JPH0795652B2 - ホーンアンテナ - Google Patents

ホーンアンテナ

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JPH0795652B2
JPH0795652B2 JP9249789A JP9249789A JPH0795652B2 JP H0795652 B2 JPH0795652 B2 JP H0795652B2 JP 9249789 A JP9249789 A JP 9249789A JP 9249789 A JP9249789 A JP 9249789A JP H0795652 B2 JPH0795652 B2 JP H0795652B2
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horn antenna
antenna
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章 高橋
廣平 本郷
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Kokusai Denki Electric Inc
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロ波帯パラボラアンテナなどに使用さ
れるホーンアンテナに関する。
[従来の技術] マイクロ波帯パラボラアンテナなどの一次放射器として
ホーンアンテナが広く一般に用いられる。円錐形ホーン
アンテナは円形導波管の基本モードであるTE11モード波
等で励振される。この場合、E面のビーム幅がH面のビ
ーム幅よりも狭く、かつ、E面のサイドローブよりも高
くなる。また、45°面内の交差偏波レベルも高く、円偏
波の場合には正面方向からずれると楕円偏波率が高くな
ってしまう。
このような不都合な点を解決するために、複モードホー
ンアンテナや、例えばコルゲートホーンアンテナなどの
ハイブリッドモードホーンアンテナが用いられていた。
[発明が解決しようとする課題] しかして、従来の複モードホーンアンテナは円形導波管
の基本モードであるTE11モード波と高次モードの一つで
あるTM11モード波とをその開口面で同相となるように合
成するもので、円形導波管内にステップ状の不連続部を
設けたものや、ホーン内壁に誘電体スリーブを装荷する
もの、複数のフレアを用いたもの、アイリスとフレアと
を用いたもの等、多くの種類のものが提案されている
が、いずれも加工する手間を要し、安定性に欠けるなど
の問題があった。
一方、コルゲートホーンアンテナは円形導波管内壁に櫛
の歯状の薄いフィンを設け、ハイブリッドモードの一つ
であるEH11モード波を伝搬させるもので、コルゲート導
波管内の歯の高さが約λ/4(λ=波長)となるときに軸
対称ビームと交差偏波特性が良好となるが、アンテナ構
造が複雑となり、コストの高いものとなってしまう。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、構
造を充分簡単なものとしながら、アンテナ特性の良好な
ホーンアンテナを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] EH11モード波の開口面電解分布は半径方向にほぼガウス
分布になると共に、周回方向に変化のない軸対称の形と
なる。すなわち、コルゲートホーンでは内径でのEθ,H
θの分布が対称となっている。誘電体被膜を装荷した導
波管では導波管の内壁(r=b)で電界の接線成分
θ,EZは0であるが、Hθ,HZは存在している。
第5図は通常のホーンアンテナの特性を示すもので、導
波管内壁になんら特殊処理を施さない「r=b」の状態
の通常のホーンアンテナでは、図示の如く「Y/b=1.0」
で「Eθ=0」となり、Hθと対称とはならない。そこ
で、コルゲートホーンのようにEθ,Hθの分布を対称と
するためには、EθをHθと同レベルまで引上げるか、
あるいはHθをEθと同レベルまで引下げることが考え
られる。
第6図は導波管管壁で発生する電界Eθの概念を示すも
のである。同図に示すように導波管の管壁にHZが存在す
ると電流密度Jが発生し、周方向に流れる。管壁が完全
導体(R=0)であれば「Eθ=0」であるが、管壁に
抵抗膜を形成するとそこに電位差を生じ、周方向に電界
θを誘起させることとなる。
本発明はこの点を利用し、導体にて構成されたアンテナ
内壁に抵抗体膜を介在して誘電体膜を形成し、導波管管
壁に電界Eθを誘起させてEθとHθの分布を対称とす
るようにしたものである。
[作用] 上記のようにすれば、複雑な構造とすることなく軸対称
ビームと良好な交差偏波特性を有するホーンアンテナを
得ることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は一実施例の構造を示すものであり、第1図
(A)が軸方向の断面を、第1図(B)が同図(A)の
I−I線に沿った開口断面を示す。図中、11は導体で構
成された円錐形ホーンアンテナ、12は円錐形ホーンアン
テナ11の内壁全面に装着される抵抗体膜、13は抵抗体膜
12を介在してやはり円錐形ホーンアンテナ11の内壁全面
に装着される誘電体膜である。
このような構造とすることにより、円錐形ホーンアンテ
ナ11の管壁上での電界の接線成分Eθ,EZは0である
が、Hθ,HZは存在するようになる。このHZが存在する
と円錐形ホーンアンテナ11の開口部に周方向に電流が流
れる。このとき、円錐形ホーンアンテナ11には上記した
如く抵抗体膜12が設けられているため、電位差を生じ、
周方向の電界Eθを誘起する。したがって、抵抗体膜12
の膜厚を適宜選択し、その抵抗値を設定することによ
り、「Eθ≒Hθ」とすることができる。これにより、
導波管内のTEモードとTMモードとは振幅が同じで対称と
なり、E面及びH面のビーム幅を等しくし、円偏波発生
