JPH0794480A - プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 - Google Patents
プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置Info
- Publication number
- JPH0794480A JPH0794480A JP23803293A JP23803293A JPH0794480A JP H0794480 A JPH0794480 A JP H0794480A JP 23803293 A JP23803293 A JP 23803293A JP 23803293 A JP23803293 A JP 23803293A JP H0794480 A JPH0794480 A JP H0794480A
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- JP
- Japan
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- substrate
- processed
- plasma
- plasma processing
- processing apparatus
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 導電性の下地基板上に絶縁性の被膜が形成さ
れた被処理基板Sの裏面及び外周部を外周リング15等
によりプラズマから保護しつつ、被処理基板Sをプラズ
マ処理するプラズマ処理方法。 【効果】 下地基板にプラズマから荷電粒子が流入する
のを防止することができ、被処理基板の下地基板と表面
との間のチャージアップ分布の発生を抑制することがで
き、その結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアッ
プダメージを低減することができる。
れた被処理基板Sの裏面及び外周部を外周リング15等
によりプラズマから保護しつつ、被処理基板Sをプラズ
マ処理するプラズマ処理方法。 【効果】 下地基板にプラズマから荷電粒子が流入する
のを防止することができ、被処理基板の下地基板と表面
との間のチャージアップ分布の発生を抑制することがで
き、その結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアッ
プダメージを低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマ処理方法及びプ
ラズマ処理装置に関し、より詳細には、半導体素子製造
工程におけるプラズマ処理方法、及び前記プラズマ処理
等に用いられるプラズマ処理装置に関する。
ラズマ処理装置に関し、より詳細には、半導体素子製造
工程におけるプラズマ処理方法、及び前記プラズマ処理
等に用いられるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】減圧又は低ガス圧下にある真空容器にマ
イクロ波を導入することによりガス放電を起こしてプラ
ズマを発生させ、該プラズマを基板表面に導いてエッチ
ングやレジスト除去等の処理を施す、又はCVD等によ
る薄膜形成を行うためのプラズマ処理装置は高集積半導
体素子等の製造において欠くことのできないものとなっ
ている。
イクロ波を導入することによりガス放電を起こしてプラ
ズマを発生させ、該プラズマを基板表面に導いてエッチ
ングやレジスト除去等の処理を施す、又はCVD等によ
る薄膜形成を行うためのプラズマ処理装置は高集積半導
体素子等の製造において欠くことのできないものとなっ
ている。
【0003】また、一層効率良くプラズマを発生させ、
又はプラズマを一定領域に封じ込めるために磁界を作用
させる有磁場マイクロ波プラズマ処理装置や電子サイク
ロトロン共鳴(ECR:Electron Cycrotron Resonanc
e)励起によりプラズマを発生させる装置は、低ガス圧
力領域で活性度の高いプラズマを発生させることができ
るという利点を有しており、将来的にも有望視されてい
る。
又はプラズマを一定領域に封じ込めるために磁界を作用
させる有磁場マイクロ波プラズマ処理装置や電子サイク
ロトロン共鳴(ECR:Electron Cycrotron Resonanc
e)励起によりプラズマを発生させる装置は、低ガス圧
力領域で活性度の高いプラズマを発生させることができ
るという利点を有しており、将来的にも有望視されてい
る。
【0004】上記した種々のプラズマ処理装置において
は、半導体基板等に、発生したプラズマ中のイオン、ラ
ジカル、電子等の作用を利用した種々の処理(以下、プ
ラズマ処理と記す)を施しているが、導電性の下地基板
上に絶縁性の被膜が形成されている半導体基板等にプラ
ズマ処理を施すと、基板表面と下地基板との間に電位差
(電圧)が発生し、これにより半導体基板等の性能を劣
化させるという問題があった。
は、半導体基板等に、発生したプラズマ中のイオン、ラ
ジカル、電子等の作用を利用した種々の処理(以下、プ
ラズマ処理と記す)を施しているが、導電性の下地基板
上に絶縁性の被膜が形成されている半導体基板等にプラ
ズマ処理を施すと、基板表面と下地基板との間に電位差
(電圧)が発生し、これにより半導体基板等の性能を劣
化させるという問題があった。
【0005】上記した半導体基板内に局部的に電圧が発
生する(チャージアップ分布)ことによる半導体基板の
劣化は、基板近傍においてプラズマ中のイオン又は電子
の分布が不均一になり、これら不均一な状態のイオン又
は電子が基板表面に付着するためであると考えられてき
た。
生する(チャージアップ分布)ことによる半導体基板の
劣化は、基板近傍においてプラズマ中のイオン又は電子
の分布が不均一になり、これら不均一な状態のイオン又
は電子が基板表面に付着するためであると考えられてき
た。
【0006】前記した半導体のチャージアップ分布によ
る劣化を防止するために種々の提案がなされており、例
えば特開平5−29269号公報においては、基板支持
台上に載置された被処理半導体基板の外周を囲むように
導電性リングが載置されたマグネトロンプラズマ処理装
置が開示されている。この発明においては、前記装置に
前記導電性リングが装備されたことにより、プラズマ生
成領域の外周部付近の電子を取り込み、被処理基板の外
周部の一部で電子密度が高くなるのを防止し、チャージ
アップ分布を低減させることができるという効果が得ら
れることが記載されている。
