JPH0795556A - 顕微鏡遠隔観察システム - Google Patents
顕微鏡遠隔観察システムInfo
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- JPH0795556A JPH0795556A JP23520993A JP23520993A JPH0795556A JP H0795556 A JPH0795556 A JP H0795556A JP 23520993 A JP23520993 A JP 23520993A JP 23520993 A JP23520993 A JP 23520993A JP H0795556 A JPH0795556 A JP H0795556A
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、離れた場所にある顕微鏡を遠隔操作
し、所望する画像を観察しつつ、遠隔操作者が手術中の
担当医と直接的に、音声及び画像による通信可能な顕微
鏡遠隔観察システムを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、遠隔操作者の病理専門医が操作す
る、観察側端末1とパソコン用モニタ2とキーボード3
と受信した画像を表示するTVモニタ4とからなる観察
端末部と、伝送路で接続されて離れた場所にある病理室
に設置される同機能の顕微鏡側端末13とパソコン用モ
ニタ14、キーボード15及びTVモニタ16と、ステ
ージ移動や対物レンズ切替えやフォーカスと絞りが遠隔
制御可能な顕微鏡17とからなる顕微鏡端末部と、担当
医が利用する手術室に配置されるTVモニタ16及び電
話機23と、で構成される顕微鏡遠隔観察システムであ
る。
し、所望する画像を観察しつつ、遠隔操作者が手術中の
担当医と直接的に、音声及び画像による通信可能な顕微
鏡遠隔観察システムを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、遠隔操作者の病理専門医が操作す
る、観察側端末1とパソコン用モニタ2とキーボード3
と受信した画像を表示するTVモニタ4とからなる観察
端末部と、伝送路で接続されて離れた場所にある病理室
に設置される同機能の顕微鏡側端末13とパソコン用モ
ニタ14、キーボード15及びTVモニタ16と、ステ
ージ移動や対物レンズ切替えやフォーカスと絞りが遠隔
制御可能な顕微鏡17とからなる顕微鏡端末部と、担当
医が利用する手術室に配置されるTVモニタ16及び電
話機23と、で構成される顕微鏡遠隔観察システムであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は顕微鏡の画像伝送に係
り、特に手術中の緊急病理診断(術中病理診断)等の医
療分野における遠隔病理診断に利用する顕微鏡遠隔観察
システムに関する。
り、特に手術中の緊急病理診断(術中病理診断)等の医
療分野における遠隔病理診断に利用する顕微鏡遠隔観察
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠隔病理診断(テレパソロジ
ー)とは、離れた場所に設置された顕微鏡を遠隔操作し
て、所望する画像を観察して診察を行う病理診断のこと
である。この技術分野の先駆者であるR.S.Weinber
g 氏の論文に従えば、テレパソロジーシステムは、次の
3つの要素から構成される(参照文献1:Arch Pathol
Lab Med-Voll 111,July 1987 P646-652)。
ー)とは、離れた場所に設置された顕微鏡を遠隔操作し
て、所望する画像を観察して診察を行う病理診断のこと
である。この技術分野の先駆者であるR.S.Weinber
g 氏の論文に従えば、テレパソロジーシステムは、次の
3つの要素から構成される(参照文献1:Arch Pathol
Lab Med-Voll 111,July 1987 P646-652)。
【0003】(1)高解像度のTVカメラを備えた遠隔
操作可能な顕微鏡と、(2)顕微鏡の遠隔操作を行う操
作機能及び高解像度のTVモニタを備え、病理医が扱う
ためのワークステーションと、(3)顕微鏡とワークス
テーションとの間に設けられる情報の伝送路とで構成さ
れる。このシステムの主な利用分野は、手術中の緊急診
断、すなわち術中迅速診断であり、とりわけガンの手術
における術中迅速診断を可能にすることを目的としてい
る。
操作可能な顕微鏡と、(2)顕微鏡の遠隔操作を行う操
作機能及び高解像度のTVモニタを備え、病理医が扱う
