JPH0794381B2 - 外用貼付剤用基材 - Google Patents
外用貼付剤用基材Info
- Publication number
- JPH0794381B2 JPH0794381B2 JP61177182A JP17718286A JPH0794381B2 JP H0794381 B2 JPH0794381 B2 JP H0794381B2 JP 61177182 A JP61177182 A JP 61177182A JP 17718286 A JP17718286 A JP 17718286A JP H0794381 B2 JPH0794381 B2 JP H0794381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- woven fabric
- external patch
- present
- directions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外用消炎鎮痛剤等の外用貼付剤用基材に関す
る。
る。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来より、切傷,やけど等の外傷,打撲,捻挫,筋肉
痛,関節炎等の炎症の際には、症状に合わせて消炎作
用、鎮痛作用等を有する薬効成分を含有した外用消炎鎮
痛剤などの外用貼付剤を用い、患部に貼付することが行
なわれている。この場合、これら外用貼付剤の薬効成分
層を支持する基材としては、従来不織布が使用されてお
り、不織布としては伸縮性の小さいものやスパン糸をほ
ぼ直交させて通気性を保持したものが利用されている。
しかし不織布は透水性を有するため、薬効成分層から水
分や薬液分などがしみ通り、いわゆる裏じみが生じる場
合がある。
痛,関節炎等の炎症の際には、症状に合わせて消炎作
用、鎮痛作用等を有する薬効成分を含有した外用消炎鎮
痛剤などの外用貼付剤を用い、患部に貼付することが行
なわれている。この場合、これら外用貼付剤の薬効成分
層を支持する基材としては、従来不織布が使用されてお
り、不織布としては伸縮性の小さいものやスパン糸をほ
ぼ直交させて通気性を保持したものが利用されている。
しかし不織布は透水性を有するため、薬効成分層から水
分や薬液分などがしみ通り、いわゆる裏じみが生じる場
合がある。
このため、不織布に裏打ち材として合成樹脂シートを積
層することも行なわれているが、合成樹脂シートを積層
すると、伸縮性が低下し、皮膚への追随性がなくなって
皮膚につっぱり感を与えたり、特に肘、手の甲、手首な
どに外用貼付剤を貼付するような場合、その運動性を損
なうなどの問題がある上、通気性を損なうため、患部に
むれを生じさせる欠点もある。
層することも行なわれているが、合成樹脂シートを積層
すると、伸縮性が低下し、皮膚への追随性がなくなって
皮膚につっぱり感を与えたり、特に肘、手の甲、手首な
どに外用貼付剤を貼付するような場合、その運動性を損
なうなどの問題がある上、通気性を損なうため、患部に
むれを生じさせる欠点もある。
本発明は上記事情を改善するためになされたもので、多
方向の伸縮性を有し、このため皮膚の伸縮に確実に追随
し、患部の運動性を損なうことがないと共に、患部をむ
らすようなこともなく、しかも裏じみを防止することが
できる外用貼付剤用基材を提供することを目的とする。
方向の伸縮性を有し、このため皮膚の伸縮に確実に追随
し、患部の運動性を損なうことがないと共に、患部をむ
らすようなこともなく、しかも裏じみを防止することが
できる外用貼付剤用基材を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、それぞれ伸縮可能な
複数枚の不織布を互にその伸縮方向が異なるように積層
したものである。
複数枚の不織布を互にその伸縮方向が異なるように積層
したものである。
この場合、これら不織布は、互にニードルパンチ法によ
り接合することが好適である。
り接合することが好適である。
作 用 本発明の外用貼付剤用基材は、その上に薬効成分層を形
成し、患部に貼着して使用するものであるが上述したよ
うにそれぞれ伸縮可能な複数枚の不織布を互にその伸縮
方向が異なるように積層したことにより、多方向の伸縮
性を有し、このため皮膚に貼着した場合に皮膚の伸縮に
確実に追随し、患部の運動を阻害することが可及的に防
止される。しかも、基材は多層構造であるが、いずれも
通気性を有する不織布にて構成されているので、通気性
が維持され、患部をむらすような不都合は生じさせな
い。また、このような多層構造を有するので、薬効成分
層に直接触れる触織布には水分,薬液分などはしみ込む
が、不織布外側にまでしみ出すことは防止され、従って
裏じみが生じ難いものである。
成し、患部に貼着して使用するものであるが上述したよ
うにそれぞれ伸縮可能な複数枚の不織布を互にその伸縮
方向が異なるように積層したことにより、多方向の伸縮
性を有し、このため皮膚に貼着した場合に皮膚の伸縮に
確実に追随し、患部の運動を阻害することが可及的に防
止される。しかも、基材は多層構造であるが、いずれも
通気性を有する不織布にて構成されているので、通気性
が維持され、患部をむらすような不都合は生じさせな