器を付加することにより交差偏波特性を著しく向上させ
ることができる。
また、誘電体膜13はその厚さを変えることにより表面イ
ンピーダンスを変化させ、HZの大きさを制御することが
できるものである。
第2図は上記一実施例の指向特性を示すものである。周
波数12GHz、円錐形ホーンアンテナ11の開口部内径75m
m、抵抗体膜12はフェライト系で膜厚1mm、誘電体膜13は
ポリエチレンで膜厚3mmとし、Z方向を正面、指向性角
度0°とする。相対電界強度を測定したところ、同図に
示すようにE面とH面の指向性はほとんど対称の形とな
る。これは、抵抗体膜12、誘電体膜13を装着しない円錐
形ホーンアンテナ11のみの場合と比較して、±50°内の
範囲で数dBの改善がはかられたことになる。
続く第3図は他の実施例の構造を示すものであり、第3
図(A)が軸方向の断面を、第3図(B)が同図(A)
のIII−III線に沿った開口断面を示す。図中、21は導体
で構成された角錐形ホーンアンテナ、22は角錐形ホーン
アンテナ21の内壁の相対する一対の対面に装着される抵
抗体膜、23は抵抗体膜22を介在してやはり角錐形ホーン
アンテナ21の内壁の相対する一対の対面に装着される誘
電体膜である。
このような構造とすることにより、角錐形ホーンアンテ
ナ21の管壁上での電界の接線成分EX,EZは0であるが、
EX,EZは存在するようになる。このHZが存在すると角錐
形ホーンアンテナ21の開口部に周方向に電流が流れる。
このとき、角錐形ホーンアンテナ21には上記した如く抵
抗体膜22が設けられているため、電位差を生じ、周方向
の電界EXを誘起する。したがって、抵抗体膜22の膜厚を
適宜選択し、その抵抗値を設定することにより、「EX
HX」とすることができる。これにより、導波管内のTEモ
ードとTMモードとは振幅が同じで対称となり、E面及び
H面のビーム幅を等しくする。したがって、第3図
(A)の右側より円偏波発生器により、EX=HXの電界を
発生させることにより、ホーンアンテナは円偏波で励振
され、交差偏波特性の良好な電波を放射することができ
る。
尚、ここではホーンアンテナとして角錐形ホーンアンテ
ナ21を用いたが、扇型ホーンアンテナでもその効果は全
く同様であるので、その説明は省略する。
次の第4図もやはり他の実施例の構造を示すものであ
り、第4図(A)が軸方向の断面を、第4図(B)が同
図(A)のIV−IV線に沿った開口断面を示す。図中、31
は導体で構成された円錐形ホーンアンテナ、32は円錐形
ホーンアンテナ31の内壁に相対するように装着された一
対の抵抗体膜、33は抵抗体膜32を介在してやはり円錐形
ホーンアンテナ31の内壁に相対するように装着された一
対の誘電体膜である。
このような構造とすることにより、円錐形ホーンアンテ
ナ31の管壁上での電界の接線成分EX,EZは0であるが、
HX,HZは存在するようになる。このHZが存在すると円錐
形ホーンアンテナ31の開口部に周方向に電流が流れる。
このとき、円錐形ホーンアンテナ31には上記した如く抵
抗体膜32が設けられているため、電位差を生じ、周方向
の電界EXを誘起する。したがって、抵抗体膜32の膜厚を
適宜選択し、その抵抗値を設定して、例えばTE11モード
で給電することにより、「EX≒HX」とすることができ
る。
このホーンアンテナにコルゲートホーンアンテナなどの
他のアンテナを接続し、対称なモードの発生器として使
用することも考えられる。
[発明の効果] 以上詳記した如く本発明によれば、導体にて構成された
アンテナ内壁に抵抗体膜を介在して誘電体膜を形成した
ので、構造を充分簡単なものとしながら、広い周波数帯
域にわたって軸対称のビームと良好な交差偏波特性を有
し、衛星通信や衛星放送に用いられる直線偏波または円
偏波の二つの直交する偏波を用いた周波数再利用技術と
して大きい効果を得ることが可能なホーンアンテナを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例の構造を示す断面図、
第1図(B)は同図(A)のI−I線に沿った開口断面
図、第2図は第1頭のホーンアンテナの指向性特性図、
第3図(A)は本発明の他の実施例の構造を示す断面
図、第3図(B)は同図(A)のIII−III線に沿った開
口断面図、第4図(A)は本発明の他の実施例の構造を
示す断面図、第4図(B)は同図(A)のIV−IV線に沿
った開口断面図、第5図及び第6図は本発明の概念を示
すための図である。 11,31…円錐形ホーンアンテナ、12,22,32…抵抗体膜、1
3,23,33…誘電体膜、21…角錐形ホーンアンテナ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体にて構成されたホーン形アンテナ内壁
    に抵抗体膜を介在して誘電体膜を形成し、電界の接線成
    分(Eθ)と磁界の接線成分(Hθ)が略等しくなるよ
    うに、前記抵抗体膜の抵抗値及び寸法、並びに前記誘電
    体膜の誘電率及び寸法を定めたことを特徴とするホーン
    アンテナ。
  2. 【請求項2】前記ホーンアンテナは円錐形ホーンアンテ
    ナからなり、前記抵抗体膜を介在した誘電体膜はアンテ
    ナ内壁全面に形成されたことを特徴とする請求項(1)
    記載のホーンアンテナ。
  3. 【請求項3】前記ホーンアンテナは四角錐形ホーンアン
    テナからなり、前記抵抗体膜を介在した誘電体膜はアン
    テナ内壁の相対する面に形成されたことを特徴とする請
    求項(1)記載のホーンアンテナ。
  4. 【請求項4】前記ホーンアンテナは円錐形ホーンアンテ
    ナからなり、前記抵抗体膜を介在した誘電体膜はアンテ
    ナ内壁の相対する面に形成されたことを特徴とする請求
    項(1)記載のホーンアンテナ。
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