JPH0793708A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
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- JPH0793708A JPH0793708A JP25637193A JP25637193A JPH0793708A JP H0793708 A JPH0793708 A JP H0793708A JP 25637193 A JP25637193 A JP 25637193A JP 25637193 A JP25637193 A JP 25637193A JP H0793708 A JPH0793708 A JP H0793708A
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Abstract
い磁気テ―プでも良好なエンベロ―プ出力を得ることが
でき、しかもテ―プ摺動面での接合部材の強度や耐摩耗
性を十分に確保することができる磁気ヘツドを提供す
る。 【構成】 磁気ヘツド1のテ―プ摺動面9における幅方
向ロの両端側に、磁気テ―プの摺動方向イに沿う一対の
溝10a,10bを形成するとともに、その深さを、磁
気テ―プの入側位置Xの深さよりも、出側位置Yの深さ
の方が小さくなるように、設計する。
Description
ダ(VTR)などの磁気記録再生装置に装備される磁気
ヘツドに関し、主に回転ヘツド型ヘリキヤルスキヤン方
式の磁気記録再生装置に使用する磁気ヘツドに関する。
磁気記録再生装置では、シリンダの周面に磁気ヘツドが
数10μm突き出した状態で固定され、このシリンダに
磁気テ―プを一定角度で巻き付け、シリンダの回転によ
り磁気ヘツドを磁気テ―プに摺動させて、記録,再生を
行うものである。磁気ヘツドは、テ―プ摺動面の形状
が、摺動方向および幅方向ともに滑らかな楕円曲面に形
成されており、ヘツドギヤツプはテ―プ摺動面の中心に
形成されている。
特性が同じで厚さの異なる磁気テ―プを用いて、テ―プ
張力を一定条件にして記録,再生を行うと、薄い磁気テ
―プでは再生出力が低下し、とくにエンベロ―プ出力波
形でみると、図7の破線(曲線−β)に示すように、シ
リンダの回転方向前方側での磁気テ―プの張力が大きく
なる区間Aにおいて、再生出力が低下する欠点がある。
1 は、磁気ヘツド20のテ―プ摺動面21の幅方向のほ
ぼ全面に接触するが、薄い磁気テ―プT2 は、図9の如
く、剛性の低下によるテ―プ変形が大きく、テ―プ摺動
面21の幅方向の両端部21a,21b位置で接触し、
ギヤツプ中心21c位置での磁気テ―プと磁気ヘツドと
の間のスペ―シング、とくに磁気テ―プの張力が増大す
る前記Aの区間での上記スペ―シングが大きくなるた
め、と推定される。
として、ポリエチレンナフタレ―トや芳香族ポリアミド
樹脂などの高ヤング率のベ―スフイルムを用いて、磁気
テ―プの剛性を高めることが行われている。しかし、そ
の効果には限度があるため、磁気記録再生装置側の改良
についても、種々検討されている。
テ―プの張力を低くしたり、シリンダ周面での磁気ヘツ
ドの突き出し量を下げるなどの改良が試みられている
が、薄い磁気テ―プに最適にすると、厚い磁気テ―プの
出力が逆に低下し、厚い磁気テ―プと薄い磁気テ―プと
の互換性をとれないという問題があつた。
磁気ヘツド30(40)におけるテ―プ摺動面31(4
1)の幅方向の両端部31a,31b(41a,41
b)を面取りした構造とすることにより、テ―プ摺動面
の幅を狭くして摺動面積を小さくし、磁気テ―プと磁気
ヘツドとの間の面圧を増加する方法も知られているが、
この方法によると、テ―プ摺動面の幅が一定値以下とな
ると、ギヤツプ幅を規制している接合部材の強度が低下
する問題がある。
60−101706号などの公報には、テ―プ摺動面の
幅を部分的に狭くする方法も提案されているが、狭トラ
ツク化に対応して摺動面の幅を狭くしていくと、磁気テ
―プとの接触面積が著しく小さくなるため、上記幅が一
定値以下となると、磁気ヘツドの局部的な摩耗量が極め
て大きくなり、磁気ヘツドの耐摩耗性の点で問題が生じ
る。
良技術では、厚い磁気テ―プと薄い磁気テ―プとの互換
性をとれなかつたり、磁気ヘツドのテ―プ摺動面での接
