JPH0792564B2 - 表示装置の駆動方法 - Google Patents
表示装置の駆動方法Info
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- JPH0792564B2 JPH0792564B2 JP63280027A JP28002788A JPH0792564B2 JP H0792564 B2 JPH0792564 B2 JP H0792564B2 JP 63280027 A JP63280027 A JP 63280027A JP 28002788 A JP28002788 A JP 28002788A JP H0792564 B2 JPH0792564 B2 JP H0792564B2
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- waveform
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強誘電性液晶を用いた表示装置の駆動方法に
関する。
関する。
従来の技術 第4図は、強誘電性液晶を封入した単純マトリクスパネ
ルの概略構成を示す断面図である。
ルの概略構成を示す断面図である。
第4図において、2枚のガラス板1a,1bは互いに対向さ
せて配置され、一方のガラス板1aのもう一方のガラス板
1bに臨む側の表面には信号電極Sが複数本(ここでは4
本)互いに平行に配列されており、これら信号電極Sは
透明な絶縁層2aで被覆されている。信号電極Sと対向す
るもう一方のガラス板1bの表面には走査電極Lが複数本
(ここでは4本)互いに平行に配列されており、これら
走査電極Lは透明な絶縁層2bで被覆されている。
せて配置され、一方のガラス板1aのもう一方のガラス板
1bに臨む側の表面には信号電極Sが複数本(ここでは4
本)互いに平行に配列されており、これら信号電極Sは
透明な絶縁層2aで被覆されている。信号電極Sと対向す
るもう一方のガラス板1bの表面には走査電極Lが複数本
(ここでは4本)互いに平行に配列されており、これら
走査電極Lは透明な絶縁層2bで被覆されている。
第5図は、上記した信号電極Sと走査電極Lとの配列構
成を示した平面図であり、走査電極Lは信号電極Sに対
して垂直に交差する配列とされている。
成を示した平面図であり、走査電極Lは信号電極Sに対
して垂直に交差する配列とされている。
第4図において、各絶縁層2a,2b上には配向膜3a,3bがそ
れぞれラビングなどの処理によって形成されており、こ
の上下の配向膜3a,3bで挟まれる空間に強誘電性液晶4
が介在させてあり、これが封止剤5で封止されている。
上記した絶縁層2a,2bは封止された強誘電性液晶4を保
護するためのものであり、配向膜3a,3bは強誘電性液晶
4の分子を一定方向に並ばせるためのものである。ま
た、各ガラス板1a,1bのもう一方の表面にはそれぞれ偏
光板6a,6bが重ねられており、これらの偏光板6a,6bの偏
光軸は互いに90度偏らせてある。
れぞれラビングなどの処理によって形成されており、こ
の上下の配向膜3a,3bで挟まれる空間に強誘電性液晶4
が介在させてあり、これが封止剤5で封止されている。
上記した絶縁層2a,2bは封止された強誘電性液晶4を保
護するためのものであり、配向膜3a,3bは強誘電性液晶
4の分子を一定方向に並ばせるためのものである。ま
た、各ガラス板1a,1bのもう一方の表面にはそれぞれ偏
光板6a,6bが重ねられており、これらの偏光板6a,6bの偏
光軸は互いに90度偏らせてある。
このようにして構成された4×4(前の数値は走査電極
Lの本数を示し、後の数値は信号電極Sの本数を示す)
の単純マトリクスパネルにおいては、第5図に示すよう
に信号電極Sと走査電極Lの交差部に介在する強誘電性
液晶4が各画素A11〜A44となる。ここでは、走査電極L
を上から順次L1,L2,L3,L4と表わし、信号電極Sを左か
ら順次S1,S2,S3,S4と表わし、各走査電極Li(i=1,2,
3,4)と各信号電極Sj(j=1,2,3,4)が重なる部分の画
素をAijと表わしている。
Lの本数を示し、後の数値は信号電極Sの本数を示す)
の単純マトリクスパネルにおいては、第5図に示すよう
に信号電極Sと走査電極Lの交差部に介在する強誘電性
液晶4が各画素A11〜A44となる。ここでは、走査電極L
を上から順次L1,L2,L3,L4と表わし、信号電極Sを左か
ら順次S1,S2,S3,S4と表わし、各走査電極Li(i=1,2,
3,4)と各信号電極Sj(j=1,2,3,4)が重なる部分の画
素をAijと表わしている。
第6図は、上記した4×4の単純マトリクスパネルを従
来の駆動方法で駆動した場合の波形図を示す。そのう
ち、第6図(1)〜(4)はそれぞれ走査電極L1〜L4に
印加する電圧波形を示し、第6図(5),(6)はそれ
ぞれ信号電極S1,S2に印加する電圧波形を示す。また、
第6図(7)は画素A11にかかる実効電圧(走査電極L1
への印加電圧VL1−信号電極S1への印加電圧VS1)の波形
を示し、ここでは画素A11の反射または透過光量を制御
して表示状態を暗状態(オフ状態)に保持させている場
合を示す。さらに、第6図(8)は画素A12にかかる実
効電圧(走査電極L1への印加電圧VL1−信号電極S2への
印加電圧VS2)の波形を示し、ここでは画素A12の表示状
態を明状態(オン状態)に保持させている場合を示す。
来の駆動方法で駆動した場合の波形図を示す。そのう
ち、第6図(1)〜(4)はそれぞれ走査電極L1〜L4に
印加する電圧波形を示し、第6図(5),(6)はそれ
ぞれ信号電極S1,S2に印加する電圧波形を示す。また、
第6図(7)は画素A11にかかる実効電圧(走査電極L1
への印加電圧VL1−信号電極S1への印加電圧VS1)の波形
を示し、ここでは画素A11の反射または透過光量を制御
して表示状態を暗状態(オフ状態)に保持させている場
合を示す。さらに、第6図(8)は画素A12にかかる実
効電圧(走査電極L1への印加電圧VL1−信号電極S2への