ためのワークステーションと、(3)顕微鏡とワークス
テーションとの間に設けられる情報の伝送路とで構成さ
れる。このシステムの主な利用分野は、手術中の緊急診
断、すなわち術中迅速診断であり、とりわけガンの手術
における術中迅速診断を可能にすることを目的としてい
る。
【0004】このガン手術においては、患部を完全に切
除したかどうかを肉眼で判別することは難しく、経験を
積んだ病理医に診断を仰ぐ場合がある。その病理医の診
断によって、まだガン組織が残っているとすればさらに
手術を継続し、切除領域を拡大することになる。
除したかどうかを肉眼で判別することは難しく、経験を
積んだ病理医に診断を仰ぐ場合がある。その病理医の診
断によって、まだガン組織が残っているとすればさらに
手術を継続し、切除領域を拡大することになる。
【0005】しかしながら、こうした診断を下せる病理
専門医が非常に不足しているため、適切な手術を行うた
めに、検体(プレパラート)の顕微鏡画像を病理専門医
に送り、診断してもらおうというのがテレパソロジーの
基本的な発想である。
専門医が非常に不足しているため、適切な手術を行うた
めに、検体(プレパラート)の顕微鏡画像を病理専門医
に送り、診断してもらおうというのがテレパソロジーの
基本的な発想である。
【0006】こうした背景の下、Weinstein 氏の提案に
基づいて現在までにいくつかのテレパソロジーシステム
が考案されている(参照文献2:Zentralbl Pathol 199
2:138:P413-417)。通常、これらは画像を取り込んで送
信するための送信側端末と、画像を受信して観察するた
めの受信側端末、および双方向性の通信回線の3つの構
成要素からなる。また、両端末には画像の保存・再生機
能が付加されている場合が多い。
基づいて現在までにいくつかのテレパソロジーシステム
が考案されている(参照文献2:Zentralbl Pathol 199
2:138:P413-417)。通常、これらは画像を取り込んで送
信するための送信側端末と、画像を受信して観察するた
めの受信側端末、および双方向性の通信回線の3つの構
成要素からなる。また、両端末には画像の保存・再生機
能が付加されている場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述した従来の
システムは、いずれも大学病院の病理医と、遠隔地の病
院の病理室とを通信で結ぶことを念頭に置いて構成され
ている。ところが、一般的に病院の病理室と手術室とは
離れており、また病理室が清潔領域でなく、また手術中
に患者から離れられないことから、執刀を行う外科医
(以下、担当医とする)自身が病理室まで移動し、相手
の大学の病理医と直接、ディスカッションを行うことは
困難であった。
システムは、いずれも大学病院の病理医と、遠隔地の病
院の病理室とを通信で結ぶことを念頭に置いて構成され
ている。ところが、一般的に病院の病理室と手術室とは
離れており、また病理室が清潔領域でなく、また手術中
に患者から離れられないことから、執刀を行う外科医
(以下、担当医とする)自身が病理室まで移動し、相手
の大学の病理医と直接、ディスカッションを行うことは
困難であった。
【0008】従って、病理医と担当医との間の診断結果
の伝達には、何らかの介在する者が必要となり、手術中
にもかかわらず、そのやり取りに時間を要する上に、さ
らには診断内容が不正確に伝えられる危険性を帯びてい
た。
の伝達には、何らかの介在する者が必要となり、手術中
にもかかわらず、そのやり取りに時間を要する上に、さ
らには診断内容が不正確に伝えられる危険性を帯びてい
た。
【0009】そこで本発明は、離れた場所にある顕微鏡
を遠隔操作し、所望する画像を観察しつつ、遠隔操作者
が手術中の担当医と直接的に、音声及び画像による通信
可能な顕微鏡遠隔観察システムを提供することを目的と
する。
を遠隔操作し、所望する画像を観察しつつ、遠隔操作者
が手術中の担当医と直接的に、音声及び画像による通信
可能な顕微鏡遠隔観察システムを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、遠隔操作により顕微鏡から静止画像が得ら
れ、得られた画像の送信側端末と受信側端末双方におい
て、観察に用いた画像が記憶・再生可能であり、且つ記
憶画像から任意の画像を受信側端末で選択・表示する
と、その情報が送信側端末にも伝わり、送信側端末にお
いても同じ画像が再生表示される顕微鏡遠隔観察システ
ム(テレパソロジーシステム)において、前記送信側端
末に設けられる、受信側端末から遠隔操作により切替え
