JPH0793530B2 - Gpsアンテナ保持器具 - Google Patents

Gpsアンテナ保持器具

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Publication number
JPH0793530B2
JPH0793530B2 JP4126730A JP12673092A JPH0793530B2 JP H0793530 B2 JPH0793530 B2 JP H0793530B2 JP 4126730 A JP4126730 A JP 4126730A JP 12673092 A JP12673092 A JP 12673092A JP H0793530 B2 JPH0793530 B2 JP H0793530B2
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JP
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pole
antenna
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gps antenna
gps
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JP4126730A
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達典 佐田
知典 高田
龍之介 田丸
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三井建設株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星を使用した測量技術
である汎地球測位システム(GPS)において、山林等
の遮蔽物の多い場所を測量する場合に、衛星からの電波
を受信するGPSアンテナを、前記遮蔽物により電波が
遮断されないように、高所に設置し、且つ保持し得るG
PSアンテナ保持器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GPSアンテナを高所に設置しな
ければならない場合には、長いポールの先端にGPSア
ンテナを取付け、該ポールを地面に立設していた。ま
た、特開昭48−28163号などには、本体内に複数
の継ぎ足しポールを収容した収容器を設け、該収容器に
収容された継ぎ足しポールを該ポールの下端を介して上
方に押し上げることにより、アンテナ支持部材を構成す
る既に連結状態に有る継ぎ足しポールの下端に該継ぎ足
しポールを継ぎ足すとともに、アンテナ支持部材を上方
に延長上昇させるアンテナ保持具が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、長いポールを
地面に立設するには広いスペースが必要であり、山林等
の狭い場所では立設が困難である。それに加え、そのよ
うな場所で長いポールを測定点まで持ち運ぶことは難し
い。そこで、立設や持ち運びが容易な長さのポールを継
ぎ足していく継ぎ足し式ポールを使用することが考えら
れるが、狭い場所ではポールを作業員によって立てた状
態で支持させ、その状態で継ぎ足していかざるを得ない
ので不安定となり、継ぎ足し式ポールを作業員の手で十
分な高さにまで継ぎ足すことは難しい。また、立設及び
持ち運びの容易な長さの、中空のポールの中に、細いポ
ールを幾重にも収納出来、収納されたポールを細い順に
引き出していくことにより長さを調節できる伸縮ポール
を使用することも考えられるが、太いポールの中に細い
ポールを収納する関係上、ポールを長く伸ばした際に上
部に位置するポールは非常に細いものにならざるを得な
いので、十分な剛性が得られずポールの上端に取付けら
れたGPSアンテナが揺動し、該アンテナを測定点の鉛
直上方に正しく固定出来ないという問題がある。また、
前述した収容器内に継ぎ足しポールを収容した構成で
は、収容器内の継ぎ足しポールが無くなると、それ以上
の継ぎ足しポールの継ぎ足し延長が出来なくなり、アン
テナ支持部材の全長が収容器内に収容することの出来る
継ぎ足しポールの総数に限定される不都合が有る。そこ
