JPH0794248B2 - 自動包装装置の給袋装置 - Google Patents

自動包装装置の給袋装置

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JPH0794248B2
JPH0794248B2 JP5146110A JP14611093A JPH0794248B2 JP H0794248 B2 JPH0794248 B2 JP H0794248B2 JP 5146110 A JP5146110 A JP 5146110A JP 14611093 A JP14611093 A JP 14611093A JP H0794248 B2 JPH0794248 B2 JP H0794248B2
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bag
chute
bag mouth
mouth
suction cups
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良一 森田
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KAMACHO SEIKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば粉体のような原
料を袋内に一定量づつ自動で収容し得るようにした自動
包装装置に関し、さらに詳しくはそのような自動包装装
置の給袋位置において、袋をシュートに装着するための
給袋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1には従来の自動包装装置1を示して
いる(例えば特開平4ー327122号公報)。この図
1に示す従来の自動包装装置1は、粉体のような原料を
一定量づつ袋内に収容するためのもので、合計6個のシ
ュート3,3・・を角度60°づつ間欠回転せしめると
ともに、給袋位置Aにおいて給袋装置2でシュート3に
袋7を装着し、第1充填位置Bにおいて袋7内に原料を
粗充填し、第2充填位置Cにおいて同じく袋7内に原料
を中量充填し、第3充填位置Dにおいて最終の正確な重
量となるように袋7内に原料を少量充填する。次に真空
脱気位置Eにおいて袋7内の原料中の空気を排除した
後、取外し位置Fにおいて原料入り袋70をシュート3
から取外し、続いてその空になったシュート3を給袋位
置Aまで戻す。尚、取外し位置Fにおいてシュート3か
ら取外された原料入り袋70は、回転リフトテーブル1
7上に載せられ、且つ回転リフトテーブル17がコンベ
ア19側に向けられた後、プッシャー装置18によりコ
ンベア19上に送り出されて次工程(例えば開口部シー
ル工程)側に搬送される。この自動包装装置1は、この
ような動作を順次繰り返して行い、一定量の原料を順次
連続して袋内に収容し得るようになっている。
【0003】この従来の自動包装装置1における給袋装
置2は、図2に示すように袋7を順次1枚づつ傾斜受台
11上に供給するための供給ローラ10と、傾斜受台1
1上の袋7を給袋位置Aにあるシュート3の直下に鉛直
姿勢で保持させる姿勢変更装置12と、シュート3の下
方において閉口状態にある袋7の袋口71を前後各側か
らそれぞれ真空吸引によって吸着・保持し得る前後一対
の吸盤23,23を有している。又、該各吸盤23,2
3は、符号23aで示す相互に離間する位置と符号23
bで示す相互に近接する位置との間で進退動作せしめる
とともに、該各吸盤23,23を実線図示する中間待機
高さH0と符号23aで示す袋口受取高さH1と符号23
cで示す袋口装着高さH2との間で上下動せしめ得るよ
うになっている。
【0004】他方、シュート3側には、図2〜図4に示
すように、該シュート3の下部外周に被された袋口71
を保持するための端部クランプ装置5,5(左右一対あ
る)及び袋口71の左右中間部を保持するための主クラ