可能な回線スイッチと、前記受信側端末から前記回線ス
イッチを切替え操作することにより、該受信側端末で選
択した画像情報を表示する第3の端末と、前記送信側端
末と受信側端末と第3の端末とを音声で相互通話可能な
音声通話手段とで構成される顕微鏡遠隔観察システムを
提供する。
するために、遠隔操作により顕微鏡から静止画像が得ら
れ、得られた画像の送信側端末と受信側端末双方におい
て、観察に用いた画像が記憶・再生可能であり、且つ記
憶画像から任意の画像を受信側端末で選択・表示する
と、その情報が送信側端末にも伝わり、送信側端末にお
いても同じ画像が再生表示される顕微鏡遠隔観察システ
ム(テレパソロジーシステム)において、前記送信側端
末に設けられる、受信側端末から遠隔操作により切替え
可能な回線スイッチと、前記受信側端末から前記回線ス
イッチを切替え操作することにより、該受信側端末で選
択した画像情報を表示する第3の端末と、前記送信側端
末と受信側端末と第3の端末とを音声で相互通話可能な
音声通話手段とで構成される顕微鏡遠隔観察システムを
提供する。
【0011】
【作用】以上のような構成の顕微鏡遠隔観察システムに
より、離れた病理医の居所に設置された受信側端末か
ら、病理室に設置される顕微鏡が操作され、得られた画
像が手術室内に設置された第3の端末に表示され、画像
と共に電話機により病理医から画像及び音声が手術を行
う担当医に直接伝わる。
より、離れた病理医の居所に設置された受信側端末か
ら、病理室に設置される顕微鏡が操作され、得られた画
像が手術室内に設置された第3の端末に表示され、画像
と共に電話機により病理医から画像及び音声が手術を行
う担当医に直接伝わる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には、本発明による実施例としての顕
微鏡遠隔観察システムの構成例を示し説明する。このシ
ステムは大別して、遠隔操作者例えば、大学の病理専門
医が操作する観察端末部(受信側)と、この観察端末部
と伝送路で接続され、離れた場所にある病院の病理室に
設置される顕微鏡端末部(送信側)と、その病院の手術
室に配置される映像表示端末部とから構成される。
に説明する。図1には、本発明による実施例としての顕
微鏡遠隔観察システムの構成例を示し説明する。このシ
ステムは大別して、遠隔操作者例えば、大学の病理専門
医が操作する観察端末部(受信側)と、この観察端末部
と伝送路で接続され、離れた場所にある病院の病理室に
設置される顕微鏡端末部(送信側)と、その病院の手術
室に配置される映像表示端末部とから構成される。
【0013】前記観察側端末部において、観察側端末1
は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す
る)であり、この中にフレームメモリ機能、画像圧縮伸
長機能、システム制御のためのメニュー操作機能、およ
びINSネット64対応の通信機能を備えている。また
受信した画像を保存するための外部記憶機能も備えてい
る。 観察側端末1には、システム制御のためのメニュ
ーを表示するパソコン用モニタ2と、メニュー操作や文
字入力に用いるキーボード3と、受信した画像を表示す
るためのTVモニタ4が接続されている。なおTVモニ
タ4をパソコン用モニタ2で代用して、受信した画像を
パソコン用モニタ2で表示してもよい。
は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す
る)であり、この中にフレームメモリ機能、画像圧縮伸
長機能、システム制御のためのメニュー操作機能、およ
びINSネット64対応の通信機能を備えている。また
受信した画像を保存するための外部記憶機能も備えてい
る。 観察側端末1には、システム制御のためのメニュ
ーを表示するパソコン用モニタ2と、メニュー操作や文
字入力に用いるキーボード3と、受信した画像を表示す
るためのTVモニタ4が接続されている。なおTVモニ
タ4をパソコン用モニタ2で代用して、受信した画像を
パソコン用モニタ2で表示してもよい。
【0014】また前記観察側端末1には、INSネット
64のDSU(デジタル・サービス・ユニット)5が接
続され、これにターミナルアダプタ6を設けて、電話機
7により手術室の担当医と音声によるコミュニケーショ
ンがとれるようになっている。 そして、前記DSU5
から伝送路8を経て、INSネット64のDSU9に接
続される。さらにDSU9を介して、観察側端末1と同
等機能である顕微鏡側端末13のパソコンに接続され
