JPH079509Y2 - スピーカキャビネット - Google Patents

スピーカキャビネット

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JPH079509Y2
JPH079509Y2 JP8525990U JP8525990U JPH079509Y2 JP H079509 Y2 JPH079509 Y2 JP H079509Y2 JP 8525990 U JP8525990 U JP 8525990U JP 8525990 U JP8525990 U JP 8525990U JP H079509 Y2 JPH079509 Y2 JP H079509Y2
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cabinet
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治男 竹中
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、内部に吸音材を配設することなく、抑止板を
取り付けることにより定在波を抑止し得るスピーカキャ
ビネットに関するものである。
<従来の技術> 従来この種のスピーカキャビネットは、内部にフェル
ト、グラスウール等の吸音材を張り付けて、キャビネッ
ト内面に、構成する木材等の滑面を覆って露出しないよ
うにして、内部の音波の反射エネルギを吸収していた
が、吸音材が多く必要なためコストが高くつくので、吸
音材を使わないで定在波の発生を抑止する構造として、
第4図に示すようなキャビネット(01)の内部に斜めに
両端を接着剤(03)で固着した抑止板(02)を取り付け
たものがある。
<考案が解決しようとする課題> 従って、従来のこの種のスピーカキャビネットは、吸音
材を使用しないので、コストは安いが、第5図に点線で
示すように、抑止板(02)の固有振動が特定周波数で発
生して再生音質を害していた。
本考案はかかる従来の問題点を解決するために、内部に
斜めに定在波の発生を抑止する板を、少なくとも片端に
振動ロス材を介して取り付けたスピーカキャビネットを
提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応
する第1図及び第2図を用いて説明すると、本考案は、
直方形のキャビネット(1)の内部に斜めに抑止板
(2)を配置し、その少なくとも片方の固定端(2a)を
振動ロスのある材料(3a)を介して固定する構造とした
ものである。
<作用> 本考案は、このような構造としたものであるから、斜め
の抑止板(2)によってキャビネット(1)内部の直方
形の空間が、音波の反射する相対する平面がなくなり、
総ての内壁面が互いに角度をもった配置となって、音源
のスピーカ(4)から放射される音波は、吸音材によら
ずにキャビネット(1)内部で十分減衰してしまうの
で、定在波を発生しないようになし得るとともに、抑止
板(2)の重量が、片持ち形式または振動ロス材(3a,3
b)で浮かされた吸音材として機能するので、定在波を
発生するエネルギーを消耗してしまうことができるので
ある。
<実施例> 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明する。
図中第1図及び第2図は、本考案の第1実施例を示す図
で、該実施例は、(1)は直方形のキャビネットで、そ
の内部に斜めに抑止板(2)を配置し、その少なくとも
片方の固定端(2a)を、たとえばフェルトのような振動
ロスのある材料(3a)を介して、他端(2b)を接着剤
(03)で内隅部にそれぞれ固定する片持ち式構造とした
ものである。
第3図は他の実施例で、抑止板(2)の両端(2a,2b)
を、それぞれ前記の振動ロス材(3a,3b)を介して固定
した抑止板(2)を振動ロス材(3a,3b)で浮かせた構
造である。抑止板(2)の横幅寸法はキャビネット
(1)の内法奥行き寸法の約1/2でよい。
第5図は抑止板(2)の中心部の位置における振動の加
速度を示す周波数特性で、点線で示す図は第4図に示す
従来例で、240Hz及び650Hzに定在波によるピークが発生
しているが、本考案の図(実線)はフラットになつてい
る。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、かつ
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
<考案の効果> 以上の説明から既に明らかなように本考案は、斜めに配
置した抑止板によってキャビネット内部の直方形の空間
が仕切られて、音波の反射する相対する平面がなくな
り、総ての反射内面が互いに角度をもった配置となるの
で、音源のスピーカから放射される音波は、吸音材によ
らなくてもキャビネット内部で進行方向に対して音波の
反射往復運動を妨げるので、反射エネルギは十分減衰し
て、定在波を発生しないようになし得るとともに、振動
ロス材が抑止板の重量を支持して、片持ち形式または弾
性体で浮かされた吸音体として機能するので、定在波を
発生するエネルギを消耗してしまうことができるという
実用上の顕著な効果を期待することができるに至ったの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面断面(第2図I−I断面)図、第
2図は側面断面図、第3図は別実施例の正面断面図、第
4図は従来例の正面断面図、第5図は従来例と本考案の
振動の加速度の周波数特性である。 図中、(1)はキャビネット、(2)は抑止板、(2a)
は固定端、(3a),(3b)は振動ロス材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方形のキャビネット(1)の内部に斜め
    に抑止板(2)を配置し、その少なくとも片方の固定端
    (2a)を振動ロスのある材料(3a)を介して固定する構
    造としたスピーカキャビネット。
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JPH0443096U JPH0443096U (ja) 1992-04-13
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