で、収容器を大型化し、収容器内に収容することの出来
る継ぎ足しポールの数を増加させ、アンテナ支持部材の
全長を長くすることも考えられるが、それではアンテナ
保持器具全体が大型重量物化してしまい、測量員による
運搬などに不便が生じ、実用的でなくなる不都合が生じ
る。更に、継ぎ足しポールを該ポール下端を介して押し
上げることにより、接続済みの継ぎ足しポール、即ちア
ンテナ支持部材に対して新たな継ぎ足しポールを継ぎ足
し、更に、該新に継ぎ足された継ぎ足しポールを介して
アンテナ支持部材を押し上げる構成では、継ぎ足しポー
ルを継ぎ足した後でなければアンテナ支持部材を昇降さ
せることが出来ず、機動的な測量作業が出来なくなる欠
点がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、狭い場所で
も、GPSアンテナを、測定点の鉛直上方の高所に、正
しく固定された形で設置し得るGPSアンテナ保持器具
を提供することを目的としている。また、本発明は、本
体を大型化することなく、継ぎ足すべき継ぎ足しポール
の総数に限定が無く、任意の全長のアンテナ支持部材の
設置が可能なGPSアンテナ保持器具を提供することを
別の目的としている。更に、本発明は、継ぎ足しポール
の継ぎ足し動作と、アンテナ支持部材の昇降動作を同時
に独立した形で行ない得るGPSアンテナ保持器具を提
供することを更に別の目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、継ぎ足し、分
離自在な複数の継ぎ足しポール(21)からなるアンテ
ナ支持部材(22)を有し、前記アンテナ支持部材の上
端に、GPSアンテナを着脱し得るアンテナ取付け部
(21a)を設け、支持手段(2)により支持される本
体(3)を有し、前記本体(3)に、前記継ぎ足しポー
ルを上方に繰り出し得る繰り出し手段を設け、前記繰り
出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足しポールの
両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設けられた
少なくとも1対の繰り出しローラ(11,16)を有
し、更に、前記本体の下方にポール操作空間を、前記繰
り出しローラに保持された前記継ぎ足しポール(21)
に対する前記継ぎ足しポールの継ぎ足し分離作業を外部
から直接行ない得るように外部に対して解放した形で形
成し、前記本体を、前記継ぎ足しポールが前記繰り出し
ローラに挟圧保持された状態で、該継ぎ足しポールの下
端が前記本体よりも下方に突出し得るように形成して構
成される。また、本発明は、前記繰り出し手段は、アン
テナ設置中心線に沿った位置に設けられ、かつ前記継ぎ
足しポールをアンテナ設置中心線(CL)に沿って保持
するガイド手段を有するように構成される。 また、本発
明は、前記ガイド手段は、前記継ぎ足しポールの両側か
ら挟圧保持可能に回転自在に設けられたガイドローラ
(19)で構成される。 また、本発明は、前記ガイドロ
ーラは、前記アンテナ設置中心線に沿った前 記繰り出し
ローラの上下に少なくとも1対づつ設けられているよう
に構成される。また、本発明は、前記支持手段の前記本
体の底部の支持高さを、前記本体下方より継ぎ足すべ
き、前記継ぎ足しポールの長さよりも高く設定して構成
される。なお、( )内の番号等は、図面における対応
する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
【作用】の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、アンテナ支持
部材(22)の上端に接続されたGPSアンテナ(2
5)を繰り出し手段により上下方向に移動位置決めし得
るように作用する。また、本発明は、繰り出しローラに
保持されたアンテナ支持部材の継ぎ足しポールへの継ぎ
足しポールの継ぎ足し動作を、外部から本体下方のポー
ル操作空間を介して直接行なうように作用する。また、
本発明は、ガイド手段によりアンテナ支持部材は正確に
保持されるように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1はGPSアンテナが取付けられた、本発明のG
