JPH079447A - 自動車用パネル材およびその製造方法 - Google Patents
自動車用パネル材およびその製造方法Info
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- JPH079447A JPH079447A JP3350138A JP35013891A JPH079447A JP H079447 A JPH079447 A JP H079447A JP 3350138 A JP3350138 A JP 3350138A JP 35013891 A JP35013891 A JP 35013891A JP H079447 A JPH079447 A JP H079447A
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- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/34—Feeding the material to the mould or the compression means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29L2031/00—Other particular articles
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、優れた断熱性、吸音性、難燃性、
耐熱性、静電防止性,電磁波シールド性および加工性を
有し、しかも軽量で安価な自動車用パネル材を提供しよ
うとするものである。 【構成】 本発明は、ビデオテープ,カセットテープな
どの廃磁気テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕
し、加熱処理することにより得られた廃磁気テープの収
縮片に、バインダーを加えて加圧成形することにより得
られることを特徴とする自動車用パネル材、およびその
製造方法を提供するものである。
耐熱性、静電防止性,電磁波シールド性および加工性を
有し、しかも軽量で安価な自動車用パネル材を提供しよ
うとするものである。 【構成】 本発明は、ビデオテープ,カセットテープな
どの廃磁気テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕
し、加熱処理することにより得られた廃磁気テープの収
縮片に、バインダーを加えて加圧成形することにより得
られることを特徴とする自動車用パネル材、およびその
製造方法を提供するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃磁気テープを用いて
成形された自動車用パネル材およびその製造方法に関す
る。
成形された自動車用パネル材およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のボンネット裏には、一般にグラ
スウールにフェノール樹脂などのバインダーを加えて成
形したパネル材が内張りされている。
スウールにフェノール樹脂などのバインダーを加えて成
形したパネル材が内張りされている。
【0003】また、自動車の天井の内張材、ドアの芯
材、ボンネット裏のエンジンカバー、ボンネットと室内
との仕切り板などにも、ガラス繊維にバインダーを加え
て成形したパネル材が用いられている。
材、ボンネット裏のエンジンカバー、ボンネットと室内
との仕切り板などにも、ガラス繊維にバインダーを加え
て成形したパネル材が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動車用
パネル材には、優れた断熱性、吸音性、難燃性、耐熱
性、静電防止性、電磁波シールド性および加工性を有
し、かつ軽量で安価であることが望まれる。
パネル材には、優れた断熱性、吸音性、難燃性、耐熱
性、静電防止性、電磁波シールド性および加工性を有
し、かつ軽量で安価であることが望まれる。
【0005】しかしながら、従来のパネル材によって
は、これらの全ての特性を満足することはできない。
は、これらの全ての特性を満足することはできない。
【0006】そこで本発明は、優れた断熱性、吸音性、
難燃性、耐熱性、静電防止性、電磁波シールド性および
加工性を有し、しかも軽量で安価な自動車用パネル材を
提供しようとするものである。
難燃性、耐熱性、静電防止性、電磁波シールド性および
加工性を有し、しかも軽量で安価な自動車用パネル材を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、先に、廃
磁気テープの処理方法およびそれを用いた建材ボード
(特願平3−174742号)に関する出願を行なって
いる。
磁気テープの処理方法およびそれを用いた建材ボード
