JPH079355A - ナットランナー - Google Patents
ナットランナーInfo
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- JPH079355A JPH079355A JP16207693A JP16207693A JPH079355A JP H079355 A JPH079355 A JP H079355A JP 16207693 A JP16207693 A JP 16207693A JP 16207693 A JP16207693 A JP 16207693A JP H079355 A JPH079355 A JP H079355A
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- clutch
- top cam
- rectangular
- cam
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 24
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速低トルクと低速高トルクのいずれのモー
ドでもクラッチの歯の係合を確実に維持でき、かつ正逆
転が可能なナットランナーを提供する。 【構成】 高速低トルクのモード時に噛み合うトップカ
ム65と駆動軸17の歯を、矩形歯67,68に形成す
る。スプリング103の付勢力で両歯67,68を係合
させる。低速高トルクのモード時に噛み合うボトムクラ
ッチ92と出力軸36の歯を、矩形歯61,95に形成
する。エア圧によりピストン76を介してボトムクラッ
チ92を押さえ付けて両歯61,95を係合させる。
ドでもクラッチの歯の係合を確実に維持でき、かつ正逆
転が可能なナットランナーを提供する。 【構成】 高速低トルクのモード時に噛み合うトップカ
ム65と駆動軸17の歯を、矩形歯67,68に形成す
る。スプリング103の付勢力で両歯67,68を係合
させる。低速高トルクのモード時に噛み合うボトムクラ
ッチ92と出力軸36の歯を、矩形歯61,95に形成
する。エア圧によりピストン76を介してボトムクラッ
チ92を押さえ付けて両歯61,95を係合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前段減速機と後段減速
機とを備えたナットランナーの改良に関する。
機とを備えたナットランナーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クラッチの切・継の制御により、
エアモータの回転力を前段減速機で減速・増力して、ナ
ットを締め付ける駆動軸を高速低トルクで回転させる一
方、エアモータの回転力を前段及び後段減速機で減速・
増力して、上記駆動軸を低速高トルクで回転させるよう
にしたナットランナーが提案されている(実公昭63−
48388号公報参照)。
エアモータの回転力を前段減速機で減速・増力して、ナ
ットを締め付ける駆動軸を高速低トルクで回転させる一
方、エアモータの回転力を前段及び後段減速機で減速・
増力して、上記駆動軸を低速高トルクで回転させるよう
にしたナットランナーが提案されている(実公昭63−
48388号公報参照)。
【0003】上記従来のナットランナーでは、エア圧で
作動するピストンでトップカムを後段減速機側に移動さ
せ、トップカムの歯と駆動軸の歯とを係合させて、高速
低トルクのモードでナットを締め付ける一方、上記エア
圧を抜いて、スプリングの付勢力でトップカムを前段減
速機側に移動させ、トップカムに追従するボトムクラッ
チの歯と前段減速機の出力軸の歯とを係合させて、低速
高トルクのモードでナットを締め付けるようになってい
る。
作動するピストンでトップカムを後段減速機側に移動さ
せ、トップカムの歯と駆動軸の歯とを係合させて、高速
低トルクのモードでナットを締め付ける一方、上記エア
圧を抜いて、スプリングの付勢力でトップカムを前段減
速機側に移動させ、トップカムに追従するボトムクラッ
チの歯と前段減速機の出力軸の歯とを係合させて、低速
高トルクのモードでナットを締め付けるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(A)に示すように、上記トップカム1の歯1aと駆動
軸2の歯2aとは台形歯であるために、エア圧によりピ
ストンを介してトップカム1を押さえ付けておかない
と、高速低トルクのモードで負荷が加わると、トップカ
ム1に逃げる方向の力(スラスト)Yが働き、両歯1
a,2aが外れるおそれがある。
(A)に示すように、上記トップカム1の歯1aと駆動