ンプ装置6がそれぞれ設けられている。端部クランプ装
置5は、袋口71の左右各端部72,72をそれぞれ前
後各側から挟圧保持する前後一対のクランプ部材52,
52を有している。この各クランプ部材52,52は、
図3に示すようにエアシリンダ51の伸縮動作によっ
て、上方開放位置と符号52aで示す下方挟持位置との
間で上下弧回動せしめられるようになっている。又、主
クランプ装置6にも、それぞれエアシリンダ61,61
によって作動せしめられる前後一対のクランプ部材6
2,62を有している。この主クランプ装置6側のクラ
ンプ部材62は、シュート3の外周面に沿う半周の円弧
形状に形成されていて、合体時に両クランプ部材62,
62で円形を構成するようになっている。
【0005】そして、この自動包装装置1は、次のよう
に作動する。即ち、まず、図2に示すように供給ローラ
10により傾斜受台11上に供給された袋7を姿勢変更
装置12により符号7aで示す鉛直姿勢まで立起こす→
各吸盤23,23を中間待機高さH0から袋口受取高さ
1(符号23aの位置)まで下動させる→各吸盤23
a,23aを袋口71の前後各外面に当接する(符号2
3bの位置)まで相互に近接させて該各吸盤で袋口71
の前後対向外面をそれぞれ吸着・保持させる→袋口71
の前後対向外面を吸着・保持させたままで各吸盤を符号
23a,23aで示すように相互に離間させて袋口71
を開放させる(このとき袋口71は図4に示すようにシ
ュート3の外形より大きく開放される)→各吸盤で袋口
71を吸着・保持したまま袋口装着高さH2(符号23
cの位置)まで上動させて袋口71をシュート3の下部
外周に被せる→端部クランプ装置5の左右各側にある前
後各クランプ部材52,52をそれぞれ下方に弧回動さ
せて袋口71の左右各端部72,72をそれぞれ前後各
側から挟圧保持する(図3及び図4における符号52a
の状態)→この動作とほぼ同時に吸盤23,23の吸着
作用を停止させる→各吸盤を符号H2の高さから中間待
機高さH0まで下動させる→主クランプ装置6の各クラ
ンプ部材62,62を相互に近接する方向に作動させて
袋口71を全周に亘ってクランプする→そして袋つきの
シュート3を図1に示すように給袋位置Aから第1充填
位置B側に退出させる(このとき取外し位置Fにあった
空のシュート3が給袋位置Aまで移動する)。尚、図1
においてB〜Fの各位置においては、それぞれ所定の作
業が行われ、順次連続して自動で包装作業が行われる。
【0006】ところで、上記給袋装置2の吸盤23,2
3は、前後対向位置に1つづつ設けられていて、袋口7
1部分の前後方向同軸線上を吸着・保持するようになっ
ている。又、この種の自動包装装置1で使用される袋7
としては、図3及び図4に示すように左右両側部にガセ
ット(折り襞)73,73を形成したものが使用され
る。このようなガセットつき袋7では、袋口71を開放
させたときに、その袋口近傍のガセット73,73部分
が大きく広げられるようになる。
【0007】又、上記給袋装置2では、袋7を鉛直姿勢
に立ち起こした状態で、袋7の前後各外面を吸盤23,
23で吸着させたときに、袋7は左右方向の中央部のみ
(各吸盤部分のみ)しか保持していないので、袋の左右
各端部寄り部分は自由状態となっており、例えば袋7の
側面に風圧がかかったときなどには、図5に示すように
平面視において袋口71の左右各端部寄り部分が前後方
向に大きく撓むことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の自動包装装置の給袋装置2では、各吸盤23,23
で袋口71の前後各外面を吸着させたときに、図5に示
すように袋口71の左右各端部72,72寄り部分が前
後方向に大きく撓んでいると、各吸盤23,23を後退
させて袋口71を開放させたときに、該袋口71が前後
均等に開放されずに、一部が例えば図5において符号7