(特願平3−174742号)に関する出願を行なって
いる。
【0008】本発明者らは、このような技術についてさ
らに研究を重ねた結果、上記処理方法によれば、優れた
断熱性、吸音性、難燃性、耐熱性、静電防止性、電磁波
シールド性および加工性を有し、そのうえ軽量で安価な
成形材料を提供することができることを見い出した。
らに研究を重ねた結果、上記処理方法によれば、優れた
断熱性、吸音性、難燃性、耐熱性、静電防止性、電磁波
シールド性および加工性を有し、そのうえ軽量で安価な
成形材料を提供することができることを見い出した。
【0009】そこで、本発明者らはこのような成形材料
の有効な利用方法について検討を重ね、本発明を完成し
たものである。
の有効な利用方法について検討を重ね、本発明を完成し
たものである。
【0010】すなわち本発明の要旨は、ビデオテープ,
カセットテープなどの廃磁気テープを適当な大きさに切
断あるいは粉砕し、加熱処理することにより得られた廃
磁気テープの収縮片に、バインダーを加えて加圧成形す
ることにより得られることを特徴とする自動車用パネル
材、およびビデオテープ,カセットテープなどの廃磁気
テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕し、加熱処理
したのち一次バインダーおよび二次バインダーを加え
て、一次バインダーにより仮成形したのち二次バインダ
ーにより加圧成形することを特徴とする自動車用パネル
材の製造方法にある。
カセットテープなどの廃磁気テープを適当な大きさに切
断あるいは粉砕し、加熱処理することにより得られた廃
磁気テープの収縮片に、バインダーを加えて加圧成形す
ることにより得られることを特徴とする自動車用パネル
材、およびビデオテープ,カセットテープなどの廃磁気
テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕し、加熱処理
したのち一次バインダーおよび二次バインダーを加え
て、一次バインダーにより仮成形したのち二次バインダ
ーにより加圧成形することを特徴とする自動車用パネル
材の製造方法にある。
【0011】上記廃磁気テープとしては、ビデオテー
プ,カセットテープなどの工場から出る不良品テープお
よび使用済品(廃棄物)を利用することができる。
プ,カセットテープなどの工場から出る不良品テープお
よび使用済品(廃棄物)を利用することができる。
【0012】上記廃磁気テープは、長さ1〜50mm、
好ましくは3〜10mmに切断あるいは破砕される。廃
磁気テープを1mm未満に破砕した場合は、粉砕にコスト
が掛り過ぎ、かつ粉末状となるため、内部に空隙を保有
する構造とはならない。50mmより大きい場合は、成形
後の表面状態が粗となり強度が劣るため実用性がない。
また、上記加熱処理は、好ましくは100〜200℃、
より好ましくは140〜170℃の温度で行われる。1
00℃未満ではカール状にならない。200℃より高温
では空気酸化により劣化し使用できない。
好ましくは3〜10mmに切断あるいは破砕される。廃
磁気テープを1mm未満に破砕した場合は、粉砕にコスト
が掛り過ぎ、かつ粉末状となるため、内部に空隙を保有
する構造とはならない。50mmより大きい場合は、成形
後の表面状態が粗となり強度が劣るため実用性がない。
また、上記加熱処理は、好ましくは100〜200℃、
より好ましくは140〜170℃の温度で行われる。1
00℃未満ではカール状にならない。200℃より高温
では空気酸化により劣化し使用できない。
【0013】上記一次バインダーは低温反応性のバイン
ダーであり、その例としては、デンプン,糊,ポリビニ
ルアルコール,アラビヤゴム糊,カゼイン糊などを挙げ
ることができる。これら一次バインダーは、廃磁気テー
プに対して5〜30重量部、好ましくは10〜20重量
部用いることができる。上記二次バインダーは高温反応
性のバインダーであり、その例としては、ラテックス,
液状ゴム,ポリウレタン接着剤,エポキシ接着剤,メラ
ミン樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂などを挙げるこ
とができる。これら二次バインダーは、廃磁気テープに
対して3〜70重量部、好ましくは10〜50重量部添
加され、均一に混合される。
ダーであり、その例としては、デンプン,糊,ポリビニ
ルアルコール,アラビヤゴム糊,カゼイン糊などを挙げ
ることができる。これら一次バインダーは、廃磁気テー
プに対して5〜30重量部、好ましくは10〜20重量
部用いることができる。上記二次バインダーは高温反応
性のバインダーであり、その例としては、ラテックス,
液状ゴム,ポリウレタン接着剤,エポキシ接着剤,メラ
ミン樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂などを挙げるこ
とができる。これら二次バインダーは、廃磁気テープに
対して3〜70重量部、好ましくは10〜50重量部添
加され、均一に混合される。
【0014】本発明の自動車用パネル材の製造に際して
は、要求される性能に応じて、廃磁気テープに電磁波特
性を有するフェライト,カーボンブラック,黒鉛,カー
ボン繊維または導電性金属粉末を添加するか、あるいは
導電性金属繊維または12〜100メッシュの導電性金
属金網を、例えばサンドイッチ状に内部に混入すること
ができる。
は、要求される性能に応じて、廃磁気テープに電磁波特
性を有するフェライト,カーボンブラック,黒鉛,カー
ボン繊維または導電性金属粉末を添加するか、あるいは
導電性金属繊維または12〜100メッシュの導電性金
属金網を、例えばサンドイッチ状に内部に混入すること
ができる。
【0015】上記フェライトとしては、スピネル系,ガ
ーネット系,マグネットプラムバイト系のものがあり、
これらは単独であるいは混合して、廃磁気テープに対し
て10〜150重量部、好ましくは30〜70重量部添
加される。上記カーボンブラックとしては、チャンネル
ブラック,ファーネスブラック,アセチレンブラック,
サーマルブラック,ランプブラックなどを用いることが
でき、これらは廃磁気テープに対して1〜100重量
部、好ましくは10〜30重量部添加される。上記導電
性金属粉末としては、鉄,ステンレス,銅,アルミニウ
ムなどを単独であるいはフェライト,カーボンブラック
と混合して用いることができ、これらは廃磁気テープに
対して10〜150重量部、好ましくは30〜70重量
部添加される。上記導電性金属繊維あるいは導電性金網
としては、鉄,ステンレス,銅,アルミニウムなどの繊
維、あるいはこれらの繊維で編まれた12〜100メッ
シュ金網を用いることができ、これらは廃磁気テープに
対して1〜100重量部、好ましくは10〜30重量部
混入される。
ーネット系,マグネットプラムバイト系のものがあり、
これらは単独であるいは混合して、廃磁気テープに対し
て10〜150重量部、好ましくは30〜70重量部添
加される。上記カーボンブラックとしては、チャンネル
ブラック,ファーネスブラック,アセチレンブラック,
サーマルブラック,ランプブラックなどを用いることが
でき、これらは廃磁気テープに対して1〜100重量
部、好ましくは10〜30重量部添加される。上記導電
性金属粉末としては、鉄,ステンレス,銅,アルミニウ
ムなどを単独であるいはフェライト,カーボンブラック
と混合して用いることができ、これらは廃磁気テープに
対して10〜150重量部、好ましくは30〜70重量
部添加される。上記導電性金属繊維あるいは導電性金網
としては、鉄,ステンレス,銅,アルミニウムなどの繊
維、あるいはこれらの繊維で編まれた12〜100メッ
シュ金網を用いることができ、これらは廃磁気テープに
対して1〜100重量部、好ましくは10〜30重量部
混入される。
【0016】本発明のパネル材の製造に際しては、要求
される性能に応じて、さらに難燃材、充填材などを添加
することができる。上記難燃材としては、三酸化アンチ
モン、塩素化パラフィン、酸化モリブデンなどを、好ま
しくは廃磁気テープに対して3〜10重量部用いること
ができる。
される性能に応じて、さらに難燃材、充填材などを添加
することができる。上記難燃材としては、三酸化アンチ
モン、塩素化パラフィン、酸化モリブデンなどを、好ま
しくは廃磁気テープに対して3〜10重量部用いること
ができる。
【0017】本発明によれば、ビデオテープ,カセット
テープなどの廃磁気テープは、適当な大きさに切断ある
いは粉砕される。切断あるいは粉砕のためには、例えば
図1に示す一般的な固定刃と回転刃を有する衝撃式粉砕
機を用いることができる。図中、1はホッパー,2は回
転刃,3は固定刃,4はスクリーン,5は粉砕機本体で
ある。廃磁気テープはホッパー1から丸めて投入され、
回転刃2と固定刃3によって切断し、粉砕される。粉砕
物(あるいは切断物)のサイズは、粉砕条件の設定およ
びスクリーン4の目の大きさを設定することによって任
意に選ぶことができる。例えば、実験に用いた粉砕物は
次のような大きさの分布で粉砕される。 5mm以上 1% 3〜5mm 40% 3mm以下 59%
テープなどの廃磁気テープは、適当な大きさに切断ある
いは粉砕される。切断あるいは粉砕のためには、例えば
図1に示す一般的な固定刃と回転刃を有する衝撃式粉砕
機を用いることができる。図中、1はホッパー,2は回
転刃,3は固定刃,4はスクリーン,5は粉砕機本体で
ある。廃磁気テープはホッパー1から丸めて投入され、
回転刃2と固定刃3によって切断し、粉砕される。粉砕
物(あるいは切断物)のサイズは、粉砕条件の設定およ
びスクリーン4の目の大きさを設定することによって任