る劣化を防止するために種々の提案がなされており、例
えば特開平5−29269号公報においては、基板支持
台上に載置された被処理半導体基板の外周を囲むように
導電性リングが載置されたマグネトロンプラズマ処理装
置が開示されている。この発明においては、前記装置に
前記導電性リングが装備されたことにより、プラズマ生
成領域の外周部付近の電子を取り込み、被処理基板の外
周部の一部で電子密度が高くなるのを防止し、チャージ
アップ分布を低減させることができるという効果が得ら
れることが記載されている。
【0007】また特開平3−22422号公報において
は、半導体ウエハを保持するウエハ押えのプラズマにさ
らされる部分が絶縁膜、プラズマにさらされない内部が
導電材により構成されたプラズマエッチング装置が記載
されている。この発明においては、前記装置に前記構成
のウエハ押えが装備されたことにより、ウエハ押えを通
じて半導体ウエハの表面に存在するチャージを放電する
ことができるという効果が得られることが記載されてい
る。
は、半導体ウエハを保持するウエハ押えのプラズマにさ
らされる部分が絶縁膜、プラズマにさらされない内部が
導電材により構成されたプラズマエッチング装置が記載
されている。この発明においては、前記装置に前記構成
のウエハ押えが装備されたことにより、ウエハ押えを通
じて半導体ウエハの表面に存在するチャージを放電する
ことができるという効果が得られることが記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方本発明者らは、上
記したようなプラズマ処理を施す装置において、実際に
半導体基板にエッチング等の処理を施す際に、どのよう
なメカニズムによりチャージアップが発生するかについ
て検討を行い、以下に説明するような知見を得た。
記したようなプラズマ処理を施す装置において、実際に
半導体基板にエッチング等の処理を施す際に、どのよう
なメカニズムによりチャージアップが発生するかについ
て検討を行い、以下に説明するような知見を得た。
【0009】図6は被処理基板にプラズマを照射するこ
とによりエッチング処理を施した際、前記被処理基板に
チャージアップ分布が発生する様子を模式的に示した概
念図である。
とによりエッチング処理を施した際、前記被処理基板に
チャージアップ分布が発生する様子を模式的に示した概
念図である。
【0010】図6に示しているように、被処理基板40
を構成する下地基板41の上には絶縁層42が形成さ
れ、この絶縁層42の上に積層された電極等の導電層4
3にエッチング処理が施され、所定のパターンが形成さ
れている。導電層43の上には、エッチングにより所定
パターンの導電層43を形成するため、レジスト層45
が形成されている。
を構成する下地基板41の上には絶縁層42が形成さ
れ、この絶縁層42の上に積層された電極等の導電層4
3にエッチング処理が施され、所定のパターンが形成さ
れている。導電層43の上には、エッチングにより所定
パターンの導電層43を形成するため、レジスト層45
が形成されている。
【0011】上記したように被処理基板40に導電層4
3を形成するため、プラズマ処理装置内に載置された被
処理基板40にプラズマ44を照射してエッチング等の
プラズマ処理を施すと、プラズマ処理を施している間
に、被処理基板40のプラズマ44に接している導電層
43にはプラズマ44中から荷電粒子が流入して帯電す
る。図6においては、導電層43にイオンが流入して正
(+)に帯電しているが、通常はプラズマ44の状態や
被処理基板40の状態により帯電状態(+、−)やその
大きさも異なる。
3を形成するため、プラズマ処理装置内に載置された被
処理基板40にプラズマ44を照射してエッチング等の
プラズマ処理を施すと、プラズマ処理を施している間
に、被処理基板40のプラズマ44に接している導電層
43にはプラズマ44中から荷電粒子が流入して帯電す
る。図6においては、導電層43にイオンが流入して正
(+)に帯電しているが、通常はプラズマ44の状態や
被処理基板40の状態により帯電状態(+、−)やその
大きさも異なる。
【0012】この導電層43の帯電状態に対応して、又
はその他プラズマ44の状態等を反映して下地基板41
にもプラズマ44から荷電粒子が流れ込み、導電層43
と下地基板41との間に電位差が生じる。
はその他プラズマ44の状態等を反映して下地基板41
にもプラズマ44から荷電粒子が流れ込み、導電層43
と下地基板41との間に電位差が生じる。
【0013】このように被処理基板40の周囲に発生し
たプラズマ44から、被処理基板40の表面部分である
導電層43及び絶縁層42の下地部分となる下地基板4
1の両方に荷電粒子が流れ込み、両者の間に電位差(電
圧)が生じることにより、プラズマ照射中又は照射後に
被処理基板40に絶縁破壊が生じたり、被処理基板40
の耐電圧が低下することになる。
たプラズマ44から、被処理基板40の表面部分である
導電層43及び絶縁層42の下地部分となる下地基板4
1の両方に荷電粒子が流れ込み、両者の間に電位差(電
圧)が生じることにより、プラズマ照射中又は照射後に
被処理基板40に絶縁破壊が生じたり、被処理基板40
の耐電圧が低下することになる。
【0014】被処理基板40にプラズマ44を照射する
と、実際には上記したようなメカニズムにより被処理基
板40にチャージアップ分布が生じると考えられるが、
特開平5−29269号公報において開示されたマグネ
トロンプラズマ処理装置や、特開平3−22422号公
報において開示されたプラズマエッチング装置において
は、被処理基板40の表面に流れ込むプラズマ44中の
荷電粒子量を制御することのみが試みられてきており、
被処理基板40の下地となる導電性の下地基板41に流
れ込む荷電粒子については殆ど考慮が払われていなかっ
た。
と、実際には上記したようなメカニズムにより被処理基
板40にチャージアップ分布が生じると考えられるが、
特開平5−29269号公報において開示されたマグネ
トロンプラズマ処理装置や、特開平3−22422号公
報において開示されたプラズマエッチング装置において
は、被処理基板40の表面に流れ込むプラズマ44中の
荷電粒子量を制御することのみが試みられてきており、
被処理基板40の下地となる導電性の下地基板41に流
れ込む荷電粒子については殆ど考慮が払われていなかっ
た。
【0015】そのため、前記した従来のプラズマ処理装
置においては、この導電性の下地基板41の周囲に空間
が存在し、この空間からプラズマ44中の荷電粒子が下
