JPH0793900A - オーディオ信号再生装置 - Google Patents
オーディオ信号再生装置Info
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- JPH0793900A JPH0793900A JP23463393A JP23463393A JPH0793900A JP H0793900 A JPH0793900 A JP H0793900A JP 23463393 A JP23463393 A JP 23463393A JP 23463393 A JP23463393 A JP 23463393A JP H0793900 A JPH0793900 A JP H0793900A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
らの読出原信号の低次高調波成分だけでなく高次高調波
成分を簡単な構成で生成して読出原信号に加えることに
より、自然な再生音を得る。 【構成】 記録媒体から読み出されて得られたPCMデ
ィジタルオーディオ信号のサンプリング周波数fs /2
以下の読出原信号成分のみをオーバサンプリングディジ
タルローパスフィルタによって抽出し、オーバサンプリ
ングディジタルローパスフィルタの出力オーディオ信号
とその絶対値成分を含む信号とを乗算することにより高
調波成分を生成してその高調波成分のうちのfs /2以
上の高調波成分を抽出して読出原信号成分に重畳する。 【効果】 簡単な構成でかつ低コストで読出原信号の低
次高調波成分から高次高調波成分まで生成することで
き、記録媒体への録音時に急峻な特性のフィルタでカッ
トされた信号成分を再現することができる。
Description
記録媒体から読み出して得られたPCM(Pulse Code M
odulation)ディジタルオーディオ信号から原オーディオ
信号を再生するオーディオ信号再生装置に関する。
ルオーディオテープ(DAT)等のディジタルオーディ
オ信号を記録する記録媒体において、そのディジタルオ
ーディオ信号の記録周波数は、サンプリング定理により
折り返し歪みを生じないようにサンプリング周波数の半
分以下の帯域の周波数になっている。
号音(純音)の周波数は20KHzと言われており、こ
れに従って、サンプリング周波数はコンパクトディスク
の場合、44.1KHz、ディジタルオーディオテープ
の場合、48KHzとなっている。一方、近年の研究に
より、今までのように20KHzで急峻に立ち下がる周
波数特性を有するフィルタを用いてオーディオ信号の高
域成分をカットすると不自然な再生音となることが論じ
られている。
信号成分を再生することが可能となるCDプレーヤ等の
再生装置が開発されている。例えば、記録媒体から読み
出されて得られたディジタルオーディオ信号のサンプリ
ング周波数の半分の周波数以下の読出原信号成分のみを
抽出し、その原信号成分を乗算器により2乗又は3乗し
て高調波成分を生成して読出原信号成分に重畳する装置
が特開平4−245062号公報に開示されている。
従来の装置によれば、2次高調波、3次高調波等の低次
の高調波成分を生成するためには少数の乗算器だけで可
能であるが、高次の高調波成分を生成するためには乗算
器を多段接続する必要があり、構成の複雑化を招来する
という問題があった。
調波成分だけでなく高次高調波成分を簡単な構成で生成
して原信号に加えることにより、自然な再生音を得るこ
とが可能なオーディオ信号再生装置を提供することであ
る。
再生装置は、記録媒体から読み出して得られたPCMデ
ィジタルオーディオ信号から原オーディオ信号を再生す
るオーディオ信号再生装置であって、PCMディジタル
オーディオ信号を受けそのサンプリング周波数fs のほ
ぼ1/2の周波数以上の成分を減衰させかつサンプリン
グ周波数をn(nは2以上の整数)倍にして新たなサン
プリング点を補間するオーバサンプリングディジタルロ
ーパスフィルタと、ローパスフィルタの出力オーディオ
信号とその絶対値成分を含む信号とを乗算するディジタ
ル乗算手段と、サンプリング周波数fs のほぼ1/2の
周波数以下の乗算手段の出力オーディオ信号成分を減衰
させるディジタルハイパスフィルタと、ローパスフィル
タの出力オーディオ信号とハイパスフィルタの出力オー
ディオ信号とを加算して得られる加算信号を原オーディ
オ信号とする加算手段とを有することを特徴としてい
る。