意に選ぶことができる。例えば、実験に用いた粉砕物は
次のような大きさの分布で粉砕される。 5mm以上 1% 3〜5mm 40% 3mm以下 59%
【0018】上記の粉砕物を、所定の条件のもとに加熱
すると、図2のI,IIに示すようなカール状に収縮した
小片を含む粉砕物となる。
すると、図2のI,IIに示すようなカール状に収縮した
小片を含む粉砕物となる。
【0019】このようにして得られた粉砕物に、上記の
ような一次バインダーおよび二次バインダーを加え、場
合によっては仮成形を行なったのち適当な密度になるよ
うに加圧成形することによって本発明の自動車用パネル
材が得られる。
ような一次バインダーおよび二次バインダーを加え、場
合によっては仮成形を行なったのち適当な密度になるよ
うに加圧成形することによって本発明の自動車用パネル
材が得られる。
【0020】本発明においては、廃磁気テープの粉砕物
を加熱処理することにより得られたカール状の収縮片
に、上記バインダーを加えて加圧成形する際に、カール
状の収縮片の内部に空気が封じ込められ、内部に空隙が
あるパネル材が得られる。
を加熱処理することにより得られたカール状の収縮片
に、上記バインダーを加えて加圧成形する際に、カール
状の収縮片の内部に空気が封じ込められ、内部に空隙が
あるパネル材が得られる。
【0021】上記パネル材は、内部に空隙があるため、
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波吸収性能に優れ、しかも軽量で安価であ
る。
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波吸収性能に優れ、しかも軽量で安価であ
る。
【0022】上記本発明のパネル材は、プレス成形、打
ち抜き加工などの所定の加工を施すことにより、ボンネ
ット裏の内張材、室内天井の内張材、ドアの芯材、エン
ジンカバー、仕切板などの自動車部品として用いること
ができる。
ち抜き加工などの所定の加工を施すことにより、ボンネ
ット裏の内張材、室内天井の内張材、ドアの芯材、エン
ジンカバー、仕切板などの自動車部品として用いること
ができる。
【0023】例えば、ボンネットの裏面側に内張りされ
るパネル材には、特に断熱性、吸音性、難燃性、耐熱
性、静電防止性能、電磁波吸収性能などに優れているこ
とが要求されるが、本発明の自動車用パネル材によれ
ば、これらの要求を全て満足することができる。
るパネル材には、特に断熱性、吸音性、難燃性、耐熱
性、静電防止性能、電磁波吸収性能などに優れているこ
とが要求されるが、本発明の自動車用パネル材によれ
ば、これらの要求を全て満足することができる。
【0024】また、室内天井の内張材、エンジンカバ
ー、ボンネットと室内との仕切り板などには、一定の強
度と共に上記のような性能が要求されるが、本発明の自
動車用パネル材によればこのような要求にも応えること
ができる。
ー、ボンネットと室内との仕切り板などには、一定の強
度と共に上記のような性能が要求されるが、本発明の自
動車用パネル材によればこのような要求にも応えること
ができる。
【0025】以下に、図面を参照しつつ本発明を実施例
により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
【0026】実施例1 図3の(a)に示すように、廃磁気テープ6を(b)に
示す粉砕機7を用いて5mm以下の鮮片状に粉砕した。
(c)に示すように、得られた粉砕物を加熱器8で15
0±5℃に加熱しながらベルトコンベア13で搬送して
収縮カール形状化してカール形状物9を得た。(d)で
示すように、このカール形状物100重量部に一次バイ
ンダーとしてのデンプン糊20重量部と二次バインダー
としてのノボラック型フェノール15重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサ10を用いて混合し、(e)で示すよう
に、フィーダ11によりこの混合物12をベルトコンベ
ア13上に連続的に供給し、供給された混合物12にバ
イブレータ14により振動を与えながらすき切り板15
によって所定量づつにすき切りを行ない、その後プレス
コンベア16によって5kg/cm2 の圧力で仮成形を
行ない、カッター17によって所定の大きさに裁断する
ことにより、(f)に示すような仮成形材料18を得た
のち一次バインダーが硬化するまで養生した。
示す粉砕機7を用いて5mm以下の鮮片状に粉砕した。
(c)に示すように、得られた粉砕物を加熱器8で15
0±5℃に加熱しながらベルトコンベア13で搬送して
収縮カール形状化してカール形状物9を得た。(d)で
示すように、このカール形状物100重量部に一次バイ
ンダーとしてのデンプン糊20重量部と二次バインダー