印加電圧VS2)の波形を示し、ここでは画素A12の表示状
態を明状態(オン状態)に保持させている場合を示す。
第6図(1)に示す走査電極L1への印加電圧波形VL1に
おいて、区間0〜t0の波形はその走査電極L1上の画素A1
1,A12,A13,A14の表示状態を書き替えることのできる選
択電圧波形Aであり、その後のt0〜2t0,2t0〜3t0,3t0〜
4t0の各区間の波形は、画素の表示状態を書き替えるこ
とのできない非選択電圧波形Bである。1フレームの期
間すなわち0〜4t0が経過すると、次の区間4t0〜5t0に
おいて再び選択電圧波形Aが走査電極L1に印加される。
おいて、区間0〜t0の波形はその走査電極L1上の画素A1
1,A12,A13,A14の表示状態を書き替えることのできる選
択電圧波形Aであり、その後のt0〜2t0,2t0〜3t0,3t0〜
4t0の各区間の波形は、画素の表示状態を書き替えるこ
とのできない非選択電圧波形Bである。1フレームの期
間すなわち0〜4t0が経過すると、次の区間4t0〜5t0に
おいて再び選択電圧波形Aが走査電極L1に印加される。
一方、第6図(2)に示す走査電極L2への印加電圧波形
VL2は、走査電極L1への印加電圧波形VL1をt0だけ遅らせ
た波形であり、選択電圧波形Aはt0〜2t0の区間に印加
される。また、第6図(3)に示す走査電極L3への印加
電圧波形VL3は、走査電極L2への印加電圧波形VL2をt0だ
け遅らせた波形であり、選択電圧波形Aは2t0〜3t0の区
間に印加される。さらに、第6図(4)に示す走査電極
L4への印加電圧波形VL4は、走査電極L3への印加電圧波
形VL3をt0だけ遅らせた波形であり、選択電圧波形Aは3
t0〜4t0の区間に印加される。
VL2は、走査電極L1への印加電圧波形VL1をt0だけ遅らせ
た波形であり、選択電圧波形Aはt0〜2t0の区間に印加
される。また、第6図(3)に示す走査電極L3への印加
電圧波形VL3は、走査電極L2への印加電圧波形VL2をt0だ
け遅らせた波形であり、選択電圧波形Aは2t0〜3t0の区
間に印加される。さらに、第6図(4)に示す走査電極
L4への印加電圧波形VL4は、走査電極L3への印加電圧波
形VL3をt0だけ遅らせた波形であり、選択電圧波形Aは3
t0〜4t0の区間に印加される。
すなわち、選択電圧波形Aは走査電極L1,L2,L3,L4に対
してそれらの線順次にしたがって印加され、1つの走査
電極Lに選択電圧波形Aが印加されているとき、残余の
走査電極Lには非選択電圧波形Bが印加される。
してそれらの線順次にしたがって印加され、1つの走査
電極Lに選択電圧波形Aが印加されているとき、残余の
走査電極Lには非選択電圧波形Bが印加される。
第6図(5)に示す信号電極S1への印加電圧波形VS1に
おいて、区間0〜t0,t0〜2t0,4t0〜5t0の波形はその信
号電極S1上の画素A11,A21の表示状態を暗状態(オフ状
態)にするための暗信号電圧波形Fであり、区間2t0〜3
t0,3t0〜4t0の波形は画素A31,A41の表示状態を明状態
(オン状態)にするための明信号電圧波形Eである。こ
れに対して、第6図(6)に示す信号電極S2への印加電
圧波形VS2では、逆に区間0〜t0,t0〜2t0,4t0〜5t0が明
信号電圧波形Eとなり、区間2t0〜3t0,3t0〜4t0が暗信
号電圧波形Fとなっている。
おいて、区間0〜t0,t0〜2t0,4t0〜5t0の波形はその信
号電極S1上の画素A11,A21の表示状態を暗状態(オフ状
態)にするための暗信号電圧波形Fであり、区間2t0〜3
t0,3t0〜4t0の波形は画素A31,A41の表示状態を明状態
(オン状態)にするための明信号電圧波形Eである。こ
れに対して、第6図(6)に示す信号電極S2への印加電
圧波形VS2では、逆に区間0〜t0,t0〜2t0,4t0〜5t0が明
信号電圧波形Eとなり、区間2t0〜3t0,3t0〜4t0が暗信
号電圧波形Fとなっている。
このようにして、画素A11,A12には、第6図(7)およ
び同図(8)に示すような実効電圧VL1−VS1,VL1−VS2
が印加される。
び同図(8)に示すような実効電圧VL1−VS1,VL1−VS2
が印加される。
第7図は、画素に印加される実効電圧と画素の反射また
は透過光量との関係を示した波形図である。そのうち、
第7図(1)は画素A11に印加される実効電圧VL1−VS1
(第6図(7)と同じ)の波形を示し、第7図(2)は
このときの画素A11の反射または透過光量の変化を示
す。また、第7図(3)は画素A12に印加される実効電
圧VL1−VS2(第6図(8)と同じ)の波形を示し、第7
図(4)はこのときの画素A12の反射または透過光量の
変化を示す。
は透過光量との関係を示した波形図である。そのうち、
第7図(1)は画素A11に印加される実効電圧VL1−VS1
(第6図(7)と同じ)の波形を示し、第7図(2)は
このときの画素A11の反射または透過光量の変化を示
す。また、第7図(3)は画素A12に印加される実効電
圧VL1−VS2(第6図(8)と同じ)の波形を示し、第7
図(4)はこのときの画素A12の反射または透過光量の
変化を示す。
第7図から明らかなように、信号電極S1へ暗信号電圧波
形Fを、また信号電極S2への明信号電圧波形Eをそれぞ
れ印加するとき、走査電極L1へ選択電圧波形Aを印加す
ることによって、画素A11,A12では非常に大きな光量の
変位が観察され、走査電極L1へ選択電圧波形Aを印加し
てから再び選択電圧波形Aを印加するまでの周期Ta=4
×t0で画素A11,A12には強い光量が発生する。
形Fを、また信号電極S2への明信号電圧波形Eをそれぞ
れ印加するとき、走査電極L1へ選択電圧波形Aを印加す
ることによって、画素A11,A12では非常に大きな光量の
変位が観察され、走査電極L1へ選択電圧波形Aを印加し
てから再び選択電圧波形Aを印加するまでの周期Ta=4
×t0で画素A11,A12には強い光量が発生する。