い。また、このような多層構造を有するので、薬効成分
層に直接触れる触織布には水分,薬液分などはしみ込む
が、不織布外側にまでしみ出すことは防止され、従って
裏じみが生じ難いものである。
また特に、複数枚の不織布を互にニードルパンチ法で接
合した場合は、上述した多方向の伸縮性や通気性が確実
に維持され、本発明の目的をより確実に達成することが
できる。
合した場合は、上述した多方向の伸縮性や通気性が確実
に維持され、本発明の目的をより確実に達成することが
できる。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例に係る外用貼付剤用基材1を
示すもので、この基材1はそれぞれ一方向に伸縮性を有
する2枚の不織布シート2,3を互にその伸縮方向が直交
するように重ね合せると共に、これら2枚の不織布シー
ト2,3を互にニードルパンチ法により接合一体化したも
のである。
示すもので、この基材1はそれぞれ一方向に伸縮性を有
する2枚の不織布シート2,3を互にその伸縮方向が直交
するように重ね合せると共に、これら2枚の不織布シー
ト2,3を互にニードルパンチ法により接合一体化したも
のである。
従って、この第1図の基材1は縦横二方向の伸縮性を有
する。
する。
また、第2図は本発明の他の実施例を示すもので、この
実施例は縦横の二方向に伸縮性を有する不織布シート
2′に一方向に伸縮性を有する不織布シート3をその伸
縮方向が上記二方向に伸縮性を有する不織布シート2′
の一方の伸縮方向と直交するように重ね合せ、これら両
不織布シート2′,3を互にニードルパンチ法により接合
一体化したものである。
実施例は縦横の二方向に伸縮性を有する不織布シート
2′に一方向に伸縮性を有する不織布シート3をその伸
縮方向が上記二方向に伸縮性を有する不織布シート2′
の一方の伸縮方向と直交するように重ね合せ、これら両
不織布シート2′,3を互にニードルパンチ法により接合
一体化したものである。
従って、この第2図の基材1も、縦横両方の伸縮性を有
するものであるが、特に一方向に伸縮性を有する不織布
シート3の伸縮方向に沿った伸縮性がスムーズなもので
ある。なお、この実施例の基材1は、一方向に伸縮性を
有する不織布シート3上に薬効成分層を形成する。
するものであるが、特に一方向に伸縮性を有する不織布
シート3の伸縮方向に沿った伸縮性がスムーズなもので
ある。なお、この実施例の基材1は、一方向に伸縮性を
有する不織布シート3上に薬効成分層を形成する。
第3図は本発明の更に別の実施例を示すもので、この実
施例は、それぞれ一方向に伸縮性を有する3枚の不織布
シート2a,2b,3を互にその伸縮方向が60゜位相がずれる
ように重ね合せ、これら3枚の不織布シート2a,2b,3を
互にニードルパンチ法により接合一体化したものであ
る。
施例は、それぞれ一方向に伸縮性を有する3枚の不織布
シート2a,2b,3を互にその伸縮方向が60゜位相がずれる
ように重ね合せ、これら3枚の不織布シート2a,2b,3を
互にニードルパンチ法により接合一体化したものであ
る。
従って、この基材1は三方向に伸縮性を有するものであ
る。
る。
上述した基材1は、いずれも縦横二方向或いは三方向と
いうように多方向の伸縮性を有するもので、患部に適用
した場合、その皮膚の伸縮に良好に追随し得、ひじなど
に貼付した場合でもその運動を阻害することが可及的に
防止されると共に、いずれも通気性を有する不織布にて
形成されているので、患部に適用した際に通気性がある
ため患部をむらすことがない。更に、基材1は、内側
(図面において最上層)の不織布シート3上に消炎鎮痛
剤等の薬効成分層を形成するものであるが、この場合こ
の不織布シート3に薬効成分層からの水分、薬液分がし
み入ることはあっても、外側(図中最下層)の不織布シ
ート2,2′,2a,2bにしみ出すことがなく、従って裏じみ
が生じ難いものである。
いうように多方向の伸縮性を有するもので、患部に適用
した場合、その皮膚の伸縮に良好に追随し得、ひじなど
に貼付した場合でもその運動を阻害することが可及的に
防止されると共に、いずれも通気性を有する不織布にて
形成されているので、患部に適用した際に通気性がある
ため患部をむらすことがない。更に、基材1は、内側
(図面において最上層)の不織布シート3上に消炎鎮痛
剤等の薬効成分層を形成するものであるが、この場合こ
の不織布シート3に薬効成分層からの水分、薬液分がし
み入ることはあっても、外側(図中最下層)の不織布シ
ート2,2′,2a,2bにしみ出すことがなく、従って裏じみ
が生じ難いものである。
なお、薬効成分層が形成される内側の不織布シート3と
しては、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等の
10〜40g/m2程度の重量を有する不織布が利用できる。
しては、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等の
10〜40g/m2程度の重量を有する不織布が利用できる。
また、外側の不織布シート2,2′,2a,2bとしては、レー
ヨン系等の不織布又はクラレ(株)製の4Cクロスのよう
な穿孔されたシートなどが利用できる。
ヨン系等の不織布又はクラレ(株)製の4Cクロスのよう