地基板41に流れ込み、被処理基板40にチャージアッ
プ分布が発生し、被処理基板40の劣化(チャージアッ
プダメージ)等が生じるという課題があった。
置においては、この導電性の下地基板41の周囲に空間
が存在し、この空間からプラズマ44中の荷電粒子が下
地基板41に流れ込み、被処理基板40にチャージアッ
プ分布が発生し、被処理基板40の劣化(チャージアッ
プダメージ)等が生じるという課題があった。
【0016】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、プラズマ照射により被処理基板に生ずるチ
ャージアップダメージを低減することができるプラズマ
処理方法及びプラズマ処理装置を提供することを目的と
している。
ものであり、プラズマ照射により被処理基板に生ずるチ
ャージアップダメージを低減することができるプラズマ
処理方法及びプラズマ処理装置を提供することを目的と
している。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプラズマ処理方法は、導電性の下地基板
上に絶縁性の被膜が形成された被処理基板の裏面及び外
周部をプラズマから保護しつつ、前記被処理基板をプラ
ズマ処理することを特徴としている(1)。
に本発明に係るプラズマ処理方法は、導電性の下地基板
上に絶縁性の被膜が形成された被処理基板の裏面及び外
周部をプラズマから保護しつつ、前記被処理基板をプラ
ズマ処理することを特徴としている(1)。
【0018】また本発明に係るプラズマ処理装置は、被
処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズマ処理
装置において、前記被処理基板の裏面に密接する試料保
持台と前記被処理基板の外周部に密接する外周リングと
を備えていることを特徴としている(2)。
処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズマ処理
装置において、前記被処理基板の裏面に密接する試料保
持台と前記被処理基板の外周部に密接する外周リングと
を備えていることを特徴としている(2)。
【0019】さらに本発明に係るプラズマ処理装置は、
被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズマ処
理装置において、試料保持台に前記被処理基板とほぼ同
一形状の凹部が形成されていることを特徴としている
(3)。
被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズマ処
理装置において、試料保持台に前記被処理基板とほぼ同
一形状の凹部が形成されていることを特徴としている
(3)。
【0020】本発明に係るプラズマ処理方法において
は、プラズマ処理を施す際に前記被処理基板の裏面及び
外周部をプラズマから保護するが、保護の方法は特に限
定されず、例えば上記(2)又は上記(3)記載のプラ
ズマ処理装置のように、前記被処理基板の裏面に密接す
る前記試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する
外周リングを備えたプラズマ処理装置を用いてもよく、
前記試料保持台に前記被処理基板とほぼ同一形状の凹部
が形成されているプラズマ処理装置を用いてもよい。ま
た、例えば絶縁性の樹脂等で被処理基板の外周部及び裏
面部分を被覆すること等により保護してもよく、さら
に、例えば前記被処理基板の形状とほぼ同一の形状の凹
部が形成された保護ケースに被処理基板を載置した後、
これを試料保持台にセットしてプラズマ処理を施しても
よい。
は、プラズマ処理を施す際に前記被処理基板の裏面及び
外周部をプラズマから保護するが、保護の方法は特に限
定されず、例えば上記(2)又は上記(3)記載のプラ
ズマ処理装置のように、前記被処理基板の裏面に密接す
る前記試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する
外周リングを備えたプラズマ処理装置を用いてもよく、
前記試料保持台に前記被処理基板とほぼ同一形状の凹部
が形成されているプラズマ処理装置を用いてもよい。ま
た、例えば絶縁性の樹脂等で被処理基板の外周部及び裏
面部分を被覆すること等により保護してもよく、さら
に、例えば前記被処理基板の形状とほぼ同一の形状の凹
部が形成された保護ケースに被処理基板を載置した後、
これを試料保持台にセットしてプラズマ処理を施しても
よい。
【0021】次に、上記(2)記載のプラズマ処理装置
において用いられる外周リングは、例えばプラズマ処理
を施す際に用いるガス種、プラズマ密度、あるいはプラ
ズマ処理の種類、例えばCVD、エッチング、アッシン
グ等、それぞれの条件において変化しないような安定な
材質を適宜選択することにより、プラズマ処理を安定し
て施すことができる。前記被処理半導体基板の表面に入
射するイオンのエネルギーを高めるために前記試料保持
台に設けた電極に高周波電圧を印加することがあるが、
外周リングを絶縁体にする事で該外周リングへの高周波
電圧の印加は防止され、高エネルギーイオンのスパッタ
リングによる外周リングからの不純物放出は防止され
る。またエッチング等の様に表面での化学反応が重要な
場合、外周リングの材質をその化学反応を考慮したもの
にすることで、エッチング等の処理を安定して施すこと
ができる。
において用いられる外周リングは、例えばプラズマ処理
を施す際に用いるガス種、プラズマ密度、あるいはプラ
ズマ処理の種類、例えばCVD、エッチング、アッシン
グ等、それぞれの条件において変化しないような安定な
材質を適宜選択することにより、プラズマ処理を安定し
て施すことができる。前記被処理半導体基板の表面に入
射するイオンのエネルギーを高めるために前記試料保持
台に設けた電極に高周波電圧を印加することがあるが、
外周リングを絶縁体にする事で該外周リングへの高周波
電圧の印加は防止され、高エネルギーイオンのスパッタ
リングによる外周リングからの不純物放出は防止され
る。またエッチング等の様に表面での化学反応が重要な
場合、外周リングの材質をその化学反応を考慮したもの
にすることで、エッチング等の処理を安定して施すこと
ができる。
【0022】上記した種々の点を考慮すると、外周リン
グの材質は絶縁性を有するものか、又は被処理基板と同
じ材質のものが好ましく、具体的には、例えばアルミ
ナ、ジルコニア等の酸化物セラミックス、AlN、Si