ここでは4×4の単純マトリクスパネルを駆動する場合
について示したので、上記した周期Taは4×t0である
が、一般的にM×Nの単純マトリクスパネルを駆動する
場合には、M×t0の周期Taで画素は強い光量を繰り返し
発生することになる。
について示したので、上記した周期Taは4×t0である
が、一般的にM×Nの単純マトリクスパネルを駆動する
場合には、M×t0の周期Taで画素は強い光量を繰り返し
発生することになる。
発明が解決しようとする課題 上記したように、M×Nの単純マトリクスパネルを従来
の駆動方法によって駆動すると、周期Ta=M×t0で強い
光量が繰り返し発生するが、人間の視覚は周波数60Hzの
低帯域通過フィルタと考えられるので、 の周期で強い光量が繰り返し発生するとき、これがフリ
ッカとして感知され、表示品位を低下させてしまうこと
になる。
の駆動方法によって駆動すると、周期Ta=M×t0で強い
光量が繰り返し発生するが、人間の視覚は周波数60Hzの
低帯域通過フィルタと考えられるので、 の周期で強い光量が繰り返し発生するとき、これがフリ
ッカとして感知され、表示品位を低下させてしまうこと
になる。
強誘電性液晶の記憶状態を書き替えるのに必要な単位印
加電圧波形の最小時間幅をtm(秒)とすると、上記した
従来例では1区間t0に4つの単位印加電圧波形が割り当
てられているので、1区間t0として、 t0=4×tm(秒) …(2) が必要であり、したがって上記した周期Taは、 Ta=4×M×tm(秒) …(3) となる。このときフリッカが感知されないようにするた
めには、 1/(4×M×tm)>60(Hz) …(4) つまり、 tm<1/(240×M)(秒) …(5) の条件を満たさなければならない。すなわち、この条件
は、たとえばM=400の単純マトリクスパネル(走査電
極の数が400本)を駆動するためには、 tm<1/(240×400)≒10(μ秒) …(6) の強誘電性液晶材料を開発しなければならないというこ
とを意味している。逆に言えば、たとえばtm=100(μ
秒)の強誘電性液晶材料を用いたM=400の単純マトリ
クスパネルを従来の駆動方法で駆動した場合、周期 Ta=4×M×tm=0.16(秒) …(7) で強い光量が繰り返し発生し、これがフリッカとして感
じられて表示品位を著しく低下させることになる。
加電圧波形の最小時間幅をtm(秒)とすると、上記した
従来例では1区間t0に4つの単位印加電圧波形が割り当
てられているので、1区間t0として、 t0=4×tm(秒) …(2) が必要であり、したがって上記した周期Taは、 Ta=4×M×tm(秒) …(3) となる。このときフリッカが感知されないようにするた
めには、 1/(4×M×tm)>60(Hz) …(4) つまり、 tm<1/(240×M)(秒) …(5) の条件を満たさなければならない。すなわち、この条件
は、たとえばM=400の単純マトリクスパネル(走査電
極の数が400本)を駆動するためには、 tm<1/(240×400)≒10(μ秒) …(6) の強誘電性液晶材料を開発しなければならないというこ
とを意味している。逆に言えば、たとえばtm=100(μ
秒)の強誘電性液晶材料を用いたM=400の単純マトリ
クスパネルを従来の駆動方法で駆動した場合、周期 Ta=4×M×tm=0.16(秒) …(7) で強い光量が繰り返し発生し、これがフリッカとして感
じられて表示品位を著しく低下させることになる。
したがって、本発明の目的は、強誘電性液晶を用いた表
示装置において強いフリッカを感じさせることなく駆動
することのできる表示装置の駆動方法を提供することで
ある。
示装置において強いフリッカを感じさせることなく駆動
することのできる表示装置の駆動方法を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の走査電
極と複数の信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、
走査電極と信号電極とが交差する部分の強誘電性液晶を
各画素とし、信号電極には表示データに対応する信号電
圧波形を印加する一方、走査電極にはその電極上の画素
の表示状態を書き替えることのできる選択電圧波形を線
順次で印加するとともに、1フレーム後に同じ走査電極
に再び選択電圧波形を印加するまでの間は、他の走査電
極に選択電圧波形が印加されるタイミングで画素の表示
状態を書き替えることのできない非選択電圧波形を繰り
返し印加するようにした表示装置の駆動方法において、 前記非選択電圧波形として、基本の非選択電圧波形と特
定の非選択電圧波形とを、信号電極に信号電圧波形が印
加された状態で、基本の非選択電圧波形が走査電極上に
印加されたときその走査電極上の画素の反射または透過
光量が変化する変位量よりも、特定の非選択電圧波形が
同じ走査電極に印加されたときその走査電極上の画素の
反射または透過光量が変化する変位量の方が大きくなる
ように定め、 選択電圧波形が印加された走査電極に対して、そのあと
他の走査電極に選択電圧波形が順次印加される期間に、
20m秒程度以下の周期の複数の非選択電圧波形印加タイ
ミングのうち、選択電圧波形が印加された直後における
単一のタイミングで、または選択電圧波形が印加される
前後における全ての非選択電圧波形印加タイミング回数
よりも少ない複数回分の非選択電圧波形印加タイミング
で印加する一方、 その他の非選択電圧波形印加タイミングでは基本の非選
択電圧波形を印加するようにしたことを特徴とする表示
装置の駆動方法である。
極と複数の信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、
走査電極と信号電極とが交差する部分の強誘電性液晶を
各画素とし、信号電極には表示データに対応する信号電
圧波形を印加する一方、走査電極にはその電極上の画素
の表示状態を書き替えることのできる選択電圧波形を線
順次で印加するとともに、1フレーム後に同じ走査電極
に再び選択電圧波形を印加するまでの間は、他の走査電