合部材の強度や耐摩耗性を確保しにくいという難点があ
つた。
なる磁気テ―プで互換性があり、薄い磁気テ―プでも良
好なエンベロ―プ出力を得ることができ、しかもテ―プ
摺動面での接合部材の強度や耐摩耗性を十分に確保する
ことができる磁気ヘツドを提供することを目的としてい
る。
目的を達成するために、鋭意検討した結果、磁気ヘツド
のテ―プ摺動面の特定位置に特定の溝を形成すると、薄
い磁気テ―プを用いたときのテ―プ摺動面における幅方
向両端部での接触が防がれて、ギヤツプ中心位置での磁
気テ―プと磁気ヘツドとの間のスペ―シングが低減さ
れ、良好なエンベロ―プ出力が得られることを知り、こ
の発明を完成するに至つた。
方向の両端側に、磁気テ―プの摺動方向に沿う一対の溝
を、その深さが磁気テ―プの入側位置よりも出側位置で
小さくなるように形成したことを特徴とする磁気ヘツド
に係るものである。
両端部に形成された溝内には、空気が流入する。溝の深
さが磁気テ―プの入側位置よりも出側位置で小さくされ
ているので、流入空気は出側付近で外部に圧出され、こ
の圧出で走行テ―プに対して内方からの押圧力が生じ
る。この押圧力により、薄い磁気テ―プを用いたときで
も、従来のような幅方向の両端部側での磁気テ―プの接
触が防がれて、ギヤツプ中心位置での磁気テ―プと磁気
ヘツドとの間のスペ―シングが低減され、これにより良
好なエンベロ―プ出力が得られる。
面に基づいて説明する。図1はこの発明の回転ヘツド型
ヘリキヤルスキヤン方式のVTR用磁気ヘツドの斜視
図、図2は上記磁気ヘツドのテ―プ摺動面の正面図、図
3は同側面図で、(A)は磁気テ―プの入側位置、
(B)は出側位置である。
気コア半体2A,2Bおよび両半体の対向面に配した磁
性合金薄膜3A,3Bで形成された磁気ギヤツプ4と、
この磁気ギヤツプ4を保持するために配された接合部材
5とにより構成され、磁気ギヤツプ4の対向面の近傍に
切欠部を設けてトラツク幅6を規制している。7は、磁
気コア半体2A,2Bにコイル8を巻き付けるための巻
線窓である。
系フエライトのような酸化物系磁性材料が用いられ、磁
性合金薄膜3A,3Bには、Fe−Al−Si系合金、
Co−Nb−Zr系アモルフアス合金などからなる高飽
和磁束密度および高透磁率を有する結晶質または非晶質
の合金材料が用いられる。また、接合部材5には、通常
PbO2 を主成分とする鉛系ガラスなどが用いられる。
としては、たとえばHi8VTR用としては摺動方向(つ
まり長手方向)イの長さが1〜2mm程度、幅方向の長さ
が50〜100μm程度であつて、摺動方向のア―ル
(曲率半径)が5〜10mm、幅方向のア―ルが1〜2mm
の滑らかな楕円曲面に形成されており、前記の磁気ギヤ
ツプ4はこのテ―プ摺動面9の中心に形成されている。
端側には、磁気テ―プの摺動方向イに沿う一対の溝10
a 10bが形成されており、その深さは、図3の
(A)に示す磁気テ―プの入側位置Xでの深さd1 より
も、図3の(B)に示す磁気テ―プの出側位置Yでの深
さd2 が小さくなるようにされている。この溝10a,
10bの幅としては、磁気テ―プの巻き込みによるテ―
プ損傷を防止するために、通常10μm以下であるのが
よい。上記の深さd1 ,d2 は、磁気ギヤツブ4の深さ
d0 以下の1〜10μm程度であるのが望ましい。
の磁性合金薄膜のスパツタリング、磁気ギヤツプ部のボ
ンデイング、磁気コアの切り出し、研削加工、ラツピン
グテ―プによるテ―プ摺動面の研磨などの通常の磁気ヘ
ツドの作製手順を経て、規定トラツク幅および所定ア―
ルのテ―プ摺動面としたのち、イオンミリング、スライ
サなどの回転砥石、化学エツチング、超音波加工などの
手段により、テ―プ摺動面の幅方向の両端側に一対の溝
を形成することにより、作製される。
スキヤン方式のVTR(Hi8VTR;SONY CCD-V90
0 )に装備して、磁気テ―プと磁気ヘツドとの間のスペ
―シングを調べた。図5は厚い磁気テ―プ(総厚13μ
m)を、図6は薄い磁気テ―プ(総厚9μm)を用いた
場合で、両図中、実線(曲線−a,曲線−c)がこの発
明の上記構成の磁気ヘツド、破線(曲線−b,曲線−
d)が溝10a,10bを形成しない以外は上記と同様
構成とした比較用の磁気ヘツドである。
―プを用いた場合は、この発明の上記構成の磁気ヘツド