る。但し、この顕微鏡側端末13には後述する顕微鏡の
制御機能及び、ビデオスイッチ制御機能も追加されてい
る。
64のDSU(デジタル・サービス・ユニット)5が接
続され、これにターミナルアダプタ6を設けて、電話機
7により手術室の担当医と音声によるコミュニケーショ
ンがとれるようになっている。 そして、前記DSU5
から伝送路8を経て、INSネット64のDSU9に接
続される。さらにDSU9を介して、観察側端末1と同
等機能である顕微鏡側端末13のパソコンに接続され
る。但し、この顕微鏡側端末13には後述する顕微鏡の
制御機能及び、ビデオスイッチ制御機能も追加されてい
る。
【0015】この顕微鏡側端末13には、パソコン用モ
ニタ14、キーボード15、TVモニタ16が設けられ
ている。これらの部材の機能は、観察側端末部に設けら
れた部材と同じ機能を有している。
ニタ14、キーボード15、TVモニタ16が設けられ
ている。これらの部材の機能は、観察側端末部に設けら
れた部材と同じ機能を有している。
【0016】さらに顕微鏡側端末13には、ステージの
移動や対物レンズの切り替えがパソコン制御可能で且
つ、フォーカスと絞りがオート制御可能な顕微鏡17が
図示しないインターフェースを介して接続される。この
インターフェースは、顕微鏡17内にもしくは顕微鏡側
端末1内に内蔵されており、例えば、RS−232C、
GP−IB、パラレル、シリアル、SCSI等からな
る。
移動や対物レンズの切り替えがパソコン制御可能で且
つ、フォーカスと絞りがオート制御可能な顕微鏡17が
図示しないインターフェースを介して接続される。この
インターフェースは、顕微鏡17内にもしくは顕微鏡側
端末1内に内蔵されており、例えば、RS−232C、
GP−IB、パラレル、シリアル、SCSI等からな
る。
【0017】前記顕微鏡17の上部には、高精細のテレ
ビカメラ(NTSC、HDTVなど)18が設けられて
おり、得られた映像のビデオ信号はCCU(カメラ・コ
ントロール・ユニット)19を介して、顕微鏡側端末1
3内のフレームメモリ機能にデジタル化されて取り込ま
れる。そして画像圧縮伸長機能によって必要な画像圧縮
が施され、外部記憶装置に保存されるとともに、通信機
能によって伝送路8を経て観察端末部の観察側端末1に
送出される。
ビカメラ(NTSC、HDTVなど)18が設けられて
おり、得られた映像のビデオ信号はCCU(カメラ・コ
ントロール・ユニット)19を介して、顕微鏡側端末1
3内のフレームメモリ機能にデジタル化されて取り込ま
れる。そして画像圧縮伸長機能によって必要な画像圧縮
が施され、外部記憶装置に保存されるとともに、通信機
能によって伝送路8を経て観察端末部の観察側端末1に
送出される。
【0018】また前記DSU9には、ターミナルアダプ
タ10及び電話交換機12を介して電話機11が接続さ
れる。そして前記手術室には、顕微鏡側端末13のTV
モニタ16のビデオ出力端子からビデオケーブル25を
延ばし、途中、ビデオスイッチ22を介してTVモニタ
24に病理専門医が操作したビデオ信号が送られるよう
になっている。また、手術室の担当医と病理室の作業
者、大学の病理医との3者で同時に会話ができるよう
に、顕微鏡側端末13に3者通話の可能な電話交換機1
2介して、電話線を敷設して手術室内に設けられる電話
機23とつないでいる。
タ10及び電話交換機12を介して電話機11が接続さ
れる。そして前記手術室には、顕微鏡側端末13のTV
モニタ16のビデオ出力端子からビデオケーブル25を
延ばし、途中、ビデオスイッチ22を介してTVモニタ
24に病理専門医が操作したビデオ信号が送られるよう
になっている。また、手術室の担当医と病理室の作業
者、大学の病理医との3者で同時に会話ができるよう
に、顕微鏡側端末13に3者通話の可能な電話交換機1
2介して、電話線を敷設して手術室内に設けられる電話
機23とつないでいる。
【0019】また観察側端末1と顕微鏡側端末13はN
ISネット64の伝送路8で接続されているが、これは
アナログ公衆回線やNISネット1500で代用しても
構わない。アナログ公衆回線を用いる場合には、DSU
5、9は不要となり、代わりにモデムを使うことにな
る。
ISネット64の伝送路8で接続されているが、これは
アナログ公衆回線やNISネット1500で代用しても
構わない。アナログ公衆回線を用いる場合には、DSU
5、9は不要となり、代わりにモデムを使うことにな
る。
【0020】図2,図3のフローチャートを参照して、
このように構成された顕微鏡遠隔観察システムの動作に
ついて説明する。まず、手術室で手術が開始され(ステ
ップS1)、患部の検体が切除されると(ステップS
2)、それは人手によって病理室に運搬され、病理室で
受付られる(ステップS3)。そして検査技師が検体の
標本(プレパラート)を作成し(ステップS4)、大学
の病理医の研究室を呼び出して遠隔観察を行う(ステッ
プS5,S6)。ここまでは従来のシステムと同様であ
る。従来のシステムでは、病理医が検査技術(または病
理室で顕微鏡側端末を操作している作業者)に対し、電
話で診断結果を知らせ、それが内線電話、あるいは直接
手術室の外科医に知らされる。また、大学の研究室から
細かい診断所見をFAXで病院側に送る場合もあった。
このように構成された顕微鏡遠隔観察システムの動作に
ついて説明する。まず、手術室で手術が開始され(ステ
ップS1)、患部の検体が切除されると(ステップS
2)、それは人手によって病理室に運搬され、病理室で
受付られる(ステップS3)。そして検査技師が検体の
標本(プレパラート)を作成し(ステップS4)、大学
の病理医の研究室を呼び出して遠隔観察を行う(ステッ
プS5,S6)。ここまでは従来のシステムと同様であ
る。従来のシステムでは、病理医が検査技術(または病
理室で顕微鏡側端末を操作している作業者)に対し、電
話で診断結果を知らせ、それが内線電話、あるいは直接
手術室の外科医に知らされる。また、大学の研究室から
細かい診断所見をFAXで病院側に送る場合もあった。
【0021】そして本実施例においては、病理医の遠隔
観察が終わった時点で、病理室から手術室の電話を呼び
出し(ステップS7)、手術室の担当医や病理室の作業
者等が応答する(ステップS8)。本実施例では、3者
通話が可能な電話交換機を介させているため、手術室、
病理室及び大学の研究室の各者間での会話が可能にな
る。
観察が終わった時点で、病理室から手術室の電話を呼び
出し(ステップS7)、手術室の担当医や病理室の作業
者等が応答する(ステップS8)。本実施例では、3者
通話が可能な電話交換機を介させているため、手術室、
病理室及び大学の研究室の各者間での会話が可能にな
る。
【0022】次に、病理室の顕微鏡側端末13を操作す
る作業者が、ビデオスイッチを入れ(ステップS9)、
手術室のTVモニタ24に病理医により遠隔観察してい
る映像を表示させる(ステップS10)。本実施例で
は、TVモニタ4,16,24には、同時に同じ静止画
像が表示されることを前提としており、これによって3
つの端末に同時に同じ画像が表示されることになる。
る作業者が、ビデオスイッチを入れ(ステップS9)、
手術室のTVモニタ24に病理医により遠隔観察してい
る映像を表示させる(ステップS10)。本実施例で
は、TVモニタ4,16,24には、同時に同じ静止画
像が表示されることを前提としており、これによって3
つの端末に同時に同じ画像が表示されることになる。
【0023】そして、病理医により観察側端末1で画像
の切り替えが行われると(ステップS11)、その情報
が伝送路8を通じて顕微鏡側端末13に伝わり、TVモ
ニタ16に表示される画像も切り替わり(ステップS1
2)、それと同時に手術室のTVモニタ25の画像も切
り替わる(ステップS13)。
の切り替えが行われると(ステップS11)、その情報
が伝送路8を通じて顕微鏡側端末13に伝わり、TVモ
ニタ16に表示される画像も切り替わり(ステップS1
2)、それと同時に手術室のTVモニタ25の画像も切
り替わる(ステップS13)。
【0024】以上のようにして、手術室の担当医、病理
室の作業者(検査技師等)及び、大学の病理医の3者
が、まったく同じ画像を観ながらディスカッションを進
めることができる。
室の作業者(検査技師等)及び、大学の病理医の3者
が、まったく同じ画像を観ながらディスカッションを進
めることができる。
【0025】本実施例では、さらに各画像にグリッド
(格子)を表示できるようにした(ステップS14〜S
16)。これは、図4に示すように静止画像上に格子を
スーパーインポーズさせるもので、これにより、注目位
置を的確に相手に伝えることができ、さらに詳細なディ
スカッションが容易にできる。すなわち、病理医がディ
スカッションの際に、画像像の特定の位置に注目したと
き、例えば「Aの3」、「Cの2」などと文字で位置を
示すことができる(ステップS17〜S19)。
(格子)を表示できるようにした(ステップS14〜S
16)。これは、図4に示すように静止画像上に格子を
スーパーインポーズさせるもので、これにより、注目位
置を的確に相手に伝えることができ、さらに詳細なディ
