JPH0794031B2 - くらげの脱水処理装置 - Google Patents

くらげの脱水処理装置

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JPH0794031B2
JPH0794031B2 JP3267974A JP26797491A JPH0794031B2 JP H0794031 B2 JPH0794031 B2 JP H0794031B2 JP 3267974 A JP3267974 A JP 3267974A JP 26797491 A JP26797491 A JP 26797491A JP H0794031 B2 JPH0794031 B2 JP H0794031B2
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Japan
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克己 城
一雄 藤田
俊一 槇
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日立造船向島マリン株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却水系に異物の混入
を防止する目的で発電所等の取水口に設けられた回転式
除塵機により回収されたくらげを、脱水、減容化して効
率よく廃棄処理するためのくらげの脱水処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】梅雨期の後半になると日本近海には大量
のくらげが群生する。沿岸に建設された発電所や工場で
は、冷却水として利用するために、大量の海水を取水し
ているが、発生したくらげが潮流にのって押し寄せ、冷
却水に混入して取水口から冷却機に取り込まれると、熱
効率の低下やポンプの性能の低下、フィルターの目詰ま
りなどおおくの弊害をもたらすため、たとえば発電所で
は回転式除塵機を使用して取水口に押し寄せたくらげを
回収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回収される
くらげは7〜8t/時となり、この回収されるくらげは
一旦溜池に貯留され、随時トラックで埋め立て用処理池
に運ばれて処分されており、移送が間に合わない場合に
は、取水量を落として発電能力の低下を余儀無くされて
いた。このように、回収されるくらげが数十t/日とな
るため、溜池やこれを搬送するトラックの確保、埋立地
の確保や環境衛生の保全など多大な労力と設備が必要で
あった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、くらげ
を短時間で脱水減容化でき、効率よく廃棄処理できる
らげの脱水処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のくらげの脱水処理装置は、くらげ溜池槽か
ら生体くらげを切片状に切断して送り出すカッター付く
らげ供給ポンプと、このくらげ供給ポンプから送られて
くるクラゲ片を水切りする水切り装置と、清水加熱装置
により85℃〜90℃の範囲に加熱された清温水中に前
記水切り装置から排出されるくらげ片を所定時間浸して
清水攪拌装置により攪拌し、清水の浸透圧と熱の相乗効
果でくらげ片の表皮組織を破壊し脱水筋質化させる処理
タンクと、この処理タンクから循環ポンプを介して送り
出される脱水後のくらげ残滓と清温水をネットコンベヤ
上に受け取り連続的に分離する水分除去装置と、この水
分除去装置により分離後の清温水を処理タンクに戻す清
温水循環機構とを具備したものである。
【0006】
【作用】上記構成において、カッター付くらげ供給ポン
プによりくらげ貯留槽のクラゲを流送する時に、生体く
らげを切片状に切断して体内の水分を速く脱水可能な状
態とし、水切り装置により水切りした後、くらげ片を処
理タンク内の清温水中に投入し、85℃〜90℃に加熱
した清水中にくらげ片を浸すことにより、清水の 浸透圧
と熱でくらげの表皮組織を破壊し、比較的短時間で生体
内に含まれる水分を排出分離させ、さらに収縮して比較
的固い筋質にする。さらに循環ポンプによりこれらくら
げ残滓をネットコンベヤ上に排出してくらげ残滓と清温
水とを効率よく分離し、清温水循環機構により分離され
た清温水を処理タンクに戻す。
【0007】したがって、生体くらげをそのまま処分す
るのに比べて、大幅に減容化できるとともに、体内の水
分をほとんど脱水させて軽量化がはかれ、その後の取扱
いや搬送、埋め立て等の廃棄処理作業が極めて容易に行
うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るくらげの脱水処理装置の