と比較用の磁気ヘツドとの間にほとんど差はないが、薄
い磁気テ―プを用いた場合、比較用の磁気ヘツドでは、
テ―プ摺動面の幅方向の両端側で接触して、ギヤツプ中
心位置のスペ―シングが著しく大きくなつているのに対
して、この発明の上記構成の磁気ヘツドによると、上記
両端側での接触が防がれて、ギヤツプ中心位置のスペ―
シングが低減されている。
の発明の上記構成の磁気ヘツドと比較用の磁気ヘツドと
について、再生出力のエンベロ―プ波形、つまりエンベ
ロ―プ出力を調べたところ、図7に示す結果が得られ
た。図中、実線(曲線−α)がこの発明の上記構成の磁
気ヘツド、破線(曲線−β)が比較用の磁気ヘツドで、
この図から、この発明の上記構成の磁気ヘツドによれ
ば、比較用の磁気ヘツドの欠点である再生出力の低下を
防げることがわかる。
bを磁気テ―プの入側端部より出側端部にかけて、つま
りテ―プ摺動面の全面にわたつて形成しているが、図4
に示すように、磁気テ―プの入側端部より磁気ギヤツプ
4を少し超えるあたりまで、つまりテ―プ摺動面の一部
に形成してもよく、この場合でも上記と同様の効果が得
られる。図4中の符号は、図1〜3の場合と同じであ
る。
よると、テ―プ摺動面の幅方向の両端部に形成した一対
の溝内に空気を流入させ、この流入空気に基づく圧出力
を利用することにより、薄い磁気テ―プでも良好なエン
ベロ―プ出力が得られるから、薄い磁気テ―プと厚い磁
気テ―プとの互換性にすぐれており、しかもテ―プ摺動
面は幅方向の長さを十分にとれるので、従来のような接
合部材の強度や耐摩耗性の点で問題を生じる心配がな
い。
式のVTR用磁気ヘツドの一例を示す斜視図である。
る。
(A)は磁気テ―プの入側位置、(B)は出側位置であ
る。
を示す正面図である。
ングと、テ―プ摺動面の幅方向の変位との関係を示す特
性図である。
ングと、テ―プ摺動面の幅方向の変位との関係を示す特
性図である。
ンベロ―プ波形を示す特性図である。
磁気ヘツドのテ―プ摺動面との接触状態を示す側面図で
ある。
磁気ヘツドのテ―プ摺動面との接触状態を示す側面図で
ある。
動面の幅方向の両端部を面取りした状態を示す側面図で
ある。
動面の幅方向の両端部を上記とは異なる態様で面取りし
た状態を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 テ―プ摺動面の幅方向の両端側に、磁気
テ―プの摺動方向に沿う一対の溝を、その深さが磁気テ
―プの入側位置よりも出側位置で小さくなるように形成
したことを特徴とする磁気ヘツド。 - 【請求項2】 回転ヘツド型ヘリキヤルスキヤン方式の
磁気記録再生装置に使用する請求項1に記載の磁気ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25637193A JP3590644B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25637193A JP3590644B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793708A true JPH0793708A (ja) | 1995-04-07 |
| JP3590644B2 JP3590644B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=17291765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25637193A Expired - Fee Related JP3590644B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3590644B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP25637193A patent/JP3590644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3590644B2 (ja) | 2004-11-17 |
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