3 N4 等の非酸化物セラミックス、フッ素樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリイミド樹脂等の耐熱性樹脂、Si等の基
板材料等が挙げられる。そして、実際にはプラズマ処理
装置の目的や処理条件を考慮して、前記物質の中から適
切な材料を選定すればよい。
グの材質は絶縁性を有するものか、又は被処理基板と同
じ材質のものが好ましく、具体的には、例えばアルミ
ナ、ジルコニア等の酸化物セラミックス、AlN、Si
3 N4 等の非酸化物セラミックス、フッ素樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリイミド樹脂等の耐熱性樹脂、Si等の基
板材料等が挙げられる。そして、実際にはプラズマ処理
装置の目的や処理条件を考慮して、前記物質の中から適
切な材料を選定すればよい。
【0023】また、前記被処理基板の裏面に密接する試
料保持台に関しては、試料の裏面と同様の形状の表面を
有する試料保持台が好ましい。被処理基板の裏面は、通
常平坦であるので、試料保持台の表面も平坦であればよ
いが、密着性を増すために静電チャックやその他の手段
を備えた試料保持台がより好ましい。
料保持台に関しては、試料の裏面と同様の形状の表面を
有する試料保持台が好ましい。被処理基板の裏面は、通
常平坦であるので、試料保持台の表面も平坦であればよ
いが、密着性を増すために静電チャックやその他の手段
を備えた試料保持台がより好ましい。
【0024】(3)記載のプラズマ処理装置においても
同様に、プラズマ処理装置の試料保持台が被処理基板と
密着するように構成されたものが好ましい。
同様に、プラズマ処理装置の試料保持台が被処理基板と
密着するように構成されたものが好ましい。
【0025】
【作用】本発明に係るプラズマ処理方法によれば、導電
性の下地基板上に絶縁性の被膜が形成された被処理基板
の裏面及び外周部をプラズマから保護しつつ、前記被処
理基板にプラズマ処理を施すので、下地基板にプラズマ
から荷電粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基
板と表面との間のチャージアップ分布が発生しにくくな
り、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージ
が低減される。
性の下地基板上に絶縁性の被膜が形成された被処理基板
の裏面及び外周部をプラズマから保護しつつ、前記被処
理基板にプラズマ処理を施すので、下地基板にプラズマ
から荷電粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基
板と表面との間のチャージアップ分布が発生しにくくな
り、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージ
が低減される。
【0026】また本発明に係るプラズマ処理装置によれ
ば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズ
マ処理装置において、前記被処理基板の裏面に密接する
試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する外周リ
ングとを備えているので、下地基板にプラズマから荷電
粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基板と表面
との間のチャージアップ分布が発生しにくくなり、被処
理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージが低減さ
れる。
ば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラズ
マ処理装置において、前記被処理基板の裏面に密接する
試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する外周リ
ングとを備えているので、下地基板にプラズマから荷電
粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基板と表面
との間のチャージアップ分布が発生しにくくなり、被処
理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージが低減さ
れる。
【0027】さらに本発明に係るプラズマ処理装置によ
れば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラ
ズマ処理装置において、試料保持台に前記被処理基板と
ほぼ同一形状の凹部が形成されているので、(2)記載
のプラズマ処理装置と同様に、下地基板にプラズマから
荷電粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基板と
表面との間のチャージアップ分布が発生しにくくなり、
被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージが低
減される。
れば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプラ
ズマ処理装置において、試料保持台に前記被処理基板と
ほぼ同一形状の凹部が形成されているので、(2)記載
のプラズマ処理装置と同様に、下地基板にプラズマから
荷電粒子が流入できなくなり、被処理基板の下地基板と
表面との間のチャージアップ分布が発生しにくくなり、
被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメージが低
減される。
【0028】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係るプラズマ処理
装置を用いたプラズマ処理方法の実施例を図面に基づい
て説明する。なお、比較例として従来のプラズマ処理装
置を用いたプラズマ処理方法についても説明する。
装置を用いたプラズマ処理方法の実施例を図面に基づい
て説明する。なお、比較例として従来のプラズマ処理装
置を用いたプラズマ処理方法についても説明する。
【0029】図1は実施例に係るプラズマ処理装置を模
式的に示した断面図であり、図中11はプラズマ生成室
を示している。プラズマ生成室11周壁は2重構造に構
成されており、その内部には冷却水の流通室11aが形
成され、また上部壁中央には石英ガラス板11bにより
封止されたマイクロ波導入口11cが形成され、さらに
下部壁中央にはマイクロ波導入口11cと対向する位置