軸2の歯2aとは台形歯であるために、エア圧によりピ
ストンを介してトップカム1を押さえ付けておかない
と、高速低トルクのモードで負荷が加わると、トップカ
ム1に逃げる方向の力(スラスト)Yが働き、両歯1
a,2aが外れるおそれがある。
【0005】また、低速高トルクのモードでは、単にス
プリングの付勢力のみでボトムクラッチの歯と出力軸の
歯とを係合させているだけであるために、両歯に係合
(噛み合い)不良が生じるおそれがある。さらに、図8
(B)に示すように、ボトムクラッチ3の歯3aと前段
減速機の出力軸4の歯4aとが三角歯であると、正転か
逆転の1方向のみしか機能しないために、ナットを緩め
ることができない。
プリングの付勢力のみでボトムクラッチの歯と出力軸の
歯とを係合させているだけであるために、両歯に係合
(噛み合い)不良が生じるおそれがある。さらに、図8
(B)に示すように、ボトムクラッチ3の歯3aと前段
減速機の出力軸4の歯4aとが三角歯であると、正転か
逆転の1方向のみしか機能しないために、ナットを緩め
ることができない。
【0006】そこで、本発明の目的は、高速低トルクと
低速高トルクのいずれのモードでもクラッチの歯の係合
を確実に維持でき、かつ正逆転が可能なナットランナー
を提供することにある。
低速高トルクのいずれのモードでもクラッチの歯の係合
を確実に維持でき、かつ正逆転が可能なナットランナー
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モータの出力を前段減速機及び後段減速
機を介して駆動軸に伝え得るナットランナーにおいて、
上記前段減速機の出力軸に回転不自在かつ軸方向に移動
自在に取り付けられ、端部に矩形歯を有するトップカム
と、上記駆動軸の端部に設けられ、上記トップカムの矩
形歯と係脱可能に係合する矩形歯と、上記トップカムを
両矩形歯が係合する方向に付勢するスプリングとからな
る第1クラッチと、上記前段減速機の出力軸の端部に設
けられる矩形歯と、上記後段減速機の入力軸に回転不自
在かつ軸方向に移動自在に取り付けられ、端部に上記矩
形歯に係脱自在に係合する矩形歯を有すると共に、上記
トップカムの移動に追従して移動可能なボトムクラッチ
とからなる第2クラッチと、エア圧により作動され、エ
ア圧で上記トップカムを軸方向に押圧して第1クラッチ
を切る方向に移動させ、上記トップカムで上記ボトムク
ラッチを第2クラッチを継ぐ方向に移動させる一方、エ
ア圧が作用していないときには、上記スプリングによ
り、第1クラッチを継ぐ方向にトップカムが移動するの
を許容して、トップカムでボトムクラッチを第2クラッ
チを切る方向に移動させるピストンとを備えたことを特
徴としている。
に、本発明は、モータの出力を前段減速機及び後段減速
機を介して駆動軸に伝え得るナットランナーにおいて、
上記前段減速機の出力軸に回転不自在かつ軸方向に移動
自在に取り付けられ、端部に矩形歯を有するトップカム
と、上記駆動軸の端部に設けられ、上記トップカムの矩
形歯と係脱可能に係合する矩形歯と、上記トップカムを
両矩形歯が係合する方向に付勢するスプリングとからな
る第1クラッチと、上記前段減速機の出力軸の端部に設
けられる矩形歯と、上記後段減速機の入力軸に回転不自
在かつ軸方向に移動自在に取り付けられ、端部に上記矩
形歯に係脱自在に係合する矩形歯を有すると共に、上記
トップカムの移動に追従して移動可能なボトムクラッチ
とからなる第2クラッチと、エア圧により作動され、エ
ア圧で上記トップカムを軸方向に押圧して第1クラッチ
を切る方向に移動させ、上記トップカムで上記ボトムク
ラッチを第2クラッチを継ぐ方向に移動させる一方、エ
ア圧が作用していないときには、上記スプリングによ
り、第1クラッチを継ぐ方向にトップカムが移動するの
を許容して、トップカムでボトムクラッチを第2クラッ
チを切る方向に移動させるピストンとを備えたことを特
徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、トップカムの歯と駆動軸の歯
とは、従来のような台形歯では無く、矩形歯であるため
に、高速低トルクのモードで負荷が加わっても、トップ
カムに逃げる方向のスラストが働かないので、スプリン
グの付勢力のみで両歯を係合させているだけであって
も、両歯が外れるおそれがない。
とは、従来のような台形歯では無く、矩形歯であるため
に、高速低トルクのモードで負荷が加わっても、トップ
カムに逃げる方向のスラストが働かないので、スプリン
グの付勢力のみで両歯を係合させているだけであって
も、両歯が外れるおそれがない。
【0009】また、低速高トルクのモードでは、エア圧
によりピストンを介してボトムクラッチを押さえ付ける