一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】基礎実験により、生体くらげが切片状に切
断されたくらげ片は、特に85℃以上の清水中でより効
果的に清水の浸透圧と熱により表皮組織が破壊され、短
時間で生体内の水分が分離脱水されて収縮し、さらに比
較的固い筋質となることが分かっている。
【0010】このくらげの脱水処理装置は、この結果に
着目してなされたものであり、図1に示すように、生体
くらげを切片状に切断するカッター1付のくらげ供給ポ
ンプ2を具備したくらげ溜池槽3と、くらげ溜池槽3か
らくらげ供給ポンプ2を介して送られたくらげ片の水切
りを行う水切り装置4と、この水切り装置4を介して投
入されたくらげ片を、清温水中で所定時間浸して脱水筋
質化する処理タンク5と、この処理タンク5から循環ポ
ンプ6を介して送られたくらげ残滓から水分を分離する
水分除去装置7とで構成されている。
【0011】くらげ溜池槽3は、取水口近傍の海面や海
中から除塵機により回収トレイ11に回収された生体く
らげを海水と共に収容するもので、くらげ溜池槽3内に
は生体くらげを処理タンク4に送る供給ポンプ2が配置
される。この供給ポンプ2は、羽根車にカッター1が装
着されて生体くらげを切片状に切り刻む切断装置と兼用
され、生体くらげを脱水し易い切片状に切断して海水と
共にくらげ供給管12を介して処理タンク4側に送り出
すことができる。
【0012】水切り装置4は、処理タンク5の上部に配
置され、上面にくらげ供給管12が接続された水切りケ
ース13内に、複数の円柱状水切りレール14が等間隔
ごとに出口側に傾斜して配設され、くらげ供給管12か
ら水切りレール14上に投下されたくらげ片と海水は、
海水が水切りレール14間から落下されて水切りケース
13底部に接続された排水パイプ15から海に排出さ
れ、くらげ片が水切りレール14に案内されて出口から
処理タンク5内に投入される。。
【0013】処理タンク5は、内部に清水を昇温して所
定量のくらげ片が投入されても清水の温度を最も効率の
よい85℃〜90℃の範囲に維持可能な清水加熱装置1
6と、処理タンク5の上部に設けられたモーター17a
よりインペラ17bを回転させる清水攪拌装置17が配
置され、この清水攪拌装置17により、処理タンク5内
の清水を攪拌して温度の均一化を図るとともに、その深
部で高い清温水の浸透圧を利用して表皮組織の破壊を促
進させ、さらにくらげ片の対流を促して脱水を均一化お
よび促進させることができる。
【0014】水分除去装置7は、処理タンク5の上部に
配置されたケーシング18内にモーター18bにより駆
動されるネットコンベヤ19が設けられ、循環ポンプ6
により処理タンク5の底部からくらげ排出管20を介し
てケーシング18の一端側の放出箱18a内に清水(実
際には清水とくらげの脱水液の混合物)と共に送られて
きたくらげ残滓を、ネットコンベヤ19のネット19a
上に乗せて脱水しつつケーシング19他端側の取り出し
口21に搬送するように構成されている。22は取り出
し口21の近傍でネット19aの裏側からネット19a
面に向かって圧縮空気を噴射するエヤノズルで、これに
より、ネット19aに付着したくらげ残滓を取り出し口
21側に吹き落とすことができる。ネット19aを通過
して落下する清水は、清温水循環機構により、清水トレ
イ23により集められて処理タンク5に戻され、熱エネ
ルギーの有効利用が図られている。なお、処理タンク5
内の清水は、くらげ生体から脱水させた分だけ増加する
ため、オーバーフローした分の清水をオーバーフローパ
イプ24により外部に排出させて清水量を一定に保つよ
うに構成されている。
【0015】次に上記構成におけるくらげの脱水処理方
法を説明する。くらげ生体は海水と共に、くらげ回収ト
レイ11からくらげ溜池槽3に投入される。投入された
くらげはカッター1付くらげ供給ポンプ2で切片状に刻
まれくらげ供給管12を介して水切り装置4に送給され
る。
【0016】水切り装置4により水切りされた海水は排
水パイプ15から海に排出され、くらげ片は処理タンク
5に投入される。処理タンク5内では、清水が清水加熱
装置16により85℃〜90℃に昇温維持されており、
この清温水中に投入されたくらげ片は、清水攪拌装置1
7により攪拌されて、清水の浸透圧と熱の相乗効果で短
時間のうちに脱水状態となり、水分が分離されて収縮し
たくらげ残滓が筋質状てとなって水中に浮遊する。
【0017】所定時間経過後、循環ポンプ6が起動され
て清水と共にくらげ残滓が放出箱18aからネットコン
ベヤ19上に送り出され、清水はネット19aを通過し
て清水トレイ23から処理タンク5に戻され、くらげ残
滓はネットコンベヤ19により取り出し口21から排出
される。
【0018】この実施例に基づく実験において、毎時2.