1′で示すようにシュート3の外周面より内方に位置す
るようになることがあり、その場合には、袋口71をシ
ュート3に対して正常に被せることができなくなるとい
う問題があった。
【0009】又、この従来の給袋装置2では、姿勢変更
装置12により鉛直姿勢に保持されている袋7を前後一
対の吸盤23,23で受取って上動させたときに、該各
吸盤23,23による吸着部分が前後方向同軸線上に位
置しているため、袋7が吸着部分を中心にして左右に振
れ易くなる。このように袋7が左右に振れた状態でその
袋をシュート3に装着すると、袋口部分が傾いた状態で
クランプされるようになり、袋内に充填される原料の重
量によってクランプされている袋口部分に不均等な引っ
張り力が発生する(袋口部分の一部が部分的に緊張して
破袋の原因になる)という問題があった。又、袋口71
をシュート3の下部外周に被せる場合には、該袋口71
を大きく開放させた状態で行われるが、袋口71をシュ
ート3に被せた状態では、袋口の左右各端部72,72
も前後に大きく広げられている。特に、ガセットつき袋
を使用したときには、図4に示すように該ガセット7
3,73部分が前後に引き延ばされるようになる。そし
て、次に端部クランプ装置5,5の各クランプ部材5
2,52が閉動作(下方に弧回動)する際に、袋口の左
右各端部72,72が大きく引き延ばされているため
に、各クランプ部材52,52が袋口端部72の上端縁
を下方に押圧するような作用が働き、場合によっては袋
口端部72を元の折り目部分でうまく折畳めなくなるこ
とがある。即ち、該袋口端部72における正規の折り目
以外の場所で折畳まれた状態でクランプされてしまうと
いう問題があった。
【0010】本発明は、上記した従来の給袋装置の問題
点に鑑み、袋口を確実にシュート外形より大きく開放さ
せることができ、且つ袋をシュートに装着する際に該袋
が左右に振れにくくするとともに、端部クランプ装置で
袋口の左右各端部をクランプする際に正確に正規の折り
目部分で折畳んだ状態でクランプし得るようにすること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右各端部に
それぞれガセットを形成したガセットつき袋を使用し、
原料投入用のシュートに、該シュートの下部外周に被さ
れる袋口の各ガセット部分を保持する一対の端部クラン
プ装置と前記袋口の左右中間部を保持する主クランプ装
置とを設け、さらに前記シュートを、該シュートに前記
ガセットつき袋を装着する給袋位置と、袋内に原料を充
填する充填位置と、原料入り袋をシュートから取外す取
外し位置との間を順次移動せしめて、袋内に原料を一定
量づつ自動で収容し得るようにした自動包装装置に使用
される給袋装置において、前記給袋位置にあるシュート
の下方において閉口状態にあるガセットつき袋の袋口を
前後各側からそれぞれ吸盤で吸着して保持でき且つ該各
吸盤を相互に離間させることにより袋口をシュートの外
形より大きく開放せしめ得るようにした袋口開放手段
と、該袋口開放手段を各吸盤によって保持された袋口が
シュート下端より下方に位置する下方待機高さと袋口が
シュートの下部外周に被される上方装着高さとの間で上
下動せしめる昇降手段と、前記各吸盤とともに近接・離
間方向に進退動作せしめられ且つ袋口開放手段とともに
上下動せしめられしかも開放せしめられた袋口近傍の左
右各ガセット部外面をそれぞれ前後各側から相互に近接
する方向に向けて弾性的に付勢する一対の弾性付勢手段
と、前記袋口開放手段とは別に前記各弾性付勢手段を相
互に近接・離間方向に進退動作せしめるエアシリンダを
備えるとともに、前記エアシリンダは、袋口をシュート
に被せた状態で前記各端部クランプ装置の閉動作前に前
記各弾性付勢手段を近接側に動作せしめる一方、前記弾
性付勢手段は、袋を装着させたシュートが給袋位置から
充填位置側に退出するときに袋に押圧されて外方に退避
