める。
【0061】次に図14の状態から回転ステージ33に
より測定台38を(γ)度だけ回転させた図15におい
て、傾斜ポスト7,ローラーポスト6に対しレーザ光1
4を(γ)度異なる方向から照射する。そしてZステージ
30,31を同時にZ軸下方に(Z3)〜(Z1)まで順次移
動させながら、レーザ光14を照射することにより、傾
斜ポスト7の第2の輪郭線のX投影位置座標(SS3〜S
S1,TT3〜TT1)を演算装置49で求める。最後に第
1の輪郭線のX投影位置座標(S1〜S3,T1〜T3)及び
第2の輪郭線のX投影位置座標(SS1〜SS3,TT1〜
TT3)より、それぞれ一方向から見た傾斜ポスト7の中
心線のX投影位置座標{U(U1〜U3),UU(UU1〜
UU3)}を計算処理装置50で近似して求める。したが
って図16において、入り側傾斜ポスト7の傾き角度
(φ7)及び傾き方向(θ7)は、次式(数2)により求める
ことができる。
【0062】
【数2】
【0063】同様に、ローラーポスト6,ドラムユニッ
ト5の傾き角度(φ),傾き方向(θ)も同時に求めること
ができる。また、ローラーポスト6と傾斜ポスト7との
高さ(Z1)での中心間距離(L')は、次式(数3)により
求めることができる。
【0064】
【数3】
【0065】さらに、任意の高さ(α)でのポストの中心
間距離(Lα)は、次式(数4)により求めることができ
る。
【0066】
【数4】
【0067】次に、設計中心である基準高さ(Z=0)に
おける中心間距離(L)を求めるため、ローラーポスト
6,傾斜ポスト7及びドラムユニット5と同時に測定し
た基準ポスト68,69により、基準高さ(Z=0)と
(Z1)との差(H)を求める。基準高さ(Z=0)での基準
ポスト68,69の中心間距離(E)であることが既知で
ある。また(Z1)での中心間距離はレーザ光14の測定
により(E')である。すなわち計算処理装置50によ
り、すでに基準ポスト68,69の傾き角度(φ),傾き
方向(θ)は計算済みであるため、逆に中心間距離が(E)
となる高さと(Z1)との差(H)を求めることができる。
したがって、計算処理装置50により高さ(α=Z1+
H)の数値を(数4)に代入して計算することにより、
入り側ローラーポスト6及び傾斜ポスト7の基準高さ
(Z=0)での中心間距離(L)がわかる。またドラムユニ
ット5,出側の傾斜ポスト8及びローラーポスト9も、
輪郭線が検出できるまで回転させれば測定できる。
【0068】以上のように本実施例によれば、テープの
入り側のローラーポスト6,傾斜ポスト7,ドラムユニ
ット5,テープの出側の傾斜ポスト8及びローラーポス
ト9の全ての傾き角度(φ),傾き方向(θ)及び設計中心
である基準高さ(Z=0)での中心間距離(L)を3次元的
に非接触で測定することが可能となる。
【0069】なお本実施例では、測定対象物を回転させ
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より3次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、逆に
投光側光学系と受光側光学系とを測定対象物に対して相
対的に回転させて測定しても同様に測定できる。さらに
本実施例では、異なる2方向よりレーザを照射した場合
について説明したがが、少なくとも2種類の異なるX投
影位置座標が得られれば3次元位置座標を求めることが
できるため、3方向以上からの測定でも良く、その場合
は測定精度がさらに向上する。
【0070】次に、第7の発明の第1の実施例について
図11〜図12,図16〜図20を参照しつつ説明す
る。図11は第7の発明の第1の実施例における位置座
標測定装置の概略を示す図、図12は第7の発明の第1
の実施例におけるシステムの構成を示す図、図18は第
7の発明の第1の実施例における測定時の要部拡大図、
図19は第7の発明の第1の実施例における測定原理を
示す説明図、図20は図19よりレーザを照射する角度
を変えた時の説明図である。なお、既に説明したものに
は同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0071】図18において、テンション付与装置60
は、テープに73に一定のテンションを付与するもので
あり、テープ73と接触するテンションポスト61,テ
ンションポスト61を保持するベース62及びバネ63
により構成される。このように本実施例での測定対象物
70は、VTRのメカニズムの主要部分である1〜9と
60とで構成されている。測定対象物70にそれぞれ一