極に選択電圧波形が印加されるタイミングで画素の表示
状態を書き替えることのできない非選択電圧波形を繰り
返し印加するようにした表示装置の駆動方法において、 前記非選択電圧波形として、基本の非選択電圧波形と特
定の非選択電圧波形とを、信号電極に信号電圧波形が印
加された状態で、基本の非選択電圧波形が走査電極上に
印加されたときその走査電極上の画素の反射または透過
光量が変化する変位量よりも、特定の非選択電圧波形が
同じ走査電極に印加されたときその走査電極上の画素の
反射または透過光量が変化する変位量の方が大きくなる
ように定め、 選択電圧波形が印加された走査電極に対して、そのあと
他の走査電極に選択電圧波形が順次印加される期間に、
20m秒程度以下の周期の複数の非選択電圧波形印加タイ
ミングのうち、選択電圧波形が印加された直後における
単一のタイミングで、または選択電圧波形が印加される
前後における全ての非選択電圧波形印加タイミング回数
よりも少ない複数回分の非選択電圧波形印加タイミング
で印加する一方、 その他の非選択電圧波形印加タイミングでは基本の非選
択電圧波形を印加するようにしたことを特徴とする表示
装置の駆動方法である。
作 用 本発明に従えば、走査電極に印加される特定の非選択電
圧波形によって、走査電極に非選択電圧波形が印加され
る状態から選択電圧波形が印加される状態に切り替わる
とき生じる1フレーム周期の画素の反射または透過光量
の変位よりも小さい画素の反射または透過光量の変位
が、1フレームの期間の間に20m秒程度以下の周期で繰
り返し生じるので、1フレーム周期の輝度変位に起因す
るフリッカが20m秒程度以下の周期で生じる輝度変位の
ために低減される。
圧波形によって、走査電極に非選択電圧波形が印加され
る状態から選択電圧波形が印加される状態に切り替わる
とき生じる1フレーム周期の画素の反射または透過光量
の変位よりも小さい画素の反射または透過光量の変位
が、1フレームの期間の間に20m秒程度以下の周期で繰
り返し生じるので、1フレーム周期の輝度変位に起因す
るフリッカが20m秒程度以下の周期で生じる輝度変位の
ために低減される。
実施例 第3図は、本発明の一実施例である駆動方法が適用され
る強誘電性液晶を用いた走査電極数が256本の単純マト
リクスパネルの電極配列構成を示す模式図である。図に
おいて、走査電極は上から順次L1,L2,…,Li,…,L256と
表わし、信号電極は左から順次S1,S2,…,Sj,…と表わ
し、走査電極Li(i=1,2,…)と信号電極Sj(j=1,2,
…)が重なる部分の画素をAijで表わしている。
る強誘電性液晶を用いた走査電極数が256本の単純マト
リクスパネルの電極配列構成を示す模式図である。図に
おいて、走査電極は上から順次L1,L2,…,Li,…,L256と
表わし、信号電極は左から順次S1,S2,…,Sj,…と表わ
し、走査電極Li(i=1,2,…)と信号電極Sj(j=1,2,
…)が重なる部分の画素をAijで表わしている。
第1図は、上記単純マトリクスパネルをこの実施例の駆
動方法で駆動した場合の波形図を示す。そのうち、第1
図(1),(2)はそれぞれ走査電極L1,L2に印加する
電圧波形を示し、第1図(3),(4)はそれぞれ信号
電極S1,S2に印加する電圧波形を示す。また、第1図
(5)は走査電極L1に印加される電圧VL1と信号電極S1
に印加される電圧VS1の差電圧VL1−VS1、つまり画素A11
にかかる実効電圧の波形を示し、第1図(6)は走査電
極L1に印加される電圧VL1と信号電極S2に印加される電
圧VS2の差電圧VL1−VS2、つまり画素A12にかかる実効電
圧の波形を示す。
動方法で駆動した場合の波形図を示す。そのうち、第1
図(1),(2)はそれぞれ走査電極L1,L2に印加する
電圧波形を示し、第1図(3),(4)はそれぞれ信号
電極S1,S2に印加する電圧波形を示す。また、第1図
(5)は走査電極L1に印加される電圧VL1と信号電極S1
に印加される電圧VS1の差電圧VL1−VS1、つまり画素A11
にかかる実効電圧の波形を示し、第1図(6)は走査電
極L1に印加される電圧VL1と信号電極S2に印加される電
圧VS2の差電圧VL1−VS2、つまり画素A12にかかる実効電
圧の波形を示す。
第2図は、第1図に示す波形図の1区間t1ごとの波形を
類別して示した波形図である。そのうち、第2図(1)
に示す波形は走査電極Liに印加され、走査電極Li上の画
素Aijの表示状態を書き替えることのできる選択電圧波
形Aであり、第2図(2)に示す波形は走査電極Liに印
加されるが、その走査電極Li上の画素Aijの表示状態を
書き替えることのできない基本となる非選択電圧波形B
である。また、第2図(3)に示す波形は特定の非選択
電圧波形Cである。
類別して示した波形図である。そのうち、第2図(1)
に示す波形は走査電極Liに印加され、走査電極Li上の画
素Aijの表示状態を書き替えることのできる選択電圧波
形Aであり、第2図(2)に示す波形は走査電極Liに印
加されるが、その走査電極Li上の画素Aijの表示状態を
書き替えることのできない基本となる非選択電圧波形B
である。また、第2図(3)に示す波形は特定の非選択
電圧波形Cである。
第2図(4)に示す波形は信号電極Sjに印加され、その
信号電極Sj上の画素Aijの表示状態を暗状態(オフ状
態)にするための暗信号電圧波形Fであり、第2図
(5)に示す波形は同じく信号電極Sjに印加され、その
信号電極Sj上の画素Aijの表示状態を明状態(オン状
態)にするための明信号電圧波形Eである。
信号電極Sj上の画素Aijの表示状態を暗状態(オフ状
態)にするための暗信号電圧波形Fであり、第2図
(5)に示す波形は同じく信号電極Sjに印加され、その
信号電極Sj上の画素Aijの表示状態を明状態(オン状
態)にするための明信号電圧波形Eである。
第2図(6)〜(11)は画素Aijにかかる実効電圧の波
形を示し、そのうち第2図(6)の波形A−Fは走査電
極Liに選択電圧波形Aが印加され、信号電極Sjに暗信号
