JPH0794046B2 - コイル状鋼管の芯引方法 - Google Patents
コイル状鋼管の芯引方法Info
- Publication number
- JPH0794046B2 JPH0794046B2 JP32472590A JP32472590A JPH0794046B2 JP H0794046 B2 JPH0794046 B2 JP H0794046B2 JP 32472590 A JP32472590 A JP 32472590A JP 32472590 A JP32472590 A JP 32472590A JP H0794046 B2 JPH0794046 B2 JP H0794046B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- core
- reduction rate
- tube
- pipe
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコイル状に巻かれた長尺の鋼管や合金管などの
金属管を連続的に引抜加工する方法に関するものであ
る。
金属管を連続的に引抜加工する方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 鋼管などの金属管を加工して細径管にしたり、異形管に
する方法として、管内にプラグを挿入しダイスを通して
冷間で引抜加工する方法いわゆる芯引法、およびプラグ
を挿入せずダイスのみを使用して引き抜く空引法が知ら
れている。これら従来法はいずれも直管について行なわ
れており、本出願人の出願した特開昭60−137510号公報
で知られているような、コイル状に巻かれた長尺の鋼管
や超合金などの金属管を引抜加工することは行なわれて
いない。従来の直管の芯引法は、直管を潤滑液槽内に浸
漬して管内に潤滑処理を施したのち引き抜くものである
が、これを長尺のコイル状金属管に適用した場合、金属
管の全長にわたって引抜加工することがきわめて困難で
ある。長尺の金属管を芯引法により引抜加工すると、潤
滑切れによりプラグと管内面が焼きつき、管内に疵が発
生するばかりでなくプラグの寿命が著しく低下する。
する方法として、管内にプラグを挿入しダイスを通して
冷間で引抜加工する方法いわゆる芯引法、およびプラグ
を挿入せずダイスのみを使用して引き抜く空引法が知ら
れている。これら従来法はいずれも直管について行なわ
れており、本出願人の出願した特開昭60−137510号公報
で知られているような、コイル状に巻かれた長尺の鋼管
や超合金などの金属管を引抜加工することは行なわれて
いない。従来の直管の芯引法は、直管を潤滑液槽内に浸
漬して管内に潤滑処理を施したのち引き抜くものである
が、これを長尺のコイル状金属管に適用した場合、金属
管の全長にわたって引抜加工することがきわめて困難で
ある。長尺の金属管を芯引法により引抜加工すると、潤
滑切れによりプラグと管内面が焼きつき、管内に疵が発
生するばかりでなくプラグの寿命が著しく低下する。
管内表面にも疵のない引抜管を歩留まり良く、かつ高能
率の方法としてコイル状金属管の一端から所要量の液状
潤滑剤を管内に挿入し、該端部を先付け加工し、ついで
該一端からダイスを通して引き抜くことを特徴とするコ
イル状金属管の連続引抜方法が特開昭62−242415号公報
に開示されている。しかし、潤滑を良好に行っても、プ
ラグ抜け、ビビリ、焼きつき、プラグ食い込み不良等が
発生し、良好な引抜きが行えない場合がある。
率の方法としてコイル状金属管の一端から所要量の液状
潤滑剤を管内に挿入し、該端部を先付け加工し、ついで
該一端からダイスを通して引き抜くことを特徴とするコ
イル状金属管の連続引抜方法が特開昭62−242415号公報
に開示されている。しかし、潤滑を良好に行っても、プ
ラグ抜け、ビビリ、焼きつき、プラグ食い込み不良等が
発生し、良好な引抜きが行えない場合がある。
[発明が解決しようとする課題] コイル状管の一端から液状潤滑剤を管内に導入する方法
は高価な設備と作業が繁雑になり、作業性が悪い。本発
明は、少量の潤滑剤を予めコイル状鋼管の一端より挿入
し、その後潤滑剤を供給することなく長尺のコイル状金
属管を連続的に引抜加工するものであって、コイル状に
巻かれた長尺の金属管を巻き出しつつ芯引法により引抜
加工し、管内表面にも疵のない引抜管を歩留まり良く、
かつ高能率の方法で長尺のコイル状金属を得ることを目
的とする。
は高価な設備と作業が繁雑になり、作業性が悪い。本発
明は、少量の潤滑剤を予めコイル状鋼管の一端より挿入
し、その後潤滑剤を供給することなく長尺のコイル状金
属管を連続的に引抜加工するものであって、コイル状に
巻かれた長尺の金属管を巻き出しつつ芯引法により引抜
加工し、管内表面にも疵のない引抜管を歩留まり良く、
かつ高能率の方法で長尺のコイル状金属を得ることを目
的とする。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明は浮動プラグを使用したコイル状鋼管の芯引加工
において、外径減少率(%)と肉厚減少率(%)の比Y
と断面減少率(%)Xが(1)式および(2)式を満た
す条件で行うことを特徴とするコイル状鋼管の芯引加工
方法である。
において、外径減少率(%)と肉厚減少率(%)の比Y
と断面減少率(%)Xが(1)式および(2)式を満た
す条件で行うことを特徴とするコイル状鋼管の芯引加工