定角度巻き付けられたテープ73は、例えば磁性体が塗
布されていないベースフィルムなどのレーザ光14を透
過する透明テープであり、本来の信号を記録する磁気テ
ープと比べ、厚み,剛性などの点でほぼ同等の性質を持
つものである。
【0072】以上のように構成された3次元位置座標測
定装置について、テープの入り側のローラーポスト6,
傾斜ポスト7及びドラムユニット5の測定方法を例にし
て説明する。
【0073】テープ73を測定対象物70のそれぞれに
巻き付け、テンション付与装置60によりテープ73に
一定のテンションを付与する。次に、回転ステージ33
によりテープの入り側(以下、入り側と略する)のロー
ラーポスト6,傾斜ポスト7及びドラムユニット5が測
定できるように測定台38を回転させる。そのとき受光
側では、測定対象物70によりレーザ光14が遮られた
部分では暗、遮られなかった部分では明となるので、X
軸方向に光の境界(1)〜(16)が生じ、ローラーポスト
6,傾斜ポスト7の境界はそれぞれ(6),(7)及び(8),(9)
となる。テープ73はレーザ光14を透過するため、受
光側に明暗の境界は現れない。
【0074】具体的には、図19に示す入り側ローラー
ポスト6及び傾斜ポスト7に(Z1)の高さでレーザ光1
4を照射する。ローラーポスト6については、レーザ光
14で切断した時に生じる断面円D1の両接点P1,Q1
より、先ほど説明したX軸方向の光の境界(8),(9)であ
る第1のX投影位置座標(S1,T1)を求める。さらに、
Z軸ステージ30,31を同時にZ方向に(Z2)〜(Z3)
まで順次移動させて、第1の輪郭線のX投影位置座標
{(S2,S3)、(T2,T3)}を演算装置49で求める。
【0075】次に、図19の状態から回転ステージ33
により測定台38を(γ)度だけ回転させた図20におい
て、傾斜ポスト7,ローラーポスト6に対しレーザ光1
4を照射する。そしてZステージ30,31を同時にZ
軸下方に( Z3)〜(Z1)まで順次移動させながら、レー
ザ光14を照射することにより、傾斜ポスト7の第2の
輪郭線のX投影位置座標{(SS3〜SS1),(TT3〜T
T1)}を演算装置49で求める。最後に、第1の輪郭線
のX投影位置座標{(S1〜S3),(T1〜T3)}及び第2
の輪郭線のX投影位置座標{(SS1〜SS3),(TT1〜
TT3)}より、それぞれ一方向から見た傾斜ポスト7の
中心線のX投影位置座標{U(U1〜U3),UU(UU1〜
UU3)}を計算処理装置50で近似して求める。したが
って図16において、入り側傾斜ポスト7の傾き角度
(φ7)及び傾き方向(θ7)は、(数2)により求めること
ができる。
【0076】同様に、ローラーポスト6,ドラムユニッ
ト5及びテンションポスト61などの傾き角度(φ),傾
き方向(θ)も求めることができる。また、ローラーポス
ト6と傾斜ポスト7との高さ(Z1)での中心間距離(L')
は、(数3)により求めることができる。
【0077】さらに、任意の高さ(α)でのポストの中心
間距離(Lα)は(数4)により求めることができる。
【0078】また、設計中心である基準高さ(Z=0)に
おける中心間距離(L)は、第4,第5の発明の実施例で
示した方法と同様な方法で求めることができる。またド
ラムユニット5,テープの出側(以下、出側と略する)
の傾斜ポスト8及びローラーポスト9も、輪郭線が検出
できるまで回転させれば測定できる。
【0079】したがって、入り側のローラーポスト6,
傾斜ポスト7,ドラムユニット5,出側の傾斜ポスト
8,ローラーポスト9及びテンションポスト61の全て
の傾き角度(φ),傾き方向(θ)及び設計中心である基準
高さ(Z=0)での中心間距離(L)を、3次元的に非接触
でかつ一定のテンションが付与されたテープ73による
力が加わっている状態で測定することが可能となる。
【0080】なお本実施例では、測定対象物を回転させ
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より3次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、逆に
投光側光学系と受光側光学系とを測定対象物に対して相
対的に回転させて測定しても同様に測定できる。さらに
本実施例では、異なる2方向よりレーザを照射した場合
について説明したがが、少なくとも2種類の異なるX投
影位置座標が得られれば3次元位置座標を求めることが
できるため、3方向以上からの測定でも良く、その場合
は測定精度がさらに向上する。
【0081】次に、第7の発明の第2の実施例について