記録媒体から読み出されて得られたディジタルオーディ
オ信号のサンプリング周波数fs /2以下の読出原信号
成分のみをオーバサンプリングディジタルローパスフィ
ルタによって抽出し、オーバサンプリングディジタルロ
ーパスフィルタの出力オーディオ信号とその絶対値成分
を含む信号とを乗算することにより高調波成分を生成し
てその高調波成分のうちのfs /2以上の高調波成分を
抽出して読出原信号成分に重畳することが行なわれる。
細に説明する。図1に示した本発明によるオーディオ信
号再生装置においては、コンパクトディスク等の記録媒
体から読み出されたPCMディジタルオーディオ信号が
入力端子INに供給される。コンパクトディスクの場合
にはコンパクトディスクからピックアップ(図示せず)
により読み出された後、EFM(Eight to Fourteen Mod
ulation)復調されかつ誤り訂正されたディジタルオーデ
ィオ信号が供給される。入力端子INにはLPF1が接
続されている。LPF1は通常のCDプレーヤに用いら
れている8倍のオーバサンプリングディジタルLPFで
あり、入力信号のサンプリング周波数fs の1/2倍の
周波数以上で急峻に減衰する特性を有する。LPF1の
出力には高調波発生回路2が接続されている。
4から構成される。絶対値回路3はLPF1の出力値の
絶対値をとり、乗算器4はLPF1の出力値と絶対値回
路3の出力値とを乗算する。乗算器4の出力値が生成さ
れた高調波成分である。なお、絶対値回路3において
は、入力データが絶対値表示ならばデータのMSB(最
上位ビット)が正負符号を示すので、そのMSBが正を
示す0ならばデータをそのまま出力し、負を示す1なら
ば0に変換して出力することを行なう。また、データが
2の補数表示ならば、MSBが正を示す0ならばデータ
をそのまま出力し、負を示す1ならばそのデータから1
を差し引き、更に各ビットの01を反転してから出力す
ることを行なう。
の周波数成分をカットするためのディジタルHPF5が
接続されている。このHPF5の出力と共にLPF1の
出力には加算器6が接続され、LPF1及びHPF5の
出力値が加算される。加算器6の出力にはD/A変換器
7が接続されている。D/A変換器7は加算器6からの
ディジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換し、入
力信号のサンプリング周波数fs の8倍の周波数8fs
で動作する。D/A変換器7の出力信号が出力端子OU
Tに供給される。
れたサンプリング周波数fs のPCMディジタルオーデ
ィオ信号は先ず、LPF1によって8倍のサンプリング
周波数にされて8fs となり、ディジタルオーディオ信
号の周波数fs /2以上成分がカットされる。このよう
にサンプリング周波数を8fs に上げた場合にはfs/
2から4fs の周波数範囲の高調波成分を生成させるこ
とが可能となる。LPF1から出力されるサンプリング
周波数8fs のディジタルオーディオ信号が高調波発生
回路2に供給されることにより高調波成分が生成され
る。
ら出力されたディジタルオーディオ信号の値をxとする
と、絶対値回路3はxの絶対値|x|を出力するので、
乗算器4はディジタルオーディオ信号値xと絶対値|x
|とを乗算して出力値x・|x|を発生する。x=sin
ωtとすると、乗算器4の出力値は、フーリエ展開によ
り、
算器4から出力されるこれら高調波成分を含むディジタ
ルオーディオ信号はfs /2以下の周波数では高調波成
分が含まれており、加算器6においてそれら成分と加算
されると、重複加算となってしまう。従って、乗算器4
から出力される信号はHPF5に供給され、fs /2以
下の周波数成分がカットされる。
おいてLPF1から出力される信号と加算される。すな
わち、LPF1からの読出原信号成分とHPF5からの
高調波成分とが加算され、その加算出力が原オーディオ
信号として出力される。加算器8から出力される信号は
D/A変換器10に供給されてアナログオーディオ信号
に変換される。よって、このアナログオーディオ信号に
は記録媒体から読み出された原信号に含まれていなかっ
たfs /2以上の高調波成分が含まれるのである。
タル信号が表わす周波数スペクトラム波形例を示す。記
録媒体が読み出されたPCMディジタルオーディオ信号
が例えば、図2(a)に示すように各帯域の成分を有す
る場合に、LPF1から出力される信号は8倍のオーバ
サンプリング動作によって図2(b)に示すように0.
