JPH0796112B2 - 排水の浄化装置 - Google Patents

排水の浄化装置

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JPH0796112B2
JPH0796112B2 JP2245421A JP24542190A JPH0796112B2 JP H0796112 B2 JPH0796112 B2 JP H0796112B2 JP 2245421 A JP2245421 A JP 2245421A JP 24542190 A JP24542190 A JP 24542190A JP H0796112 B2 JPH0796112 B2 JP H0796112B2
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wastewater
soda
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trichloroethane
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばドライクリーニング工場等から排出さ
れる排水の浄化装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えばドライクリーニング工場等では、ターペン油、テ
トラクロロエチレン(通称パークロ)や1,1,1−トリク
ロロエタン(通称エタン)等の有機溶剤が使用されてお
り、これら有機溶剤については、様々な方法、設備によ
り回収が図られていて、工場等より直接に排出されるこ
とはないが、その微量分は、工場排水に溶解或いは混入
して、工場より排出されてしまう。
上記有機溶剤中、特にテトラクロロエチレンや1,1,1−
トリクロロエタンについては、最近になって地下水を汚
染する有害物質であると指定されて以来、それらを含む
排水の処理は、ドライクリーニング工場等における極め
て重要な課題となっている。そこで、例えばドライクリ
ーニング工場等では、テトラクロロエチレンや1,1,1−
トリクロロエタンを含む排水を一旦浄化曹に貯留し、該
浄化曹に空気を送り込んでばっ気することにより、上記
テトラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタンを排
水から大気中に放出してから、排出するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
上記従来の浄化曹は、排水中のテトラクロロエチレンや
1,1,1−トリクロロエタンの濃度を、例えばドライクリ
ーニング工場等から排出される排水について現時点で適
用される基準である0.1ppmを若干下回る程度に低下させ
ることができるが、この能力はすべての条件が満足され
た状態で発揮されるもので、例えば上記ばっ気のための
空気量が不足したり、曹内に汚れが付着したりすると、
上記能力が低下してしまい、従って、排水中のテトラク
ロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタンの濃度を基準
値以下とするには、頻繁なメンテナンスが必要であると
いう問題点があった。
本発明は、上述した従来技術の難点を解消し、排水中の
テトラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタンを、
基準値を大きく下回る濃度とすることができ、しかも、
頻繁なメンテナンスを不要とした排水の浄化装置を提供
することを目的としてなされた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明が採用した構成は、排
水を貯留するための曹と、該曹の下部付近に配設された
気体放出手段と、該曹の下部付近に配設された加熱手段
と、上記気体放出手段の上方に配設された遠赤外線発生
手段とよりなることを特徴とするものである。
尚、上記構成において、遠赤外線発生手段はバイオセラ
ミックとしたり、排水を貯留するための曹を複数備え、
一の曹で処理した排水を順次他の曹に導入するようにし
てもよい。
〔発明の作用〕
本発明においては、曹中に貯留された排水は、該曹に配
設された気体放出手段によりばっ気される際、該曹に配
設された加熱手段により加熱されて熱エネルギーが与え
られるため、該排水中のテトラクロロエチレンや1,1,1
−トリクロロエタン等の有機溶剤の濃度を効果的に低下
させることが可能となる。
又、本発明はにおいては、上記気体放出手段の上方に遠
赤外線発生手段、特にバイオセラミックを配設したの
で、その詳細な機構は不明な部分があるにしても、遠赤
外線発生手段が曹内に汚れが付着することを防止するこ
とにより、メンテナンスフリー化を可能とする。
更に、排水を貯留するための曹を複数備え、一の曹で処
理した排水を順次他の曹に導入するようにした場合は、
排水が繰り返し上記処理を受けることになり、排水中の
テトラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタン等の
有機溶剤の濃度をより一層低下させることが可能とな
る。
〔実施例〕 以下に本発明を図面により更に詳細に説明する。
図は本発明浄化装置の実施の一例を、概念的側面図をも
って示したものである。
図において、1は例えばドライクリーニング工場等から
排出され、テトラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロ
エタン等の有機溶剤を含む排水を貯留するための曹であ
り、この実施例では、該曹1はその中央に配設された仕
切り板2により、第1の曹1aと第2の曹1bとに区切られ
ている。尚、該曹1は、図のように仕切り板2により区
切らず、単一の曹としてもよい。
3は上記第1の曹1a中央部に立設された側面倒L状の排
水導入パイプ、4は上記仕切り板2の上記第2の曹1b側
にそれを貫通して取付けられた連結パイプ、5は上記第
2の曹1bにそれを貫通して取付けられた排出パイプで、
排水導入パイプ3及び連結パイプ4の下端部は、それぞ
れ第1の曹1aと第2の曹1bの底部近くに位置しており、
従って、図に示したように、排水導入パイプ3から導入
された排水は、まず第1の曹1aを下から上に向かって流
れ、次いで連結パイプ4により第2の曹1bに導かれた
後、やはり第2の曹1bを下から上に向かって流れ、最終
的に排出パイプ5から装置外へ排出されるようになって
いる。
6は上記曹1の下部付近に配設された気体放出手段とし
てのばっ気パイプであり、その端部6aより例えば空気を
供給すれば、曹1内において上面に穿設された穴6bより
空気が放出され、ばっ気が行なえるようになっている。
7は上記曹1の下部付近に配設された加熱手段としての
蒸気パイプであり、その端部7aより蒸気を供給すれば、
その熱により曹1内の排水を加熱できるようになってい
て、その加熱温度としては、20乃至30℃という範囲を例
示することができる。
尚、前記ばっ気用の気体として、ドライクリーニング工
場等に通状は設置されているエアコンプレッサーの出力