から、ボトムクラッチの歯と出力軸の歯に係合(噛み合
い)不良が生じるおそれがない。さらに、両歯は、従来
のような三角歯では無く、矩形歯であるために、正転と
逆転の双方向に機能し、ナットの締め付けと緩めの双方
が行える。
によりピストンを介してボトムクラッチを押さえ付ける
から、ボトムクラッチの歯と出力軸の歯に係合(噛み合
い)不良が生じるおそれがない。さらに、両歯は、従来
のような三角歯では無く、矩形歯であるために、正転と
逆転の双方向に機能し、ナットの締め付けと緩めの双方
が行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は切断線A−Aで切断したナットランナー
NRの前半分であり、図2は図1と同じ切断線A−Aで
切断したナットランナーNRの後半分である。図1及び
図2において、11は、電気モータ、15は電気モータ
11の回転力を増力する前段減速機、16は後段減速
機、17は図示しないソケットを介してナットに連結す
る駆動軸である。
明する。図1は切断線A−Aで切断したナットランナー
NRの前半分であり、図2は図1と同じ切断線A−Aで
切断したナットランナーNRの後半分である。図1及び
図2において、11は、電気モータ、15は電気モータ
11の回転力を増力する前段減速機、16は後段減速
機、17は図示しないソケットを介してナットに連結す
る駆動軸である。
【0011】図1に示すように、上記前段減速機15
は、第1遊星歯車機構21と第2遊星歯車機構22との
2段で増力、減速するようになっている。上記第1遊星
歯車機構21は、電気モータ11の出力軸23の先端部
の外周に形成したサンギヤ25と、遊星歯車27と、ケ
ース29の内周に形成したインターナルギヤ28とから
なっている。上記第2遊星歯車機構22は、上記遊星歯
車27を支持するキャリア31の軸部の外周に形成した
サンギヤ32と、遊星歯車33と、上記ケース29の内
周に形成したインターナルギヤ34とからなっていて、
上記遊星歯車33を支持するキャリア35の軸部が前段
減速機15の出力軸36となっている。
は、第1遊星歯車機構21と第2遊星歯車機構22との
2段で増力、減速するようになっている。上記第1遊星
歯車機構21は、電気モータ11の出力軸23の先端部
の外周に形成したサンギヤ25と、遊星歯車27と、ケ
ース29の内周に形成したインターナルギヤ28とから
なっている。上記第2遊星歯車機構22は、上記遊星歯
車27を支持するキャリア31の軸部の外周に形成した
サンギヤ32と、遊星歯車33と、上記ケース29の内
周に形成したインターナルギヤ34とからなっていて、
上記遊星歯車33を支持するキャリア35の軸部が前段
減速機15の出力軸36となっている。
【0012】図2に示すように、上記後段減速機16
は、回転軸つまり入力軸41の一端部の外周に形成した
サンギヤ42と、駆動軸17と一体に形成したキャリア
43に回動自在に支持される遊星歯車44と、ケース4
6の内周に形成したインターナルギヤ45とからなり、
入力軸41からサンギヤ42に伝えられる駆動力を増力
・減速して駆動軸17に伝えるようになっている。
は、回転軸つまり入力軸41の一端部の外周に形成した
サンギヤ42と、駆動軸17と一体に形成したキャリア
43に回動自在に支持される遊星歯車44と、ケース4
6の内周に形成したインターナルギヤ45とからなり、
入力軸41からサンギヤ42に伝えられる駆動力を増力
・減速して駆動軸17に伝えるようになっている。
【0013】図1に示すように上記前段減速機15の出
力軸36には、図6に詳細に示すように、端面に矩形歯
61を、外周にスプライン歯62を有するトップクラッ
チ63を嵌合して固定している。上記トップクラッチ6
3のスプライン歯62には、図4に詳細に示すトップカ
ム65の内周のスプライン歯66を軸方向に摺動自在に
噛合させている。
力軸36には、図6に詳細に示すように、端面に矩形歯
61を、外周にスプライン歯62を有するトップクラッ
チ63を嵌合して固定している。上記トップクラッチ6
3のスプライン歯62には、図4に詳細に示すトップカ
ム65の内周のスプライン歯66を軸方向に摺動自在に
噛合させている。
【0014】上記トップカム65の後段減速機16側の
端面には、矩形歯67を形成する。この矩形歯67に噛
合し得る矩形歯68を、後段減速機16のキャリア4
3、つまり駆動軸17に固定されたボトムカム69(図
3参照)に形成している。上記トップカム65の前段減
速機15側の端部に設けた止め輪70aのワッシャ70
bと上記トップクラッチ63の前段減速機15側の端部
に設けたフランジ71との間にコイルスプリング103