5fs〜7.5fsの折り返し成分が除去される。次に、
高調波発生回路2において高調波成分を含むディジタル
オーディオ信号が生成されることにより、図2(c)に
示すように4fsを中心としたミラー成分が生じる。高
調波発生回路2の出力信号のfs /2以下の不要部分が
HPF5によって除去されるので、HPF5の出力信号
の周波数スペクトラムは図2(d)に示すようになる。
更に、加算器8から出力される信号はHPF5の出力信
号とLPF1の出力信号とを含むので、図2(e)に示
すような周波数スペクトラムとなる。
成分を生成した場合には、入力信号が正弦波ならば出力
信号波形は図3に示すようになる。例えば、12.5k
HZの正弦波のサンプリングデータ入力に対して、25
kHZの2次高調波成分及び37.5kHZの3次高調
波成分は発生される。しかしながら、出力信号波形の上
下が対称とならない。パイプオルガンのような基音が1
0kHZにも及ぶものでは出力信号波形は20kHZよ
り大なる2次高調波成分以上がカットされて好ましくな
い。これに対し、本発明の如く、高調波成分としてx・
|x|を発生する場合には2次及び3次高調波成分だけ
でなく、更に高次の高調波成分も生成されるので、出力
信号波形は図4に示すように上下対称となり、好ましい
再生音となる。
の演算の途中でオーバフローやアンダーフローが生じな
いようにする必要がある。また、上記した実施例におい
ては、高調波発生回路2では入力信号値xに対してその
絶対値|x|を乗算するが、入力信号値xに対してその
絶対値の平方根
たfs /2以上の高調波成分のレベルはx・|x|の場
合より小さくなるが、いずれの乗算結果を用いるかは聴
感上からユーザが選択するようにしても良い。更に、上
記した実施例においては、高調波発生回路2から発生さ
れた高調波成分中のサンプリング周波数fs の1/2以
下の成分を除去するためにHPFを用いたが、実施例の
ように入力PCMディジタルオーディオ信号がオーバサ
ンプリングディジタルLPFによって8倍のサンプリン
グ周波数にされて8fs とされた場合には通過帯域がほ
ぼサンプリング周波数fsの1/2以上でかつ4fs以下
のBPF(バンドパスフィルタ)を用いても良い。
この実施例においては、図1に示した装置のLPF1、
高調波発生回路2、HPF5、加算器6及びD/A変換
器7の他にオンオフスイッチ8及び高調波成分検出回路
9が設けられている。スイッチ8はHPF5と加算器6
との間に挿入されている。高調波成分検出回路9はLP
F1の出力信号が高調波成分を有する信号であるか否か
を判別し、その判別結果に応じてスイッチ8のオンオフ
を制御する。
示すようにLPF1からのディジタル信号の入力端子I
Nに2つの微分回路11,12が直列に接続されてい
る。微分回路11,12は入力ディジタル信号を2次微
分するようになっている。微分回路12の出力には符号
ビット検出回路13が接続されている。符号ビット検出
回路13はディジタル信号データのMSBからデータが
正負のいずれであるかを判別し、MSBが正を示す0な
らば1を示す高レベル信号を出力し、MSBが負を示す
1ならば0を示す低レベル信号を出力する。符号ビット
検出回路13の出力信号はアップダウンカウンタ14に
供給される。アップダウンカウンタ14は符号ビット検
出回路13からの高レベル信号の立ち上がり応じてリセ
ットされ、高レベル信号が供給されている間においてク
ロックパルスCLKをアップ計数し、低レベル信号が供
給されている間においてクロックパルスCLKをダウン
計数する。クロックパルスCLKの周波数は例えば、サ
ンプリング周波数fsの8倍である。
計数出力を保持するラッチ回路15が接続されている。
ラッチ回路15は符号ビット検出回路13の出力信号の
立ち上がり時から次の立ち上がりまでの1の期間におい
て最終的に増加した数値を次の期間において保持する。
ラッチ回路15の出力信号はコンパレータ16,17に
供給される。コンパレータ16,17はインバータ18
及びAND回路19と共にウインドコンパレータを構成
している。すなわち、コンパレータ16,17はラッチ
回路15の出力値が−3より大で3より小の範囲にある
とき1を示す高レベル信号を出力し、その範囲外である
とき0を示す低レベル信号を出力する。そのウインドコ
ンパレータの出力であるAND回路19にはカウンタ2
0が接続されている。カウンタ20はウインドコンパレ
ータの低レベル出力によってリセットされ、ウインドコ
ンパレータの高レベル出力時に周波数fsのパルスを計
数し、計数値が1秒間に相当する44100に達すると
スイッチオフ信号を発生する。
れるサンプリング周波数8fs のディジタルオーディオ
信号に基づいて高調波発生回路2により奇数高調波成分
が生成され、その高調波成分fs /2以下の周波数成分
がHPF5によってカットされることは図1の装置と同
様である。LPF1から出力されたディジタル信号デー
タが図7(a)に示すように変化する場合に、そのディ
ジタル信号データを微分回路11にて1次微分すること
によって1次微分されたデータは図7(b)に示すよう
になり、更に微分回路12による2次微分によって図7
(c)に示すようになる。すなわち、LPF1から出力