5 m3 で連続供給されたくらげ生体を、容積2m3 の処
理タンク5内で脱水処理することにより、毎時0.078 m
3 のくらげ残滓を回収することができ、くらげ生体を脱
水効率が96.9%と高い効率で脱水してほとんど筋質のみ
とすることができ、大幅な減容化を実現することができ
た。
【0019】なお、上記実施例ではくらげ生体の脱水処
理を行う清水の温度を、最も効果的な85℃以上で、エ
ネルギー効率のよい85℃〜90℃の範囲とした。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、切片状に切断したくらげ片を処理タンクにより清温水
中に所定時間、たとえば7分程度浮遊させるだけで、清
温水の熱と浸透圧によりくらげ片の表皮組織を破壊して
脱水筋質化を達成でき、また深部の高い水圧を利用して
高い浸透圧で、より効果的に表皮組織の破壊を促進させ
ることができ、効果的な減容化および廃棄処理を行え
る。 清温水の温度を85℃〜90℃の範囲とすることで、
より効果的な脱水を行えるとともに、最もエネルギー効
率が良く経済的に処理できる。 くらげ供給ポンプ→水切り装置→処理タンク→ネット
コンベヤ(水分除去装置)の順にくらげを送ることによ
り、連続して取水口などから回収される大量のくらげ
を、連続的に脱水減容化して能率よく廃棄することがで
きるとともに、省スペースで処理でき、省力化および環
境保全を達成できる。 清水攪拌装置で処理タンク内の清温水を攪拌すること
により、くらげ片を深部と浅部とを循環させて均一な処
理を行える。 清温水循環機構により、分離後の清温水を再度処理タ
ンクに循環させて用いるので、熱エネルギーを有効に利
用して運転コストの低減に寄与できる。 生体くらげを従来のようにそのまま処分するのに比べ
て、短時間で大幅に減容化できるとともに体内の水分を
ほとんど脱水させて軽量化がはかれ、その後の取扱いや
搬送、埋め立て等の廃棄処理作業が極めて容易に行うこ
とができる。したがって、従来に必要であった大容量の
溜池や大容量の埋め立て処理施設も不要になり、処理能
力が大幅に向上するので、くらげ発生の監視も不要にな
り、衛生環境も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るくらげの脱水処理装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 カッター 2 くらげ供給ポンプ 3 くらげ溜池槽 4 水切り装置 5 処理タンク 6 循環ポンプ 7 水分除去装置 16 清水加熱装置 17 清水攪拌装置 19 ネットコンベヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】くらげ溜池槽から生体くらげを切片状に切
    断して送り出すカッター付くらげ供給ポンプと、 このくらげ供給ポンプから送られてくるクラゲ片を水切
    りする水切り装置と、 清水加熱装置により85℃〜90℃の範囲に加熱された
    清温水中に前記水切り装置から排出されるくらげ片を所
    定時間浸して清水攪拌装置により攪拌し、清水の浸透圧
    と熱の相乗効果でくらげ片の表皮組織を破壊し脱水筋質
    化させる処理タンクと、 この処理タンクから循環ポンプを介して送り出される脱
    水後のくらげ残滓と清温水をネットコンベヤ上に受け取
    り連続的に分離する水分除去装置と、 この水分除去装置により分離後の清温水を処理タンクに
    戻す清温水循環機構と を具備した ことを特徴とするくら
    げの脱水処理装置。
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JPS59179123A (ja) * 1983-03-30 1984-10-11 Nisshin Steel Co Ltd くらげ等の海水取水口捕捉物の処理装置
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