JPH079272U - ミシンの糸立て装置 - Google Patents
ミシンの糸立て装置Info
- Publication number
- JPH079272U JPH079272U JP4272393U JP4272393U JPH079272U JP H079272 U JPH079272 U JP H079272U JP 4272393 U JP4272393 U JP 4272393U JP 4272393 U JP4272393 U JP 4272393U JP H079272 U JPH079272 U JP H079272U
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- spool
- housing
- bobbin
- stand
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、繰り出された糸に対する風等の
影響を最小限に抑えることができると共に、糸捲きに塵
埃等が付着するのを確実に防止し得る保存性に優れた糸
巻きの提供を目的とする。 【構成】 この考案は、糸巻き40を支持する糸立て棒
を、中央部に糸挿通孔30aを有する管状部材30によ
って構成する一方、この糸立て棒を支持する支持体を、
糸立て棒に装着された糸巻きを収納しかつ外部空間から
区轄された収納空間S1を形成し得る筐体20によって
構成すると共に、前記筐体を、前記糸立て棒の一端部を
外部空間と連通するよう保持する本体部21と、この本
体部に対して開閉可能に取り付けけた蓋体部22とによ
って構成してなり、前記糸巻きから繰り出した糸をこれ
を保持する前記糸立て棒の糸挿通孔内に挿通させ、前記
収納空間から外部空間へと導出させるようにしたもので
ある。
影響を最小限に抑えることができると共に、糸捲きに塵
埃等が付着するのを確実に防止し得る保存性に優れた糸
巻きの提供を目的とする。 【構成】 この考案は、糸巻き40を支持する糸立て棒
を、中央部に糸挿通孔30aを有する管状部材30によ
って構成する一方、この糸立て棒を支持する支持体を、
糸立て棒に装着された糸巻きを収納しかつ外部空間から
区轄された収納空間S1を形成し得る筐体20によって
構成すると共に、前記筐体を、前記糸立て棒の一端部を
外部空間と連通するよう保持する本体部21と、この本
体部に対して開閉可能に取り付けけた蓋体部22とによ
って構成してなり、前記糸巻きから繰り出した糸をこれ
を保持する前記糸立て棒の糸挿通孔内に挿通させ、前記
収納空間から外部空間へと導出させるようにしたもので
ある。
Description
【0001】
この考案は、ミシンに供給する糸を捲装した筒状の糸巻きを、着脱自在に保持 するようにしたミシンの糸立て装置に関するものである。
【0002】
従来、この種の装置としては、図6に示すものがある。 この装置は、不図示のミシン本体の近傍に垂直に立設された支柱1に対し、水 平な保持板2を設け、この保持板2に複数本(図では2本)の糸立て棒3,3を 垂直に平設すると共に、各糸立て棒3,3に受け皿4,4を固定したものとなっ ており、各糸立て棒3に、筒状をなす糸巻き6,6を嵌挿し、糸巻き6,6の底 部を受け皿4,4にて保持させるようになっている。
【0003】 また、5,5は前記支柱1の上端部に固定した糸案内で、糸立て棒3に保持さ せた糸巻き6,6より上方に位置させてあり、ここに糸巻き6,6から繰り出し た糸を掛け渡すようになっている。すなわち、この糸立て装置にあっては、糸巻 き6,6から繰り出された糸を一旦、糸案5,5内へ向けて上方へと導き、その 後、下方のミシン頭部へと供給するようになっている。
【0004】
上記のように従来の糸立て装置にあっては、糸巻き6から繰り出した糸6aを 一旦糸案内へと導くようになっているため、糸巻き6からの糸の繰り出しをスム ーズに行うことができるが、その反面、糸巻き6,6からミシン頭部に至る糸の 供給経路が長尺化するため風の影響を受け易く、糸が必要以上に引き出されて周 囲の部材や隣接する糸に絡みつき、供給不能状態に陥ったり、糸切れが発生した りするという問題があった。例えば、空調設備などが発達していない地域では扇 風機や自然の風で涼をとりつつ縫製作業を行う場合が多いことから上記のような 問題が頻発する結果となり、また、冷暖房設備が整備されている縫製工場等にあ っても、空調設備から送出される風によって上記問題が発生することがある。ま た、糸巻き6に捲装されている糸がウーリー糸やテトロン糸等であった場合には 、上記のような風の影響を受け易く、糸同志の絡み等も発生し易い。 さらに、糸立て装置における糸巻きは、糸屑や塵埃等が発生し易いミシンの近 傍に配置されてるため、比較的短時間で糸捲きに糸屑や塵埃等が付着してしまい 、これが糸の汚れや寿命の低下を招く原因になるという問題もあった。
【0005】 この考案は、上記従来技術の問題点に着目してなされたもので、糸の繰り出し に対する風等の影響を最小限に抑えることができると共に、糸捲きに塵埃等が付 着するのを確実に防止し得る保存性に優れた糸巻きの提供を目的とする。
【0006】