し得る如くしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の給袋装置では、給袋位置にあるシュー
トの下方において、袋口開放手段により袋口を開放さ
せ、次に袋口開放手段を昇降手段により袋ごと上動させ
ることにより、袋口をシュートの下部外周に被せること
がてきる。そして、袋口をシュートの下部外周に被せる
と、まず各弾性付勢手段を進退操作するエアシリンダに
より、該各弾性付勢手段を相互に近接方向に作動せしめ
て、各弾性付勢手段の対向する各端部で袋の各ガセット
部分を挟圧する。その後、各端部クランプ装置が作動し
て袋口の左右各端部がクランプされ、続いて主クランプ
装置が作動して袋口が全周に亘ってシュート外面にクラ
ンプされる。
【0013】ところで、袋口開放手段の各吸盤で袋口を
前後各側から吸着した状態では、前後の弾性付勢手段に
より袋口の左右各端部がそれぞれ前後両側から挟持され
るようになる。従って、もし吸盤による吸着前に、袋口
の左右端部が前後方向に大きく撓んでいた場合でも、袋
口が前後の弾性付勢手段によって挟持されることによ
り、該袋口が直線状に延ばされるようになる。このよう
に吸盤による吸着時に袋口が直線状に延ばされると、次
に行われる袋口開放操作時に該袋口が前後均等に開放さ
れてシュート外形より大きく開放されるようになり、袋
口をシュートの下部外周に対して確実に被せることがで
きるようになる。又、袋口開放手段により袋口を開放さ
せた状態では、前後の弾性付勢手段の左右各端部が袋口
近傍の左右各端部寄り外面にそれぞれ弾性的に付勢して
いる。従って、袋口開放状態においては、袋口の左右方
向中間部が吸盤によって保持され、且つ袋口の左右各端
部寄り位置が弾性付勢手段で弾性的に付勢されているの
で、袋は前後各側からそれぞれ3点支持されている。こ
のように袋を前後各側からそれぞれ3点支持した状態で
は、該袋が左右に振れにくくなる。又、この状態では、
各弾性付勢手段がそれぞれ外方側に移動せしめられてお
り、該両弾性付勢手段における袋のガセット部分が対応
する各端部間にかなりの間隔が形成されている。従っ
て、この状態では、袋口の各ガセット部分はかなり大き
く開くことがあり、そのまま端部クランプ装置を閉動作
させると、ガセット部分を正常に掴めない場合が生じ
る。ところが、本願では、端部クランプ装置の閉動作前
に、エアシリンダにより各弾性付勢手段を相互に近接側
に作動させるので、各ガセット部分は前後から圧縮され
て厚さが薄くなる。従って、その後に行われる端部クラ
ンプ装置の閉動作により、袋口の各ガセット部分を正常
状態で保持することができるようになる。
【0014】又、この弾性付勢手段は、袋つきのシュー
トが給袋位置から充填位置側に退出するときに、袋に押
圧されて外方に退避し得るようになっており、前後の弾
性付勢手段間の間隔が袋の前後厚みより小さくなってい
ても、袋つきのシュートの移動に支障が生じない。
【0015】
【発明の効果】本発明の給袋装置は次のような効果があ
る。
【0016】(1) 袋口開放手段の各吸盤による吸着前
に、袋口の左右端部が前後方向に大きく撓んでいた場合
であっても、各吸盤で袋口を前後各側から吸着したとき
に前後の弾性付勢手段により袋口を直線状に延ばすこと
ができるので、次に行われる袋口開放操作により、該袋
口を前後均等にしかもシュートの外形より大きい状態で
開放させることができ、それによって袋口をシュートの
下部外周に正確に被せることができる(袋の装着ミスが
起こらない)。
【0017】(2) 袋口開放状態において、弾性付勢手段
により袋口の左右各端部寄り外面をそれぞれ前後各側か
ら弾性的に付勢するようになっている(袋が前後各側か
らそれぞれ3点支持される)ので、該袋が左右に振れに
くくなり、袋を常に正常姿勢(傾かない姿勢)でシュー
トに装着できる。
【0018】(3) 袋口をシュートに被せた後、端部クラ
ンプ装置が作動する前に、エアシリンダで各弾性付勢手