電圧波形Fが印加されたときの波形を示し、第2図
(7)の波形A−Eは走査電極Liに選択電圧波形Aが印
加され、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたと
きの波形を示す。
形を示し、そのうち第2図(6)の波形A−Fは走査電
極Liに選択電圧波形Aが印加され、信号電極Sjに暗信号
電圧波形Fが印加されたときの波形を示し、第2図
(7)の波形A−Eは走査電極Liに選択電圧波形Aが印
加され、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたと
きの波形を示す。
第2図(8)の波形B−Fは走査電極Liに基本の非選択
電圧波形Bが印加され、信号電極Sjに暗信号電圧波形F
が印加されたときの波形を示し、第2図(9)の波形B
−Eは走査電極Liに基本の非選択電圧波形Bが印加さ
れ、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたときの
波形を示す。
電圧波形Bが印加され、信号電極Sjに暗信号電圧波形F
が印加されたときの波形を示し、第2図(9)の波形B
−Eは走査電極Liに基本の非選択電圧波形Bが印加さ
れ、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたときの
波形を示す。
第2図(10)の波形C−Fは走査電極Liに特定の非選択
電圧波形Cが印加され、信号電極Sjに暗信号電圧波形F
が印加されたときの波形を示し、第2図(11)の波形C
−Eは走査電極Liに特定の非選択電圧波形Cが印加さ
れ、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたときの
波形を示している。
電圧波形Cが印加され、信号電極Sjに暗信号電圧波形F
が印加されたときの波形を示し、第2図(11)の波形C
−Eは走査電極Liに特定の非選択電圧波形Cが印加さ
れ、信号電極Sjに明信号電圧波形Eが印加されたときの
波形を示している。
第2図(8)の波形B−Fと第2図(10)の波形C−F
との比較、或いは第2図(9)の波形B−Eと第2図
(11)の波形との比較から明らかなように、走査電極Li
に基本の非選択電圧波形Bを印加したときに画素Aijの
反射または透過光量が変化する変位量Gbよりも、走査電
極Liに特定の非選択電圧波形Cを印加したときに画素Ai
jの反射または透過光量が変化する変位量Gcの方が大き
い。逆に言えば、非選択電圧波形B,Cは、 Gb<Gc …(8) となるように決められている。
との比較、或いは第2図(9)の波形B−Eと第2図
(11)の波形との比較から明らかなように、走査電極Li
に基本の非選択電圧波形Bを印加したときに画素Aijの
反射または透過光量が変化する変位量Gbよりも、走査電
極Liに特定の非選択電圧波形Cを印加したときに画素Ai
jの反射または透過光量が変化する変位量Gcの方が大き
い。逆に言えば、非選択電圧波形B,Cは、 Gb<Gc …(8) となるように決められている。
また、第2図(6)の波形A−Fと第2図(10)の波形
C−Fとの比較、或いは第2図(7)の波形A−Eと第
2図(11)の波形C−Eとの比較から明らかなように、
走査電極Liに特定の非選択電圧波形Cを印加したときに
画素Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gcより
も、走査電極Liに選択電圧波形Aを印加したときに画素
Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gaの方が大
きい。すなわち、Ga,Gb,Gcの間には、 Gb<Gc<Ga …(9) の関係が成り立つ。
C−Fとの比較、或いは第2図(7)の波形A−Eと第
2図(11)の波形C−Eとの比較から明らかなように、
走査電極Liに特定の非選択電圧波形Cを印加したときに
画素Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gcより
も、走査電極Liに選択電圧波形Aを印加したときに画素
Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gaの方が大
きい。すなわち、Ga,Gb,Gcの間には、 Gb<Gc<Ga …(9) の関係が成り立つ。
第1図の波形図において、走査電極L1への印加電圧VL1
(第1図(1)参照)は、区間0〜t1では選択電圧波形
Aとなり、その後数区間にわたって基本の非選択電圧波
形Bが繰り返される。また、走査電極L2への印加電圧V
L2(第1図(2)参照)は、走査電極L1よりも1区間t1
遅れたt1〜2t1の区間で選択電圧波形Aとなる。すなわ
ち、走査電極Liに対しては、その線順次にしたがって選
択電圧波形Aが順次印加され、1フレームの期間Taつま
り256t1の期間が経過すると同じ走査電極Liに再び選択
電圧波形Aが印加される。また、各走査電極Liには、選
択電圧波形Aが印加されたあと、区間t1の8個分の周期
Tcで、基本の非選択電圧波形Bのほかに、特定の非選択
電圧波形Cが繰り返し印加され、本発明の他の実施例と
して、基本の非選択電圧波形Bは含まずに特定の非選択
電圧波形Cのみを印加してもよいけれども、後述のよう
に基本の非選択電圧波形Bを含むことが、フリッカをな
くすためには好ましい。
(第1図(1)参照)は、区間0〜t1では選択電圧波形
Aとなり、その後数区間にわたって基本の非選択電圧波
形Bが繰り返される。また、走査電極L2への印加電圧V
L2(第1図(2)参照)は、走査電極L1よりも1区間t1
遅れたt1〜2t1の区間で選択電圧波形Aとなる。すなわ
ち、走査電極Liに対しては、その線順次にしたがって選
択電圧波形Aが順次印加され、1フレームの期間Taつま
り256t1の期間が経過すると同じ走査電極Liに再び選択
電圧波形Aが印加される。また、各走査電極Liには、選
択電圧波形Aが印加されたあと、区間t1の8個分の周期