PSアンテナ保持器具を示す図である。図2は図1のボ
ックスの内部を示す図である。図3は図1のI、I線断
面図である。図4は図1のII、II線断面図である。
本発明のGPSアンテナ保持器具1は、図1に示すよう
に、三脚2を有しており、三脚2の上端(図中上方端)
には、中空の直方体を形作る本体であるボックス3がそ
の底面3fを鉛直下方(図中下方)に向けた形で装着さ
れている。ボックス3の底面3fの中心には、図2に示
すように、底面3fに垂直な方向に円形の挿入孔3dが
穿設形成されており、ボックス3の上面3gには、前記
挿入孔3dの中心から底面3fに対して垂直な方向、即
ちボックス3の中心線CL上の位置に、前記挿入孔3d
と同形の繰り出し孔3eが穿設形成されている。ボック
ス3の上面には、繰り出し孔3eの外周に、バネ式スト
ッパ20が付設されており、即ち、バネ式ストッパ20
は、図3に示すように、繰り出し孔3eの外周に、該外
周に沿って半円形に削設された凹面を有する、ボックス
3上面に固定された固定ブロック20aを有している。
固定ブロック20aの両端には、バネ20b、20bが
設けられており、バネ20b、20bには、コの字形の
移動ブロック20cが、移動ブロック20cの両端をバ
ネ20b、20bの端に接続して、移動ブロック20c
の凹面を固定ブロック20aの半円形の凹面に向け、且
つ固定ブロック20aに向かう方向、即ち図3中矢印
I、J方向に移動自在な形で設けられている。移動ブロ
ック20cの中心には、固定ブロック20aに向けて水
平方向に、ねじ孔20c1が穿設形成されており、ねじ
孔20c1には、ねじ20dが螺合し、貫通している。
ねじ20dの先端には、C字形を形作る押圧板20e
が、その凹面を固定ブロック20aに対向させ、ねじ2
0dの中心線回りに回転自在且つねじ20dと共に移動
ブロック20cに対して固定ブロック20aに向かう方
向、即ち図3中矢印I、J方向に移動自在な形で設けら
れている。ボックス3には、図2に示すように、側面3
aに軸孔3bが側面3aに対して垂直な方向に穿設形成
されており、軸孔3bには後述するウォーム7、ウォー
ムホイール9、ローラ11、16、ガイドローラ19等
と共に保持棒繰り出し機構8を構成する駆動軸5が、側
面3aに対して垂直な方向である水平方向に軸通してい
る。駆動軸5には手回しハンドル6が、駆動軸5を該軸
心CT回りに回転駆動し得るように付設されている。駆
動軸5の、ボックス3内部に挿入された方の端部外周面
には、図2に示すように、円筒状のウォーム7が嵌着さ
れており、ウォーム7には、ウォームホイール9が、ウ
ォーム7に垂直に、即ち、ウォームホイール9の中心に
穿設された軸孔9aを駆動軸5に垂直な水平方向に向け
た形で噛合している。ウォームホイール9の軸孔9aに
は、図2及び図4に示すように、回転軸10が挿着して
おり、回転軸10の両端は、ボックス3の側面3aに隣
合う二つの側面3c、3cの、図2に示すボックス3の
中心線CLより側面3a寄りに、該側面3c、3cに対
して垂直に、回転軸軸心回り、即ち図2中矢印E、F方
向に回転自在に枢支されている。また、回転軸10の中
央部には、図4に示すように、ゴム等の弾性材料で鼓形
に形成されたローラー11が嵌着しており、回転軸10
の、ローラー11を挟んでウォームホイール9の反対側
には、大平歯車12が嵌着している。大平歯車12に
は、大平歯車12と同形で、前記大平歯車12に対して
水平方向に隣接した位置にある大平歯車13が噛合して
おり、大平歯車13には、図2及び図4に示すように、
回転軸15が前記回転軸10に対してボックス3の中心
線CLを中心として図2左右対称な位置に並設される形
で挿着している。回転軸15の両端は、ボックス3の側
面3c、3cに、該側面3c、3cに対して垂直に、回
転軸15の軸心回り、即ち図中矢印G、H方向に回転自
在に枢支されており、回転軸15の中央部、即ち前記ロ
ーラー11と対向する位置には、前記ローラー11と同
形同質の、即ちゴム等の弾性材料で鼓形に形成されたロ
ーラー16が、前記ローラー10と所定の間隔L1を有
する形で嵌着している。水平面内で中心線CLから等間