段を相互に近接させる方向に作動させるので、該各弾性
付勢手段で袋口の各ガセット部分が前後から圧縮されて
その厚さが薄くなり、その後に行われる各端部クランプ
装置の閉動作により、袋口の各ガセット部分を常に正常
状態(正規の折り目を正確に折畳んだ状態)でクランプ
することができる。
【0019】(4) シュートが給袋位置から充填位置側に
退出するときに、弾性付勢手段が袋に押圧されて外方に
退避するようになっているので、弾性付勢手段を備えた
ものであっても、シュート循環式の自動包装装置に適用
できる。
【0020】
【実施例】図6〜図12を参照して本発明の実施例を説
明すると、この実施例の給袋装置は、図1に示す自動包
装装置1の給袋位置Aに設置されており、本発明の実施
例については、図1を併用して説明する。尚、図1に示
す自動包装装置1については従来技術の項で説明してお
り、重複説明を避けるために該自動包装装置1の説明は
従来技術の項の説明を援用する。
【0021】図6〜図12に示す実施例の給袋装置2
は、図2〜図4に示す従来の給袋装置に弾性付勢手段4
0,40を付加したものである。即ち、該給袋装置2
は、図6〜図8に示すようにガセットつき袋7を順次1
枚づつ傾斜受台11上に供給するための供給ローラ10
と、傾斜受台11上の袋7を給袋位置Aにあるシュート
3の直下に鉛直姿勢で保持させる姿勢変更装置12と、
シュート3の下方において閉口状態にある袋7の袋口7
1をシュート3の外形より大きく開放させる袋口開放手
段20と、該袋口開放手段20を上下動せしめる昇降手
段30と、開放せしめられた袋口71の左右各端部寄り
外面をそれぞれ前後各側から相互に近接する方向に向け
て弾性的に付勢する一対の弾性付勢手段40,40と、
上記袋口開放手段20とは別に各弾性付勢手段40,4
0を相互に近接・離間方向に進退作動せしめる一対のエ
アシリンダ44,44とを備えている。尚、供給ローラ
10、傾斜受台11、及び姿勢変更装置12は、図2に
示す従来例のものと同じものが採用されており、供給ロ
ーラ10によって傾斜受台11上に供給される袋7は、
姿勢変更装置12でシュート3の直下において鉛直姿勢
で保持されるようになっている。
【0022】袋口開放手段20は、袋7の袋口71を前
後各側から真空吸引によって吸着せしめ得る前後一対の
吸盤23,23と、該各吸盤23,23を相互に近接・
離間方向に進退操作する駆動装置21とを有している。
尚、この実施例では駆動装置21としてエアシリンダが
採用されており、以下の説明ではこの駆動装置をエアシ
リンダと称する。又、このエアシリンダ21は台板24
上に取付けている。
【0023】各吸盤23,23は、それぞれアーム2
2,22の先端部において相互に対向する姿勢で取付け
られている。そして、エアシリンダ21で各アーム2
2,22を相互に近接させたり離間させたりすることに
よって、各吸盤23,23を近接・離間方向に進退せし
め得るようにしている。尚、エアシリンダ21が最大伸
長している状態(図7の実線図示状態)では、各吸盤2
3,23間の間隔がシュート3の外径よりやや大きくな
り、エアシリンダ21が最大縮小している状態(図7の
鎖線図示状態)では、各吸盤23,23が相互にほぼ接
触し得る状態まで近接するようになっている。
【0024】昇降手段30は、この実施例では、モータ
(サーボモータ)31によって上下方向に走行せしめら
れる2条のチエン32,32に昇降台33を取付け、さ
らに該昇降台33と袋口開放手段20の台板24とを連
結材34で連結して構成している。モータ31は、正逆
両方向に回転するとともに、昇降台33を上段位置と中
段位置と下段位置の3位置で停止せしめ得るようになっ
ている。そして、昇降台33が上段位置にあるときには
袋口開放手段20の吸盤が図6において符号23cで示
す袋口装着高さH2に位置し、昇降台33が中段位置に
あるときには該吸盤が符号23で示す中間待機高さH0