この考案は、糸巻きを支持する糸立て棒を、中央部に糸挿通孔を有する管状部 材によって構成する一方、この糸立て棒を支持する支持体を、糸立て棒に装着さ れた糸巻きを収納しかつ外部空間から区轄された収納空間を形成し得る筐体によ って構成すると共に、前記筐体を、前記糸立て棒の一端部を外部空間と連通する よう保持する本体部と、この本体部に対して開閉可能に取り付けけた蓋体部とに よって構成してなり、前記糸巻きから繰り出した糸をこれを保持する前記糸立て 棒の糸挿通孔内に挿通させ、前記収納空間から外部空間へと導出させるようにし たものである。
【0007】
この考案においては、筐体の蓋体部を開いて糸巻きを糸立て棒に装着した後、 蓋体部を閉じることによって糸巻きを外部空間から遮断することができるため、 ミシンの周辺で空調設備等を使用していたとしても、そこから送出される風が糸 巻きに吹き付けられることはなく、糸巻きから不用意に糸が繰り出されるのを防 止することができると共に、糸に塵埃が付着するのを防止することができ、良好 な保存性を得ることができる。
【0008】
以下、この考案の一実施例を図1ないし図5に基づき説明する。 図1において、MはミシンテーブルTに支持されたオーバーロックミシンを示 しており、その頭部には、複数本(図では3本)の糸を案内する糸案内棒M1が 固定されている。 また、10は上記オーバーロックミシンMに対して設けられた糸立て装置を示 している。この糸立て装置10は前記ミシンテーブルTに立設した支柱11に水 平に固定された支持板12によって保持されており、次のような構成を有する。 すなわち、この実施例における糸立て装置10は、前記支持板12に固定された 6面体形状をなす中空の筐体(支持体)20と、この筐体20の内方に突設した 複数(ここでは5本)の糸立て棒30等をその主たる構成要素として備える。
【0009】 そして、前記筐体10は、前記支持板10aに固定された筐体10の背面部及 び底面部を構成する金属性の本体部21と、この本体部21の上端両側部に軸2 3によって軸着され筐体10の左右両側面部、正面部、及び平面部を構成する透 明な蓋体部22とからなり、この蓋体部22は図5(a)に示す閉塞状態から同 図(b)に示すように上方へと開成させることができるようになっている。
【0010】 また、前記糸立て棒30はその一端部から他端部にかけて貫通する糸挿通孔3 0aが形成された管状部材によって構成されている(図3参照)。この糸立て棒 30の一端部は、これに螺合するナット31,31によって前記本体部21の背 面部21aを貫通した状態で固定されている。なお、本体部21を構成する背面 部21aと底面部21bとのなす内角θは鈍角に形成されているため、これに直 交するよう固定された前記糸立て棒は、斜め上方へと傾斜した状態となっている 。
【0011】 また、32は前記糸立て棒の外周部に取り外し可能に嵌着させた糸巻き保持体 である。この糸巻き保持体は、図4に示すように円錐台状の中空体によって構成 され、切欠部32aを形成して周面部に可撓性を持たせた構成となっており、こ こに円錐台状をなす糸巻き40の貫通孔40aを嵌合させることにより、糸巻き 40を着脱可能に保持させ得るようになっている。なお、この実施例では、各糸 立て棒30に対して2個の糸巻き保持体32,32を固定してあり、これによっ て糸巻きをがたつきなく安定した状態で保持させ得るようになっている。
【0012】 以上のように構成された糸立て装置を使用する場合には、まず、図5(b)に 示すように筐体20の蓋体部22を上方へと開成させ、糸立て棒30の糸巻き保 持体32に糸巻き40の貫通孔40aを嵌合させて糸立てを保持させる。この際 、保持させるべき糸巻きの長短に応じて各糸立て棒30に嵌着されている糸巻き 保持体32の間隔を調整すればいかなる長さの糸巻きに対しても安定した保持状 態を得ることができる。 ここで、作業者は、保持させた糸巻きに捲装されている糸端を糸立て棒30に 形成されている糸挿通孔30aにその他端部から挿通させ、一端部から外部へと 導出させる。これによって糸Iは、筐体20の内方から背面部21aを経て外方 へと導出されることとなる。
【0013】 この後、図5(a)に示すように筐体20の蓋体部22を閉塞させると、筐体 20内には、外部空間から区轄された収納空間S1が形成され、ここに収納され た糸巻き40も外部空間から遮断された状態となる。このため、空調設備や扇風 機等によってミシンの周辺に風が送出されたたとしても、収納空間S1内の糸巻 きにこの風が直接作用することはなく、糸巻き40から不用に糸が繰り出される ことはない。 また、収納空間S1内に糸巻きを収納しておけば、長期にわたって糸巻き40 を保持しておいたとしても塵埃等が糸巻きに付着するのを防止でき、良好な保存 性が得られる。このため、布や糸等の切屑をはじめ種々の塵埃を発生させるミシ ンに対しても可能な限り筐体20を近接して配置することが可能となり、糸立て 筐体20からミシンの糸案内棒M1に至る糸供給経路も必要最小限に留めること ができる。
【0014】 以上のように、この実施例においては、糸巻き40に直接風が作用するのを防 止し得ることに加え、筐体20から導出された糸に対する風の影響も最小限に抑 えられるため、糸が不用に繰り出されるのを確実に防止することができる。従っ て、糸巻き40に捲装されている糸Iが、ウーリー糸やテトロン糸等であったと しても、それらが周囲の部材や隣接する糸等に絡みつくことはなく、安定した糸 の供給が可能となり、糸切れ等の発生率は大幅に低減される。 また、糸巻きから繰り出される糸は糸捲きの中心部に向かうスプールを描いて 導出されるため、糸巻きの上方へと糸を案内する従来の装置に比し、全く遜色の ない円滑な繰り出しが可能となる。