隔な位置に並設された回転軸10と回転軸15の上方及
び下方、従って、アンテナ設置中心線である中心線CL
に沿った上下位置には、図2に示すように回転軸10及
び回転軸15と同様に水平面内で中心線CLから等間隔
な位置に並設された1対のガイド軸17、17が、複数
対、回転軸10及び回転軸15に平行に設けられてお
り、ガイド軸17、17は、その両端を側面3c、3c
により枢支されている。また、各対のガイド軸17、1
7の中央部には、各々、鼓形に形成されたガイドローラ
ー19、19が、所定の間隔L1を有して対向する形で
それぞれ嵌着している。ボックス3の挿入孔3dから繰
り出し孔3e間には、図1及び図2に示すように、持ち
運びに容易な長さに剛性の高い材料で形成され、上端に
雌ねじ21aを下端に雄ねじ21bを螺刻され、中心を
一致する形で継ぎ足し、離脱自在に形成された同形同質
のポール21を複数個、ボックス3の中心線CL上に継
ぎ足したアンテナ支持棒22が、上下方向、即ち図1中
矢印A、B方向の位置をローラー11、ローラー16に
より移動位置決め自在に支持され、アンテナ支持棒22
の中心線を複数個のガイドローラー19によりボックス
3の中心線CL、即ちアンテナ設置中心線と一致するよ
うに矯正される形で貫通しており、アンテナ支持棒22
の上端部を形成するポール21の上端には、GPSアン
テナ25が、GPSアンテナ25の下面に突出形成され
た雄ねじ25aをポール21の雌ねじ21aに螺合し
て、該アンテナ25の受信面を鉛直上方に向けるように
取付けられている。GPSアンテナ25には、ケーブル
26を介して受信機本体27が接続している。
【0007】GPSアンテナ保持器具1は以上のような
構成を有するので、GPS衛星を使用した汎地球測位シ
ステム(GPS)により、山林等の遮蔽物の多い場所の
測定点TPの測量を行う場合には、まず、GPSアンテ
ナ25、ケーブル26、GPS受信機27及びアンテナ
保持棒22等のGPSアンテナ保持器具1を測定点TP
まで運ばなければならないが、アンテナ保持棒22はG
PSアンテナ25を山林等の遮蔽物より上方に突出させ
た位置に設置するためのものなので、非常に長いもので
あり、山林等では持ち運べない。そこで、アンテナ支持
棒22を複数個の持ち運び得る長さのポール21に分解
し、該複数個のポール21を測定点TPまで運ぶ。GP
Sアンテナ25、ケーブル26、GPS受信機27及び
アンテナ保持棒22等のGPSアンテナ保持器具1を測
定点TPまで運び終えたら、まず、ボックス3を、図1
に示すように、三脚2によりボックス3の中心線CLを
鉛直方向に向け、該中心線CLの延長線上に測定点TP
を位置させる形で設置する。これにより、ポール21を
ボックス3の挿入孔3dから挿入し、繰り出し孔3eか
ら突出させる形でボックス3に挿嵌した際にポール21
の先端が中心線CL上に位置するようにする。そこで、
第一のポール21をボックス3の挿入孔3dから挿入す
る。この際、分解した複数個のポール21を、GPSア
ンテナ25を山林等の遮蔽物によりGPS衛星からの電
波が遮断されない位置にまで掲げ得る長さに継ぎ足して
からボックス3に挿嵌し、立設することをしないのは、
そのようにしては山林等の遮蔽物に妨害されて立設し得
ないからである。さて、挿入孔3dから挿入されたポー
ル21は、図2に示す複数組のガイドローラー19、1
9によりその両側から直接挟圧保持される形でボックス
3の中心線CL上に位置決めされつつ、該中心線CLに
沿って鉛直上方に挿入されていき、図4に示すように、
ローラー11とローラー16の間に挟入され、該ローラ
11、16により直接挟圧保持される。すると、ポール
21は、ローラー11、16の回転により、中心線CL
上の鉛直方向に移動自在になると共に、ポール21は、
ローラー11、16及び複数組のガイドローラ19、1
9により、アンテナ設置中心線である中心線CL上に保
持される状態になる。そこで、手回しハンドル6を駆動
軸軸心CT回りに図中矢印C方向に回転する。すると、
駆動軸5を介してウォーム7も矢印C方向に回転し、ウ
ォーム7と噛合しているウォームホイール9が駆動軸軸
心CTに垂直な回転軸10の軸心回りに矢印E方向に回
転し、回転軸10が回転する。回転軸10が回転する