にプラズマ引き出し窓11dが形成されている。マイク
ロ波導入口11cには他端が図示しないマイクロ波発振
器に接続された導波管12の一端が接続され、またプラ
ズマ引き出し窓11dに臨ませて試料室13が配設され
ている。さらにプラズマ生成室11及びこれに接続され
た導波管12の一端部にわたってこれらを囲繞する態様
でこれらと同心状に励磁コイル14が配設されている。
式的に示した断面図であり、図中11はプラズマ生成室
を示している。プラズマ生成室11周壁は2重構造に構
成されており、その内部には冷却水の流通室11aが形
成され、また上部壁中央には石英ガラス板11bにより
封止されたマイクロ波導入口11cが形成され、さらに
下部壁中央にはマイクロ波導入口11cと対向する位置
にプラズマ引き出し窓11dが形成されている。マイク
ロ波導入口11cには他端が図示しないマイクロ波発振
器に接続された導波管12の一端が接続され、またプラ
ズマ引き出し窓11dに臨ませて試料室13が配設され
ている。さらにプラズマ生成室11及びこれに接続され
た導波管12の一端部にわたってこれらを囲繞する態様
でこれらと同心状に励磁コイル14が配設されている。
【0030】一方試料室13内にはプラズマ引き出し窓
11dと対向する位置に試料保持台17が配設され、試
料保持台17上にはウエハ等の被処理基板Sが図示しな
い静電チャックにより着脱可能に載置され、被処理基板
Sはその外周に密着して配設された外周リング15によ
り固定されている。この外周リング15及び被処理基板
Sが載置された試料保持台17の構造は図2において、
詳しく説明する。さらに試料室13の下部壁には、図示
しない排気装置に接続される排気口13aが形成されて
いる。
11dと対向する位置に試料保持台17が配設され、試
料保持台17上にはウエハ等の被処理基板Sが図示しな
い静電チャックにより着脱可能に載置され、被処理基板
Sはその外周に密着して配設された外周リング15によ
り固定されている。この外周リング15及び被処理基板
Sが載置された試料保持台17の構造は図2において、
詳しく説明する。さらに試料室13の下部壁には、図示
しない排気装置に接続される排気口13aが形成されて
いる。
【0031】なお、図中、11gはプラズマ生成室11
に連なる反応ガス供給系を示しており、13gは試料室
13に連なる反応ガス導入口を示しており、11h、1
1iは冷却水の供給系、排出系を示している。
に連なる反応ガス供給系を示しており、13gは試料室
13に連なる反応ガス導入口を示しており、11h、1
1iは冷却水の供給系、排出系を示している。
【0032】図2は、図1に示したプラズマ処理装置に
おいて、被処理基板Sが載置された試料保持台17及び
被処理基板Sを保護する外周リング15を模式的に示し
た断面図である。
おいて、被処理基板Sが載置された試料保持台17及び
被処理基板Sを保護する外周リング15を模式的に示し
た断面図である。
【0033】図2に示しているように、基台20の上に
試料台21が載置されており、この試料台21には被処
理基板温度制御用の冷却水を循環させるための流路22
が形成されている。この流路22には導入管23及び導
出管24が接続されており、冷却液が導入管23から流
路22を通って導出管24から排出されるように構成さ
れている。試料台21の上方には静電チャック25が載
置されており、この静電チャック25の上部に被処理基
板Sが載せられるようになっている。静電チャック25
は、例えばセラミックス等から構成された絶縁体26内
部に電極層27が埋設された格好で形成されており、こ
の電極層27には電極棒28が接続されている。この静
電チャック25の電極層27には、被処理基板Sを載置
する際に静電的な吸着力を発生させるために直流電圧が
印加され、またプラズマが照射される際には、高周波が
印加される。
試料台21が載置されており、この試料台21には被処
理基板温度制御用の冷却水を循環させるための流路22
が形成されている。この流路22には導入管23及び導
出管24が接続されており、冷却液が導入管23から流
路22を通って導出管24から排出されるように構成さ
れている。試料台21の上方には静電チャック25が載
置されており、この静電チャック25の上部に被処理基
板Sが載せられるようになっている。静電チャック25
は、例えばセラミックス等から構成された絶縁体26内
部に電極層27が埋設された格好で形成されており、こ
の電極層27には電極棒28が接続されている。この静
電チャック25の電極層27には、被処理基板Sを載置
する際に静電的な吸着力を発生させるために直流電圧が
印加され、またプラズマが照射される際には、高周波が
印加される。
【0034】また、この試料保持台17の上には、アル
ミナ製の外周リング15が配設されている。この外周リ
ング15は、二つに分割され、それぞれの一端部が図示
しないピンにより開閉できる状態で固定されており、被
処理基板Sを載置する際や取り出す際には開くことがで
きるようになっている。従って、被処理基板Sを静電チ
ャックに25載置する際には、外周リング15を開き、
被処理基板Sを静電チャック25に載置した後、外周リ
ング25を閉じる。外周リング15の固定されていない
他端は、外周リング15を閉じた後、お互いが磁石等で
簡単に接続、固定できる構造となっている。そして、こ
の外周リング15を閉じることにより、外周リング15
が被処理基板19の外周部に接するような構造となって
いるので、プラズマ処理中には被処理基板Sの外周部、
及び表面外周部にプラズマが照射されるのを防止するこ
とができる。
ミナ製の外周リング15が配設されている。この外周リ
ング15は、二つに分割され、それぞれの一端部が図示
しないピンにより開閉できる状態で固定されており、被
処理基板Sを載置する際や取り出す際には開くことがで
きるようになっている。従って、被処理基板Sを静電チ
ャックに25載置する際には、外周リング15を開き、
被処理基板Sを静電チャック25に載置した後、外周リ
ング25を閉じる。外周リング15の固定されていない
他端は、外周リング15を閉じた後、お互いが磁石等で
簡単に接続、固定できる構造となっている。そして、こ
の外周リング15を閉じることにより、外周リング15
が被処理基板19の外周部に接するような構造となって
いるので、プラズマ処理中には被処理基板Sの外周部、
及び表面外周部にプラズマが照射されるのを防止するこ
とができる。
【0035】また、パーティクル等の発生を考慮して、
外周リング15を被処理基板19の上方からかぶせるよ