【0015】 なお、上記実施例においては、筐体20を6面体構造をなすものとしたが、特 に6面体構造のものに限らず、その他の中空体形状に構成することも可能である 。また、筐体20に形成する蓋体部22及び本体部21を全て透明体によって形 成しても良いし、逆に全てを不透明体によって形成しても良い。
【0016】 さらに、上記実施例においては、多数本の糸を供給するオーバーロックミシン に対してこの考案に係るミシンの糸立て装置を適用した場合を例にとり説明した が、一本針本縫いミシン等に対する糸の供給にもこの考案に係るミシンの糸立て 装置は有効である。例えば、太さや色の異なる糸を使い分ける必要がある場合な どにおいて、予め筐体内に各糸捲きを収納しておけば極めて便利であり、作業能 率の向上を期待できる。
【0017】
以上説明したとおり、この考案に係るミシンの糸立て装置は、糸捲きを支持す る糸立て棒を管状部材によって構成し、糸巻きから繰り出した糸を糸立て棒の中 を通過させて導出させるようにすると共に、前記糸立て棒を支持する支持部材を 筐体によって構成し、その筐体内に糸巻きを収納するようにしたため、従来と同 様に糸巻きから円滑に糸を繰り出すことができると共に、糸巻きに塵埃が付着し たり、風が糸巻きに直接作用するのを防止することができる。その結果、糸巻き からミシンに至る供給経路を必要最小限に留めることが可能となり、供給経路中 の糸に対する風の影響を無視し得る程度に抑えることができるようになるため、 糸が周囲の部材や隣接する糸に絡みついたりすることもなくなり、安定した糸の 供給が可能となる。従って、このミシンの糸立て装置を用いることにより、作業 能率及び生産性は飛躍的に向上し、その実用的効果は甚大である。
【図1】この考案に係る一実施例をオーバーロックミシ
ンに適用した状態を示す斜視図である。
ンに適用した状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したものの拡大斜視図である。
【図3】図1における糸立て棒を示す拡大縦断側面図で
ある。
ある。
【図4】図3における糸巻き保持部材を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】(a)は図2における筐体の蓋体部を閉塞した
状態を示す側面図、(b)は同蓋体部を開成した状態を
示す側面図である。
状態を示す側面図、(b)は同蓋体部を開成した状態を
示す側面図である。
【図6】従来のミシンの糸立て装置を示す側面図であ
る。
る。
M オーバーロックミシン 10 ミシンの糸立て装置 20 筐体 21 本体部 22 蓋体部 30 糸立て棒 30a 糸挿通孔 40 糸巻き 40a 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 筒形状をなす糸巻きの中央部に形成され
た貫通孔に、所定の支持体に突設した糸立て棒を嵌挿さ
せることにより、前記糸巻きを着脱可能に保持させるよ
うにしたミシンの糸立て装置であって、 前記糸立て棒を、中央部に糸挿通孔を有する管状部材に
よって構成する一方、 前記支持体を、糸立て棒に装着された糸巻きを囲繞して
外部空間から区轄された収納空間を形成し得る筐体によ
って構成すると共に、 前記筐体を、前記糸立て棒の一端部を外部空間と連通す
るよう保持する本体部と、この本体部に対して開閉可能
に取り付けけた蓋体部とによって構成してなり、 前記糸巻きから繰り出した糸をこれを保持する前記糸立
て棒の糸挿通孔内に挿通させ、前記収納空間から外部空
間へと導出させるようにしたことを特長とするミシンの
糸立て装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272393U JPH079272U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ミシンの糸立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272393U JPH079272U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ミシンの糸立て装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079272U true JPH079272U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12643993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4272393U Withdrawn JPH079272U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ミシンの糸立て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079272U (ja) |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP4272393U patent/JPH079272U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |