JPH0795107A - 適応型最尤系列推定装置 - Google Patents
適応型最尤系列推定装置Info
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- JPH0795107A JPH0795107A JP5232878A JP23287893A JPH0795107A JP H0795107 A JPH0795107 A JP H0795107A JP 5232878 A JP5232878 A JP 5232878A JP 23287893 A JP23287893 A JP 23287893A JP H0795107 A JPH0795107 A JP H0795107A
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- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L25/03178—Arrangements involving sequence estimation techniques
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- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
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- H04L25/024—Channel estimation channel estimation algorithms
- H04L25/025—Channel estimation channel estimation algorithms using least-mean-square [LMS] method
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 適応アルゴリズムの初期収束問題を演算量の
増大なしで解決し、良好な最尤系列推定を図ることと、
伝送路環境に応じた最適な伝送路インパルス応答設定を
図ることを目的としている。 【構成】 ヴィタビアルゴリズム処理部14と、適応ア
ルゴリズムより伝送路インパルス応答を推定する伝送路
インパルス応答推定部15と、トランスバーサルフィル
タで構成される推定受信信号推定部16と、推定受信信
号と受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成部1
7とを有し、ヴィタビアルゴリズム処理部14から供給
される送信候補系列をスイッチ111、112を用いて
TKMAスロット内の既知信号系列区間ではLSアルゴ
リズム処理部に供給してLSアルゴリズム演算を行い、
データ信号系列区間ではLMSアルゴリズム処理部に供
給してLMSアルゴリズム処理を行う。
増大なしで解決し、良好な最尤系列推定を図ることと、
伝送路環境に応じた最適な伝送路インパルス応答設定を
図ることを目的としている。 【構成】 ヴィタビアルゴリズム処理部14と、適応ア
ルゴリズムより伝送路インパルス応答を推定する伝送路
インパルス応答推定部15と、トランスバーサルフィル
タで構成される推定受信信号推定部16と、推定受信信
号と受信信号との誤差信号を生成する誤差信号生成部1
7とを有し、ヴィタビアルゴリズム処理部14から供給
される送信候補系列をスイッチ111、112を用いて
TKMAスロット内の既知信号系列区間ではLSアルゴ
リズム処理部に供給してLSアルゴリズム演算を行い、
データ信号系列区間ではLMSアルゴリズム処理部に供
給してLMSアルゴリズム処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信の受信
機において、受信信号が伝送路から受けた歪みを補償す
る等化器として利用される最尤系列推定器に関してお
り、特に伝送路推定能力の向上を目指したものである。
機において、受信信号が伝送路から受けた歪みを補償す
る等化器として利用される最尤系列推定器に関してお
り、特に伝送路推定能力の向上を目指したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル移動通信機器の開発が
急速に行われているが、陸上移動通信を行う上では、移
動体を取り巻く物理的な環境より生じる伝搬遅延を伴っ
た多重波伝搬干渉と移動体の高速移動によって、受信信
号は複雑で著しい歪みを受ける。この歪みを一般に周波
数選択性フェージングによる歪みと称する。移動体端末
では、更に雑音が重畳されたこの受信信号から何等かの
信号処理手段を用いて、雑音を含む歪み成分を補償する
必要がある。ディジタル移動通信における波形等化技術
は、これらの歪みを補償するための技術であり、主に2
種類がある。1つは、判定帰還型等化器(DFE:Deci
sion Feedback Equalizer )であり、もう1つが適応型
最尤系列推定器(MLSE:Maximum Likelihood Seque
nce Estimation)である。前者は、演算量やハード規模
等から評価しての実現し易さから検討されていた。ま
た、後者は、波形等化技術の中では最強であり、近年の
LSI微細加工技術の目ざましい発達やディジタル信号
処理に適した高速ディジタル信号処理プロセッサ(DS
P)の登場による実現が可能となってきた。
急速に行われているが、陸上移動通信を行う上では、移
動体を取り巻く物理的な環境より生じる伝搬遅延を伴っ
た多重波伝搬干渉と移動体の高速移動によって、受信信
号は複雑で著しい歪みを受ける。この歪みを一般に周波
数選択性フェージングによる歪みと称する。移動体端末
では、更に雑音が重畳されたこの受信信号から何等かの
信号処理手段を用いて、雑音を含む歪み成分を補償する
必要がある。ディジタル移動通信における波形等化技術
は、これらの歪みを補償するための技術であり、主に2
種類がある。1つは、判定帰還型等化器(DFE:Deci
sion Feedback Equalizer )であり、もう1つが適応型
最尤系列推定器(MLSE:Maximum Likelihood Seque
nce Estimation)である。前者は、演算量やハード規模
等から評価しての実現し易さから検討されていた。ま
た、後者は、波形等化技術の中では最強であり、近年の
LSI微細加工技術の目ざましい発達やディジタル信号
処理に適した高速ディジタル信号処理プロセッサ(DS
P)の登場による実現が可能となってきた。
【0003】最尤系列推定器は、受信信号系列が与えら
れたとき、その系列に最も合致する送信信号系列を、送
信されると考えられる全ての送信信号系列の中からヴィ
タビアルゴリズムを用いて1つだけ選び出すものであ
る。また、最尤系列推定器では、伝送路インパルス応答
が何等かの手段により既知であることを前提として動作
する。ゆえに、自動車電話のような陸上移動通信では、
伝送路特性が時々刻々と変動するので、最尤系列推定器
でもその変動に追随して伝送路インパルス応答を変化さ
せねばならない。例えば、約20ksymbol/sの伝送速
度で通信を行う際に、移動体の速度が100km/h程度
になると、約240シンボル時間程度の周期のフェージ
ングが生じる。したがって、120シンボン周期で受信
信号のフェードが生じることになる。このような高速変
動伝送路に追随するために高速収束及び高速追随性を有
する様々な適応アルゴリズムが、最尤系列推定器の伝送
路推定部に採用される。その多くは、演算量の少なさか
らLMSアルゴリズムが採用されている。また、LMS
アルゴリズムよりも収束性能が高速であるが、演算量が
多いRLSアルゴリズムも演算量を削減する工夫がなさ
れて採用されている例もある。
れたとき、その系列に最も合致する送信信号系列を、送
信されると考えられる全ての送信信号系列の中からヴィ
タビアルゴリズムを用いて1つだけ選び出すものであ
る。また、最尤系列推定器では、伝送路インパルス応答
が何等かの手段により既知であることを前提として動作
する。ゆえに、自動車電話のような陸上移動通信では、
伝送路特性が時々刻々と変動するので、最尤系列推定器
でもその変動に追随して伝送路インパルス応答を変化さ
せねばならない。例えば、約20ksymbol/sの伝送速
度で通信を行う際に、移動体の速度が100km/h程度
になると、約240シンボル時間程度の周期のフェージ
ングが生じる。したがって、120シンボン周期で受信
信号のフェードが生じることになる。このような高速変
動伝送路に追随するために高速収束及び高速追随性を有
する様々な適応アルゴリズムが、最尤系列推定器の伝送
路推定部に採用される。その多くは、演算量の少なさか
らLMSアルゴリズムが採用されている。また、LMS
アルゴリズムよりも収束性能が高速であるが、演算量が
多いRLSアルゴリズムも演算量を削減する工夫がなさ
れて採用されている例もある。
【0004】一般にディジタル方式の陸上移動通信で
は、その通信方式としてTDMA方式を採用し、同一周
波数のチャネルをスロットと呼ばれる単位に時分割し、
複数のユーザーを割り当てて加入者容量を上げている。
そして、時分割されたスロット同士の判別の意味と受信
機の同期確立の意味で、スロット内には既知信号系列が
組み込まれている。例として図12に米国TIAのIS
−54で規定されている北米ディジタルセルラーのスロ
ット構成92(ダウンリング)を掲載する。スロット先
頭に位置する14シンボルが既知信号系列93(SYNC)
である。この既知信号系列とこの既知信号系列に相当す
る受信信号系列から伝送路インパルス応答推定初期値を
求め、既知信号系列以降に続く未知データ系列を推定し
ながら伝送路インパルス応答を逐次更新しなければなら
ない。したがって、この短期間の既知信号系列で可能な
限り真の伝送路応答に近付く(収束する)ことが受信機
の性能を左右するので、先に述べた高速収束性能を有す
るRLSアルゴリズム等の採用も検討されているのであ
る。
は、その通信方式としてTDMA方式を採用し、同一周
波数のチャネルをスロットと呼ばれる単位に時分割し、
複数のユーザーを割り当てて加入者容量を上げている。
そして、時分割されたスロット同士の判別の意味と受信
機の同期確立の意味で、スロット内には既知信号系列が
組み込まれている。例として図12に米国TIAのIS
−54で規定されている北米ディジタルセルラーのスロ
ット構成92(ダウンリング)を掲載する。スロット先
頭に位置する14シンボルが既知信号系列93(SYNC)
である。この既知信号系列とこの既知信号系列に相当す
る受信信号系列から伝送路インパルス応答推定初期値を
求め、既知信号系列以降に続く未知データ系列を推定し
ながら伝送路インパルス応答を逐次更新しなければなら
ない。したがって、この短期間の既知信号系列で可能な
限り真の伝送路応答に近付く(収束する)ことが受信機
の性能を左右するので、先に述べた高速収束性能を有す
るRLSアルゴリズム等の採用も検討されているのであ
る。
【0005】次に、最尤系列推定器の動作を簡単に具体
的に説明する。前述の通り、最尤系列推定器は、前提と
して伝送路インパルス応答が既知であり、考え得る全て
の送信信号系列(これら系列を候補系列と称する)から
最も良好に合致する送信信号系列を唯一求めるものであ
る。これを決定するために尤度がある。最尤系列推定器
における尤度は、ヴィタビアルゴリズムを用いて効率的
に計算される。
的に説明する。前述の通り、最尤系列推定器は、前提と
して伝送路インパルス応答が既知であり、考え得る全て
の送信信号系列(これら系列を候補系列と称する)から
最も良好に合致する送信信号系列を唯一求めるものであ
る。これを決定するために尤度がある。最尤系列推定器
における尤度は、ヴィタビアルゴリズムを用いて効率的
に計算される。
【0006】図13は、変調方式としてQPSK変調を
採用した場合を説明する状態遷移図である。QPSK変
調の場合、1時刻に送信され得るシンボルは4種類存在
し、これらを状態0、状態1、状態2、状態3とする
(99,910,911,912)。ある時刻の各状態
から次の時刻の状態へ遷移する経路をパス(917,9
18,919,920)と称する。時刻kにおける状態
0に注目すると、 (1)時刻k−1の各状態から時刻kの状態0へのパス
は4本ある。 (2)時刻kの状態0へ至るパスも4本ある。
採用した場合を説明する状態遷移図である。QPSK変
調の場合、1時刻に送信され得るシンボルは4種類存在
し、これらを状態0、状態1、状態2、状態3とする
(99,910,911,912)。ある時刻の各状態
から次の時刻の状態へ遷移する経路をパス(917,9
18,919,920)と称する。時刻kにおける状態
0に注目すると、 (1)時刻k−1の各状態から時刻kの状態0へのパス
は4本ある。 (2)時刻kの状態0へ至るパスも4本ある。
【0007】 ここで、xj (k) は、時刻kにおける状態j(j=0,
…,3)に至るパスに沿った送信信号候補系列から所定
の変調方式に応じてマッピング処理が施された信号で構
成される送信信号ベクトルを意味する。 (3)時刻k−1の各状態に至る唯一のパスは、生き残
りパス(913,914,915,916)と呼ばれ、
それら生き残りパスにより推定された伝送路インパルス
応答をそれぞれh0 (k-1) ,h1 (k-1) ,h2 (k-1) ,
h3 (k-1) とする。 (4)上記(2)の4つの候補系列をそれぞれパスに沿
って推定された伝送路インパルス応答を用いて各パスの
時刻kでの推定受信信号r k,0 ,r k,1 ,r k,2,r k,3
を算出する。
…,3)に至るパスに沿った送信信号候補系列から所定
の変調方式に応じてマッピング処理が施された信号で構
成される送信信号ベクトルを意味する。 (3)時刻k−1の各状態に至る唯一のパスは、生き残
りパス(913,914,915,916)と呼ばれ、
それら生き残りパスにより推定された伝送路インパルス
応答をそれぞれh0 (k-1) ,h1 (k-1) ,h2 (k-1) ,
h3 (k-1) とする。 (4)上記(2)の4つの候補系列をそれぞれパスに沿
って推定された伝送路インパルス応答を用いて各パスの
時刻kでの推定受信信号r k,0 ,r k,1 ,r k,2,r k,3
を算出する。
【0008】r k,j =xj t (k) hj (k-1) →時刻k、
パスjの推定受信信号 但し、添え字tは行列の転置を意味する。 (5)時刻kの受信信号をrk とし、推定した受信信号
との自乗誤差をブランチメトリック(bm)と称する。
パスjの推定受信信号 但し、添え字tは行列の転置を意味する。 (5)時刻kの受信信号をrk とし、推定した受信信号
との自乗誤差をブランチメトリック(bm)と称する。
【0009】bmk,j =|rk −r k,j |2 →時刻k、
パスjのブランチメトリック (6)ブランチメトリックは、生き残りパスに沿って各
時刻で算出されており、時刻kの状態0に至る4つのパ
スにおいての累積値を求める。これをパスメトリック
(pm)と称する。
パスjのブランチメトリック (6)ブランチメトリックは、生き残りパスに沿って各
時刻で算出されており、時刻kの状態0に至る4つのパ
スにおいての累積値を求める。これをパスメトリック
(pm)と称する。
【0010】pmk,0,j =pmk-1,j +bmk,j 但し、j=1,…,3、≧1で、pm0,j =0である。 (7)(6)で求めた時刻k、状態0での4つのパスメ
トリックの中で最小のパスメトリックを有するパス(パ
ス0〜パス3のどれか)が時刻k、状態0での生き残り
パスとなる。 (8)時刻k、状態0に至る生き残りパスに沿った有限
長の推定送信信号系列と、実際の受信信号系列から適応
アルゴリズムを用いて、生き残りパスに沿った推定伝送
路インパルス応答h0 (k)を求める。 (9)時刻kにおいてこの操作を状態0〜状態3まで同
様に繰り返し、時刻kでの全ての状態へ至る生き残りパ
スと推定伝送路インパルス応答を決定する。 (10)処理すべき系列の最後のシンボルに達したら、
生き残りパスに沿って求められるパスメトリックが最小
である系列を最終的な推定送信信号系列として決定す
る。
トリックの中で最小のパスメトリックを有するパス(パ
ス0〜パス3のどれか)が時刻k、状態0での生き残り
パスとなる。 (8)時刻k、状態0に至る生き残りパスに沿った有限
長の推定送信信号系列と、実際の受信信号系列から適応
アルゴリズムを用いて、生き残りパスに沿った推定伝送
路インパルス応答h0 (k)を求める。 (9)時刻kにおいてこの操作を状態0〜状態3まで同
様に繰り返し、時刻kでの全ての状態へ至る生き残りパ
スと推定伝送路インパルス応答を決定する。 (10)処理すべき系列の最後のシンボルに達したら、
生き残りパスに沿って求められるパスメトリックが最小
である系列を最終的な推定送信信号系列として決定す
る。
【0011】次に、最尤系列推定器の伝送路インパルス
応答推定に用いられる適応アルゴリズムに関して簡単に
説明する。前述項目(8)で生き残りパスに沿って伝送
路インパルス応答を推定する際に、以下に示すLMSア
ルゴリズムまたは、RLSアルゴリズムで推定すること
が多い。時刻k、任意の状態における生き残りパスに沿
った送信信号候補系列から所定の変調方式に応じてマッ
ピングされた系列から構成される送信信号ベクトルをx
(k)=[xk ,xk-1 ,…,xk-L+1 ]t とする。添
え字tは行列の転置を意味する。Lは伝送路インパルス
応答を模擬するトランスバーサルフィルタのタップ長で
ある。時刻kでは、時刻k−1での伝送路インパルス応
答h(k-1) により推定受信信号r k を算出する。そし
て、実際の受信信号rk との差を誤差信号ek と称して
以下の通り与えられる。
応答推定に用いられる適応アルゴリズムに関して簡単に
説明する。前述項目(8)で生き残りパスに沿って伝送
路インパルス応答を推定する際に、以下に示すLMSア
ルゴリズムまたは、RLSアルゴリズムで推定すること
が多い。時刻k、任意の状態における生き残りパスに沿
った送信信号候補系列から所定の変調方式に応じてマッ
ピングされた系列から構成される送信信号ベクトルをx
(k)=[xk ,xk-1 ,…,xk-L+1 ]t とする。添
え字tは行列の転置を意味する。Lは伝送路インパルス
応答を模擬するトランスバーサルフィルタのタップ長で
ある。時刻kでは、時刻k−1での伝送路インパルス応
答h(k-1) により推定受信信号r k を算出する。そし
て、実際の受信信号rk との差を誤差信号ek と称して
以下の通り与えられる。
【0012】 ek =rk −r k =rk −xt (k) h(k-1) LMSアルゴリズムでは、時刻kにおける推定伝送路イ
ンパルス応答h(k) を次のように算出する。
ンパルス応答h(k) を次のように算出する。
【0013】h(k) =h(K-1) +μek x* (k) →L
MSアルゴリズム …(a) 但し、μは、ステップサイズ、添え字*は、行列の共役
を意味する。RLSアルゴリズムでは、同h(k) を次の
ように算出する。誤差信号ek は前述と同じである。
MSアルゴリズム …(a) 但し、μは、ステップサイズ、添え字*は、行列の共役
を意味する。RLSアルゴリズムでは、同h(k) を次の
ように算出する。誤差信号ek は前述と同じである。
【0014】 K(k) =P(k-1) x* (k) /{ω+xt (k) P(k-1) x* (k) } P(k) ={P(k-1) −K(k) xt (k) P(k-1) }/ω h(k) =h(k-1) +K(k) ek →RLSアルゴリズム …(b) 但し、K(k) は、時刻kにおけるカルマンゲインベクト
ル、P(k) は、時刻kにおける誤差信号ek の共分散行
列、ωは、忘却係数である。
ル、P(k) は、時刻kにおける誤差信号ek の共分散行
列、ωは、忘却係数である。
【0015】以上より理解できる通り、LMSアルゴリ
ズムに対してRLSアルゴリズムは、複雑で多くの行列
演算を必要とするので、総演算量が莫大になり、従来で
は殆ど採用されていない。また、既知信号区間では、K
(k) が既知であることから、既知信号区間では、LMS
アルゴリズムのμx* (k) の代わりにK(k) を使用する
ことで、LMSアルゴリズムと同じ演算量でRLSアル
ゴリズムの高速収束性能を有する伝送路インパルス応答
推定部を備えた最尤系列推定器も存在する。
ズムに対してRLSアルゴリズムは、複雑で多くの行列
演算を必要とするので、総演算量が莫大になり、従来で
は殆ど採用されていない。また、既知信号区間では、K
(k) が既知であることから、既知信号区間では、LMS
アルゴリズムのμx* (k) の代わりにK(k) を使用する
ことで、LMSアルゴリズムと同じ演算量でRLSアル
ゴリズムの高速収束性能を有する伝送路インパルス応答
推定部を備えた最尤系列推定器も存在する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2つの適応アルゴリズムは、逐次更新型のアルゴリズ
ムであるために、幾ら高速収束性を有する適応アルゴリ
ズムでも、最適解に到達するには、ある程度の長さの既
知信号系列長と繰り返し演算が必要となる。収束するま
での既知信号系列長は、LMSアルゴリズムでは、ステ
ップサイズに依存し、RLSアルゴリズムでは、忘却係
数に依存するが、先に示した図12の北米仕様スロット
の14シンボルの既知信号系列長では、十分とは言いが
たい。最尤系列推定器において、既知信号系列に続いて
受信される未知信号系列(情報データ)の系列推定性能
(符号誤り率)は、既知信号系列区間での精度の良い付
加雑音の影響も含めた初期伝送路インパルス応答推定に
大きく依存している。十分に付加雑音の影響を抑圧せ
ず、また、真値の伝送路インパルス応答に収束しないう
ちにヴィタビアルゴリズムを動作させると、最尤系列推
定を誤る場合が生じてしまう。
た2つの適応アルゴリズムは、逐次更新型のアルゴリズ
ムであるために、幾ら高速収束性を有する適応アルゴリ
ズムでも、最適解に到達するには、ある程度の長さの既
知信号系列長と繰り返し演算が必要となる。収束するま
での既知信号系列長は、LMSアルゴリズムでは、ステ
ップサイズに依存し、RLSアルゴリズムでは、忘却係
数に依存するが、先に示した図12の北米仕様スロット
の14シンボルの既知信号系列長では、十分とは言いが
たい。最尤系列推定器において、既知信号系列に続いて
受信される未知信号系列(情報データ)の系列推定性能
(符号誤り率)は、既知信号系列区間での精度の良い付
加雑音の影響も含めた初期伝送路インパルス応答推定に
大きく依存している。十分に付加雑音の影響を抑圧せ
ず、また、真値の伝送路インパルス応答に収束しないう
ちにヴィタビアルゴリズムを動作させると、最尤系列推
定を誤る場合が生じてしまう。
【0017】また、上述の適応アルゴリズムでは、どち
らにしても既知信号系列区間においても、毎時刻、上述
した(a)式もしくは(b)式の演算処理をして逐次的
に最適解に近付ける操作が必要である。
らにしても既知信号系列区間においても、毎時刻、上述
した(a)式もしくは(b)式の演算処理をして逐次的
に最適解に近付ける操作が必要である。
【0018】更に、従来の逐次更新型の最尤系列推定器
では、伝送路インパルス応答を模擬するトランスバーサ
ルフィルタのタップ長が固定であり、一般的に伝送路の
マルチパス遅延時間の最大値で決定されていた。しか
し、マルチパス遅延量が情報伝送周期の整数倍でない場
合では、受信信号における符号間干渉の量が多くなり、
伝送路のマルチパス遅延量の最大値で決まるタップ数で
は、足りないことが殆どである。そして、最適と思われ
るタップ数は、マルチパス遅延量に応じて変化するもの
である。
では、伝送路インパルス応答を模擬するトランスバーサ
ルフィルタのタップ長が固定であり、一般的に伝送路の
マルチパス遅延時間の最大値で決定されていた。しか
し、マルチパス遅延量が情報伝送周期の整数倍でない場
合では、受信信号における符号間干渉の量が多くなり、
伝送路のマルチパス遅延量の最大値で決まるタップ数で
は、足りないことが殆どである。そして、最適と思われ
るタップ数は、マルチパス遅延量に応じて変化するもの
である。
【0019】本発明の適応型最尤系列推定装置はこのよ
うな課題に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、最尤系列推定器の動作性能を大きく左右す
る既知信号系列区間内での伝送路インパルス応答初期値
の推定をより確実に行なうとともに演算量を削減して、
従来の様な逐次更新型の適応アルゴリズムが有していた
収束速度問題と演算量の問題とを解決できる適応型最尤
系列推定装置を提供することにある。
うな課題に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、最尤系列推定器の動作性能を大きく左右す
る既知信号系列区間内での伝送路インパルス応答初期値
の推定をより確実に行なうとともに演算量を削減して、
従来の様な逐次更新型の適応アルゴリズムが有していた
収束速度問題と演算量の問題とを解決できる適応型最尤
系列推定装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の適応型最尤系列推定装置は、 (1) 推定された伝送路インパルス応答に基づいて受信信
号から送信信号系列を推定するヴィタビアルゴリズム処
理部と、既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズ
ム処理により推定される送信信号系列と、時刻k−1に
推定された伝送路インパルス応答から時刻kにおける推
定受信信号を算出する推定受信信号算出手段と、時刻k
での受信信号と時刻kでの前記推定受信信号との誤差信
号を生成する誤差信号生成手段と、前記誤差信号を元に
適応アルゴリズムを用いて時刻kにおける伝送路インパ
ルス応答を推定する伝送路インパルス応答推定部とを具
備し、前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信信
号のうち既知信号系列が受信されている区間内では、少
なくとも1回の行列乗算を実行して、逐次的な繰り返し
演算無しに伝送路インパルス応答を推定し、データ信号
系列が受信されている区間内では、伝送路インパルス応
答を逐次的に推定する。
成するために、本発明の適応型最尤系列推定装置は、 (1) 推定された伝送路インパルス応答に基づいて受信信
号から送信信号系列を推定するヴィタビアルゴリズム処
理部と、既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズ
ム処理により推定される送信信号系列と、時刻k−1に
推定された伝送路インパルス応答から時刻kにおける推
定受信信号を算出する推定受信信号算出手段と、時刻k
での受信信号と時刻kでの前記推定受信信号との誤差信
号を生成する誤差信号生成手段と、前記誤差信号を元に
適応アルゴリズムを用いて時刻kにおける伝送路インパ
ルス応答を推定する伝送路インパルス応答推定部とを具
備し、前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信信
号のうち既知信号系列が受信されている区間内では、少
なくとも1回の行列乗算を実行して、逐次的な繰り返し
演算無しに伝送路インパルス応答を推定し、データ信号
系列が受信されている区間内では、伝送路インパルス応
答を逐次的に推定する。
【0021】(2) また、前記伝送路インパルス応答推定
部は、伝送路インパルス応答推定用トランスバーサルフ
ィルタのタップ長Lと前記行列演算に用いる時間窓幅N
で決まる系列長を、前記既知信号系列全て、もしくは前
記既知信号系列の部分系列に割り当て、割り当てた前記
既知信号系列から予め計算して求めておいた行列演算で
利用するL×N行列を記憶する記憶手段と、この記憶手
段から読み出されたL×N行列と、前記L×N行列の算
出に用いた前記既知信号系列に相当する前記受信信号系
列からなるN元受信信号ベクトルとの行列乗算を行う乗
算手段とを具備し、その乗算結果として得られるL元ベ
クトルが前記既知信号区間内の推定伝送路インパルス応
答になるような構成とする。
部は、伝送路インパルス応答推定用トランスバーサルフ
ィルタのタップ長Lと前記行列演算に用いる時間窓幅N
で決まる系列長を、前記既知信号系列全て、もしくは前
記既知信号系列の部分系列に割り当て、割り当てた前記
既知信号系列から予め計算して求めておいた行列演算で
利用するL×N行列を記憶する記憶手段と、この記憶手
段から読み出されたL×N行列と、前記L×N行列の算
出に用いた前記既知信号系列に相当する前記受信信号系
列からなるN元受信信号ベクトルとの行列乗算を行う乗
算手段とを具備し、その乗算結果として得られるL元ベ
クトルが前記既知信号区間内の推定伝送路インパルス応
答になるような構成とする。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1、第2実施
例を詳細に説明する。まず、第1実施例の構成の概略を
説明する。本実施例に係る適応型最尤系列推定装置(適
応型最尤系列推定器)の第1の構成は、推定された伝送
路インパルス応答に基づいて受信信号から送信信号系列
を推定するヴィタビアルゴリズム処理部と、既知信号系
列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理により推定さ
れる送信信号列と、時刻k−1に推定された伝送路イン
パルス応答から時刻kにおける推定受信信号を算出する
推定受信信号算出手段と、時刻kでの受信信号と時刻k
での前記推定受信信号との誤差信号を生成する誤差信号
手段と、前記誤差信号を元に適応アルゴリズムを用いて
時刻kにおける伝送路インパルス応答を推定する伝送路