図11〜図12,図16〜図17,図19〜図21を参
照しつつ説明する。図11は第7の発明の第2の施例に
おける位置座標測定装置の概略を示す図、図12は第7
の発明の第2の実施例におけるシステムの構成を示す
図、図19は第7の発明の第2の実施例における測定原
理を示す説明図、図20は図19よりレーザを照射する
角度を変えた時の説明図、図21は第7の発明の第2の
実施例における測定時の要部拡大図である。なお、既に
説明したものには同一の符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0082】図21において、テープ駆動装置65は、
テープ73を矢印Bの方向に駆動するものであり、ポス
ト66とピンチローラー67により構成されている。テ
ープ73は矢印Bの方向に、測定対象物70と接触して
走行することにより、進行方向の下流側になるにつれて
テープテンションが高くなり、測定対象物70に加わる
力も大きくなる。このように本実施例での測定対象物7
0は、VTRのメカニズムの主要部分である1〜9,6
0,65及び基準ポスト68、69とで構成されてい
る。
【0083】以上のように構成された3次元位置座標測
定装置について、その測定方法を説明する。
【0084】テープ73を測定対象物70に巻き付け、
テンション付与装置60によりテープ73に一定のテン
ションを付与する。また、駆動装置65によりテープ7
3を矢印Bの方向に走行させる。走行中のテープ73は
レーザ光14を透過するため、受光側に明暗の境界は現
れない。測定方法については、第7の発明の第1の実施
例で説明したものと同じであり、以下その説明は省略す
る。
【0085】以上のように本実施例によれば、テープの
入り側のローラーポスト6,傾斜ポスト7,ドラムユニ
ット5,テープの出側の傾斜ポスト8,ローラーポスト
9及びテンションポスト61の傾き角度(φ),傾き方向
(θ)及び設計中心である基準高さ(Z=0)での中心間距
離(L)を、3次元的に非接触で測定することが可能とな
る。さらに、測定対象物70との接触で走行中のテープ
73のテンション増加分も加味した力が加わった状態、
つまり実際の記録再生のモードに限りなく近い状態で測
定することが可能となる。
【0086】以下、第8の発明の一実施例について図2
2を参照しつつ説明する。図22は第8の発明の一実施
例における位置座標測定装置の概略を示す図である。な
お、既に説明したものには同一の符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0087】図22において、第1の光学系である投光
側光学系151と受光側光学系211との間に測定対象
物70が設置されている。また、Z軸ステージ301,
311は、それぞれ投光側光学系151および受光側光
学系211を常に同じ量だけ上下に往復移動させ、Z軸
スケール321により移動量(h)を検知する。さらに第
1の光学系に対し、(γ)度回転させた位置に第2の光学
系である投光側光学系152と受光側光学系212とが
設置されている。また、Z軸ステージ302,312
は、それぞれ投光側光学系152および受光側光学系2
12を常に同じ量だけ上下に往復移動させ、Z軸スケー
ル322により移動量(h)を検知する。投光側光学系1
51と152は交互にレーザを照射する。また図12に
おける計算処理装置50では、回転角検出装置34によ
り検出される回転角度(γ)の代わりに、すでに設置され
た第1,第2の光学系の設置角度の差(γ)と第1,第2
の光学系でそれぞれ求められたX投影位置座標(x1,x2,x
3,・・・)に基づいて、図16に示す測定対象物70の傾き
角度(φ),傾き方向(θ)及び任意の高さでの中心間距離
(L')を計算する。
【0088】以上のように構成された3次元位置座標測
定装置について、その測定方法を説明する。
【0089】測定対象物70に対して、第1の光学系の
投光側光学系151よりレーザを照射して第1のX投影
位置座標を求める。次に第2の光学系の投光側光学系1
52よりレーザを照射して、第2のX投影位置座標を求
める。以下、3次元位置座標を求める方法については、
第5,第6の発明の一実施例で説明したものと同じであ
るため省略する。
【0090】以上のように本実施例によれば、全てのポ
ストの傾き角度(φ),傾き方向(θ)及び設計中心である
基準高さ(Z=0)での中心間距離(L)を、3次元的に非
接触で測定することが可能となる。
【0091】なお本実施例では、2台の光学系を設置し
て得られた2種類の異なるX投影位置座標より3次元位