を縮装している。
端面には、矩形歯67を形成する。この矩形歯67に噛
合し得る矩形歯68を、後段減速機16のキャリア4
3、つまり駆動軸17に固定されたボトムカム69(図
3参照)に形成している。上記トップカム65の前段減
速機15側の端部に設けた止め輪70aのワッシャ70
bと上記トップクラッチ63の前段減速機15側の端部
に設けたフランジ71との間にコイルスプリング103
を縮装している。
【0015】そして、上記トップカム65が、図1のよ
うに、コイルスプリング103の付勢力で後段減速機1
6側に移動して、矩形歯67と68とが噛合している場
合には、トップカム65とともにボトムカム69も回転
することになり、前段減速機15の出力軸36が駆動軸
17に直接に連結されることになる。また、トップカム
65を上記コイルスプリング103の付勢力に抗して前
段減速機15側に移動させた場合には、矩形歯67と6
8との噛合が外れ、前段減速機15の出力軸36と駆動
軸17との連結が断たれることになる。
うに、コイルスプリング103の付勢力で後段減速機1
6側に移動して、矩形歯67と68とが噛合している場
合には、トップカム65とともにボトムカム69も回転
することになり、前段減速機15の出力軸36が駆動軸
17に直接に連結されることになる。また、トップカム
65を上記コイルスプリング103の付勢力に抗して前
段減速機15側に移動させた場合には、矩形歯67と6
8との噛合が外れ、前段減速機15の出力軸36と駆動
軸17との連結が断たれることになる。
【0016】したがって、このトップカム65及び矩形
歯67,68は、前段減速機15の出力軸36と駆動軸
17とを断続する第1クラッチを構成する。なお、上記
矩形歯67と68とが噛み合って回転力を伝えても、従
来のような台形歯では無く、矩形歯であるため、トップ
カム65に逃げる方向(図7の矢印Y方向)のスラスト
が働かない。
歯67,68は、前段減速機15の出力軸36と駆動軸
17とを断続する第1クラッチを構成する。なお、上記
矩形歯67と68とが噛み合って回転力を伝えても、従
来のような台形歯では無く、矩形歯であるため、トップ
カム65に逃げる方向(図7の矢印Y方向)のスラスト
が働かない。
【0017】上記トップカム65のケース75内には、
段付きパイプ状のピストン76を摺動自在に嵌合してい
る。上記ピストン76とケース75との間のシールは、
ピストン76に設けたOリング77とケース75に設け
たOリング78とによって行っており、上記両Oリング
77と78との間のケース75に制御ポート79を設け
ている。したがって、上記制御ポート79にエアを供給
すると、ピストン76の段部にエア圧が作用して、ピス
トン76が図1において右方に移動し、上記止め輪70
aを介してトップカム65を図1において右方に移動さ
せ、矩形歯67と68とを強制的に外すようになる。
段付きパイプ状のピストン76を摺動自在に嵌合してい
る。上記ピストン76とケース75との間のシールは、
ピストン76に設けたOリング77とケース75に設け
たOリング78とによって行っており、上記両Oリング
77と78との間のケース75に制御ポート79を設け
ている。したがって、上記制御ポート79にエアを供給
すると、ピストン76の段部にエア圧が作用して、ピス
トン76が図1において右方に移動し、上記止め輪70
aを介してトップカム65を図1において右方に移動さ
せ、矩形歯67と68とを強制的に外すようになる。
【0018】一方、上記後段減速機16のサンギヤ42
を一端部に形成した入力軸41の他端部84の外周に
は、スプライン歯85を形成する。上記スプライン歯8
5には、上記トップカム65の内側に配置したボトムク
ラッチ92の内周に形成したスプライン溝93を摺動自
在に嵌合する。図5に詳細に示すように、上記ボトムク
ラッチ92の前段減速機15側の端面には、上記トップ
クラッチ63の端面の矩形歯61と噛合し得る矩形歯9
5を形成している。
を一端部に形成した入力軸41の他端部84の外周に
は、スプライン歯85を形成する。上記スプライン歯8
5には、上記トップカム65の内側に配置したボトムク
ラッチ92の内周に形成したスプライン溝93を摺動自
在に嵌合する。図5に詳細に示すように、上記ボトムク
ラッチ92の前段減速機15側の端面には、上記トップ
クラッチ63の端面の矩形歯61と噛合し得る矩形歯9
5を形成している。
【0019】上記ボトムクラッチ92は、矩形歯67と
68とが噛合している際には、上記トップカム65の内
周に設けた段部105によって矩形歯61と95とが噛
合しない位置に規制され、一方、トップカム65が矩形