インパルス応答推定部とを具備した最尤系列推定装置に
おいて、前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信
信号のうち既知信号系列が受信されている区間内では、
少なくとも1回のLS(Least Squares) アルゴリズムを
実行して、逐次的な繰り返し演算無しに伝送路インパル
ス応答を推定し、データ信号系列が受信されている区間
内では、LMS(Least Mean Squares)アルゴリズムを用
いて伝送路インパルス応答を逐次的に推定する。
例を詳細に説明する。まず、第1実施例の構成の概略を
説明する。本実施例に係る適応型最尤系列推定装置(適
応型最尤系列推定器)の第1の構成は、推定された伝送
路インパルス応答に基づいて受信信号から送信信号系列
を推定するヴィタビアルゴリズム処理部と、既知信号系
列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理により推定さ
れる送信信号列と、時刻k−1に推定された伝送路イン
パルス応答から時刻kにおける推定受信信号を算出する
推定受信信号算出手段と、時刻kでの受信信号と時刻k
での前記推定受信信号との誤差信号を生成する誤差信号
手段と、前記誤差信号を元に適応アルゴリズムを用いて
時刻kにおける伝送路インパルス応答を推定する伝送路
インパルス応答推定部とを具備した最尤系列推定装置に
おいて、前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信
信号のうち既知信号系列が受信されている区間内では、
少なくとも1回のLS(Least Squares) アルゴリズムを
実行して、逐次的な繰り返し演算無しに伝送路インパル
ス応答を推定し、データ信号系列が受信されている区間
内では、LMS(Least Mean Squares)アルゴリズムを用
いて伝送路インパルス応答を逐次的に推定する。
【0023】本実施例の第2の構成において、前記伝送
路インパルス応答推定部は、伝送路インパルス応答推定
用トランスバーサルフィルタのタップ長Lと前記行列演
算に用いる時間窓幅Nとの和で決まる系列長(実際には
L+N−2となる)を、前記既知信号系列全て、もしく
は前記既知信号系列の部分系列(一部の連続する系列)
に割り当て、割り当てた前記既知信号系列から予め計算
して求めておいた行列演算で利用するL×N行列(以下
G行列と呼ぶ)を記憶するG行列記憶手段と、このG行
列記憶手段から読み出されたG行列と、前記G行列の算
出に用いた前記既知信号系列に相当する前記受信信号系
列からなるN元受信信号ベクトル(以下rベクトルと呼
ぶ)との行列乗算を行う乗算手段とを具備し、その乗算
結果として得られるL元ベクトルが前記既知信号区間内
の推定伝送路インパルス応答になるような構成にする。
路インパルス応答推定部は、伝送路インパルス応答推定
用トランスバーサルフィルタのタップ長Lと前記行列演
算に用いる時間窓幅Nとの和で決まる系列長(実際には
L+N−2となる)を、前記既知信号系列全て、もしく
は前記既知信号系列の部分系列(一部の連続する系列)
に割り当て、割り当てた前記既知信号系列から予め計算
して求めておいた行列演算で利用するL×N行列(以下
G行列と呼ぶ)を記憶するG行列記憶手段と、このG行
列記憶手段から読み出されたG行列と、前記G行列の算
出に用いた前記既知信号系列に相当する前記受信信号系
列からなるN元受信信号ベクトル(以下rベクトルと呼
ぶ)との行列乗算を行う乗算手段とを具備し、その乗算
結果として得られるL元ベクトルが前記既知信号区間内
の推定伝送路インパルス応答になるような構成にする。
【0024】本実施例の第3の構成は、第1及び第2の
構成において、前記既知信号区間内でLSアルゴリズム
により求める推定伝送路インパルス応答のタップ数L1
を、前記既知信号区間に続いて到来するデータ系列区間
での推定伝送路インパルス応答のタップ数L2 よりも多
く設定して、伝送路インパルス応答を推定するものであ
る。
構成において、前記既知信号区間内でLSアルゴリズム
により求める推定伝送路インパルス応答のタップ数L1
を、前記既知信号区間に続いて到来するデータ系列区間
での推定伝送路インパルス応答のタップ数L2 よりも多
く設定して、伝送路インパルス応答を推定するものであ
る。
【0025】本実施例の第4の構成は、第3の構成にお
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個ある各タップの電力を算出する手段
と、L1 個のタップの中から連続するL2 個のタップの
電力の総和が最大になる組み合わせを選択する手段を備
え、選択された連続するL2 個のタップを有する伝送路
インパルス応答を推定初期値とするものである。
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個ある各タップの電力を算出する手段
と、L1 個のタップの中から連続するL2 個のタップの
電力の総和が最大になる組み合わせを選択する手段を備
え、選択された連続するL2 個のタップを有する伝送路
インパルス応答を推定初期値とするものである。
【0026】本実施例の第5の構成は、第3の構成にお
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個のタップの電力を算出する手段と、
L1個の各タップの電力をあらかじめ決めておいた閾値
よりも大きい連続したタップを選択する手段を備え、選
択されたタップ数を前記データ系列区間内での伝送路イ
ンパルス応答推定用トランスバーサルフィルタのタップ
数L2 に設定するものである。
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個のタップの電力を算出する手段と、
L1個の各タップの電力をあらかじめ決めておいた閾値
よりも大きい連続したタップを選択する手段を備え、選
択されたタップ数を前記データ系列区間内での伝送路イ
ンパルス応答推定用トランスバーサルフィルタのタップ
数L2 に設定するものである。
【0027】本実施例の第6の構成は、第3の構成にお
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個ある各タップの電力を算出する手段
と、L1 個の各タップの電力の総和に対してあらかじめ
決めておいた伝送路インパルス応答が持つべき電力の閾
値よりも大きくなる連続したタップを選択する手段を備
え、選択されたタップ数を前記データ系列区間内での伝
送路インパルス応答推定用トランスバーサルフィルタの
タップ数L2 に設定するものである。
いて、前記既知信号系列区間内で推定された伝送路イン
パルス応答のL1 個ある各タップの電力を算出する手段
と、L1 個の各タップの電力の総和に対してあらかじめ
決めておいた伝送路インパルス応答が持つべき電力の閾
値よりも大きくなる連続したタップを選択する手段を備
え、選択されたタップ数を前記データ系列区間内での伝
送路インパルス応答推定用トランスバーサルフィルタの
タップ数L2 に設定するものである。
【0028】前記第1の構成によれば、適応型最尤系列
推定器における伝送路インパルス応答推定処理部の適応
アルゴリズムにLSアルゴリズムを採用する構成とした
ので、有限長の既知信号系列区間内で適応アルゴリズム
の最適解が1回の行列の乗算で求まり、従来の適応型最
尤系列推定器の伝送路インパルス応答推定処理部に採用
されている逐次更新型の適応アルゴリズムのような初期
収束性能を考慮する必要がない上に、逐次更新型のよう
な最適解へ収束未達のままでヴィタビアルゴリズム処理
を開始した結果、最尤系列推定に誤りが生じるという点
を避けることができ、受信機の性能向上が図れる。ま
た、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答推定値は、以後のデータ信号系列区間内での適応アル
ゴリズムであるLSMアルゴリズムの初期値として非常
に有効に利用される。初期収束性能が良好ではない点を
大目に見て、演算量が少ないことから適応型最尤系列推
定器の適応アルゴリズムとして多く採用されているLM
Sアルゴリズムの欠点を補った上に、従来と演算量や構
成を同じくすることができる。
推定器における伝送路インパルス応答推定処理部の適応
アルゴリズムにLSアルゴリズムを採用する構成とした
ので、有限長の既知信号系列区間内で適応アルゴリズム
の最適解が1回の行列の乗算で求まり、従来の適応型最
尤系列推定器の伝送路インパルス応答推定処理部に採用
されている逐次更新型の適応アルゴリズムのような初期
収束性能を考慮する必要がない上に、逐次更新型のよう
な最適解へ収束未達のままでヴィタビアルゴリズム処理
を開始した結果、最尤系列推定に誤りが生じるという点
を避けることができ、受信機の性能向上が図れる。ま
た、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答推定値は、以後のデータ信号系列区間内での適応アル
ゴリズムであるLSMアルゴリズムの初期値として非常
に有効に利用される。初期収束性能が良好ではない点を
大目に見て、演算量が少ないことから適応型最尤系列推
定器の適応アルゴリズムとして多く採用されているLM
Sアルゴリズムの欠点を補った上に、従来と演算量や構
成を同じくすることができる。
【0029】第2の構成によれば、以上のような適応型
最尤系列推定器の伝送路インパルス応答推定処理部にお
ける既知信号系列区間内での伝送路インパルス応答推定
にLSアルゴリズムを用いたが、予め既知信号系列に従
って固有に演算処理が施されて記憶領域に記憶されてい
るG行列を既知信号系列をアドレスにして読み出し、L
Sアルゴリズムによる最適解を算出する対象となる有限
系列区間長で決まる受信信号ベクトルと行列の乗算をす
るだけで、その有限系列区間長内の最適解が求められ
る。これにより、既知信号系列区間内で少なくとも1回
のLSアルゴリズム、しかも1回の行列の乗算をするだ
けなので、従来の逐次更新型と比較して、演算量が非常
に少なく演算量削減の効果が図られる。
最尤系列推定器の伝送路インパルス応答推定処理部にお
ける既知信号系列区間内での伝送路インパルス応答推定
にLSアルゴリズムを用いたが、予め既知信号系列に従
って固有に演算処理が施されて記憶領域に記憶されてい
るG行列を既知信号系列をアドレスにして読み出し、L
Sアルゴリズムによる最適解を算出する対象となる有限
系列区間長で決まる受信信号ベクトルと行列の乗算をす
るだけで、その有限系列区間長内の最適解が求められ
る。これにより、既知信号系列区間内で少なくとも1回
のLSアルゴリズム、しかも1回の行列の乗算をするだ
けなので、従来の逐次更新型と比較して、演算量が非常
に少なく演算量削減の効果が図られる。
【0030】第2の構成による演算量の削減を図る策と
しての既知信号系列区間でのLSアルゴリズムのG行列
について簡単に以下の通り説明する。図14は、従来に
おけるディジタル通信用送受信機の構成を示すブロック
図である。同図において、送信機101の符号化器10
3にディジタル情報信号s(k) 1012が入力され、所
定の符号化方式で符号化され、その符号系列s′(k)1
013は、LPF104にて帯域制限されてx(k) 10
14となった後に、変調器105で変調される。変調さ
れた送信信号xc (t) 1015は、伝送路106を経て
受信機102に入力される。受信機102に入力された
受信信号rc (t) は、復調器107にてベースバンド信
号rb (t) 1017に変換され、受信ベースバンド信号
rb (t) 1017は、LPF108にて帯域制限され
る。帯域制限された信号rb ′(t) 1018は、サンプ
リング回路109にて、情報シンボル伝送周期Tに等し
いサンプリング周期でサンプリングされて信号系列r
(k) 1019となって適応等化器1010に入力され
る。適応等化器1010の出力x(k) 1020は、復号
化器1011で復号化されて受信ディジタル情報源s
(k)1021になる。また、時刻は、順序数kを用いて
時刻kTのように表すことになる。ここで、伝送路イン
パルス応答は、タップ間隔T、タップ数Lのトランスバ
ーサルフィルタで模擬し、次式のようにタップ利得系列
を要素とするL元ベクトルで表現する。
しての既知信号系列区間でのLSアルゴリズムのG行列
について簡単に以下の通り説明する。図14は、従来に
おけるディジタル通信用送受信機の構成を示すブロック
図である。同図において、送信機101の符号化器10
3にディジタル情報信号s(k) 1012が入力され、所
定の符号化方式で符号化され、その符号系列s′(k)1
013は、LPF104にて帯域制限されてx(k) 10
14となった後に、変調器105で変調される。変調さ
れた送信信号xc (t) 1015は、伝送路106を経て
受信機102に入力される。受信機102に入力された
受信信号rc (t) は、復調器107にてベースバンド信
号rb (t) 1017に変換され、受信ベースバンド信号
rb (t) 1017は、LPF108にて帯域制限され
る。帯域制限された信号rb ′(t) 1018は、サンプ
リング回路109にて、情報シンボル伝送周期Tに等し
いサンプリング周期でサンプリングされて信号系列r
(k) 1019となって適応等化器1010に入力され
る。適応等化器1010の出力x(k) 1020は、復号
化器1011で復号化されて受信ディジタル情報源s
(k)1021になる。また、時刻は、順序数kを用いて
時刻kTのように表すことになる。ここで、伝送路イン
パルス応答は、タップ間隔T、タップ数Lのトランスバ
ーサルフィルタで模擬し、次式のようにタップ利得系列
を要素とするL元ベクトルで表現する。
【0031】 h(k) =[h0 ,h1 ,h2 ,…,hL-2 ,hL-1 ]t (tは転置)(1) また、送信信号ベクトルとしてLシンボルからなるベク
トルをs(k) とし、これに対応した受信信号ベクトルと
してNシンボルからなるベクトルをr(k) とする。送信
信号ベクトルs(k) は、既知信号系列もしくは、ヴィタ
ビアルゴリズムにより最尤推定された信号系列から成る
送信信号候補系列である。そして、このs(k) を所定の
変調方式に応じてマッピング処理された系列で構成され
る送信信号ベクトルをx(k) と記し、これらを以下の通
りに定義する。
トルをs(k) とし、これに対応した受信信号ベクトルと
してNシンボルからなるベクトルをr(k) とする。送信
信号ベクトルs(k) は、既知信号系列もしくは、ヴィタ
ビアルゴリズムにより最尤推定された信号系列から成る
送信信号候補系列である。そして、このs(k) を所定の
変調方式に応じてマッピング処理された系列で構成され
る送信信号ベクトルをx(k) と記し、これらを以下の通
りに定義する。
【0032】 s(k) =[sk ,sk-1 ,sk-2 ,…,sk-L+2 ,sk-L+1 ]t (2) x(k) =[xk ,xk-1 ,xk-2 ,…,xk-L+2 ,xk-L+1 ]t (3) r(k) =[rk ,rk-1 ,rk-2 ,…,rk-N+2 ,rk-N+1 ]t (4) 更に、ベクトルx(k) からベクトルx(k-N+1) までのN
個の送信信号ベクトルで定義されるN×L行列をX(k)
とする。
個の送信信号ベクトルで定義されるN×L行列をX(k)
とする。
【0033】 X(k) =[xt (k) ,xt (k-1) ,…,xt (k-N+1) ]t (5) 伝送路インパルス応答h(k) が未知であるとき、X(k)
h(k) =r(k) をr(k) に近付けることを考える。r
(k) が時刻kにおける推定受信信号ベクトルとなる。こ
の最適化問題を解くには、以下の評価関数E(k) を最小
化することを考えればよい。
h(k) =r(k) をr(k) に近付けることを考える。r
(k) が時刻kにおける推定受信信号ベクトルとなる。こ
の最適化問題を解くには、以下の評価関数E(k) を最小
化することを考えればよい。
【0034】
【数1】
【0035】そして、評価関数E(k) を最小化する最適
解hopt (k) は、次式で表現される。 hopt (k) =[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) r(k) (7) ここで、IはL次単位行列である。(6)式の右辺にお
ける[X*t(k) X(k)+δI]は、必ず正則行列となる
ので、その逆行列は存在する。
解hopt (k) は、次式で表現される。 hopt (k) =[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) r(k) (7) ここで、IはL次単位行列である。(6)式の右辺にお
ける[X*t(k) X(k)+δI]は、必ず正則行列となる
ので、その逆行列は存在する。
【0036】最尤系列推定器では、行列X(k) は、時刻
kまでの有限長Nの既知信号系列もしくは、ある状態に
おける時刻k−1の生き残りパスと、その状態から時刻
kにおける任意の状態へのパスのみで決定されるので、
(7)式による最適伝送路インパルス応答において、
[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) は、時刻kまでの
送信信号系列が既知であるならば、予め算出することが
可能である。
kまでの有限長Nの既知信号系列もしくは、ある状態に
おける時刻k−1の生き残りパスと、その状態から時刻
kにおける任意の状態へのパスのみで決定されるので、
(7)式による最適伝送路インパルス応答において、
[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) は、時刻kまでの
送信信号系列が既知であるならば、予め算出することが
可能である。
【0037】ここで、L×N行列であるG(k) 行列を改
めて定義する。 G(k) =[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) (8) (8)式で記述されるG(k) を用いて最適伝送路インパ
ルス応答応答推定値hopt (k) を表現すると、 hopt (k) =G(k) r(k) (9) となる。
めて定義する。 G(k) =[X*t(k) X(k) +δI]-1X*t(k) (8) (8)式で記述されるG(k) を用いて最適伝送路インパ
ルス応答応答推定値hopt (k) を表現すると、 hopt (k) =G(k) r(k) (9) となる。
【0038】ゆえに、本実施例における第2の構成が得
られる。またこの構成を採用した最尤系列推定器では、
伝送路インパルス応答推定に際して、既知信号系列もし
くはヴィタビアルゴリズムによって最尤推定された系列
のどちらでも成立するので、極端な場合、既知信号系列
が存在せずとも、最尤系列推定を行うことが可能であ
る。
られる。またこの構成を採用した最尤系列推定器では、
伝送路インパルス応答推定に際して、既知信号系列もし
くはヴィタビアルゴリズムによって最尤推定された系列
のどちらでも成立するので、極端な場合、既知信号系列
が存在せずとも、最尤系列推定を行うことが可能であ
る。
【0039】第3の構成によれば、第1及び第2の構成
を受けて、既知信号系列区間内で少なくとも1回の伝送
路インパルス応答推定を少演算量で行える。したがっ
て、データ信号系列区間での伝送路インパルス応答推定
用トランスバーサルフィルタのタップ長よりも既知信号
系列区間での同伝送路インパルス応答推定用トランスバ
ーサルフィルタのタップ長を長く設定しても演算量は、
あまり増大しない。したがって、符号間干渉が多い受信
信号における伝送路インパルス応答がより正確に把握す
ることができ、データ信号系列区間内での最適なタップ
数が決められる。符号間干渉の量は、トランスバーサル
フィルタのタップ間隔を情報シンボル伝送周期間隔に設
定した場合、各タップ利得の電力に比例するので、多く
のタップで電力が算出された場合、符号間干渉が多いと
いう指標になる。
を受けて、既知信号系列区間内で少なくとも1回の伝送
路インパルス応答推定を少演算量で行える。したがっ
て、データ信号系列区間での伝送路インパルス応答推定
用トランスバーサルフィルタのタップ長よりも既知信号
系列区間での同伝送路インパルス応答推定用トランスバ
ーサルフィルタのタップ長を長く設定しても演算量は、
あまり増大しない。したがって、符号間干渉が多い受信
信号における伝送路インパルス応答がより正確に把握す
ることができ、データ信号系列区間内での最適なタップ
数が決められる。符号間干渉の量は、トランスバーサル
フィルタのタップ間隔を情報シンボル伝送周期間隔に設
定した場合、各タップ利得の電力に比例するので、多く
のタップで電力が算出された場合、符号間干渉が多いと
いう指標になる。
【0040】第4の構成によれば、第3の構成を受け
て、既知信号系列区間で推定された伝送路インパルス応
答の複数のタップ利得の中で連続した複数のタップが持
つ電力が最大になる組合せが、推定受信信号のSN比を
最大にし、最適な最尤系列推定をすることから、データ
信号系列区間でのタップ数よりも多いタップ数で既知信
号系列区間内の伝送路インパルス応答推定値を求め、そ
の中からデータ信号区間内でのタップ数相当をタップの
総電力が最大になる組合せで選択することで最適な伝送
路インパルス応答推定に必要なタップ数を決定すること
ができ最尤系列推定能力の向上が図れる。
て、既知信号系列区間で推定された伝送路インパルス応
答の複数のタップ利得の中で連続した複数のタップが持
つ電力が最大になる組合せが、推定受信信号のSN比を
最大にし、最適な最尤系列推定をすることから、データ
信号系列区間でのタップ数よりも多いタップ数で既知信
号系列区間内の伝送路インパルス応答推定値を求め、そ
の中からデータ信号区間内でのタップ数相当をタップの
総電力が最大になる組合せで選択することで最適な伝送
路インパルス応答推定に必要なタップ数を決定すること
ができ最尤系列推定能力の向上が図れる。
【0041】第5の構成によれば、第3の構成を受け
て、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答の各タップの電力を予め決めた閾値よりも大きい連続
したタップの数を求め、このタップ数を以降のデータ信
号系列区間内の伝送路インパルス応答用トランスバーサ
ルフィルタのタップ数に設定することで、受信信号に含
まれる符号間干渉の量に応じた最適な伝送路インパルス
応答推定に必要なタップ数が決定できて最尤系列推定の
性能向上が図れる。
て、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答の各タップの電力を予め決めた閾値よりも大きい連続
したタップの数を求め、このタップ数を以降のデータ信
号系列区間内の伝送路インパルス応答用トランスバーサ
ルフィルタのタップ数に設定することで、受信信号に含
まれる符号間干渉の量に応じた最適な伝送路インパルス
応答推定に必要なタップ数が決定できて最尤系列推定の
性能向上が図れる。
【0042】第6の構成によれば、第3の構成を受け
て、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答の各タップの電力の総和に対して、予め決めた伝送路
インパルス応答が持つべき総電力の敷居値よりも大きく
なる連続したタップの数を以後のデータ信号系列区間内
の伝送路インパルス応答用トランスバーサルフィルタの
タップ数に設定することで、受信信号に含まれる符号間
干渉の量に応じた最適な伝送路インパルス応答推定に必
要なタップ数が決定できて最尤系列推定の性能向上が図
れる。
て、既知信号系列区間内で算出した伝送路インパルス応
答の各タップの電力の総和に対して、予め決めた伝送路
インパルス応答が持つべき総電力の敷居値よりも大きく
なる連続したタップの数を以後のデータ信号系列区間内
の伝送路インパルス応答用トランスバーサルフィルタの
タップ数に設定することで、受信信号に含まれる符号間
干渉の量に応じた最適な伝送路インパルス応答推定に必
要なタップ数が決定できて最尤系列推定の性能向上が図
れる。
【0043】以下に図面を参照して上記した第1実施例
をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例
を示す適応型最尤系列推定器の機能ブロック図である。
同図内のヴィタビアルゴリズム処理部14や伝送路イン
パルス応答推定部15や推定受信信号算出部や誤差信号
生成部は、ゲートアレイなどの高集積LSIやディジタ
ル信号処理専用デバイス(DSP)によって構成され
る。適応型最尤系列推定器の入力端11には、図14に
示される情報伝送周期間隔でサンプリングされた受信信
号rk 12が入力される。ヴィタビアルゴリズム処理部
14は、受信信号rk 12を受信信号系列{rk }13
として取り込み、伝送路インパルス応答推定部15で推
定された伝送路インパルス応答を用いて推定受信信号算
出部16で算出された推定受信信号19と受信信号rk
12との誤差を誤差信号生成部17で生成し、その誤差
信号ek 110を利用して、ブランチメトリックの演算
並びにパスメトリック演算を行う一連の処理機能を有し
ている。
をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例
を示す適応型最尤系列推定器の機能ブロック図である。
同図内のヴィタビアルゴリズム処理部14や伝送路イン
パルス応答推定部15や推定受信信号算出部や誤差信号
生成部は、ゲートアレイなどの高集積LSIやディジタ
ル信号処理専用デバイス(DSP)によって構成され
る。適応型最尤系列推定器の入力端11には、図14に
示される情報伝送周期間隔でサンプリングされた受信信
号rk 12が入力される。ヴィタビアルゴリズム処理部
14は、受信信号rk 12を受信信号系列{rk }13
として取り込み、伝送路インパルス応答推定部15で推
定された伝送路インパルス応答を用いて推定受信信号算
出部16で算出された推定受信信号19と受信信号rk
12との誤差を誤差信号生成部17で生成し、その誤差
信号ek 110を利用して、ブランチメトリックの演算
並びにパスメトリック演算を行う一連の処理機能を有し
ている。
【0044】伝送路インパルス応答推定部15は、適応
アルゴリズムを用いて送信信号候補系列{sk }18と
受信信号rk 12から伝送路インパルス応答を推定し、
推定受信信号算出部16に推定した伝送路インパルス応
答を供給する機能を有する。この伝送路インパルス応答
推定部15には、2種類の適応アルゴリズムによる伝送
路インパルス応答推定が可能であり、1つがLSアルゴ
リズム処理部115であり、他方がLMSアルゴリズム
処理部である。LSアルゴリズム処理部115は、ヴィ
タビアルゴリズム処理部14から既知信号系列もしくは
最尤列推定系列のどちらかが送信候補系列{sk }18
としてスイッチ111を経由して供給され、更に適応型
最尤系列推定器の入力端11から入力された受信信号r
k 12を用いて伝送路インパルス応答推定値hLS(k) を
算出する。LMSアルゴリズム処理部116は、同様に
ヴィタビアルゴリズム処理部14から送信候補系列{s
k}18がスイッチ112を経由して供給され、更に誤
差信号生成部17から誤差信号ek が供給される。そし
て、伝送路インパルス応答推定値hLMS (k) を算出す
る。LSアルゴリズム処理部115は、スイッチ113
を介して推定受信信号算出部16のトランスバーサルフ
ィルタのタップ利得124,125,126,127,
128,129に伝送路インパルス応答推定値を供給す
ると共に、LMSアルゴリズム処理部116内部の適応
アルゴリズム初期値となるためにLMSアルゴリズム処
理部116に供給する。LSアルゴリズム処理部115
がスイッチ113を介して伝送路インパルス応答推定値
を推定受信信号算出部16に供給するのは、図2に示す
スロット21構成におけるトレーニング信号22によっ
てアルゴリズムが動作する期間24だけである。従っ
て、スイッチ113はこの期間24だけON状態であ
り、次に続く期間25ではOFF状態である。スイッチ
111もスイッチ113と同期して動作する。また、L
MSアルゴリズム処理部116がスイッチ114を介し
て伝送路インパルス応答推定値を推定受信信号算出部1
6に供給するのは、図2に示すスロット21構成におけ
るデータフィールド信号23系列によってアルゴリズム
が動作する期間25だけである。従って、スイッチ11
4はこの期間25だけON状態であり、その前の期間2
4ではOFF状態である。スイッチ112もスイッチ1
14と同期して動作する。
アルゴリズムを用いて送信信号候補系列{sk }18と
受信信号rk 12から伝送路インパルス応答を推定し、
推定受信信号算出部16に推定した伝送路インパルス応
答を供給する機能を有する。この伝送路インパルス応答
推定部15には、2種類の適応アルゴリズムによる伝送
路インパルス応答推定が可能であり、1つがLSアルゴ
リズム処理部115であり、他方がLMSアルゴリズム
処理部である。LSアルゴリズム処理部115は、ヴィ
タビアルゴリズム処理部14から既知信号系列もしくは
最尤列推定系列のどちらかが送信候補系列{sk }18
としてスイッチ111を経由して供給され、更に適応型
最尤系列推定器の入力端11から入力された受信信号r
k 12を用いて伝送路インパルス応答推定値hLS(k) を
算出する。LMSアルゴリズム処理部116は、同様に
ヴィタビアルゴリズム処理部14から送信候補系列{s
k}18がスイッチ112を経由して供給され、更に誤
差信号生成部17から誤差信号ek が供給される。そし
て、伝送路インパルス応答推定値hLMS (k) を算出す
る。LSアルゴリズム処理部115は、スイッチ113
を介して推定受信信号算出部16のトランスバーサルフ
ィルタのタップ利得124,125,126,127,
128,129に伝送路インパルス応答推定値を供給す
ると共に、LMSアルゴリズム処理部116内部の適応
アルゴリズム初期値となるためにLMSアルゴリズム処
理部116に供給する。LSアルゴリズム処理部115
がスイッチ113を介して伝送路インパルス応答推定値
を推定受信信号算出部16に供給するのは、図2に示す
スロット21構成におけるトレーニング信号22によっ
てアルゴリズムが動作する期間24だけである。従っ
て、スイッチ113はこの期間24だけON状態であ
り、次に続く期間25ではOFF状態である。スイッチ
111もスイッチ113と同期して動作する。また、L
MSアルゴリズム処理部116がスイッチ114を介し
て伝送路インパルス応答推定値を推定受信信号算出部1
6に供給するのは、図2に示すスロット21構成におけ
るデータフィールド信号23系列によってアルゴリズム
が動作する期間25だけである。従って、スイッチ11
4はこの期間25だけON状態であり、その前の期間2
4ではOFF状態である。スイッチ112もスイッチ1
14と同期して動作する。
【0045】推定受信信号算出部16は、伝送路インパ
ルス応答推定部15から供給される推定伝送路インパル
ス応答をトランスバーサルフィルタの各タップ124,
125,126,127,128,129にセットし、
ヴィタビアルゴリズム処理部14から供給される送信信
号候補系列{sk }18は、所定の変調方式に従ったマ
ッピング処理をマッピング処理部117で施した後に推
定受信信号算出部のトランスバーサルフィルタに供給さ
れる。トランスバーサルフィルタへ入力されたマッピン
グ信号123は、遅延素子118,119,120,1
21,122を介してシフトされ、各タップ124,1
25,126,127,128,129にセットされて
いる伝送路インパルス応答推定値との重み付け演算がな
され加算器130にて加算された結果が推定受信信号r
k 19となって、誤差信号生成部17への入力信号とな
る。
ルス応答推定部15から供給される推定伝送路インパル
ス応答をトランスバーサルフィルタの各タップ124,
125,126,127,128,129にセットし、
ヴィタビアルゴリズム処理部14から供給される送信信
号候補系列{sk }18は、所定の変調方式に従ったマ
ッピング処理をマッピング処理部117で施した後に推
定受信信号算出部のトランスバーサルフィルタに供給さ
れる。トランスバーサルフィルタへ入力されたマッピン
グ信号123は、遅延素子118,119,120,1
21,122を介してシフトされ、各タップ124,1
25,126,127,128,129にセットされて
いる伝送路インパルス応答推定値との重み付け演算がな
され加算器130にて加算された結果が推定受信信号r
k 19となって、誤差信号生成部17への入力信号とな
る。
【0046】誤差信号生成部17へは、推定受信信号算
出部16から推定受信信号rk 19が、そして、適応型
最尤系列推定器の入力端11から受信信号rk 12が供
給され、誤差信号ek 110が生成される。誤差信号生
成部17にて生成された誤差信号110は、ヴィタビア
ルゴリズム処理部14に入力され、同処理部14内部の
ブランチメトリック演算やパスメトリック演算に用いら
れる。また、誤差信号ek 110は、伝送路インパルス
応答推定部15内部のLMSアルゴリズム処理部116
にも供給され、LMSアルゴリズムによる伝送路インパ
ルス応答推定値更新演算時に使用される。
出部16から推定受信信号rk 19が、そして、適応型
最尤系列推定器の入力端11から受信信号rk 12が供
給され、誤差信号ek 110が生成される。誤差信号生
成部17にて生成された誤差信号110は、ヴィタビア
ルゴリズム処理部14に入力され、同処理部14内部の
ブランチメトリック演算やパスメトリック演算に用いら
れる。また、誤差信号ek 110は、伝送路インパルス
応答推定部15内部のLMSアルゴリズム処理部116
にも供給され、LMSアルゴリズムによる伝送路インパ
ルス応答推定値更新演算時に使用される。
【0047】図3は、本発明の一実施例を示す適応型最
尤系列推定器内部の機能の一部である伝送路インパルス
応答推定部におけるLSアルゴリズム処理部における機
能ブロック図である。同図のヴィタビアルゴリズム処理
部は、図1記載のヴィタビアルゴリズム処理部14と同
じものであり、図3のヴィタビアルゴリズム処理部34
は、既知信号系列もしくは最尤推定された系列{sk }
35をLSアルゴリズム処理部26に供給する。LSア
ルゴリズム処理部36は、ヴィタビアルゴリズム処理部
34の他に最尤系列推定器の入力端31から入力される
受信信号ベクトルr(k) 33も供給される。LSアルゴ
リズム処理部36では、ヴィタビアルゴリズム処理部3
4からの系列{sk }35がアドレス生成部37に接続
されており入力される。アドレス生成部37では、LS
アルゴリズム処理に利用されるG(k) 行列が格納されて
いる記憶領域のアドレス信号38を生成する。
尤系列推定器内部の機能の一部である伝送路インパルス
応答推定部におけるLSアルゴリズム処理部における機
能ブロック図である。同図のヴィタビアルゴリズム処理
部は、図1記載のヴィタビアルゴリズム処理部14と同
じものであり、図3のヴィタビアルゴリズム処理部34
は、既知信号系列もしくは最尤推定された系列{sk }
35をLSアルゴリズム処理部26に供給する。LSア
ルゴリズム処理部36は、ヴィタビアルゴリズム処理部
34の他に最尤系列推定器の入力端31から入力される
受信信号ベクトルr(k) 33も供給される。LSアルゴ
リズム処理部36では、ヴィタビアルゴリズム処理部3
4からの系列{sk }35がアドレス生成部37に接続
されており入力される。アドレス生成部37では、LS
アルゴリズム処理に利用されるG(k) 行列が格納されて
いる記憶領域のアドレス信号38を生成する。
【0048】G(k) 行列は、ヴィタビアルゴリズム処理
部34から供給される系列{sk }と1対1の関係が成
り立ので、系列{sk }により固有のアドレス信号38
が生成可能である。アドレス信号生成部37の信号線
は、G(k) 行列が格納されている記憶領域39に接続さ
れており、アドレス信号38により、所望のG(k) 行列
が読み出される。G(k) 行列用の記憶領域39は、RO
M(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memo
ry)等で構成される。G(k) 行列記憶領域39から出力
された系列{sk }に固有のG(k) 行列310は、G
(k) 行列記憶領域39の出力が接続されている行列乗算
処理部311に入力される。行列乗算処理部311で
は、G(k) 行列記憶領域39から読み出されたG(k) 行
列310とLSアルゴリズム処理部36に入力される受
信信号ベクトル33との行列乗算(G(k) r(k) )を行
う。そして、その結果は、行列乗算処理部311から推
定伝送路インパルス応答hLS(k) 312として出力され
る。
部34から供給される系列{sk }と1対1の関係が成
り立ので、系列{sk }により固有のアドレス信号38
が生成可能である。アドレス信号生成部37の信号線
は、G(k) 行列が格納されている記憶領域39に接続さ
れており、アドレス信号38により、所望のG(k) 行列
が読み出される。G(k) 行列用の記憶領域39は、RO
M(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memo
ry)等で構成される。G(k) 行列記憶領域39から出力
された系列{sk }に固有のG(k) 行列310は、G
(k) 行列記憶領域39の出力が接続されている行列乗算
処理部311に入力される。行列乗算処理部311で
は、G(k) 行列記憶領域39から読み出されたG(k) 行
列310とLSアルゴリズム処理部36に入力される受
信信号ベクトル33との行列乗算(G(k) r(k) )を行
う。そして、その結果は、行列乗算処理部311から推
定伝送路インパルス応答hLS(k) 312として出力され
る。
【0049】図4及び図5は、本実施例の適応型最尤系
列推定器の効果を示す具体的な性能を従来の方式と非比
較して表現するための図である。従来の方式は、本実施
例の一例を示す図1において、スイッチ111及びスイ
ッチ113が常にOFFの状態であってスイッチ112
及びスイッチ114が常にONの状態である場合にほぼ
一致する。図4ではLMSアルゴリズムによる逐次更新
処理が常時行われ、同図内に比較のために記入されてい
る真値の伝送路インパルス応答44への収束の様子が良
く理解できる。逐次更新型アルゴリズムの場合、一般的
に初期値を0に設定する。そして逐次的に伝送路インパ
ルス応答45を推定するが、収束するまでにτ46だけ
遅延する。
列推定器の効果を示す具体的な性能を従来の方式と非比
較して表現するための図である。従来の方式は、本実施
例の一例を示す図1において、スイッチ111及びスイ
ッチ113が常にOFFの状態であってスイッチ112
及びスイッチ114が常にONの状態である場合にほぼ
一致する。図4ではLMSアルゴリズムによる逐次更新
処理が常時行われ、同図内に比較のために記入されてい
る真値の伝送路インパルス応答44への収束の様子が良
く理解できる。逐次更新型アルゴリズムの場合、一般的
に初期値を0に設定する。そして逐次的に伝送路インパ
ルス応答45を推定するが、収束するまでにτ46だけ
遅延する。
【0050】同図では、約40シンボル時間も遅延して
いることが判る。図2で示したTDMAスロット21に
付加されている既知信号系列(トレーニング信号系列)
22長は、一般的に20シンボル以下なので、LMSア
ルゴリズムだけでは、初期収束時間が遅延することによ
る最尤系列推定に誤りが生じ易い。図5は、伝送路イン
パルス応答初期推定に本実施例の伝送路インパルス応答
推定部を採用した場合で、推定伝送路インパルス応答5
5が真値伝送路インパルス応答54に常時追随してい
る。これにより、伝送路インパルス応答初期推定遅延に
起因する最尤系列推定誤りが抑えられる。
いることが判る。図2で示したTDMAスロット21に
付加されている既知信号系列(トレーニング信号系列)
22長は、一般的に20シンボル以下なので、LMSア
ルゴリズムだけでは、初期収束時間が遅延することによ
る最尤系列推定に誤りが生じ易い。図5は、伝送路イン
パルス応答初期推定に本実施例の伝送路インパルス応答
推定部を採用した場合で、推定伝送路インパルス応答5
5が真値伝送路インパルス応答54に常時追随してい
る。これにより、伝送路インパルス応答初期推定遅延に
起因する最尤系列推定誤りが抑えられる。
【0051】図6は、本発明の一実施例の適応型最尤系
列推定器の符号誤り率特性図である。同図において、独
立2波レイリーフェージング伝送路はτ/T=1.0、
D/U=0.0(dB)、fd =82(Hz)である。同図に
は、従来のLMSアルゴリズムのみによる伝送路インパ
ルス応答推定を採用した最尤系列推定性曲線64と、本
提案方式による最尤系列推定性能曲線65が示してあ
る。同図より、本実施例方式による伝送路インパルス応
答初期推定方式の有効性が理解できる。
列推定器の符号誤り率特性図である。同図において、独
立2波レイリーフェージング伝送路はτ/T=1.0、
D/U=0.0(dB)、fd =82(Hz)である。同図に
は、従来のLMSアルゴリズムのみによる伝送路インパ
ルス応答推定を採用した最尤系列推定性曲線64と、本
提案方式による最尤系列推定性能曲線65が示してあ
る。同図より、本実施例方式による伝送路インパルス応
答初期推定方式の有効性が理解できる。
【0052】図7は、マルチパス遅延量と受信信号に含
まれる符号間干渉量との関係を示す図である。(a)、
(b)はτ=Tの場合の符号間干渉量を表しており、
(c)、(d)はτ=0.5Tの場合の符号間干渉量を
表している。図14に示すディジタル通信送受信におけ
る伝送路106で生じる2波マルチパス遅延量が1情報
伝送周期分である場合、受信信号をその情報伝送周期間
隔でサンプリングしても2波に相当する分の伝送路イン
パルス応答75を推定すれば良いが、伝送路106で生
じる2波マルチパス遅延量が1情報伝送周期分でない場
合、受信信号をその情報伝送周期間隔でサンプリングす
ると、伝送路インパルス応答717を推定しなければ、
最尤系列推定性能が劣化する。したがって、2波マルチ
パスでも多くのタップを有する伝送路インパルス応答7
17を推定しなければならない。これを踏まえて、本発
明の一実施例を図8に掲載する。
まれる符号間干渉量との関係を示す図である。(a)、
(b)はτ=Tの場合の符号間干渉量を表しており、
(c)、(d)はτ=0.5Tの場合の符号間干渉量を
表している。図14に示すディジタル通信送受信におけ
る伝送路106で生じる2波マルチパス遅延量が1情報
伝送周期分である場合、受信信号をその情報伝送周期間
隔でサンプリングしても2波に相当する分の伝送路イン
パルス応答75を推定すれば良いが、伝送路106で生
じる2波マルチパス遅延量が1情報伝送周期分でない場
合、受信信号をその情報伝送周期間隔でサンプリングす
ると、伝送路インパルス応答717を推定しなければ、
最尤系列推定性能が劣化する。したがって、2波マルチ
パスでも多くのタップを有する伝送路インパルス応答7
17を推定しなければならない。これを踏まえて、本発
明の一実施例を図8に掲載する。
【0053】図8は、伝送路インパルス応答タップ利得
初期設定及び伝送路インパルス応答模擬用トランスバー
サルフィルタのタップ選択機能を表す機能を含めて示し
た適応型最尤系列推定器のブロック図である。同図記載
のヴィタビアルゴリズム処理部85は、図1記載のヴィ
タビアルゴリズム処理部14と同機能を有し、最尤系列
推定器の入力端81から受信信号系列{rk }82を入
力し、ヴィタビアルゴリズム処理により最尤推定された
系列{sk }87を出力する一連の動作を行う。ヴィタ
ビアルゴリズム処理部85の出力端87は、スイッチ8
6を介してLSアルゴリズム処理部88に接続されてい
る。また、同じくヴィタビアルゴリズム処理部の出力端
87は、スイッチ86を介してLMSアルゴリズム処理
部812と推定受信信号推定部814に接続されてい
る。スイッチ86は、図2に示すTDMAスロット21
におけるLSアルゴリズム動作期間24だけLSアルゴ
リズム処理部88に接続され、ヴィタビアルゴリズム処
理部85からの既知系列または最尤推定系列{sk }8
7が供給される。
初期設定及び伝送路インパルス応答模擬用トランスバー
サルフィルタのタップ選択機能を表す機能を含めて示し
た適応型最尤系列推定器のブロック図である。同図記載