うな構成等にしても構わない。
外周リング15を被処理基板19の上方からかぶせるよ
うな構成等にしても構わない。
【0036】このように構成されたプラズマ処理装置に
あっては、プラズマ生成室11及び試料室13内を所定
の真空度に設定した後、プラズマ生成室11内に反応ガ
ス供給系11gを通じて所要のガス圧力が得られるよう
にガスを供給し、励磁コイル14により磁界を形成しつ
つマイクロ波導入口11cを通じてプラズマ生成室11
内に2.45GHzのマイクロ波を導入し、プラズマ生
成室11を空洞共振器としてガスを共鳴励起し、プラズ
マを生成させる。生成したプラズマは励磁コイル14に
より形成される試料室13側に向かうに従い磁束密度が
低下する発散磁界によって試料室13内の被処理基板S
周辺に投射され、試料室13内の被処理基板S表面をプ
ラズマ処理するようになっている。
あっては、プラズマ生成室11及び試料室13内を所定
の真空度に設定した後、プラズマ生成室11内に反応ガ
ス供給系11gを通じて所要のガス圧力が得られるよう
にガスを供給し、励磁コイル14により磁界を形成しつ
つマイクロ波導入口11cを通じてプラズマ生成室11
内に2.45GHzのマイクロ波を導入し、プラズマ生
成室11を空洞共振器としてガスを共鳴励起し、プラズ
マを生成させる。生成したプラズマは励磁コイル14に
より形成される試料室13側に向かうに従い磁束密度が
低下する発散磁界によって試料室13内の被処理基板S
周辺に投射され、試料室13内の被処理基板S表面をプ
ラズマ処理するようになっている。
【0037】上記した実施例に係るプラズマ処理装置を
用いて、被処理基板Sのチャージアップダメージを評価
するため、MOSキャパシタが形成された被処理基板S
上にアルゴンプラズマを照射し、MOSキャパシタの耐
電圧を調べた。プラズマ生成条件は、マイクロ波電力が
1.2kW、導入したアルゴンガスの圧力が0.6To
rrであり、試料保持台には400kHzの高周波電圧
を300Wの電力で印加した。また、被処理基板Sを吸
着させるために、静電チャック内の電極20に400V
の直流電圧を印加した。
用いて、被処理基板Sのチャージアップダメージを評価
するため、MOSキャパシタが形成された被処理基板S
上にアルゴンプラズマを照射し、MOSキャパシタの耐
電圧を調べた。プラズマ生成条件は、マイクロ波電力が
1.2kW、導入したアルゴンガスの圧力が0.6To
rrであり、試料保持台には400kHzの高周波電圧
を300Wの電力で印加した。また、被処理基板Sを吸
着させるために、静電チャック内の電極20に400V
の直流電圧を印加した。
【0038】図3は、上記条件のプラズマ処理を施した
際のMOSキャパシタが形成された被処理基板Sの耐電
圧分布を示した平面図であり、図3に示されている数字
は、被処理基板S上に形成されたMOSキャパシタの耐
電圧を示しており、各数字はその一つ一つがMOSキャ
パシタの各素子の耐電圧に対応している。
際のMOSキャパシタが形成された被処理基板Sの耐電
圧分布を示した平面図であり、図3に示されている数字
は、被処理基板S上に形成されたMOSキャパシタの耐
電圧を示しており、各数字はその一つ一つがMOSキャ
パシタの各素子の耐電圧に対応している。
【0039】なお比較例として、図2に示した外周リン
グ15を用いず、被処理基板を直接試料保持台に載置す
る従来のプラズマ処理装置を用いた場合についても、実
施例の場合と同様の実験を行った。結果を実施例と同様
に図4に示す。
グ15を用いず、被処理基板を直接試料保持台に載置す
る従来のプラズマ処理装置を用いた場合についても、実
施例の場合と同様の実験を行った。結果を実施例と同様
に図4に示す。
【0040】図4からわかるように比較例に係るプラズ
マ処理装置により被処理基板Sにプラズマ処理を施した
場合には、被処理基板Sの中央部及び周辺部分では絶縁
破壊が認められた。
マ処理装置により被処理基板Sにプラズマ処理を施した
場合には、被処理基板Sの中央部及び周辺部分では絶縁
破壊が認められた。
【0041】一方実施例に係るプラズマ処理装置を用い
た場合には、被処理基板S上のMOSキャパシタ素子に
耐電圧の劣化は認められなかった。
た場合には、被処理基板S上のMOSキャパシタ素子に
耐電圧の劣化は認められなかった。
【0042】このように上記実施例に係るプラズマ処理
装置を用いて、被処理基板Sにプラズマ処理を施した場
合、下地基板にプラズマから荷電粒子が流入するのを防
止することができ、被処理基板の下地基板と表面との間
のチャージアップ分布の発生を抑制することができ、そ
の結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメ
ージを低減することができる。
装置を用いて、被処理基板Sにプラズマ処理を施した場
合、下地基板にプラズマから荷電粒子が流入するのを防
止することができ、被処理基板の下地基板と表面との間
のチャージアップ分布の発生を抑制することができ、そ
の結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダメ
ージを低減することができる。
【0043】次に、多結晶Siからなる外周リング15
が備えられた別の実施例に係るプラズマ処理装置を用
い、1μmの酸化膜が形成されたSi基板にエッチング
処理を施した。エッチング処理を行う際は、エッチング
ガスとして、C4 H8 :25sccm、O2 :13sc
cmを供給し、圧力が1mTorr、マイクロ波電力が
1.3kW、試料保持台17に印加した高周波が400
kHz、エッチング時間が3分の条件でエッチング処理
を施した。
が備えられた別の実施例に係るプラズマ処理装置を用
い、1μmの酸化膜が形成されたSi基板にエッチング
処理を施した。エッチング処理を行う際は、エッチング
ガスとして、C4 H8 :25sccm、O2 :13sc
cmを供給し、圧力が1mTorr、マイクロ波電力が
1.3kW、試料保持台17に印加した高周波が400
kHz、エッチング時間が3分の条件でエッチング処理
を施した。
【0044】その結果、エッチング処理を安定して施す
ことができ、得られた被処理基板Sもチャージアップに
よる耐電圧の劣化は認められなかった。
ことができ、得られた被処理基板Sもチャージアップに
よる耐電圧の劣化は認められなかった。
【0045】次に、試料保持台に被処理基板とほぼ同一
形状の凹部が形成されたプラズマ処理装置の実施例につ
いて説明する。
形状の凹部が形成されたプラズマ処理装置の実施例につ
いて説明する。