と、ポール21を挟持しているローラー11が回転す
る。また、この際、回転軸10に嵌着している大平歯車
12も、図中矢印E方向に回転し、大平歯車12に噛合
している大平歯車13が図中矢印G方向、即ち、大平歯
車12と反対回りに回転する。すると、大平歯車13の
嵌着している回転軸15が矢印G方向に回転し、ローラ
ー11と共にポール21を挟持しているローラー16
が、ローラー11とは反対回りに回転する。これによ
り、ポール21は中心線CL沿いに鉛直上方、即ち、図
中矢印A方向に移動し、ポール21の上部は、繰り出し
孔3eから繰り出される。この際、繰り出し孔3eに付
設されたバネ式ストッパ20の押圧板20eは、図3に
示すように、ポール21に接しておらず、ポール21
は、バネ式ストッパ20により繰り出しを妨げられるこ
とは無い。次に、ポール21の上端に形成された雌ねじ
21aに、十分に長いケーブル26によりGPS受信機
27に接続されたGPSアンテナ25を、その雄ねじ2
5aを螺合する形で取付ける。すると、GPSアンテナ
25は、その受信面を、GPS衛星からの電波を受信し
易いように鉛直上方に向けられる。次に、GPSアンテ
ナ25をより高所に設置するために、ボックス3の底面
3fから下方に突出した状態の第一のポール21の下端
に形成された雄ねじ21bに、第二のポール21を、ボ
ックス3の下方に形成された外部に開放された形の空間
を利用して該ポール21の上端の雌ねじ21aを螺合さ
せ、中心が一致するように継ぎ足す。この際、三脚2の
ボックス3の底面3fの支持高さは、第2のポールの等
の継ぎ足すべきポールの長さよりも高く設定されている
ので、特別な治具などを用いること無く円滑に、継ぎ足
すべきポール21を、既にローラ11、16に保持され
た状態のポール21に継ぎ足すことが出来る。次に、手
回しハンドル6を矢印C方向に回転することにより、ロ
ーラー11を矢印E方向に、ローラー16を矢印G方向
に回転させて、第一のポール21及び該ポール21に継
ぎ足された第二のポール21の上部を繰り出し孔3eか
ら鉛直上方、即ち矢印A方向に繰り出す。すると、GP
Sアンテナ25は、中心線CLの延長線上、即ち測定点
TPの鉛直上方の、より高所に移動する。ここで、GP
Sアンテナ25の位置が、まだ、山林等の遮蔽物によっ
てGPS衛星からの電波を受信しにくい位置である場合
には、第二のポール21の下端に更に、第三のポール2
1を前述のように継ぎ足し、手回しハンドル6を再び、
矢印C方向に回転して、第二のポール21及び第三のポ
ール21の上部を鉛直上方、即ち矢印A方向に繰り出
し、GPSアンテナ25をより高所に移動する。このよ
うにポール21の継ぎ足し、及び手回しハンドル6を矢
印C方向に回転することによる繰り出しの作業を繰り返
すことにより、GPSアンテナ25を、測定点TPの鉛
直上方の、山林等の遮蔽物に妨害されずにGPS衛星か
らの電波を受信し得る位置に設置することが出来る。次
に、繰り出し孔3eの周囲に付設されたバネ式ストッパ
20のねじ20dを回転させ、固定ブロック20aに向
けて締め付けると、ねじ20dの先端に枢支された押圧
板20eが移動ブロック20cに対して、アンテナ支持
棒22の方向、即ち図3中矢印J方向に移動し、アンテ
ナ支持棒22の側面に接触する。そこで、更にねじ20
dを固定ブロック20aに向けて移動ブロック20cに
締め付けると、移動ブロック20cが、アンテナ支持棒
22従って固定ブロック20aから遠ざかる方向、即
ち、矢印I方向に移動する。すると、バネ20b、20
bが伸張し、移動ブロック20cをアンテナ支持棒22
の方向、即ち矢印J方向に引っ張るので、移動ブロック
20cにねじ20dを介して接続している押圧板20e
は、より強くアンテナ支持棒22を押圧する。すると、
アンテナ支持棒22は固定ブロック20aの半円形の凹
面と押圧板20eにより挟持される形になり、アンテナ
支持棒22はボックス3に対して、上下方向、即ち、図
1中矢印A、B方向の位置を固定される。また、アンテ
ナ支持棒22は、同形同質で剛性の高い複数個のポール
21により形成されているので、ボックス3に対してG
PSアンテナ25を揺動させることなく、固定すること
が出来る。また、アンテナ支持棒22は、ボックス3内