Tcで、基本の非選択電圧波形Bのほかに、特定の非選択
電圧波形Cが繰り返し印加され、本発明の他の実施例と
して、基本の非選択電圧波形Bは含まずに特定の非選択
電圧波形Cのみを印加してもよいけれども、後述のよう
に基本の非選択電圧波形Bを含むことが、フリッカをな
くすためには好ましい。
ここでは、第1図(1),(2)に示される周期Tcに相
当する区間に引き続き図示されない後の2周期Tcについ
ても特定の非選択電圧波形Cが印加される。一般的に
は、周期Tcに相当する区間の前後にわたる複数個分の区
間で特定の非選択電圧波形Cを印加しても一向にかまわ
ない。すなわち選択電圧波形が印加される第1図の時刻
0〜t1の時間の前後における全ての非選択電圧波形印加
タイミング回数(この実施例では255(=256−1)回)
よりも少ない複数回分の非選択電圧波形印加タイミング
で、特定の非選択電圧波形Cを印加してもよい。1フレ
ームの期間Taのうち、選択電圧波形Aと特定の非選択電
圧波形Cが印加される区間を除く他の区間では、基本の
非選択電圧波形Bのみが印加される。
当する区間に引き続き図示されない後の2周期Tcについ
ても特定の非選択電圧波形Cが印加される。一般的に
は、周期Tcに相当する区間の前後にわたる複数個分の区
間で特定の非選択電圧波形Cを印加しても一向にかまわ
ない。すなわち選択電圧波形が印加される第1図の時刻
0〜t1の時間の前後における全ての非選択電圧波形印加
タイミング回数(この実施例では255(=256−1)回)
よりも少ない複数回分の非選択電圧波形印加タイミング
で、特定の非選択電圧波形Cを印加してもよい。1フレ
ームの期間Taのうち、選択電圧波形Aと特定の非選択電
圧波形Cが印加される区間を除く他の区間では、基本の
非選択電圧波形Bのみが印加される。
ここで使用される単純マトリクスパネルでは強誘電性液
晶としてメルク社製のZLI−3488が用いられており、こ
の強誘電性液晶材料の記憶状態を書き替えるのに必要な
単位印加電圧波形の最小時間幅tmは第2図(6)のA−
F,同図(7)のA−Eでかかる最大電圧が±18V程度な
ので200〜300(μ秒)とかなり遅い。一方、第1図の波
形図において、1区間t1には6つの単位時間印加電圧波
形が割り当てられているので、この場合の1区間t1は、 t1=300(μ秒)×6=1.8(m秒) …(10) と設定されている。したがって、1フレームの期間Ta
は、 Ta=256×t1=256×1.8(秒)≒0.46(秒) …(11) となり、また上記した区間t1の8個分に相当する周期Tc
は、 Tc=8×t1=8×1.8=14.4(m秒) …(12) となる。この周期Tcは、周波数60Hz(人間の視覚を低帯
域通過フィルタと考えた場合の通過帯域周波数)を周期
に換算した値16.6(m秒)よりも小さい。逆に言えば、
特定の非選択電圧波形Cの印加を繰り返す周期Tcは、予
め16.6(m秒)よりも小さい値、本発明では後述のよう
に、せいぜい20(m秒)よりも小さい値になるように設
定されている。
晶としてメルク社製のZLI−3488が用いられており、こ
の強誘電性液晶材料の記憶状態を書き替えるのに必要な
単位印加電圧波形の最小時間幅tmは第2図(6)のA−
F,同図(7)のA−Eでかかる最大電圧が±18V程度な
ので200〜300(μ秒)とかなり遅い。一方、第1図の波
形図において、1区間t1には6つの単位時間印加電圧波
形が割り当てられているので、この場合の1区間t1は、 t1=300(μ秒)×6=1.8(m秒) …(10) と設定されている。したがって、1フレームの期間Ta
は、 Ta=256×t1=256×1.8(秒)≒0.46(秒) …(11) となり、また上記した区間t1の8個分に相当する周期Tc
は、 Tc=8×t1=8×1.8=14.4(m秒) …(12) となる。この周期Tcは、周波数60Hz(人間の視覚を低帯
域通過フィルタと考えた場合の通過帯域周波数)を周期
に換算した値16.6(m秒)よりも小さい。逆に言えば、
特定の非選択電圧波形Cの印加を繰り返す周期Tcは、予
め16.6(m秒)よりも小さい値、本発明では後述のよう
に、せいぜい20(m秒)よりも小さい値になるように設
定されている。
なお、第1図(3)に示す信号電極S1への印加電圧波形
VS1において、区間0〜t1,t1〜2t1,4t1〜5t1,…の波形
は第2図(4)に示す暗信号電圧状態Fであり、区間2t
1〜3t1,3t1〜4t1,…の波形は第2図(5)に示す明信号
電圧波形Eである。これに対して、第1図(4)に示す
信号電極S2への印加電圧波形VS2では、逆に区間0〜t1,
t1〜2t1,4t1〜5t1,…が明信号電圧波形Eとなり、区間2
t1〜3t1,3t1〜4t1,…が暗信号電圧波形Fとなってい
る。
VS1において、区間0〜t1,t1〜2t1,4t1〜5t1,…の波形
は第2図(4)に示す暗信号電圧状態Fであり、区間2t
1〜3t1,3t1〜4t1,…の波形は第2図(5)に示す明信号
電圧波形Eである。これに対して、第1図(4)に示す
信号電極S2への印加電圧波形VS2では、逆に区間0〜t1,
t1〜2t1,4t1〜5t1,…が明信号電圧波形Eとなり、区間2
t1〜3t1,3t1〜4t1,…が暗信号電圧波形Fとなってい
る。
したがって、区間0〜t1で画素A11に印加される実効電
圧VL1−VS1の波形は、第2図(6)に示す暗状態の波形
A−Fとなり、同じ区間0〜t1で画素A12に印加される
実効電圧VL1−VS2の波形は、第2図(7)に示す明状態
の波形A−Eとなる。
圧VL1−VS1の波形は、第2図(6)に示す暗状態の波形
A−Fとなり、同じ区間0〜t1で画素A12に印加される
実効電圧VL1−VS2の波形は、第2図(7)に示す明状態
の波形A−Eとなる。
上記したように、この駆動方法では1フレームの期間Ta
の間に、走査電極Liに基本の非選択電圧波形Bを印加し
た状態から特定の非選択電圧波形Cを印加した状態に切
り替わって、走査電極Li上の画素Aijの反射または透過
光量が変位量Gcだけ変わる光量変化が16.6(m秒)以下
の周期Tcで何度も繰り返されるため、基本の非選択電圧
波形Bを印加した状態から選択電圧波形Aを印加した状
態に切り替わって、画素Aijの反射または透過光量が変
位量Gaだけ周期Taごとに変わる光量変化の一部成分が周
期Tcで繰り返される光量変化において吸収されてしま
う。
の間に、走査電極Liに基本の非選択電圧波形Bを印加し
た状態から特定の非選択電圧波形Cを印加した状態に切
り替わって、走査電極Li上の画素Aijの反射または透過
光量が変位量Gcだけ変わる光量変化が16.6(m秒)以下
の周期Tcで何度も繰り返されるため、基本の非選択電圧
波形Bを印加した状態から選択電圧波形Aを印加した状
態に切り替わって、画素Aijの反射または透過光量が変
位量Gaだけ周期Taごとに変わる光量変化の一部成分が周
期Tcで繰り返される光量変化において吸収されてしま
う。
したがって、周期Taで繰り返される光量変化に起因する
フリッカが大幅に低減されることになる。なお、上記し
たように周期Tcを中心として、その前後の数個分の区間
t1においても特定の非選択電圧波形Cを印加することが
できるが、この印加回数を3〜5回とすることによって
視覚に感じるフリッカを弱めることができることが本件
発明者らの実験によって確かめられた。また、このよう
な条件に加えて、単純マトリクスパネルの上下2つの偏
光板の偏光軸をコントラスト最大の角度から少しずらす
ことによって、フリッカをほとんど感じない状態にする
ことができることも確かめられた。
フリッカが大幅に低減されることになる。なお、上記し
たように周期Tcを中心として、その前後の数個分の区間
t1においても特定の非選択電圧波形Cを印加することが
できるが、この印加回数を3〜5回とすることによって
視覚に感じるフリッカを弱めることができることが本件
発明者らの実験によって確かめられた。また、このよう
な条件に加えて、単純マトリクスパネルの上下2つの偏
光板の偏光軸をコントラスト最大の角度から少しずらす
ことによって、フリッカをほとんど感じない状態にする
ことができることも確かめられた。
上記実施例では、走査電極が256本の単純マトリクスパ
ネルを駆動する場合について説明したが、一般的に強誘
電性液晶を用いたM×Nの単純マトリクスパネルを駆動
する場合には、特定の非選択電圧波形Cを印加する周期
Tcは以下のようにして決められる。
ネルを駆動する場合について説明したが、一般的に強誘
電性液晶を用いたM×Nの単純マトリクスパネルを駆動
する場合には、特定の非選択電圧波形Cを印加する周期
Tcは以下のようにして決められる。
先ず、各電圧波形A−Fを形成するのに必要な区間t
1は、強誘電性液晶材料の記憶状態を書き替えるのに必
要な単位印加電圧波形の最小時間幅をtmとすると、この
時間幅tmより大きい値として決められる。
1は、強誘電性液晶材料の記憶状態を書き替えるのに必
要な単位印加電圧波形の最小時間幅をtmとすると、この
時間幅tmより大きい値として決められる。
次に、 t1×H<16.6(m秒) …(13) の関係を満たし、かつ、 K×H≧M …(14) の整数Kが最小となるような整数Hを決めることによっ
て、 Tc=t1×H …(15) として周期Tcが決められる。なお、第(13)式におい
て、16.6(m秒)を20(m秒)程度に替えても結果とし
ては、フリッカ低減の効果を上げることができる。
て、 Tc=t1×H …(15) として周期Tcが決められる。なお、第(13)式におい
て、16.6(m秒)を20(m秒)程度に替えても結果とし
ては、フリッカ低減の効果を上げることができる。
また、上記した特定の非選択電圧波形Cとは別の特定の
非選択電圧波形Dを、非選択電圧波形Cを印加する区間
t1の前後数区間にわたって印加してもよい。ただし、そ
の非選択電圧波形Dを走査電極Liに印加したときに画素
Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gdと、他の
変位量Gb,Gaとの間には、 Gb<Gd<Ga …(16) の関係が成り立つように非選択電圧波形Dは決められて
いるものである。
非選択電圧波形Dを、非選択電圧波形Cを印加する区間
t1の前後数区間にわたって印加してもよい。ただし、そ
の非選択電圧波形Dを走査電極Liに印加したときに画素
Aijの反射または透過光量が変化する変位量Gdと、他の
変位量Gb,Gaとの間には、 Gb<Gd<Ga …(16) の関係が成り立つように非選択電圧波形Dは決められて
いるものである。
発明の効果 以上のように、本発明の表示装置の駆動方法によれば、
走査電極に印加される特定の非選択電圧波形によって、
走査電極に非選択電圧波形が印加される状態から選択電
圧波形が印加される状態に切り替わるとき生じる1フレ
ーム周期の画素の反射または透過光量の変位よりも小さ
い画素の反射または透過光量の変位が、1フレームの期
間の間に20m秒以下の周期で繰り返し生じるようにした
ので、1フレーム周期の反射または透過光量の変位に起
因するフリッカが20m秒程度以下の周期で生じる反射ま
たは透過光量の変位のために低減され、表示品位が大幅
に向上するという効果が得られる。
走査電極に印加される特定の非選択電圧波形によって、
走査電極に非選択電圧波形が印加される状態から選択電
圧波形が印加される状態に切り替わるとき生じる1フレ
ーム周期の画素の反射または透過光量の変位よりも小さ
い画素の反射または透過光量の変位が、1フレームの期
間の間に20m秒以下の周期で繰り返し生じるようにした
ので、1フレーム周期の反射または透過光量の変位に起
因するフリッカが20m秒程度以下の周期で生じる反射ま
たは透過光量の変位のために低減され、表示品位が大幅
に向上するという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例である駆動方法を用いた場合
の表示装置への印加電圧を示す波形図、第2図はその印
加電圧の単位区間ごとの各種波形を示す波形図、第3図