【0046】図5は静電チャックに凹部が形成された試
料保持台を模式的に示した断面図である。この実施例に
係るプラズマ処理装置では、静電チャック32に凹部3
1が形成された試料保持台30が用いられている他は、
図1に示したプラズマ処理装置と同様に構成されてい
る。また、試料保持台30の構成も静電チャック32に
凹部31が形成されている他は、図2に示した試料保持
台17の構成と同様である。従って、ここでは静電チャ
ック32に形成された凹部31に関連することのみを以
下に簡単に説明する。
料保持台を模式的に示した断面図である。この実施例に
係るプラズマ処理装置では、静電チャック32に凹部3
1が形成された試料保持台30が用いられている他は、
図1に示したプラズマ処理装置と同様に構成されてい
る。また、試料保持台30の構成も静電チャック32に
凹部31が形成されている他は、図2に示した試料保持
台17の構成と同様である。従って、ここでは静電チャ
ック32に形成された凹部31に関連することのみを以
下に簡単に説明する。
【0047】静電チャック32に形成された凹部31の
形状は、ほぼ被処理基板Sの形状とほぼ同じであり、こ
の凹部31の中に被処理基板Sを載置することができ
る。被処理基板Sを取り出す際には、図示しない離脱用
ノックピンを使用する。
形状は、ほぼ被処理基板Sの形状とほぼ同じであり、こ
の凹部31の中に被処理基板Sを載置することができ
る。被処理基板Sを取り出す際には、図示しない離脱用
ノックピンを使用する。
【0048】このように図5に示した形状の凹部31が
形成された静電チャック32に被処理基板Sを載置して
プラズマ処理を施すと、下地基板にプラズマから荷電粒
子が流入するのを防止することができ、被処理基板Sの
下地基板と表面との間のチャージアップ分布の発生を抑
制することができ、その結果、被処理基板Sの絶縁破壊
等のチャージアップダメージを低減することができる。
形成された静電チャック32に被処理基板Sを載置して
プラズマ処理を施すと、下地基板にプラズマから荷電粒
子が流入するのを防止することができ、被処理基板Sの
下地基板と表面との間のチャージアップ分布の発生を抑
制することができ、その結果、被処理基板Sの絶縁破壊
等のチャージアップダメージを低減することができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るプラズ
マ処理方法にあっては、導電性の下地基板上に絶縁性の
被膜が形成された被処理基板の裏面及び外周部をプラズ
マから保護しつつ、前記被処理基板をプラズマ処理する
ので、下地基板にプラズマから荷電粒子が流入するのを
防止することができ、被処理基板の下地基板と表面との
間のチャージアップ分布の発生を抑制することができ、
その結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダ
メージを低減することができる。
マ処理方法にあっては、導電性の下地基板上に絶縁性の
被膜が形成された被処理基板の裏面及び外周部をプラズ
マから保護しつつ、前記被処理基板をプラズマ処理する
ので、下地基板にプラズマから荷電粒子が流入するのを
防止することができ、被処理基板の下地基板と表面との
間のチャージアップ分布の発生を抑制することができ、
その結果、被処理基板の絶縁破壊等のチャージアップダ
メージを低減することができる。
【0050】また上記(2)記載のプラズマ処理装置に
よれば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプ
ラズマ処理装置において、前記被処理基板の裏面に密接
する試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する外
周リングとを備えているので、下地基板にプラズマから
荷電粒子が流入するのを防止することができ、被処理基
板の下地基板と表面との間のチャージアップ分布の発生
を抑制することができ、その結果、被処理基板の絶縁破
壊等のチャージアップダメージを低減することができ
る。
よれば、被処理基板にプラズマにより処理が施されるプ
ラズマ処理装置において、前記被処理基板の裏面に密接
する試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接する外
周リングとを備えているので、下地基板にプラズマから
荷電粒子が流入するのを防止することができ、被処理基
板の下地基板と表面との間のチャージアップ分布の発生
を抑制することができ、その結果、被処理基板の絶縁破
壊等のチャージアップダメージを低減することができ
る。
【0051】さらに上記(3)記載のプラズマ処理装置
によれば、被処理基板にプラズマにより処理が施される
プラズマ処理装置において、試料保持台に前記被処理基
板とほぼ同一形状の凹部が形成されているので、(2)
記載のプラズマ処理装置と同様に、下地基板にプラズマ
から荷電粒子が流入するのを防止することができ、被処
理基板の下地基板と表面との間のチャージアップ分布の
発生を抑制することができ、その結果、被処理基板の絶
縁破壊等のチャージアップダメージを低減することがで
きる。
によれば、被処理基板にプラズマにより処理が施される
プラズマ処理装置において、試料保持台に前記被処理基
板とほぼ同一形状の凹部が形成されているので、(2)
記載のプラズマ処理装置と同様に、下地基板にプラズマ
から荷電粒子が流入するのを防止することができ、被処
理基板の下地基板と表面との間のチャージアップ分布の
発生を抑制することができ、その結果、被処理基板の絶
縁破壊等のチャージアップダメージを低減することがで
きる。
【図1】本発明の実施例に係るプラズマ処理装置を模式
的に示した断面図である。
的に示した断面図である。
【図2】図1に示した実施例に係るプラズマ処理装置に
おいて、被処理基板が載置される試料保持台を模式的に
示した断面図である。
おいて、被処理基板が載置される試料保持台を模式的に
示した断面図である。
【図3】実施例に係るプラズマ処理装置を用いてMOS
キャパシタが形成された被処理基板にプラズマ処理を施
した際の被処理基板の耐電圧分布を示した平面図であ
る。
キャパシタが形成された被処理基板にプラズマ処理を施
した際の被処理基板の耐電圧分布を示した平面図であ
る。
【図4】比較例に係るプラズマ処理装置を用いてMOS
キャパシタが形成された被処理基板にプラズマ処理を施
した際の被処理基板の耐電圧分布を示した平面図であ
る。
キャパシタが形成された被処理基板にプラズマ処理を施