置座標を求める方法及び装置について説明したが、少な
くとも2種類の異なるX投影位置座標が得られれば3次
元位置座標を求めることができるため、3台以上設置し
て測定しても良く、その場合は測定精度がさらに向上す
る。
【0092】また、本実施例ではポストの数を限定した
が、他のポストも同様に測定できることは言うまでもな
い。また、ポストの傾き角度に左右されることなく測定
することができるので、従来の接触式の位置座標測定装
置のように傾き角度が大きくなれば測定精度が悪くなる
ということはない。しかも直径の細くて、荷重を加える
と撓んでしまうようなポストであっても、非接触式であ
るので精度良く測定することができる。
【0093】また本実施例は、従来の接触式の位置座標
測定装置に比べて小型であるため、VTRのメカニズム
の組立調整ラインで行う組立精度の検査等にも用いるこ
とができる。
【0094】さらに本実施例では、測定対象物がVTR
のメカニズム部品の場合の測定について述べたが、これ
に限らず他の対象物でも測定できることは言うまでもな
い。
【0095】また、基準高さの設定には2本の基準ポス
トを用いたが、例えば磁気ヘッドを測定してその高さを
設定するなどその他の方法でもかまわない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
異なる複数の方向より所定のビーム径でかつ一平面と平
行に走査するレーザ光を測定対象物に照射する複数の測
定ステップと、複数の測定ステップにて測定対象物をレ
ーザ光で切断した時に生じる断面より測定対象物の異な
る複数の投影位置座標を求める演算ステップと、演算ス
テップで求められた異なる複数の投影位置座標と異なる
複数の方向の角度差とにより測定対象物の2次元位置座
標を求める計算処理ステップとを有することにより、姿
勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後の部品
の2次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定するこ
とができる。
【0097】また請求項2記載の発明は、所定のビーム
径でかつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投
光側光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受
光側光学系と、測定対象物へのレーザ光の照射角度を変
化させるために測定対象物、もしくは投光側光学系及び
受光側光学系のいずれかを相対的に回転させる回転駆動
手段と、回転駆動手段の回転角を検出する回転角検出手
段と、異なる複数の方向からのレーザ光照射による測定
対象物の異なる複数の投影位置座標を受光素子の出力よ
り求める演算手段と、異なる複数の投影位置座標と回転
角とにより測定対象物の2次元位置座標を求める計算処
理手段とを有することにより、姿勢,大きさ及び回転の
有無などに関わらず組立後の部品の2次元位置座標を非
接触,高精度,高速に測定することができる。
【0098】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の発明において、レーザ光を透過し、かつ測定対象物に
接触するテープにテンションを付加するテンション付与
手段をさらに設けることにより、部品にテープテンショ
ンが付与された状態で2次元位置座標を測定することが
できる。
【0099】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
の発明において、測定対象物に対してテープを相対移動
させるテープ駆動手段をさらに設けることにより、テー
プ走行中、つまり実際の記録再生モードに限りなく近い
状態で、組立後の部品の2次元位置座標を測定すること
ができる。
【0100】また請求項5記載の発明は、所定のビーム
径でかつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投
光側光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受
光側光学系と、投光側光学系と受光側光学系とからなる
一対のレーザ光学系を測定対象物を中心にそれぞれ一定
角度離れた位置に複数台設置し、異なる複数の方向から
のレーザ光照射による測定対象物の異なる複数の投影位
置座標を複数の受光素子の出力より求める演算手段と、
異なる複数の投影位置座標と複数のレーザ光学系の設置
角度差とにより測定対象物の2次元位置座標を求める計