されたディジタル信号データが単一正弦波ならば、2次
微分の結果も単一正弦波になる。しかしながら、三角波
成分や矩形波成分は2次微分すると、単一正弦波とはな
らずインパルスや時間変化しない成分となり、LPF1
から出力されたディジタル信号データが単一正弦波でな
いことが分かる。
ビット検出回路13に供給され、そのデータのMSBが
0ならば図7(d)に示すように高レベル信号がアップ
ダウンカウンタ14に出力され、MSBが1ならば低レ
ベル信号がアップダウンカウンタ14に出力される。ア
ップダウンカウンタ14は符号ビット検出回路13の出
力レベルが高レベルのときクロックパルス(図7
(e))をアップ計数し、低レベルのときクロックパル
スをダウン計数するので、クロックパルスの周期をTと
すると、図7(f)に示すような時間的長さを示す計数
値となる。ラッチ回路15においては符号ビット検出回
路13の出力信号の立ち上がりに応じてその立ち上がり
直前のアップダウンカウンタ14の計数値が次の立ち上
がりまでの期間において保持出力される。図7(f)に
示すような計数値の場合にはラッチ回路15の出力値は
図7(g)に示すようになる。
幅(−3<出力値<+3)内にあれば、AND回路19
の出力信号は図7(h)に示すように高レベルになる。
しかしながら、ラッチ回路15の出力値が所定のウイン
ド幅以外にあれば、AND回路19の出力信号は低レベ
ルになる。カウンタ20はAND回路19の出力信号が
高レベルであるときに周波数fsのパルス(図7
(i))を計数する。カウンタ20の計数値が図7
(j)に示すように44100に達すると、カウンタ2
0の出力レベルは図7(k)に示すように高レベルとな
る。この高レベルはAND回路19の出力信号が低レベ
ルになった後、周波数fsのパルスの立ち上がり時まで
継続し、スイッチオフ信号としてオンオフスイッチ8に
供給される。オンオフスイッチはスイッチオフ信号が供
給されている間だけオフとなる。
イッチ8のオンの期間において加算器6においてLPF
1から出力される信号と加算され、読出原信号成分と高
調波成分とが加算された出力信号である原オーディオ信
号が得られる。一方、オンオフスイッチ8のオフの期間
においては、LPF1から出力される信号だけが加算器
6の出力信号となり、高調波発生回路2において生成さ
れた高調波成分は付加されない。すなわち、記録媒体か
ら読み出されたPCMディジタルオーディオ信号に単一
正弦波が含まれる期間においては特に高調波を付加させ
る必要がないとしてLPF1の出力信号である8fs の
ディジタルオーディオ信号の周波数fs/2以下の成分
が原オーディオ信号としてそのまま出力される。これは
原音の周波数fs /2以上の成分を予測したとき、生成
された高調波成分が元々あってはならないものならば、
生成された高調波成分を加えないのである。
生装置においては、記録媒体から読み出されて得られた
PCMディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数
fs /2以下の読出原信号成分のみをオーバサンプリン
グディジタルローパスフィルタによって抽出し、オーバ
サンプリングディジタルローパスフィルタの出力オーデ
ィオ信号とその絶対値成分を含む信号とを乗算すること
により高調波成分を生成してその高調波成分のうちのf
s /2以上の高調波成分を抽出して原信号成分に重畳す
ることが行なわれる。よって、記録媒体から読み出され
たディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数fs
/2以下の読出原信号成分には影響を与えることなく、
しかも簡単な構成でかつ低コストで読出原信号の低次高
調波成分から高次高調波成分まで生成することできる。
これにより、記録媒体への録音時に急峻な特性のフィル
タでカットされた信号成分を再現することができるの
で、より自然な再生音を得ることができる。
成を示すブロック図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体から読み出して得られたPCM
ディジタルオーディオ信号から原オーディオ信号を再生
するオーディオ信号再生装置であって、前記PCMディ
ジタルオーディオ信号を受けそのサンプリング周波数の
ほぼ1/2の周波数以上の成分を減衰させかつサンプリ
ング周波数をn(nは2以上の整数)倍にして新たなサ
ンプリング点を補間するオーバサンプリングディジタル
ローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力オー
ディオ信号とその絶対値成分を含む信号とを乗算するデ
ィジタル乗算手段と、前記サンプリング周波数のほぼ1
/2の周波数以下の前記乗算手段の出力オーディオ信号
成分を減衰させるディジタルハイパスフィルタと、前記
ローパスフィルタの出力オーディオ信号と前記ハイパス
フィルタの出力オーディオ信号とを加算して得られる加
算信号を前記原オーディオ信号とする加算手段と、を有
することを特徴とするオーディオ信号再生装置。
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