に内設された複数組のガイドローラー19、19及びロ
ーラー11、16により、アンテナ支持棒22の中心線
をボックス3の中心線CL上に位置決めされていると共
に、ローラー11、16により、中心線CL上に鉛直方
向に移動自在な形で保持されており、該ボックス3は、
三脚2により、測定点TPの鉛直上方にアンテナ支持棒
22を立設し得るように支持されている。よって、GP
Sアンテナ保持器具1により、GPSアンテナ25を、
測定点TPの鉛直上方の、GPS衛星からの電波を受信
し得る位置に該アンテナ25の受信面を鉛直上方に向け
た形で設置することが出来る。また、汎地球測位システ
ム(GPS)による測量が完了し、GPSアンテナ25
等を設置場所から撤去する際には、上述の設置の場合と
逆の手順で撤去を行う。即ち、まず、バネ式ストッパ2
0のねじ20dを回転し、ねじ20dを固定ブロック2
0aから遠ざかる方向、即ち図3中矢印I方向に向けて
移動ブロック20aから緩めると、移動ブロック20c
が、アンテナ支持棒22従って固定ブロック20aに近
づく方向、即ち、矢印J方向に移動する。すると、バネ
20b、20bが弛緩し、移動ブロック20cをアンテ
ナ支持棒22の方向、即ち矢印J方向に引っ張っていた
力が無くなるので、移動ブロック20cにねじ20dを
介して接続し、アンテナ支持棒22を押圧していた押圧
板20eは、アンテナ支持棒22への押圧をやめる。そ
こで、更にねじ20dを固定ブロック20aから遠ざけ
る方向、即ち図3中矢印I方向に向けて移動ブロック2
0cから緩めると、押圧板20eは移動ブロック20c
に接近する。すると、押圧板20eはアンテナ支持棒2
2から離脱し、アンテナ支持棒22はバネ式ストッパ2
0による上下方向、即ち、図中矢印A、B方向の位置の
固定を解除される。次に、図1中矢印D方向に、手回し
ハンドル6を回転する。すると、アンテナ支持棒22を
中心線CL上で鉛直方向に移動自在に挟持しているロー
ラー11が矢印F方向に、ローラー16が矢印H方向に
回転するので、アンテナ支持棒22は、鉛直下方、即ち
矢印B方向に移動し、アンテナ支持棒22の最下端のポ
ール21が、ボックス3の挿入孔3dから鉛直下方に繰
り出される。そこで、最下端のポール21を、その螺合
を解除することによりアンテナ支持棒22から取り外
す。最下端のポール21を取り外したら、また、上述の
ように、手回しハンドル6を矢印D方向に回転し、アン
テナ支持棒22の、次に最下端になったポール21を挿
入孔3dから繰り出し、該ポール21を取り外す。この
ようにして、アンテナ支持棒22を分解しつつ、アンテ
ナ支持棒22の上端に取付けられたGPSアンテナ25
をボックス3の方向に下ろしていく。そこで、アンテナ
支持棒22の分解が完了し、ボックス3には、GPSア
ンテナ15を取付けられたポール21、一本が取り残さ
れるのみとなったら、該ポール21からGPSアンテナ
15を取り外す。すると、アンテナ支持棒22は、複数
個のポール21に分解された状態になり、山林等の狭い
場所でも持ち運びが容易な長さとなるので、GPSアン
テナ25、ケーブル26、GPS受信機27、アンテナ
保持棒22等のGPSアンテナ保持器具1を速やかに撤
去することが出来る。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本発明は、継ぎ足し、分離自在な複数のポール21など
の継ぎ足しポールからなるアンテナ支持棒22などのア
ンテナ支持部材を有し、前記アンテナ支持部材の上端
に、GPSアンテナを着脱し得るポール21の雌ねじ2
1aなどのアンテナ取付け部を設け、三脚2などの支持
手段により支持されるボックス3などの本体を有し、前
記本体に、前記継ぎ足しポールを上方に繰り出し得る繰
り出し手段を設け、前記繰り出し手段は、前記継ぎ足し
ポールを該継ぎ足しポールの両側から直接挟圧保持可能
に回転駆動自在に設けられた少なくとも1対のローラー
11,16などの繰り出しローラーを有し、更に、前記
本体の下方にポール操作空間を、前記繰り出しローラー
に保持された前記継ぎ足しポールに対する前記継ぎ足し
ポールの継ぎ足し分離作業を外部から直接行ない得るよ
うに外部に対して解放した形で形成し、前記本体を、前