歯67と68との噛み合いが外れるように、図1におい
て右方へ移動した際には、ボトムクラッチ92も補助ス
プリング104を介して共に右方に移動させられ、矩形
歯61と95とが噛合するようになっている。つまり、
ボトムクラッチ92、矩形歯61,95及び補助スプリ
ング104は、前段減速機15の出力軸36と後段減速
機16の入力軸41とを断続する第2クラッチを構成す
る。
68とが噛合している際には、上記トップカム65の内
周に設けた段部105によって矩形歯61と95とが噛
合しない位置に規制され、一方、トップカム65が矩形
歯67と68との噛み合いが外れるように、図1におい
て右方へ移動した際には、ボトムクラッチ92も補助ス
プリング104を介して共に右方に移動させられ、矩形
歯61と95とが噛合するようになっている。つまり、
ボトムクラッチ92、矩形歯61,95及び補助スプリ
ング104は、前段減速機15の出力軸36と後段減速
機16の入力軸41とを断続する第2クラッチを構成す
る。
【0020】なお、上記補助スプリング104は、ボト
ムクラッチ92の矩形歯95をトップクラッチ63の矩
形歯61に噛合させるためのものであるが、補助スプリ
ング104を省略して、トップカム65の内周に設けた
止め輪82と上記段部105との間でボトムクラッチ9
2を挟み込むように構成してもよい。
ムクラッチ92の矩形歯95をトップクラッチ63の矩
形歯61に噛合させるためのものであるが、補助スプリ
ング104を省略して、トップカム65の内周に設けた
止め輪82と上記段部105との間でボトムクラッチ9
2を挟み込むように構成してもよい。
【0021】上記構成のナットランナーNRでナットを
締め付ける場合には、上記制御ポート79にエアを供給
しない状態、つまりコイルスプリング103の付勢力で
トップカム65を左方へ移動させて、矩形歯67と68
を噛み合わせ、前段減速機15の出力軸36と駆動軸1
7とを直接に連結して、高速低トルクのモードでナット
を締め付ける。
締め付ける場合には、上記制御ポート79にエアを供給
しない状態、つまりコイルスプリング103の付勢力で
トップカム65を左方へ移動させて、矩形歯67と68
を噛み合わせ、前段減速機15の出力軸36と駆動軸1
7とを直接に連結して、高速低トルクのモードでナット
を締め付ける。
【0022】次いで、この高速低トルクのモードで所定
の着座トルクに達してナットランナーNRがストール、
または、外部信号にて停止すると、上記制御ポート79
にエアを供給する。そうすると、上記ピストン76が右
方へ移動し、止め輪70aを介してトップカム65を右
方へ移動させるので、矩形歯67と68の噛み合いが強
制的に外されると共に、トップカム65に追従して移動
するボトムクラッチ92の矩形歯95がトップクラッチ
63の矩形歯61と噛み合わされる。
の着座トルクに達してナットランナーNRがストール、
または、外部信号にて停止すると、上記制御ポート79
にエアを供給する。そうすると、上記ピストン76が右
方へ移動し、止め輪70aを介してトップカム65を右
方へ移動させるので、矩形歯67と68の噛み合いが強
制的に外されると共に、トップカム65に追従して移動
するボトムクラッチ92の矩形歯95がトップクラッチ
63の矩形歯61と噛み合わされる。
【0023】これにより、前段減速機15の出力軸36
と後段減速機16の入力軸41とがボトムクラッチ92
で連結されたことになり、電気モータ11の出力は、前
・後段減速機15,16で増力・減速され、低速高トル
クのモードでナットを締め付ける。
と後段減速機16の入力軸41とがボトムクラッチ92
で連結されたことになり、電気モータ11の出力は、前
・後段減速機15,16で増力・減速され、低速高トル
クのモードでナットを締め付ける。
【0024】上記構成において、トップカム65とボト
ムカム69の歯は、従来のような台形歯では無く、矩形
歯67,68であるために、高速低トルクのモードで負
荷が加わっても、トップカムに逃げる方向Yの力が働か
ないので、スプリング103の付勢力のみで両歯を係合
させているだけであっても、両矩形歯67,68が外れ
るおそれがない。
ムカム69の歯は、従来のような台形歯では無く、矩形
歯67,68であるために、高速低トルクのモードで負
荷が加わっても、トップカムに逃げる方向Yの力が働か
ないので、スプリング103の付勢力のみで両歯を係合
させているだけであっても、両矩形歯67,68が外れ
るおそれがない。
【0025】また、低速高トルクのモードでは、エア圧
によりピストン76を介してボトムクラッチ92を押さ
え付けるから、ボトムクラッチの矩形歯95とトップク
ラッチ63の矩形歯61に係合(噛み合い)不良が生じ