な穿孔されたシートなどが利用できる。
このように構成された基材はJIS−L−1096(織物の試
験方法)に規定する通気性が100〜250cm3/cm2/m程度有
するものであることが好ましい。
験方法)に規定する通気性が100〜250cm3/cm2/m程度有
するものであることが好ましい。
ここで、上述した実施例では、不織布シートを2枚又は
3枚積層したが、その積層数は上記実施例に限定され
ず、また伸縮方向を違えた積層の仕方も上記実施例に限
定されるものではない。
3枚積層したが、その積層数は上記実施例に限定され
ず、また伸縮方向を違えた積層の仕方も上記実施例に限
定されるものではない。
更に、不織布シートの接合の仕方としては、上記実施例
に示したようにニードルパンチ法が好適であり、これに
より使用する不織布の伸縮性、通気性を確実に維持して
基材を製造することができるが、本発明はこれに限られ
ず、このような不織布の伸縮性、通気性を著しく損なう
ことがなければ他の一体化法を採用することができ、例
えば接着剤や熱接着による部分接合法を採用することが
できる。なおまた、その他の構成についても本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変更して差し支えない。
に示したようにニードルパンチ法が好適であり、これに
より使用する不織布の伸縮性、通気性を確実に維持して
基材を製造することができるが、本発明はこれに限られ
ず、このような不織布の伸縮性、通気性を著しく損なう
ことがなければ他の一体化法を採用することができ、例
えば接着剤や熱接着による部分接合法を採用することが
できる。なおまた、その他の構成についても本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変更して差し支えない。
発明の効果 本発明の外用貼付剤用基材は、以上述べたようにぞれぞ
れ伸縮可能な複数枚の不織布を互にその伸縮方向が異な
るように積層したので、薬効成分層の裏じみが防止さ
れ、また運動性に優れ、かつ通気性を有するため、患部
保護に適したものである。
れ伸縮可能な複数枚の不織布を互にその伸縮方向が異な
るように積層したので、薬効成分層の裏じみが防止さ
れ、また運動性に優れ、かつ通気性を有するため、患部
保護に適したものである。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の他の実施例を示す斜視図、第3図は本発明の更に別
の実施例を示す斜視図である。 1……基材、2,2′,2a,2b,3……不織布。
明の他の実施例を示す斜視図、第3図は本発明の更に別
の実施例を示す斜視図である。 1……基材、2,2′,2a,2b,3……不織布。
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれ伸縮可能な複数枚の不織布を互に
その伸縮方向が異なるように積層してなることを特徴と
する外用貼付剤用基材。 - 【請求項2】複数枚の不織布を互にニードルパンチ法に
より接合した特許請求の範囲第1項記載の外用貼付剤用
基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177182A JPH0794381B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 外用貼付剤用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177182A JPH0794381B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 外用貼付剤用基材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6333325A JPS6333325A (ja) | 1988-02-13 |
| JPH0794381B2 true JPH0794381B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=16026613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61177182A Expired - Lifetime JPH0794381B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 外用貼付剤用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02125928U (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-17 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP61177182A patent/JPH0794381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6333325A (ja) | 1988-02-13 |
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