のヴィタビアルゴリズム処理部85は、図1記載のヴィ
タビアルゴリズム処理部14と同機能を有し、最尤系列
推定器の入力端81から受信信号系列{rk }82を入
力し、ヴィタビアルゴリズム処理により最尤推定された
系列{sk }87を出力する一連の動作を行う。ヴィタ
ビアルゴリズム処理部85の出力端87は、スイッチ8
6を介してLSアルゴリズム処理部88に接続されてい
る。また、同じくヴィタビアルゴリズム処理部の出力端
87は、スイッチ86を介してLMSアルゴリズム処理
部812と推定受信信号推定部814に接続されてい
る。スイッチ86は、図2に示すTDMAスロット21
におけるLSアルゴリズム動作期間24だけLSアルゴ
リズム処理部88に接続され、ヴィタビアルゴリズム処
理部85からの既知系列または最尤推定系列{sk }8
7が供給される。
【0054】また、図2におけるLMSアルゴリズム動
作期間25だけLMSアルゴリズム処理部812及び推
定受信信号生成部814に接続され、同様に{sk }8
7が供給される。LSアルゴリズム処理部88では、ス
イッチ86を介して入力される系列{sk }87と最尤
系列推定器の入力端81から入力される受信信号ベクト
ルr(k) 83から伝送路インパルス応答推定値hLS(k)
89を生成する。総タップ数がL1 である伝送路インパ
ルス応答hLS(k) 89は、タップ利得電力算出/タップ
選択部810に供給される。タップ利得電力算出/タッ
プ選択部810では、L1 個の各タップ利得の電力を算
出し、選択された総タップ数L2 の伝送路インパルス応
答hSEL (k) 811が、LMSアルゴリズム処理部81
2に供給される。LMSアルゴリズム処理部812で
は、タップ利得電力算出/タップ選択部810からの選
択された伝送路インパルス応答hSEL (k) 811を伝送
路インパルス応答推定初期値とする。図2におけるLM
Sアルゴリズム動作期間25では、ヴィタビアルゴリズ
ム処理部85から最尤系列推定{sk }87をスイッチ
86を介して入力され、また、誤差信号生成部816か
ら誤差信号ek 817を入力してLMSアルゴリズム演
算を行い推定受信信号生成部814に推定伝送路インパ
ルス応答h(k) 813を供給する。伝送路インパルス応
答推定値h(k)813を入力とする推定受信信号生成部
は、ヴィタビアルゴリズム処理部85にもスイッチ86
を介して接続されており、最尤推定系列{sk }85を
入力して推定受信信号r k 815を生成する。誤差信号
生成部816は、推定受信信号生成部814から推定受
信信号r k を、そして最尤系列推定器の入力端81から
受信信号rk 84を入力して誤差信号ek 187を生成
する。
作期間25だけLMSアルゴリズム処理部812及び推
定受信信号生成部814に接続され、同様に{sk }8
7が供給される。LSアルゴリズム処理部88では、ス
イッチ86を介して入力される系列{sk }87と最尤
系列推定器の入力端81から入力される受信信号ベクト
ルr(k) 83から伝送路インパルス応答推定値hLS(k)
89を生成する。総タップ数がL1 である伝送路インパ
ルス応答hLS(k) 89は、タップ利得電力算出/タップ
選択部810に供給される。タップ利得電力算出/タッ
プ選択部810では、L1 個の各タップ利得の電力を算
出し、選択された総タップ数L2 の伝送路インパルス応
答hSEL (k) 811が、LMSアルゴリズム処理部81
2に供給される。LMSアルゴリズム処理部812で
は、タップ利得電力算出/タップ選択部810からの選
択された伝送路インパルス応答hSEL (k) 811を伝送
路インパルス応答推定初期値とする。図2におけるLM
Sアルゴリズム動作期間25では、ヴィタビアルゴリズ
ム処理部85から最尤系列推定{sk }87をスイッチ
86を介して入力され、また、誤差信号生成部816か
ら誤差信号ek 817を入力してLMSアルゴリズム演
算を行い推定受信信号生成部814に推定伝送路インパ
ルス応答h(k) 813を供給する。伝送路インパルス応
答推定値h(k)813を入力とする推定受信信号生成部
は、ヴィタビアルゴリズム処理部85にもスイッチ86
を介して接続されており、最尤推定系列{sk }85を
入力して推定受信信号r k 815を生成する。誤差信号
生成部816は、推定受信信号生成部814から推定受
信信号r k を、そして最尤系列推定器の入力端81から
受信信号rk 84を入力して誤差信号ek 187を生成
する。
【0055】図9はタップ利得選択アルゴリズムを表す
フローチャートである。同図に沿って動作を説明する。
ここで、以下のS、SS、STはステップを表すものと
する。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(S1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップ利得の電力を算出する(S2)。 (3)電力を算出した伝送路インパルス応答hLS(k) の
L1 個のタップ利得から連続したL2 個(L1 >L2 )
のタップ利得の電力の総和を算出する(S3、S4)。 (4)L2 個で構成される全ての組合せの中で、最大の
組合せを選び出す(S5、 S6、S7)。 (5)選び出されたL2 個のタップ利得を持つ伝送路イ
ンパルス応答をhSEL (k) とする(S8)。 (6)伝送路インパルス応答hSEL (k) をLMSアルゴ
リズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推定
初期値とする(S9)。
フローチャートである。同図に沿って動作を説明する。
ここで、以下のS、SS、STはステップを表すものと
する。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(S1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップ利得の電力を算出する(S2)。 (3)電力を算出した伝送路インパルス応答hLS(k) の
L1 個のタップ利得から連続したL2 個(L1 >L2 )
のタップ利得の電力の総和を算出する(S3、S4)。 (4)L2 個で構成される全ての組合せの中で、最大の
組合せを選び出す(S5、 S6、S7)。 (5)選び出されたL2 個のタップ利得を持つ伝送路イ
ンパルス応答をhSEL (k) とする(S8)。 (6)伝送路インパルス応答hSEL (k) をLMSアルゴ
リズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推定
初期値とする(S9)。
【0056】図10は、タップ利得選択アルゴリズムを
表すフローチャートである。同図に沿って動作を説明す
る。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(SS1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップの電力を算出する(SS2)。 (3)予め設定してある電力敷居値PthとL1 個ある各
タップ利得の電力を比較する(SS3、SS4)。 (4)電力敷居値Pthよりも小さい電力を有するタップ
利得だけを強制的にゼロにする(SS5)。 (5)L1 個の全てのタップ利得の比較が終了したら、
L1 個のタップ利得から非ゼロタップ利得区間が最長で
ある区間を検出する(SS6、SS7)。 (6)検出された区間長さをL2 と定義し、これら検出
された区間のタップ利得で構成される伝送路インパルス
応答をhSEL (k) とする(SS8)。 (7)伝送路インパルス応答hSEL (k) を、LMSアル
ゴリズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推
定初期値とする(SS9)。
表すフローチャートである。同図に沿って動作を説明す
る。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(SS1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップの電力を算出する(SS2)。 (3)予め設定してある電力敷居値PthとL1 個ある各
タップ利得の電力を比較する(SS3、SS4)。 (4)電力敷居値Pthよりも小さい電力を有するタップ
利得だけを強制的にゼロにする(SS5)。 (5)L1 個の全てのタップ利得の比較が終了したら、
L1 個のタップ利得から非ゼロタップ利得区間が最長で
ある区間を検出する(SS6、SS7)。 (6)検出された区間長さをL2 と定義し、これら検出
された区間のタップ利得で構成される伝送路インパルス
応答をhSEL (k) とする(SS8)。 (7)伝送路インパルス応答hSEL (k) を、LMSアル
ゴリズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推
定初期値とする(SS9)。
【0057】図11は、タップ利得選択アルゴリズムを
表すフローチャートである。同図に沿って動作を説明す
る。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(ST1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップの電力を算出する(ST2)。 (3)L1 個のタップ利得の電力の総和を算出する(S
T3)。 (4)L1 個のタップ利得の中で最大の電力を有するタ
ップの位置を検出して記憶する(ST4)。 (5)算出したL1 個のタップ利得の電力の総和をβ倍
した電力をPthとする(ST5)。 (6)検出して記憶した最大電力タップ利得を中心とし
た有限長窓を考え、その有限長窓内に位置するタップ利
得の総電力和を算出する(ST6、ST7)。 (7)算出した総電力和が、Pthを初めて越えるまで有
限長窓幅を拡大し、その時の有限長窓幅を記憶する(S
T8)。 (8)その有限長窓幅をL2 と定義し、これら検出され
た区間のタップ利得で構成される伝送路インパルス応答
をhSEL (k) とする(ST9)。 (9)伝送路インパルス応答hSEL (k) を、LMSアル
ゴリズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推
定初期値とする(ST10)。
表すフローチャートである。同図に沿って動作を説明す
る。 (1)LSアルゴリズム処理部で推定された伝送路イン
パルス応答hLS(k) を取得する(ST1)。 (2)伝送路インパルス応答hLS(k) のL1 個ある各タ
ップの電力を算出する(ST2)。 (3)L1 個のタップ利得の電力の総和を算出する(S
T3)。 (4)L1 個のタップ利得の中で最大の電力を有するタ
ップの位置を検出して記憶する(ST4)。 (5)算出したL1 個のタップ利得の電力の総和をβ倍
した電力をPthとする(ST5)。 (6)検出して記憶した最大電力タップ利得を中心とし
た有限長窓を考え、その有限長窓内に位置するタップ利
得の総電力和を算出する(ST6、ST7)。 (7)算出した総電力和が、Pthを初めて越えるまで有
限長窓幅を拡大し、その時の有限長窓幅を記憶する(S
T8)。 (8)その有限長窓幅をL2 と定義し、これら検出され
た区間のタップ利得で構成される伝送路インパルス応答
をhSEL (k) とする(ST9)。 (9)伝送路インパルス応答hSEL (k) を、LMSアル
ゴリズムにおける伝送路インパルス応答hLMS (k) の推
定初期値とする(ST10)。
【0058】ここでの実施例は、本発明を具体的に説明
するための一例である。従来の適応型最尤系列推定器と
の大きな違いは、伝送路インパルス応答推定処理部内で
初期収束遅延がないLSアルゴリズム部を演算量を少な
く実現していることと、推定伝送路インパルス応答のタ
ップ長を伝送路環境に応じて自動的に変化させることが
可能な事である。
するための一例である。従来の適応型最尤系列推定器と
の大きな違いは、伝送路インパルス応答推定処理部内で
初期収束遅延がないLSアルゴリズム部を演算量を少な
く実現していることと、推定伝送路インパルス応答のタ
ップ長を伝送路環境に応じて自動的に変化させることが
可能な事である。
【0059】上記した第1実施例は、陸上でのディジタ
ル移動通信に関して記述しているが、陸上ディジタル移
動通信に限らず、TDMA通信方式を採用している衛星
通信や固定網の有線通信に関しても適用範囲であること
を付け加えておく。
ル移動通信に関して記述しているが、陸上ディジタル移
動通信に限らず、TDMA通信方式を採用している衛星
通信や固定網の有線通信に関しても適用範囲であること
を付け加えておく。
【0060】提案方式と従来方式の独立2波レイリーフ
ェージング伝送路(τ/T=1.0、D/U=0.0(d
B)、fd =82(Hz))における符号誤り率特性を示す図
である。
ェージング伝送路(τ/T=1.0、D/U=0.0(d
B)、fd =82(Hz))における符号誤り率特性を示す図
である。
【0061】以下に図15乃至図17を参照して本発明
の第2実施例を説明する。前記した適応型最尤系列推定
器の伝送路インパルス応答推定部には、演算量が少ない
という理由と、適応アルゴリズムの初期値が未知で良い
という理由から逐次更新型適応アルゴリズムが用いられ
ている。この場合、受信信号系列に既知信号系列が付加
されていないと動作しないという欠点がある。また、既
知信号系列長に対する未知データ信号系列長が長くなる
と、受信信号が受けた歪みにより生じる誤差や適応アル
ゴリズムの収束及び追随不完全性から推定した伝送路イ
ンパルス応答に誤差が蓄積され、次第に推定受信信号と
実受信信号との誤差が大きくなり、結果的に最尤系列推
定に誤りが生じる。
の第2実施例を説明する。前記した適応型最尤系列推定
器の伝送路インパルス応答推定部には、演算量が少ない
という理由と、適応アルゴリズムの初期値が未知で良い
という理由から逐次更新型適応アルゴリズムが用いられ
ている。この場合、受信信号系列に既知信号系列が付加
されていないと動作しないという欠点がある。また、既
知信号系列長に対する未知データ信号系列長が長くなる
と、受信信号が受けた歪みにより生じる誤差や適応アル
ゴリズムの収束及び追随不完全性から推定した伝送路イ
ンパルス応答に誤差が蓄積され、次第に推定受信信号と
実受信信号との誤差が大きくなり、結果的に最尤系列推
定に誤りが生じる。
【0062】このように前記した適応型最尤系列推定器
は、送信信号系列に既知信号系列を付加しなければ受信
信号を推定出来ない上に、受信機に要求される符号誤り
率性能を満足する程度の比率で既知信号系列を未知デー
タ信号系列に付加する必要がある。その結果、通信情報
とは無関係な既知信号系列を送付することで伝送効率を
低下させる問題があった。
は、送信信号系列に既知信号系列を付加しなければ受信