に位置し、昇降台33が下段位置にあるときには該吸盤
が符号23a(又は23b)で示す袋口受取高さH1
位置するようになっている。
【0025】弾性付勢手段40は、前後一対使用されて
いる。又、この実施例では、弾性付勢手段40として左
右方向に適宜長さをもつ板バネ41が採用されている。
この各板バネ41,41は、それぞれアーム22,22
の先端部に設けた各エアシリンダ44,44に取付けて
いる。この各エアシリンダ44,44は、各吸盤23,
23の直下近傍位置において、各可動側(伸縮ロッド
側)が相互に対向する状態で取付けられている。そし
て、上記各板バネ41,41は、その長さ方向中間位置
を各エアシリンダ44,44の可動部分に固定してい
る。尚、この各エアシリンダ44,44は、袋口開放手
段20(エアシリンダ21)とは別に各板バネ41,4
1を近接・離間方向に進退動作させるものである。又、
該板バネ41の左右両バネ片42,42は、その自然状
態においてそれぞれ斜め前外方(角度約45°方向)に
向けて延出させている。そして、各アーム22,22の
離間状態では、図7及び図10に実線図示する如く、4
つのバネ片42,42・・でほぼ正方形を構成するよう
に配置されており、しかもそのほぼ正方形を構成する各
バネ片42,42・・内にシュート3を収容し得るよう
になっている。各バネ片42,42・・は、前後方向に
撓曲自在となっており、バネ片42に内方側から所定圧
力以上の押圧力が加わったときには、該バネ片42が自
由に外方に撓むようになっている。例えば図7に鎖線図
示するように各アーム22,22が相互に近接したとき
(バネ片42が袋に圧接する)、あるいは図10に示す
ように袋つきシュートが給袋位置から退避するとき(袋
7aがバネ片42を押圧する)などには、該バネ片42
がそれぞれ符号42a(図7、図10)で示すように自
由に外方に撓曲するようになる。
【0026】又、この給袋装置2では、各アーム22,
22が離間状態で且つ各エアシリンダ44,44が縮小
状態においては、図10又は図11に示すように、相互
に対向する各バネ片42,42の先端間に適宜の間隔
(例えば40〜80mm)が形成されるようにしている。
又、このような各板バネ41,41の離間状態から、各
エアシリンダ44,44を伸長させると、図11に鎖線
図示するように各バネ片42,42・・がそれぞれ符号
42aで示すように近接方向に移動し、そのとき各バネ
片42,42・・の対向する各端部で、各袋口端部72
をそれぞれ符号72aで示すようにほぼ完全に折畳む状
態まで圧縮させるようになっている。尚、この実施例で
は、弾性付勢手段40として板バネ41を使用している
が、他の実施例では、弾性付勢手段40として撓曲不能
な棒状体をバネで内方側に付勢するようにしたものを使
用してもよい。
【0027】続いて、この実施例の給袋装置2の作用を
説明する。尚、この実施例では、袋7として前後各側に
ガセット73,73を形成したガセットつきのものが使
用される。
【0028】袋7は、図6に示すように供給ローラ10
によって順次1枚づつ傾斜受台11上に供給され、さら
に傾斜受台11上の袋7は姿勢変更装置12により符号
7aで示す鉛直姿勢まで立起こされた姿勢で保持され
る。
【0029】次に、昇降手段30のモータ31が下動側
に作動して、中間待機高さH0にある吸盤23,23を
袋口受取高さH1まで下動せしめ、続いてエアシリンダ
21が縮小して、符号23aの位置にあった各吸盤を符
号23bで示す位置まで近接させるとともに、そこで真
空吸引されて各吸盤23b,23bで袋口71の前後各
外側面を吸着する。このとき弾性付勢手段40,40の
各バネ片42,42・・は、図7において符号42aで
示すように外側に撓曲して、袋口71を直線状に保持す
るようになる。尚、各吸盤23,23による袋口71の
吸着前には、袋口71の左右各端部72,72が前後方
向に大きく撓むことがあるが、そのように、該袋口の左
