JPH0796107A - 船舶における冷却水の濾過装置 - Google Patents

船舶における冷却水の濾過装置

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JPH0796107A
JPH0796107A JP5244103A JP24410393A JPH0796107A JP H0796107 A JPH0796107 A JP H0796107A JP 5244103 A JP5244103 A JP 5244103A JP 24410393 A JP24410393 A JP 24410393A JP H0796107 A JPH0796107 A JP H0796107A
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JP
Japan
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cooling water
opening
filtering device
filter
ship
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244103A
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English (en)
Inventor
Motomu Sotodani
求 外谷
Masami Hikino
正己 引野
Takeshi Kato
剛 加藤
Toshiaki Makihata
敏秋 巻幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体抵抗が非常に少ない冷却水の濾過装置を
提供する。 【構成】 一端側に冷却水の供給口12が、他端側に冷却
水の排出口13が形成された筒状部本体11を設け、この内
部に流れに沿う方向で仕切壁14を配置して、左右の冷却
水用通路15を形成し、仕切壁14の両端部において、各冷
却水用通路15の端部に形成された開口部16,17 を開閉す
る開閉板18,19 を揺動自在に設け、これら各開閉板18,1
9 を、左右いずれかの方向に一緒に揺動させて、一方の
冷却水用通路15を使用状態にするとともに他方の冷却水
用通路15を閉鎖状態となるように構成し、かつ各冷却水
用通路15に配置されるフィルタ部材35を挿脱自在に設け
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶における機関用冷
却水の濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、船舶用の機関用(主機用、補機用
など)用の冷却水は、船底部に設けられたシーチェス
ト、スクープなどの吸水部から、ポンプを介して吸い上
げられた海水が利用されている。この吸い上げられた海
水は機関周りに供給されて、機関の冷却が行われてい
る。
【0003】なお、シーチェストおよびスクープは、船
舶の種類によって使い分けられ、例えば、低速船におい
てはシーチェストが、また高速船においてはスクープが
使用されている。
【0004】そして、図5に示すように、吸水部51か
ら、機関52までの給水配管53途中には、ポンプ5
4、濾過装置55、切換用バルブ56などが配置されて
おり、またこの濾過装置55は、フィルタを交換するた
めに、それぞれ円筒状のフィルタ57が挿入された鉛直
方向の濾過筒58が一対設けられるとともに、これら各
濾過筒58への配管水平部53a途中に、それぞれ上記
切換用バルブ56が介装されていた。
【0005】この濾過筒55に供給された冷却水(海
水)は、フィルタ57と濾過筒58内壁面との間の環状
空間室61内に供給された後、その内部を上昇しながら
フィルタ57を通過し、そしてフィルタ57を通過して
濾過された冷却水は、フィルタ57の内部を経て、濾過
筒58底壁部から取り出された後、機関52側に供給さ
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の濾過
装置の構成によると、各濾過筒58は鉛直方向で配置さ
れるとともに、この濾過筒58内部での冷却水の流れは
上昇および下降であり、また各濾過筒58への配管に
は、曲がり部が多く(特に、直角部が多い)、しかもそ
の途中に介装された切換用バルブ56も四方切換バルブ
が使用されており、したがって冷却水の配管抵抗および
バルブで発生する抵抗が非常に大きいという問題があ
り、さらに上記濾過筒58は鉛直方向で設けられてお
り、その内部での冷却水の流れも上昇から下降へと転じ
られるため、より抵抗が発生し、全体として、濾過装置
で発生する流体の抵抗損失が大きいという問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解消し得る船
舶における冷却水用濾過装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、船底部に設けられた吸水部
から吸い込まれた冷却水を機関に供給するための冷却水
配管途中に設けられる濾過装置であって、一端側に冷却
水の供給口が形成されるとともに、他端側に冷却水の排
出口が形成された筒状体を設け、この筒状体の内部に、
その両端部に沿う方向で仕切壁を配置して、左右の冷却
水用通路を形成し、上記仕切壁の各端部において、左右
の各冷却水用通路にそれぞれ連通する開口部を形成し、
上記各端部における左右の開口部を開閉する開閉板を揺
動自在に設け、これら各端部における開閉板を、左右い
ずれかの方向に一緒に揺動させて、一方の冷却水用通路
を使用状態にするとともに他方の冷却水用通路を閉鎖状
態となるように構成し、かつ上記各冷却水用通路に配置
されるフィルタ部材を挿脱自在に設けた船舶における冷
却水用濾過装置である。
【0009】また、上記課題を解決するため、本発明の
第2の手段は、上記第1の手段における筒状体の、各端
部側における隅部を曲面となるように構成した船舶にお
ける冷却水の濾過装置である。
【0010】
【作用】上記の構成によると、筒状体の内部に仕切壁を
配置して、それぞれフィルタ部材が挿入される左右の冷
却水用通路を設けるとともに、この筒状体の両端部に、
冷却水の供給口および排出口を形成したので、フィルタ
部材を流れる冷却水は、ほぼ真っすぐに流れ、このた
め、例えば冷却水の流れが上向きから下向きに180°
変化するようなものとは異なり、流体抵抗が減少する。
【0011】また、冷却水用通路の切換へは、筒状体の
各端部に揺動自在に設けられた開閉板により行うように
したので、例えば四方切換弁を使用した場合とは異な
り、流体抵抗が減少する。
【0012】さらに、筒状体の各端部側における隅部が
曲面に構成されているので、冷却水の筒状体への流入が
スムースになり、やはり流体抵抗が減少する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1〜図3において、1は船底部に設けられた吸
水部(シーチェスト、スクープなど)から吸い込まれた
冷却水を機関(主機または補機)に供給するための冷却
水配管2途中に設けられた濾過装置である。
【0014】この濾過装置1には、一端側に冷却水の供
給口12が形成されるとともに、他端側に冷却水の排出
口13が形成された平面視が長円形状で所定高さの筒状
部本体(筒状体)11が設けられるとともに、この筒状
部本体体11の内部には、その両端部に亘って、すなわ
ち前後方向(中心線a方向)で仕切壁14が配置され
て、左右の冷却水用通路15が形成されている。
【0015】そして、上記筒状部本体11内の両端部側
には、左右の各冷却水用通路15にそれぞれ連通する開
口部16,17が形成されるとともに、各端部における
左右の開口部16,17を選択的に開閉する開閉板1
8,19が揺動自在に配置されている。
【0016】上記各開口部16,17の形状は矩形状に
されており、したがってこの開閉板18,19の形状に
ついても矩形状とされ、勿論、開口部16,17の面積
よりも大きい形状にされている。
【0017】また、この開閉板18,19の基端側には
軸部20が形成されるとともに、この軸部20が仕切壁
14の端部に形成された筒部21内に回動自在に嵌入さ
れている。なお、上記軸部20の上端部は、筒状部本体
11の上板部11aから所定高さだけ突出するように設
けられており、また各開口部16,17の上下部には、
開閉板18,19の揺動角を規制するためのストッパー
板22が設けられている。
【0018】そして、上記筒状部本体11の上面には、
上記前後における両開閉板18,19を、左右いずれか
の方向に一緒に揺動させて、一方の冷却水用通路15を
使用状態にするとともに他方の冷却水用通路15を閉鎖
状態となるようにするための開閉具31が設けられてい
る。
【0019】すなわち、この開閉具31は、各開閉板1
8,19の基端部に設けられた軸部20の突出部に、そ
れぞれ一端部が固定された一対の駆動レバー32と、こ
の一方の駆動レバー32の他端部に固定されるとともに
他方の駆動レバー32の他端部に形成された長穴33に
摺動自在に挿入される連結用ピン34とから構成されて
いる。
【0020】したがって、上記連結用ピン34を、図2
の実線および仮想線で示すように、左右方向bに移動さ
せれば、各開閉板18,19は、図1の実線および仮想
線で示すように揺動して、使用可能な冷却水用通路15
が切り換えられる。
【0021】また、上記筒状部本体11の各冷却水用通