スカッションが容易にできる。すなわち、病理医がディ
スカッションの際に、画像像の特定の位置に注目したと
き、例えば「Aの3」、「Cの2」などと文字で位置を
示すことができる(ステップS17〜S19)。
【0026】これは、診断結果をより正確に伝達するた
めに図5に示すように、観察側端末1で文字情報をキー
ボード入力すると、それがTVモニタ4の画像上にスー
パーインポーズされ表示される。この文字情報は、伝送
路8によって顕微鏡側端末13にも伝わり、顕微鏡側端
末13のTVモニタ16及び手術室のTVモニタ24上
にも同様に表示される。これによって、病理医が行った
診断の微妙なニュアンスなども手術室の担当医に正確に
伝わる。
めに図5に示すように、観察側端末1で文字情報をキー
ボード入力すると、それがTVモニタ4の画像上にスー
パーインポーズされ表示される。この文字情報は、伝送
路8によって顕微鏡側端末13にも伝わり、顕微鏡側端
末13のTVモニタ16及び手術室のTVモニタ24上
にも同様に表示される。これによって、病理医が行った
診断の微妙なニュアンスなども手術室の担当医に正確に
伝わる。
【0027】以上の操作により診断結果が出なかった場
合には、ステップS11に戻り新たな画像に切り替え、
前述した操作を繰り返し行なう(ステップS20)。そ
して診断結果が出された場合には、終了処理を行う(ス
テップS22,S23)。
合には、ステップS11に戻り新たな画像に切り替え、
前述した操作を繰り返し行なう(ステップS20)。そ
して診断結果が出された場合には、終了処理を行う(ス
テップS22,S23)。
【0028】以上説明したように、本実施例の顕微鏡遠
隔観察システムにより、遠隔病理診断における診断結果
が、病理医から手術室の担当医に直接伝わるようになっ
た。また、遠隔値間の病理医と担当医が、同じ顕微鏡画
像を観察しながらディスカッションを進めることが可能
になった。また本発明は、前述した実施例に限定される
ものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形や応用が可能であることは勿論である。
隔観察システムにより、遠隔病理診断における診断結果
が、病理医から手術室の担当医に直接伝わるようになっ
た。また、遠隔値間の病理医と担当医が、同じ顕微鏡画
像を観察しながらディスカッションを進めることが可能
になった。また本発明は、前述した実施例に限定される
ものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、離
れた場所にある顕微鏡を遠隔操作し、所望する画像を観
察しつつ、遠隔操作者が手術中の担当医と直接的に、音
声及び画像による通信可能な顕微鏡遠隔観察システムを
提供することができる。
れた場所にある顕微鏡を遠隔操作し、所望する画像を観
察しつつ、遠隔操作者が手術中の担当医と直接的に、音
声及び画像による通信可能な顕微鏡遠隔観察システムを
提供することができる。
【図1】本発明による実施例としての顕微鏡遠隔観察シ
ステムの構成例を示す図である。
ステムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示した顕微鏡遠隔観察システムの動作に
ついて説明するためのフローチャートの前半部である。
ついて説明するためのフローチャートの前半部である。
【図3】図1に示した顕微鏡遠隔観察システムの動作に
ついて説明するためのフローチャートの後半部である。
ついて説明するためのフローチャートの後半部である。
【図4】TVモニタが表示する画像上に格子をスーパー
インポーズ表示した例である。
インポーズ表示した例である。
【図5】TVモニタが表示する画像上に文字をスーパー
インポーズ表示した例である。
インポーズ表示した例である。
1…観察側端末、2,14…パソコン用モニタ、3,1
5…キーボード、4,16,24…TVモニタ、5,9
…DSU(デジタル・サービス・ユニット)、6…ター
ミナルアダプタ、7,11,23…電話機、8…伝送
路、10…ターミナルアダプタ、12…電話交換機、1
3…顕微鏡側端末、17…顕微鏡、18…テレビカメ
ラ、19…CCU(カメラ・コントロール・ユニッ
ト)、22…ビデオスイッチ、25…ビデオケーブル。
5…キーボード、4,16,24…TVモニタ、5,9
…DSU(デジタル・サービス・ユニット)、6…ター
ミナルアダプタ、7,11,23…電話機、8…伝送
路、10…ターミナルアダプタ、12…電話交換機、1
3…顕微鏡側端末、17…顕微鏡、18…テレビカメ
