JPH0792543B2 - レーザ走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

レーザ走査装置及びそれを用いた画像形成装置

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JPH0792543B2
JPH0792543B2 JP2050590A JP5059090A JPH0792543B2 JP H0792543 B2 JPH0792543 B2 JP H0792543B2 JP 2050590 A JP2050590 A JP 2050590A JP 5059090 A JP5059090 A JP 5059090A JP H0792543 B2 JPH0792543 B2 JP H0792543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザ走査装置及びそれを用いた画像形成装置
に関し、特にレーザ光束を偏向させる際の光偏向面の面
倒れ補正機能を有し、かつ走査面上におけるレーザスポ
ットの微小化を効果的に図った例えばLBP(レーザビー
ムプリンター)等の画像形成用に好適なものである。
(従来の技術) 従来よりデジタル複写機、LBP等の画像形成用に使用さ
れているレーザ走査装置においてはまず半導体レーザ等
のレーザ光源から放射されたレーザ光束をコリメーター
レンズで平行光束としている。そして必要に応じてビー
ム整形光学系やシリンダーレンズを通過させた後ポリゴ
ンミラー等の等速回転を行う光偏向器に入射させてい
る。そして該光偏向器の偏向面で反射偏向させたレーザ
光束をf−θレンズ系により感光ドラム等の走査面上に
集光し所定形状のレーザスポットを形成し該レーザスポ
ットにより光走査を行っている。
このレーザ走査装置に使われているf−θレンズ系はレ
ーザ光束を走査面上に集光させると共に走査面上の主走
査方向のレーザスポットの走査速度を等速にするという
光学的作用を有している。又、光偏向器の偏向面の面倒
れによる走査線のムラを補正する為に、多くの場合アナ
モフィックな光学系を利用して、偏向面と走査面とを共
役関係となるようにしている。
従来のLBP等における画像形成用としては走査面上にお
けるレーザスポット径は100μm程度あれば良く、半導
体レーザを用いたf−θレンズ系の有効FナンバーFNO
は60〜100程度であった。この為走査面における焦点深
度も深く、走査面中央から周辺部に至るまでレーザスポ
ット径は比較的良好に保たれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 最近、LBP等では、より高解像度な画像形成を目的とし
て、f−θレンズ系の有効FナンバーFNOが40以下で、
走査面上のレーザスポット径が50μm以下となるように
したレーザ走査装置が種々と提案されている。
このような有効FナンバーFNOが小さいf−θレンズ系
において、その1つのレンズにアナモフィック光学系を
用いて光偏向器の偏向面の面倒れ補正機能を持たせた場
合、走査面上の周辺部でのレーザビームの形状は円又は
楕円とならず三角形状となってしまい周辺部での画質を
悪化させるという問題点があった。
これに対して本出願人は例えば特開昭60−100118号公報
によりf−θレンズ系を全体として3つのレンズより構
成し、光偏向面の面倒れ補正機能を持ちながら走査面上
の周辺部までレーザスポットの形状を良好に保ち良好な
る光学性能を有したレーザ走査装置を提案している。
本発明は本出願人の先の提案によるf−θレンズ系を更
に改良し、全体として2つのレンズにより構成し、レン
ズ系全体の簡素化を図りつつ、走査面上の周辺部までレ
ーザスポット径を良好に維持し、かつ光偏向器の偏向面
の面倒れ補正機能を有し、組立上の偏心公差が緩い、例
えばLBP等に好適なレーザ走査装置及びそれを用いた画
像形成装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のレーザ走査装置は、レーザ光源からのレーザ光
束を集光系により光偏向器の光偏向面近傍に線状に結像
させ、該光偏向器で偏向されたレーザ光束をf−θレン
ズ系により走査面上に導光し、光走査するレーザ走査装
置において、該f−θレンズ系は該光偏向器側から順に
主走査面内で正の屈折力の第1レンズとトーリック面を