した際の被処理基板の耐電圧分布を示した平面図であ
る。
【図5】別の実施例に係るプラズマ処理装置において、
被処理基板が載置される試料保持台を模式的に示した断
面図である。
被処理基板が載置される試料保持台を模式的に示した断
面図である。
【図6】従来のプラズマ処理装置において、被処理基板
にプラズマを照射することにより導電層のエッチング処
理を行った際、前記被処理基板にチャージアップ分布が
発生する様子を模式的に示した概念図である。
にプラズマを照射することにより導電層のエッチング処
理を行った際、前記被処理基板にチャージアップ分布が
発生する様子を模式的に示した概念図である。
S 被処理基板 15 外周リング 17、30 試料保持台 31 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性の下地基板上に絶縁性の被膜が形
成された被処理基板の裏面及び外周部をプラズマから保
護しつつ、前記被処理基板をプラズマを用いて処理する
ことを特徴とするプラズマ処理方法。 - 【請求項2】 被処理基板にプラズマにより処理が施さ
れるプラズマ処理装置において、前記被処理基板の裏面
に密接する試料保持台と前記被処理基板の外周部に密接
する外周リングとを備えていることを特徴とするプラズ
マ処理装置。 - 【請求項3】 被処理基板にプラズマにより処理が施さ
れるプラズマ処理装置において、試料保持台に前記被処
理基板とほぼ同一形状の凹部が形成されていることを特
徴とするプラズマ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23803293A JPH0794480A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23803293A JPH0794480A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0794480A true JPH0794480A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17024162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23803293A Pending JPH0794480A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794480A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6464794B1 (en) * | 1998-09-23 | 2002-10-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Process chamber used in manufacture of semiconductor device, capable of reducing contamination by particulates |
| JP2005252089A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 半導体製造装置 |
| JP2007281508A (ja) * | 1999-12-30 | 2007-10-25 | Lg Philips Lcd Co Ltd | ドライ・エッチング装置 |
| WO2010021890A3 (en) * | 2008-08-19 | 2010-05-14 | Lam Research Corporation | Edge rings for electrostatic chucks |
| CN110349846A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-10-18 | 长江存储科技有限责任公司 | 一种半导体器件的刻蚀方法以及三维存储器 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23803293A patent/JPH0794480A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6464794B1 (en) * | 1998-09-23 | 2002-10-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Process chamber used in manufacture of semiconductor device, capable of reducing contamination by particulates |
| US6797109B2 (en) | 1998-09-23 | 2004-09-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Process chamber used in manufacture of semiconductor device, capable of reducing contamination by particulates |
| JP2007281508A (ja) * | 1999-12-30 | 2007-10-25 | Lg Philips Lcd Co Ltd | ドライ・エッチング装置 |
| JP2005252089A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 半導体製造装置 |
| WO2010021890A3 (en) * | 2008-08-19 | 2010-05-14 | Lam Research Corporation | Edge rings for electrostatic chucks |
| US8469368B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-06-25 | Lam Research Corporation | Edge rings for electrostatic chucks |
| CN110349846A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-10-18 | 长江存储科技有限责任公司 | 一种半导体器件的刻蚀方法以及三维存储器 |
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