としてのノボラック型フェノール15重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサ10を用いて混合し、(e)で示すよう
に、フィーダ11によりこの混合物12をベルトコンベ
ア13上に連続的に供給し、供給された混合物12にバ
イブレータ14により振動を与えながらすき切り板15
によって所定量づつにすき切りを行ない、その後プレス
コンベア16によって5kg/cm2 の圧力で仮成形を
行ない、カッター17によって所定の大きさに裁断する
ことにより、(f)に示すような仮成形材料18を得た
のち一次バインダーが硬化するまで養生した。
【0027】得られた仮成形材料18を、プレス成形機
(図示せず)を用いて、プレス温度150℃、プレス時
間15分間の条件下で厚さが5mmになるようにプレス
成形を行ない、打ち抜き加工などの所定の加工を施こす
ことにより、自動車のボンネットの裏面側に内張りされ
る内張パネル材を作製した。なお、得られた内張パネル
材の密度は、413kg/m3 であった。
(図示せず)を用いて、プレス温度150℃、プレス時
間15分間の条件下で厚さが5mmになるようにプレス
成形を行ない、打ち抜き加工などの所定の加工を施こす
ことにより、自動車のボンネットの裏面側に内張りされ
る内張パネル材を作製した。なお、得られた内張パネル
材の密度は、413kg/m3 であった。
【0028】実施例1において得られた自動車用内張パ
ネル材の物性および性能を表1に示す。このパネルはJ
IS A−1321に基づく燃焼試験で難燃3級に合格
した。
ネル材の物性および性能を表1に示す。このパネルはJ
IS A−1321に基づく燃焼試験で難燃3級に合格
した。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1のパネル材は従来のグラスウール
を用いたボンネット用内張材よりも優れた物性と性能を
有している。
を用いたボンネット用内張材よりも優れた物性と性能を
有している。
【0031】実施例2〜11 実施例1と同様に図3に示す粉砕機7で廃磁気テープを
5mm以下の鱗片状に粉砕し、得られた粉砕物を加熱器
8で150゜±5℃に加熱しながら搬送して収縮カール
形状化してカール形状物9を得た。このカール形状物1
00重量部に対してバインダーの種類と配合量を変え、
それぞれヘンシェルミキサー10を用いて均一に混合し
たのち、ホットプレスで加圧・加熱して成形し、作製し
たパネルの物性を表2に示す。
5mm以下の鱗片状に粉砕し、得られた粉砕物を加熱器
8で150゜±5℃に加熱しながら搬送して収縮カール
形状化してカール形状物9を得た。このカール形状物1
00重量部に対してバインダーの種類と配合量を変え、
それぞれヘンシェルミキサー10を用いて均一に混合し
たのち、ホットプレスで加圧・加熱して成形し、作製し
たパネルの物性を表2に示す。
【0032】
【表2】 *1 液状変性ポリブタジエン:出光化学株式会社製,
MC−50 *2 液状フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,液状レジンPR−53660 *3 粉体フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,粉体レジンPR−311 *4 騒音TC特性 表からバインダーの種類と配合量をかえることで実用
上、必要な物性が任意に得られることが判る。
MC−50 *2 液状フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,液状レジンPR−53660 *3 粉体フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,粉体レジンPR−311 *4 騒音TC特性 表からバインダーの種類と配合量をかえることで実用
上、必要な物性が任意に得られることが判る。
【0033】実施例12〜16 電磁波特性を向上するために各種フェライト,カーボン
ブラック,炭素繊維,黒鉛あるいは導電性金網等を添加
して、実施例1と同様の方法で成形して作製したパネル
の電磁波特性を表3に示す。
ブラック,炭素繊維,黒鉛あるいは導電性金網等を添加
して、実施例1と同様の方法で成形して作製したパネル
の電磁波特性を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】また、図4に実施例16に示す14メッシ
ュの導電性金網を内部にサンドウィッチ状に混入したパ
ネル材の電磁波シールド特性のグラフを示す。図5に示
す2mm厚アルミ板の電磁波シールド特性とほぼ同等の
性能が明らかである。
ュの導電性金網を内部にサンドウィッチ状に混入したパ
ネル材の電磁波シールド特性のグラフを示す。図5に示
す2mm厚アルミ板の電磁波シールド特性とほぼ同等の