を一部流用したり、又、前記加熱用の蒸気として、ドラ
イクリーニング工場等で使用されている蒸気発生装置の
出力の一部(所謂ドレン)を流用すれば簡便でしかもコ
スト的に有利である。
又、8は排水の温度を監視するために、曹1に設置した
温度計、9は排水から放出された有機溶剤を装置外へ排
出する排気口である。
上記のように構成される本発明装置の一例にあっては、
曹1a中に貯留された排水は、ばっ気パイプ6から放出さ
れる気体によりばっ気される際、該曹に配設された蒸気
パイプ7により加熱されるため、曹1a中に貯留された排
水の上面で上記気体による泡がはじける際、排水中のテ
トラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタン等の有
機溶剤を放出しやすくなり、この結果、それら有機溶剤
の濃度を効果的に低下させることができる。
又、排水を貯留するための曹1を区切り、曹1aで処理し
た排水を曹1bに導入するようにしているので、排水が繰
り返し上記ばっ気−加熱処理を受けることになり、排水
中のテトラクロロエチレンや1,1,1−トリクロロエタン
等の有機溶剤の濃度をより一層低下させることができ
る。
実際にも、上記説明した構成の浄化装置により排水を処
理したところ、排水中のテトラクロロエチレンや1,1,1
−トリクロロエタンの濃度を、例えばドライクリーニン
グ工場等から排出される排水について現時点で適用され
る基準である0.1ppmを下回る程度に、しかも長時間にわ
たって低下させることができた。
而して、本発明装置には、上記構成に加え、次のような
構成を付加している。
即ち、前記ばっ気パイプ6の上方に遠赤外線発生手段と
してのバイオセラミックを配設するのである。
このバイオセラミックとは、近時様々な効果を発揮する
ものとして注目されており、その主たる成分は、シリ
カ、アルミナ、酸化第二鉄、酸化チタン等であって、本
発明では上記成分よりなる陶土をタイル状に成型すると
共に適宜数の貫通穴を設けた後、天然鉱石の微粉末をコ
ーティングし、1,300℃程度で燒結したものを適宜数横
方向に架設10してある。
尚、本発明で使用する上記バイオセラミックは、7.6〜1
3ミクロンの遠赤外線を発生することがわかっている。
上記のように構成される本発明浄化装置においては、曹
1内の排水は上記のようにばっ気−加熱処理処理を受け
るが、その詳細な機構は不明な部分があるにしても、バ
イオセラミックが排水の臭気を抑え、曹内に汚れが付着
することを防止すると共に、曹内の排水の成分を均一化
することにより、メンテナンスフリーとすることがで
き、初期の能力を長期間にわたって発揮することができ
る。
実際にも、上記説明した本発明浄化装置により排水を処
理したところ、排水中のテトラクロロエチレンや1,1,1
−トリクロロエタンの濃度を、例えばドライクリーニン
グ工場等から排出される排水について現時点で適用され
る基準である0.1ppmを大きく下回る0.006ppm程度にま
で、しかも長期間にわたって低下させることができ、し
かも曹内に汚れがほとんど付着しなかった。
尚、上記濃度は。JIS K 0125に定める方法により、溶媒
抽出・ガスクロマトグラフ法により行なった。その際の
原水の濃度は、62ppmであった。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明浄化装置によれば、排水中の有機
溶剤の濃度を、現時点で適用される基準である0.1ppmを
大きく下回る程度に、しかも長期間にわたって低下させ
ることができ、同時に曹内の汚れが付着をも防止するこ
とができるものであって、環境保全に寄与するところ大
である。
又、上記のように本発明浄化装置は処理能力が高いの
で、その運転時間を大幅に短縮することが可能であり、
経済性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
図は本発明浄化装置の実施の一例を概念的に示す側面図
である。 1……曹、2……仕切り板2、3……排水導入パイプ、
4……連結パイプ、5……排出パイプ、6……ばっ気パ
イプ、7……蒸気パイプ、8……温度計、9……排気
口、10……バイオセラミック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水を貯留するための曹と、該曹の下部付
    近に配設された気体放出手段と、該曹の下部付近に配設
    された加熱手段と、上記気体放出手段の上方に配設され
    た遠赤外線発生手段とよりなることを特徴とする排水の
    浄化装置。
  2. 【請求項2】遠赤外線発生手段はバイオセラミックであ
    る請求項1に記載の排水の浄化装置。
  3. 【請求項3】排水を貯留するための曹を複数備え、一の
    曹で処理した排水を順次他の曹に導入するようにした請
    求項1に記載の排水の浄化装置。
JP2245421A 1990-09-14 1990-09-14 排水の浄化装置 Expired - Lifetime JPH0796112B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2245421A JPH0796112B2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14 排水の浄化装置

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JP2245421A JPH0796112B2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14 排水の浄化装置

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JPH04126584A JPH04126584A (ja) 1992-04-27
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ID=17133408

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JP2245421A Expired - Lifetime JPH0796112B2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14 排水の浄化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133108A (ja) * 1984-12-03 1986-06-20 Sanyo Electric Co Ltd ドライクリ−ナの排水浄化装置
JPH0639834Y2 (ja) * 1988-12-16 1994-10-19 三菱重工業株式会社 排水浄化装置

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JPH04126584A (ja) 1992-04-27

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