方法である。
Y≦0.0018(X−15)2+0.5 …(1) 15≦X≦50 …(2) 本発明の対象とする金属管は、炭素鋼、低合金鋼、合金
鋼などの何れでもよく、熱間押出管、マンネスマン各種
方式によるシームレス管、電縫管やTIG溶接管などの溶
接管、鍛接管などをストレッチレデューサーにより絞り
圧延しコイル状に巻き取った金属管や、電縫管やTIG溶
接管などの溶接管などを絞り圧延せずにコイル状に巻き
取った金属管、冷間引抜加工したのちコイル状に巻き取
った金属管などの長尺管である。
鋼などの何れでもよく、熱間押出管、マンネスマン各種
方式によるシームレス管、電縫管やTIG溶接管などの溶
接管、鍛接管などをストレッチレデューサーにより絞り
圧延しコイル状に巻き取った金属管や、電縫管やTIG溶
接管などの溶接管などを絞り圧延せずにコイル状に巻き
取った金属管、冷間引抜加工したのちコイル状に巻き取
った金属管などの長尺管である。
第2図に本発明の対象となるコイル状鋼管の芯引加工方
法の概略図を示す。図に示す如く、巻戻したコイル状鋼
管1は、内部にフローティングプラグ2を挿入した後ダ
イス3に通して所定の径の鋼管4に芯引加工される。
法の概略図を示す。図に示す如く、巻戻したコイル状鋼
管1は、内部にフローティングプラグ2を挿入した後ダ
イス3に通して所定の径の鋼管4に芯引加工される。
次に限定理由について述べる。
コイル状鋼管の芯引方法について、広範囲の芯引実験を
行い、種々の要因を研究した結果を第1図に示す。図に
おいて、X印の条件ではプラグ抜けあるいはちぎれが発
生し、○印の条件では前記のようなトラブルの発生はな
かった。外径減少率(%)と肉厚減少率(%)の比Yと
断面減少率(%)Xが(1)式および(2)式を満たす
条件で行うことによってプラグ抜けあるいはちぎれが発
生しない良好な芯引加工を行うことが可能となった。
行い、種々の要因を研究した結果を第1図に示す。図に
おいて、X印の条件ではプラグ抜けあるいはちぎれが発
生し、○印の条件では前記のようなトラブルの発生はな
かった。外径減少率(%)と肉厚減少率(%)の比Yと
断面減少率(%)Xが(1)式および(2)式を満たす
条件で行うことによってプラグ抜けあるいはちぎれが発
生しない良好な芯引加工を行うことが可能となった。
Y≦0.0018(X−15)2+0.5 …(1) 15≦X≦50 …(2) すなわち、断面減少率Xについては15%未満ではプラグ
抜けが発生し、50%超ではちぎれ焼き付きが発生する。
安定して浮動プラグ芯引を行うのは15≦X≦50である。
また外径減少率A(%)と肉厚減少率B(%)との比Y
=A/Bについては、Y>0.0018(X−15)2+0.5の範囲
ではビビリやプラグくい込み不良で安定した芯引加工が
不可能である。
抜けが発生し、50%超ではちぎれ焼き付きが発生する。
安定して浮動プラグ芯引を行うのは15≦X≦50である。
また外径減少率A(%)と肉厚減少率B(%)との比Y
=A/Bについては、Y>0.0018(X−15)2+0.5の範囲
ではビビリやプラグくい込み不良で安定した芯引加工が
不可能である。
[実施例] (1)C:0.10%、Si:0.01%、Mn:0.30%の炭素鋼からな
り、外径:15.9mm、肉厚2.4mm、長さ:約900mのコイル状
の金属管であって、内外面が燐酸亜鉛による造膜が施さ
れているものを、巻戻し機にセットし、矯直し、超硬合
金製のフローティングプラグを挿入した後、プレスによ
り先付け加工し、ダイスをとおして外径:11.0mm、肉厚:
2.0mmに芯引加工し、1500mのコイル状鋼管を製造した。
この時の条件はX=44.5%、Y=0.55である。引抜管の
内外面は、いずれも疵の発生がなく、美麗な表面性状を
呈していた。
り、外径:15.9mm、肉厚2.4mm、長さ:約900mのコイル状
の金属管であって、内外面が燐酸亜鉛による造膜が施さ
れているものを、巻戻し機にセットし、矯直し、超硬合
金製のフローティングプラグを挿入した後、プレスによ
り先付け加工し、ダイスをとおして外径:11.0mm、肉厚:
2.0mmに芯引加工し、1500mのコイル状鋼管を製造した。
この時の条件はX=44.5%、Y=0.55である。引抜管の
内外面は、いずれも疵の発生がなく、美麗な表面性状を
呈していた。
(2)C:0.02%、Cr:18%、Ni:8%のステンレス鋼から
なり、外径:25.4mm、肉厚3.5mm、長さ:約400mのコイル
状の金属管であって、内外面が蓚酸亜鉛による造膜が施
されているものを、巻戻し機にセットし、矯直し、超硬
合金製のフローティングプラグを挿入した後、ダイスを
とおして、外径:18.0mm、肉厚:3.0mmに芯引加工し長さ6
50mmのコイル状鋼管を製造した。この時の条件はX=4
1.7%、Y=0.48である。引抜管の内外面は、いずれも
疵の発生がない美麗な表面性状を呈していた。
なり、外径:25.4mm、肉厚3.5mm、長さ:約400mのコイル
状の金属管であって、内外面が蓚酸亜鉛による造膜が施
されているものを、巻戻し機にセットし、矯直し、超硬
合金製のフローティングプラグを挿入した後、ダイスを
とおして、外径:18.0mm、肉厚:3.0mmに芯引加工し長さ6
50mmのコイル状鋼管を製造した。この時の条件はX=4
1.7%、Y=0.48である。引抜管の内外面は、いずれも
疵の発生がない美麗な表面性状を呈していた。