有する主走査面内で正の屈折力の第2レンズの2つのレ
ンズから成り、主走査面内の全系の焦点距離fMと副走査
面内の全系の焦点距離fSは互いに異っており、該第1レ
ンズと第2レンズの間隔をD2、該第1レンズの光偏向器
側と走査面側のレンズ面の主走査面内の曲率半径を各々
R1M,R2M、該第2レンズの走査面側のレンズ面の主走査
面内の曲率半径をR4M、該第2レンズの光偏向器側のレ
ンズ面の副走査面内の曲率半径をR3S、該光偏向器の光
偏向面から該第2レンズの走査面側のレンズ面までの距
離をLとしたとき 0.5<L/fM ……(2) 0.4<R1M/R4M<1.5 ……(3) 0.7<R2M/R3S ……(4) を満たすことを特徴としている。
又、本発明の画像形成装置は前述の構成要件を有したレ
ーザ走査装置を利用して画像形成を行っていることを特
徴としている。
(実施例) 第1図,第2図は各々本発明のレーザ走査装置を画像形
成装置に適用したときの光学系の要部概略図である。
第1図は回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向
器3の回転により走査する方向の主走査方向の断面図、
第2図は主走査方向と直交する方向の副走査方向の光学
系の要部を展開した断面図である。
第1,第2図において1は半導体レーザ等のレーザ光源で
ある。2は集光系であり、例えばシリンドリカルレンズ
等から成り、レーザ光源1からのレーザ光束を副走査方
向に線状に集光し、回転多面鏡等から成る光偏向器3の
1つの偏向面3aに入射させている。
5はf−θレンズ系であり、光偏向器3の偏向面3aで反
射偏向されたレーザ光束を感光ドラム等から成る走査面
6上に所定形状のレーザスポットとなるように集光して
いる。光偏向器3の偏向面3aと走査面6とはf−θレン
ズ系により副走査面内で共役関係となっている。
そして光偏向器3をその回転軸4を中心に等速回転させ
ることにより、該レーザスポットで走査面6上を主走査
方向に等速走査をしている。又副走査方向の走査は主走
査に同期させて、一定速度で感光ドラムを回転させるこ
とにより行っている。
本実施例におけるf−θレンズ系5は主走査面内で正の
屈折力を有する第1レンズIとトーリック面を有し、主
走査面内で正の屈折力の第2レンズIIの2つのレンズを
有している。
又、f−θレンズ系の主走査面内の焦点距離fMと副走査
面内の焦点距離fSは互いに異なるように構成される。
本実施例では第1レンズIを走査面側に凸面を向けたメ
ニスカス状の正の屈折力のレンズ、第2レンズを走査面
側のレンズ面がトーリック面より成る正の屈折力のレン
ズより構成している。
本実施例ではf−θレンズ系を以上のように構成すると
共に条件式(1)〜(4)を満足するように各要素を設
定することにより、光偏向器の偏向面の面倒れ補正を行
うと共に走査面上の周辺部に至る走査面全体にわたりレ
ーザスポット径を適切な形状に維持し、良好なる光学性
能を有したレーザ走査装置を達成している。
次に前述の条件式(1)の技術的意味について説明す
る。
条件式(1)は第1レンズと第2レンズとの間隔D2を適
切に設定し、2つのレンズによりf−θレンズを構成す
るときのレンズ系全体の小型化及び良好なるf−θ特性
を得る為のものであり、条件式(1)を外れると、これ
らの目的を達成するのが難しくなってくる。
条件式(2)は光偏向器の光偏向面から前記第2レンズ
の走査面側のレンズ面までの距離Lに関し、条件式
(2)を外れて距離Lが焦点距離fMに比べて長くなりす
ぎると走査面上の周辺部でのレーザスポットが3角形状
となってきて、画像形成の際の画質が低下しくるので良
くない。
条件式(3)は前記第1レンズの光偏向器側のレンズ面
の主走査面内の曲率半径R1Mと、第2レンズの走査面側
のレンズ面の主走査面内の曲率半径R4Mの比に関し、条
件式(3)の上限値を越えると主走査面上におけるレー
ザスポットの等速度性が不十分となり、又下限値を越え
ると主走査方向の像面弯曲が増大してくるので良くな
い。
条件式(4)は第1レンズの走査面側のレンズ面の主走
査面内の曲率半径R2Mと、前記第2レンズの光偏向器側
のレンズ面の副走査面内の曲率半径R3Sの比に関し、条
件式(4)を外れると主に副走査方向の像面弯曲が増大
してくるので良くない。
次に本発明に係るf−θレンズ系の後述する数値実施例
1〜3における主走査面内のレンズ断面図を第3図