ラ、19…CCU(カメラ・コントロール・ユニッ
ト)、22…ビデオスイッチ、25…ビデオケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】 遠隔操作により顕微鏡から静止画像が得
られ、得られた画像の送信側端末と受信側端末双方にお
いて、観察に用いた画像が記憶・再生可能であり、且つ
記憶画像から任意の画像を受信側端末で選択・表示する
と、その情報が送信側端末にも伝わり、送信側端末にお
いても同じ画像が再生表示される顕微鏡遠隔観察システ
ム(テレパソロジーシステム)において、 前記送信側端末に設けられる、受信側端末から遠隔操作
により切替え可能な回線スイッチと、 前記受信側端末から前記回線スイッチを切替え操作する
ことにより、該受信側端末で選択した画像情報を表示す
る第3の端末と、 前記送信側端末と受信側端末と第3の端末とを音声で相
互通話可能な音声通話手段と、 を具備したことを特徴とする顕微鏡遠隔観察システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23520993A JPH0795556A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 顕微鏡遠隔観察システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23520993A JPH0795556A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 顕微鏡遠隔観察システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795556A true JPH0795556A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16982701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23520993A Pending JPH0795556A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 顕微鏡遠隔観察システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795556A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6599241B1 (en) | 1999-05-11 | 2003-07-29 | Remote Diagnostic Technologies Limited | Diagnostic system and apparatus |
| DE102014103044A1 (de) | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Carl Zeiss Meditec Ag | Chirurgisches Assistenzsystem |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP23520993A patent/JPH0795556A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6599241B1 (en) | 1999-05-11 | 2003-07-29 | Remote Diagnostic Technologies Limited | Diagnostic system and apparatus |
| DE102014103044A1 (de) | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Carl Zeiss Meditec Ag | Chirurgisches Assistenzsystem |
| US10582856B2 (en) | 2014-03-07 | 2020-03-10 | Carl Zeiss Meditec Ag | Surgical assistance system |
| DE102014103044B4 (de) | 2014-03-07 | 2026-03-12 | Carl Zeiss Meditec Ag | Chirurgisches Assistenzsystem |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030520 |