算処理手段とを有することにより、請求項2記載の発明
の回転駆動手段と回転角検出手段を設けなくとも、姿
勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後の部品
の2次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定するこ
とができる。
【0101】また請求項6記載の発明は、異なる複数の
方向より所定のビーム径でかつ一平面と平行に走査する
レーザ光を高さ方向に移動させながら測定対象物に照射
する複数の測定ステップと、異なる複数の測定ステップ
にて測定対象物をレーザ光で切断した時に生じる断面よ
り異なる複数の投影位置座標を求める演算ステップと、
演算ステップで求められた異なる複数の投影位置座標と
異なる複数の方向の角度差と複数の測定ステップにおけ
る高さ移動量とにより測定対象物の3次元位置座標を求
める計算処理ステップとを有することにより、姿勢,大
きさ及び回転の有無などに関わらず組立後の部品の3次
元位置座標を非接触,高精度,高速に測定することがで
きる。
【0102】また請求項7記載の発明は、所定のビーム
径でかつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投
光側光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受
光側光学系と、レーザ光を測定対象物の複数の高さで照
射できるように測定対象物、もしくは投光側光学系及び
受光側光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動
手段と、上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検
出手段と、測定対象物へのレーザ光の照射角度を変化さ
せるために測定対象物、もしくは投光側光学系及び受光
側光学系のいずれかを相対的に回転させる回転駆動手段
と、回転駆動手段の回転角を検出する回転角検出手段
と、異なる複数の方向からのレーザ光照射による測定対
象物の異なる投影位置座標を受光素子の出力より求める
演算手段と、異なる複数の投影位置座標と回転角と上下
移動量とにより測定対象物の3次元位置座標を求める計
算処理手段とを有することにより、姿勢,大きさ及び回
転の有無などに関わらず組立後の部品の3次元位置座標
を非接触,高精度,高速に測定することができる。
【0103】また請求項8記載の発明は、請求項7記載
の発明において、レーザ光を透過し、かつ測定対象物に
接触するテープに、テンションを付加するテンション付
与手段をさらに設けることにより、部品にテープテンシ
ョンが付与された状態で3次元位置座標を測定すること
ができる。
【0104】さらに請求項9記載の発明は、請求項8記
載の発明において、測定対象物に対してテープを相対移
動させるテープ駆動手段をさらに設けることにより、テ
ープ走行中、つまり実際の記録再生モードに限りなく近
い状態で、組立後の部品の3次元位置座標を測定するこ
とができ、しかも同時にテープ幅方向変動などの走行状
態も確認可能となるので、テープを安定に走行させるた
めのメカニズム検討に大きな役割を果たすことができ
る。
【0105】請求項10記載の発明は、所定のビーム径
でかつ一平面と平行に走査するレーザ光を照射する投光
側光学系と、レーザ光を受光する受光素子を有する受光
側光学系と、レーザ光を測定対象物の複数の高さで照射
できるように測定対象物、もしくは投光側光学系及び受
光側光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動手
段と、上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検出
手段と、投光側光学系と受光側光学系とからなる一対の
レーザ光学系を測定対象物を中心にそれぞれ一定角度離
れた位置に複数台設置し、異なる複数の方向からのレー
ザ光照射による測定対象物の異なる複数の投影位置座標
を複数の受光素子の出力より求める演算手段と、異なる
複数の投影位置座標と複数のレーザ光学系の設置角度差
と上下移動量とにより測定対象物の3次元位置座標を求
める計算処理手段とを有することにより、請求項7記載
の発明の回転駆動手段と回転角検出手段を設けなくと
も、姿勢,大きさ及び回転の有無などに関わらず組立後
の部品の3次元位置座標を非接触,高精度,高速に測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1から第3の発明の一実施例における位置座