路15内には、フィルタ部材35がガイド体36を介し
て配置されるとともに、各フィルタ部材35はそれぞれ
筒状部本体11の上板部11aに形成された取出口37
から挿脱自在にされている。勿論、筒状部本体11の上
板部11aに形成された取出口37には、蓋板38が設
けられている。
【0022】上記フィルタ部材35は、上記ガイド体3
6に支持される三角柱形状の枠体38と、この枠体38
の冷却水用通路15の上流側の2面に(V字形状に)取
り付けられたフィルタ(例えば、金網などからなる)3
9とから構成されている。
【0023】なお、上記筒状部本体11の断面積は、フ
ィルタ39での摩擦抵抗を減少させるために、供給口1
2の断面積、すなわち冷却水配管2の管径よりも大きく
(例えば、5〜10倍程度)され、冷却水配管2内の流
速よりも、筒状部本体11内での流速よりも遅く(1/
5〜1/10倍程度)なるようにされている。また、上
述したように、筒状部本体11の平面視形状は長円形状
にされており、したがって供給口12および排出口13
部での隅部11bの形状は、円弧状の曲面にされてお
り、筒状部本体11への流入および流出時に生じる形状
による抵抗が少なくなるように考慮されている。
【0024】さらに、図1に示したように、供給口12
および排出口13は、冷却水配管2の配管方向に沿って
形成されており、やはり、冷却水の流入および流出時に
生じる流体抵抗が減るようにされている。
【0025】上記の構成において、吸水部から吸い込ま
れた冷却水(海水)を機関に供給する場合、図1に示す
ように、開閉板18,19を、下流側に見て右側に揺動
させて、左側の冷却水用通路15Aを開放して使用状態
にする。すると、冷却水は、矢印Aで示すように、冷却
水配管2および供給口12からほぼ真っすぐに冷却水用
通路15A内に流入し、この冷却水用通路15A内に配
置されたフィルタ39により濾過された後、ほぼ真っす
ぐな経路でもって排出口13および冷却水配管2側に流
出する。
【0026】ところで、この左側の冷却水用通路15A
に配置されたフィルタ39に目詰まりまたは損傷が発生
した場合には、連結用ピン34を反対側に移動させて、
開閉板18,19を逆方向に揺動させ(図1の仮想線に
て示す)、左側の冷却水用通路15Aを閉鎖状態にする
とともに右側の冷却水用通路15Bを開放して使用状態
にする。
【0027】そして、この閉鎖された側の蓋体38を開
けて、左側の冷却水用通路15A内のフィルタ39を清
掃するか、またはフィルタ部材35ごと取り出し、新し
いフィルタ部材を挿入して交換を行う。勿論、右側の冷
却水用通路15Bにおけるフィルタ39を清掃または交
換する場合は、両端部の開閉板16,17 を、図1の実線で
示す位置に揺動させればよい。
【0028】このように、本実施例における濾過装置1
においては、従来のように、冷却水が上下に反転して流
れるようなことはなく、また冷却水用通路を、筒状部本
体11内に左右方向で設けるとともに、その前後端部に
おいて、両側の冷却水用通路の開口部16,17を開閉
板18,19を揺動させることにより切り換えるように
構成したので、従来のような四方切換弁により、切り換
える場合に比べて、流路の変更による流体抵抗が殆ど無
くなる。
【0029】また、1つの筒状部本体11内に、互いに
平行な2つの冷却水用通路15を形成したので、従来の
構成に比べて、装置の小型化を図ることができる。とこ
ろで、上記実施例においては、連結用ピン34を左右に
移動させて、いずれか一方の冷却水用通路15を選択的
に使用するように説明したが、例えば連結用ピン34を
流路の中心線a上に移動させて、開閉板18,19をや
はり流路の中心線a上に位置させることにより、両方の
冷却水用通路15を同時に使用することもできる。
【0030】なお、フィルタ部材35の配置形状は、V
字形状に限定されるものではなく、例えばU字形状、M
字形状などに構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、筒
状体の内部に仕切壁を配置して、それぞれフィルタ部材
が挿入される左右の冷却水用通路を設けるとともに、こ
の筒状体の両端部に、冷却水の供給口および排出口を形
成したので、フィルタ部材を流れる冷却水は、ほぼ真っ
すぐに流れ、このため、従来のように、冷却水の流れが
上向きから下向きに180°変化する場合とは異なり、
流体抵抗が減じられ、また冷却水用通路の切換へは、筒
状体の各端部に揺動自在に設けられた開閉板により行う
ようにしたので、従来のように、四方切換弁を使用した
構成とは異なり、やはり流体抵抗が減じらる。したがっ
て、全体として、流体抵抗すなわち抵抗による損失を著
しく減少させることができるので、吸込用ポンプの能力
を小さくすることができるとともに濾過装置自体の小型