右各端部72,72が前後方向に撓んでいた場合でも、
袋口開放手段20の各アーム22,22が相互に近接す
ることにより、前後の弾性付勢手段40,40で袋口7
1を直線状に延ばすようになる。尚、このときには、各
板バネ41,41を個別に進退させるエアシリンダ4
4,44は、それぞれ縮小状態のままである。
【0030】次に、エアシリンダ21が伸長して各吸盤
23,23が袋口71の各外面を吸着・保持したまま符
号23aで示す離間位置まで後退する。この状態では、
図10に示すように各バネ片42,42・・の先端寄り
部分がそれぞれ袋口71の左右各端部72,72付近を
前後各側から適度に圧接しており、各吸盤23,23に
よる吸着・保持と各バネ片42,42・・の圧接によ
り、袋7が前後各側からそれぞれ3点支持されている。
従って、該袋7が不用意に位置ずれしたり左右に振れた
りすることはない。又、この袋口開放操作時には、袋口
71が前後の弾性付勢手段40,40によって直線状に
延ばされた状態から開放されるので、該袋口71は、前
後均等に開放されるようになり、シュート3の直下方に
おいて確実にシュート3の下部外周より大きく開放され
る。
【0031】続いて、昇降手段30のモータ31が上動
側に作動して、各吸盤23,23を袋口71を吸着した
まま中間待機高さH0を経て袋口装着高さH2まで上動せ
しめ、袋口71をシュート3の下部外周に被せる(図9
参照)。この状態では、図9及び図10に示すように、
各バネ片42,42・・の先端寄り部分で袋口71の左
右各端部72,72付近を前後各側から軽く押圧してお
り、該袋口の左右各端部72,72付近が外方に広がる
のを規制している。
【0032】次に、袋口71をシュート3の下部外周に
被せた直後(端部クランプ装置5,5の閉動作前)に板
バネ進退操作用の各エアシリンダ44,44が伸長し、
対向するバネ片42,42の各先端部で袋口71の左右
各端部72,72を前後各側から圧縮するようになる
(袋口端部が図11の符号72aで示すように前後方向
に薄くなる)。
【0033】次に、端部クランプ装置5,5のエアシリ
ンダ51が伸長して、前後の各クランプ部材52,52
が下方に弧回動せしめられる。このとき、袋口71の左
右各端部72,72は、各板バネ41,41の対向する
端部によって挟持されて、ガセット部分が薄くなってい
るので、端部クランプ装置5,5による袋口端部のクラ
ンプ動作時に各クランプ部材52,52による袋口上端
縁への押下げ作用はほとんど働かず、従って該袋口の左
右各端部72,72は正規の折り目部分で正確に折畳ま
れた状態でクランプされるようになる。尚、このエアシ
リンダ51の伸長動作とほぼ同時に(あるいはごく僅か
に遅れて)吸盤23,23の吸引作用が停止するととも
に、板バネ進退操作用のエアシリンダ44,44が縮小
して、袋口71が端部クランプ装置5,5側に受け渡さ
れる。
【0034】次に、昇降手段30により吸盤23,23
が中間待機高さH0の位置まで下動せしめられた後、主
クランプ装置6のエアシリンダ61,61が伸長して、
袋口71部分が全周に亘ってシュート3の外周面に強く
クランプされる(図12の状態)。この状態で袋7のシ
ュート3への装着作業は完了し、続いてこの袋つきシュ
ート3が給袋位置Aから充填位置B側に退出せしめられ
る。このとき、図10に示すようにシュート3に装着さ
れている袋(符号7a)でバネ片(符号42a,42
a)を外方に撓ませながら、袋つきシュート3aが該両
バネ片間を外方に向けて(充填位置Bに向けて)通過す
るようになる。尚、図1における各位置A〜Fにおいて
は、それぞれ所定の作業が行われて、順次連続して原料
の包装作業が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動包装装置の概略平面図である。
【図2】図1の自動包装装置に使用されている給袋装置
の側面図である。
【図3】図2の給袋装置の作動変化状態を示す一部拡大