標測定装置の概略を示す図
【図2】第1から第3の発明の一実施例におけるシステ
ムの構成を示す図
【図3】第1,第2の発明の一実施例における測定時の
要部拡大図
【図4】第1,第2の発明の一実施例における測定原理
を示す説明図
【図5】図4よりレーザを照射する角度を変えた時の説
明図
【図6】第3の発明の第1の実施例における測定時の要
部拡大図
【図7】第3の発明の第1,第2の実施例における測定
原理を示す説明図
【図8】図7よりレーザを照射する角度を変えた時の説
明図
【図9】第3の発明の第2の実施例における測定時の要
部拡大図
【図10】第4の発明の一実施例における位置座標測定
装置の概略を示す図
【図11】第5から第7の発明の一実施例における位置
座標測定装置の概略を示す図
【図12】第5から第7の発明の一実施例におけるシス
テムの構成を示す図
【図13】第5,第6の発明の一実施例における測定時
の要部拡大図
【図14】第5,第6の発明の一実施例における測定原
理を示す説明図
【図15】図14よりレーザを照射する角度を変えた時
の説明図
【図16】ポストの相対位置関係を示す説明図
【図17】基準高さの設定に用いる基準ポストを説明す
る図
【図18】第7の発明の第1の実施例における測定時の
要部拡大図
【図19】第7の発明の第1,第2の実施例における測
定原理を示す説明図
【図20】図19よりレーザを照射する角度を変えた時
の説明図
【図21】第7の発明の第2の実施例における測定時の
要部拡大図
【図22】第8の発明の一実施例における位置座標測定
装置の概略を示す図
【図23】従来の接触式位置座標測定装置の要部拡大図
【図24】測定原理を示す説明図
【図25】ポストの相対位置関係を示す説明図
【符号の説明】
5 ドラムユニット 6 入り側のローラーポスト 7 入り側の傾斜ポスト 8 出側の傾斜ポスト 9 出側のローラーポスト 13 磁気テープ 14 レーザ光 15,151,152 投光側光学系 21,211,212 受光側光学系 30,31,301,302,311,312 Z軸ス
テージ 32 Z軸スケール 33 回転ステージ 34 回転角検出装置 42 プローブ 49 演算装置 50 計算処理装置 60 テンション付与装置 65 テープ駆動装置 68,69 基準ポスト 70 測定対象物 73 透明テープ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる複数の方向より所定のビーム径でか
    つ一平面と平行に走査するレーザ光を測定対象物に照射
    する複数の測定ステップと、前記複数の測定ステップに
    て前記測定対象物を前記レーザ光で切断した時に生じる
    断面より前記測定対象物の異なる複数の投影位置座標を
    求める演算ステップと、前記演算ステップで求められた
    前記異なる複数の投影位置座標と前記異なる複数の方向
    の角度差とにより前記測定対象物の2次元位置座標を求
    める計算処理ステップとを有することを特徴とする位置
    座標測定方法。
  2. 【請求項2】所定のビーム径でかつ一平面と平行に走査
    するレーザ光を照射する投光側光学系と、前記レーザ光
    を受光する受光素子を有する受光側光学系と、測定対象
    物への前記レーザ光の照射角度を変化させるために前記
    測定対象物、もしくは前記投光側光学系及び前記受光側
    光学系のいずれかを相対的に回転させる回転駆動手段
    と、前記回転駆動手段の回転角を検出する回転角検出手
    段と、異なる複数の方向からの前記レーザ光照射による
    前記測定対象物の異なる複数の投影位置座標を前記受光
    素子の出力より求める演算手段と、前記異なる複数の投
    影位置座標と前記回転角とにより前記測定対象物の2次
    元位置座標を求める計算処理手段とを備えたことを特徴
    とする位置座標測定装置。
  3. 【請求項3】レーザ光を透過し、かつ測定対象物に接触
    するテープにテンションを付加するテンション付与手段
    を設け、計算処理手段はテンションが付加されたテープ
    が接触した測定対象物の2次元位置座標を求めることを
    特徴とする請求項2記載の位置座標測定装置。
  4. 【請求項4】測定対象物に対してテープを相対的に移動
    させるテープ駆動手段を設け、計算処理手段はテープが
    走行中の測定対象物の2次元位置座標を求めることを特
    徴とする請求項3記載の位置座標測定装置。
  5. 【請求項5】所定のビーム径でかつ一平面と平行に走査