性能が明らかである。
【0036】上記の実施例1〜16においては、本発明
の自動車用パネル材がボンネットの裏面側に内張りされ
る内張パネル材である場合について述べたが、本発明の
自動車用パネル材の用途はこれに限定されるものではな
く、プレス成形条件、打ち抜き加工等の加工方法などを
変更することにより、室内天井の内張材、ドアーの芯
材、エンジンカバー、ボンネットと室内との仕切り板と
して用いることができる。
の自動車用パネル材がボンネットの裏面側に内張りされ
る内張パネル材である場合について述べたが、本発明の
自動車用パネル材の用途はこれに限定されるものではな
く、プレス成形条件、打ち抜き加工等の加工方法などを
変更することにより、室内天井の内張材、ドアーの芯
材、エンジンカバー、ボンネットと室内との仕切り板と
して用いることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、優れた断熱性、吸音
性、難燃性、耐熱性および加工性を有し、かつ軽量で安
価な自動車用パネル材を提供することができる。
性、難燃性、耐熱性および加工性を有し、かつ軽量で安
価な自動車用パネル材を提供することができる。
【図1】本発明で用いる粉砕機の一例を示す要部断面立
面図である。
面図である。
【図2】本発明において形成された廃磁気テープのカー
ル状収縮片の例示図である。
ル状収縮片の例示図である。
【図3】実施例におけるパネル材の製造工程を示す工程
図である。
図である。
【図4】実施例16のパネル材の電波シールド特性を示
すグラフである。
すグラフである。
【図5】アルミ板の電波シールド特性を示すグラフであ
る。
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記一次バインダーは低温反応性のバイン
ダーであり、その例としては、デンプン糊,ポリビニル
アルコール,アラビヤゴム糊,カゼイン糊などを挙げる
ことができる。これら一次バインダーは、廃磁気テープ
に対して5〜30重量部、好ましくは10〜20重量部
用いることができる。上記二次バインダーは高温反応性
のバインダーであり、その例としては、ラテックス,液
状ゴム,ポリウレタン接着剤,エポキシ接着剤,メラミ
ン樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂などを挙げること
ができる。これら二次バインダーは、廃磁気テープに対
して3〜70重量部、好ましくは10〜50重量部添加
され、均一に混合される。
ダーであり、その例としては、デンプン糊,ポリビニル
アルコール,アラビヤゴム糊,カゼイン糊などを挙げる
ことができる。これら一次バインダーは、廃磁気テープ
に対して5〜30重量部、好ましくは10〜20重量部
用いることができる。上記二次バインダーは高温反応性
のバインダーであり、その例としては、ラテックス,液
状ゴム,ポリウレタン接着剤,エポキシ接着剤,メラミ
ン樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂などを挙げること
ができる。これら二次バインダーは、廃磁気テープに対
して3〜70重量部、好ましくは10〜50重量部添加
され、均一に混合される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】上記パネル材は、内部に空隙があるため、
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波ミールド性能に優れ、しかも軽量で安価で
ある。
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波ミールド性能に優れ、しかも軽量で安価で
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【表2】*1 液状変性ポリブタジエン:出光化学株式
会社製,MC−50 *2 液状フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,液状レジンPR−53660 *3 粉体フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,粉体レジンPR−311 *4 騒音計特性 表からバインダーの種類と配合量をかえることで実用
上、必要な物性が任意に得られることが判る。 ─────────────────────────────────────────────────────
会社製,MC−50 *2 液状フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,液状レジンPR−53660 *3 粉体フェノール :住友デュレス株式会社