るおそれがない。さらに、両歯は、従来のような三角歯
では無く、矩形歯61,95であるために、正転と逆転
の双方向に機能し、ナットの締め付けと緩めの双方が行
えるようになる。
によりピストン76を介してボトムクラッチ92を押さ
え付けるから、ボトムクラッチの矩形歯95とトップク
ラッチ63の矩形歯61に係合(噛み合い)不良が生じ
るおそれがない。さらに、両歯は、従来のような三角歯
では無く、矩形歯61,95であるために、正転と逆転
の双方向に機能し、ナットの締め付けと緩めの双方が行
えるようになる。
【0026】なお、上記各矩形歯67,68と61,9
5とは、台形歯や三角歯に比べて、噛み合いにくいが、
矩形歯の歯の数を選択することにより、容易に噛み合
い、強度もあり、エアモータ,電気モータ共に利用でき
る。
5とは、台形歯や三角歯に比べて、噛み合いにくいが、
矩形歯の歯の数を選択することにより、容易に噛み合
い、強度もあり、エアモータ,電気モータ共に利用でき
る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のナットランナーは、トップカムの歯と駆動軸の歯と
を、従来のような台形歯では無く、矩形歯に形成したか
ら、高速低トルク,低速高トルクモードのいずれに切り
替わっても、トップカムに逃げる方向の力が働かないの
で、スプリングの付勢力のみで両歯を係合させているだ
けであっても、両歯が外れるおそれがなくなる。
のナットランナーは、トップカムの歯と駆動軸の歯と
を、従来のような台形歯では無く、矩形歯に形成したか
ら、高速低トルク,低速高トルクモードのいずれに切り
替わっても、トップカムに逃げる方向の力が働かないの
で、スプリングの付勢力のみで両歯を係合させているだ
けであっても、両歯が外れるおそれがなくなる。
【0028】また、低速高トルクのモードでは、エア圧
によりピストンを介してボトムクラッチを押さえ付ける
ようにしたから、ボトムクラッチの歯と出力軸の歯に係
合(噛み合い)不良が生じるおそれがなくなる。さら
に、両歯は、従来のような三角歯では無く、矩形歯に形
成したから、正転と逆転の双方向に機能し、ナットの締
め付けと緩めの双方が行えるようになり、例えば、仮締
め着座後に座面ならし等で緩める場合にも対応できるよ
うになる。
によりピストンを介してボトムクラッチを押さえ付ける
ようにしたから、ボトムクラッチの歯と出力軸の歯に係
合(噛み合い)不良が生じるおそれがなくなる。さら
に、両歯は、従来のような三角歯では無く、矩形歯に形
成したから、正転と逆転の双方向に機能し、ナットの締
め付けと緩めの双方が行えるようになり、例えば、仮締
め着座後に座面ならし等で緩める場合にも対応できるよ
うになる。
【図1】 本発明のナットランナーの後半分の側面断面
図である。
図である。
【図2】 図1のナットランナーの前半分の側面断面図
である。
である。
【図3】 ボトムカムの(A)は背面図、(B)は側面
断面図、(C)は正面図である。
断面図、(C)は正面図である。
【図4】 トップカムの(A)は側面断面図、(B)は
正面図である。
正面図である。
【図5】 ボトムクラッチの(A)は背面図、(B)は
側面断面図である。
側面断面図である。
【図6】 トップクラッチの(A)は側面断面図、
(B)は正面図である。
(B)は正面図である。
【図7】 矩形歯の噛み合い時の平面図である。
【図8】 (A)は従来の台形歯の噛み合い時の平面
図、(B)は三角歯の噛み合い時の平面図である。
図、(B)は三角歯の噛み合い時の平面図である。
NR ナットランナー、 11 電気モ
ータ、15 前段減速機、 16
後段減速機、17 駆動軸、
36 出力軸、41 入力軸、
61 矩形歯、63 トップクラッチ、
65 トップカム、67 矩形歯、
68 矩形歯、69 ボトムカム、
76 ピストン、79 制御ポート、
92 ボトムクラッチ、95 矩形
歯、 103 コイルスプリン
グ。
ータ、15 前段減速機、 16
後段減速機、17 駆動軸、
36 出力軸、41 入力軸、
61 矩形歯、63 トップクラッチ、
65 トップカム、67 矩形歯、
68 矩形歯、69 ボトムカム、
76 ピストン、79 制御ポート、
92 ボトムクラッチ、95 矩形
歯、 103 コイルスプリン
グ。
Claims (1)
- 【請求項1】 モータの出力を前段減速機及び後段減速
機を介して駆動軸に伝え得るナットランナーにおいて、 上記前段減速機の出力軸に回転不自在かつ軸方向に移動
自在に取り付けられ、端部に矩形歯を有するトップカム
と、上記駆動軸の端部に設けられ、上記トップカムの矩
形歯と係脱可能に係合する矩形歯と、上記トップカムを