[発明の効果] 本発明により、疵のない美麗な表面性状を有する細径コ
イル状鋼管を、能率よく、少量の潤滑剤で、歩留りよく
製造することができる。
イル状鋼管を、能率よく、少量の潤滑剤で、歩留りよく
製造することができる。
また、本発明によって引き抜かれたコイル状金属管は、
必要に応じて軟化焼鈍を行って配管工事に直接使用され
たり、あるいは、さらに適宜引抜加工や曲げ加工に供す
ることが出来るため、極めて経済的な効果をあげること
が出来る。
必要に応じて軟化焼鈍を行って配管工事に直接使用され
たり、あるいは、さらに適宜引抜加工や曲げ加工に供す
ることが出来るため、極めて経済的な効果をあげること
が出来る。
本発明によれば、少量の潤滑剤で長尺のコイル状鋼管か
ら長尺の高寸法精度鋼管の製造が可能となり、顕著な経
済的効果が発揮できる。
ら長尺の高寸法精度鋼管の製造が可能となり、顕著な経
済的効果が発揮できる。
第1図は芯引方法における断面減少率と肉厚減少率/外
径減少率の関係を示す図である。第2図は本発明の適用
対象となる芯引加工方法の説明図である。
径減少率の関係を示す図である。第2図は本発明の適用
対象となる芯引加工方法の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 皓三 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 渡部 義広 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭63−242415(JP,A) 特開 平2−25217(JP,A) 特開 平2−155511(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】浮動プラグを使用したコイル状鋼管の芯引
加工において、外径減少率(%)と肉厚減少率(%)の
比Yと断面減少率(%)Xが上記(1)式および(2)
式を満たす条件で行うことを特徴とするコイル状鋼管の
芯引加工方法。 Y≦0.0018(X−15)2+0.5 …(1) 15≦X≦50 …(2)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32472590A JPH0794046B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | コイル状鋼管の芯引方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32472590A JPH0794046B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | コイル状鋼管の芯引方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04197513A JPH04197513A (ja) | 1992-07-17 |
| JPH0794046B2 true JPH0794046B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=18169012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32472590A Expired - Lifetime JPH0794046B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | コイル状鋼管の芯引方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794046B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682450B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2011-05-11 | 住友金属工業株式会社 | 内面平滑性に優れた継目無鋼管の製造方法および継目無鋼管 |
| CN103639214A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-19 | 青岛蓝图文化传播有限公司市南分公司 | 一种空调用紫铜管的盘拉工艺流程 |
| CN107405659B (zh) * | 2015-03-03 | 2019-06-07 | 杰富意钢铁株式会社 | 焊缝部能够识别的电焊钢管的制造方法 |
| CN107710525B (zh) * | 2015-12-31 | 2019-06-21 | 深圳市大富方圆成型技术有限公司 | 一种制造金属扁管的装置和方法 |
| CN108067514A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-05-25 | 天津冶金集团天材科技发展有限公司 | 一种管材脱芯装置 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32472590A patent/JPH0794046B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04197513A (ja) | 1992-07-17 |
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