製,フェノール樹脂,粉体レジンPR−311 *4 騒音計特性 表からバインダーの種類と配合量をかえることで実用
上、必要な物性が任意に得られることが判る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】上記パネル材は、内部に空隙があるため、
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波シールド性能に優れ、しかも軽量で安価で
ある。
断熱性、吸音性、難燃性および耐熱性に優れ、さらに原
料として廃磁気テープを用いているため、静電防止性能
および電磁波シールド性能に優れ、しかも軽量で安価で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:26 B29L 31:58
Claims (2)
- 【請求項1】 ビデオテープ,カセットテープなどの廃
磁気テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕し、加熱
処理することにより得られた廃磁気テープの収縮片に、
バインダーを加えて加圧成形することにより得られるこ
とを特徴とする自動車用パネル材。 - 【請求項2】 ビデオテープ,カセットテープなどの廃
磁気テープを適当な大きさに切断あるいは粉砕し、加熱
処理したのち一次バインダーおよび二次バインダーを加
えて、一次バインダーにより仮成形したのち二次バイン
ダーにより加圧成形することを特徴とする自動車用パネ
ル材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35013891A JP3176406B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 自動車用パネル材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35013891A JP3176406B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 自動車用パネル材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079447A true JPH079447A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3176406B2 JP3176406B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=18408486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35013891A Expired - Fee Related JP3176406B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 自動車用パネル材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3176406B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1078724A3 (en) * | 1999-08-24 | 2003-01-02 | Toyoda Boshoku Kabushiki K. | Method of manufacturing sound-proof products and the sound-proof products |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP35013891A patent/JP3176406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1078724A3 (en) * | 1999-08-24 | 2003-01-02 | Toyoda Boshoku Kabushiki K. | Method of manufacturing sound-proof products and the sound-proof products |
| US6576172B1 (en) | 1999-08-24 | 2003-06-10 | Toyoda Boshoku Corporation | Method of manufacturing sound-proof products |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3176406B2 (ja) | 2001-06-18 |
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