化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の濾過装置における筒状部本
体の水平断面図である。
【図2】同実施例における筒状部本体の平面図である。
【図3】同実施例における筒状部本体の側面図である。
【図4】従来例の船舶における濾過装置の概略構成を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 濾過装置 2 冷却水配管 11 筒状部本体 12 供給口 13 排出口 14 仕切壁 15 冷却水用通路 16.17 開口部 18,19 開閉板 31 開閉具 35 フィルタ部材 39 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巻幡 敏秋 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】船底部に設けられた吸水部から吸い込まれ
    た冷却水を機関に供給するための冷却水配管途中に設け
    られる濾過装置であって、一端側に冷却水の供給口が形
    成されるとともに、他端側に冷却水の排出口が形成され
    た筒状体を設け、この筒状体の内部に、その両端部に沿
    う方向で仕切壁を配置して、左右の冷却水用通路を形成
    し、上記仕切壁の各端部において、左右の各冷却水用通
    路にそれぞれ連通する開口部を形成し、上記各端部にお
    ける左右の開口部を開閉する開閉板を揺動自在に設け、
    これら各端部における開閉板を、左右いずれかの方向に
    一緒に揺動させて、一方の冷却水用通路を使用状態にす
    るとともに他方の冷却水用通路を閉鎖状態となるように
    構成し、かつ上記各冷却水用通路に配置されるフィルタ
    部材を挿脱自在に設けたことを特徴とする船舶における
    冷却水の濾過装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の濾過装置における筒状体
    の、各端部側における隅部を曲面となるように構成した
    ことを特徴とする船舶における冷却水の濾過装置。
JP5244103A 1993-09-30 1993-09-30 船舶における冷却水の濾過装置 Pending JPH0796107A (ja)

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JP5244103A JPH0796107A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 船舶における冷却水の濾過装置

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JP5244103A JPH0796107A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 船舶における冷却水の濾過装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100891702B1 (ko) * 2009-01-09 2009-04-03 선보공업주식회사 선박용 유체 여과 필터
KR101044023B1 (ko) * 2011-03-10 2011-06-23 선보공업주식회사 선박용 유체 필터
JP2021187279A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 スズキ株式会社 船舶推進装置用動力源の冷却装置
JP2021191652A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 スズキ株式会社 船舶推進装置用動力源の冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100891702B1 (ko) * 2009-01-09 2009-04-03 선보공업주식회사 선박용 유체 여과 필터
KR101044023B1 (ko) * 2011-03-10 2011-06-23 선보공업주식회사 선박용 유체 필터
JP2021187279A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 スズキ株式会社 船舶推進装置用動力源の冷却装置
JP2021191652A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 スズキ株式会社 船舶推進装置用動力源の冷却装置

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