記継ぎ足しポールが前記繰り出しローラに挟圧保持され
た状態で、該継ぎ足しポールの下端が前記本体よりも下
方に突出し得るように形成して構成したので、山林等の
遮蔽物の多い場所での汎地球測位システム(GPS)に
よる位置測量に際して、GPSアンテナ25を上端に取
付け、該アンテナ25を山林等の遮蔽物より上方の、遮
蔽物にGPS衛星からの電波を遮断されない位置に掲げ
る必要から、非常に長いものにならざるを得ないアンテ
ナ支持棒22等のアンテナ支持部材を、複数個の、ポー
ル21等の継ぎ足しポールに分解することにより、山林
等の狭い場所においてもその測定点まで容易に持ち運ぶ
ことが出来る。また、該測定点においては、三脚2等の
支持手段により繰り出し手段を、該繰り出し手段により
ポール21等の継ぎ足しポールを測定点の鉛直上方に繰
り出し得る形で固定することが出来る。また、繰り出し
手段により、まず、ポール21の雌ねじ21a等のアン
テナ取付部を介してGPSアンテナ25を取付けられた
継ぎ足しポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GP
Sアンテナ25を測定点の鉛直上方に掲げ、該継ぎ足し
ポールを上方に繰り出し得なくなったら、二番目の継ぎ
足しポールを最初の継ぎ足しポールの下端に継ぎ足し、
該ポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GPSアン
テナ25を更に測定点の鉛直上方に掲げ、二番目の継ぎ
足しポールを繰り出し得なくなったら、三番目の継ぎ足
しポールを二番目の継ぎ足しポールの下端に継ぎ足し、
該ポールを測定点の鉛直上方に繰り出して、GPSアン
テナ25を更に測定点の鉛直上方に掲げるというよう
に、継ぎ足しポールの継ぎ足し及び、支持手段により測
定点の上方に固定された繰り出し手段による繰り出しを
繰り返すことにより、山林等の狭い場所ではアンテナ支
持部材を立設し得ないという問題を克服し、GPSアン
テナ25を、測定点の鉛直上方の、GPS衛星からの電
波を山林等の遮蔽物により遮断されずに受信し得る位置
に設置することが出来る。また、本発明は、本体の下方
にポール操作空間を、前記繰り出しローラーに保持され
た前記継ぎ足しポールに対する前記継ぎ足しポールの継
ぎ足し分離作業を外部から直接行ない得るように外部に
対して解放した形で形成し、前記本体を、前記継ぎ足し
ポールが前記繰り出しローラに挟圧保持された状態で、
該継ぎ足しポールの下端が前記本体よりも下方に突出し
得るように形成したので、継ぎ足しポールの継ぎ足し作
業を、ポール操作空間を介して外部から直接かつ容易
に、しかも継ぎ足すべきポールの総数に制限を受けるこ
となく行なうことが出来るようになり、従来のように収
容本数に制限が有り、アンテナ支持部材の全長が制限さ
れる継ぎ足しポールの収容器を本体内に設けることな
く、小型でかつ任意の全長のアンテナ支持部材の設置が
可能なGPSアンテナ保持器具の提供が可能となる。更
に、繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足し
ポールの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設
けられた少なくとも1対の繰り出しローラーを有するの
で、継ぎ足しポールの昇降動作を、該継ぎ足しポールの
側面を介して行なうことが出来、本体を、該継ぎ足しポ
ールの下端が前記本体よりも下方に突出し得るように形
成したことと相俟って、前記継ぎ足しポールが前記繰り
出しローラに挟圧保持された状態で、新たに継ぎ足しポ
ールが継ぎ足される継ぎ足しポールの下端を本体の下方
に、当該新たに継ぎ足すべき継ぎ足しポールの接続のた
めに常時開放させておくことが出来、継ぎ足しポールの
昇降動作と新たな継ぎ足しポールの継ぎ足し動作を同時
に独立した形で行なうことが出来、機動的な測量作業が
可能となる。 また、前記繰り出し手段が、アンテナ設置
中心線に沿った位置に設けられ、かつ前記継ぎ足しポー
ルを中心線CLなどのアンテナ設置中心線に沿って保持
するガイド手段を有するように構成すると、ガイド手段
により、アンテナ支持部材がアンテナ設置中心線に沿っ