(A)〜第5図(A)に、副走査面内のレンズ断面図を
第3図(B)〜第5図(B)に、走査面上における像面
弯曲を第3図(C)〜第5図(C)に、f−θ特性を第
3図(D)〜第5図(D)に、波長680nmの半導体レー
ザを用いたときの走査面上におけるf−θレンズ系の光
軸上108mmの像高のレーザスポットの強度分布を第3図
(E)〜第5図(E)に示す。
f−θレンズ系の第1レンズを第1,第2実施例では走査
面側に凸面を向けた正のメニスカス状のレンズより構成
し、第3実施例では主走査面内で凸面を有するメニスカ
ス形状であるシリンダー面より成るレンズより構成して
いる。
又、第2レンズは第1〜第3実施例において、いずれも
光偏向器側がシリンドリカル面、走査面側がトーリック
面より構成している。
第3図(C)〜第5図(C)、そして第3図(D)〜第
5図(D)に示すように本発明に係るf−θレンズ系に
よれば走査面上における像面弯曲及びf−θ特性は良好
に補正されている。
又第3図(E)〜第5図(E)に示すように走査面上に
おけるレーザスポットの強度分布は、例えばピーク強度
の1/e2の強度に低下するスポット径は実施例1〜3にお
いて、いずれも全走査面において主走査方向に約40μ
m、副走査方向に60μmを維持し、かつ焦点深度±1mm
以上を確保している。
更に走査面上の周辺部でもレーザスポットの形状は良好
なる楕円を維持している。
次に本発明に係るf−θレンズ系の数値実施例を示す。
数値実施例において光偏向器から数えて第i番目のレン
ズ面の主走査面内と副走査面内の曲率半径を各々RiM,Ri
S、第i番目のレンズ厚及び空気間隔をDi、第iレンズ
の材質の屈折率をNi、光偏向面から第1レンズの光偏向
器のレンズ面までの距離をD0として示している。
(発明の効果) 本発明によればf−θレンズ系を前述の如く所定形状の
2つのレンズより構成することにより、簡易な構成によ
り走査面全面にわたりレーザスポット径の微小化及び走
査方向の像面弯曲を良好に補正し、かつ偏向面の面倒れ
補正機能を有した良好なる光学性能で光走査が可能なレ
ーザ走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明のレーザ走査装置の主走査方向
と副走査方向の要部断面図、第3図〜第5図は本発明の
f−θレンズ系の数値実施例1〜3の説明図である。第
3図〜第5図において(A)は主走査方向のレンズ断面
図、(B)は副走査方向のレンズ断面図、(C)は走査
面上の像面弯曲の説明図、(D)はf−θ特性、(E)
は走査面上のレーザスポットの強度分布の説明図であ
る。 図中1はレーザ光源、2はシリンドリカルレンズ、3は
光偏向器、4は回転軸、5はf−θレンズ系、6は走査
面、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源からのレーザ光束を集光系によ
    り光偏向器の光偏向面近傍に線状に結像させ、該光偏向
    器で偏向されたレーザ光束をf−θレンズ系により走査
    面上に導光し、光走査するレーザ走査装置において、該
    f−θレンズ系は該光偏向器側から順に主走査面内で正
    の屈折力の第1レンズとトーリック面を有する主走査面
    内で正の屈折力の第2レンズの2つのレンズから成り、
    主走査面内の全系の焦点距離fMと副走査面内の全系の焦
    点距離fSは互いに異っており、該第1レンズと第2レン
    ズの間隔をD2、該第1レンズの光偏向器側と走査面側の
    レンズ面の主走査面内の曲率半径を各々R1M,R2M、該第
    2レンズの走査面側のレンズ面の主走査面内の曲率半径
    をR4M、該第2レンズの光偏向器側のレンズ面の副走査
    面内の曲率半径をR3S、該光偏向器の光偏向面から該第
    2レンズの走査面側のレンズ面までの距離をLとしたと
    き 0.5<L/fM 0.4<R1M/R4M<1.5 0.7<R2M/R3S を満たすことを特徴とするレーザ走査装置。
  2. 【請求項2】前記第1レンズは正の屈折力のメニスカス
    状のレンズより成っていることを特徴とする請求項1記
    載のレーザ走査装置。
  3. 【請求項3】前記レーザ走査装置を画像形成に利用した
    ことを特徴とする画像形成装置。
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