両矩形歯が係合する方向に付勢するスプリングとからな
る第1クラッチと、 上記前段減速機の出力軸の端部に設けられる矩形歯と、
上記後段減速機の入力軸に回転不自在かつ軸方向に移動
自在に取り付けられ、端部に上記矩形歯に係脱自在に係
合する矩形歯を有すると共に、上記トップカムの移動に
追従して移動可能なボトムクラッチとからなる第2クラ
ッチと、 エア圧により作動され、エア圧で上記トップカムを軸方
向に押圧して第1クラッチを切る方向に移動させ、上記
トップカムで上記ボトムクラッチを第2クラッチを継ぐ
方向に移動させる一方、エア圧が作用していないときに
は、上記スプリングにより、第1クラッチを継ぐ方向に
トップカムが移動するのを許容して、トップカムでボト
ムクラッチを第2クラッチを切る方向に移動させるピス
トンとを備えたことを特徴とするナットランナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16207693A JPH079355A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ナットランナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16207693A JPH079355A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ナットランナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079355A true JPH079355A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15747634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16207693A Pending JPH079355A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ナットランナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079355A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011074543A1 (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | 日東精工株式会社 | ねじ部品締緩装置 |
| JP2011125957A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ部品締緩装置 |
| JP2012121126A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ部品締結装置 |
| US12544817B2 (en) | 2020-11-16 | 2026-02-10 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Workpiece manipulation device for a swivel bending machine |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16207693A patent/JPH079355A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011074543A1 (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | 日東精工株式会社 | ねじ部品締緩装置 |
| JP2011125957A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ部品締緩装置 |
| JP2012121126A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nitto Seiko Co Ltd | ねじ部品締結装置 |
| US12544817B2 (en) | 2020-11-16 | 2026-02-10 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Workpiece manipulation device for a swivel bending machine |
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