て正確に設置され、繰り出し手段の繰り出し動作にとも
なう振動などの影響を極力排除する形でGPSアンテナ
の設置が可能となり、GPSアンテナ保持器具を用いた
測位動作の正確性を保証することが出来る。更に、前記
ガイド手段を、前記継ぎ足しポールの両側から挟圧保持
可能に回転自在に設けられたガイドローラ19で構成す
ると、継ぎ足しポールのガイドを低摩擦で円滑に行なう
ことが出来る。 また、前記ガイドローラを、前記アンテ
ナ設置中心線に沿った前記繰り出しローラの上下に少な
くとも1対づつ設けられているように構成すると、継ぎ
足しポールを繰り出しローラーの上下からガイドする形
となり、アンテナ支持部材をより安定的にガイド保持す
ることが可能となる。更に、前記支持手段の前記本体の
底面3f等の底部の支持高さを、前記本体下方より継ぎ
足すべき、前記継ぎ足しポールの長さよりも高く設定し
て構成すると、継ぎ足しポールの延長動作を何らの治具
なども用いることなく簡単に行なうことが出来、迅速な
作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はGPSアンテナが取付けられた、本発明
のGPSアンテナ保持器具を示す図である。
【図2】図2は図1のボックスの内部を示す図である。
【図3】図3は図1のI、I線断面図である。
【図4】図4は図1のII、II線断面図である。
【符号の説明】
1……GPSアンテナ保持器具 2……支持手段(三脚) 6……繰り出し手段(手回しハンドル) 7……繰り出し手段(ウォーム) 9……繰り出し手段(ウォームホイール) 11……繰り出し手段(ローラー) 16……繰り出し手段(ローラー) 21……継ぎ足しポール(ポール) 21a……アンテナ取付部(ポールの雌ねじ) 22……アンテナ支持部材(アンテナ支持棒)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−28163(JP,A) 特公 昭38−19008(JP,B2) 実公 昭29−12823(JP,Y1)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継ぎ足し、分離自在な複数の継ぎ足しポー
    ルからなるアンテナ支持部材を有し、 前記アンテナ支持部材の上端に、GPSアンテナを着脱
    し得るアンテナ取付け部を設け、 支持手段により支持される本体を有し、 前記本体に、前記継ぎ足しポールを上方に繰り出し得る
    繰り出し手段を設け、 前記繰り出し手段は、前記継ぎ足しポールを該継ぎ足し
    ポールの両側から直接挟圧保持可能に回転駆動自在に設
    けられた少なくとも1対の繰り出しローラを有し、 更に、前記本体の下方にポール操作空間を、前記繰り出
    しローラに保持された前記継ぎ足しポールに対する前記
    継ぎ足しポールの継ぎ足し分離作業を外部から直接行な
    い得るように外部に対して解放した形で形成し、 前記本体を、前記継ぎ足しポールが前記繰り出しローラ
    に挟圧保持された状態で、該継ぎ足しポールの下端が前
    記本体よりも下方に突出し得るように形成して 構成した
    GPSアンテナ保持器具。
  2. 【請求項2】前記繰り出し手段は、アンテナ設置中心線
    に沿った位置に設けられ、かつ前記継ぎ足しポールをア
    ンテナ設置中心線に沿って保持するガイド手段を有する
    請求項1記載のGPSアンテナ保持器具。
  3. 【請求項3】前記ガイド手段は、前記継ぎ足しポールの
    両側から挟圧保持可能に回転自在に設けられたガイドロ
    ーラである請求項2記載のGPSアンテナ保持器具。
  4. 【請求項4】前記ガイドローラは、前記アンテナ設置中
    心線に沿った前記繰り出しローラの上下に少なくとも1
    対づつ設けられている請求項3記載のGPSアンテナ保
    持器具。
  5. 【請求項5】前記支持手段の前記本体の底部の支持高さ
    を、前記本体下方より継ぎ足すべき、前記継ぎ足しポー
    ルの長さよりも高く設定して構成した請求項1記載のG
    PSアンテナ保持器具。
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