は実施例の駆動方法が適用される強誘電性液晶を用いた
単純マトリクスパネルの電極配列構成を示す模式図、第
4図は従来の駆動方法が適用される強誘電性液晶を用い
た単純マトリクスパネルの概略構成を示す断面図、第5
図はその単純マトリクスパネルの電極配列構成を示す平
面図、第6図はその単純マトリクスパネルを従来の駆動
方法で駆動した場合の波形図、第7図はその単純マトリ
クスパネルの画素に印加される実効電圧と画素の輝度と
の関係を示す波形図である。 L1,L2,…,Li……走査電極、S1,S2,…,Sj……信号電極、
A11,A12,…,Aij……画素、A……選択電圧波形、C……
特定の非選択電圧波形、B……基本の非選択電圧波形、
E……明信号電圧波形、F……暗信号電圧波形、Tc……
非選択電圧波形Cの印加周期、Ta……1フレームの周期
の表示装置への印加電圧を示す波形図、第2図はその印
加電圧の単位区間ごとの各種波形を示す波形図、第3図
は実施例の駆動方法が適用される強誘電性液晶を用いた
単純マトリクスパネルの電極配列構成を示す模式図、第
4図は従来の駆動方法が適用される強誘電性液晶を用い
た単純マトリクスパネルの概略構成を示す断面図、第5
図はその単純マトリクスパネルの電極配列構成を示す平
面図、第6図はその単純マトリクスパネルを従来の駆動
方法で駆動した場合の波形図、第7図はその単純マトリ
クスパネルの画素に印加される実効電圧と画素の輝度と
の関係を示す波形図である。 L1,L2,…,Li……走査電極、S1,S2,…,Sj……信号電極、
A11,A12,…,Aij……画素、A……選択電圧波形、C……
特定の非選択電圧波形、B……基本の非選択電圧波形、
E……明信号電圧波形、F……暗信号電圧波形、Tc……
非選択電圧波形Cの印加周期、Ta……1フレームの周期
Claims (1)
- 【請求項1】互いに交差する方向に配列した複数の走査
電極と複数の信号電極との間に強誘電性液晶を介在さ
せ、走査電極と信号電極とが交差する部分の強誘電性液
晶を各画素とし、信号電極には表示データに対応する信
号電圧波形を印加する一方、走査電極にはその電極上の
画素の表示状態を書き替えることのできる選択電圧波形
を線順次で印加するとともに、1フレーム後に同じ走査
電極に再び選択電圧波形を印加するまでの間は、他の走
査電極に選択電圧波形が印加されるタイミングで画素の
表示状態を書き替えることのできない非選択電圧波形を
繰り返し印加するようにした表示装置の駆動方法におい
て、 前記非選択電圧波形として、基本の非選択電圧波形と特
定の非選択電圧波形とを、信号電極に信号電圧波形が印
加された状態で、基本の非選択電圧波形が走査電極上に
印加されたときその走査電極上の画素の反射または透過
光量が変化する変位量よりも、特定の非選択電圧波形が
同じ走査電極に印加されたときその走査電極上の画素の
反射または透過光量が変化する変位量の方が大きくなる
ように定め、 選択電圧波形が印加された走査電極に対して、そのあと
他の走査電極に選択電圧波形が順次印加される期間に、
20m秒程度以下の周期の複数の非選択電圧波形印加タイ
ミングのうち、選択電圧波形が印加された直後における
単一のタイミングで、または選択電圧波形が印加される
前後における全ての非選択電圧波形印加タイミング回数
よりも少ない複数回分の非選択電圧波形印加タイミング
で印加する一方、 その他の非選択電圧波形印加タイミングでは基本の非選
択電圧波形を印加するようにしたことを特徴とする表示
装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63280027A JPH0792564B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63280027A JPH0792564B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 表示装置の駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126222A JPH02126222A (ja) | 1990-05-15 |
| JPH0792564B2 true JPH0792564B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=17619280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63280027A Expired - Lifetime JPH0792564B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | 表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792564B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02135419A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-24 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置の駆動法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62116925A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-28 | Seikosha Co Ltd | マトリクス型液晶光学装置の駆動方法 |
-
1988
- 1988-11-05 JP JP63280027A patent/JPH0792564B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02126222A (ja) | 1990-05-15 |
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