信号を推定出来ない上に、受信機に要求される符号誤り
率性能を満足する程度の比率で既知信号系列を未知デー
タ信号系列に付加する必要がある。その結果、通信情報
とは無関係な既知信号系列を送付することで伝送効率を
低下させる問題があった。
【0063】そこで第2実施例では、送信信号系列に既
知信号系列を付加せずとも伝送路インパルス応答を推定
できるようにして伝送効率を従来より向上させる。ま
ず、第2実施例の第1の構成は、前記した第1実施例の
第1及び第2の構成において、伝送路インパルス応答推
定部にLSアルゴリズム処理部を有していることから、
ある有限区間内に送信される可能性のある全ての候補系
列と、その有限区間内に受信された受信信号とから、L
Sアルゴリズムで伝送路インパルス応答を推定でき、そ
の推定した伝送路インパルス応答を用いて受信信号推定
並びにヴィタビアルゴリズム処理を行うものである。
知信号系列を付加せずとも伝送路インパルス応答を推定
できるようにして伝送効率を従来より向上させる。ま
ず、第2実施例の第1の構成は、前記した第1実施例の
第1及び第2の構成において、伝送路インパルス応答推
定部にLSアルゴリズム処理部を有していることから、
ある有限区間内に送信される可能性のある全ての候補系
列と、その有限区間内に受信された受信信号とから、L
Sアルゴリズムで伝送路インパルス応答を推定でき、そ
の推定した伝送路インパルス応答を用いて受信信号推定
並びにヴィタビアルゴリズム処理を行うものである。
【0064】次に第2実施例の第2の構成は、第1の構
成において、未知データ信号系列を定期的に用いてLS
アルゴリズム処理とヴィタビアルゴリズム処理を行い、
最適な伝送路インパルス応答を推定するものである。
成において、未知データ信号系列を定期的に用いてLS
アルゴリズム処理とヴィタビアルゴリズム処理を行い、
最適な伝送路インパルス応答を推定するものである。
【0065】第2実施例の第3の構成は、第1の構成に
おいて、未知データ信号系列でのヴィタビアルゴリズム
処理の結果として、ヴィタビアルゴリズム処理内の状態
遷移図の各状態が固有に有するパスメトリックのうちで
最小のパスメトリック値が、予め決めておいたパスメト
リック閾値を越えた時点で、LSアルゴリズム処理とヴ
ィタビアルゴリズム処理を行い、最適な伝送路インパル
ス応答を推定する構成としている。
おいて、未知データ信号系列でのヴィタビアルゴリズム
処理の結果として、ヴィタビアルゴリズム処理内の状態
遷移図の各状態が固有に有するパスメトリックのうちで
最小のパスメトリック値が、予め決めておいたパスメト
リック閾値を越えた時点で、LSアルゴリズム処理とヴ
ィタビアルゴリズム処理を行い、最適な伝送路インパル
ス応答を推定する構成としている。
【0066】上記した第2実施例の第1の構成によれ
ば、第1実施例の第1の構成を受けて、ある有限区間内
に送信される可能性のある全ての候補系列と、その有限
区間内に受信された受信信号とから、LSアルゴリズム
で伝送路インパルス応答を推定し、ヴィタビアルゴリズ
ム処理を行うことで、受信信号系列に既知信号系列を付
加しなくても最尤系列推定が可能となる。
ば、第1実施例の第1の構成を受けて、ある有限区間内
に送信される可能性のある全ての候補系列と、その有限
区間内に受信された受信信号とから、LSアルゴリズム
で伝送路インパルス応答を推定し、ヴィタビアルゴリズ
ム処理を行うことで、受信信号系列に既知信号系列を付
加しなくても最尤系列推定が可能となる。
【0067】第2実施例の第2の構成によれば、第1の
構成を受けて、受信信号系列に既知信号系列が付加され
ていない場合、例えLSアルゴリズム処理とヴィタビア
ルゴリズムによって伝送路インパルス応答初期値が求ま
り、続けて逐次更新型の適応アルゴリズムで最尤系列推
定を行っても、受信信号に加えられた様々な歪みによる
誤差が推定伝送路インパルス応答に蓄積する。そこで、
定期的にLSアルゴリズム処理とヴィタビアルゴリズム
処理を行うことで、誤差が蓄積した伝送路インパルス応
答を捨てて、新規に伝送路インパルス応答初期値を与え
ることが可能となり、受信信号に既知信号系列が付加さ
れない場合でも、最尤系列推定の性能向上が図れる。
構成を受けて、受信信号系列に既知信号系列が付加され
ていない場合、例えLSアルゴリズム処理とヴィタビア
ルゴリズムによって伝送路インパルス応答初期値が求ま
り、続けて逐次更新型の適応アルゴリズムで最尤系列推
定を行っても、受信信号に加えられた様々な歪みによる
誤差が推定伝送路インパルス応答に蓄積する。そこで、
定期的にLSアルゴリズム処理とヴィタビアルゴリズム
処理を行うことで、誤差が蓄積した伝送路インパルス応
答を捨てて、新規に伝送路インパルス応答初期値を与え
ることが可能となり、受信信号に既知信号系列が付加さ
れない場合でも、最尤系列推定の性能向上が図れる。
【0068】第2実施例の第3の構成によれば、第1の
構成を受けて、受信信号系列に既知信号系列が付加され
ていない場合、例えLSアルゴリズム処理とヴィタビア
ルゴリズム処理によって伝送路インパルス応答初期値が
求まり、続けて逐次更新型の適応アルゴリズムで最尤系
列推定を行っても、伝送路変動特性が高速であったり、
付加雑音の量が多かったりすると、受信信号が受けた歪
みによる誤差がすぐに推定伝送路インパルス応答に蓄積
する。逆に伝送路変動特性が低速であったり、付加雑音
の量が少なかったりすると、推定伝送路インパルス応答
に蓄積する誤差は少ない。このことより、推定伝送路イ
ンパルス応答に含まれる誤差成分を如実に表現するヴィ
タビアルゴリズム処理部の状態遷移図の各状態に固有す
るパスメトリック値の絶対的な大きさを基準にLSアル
ゴリズム処理による伝送路インパルス応答初期値演算を
行うことで、伝送路特性に応じた初期値設定を随時でき
るので最尤系列推定性能の向上が図れる。
構成を受けて、受信信号系列に既知信号系列が付加され
ていない場合、例えLSアルゴリズム処理とヴィタビア
ルゴリズム処理によって伝送路インパルス応答初期値が
求まり、続けて逐次更新型の適応アルゴリズムで最尤系
列推定を行っても、伝送路変動特性が高速であったり、
付加雑音の量が多かったりすると、受信信号が受けた歪
みによる誤差がすぐに推定伝送路インパルス応答に蓄積
する。逆に伝送路変動特性が低速であったり、付加雑音
の量が少なかったりすると、推定伝送路インパルス応答
に蓄積する誤差は少ない。このことより、推定伝送路イ
ンパルス応答に含まれる誤差成分を如実に表現するヴィ
タビアルゴリズム処理部の状態遷移図の各状態に固有す
るパスメトリック値の絶対的な大きさを基準にLSアル
ゴリズム処理による伝送路インパルス応答初期値演算を
行うことで、伝送路特性に応じた初期値設定を随時でき
るので最尤系列推定性能の向上が図れる。
【0069】上記した第2実施例を図15乃至図17を
参照してさらに詳細に説明する。図15は既知信号系列
が付加されていない場合のアルゴリズム動作区間を示す
タイミングチャートである。受信信号系列には、既知信
号系列が付加されていない未知データ信号系列ストリー
ム1101とする。この未知データ信号系列ストリーム
1101の一定区間tLS1103で、本発明の第1実施
例を示す適応型最尤系列推定器を説明する図1の伝送路
インパルス応答推定部15のLSアルゴリズム処理部1
15を動作させ、図15における未知データ信号系列ス
トリーム1101の他の一定区間tLMS 1104では、
図1における伝送路インパルス応答推定部15のLMS
アルゴリズム処理部116を動作させる。即ち、図15
におけるLSアルゴリズム動作期間tLS113では、図
1のスイッチ111及びスイッチ113がON状態であ
り、スイッチ112及びスイッチ114はOFF状態で
ある。これに反して、図15におけるLMSアルゴリズ
ム動作期間tLMS では、図1のスイッチ112及びスイ
ッチ114がON状態であり、スイッチ111及びスイ
ッチ113がOFF状態であるように動作する。
参照してさらに詳細に説明する。図15は既知信号系列
が付加されていない場合のアルゴリズム動作区間を示す
タイミングチャートである。受信信号系列には、既知信
号系列が付加されていない未知データ信号系列ストリー
ム1101とする。この未知データ信号系列ストリーム
1101の一定区間tLS1103で、本発明の第1実施
例を示す適応型最尤系列推定器を説明する図1の伝送路
インパルス応答推定部15のLSアルゴリズム処理部1
15を動作させ、図15における未知データ信号系列ス
トリーム1101の他の一定区間tLMS 1104では、
図1における伝送路インパルス応答推定部15のLMS
アルゴリズム処理部116を動作させる。即ち、図15
におけるLSアルゴリズム動作期間tLS113では、図
1のスイッチ111及びスイッチ113がON状態であ
り、スイッチ112及びスイッチ114はOFF状態で
ある。これに反して、図15におけるLMSアルゴリズ
ム動作期間tLMS では、図1のスイッチ112及びスイ
ッチ114がON状態であり、スイッチ111及びスイ
ッチ113がOFF状態であるように動作する。
【0070】図17は、アルゴリズム自動切り替え機能
を付加した適応型最尤系列推定器の機能ブロック図であ
る。同図記載のヴィタビアルゴリズム処理部1205
は、図9のヴィタビアルゴリズム処理部14と同機能を
有し、最尤系列推定器の入力端1201から受信信号系
列{rk }1202を入力し、ヴィタビアルゴリズム処
理により最尤推定された系列{sk }1206を出力す
る。また、ヴィタビアルゴリズム処理部1205で生成
される時刻に固有のパスメトリック値の最小値pmmin
(k) 1207を出力する。ヴィタビアルゴリズム処理部
1205の出力は、スイッチsw1210を介して、L
Sアルゴリズム処理部1211または、LMSアルゴリ
ズム処理部1213に接続される。また、ヴィタビアル
ゴリズム処理部1205の出力は、常に推定受信信号生
成部1215に接続されている。最小パスメトリックp
mmin (k) 1207は、最小パスメトリック値比較部1
208に供給される。スイッチsw1210は、最小パ
スメトリック値比較部1208からの制御信号swsig
1209でスイッチングされ、そのスイッチングタイミ
ングは、図16に示す通り、最小パスメトリック値比較
部1208内で定義された最小パスメトリック閾値pm
th1304を越えた時刻の次の時刻から一定期間tLS1
305だけLSアルゴリズム処理部1211へ最尤推定
系列{sk }1206を供給し、一定期間tLS1305
が終了した時刻の次の時刻からLMSアルゴリズム処理
部1213へ最尤系列推定{sk }1206が供給され
る。最尤系列推定{sk }1206がLMSアルゴリズ
ム処理部1213に供給されている期間tLMS1,
tLMS2,tLMS3,tLMS4は、ヴィタビアルゴリズム処理
部1205から最小パスメトリック値比較部1208へ
供給される時刻kにおける最小パスメトリック値が予め
決められたパスメトリック最小値pmthを越える時刻迄
であって一定ではない。
を付加した適応型最尤系列推定器の機能ブロック図であ
る。同図記載のヴィタビアルゴリズム処理部1205
は、図9のヴィタビアルゴリズム処理部14と同機能を
有し、最尤系列推定器の入力端1201から受信信号系
列{rk }1202を入力し、ヴィタビアルゴリズム処
理により最尤推定された系列{sk }1206を出力す
る。また、ヴィタビアルゴリズム処理部1205で生成
される時刻に固有のパスメトリック値の最小値pmmin
(k) 1207を出力する。ヴィタビアルゴリズム処理部
1205の出力は、スイッチsw1210を介して、L
Sアルゴリズム処理部1211または、LMSアルゴリ
ズム処理部1213に接続される。また、ヴィタビアル
ゴリズム処理部1205の出力は、常に推定受信信号生
成部1215に接続されている。最小パスメトリックp
mmin (k) 1207は、最小パスメトリック値比較部1
208に供給される。スイッチsw1210は、最小パ
スメトリック値比較部1208からの制御信号swsig
1209でスイッチングされ、そのスイッチングタイミ
ングは、図16に示す通り、最小パスメトリック値比較
部1208内で定義された最小パスメトリック閾値pm
th1304を越えた時刻の次の時刻から一定期間tLS1
305だけLSアルゴリズム処理部1211へ最尤推定
系列{sk }1206を供給し、一定期間tLS1305
が終了した時刻の次の時刻からLMSアルゴリズム処理
部1213へ最尤系列推定{sk }1206が供給され
る。最尤系列推定{sk }1206がLMSアルゴリズ
ム処理部1213に供給されている期間tLMS1,
tLMS2,tLMS3,tLMS4は、ヴィタビアルゴリズム処理
部1205から最小パスメトリック値比較部1208へ
供給される時刻kにおける最小パスメトリック値が予め
決められたパスメトリック最小値pmthを越える時刻迄
であって一定ではない。
【0071】LSアルゴリズム処理部1211では、ス
イッチsw1210を介して入力されるヴィタビアルゴ
リズム処理部1205からの系列{sk }1206と最
尤系列推定器の入力端1201から入力される受信信号
ベクトル1203から伝送路インパルス応答推定値hLS
(k) 1212を生成する。生成された伝送路インパルス
応答推定値hLS(k) は、LMSアルゴリズム処理部12
13及び推定受信信号生成部1215へ供給される。L
MSアルゴリズム処理部1213では、LSアルゴリズ
ム処理部1211から供給された伝送路インパルス応答
推定値hLS(k)1212を初期値として、誤差信号生成
部1217から供給される誤差信号ek1218とヴィ
タビアルゴリズム処理部1205からスイッチsw12
10を介して供給される最尤系列推定された系列{s
k }1206から逐次的に伝送路インパルス応答h(k)
1214を生成し、推定受信信号生成部1215へ供給
する。推定受信信号生成部1215は、LSアルゴリズ
ム処理部1211とLMSアルゴリズム処理部1213
から伝送路インパルス応答hLS(k) 、h(k) をそれぞれ
受け取り、図16に示したアルゴリズム動作区間に応
じ、受け取った伝送路インパルス応答hLS(k) 、h(k)
を図16のtLS1305区間ではhLS(k) を、図16の
tLMS1,tLMS2,tLMS3,tLMS4では、h(k) を、図1
における推定受信信号生成部16におけるトランスバー
サルフィルタの各タップ利得124,125,126,
127,128,129にセットされる。
イッチsw1210を介して入力されるヴィタビアルゴ
リズム処理部1205からの系列{sk }1206と最
尤系列推定器の入力端1201から入力される受信信号
ベクトル1203から伝送路インパルス応答推定値hLS
(k) 1212を生成する。生成された伝送路インパルス
応答推定値hLS(k) は、LMSアルゴリズム処理部12
13及び推定受信信号生成部1215へ供給される。L