図である。
【図4】図3のIV−IV断面相当図である。
【図5】図4の変形図である。
【図6】本発明の実施例にかかる給袋装置の側面図であ
る。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6の給袋装置の斜視図である。
【図9】図6の給袋装置の作動変化状態を示す一部拡大
図である。
【図10】図9のX−X断面相当図である。
【図11】図10の状態変化図である。
【図12】図9の状態変化図である。
【符号の説明】
1は自動包装装置、2は給袋装置、3はシュート、5は
端部クランプ装置、6は主クランプ装置、7は袋(ガセ
ットつき袋)、20は袋口開放手段、21はエアシリン
ダ、23は吸盤、30は昇降手段、40は弾性付勢手
段、41は板バネ、42はバネ片、44はエアシリン
ダ、71は袋口、72は端部、73はガセット、Aは給
袋位置、B〜Dは充填位置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右各端部(72,72)にそれぞれガ
    セット(73,73)を形成したガセットつき袋(7)
    を使用し、原料投入用のシュート(3)に、該シュート
    (3)の下部外周に被される袋口(71)の各ガセット
    (73,73)部分を保持する一対の端部クランプ装置
    (5,5)と前記袋口(71)の左右中間部を保持する
    主クランプ装置(6)とを設け、さらに前記シュート
    (3)を、該シュート(3)に前記ガセットつき袋
    (7)を装着する給袋位置(A)と、袋内に原料を充填
    する充填位置(B〜D)と、原料入り袋をシュート
    (3)から取外す取外し位置(F)との間を順次移動せ
    しめて、袋(7)内に原料を一定量づつ自動で収容し得
    るようにした自動包装装置における、前記給袋位置
    (A)においてシュート(3)に袋(7)を装着するた
    めの給袋装置であって、 前記給袋位置(A)にあるシュート(3)の下方におい
    て閉口状態にあるガセットつき袋(7)の袋口(71)
    を前後各側からそれぞれ吸盤(23,23)で吸着して
    保持でき且つ該各吸盤(23,23)を相互に離間させ
    ることにより、袋口(71)をシュート(3)の外形よ
    り大きく開放せしめ得るようにした袋口開放手段(2
    0)と、該袋口開放手段(20)を各吸盤(23,2
    3)によって保持された袋口(71)がシュート下端よ
    り下方に位置する下方待機高さと袋口(71)がシュー
    トの下部外周に被される上方装着高さとの間で上下動せ
    しめる昇降手段(30)と、前記各吸盤(23,23)
    とともに近接・離間方向に進退動作せしめられ且つ袋口
    開放手段(20)とともに上下動せしめられしかも開放
    せしめられた袋口(71)近傍の左右各ガセット部外面
    をそれぞれ前後各側から相互に近接する方向に向けて弾
    性的に付勢する一対の弾性付勢手段(40,40)と、
    前記袋口開放手段(20)とは別に前記各弾性付勢手段
    (40,40)を相互に近接・離間方向に進退動作せし
    めるエアシリンダ(44,44)を備えるとともに、前記エアシリンダ(44,44)は、袋口(71)をシ
    ュート(3)に被せた状態で前記各端部クランプ装置
    (5,5)の閉動作前に前記各弾性付勢手段(4 0,4
    0)を近接側に動作せしめる一方、 前記弾性付勢手段(40,40)は、袋(7)を装着さ
    せたシュート(3)が給袋位置(A)から充填位置
    (B)側に退出するときに袋(7)に押圧されて外方に
    退避し得る如くした、 ことを特徴とする自動包装装置の給袋装置。
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