    するレーザ光を照射する投光側光学系と、前記レーザ光
    を受光する受光素子を有する受光側光学系と、前記投光
    側光学系と前記受光側光学系とからなる一対のレーザ光
    学系を測定対象物を中心にそれぞれ一定角度離れた位置
    に複数台設置し、異なる複数の方向からの前記レーザ光
    照射による前記測定対象物の異なる複数の投影位置座標
    を前記複数の受光素子の出力より求める演算手段と、前
    記異なる複数の投影位置座標と前記複数のレーザ光学系
    の設置角度差とにより前記測定対象物の2次元位置座標
    を求める計算処理手段とを備えたことを特徴とする位置
    座標測定装置。
  6. 【請求項6】異なる複数の方向より所定のビーム径でか
    つ一平面と平行に走査するレーザ光を高さ方向に移動さ
    せながら測定対象物に照射する複数の測定ステップと、
    前記異なる複数の測定ステップにて前記測定対象物を前
    記レーザ光で切断した時に生じる断面より異なる複数の
    投影位置座標を求める演算ステップと、前記演算ステッ
    プで求められた前記異なる複数の投影位置座標と前記異
    なる複数の方向の角度差と前記複数の測定ステップにお
    ける高さ移動量とにより前記測定対象物の3次元位置座
    標を求める計算処理ステップとを有することを特徴とす
    る位置座標測定方法。
  7. 【請求項7】所定のビーム径でかつ一平面と平行に走査
    するレーザ光を照射する投光側光学系と、前記レーザ光
    を受光する受光素子を有する受光側光学系と、前記レー
    ザ光を測定対象物の複数の高さで照射できるように前記
    測定対象物、もしくは前記投光側光学系及び前記受光側
    光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動手段
    と、前記上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検
    出手段と、前記測定対象物への前記レーザ光の照射角度
    を変化させるために前記測定対象物、もしくは前記投光
    側光学系及び前記受光側光学系のいずれかを相対的に回
    転させる回転駆動手段と、前記回転駆動手段の回転角を
    検出する回転角検出手段と、異なる複数の方向からの前
    記レーザ光照射による前記測定対象物の異なる投影位置
    座標を前記受光素子の出力より求める演算手段と、前記
    異なる複数の投影位置座標と前記回転角と前記上下移動
    量とにより前記測定対象物の3次元位置座標を求める計
    算処理手段とを備えたことを特徴とする位置座標測定装
    置。
  8. 【請求項8】レーザ光を透過し、かつ測定対象物に接触
    するテープにテンションを付加するテンション付与手段
    を設け、計算処理手段はテンションが付加されたテープ
    が接触した測定対象物の3次元位置座標を求めることを
    特徴とする請求項7記載の位置座標測定装置。
  9. 【請求項9】測定対象物に対してテープを相対的に移動
    させるテープ駆動手段を設け、計算処理手段はテープが
    走行中の測定対象物の3次元位置座標を求めることを特
    徴とする請求項8記載の位置座標測定装置。
  10. 【請求項10】所定のビーム径でかつ一平面と平行に走
    査するレーザ光を照射する投光側光学系と、前記レーザ
    光を受光する受光素子を有する受光側光学系と、前記レ
    ーザ光を測定対象物の複数の高さで照射できるように前
    記測定対象物、もしくは前記投光側光学系及び前記受光
    側光学系のいずれかを相対的に移動させる上下駆動手段
    と、前記上下駆動手段の上下移動量を検出する移動量検
    出手段と、前記投光側光学系と前記受光側光学系とから
    なる一対のレーザ光学系を前記測定対象物を中心にそれ
    ぞれ一定角度離れた位置に複数台設置し、異なる複数の
    方向からの前記レーザ光照射による前記測定対象物の異
    なる複数の投影位置座標を前記複数の受光素子の出力よ
    り求める演算手段と、前記異なる複数の投影位置座標と
    前記複数のレーザ光学系の設置角度差と前記上下移動量
    とにより前記測定対象物の3次元位置座標を求める計算
    処理手段とを備えたことを特徴とする位置座標測定装
    置。
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