MSアルゴリズム処理部1213では、LSアルゴリズ
ム処理部1211から供給された伝送路インパルス応答
推定値hLS(k)1212を初期値として、誤差信号生成
部1217から供給される誤差信号ek1218とヴィ
タビアルゴリズム処理部1205からスイッチsw12
10を介して供給される最尤系列推定された系列{s
k }1206から逐次的に伝送路インパルス応答h(k)
1214を生成し、推定受信信号生成部1215へ供給
する。推定受信信号生成部1215は、LSアルゴリズ
ム処理部1211とLMSアルゴリズム処理部1213
から伝送路インパルス応答hLS(k) 、h(k) をそれぞれ
受け取り、図16に示したアルゴリズム動作区間に応
じ、受け取った伝送路インパルス応答hLS(k) 、h(k)
を図16のtLS1305区間ではhLS(k) を、図16の
tLMS1,tLMS2,tLMS3,tLMS4では、h(k) を、図1
における推定受信信号生成部16におけるトランスバー
サルフィルタの各タップ利得124,125,126,
127,128,129にセットされる。
【0072】また、ヴィタビアルゴリズム処理部120
5から供給された送信信号候補系列{sk }は、推定受
信信号生成部のトランスバーサルフィルタにセットされ
たタップ利得と畳み込み演算され、推定受信信号r k 1
216が生成される。生成された推定受信信号r k 12
16は、誤差信号生成部1217へ供給される。誤差信
号生成部1217では、最尤系列推定器の入力端120
1から入力された受信信号rk 1204と推定受信信号
生成部1215から供給された推定受信信号r k 121
6との誤差信号ek 1218が生成され、LMSアルゴ
リズム処理部1213へ供給され逐次更新時の更新ベク
トルの算出に採用される。
5から供給された送信信号候補系列{sk }は、推定受
信信号生成部のトランスバーサルフィルタにセットされ
たタップ利得と畳み込み演算され、推定受信信号r k 1
216が生成される。生成された推定受信信号r k 12
16は、誤差信号生成部1217へ供給される。誤差信
号生成部1217では、最尤系列推定器の入力端120
1から入力された受信信号rk 1204と推定受信信号
生成部1215から供給された推定受信信号r k 121
6との誤差信号ek 1218が生成され、LMSアルゴ
リズム処理部1213へ供給され逐次更新時の更新ベク
トルの算出に採用される。
【0073】上記した第2実施例の第1及び第2の構成
によれば、受信した信号系列に既知信号系列が付加され
ていなくても、定期的にLSアルゴリズム処理とヴィタ
ビアルゴリズム処理とを行うことで、推定した伝送路イ
ンパルス応答に蓄積された過去からの誤差成分を除去で
きる。その結果、逐次更新型アルゴリズムを用いても最
尤系列推定の誤りを抑圧することができ、最尤系列推定
器の性能向上が図れる。
によれば、受信した信号系列に既知信号系列が付加され
ていなくても、定期的にLSアルゴリズム処理とヴィタ
ビアルゴリズム処理とを行うことで、推定した伝送路イ
ンパルス応答に蓄積された過去からの誤差成分を除去で
きる。その結果、逐次更新型アルゴリズムを用いても最
尤系列推定の誤りを抑圧することができ、最尤系列推定
器の性能向上が図れる。
【0074】また、第2実施例の第1乃至第3の構成に
よれば、受信した信号系列に含まれる歪み成分を効率よ
く取り除くことでできなかった場合、その歪み未除去成
分即ち誤差成分がすぐにパスメトリック値が現れて大き
くなることに注目しているので、推定した伝送路インパ
ルス応答に蓄積された過去からの誤差成分を適宜除去で
きる。その結果、逐次更新型アルゴリズムを用いても最
尤系列推定の誤りを抑圧することができ、最尤系列推定
器の性能向上が図れる。
よれば、受信した信号系列に含まれる歪み成分を効率よ
く取り除くことでできなかった場合、その歪み未除去成
分即ち誤差成分がすぐにパスメトリック値が現れて大き
くなることに注目しているので、推定した伝送路インパ
ルス応答に蓄積された過去からの誤差成分を適宜除去で
きる。その結果、逐次更新型アルゴリズムを用いても最
尤系列推定の誤りを抑圧することができ、最尤系列推定
器の性能向上が図れる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
最尤系列推定器の動作性能を大きく左右する既知信号系
列区間内での伝送路インパルス応答初期値の推定がより
確実になるとともに、演算量の削減が可能となり、従来
のような逐次更新型の適応アルゴリズムが有していた収
束速度問題と演算量の問題とを解決した初期推定機能を
有する適応型最尤系列推定器を提供することができる。
また、送信信号系列に既知信号系列を付加せずとも伝送
路インパルス応答が推定できるようにして伝送効率を従
来より向上させることができる。
最尤系列推定器の動作性能を大きく左右する既知信号系
列区間内での伝送路インパルス応答初期値の推定がより
確実になるとともに、演算量の削減が可能となり、従来
のような逐次更新型の適応アルゴリズムが有していた収
束速度問題と演算量の問題とを解決した初期推定機能を
有する適応型最尤系列推定器を提供することができる。
また、送信信号系列に既知信号系列を付加せずとも伝送
路インパルス応答が推定できるようにして伝送効率を従
来より向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す適応型最尤系列推定
器の機能ブロック図である。
器の機能ブロック図である。
【図2】TDMAスロットフォーマットの図と、伝送路
インパルス応答推定アルゴリズムの動作区間を示した図
である。
インパルス応答推定アルゴリズムの動作区間を示した図
である。
【図3】伝送路インパルス応答推定部内のLSアルゴリ
ズム処理部における機能ブロック図である。
ズム処理部における機能ブロック図である。
【図4】LMSアルゴリズムによる伝送路インパルス応
答推定の結果を示す図である。
答推定の結果を示す図である。
【図5】LSアルゴリズムによる伝送路インパルス応答
推定の結果を示す図である。
推定の結果を示す図である。
【図6】本実施例による方式と従来方式の独立2波レイ
リーフェージング伝送路における符号誤り率特性を示す
図である。
リーフェージング伝送路における符号誤り率特性を示す
図である。
【図7】マルチパス遅延量τと符号間干渉との関係を説
明する図である。
明する図である。
【図8】本発明の第1実施例における適応型最尤系列推
定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパル
ス応答初期推定機能を示したブロック図である。
定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパル
ス応答初期推定機能を示したブロック図である。
【図9】本発明の第1実施例における適応型最尤系列推
定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパル
ス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートであ
る。
定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパル
ス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第1実施例における適応型最尤系列
推定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパ
ルス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートで
ある。
推定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパ
ルス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第1実施例における適応型最尤系列
推定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパ
ルス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートで
ある。
推定器の伝送路インパルス応答推定部での伝送路インパ
ルス応答初期推定手段の一例を示したフローチャートで
ある。
【図12】TDMAフレームフォーマットの一例(北米
仕様)である。
仕様)である。
【図13】QPSK変調を採用した場合の最尤系列推定
器の状態遷移図である。
器の状態遷移図である。
【図14】ディジタル通信用送受信機能を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図15】本発明の第2実施例において既知信号系列が
付加されていない場合のアルゴリズム動作区間を示すタ
イミングチャート図である。
付加されていない場合のアルゴリズム動作区間を示すタ
イミングチャート図である。
【図16】本発明のアルゴリズム自動切り替え機能を付
加した適応型最尤系列推定器のアルゴリズム切り替えタ
イミングチャート図である。
加した適応型最尤系列推定器のアルゴリズム切り替えタ
イミングチャート図である。
【図17】アルゴリズム自動切り替え機能を付加した適
応型最尤系列推定器の各機能を示した機能ブロック図で
ある。
応型最尤系列推定器の各機能を示した機能ブロック図で
ある。
14:ヴィタビアルゴリズム処理部、15:伝送路イン
パルス応答推定部、16:推定受信信号算出部(トラン
スバーサルフィルタ演算部)、17:誤差信号生成部、
34:ヴィタビアルゴリズム処理部、36:SLアルゴ
リズムによる伝送路インパルス応答推定部、37:G
(k) 行列記憶領域アドレス生成部、39:G(k) 行列記
憶領域、115:LSアルゴリズム処理部、116:L
MSアルゴリズム処理部、117:マッピング処理部。
パルス応答推定部、16:推定受信信号算出部(トラン
スバーサルフィルタ演算部)、17:誤差信号生成部、
34:ヴィタビアルゴリズム処理部、36:SLアルゴ
リズムによる伝送路インパルス応答推定部、37:G
(k) 行列記憶領域アドレス生成部、39:G(k) 行列記
憶領域、115:LSアルゴリズム処理部、116:L
MSアルゴリズム処理部、117:マッピング処理部。
Claims (2)
- 【請求項1】 推定された伝送路インパルス応答に基づ
いて受信信号から送信信号系列を推定するヴィタビアル
ゴリズム処理部と、 既知信号系列もしくは前記ヴィタビアルゴリズム処理に
より推定される送信信号系列と、時刻k−1に推定され
た伝送路インパルス応答から時刻kにおける推定受信信
号を算出する推定受信信号算出手段と、 時刻kでの受信信号と時刻kでの前記推定受信信号との
誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、 前記誤差信号を元に適応アルゴリズムを用いて時刻kに
おける伝送路インパルス応答を推定する伝送路インパル
ス応答推定部と、 を具備した適応型最尤系列推定装置において、 前記伝送路インパルス応答推定部は、前記受信信号のう
ち既知信号系列が受信されている区間内では、少なくと
も1回の行列乗算を実行して、逐次的な繰り返し演算無
しに伝送路インパルス応答を推定し、 データ信号系列が受信されている区間内では、伝送路イ
ンパルス応答を逐次的に推定することを特徴とする適応
型最尤系列推定装置。 - 【請求項2】 前記伝送路インパルス応答推定部は、伝
送路インパルス応答推定用トランスバーサルフィルタの
タップ長Lと前記行列演算に用いる時間窓幅Nで決まる
系列長を、前記既知信号系列全て、もしくは前記既知信
号系列の部分系列に割り当て、割り当てた前記既知信号
系列から予め計算して求めておいた行列演算で利用する
L×N行列を記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読み出されたL×N行列と、前記L×
N行列の算出に用いた前記既知信号系列に相当する前記
受信信号系列からなるN元受信信号ベクトルとの行列乗
算を行う乗算手段とを具備し、 その乗算結果として得られるL元ベクトルが前記既知信
号区間内の推定伝送路インパルス応答になるような構成
にしたことを特徴とする請求項1記載の適応型最尤系列
推定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23287893A JP3560991B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 適応型最尤系列推定装置 |
| US08/557,930 US5579344A (en) | 1993-09-20 | 1995-11-14 | Adaptive maximum likelihood sequence estimation apparatus and adaptive maximum likelihood sequence estimation method |
| US08/694,762 US5673294A (en) | 1993-09-20 | 1996-08-09 | Adaptive maximum likelihood sequence estimation apparatus and adaptive maximum likelihood sequence estimation method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23287893A JP3560991B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 適応型最尤系列推定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795107A true JPH0795107A (ja) | 1995-04-07 |
| JP3560991B2 JP3560991B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=16946257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23287893A Expired - Fee Related JP3560991B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 適応型最尤系列推定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5579344A (ja) |
| JP (1) | JP3560991B2 (ja) |
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